JPH0983273A - パラメータ設定装置 - Google Patents

パラメータ設定装置

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JPH0983273A
JPH0983273A JP7239540A JP23954095A JPH0983273A JP H0983273 A JPH0983273 A JP H0983273A JP 7239540 A JP7239540 A JP 7239540A JP 23954095 A JP23954095 A JP 23954095A JP H0983273 A JPH0983273 A JP H0983273A
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】状況に応じたオフセット値を異なるシーンにお
いても保持・反映することができるパラメータ設定装置
を提供する。 【解決手段】パラメータメモリ1から読み出されたパラ
メータ値は加算器4を介して加算バッファ10に入力さ
れる。加算器4にはオフセットバッファ3からオフセッ
ト値が入力されているため、加算バッファ10に入力さ
れる値はパラメータ値にオフセット値が加算された値と
なる。これにより、パラメータメモリ1の内容を変更す
ることなく、読み出されるパラメータの全てにオフセッ
ト値を反映することができる。また、加算バッファ10
の内容が入力/表示装置11によって変更されるとその
変更された値(パラメータメモリ1から読み出された値
と加算バッファ10の内容との差)が減算器12によっ
て算出され、オフセットバッファ3に書き込まれる。こ
れにより、修正内容が即座にオフセット値として記憶さ
れるため、リアルタイムのオフセット値の設定が可能に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、あらかじめ記憶
されているパラメータ値とパラメータを臨時に変更する
オフセット値とを記憶し、パラメータ値を変更しないで
オフセット値による制御変更を可能にし、また、複数の
パラメータ値が記憶されている場合に全てのパラメータ
値に対してオフセット値を反映させるパラメータの設定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パラメータによってその動作を制御され
る装置としてメモリ付ミキサがある。従来のメモリ付ミ
キサは、図10に示すように、複数のパラメータセット
を記憶するパラメータメモリと、そのなかの1つのパラ
メータセットを記憶し、動作部(DSP等)にそのパラ
メータセットを供給するテンポラリバッファとを備え、
オペレータが一つのパラメータセットのリコール(読み
出し)を指示すると、指定されたパラメータセットをパ
ラメータメモリから読み出し、テンポラリバッファをク
リアしてこの読み出されたパラメータを上書きする。こ
こで、パラメータセットとは、1つのシーンを制御する
複数のパラメータ群をいう。
【0003】たとえば、結婚式場でこのメモリ付ミキサ
を使用する場合には、複数のマイクやCDプレーヤなど
のミキシングレベルを披露宴のシーン変更毎に予めパラ
メータメモリに記憶しておき、本番では、シーンの進行
に応じてパラメータメモリを順次リコールすることによ
り各マイクやCDプレーヤのレベル設定を簡単に行うこ
とができる。
【0004】また、図11は図10に示す構成にリコー
ルフィルタを追加し、リコールフィルタの設定によりパ
ラメータメモリの内容の一部だけをテンポラリバッファ
に書き込むことができるようにしたものである。テンポ
ラリバッファに記憶されるパラメータセットの一部のみ
を書き換えたい場合に利用される。
【0005】また、図12は図10に示すメモリ付ミキ
サを時間軸に沿って自動制御する構成例である。この構
成では、MIDIシーケンサからプログラムチェンジデ
ータが入力されると、このデータに含まれるプログラム
ナンバでメモリリコールを行い、MIDIシーケンサか
らコントロールチェンジデータが入力されると、このデ
ータに含まれるパラメータ値(絶対値)をテンポラリバ
ッファに書き込み、音声制御の変更を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10のよう
に、予め記憶した複数のパラメータセットを進行に応じ
て順次リコールする場合、あるパラメータセットをテン
ポラリバッファに読み出しているとき、例えば、話者の
声の大きさの違いにより音量レベルを調整したとして
も、次のパラメータセットをリコールしたとき新たなパ
ラメータセットがテンポラリバッファに上書きされるた
め前記調整の結果は失われてしまい、メモリリコール毎
に調整をやり直さなければならない欠点があった。
【0007】また、図11のようにリコールフィルタを
使って上記の調整されたパラメータについてはパラメー
タメモリから読み出されたパラメータを書き込まずに、
各シーン毎に手動で調整を行うこともできるが、シーン
に応じてきめ細かく設定されたメモリの内容をミキシン
グに活かすことができない欠点があった。
【0008】また、図12に示すようなMIDIシーケ
ンサでミキサを制御する場合も同様で、手動でフェーダ
を調整した場合でも、コントロールチェンジにより調整
したパラメータが更新された場合やプログラムチェンジ
によりテンポラリバッファ全体が書き換えられた場合に
は手動で行った調整が無効になってしまい、シーケンス
データを活用しながら、その場面の状況に応じたパラメ
ータの修正を行うことができなかった。
【0009】この発明は、そのときの状況に応じたオフ
セット値を記憶し、全てのパラメータセットにこれを反
映することにより上記課題を解決したパラメータ設定装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、動作部の動作を規定するパラメータを記憶するパ
ラメータ記憶手段と、オフセット値を記憶するオフセッ
ト記憶手段と、前記動作部に前記パラメータ記憶手段か
ら読み出したパラメータ値と前記オフセット記憶手段か
ら読み出したオフセット値とを加算した値を供給するパ
ラメータ供給手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】この出願の請求項2の発明は、動作部の動
作を規定するパラメータを複数記憶するパラメータメモ
リと、前記動作部にパラメータ値を供給する加算バッフ
ァと、オフセット値を記憶するオフセット記憶手段と、
前記パラメータメモリから1つのパラメータ値を読み出
し前記オフセット記憶手段に記憶されているオフセット
値と加算して加算バッファに入力する手段と、前記加算
バッファの記憶内容を修正する入力手段とを備え、前記
オフセット記憶手段は、パラメータメモリから読み出さ
れたときのパラメータ値と加算バッファに記憶されてい
る値との差をオフセット値として記憶する手段であるこ
とを特徴とする。
【0012】この出願の請求項3の発明は、動作部の動
作を規定するパラメータを複数記憶するパラメータメモ
リと、前記動作部にパラメータ値を供給する加算バッフ
ァと、外部からパラメータを入力するパラメータ入力手
段と、前記パラメータメモリから読み出された1つのパ
ラメータまたは前記パラメータ入力手段から入力された
パラメータを記憶して前記加算バッファに供給するメモ
リバッファと、オフセット値を記憶するオフセット記憶
手段と、前記メモリバッファに記憶されているパラメー
タと前記オフセット記憶手段に記憶されているオフセッ
ト値と加算して加算バッファに入力する手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0013】この出願の請求項4の発明は、動作部の動
作を規定するパラメータを記憶するパラメータ記憶手段
と、オフセット値を記憶するオフセット記憶手段と、前
記パラメータ記憶手段に前記前記オフセット記憶手段が
記憶しているオフセット値を足し込むパラメータ更新手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】なお、上記請求項1乃至請求項4の構成に
おいて、「パラメータ」なる語は単一のパラメータおよ
び複数のパラメータからなるパラメータセットの両方を
含むものとする。
【0015】
【発明の実施の態様】図1は請求項1の発明が適用され
た装置のブロック図である。パラメータメモリ1にはこ
の装置の動作部5の動作を規定するパラメータが複数記
憶されている。パラメータメモリ1にはテンポラリバッ
ファ2が接続されている。テンポラリバッファ2には入
力/表示装置7が接続されている。入力/表示装置7の
操作によってテンポラリバッファ2にパラメータ値が入
力され、ストアコマンドによりこのパラメータ値がパラ
メータメモリ1の所定のメモリナンバのエリアに記憶さ
れる。また、入力/表示装置7の操作でメモリリコール
が指示されるとパラメータメモリ1に記憶されているパ
ラメータのうち指示された1つが読み出される。テンポ
ラリバッファ2に読み込まれたパラメータは加算器4を
介して動作部5に供給される。加算器4にはオン/オフ
スイッチ6を介してオフセットバッファ3が接続されて
いる。オフセットバッファ3には前記パラメータのオフ
セット値が記憶される。このオフセット値は入力/表示
装置8から入力される。なお、入力/表示装置7と入力
/表示装置8とは切り換えによって一部または全部を兼
用することもできる。オン/オフスイッチ6がオンして
いるとき、オフセットバッファ3に記憶されているオフ
セット値は加算器4に供給される。加算器4においては
テンポラリバッファ2から出力されたパラメータ値とオ
フセットバッファ3から出力されたオフセット値とが加
算される。この加算された値が動作部5に供給される。
【0016】上述したようにパラメータメモリ1には複
数のパラメータが記憶されているが、テンポラリバッフ
ァ2にどのパラメータが読み出されても、加算器4にお
いて同じオフセット値が加算されたのち動作部5に入力
される。これにより、オフセットバッファ3に補正値と
してオフセット値をセットすることによって、全てのパ
ラメータにこの補正を施して動作部5に入力することが
できる。
【0017】なお、上記構成において、パラメータメモ
リ1に記憶される複数のパラメータは、単一のパラメー
タを複数記憶する場合、複数のパラメータからなるパラ
メータセットを複数セット記憶する場合の両方を含むも
のとする。パラメータセットを複数セット記憶する場合
には、オフセットバッファ3はパラメータセットを構成
する複数のパラメータのうちの任意の1または複数のパ
ラメータに関するオフセット値を記憶し、加算器4は各
パラメータ毎に加算を行うものとする。これは以下の実
施形態においても同様である。
【0018】この発明を、たとえばオーディオミキサに
適用した場合、リハーサルで複数のシーンのマイクセッ
ティングをメモリしておいたが、本番のときに、あるマ
イク(または話者)のゲインが低い/高い場合、また
は、リハーサルは代理の者が行い本番のみ本人の場合、
セッティングを修正する必要があるが、本番の最初に入
力/表示装置8でオフセット値をオフセットバッファ3
にセットしておくことにより、それ以後は全てのシーン
でそのオフセット値による補正が行われるため、リハー
サルに行ったセッティングメモリを有効に活用すること
ができ、かつ、本番当日の臨時の変更を全てのシーンに
反映することができる。
【0019】図2は上記装置のパラメータ記憶手段を変
更した装置のブロック図である。同図の装置において図
1の装置と構成上同一の部分は同一番号を付して説明を
省略する。この装置で図1の装置と異なる点は、オフセ
ットバッファ3にオフセットメモリ9を接続した点であ
る。すなわち、オフセットメモリ9に複数(複数セッ
ト)のオフセット値を記憶しておき、入力/表示装置8
の操作によってそのうちいずれかをオフセットバッファ
3に読み出す。オフセットバッファ3に読み出されたオ
フセット値がオン/オフスイッチ6を介して加算器4に
出力され、テンポラリバッファ2に記憶されている(パ
ラメータメモリ1から読み出されている)パラメータ値
と加算されて、動作部5に入力される。
【0020】このような構成にすることにより、複数種
類の修正値をオフセットメモリ9に記憶しておくことに
より、予想される修正を予め複数記憶しておき、臨時の
修正を操作パネル(フェーダ等)の操作でなく、オフセ
ットメモリ9の読み出して行うことができる。
【0021】たとえば、この発明をオーディオミキサに
適用した場合、結婚式で司会やスピーチが輪番で行われ
る場合であって、どの場面でどの人がどのマイクで話す
かが不明の場合には、各話者の(標準的なレベルから
の)修正値をオフセット値としてオフセットメモリ9に
記憶しておき、本番時に話者が判明したときに、そのシ
ーンの話者に対応するマイクのチャンネルに対応するオ
フセットバッファにそのオフセット値を読み出すことに
より、どの場面にどの話者が登場してもこれに対応する
ことができる。
【0022】図3は図1の装置のオフセット記憶手段を
変更した装置のブロック図である。この装置において、
図1に示した装置と構成上同一の部分は同一番号を付し
て説明を省略する。この装置が図1の装置と異なる点
は、加算器4と動作部5との間に加算バッファ10を設
けた点である。加算バッファ10にはテンポラリバッフ
ァ2に記憶されているパラメータ値とオフセットバッフ
ァ3に記憶されているオフセット値とを加算器4で加算
した結果の値が記憶される。この加算バッファ10の記
憶内容が動作部5に供給される。また、加算バッファ1
0には入力/表示装置11が接続されている。この入力
/表示装置11は、加算バッファ10の内容を表示する
とともに、加算バッファ10の記憶内容を変更すること
もできる。この変更は、他のメモリ,バッファの記憶内
容に全く影響を与えない。また、テンポラリバッファ2
およびオフセットバッファ3にもそれぞれ入力/表示装
置7,8が接続されている。入力/表示装置7を用いて
テンポラリバッファ2に記憶するパラメータの選択や値
の確認・修正などを行うことができる。また、入力/表
示装置8を用いてオフセット値の確認や修正などを行う
ことができる。なお、入力/表示装置7,8,11は切
り換えにより一部または全部を兼用することが可能であ
る。
【0023】さらに、加算バッファ10は直接パラメー
タメモリ1と接続されている。パラメータメモリ1の記
憶内容を更新するとき、この加算バッファ10に記憶さ
れている値で記憶内容を更新すれば、オフセット値を取
り込んだパラメータ値を記憶することができ、以後オフ
セットによる修正なしで、直接動作部5にそのパラメー
タを供給することで動作部5を正常に動作させることが
できる。
【0024】また、加算バッファ10に加算値が記憶さ
れているため、動作部5に供給されているパラメータ値
を常時確認することができる。すなわち、オフセット
値,パラメータ値,加算値をそれぞれ別に確認表示する
ことができる。
【0025】図4は請求項2の発明が適用される装置の
ブロック図である。この装置において、図1〜図3の装
置と構成上同一の部分は同一番号を付すものとする。パ
ラメータメモリ1にはこの装置の動作部5の動作を規定
するパラメータが複数記憶されている。パラメータメモ
リ1には加算器4が接続されている。加算器4にはオン
/オフスイッチ6を介してオフセットバッファ3が接続
されている。オフセットバッファ3には前記パラメータ
のオフセット値が記憶される。したがって、加算器4は
パラメータメモリ1から読み出されたパラメータ値およ
びオフセットバッファ3から読み出されたオフセット値
を加算する。この加算された値は加算バッファ10に入
力される。加算バッファ10の記憶内容が動作部5に供
給され、その動作を規定する。
【0026】また、加算バッファ10には入力/表示装
置11が接続されている。入力/表示装置11が操作さ
れると、加算バッファ10のその内容が修正・変更され
る。加算バッファ10の内容は動作部5に供給されると
ともに、減算器12にも供給される。この減算器12は
パラメータメモリ1からパラメータ値が読み出されたと
き、その値を取り込んで記憶しているものとする。そし
て、加算バッファ10から値が出力されたとき、その差
(加算バッファの加算値−パラメータ値)をオフセット
値として出力し、このオフセット値をオフセットバッフ
ァ3に入力する。
【0027】上述したように、加算バッファ10の内容
が入力/表示装置11の操作によって変更されると、そ
の変更された値が動作部5および減算器12に出力され
る。減算器12はこの変更された加算値ともともとのパ
ラメータ値との差を算出してオフセット値としてオフセ
ットバッファ3に入力する。これにより、動作部5に入
力する値を修正することによって、自動的にオフセット
値を算出し、これをオフセットバッファに記憶するた
め、オフセットの設定を意識しなくても、動作部5の調
整によって自動的にオフセットの設定をすることができ
る。
【0028】なお、オフセットバッファ3には、図2,
図3の装置と同様に入力/表示装置やオフセットメモリ
を接続するようにしてもよい。
【0029】図5は請求項3の発明が適用される装置の
ブロック図である。この装置は、MIDIシーケンサに
よってパラメータのリコールや個別のパラメータ変更を
行う。この装置において、図4に示した装置と構成上同
一の部分は同一番号を付して説明を省略する。この装置
が図4の装置と異なる点は、パラメータメモリ1と加算
器4との間にメモリバッファ13を設け、MIDIシー
ケンサ14から入力されるコントロールチェンジ電文を
該メモリバッファ13で受信するようにした点である。
すなわち、MIDIシーケンサ14でこの装置をコント
ロールする場合、プログラムチェンジでパラメータメモ
リ1からのパラメータの読み出し(リコール)を行い、
コントロールチェンジで個別のパラメータの書き換えを
行う。この装置をミキサに適用した場合、プログラムチ
ェンジの番号に対応するシーンのセッティングデータを
リコールし、コントロールチェンジで各チャンネルやマ
スタフェーダなどの対応する個別のパラメータを制御す
る。
【0030】この場合に、コントロールチェンジで入力
されるパラメータを直接加算バッファ10に入力すると
オフセット値が無効になり、また、この装置ではオフセ
ット値はリコールされた値と加算バッファの記憶内容と
の差で算出されるため、オフセット値が全く無意味な値
に書き換えられてしまうことになる。そこで、パラメー
タメモリ1と加算器4(減算器12)との間にメモリバ
ッファ13を設け、パラメータメモリ1からリコールし
たパラメータやMIDIシーケンサ14から入力された
コントロールチェンジデータを一旦このメモリバッファ
13に格納したのち、加算器4,減算器12に出力する
ようにしている。これによって、予めプログラムされた
コントロールチェンジによって行われるパラメータ値変
更と加算バッファ10に付属した入力装置による変更と
を区別することができる。この結果、これまで実質的に
不可能であったオートメーション再生中の音量変更をは
じめとするパラメータの補正がオフセットスイッチをオ
ンにしておくだけで可能となった。なお、メモリバッフ
ァ13への個別のパラメータ供給は、上記MIDIシー
ケンサだけでなく、外部コンピュータ、リモコンなど種
々の外部機器やミキサ内部のオートメーションコントロ
ール機能などから行うことが可能であり、その場合も上
記と同じようにメモリバッファ13を介してパラメータ
を供給するこことにより、これらのパラメータに対して
も所定のオフセット値を加算することができる。
【0031】図6は請求項4の発明を適用した装置のブ
ロック図である。この装置は、図1に示した装置と基本
的構成は同一である。すなわち、複数のパラメータを記
憶しているパラメータメモリ1から1つのパラメータを
テンポラリバッファ2に読み出し、この読み出されたパ
ラメータとオフセットバッファ3に記憶されているオフ
セット値とを加算器4で加算して動作部5に入力するも
のである。これにより、パラメータメモリ1のどのパラ
メータが読み出された場合でも、オフセット値を反映し
て動作部5に入力することができる。
【0032】そして、テンポラリバッファ2の内容でパ
ラメータメモリ1を書き換えるとき、オフセットバッフ
ァ3に記憶されているオフセット値をテンポラリバッフ
ァ12に足し込み、足し込まれた値をパラメータメモリ
1に記憶する。以後、このパラメータを読み出すときは
オフセット値が加算された値がパラメータ値として読み
出されるため、オン/オフスイッチ6をオフしておき、
テンポラリバッファ2の値のみを加算器4を介して動作
部5に入力すればよい。
【0033】そして、パラメータメモリ1に記憶されて
いる全てのパラメータについてこの足し込み→書き換え
が完了すれば、オフセットバッファ3の内容をクリアす
ればよい。そうすることによって、全てのパラメータに
ついてパラメータメモリ1からパラメータ値を読み出し
たときオフセット値が考慮されたものになる。
【0034】また、図7は請求項4の別の適用例の一部
構成図である。この装置では、オフセットバッファ3の
内容をパラメータメモリ1の記憶内容(パラメータ)に
直接足し込むようにしている。これにより、これまでの
メモリリコール(テンポラリバッファの内容)とオフセ
ット値との内容を加算するという方法ではなく、メモリ
をリコールせずに直接メモリにオフセット値を書き加え
ることができる。そして、この構成ではオフセットバッ
ファの値(オフセット値)をパラメータメモリ1に記憶
されているパラメータの一つに加算することができるの
みならず、複数または全てのパラメータに一度に加算す
ることもできる。
【0035】たとえば、装置がミキサであるとすると、
1回目のリハーサルに司会者が到着していない場合に代
理の人でリハーサルをして複数のシーンのセッティング
をメモリしておき、司会者が到着してからある一つのシ
ーンのリハーサルを行うことにより(+10dBなど
の)オフセット値を作成して、これを全てのシーンのセ
ッティングメモリに加えれば、代理の人のときのメモリ
のパラメータを本番の司会者用に書き換えることができ
る。
【0036】
【実施例】図8,図9を参照して、前記図4の実施形態
を具体的にオーディオミキサに適用した場合の実施例を
示す。
【0037】図8はメモリ付オーディオミキサの操作パ
ネルの概略図である。操作パネル面には、複数チャンネ
ル(16チャンネル)のフェーダ21,マスタフェーダ
22,メモリ(シーン)ナンバ等を表示する7セグメン
トのLED表示器23,ストアスイッチ23,メモリナ
ンバアップ/ダウンスイッチ25,メモリリコールスイ
ッチ26,オフセットクリアスイッチ27,オフセット
オン/オフスイッチ28が設けられている。また、チャ
ンネル1の端子には司会者用マイク31が接続されてお
り、チャンネル2の端子には媒酌人用マイク32が接続
されており、チャンネル3の端子にはBGM用のCDプ
レーヤが接続されている。
【0038】最初にリハーサルを行うとき、各シーン毎
にマイクのレベルをフェーダ21でセットし、各シーン
順のメモリナンバを付して、パラメータメモリに記憶す
る。メモリナンバはメモリナンバアップ/ダウンスイッ
チ25で設定するとLED23にそのナンバが表示さ
れ、ストアスイッチ24をオンするとそのときの設定内
容がそのナンバに対応するメモリエリアに記憶される。
これを複数のシーンについて実行する。この操作によ
り、パラメータメモリ1には複数組のパラメータセット
が記憶される。
【0039】図9にパラメータメモリ1の記憶内容の例
を示す。この例は、該メモリ付オーディオミキサが結婚
披露宴会場に用いられた場合の例を示している。パラメ
ータメモリ1にはそれぞれのシーンについて、音量設定
(フェーダの位置)やイコライザ等の複数のパラメータ
値を記憶しているが、同図には説明を簡略にするためチ
ャンネル1,2,3のフェーダ位置のみを示す。
【0040】結婚披露宴で司会者がBGMをバックにス
ピーチする場面をシーン1、媒酌人が挨拶する場面をシ
ーン2,その後再び司会者が話す場面をシーン3とす
る。リハーサルで各シーン毎に、各チャンネルの音量を
確認しフェーダの位置を決めて予めパラメータメモリ1
に記憶しておく。通常は、メモリ番号とシーン番号が一
致するように記憶される。
【0041】そして、本番においては、メモリ番号順に
メモリリコールする。メモリ1をリコールして司会者が
話しはじめたとき、声が非常に小さいためオペレータが
チャンネル1のフェーダを−10dBから0dBまであ
げたとする。このフェーダの修正はパラメータメモリ1
の内容には反映されないが、加算バッファ10の内容が
書き換えられて現在の設定値に反映されるとともに、こ
の値とパラメータメモリ1からメモリリコールされたと
きの値との差(+10dB)がオフセットバッファ3に
記憶される。オフセットオン/オフスイッチ28をオン
しておくことにより、以後メモリリコールされる全ての
シーンのチャンネルのフェーダ値が10dB加算され
る。シーン2(メモリ2)の場面ではチャンネル1のフ
ェーダ値は−∞dB(絞り切り)であるため10dB加
算しても−∞のままあるが、シーン3(メモリ3)をリ
コールしたときは、−10dBに10dBが加算されて
0dBとなりシーン1で変更したフェーダの修正分が以
後のメモリリコール時にも反映されることになる。これ
により予めプログラムしたメモリ資源を活用しながら同
時に連続的な修正も行うことができる。
【0042】また、メモリリコールしたのちストアスイ
ッチ24を押すとと、加算バッファ10に記憶されてい
る内容、すなわち、メモリリコールした値にオフセット
値が加算された値が逆にパラメータメモリ1に書き込ま
れる。これにより、オフセットを加味した値がパラメー
タ値として記憶されることになる。そして、これを再度
リコールするとオフセット値が2重に加算されることに
なるため、パラメータメモリ1の各シーンメモリにオフ
セットフラグを設け、このオフセットフラグがセットさ
れている場合には、自動的にオフセットオン/オフスイ
ッチ6をオフしてオフセット値が加算されないようにす
る。また、全てのシーンについてオフセット値を加算し
た値が再ストアされた場合には、オフセットバッファを
クリアする、すなわち、オフセットクリアスイッチ27
をオンする。この操作により、オフセットバッファ3の
内容がクリアされ、また、パラメータメモリ1の全ての
シーンのオフセットフラグもリセットされる。
【0043】これにより、オフセットをオフセット値と
してメモリの内容と別にもつことも可能であり、また、
オフセット値を加味した値をパラメータ値としてもつこ
とも可能となる。
【0044】なお、図1に含まれる発明を請求項1に従
属する請求項の形式で表現すると以下のようになる。前
記パラメータ記憶手段は、複数のパラメータ値を記憶す
るパラメータメモリと、該パラメータメモリから読み出
された1つのパラメータ値を記憶するテンポラリバッフ
ァとからなり、前記パラメータ供給手段は、前記テンポ
ラリバッファからパラメータ値を読み出すことを特徴と
する請求項1に記載のパラメータ設定装置。
【0045】そして、この発明によれば、パラメータの
内容を変更することなくパラメータメモリから読み出さ
れるパラメータの全てにオフセット値を反映して動作部
を制御することができる。
【0046】また、図2に含まれる発明を請求項1に従
属する請求項の形式で表現すると以下のようになる。前
記オフセット記憶手段は、複数のオフセット値を記憶す
るオフセットメモリと、該オフセットメモリから読み出
された1つのオフセット値を記憶するオフセットバッフ
ァとからなり、前記パラメータ供給手段は、前記オフセ
ットバッファからオフセット値を読み出すことを特徴と
する請求項1に記載のパラメータ設定装置。
【0047】そして、この発明によれば、複数のオフセ
ット値から適当なものを選択して、これをパラメータ値
に反映して動作部を制御することができる。かつ、パラ
メータを変更することがない。
【0048】さらに、図3に含まれる発明を請求項1に
従属する請求項の形式で表現すると以下のようになる。
前記パラメータ供給手段は、前記パラメータ記憶手段か
ら読み出したパラメータ値と前記オフセット記憶手段か
ら読み出したオフセット値を加算する加算手段と、加算
結果を記憶する加算バッファからなることを特徴とする
請求項1に記載のパラメータ設定装置。
【0049】そして、この発明によれば、加算バッファ
の内容を確認することにより、実際に動作部に供給され
るパラメータ値を確認することができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、パラメータの
内容を変更することなくパラメータにオフセット値を反
映して動作部を制御することができる。
【0051】請求項2の発明によれば、パラメータメモ
リのパラメータ値と加算バッファに記憶されている値と
の差をオフセット値として記憶することにより、オフセ
ット値をオフセット値として設定しなくても、自動的に
オフセット値を生成することができ、修正を即オフセッ
トとして設定することができる。
【0052】請求項3の発明によれば、外部からパラメ
ータ値が入力される場合でも、そのパラメータに対して
オフセット値を加算して動作部に供給することができる
ため、内部メモリからのパラメータの読み出しのみなら
ず、たとえば、MIDIシーケンサなどを用いた外部か
らのパラメータの入力に対してもオフセット値を適用す
ることができる。
【0053】請求項4の発明によれば、オフセット値を
反映したパラメータ値をパラメータメモリに記憶するこ
とができ、以後の読み出し時にオフセット値を加算する
必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明を適用した装置のブロック図
【図2】同装置のオフセット記憶手段を変更した装置の
ブロック図
【図3】同装置のパラメータ供給手段を変更した装置の
ブロック図
【図4】請求項2の発明を適用した装置のブロック図
【図5】請求項3の発明を適用した装置のブロック図
【図6】請求項4の発明を適用した装置のブロック図
【図7】請求項4の発明を適用した他の装置の一部ブロ
ック図
【図8】この発明の実施例であるメモリ付きオーディオ
ミキサの操作パネルを示す図
【図9】同オーディオミキサのパラメータメモリの構成
を示す図
【図10】従来のオーディオミキサの概略ブロック図
【図11】従来のオーディオミキサの概略ブロック図
【図12】従来のオーディオミキサの概略ブロック図
【符号の説明】
1−パラメータメモリ、2−テンポラリバッファ、3−
オフセットバッファ、4−加算器、5−動作部、6−オ
フセットオン/オフスイッチ、7,8,11−入力/表
示装置、9−オフセットメモリ、10−加算バッファ、
12−減算器、13−メモリバッファ、14−MIDI
シーケンサ、15,16−加算器 20−メモリ付きオーディオミキサ、21−フェーダ、
22−マスタフェーダ、23−7セグメント表示器、2
4−ストアスイッチ、25−メモリナンバアップ/ダウ
ンスイッチ、26−メモリリコールスイッチ、27−オ
フセットクリアスイッチ、28−オフセットオン/オフ
スイッチ、30−(BGM用)CDプレーヤ、31,3
2−マイク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作部の動作を規定するパラメータを記
    憶するパラメータ記憶手段と、オフセット値を記憶する
    オフセット記憶手段と、前記動作部に前記パラメータ記
    憶手段から読み出したパラメータ値と前記オフセット記
    憶手段から読み出したオフセット値とを加算した値を供
    給するパラメータ供給手段と、を備えたことを特徴とす
    るパラメータ設定装置。
  2. 【請求項2】 動作部の動作を規定するパラメータを複
    数記憶するパラメータメモリと、前記動作部にパラメー
    タ値を供給する加算バッファと、オフセット値を記憶す
    るオフセット記憶手段と、 前記パラメータメモリから1つのパラメータ値を読み出
    し前記オフセット記憶手段に記憶されているオフセット
    値と加算して加算バッファに入力する手段と、前記加算
    バッファの記憶内容を修正する入力手段とを備え、 前記オフセット記憶手段は、パラメータメモリから読み
    出されたときのパラメータ値と加算バッファに記憶され
    ている値との差をオフセット値として記憶する手段であ
    るパラメータ設定装置。
  3. 【請求項3】 動作部の動作を規定するパラメータを複
    数記憶するパラメータメモリと、前記動作部にパラメー
    タ値を供給する加算バッファと、外部からパラメータを
    入力するパラメータ入力手段と、前記パラメータメモリ
    から読み出された1つのパラメータまたは前記パラメー
    タ入力手段から入力されたパラメータを記憶して前記加
    算バッファに供給するメモリバッファと、オフセット値
    を記憶するオフセット記憶手段と、前記メモリバッファ
    に記憶されているパラメータと前記オフセット記憶手段
    に記憶されているオフセット値と加算して加算バッファ
    に入力する手段とを備えたことを特徴とするパラメータ
    設定装置。
  4. 【請求項4】 動作部の動作を規定するパラメータを記
    憶するパラメータ記憶手段と、オフセット値を記憶する
    オフセット記憶手段と、前記パラメータ記憶手段に前記
    前記オフセット記憶手段が記憶しているオフセット値を
    足し込むパラメータ更新手段と、を備えたことを特徴と
    するパラメータ設定装置。
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