JPH0980954A - 電子写真画像形成方法 - Google Patents

電子写真画像形成方法

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JPH0980954A
JPH0980954A JP23854095A JP23854095A JPH0980954A JP H0980954 A JPH0980954 A JP H0980954A JP 23854095 A JP23854095 A JP 23854095A JP 23854095 A JP23854095 A JP 23854095A JP H0980954 A JPH0980954 A JP H0980954A
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JP
Japan
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JP23854095A
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Hiroshi Yamazaki
弘 山崎
Akizo Shirase
明三 白勢
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、定着装置に対する再生紙か
ら発生する紙粉や夾雑物の付着が無く、長期に渡って安
定した画像欠陥の発生の無い電子写真画像形成方法を提
供することにある。 【構成】 移動する離型剤が塗布された定着部材と該定
着部材に圧接し回動する加圧部材との間に、少なくとも
樹脂と着色剤とからなるトナー像を担持した脱墨古紙パ
ルプを少なくとも20%以上使用した再生紙記録材を通
過させ、固定配置された加熱部材により該定着部材を介
してトナー像を該再生紙記録材に熱定着させる電子写真
画像形成方法に於いて、該離型剤が下記一般式で表され
る構造単位を有する含フッ素系シリコンオイルであるこ
とを特徴とする電子写真画像形成方法。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真画像形成方法に
関し、詳しくは再生紙を用いても長期に渡って安定し
た、画像欠陥の発生の無い、電子写真画像形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真に於いては転写材として
紙が一般的に使用されている。紙については使用後に紙
を脱墨し再生したいわゆる再生紙が環境保護の観点等も
含めて使用されてきている。しかし、再生紙では種々の
夾雑物が存在する場合があり、例えば、特開平5−10
0465号には古紙パルプを使用し、夾雑物の存在量を
規定した転写紙、特開平4−147152号には脱墨古
紙パルプを使用し、填料に研磨剤を用いる転写紙、特開
平3−287894号には古紙再生パルプを用い、平衡
水分量を規定した転写紙、特開平4−65596号には
古紙パルプを使用し、化学パルプの比率と水分量を特定
範囲とした転写紙、特開平6−35221号には古紙再
生パルプで残インクが特定範囲以下である転写紙等の様
に、再生紙での構成を制御することによって電子写真に
使用した場合も問題点を解決するものが示されている。
【0003】しかし、これら各種処理された再生紙では
工程が複雑となることから、高価なものとなり、汎用性
が低下する。
【0004】このため、一般的な再生紙でも使用に於い
て問題を発生することの無い、画像形成方法が求められ
ている。
【0005】いわゆる再生紙を使用した場合に発生する
問題点としては、再生される紙中に存在する各種夾雑物
が転写紙から脱離し、熱ロール定着等の接触型定着方式
に於いて、定着部に付着し、傷を付ける問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、定着
装置に対する再生紙から発生する紙粉や夾雑物の付着が
無く、長期に渡って安定した画像欠陥の発生の無い電子
写真画像形成方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は下記
構成により達成された。
【0008】(1).移動する離型剤が塗布された定着
部材と該定着部材に圧接し回動する加圧部材との間に、
少なくとも樹脂と着色剤とからなるトナー像を担持した
脱墨古紙パルプを少なくとも20%以上使用した再生紙
記録材を通過させ、固定配置された加熱部材により該定
着部材を介してトナー像を該再生紙記録材に熱定着させ
る電子写真画像形成方法に於いて、該離型剤が下記一般
式で表される構造単位を有する含フッ素系シリコンオイ
ルであることを特徴とする電子写真画像形成方法。
【0009】
【化2】
【0010】〔式中、Xは炭素数1〜4の飽和炭化水素
基またははアリール基を表し、Rfは炭素数2〜10の
フルオロアルキル基を表し、nは1〜4の整数を表
す。〕 (2).前記定着部材が前記加熱部材を内蔵した定着ロ
ーラであることを特徴とする(1)に記載の電子写真画
像形成方法。
【0011】(3).前記定着部材がフィルム状部材で
あることを特徴とする(1)に記載の電子写真画像形成
方法。
【0012】即ち、本発明は、含フッソ系シリコンオイ
ルは定着装置に対する濡れ性が良好で均一な塗布が可能
である。このため、定着装置自体に対する接着性が低く
なる。再生紙中に存在する紙粉は再生工程を経ているこ
とから、紙自体より遊離しやすいものである。このた
め、定着装置に対して静電的に付着する問題が発生す
る。定着装置に対する濡れ性の高いシリコンオイルを用
いることでこの付着を防止することができる。
【0013】一方、再生紙は印刷物等を脱墨し、インク
等を除去して再生パルプとして紙の原料に使用するもの
である。しかし、インク等を完全に除去することはコス
トが高くなることから実用的では無い。このため、再生
紙中には各種印刷原料、すなわちインクが残留してい
る。このインクには種々のものがあり、これらの付着を
現象することが定着装置での傷の発生等を防止するには
有効なものである。濡れ性の高い本発明のシリコンオイ
ルを使用することで再生紙中に存在する異物の付着を防
止することができ、耐久性を向上することができること
を見いだし得たことにより達成し得たものである。
【0014】以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】《本発明の含フッ素系シリコンオイル》本
発明の含フッ素系シリコンオイルは下記一般式(1)で
表される構造単位を有するシリコンオイルである。
【0016】
【化3】
【0017】ここでXは炭素数1〜4の飽和炭化水素基
またはアリール基を示し、Rfは炭素数2〜10のフル
オロアルキル基であり、好ましくはZ−(CF2m
(Zは水素原子またはフッ素原子を示し、mは2〜10
の整数である)で表される基である。また、Rfは炭素
数2〜8のフルオロアルキル基が好ましい。更に、nは
1〜4の整数、mは2〜10の整数を表し、mは2〜8
の整数であることが好ましい。
【0018】本発明の含フッ素系シリコンオイルは前述
の繰り返し単位を有していることが必要であるが、ジメ
チルシリコンやフェニルメチルシリコンあるいはジフェ
ニルシリコン等との共重合体構造を有していてもよい。
本発明に係る含フッ素系シリコンオイルは使用時に於い
て適度な粘度を有する液状のものであることが必須であ
る。このため、25℃に於ける粘度が20〜1000c
s、好ましくは100〜500csの粘度を有するもの
がよい。この粘度の調整は重合度を調整することで制御
することができる。この粘度は動的粘度を示し、AST
M D 445−46T、あるいはJIS Z8803
に準拠し、ウッベローデ粘度計により測定されるもので
ある。
【0019】本発明の含フッ素系シリコンオイルが共重
合体である場合、本発明の諸目的達成度から、本発明の
一般式(1)で表される構造単位が20mol%以上含
まれていればよい。これ未満であると含フッ素系シリコ
ンオイルの効果が発揮されず、他の成分の効果が顕著に
発揮されてしまう。
【0020】本発明の含フッ素系シリコンオイルの製造
方法は、通常のシリコンオイルの製造方法と類似にジア
ルキル置換ジクロロシランを珪素と塩化アルキルとの反
応で調整し、これを用いて加水分解することでシロキサ
ンとなし、ついで環状オリゴマーあるいは線状オリゴマ
ーを形成した後にこれらを重合することで合成される。
本発明の含フッ素系シリコンオイル化合物は側鎖にフッ
化アルキル基を有しているものであるが、この場合には
塩化アルキルの代わりに末端にクロロ基を有するフッ素
系化合物、例えば下記一般式で示す構造のものを用いる
ことで容易に製造される。
【0021】Z−(CF2m(CH2nCl ここで、mは2〜10の整数を表し、nは1〜4の整数
を表す。また、Zは水素原子またはフッ素原子を表す。
【0022】具体的には下記に示す構造の化合物があげ
られる。
【0023】(A)CF3CF2CH2Cl (B)CF3CF2CF2CH2Cl (C)CF3CF2CF2(CH22Cl (D)CF3CF2CF2CF2(CH22Cl (E)CF3CF2CF2CF2CF2CH2Cl (F)CF3CF2CF2CF2CF2(CH23Cl (G)CF3CF2CF2CF2CF2CF2CH2Cl (H)CF3CF2CF2CF2CF2CF2CF2CH2Cl (I)HCF2CF2CH2Cl (J)HCF2CF2CF2CH2Cl (K)HCF2CF2CF2(CH22Cl (L)HCF2CF2CF2CF2CH2Cl (M)HCF2CF2CF2CF2(CH22Cl (N)HCF2CF2CF2CF2(CH24Cl (O)HCF2CF2CF2CF2CF2(CH23Cl (P)HCF2CF2CF2CF2CF2CF2CH2Cl なお、本発明に於いてフッ化アルキル基以外のアルキル
基を導入する塩化アルキルとしては塩化メチル、塩化エ
チル、塩化プロピル、塩化ブチルをあげることができ
る。
【0024】本発明に於いてはこのフッ化アルキル置換
されたシリコンオイルを用いることでフッ素系樹脂被覆
された定着ロールに対する均一付着等の効果を発揮する
ためにはこのフッ素数が大きな効果を示すものである。
この場合、フッ化アルキルの炭素数は1〜10であり、
珪素原子に直接結合する部分はメチレン鎖であることが
好ましい。さらに、好適な範囲は2〜8である。このフ
ッ化アルキル炭素数が過大となると熱が加わった場合、
流動性が大きくなりベッド等へ保持することが困難とな
る。また、フッ化アルキルを有しない場合にはフッ素系
樹脂を被覆した熱ロール表面に対する濡れ性の向上が無
く、均一なオイル膜の形成ができない。
【0025】本発明の一般式(1)で表される構造単位
を有する含フッ素系シリコンオイルの具体的例示化合物
を以下に示すが本発明はこれに限定されない。
【0026】
【化4】
【0027】
【化5】
【0028】
【化6】
【0029】なお、ここで、a及びbは1以上の整数を
示し、好ましくは10〜1000の整数であり、より好
ましくは20〜100である。また、a+bは特に限定
されるものではないが、40〜150が好ましい。
【0030】《現像剤》本発明のトナーは特に限定され
ない。平均粒径は体積平均粒径で1〜30μm、好まし
くは5〜20μmである。トナーを構成する結着樹脂と
しては特に限定されず、従来公知の種々の樹脂が用いら
れる。例えば、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチ
レン/アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられ
る。
【0031】トナーを構成する着色剤としては特に限定
されず、従来公知の種々の材料が使用される。例えばカ
ーボンブラック、ニグロシン染料、アニリンブルー、カ
ルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブル
ー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレ
ンブルークロライド、フタロシアニンブルー、マラカイ
トグリーンオクサレート、ローズベンガル等が挙げられ
る。その他の添加剤としては例えばサリチル酸誘導体、
アゾ系金属錯体等の荷電制御剤等が挙げられる。
【0032】また、磁性トナーを得る場合には着色粒子
に添加剤として磁性体粒子が含有される。磁性体粒子と
しては平均一次粒子径が0.1〜2.0μmのフェライ
ト・マグネタイト等の粒子が用いられる。磁性体粒子の
添加量は着色粒子中の20〜70重量%である。
【0033】また、流動性付与の観点から、無機微粒子
を添加してもよい。無機微粒子としてはシリカ・チタニ
ア・アルミナ等の無機酸化物粒子が好ましく、さらに、
これら無機微粒子はシランカップリング剤やチタンカッ
プリング剤等によって疎水化処理されていることが好ま
しい。
【0034】トナーはキャリアと混合され、二成分現像
剤として使用されるか、あるいは磁性トナーである場合
は当該磁性トナーのみにより一成分現像剤として使用さ
れる。二成分現像剤を構成するキャリアとしては鉄・フ
ェライト等の磁性材料粒子のみで構成される非被覆キャ
リア、磁性材料粒子表面を樹脂等によって被覆した樹脂
被覆キャリアのいずれを使用してもよい。このキャリア
の平均粒径は体積平均粒径で30〜150μmが好まし
い。
【0035】一方で離型剤を添加してもよい。この離型
剤としては低分子量ポリオレフィン類、脂肪酸アミド
類、天然ワックス類等があげられる。これらの添加量は
トナー中に1〜5重量%添加されていることが好まし
い。
【0036】《定着の方式》本発明に使用される好適な
定着方法は、熱ロール定着方式、およびフィルム状
定着方式(固定設置された加熱体と、該加熱体に対向し
て圧接かつ、回転し、フィルム材を介して記録材を該加
熱体に圧着させる加圧部材によりトナー像を記録材上に
加熱定着する定着方法)をあげることができる。
【0037】前者の熱ロール定着方式は、図1に従っ
て説明すると、表面2に例えばテトラフロオロエチレン
やポリテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体類等を被覆した鉄やアルミニウ
ム等で構成される金属シリンダ3内部に熱源4を有する
上ローラ1とシリコンゴム等で形成された下ローラ5と
から形成されているものである。詳しくは、熱源4とし
て線状のヒーターを有し、上ローラ1の表面温度を約1
10〜220℃程度に加熱させるものである。この上ロ
ーラ1と下ローラ5との間を本発明のトナー画像7を担
持した記録材6を通過させ、トナー画像7を記録材上に
熱溶融固着させる。この熱ローラ定着方式において定着
部に上ローラと下ローラ間に圧力を加え、下ローラを変
形させ、いわゆるニップを形成することが広く行われて
いる。このニップ幅としては1〜10mm、好ましくは
1.5〜7mmをとる。定着線速度は40〜500mm
/secが好ましい。ニップ幅が狭い場合には熱を均一
にトナーに付与することができなくなり、定着のムラを
発生し易くなる。一方でニップ幅が広い場合にはトナー
の溶融が促進され、オフセット現象が発生しやすくな
る。
【0038】また、後者の型式の定着方式としての、
フィルム状定着方式の一例を、図2に従って説明する
と、装置に固定支持された低熱容量ライン状加熱体15
は、厚さ0.2〜5.0mm、好ましくは0.5〜3.
5mm、幅10〜15mm、長手長240〜400mm
のアルミナ基板17に抵抗材料を1.0〜2.5mmに
塗布したもので両端より通電されるものである。通電は
DC100Vの周期25msecのパルス波形で温度セ
ンサ16により制御された温度、エネルギー放出量に応
じたパルス幅に変化させて与える。低熱容量ライン状加
熱体15において温度センサ16で検出されたれ温度T
1の場合、抵抗材料に対向するフィルム材14の表面温
度T2は温度T1よりも低い温度となる。ここで温度T
1は110〜220℃が好ましく、T2の温度はT1の
温度と比較して0.5〜10℃低いことが好ましい。ま
た、フィルム材14がトナー定着表面より剥離する部分
におけるフィルム材表面温度T3はT2とほぼ同等であ
る。この様にエネルギー制御、温度制御にされた加熱体
に当接してフィルム材は記録材と同じ方向に移動する。
このフィルム材14としては、厚みにして10〜35μ
mの耐熱フィルム、例えば、ポリエステル、ポリパーフ
ロオロアルキルビニルエーテル、ポリイミド、ポリエー
テルイミドに少なくともテフロン等のフッ素樹脂に導電
材を添加した離型材層を5〜15μm被覆させたフィル
ムであり、好ましくはエンドレスフィルム材である。一
般的には総厚10〜100μm、フィルム材14の駆動
はフィルム材駆動ローラ11とフィルム材従動ローラ1
2による駆動とテンションによりシワ、ヨレがなく搬送
される。定着線速度は40〜500mm/secが好ま
しい。加圧ローラ13はシリコンゴム等の離型性の高い
ゴム弾性層を有し、総圧2〜30kgでフィルム材14
を介して低熱容量ライン状態加熱体15と加圧し、矢印
方向に圧接回転し、このフィルム材14と加圧ローラ1
3との間をトナー像を担持した記録材を通過させ、低熱
容量ライン状加熱体15を通過させて、トナー像と記録
材に溶融固着させる。
【0039】更に、後者の型式の定着方式としての、
フィルム状定着方式の別の一例を、図3を用いて説明す
る。この図3の例は、図2の例が、フィルム材14がエ
ンドレスであったのに対し、有端なフィルム材24の例
である。即ち、図3の様にシート送り出し軸21及び巻
き取り軸22に有端フィルム材24を巻き付け、定着毎
に少しずつフィルム材24を矢印方向へ移動させる。こ
の場合は巻き取り軸22で駆動する。13,15,1
6,17は図2のそれらと同じである。
【0040】巻き取り軸22で駆動により送り出し軸2
1に巻き取られていた有端フィルム材24は定着毎に少
しずつ駆り出され、この有端フィルム材24と加圧ロー
ラ13との間をトナー像を担持した記録材を通過させ、
低熱容量ライン状加熱体15を通過させることによって
トナー像を記録材に溶融固着させる。
【0041】さらに、内部に駆動ローラ等の支持ローラ
を有さない単なる円筒状のものでもよい。
【0042】いずれに於いても定着クリーニングの機構
を付与して使用される。この方式としては本発明の含フ
ッ素系シリコンオイルを、定着の上ローラあるいはフィ
ルムに供給する方式や、本発明の含フッ素系シリコンオ
イルを含浸したパッド、ローラ、ウェッブ等でクリーニ
ングする方法が使用できる。
【0043】ローラ8,18は例えば図1及び図2に示
すように、不織布を用いて形成されたものであり、ロー
ラ1又はフィルム14で回動するものであり、このもの
に本発明の含フッ素系シリコンオイルを含浸して使用す
る。又は図3では、フィルム24自体に本発明の含フッ
素系シリコンオイルを含浸させ、軸21に巻いて使用す
る。
【0044】《再生紙》本発明で再生紙とはいわゆる古
紙パルプを使用して形成された紙を示す。古紙パルプの
含有量としては20重量%以上を使用した再生紙、特に
50%以上使用した再生紙で本発明の効果が顕著に示さ
れる。ここで、古紙パルプとは(財)古紙再生促進セン
ターの古紙標準品質規格表に示されている、上白、罫
白、クリーム白、カード、特白、中白、模造、色白、ケ
ント、白アート、特上切、別上切、新聞、雑誌等があげ
られる。特に具体的には、情報関連用紙である非塗工コ
ンピューター用紙、感熱紙、感圧紙等のプリンター用紙
及びPPC用紙等のOA古紙、アート紙、コート紙、微
塗工紙、マット紙等の塗被紙、あるいは上質紙、色上
質、ノート、便箋、包装紙、ファンシーペーパー、中質
紙、新聞用紙、更紙、スーパー掛け紙、模造紙、純白ロ
ール紙、ミルクカートン等の非塗被紙等の紙や板紙の古
紙が挙げられる。
【0045】これら古紙としては印刷等、使用されたも
のでは脱墨し、いわゆる脱墨古紙として使用する。脱墨
の工程としては、 離解工程:古紙を機械力と薬品で処理し、繊維状のほ
ぐし、印刷インク及び灰分を繊維より離解する。
【0046】除塵工程:古紙に含まれる異物(プラス
チック等)及びゴミをスクリーナーやスクリーンで除去
する。
【0047】脱墨工程:繊維より剥離し分散したイン
クをフローテーション法や洗浄法で除去する。
【0048】等の工程で行われる。
【0049】さらに、紙を構成するために使用されるパ
ルプとしては広葉樹から得られるパルプ及び針葉樹から
得られるパルプが使用されるが、広葉樹から得られるパ
ルプが好ましい。
【0050】紙中に添加されるサイズ剤としてはアルケ
ニルコハク酸無水物、アルキルケテンダイマー、脂肪酸
無水物、イソシアナートアジリジン誘導体があげられ
る。
【0051】紙の物性としては表面の抵抗を22℃/6
5%環境下で放置後に1×109〜1×1012Ωとする
ことが好ましい(JIS−C−211)。平滑度は表面
(ワイヤー面)で21秒以上とする事が好ましい(JI
S−P−8119)。紙中に存在する水分量はカールの
影響を小さくするために、4.0〜6.0%に調整され
ていることが好ましい(JIS−P−8125)。さら
に、白色度は80〜90%が好ましい(JIS−P−8
123)。
【0052】なお、填料としては特に限定されるもので
は無いが、保存性の観点から、炭酸カルシウムを使用す
ることが好ましい。
【0053】
【実施例】
《紙製造例1》下記表に示す配合で紙を調製した。
【0054】
【表1】
【0055】《現像剤製造例》ポリエステル樹脂(PE
s)100部、カーボンブラック5部、低分子量ポリプ
ロピレン3部を加えて熔融、混練を行い、粉砕分級した
後に体積平均粒径が8.3μmの着色粒子を得た。つい
で、このものに疎水性シリカを0.8%添加しトナーを
得た。
【0056】また、これらトナーに対してスチレン−ア
クリル樹脂を被覆した体積平均粒径が62μmのフェラ
イトキャリアを混合し、トナー濃度が7重量%である現
像剤を調製した。
【0057】《評価方法》評価機としてコニカ(株)製
複写機3035を改造して使用した。下記に定着条件に
関する改造内容を示す。
【0058】なお、上記評価紙はA4に調整して使用し
た。
【0059】・熱ロール定着条件 定着装置として図1に示す熱ロール方式定着機を用い、
表面をテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体で被覆した直径30mmφのヒ
ーターを中央部に内蔵した円柱状の鉄を上ローラとして
有し、表面が同様にテトラフルオロエチレン−パーフル
オロアルキルエーテル共重合体で被覆したシリコンゴム
で構成された直径30mmφの下ローラを有している。
線圧は0.8kg/cmに設定され、ニップの幅は4.
3mmとした。この定着機を使用して、印字の線速を2
50mm/secに設定した。なお、定着機のクリーニ
ング機構としては離型剤としての含フッ素系シリコンオ
イルを含浸したローラを装着して使用した。本発明の含
フッ素系シリコンオイル例示化合物(3)、(7)、
(8)、(13)を用い、これら熱ロール定着条件をそ
れぞれR−1、R−2、R−3、R−4とする。
【0060】また、定着機の表面温度は180℃とし
た。
【0061】・フィルム状定着条件 定着装置として図2に示すエンドレスフィルム状(シー
ト)方式定着器を用い、定着の条件を下記に設定した。
【0062】 定着条件:加熱体温度T1=180℃ :フィルム材速度=250mm/sec :加熱体・加圧ロール間総圧=15kg :加圧ローラ・フィルム材間ニップ=3mm :フィルム材:表面に導電性物質を分散したポリテトラ
フルオロエチレンを被覆した厚みが15μmのポリイミ
ドフィルム材 なお、定着機のクリーニング機構としては離型剤として
の含フッ素系シリコンオイルを含浸したパッドを装着し
て使用した。本発明の含フッ素系シリコンオイル例示化
合物(3)、(7)、(8)、(13)を用い、これら
フィルム状定着条件をそれぞれF−1、F−2、F−
3、F−4とする。
【0063】・比較用定着条件 一方、比較用定着装置としては、離型剤としてジメチル
ポリシロキサンからなるシリコンオイル(ジメチルシリ
コンオイル)を前述の装置に用いたものと、特開昭52
−124338号に記載されている側鎖のフッ化アルキ
ルが単なるトリフルオロメチルであるフッ素系シリコン
オイル(FS−1265:ダウコーニング社製)を用い
たものを使用した。ジメチルシリコンオイルを用いた場
合、熱ロール定着装置・定着条件をR−比1、フィルム
状定着装置・定着条件をF−比1とそれぞれし、フッ素
系シリコンオイルを用いた場合、定着条件を同様にそれ
ぞれ、R−比2、F−比2とする。
【0064】《評価》上記現像剤及び転写紙を用いて画
素率2%の画像を低温低湿環境(10℃・20%RH)
にて5万枚の印字を行い、定着ローラあるいはフィルム
の傷の有無を判定した。表2,3に傷の有無について目
視で判定した結果を示す。
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】表2,3から明らかなように、本発明の含
フッ素系シリコンオイルを用いた場合には、再生紙を用
いた場合で定着部にキズが発生せず、安定した画像を形
成することができる。
【0068】
【発明の効果】本発明により、定着装置に対する再生紙
から発生する紙粉や夾雑物の付着が無く、長期に渡って
安定した画像欠陥の発生の無い電子写真画像形成方法を
提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱ローラ定着方式の一例を示す概略図である。
【図2】フィルム状定着方式の一例を示す概略図であ
る。
【図3】フィルム状定着方式の別の一例を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1 上ローラ 4 熱源 5 下ローラ 6 記録材 11 フィルム材駆動ローラ 12 フィルム材従動ローラ 14 フィルム材 15 低熱容量ライン状加熱体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する離型剤が塗布された定着部材と
    該定着部材に圧接し回動する加圧部材との間に、少なく
    とも樹脂と着色剤とからなるトナー像を担持した脱墨古
    紙パルプを少なくとも20%以上使用した再生紙記録材
    を通過させ、固定配置された加熱部材により該定着部材
    を介してトナー像を該再生紙記録材に熱定着させる電子
    写真画像形成方法に於いて、該離型剤が下記一般式で表
    される構造単位を有する含フッ素系シリコンオイルであ
    ることを特徴とする電子写真画像形成方法。 【化1】 〔式中、Xは炭素数1〜4の飽和炭化水素基またはアリ
    ール基を表し、Rfは炭素数2〜10のフルオロアルキ
    ル基を表し、nは1〜4の整数を表す。〕
  2. 【請求項2】 前記定着部材が前記加熱部材を内蔵した
    定着ローラであることを特徴とする請求項1に記載の電
    子写真画像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記定着部材がフィルム状部材であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成方
    法。
JP23854095A 1995-09-18 1995-09-18 電子写真画像形成方法 Pending JPH0980954A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6208826B1 (en) * 1998-06-08 2001-03-27 Ricoh Company, Ltd. Transfer device having notches, method and image forming apparatus using the same transfer device or method
KR100538257B1 (ko) * 1997-05-13 2006-04-28 렉스마크 인터내셔널, 인코포레이티드 전자사진공정용이형제

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KR100538257B1 (ko) * 1997-05-13 2006-04-28 렉스마크 인터내셔널, 인코포레이티드 전자사진공정용이형제
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