JPH098176A - 金属−セラミック回路基板複合パッケージ - Google Patents

金属−セラミック回路基板複合パッケージ

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JPH098176A
JPH098176A JP15453795A JP15453795A JPH098176A JP H098176 A JPH098176 A JP H098176A JP 15453795 A JP15453795 A JP 15453795A JP 15453795 A JP15453795 A JP 15453795A JP H098176 A JPH098176 A JP H098176A
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JP
Japan
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circuit board
metal
package
alloy
composite package
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JP15453795A
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English (en)
Inventor
Junichi Shiraishi
順一 白石
Tomoji Goto
智司 後藤
Yoshiyuki Hirose
義幸 廣瀬
Seisaku Yamanaka
正策 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量、高収熱性、かつ放熱性のバラツキが少
なく、また容易に製作可能な回路基板複合パッケージの
提供。 【構成】 高放熱回路基板に搭載された半導体IC等を
気密封止するパッケージにおいて、該回路基板がAlN
からなり、その上に搭載される実装部品を囲むSiを3
0〜60wt%含み、その残部がアルミニウムと不可避
的不純物からなるAl−Si合金製枠状ウインドフレー
ムが、軟金属を介して半田接合されていることを特徴と
する金属セラミック回路基板複合パッケージ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人工衛星、航空機等の宇
宙・航空用途で特に軽量性、高信頼性、高放熱性が要求
されるマイクロ波用及び電源用パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】宇宙・航空用システムにおいては軽量化
することの経済効果が、非常に大きく、そのシステムに
多数搭載される半導体IC等を実装するパッケージにお
いても軽量であること、機械的、熱的衝撃に耐えうる信
頼性(気密性保持)が要求される。さらに半導体IC等
の実装部品の発熱量が多くなり、放熱性の良いパッケー
ジであることも要求される。軽量化のためには従来、パ
ッケージ構成材料をAl−Si合金で形成した金属パッ
ケージ技術が特公平4−10223号公報の開示があ
る。
【0003】現状上記利用分野では図5に示すようにこ
のパッケージケース2内面に半導体IC等3が実装され
たアルミナセラミック回路基板10がAu−Sn半田1
1により固定され使用されている。(なお、図5中、6
はメタルリード、7は絶縁封着材、9dは半田を示
す。) 一方、高放熱化のためには従来、特公平7−1786号
公報に開示されているように基板との膨張係数が近い金
属材料CuW合金の底板部12とFe−Ni−Co合金
の金属製枠状ウインドフレーム2aからなる金属パッケ
ージを形成し、このパッケージ内面に半導体IC等3が
実装されたAlNセラミック回路基板1aが半田9aに
より固定され使用されている(図6)。なお、図6中、
6はメタルリード、7は絶縁封着材を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のパッケージにお
いては軽量化については前述のAl−Si合金の金属パ
ッケージにアルミナセラミック回路基板を搭載すること
で達成できる。しかしAl−Si合金ではその熱膨張係
数がセラミック基板に比較して大きいため、Au−Sn
半田で実装するパッケージケース内面の基板は、アルミ
ナセラミックが使用される。よって接合されるアルミナ
セラミック基板の熱伝導率(17W/mK)が低いた
め、熱抵抗の増大により放熱性が不十分になるという問
題が生じる。一方、高放熱化についてはパッケージケー
ス底板部に高熱伝導かつセラミック基板と熱膨張係数が
ほぼ整合するCuW合金を採用し、この金属パッケージ
に高熱伝導セラミック回路基板を半田付け法により搭載
することで達成できる。しかし、このパッケージにおい
てはパッケージケースにCuW合金(密度15.65〜
17.00g/cc)やFe−Ni−Co合金(8.3
6g/cc)を使用することにより軽量化に適さないと
いう問題が生じる。
【0005】さらに両者のパッケージにおいてはパッケ
ージケース内面に基板を半田付けする工程が必要で、さ
らに半田付け時に発生するガスにより半田内に気泡が特
に大型基板の場合、残存することが避けられない。よっ
て製品の部分的な熱抵抗バラツキが発生し製品歩留まり
を低下させるという問題がある。本工程での歩留まり
は、回路基板に半導体IC等が実装された後工程の歩留
まりであり製品コストに大きな影響を及ぼす。そこで軽
量、高放熱金属とセラミックの複合が注目されている。
それらの候補材としては金属材料はAl−Si合金が考
えられる。このAl−Si合金は住友電工(株)製A−
40等Siを多く含有する合金で、JIS規格で示され
る一般的なアルミニウム合金に比べ熱膨張係数が小さ
く、かつSi含有により比重がアルミニウムより小さい
長所(軽量化)を有している。主な物性を表1に示す。
【0006】
【表1】
【0007】一方、セラミック材料としては多層化内部
配線引き回しが可能であるBeO、SiC、AlNが考
えられるが、BeO、SiCは毒性と供給不安の問題が
ある。よってAlNが最も有力であるが、AlNを用い
た金属−セラミック回路基板複合パッケージを作製する
には、めっき処理を施した金属製枠状ウインドフレーム
を接合する箇所にメタライズ処理を施したAlN回路基
板に、該金属製枠を該金属製枠の融点よりも低い融点を
有する金系半田で接合する必要がある。すなわち、金系
半田接合、例えばAu−Si半田付けする場合、AlN
は室温から鑞付け温度(約400℃)までの平均熱膨張
係数が4.4×10-6/℃と小さいのに対し、Al−S
i合金は平均熱膨張係数が約10×10-6/℃以上と極
めて高い。その結果、鑞付け後AlN内に大きな熱応力
による歪みが発生し、AlNにクラックやそり、金属枠
状ウインドフレームに変形等が起こる。よって、気密性
を満たす高信頼性のパッケージを実現できなかった。そ
こで本発明は使用する素材及び組み合わせを検討し、軽
量でかつ、高放熱で放熱性のバラツキが少なく、また煩
雑な工程を省略できる高信頼性を有する金属−セラミッ
ク回路基板複合パッケージを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、高放熱回路基
板に搭載された半導体IC等を気密封止するパッケージ
において、該回路基板がAlNからなり、その上に搭載
される実装部品を囲むSiを30〜60wt%含み、そ
の残部がアルミニウムと不可避的不純物とからなるAl
−Si合金製枠状ウインドフレームが、軟金属を介して
半田接合されていることを特徴とする金属セラミック回
路基板複合パッケージである。本発明の金属セラミック
回路基板複合パッケージにおいて、使用する高放熱Al
N回路基板材料は、好ましくはメタライズを施されたA
lN焼結体またはAlN積層焼結体からなる。また、軽
量金属材料のAl−Si合金は、その合金表面には無電
解または電解Niめっき及び無電解または電解Auめっ
きが施されることが好ましい。また本発明に使用する軟
金属材料は、好ましくはCu,Ag,Niから選ばれた
金属またはそれらの合金からなる。
【0009】また、本発明の金属−セラミック回路基板
複合パッケージにおいてAlN回路基板とAl−Si合
金製枠状ウインドフレームを該Al合金の融点よりも低
い融点を有する金系半田で接合することにより達成され
る。以下、本発明について具体的構成を図面に基づいて
説明する。図1はその一例を示すもので、1はAlN回
路基板で、その表面に後記金属製枠状ウインドフレーム
2が半田接合される位置と半導体IC等3を実装する回
路パターン等のメタライズ処理4を施してある。このメ
タライズ部4に適宜の数の横孔加工5がされ、この孔5
に挿入されたメタルリード6がガラス等の絶縁封着材7
により固定されているAl−Si合金製枠状ウインドフ
レーム2を軟金属材8を介して半田付け9されている。
なお、AlN回路基板1はシート成形法、プレス成型法
等公知の成型法で所定の形状に成形後、非酸化性雰囲気
中で焼成を行う。又、AlN回路基板1に施されている
メタライズ処理4は、従来よりセラミック基板と金属を
接合する際やセラミック基板に回路パターンを形成する
際に使用されている公知のものでよく、例えばW,M
o,Mo−Mn等を同時焼成、あるいはポストメタライ
ズした後にNi及びAuめっき処理するか、またはT
i,Cr,Ni,Mo,Pt,Au等を真空蒸着、スパ
ッタリングによって形成する。
【0010】Al−Si合金製枠状ウインドフレーム2
はガスアトマイズ法により、その構成材料中のSi含有
量を種々変えることが出来るが、本発明に用いる合金と
しては、高Si領域では複雑形状加工性が困難となるの
で量産性の観点より、また一方低Si領域では熱膨張係
数が大きくなり、AlN回路基板との接合後は気密性を
クリアーするが、実使用を想定した信頼性評価試験(温
度サイクル試験)後において気密性を保持できなくなる
ので、このような熱膨張係数の観点よりSiが30〜6
0wt%のものに限定される。また、使用する半田9に
ついてはAl−Si合金の融点よりも低い融点を有し、
かつ信頼性と半導体IC等の実装時の温度サイクルの観
点よりAu−Sn等のAu系半田が好ましい。その際、
半田の濡れ性を安定させるため、軟金属板7に必要に応
じてめっき層を予め形成しておくことが好ましい。
【0011】
【作用】本発明の金属セラミック回路基板複合パッケー
ジは、高放熱絶縁AlN回路基板にSiを30〜60w
t%含み、その残部がアルミニウムと不可避的不純物か
らなる軽量Al−Si合金製枠状ウインドフレームが軟
金属材料を介して半田で接合されていることにより、介
在した軟金属層が塑性変形し、基板とウインドフレーム
の熱膨張差による応力を緩和することができる。その結
果、そり、変形等がなく、放熱性のバラツキもなく、か
つ煩雑な工程も省略でき、軽量、高放熱、高信頼性(高
気密性)の金属−セラミック回路基板複合パッケージを
提供することができた。
【0012】
【実施例】基板の表面に金属製枠状ウインドフレームが
半田接合される位置と半導体IC等を実装する回路パタ
ーン等のWメタライズ層にNiめっき及びAuめっきを
施してあるAlN回路基板(25.4mm×50.8m
m×2.0mm厚)に、金属製枠状ウインドフレーム
(幅1.5mm、高さ7.0mm、Niめっき及びAu
めっき仕上げ)を軟金属層を介してAu−Si半田(融
点420℃)で窒素雰囲気中で接合した。これらサンプ
ルについて基板のそり、気密性の測定と接合状態を観察
した。さらに信頼性評価試験として温度サイクル試験
(MIL−STD−883C 1010.6 条件C)
を1000サイクル実施し、再度気密性を確認した。そ
りの大きさは図4に示すaの絶対値で、気密性について
はHeガスによるスニーファー方式で測定した。接合状
態観察はAlN基板とAl−Si合金製枠状ウインドフ
レームの接合部をSEM、OMにより観察し、クラック
の有無を調べた。また、比較のため、軟金属層を介さず
に接合した場合も実施した。
【0013】
【表2】
【0014】さらに重量と熱抵抗の相対比較のため、外
形寸法が同じAl−30%Si合金製金属パッケージと
底板部がCuW合金(厚み2.0mm)でウインドフレ
ーム部がFe−Ni−Coからなる金属パッケージを作
成し、パッケージケース内面に回路基板として寸法(2
0mm×45mm×0.635mm厚)のアルミナ基板
とAlN基板をそれぞれ半田で接合した。なお、熱抵抗
の測定は半導体ICの温度に敏感なパラメーターの温度
依存データから、動作時のICチップ温度を算出して熱
抵抗を計算するTSP法(Temperature S
ensitive Parameter Metho
d)により行った。その結果を表3に示す。
【0015】
【表3】
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、高放熱絶縁AlN回路
基板にSiを30〜60wt%含み、その残部がアルミ
ニウムと不可避的不純物からなる軽量Al−Si合金製
枠状ウインドフレームが、軟金属材料を介して、半田で
接合されていることにより、介在した軟金属層が塑性変
形し、基板とウインドフレームの熱膨張差による応力を
緩和することができ、その結果、そり、変形等がなく、
放熱性のバラツキもなく、かつ煩雑な工程も省略でき、
軽量、高放熱、高信頼性(高気密性)の金属−セラミッ
ク回路基板複合パッケージが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属−セラミック回路基板複合パッケ
ージの説明図、
【図2】同断面説明図、
【図3】図2の部分拡大図、
【図4】実施例におけるそり量(a)を説明する図、
【図5】従来のパッケージの説明図、
【図6】同別の説明図。
【符号の説明】
1 AlN回路基板 2 Al−Si合金製枠状ウインドフレーム 3 半導体IC等 4 メタライズ部 8 軟金属 9 半田
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 正策 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高放熱回路基板に搭載された半導体IC
    等を気密封止するパッケージにおいて、該回路基板がA
    lNからなり、その上に搭載される実装部品を囲むSi
    を30〜60wt%含み、その残部がAlと不可避的不
    純物からなるAl−Si合金製枠状ウインドフレーム
    が、軟金属を介して半田接合されていることを特徴とす
    る金属セラミック回路基板複合パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記回路基板がAlN焼結体またはAl
    N積層焼結体からなり、表面の一部または全部にメタラ
    イズ層を設けたことを特徴とする金属セラミック回路基
    板複合パッケージ。
  3. 【請求項3】 前記軟金属がCu、Ag、Niのいずれ
    かである請求項1または2に記載の金属セラミック回路
    基板複合パッケージ。
  4. 【請求項4】 前記Al−Si合金は、その表面にNi
    メッキ及びAuメッキ処理が施されていることを特徴と
    する請求項1,2または3のいずれかに記載の金属セラ
    ミック回路基板複合パッケージ。
  5. 【請求項5】 前記半田が前記Al−Si合金の融点よ
    りも低い融点を有する金系半田であることを特徴とする
    請求項1,2,3または4のいずれかに記載の金属セラ
    ミック回路基板複合パッケージ。
JP15453795A 1995-06-21 1995-06-21 金属−セラミック回路基板複合パッケージ Pending JPH098176A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102064137A (zh) * 2010-12-06 2011-05-18 日月光半导体制造股份有限公司 具有金属边框的半导体结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102064137A (zh) * 2010-12-06 2011-05-18 日月光半导体制造股份有限公司 具有金属边框的半导体结构

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