JPH0981679A - 光学式文字読取装置 - Google Patents
光学式文字読取装置Info
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- JPH0981679A JPH0981679A JP7238827A JP23882795A JPH0981679A JP H0981679 A JPH0981679 A JP H0981679A JP 7238827 A JP7238827 A JP 7238827A JP 23882795 A JP23882795 A JP 23882795A JP H0981679 A JPH0981679 A JP H0981679A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 帳票が蛇行していても、不読、誤読をなく
す。 【解決手段】 機構部1は、機構制御部5の指示にした
がって、帳票2−2を搬送・給紙し、光学系2は、搬送
されてきた帳票2−2の読取位置に配設したランプ2−
1により照射して、帳票ch上のイメージがレンズ2−
3を介して、光電変換部4のCCDセンサ上に結像す
る。光電変換部3−1は、CCDに結像した帳票上のイ
メージを増幅・A/D変換して、記入文字のイメージを
イメージメモリ4−1に格納する。光電変換部3−2
は、CCDに結像した帳票上のイメージを増幅・A/D
変換して、文字枠及び記入文字のイメージをイメージメ
モリ4−2に格納する。前処理部26は、上辺の傾きを
算出して、この傾きから読取フィールドを補正して、文
字を切り出す。リジェクトされると、リジェクトされた
文字の文字枠のアドレスを算出して、そのアドレスにし
たがって、文字を再度切り出す。
す。 【解決手段】 機構部1は、機構制御部5の指示にした
がって、帳票2−2を搬送・給紙し、光学系2は、搬送
されてきた帳票2−2の読取位置に配設したランプ2−
1により照射して、帳票ch上のイメージがレンズ2−
3を介して、光電変換部4のCCDセンサ上に結像す
る。光電変換部3−1は、CCDに結像した帳票上のイ
メージを増幅・A/D変換して、記入文字のイメージを
イメージメモリ4−1に格納する。光電変換部3−2
は、CCDに結像した帳票上のイメージを増幅・A/D
変換して、文字枠及び記入文字のイメージをイメージメ
モリ4−2に格納する。前処理部26は、上辺の傾きを
算出して、この傾きから読取フィールドを補正して、文
字を切り出す。リジェクトされると、リジェクトされた
文字の文字枠のアドレスを算出して、そのアドレスにし
たがって、文字を再度切り出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式文字読取装
置(以下、OCR(Optical Character Reader)と略
す。)における、帳票蛇行時の取得イメージに対する、
文字の切り出しのための文字位置の補正に関するもので
ある。
置(以下、OCR(Optical Character Reader)と略
す。)における、帳票蛇行時の取得イメージに対する、
文字の切り出しのための文字位置の補正に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のOCRの構成概念図であ
る。図3(A),(B)は、図2中の機構部1及び光学
系2の構成例を示すOCRの給紙・読取機構概念図であ
り、特に同図(A)は平面図であり、同図(B)は側面
図である。以下、図2及び図3を参照しつつ、従来のO
CRの動作の説明をする。図3に示すように、図2中の
機構部1中のホッパ1−1上に、ホッパ基準面1−2に
沿って帳票束1−3がセットされている。読取りを開始
すると、まず吸入ローラ1−4が降りて、帳票2−2を
1枚給紙する。複数枚同時に給紙されそうになると、反
転ローラ1−6にて2枚目以降の帳票2−2はホッパ1
−1に戻されるため、必ず1枚ずつ給紙されていく。給
紙ローラ1−5、反転ローラ1−6を通過した帳票2−
2は、走行路途中にある駆動ローラ1−7、1−8、1
−9他のローラ類により、読取位置Rに向けて搬送され
ていく。読取位置Rに配置されたランプ2−1により帳
票2−2が照射され、ミラ2−4により帳票のイメージ
が反射され、図2中のレンズ2−3により集光され、光
電変換部3のCCDセンサ上に結像する。CCDセンサ
にて光電変換された帳票2−2のイメージは、イメージ
メモリ4に帳票2−2全面の多値情報(通常、8〜32
程度)として格納される。
る。図3(A),(B)は、図2中の機構部1及び光学
系2の構成例を示すOCRの給紙・読取機構概念図であ
り、特に同図(A)は平面図であり、同図(B)は側面
図である。以下、図2及び図3を参照しつつ、従来のO
CRの動作の説明をする。図3に示すように、図2中の
機構部1中のホッパ1−1上に、ホッパ基準面1−2に
沿って帳票束1−3がセットされている。読取りを開始
すると、まず吸入ローラ1−4が降りて、帳票2−2を
1枚給紙する。複数枚同時に給紙されそうになると、反
転ローラ1−6にて2枚目以降の帳票2−2はホッパ1
−1に戻されるため、必ず1枚ずつ給紙されていく。給
紙ローラ1−5、反転ローラ1−6を通過した帳票2−
2は、走行路途中にある駆動ローラ1−7、1−8、1
−9他のローラ類により、読取位置Rに向けて搬送され
ていく。読取位置Rに配置されたランプ2−1により帳
票2−2が照射され、ミラ2−4により帳票のイメージ
が反射され、図2中のレンズ2−3により集光され、光
電変換部3のCCDセンサ上に結像する。CCDセンサ
にて光電変換された帳票2−2のイメージは、イメージ
メモリ4に帳票2−2全面の多値情報(通常、8〜32
程度)として格納される。
【0003】前処理部6では、イメージメモリ4の内容
を帳票フォーマット情報を元に、各読出フィールド毎に
切り出し、最終的には各文字単位のイメージとして切り
出して、特徴抽出部7へ送出する。特徴抽出部7では、
切り出したイメージの特徴量を算出し、識別部8では、
特徴量に基づいて、識別用辞書9を参照して、文字を識
別して、IF制御部10を通して、上位WS(ワークス
テーション)へ出力する。共通制御部11は、1枚の帳
票2−2の認識が終了すると、システムバス12を介し
て、機構制御部5に対して、次の帳票を給紙するよう指
示する。機構部1では、上述したと同様にして次の帳票
を光学系2に給紙・搬送する。従来装置には、図3中の
ホッパ基準面1−2の延長上に、帳票走行路の基準面が
あり、アライナ機構(帳票を基準面に押し付ける役目を
する機構のこと)により帳票2−2を帳票走行路の基準
面に沿わせて走行させ、傾きのない帳票イメージを取得
していた。近年、装置の小型・軽量化、及び読取対象と
する帳票連量の低下(40kg以下の薄い帳票への対応
他)が図られるようになり、アライナ機構の代わりに、
電位的に帳票の傾きを補正するようになった。このた
め、帳票走行路の基準面はなくなり、仮想的な走行路基
準面よりかなり離れたところに、図3に示すように帳票
走行路右端壁1−10ともいうべきもの(サイドフレー
ムと称することもある)が設けられるようになった。走
行路の基準面がなく、またアライナ機構がないというこ
とは、薄い帳票がアライナ機構で基準面に押し付けられ
て折れたり、しわがよったりすることを防止する半面、
吸入ローラ1−4、給紙ローラ1−5の部分で何等から
理由で、傾いて給紙された帳票2−2は傾いたまま走行
路内を搬送されていくことになるという問題点を有する
ことになった。
を帳票フォーマット情報を元に、各読出フィールド毎に
切り出し、最終的には各文字単位のイメージとして切り
出して、特徴抽出部7へ送出する。特徴抽出部7では、
切り出したイメージの特徴量を算出し、識別部8では、
特徴量に基づいて、識別用辞書9を参照して、文字を識
別して、IF制御部10を通して、上位WS(ワークス
テーション)へ出力する。共通制御部11は、1枚の帳
票2−2の認識が終了すると、システムバス12を介し
て、機構制御部5に対して、次の帳票を給紙するよう指
示する。機構部1では、上述したと同様にして次の帳票
を光学系2に給紙・搬送する。従来装置には、図3中の
ホッパ基準面1−2の延長上に、帳票走行路の基準面が
あり、アライナ機構(帳票を基準面に押し付ける役目を
する機構のこと)により帳票2−2を帳票走行路の基準
面に沿わせて走行させ、傾きのない帳票イメージを取得
していた。近年、装置の小型・軽量化、及び読取対象と
する帳票連量の低下(40kg以下の薄い帳票への対応
他)が図られるようになり、アライナ機構の代わりに、
電位的に帳票の傾きを補正するようになった。このた
め、帳票走行路の基準面はなくなり、仮想的な走行路基
準面よりかなり離れたところに、図3に示すように帳票
走行路右端壁1−10ともいうべきもの(サイドフレー
ムと称することもある)が設けられるようになった。走
行路の基準面がなく、またアライナ機構がないというこ
とは、薄い帳票がアライナ機構で基準面に押し付けられ
て折れたり、しわがよったりすることを防止する半面、
吸入ローラ1−4、給紙ローラ1−5の部分で何等から
理由で、傾いて給紙された帳票2−2は傾いたまま走行
路内を搬送されていくことになるという問題点を有する
ことになった。
【0004】図4(A),(B)は、イメージメモリ4
内における帳票のイメージの概念図である。図4に示す
ように、図2中のイメージメモリ4は帳票に対応して、
仮想的に平面構造を有している。アドレスとしては、横
方向X(X0〜Xn)、縦方向Y(Y0〜Yn)が設け
られている。実際は、この平面構造のメモリを複数枚
(階調数)重ねた多値情報メモリであるが、ここでは、
分かり易くするためにX,Yの平面構造で説明する。図
4(A)中のA1,B1,C1,D1は、帳票2−2の
4角、(X0,Y0)は、帳票の上辺と左辺を基準とし
た原点、(XA1,YA1),(XB1,YB1)は、
A1,B1の各アドレスである。図4(B)中のA2,
B2,C2,D2は、帳票2−2の4角、(X0,Y
0)は、帳票の上辺と左辺を基準とした原点、(XA
2,YA2),(XB2,YB2)は、A2,B2の各
アドレスである。図4(A)は、上辺Uの傾きα1、下
辺の傾きβ1とした時、α1=β1の場合を示す図であ
り、左上がりの傾きα1で読取位置Rに搬送されてきた
帳票2−2が下辺Dも上辺Uと同じ傾きα1で読取位置
Rを通過していった帳票のイメージを示している。この
場合は、上辺Uの読取フィールド(110と記入されて
いる)F1も下辺Dの読取フィールド(220と記入さ
れている)F2も、他のどの位置の読取フィールドも正
確に切り出せることが分かっている。
内における帳票のイメージの概念図である。図4に示す
ように、図2中のイメージメモリ4は帳票に対応して、
仮想的に平面構造を有している。アドレスとしては、横
方向X(X0〜Xn)、縦方向Y(Y0〜Yn)が設け
られている。実際は、この平面構造のメモリを複数枚
(階調数)重ねた多値情報メモリであるが、ここでは、
分かり易くするためにX,Yの平面構造で説明する。図
4(A)中のA1,B1,C1,D1は、帳票2−2の
4角、(X0,Y0)は、帳票の上辺と左辺を基準とし
た原点、(XA1,YA1),(XB1,YB1)は、
A1,B1の各アドレスである。図4(B)中のA2,
B2,C2,D2は、帳票2−2の4角、(X0,Y
0)は、帳票の上辺と左辺を基準とした原点、(XA
2,YA2),(XB2,YB2)は、A2,B2の各
アドレスである。図4(A)は、上辺Uの傾きα1、下
辺の傾きβ1とした時、α1=β1の場合を示す図であ
り、左上がりの傾きα1で読取位置Rに搬送されてきた
帳票2−2が下辺Dも上辺Uと同じ傾きα1で読取位置
Rを通過していった帳票のイメージを示している。この
場合は、上辺Uの読取フィールド(110と記入されて
いる)F1も下辺Dの読取フィールド(220と記入さ
れている)F2も、他のどの位置の読取フィールドも正
確に切り出せることが分かっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のOCRでは、図4(B)に示すα2≠β2の場合に
示すように、左上がりの傾き(上辺の傾き=α2)で読
取位置に搬送されてきた帳票2−2が、読取中(読取位
置を通過中)に蛇行し、下辺Dにおいては、傾きβ2と
いう、上辺Uとは逆の傾向、右上がりの傾きで読取位置
を通過した場合、上辺Uの傾きα2のみを補正係数とし
て帳票内部を切り出すと、上辺Uの読取フィールド(1
10と記入されている)F1は正確に切り出せるが、下
辺Dの読取フィールド(220と記入されている)F2
を正確に切り出せないことがあった。つまり、図4
(B)においては、下辺Dに近い読取フィールドF2に
対し、上辺Uの傾きα2のみを補正係数として帳票内部
を切り出そうとしても、イメージの位置がずれてしま
い、正確に切り出せないという問題があった。この帳票
蛇行の傾向は、 ・装置量産時の機構部品の寸法精度、組立精度他のばら
つき ・帳票の大きさ、連量 ・環境条件(温度、湿度) に関係して発生するものであり、避けて通れない問題で
ある。
来のOCRでは、図4(B)に示すα2≠β2の場合に
示すように、左上がりの傾き(上辺の傾き=α2)で読
取位置に搬送されてきた帳票2−2が、読取中(読取位
置を通過中)に蛇行し、下辺Dにおいては、傾きβ2と
いう、上辺Uとは逆の傾向、右上がりの傾きで読取位置
を通過した場合、上辺Uの傾きα2のみを補正係数とし
て帳票内部を切り出すと、上辺Uの読取フィールド(1
10と記入されている)F1は正確に切り出せるが、下
辺Dの読取フィールド(220と記入されている)F2
を正確に切り出せないことがあった。つまり、図4
(B)においては、下辺Dに近い読取フィールドF2に
対し、上辺Uの傾きα2のみを補正係数として帳票内部
を切り出そうとしても、イメージの位置がずれてしま
い、正確に切り出せないという問題があった。この帳票
蛇行の傾向は、 ・装置量産時の機構部品の寸法精度、組立精度他のばら
つき ・帳票の大きさ、連量 ・環境条件(温度、湿度) に関係して発生するものであり、避けて通れない問題で
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、前記課
題を解決するために、OCRは、ドロップアウトカラー
で印刷された文字枠内に文字が記入又は印刷された帳票
を給紙・搬送する機構部と、所定の読取位置上にランプ
を配設して、そのランプにより前記搬送されてきた帳票
に照射して、光信号を得る光学系と、前記光学系より出
力される光信号を電気信号に変換して、前記文字枠内の
記入文字又は、印字文字のイメージを得る第1の光電変
換部とを備えている。そして、前記第1の光電変換部よ
り得られたイメージを格納する第1のイメージメモリ
と、前記光学系より出力される光信号から前記ドロッブ
アウトカラーが有する白レヘルに近い微小信号を増幅・
抽出して電気信号に変換して、前記文字枠のイメージを
得る第2の光電変換部と、前記第2の光電変換部より得
られたイメージを格納する第2のイメージメモリとを備
えている。さらに、前記帳票の上辺の基準ラインからの
傾きを測定し、その傾きと前記帳票の横に1つ又は複数
個の前記文字枠を含む領域である各フィールドの情報、
及び各フィールド内の各文字枠の情報を表す帳票フォー
マット情報とに基づいて、読取フィールド内の各文字パ
タンを切り出す第1の前処理部と、識別部により前記切
り出された文字が不読と判定されると、不読とされた文
字パタンの切り出し状況を調べて、その文字パタンの上
又は下が切り出し範囲の枠に接している場合には、切り
出し位置が不適当と判断し、その不読とされた読取フィ
ールド内の文字枠のアドレスを前記第2のイメージメモ
リに格納されたイメージから算出して、その文字枠のア
ドレスにしたがって、不読とされた文字パタンの再切り
出しをする第2の前処理部と、前記第1、及び第2の前
処理部により切り出された文字の認識をする識別部とを
備えている。第1の発明によれば、以上のように、OC
Rを構成したので、読取フィールド内の切り出し文字が
識別部より不読となったとき、第2のイメージメモリか
らその不読となった読取フィールドに含まれるべき文字
枠のアドレスを求めて、そのアドレスにしたがって、そ
の文字パタンの再切り出しをする。従って、前記課題を
解決できるのである。
題を解決するために、OCRは、ドロップアウトカラー
で印刷された文字枠内に文字が記入又は印刷された帳票
を給紙・搬送する機構部と、所定の読取位置上にランプ
を配設して、そのランプにより前記搬送されてきた帳票
に照射して、光信号を得る光学系と、前記光学系より出
力される光信号を電気信号に変換して、前記文字枠内の
記入文字又は、印字文字のイメージを得る第1の光電変
換部とを備えている。そして、前記第1の光電変換部よ
り得られたイメージを格納する第1のイメージメモリ
と、前記光学系より出力される光信号から前記ドロッブ
アウトカラーが有する白レヘルに近い微小信号を増幅・
抽出して電気信号に変換して、前記文字枠のイメージを
得る第2の光電変換部と、前記第2の光電変換部より得
られたイメージを格納する第2のイメージメモリとを備
えている。さらに、前記帳票の上辺の基準ラインからの
傾きを測定し、その傾きと前記帳票の横に1つ又は複数
個の前記文字枠を含む領域である各フィールドの情報、
及び各フィールド内の各文字枠の情報を表す帳票フォー
マット情報とに基づいて、読取フィールド内の各文字パ
タンを切り出す第1の前処理部と、識別部により前記切
り出された文字が不読と判定されると、不読とされた文
字パタンの切り出し状況を調べて、その文字パタンの上
又は下が切り出し範囲の枠に接している場合には、切り
出し位置が不適当と判断し、その不読とされた読取フィ
ールド内の文字枠のアドレスを前記第2のイメージメモ
リに格納されたイメージから算出して、その文字枠のア
ドレスにしたがって、不読とされた文字パタンの再切り
出しをする第2の前処理部と、前記第1、及び第2の前
処理部により切り出された文字の認識をする識別部とを
備えている。第1の発明によれば、以上のように、OC
Rを構成したので、読取フィールド内の切り出し文字が
識別部より不読となったとき、第2のイメージメモリか
らその不読となった読取フィールドに含まれるべき文字
枠のアドレスを求めて、そのアドレスにしたがって、そ
の文字パタンの再切り出しをする。従って、前記課題を
解決できるのである。
【0007】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態のOCRの構成図であ
り、従来の図2中の要素と共通の要素には共通の符号を
付してある。本第1の実施形態のOCRが従来のOCR
と異なる点は、文字枠を読み取るための光電変換部3−
2と文字枠のイメージを格納するイメージメモリ4−2
とを設け、前処理部26を、帳票の上辺の基準ラインか
らの傾きを測定し、その傾きに基づいて、読取フィール
ドを傾き補正して、その読取フィールド内の文字パタン
を切り出す第1の前処理部と、識別部8より不読とされ
た読取フィールドについては、その読取フィールドに含
まれるべき文字枠のアドレスを算出して、そのアドレス
に基づいて、不読となった文字パタンの再切り出しをす
る第2の前処理部とで構成したことである。図1に示す
ように、このOCRでは、機構部1、光学系2、第1の
光電変換部3−1,第2の光電変換部3−2、第1のイ
メージメモリ4−1,第2のイメージメモリ4−2、機
構制御部5、前処理部26、特徴抽出部7、識別部8、
識別用辞書9、I/F制御部10、共通制御部11、及
びシステムバス12により構成されている。
り、従来の図2中の要素と共通の要素には共通の符号を
付してある。本第1の実施形態のOCRが従来のOCR
と異なる点は、文字枠を読み取るための光電変換部3−
2と文字枠のイメージを格納するイメージメモリ4−2
とを設け、前処理部26を、帳票の上辺の基準ラインか
らの傾きを測定し、その傾きに基づいて、読取フィール
ドを傾き補正して、その読取フィールド内の文字パタン
を切り出す第1の前処理部と、識別部8より不読とされ
た読取フィールドについては、その読取フィールドに含
まれるべき文字枠のアドレスを算出して、そのアドレス
に基づいて、不読となった文字パタンの再切り出しをす
る第2の前処理部とで構成したことである。図1に示す
ように、このOCRでは、機構部1、光学系2、第1の
光電変換部3−1,第2の光電変換部3−2、第1のイ
メージメモリ4−1,第2のイメージメモリ4−2、機
構制御部5、前処理部26、特徴抽出部7、識別部8、
識別用辞書9、I/F制御部10、共通制御部11、及
びシステムバス12により構成されている。
【0008】光学系2は、機構部1に対して、帳票2−
2の搬送方向に配設されている。光学系2の出力側は、
光電変換部3−1が接続されている。光電変換部3−1
の出力側は、イメージメモリ4−1が接続され、光電変
換部3−2の出力側は、イメージメモリ4−2が接続さ
れている。イメージメモリ4−1、及び4−2の出力側
は、前処理部26が接続され、前処理部26の出力側
は、特徴抽出部7が接続されている。特徴抽出部7の出
力側は、識別部8が接続されている。識別部8の入出力
側は、文字の特徴量を格納する識別用辞書9が接続され
ている。識別部8の出力側は、I/F制御部10が接続
されている。I/F制御部10の出力側は、上位WSが
接続されている。イメージメモリ4−1,4−2、機構
制御部5、前処理部26、特徴抽出部7、識別部8、I
/F制御部10、及び共通制御部11は、システムバス
12が接続されている。機構部1は、帳票走行路の基準
面、及びアライナ機構を有さず、ホッパにセットされた
帳票束より1枚の帳票2−2を給紙・搬送するものであ
り、光学系2は、読取位置でランプ2−2により帳票2
−2上のイメージを照射して、レンズ2−3を介して光
電変換部3−1のCCDセンサ上に結像するものであ
る。光電変換部3−1は、CCDセンサにて帳票2−2
上のイメージを光電変換して、さらに増幅・A/D変換
して、通常の記入文字、印字文字を読み取るものであ
る。光電変換部3−2は、光電変換部3−1中に配設さ
れたCCDセンサにて光電変換された電気信号を、増幅
・A/D変換して、ドロップアウトカラーで印字された
文字枠を読取るものである。
2の搬送方向に配設されている。光学系2の出力側は、
光電変換部3−1が接続されている。光電変換部3−1
の出力側は、イメージメモリ4−1が接続され、光電変
換部3−2の出力側は、イメージメモリ4−2が接続さ
れている。イメージメモリ4−1、及び4−2の出力側
は、前処理部26が接続され、前処理部26の出力側
は、特徴抽出部7が接続されている。特徴抽出部7の出
力側は、識別部8が接続されている。識別部8の入出力
側は、文字の特徴量を格納する識別用辞書9が接続され
ている。識別部8の出力側は、I/F制御部10が接続
されている。I/F制御部10の出力側は、上位WSが
接続されている。イメージメモリ4−1,4−2、機構
制御部5、前処理部26、特徴抽出部7、識別部8、I
/F制御部10、及び共通制御部11は、システムバス
12が接続されている。機構部1は、帳票走行路の基準
面、及びアライナ機構を有さず、ホッパにセットされた
帳票束より1枚の帳票2−2を給紙・搬送するものであ
り、光学系2は、読取位置でランプ2−2により帳票2
−2上のイメージを照射して、レンズ2−3を介して光
電変換部3−1のCCDセンサ上に結像するものであ
る。光電変換部3−1は、CCDセンサにて帳票2−2
上のイメージを光電変換して、さらに増幅・A/D変換
して、通常の記入文字、印字文字を読み取るものであ
る。光電変換部3−2は、光電変換部3−1中に配設さ
れたCCDセンサにて光電変換された電気信号を、増幅
・A/D変換して、ドロップアウトカラーで印字された
文字枠を読取るものである。
【0009】イメージメモリ4−1は、光電変換部3−
1で得た帳票2−2の通常のイメージを格納するメモリ
であり、イメージメモリ4−2は、光電変換部3−2で
得た帳票2−2のドロッブアウトカラーで印刷された文
字枠のイメージを格納するメモリである。前処理部26
は、第1の前処理部で文字の切り出しを行い、第2の前
処理部で、不読となった読取フィールドの再切り出しを
するものである。特徴抽出部7は、切り出した文字の特
徴量を抽出し、識別部8は、文字を識別するものであ
る。識別用辞書9は、文字を識別するために文字の特徴
データを格納する辞書である。機構制御部5は、機構部
1の給紙動作の制御を行い、I/F制御部10は、認識
部8より認識した文字の知識処理などする上位WSとイ
ンタフェースを取るためのものであり、共通制御部11
は、機構制御部5、前処理部26、特徴抽出部7、識別
部8、I/F制御部10の動作制御を行うものである。
1で得た帳票2−2の通常のイメージを格納するメモリ
であり、イメージメモリ4−2は、光電変換部3−2で
得た帳票2−2のドロッブアウトカラーで印刷された文
字枠のイメージを格納するメモリである。前処理部26
は、第1の前処理部で文字の切り出しを行い、第2の前
処理部で、不読となった読取フィールドの再切り出しを
するものである。特徴抽出部7は、切り出した文字の特
徴量を抽出し、識別部8は、文字を識別するものであ
る。識別用辞書9は、文字を識別するために文字の特徴
データを格納する辞書である。機構制御部5は、機構部
1の給紙動作の制御を行い、I/F制御部10は、認識
部8より認識した文字の知識処理などする上位WSとイ
ンタフェースを取るためのものであり、共通制御部11
は、機構制御部5、前処理部26、特徴抽出部7、識別
部8、I/F制御部10の動作制御を行うものである。
【0010】図5は、図1中の光電変換部の構成の例を
示す図である。図5に示すように、光電変換部3−1
は、CCDセンサ及び光電変換部13、増幅回路14−
1、A/D変換回路15−1より構成され、光電変換部
3−2は、増幅回路14−2、A/D変換回路15−2
より構成されている。CCDセンサ及び光電変換部13
の出力側は、増幅回路14−1及び14−2が接続され
ている。増幅回路14−1の出力側は、A/D変換回路
15−1が接続されている。増幅回路14−2の出力側
は、A/D変換回路15−2が接続されている。CCD
センサ及び光電変換部13は、レンズ2−3より集光さ
れた光を入力し、電気信号に変換するものであり、増幅
回路14−1及び14−2は、電気信号を増幅するもの
である。A/D変換回路15−1は、増幅回路14−1
より出力される電気信号をドロップアウトカラーが有す
る信号レベルよりも少し小さい基準電圧と黒レベルに近
い基準電圧間をディジタル信号に変換するものである。
A/D変換回路15−2は、増幅回路14−2より出力
される電気信号をドロップアウトカラーが有する信号レ
ベルよりも少し小さい基準電圧と白レベルの基準電圧と
の間をディジタル信号に変換するものである。
示す図である。図5に示すように、光電変換部3−1
は、CCDセンサ及び光電変換部13、増幅回路14−
1、A/D変換回路15−1より構成され、光電変換部
3−2は、増幅回路14−2、A/D変換回路15−2
より構成されている。CCDセンサ及び光電変換部13
の出力側は、増幅回路14−1及び14−2が接続され
ている。増幅回路14−1の出力側は、A/D変換回路
15−1が接続されている。増幅回路14−2の出力側
は、A/D変換回路15−2が接続されている。CCD
センサ及び光電変換部13は、レンズ2−3より集光さ
れた光を入力し、電気信号に変換するものであり、増幅
回路14−1及び14−2は、電気信号を増幅するもの
である。A/D変換回路15−1は、増幅回路14−1
より出力される電気信号をドロップアウトカラーが有す
る信号レベルよりも少し小さい基準電圧と黒レベルに近
い基準電圧間をディジタル信号に変換するものである。
A/D変換回路15−2は、増幅回路14−2より出力
される電気信号をドロップアウトカラーが有する信号レ
ベルよりも少し小さい基準電圧と白レベルの基準電圧と
の間をディジタル信号に変換するものである。
【0011】図6は、帳票の文字枠の例を示す図であ
る。図6に示すように、帳票には、記入用文字枠が予め
印刷されており、この記入用文字枠内に文字が記入され
るようになっている。記入用文字枠には、1文字毎に独
立した文字枠の記入用文字枠FR1、各文字枠が縦横く
っついた表の形をした記入用文字枠(表形式)FR2、
複数の文字を1つの文字枠内に記入する印字用文字枠F
R3などがある。これらの文字枠は、白レベルに近いド
ロップアウトカラーで印刷されており、記入や印字時の
目安とする枠である。以下、これらの図を参照しつつ、
図1のOCRの動作(a)〜(j)の説明をする。
る。図6に示すように、帳票には、記入用文字枠が予め
印刷されており、この記入用文字枠内に文字が記入され
るようになっている。記入用文字枠には、1文字毎に独
立した文字枠の記入用文字枠FR1、各文字枠が縦横く
っついた表の形をした記入用文字枠(表形式)FR2、
複数の文字を1つの文字枠内に記入する印字用文字枠F
R3などがある。これらの文字枠は、白レベルに近いド
ロップアウトカラーで印刷されており、記入や印字時の
目安とする枠である。以下、これらの図を参照しつつ、
図1のOCRの動作(a)〜(j)の説明をする。
【0012】(a) 機構部1 機構部1では、機構制御部5の制御の下で、ホッパにセ
ットされた帳票束から吸入ローラ、及び給紙ローラによ
り帳票2−2を給紙して、搬送ローラによって、光学系
2の方向に搬送する。 (b) 光学系2 搬送ローラによって搬送されてきた帳票2−2は、読取
位置Rでランプ2−1に照射され、帳票2−2上のイメ
ージはレンズ2−3により集光されて、図5中の光電変
換部3−1のCCDセンサ13上に結像する。 (c) 光電変換部3−1 図7(A),(B)は、光電変換部の動作概念図であ
り、特に同図(A)は、帳票2−2の一部を示す図であ
り、同図(B)は、読取位置Rにおける、同図(A)の
図5中の増幅回路14−1,14−2の出力信号を示す
図である。図7(A)中のF1〜F6は縦の文字枠部F
Rを示し、C1〜C4は、記入文字部CHを表してい
る。本例では、3個の文字枠FR内に110の記入文字
CHが記入されている。光電変換部3−1中の増幅回路
14−1では、図5中のCCDセンサ及び光電変換部1
3より得られた電気信号を図7(B)に示すように増幅
(例えば、0〜5V)する。A/D変換部15−1で
は、まず、増幅回路14−1で増幅された信号をドロッ
プアウトカラーが有するレベルよりも少し小さいレベル
に設定された(+)の基準電圧(例えば、4.5V)
C、及び黒レベルに近い(−)の基準電圧(例えば、
0.5V)B2と比較して、(+)の基準電圧Cと
(−)の基準電圧B2間の電圧にレベル変換する。そし
て、(+)の基準電圧Cと(−)の基準電圧B2との間
をN(例えば、Nは8〜32)段階に別けてディジタル
値に変換して、イメージメモリ4−1に書き込む。この
結果、文字枠は白色と処理されて、記入文字C1〜C4
だけが識別される。
ットされた帳票束から吸入ローラ、及び給紙ローラによ
り帳票2−2を給紙して、搬送ローラによって、光学系
2の方向に搬送する。 (b) 光学系2 搬送ローラによって搬送されてきた帳票2−2は、読取
位置Rでランプ2−1に照射され、帳票2−2上のイメ
ージはレンズ2−3により集光されて、図5中の光電変
換部3−1のCCDセンサ13上に結像する。 (c) 光電変換部3−1 図7(A),(B)は、光電変換部の動作概念図であ
り、特に同図(A)は、帳票2−2の一部を示す図であ
り、同図(B)は、読取位置Rにおける、同図(A)の
図5中の増幅回路14−1,14−2の出力信号を示す
図である。図7(A)中のF1〜F6は縦の文字枠部F
Rを示し、C1〜C4は、記入文字部CHを表してい
る。本例では、3個の文字枠FR内に110の記入文字
CHが記入されている。光電変換部3−1中の増幅回路
14−1では、図5中のCCDセンサ及び光電変換部1
3より得られた電気信号を図7(B)に示すように増幅
(例えば、0〜5V)する。A/D変換部15−1で
は、まず、増幅回路14−1で増幅された信号をドロッ
プアウトカラーが有するレベルよりも少し小さいレベル
に設定された(+)の基準電圧(例えば、4.5V)
C、及び黒レベルに近い(−)の基準電圧(例えば、
0.5V)B2と比較して、(+)の基準電圧Cと
(−)の基準電圧B2間の電圧にレベル変換する。そし
て、(+)の基準電圧Cと(−)の基準電圧B2との間
をN(例えば、Nは8〜32)段階に別けてディジタル
値に変換して、イメージメモリ4−1に書き込む。この
結果、文字枠は白色と処理されて、記入文字C1〜C4
だけが識別される。
【0013】(d) 光電変換部3−2 光電変換部3−2中の増幅回路14−2では、図5中の
CCDセンサ及び光電変換部13より得られた電気信号
を図7(B)に示すように増幅(例えば、0〜5V)す
る。これは、ドロップアウトカラーで印刷された薄い線
は、光電変換波形においても、白レベルW1からすこし
しか下がらないからである。A/D変換部15−2で
は、まず、増幅回路14−2で増幅された信号を白レベ
ルの(+)の基準電圧W1、及びドロップアウトカラー
が有するレベルよりも少し小さいレベルに設定された
(−)の基準電圧Cと比較して、(+)の基準電圧W1
と(−)の基準電圧C間の電圧にレベル変換する。そし
て、(+)の基準電圧W1と(−)の基準電圧Cとの間
をN(例えば、Nは8〜32)段階に別けてディジタル
値に変換して、イメージメモリ4−2に書き込む。この
結果、イメージメモリ4−2には、記入文字とドロップ
アウトカラーのような薄い文字や文字枠の信号が混じ
る。
CCDセンサ及び光電変換部13より得られた電気信号
を図7(B)に示すように増幅(例えば、0〜5V)す
る。これは、ドロップアウトカラーで印刷された薄い線
は、光電変換波形においても、白レベルW1からすこし
しか下がらないからである。A/D変換部15−2で
は、まず、増幅回路14−2で増幅された信号を白レベ
ルの(+)の基準電圧W1、及びドロップアウトカラー
が有するレベルよりも少し小さいレベルに設定された
(−)の基準電圧Cと比較して、(+)の基準電圧W1
と(−)の基準電圧C間の電圧にレベル変換する。そし
て、(+)の基準電圧W1と(−)の基準電圧Cとの間
をN(例えば、Nは8〜32)段階に別けてディジタル
値に変換して、イメージメモリ4−2に書き込む。この
結果、イメージメモリ4−2には、記入文字とドロップ
アウトカラーのような薄い文字や文字枠の信号が混じ
る。
【0014】(e) イメージメモリ4−1,4−2 図8(A),(B)は、イメージメモリ4−1,4−2
に格納された帳票の一部のイメージの例を示す図であ
る。図8(A)に示すように、イメージメモリ4−1に
は、文字枠は白レベルとして扱われて、文字枠の情報は
入らない。一方、図8(B)に示すように、イメージメ
モリ4−2には、文字枠及び記入文字の情報が入ってい
る。 (f) 前処理部26 図9は、第1の実施形態の前処理部26の動作説明図で
あり、イメージメモリ4−1に格納されたイメージの一
例を示している。本例では、左上の文字枠内に110の
文字が記入されており、右下の文字枠内に220の記入
文字が記入されている。A3,B3,C3,D3は帳票
2−2の4角を示し、A3,B3のアドレスは、(XA
3,YA3)、(XB3,YB3)となっている。(X
0,Y0)は、帳票の左辺及び右辺を基準辺とした原
点、(X0〜Xn)は横方向X、(Y0〜Yn)は縦方
向Yを示す。まず、第1の前処理部では、帳票2−2の
基準辺が上辺Uと左辺Lであれば、イメージメモリ4−
1の上端(帳票2−2以外の領域は黒レベルとなってい
る)からの白レベルへの変化点のアドレスを横方向に順
次検出して、帳票の上辺Uを検出する。
に格納された帳票の一部のイメージの例を示す図であ
る。図8(A)に示すように、イメージメモリ4−1に
は、文字枠は白レベルとして扱われて、文字枠の情報は
入らない。一方、図8(B)に示すように、イメージメ
モリ4−2には、文字枠及び記入文字の情報が入ってい
る。 (f) 前処理部26 図9は、第1の実施形態の前処理部26の動作説明図で
あり、イメージメモリ4−1に格納されたイメージの一
例を示している。本例では、左上の文字枠内に110の
文字が記入されており、右下の文字枠内に220の記入
文字が記入されている。A3,B3,C3,D3は帳票
2−2の4角を示し、A3,B3のアドレスは、(XA
3,YA3)、(XB3,YB3)となっている。(X
0,Y0)は、帳票の左辺及び右辺を基準辺とした原
点、(X0〜Xn)は横方向X、(Y0〜Yn)は縦方
向Yを示す。まず、第1の前処理部では、帳票2−2の
基準辺が上辺Uと左辺Lであれば、イメージメモリ4−
1の上端(帳票2−2以外の領域は黒レベルとなってい
る)からの白レベルへの変化点のアドレスを横方向に順
次検出して、帳票の上辺Uを検出する。
【0015】そして、帳票の左上角の点A3のアドレス
(XA3,YA3)と帳票の右上角の点B3のアドレス
(XB3,YB3)より、例えば、次式(1)のように
して帳票のイメージの上辺の傾きα3を算出する。 tanα3=(YB3−YA3)/(XB3−XA3) ・・・(1) まず、図9中の1行目の読取フィールドRF1を切り出
すには、帳票2−2の文字枠の大きさ、位置などを表す
帳票フォーマット情報(この帳票フォーマット情報はシ
ステムで固定的に決めておき、それを検索することによ
る得ることもできるし、帳票IDを読み出して、その帳
票IDより得ることもできる)より、上辺Uから読取フ
ィールドRF1の中央のラインまでの寸法Y1の点から
傾きα3で縦方向に1行目の切り出し範囲S1を設定す
る。次に、その1行目の切り出し範囲S1内で読取フィ
ールドRF1の横方向の範囲を設定して、読取フィール
ドRF1に含まれる各文字を切り出していき、特徴抽出
部7に出力する。次に、2行目の読取フィールドRF2
を切り出すには、フォーマット情報より、上辺Uからの
寸法Y2の点から、上辺の傾きα3で横方向に、2行目
の切り出し範囲S2を設定する。そして、その2行目の
切り出し範囲S2内で読取フィールドRF2の横方向の
範囲を設定して、読取フィールドRF2に含まれる各文
字を切り出していき、特徴抽出部7に出力する。
(XA3,YA3)と帳票の右上角の点B3のアドレス
(XB3,YB3)より、例えば、次式(1)のように
して帳票のイメージの上辺の傾きα3を算出する。 tanα3=(YB3−YA3)/(XB3−XA3) ・・・(1) まず、図9中の1行目の読取フィールドRF1を切り出
すには、帳票2−2の文字枠の大きさ、位置などを表す
帳票フォーマット情報(この帳票フォーマット情報はシ
ステムで固定的に決めておき、それを検索することによ
る得ることもできるし、帳票IDを読み出して、その帳
票IDより得ることもできる)より、上辺Uから読取フ
ィールドRF1の中央のラインまでの寸法Y1の点から
傾きα3で縦方向に1行目の切り出し範囲S1を設定す
る。次に、その1行目の切り出し範囲S1内で読取フィ
ールドRF1の横方向の範囲を設定して、読取フィール
ドRF1に含まれる各文字を切り出していき、特徴抽出
部7に出力する。次に、2行目の読取フィールドRF2
を切り出すには、フォーマット情報より、上辺Uからの
寸法Y2の点から、上辺の傾きα3で横方向に、2行目
の切り出し範囲S2を設定する。そして、その2行目の
切り出し範囲S2内で読取フィールドRF2の横方向の
範囲を設定して、読取フィールドRF2に含まれる各文
字を切り出していき、特徴抽出部7に出力する。
【0016】これらの各切り出し文字は、特徴抽出部7
で特徴抽出された後、識別部8で文字認識される。読取
フィールドRF1については、上辺Uの傾きα3に基づ
いて、切り出し文字が補正されているので、図9に示す
ように、読取フィルードRF1内の各切り出し文字内
に、記入文字である110がそれぞれ収まっているた
め、識別部8により正しく文字が識別される。図10
(A),(B)は、読取フィールドRF2の切り出しイ
メージの例を示す図であり、特に同図(A)は、帳票上
の読取りフィールドRF2に対応するイメージであり、
同図(B)は、実際に切り出された読取フィールドRF
2の切り出し文字のイメージである。図9及び図10
(B)に示すように、2番目の読取フィールドRF2に
ついては、記入文字、220のイメージの上が切れた形
でしか切り出せない。これは、帳票2−2が蛇行走行し
たため、帳票2−2の上辺Uの傾きα3(左上がり)で
も、下辺Dの傾きβ3は、α3とは逆の傾き(右下が
り)になっているためである。
で特徴抽出された後、識別部8で文字認識される。読取
フィールドRF1については、上辺Uの傾きα3に基づ
いて、切り出し文字が補正されているので、図9に示す
ように、読取フィルードRF1内の各切り出し文字内
に、記入文字である110がそれぞれ収まっているた
め、識別部8により正しく文字が識別される。図10
(A),(B)は、読取フィールドRF2の切り出しイ
メージの例を示す図であり、特に同図(A)は、帳票上
の読取りフィールドRF2に対応するイメージであり、
同図(B)は、実際に切り出された読取フィールドRF
2の切り出し文字のイメージである。図9及び図10
(B)に示すように、2番目の読取フィールドRF2に
ついては、記入文字、220のイメージの上が切れた形
でしか切り出せない。これは、帳票2−2が蛇行走行し
たため、帳票2−2の上辺Uの傾きα3(左上がり)で
も、下辺Dの傾きβ3は、α3とは逆の傾き(右下が
り)になっているためである。
【0017】このような場合、 ・読取りフィールドのある文字の読取結果が、認識部8
により不読(リジェクト)で、 ・その文字の切り出しイメージは、切り出し範囲の枠に
上または下に接している(切り出し範囲が不適当なた
め、イメージが不当に切り出されている)時は、以下に
説明する第2の前処理部により、イメージメモリ4−2
内の文字枠を正確に切り出して、そのアドレスを検出
し、再度、正確な文字の切り出しを行っていく。このよ
うに、読取り結果が不読(リジェクト)の時にのみ、こ
の処理を行うのは、装置全体の処理速度をできるだけ速
い状態にしておくためである。図1の構成ですべての文
字枠を検出しながら処理をすると、処理速度が大幅に遅
くなる。第2の前処理部では、第2の読取フィールドR
F2に含まれるべき文字枠をイメージメモリ4−2を上
から順に横方向に検索して、最初に黒点が現れる文字枠
のアドレス(X10' ,Y10' )を検出する。これよ
り文字枠が右下がり(左端の文字枠が検出される)であ
るか左下がり(右端の文字枠が検出される)であるか判
断される。本例では、左端の文字枠が最初に検出され、
右下がりになっていると判断される。
により不読(リジェクト)で、 ・その文字の切り出しイメージは、切り出し範囲の枠に
上または下に接している(切り出し範囲が不適当なた
め、イメージが不当に切り出されている)時は、以下に
説明する第2の前処理部により、イメージメモリ4−2
内の文字枠を正確に切り出して、そのアドレスを検出
し、再度、正確な文字の切り出しを行っていく。このよ
うに、読取り結果が不読(リジェクト)の時にのみ、こ
の処理を行うのは、装置全体の処理速度をできるだけ速
い状態にしておくためである。図1の構成ですべての文
字枠を検出しながら処理をすると、処理速度が大幅に遅
くなる。第2の前処理部では、第2の読取フィールドR
F2に含まれるべき文字枠をイメージメモリ4−2を上
から順に横方向に検索して、最初に黒点が現れる文字枠
のアドレス(X10' ,Y10' )を検出する。これよ
り文字枠が右下がり(左端の文字枠が検出される)であ
るか左下がり(右端の文字枠が検出される)であるか判
断される。本例では、左端の文字枠が最初に検出され、
右下がりになっていると判断される。
【0018】第2の読取フィールドRF2に含まれるべ
き文字枠の中で、文字枠が右下がりであれば、Xアドレ
スが最大となる黒点のアドレス(X20' ,Y20' )
を検出し、文字枠が右上がりであれば、Xアドレスが最
小となる黒点のアドレス(X20' ,Y20' )を検出
する。読取フィールドRF2の概略傾きβ3' を次式
(2)より算出する。 tanβ3' =(Y20' −Y10')/ ( X20' −X10') ・・・(2) 傾きβ3' の傾き補正をかけて、以下のようにして、読
取フィールドRF2に含まれるべき文字枠のアドレスを
正確に算出する。図11(A)〜(C)は、文字枠検索
の例を示す図である。
き文字枠の中で、文字枠が右下がりであれば、Xアドレ
スが最大となる黒点のアドレス(X20' ,Y20' )
を検出し、文字枠が右上がりであれば、Xアドレスが最
小となる黒点のアドレス(X20' ,Y20' )を検出
する。読取フィールドRF2の概略傾きβ3' を次式
(2)より算出する。 tanβ3' =(Y20' −Y10')/ ( X20' −X10') ・・・(2) 傾きβ3' の傾き補正をかけて、以下のようにして、読
取フィールドRF2に含まれるべき文字枠のアドレスを
正確に算出する。図11(A)〜(C)は、文字枠検索
の例を示す図である。
【0019】図11(A)に示すように、β3' の傾き
補正をかけて、イメージメモリ4−2から通常の切り出
し範囲よりも若干広めに、上下に設定して、文字枠検索
エリアARの切り出しを行う。図11(A)中の(X'
,Y' )は図9中の原点(X0,Y0)を中心とし
て、(X,Y)をβ3' 回転した座標軸を表している。
そして、帳票フォーマット情報から得られる文字枠の幅
W、文字枠のピッチP、文字枠の高さHから、文字枠検
索エリアARをX1〜X2(各文字枠を含む)の範囲の
X' 方向の各アドレスに対するY' 方向の黒点数を計数
し、投影してみると、図11(B)に示す投影データが
得られる。図11(B)に示すように、文字枠の部分に
黒点が集中しているので、文字枠の幅W、文字枠のピッ
チPの情報との合致・判断より、その部分の文字枠の
X'方向の正確なアドレスが特定できる。文字枠検索エ
リアARを、Y1〜Y2の範囲でY' 方向の各アドレス
に対するX' 方向の黒点数を計数してみると、図11
(C)に示す投影データが得られる。図11(C)に示
すように、文字枠の部分に黒点が集中しているので、文
字枠の高さHの情報との合致・判断より、その部分の文
字枠のY' 方向の正確なアドレスが特定できる。
補正をかけて、イメージメモリ4−2から通常の切り出
し範囲よりも若干広めに、上下に設定して、文字枠検索
エリアARの切り出しを行う。図11(A)中の(X'
,Y' )は図9中の原点(X0,Y0)を中心とし
て、(X,Y)をβ3' 回転した座標軸を表している。
そして、帳票フォーマット情報から得られる文字枠の幅
W、文字枠のピッチP、文字枠の高さHから、文字枠検
索エリアARをX1〜X2(各文字枠を含む)の範囲の
X' 方向の各アドレスに対するY' 方向の黒点数を計数
し、投影してみると、図11(B)に示す投影データが
得られる。図11(B)に示すように、文字枠の部分に
黒点が集中しているので、文字枠の幅W、文字枠のピッ
チPの情報との合致・判断より、その部分の文字枠の
X'方向の正確なアドレスが特定できる。文字枠検索エ
リアARを、Y1〜Y2の範囲でY' 方向の各アドレス
に対するX' 方向の黒点数を計数してみると、図11
(C)に示す投影データが得られる。図11(C)に示
すように、文字枠の部分に黒点が集中しているので、文
字枠の高さHの情報との合致・判断より、その部分の文
字枠のY' 方向の正確なアドレスが特定できる。
【0020】傾きβ3' 、X' 方向のアドレス、及び
Y' 方向のアドレスから文字枠の正確なXアドレス及び
Yアドレスが求める。そして、不読となった文字の文字
枠のアドレスにしたがって、その文字を再度切り出し
て、特徴抽出部7に出力する。さらに、これ以降に読取
フィールドが有れば、次式(3)で示される傾きβ3
で、その以降の読取フィールドの傾き補正を行う。そし
て、読取フィールドRF2の正確な傾きβ3を、例え
ば、次式(3)により算出する。 tanβ3=(Y20−Y10)/(X20−X10) ・・・(3) ここで、(X10,Y10)は、読取フィールドRF2
の左端の文字枠の左上の点のアドレス(ここでは、先頭
の記入文字「2」が記入される文字枠のアドレス)、
(X20,Y20)は、読取フィールドRF2の右端の
文字枠の左上の点のアドレス(ここでは、最後の記入文
字「1」が記入される文字枠のアドレス)である。ま
た、黒点の分布により文字枠のアドレスを求めて、その
アドレスによって算出した式(3)に示す傾きは、黒点
の位置によって算出した式(2)に示す傾きよりも、よ
り正確な値となる。さらに、以降の読取フィールドの切
り出し文字が不読となり、その文字パタンが切り出し範
囲に接している場合には、上述したと同様にして、その
文字パタンの再切り出しを行うとともに、その不読とな
った読取フィールドの傾きにしたがって、以降の読取フ
ィールドを傾き補正して文字パタンを切り出してゆく。
Y' 方向のアドレスから文字枠の正確なXアドレス及び
Yアドレスが求める。そして、不読となった文字の文字
枠のアドレスにしたがって、その文字を再度切り出し
て、特徴抽出部7に出力する。さらに、これ以降に読取
フィールドが有れば、次式(3)で示される傾きβ3
で、その以降の読取フィールドの傾き補正を行う。そし
て、読取フィールドRF2の正確な傾きβ3を、例え
ば、次式(3)により算出する。 tanβ3=(Y20−Y10)/(X20−X10) ・・・(3) ここで、(X10,Y10)は、読取フィールドRF2
の左端の文字枠の左上の点のアドレス(ここでは、先頭
の記入文字「2」が記入される文字枠のアドレス)、
(X20,Y20)は、読取フィールドRF2の右端の
文字枠の左上の点のアドレス(ここでは、最後の記入文
字「1」が記入される文字枠のアドレス)である。ま
た、黒点の分布により文字枠のアドレスを求めて、その
アドレスによって算出した式(3)に示す傾きは、黒点
の位置によって算出した式(2)に示す傾きよりも、よ
り正確な値となる。さらに、以降の読取フィールドの切
り出し文字が不読となり、その文字パタンが切り出し範
囲に接している場合には、上述したと同様にして、その
文字パタンの再切り出しを行うとともに、その不読とな
った読取フィールドの傾きにしたがって、以降の読取フ
ィールドを傾き補正して文字パタンを切り出してゆく。
【0021】(g) 特徴抽出部7 特徴抽出部7では、前処理部26から転送されてきた1
文字分のイメージに対して、各種の特徴を抽出する。 (h) 識別部8 識別部8では、特徴抽出部7から転送されてきた1文字
分の特徴データを用いて、識別用辞書9を参照し、候補
文字を選択する。第1の前処理部により切り出された読
取りフィールドRF2につしては、切り出し文字の上ま
たは下(本例では、上)がかけているので、切り出した
文字は不読(リジェクト)となるが、第2の前処理部に
より再度切り出された読取フィールドRF2について
は、各切り出された領域に、文字が完全に含まれ、文字
の方向も正しく設定されているので、識別部8でリジェ
クトされずに、候補文字が選択される。候補文字は、I
/F制御部10を経て、上位WS(ワークステーショ
ン)に転送され、何等かの知識処理(単語照合、文脈処
理、妥当性チェックなど)後に、ある文字符号に決定さ
れる。
文字分のイメージに対して、各種の特徴を抽出する。 (h) 識別部8 識別部8では、特徴抽出部7から転送されてきた1文字
分の特徴データを用いて、識別用辞書9を参照し、候補
文字を選択する。第1の前処理部により切り出された読
取りフィールドRF2につしては、切り出し文字の上ま
たは下(本例では、上)がかけているので、切り出した
文字は不読(リジェクト)となるが、第2の前処理部に
より再度切り出された読取フィールドRF2について
は、各切り出された領域に、文字が完全に含まれ、文字
の方向も正しく設定されているので、識別部8でリジェ
クトされずに、候補文字が選択される。候補文字は、I
/F制御部10を経て、上位WS(ワークステーショ
ン)に転送され、何等かの知識処理(単語照合、文脈処
理、妥当性チェックなど)後に、ある文字符号に決定さ
れる。
【0022】(i) 共通制御部11 共通部制御部11では、識別部8で識別結果が不読(リ
ジェクト)の場合には、システームバス12を通して、
前処理部26に通知する。また、1枚の帳票について識
別が終了すると、機構制御部5に次の帳票を給紙するよ
うに指示する。 (j) 機構制御部5 機構制御部5では、共通制御部11からの指示にしたが
って、機構部1に次の帳票をホッパ上にセットされた帳
票束から給紙するように指示する。以上説明したよう
に、第1の実施形態によれば、読取結果が不読となり、
その文字パタンが切り出し範囲に接していると、その文
字パタンの文字枠のアドレスを求めて、文字パタンを再
度切り出すようしたので、帳票が読取位置で蛇行するこ
とが原因の切り出し不良や不読や誤読が発生することの
ない、優れたOCRの実現が期待できる。
ジェクト)の場合には、システームバス12を通して、
前処理部26に通知する。また、1枚の帳票について識
別が終了すると、機構制御部5に次の帳票を給紙するよ
うに指示する。 (j) 機構制御部5 機構制御部5では、共通制御部11からの指示にしたが
って、機構部1に次の帳票をホッパ上にセットされた帳
票束から給紙するように指示する。以上説明したよう
に、第1の実施形態によれば、読取結果が不読となり、
その文字パタンが切り出し範囲に接していると、その文
字パタンの文字枠のアドレスを求めて、文字パタンを再
度切り出すようしたので、帳票が読取位置で蛇行するこ
とが原因の切り出し不良や不読や誤読が発生することの
ない、優れたOCRの実現が期待できる。
【0023】第2の実施形態 図12は、本発明の第2の実施形態のOCRの構成図で
あり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号を付し
てある。本第2の実施形態のOCRが第1の実施形態の
OCRと異なる点は、帳票を縦方向に複数にブロック領
域に分割して、各ブロック領域毎の帳票の傾きを求め
て、その傾きによって、ブロック領域毎に読取フィール
ドの傾き補正を行うようにしたことである。図12に示
すように、このOCRでは、機構部1、光学系2、光電
変換部3−1,3−2、イメージメモリ4−1,4−
2、機構制御部5、前処理部36、特徴抽出部7、識別
部8、識別用辞書9、I/F制御部10、共通制御部1
1、及びシステムバス12により構成されている。光学
系2は、機構部1に対して、帳票2−2の搬送方向に配
設されている。光学系2の出力側は、光電変換部3−
1、及び3−2が接続されている。光電変換部3−1の
出力側は、イメージメモリ4−1が接続され、光電変換
部3−2の出力側は、イメージメモリ4−2が接続され
ている。
あり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号を付し
てある。本第2の実施形態のOCRが第1の実施形態の
OCRと異なる点は、帳票を縦方向に複数にブロック領
域に分割して、各ブロック領域毎の帳票の傾きを求め
て、その傾きによって、ブロック領域毎に読取フィール
ドの傾き補正を行うようにしたことである。図12に示
すように、このOCRでは、機構部1、光学系2、光電
変換部3−1,3−2、イメージメモリ4−1,4−
2、機構制御部5、前処理部36、特徴抽出部7、識別
部8、識別用辞書9、I/F制御部10、共通制御部1
1、及びシステムバス12により構成されている。光学
系2は、機構部1に対して、帳票2−2の搬送方向に配
設されている。光学系2の出力側は、光電変換部3−
1、及び3−2が接続されている。光電変換部3−1の
出力側は、イメージメモリ4−1が接続され、光電変換
部3−2の出力側は、イメージメモリ4−2が接続され
ている。
【0024】イメージメモリ4−1、及び4−2の出力
側は、前処理部36が接続され、前処理部26の出力側
は、特徴抽出部7が接続されている。特徴抽出部7の出
力側は、識別部8が接続されている。識別部8の入出力
側は、文字の特徴量を格納する識別用辞書9が接続され
ている。識別部8の出力側は、I/F制御部10が接続
されている。I/F制御部10の出力側は、上位WSが
接続されている。イメージメモリ4−1,4−2、機構
制御部5、前処理部36、特徴抽出部7、識別部8、I
/F制御部10、及び共通制御部11は、システムバス
12により接続されている。以下、図12の動作(a)
〜(l)の説明をする。
側は、前処理部36が接続され、前処理部26の出力側
は、特徴抽出部7が接続されている。特徴抽出部7の出
力側は、識別部8が接続されている。識別部8の入出力
側は、文字の特徴量を格納する識別用辞書9が接続され
ている。識別部8の出力側は、I/F制御部10が接続
されている。I/F制御部10の出力側は、上位WSが
接続されている。イメージメモリ4−1,4−2、機構
制御部5、前処理部36、特徴抽出部7、識別部8、I
/F制御部10、及び共通制御部11は、システムバス
12により接続されている。以下、図12の動作(a)
〜(l)の説明をする。
【0025】(a) 機構部1 機構部1は、第1の実施形態の機構部1と同様に動作す
る。 (b) 光学系2 光学系2は、第1の実施形態の光学系2と同様に動作す
る。 (c) 光電変換部3−1 光電変換部3−1は、第1の実施形態の光電変換部3−
1と同様に動作する。 (d) 光電変換部3−2 光電変換部3−2は、第1の実施形態の光電変換部3−
2と同様に動作する。 (e) イメージメモリ4−1 イメージメモリ4−1には、第1の実施形態と同様に、
記入文字のイメージが格納される。 (g) イメージメモリ4−2 イメージメモリ4−2には、第1の実施形態と同様に、
文字枠及び記入文字のイメージが格納される。
る。 (b) 光学系2 光学系2は、第1の実施形態の光学系2と同様に動作す
る。 (c) 光電変換部3−1 光電変換部3−1は、第1の実施形態の光電変換部3−
1と同様に動作する。 (d) 光電変換部3−2 光電変換部3−2は、第1の実施形態の光電変換部3−
2と同様に動作する。 (e) イメージメモリ4−1 イメージメモリ4−1には、第1の実施形態と同様に、
記入文字のイメージが格納される。 (g) イメージメモリ4−2 イメージメモリ4−2には、第1の実施形態と同様に、
文字枠及び記入文字のイメージが格納される。
【0026】(h) 前処理部36 図13は、第2の実施形態の前処理部36の動作説明図
であり、イメージメモリ4−2に格納されたイメージの
一例を示している。図13中のA4,B4,C4,D4
は帳票2−2の4角を示し、A4,B4のアドレスは、
(XA4,YA4)、(XB4,YB3)となってい
る。(X0,Y0)は、帳票の左辺及び右辺を基準辺と
した原点、(X0〜Xn)は横方向X、(Y0〜Yn)
は縦方向Yを示す。図13に示すように、帳票の上辺の
傾きα4と帳票の下辺の傾きはβ4であり、α4≠β4
とする。これは、この帳票は蛇行しながら読み取ってい
たことが分かる。本帳票の読取りに際しては、まずこの
帳票の縦方向の寸法を検出する必要がある。これは、帳
票2−2の帳票IDを読取り、その帳票フォマット情報
より、帳票の縦方向の寸法を知ることができるし、また
実際のイメージ4−1の中の帳票2−2のイメージよ
り、縦方向の寸法を測定する。
であり、イメージメモリ4−2に格納されたイメージの
一例を示している。図13中のA4,B4,C4,D4
は帳票2−2の4角を示し、A4,B4のアドレスは、
(XA4,YA4)、(XB4,YB3)となってい
る。(X0,Y0)は、帳票の左辺及び右辺を基準辺と
した原点、(X0〜Xn)は横方向X、(Y0〜Yn)
は縦方向Yを示す。図13に示すように、帳票の上辺の
傾きα4と帳票の下辺の傾きはβ4であり、α4≠β4
とする。これは、この帳票は蛇行しながら読み取ってい
たことが分かる。本帳票の読取りに際しては、まずこの
帳票の縦方向の寸法を検出する必要がある。これは、帳
票2−2の帳票IDを読取り、その帳票フォマット情報
より、帳票の縦方向の寸法を知ることができるし、また
実際のイメージ4−1の中の帳票2−2のイメージよ
り、縦方向の寸法を測定する。
【0027】本実施形態では、この帳票の縦方向の寸法
=400mmとする。まず、帳票を上辺Uから100m
m(この100mmは固定ではなく、任意に設定するも
のである。)4つのブロック領域に分ける。 第1のブロック領域A1:上辺〜100mm 第2のブロック領域A2:100mm〜200mm 第3のブロック領域A3:200mm〜300mm 第4のブロック領域A4:300mm〜400mm(下
辺) 第1のブロック領域A1については、上辺の傾きα4を
帳票傾き補正データとして用いながら切り出しを行な
う。第2のブロック領域A2については、上辺から10
0mmに一番近くて、できるだけ横に連続した読取フィ
ールド(例えば、図13中のL200行)に対して、第
1の実施形態の第2の前処理部の処理と同様にして、そ
の文字枠を検出していき、そのイメージメモリ4−2内
のアドレス情報より、その位置における帳票2−2の傾
き度合いを算出する。そして、算出した傾き補正データ
を用いながら、第2のブロック領域A2内の読取りフィ
ールドに対して、文字の切り出しを行う。
=400mmとする。まず、帳票を上辺Uから100m
m(この100mmは固定ではなく、任意に設定するも
のである。)4つのブロック領域に分ける。 第1のブロック領域A1:上辺〜100mm 第2のブロック領域A2:100mm〜200mm 第3のブロック領域A3:200mm〜300mm 第4のブロック領域A4:300mm〜400mm(下
辺) 第1のブロック領域A1については、上辺の傾きα4を
帳票傾き補正データとして用いながら切り出しを行な
う。第2のブロック領域A2については、上辺から10
0mmに一番近くて、できるだけ横に連続した読取フィ
ールド(例えば、図13中のL200行)に対して、第
1の実施形態の第2の前処理部の処理と同様にして、そ
の文字枠を検出していき、そのイメージメモリ4−2内
のアドレス情報より、その位置における帳票2−2の傾
き度合いを算出する。そして、算出した傾き補正データ
を用いながら、第2のブロック領域A2内の読取りフィ
ールドに対して、文字の切り出しを行う。
【0028】第3のブロック領域A3については、上辺
から200mmに一番近くて、できるだけ横に連続した
読取フィールド(例えば、図13中のL200行付近)
に対して、第1の実施形態の第2の前処理部の処理と同
様にして、その文字枠を検出していき、そのイメージメ
モリ4−2内のアドレス情報よりその位置における帳票
の傾き度合いを算出する。そして、算出した傾き補正デ
ータを用いながら、第3のブロック領域A3内の読取フ
ィールドに対して、文字の切り出しを行う。第4のブロ
ック領域については、上辺から300mmに一番近く
て、できるだけ横に連続した読取フィールド(例えば、
図13中のL300行付近)に対して、第1の実施形態
の第2の前処理部の処理と同様にして、その文字枠を検
出していき、そのイメージメモリ4−2内のアドレス情
報よりその位置における帳票2−2の傾き度合いを算出
する。
から200mmに一番近くて、できるだけ横に連続した
読取フィールド(例えば、図13中のL200行付近)
に対して、第1の実施形態の第2の前処理部の処理と同
様にして、その文字枠を検出していき、そのイメージメ
モリ4−2内のアドレス情報よりその位置における帳票
の傾き度合いを算出する。そして、算出した傾き補正デ
ータを用いながら、第3のブロック領域A3内の読取フ
ィールドに対して、文字の切り出しを行う。第4のブロ
ック領域については、上辺から300mmに一番近く
て、できるだけ横に連続した読取フィールド(例えば、
図13中のL300行付近)に対して、第1の実施形態
の第2の前処理部の処理と同様にして、その文字枠を検
出していき、そのイメージメモリ4−2内のアドレス情
報よりその位置における帳票2−2の傾き度合いを算出
する。
【0029】そして、算出した傾き補正データを用いな
がら、第4のブロック領域A4内の読取フィールドに対
して、文字切り出しを行う。このように、各100mm
の距離をあけて、文字枠のアドレスを検出していくの
は、全体の処理速度をできるだけ速い状態にしておくた
めである。もし、全ての文字枠のアドレスを検出しなが
ら読取りを行うと、処理速度が大幅に遅くなる。また、
一般的な機構では、100mmの間に帳票の傾きが大き
く変化することがないので、この程度の間隔(100m
m程度のこと)で、常に帳票の傾きを検出・追従するこ
とで、十分な性能を得ることができる。
がら、第4のブロック領域A4内の読取フィールドに対
して、文字切り出しを行う。このように、各100mm
の距離をあけて、文字枠のアドレスを検出していくの
は、全体の処理速度をできるだけ速い状態にしておくた
めである。もし、全ての文字枠のアドレスを検出しなが
ら読取りを行うと、処理速度が大幅に遅くなる。また、
一般的な機構では、100mmの間に帳票の傾きが大き
く変化することがないので、この程度の間隔(100m
m程度のこと)で、常に帳票の傾きを検出・追従するこ
とで、十分な性能を得ることができる。
【0030】(i) 特徴抽出部7 特徴抽出部7では、前処理部36で切り出された各文字
の特徴を抽出する。 (j) 認識部8 識別部8では、特徴抽出部7から転送されてきた1文字
分の特徴データを用いて、識別用辞書9を参照し、候補
文字を選択する。候補文字は、I/F制御部10を経
て、上位WS(ワークステーション)に転送され、何等
かの知識処理(単語照合、文脈処理、妥当性チェックな
ど)後に、ある文字符号に決定される。 (k) 共通制御部11 共通部制御部11では、識別部8で識別結果が不読(リ
ジェクト)の場合には、システームバス12を通して、
前処理部26に通知する。また、1枚の帳票について識
別が終了すると、機構制御部5に次の帳票を給紙するよ
うに指示する。 (l) 機構制御部5 機構制御部5では、共通制御部11からの指示にしたが
って、機構部1に次の帳票をホッパ上にセットされた帳
票束から給紙するように指示する。 以上説明したように、第2の実施形態によれば、複数の
ブロック領域毎に読取フィールドの傾きを求めて、読取
フィールドの傾き補正をするので、第1の実施形態と同
様の利点がある。
の特徴を抽出する。 (j) 認識部8 識別部8では、特徴抽出部7から転送されてきた1文字
分の特徴データを用いて、識別用辞書9を参照し、候補
文字を選択する。候補文字は、I/F制御部10を経
て、上位WS(ワークステーション)に転送され、何等
かの知識処理(単語照合、文脈処理、妥当性チェックな
ど)後に、ある文字符号に決定される。 (k) 共通制御部11 共通部制御部11では、識別部8で識別結果が不読(リ
ジェクト)の場合には、システームバス12を通して、
前処理部26に通知する。また、1枚の帳票について識
別が終了すると、機構制御部5に次の帳票を給紙するよ
うに指示する。 (l) 機構制御部5 機構制御部5では、共通制御部11からの指示にしたが
って、機構部1に次の帳票をホッパ上にセットされた帳
票束から給紙するように指示する。 以上説明したように、第2の実施形態によれば、複数の
ブロック領域毎に読取フィールドの傾きを求めて、読取
フィールドの傾き補正をするので、第1の実施形態と同
様の利点がある。
【0031】第3の実施形態 図14は、本発明の第3の実施形態のOCRの構成図で
あり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号を付し
てある。本第3の実施形態のOCRが第1の実施形態の
OCRと異なる点は、各読取フィールドについて、その
読取フィールドの全ての文字枠のアドレスを算出する文
字枠処理部41設け、前処理部46は、各文字枠のアド
レスにしたがって、その文字枠内の文字パタンを切り出
すようにしたことである。図14に示すように、このO
CRでは、機構部1、光学系2、第1の光電変換部3−
1,第2の光電変換部3−2、第1のイメージメモリ4
−1,第2のイメージメモリ4−2、機構制御部5、文
字処理部41、前処理部46、特徴抽出部7、識別部
8、識別用辞書9、I/F制御部10、共通制御部1
1、及びシステムバス12により構成されている。
あり、図1中の要素と共通の要素には共通の符号を付し
てある。本第3の実施形態のOCRが第1の実施形態の
OCRと異なる点は、各読取フィールドについて、その
読取フィールドの全ての文字枠のアドレスを算出する文
字枠処理部41設け、前処理部46は、各文字枠のアド
レスにしたがって、その文字枠内の文字パタンを切り出
すようにしたことである。図14に示すように、このO
CRでは、機構部1、光学系2、第1の光電変換部3−
1,第2の光電変換部3−2、第1のイメージメモリ4
−1,第2のイメージメモリ4−2、機構制御部5、文
字処理部41、前処理部46、特徴抽出部7、識別部
8、識別用辞書9、I/F制御部10、共通制御部1
1、及びシステムバス12により構成されている。
【0032】光学系2は、機構部1に対して、帳票2−
2の搬送方向に配設されている。光学系2の出力側は、
光電変換部3−1が接続されている。光電変換部3−1
の出力側は、イメージメモリ4−1が接続され、光電変
換部3−2の出力側は、イメージメモリ4−2が接続さ
れている。イメージメモリ4−1の出力側は、前処理部
46が接続され、前処理部26の出力側は、特徴抽出部
7が接続されている。イメージメモリ4−2の出力側
は、文字枠処理部41が接続され、文字枠処理部41の
出力側は、前処理部46が接続されている。特徴抽出部
7の出力側は、識別部8が接続されている。識別部8の
入出力側は、文字の特徴量を格納する識別用辞書9が接
続されている。識別部8の出力側は、I/F制御部10
が接続されている。I/F制御部10の出力側は、上位
WSが接続されている。イメージメモリ4−1,4−
2、機構制御部5、文字枠処理部41、前処理部46、
特徴抽出部7、識別部8、I/F制御部10、及び共通
制御部11は、システムバス12が接続されている。以
下、図14の動作(a)〜(l)の説明をする。
2の搬送方向に配設されている。光学系2の出力側は、
光電変換部3−1が接続されている。光電変換部3−1
の出力側は、イメージメモリ4−1が接続され、光電変
換部3−2の出力側は、イメージメモリ4−2が接続さ
れている。イメージメモリ4−1の出力側は、前処理部
46が接続され、前処理部26の出力側は、特徴抽出部
7が接続されている。イメージメモリ4−2の出力側
は、文字枠処理部41が接続され、文字枠処理部41の
出力側は、前処理部46が接続されている。特徴抽出部
7の出力側は、識別部8が接続されている。識別部8の
入出力側は、文字の特徴量を格納する識別用辞書9が接
続されている。識別部8の出力側は、I/F制御部10
が接続されている。I/F制御部10の出力側は、上位
WSが接続されている。イメージメモリ4−1,4−
2、機構制御部5、文字枠処理部41、前処理部46、
特徴抽出部7、識別部8、I/F制御部10、及び共通
制御部11は、システムバス12が接続されている。以
下、図14の動作(a)〜(l)の説明をする。
【0033】(a) 機構部1 機構部1は、第1の実施形態の機構部1と同様に動作す
る。 (b) 光学系2 光学系2は、第1の実施形態の光学系2と同様に動作す
る。 (c) 光電変換部3−1 光電変換部3−1は、第1の実施形態の光電変換部3−
1と同様に動作する。 (d) 光電変換部3−2 光電変換部3−2は、第1の実施形態の光電変換部3−
2と同様に動作する。 (e) イメージメモリ4−1 イメージメモリ4−1には、第1の実施形態と同様に、
記入文字のイメージが格納される。 (f) イメージメモリ4−2 イメージメモリ4−2には、第1の実施形態と同様に、
文字枠及び記入文字のイメージが格納される。
る。 (b) 光学系2 光学系2は、第1の実施形態の光学系2と同様に動作す
る。 (c) 光電変換部3−1 光電変換部3−1は、第1の実施形態の光電変換部3−
1と同様に動作する。 (d) 光電変換部3−2 光電変換部3−2は、第1の実施形態の光電変換部3−
2と同様に動作する。 (e) イメージメモリ4−1 イメージメモリ4−1には、第1の実施形態と同様に、
記入文字のイメージが格納される。 (f) イメージメモリ4−2 イメージメモリ4−2には、第1の実施形態と同様に、
文字枠及び記入文字のイメージが格納される。
【0034】(g) 文字枠処理部41 図15は、第3の実施形態の文字枠処理部41の動作説
明図であり、イメージメモリ4−2に格納されたイメー
ジの一例を示している。A5,B5,C5,D5は帳票
の4角であり、(X0,Y0)は、帳票の上辺及び左辺
を基準とした原点、A5,B5のアドレスは(XA5,
YA5),(XB5,YB5)となっている。図15に
示すように、帳票の上辺の傾きα5と帳票の下辺の傾き
はβ5であり、α5≠β5とする。これは、この帳票は
蛇行しながら読み取っていたことが分かる。まず、文字
枠処理部41では、上辺の傾きα5を算出し、この上辺
の傾きα5から、1行目の文字枠の各アドレスを第1の
実施形態の第2の前処理部の処理と同様にして算出し
て、前処理部46に渡す。次に、2行目の文字枠の各ア
ドレスを第1の実施形態の第2の前処理部の処理と同様
にして算出して、前処理部46に渡す。以下、同様にし
て、3行目、4行目、…、7行目、最終行の各行につい
て、その文字枠の各アドレスを第1の実施形態の第2の
前処理部の処理と同様にして算出して、前処理部46に
渡す。このように、毎行、文字枠のアドレスを算出して
いるので、帳票の途中で蛇行走行のために、帳票のイメ
ージが曲がっていても、常に追従していくことになる。
例えば、図15に示すように、4行目から5行目、6行
目と、上辺Uの傾きα5に対して、大きく逆方向に蛇行
していても、確実に追随・制御していける。
明図であり、イメージメモリ4−2に格納されたイメー
ジの一例を示している。A5,B5,C5,D5は帳票
の4角であり、(X0,Y0)は、帳票の上辺及び左辺
を基準とした原点、A5,B5のアドレスは(XA5,
YA5),(XB5,YB5)となっている。図15に
示すように、帳票の上辺の傾きα5と帳票の下辺の傾き
はβ5であり、α5≠β5とする。これは、この帳票は
蛇行しながら読み取っていたことが分かる。まず、文字
枠処理部41では、上辺の傾きα5を算出し、この上辺
の傾きα5から、1行目の文字枠の各アドレスを第1の
実施形態の第2の前処理部の処理と同様にして算出し
て、前処理部46に渡す。次に、2行目の文字枠の各ア
ドレスを第1の実施形態の第2の前処理部の処理と同様
にして算出して、前処理部46に渡す。以下、同様にし
て、3行目、4行目、…、7行目、最終行の各行につい
て、その文字枠の各アドレスを第1の実施形態の第2の
前処理部の処理と同様にして算出して、前処理部46に
渡す。このように、毎行、文字枠のアドレスを算出して
いるので、帳票の途中で蛇行走行のために、帳票のイメ
ージが曲がっていても、常に追従していくことになる。
例えば、図15に示すように、4行目から5行目、6行
目と、上辺Uの傾きα5に対して、大きく逆方向に蛇行
していても、確実に追随・制御していける。
【0035】(h) 前処理部46 前処理部46では、文字枠処理部41から出力された各
文字枠のアドレスにしたがって、その文字枠内の文字パ
タンを切り出し、文字パタンを特徴抽出部7に渡す。 (i) 特徴抽出部7 特徴抽出部7では、前処理部36で切り出された各文字
の特徴を抽出する。 (j) 認識部8 識別部8では、特徴抽出部7から転送されてきた1文字
分の特徴データを用いて、識別用辞書9を参照し、候補
文字を選択する。候補文字は、I/F制御部10を経
て、上位WS(ワークステーション)に転送され、何等
かの知識処理(単語照合、文脈処理、妥当性チェックな
ど)後に、ある文字符号に決定される。
文字枠のアドレスにしたがって、その文字枠内の文字パ
タンを切り出し、文字パタンを特徴抽出部7に渡す。 (i) 特徴抽出部7 特徴抽出部7では、前処理部36で切り出された各文字
の特徴を抽出する。 (j) 認識部8 識別部8では、特徴抽出部7から転送されてきた1文字
分の特徴データを用いて、識別用辞書9を参照し、候補
文字を選択する。候補文字は、I/F制御部10を経
て、上位WS(ワークステーション)に転送され、何等
かの知識処理(単語照合、文脈処理、妥当性チェックな
ど)後に、ある文字符号に決定される。
【0036】(k) 共通制御部11 共通部制御部11では、識別部8で識別結果が不読(リ
ジェクト)の場合には、システームバス12を通して、
前処理部26に通知する。また、1枚の帳票について識
別が終了すると、機構制御部5に次の帳票を給紙するよ
うに指示する。 (l) 機構制御部5 機構制御部5では、共通制御部11からの指示にしたが
って、機構部1に次の帳票をホッパ上にセットされた帳
票束から給紙するように指示する。 以上説明したように、第3の実施形態によれば、第1の
実施形態と同様の利点がある上に、文字枠処理部41を
設けたので、文字枠のアドレスの算出と文字の切り出し
とが別々に行われるので、速度的には十分な性能を得る
ことができる。なお、本発明は、上記実施形態に限定さ
れず種々の変形が可能である。その変形例としては、例
えば、次のようなものがある。
ジェクト)の場合には、システームバス12を通して、
前処理部26に通知する。また、1枚の帳票について識
別が終了すると、機構制御部5に次の帳票を給紙するよ
うに指示する。 (l) 機構制御部5 機構制御部5では、共通制御部11からの指示にしたが
って、機構部1に次の帳票をホッパ上にセットされた帳
票束から給紙するように指示する。 以上説明したように、第3の実施形態によれば、第1の
実施形態と同様の利点がある上に、文字枠処理部41を
設けたので、文字枠のアドレスの算出と文字の切り出し
とが別々に行われるので、速度的には十分な性能を得る
ことができる。なお、本発明は、上記実施形態に限定さ
れず種々の変形が可能である。その変形例としては、例
えば、次のようなものがある。
【0037】(1) 第1の実施形態において、不読と
なった文字枠のアドレスを求めて、その文字を再切り出
ししてもよいし、不読となった読取フィールドの文字枠
のアドレスは、左端の文字枠と右端の文字枠についての
み算出して、式(3)に示す傾きを求め、その傾きで傾
き補正して、不読となった文字を切り出ししてもよい、
(2) 第2の実施形態で分割するブロック領域は、そ
の帳票のフィールドの数などにより適宜決定すればよ
く、また、そのブロック領域のサイズは、1つの帳票内
で異なっていても勿論構わない。
なった文字枠のアドレスを求めて、その文字を再切り出
ししてもよいし、不読となった読取フィールドの文字枠
のアドレスは、左端の文字枠と右端の文字枠についての
み算出して、式(3)に示す傾きを求め、その傾きで傾
き補正して、不読となった文字を切り出ししてもよい、
(2) 第2の実施形態で分割するブロック領域は、そ
の帳票のフィールドの数などにより適宜決定すればよ
く、また、そのブロック領域のサイズは、1つの帳票内
で異なっていても勿論構わない。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第3
の発明によれば、不読となった文字パタンをその文字枠
のアドレスを算出して、文字パタンの再切り出しをす
る、複数のブロック領域に分割して、各ブロック領域の
傾きを求めて、読出フィールドを傾き補正する、又は各
文字枠のアドレスを求めて、文字を切り出すようにした
ので、帳票が蛇行することが原因の切り出し不良による
不読や誤読が発生することがなくなる。
の発明によれば、不読となった文字パタンをその文字枠
のアドレスを算出して、文字パタンの再切り出しをす
る、複数のブロック領域に分割して、各ブロック領域の
傾きを求めて、読出フィールドを傾き補正する、又は各
文字枠のアドレスを求めて、文字を切り出すようにした
ので、帳票が蛇行することが原因の切り出し不良による
不読や誤読が発生することがなくなる。
【図1】本発明の第1の実施形態のOCRの構成図であ
る。
る。
【図2】従来のOCRの構成図である。
【図3】OCRの給紙・読取機構概念図である。
【図4】イメージメモリ4内における帳票のイメージを
示す図である。
示す図である。
【図5】図1中の光電変換部の構成の例を示す図であ
る。
る。
【図6】文字枠の例を示す図である。
【図7】光電変換部の動作概念図である。
【図8】イメージメモリ4−1,4−2に格納されたイ
メージの例を示す図である。
メージの例を示す図である。
【図9】第1の実施形態の前処理部26の動作説明図で
ある。
ある。
【図10】読取フィールドRF2の切り出しイメージを
示す図である。
示す図である。
【図11】文字枠検索の例を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施形態のOCRの構成図で
ある。
ある。
【図13】第2の実施形態の前処理部36の動作説明図
である。
である。
【図14】本発明の第3の実施形態のOCRの構成図で
ある。
ある。
【図15】第3の実施形態の文字枠処理部41の動作説
明図である。
明図である。
1 機構部 2 光学系 3−1,3−2 光電変換部 4−1,4−2 イメージメモリ 5 機構制御部 26,36,46 前処理部 7 特徴抽出部 8 識別部 9 識別用辞書 10 I/F制御部 11 共通制御部 41 文字枠処理部
Claims (3)
- 【請求項1】 ドロップアウトカラーで印刷された文字
枠内に文字が記入又は印刷された帳票を給紙・搬送する
機構部と、 ランプを配設して、そのランプにより前記搬送されてき
た帳票に照射して、光信号を得る光学系と、 前記光学系より出力される光信号を電気信号に変換し
て、前記文字枠内の記入文字又は印字文字のイメージを
得る第1の光電変換部と、 前記第1の光電変換部より得られたイメージを格納する
第1のイメージメモリと、 前記光学系より出力される光信号から前記ドロッブアウ
トカラーが有する白レヘルに近い微小信号を増幅・抽出
して電気信号に変換して、前記文字枠のイメージを得る
第2の光電変換部と、 前記第2の光電変換部より得られたイメージを格納する
第2のイメージメモリと、 前記帳票の上辺の基準ラインからの傾きを測定し、その
傾きと前記帳票の横に1つ又は複数個の前記文字枠を含
む領域である各フィールドの情報、及び各フィールド内
の各文字枠の情報を表す帳票フォーマット情報とに基づ
いて、読取フィールド内の各文字パタンを切り出す第1
の前処理部と、 識別部により前記切り出された文字が不読と判定される
と、不読とされた文字パタンの切り出し状況を調べて、
その文字パタンの上又は下が切り出し範囲の枠に接して
いる場合には、切り出し位置が不適当と判断し、その不
読とされた文字の読取フィールド内の文字枠のアドレス
を前記第2のイメージメモリに格納されたイメージから
算出して、その文字枠のアドレスにしたがって、不読と
された文字パタンの再切り出しをする第2の前処理部
と、 前記第1、及び第2の前処理部により切り出された文字
の認識をする識別部とを、 備えたことを特徴とする光学式文字読取装置。 - 【請求項2】 ドロップアウトカラーで印刷された文字
枠内に文字が記入又は印刷された帳票を給紙・搬送する
機構部と、 ランプを配設して、そのランプにより前記搬送されてき
た帳票に照射して、光信号を得る光学系と、 前記光学系より出力される光信号を電気信号に変換し
て、前記文字枠内の記入文字又は印字文字のイメージを
得る第1の光電変換部と、 前記第1の光電変換部より得られたイメージを格納する
第1のイメージメモリと、 前記光学系より出力される光信号から前記ドロッブアウ
トカラーが有する白レヘルに近い微小信号を増幅・抽出
して電気信号に変換して、前記文字枠のイメージを得る
第2の光電変換部と、 前記第2の光電変換部より得られたイメージを格納する
第2のイメージメモリと、 前記帳票を複数のブロック領域に分割して、上端のブロ
ック領域については、前記帳票の上辺の基準ラインから
の傾きを測定し、それ以外のブロック領域については、
前記帳票の横に1つ又は複数個の前記文字枠を含む領域
である各フィールドの情報、及び各フィールド内の各文
字枠の情報を表す帳票フォーマット情報に基づいて、前
記第2のイメージメモリのイメージから各ブロック領域
に含まれる1つのフィールドに含まれる文字枠のアドレ
スを算出して、その文字枠のアドレスから、各ブロック
領域の傾きを測定し、その測定した各ブロック領域の傾
きに基づき、各ブロック領域内の読取フィールドを傾き
補正して、その読取フィールド内の文字パタンを切り出
す前処理部と、 前記前処理部により切り出された文字の認識をする識別
部とを、 備えたことを特徴とする光学式文字読取装置。 - 【請求項3】 ドロップアウトカラーで印刷された文字
枠内に文字が記入又は印刷された帳票を給紙・搬送する
機構部と、 ランプを配設して、そのランプにより前記搬送されてき
た帳票に照射して、光信号を得る光学系と、 前記光学系より出力される光信号を電気信号に変換し
て、前記文字枠内の記入文字又は印字文字のイメージを
得る第1の光電変換部と、 前記第1の光電変換部より得られたイメージを格納する
第1のイメージメモリと、 前記光学系より出力される光信号から前記ドロッブアウ
トカラーが有する白レヘルに近い微小信号を増幅・抽出
して電気信号に変換して、前記文字枠のイメージを得る
第2の光電変換部と、 前記第2の光電変換部より得られたイメージを格納する
第2のイメージメモリと、 各文字枠の情報を表す帳票フォーマット情報に基づい
て、前記第2のイメージメモリのイメージから全ての文
字枠について、そのアドレスを算出する文字枠処理部
と、 前記文字枠のアドレスにしたがって、文字枠内の文字パ
タンを切り出す前処理部と、 前記前処理部により切り出された文字の認識をする識別
部とを、 備えたことを特徴とする光学式文字読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7238827A JPH0981679A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 光学式文字読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7238827A JPH0981679A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 光学式文字読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0981679A true JPH0981679A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17035867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7238827A Withdrawn JPH0981679A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 光学式文字読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0981679A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010009283A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 画像読取装置、画像読取方法および画像読取のためのコンピュータプログラム |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP7238827A patent/JPH0981679A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010009283A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 画像読取装置、画像読取方法および画像読取のためのコンピュータプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |