JPH0982846A - 樹脂封止型半導体装置及びその製造方法及びそれに用いるリードフレーム - Google Patents

樹脂封止型半導体装置及びその製造方法及びそれに用いるリードフレーム

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JPH0982846A
JPH0982846A JP7260940A JP26094095A JPH0982846A JP H0982846 A JPH0982846 A JP H0982846A JP 7260940 A JP7260940 A JP 7260940A JP 26094095 A JP26094095 A JP 26094095A JP H0982846 A JPH0982846 A JP H0982846A
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lead
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adhesive
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Hisamitsu Ishikawa
寿光 石川
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    • HELECTRICITY
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップ上にリードフレームのインナー
リードを半導体チップ上に載置する構造(LOC)の樹
脂封止型半導体装置においてインナーリードと半導体チ
ップとを接着する接着体を接着時に空隙が生じないよう
にして高信頼性の半導体装置を一般市場に供給し、これ
を用いた機器の信頼性を高める。 【解決手段】 複数の接続電極が主面に形成された半導
体基板1と、インナーリード7とこのインナーリードと
連続的につながるアウターリード6とからなり、このイ
ンナーリードが前記主面に固着された複数のリードと、
前記インナーリードと前記接続電極10とを電気的に接
続するボンディングワイヤ4と、前記半導体基板、前記
インナーリード、前記ボンディングワイヤとを樹脂封止
する樹脂封止体2とを備え前記インナーリードは、少な
くとも1つの球状の接続体20によって前記主面に固着
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定した樹脂封止
が可能なLOC(Lead On Chip) 構造の樹脂封止型半導
体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多ピンもしくは多端子を有するI
CやLSIなどの半導体装置において半導体素子(半導
体チップ)と外部リードとの間を電気的に接続する手段
としてはワイヤボンディング法とワイヤレスボンディン
グ法が知られている。ワイヤボンディング法は、半導体
チップに形成されたボンディングパッドなどの接続電極
と外部リードとの間をアルミニウム、金などの金属細線
により接続する方法である。接合手段としては熱圧着
法、超音波ボンディング法及びその両方を併用する方法
がある。一方、ワイヤレスボンディング法は、半導体チ
ップ上の全接続電極を特定のバンプや金属リードによっ
て外部端子に1度に接続する方法であり、テープキャリ
ア方式、フリップ半導体チップ方式、ビームリード方式
などが知られている。図19は、従来のワイヤボンディ
ングにより形成された半導体装置であって樹脂封止体に
より保護されている。このワイヤボンディング法による
樹脂封止型半導体装置は、半導体チップをリードフレー
ムに搭載し、ボンディングワイヤで両者を電気的に接続
し、これらを樹脂封止するように構成されている。
【0003】Fe−42Ni合金やCuなど金属製のリ
ードフレーム3は、ダイパッド5、インナーリード7及
びアウターリード6とを一体に有する。ダイパッド5上
にシリコン半導体などの半導体チップ1が導電性接着剤
8などで接着される。インナーリード7の先端は、半導
体チップ1と対向しており、半導体チップ1とインナー
リード7とはボンディングワイヤ4により接続される。
ボンディングワイヤ4は半導体チップ1の主面に形成さ
れたパッド電極などの接続電極(図示せず)に接続され
る。半導体チップ1、ボンディングワイヤ4、ダイパッ
ド5及びインナーリード7は、エポキシ樹脂などの樹脂
封止体2によって封止されている。図19に示すように
樹脂封止体内の半導体チップの接続電極とリードフレー
ムを構成するインナーリード先端とは所定の距離で隔て
られている。したがって、樹脂封止体はその距離の分だ
け無駄な空間を有していることになり、この無駄な空間
が半導体装置の小形化の妨げになっている。そこでイン
ナーリードの先端を半導体チップの接続電極が形成され
ている主面上に載せてその無駄な空間を無くし、その分
半導体チップのサイズを大きくできる方法が行われるよ
うになった。これがLOC構造の半導体装置である。
【0004】図20及び図21を参照して従来技術を用
いたLOC構造の樹脂封止型半導体装置を説明する。図
20は、樹脂封止型半導体装置の透過平面図、図21
は、図20のA−A′線に沿う部分の断面図である。ア
ウターリード6とインナーリード7とを備えたリードフ
レーム3は、接着剤層9によって半導体チップ1に接続
されている。この接着剤層9は、インナーリード7の先
端を半導体チップ1の主面に固着している。接着剤層9
には、例えば、ポリイミドテープなどの電気的に絶縁性
を有する高分子材料が用いられる。半導体チップ1の表
面には、半導体チップ1の内部に形成された集積回路と
外部回路とを電気的に接合するパッド電極10が形成さ
れている。リードフレーム3のインナーリード7と半導
体チップ1のパッド電極10とは、その用途により所望
の形でボンディングワイヤ4によって電気的に接続され
ている。その後、半導体チップ1、インナーリード7、
ボンディングワイヤ4、接着剤層9などは、樹脂封止体
2により封止され保護されている。図21によれば、半
導体チップ1上には多数のリードフレーム3のインナー
リード7が配置されており、そのインナーリード7を半
導体チップ1に接合する接着剤層9は、並列している多
数本のインナーリード7を一括して接合している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術による樹
脂封止型半導体装置においては、半導体チップ1にリー
ドフレームのインナーリード7を接着剤層9を用いて接
合する場合に、半導体チップ1を加熱された金属製のブ
ロックに載置し、既に接着剤層9が貼り付けられたイン
ナーリード7を、数ミクロンの非常に微細な間隙をもっ
て重ね合わせた後、インナーリード7の上方表面から加
熱された金属製ブロックにより加圧し圧着する方法が一
般的である。この場合、インナーリード7の下部に存在
する接着剤層9は、半導体チップ1側とインナーリード
7側とから圧力が加わり、押し潰されるが、隣接するイ
ンナーリード7間に存在する接着剤層9は、加熱するの
みで加圧されることはない。その為、接着剤層9が熱膨
脹すると共に、インナーリード7の下部に存在する接着
剤層9が押し潰されることにより、半導体チップ1表面
と接着剤層9との間に空隙が形成される。半導体チップ
1、インナーリード7、接着剤層9及びボンディングワ
イヤ4等は、樹脂封止体2に封止され保護されるが、前
記半導体チップ1表面と接着剤層9との間に形成された
空隙は樹脂封止内に残る。
【0006】樹脂封止型半導体装置は、現在殆どは表面
実装型であり、実装工程で加熱される。また、樹脂封止
体は、大気中より水分を吸着し、その内部にまで水分を
含んでおり、その水分は、異なる材料間の界面に集中す
ることも解明されている。前記実装工程の加熱により、
半導体装置中に含まれた水分、特に前記界面に集中した
水分が蒸発し気化することにより膨脹し、樹脂封止体2
に亀裂を発生させたり、半導体チップ1と樹脂封止体2
との界面に剥離を発生せしめ半導体装置の放熱特性を劣
化させるなどの不具合を生じさせることが確認されてい
る。前述のように隣接するインナーリード7間に存在す
る接着剤層9と半導体チップ1表面に空隙が発生した場
合、その空隙が吸湿した水分の蓄積部となり、蓄積した
水分は、やはり、実装の加熱肯定により蒸発・気化し、
不具合を生じせしめる原因となる。また、実装工程で偶
々問題とならなかったとしても半導体装置を利用した機
器の使用環境によっては半導体装置は吸湿し、隣接する
インナーリード7の電気的なリークを引き起こすなどの
不具合を生じせしめることもある。
【0007】インナーリード7の幅は、リードフレーム
を製作する金属薄板の厚さに依存する。すなわち、イン
ナーリード7の厚さにより、インナーリード7の幅が決
定される。現在、一般的には板厚0.125mmが、樹
脂封止型半導体装置に使用される最薄の金属薄板であ
り、従ってインナーリード7の幅も0.125mm、ま
た、端子間隔も0.125mmと非常に微細に加工され
ている。現状の技術では、接着剤層9は単一な高分子材
料であり、インナーリード7を形成している金属薄板と
比較して非常に軟質な材料であり、小片に加工すること
は困難である。本発明は、このような事情によりなされ
たものであり、半導体チップ上にリードフレームのイン
ナーリードを半導体チップ上に載置する構造(LOC構
造)の樹脂封止型半導体装置において、インナーリード
と半導体チップとを接着する接着体を接着時に空隙が生
じないような構造にすることにより、高信頼性の半導体
装置を一般市場に供給し、その半導体装置を利用した機
器の信頼性を高める樹脂封止型半導体装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、リードフレー
ムを構成するインナーリードの各々に個別に単一の材料
で構成された少なくとも1つの球状の接着体を事前に接
合しておくことに特徴がある。請求項1の発明は、複数
の接続電極が主面に形成された半導体基板と、インナー
リードとこのインナーリードと連続的につながるアウタ
ーリードとからなり、このインナーリードが前記主面に
固着された複数のリードと、前記インナーリードと前記
接続電極とを電気的に接続するボンディングワイヤと、
前記半導体基板、前記インナーリード、前記ボンディン
グワイヤとを樹脂封止する樹脂封止体とを備え、前記イ
ンナーリードは、少なくとも1つの球状の接続体によっ
て前記主面に固着されている樹脂封止型半導体装置を特
徴とする。請求項2の発明は、請求項1に記載の樹脂封
止型半導体装置において、前記球状の接続体はシリコン
変性ポリイミド、シリコーン系接着剤、アクリル系接着
剤のいづれかを材料とすることを特徴とする。請求項3
の発明は、請求項1に記載の樹脂封止型半導体装置にお
いて、前記球状の接続体は接着性の高い第1の合成樹脂
からなる外側部材とこの第1の合成樹脂より前記接続体
の接続時の温度における硬度が高い第2の合成樹脂から
なる内側部材とから構成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の樹脂封止型半導体
装置において、前記第1の合成樹脂は、シリコン変性ポ
リイミドからなり、前記第2の合成樹脂は、ポリイミド
からなることを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、インナーリードとこの
インナーリードと連続的につながるアウターリードとか
らなる複数のリードを有するリード部と、前記複数のリ
ードを支持するフレーム部と、前記インナーリードのそ
れぞれに接合された少なくとも1つの球状の接着体とを
備え、前記球状の接着体は、前記インナーリードを半導
体基板に接合させるリードフレームに特徴がある。請求
項6の発明は、請求項5に記載のリードフレームにおい
て、前記球状の接続体は、シリコン変性ポリイミド、シ
リコーン系接着剤、アクリル系接着剤のいづれかを材料
とすることを特徴とする。請求項7の発明は、請求項5
に記載のリードフレームにおいて、前記球状の接続体
は、接着性の高い第1の合成樹脂からなる外側部材とこ
の第1の合成樹脂より前記接続体の接続時の温度におけ
る硬度が高い第2の合成樹脂からなる内側部材とから構
成されていることを特徴とする。請求項8の発明は、請
求項5に記載のリードフレームにおいて、前記第1の合
成樹脂は、シリコン変性ポリイミドからなり、前記第2
の合成樹脂は、ポリイミドからなることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7に記載のリードフレームに
おいて、前記インナーリードの前記球状の接続体が接合
される領域には、窪みが形成されていることを特徴とす
る。請求項10の発明は、請求項5乃至請求項8のいづ
れかに記載のリードフレームにおいて、前記インナーリ
ードの前記球状の接続体が接合される領域は、粗面化さ
れていることを特徴とする。
【0010】請求項11の発明は、リードフレームを構
成するインナーリードに少なくとも1つの球状の接着体
を接合する工程と、前記リードフレームを主面に複数の
接続電極が露出している半導体基板に載置する工程と、
前記インナーリードに接合している前記球状の接続体を
前記半導体基板の主面に接触させ、加圧し加熱して前記
インナーリードと前記半導体基板の主面とを接続する工
程と、前記インナーリードと前記接続電極とをボンディ
ングワイヤにより電気的に接続する工程と、前記半導体
基板、前記球状の接続体、前記インナーリード及び前記
ボンディングワイヤを樹脂封止する工程とを備えている
樹脂封止型半導体装置の製造方法に特徴がある。
【0011】本発明は、半導体チップ上にリードフレー
ムのインナーリードを半導体チップ上に載置する構造
(LOC構造)の樹脂封止型半導体装置において、各イ
ンナーリード毎にこのインナーリードを半導体チップに
固定する少なくとも1つの球状の接着体を独立した形状
で個別に存在させることにより、高信頼性の半導体装置
を一般市場に供給し、その半導体装置を利用した機器の
信頼性を高めることができる。さらに、接着体間にも十
分樹脂が充填されるので樹脂封止体の気密性を高くする
ことができる。また、リードフレームのそれぞれのイン
ナーリード先端部に接合した球状の接着体は、インナー
リードと半導体チップとの接着時に空隙が生じないよう
に両者を接合させることができる。また、インナーリー
ド先端部の球状の接着体は、半導体チップとの接着面が
球状であれば良く、インナーリードとの接合面は平坦で
も良い。したがって、半球状の接着体を用いても良い。
接着体を球状にする接合方法は、選択的に必要な部分に
のみ、接着体を配置することができる非常に有効な技術
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。まず、図1及至図3を参照して第
1の実施の形態を説明する。図1は、LOC構造の樹脂
封止型半導体装置の透過平面図、図2は、図1のA−
A′線に沿う部分の断面図、図3は、図1のB−B′線
に沿う部分の断面図である。半導体チップ1は、アウタ
ーリード6とインナーリード7とを備えたリードフレー
ム3は、例えば、シリコン変性ポリイミドなどの球状の
接着体20によって半導体チップに接続されている。こ
の接着体20は、各インナーリード7のそれぞれの先端
を半導体チップ1の主面に固着している。接着体20に
は、シリコン変性ポリイミドなどの電気的に絶縁性を有
する高分子材料が用いられる。接着体20は、球状であ
るが、半導体チップ1とインナーリード7とを接続する
際に加熱圧着されるので、接着後は平坦な膜になってい
る。本発明では、前記変性ポリイミド以外に、シリコー
ン系接着剤やアクリル系接着剤なども用いることができ
る。半導体チップ1の前記主面には、半導体チップ1の
内部に形成された集積回路と外部回路とを電気的に接合
する接続電極(パッド電極)10が複数形成されてい
る。リードフレーム3のインナーリード7と半導体チッ
プ1のパッド電極10とはその用途により所望の形でボ
ンディングワイヤ4によって電気的に接続されている。
【0013】その後、半導体チップ1、インナーリード
7、ボンディングワイヤ4、接着体20などは、樹脂封
止体2により封止され保護されている。半導体チップ1
上には多数のインナーリード7が配置されており、その
インナーリード7を半導体チップ1に接合する多数の接
着体20は、並列している多数のインナーリード7をそ
れぞれ個別に接合している。半導体チップ1にリードフ
レーム3を接着体20で接合する場合、半導体チップ1
を加熱された金属製のブロックに設置し、次に、既に接
着体20が貼り付けられたリードフレーム3を数ミクロ
ンの非常に微細な間隙をもって重ね合わせた後リードフ
レーム3の上方から加熱された金属製ブロックにより加
圧、圧着する方法が一般的にとられる。LOC構造の樹
脂封止型半導体装置において、リードフレームと半導体
チップとは、リードフレームが半導体チップ上に外部回
路と接続させるために配置された露出したパッド電極1
0から所定の距離だけ離れて載置されるように接続さ
れ、リードフレーム3とパッド電極10とはボンディン
グワイヤ4によって接続されている。このように接着体
は、緊密に半導体チップとインナーリードとを接続する
ので、高信頼性の樹脂封止型半導体装置が得られ、さら
に、インナーリード間には接着体が配置されていないの
で、流動樹脂がその間を間隙無く侵入し、気密性の高い
樹脂封止体を形成する。
【0014】次に、図4乃至図9を参照して前述の樹脂
封止型半導体装置の製造方法について説明する。図4
は、製造工程を示すフローチャート図、図5は、この樹
脂封止型半導体装置に使用するリードフレームの平面
図、図6は、インナーリード接合装置の断面図、図7
は、インナーリードを半導体チップに接合する製造工程
断面図、図8は、ワイヤボンディング工程を説明する半
導体基板の断面図、図9は、樹脂封止体を形成する樹脂
金型の断面図である。図4に示すように、シリコン半導
体などのウェーハを準備し、このウェーハに対して、プ
ロービング作業及びダイシング作業を順次施して半導体
チップを製造する(ウェーハ作成工程)。また、これら
と平行してCu、Cu合金、Fe−42Niなどの金属
性素材を準備し、この素材に対してフォトパターン作
業、エッチング作業、メッキ作業及び接着体接合作業を
順次施して、球状の接着体を有するリードフレームを製
造する(リードフレーム製造工程)。次に、半導体チッ
プ上にリードフレームを載置し、インナーリードが半導
体チップの所定の位置に配置されるように保持する(リ
ードフレーム搭載工程)。次に、インナーリードを半導
体チップへ接合する(インナーリード接合工程)。次
に、インナーリードと半導体チップのパッド電極間をボ
ンディングワイヤで電気的に接続する(ワイヤボンディ
ング工程)。
【0015】その後、半導体チップ、インナーリード、
ボンディングワイヤ、接着体等をエポキシ樹脂などの合
成樹脂によりトランスファモールド法などを用いて樹脂
封止する(樹脂封止工程)。その後、外装処理工程、ア
ウターリードフォーム工程が順次施され、このようにし
て図1に示す樹脂封止型半導体装置が製造される。その
後にこの樹脂封止型半導体装置に対して製品検査が行わ
れる。次に、図5乃至図9を参照してリードフレーム搭
載工程から樹脂封止工程までを詳細に説明する。この樹
脂封止型半導体装置に用いられるリードフレーム3は、
例えば、図5に示すようにFe−42%Ni合金やCu
などからなる帯状の金属板から構成されている。リード
フレーム3には、インナーリード7とアウターリード6
とからなるリードを複数有するリード部32と、複数の
リードを支持するフレーム部31とリードフレームを移
動させる送り孔33から構成されている。インナーリー
ド7は、インナーリード列が1対向かい合うように配置
されその対向する部分が半導体チップの主面に載置され
るようになっている。
【0016】インナーリードを半導体チップに接合する
ために、リードフレームと半導体チップとはそれぞれを
保持し、加熱する加熱ボンダーを用いる(図6)。半導
体チップ1は、加熱ボンダーである金属ダイ11に搭載
され、金属ダイ11に設けられた真空チャックにより保
持固定されている。シリコン半導体などから構成された
半導体チップ1の主面は、SiO2 などの絶縁膜からな
るパッシベーション膜(図示せず)によって保護されて
いる。パッシベーション膜は、半導体基板1上に形成さ
れ、半導体基板内部に形成された集積回路(図示せず)
と電気的に接続されているAlなどの金属配線(図示せ
ず)を被覆保護している。金属配線の先端部分にはパッ
ド電極10が形成されていて、この部分がパッシベーシ
ョン膜から露出している。一方、インナーリード7は、
加熱ボンダーである金属ブロック12に保持固定されて
いる。金属ダイ11及び金属ブロック12は、上下に移
動し、まず、金属ダイ11を上に移動させて、金属ブロ
ック12が保持しているインナーリード7の先端部に取
り付けられている接着体20と半導体チップ1の主面と
の間隔が2〜3μm程度まで接近させる。この状態で、
金属ダイ11及び金属ブロック12を接着温度まで加熱
する。そして、金属ブロック12を下へ移動させて接着
体20を1〜3秒程度加熱し圧着してインナーリード7
を半導体チップ1に固着する(インナーリード接合工
程)。
【0017】この実施の形態では、接着体20の材料に
シリコン変性ポリイミドを用いているので、この接着温
度を425℃にしている。この材料では接着温度は、2
00〜500℃が適当である。接着体の材料がシリコー
ン系接着剤なら接着温度は、300℃程度が適当であ
り、アクリル系接着剤なら250℃程度が好ましい。接
着体を先に加熱するためにその両面から加熱する必要が
あり、そのために金属ダイ11と金属ブロック12の両
面から均一に加熱するのが好ましい。図7を参照して、
この接着時の接着体の状態を説明する。インナーリード
7に保持された接着体20の表面は、半導体チップ1に
接触する前は、球状になっている(図7(a))。そし
て、接着体20が半導体チップ1に着地し、表面が平坦
になってくる(図7(b))。接着体20の最初の表面
状態が球状であるので、半導体チップ1に接触したとき
から次第に平坦になるまで、接着体20と半導体チップ
1との間の空気は常に外側に押し出され両者の間に止ま
るようなことはない。したがって、両者が完全に接着さ
れたあとの接着体20は、気泡のない気密で平坦な接着
層になる(図7(c))。
【0018】次に、半導体チップ1に固着されたインナ
ーリード7の先端部と半導体チップ1の主面上に形成さ
れたパッド電極10とをAuなどの金属細線からなるボ
ンディングワイヤ4で電気的に接続する。ワイヤボンダ
ー13を移動させながらパッド電極10からインナーリ
ード7の先端部へボンディングする(図8)。ワイヤボ
ンディングが終了してから半導体チップを樹脂封止する
(図9)。樹脂封止体2は、樹脂金型14内の上型15
及び下型16で構成されるキャビティ内において、例え
ば、トランスファーモールド法により形成される。この
場合の樹脂注入条件は、注入樹脂がエポキシ樹脂からな
り、これは、粘度が15±5Pa・sに流動化されてい
る。注入時間は、約10±1秒である。金型に付随する
ポット25に供給された樹脂タブレットは、流動化され
プランジャの下降により、カルを通り、カルからランナ
ーを通ってキャビティ入り口のゲート17に供給され、
ゲート17からキャビティ内に供給される。流動樹脂の
流れは、ゲート17からキャビティに入り込み、キャビ
ティ内を充填し樹脂封止体2を形成する。樹脂封止され
た半導体装置は、後工程を経て製品を完成させる。
【0019】次に、図10乃至図13を参照して球状の
接着体を製造する方法及びこの球状の接着体をリードフ
レームに接合する方法について説明する。図10は、リ
ードフレームのインナーリードに球状の接着体を接合す
る工程を示す製造工程斜視図である。例えば、NMP
(ノルマル・メチル・ピロリロン)などの溶媒を含むシ
リコン変性ポリイミド溶液がタンク(図示せず)に収納
されている。タンクのシリコン変性ポリイミド溶液は、
パイプを介してノズル18から滴下されるようになって
いる。このシリコン変性ポリイミド溶液をノズル18か
らインナーリード7に滴下する(図10(a))。ノズ
ル18から吐出された一滴19は、インナーリード7の
上に滴下され、表面張力で球状に硬化し、インナーリー
ド7に接合した球状の接着体20が形成される(図10
(b))。この球状の接着体20を強固に接合するため
にインナーリード7の球状の接着体の接続部に処理を施
すことができる。図11は、この様な処理を施したイン
ナーリードの斜視図及び断面図である。図11(a)に
示すインナーリード7は、球状の接着体が接合される部
分に窪み21が形成されており、球状の接着体が強固に
接合されるようになっている。図11(b)に示すイン
ナーリード7は、球状の接着体が接合される部分が粗面
化されている。
【0020】この粗面化領域22も球状の接着体を強固
に接合する。図11(c)に示すインナーリード7は、
球状の接着体が接合される部分に半球状の窪み23が形
成されている。球状の接着体20がこの窪み23に密着
されているので、より強固な接合が可能になる。球状の
接着体の大きさは、インナーリードの幅により定められ
る。0.125mmの幅のインナーリードに対して、例
えば、0.1mm径のようにこれより若干径を小さくし
ておくのが好ましい。0.125〜0.15mm幅のイ
ンナーリードに対して、0.1〜0.15mm径の球状
の接着体を用いるのが良い。図12は、球状の接着体を
形成してから、この球状の接着体をインナーリードに装
着する方法を説明する断面図及び斜視図である。容器2
4に硬化促進剤もしくは硬化促進溶液25を満たし、そ
の中にノズル18から吐出されるシリコン変性ポリイミ
ド溶液19を滴下すると、シリコン変性ポリイミド溶液
19は表面張力により球状に固まって、接着体20が形
成される(図12(a))。次に、形成された多量の球
状の接着体20をリードフレームに振り掛けると、イン
ナーリード7の窪み21に球状の接着体20が入り込
む。この球状の接着体20を部分的に加熱融着させて、
窪み21に固着させる(図12(b))。この窪みは、
図11(c)に示す半球状の窪み23なら密着性が大き
くなる。さらに、窪み23の半径と球状の接着体20の
半径が等しければ、一層密着性が向上する。
【0021】図13は、図10の方法と同様に球状の接
着体をインナーリードに直接形成する方法である。図は
その方法を説明する斜視図である。整列するインナーリ
ード7に渡って、例えば、シリコン変性ポリイミドの接
着剤層9が貼り付けられている(図13(a))。次
に、リードフレームと接着剤層9とを700〜800℃
程度に加熱する。接着剤層9は、溶融し、各インナーリ
ード7の上に個別の球状の接着体20として接合される
(図13(b))。インナーリードの表面に撥水処理を
施して形の良い球状の接着体を形成することもできる。
【0022】次に、図14乃至図16を参照して第2の
実施の形態を説明する。球状の接着体を用いてインナー
リードと半導体チップとを接合する場合に、例えば、シ
リコン変性ポリイミドの接着体であると425℃に達す
る。このような高温になると接着体が変形し過ぎて半導
体チップとインナーリード間が接近し過ぎて不具合が生
じることがある。この実施の形態では、球状の接着体の
中に接合温度でも硬度の低下しない材料を介在させて前
記接近し過ぎを防ぐことに特徴がある。すなわち、球状
の接着体20は、接着性のある外側部材201にシリコ
ン変性ポリイミドを用い、接合温度において硬度の大き
い内側部材202に従来の接着剤層に用いられるポリイ
ミドテープ材を内包させる2層構造とする(図14
(a))。図14(b)は、接着材料に用いられる高分
子材料の硬度の温度依存性を示す特性図である。縦軸
は、高分子材料の硬度(無単位)を示し、横軸に接着剤
として用いた際の接合温度を示している。曲線Aは、ポ
リイミドの硬度−接合温度曲線であり、曲線Bは、シリ
コン変性ポリイミドの硬度−接合温度曲線である。接合
温度が200℃のときは、外側部材201と内側部材2
02とは、硬度にさほどの差はない。しかし、425℃
であると、外側部材201は軟化するが、内側部材は、
余り軟化しない。したがって、球状の接着体は、接合時
において大きく変形して半導体チップとインナーリード
間が異常に接近することはなく、適度な間隔を保つこと
ができる。
【0023】図15は、前述の接合時に硬度の異なる2
層構造の球状の接着体を製造する方法とこの球状の接着
体をインナーリードに接続する方法を説明する。例え
ば、NMPなどの溶媒を含むシリコン変性ポリイミド溶
液及びポリイミド溶液がそれぞれタンク(図示せず)か
ら供給され、パイプを介してノズル26より滴下される
ようになっている。ノズル26は、シリコン変性ポリイ
ミドを滴下する外側のノズル27とポリイミドを滴下す
る内側のノズル28から構成され、内側にポリイミドが
配置されたシリコン変性ポリイミドの塊が形成される。
この塊がノズル26からインナーリード7上に滴下し、
表面張力で球状に硬化し、球状の接着体を形成する(図
15(a))。球状の接着体を形成する工程と球状の接
着体をリードフレームに接合する工程を一体化できる。
図15(b)の方法では、ノズル26から滴下された塊
を図12に示すように希硫酸の容器中に入れて球状の接
着体20を予め形成しておく。この球状の接着体20を
インナーリード7の窪み21(もしくは図6(c)に示
す窪み23)に固定してリードフレームに球状の接着体
20を装着する。また、図16の方法では、予め内側部
材202となるポリイミドの球状の接着体をインナーリ
ードに装着しておく。そして、その球状の接着体を被覆
するようにインナーリード7の上にシリコン変性ポリイ
ミドのテープ29を載置する。
【0024】次に、インナーリード7を含むリードフレ
ームとテープ29とを700〜800℃程度に加熱す
る。テープ29は溶融され、各インナーリード7の上の
内側部材202がシリコン変性ポリイミドの外側部材2
01に包まれ、層状の球状の接着体20が各インナーリ
ード7の上に個別に形成される(図16(b))。イン
ナーリードの表面に撥水処理を施して形の良い球状の接
着体を形成することもできる。球状の接着体は、接合時
において大きく変形して半導体チップとインナーリード
間が異常に接近することはなく適度な間隔を保つことが
できる。次に、図17及び図18を参照してリードフレ
ーム上の球状の接着体の配置について説明する。第1及
び第2の発明の実施の形態では、1つのインナーリード
の先端部分に1つの球状の接着体を形成していたが、本
発明では、球状の接着体の数やインナーリード上の位置
についてこのように限定されるものではない。インナー
リードの半導体チップ上に配置された部分が長い場合、
前記先端部分と前記半導体チップ上に配置された部分の
根元部分に球状の接着体を配置してインナーリードを安
定させる(図17(a))。さらに長い場合、前記先端
部分と前記インナーリードの半導体チップ上に配置され
た部分の根本部分とに球状の接着体を配置するのに加え
て、この両端に形成された球状の接着体の間に少なくと
も1つの球状の接着体を形成する(図17(b))。
【0025】この図では、1つの球状の接着体を前記球
状の接着体の間に形成してインナーリードを安定させ
る。また、1つのインナーリード7に複数の分岐リード
を形成し、そのそれぞれの先端部分に球状の接着体7を
配置することもできる(図17(c))。分岐リードの
それぞれに球状の接着体が付いているのでインナーリー
ドを安定させることができる。図18では、信号線の間
に電源線71(5V)、72(0V)を配線する。この
電源線71、72は、それぞれ複数のパッド電極10と
ボンディングワイヤ4で接続されている。球状の接着体
20は、インナーリード7の半導体チップ1上に配置さ
れた部分の両端とボンディングワイヤ4が接続されてい
る部分の近傍に配置されており、ボンディング時にイン
ナーリードを安定させることができる。また、接合領域
を広くすることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、樹脂封止を気密に行うことが
でき高信頼性の樹脂封止型半導体装置及びこれを用いた
機器を得ることができる。球状の接着体をリードフレー
ムに取り付けるので後工程に格別の変更はなく現在の技
術の手法を使用することができ特に新しい設備などを必
要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂封止型半導体装置の透過平面図。
【図2】図1のA−A′線に沿う部分の断面図。
【図3】図1のB−B′線に沿う部分の断面図。
【図4】本発明の樹脂封止型半導体装置の製造工程を示
すフローチャート図。
【図5】本発明の樹脂封止型半導体装置に用いるリード
フレームの平面図。
【図6】本発明の樹脂封止型半導体装置のインナーリー
ド接合装置の断面図。
【図7】本発明の樹脂封止型半導体装置のインナーリー
ドの接合を説明する断面図。
【図8】本発明に用いるボンディングワイヤのボンディ
ング装置の断面図。
【図9】本発明に用いる樹脂封止体を製造する樹脂金型
の断面図。
【図10】本発明の接着体をインナーリードに接合する
方法を説明する斜視図。
【図11】本発明の接着体を接合する領域を示す斜視図
及び断面図。
【図12】本発明の接着体を製造する方法及び接合方法
を示す断面図及び斜視図。
【図13】本発明の接着体をインナーリードに接合する
方法を示す斜視図。
【図14】本発明の接着体を取り付けたインナーリード
断面図及び接着体材料の硬度の温度依存性を説明する硬
度−接合温度特性図。
【図15】本発明の接着体を製造する方法及び接合方法
を示す断面図及び斜視図。
【図16】本発明の接着体をインナーリードに接合する
方法を示す斜視図。
【図17】本発明の半導体基板上のインナーリードの配
置を説明する断面図及び斜視図。
【図18】本発明の半導体基板上のインナーリードの配
置を説明する平面図。
【図19】従来の樹脂封止型半導体装置の断面図。
【図20】従来の樹脂封止型半導体装置の平面図。
【図21】図20のA−A′線に沿う部分の断面図。
【符号の説明】
1・・・半導体基板、 2・・・樹脂封止体、3・・
・リードフレーム、 4・・・ボンディングワイヤ、
5・・・ダイパッド、 6・・・アウターリード、7
・・・インナーリード、 8・・・導電性接着剤、 9
・・・接着剤層、10・・・パッド電極、 11・・
・バンプ電極、13・・・ワイヤボンダー、 14・
・・樹脂金型、 15・・・上型、16・・・下型、
17・・・ゲート、18、26、27、28・・・ノ
ズル、19・・・シリコン変性ポリイミド溶液、 2
0・・・球状の接着体、21・・・窪み、 22・・
・粗面、 23・・・円形の窪み、24・・・硫酸容
器、 25・・・硫酸、29・・・シリコン変性ポリ
イミドテープ、71・・・電源線(VCC)、 72・
・・電源線(VSS)、201・・・外側部材、202・
・・内側部材。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、リードフレー
ムを構成するインナーリードの各々に個別に単一の材料
で構成された少なくとも1つの球状の接着体を事前に接
合しておくことに特徴がある。請求項1の発明は、複数
の接続電極が主面に形成された半導体基板と、インナー
リードとこのインナーリードと連続的につながるアウタ
ーリードとからなり、このインナーリードが前記主面に
固着された複数のリードと、前記インナーリードと前記
接続電極とを電気的に接続するボンディングワイヤと、
前記半導体基板、前記インナーリード、前記ボンディン
グワイヤとを樹脂封止する樹脂封止体とを備え、前記イ
ンナーリードは、少なくとも1つの球状の接着体によっ
て前記主面に固着されている樹脂封止型半導体装置を特
徴とする。請求項2の発明は、請求項1に記載の樹脂封
止型半導体装置において、前記球状の接着体はシリコン
変性ポリイミド、シリコーン系接着剤、アクリル系接着
剤のいづれかを材料とすることを特徴とする。請求項3
の発明は、請求項1に記載の樹脂封止型半導体装置にお
いて、前記球状の接着体は接着性の高い第1の合成樹脂
からなる外側部材とこの第1の合成樹脂より前記接着体
の接続時の温度における硬度が高い第2の合成樹脂から
なる内側部材とから構成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の樹脂封止型半導体
装置において、前記第1の合成樹脂は、シリコン変性ポ
リイミドからなり、前記第2の合成樹脂は、ポリイミド
からなることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項5の発明は、インナーリードとこの
インナーリードと連続的につながるアウターリードとか
らなる複数のリードを有するリード部と、前記複数のリ
ードを支持するフレーム部と、前記インナーリードのそ
れぞれに接合された少なくとも1つの球状の接着体とを
備え、前記球状の接着体は、前記インナーリードを半導
体基板に接合させるリードフレームに特徴がある。請求
項6の発明は、請求項5に記載のリードフレームにおい
て、前記球状の接着体は、シリコン変性ポリイミド、シ
リコーン系接着剤、アクリル系接着剤のいづれかを材料
とすることを特徴とする。請求項7の発明は、請求項5
に記載のリードフレームにおいて、前記球状の接着体
は、接着性の高い第1の合成樹脂からなる外側部材とこ
の第1の合成樹脂より前記接着体の接続時の温度におけ
る硬度が高い第2の合成樹脂からなる内側部材とから構
成されていることを特徴とする。請求項8の発明は、請
求項5に記載のリードフレームにおいて、前記第1の合
成樹脂は、シリコン変性ポリイミドからなり、前記第2
の合成樹脂は、ポリイミドからなることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7に記載のリードフレームに
おいて、前記インナーリードの前記球状の接着体が接合
される領域には、窪みが形成されていることを特徴とす
る。請求項10の発明は、請求項5乃至請求項8のいづ
れかに記載のリードフレームにおいて、前記インナーリ
ードの前記球状の接着体が接合される領域は、粗面化さ
れていることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項11の発明は、リードフレームを構
成するインナーリードに少なくとも1つの球状の接着体
を接合する工程と、前記リードフレームを主面に複数の
接続電極が露出している半導体基板に載置する工程と、
前記インナーリードに接合している前記球状の接着体を
前記半導体基板の主面に接触させ、加圧し加熱して前記
インナーリードと前記半導体基板の主面とを接続する工
程と、前記インナーリードと前記接続電極とをボンディ
ングワイヤにより電気的に接続する工程と、前
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/50

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の接続電極が主面に形成された半導
    体基板と、 インナーリードとこのインナーリードと連続的につなが
    るアウターリードとからなり、このインナーリードが前
    記主面に固着された複数のリードと、 前記インナーリードと前記接続電極とを電気的に接続す
    るボンディングワイヤと、 前記半導体基板、前記インナーリード、前記ボンディン
    グワイヤとを樹脂封止する樹脂封止体とを備え、 前記インナーリードは、少なくとも1つの球状の接続体
    によって前記主面に固着されていることを特徴とする樹
    脂封止型半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記球状の接続体はシリコン変性ポリイ
    ミド、シリコーン系接着剤、アクリル系接着剤のいづれ
    かを材料とすることを特徴とする請求項1に記載の樹脂
    封止型半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記球状の接続体は接着性の高い第1の
    合成樹脂からなる外側部材とこの第1の合成樹脂より前
    記接続体の接続時の温度における硬度が高い第2の合成
    樹脂からなる内側部材とから構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の樹脂封止型半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の合成樹脂は、シリコン変性ポ
    リイミドからなり、前記第2の合成樹脂は、ポリイミド
    からなることを特徴とする請求項3に記載の樹脂型半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 インナーリードとこのインナーリードと
    連続的につながるアウターリードとからなる複数のリー
    ドを有するリード部と、 前記複数のリードを支持するフレーム部と、 前記インナーリードのそれぞれに接合された少なくとも
    1つの球状の接着体とを備え、 前記球状の接着体は、前記インナーリードを半導体基板
    に接合させることを特徴とするリードフレーム。
  6. 【請求項6】 前記球状の接続体は、シリコン変性ポリ
    イミド、シリコーン系接着剤、アクリル系接着剤のいづ
    れかを材料とすることを特徴とする請求項5に記載のリ
    ードフレーム。
  7. 【請求項7】 前記球状の接続体は、接着性の高い第1
    の合成樹脂からなる外側部材とこの第1の合成樹脂より
    前記接続体の接続時の温度における硬度が高い第2の合
    成樹脂からなる内側部材とから構成されていることを特
    徴とする請求項5に記載のリードフレーム。
  8. 【請求項8】 前記第1の合成樹脂は、シリコン変性ポ
    リイミドからなり、前記第2の合成樹脂は、ポリイミド
    からなることを特徴とする請求項7に記載のリードフレ
    ーム。
  9. 【請求項9】 前記インナーリードの前記球状の接続体
    が接合される領域には、窪みが形成されていることを特
    徴とする請求項5乃至請求項8のいづれかに記載のリー
    ドフレーム。
  10. 【請求項10】 前記インナーリードの前記球状の接続
    体が接合される領域は、粗面化されていることを特徴と
    する請求項5乃至請求項8のいづれかに記載のリードフ
    レーム。
  11. 【請求項11】 リードフレームを構成するインナーリ
    ードに少なくとも1つの球状の接着体を接合する工程
    と、 前記リードフレームを主面に複数の接続電極が露出して
    いる半導体基板に載置する工程と、 前記インナーリードに接合している前記球状の接続体を
    前記半導体基板の主面に接触させ、加圧し加熱して前記
    インナーリードと前記半導体基板の主面とを接続する工
    程と、 前記インナーリードと前記接続電極とをボンディングワ
    イヤにより電気的に接続する工程と、 前記半導体基板、前記球状の接続体、前記インナーリー
    ド及び前記ボンディングワイヤを樹脂封止する工程とを
    備えていることを特徴とする樹脂封止型半導体装置の製
    造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999041783A1 (de) * 1998-02-12 1999-08-19 Siemens Aktiengesellschaft Halbleiterbaugruppe
US6211573B1 (en) 1997-06-12 2001-04-03 Nec Corporation Semiconductor device with an improved lead-chip adhesion structure and lead frame to be used therefor
JP2007208188A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 樹脂封止型半導体装置

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