JPH0982185A - 真空バルブ - Google Patents

真空バルブ

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JPH0982185A
JPH0982185A JP23425895A JP23425895A JPH0982185A JP H0982185 A JPH0982185 A JP H0982185A JP 23425895 A JP23425895 A JP 23425895A JP 23425895 A JP23425895 A JP 23425895A JP H0982185 A JPH0982185 A JP H0982185A
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vacuum valve
magnetic flux
arc
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JP23425895A
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English (en)
Inventor
Isao Okutomi
功 奥富
Takashi Kusano
貴史 草野
Keisei Seki
経世 関
Atsushi Yamamoto
敦史 山本
Kenji Watanabe
憲治 渡辺
Mitsutaka Honma
三孝 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIBAFU ENG KK
Toshiba Corp
Original Assignee
SHIBAFU ENG KK
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、アノードスポットの形成される臨
界電流値を大きくして優れた大電流遮断特性を維持する
ことを目的とする。 【解決手段】 接点面上の材料組成が任意の半径線上で
同心円状に勾配変化してなる組成傾斜接点と、接点面上
の任意の半径線上で同心円状に磁界強度に勾配変化を与
える磁束密度分布傾斜手段とを有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空バルブに係
り、特にアノードスポットが形成される臨界電流値を大
幅に向上させて大電流の遮断性能を改善した真空バルブ
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の真空バルブは、例えば図1に示す
ように構成されている。同図において、絶縁円筒1の両
端開口部に端板2,3が気密封着されて真空容器4が構
成されている。真空容器4の内部に1対の接点電極5,
6が接離自在に対向して配設されている。接点電極5の
固定通電軸7が端板2に気密に取付けられ、他の接点電
極6の可動通電軸8がベローズ9を介して端板3に可動
自在でかつ気密に取付けられている。また、両接点電極
5,6の周りはアークシールド10で囲まれ、ベローズ
カバー11が可動通電軸8に取付けられている。そし
て、真空バルブは、図示しない操作機構により、可動通
電軸8が引き外し方向に操作され、接点電極5,6が開
離れると、これら接点電極5,6の間に発生するアーク
は電流ゼロ点を迎えたところで、真空中に拡散され、遮
断されるようになる。
【0003】ところで、このような真空バルブの接点電
極5,6は、耐溶着特性、耐電圧特性、遮断特性、裁断
特性、耐消耗性、接触抵抗特性、温度上昇特性などを維
持向上させるために種々の素材から構成されている。し
かし、上述の要求特性は互いに相反する材料物性を要求
することから、1つの元素で十分満足させることは不可
能とされている。そこで、材料の複合化、素材張合わせ
などによって、上述要求特性を極力満足しようとしてい
る。ところが、このようにしたとき、特に大電流を遮断
した場合、遮断により発生したアークは、接点電極上の
アーク電圧の低い部分に停滞、集中することがあり、接
点電極面上の総ての面に均一に点弧させることができな
かった。
【0004】アークの停滞、集中を軽減化させ大電流遮
断特性などを向上させる手段として、接点材料の改善だ
けでなく電極構造を工夫した技術として特開昭50−5
2562号公報に開示されているように、遮断時に電極
間に発生したアーク軸に平行に軸方向磁界を印加させる
ようにしたコイル電極を設けた技術(図1を用いて説明
すると、通常は接点電極5または6の少なくとも一方の
電極の背面にコイル電極を設ける)、或いは特開平6−
139886号公報に開示されているように接点電極面
の構成に工夫をした技術がある。アークの停滞、集中を
軽減化する他の手段として、特開昭62−64012号
公報には、裁断特性の向上を目的としていることから小
電流の遮断が主とし注目することにはなるが、接点電極
上で沸騰温度の異なる複数の接触領域を備えアークの移
動を補助するようにした接点電極の提案がなされてい
る。アークの停滞、集中を軽減化する他の手段として、
特開昭63−266720号公報には、同じ裁断特性の
向上を目的として接点電極上で沸騰温度の異なる複数の
接触領域を備えアークの移動を保持するようにした接点
電極の提案がなされている。さらに同じ目的で特開平4
−20978号公報ではAgWCとCuCrの組み合わ
せ、特開平4−242029号公報では、AgWCとC
uTiの組み合わせ、特開平5−47275号公報では
AgMo2 CとCuCrの組み合わせが開示されている
ように、複数の接触領域に使用する素材の具体的な提案
がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の均一の組成分布
を持った接点構造や従来の軸方向磁界電極構造では、使
用する接点材料、接点電極径によりアノードスポットの
形成される臨界抵抗値が一義的に決まってしまう。均一
の組成分布を持った接点と前記軸方向磁界電極とを単純
に組み合わせただけでは、遮断性能の改善には限界が見
られている。また、前記したアーク電圧の異なる2種類
以上の接点電極を同一面上に配置し、前記軸方向磁界電
極と組み合わせた場合でも、アーク電圧の低い部分にア
ークが集中してしまい、アークの移動を完全に補助する
接点電極とはならず、大電流遮断に有効な軸方向磁界の
技術の特性を生かすには至らず遮断性能の改善には限界
が見られている。さらに、AgWCとCuCrの組み合
わせ、AgWCとCuTiの組み合わせ、AgMo2
とCuCrの組み合わせたものでも同様に、大電流遮断
時にアークがアーク電圧の低い部分に偏り、低裁断特性
の向上は得られるものの大電流遮断特性の向上の観点か
らは十分ではなかった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、接点面上の材料組成、成分量勾配を最適化し、これ
に加えて接点面上の磁界強度勾配を最適化することによ
り、アノードスポットの形成される臨界電流値を大きく
でき、優れた大電流遮断特性を維持できる真空バルブを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、真空容器内に接離自在に配
設され接点面上の材料組成が任意の半径線上で同心円状
に勾配変化してなる1対の組成傾斜接点と、前記接点面
上の任意の半径線上で同心円状に磁界強度に勾配変化を
与える磁束密度分布傾斜手段とを有することを要旨とす
る。この構成において、組成傾斜接点と磁束密度分布傾
斜手段とを組み合わせたことによる相乗的効果により、
大電流を遮断したとき、遮断により発生したアークはア
ーク電圧の低い部分に停滞、集中することなく点弧す
る。即ち、アークは組成勾配を持つ接点面上を容易に移
動してアークの拡散が促進され、遮断電流を処理する接
点面積の実質的増加につながり、アノードスポットが形
成される臨界電流値を大きくすることができて優れた大
電流遮断特性を維持することが可能となる。
【0008】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の真空バルブにおいて、前記組成傾斜接点は、Ag,C
uの少なくとも1つよりなる導電性成分と、1500℃
以上の溶融温度を有する耐弧性成分と、必要により補助
成分とを含み、前記接点面上の任意の半径R1 線上の任
意の2点X1 とX2 間の間隔(X2 −X1 、但しX2
1 ≧0)をXとし、前記点X1 ,X2 における前記導
電性成分の各成分量A1 ,A2 (容積%)の差(A2
1 )をAとしたときの前記2点X1 とX2 間の前記導
電性成分の成分量の勾配A/Xが0.2〜12容積%/
mmであり、前記磁束密度分布傾斜手段は、前記接点面
上の任意の半径R1 線上の任意の点から他の任意の点に
向って磁界強度に勾配を与える磁束密度分布傾斜用コイ
ル又は磁束密度分布傾斜用スリットの何れかであること
を要旨とする。この構成において、組成傾斜接点におけ
る導電性成分の成分量の勾配A/Xが0.2容積%/m
m未満ではアークの拡散性が劣化し、12容積%/mm
を越えると真空バルブ個々間でアークの拡散性にばらつ
きの発生が見られるようになる。したがって、アークの
拡散性を促進し、優れた大電流遮断特性を維持する上に
おいてA/Xは0.2〜12容積%/mmの範囲に限定
される。
【0009】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の真空バルブにおいて、前記磁束密度分布傾斜手段は、
前記組成傾斜接点の中心部分での磁界強度を或る接点径
の各遮断電流に対する最低アーク電圧より2〜5V高
く、かつ該組成傾斜接点の外周部分での磁界強度を或る
接点径の各遮断電流に対する最低アーク電圧を与える磁
界強度の120%〜160%となるように前記接点面上
の磁界強度に勾配を与えるように構成してなることを要
旨とする。この構成により、前記組成傾斜接点と組み合
わせた場合において、特にアノードスポットが形成され
る臨界電流値が向上して大電流の遮断性能を確実に改善
することが可能となる。
【0010】請求項4記載の発明は、上記請求項2記載
の真空バルブにおいて、前記磁束密度分布傾斜手段は、
最低アーク電圧を与える磁界強度が、接点半径の20%
〜40%の半径方向位置の範囲に印加されるように前記
接点面上の磁界強度に勾配を与えるように構成してなる
ことを要旨とする。この構成により、上記と同様に、特
にアノードスポットが形成される臨界電流値が向上して
大電流の遮断性能を確実に改善することが可能となる。
【0011】請求項5記載の発明は、上記請求項2記載
の真空バルブにおいて、前記磁束密度分布傾斜手段は、
前記組成傾斜接点の中心部分に逆方向磁界を発生させて
前記接点面上の磁界強度に勾配を与えるように構成して
なることを特徴とする。この構成により、磁束密度分布
傾斜手段は、組成傾斜接点の接点面上の任意の半径線上
で同心円状に磁界強度に勾配変化を与えることが可能と
なる。
【0012】請求項6記載の発明は、上記請求項1ない
し5の何れかに記載の真空バルブにおいて、前記組成傾
斜接点は、該接点中の導電性成分量が5〜75容積%を
占めるように構成してなることを要旨とする。この構成
により、前記導電性成分の成分量の勾配A/Xの所要の
範囲0.2〜12容積%/mmをよりよく実現すること
が可能となる。
【0013】請求項7記載の発明は、上記請求項1ない
し6の何れかに記載の真空バルブにおいて、前記組成傾
斜接点は、Ti,Zr,V,Nb,Ta,Cr,Mo,
Wから選ばれた少なくとも1つの耐弧性成分を含有する
ことを要旨とする。この構成により、遮断性能を確実に
改善することが可能となる。
【0014】請求項8記載の発明は、上記請求項1ない
し6の何れかに記載の真空バルブにおいて、前記組成傾
斜接点は、Ti,Zr,V,Nb,Ta,Cr,Mo,
Wから選ばれた少なくとも1つの炭化物または硼化物よ
りなる耐弧性成分を含有することを要旨とする。この構
成により、上記と同様に、遮断性能を確実に改善するこ
とが可能となる。
【0015】請求項9記載の発明は、上記請求項1ない
し8の何れかに記載の真空バルブにおいて、前記組成傾
斜接点は、Co,Ni,Feから選ばれた少なくとも1
つの補助成分を含有することを要旨とする。この構成に
より、材料組成が所要の勾配変化を有する組成傾斜接点
をよりよく製造することが可能となる。
【0016】請求項10記載の発明は、上記請求項1な
いし9の何れかに記載の真空バルブにおいて、前記組成
傾斜接点は、Bi,Te,Pb,Sbから選ばれた少な
くとも1つの補助成分を含有することを要旨とする。こ
の構成により、上記と同様に、所要の勾配変化を有する
組成傾斜接点をよりよく製造することが可能となる。
【0017】請求項11記載の発明は、上記請求項1な
いし10の何れかに記載の真空バルブにおいて、前記組
成傾斜接点は、前記接点面上の任意の半径R1 線上に、
前記A/Xが0.2容積%/mm以下(0を含む)の勾
配である領域と、0.2〜12容積%/mmの勾配であ
る領域とが並存してなることを要旨とする。この構成に
より、組成傾斜接点は、接点面の一部に導電性成分の成
分量の勾配A/Xが0.2〜12容積%/mmの領域が
あれば、前記磁束密度分布傾斜手段と組み合わせた場合
において臨界電流値を大きくすることができて優れた大
電流遮断特性を維持することが可能となる。
【0018】請求項12記載の発明は、上記請求項1な
いし10の何れかに記載の真空バルブにおいて、前記組
成傾斜接点は、前記接点面上の任意の半径R1 線上に、
前記A/Xが0.2容積%/mm以下(0を含む)の勾
配である領域と12容積%/mm以上の領域とが、0.
2〜12容積%/mmの勾配である領域と隣接するよう
にして存在してなることを要旨とする。この構成によ
り、上記請求項11記載の発明と同様の作用、効果を得
ることが可能となる。
【0019】請求項13記載の発明は、上記請求項1な
いし10の何れかに記載の真空バルブにおいて、前記組
成傾斜接点は、前記A/Xが0.2容積%/mm以下で
ある領域が前記接点面上の中心(直径の中心)から任意
の点X1 までの間に存在し、0.2〜12容積%/mm
の勾配を有する領域と半径R1 線上に並存してなること
を要旨とする。この構成により、上記請求項11記載の
発明と同様の作用、効果を得ることが可能となる。
【0020】請求項14記載の発明は、上記請求項1な
いし10の何れかに記載の真空バルブにおいて、前記組
成傾斜接点は、2種類の耐弧性成分T1 ,T2 (但し、
1+T2 =100)のうちの任意の一方の耐弧性成分
1 が、前記接点面上の任意の半径R2 線上の任意の2
点X3 とX4 間の間隔(X4 −X3 、但しX4 >X3
0)をXとし、前記X3 ,X4 における前記耐弧性成分
1 の各成分量A3 ,A4 (容積%)の差(A4
3 )をAとしたときの成分量の勾配A/Xが0.2〜
12容積%/mmであることを要旨とする。この構成に
おいて、耐弧性成分の成分量についても、導電性成分の
成分量とほぼ同様の勾配範囲を持たせることにより、前
記請求項1記載の発明の作用、効果を、より一層高める
ことが可能となる。
【0021】請求項15記載の発明は、上記請求項1な
いし14の何れかに記載の真空バルブにおいて、前記組
成傾斜接点は、Cu板又はCuAg板の何れかからなる
台金上に搭載一体化してなることを要旨とする。この構
成により、接点全体の電気伝導率が高くなって遮断電流
特性の一層の向上が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本実施の形態の真空バルブは、接点面上の材料組
成成分量に勾配変化を持たせた組成傾斜接点と、接点面
上の磁界強度に勾配変化を与える磁束密度分布傾斜用の
コイル又はスリットからなる磁束密度分布傾斜手段とを
組み合わせたものである。
【0023】このように、真空バルブに接点面上の好ま
しい材料組成、成分量に分布勾配を持った組成傾斜接点
と、接点面上の磁界強度に勾配を持たせる磁束密度分布
傾斜用コイル又はスリットとを組み合わせ配置したの
で、これらの相乗的効果によって、大電流を遮断した場
合、遮断により発生したアークはアーク電圧の低い部分
に停滞、集中することがなく点弧する。即ち、所定比率
内の組成勾配を持つ接点面上をアークは容易に移動する
ためアークの拡散が促進され、遮断電流を処理する接点
面積の実質的増加、アノードスポットが形成される臨界
電流値を大きくすることにつながり、アークの停滞、集
中が低減化される結果、接点面の局部的異常蒸発現象の
阻止、表面荒れの軽減化など長寿命化の利益と共に遮断
特性の向上に寄与する。
【0024】一般の従来接点は、接点面全体が同一の組
成で作られている。このような通常組成分布を持つ接点
でも、外部磁界(例えば縦磁界)を与えると、遮断によ
り発生したアークは、接点面上に一様に拡がり移動拡散
し、電流遮断特性をある程度向上させることができるが
限界が見られる。観察によれば、一定値以上の電流値を
遮断すると、アークは予測できない一点もしくは複数点
の場所で停滞し、異常融解させ遮断限界に至る。また異
常融解は、接点材料の瞬時的爆発的な蒸発によって発生
した金属蒸気が開極過程にあった真空遮断器の絶縁回復
性を著しく阻害し、遮断限界の一層の劣化を招く。さら
に異常融解は、巨大な融滴を作り接点面の荒れを招き耐
電圧特性の低下、再点弧発生率の増加、材料の異常な消
耗をも招く。これらの現象の原因となるアークが、接点
面上のどこで停滞するかは前述したように全く予測でき
ない以上、発生したアークが停滞することなく移動拡散
できるような表面条件(組成傾斜接点)と移動拡散を促
進させる補助手段(磁束密度分布傾斜用コイル)とを接
点に与えることが望ましい。
【0025】本実施の形態では、その望ましい条件とし
て、接点面上の半径方向に所定の組成分布勾配を持たせ
た組成傾斜接点と、接点面上の磁界強度に勾配を与える
ことが可能な磁束傾斜用コイルとを重畳させた結果、遮
断限界電流値を改善した。なお実験によれば、この半径
方向に所定の組成分布勾配を持たせるのは、耐消耗性を
配慮する接点では、接点の全厚さであってもよいが、設
計上遮断回数の少ない真空遮断器、或いは接触抵抗性を
配慮する接点では、必ずしも全厚さに亘って所定の成分
量勾配とする必要はなく、接点面の最表面層から厚さ方
向(内部方向)に0.01mmの深さの範囲が、所定の
組成勾配値であっても、機能を発揮する。この場合には
例えば0.01mmより内部にこの組成より電気伝導率
の大なる材料(例えば純Cu)を台金として配置し、接
点電極全体の電気伝導率の向上に配慮することは、遮断
電流特性の一層の向上に寄与する。
【0026】次に、供試組成傾斜接点等の製造及びこの
評価方法等について述べる。
【0027】(供試組成傾斜接点の製造方法)接点素材
の製造は、例えば次のような二三の方法を適宜選択して
製造する。所定比率の導電性成分粉末と耐弧性成分粉末
と必要により補助成分粉末の全部もしくは一部を混合し
た後、これらの溶融温度以下で加熱焼結する方法によっ
て、供試片を作成した。また一部は、耐弧性成分粉末の
みを予め溶融温度以下で加熱焼結し、所定空隙率を有す
る耐弧性成分スケルトンを得た後、残りの粉末をその溶
融温度以上に加熱した前記スケルトンの空隙中に加熱溶
浸する方法によって供試片を作成した。また他の一部
は、鋼板、接点電極片などの基板上の所定場所に所定比
率の導電性成分粉末と耐弧性成分粉末と必要により補助
成分粉末の混合粉を、吹き付け付着もしくは溶融吹き付
け付着させる方法、さらにこれに加熱処理を加える方法
によって供試片を作成した。
【0028】一方、該接点面上に、所定の成分量の勾配
A/Xを付与する技術は、例えば異なる成分(円盤状板
と1ないし複数個のリング状板とを組み合わせ後一体
化、加圧、焼結、溶浸など)を有する混合粉末成型体を
作り、これらを混合粉末成型体のまま勾配A/Xとなる
ように組み合わせ配置した後、一体化させた状態でこれ
らの溶融温度以下の温度で加熱焼結する方法、或いは異
なる成分を有する混合粉末成型体を作り、上記のように
混合粉末成型体ではなく先に焼結しその後一方をリング
状とし勾配A/Xとなるように他方を組み合わせる方法
などによって所定成分量勾配を有する供試片を作成し
た。この際には、勾配A/X値を大幅に変動させるには
導電性成分粉末と耐弧性成分粉末の配合比率によって調
整するのが有利である。また勾配A/X値を小幅に変動
させるには、耐弧性成分粉末の粒径を変化させること、
耐弧性成分粉末の成型圧力を変化させること、焼結温
度、時間を変化させることを適宜行うことによって微調
整するのが有利である。実際にはこれらを適宜組み合わ
せて実施する。また一部は、複数成分を有する複数のリ
ング状(例えば2種の場合、一方をリング状に、他方を
円板状に、3種の時にはリング状片を2個、円板を1
個)の耐弧性成分粉末のみを予め溶融温度以下で加熱焼
結し、所定空隙率を有する耐弧性成分スケルトンを得た
後、残りの粉末をその溶融温度以上に加熱した前記スケ
ルトンの空隙中に加熱溶浸する方法によって、所定成分
量勾配を有する組成傾斜接点を作成した。
【0029】上記では該接点電極は厚さ全体に勾配A/
X値を持たせたが、厚さが例えば1〜5mm程度のCu
板上又はCuAg板に所定成分量勾配を接点材料に配置
した複層としてもよい。
【0030】(磁束密度分布傾斜用コイル)接点面上の
磁束強度を同心円状に勾配変化させる磁束密度分布傾斜
手段は次のようにして得る。真空バルブの接点背面に設
置される磁界発生用コイルの中心部分の巻回方向を逆向
きにしたり(後述の表1:コイル1)、逆向きに巻回す
るコイルの巻回ピッチをコイル外周方向に向って粗にし
たり(後述の表1:コイル2)、またコイルの中心部分
には巻回部分を全く無くしたりして(後述の表1:コイ
ル3)接点面上の磁界強度を調整し、磁束密度分布傾斜
を得た。
【0031】また他の真空バルブの接点背面には、補強
も兼ねた接点保持体が設けられ、この接点保持体には、
所定巻回方向に切り込んである磁束密度分布傾斜発生用
スリットが設置されている。このスリットの方向を逆向
きにしたり(後述の表1:スリット1)、スリットピッ
チを調節したり(後述の表1:スリット2)して接点面
上の磁束強度分布を調整し、希望とする磁束密度分布傾
斜を得た。しかし、本実施の形態では一例として例えば
接点中心部分に逆方向磁界を発生させたが、主旨は必要
とする部分の磁界強度を調節することができればよく、
磁束密度分布傾斜を得る手段は上記例に限られることで
はない。
【0032】また他の真空バルブの接点背面には、補強
も兼ねた接点保持体が設けられ、この接点保持体には、
スリットが切り込んであり、この切り込んであるスリッ
トの方向を逆向きにしたり、スリットピッチを調節し
た。即ち、接点の中心部分での磁界強度を或る接点径の
各遮断電流に対する最低アーク電圧より2〜5V高くな
る範囲の磁界強度の内の値の低い方の磁界を印加した
り、また、接点の外周部分での磁界強度を或る接点径の
各遮断電流に対する最低アーク電圧を与える磁界強度の
120%〜160%となるようにしたり、さらに、最低
アーク電圧を与える磁界強度が、接点半径の20%〜4
0%の半径方向位置の範囲に印加されるようにすること
などによって、接点面上の磁束強度分布を調整し、希望
とする磁束密度分布傾斜を得た。上記各数値を所定範囲
内に選択したときには、経済的バランスに配慮した上で
組成傾斜接点と組み合わせた場合には、特にアノードス
ポットが形成される臨界電流値を向上させ大電流の遮断
性能の改善に有利な真空バルブとすることができる。そ
の結果遮断特性の一層の向上と安定性が得られる。
【0033】(評価方法) (1)アークの拡がり量;着脱式の真空遮断装置に所定
接点電極を装着し、接点電極表面のベーキング、電流、
電圧エージング、開極速度条件を一定同一とした後、上
記で求めた遮断限界電流値より低い12kAを選択一定
とし、7.2kV,50Hz,4回遮断させた時の接点
電極表面の被アーク部分の面積を測定し、後述の表2
中、実施例1の拡がり面積との相対比較Z〜X,D〜A
で示した(面積が25〜50%のときを[Z],50〜
75%のときを[Y],75〜同等(95〜105%)
のときを[X],同等〜125%のときを[D],12
5〜150%のときを[C],150〜200%のとき
を[B],200%以上のときを[A])。
【0034】(2)遮断特性;着脱式の真空遮断装置に
所定接点電極を装着し、接点電極表面のベーキング、電
流、電圧エージング、開極速度条件を一定同一とした
後、7.2kV,50Hzで、遮断電流値を5kAより
漸次増加させながら、遮断限界電流値を測定した。接点
面全体が同一の組成で作られている従来の接点と、接点
面上の磁界強度に格別の勾配を持たせていない従来の縦
磁界コイルとを組み合わせた標準の真空バルブの遮断限
界電流値を100とし、各条件下の遮断特性を遮断倍率
として相対比較した。
【0035】(3)耐電圧特性;上記アークの拡がり量
を評価した後の接点電極を着脱式の真空遮断装置に再び
戻し、接点電極表面のベーキング、電流、電圧エージン
グ、電極間隙を一定同一とした後、連続的に昇電圧させ
てゆきスパークを発生した時の電圧を静耐電圧値として
測定し前記と同様に相対比較した。実施例1の静耐電圧
値を1.0としたときの相対値で表示した。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】次に、表1〜表4(表2は表1の続き、表
4は表3の続きである)を用いて、具体的な各実施例の
評価条件、評価結果を各比較例とともに述べる。
【0041】遮断倍率を示した表1〜表4を参照にしな
がら、本実施例による組成傾斜接点と磁束密度分布傾斜
用コイルとの有する相乗的効果について詳述する。但し
以下において、接点面上に付与した成分量の勾配A/X
が、0.2(vol%/mm)未満の勾配を(領域
I)、0.2〜12(vol%/mm)の勾配を(領域
II)、12vol%/mm以上(12不含)の勾配を
(領域 III)とする。また、接点片は直径45mm、同
厚さ5mmの大きさを用いる。所定の成分量勾配A/X
を有する組成傾斜接点及び標準の均一組成接点片と、磁
束密度分布傾斜用コイル及び標準の縦磁界コイルとを各
々有する真空バルブを製作し、着脱式の真空遮断装置に
装着した。
【0042】評価(1)として、7.2kV,50Hz
で、12kAを4回遮断させた後の被アーク部分の面積
を面積計で計測し、各真空バルブ接点面のアークの拡が
り量を、標準の実施例1の真空バルブと比較した。ま
た、評価(2)として、7.2kV,50Hzで遮断電
流値を5kAより漸次増加させ、各真空バルブの限界遮
断電流値を求め、標準の実施例1の真空バルブと相対比
較した。さらに、評価(3)として、前記アークの拡が
り量を計測した各真空バルブを再度着脱式の真空遮断装
置に装着し、電極間距離を一定に調整した後、1kVず
つ昇電圧させスパークを発生した時の電圧を静耐圧値と
して求め、標準の実施例1の真空バルブと相対比較し
た。
【0043】実施例1〜3、比較例1〜5 Cu−Cr接点を代表接点として説明する。接点面全体
を同一の組成とした組成均一接点(I)と接点面上の材
料組成、成分量に分布勾配を持たせた組成傾斜接点(I
I)とを前記した方法で得た。また、コイルの巻回方向
を一方向とした従来型縦磁界コイル(コイルS)と磁束
密度分布傾斜用コイルとして、コイル中心部の巻回方向
を逆方向とし接点面上の磁束強度を同心円状に勾配変化
を持たせた(コイル1)とを用意した。
【0044】これらの条件を互いに組み合わせた真空バ
ルブ(I−コイルS;比較例1)、(I−コイル1;比
較例2)、(II−コイルS;比較例3)、(II−コイル
1;実施例2)の各々を用意した。組成傾斜接点(II)
は、接点面上に付与した成分量の勾配A/Xを前述した
方法で調整した。即ち、Cu粉、Cr粉を所定比率混
合、水素雰囲気中で1060℃で焼結、加圧を組み合わ
せて、任意の半径線上の任意の点と5mm離れた点との
平均勾配を、実施例2ではA/X=2.5(vol%/
mm)となる接点素材を得た。また実施例3では、同様
にCu粉、Cr粉を所定比率混合、水素雰囲気中で10
60℃で焼結、加圧を組み合わせて、任意の半径線上の
任意の点と5mm離れた点との平均勾配をA/X=12
(vol%/mm)となる接点電極素材を得た。比較例
1〜2では、同様にCu粉、Cr粉を所定比率混合、水
素雰囲気中で1060℃で焼結、加圧を組み合わせて、
A/X=0とした。比較例4では、同様にCu粉、Cr
粉を所定比率混合、水素雰囲気中で1060℃で焼結、
加圧を組み合わせて、A/X=0.16とした。比較例
5では、同様にCu粉、Cr粉を所定比率混合、水素雰
囲気中で1060℃で焼結、加圧を組み合わせて、A/
X=20とした。また、これらとは別に、前記勾配A/
Xを0.2(vol%/mm)とした組成傾斜接点と磁
束密度分布傾斜用コイルとして前記コイル1とを組み合
わせた真空バルブを標準の真空バルブとして用意した
(このバルブを、実施例1とした)。即ち、実施例1で
は、銅(Cu),Cr粉を所定比率混合の後、水素雰囲
気中で1060℃で焼結、加圧を組み合わせて固相焼結
法でCu成分量を30容積%(以下vol%)として接
点電極素材とするとともに、同様に33vol%とした
接点電極素材も作成した。これらをリング状に加工し、
Cu成分量が30vol%の素材と33vol%の素材
とを、任意の半径線上の任意の点と15mm離れた点と
の平均勾配をA/X=0.2(vol%/mm)となる
ように組み合わせ配置し接点片としたものである。
【0045】これらの真空バルブを前記した評価条件と
評価方法によってテストした。その結果、組成傾斜接点
と磁束密度分布傾斜用コイルとを組み合わせた(II−
b;実施例2)の場合は、アークの拡がり性、遮断性
能、耐電圧性能の総ての面において、他の組み合わせの
場合の真空バルブ(比較例1〜3)よりも良好であっ
た。特に、(I−コイルS;比較例1)の場合では、ア
ークの拡がり性が極端に劣り、標準の真空バルブ(実施
例1;A/X=0.2)と比較すると、50%未満の拡
がり量であった。比較例2〜3に示したように、(I−
コイル1),(II−コイルS)の組み合わせにおいても
標準の真空バルブより劣った。遮断性能、耐電圧性能の
面でも標準の真空バルブに及ばない。
【0046】表3、表4から明らかなように、勾配A/
X値が2.5〜12(実施例2〜3)では、標準試料と
した実施例1の値より、アークの拡がり性、遮断特性と
も大幅な改善が見られている。逆に勾配A/X値が0.
16〜0.2以下(比較例4)の時には、磁束密度分布
傾斜用コイルとを組み合わせたとしても、発弧点近傍と
考えられる接点面上の特定の箇所にアークの停滞が観察
され、アークの拡がり性、遮断性能、耐電圧性能の総て
の面において劣っていた。
【0047】あまり大きな直径を持つ接点径の作成が困
難で勾配A/X値が20の試験片とした。アークの拡が
り性は、A/X値が0(比較例4)の時より軽減化の方
向にあったが、真空バルブ個々間にばらつきの発生が見
られた。
【0048】これらより、組成傾斜接点と磁束密度分布
傾斜用コイルとを組み合わせたときにおける優位性が認
められるとともに、これらを組み合わせた場合の勾配A
/X値は実施例1も含めて、0.2〜12(実施例1〜
3)の範囲を好ましい範囲とした。
【0049】実施例4〜8 前記組成傾斜接点と磁束密度分布傾斜用コイルとを組み
合わせた真空バルブにおいて、接点面の勾配に複数の勾
配領域を持たせても同様の効果を得る。即ち、実施例4
では、接点面上の中心(直径の中心)から10mmの間
の勾配A/X値を0(比較例1と同一の条件)とし、こ
れと隣接して(中心から10〜15mmの間)の勾配A
/X値を2.5(実施例2と同一の条件)とし、さらに
これと隣接させて勾配A/X値を(比較例1と同一の条
件)となるように接点面を構成し、前記磁束密度分布傾
斜用コイル(前記コイル1)とを組み合わせ真空バルブ
とした。実施例5では、接点面上の中心(直径の中心)
から15mmの間の勾配A/X値を0.16(比較例2
と同一の条件)とし、これと隣接して(中心から15〜
20mmの間)の勾配A/X値を2.5(実施例2と同
一の条件)とし、さらにこれと隣接させて勾配A/X値
を0(比較例1と同一条件)となるように接点面を構成
した。実施例6では、接点面上の中心(直径の中心)か
ら15mmの間の勾配A/X値を0(比較例1と同一の
条件)とし、これと隣接して(中心から15〜18mm
の間)の勾配A/X値を2.5(実施例2と同一の条
件)と4.5とに分割し、さらにこれと隣接させて勾配
A/X値を0(比較例1と同一の条件)となるように接
点面を構成した。実施例7では、接点面上の中心(直径
の中心)から10mmの間の勾配A/X値を0(比較例
1と同一の条件)とし、これと隣接して(中心から10
〜13mmの間)の勾配A/X値を2.5(実施例5と
同一の条件)とし、さらにこれと隣接させて勾配A/X
値を14となるように接点面を構成した。実施例8で
は、接点面上の中心(直径の中心)から5mmの間の勾
配A/X値を0.16とし、これと隣接して(中心から
5〜8mmの間)の勾配A/X値を2.5とし、さらに
これと隣接させて勾配A/X値を14となるように接点
面の勾配に複数の勾配領域を持たせた接点面を構成した
これら組成傾斜接点と磁束密度分布傾斜用コイルとを組
み合わせた真空バルブを作成した。
【0050】評価の結果、表3、表4から明らかなよう
に、接点面の一部にでも勾配A/X値が0.2〜12の
領域が存在するならば、アークの拡がり性、遮断性能の
いずれもが、A/X値0.2(実施例1)と比較して同
等以上の特性を示していることが観察された。また静耐
圧値も、好ましい範囲と判断された。従って勾配A/X
値が0.2〜12の領域が、前記実施例1〜3、比較例
1〜3のように、接点面全面に存在している必要はな
く、その一部に勾配A/X値が0.2〜12の領域が存
在すれば、十分機能を発揮することが判った。参考とし
て、実施例6で用いた組成傾斜接点とコイル1(比較例
1及び3で使用したコイル)とを組み合わせた真空バル
ブでは、アークの拡がり量が実施例1の面積の約70%
程度であったのみならず、遮断性能、耐電圧性能の面に
おいてもばらつきの発生が見られた。この結果において
も組成傾斜接点と磁束密度分布傾斜コイルとを組み合わ
せた真空バルブの優位性が見られた。
【0051】実施例9〜12 前記した実施例1〜8、比較例2,4及び5では、磁界
発生用コイルとして、コイル1(コイル1中心部のコイ
ル巻回方向を逆向きにしたもの)を各種組成傾斜接点と
組み合わせた例を示したが、本発明技術ではこの例に限
ることなく、逆向きに巻回するコイルの巻回ピッチをコ
イル外周方向に向って粗にしたコイル(コイル2)、ま
たコイルの中心部分には巻回部分を全く無くしたりした
コイル(コイル3)、また他の真空バルブの接点背面に
は、補強も兼ねた接点保持体が設けられ、この接点保持
体には、所定巻回方向に切り込んである磁界発生用スリ
ットが設置されている。このスリットの方向を逆向きに
したりした場合(スリット1)、スリットピッチを調節
した場合(スリット2)など接点面上の磁界強度を調整
した磁束密度分布傾斜を得た。
【0052】実施例2で使用した組成傾斜接点と上述し
たコイル(コイル2〜3;実施例9〜10)又はスリッ
ト(スリット1〜2;実施例11〜12)を搭載した真
空バルブを製作し、評価を実施したところは、表3、表
4に示すようにコイル1を使用したのと同等もしくはそ
れ以上のアークの拡がり量、遮断性能、耐電圧性能を得
た。これに対して参考として、接点面上の状態が組成傾
斜接点の状態となっていない勾配A/X値が0である接
点と、上述した磁束密度分布傾斜コイル2とを組み合わ
せた真空バルブでは、アークの拡がり量が実施例1の面
積の約50%程度であったのみならず、遮断性能、耐電
圧性能の面においてもばらつきの発生が見られた。この
結果においても組成傾斜接点と磁束密度分布傾斜コイル
とを組み合わせた真空バルブの優位性が見られた。
【0053】実施例13〜20 上記した実施例1〜12、比較例1〜5では、接点材料
として、CuCrの例を示したが、本発明技術ではこの
CuCrの例に限ることなく、接点材料を選択できる。
即ち、実施例13〜16では、耐弧性成分量を、25v
ol%の[Cr−Nb(CrとNbの比率95:
5)],30vol%の[Cr−Bi(Biは合金全体
中で0.5重量%)],30vol%のTi,40vo
l%のW、残部をCuと必要により微量の焼結助材の各
々から選択され接点材料で、実施例2と同様に接点面全
面を勾配A/X値を2.5の状態として構成し、磁束密
度分布傾斜用コイル(コイル1)と組み合わせた真空バ
ルブを作成した。耐弧性成分は、上記の他に、Zr,
V,Ta,Moから選ばれた少なくとも1つを用いるこ
とができる。また焼結助材はCo,Ni,Feから選ば
れた少なくとも1つ又は/及びBi,Te,Pb,Sb
から選ばれた少なくとも1つを用いることができる。そ
の評価の結果、表3、表4から明らかなように、アーク
の拡がり性、遮断性能のいずれもが、A/X値0.2
(実施例1)と比較して改善されていることが観察され
た。なお静耐圧値は、大差無く好ましい範囲と判断され
た。
【0054】上記した実施例1〜16、比較例1〜5で
は、接点材料として、高導電性成分としてCu基の例を
示したが、本発明技術では接点材料の高導電性成分はC
u基の合金の例に限ることなく、接点材料を選択でき
る。即ち、実施例17〜18では、Ag基の例であり、
さらに実施例19ではAgCuの例である。また耐弧性
成分は実施例17,18,19の如く金属のみでなく炭
化物又は硼化物であっても、磁束密度分布傾斜コイル
(コイル1)と組み合わせの効果が見られている。さら
に耐弧性成分についても、導電性成分と同様に、その成
分量の勾配A/Xが0.2〜12vol%/mmの範囲
領域を持たせることにより、磁束密度分布傾斜手段との
組み合わせにおいて、なお一層の所望の作用、効果を得
ることができる。
【0055】以上によって、遮断性能の改善のための有
効技術として、接点面上の構成成分量の濃度勾配A/X
を0.2〜12(vol%)/(mm)とした組成傾斜
接点と磁束密度分布傾斜コイルとを組み合わせて真空バ
ルブとした時に諸特性に優位性が見られた。さらに接点
面全面をこの勾配値にする必要はなく、その一部にこの
勾配値を有する領域が存在すれば有効であることも判っ
た。またCuCr接点材料を主体として実施状況を示し
たが、他の材料系においても有効であることも判った。
これらの知見を基にした本実施例接点は、耐電圧性を維
持した上で真空遮断器の遮断性能の向上に極めて有益で
ある。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、真空容器内に接離自在に配設され接点面上
の材料組成が任意の半径線上で同心円状に勾配変化して
なる1対の組成傾斜接点と、前記接点面上の任意の半径
線上で同心円状に磁界強度に勾配変化を与える磁束密度
分布傾斜手段とを具備させたため、組成傾斜接点と磁束
密度分布傾斜手段とを組み合わせたことによる相乗的効
果により、大電流を遮断したとき、遮断により発生した
アークはアーク電圧の低い部分に停滞、集中することな
く点弧する。即ち、アークは組成勾配を持つ接点面上を
容易に移動してアークの拡散が促進され、遮断電流を処
理する接点面積の実質的増加につながる。したがってア
ノードスポットが形成される臨界電流値を大きくするこ
とができて優れた大電流遮断特性を維持することができ
る。
【0057】請求項2記載の発明によれば、前記組成傾
斜接点は、Ag,Cuの少なくとも1つよりなる導電性
成分と、1500℃以上の溶融温度を有する耐弧性成分
と、必要により補助成分とを含み、前記接点面上の任意
の半径R1 線上の任意の2点X1 とX2 間の間隔(X2
−X1 、但しX2 >X1 ≧0)をXとし、前記点X1
2 における前記導電性成分の各成分量A1 ,A2 (容
積%)の差(A2 −A1 )をAとしたときの前記2点X
1 とX2 間の前記導電性成分の成分量の勾配A/Xが
0.2〜12容積%/mmであり、前記磁束密度分布傾
斜手段は、前記接点面上の任意の半径R1 線上の任意の
点から他の任意の点に向って磁界強度に勾配を与える磁
束密度分布傾斜用コイル又は磁束密度分布傾斜用スリッ
トの何れかとしたため、組成傾斜接点における導電性成
分の成分量の勾配A/Xが0.2容積%/mm未満では
アークの拡散性が劣化し、12容積%/mmを越えると
真空バルブ個々間でアークの拡散性にばらつきの発生が
見られるようになる。したがって、A/Xを0.2〜1
2容積%/mmの範囲に限定することで、確実にアーク
の拡散性を促進し、優れた大電流遮断特性を維持するこ
とができる。
【0058】請求項3記載の発明によれば、前記磁束密
度分布傾斜手段は、前記組成傾斜接点の中心部分での磁
界強度を或る接点径の各遮断電流に対する最低アーク電
圧より2〜5V高く、かつ該組成傾斜接点の外周部分で
の磁界強度を或る接点径の各遮断電流に対する最低アー
ク電圧を与える磁界強度の120%〜160%となるよ
うに前記接点面上の磁界強度に勾配を与えるように構成
したため、前記組成傾斜接点と組み合わせた場合におい
て、特にアノードスポットが形成される臨界電流値が向
上して大電流の遮断性能を確実に改善することができ
る。
【0059】請求項4記載の発明によれば、前記磁束密
度分布傾斜手段は、最低アーク電圧を与える磁界強度
が、接点半径の20%〜40%の半径方向位置の範囲に
印加されるように前記接点面上の磁界強度に勾配を与え
るように構成したため、上記と同様に、特にアノードス
ポットが形成される臨界電流値が向上して大電流の遮断
性能を確実に改善することができる。
【0060】請求項5記載の発明によれば、前記磁束密
度分布傾斜手段は、前記組成傾斜接点の中心部分に逆方
向磁界を発生させて前記接点面上の磁界強度に勾配を与
えるように構成したため、磁束密度分布傾斜手段は、具
体的にはこのような構成とすることで、組成傾斜接点の
接点面上の任意の半径線上で同心円状に磁界強度に勾配
変化を与えることができる。
【0061】請求項6記載の発明によれば、前記組成傾
斜接点は、該接点中の導電性成分量が5〜75容積%を
占めるように構成したため、前記導電性成分の成分量の
勾配A/Xの所要の範囲0.2〜12容積%/mmをよ
りよく実現することができる。
【0062】請求項7記載の発明によれば、前記組成傾
斜接点は、Ti,Zr,V,Nb,Ta,Cr,Mo,
Wから選ばれた少なくとも1つの耐弧性成分を含有させ
たため、遮断性能を確実に改善することができる。
【0063】請求項8記載の発明によれば、前記組成傾
斜接点は、Ti,Zr,V,Nb,Ta,Cr,Mo,
Wから選ばれた少なくとも1つの炭化物または硼化物よ
りなる耐弧性成分を含有させたため、上記と同様に、遮
断性能を確実に改善することができる。
【0064】請求項9記載の発明によれば、前記組成傾
斜接点は、Co,Ni,Feから選ばれた少なくとも1
つの補助成分を含有させたため、材料組成が所要の勾配
変化を有する組成傾斜接点をよりよく製造することがで
きる。
【0065】請求項10記載の発明によれば、前記組成
傾斜接点は、Bi,Te,Pb,Sbから選ばれた少な
くとも1つの補助成分を含有させたため、上記と同様
に、所要の勾配変化を有する組成傾斜接点をよりよく製
造することができる。
【0066】請求項11記載の発明によれば、前記組成
傾斜接点は、前記接点面上の任意の半径R1 線上に、前
記A/Xが0.2容積%/mm以下(0を含む)の勾配
である領域と、0.2〜12容積%/mmの勾配である
領域とが並存するようにしたため、組成傾斜接点は、接
点面の一部に導電性成分の成分量の勾配A/Xが0.2
〜12容積%/mmの領域があれば、前記磁束密度分布
傾斜手段と組み合わせた場合において臨界電流値を大き
くすることができて優れた大電流遮断特性を維持するこ
とができる。
【0067】請求項12記載の発明によれば、前記組成
傾斜接点は、前記接点面上の任意の半径R1 線上に、前
記A/Xが0.2容積%/mm以下(0を含む)の勾配
である領域と12容積%/mm以上の領域とが、0.2
〜12容積%/mmの勾配である領域と隣接するように
して存在するようにしたため、上記請求項11記載の発
明と同様の効果を得ることができる。
【0068】請求項13記載の発明によれば、前記組成
傾斜接点は、前記A/Xが0.2容積%/mm以下であ
る領域が前記接点面上の中心(直径の中心)から任意の
点X1 までの間に存在し、0.2〜12容積%/mmの
勾配を有する領域と半径R1線上に並存するようにした
ため、上記請求項11記載の発明と同様の効果を得るこ
とができる。
【0069】請求項14記載の発明によれば、前記組成
傾斜接点は、2種類の耐弧性成分T1 ,T2 (但し、T
1 +T2 =100)のうちの任意の一方の耐弧性成分T
1 が、前記接点面上の任意の半径R2 線上の任意の2点
3 とX4 間の間隔(X4 −X3 、但しX4 >X3
0)をXとし、前記X3 ,X4 における前記耐弧性成分
1 の各成分量A3 ,A4 (容積%)の差(A4
3 )をAとしたときの成分量の勾配A/Xが0.2〜
12容積%/mmとしたため、耐弧性成分の成分量につ
いても、導電性成分の成分量とほぼ同様の勾配範囲を持
たせることで、前記請求項1記載の発明の効果を、より
一層高めることができる。
【0070】請求項15記載の発明によれば、前記組成
傾斜接点は、Cu板又はCuAg板の何れかからなる台
金上に搭載一体化させたため、接点全体の電気伝導率が
高くなって遮断電流特性を一層向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の真空バルブの縦断面図である。
【符号の説明】
4 真空容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 経世 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 山本 敦史 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 渡辺 憲治 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 本間 三孝 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器内に接離自在に配設され接点面
    上の材料組成が任意の半径線上で同心円状に勾配変化し
    てなる1対の組成傾斜接点と、前記接点面上の任意の半
    径線上で同心円状に磁界強度に勾配変化を与える磁束密
    度分布傾斜手段とを有することを特徴とする真空バル
    ブ。
  2. 【請求項2】 前記組成傾斜接点は、Ag,Cuの少な
    くとも1つよりなる導電性成分と、1500℃以上の溶
    融温度を有する耐弧性成分と、必要により補助成分とを
    含み、前記接点面上の任意の半径R1 線上の任意の2点
    1 とX2 間の間隔(X2 −X1 、但しX2 >X1
    0)をXとし、前記点X1 ,X2 における前記導電性成
    分の各成分量A1 ,A2 (容積%)の差(A2 −A1
    をAとしたときの前記2点X1 とX2 間の前記導電性成
    分の成分量の勾配A/Xが0.2〜12容積%/mmで
    あり、前記磁束密度分布傾斜手段は、前記接点面上の任
    意の半径R1 線上の任意の点から他の任意の点に向って
    磁界強度に勾配を与える磁束密度分布傾斜用コイル又は
    磁束密度分布傾斜用スリットの何れかであることを特徴
    とする請求項1記載の真空バルブ。
  3. 【請求項3】 前記磁束密度分布傾斜手段は、前記組成
    傾斜接点の中心部分での磁界強度を或る接点径の各遮断
    電流に対する最低アーク電圧より2〜5V高く、かつ該
    組成傾斜接点の外周部分での磁界強度を或る接点径の各
    遮断電流に対する最低アーク電圧を与える磁界強度の1
    20%〜160%となるように前記接点面上の磁界強度
    に勾配を与えるように構成してなることを特徴とする請
    求項2記載の真空バルブ。
  4. 【請求項4】 前記磁束密度分布傾斜手段は、最低アー
    ク電圧を与える磁界強度が、接点半径の20%〜40%
    の半径方向位置の範囲に印加されるように前記接点面上
    の磁界強度に勾配を与えるように構成してなることを特
    徴とする請求項2記載の真空バルブ。
  5. 【請求項5】 前記磁束密度分布傾斜手段は、前記組成
    傾斜接点の中心部分に逆方向磁界を発生させて前記接点
    面上の磁界強度に勾配を与えるように構成してなること
    を特徴とする請求項2記載の真空バルブ。
  6. 【請求項6】 前記組成傾斜接点は、該接点中の導電性
    成分量が5〜75容積%を占めるように構成してなるこ
    とを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の真空
    バルブ。
  7. 【請求項7】 前記組成傾斜接点は、Ti,Zr,V,
    Nb,Ta,Cr,Mo,Wから選ばれた少なくとも1
    つの耐弧性成分を含有することを特徴とする請求項1な
    いし6の何れかに記載の真空バルブ。
  8. 【請求項8】 前記組成傾斜接点は、Ti,Zr,V,
    Nb,Ta,Cr,Mo,Wから選ばれた少なくとも1
    つの炭化物または硼化物よりなる耐弧性成分を含有する
    ことを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の真
    空バルブ。
  9. 【請求項9】 前記組成傾斜接点は、Co,Ni,Fe
    から選ばれた少なくとも1つの補助成分を含有すること
    を特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載の真空バ
    ルブ。
  10. 【請求項10】 前記組成傾斜接点は、Bi,Te,P
    b,Sbから選ばれた少なくとも1つの補助成分を含有
    することを特徴とする請求項1ないし9の何れかに記載
    の真空バルブ。
  11. 【請求項11】 前記組成傾斜接点は、前記接点面上の
    任意の半径R1 線上に、前記A/Xが0.2容積%/m
    m以下(0を含む)の勾配である領域と、0.2〜12
    容積%/mmの勾配である領域とが並存してなることを
    特徴とする請求項1ないし10の何れかに記載の真空バ
    ルブ。
  12. 【請求項12】 前記組成傾斜接点は、前記接点面上の
    任意の半径R1 線上に、前記A/Xが0.2容積%/m
    m以下(0を含む)の勾配である領域と12容積%/m
    m以上の領域とが、0.2〜12容積%/mmの勾配で
    ある領域と隣接するようにして存在してなることを特徴
    とする請求項1ないし10の何れかに記載の真空バル
    ブ。
  13. 【請求項13】 前記組成傾斜接点は、前記A/Xが
    0.2容積%/mm以下である領域が前記接点面上の中
    心(直径の中心)から任意の点X1 までの間に存在し、
    0.2〜12容積%/mmの勾配を有する領域と半径R
    1 線上に並存してなることを特徴とする請求項1ないし
    10の何れかに記載の真空バルブ。
  14. 【請求項14】 前記組成傾斜接点は、2種類の耐弧性
    成分T1 ,T2 (但し、T1 +T2 =100)のうちの
    任意の一方の耐弧性成分T1 が、前記接点面上の任意の
    半径R2 線上の任意の2点X3 とX4 間の間隔(X4
    3 、但しX4 >X3 ≧0)をXとし、前記X3 ,X4
    における前記耐弧性成分T1 の各成分量A3 ,A4 (容
    積%)の差(A4 −A3 )をAとしたときの成分量の勾
    配A/Xが0.2〜12容積%/mmであることを特徴
    とする請求項1ないし10の何れかに記載の真空バル
    ブ。
  15. 【請求項15】 前記組成傾斜接点は、Cu板又はCu
    Ag板の何れかからなる台金上に搭載一体化してなるこ
    とを特徴とする請求項1ないし14の何れかに記載の真
    空バルブ。
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