JPH0983318A - タイミングパルス発生回路 - Google Patents
タイミングパルス発生回路Info
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- JPH0983318A JPH0983318A JP7230953A JP23095395A JPH0983318A JP H0983318 A JPH0983318 A JP H0983318A JP 7230953 A JP7230953 A JP 7230953A JP 23095395 A JP23095395 A JP 23095395A JP H0983318 A JPH0983318 A JP H0983318A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 調整の必要がなく温度補償も容易でしかも電
力損失の増加を伴わないタイミングパルス発生回路を提
供する。 【解決手段】 入力されるパルスを平滑して直流電圧を
得る第1の平滑回路1と、直流電圧を増幅して第1の比
較電圧を得る演算増幅器A1と、入力パルスの立ち下が
りでトリガされる出力パルスを発生する単安定マルチバ
イブレータ2と、出力パルスを平滑して第2の比較電圧
を得る第2の平滑回路3と、第1及び第2の比較電圧を
入力して比較する演算増幅器A2と、この演算増幅器A
2の出力信号の増減に応じて単安定マルチバイブレータ
2の出力パルス幅を制御するパルス幅制御回路4とを具
備し、入力パルスに対して位相の進んだ出力パルスを取
り出すように構成される。
力損失の増加を伴わないタイミングパルス発生回路を提
供する。 【解決手段】 入力されるパルスを平滑して直流電圧を
得る第1の平滑回路1と、直流電圧を増幅して第1の比
較電圧を得る演算増幅器A1と、入力パルスの立ち下が
りでトリガされる出力パルスを発生する単安定マルチバ
イブレータ2と、出力パルスを平滑して第2の比較電圧
を得る第2の平滑回路3と、第1及び第2の比較電圧を
入力して比較する演算増幅器A2と、この演算増幅器A
2の出力信号の増減に応じて単安定マルチバイブレータ
2の出力パルス幅を制御するパルス幅制御回路4とを具
備し、入力パルスに対して位相の進んだ出力パルスを取
り出すように構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像機器等の受像
機に使用されるコンバーゼンス回路に使用されるタイミ
ングパルス発生回路に関する。
機に使用されるコンバーゼンス回路に使用されるタイミ
ングパルス発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、投写管を用いた投写型受像機或
いは高精度のコンバーゼンス品位を要求される直視管型
のモニタ受像機等において、赤、緑、青の3原色映像を
スクリーン上に色ずれなく合成するためにコンバーゼン
ス回路を具えている。
いは高精度のコンバーゼンス品位を要求される直視管型
のモニタ受像機等において、赤、緑、青の3原色映像を
スクリーン上に色ずれなく合成するためにコンバーゼン
ス回路を具えている。
【0003】コンバーゼンス回路は、最近ではデジタル
技術を応用したデジタルコンバーゼンス方式がアナログ
方式に代わって多用されるようになってきた。しかし、
アナログコンバーゼンス回路も、デジタル方式に比較し
て特有の利点があり、また、製造コストと画像品位の兼
ね合いなどの面から依然として使用されることが多く、
改善もなされている。
技術を応用したデジタルコンバーゼンス方式がアナログ
方式に代わって多用されるようになってきた。しかし、
アナログコンバーゼンス回路も、デジタル方式に比較し
て特有の利点があり、また、製造コストと画像品位の兼
ね合いなどの面から依然として使用されることが多く、
改善もなされている。
【0004】従来、投写型受像機のアナログコンバーゼ
ンス回路では、水平及び垂直周期のノコギリ波やパラボ
ラ波信号並びにこれらの信号の変調(乗算)信号を発生
させて調整・混合し、3原色夫々の投写管の偏向ヨーク
の後方に設けられたコンバーゼンスコイルに補正電流を
流して色ずれを補正するようにしていた。
ンス回路では、水平及び垂直周期のノコギリ波やパラボ
ラ波信号並びにこれらの信号の変調(乗算)信号を発生
させて調整・混合し、3原色夫々の投写管の偏向ヨーク
の後方に設けられたコンバーゼンスコイルに補正電流を
流して色ずれを補正するようにしていた。
【0005】また、一般的に、水平及び垂直周期の各種
信号を発生させるためには、水平及び垂直偏向回路から
出力される帰線パルスをタイミング信号として定電流積
分回路に加えてリセットさせ、水平及び垂直偏向周期の
ノコギリ波を作り、このノコギリ波を積分するか或いは
乗算してパラボラ波を作り、更に二重平衡差動増幅回路
を用いた乗算回路により各種変調信号を得るようにして
いた。得られた各種信号は、可変抵抗器等により適宜調
整されて混合され、信号増幅回路や出力回路を介してコ
ンバーゼンスヨーク(コイル)に供給される。
信号を発生させるためには、水平及び垂直偏向回路から
出力される帰線パルスをタイミング信号として定電流積
分回路に加えてリセットさせ、水平及び垂直偏向周期の
ノコギリ波を作り、このノコギリ波を積分するか或いは
乗算してパラボラ波を作り、更に二重平衡差動増幅回路
を用いた乗算回路により各種変調信号を得るようにして
いた。得られた各種信号は、可変抵抗器等により適宜調
整されて混合され、信号増幅回路や出力回路を介してコ
ンバーゼンスヨーク(コイル)に供給される。
【0006】このような従来のアナログコンバーゼンス
回路において、各種信号発生回路や増幅回路、出力回路
の位相遅れが問題となることがある。特に水平周期のコ
ンバーゼンス補正を行う際、偏向コイルに流れる偏向電
流よりもコンバーゼンスコイルに流れるコンバーゼンス
補正電流の位相が遅れる。即ち、コンバーゼンス補正電
流の位相遅れにより補正位置が右側にずれることにな
り、受像機の表示画面の左端のコンバーゼンスを合せる
ことができない。
回路において、各種信号発生回路や増幅回路、出力回路
の位相遅れが問題となることがある。特に水平周期のコ
ンバーゼンス補正を行う際、偏向コイルに流れる偏向電
流よりもコンバーゼンスコイルに流れるコンバーゼンス
補正電流の位相が遅れる。即ち、コンバーゼンス補正電
流の位相遅れにより補正位置が右側にずれることにな
り、受像機の表示画面の左端のコンバーゼンスを合せる
ことができない。
【0007】また、投写型受像機ではコンバーゼンス回
路に糸巻歪や台形歪を補正する機能を併合させている
が、これらの補正もコンバーゼンス補正電流の位相遅れ
によってスクリーンの画像の左右対称の補正が困難とな
る。
路に糸巻歪や台形歪を補正する機能を併合させている
が、これらの補正もコンバーゼンス補正電流の位相遅れ
によってスクリーンの画像の左右対称の補正が困難とな
る。
【0008】上記糸巻歪や台形歪は、パラボラ波にノコ
ギリ波を混合して見掛上の位相をずらすことによりある
程度の補正は可能である。しかしながら、最近では光学
系を短焦点化するために蛍光面が非平面の投写管や非球
面の投写レンズを使用することが多くなっているため、
3次関数或いは4次関数の信号波形を混合して画面歪を
補正する必要があり、上述したような位相遅れは、調整
だけでは困難となっている。
ギリ波を混合して見掛上の位相をずらすことによりある
程度の補正は可能である。しかしながら、最近では光学
系を短焦点化するために蛍光面が非平面の投写管や非球
面の投写レンズを使用することが多くなっているため、
3次関数或いは4次関数の信号波形を混合して画面歪を
補正する必要があり、上述したような位相遅れは、調整
だけでは困難となっている。
【0009】従来、斯かる位相遅れを簡単に解決する手
段として、偏向回路の帰線時間よりもコンバーゼンス回
路の帰線時間を短くする方法が採られている。例えば、
水平偏向回路の帰線時間が10μs(マイクロセカン
ド)であり、コンバーゼンス回路全体の位相遅れ時間が
1μsであるとすると、コンバーゼンス回路の帰線時間
を9μsに設定すれば画面の左端のコンバーゼンスを合
わせることができる。
段として、偏向回路の帰線時間よりもコンバーゼンス回
路の帰線時間を短くする方法が採られている。例えば、
水平偏向回路の帰線時間が10μs(マイクロセカン
ド)であり、コンバーゼンス回路全体の位相遅れ時間が
1μsであるとすると、コンバーゼンス回路の帰線時間
を9μsに設定すれば画面の左端のコンバーゼンスを合
わせることができる。
【0010】また、画面歪補正の面から水平走査とコン
バーゼンス補正のタイミングを一致させようとする場合
には、コンバーゼンス回路の帰線時間を8μsに設定す
ればよい。
バーゼンス補正のタイミングを一致させようとする場合
には、コンバーゼンス回路の帰線時間を8μsに設定す
ればよい。
【0011】但し、コンバーゼンス回路の帰線時間を短
くした場合、電源電圧は、コンバーゼンスコイルのイン
ダクタンスと必要な補正電流及び帰線期間の関係で決ま
り、帰線時間を短くした場合にはその分だけ電源電圧を
高くしなければならない。例えば、コンバーゼンス回路
の帰線時間を0.8 倍にすると電源電圧は1.25倍になり、
その結果コンバーゼンス回路の電力損失も1.25倍とな
る。
くした場合、電源電圧は、コンバーゼンスコイルのイン
ダクタンスと必要な補正電流及び帰線期間の関係で決ま
り、帰線時間を短くした場合にはその分だけ電源電圧を
高くしなければならない。例えば、コンバーゼンス回路
の帰線時間を0.8 倍にすると電源電圧は1.25倍になり、
その結果コンバーゼンス回路の電力損失も1.25倍とな
る。
【0012】通常のテレビジョン等の受像機では、水平
偏向周波数が15.75 KHz 、水平偏向回路の帰線時間が10
μs程度であり上述したような電力損失の増加で済む。
しかし、最近のコンピュータ用のマルチスキャンタイプ
のモニタ等では偏向周波数が例えば65KHz と高くしかも
帰線時間も2.5 μsと短いので、コンバーゼンス回路の
位相遅れ時間1 μsに対処するためには、コンバーゼン
ス回路の帰線時間を0.5 μsという極端に短い値にする
必要があり、こうすると、電源電圧及び電力損失は5倍
も増加することになり、実際の装置では実現困難であ
る。
偏向周波数が15.75 KHz 、水平偏向回路の帰線時間が10
μs程度であり上述したような電力損失の増加で済む。
しかし、最近のコンピュータ用のマルチスキャンタイプ
のモニタ等では偏向周波数が例えば65KHz と高くしかも
帰線時間も2.5 μsと短いので、コンバーゼンス回路の
位相遅れ時間1 μsに対処するためには、コンバーゼン
ス回路の帰線時間を0.5 μsという極端に短い値にする
必要があり、こうすると、電源電圧及び電力損失は5倍
も増加することになり、実際の装置では実現困難であ
る。
【0013】従って、偏向周波数が高く帰線時間が短い
受像機のコンバーゼンス回路では、位相遅れの要因が無
くても電源電圧の増加を最小限に止めるために、コンバ
ーゼンスコイルのインダクタンスを小さく設定するのが
一般的であるから、位相遅れに対処するために帰線時間
を短くして電源電圧を高くする方法は実用的ではない。
受像機のコンバーゼンス回路では、位相遅れの要因が無
くても電源電圧の増加を最小限に止めるために、コンバ
ーゼンスコイルのインダクタンスを小さく設定するのが
一般的であるから、位相遅れに対処するために帰線時間
を短くして電源電圧を高くする方法は実用的ではない。
【0014】従来、この問題に対応するために、水平周
期の信号を作り出すタイミングパルスの位相を偏向回路
の帰線パルスの位相よりも進める手段が採られている。
この一例として、単安定マルチバイブレータを用い、そ
の出力パルス幅を1水平周期より進ませたい時間分だけ
短い値に設定し、偏向回路の帰線パルスより見掛上位相
の進んだタイミングを得るようにしていた。
期の信号を作り出すタイミングパルスの位相を偏向回路
の帰線パルスの位相よりも進める手段が採られている。
この一例として、単安定マルチバイブレータを用い、そ
の出力パルス幅を1水平周期より進ませたい時間分だけ
短い値に設定し、偏向回路の帰線パルスより見掛上位相
の進んだタイミングを得るようにしていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンバーゼンス回路では、コンバーゼンス補正電流の位
相遅れにより画面左端のコンバーゼンスが合わない、或
いは画面歪補正の位置ずれによって最適なコンバーゼン
ス補正が困難である。
コンバーゼンス回路では、コンバーゼンス補正電流の位
相遅れにより画面左端のコンバーゼンスが合わない、或
いは画面歪補正の位置ずれによって最適なコンバーゼン
ス補正が困難である。
【0016】また、これを解決するためにコンバーゼン
ス回路の帰線パルスの帰線時間を短く設定した場合、電
力損失の大幅な増大を招く結果となって実用的ではな
い。
ス回路の帰線パルスの帰線時間を短く設定した場合、電
力損失の大幅な増大を招く結果となって実用的ではな
い。
【0017】また、偏向周波数が高い受像機等では、コ
ンバーゼンスコイルのインダクタンスを小さくすること
を前提とした場合、コンバーゼンス補正電流の位相遅れ
に対応するために帰線時間を短くして電源電圧を高くす
ることは困難である。
ンバーゼンスコイルのインダクタンスを小さくすること
を前提とした場合、コンバーゼンス補正電流の位相遅れ
に対応するために帰線時間を短くして電源電圧を高くす
ることは困難である。
【0018】更に、単安定マルチバイブレータを用いた
タイミングパルスの位相を進める方法は、調整や温度ド
リフトの補償を行う煩わしさがあり、しかも単一の偏向
周波数にしか対応できないため、汎用性に難点があっ
た。
タイミングパルスの位相を進める方法は、調整や温度ド
リフトの補償を行う煩わしさがあり、しかも単一の偏向
周波数にしか対応できないため、汎用性に難点があっ
た。
【0019】従って、本発明は上記課題に鑑みてなされ
たもので、調整の必要がなく温度補償も容易でしかも電
力損失の増加を伴わないタイミングパルス発生回路を提
供することを目的とする。
たもので、調整の必要がなく温度補償も容易でしかも電
力損失の増加を伴わないタイミングパルス発生回路を提
供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
タイミングパルス発生回路は、入力されるパルスを平滑
して直流電圧を得る第1の平滑手段と、直流電圧を増幅
して第1の比較電圧を得る増幅手段と、入力パルスの立
ち下がりでトリガされる出力パルスを発生する単安定マ
ルチバイブレータと、出力パルスを平滑して第2の比較
電圧を得る第2の平滑手段と、第1及び第2の比較電圧
を入力して比較する比較手段と、この比較手段の出力信
号の増減に応じて単安定マルチバイブレータの出力パル
ス幅を制御するパルス幅制御手段とを具備し、入力パル
スに対して位相の進んだ出力パルスを取り出すように構
成される。
タイミングパルス発生回路は、入力されるパルスを平滑
して直流電圧を得る第1の平滑手段と、直流電圧を増幅
して第1の比較電圧を得る増幅手段と、入力パルスの立
ち下がりでトリガされる出力パルスを発生する単安定マ
ルチバイブレータと、出力パルスを平滑して第2の比較
電圧を得る第2の平滑手段と、第1及び第2の比較電圧
を入力して比較する比較手段と、この比較手段の出力信
号の増減に応じて単安定マルチバイブレータの出力パル
ス幅を制御するパルス幅制御手段とを具備し、入力パル
スに対して位相の進んだ出力パルスを取り出すように構
成される。
【0021】請求項2に係る発明は、請求項1記載のタ
イミングパルス発生回路にいて、増幅手段及び比較手段
を夫々演算増幅器で構成した。
イミングパルス発生回路にいて、増幅手段及び比較手段
を夫々演算増幅器で構成した。
【0022】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載のタイミングパルス発生回路において、単安定マルチ
バイブレータと同一の電源で動作し、入力パルスを波形
整形するバッファゲートを有する。
載のタイミングパルス発生回路において、単安定マルチ
バイブレータと同一の電源で動作し、入力パルスを波形
整形するバッファゲートを有する。
【0023】請求項4に係る発明は、請求項1〜3いず
れか記載のタイミングパルス発生回路において、増幅手
段の利得を調整する可変手段を設けて構成される。
れか記載のタイミングパルス発生回路において、増幅手
段の利得を調整する可変手段を設けて構成される。
【0024】請求項5に係る発明は、請求項1〜4いず
れか記載のタイミングパルス発生回路において、第2の
平滑手段及び比較手段をミラー積分回路で構成した。
れか記載のタイミングパルス発生回路において、第2の
平滑手段及び比較手段をミラー積分回路で構成した。
【0025】請求項6に係る発明は、請求項1〜5いず
れか記載のタイミングパルス発生回路において、増幅手
段の入力に直流バイアスを加えるバイアス付加手段を設
けて構成される。
れか記載のタイミングパルス発生回路において、増幅手
段の入力に直流バイアスを加えるバイアス付加手段を設
けて構成される。
【0026】請求項1に係る発明では、単安定マルチバ
イブレータにパルスを入力し、このパルスの立ち下がり
で出力パルスを発生させる。また、入力パルスを第1の
平滑手段により直流電圧に変換し、増幅手段に供給して
第1の比較電圧を得、単安定マルチバイブレータの出力
パルスを第2の平滑手段により平滑して第2の比較電圧
を得る。これら第1及び第2の比較電圧を比較手段によ
り比較して出力パルス幅に応じて増減する出力信号を出
力する。パルス幅制御手段は、この出力信号に応じて出
力パルス幅を制御し、入力パルスより位相の進んだ出力
パルスを得る。
イブレータにパルスを入力し、このパルスの立ち下がり
で出力パルスを発生させる。また、入力パルスを第1の
平滑手段により直流電圧に変換し、増幅手段に供給して
第1の比較電圧を得、単安定マルチバイブレータの出力
パルスを第2の平滑手段により平滑して第2の比較電圧
を得る。これら第1及び第2の比較電圧を比較手段によ
り比較して出力パルス幅に応じて増減する出力信号を出
力する。パルス幅制御手段は、この出力信号に応じて出
力パルス幅を制御し、入力パルスより位相の進んだ出力
パルスを得る。
【0027】請求項2に係る発明では、増幅手段と比較
手段に夫々演算増幅器を用いる。
手段に夫々演算増幅器を用いる。
【0028】請求項3に係る発明では、バッファゲート
を設けて単安定マルチバイブレータと同一の電源で動作
させ、入力パルスの波形を整形する。
を設けて単安定マルチバイブレータと同一の電源で動作
させ、入力パルスの波形を整形する。
【0029】請求項4に係る発明では、増幅手段に可変
利得手段を設けることにより、利得を調整できる。
利得手段を設けることにより、利得を調整できる。
【0030】請求項5に係る発明では、第2の平滑手段
と比較手段をミラー積分回路で構成することができる。
と比較手段をミラー積分回路で構成することができる。
【0031】請求項6に係る発明では、増幅手段の入力
にバイアス付加手段を設け、直流電圧を付加する。
にバイアス付加手段を設け、直流電圧を付加する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1〜図2を参照して説明する。図1は、本発明のタイ
ミングパルス発生回路の構成を示すブロック図、図2
は、図1の実施例によるタイミングパルス波形図を示す
ものである。
図1〜図2を参照して説明する。図1は、本発明のタイ
ミングパルス発生回路の構成を示すブロック図、図2
は、図1の実施例によるタイミングパルス波形図を示す
ものである。
【0033】図1において、G1はバッファゲートで、
入力端子T1を介して入力される帰線パルスを所要とす
る矩形波に整形する。バッファゲートG1には、後述す
る単安定マルチバイブレータ2と共通の電源電圧VDDが
供給されるようになっている。バッファゲートG1は、
帰線パルスが安定した矩形波で入力される場合には不要
となる。但し、通常、帰線パルスとしてフライバックト
ランスなどから得られるパルスは、エッジの鈍りや波高
値が不安定な正弦波形状のため波形整形する必要があ
る。このため、受像機の機種により帰線パルスが矩形波
に整形されていない状態で入力されることを考慮して、
バッファゲートG1を配置することにより常に安定した
矩形波の帰線パルスが得られる。
入力端子T1を介して入力される帰線パルスを所要とす
る矩形波に整形する。バッファゲートG1には、後述す
る単安定マルチバイブレータ2と共通の電源電圧VDDが
供給されるようになっている。バッファゲートG1は、
帰線パルスが安定した矩形波で入力される場合には不要
となる。但し、通常、帰線パルスとしてフライバックト
ランスなどから得られるパルスは、エッジの鈍りや波高
値が不安定な正弦波形状のため波形整形する必要があ
る。このため、受像機の機種により帰線パルスが矩形波
に整形されていない状態で入力されることを考慮して、
バッファゲートG1を配置することにより常に安定した
矩形波の帰線パルスが得られる。
【0034】バッファゲートG1の出力端子は、単安定
マルチバイブレータ2のトリガ入力端子(Aバー)に接
続される共に、抵抗器R1及びコンデンサC1からなる
平滑回路(積分回路)1に接続される。抵抗器R1の他
端はコンデンサC1の一端と後述する演算増幅器A2の
非反転入力端子に接続され、コンデンサC2の他端は接
地されている。平滑回路1は、抵抗器R1とコンデンサ
C1の接続点が次に説明する演算増幅器A1の非反転入
力端子に接続され、バッファゲートG1から出力される
矩形波パルスを平滑して直流電圧に変換して出力する。
マルチバイブレータ2のトリガ入力端子(Aバー)に接
続される共に、抵抗器R1及びコンデンサC1からなる
平滑回路(積分回路)1に接続される。抵抗器R1の他
端はコンデンサC1の一端と後述する演算増幅器A2の
非反転入力端子に接続され、コンデンサC2の他端は接
地されている。平滑回路1は、抵抗器R1とコンデンサ
C1の接続点が次に説明する演算増幅器A1の非反転入
力端子に接続され、バッファゲートG1から出力される
矩形波パルスを平滑して直流電圧に変換して出力する。
【0035】演算増幅器A1の反転入力端子と接地間に
は抵抗器R2が接続され、また反転入力端子と出力端子
間に抵抗器R3が接続されている。この抵抗器R2及び
抵抗器R3により演算増幅器A1の利得は、(1+R3
/R2)となることは周知である。演算増幅器A1の出
力(直流電圧V1)は、演算増幅器A2の非反転入力端
子へ入力される。
は抵抗器R2が接続され、また反転入力端子と出力端子
間に抵抗器R3が接続されている。この抵抗器R2及び
抵抗器R3により演算増幅器A1の利得は、(1+R3
/R2)となることは周知である。演算増幅器A1の出
力(直流電圧V1)は、演算増幅器A2の非反転入力端
子へ入力される。
【0036】2は前述した単安定マルチバイブレータ
で、例えばTC74HC123AP(東芝製)を使用す
ることができ、一方のトリガ入力端子(Aバー)にバッ
ファゲートG1の出力端子及び抵抗器R1の一端が接続
されている。反転出力端子(Qバー)には、抵抗器R4
の一端と出力端子T2が接続され、他方のトリガ入力端
子B及びクロック端子(CLバー)には電源電圧VDD及
びトランジスタQ1(後述)のベースが続され、外付端
子C及びCR間にはコンデンサC3が接続され、かつ外
付端子CRにはトランジスタQ1のコレクタが接続され
ている。
で、例えばTC74HC123AP(東芝製)を使用す
ることができ、一方のトリガ入力端子(Aバー)にバッ
ファゲートG1の出力端子及び抵抗器R1の一端が接続
されている。反転出力端子(Qバー)には、抵抗器R4
の一端と出力端子T2が接続され、他方のトリガ入力端
子B及びクロック端子(CLバー)には電源電圧VDD及
びトランジスタQ1(後述)のベースが続され、外付端
子C及びCR間にはコンデンサC3が接続され、かつ外
付端子CRにはトランジスタQ1のコレクタが接続され
ている。
【0037】単安定マルチバイブレータ2は、バッファ
ゲートG1から出力される帰線パルスの立ち下がり(後
縁)でトリガされ、反転出力端子(Qバー)から出力さ
れるパルス幅が、コンデンサC3の静電容量とトランジ
スタQ1のコレクタ電流に応じて変化するようになって
いる。例えばコンデンサC3の静電容量を小さくし、ト
ランジスタQ1のコレクタ電流が多くなると反転出力端
子(Qバー)から出力されるパルス幅は狭くなり、逆に
すると出力パルス幅は広くなる。即ち、トランジスタQ
1及びコンデンサC3は、単安定マルチバイブレータ2
の反転出力端子(Qバー)から出力される出力パルスの
パルス幅制御回路4を構成する。
ゲートG1から出力される帰線パルスの立ち下がり(後
縁)でトリガされ、反転出力端子(Qバー)から出力さ
れるパルス幅が、コンデンサC3の静電容量とトランジ
スタQ1のコレクタ電流に応じて変化するようになって
いる。例えばコンデンサC3の静電容量を小さくし、ト
ランジスタQ1のコレクタ電流が多くなると反転出力端
子(Qバー)から出力されるパルス幅は狭くなり、逆に
すると出力パルス幅は広くなる。即ち、トランジスタQ
1及びコンデンサC3は、単安定マルチバイブレータ2
の反転出力端子(Qバー)から出力される出力パルスの
パルス幅制御回路4を構成する。
【0038】単安定マルチバイブレータ2の反転出力端
子(Qバー)の出力パルスは、トリガ入力端子(Aバ
ー)に入力される帰線パルスの立ち下がりでL(ロー)
レベルになり、このLレベルをコンデンサC3の静電容
量とトランジスタQ1のコレクタ電流によって決まる時
間維持し、その後H(ハイ)レベルになる。
子(Qバー)の出力パルスは、トリガ入力端子(Aバ
ー)に入力される帰線パルスの立ち下がりでL(ロー)
レベルになり、このLレベルをコンデンサC3の静電容
量とトランジスタQ1のコレクタ電流によって決まる時
間維持し、その後H(ハイ)レベルになる。
【0039】一端が単安定マルチバイブレータ2の反転
出力端子(Qバー)に接続された抵抗器R4とこの抵抗
器R4の他端に接続されたコンデンサC2は平滑回路3
を形成し、単安定マルチバイブレータ2の反転出力端子
(Qバー)の出力を平滑して、直流電圧V2として出力
する。平滑回路3の出力端子(抵抗器R4とコンデンサ
C2の接続点)は、演算増幅部A2の反転入力端子に接
続されている。
出力端子(Qバー)に接続された抵抗器R4とこの抵抗
器R4の他端に接続されたコンデンサC2は平滑回路3
を形成し、単安定マルチバイブレータ2の反転出力端子
(Qバー)の出力を平滑して、直流電圧V2として出力
する。平滑回路3の出力端子(抵抗器R4とコンデンサ
C2の接続点)は、演算増幅部A2の反転入力端子に接
続されている。
【0040】演算増幅器A2の出力端子は、フィードバ
ック用抵抗器R5を介してトランジスタQ1のエミッタ
に接続されている。従って、単安定マルチバイブレータ
2の反転出力端子(Qバー)から出力される出力パルス
は、平滑回路3→演算増幅器A2→抵抗器R5→パルス
幅制御回路4による閉ループ(フィードバックループ)
により制御される。これにより、トランジスタQ1のベ
ースは電源電圧VDDに接続されて一定であるから、トラ
ンジスタQ1のコレクタ電流は演算増幅器A2の出力電
圧の上昇に伴って増加する。
ック用抵抗器R5を介してトランジスタQ1のエミッタ
に接続されている。従って、単安定マルチバイブレータ
2の反転出力端子(Qバー)から出力される出力パルス
は、平滑回路3→演算増幅器A2→抵抗器R5→パルス
幅制御回路4による閉ループ(フィードバックループ)
により制御される。これにより、トランジスタQ1のベ
ースは電源電圧VDDに接続されて一定であるから、トラ
ンジスタQ1のコレクタ電流は演算増幅器A2の出力電
圧の上昇に伴って増加する。
【0041】次に、図2のタイミングパルス波形図を参
照しながら、上述した実施例の動作を説明する。入力端
子T1を介して、例えば水平偏向回路(図示せず)から
周期Tの帰線パルスが入力され、バッファゲートG1に
より波形整形されて、単安定マルチバイブレータ1のト
リガ入力端子(Aバー)及び平滑回路1に出力される。
この帰線パルスは、パルス幅trで、負荷インピーダン
ス(バッファゲートG1カインピーダンス)が比較的高
いので、波高値は電源電圧VDDにほぼ等しくなる(図2
A)。
照しながら、上述した実施例の動作を説明する。入力端
子T1を介して、例えば水平偏向回路(図示せず)から
周期Tの帰線パルスが入力され、バッファゲートG1に
より波形整形されて、単安定マルチバイブレータ1のト
リガ入力端子(Aバー)及び平滑回路1に出力される。
この帰線パルスは、パルス幅trで、負荷インピーダン
ス(バッファゲートG1カインピーダンス)が比較的高
いので、波高値は電源電圧VDDにほぼ等しくなる(図2
A)。
【0042】単安定マルチバイブレータの反転出力端子
(Qバー)は、トリガ入力端子(Aバー)に入力される
帰線パルスの立ち下がりによりLレベルとなり、図2B
に示す出力パルスが得られる。出力パルスは、図2Bか
ら明らかなように、Lレベルになった後、コンデンサC
3の静電容量とトランジスタQ1のコレクタ電流によっ
て決まる時間、即ち出力パルス間隔tw経過後Hレベル
になる。この出力パルスのパルス幅をtmとする。ま
た、この出力パルスの波高値も電源電圧VDDにほぼ等し
くなる。
(Qバー)は、トリガ入力端子(Aバー)に入力される
帰線パルスの立ち下がりによりLレベルとなり、図2B
に示す出力パルスが得られる。出力パルスは、図2Bか
ら明らかなように、Lレベルになった後、コンデンサC
3の静電容量とトランジスタQ1のコレクタ電流によっ
て決まる時間、即ち出力パルス間隔tw経過後Hレベル
になる。この出力パルスのパルス幅をtmとする。ま
た、この出力パルスの波高値も電源電圧VDDにほぼ等し
くなる。
【0043】また、バッファゲートG1から出力された
帰線パルスは、平滑回路1により平滑されて直流電圧と
して演算増幅器A1の非反転入力端子に入力される。こ
の直流電圧は、第2図Bの出力パルスからVDD・tr/
Tで求めることができる。
帰線パルスは、平滑回路1により平滑されて直流電圧と
して演算増幅器A1の非反転入力端子に入力される。こ
の直流電圧は、第2図Bの出力パルスからVDD・tr/
Tで求めることができる。
【0044】従って、演算増幅器A1の出力端子に得ら
れる直流電圧V1は、演算増幅器A1の利得が(1+R
3/R2)であるから、 V1=VDD・tr・(1+R3/R2)/T・・・(1) となる。
れる直流電圧V1は、演算増幅器A1の利得が(1+R
3/R2)であるから、 V1=VDD・tr・(1+R3/R2)/T・・・(1) となる。
【0045】一方、単安定マルチバイブレータ2の反転
出力端子(Qバー)から出力されるパルスは、平滑回路
3により平滑され、直流電圧V2として演算増幅器A2
の反転入力端子に出力される。この直流電圧V2は、図
2Bの出力パルスに基づいて、 V2=VDD・tm/T・・・(2) で求めることができる。
出力端子(Qバー)から出力されるパルスは、平滑回路
3により平滑され、直流電圧V2として演算増幅器A2
の反転入力端子に出力される。この直流電圧V2は、図
2Bの出力パルスに基づいて、 V2=VDD・tm/T・・・(2) で求めることができる。
【0046】ここで、帰線パルス幅tr(図2A)は、
水平偏向回路の動作或いは設計条件で決まる一定値であ
り、出力パルス幅tm(図2B)は、主にトランジスタ
Q1のコレクタ電流に応じて変化する。例えば、出力パ
ルス幅tmが広がったとすれば、平滑回路3から出力さ
れる直流電圧V2が上昇し、演算増幅器A2の出力電圧
が低下して、これがフィードバック用抵抗器R5を介し
てトランジスタQ1のエミッタに出力されてコレクタ電
流が減少するから、出力パルス間隔twを広げて出力パ
ルス幅tmの広がりを戻す方向に作用する。
水平偏向回路の動作或いは設計条件で決まる一定値であ
り、出力パルス幅tm(図2B)は、主にトランジスタ
Q1のコレクタ電流に応じて変化する。例えば、出力パ
ルス幅tmが広がったとすれば、平滑回路3から出力さ
れる直流電圧V2が上昇し、演算増幅器A2の出力電圧
が低下して、これがフィードバック用抵抗器R5を介し
てトランジスタQ1のエミッタに出力されてコレクタ電
流が減少するから、出力パルス間隔twを広げて出力パ
ルス幅tmの広がりを戻す方向に作用する。
【0047】また、出力パルス幅tmが狭くなると、上
記とは逆の動作で出力パルス間隔twが狭くなり、出力
パルス幅tmを広げる方向に作用する。
記とは逆の動作で出力パルス間隔twが狭くなり、出力
パルス幅tmを広げる方向に作用する。
【0048】即ち、単安定マルチバイブレータ2の反転
出力端子(Qバー)→平滑回路3→第2の演算増幅器A
2→抵抗器R5→パルス幅制御回路4による閉ループ
は、演算増幅器A1の出力である直流電圧V1と平滑回
路3による直流電圧V2とが等しくなるように動作す
る。
出力端子(Qバー)→平滑回路3→第2の演算増幅器A
2→抵抗器R5→パルス幅制御回路4による閉ループ
は、演算増幅器A1の出力である直流電圧V1と平滑回
路3による直流電圧V2とが等しくなるように動作す
る。
【0049】上記作用により、上記(1)及び(2)式
から、 tr・(1+R3/R2)=tm・・・(3) が得られる。従って、出力パルス幅tmは帰線パルス幅
trの(1+R3/R2)倍、即ち第1の演算増幅器A
2の利得倍となることがわかる。
から、 tr・(1+R3/R2)=tm・・・(3) が得られる。従って、出力パルス幅tmは帰線パルス幅
trの(1+R3/R2)倍、即ち第1の演算増幅器A
2の利得倍となることがわかる。
【0050】この結果、図2に示すように、出力パルス
幅tmと帰線パルス幅trとの差を位相補正量△tとす
れば、 △t=tm−tr=tr・R3/R2・・・(4) となる。つまり、入力帰線パルスより出力パルスが、△
t時間だけ位相が進んだタイミングで発生することにな
る。
幅tmと帰線パルス幅trとの差を位相補正量△tとす
れば、 △t=tm−tr=tr・R3/R2・・・(4) となる。つまり、入力帰線パルスより出力パルスが、△
t時間だけ位相が進んだタイミングで発生することにな
る。
【0051】以上の説明から明らかなように、出力パル
スの位相補正量は、演算増幅器A1の利得で決めること
ができる。演算増幅器A1の利得は抵抗器R2とR3の
抵抗値の比で決まる定数であるから、たとえ水平偏向回
路の水平偏向周波数が変化した場合にも、帰線パルス幅
trが一定ならば常に一定の利得が得られる。
スの位相補正量は、演算増幅器A1の利得で決めること
ができる。演算増幅器A1の利得は抵抗器R2とR3の
抵抗値の比で決まる定数であるから、たとえ水平偏向回
路の水平偏向周波数が変化した場合にも、帰線パルス幅
trが一定ならば常に一定の利得が得られる。
【0052】また、誤差要因も抵抗器R2とR3のみに
なり、従来考慮する必要のあった単安定マルチバイブレ
ータや時定数構成部品の誤差が排除できる。例えば、帰
線パルス幅trが10μsで位相補正量△tを1μsと
し、抵抗器R2とR3の比(R3/R2)の誤差が±1
0%あったとしても、位相補正量△tの誤差は0.1μ
sに収めることができる。
なり、従来考慮する必要のあった単安定マルチバイブレ
ータや時定数構成部品の誤差が排除できる。例えば、帰
線パルス幅trが10μsで位相補正量△tを1μsと
し、抵抗器R2とR3の比(R3/R2)の誤差が±1
0%あったとしても、位相補正量△tの誤差は0.1μ
sに収めることができる。
【0053】これに対して、従来では、帰線パルスの周
期TをT=63.5μsとすれば、単安定マルチバイブ
レータの遅延時間を62.5μsとする必要が生じ、単
安定マルチバイブレータを含む時定数構成部品の全ての
誤差要因を考慮しなければならない。例えば誤差が10
%の場合には、位相補正量は6.25μsと非常に大き
くなり、調整作業が必須となる。
期TをT=63.5μsとすれば、単安定マルチバイブ
レータの遅延時間を62.5μsとする必要が生じ、単
安定マルチバイブレータを含む時定数構成部品の全ての
誤差要因を考慮しなければならない。例えば誤差が10
%の場合には、位相補正量は6.25μsと非常に大き
くなり、調整作業が必須となる。
【0054】また、従来技術では、温度特性の面におい
ても、構成部品の全ての温度係数を考慮する必要があっ
たが、本例では、抵抗器R2及びR3の温度係数が一致
していればよく、調整は不要となる。例えば、抵抗器R
2及びR3として金属酸化被膜抵抗器を用いることによ
り、誤差を±1%とし、温度係数を±50ppm/℃と
小さくすることは極めて容易である。
ても、構成部品の全ての温度係数を考慮する必要があっ
たが、本例では、抵抗器R2及びR3の温度係数が一致
していればよく、調整は不要となる。例えば、抵抗器R
2及びR3として金属酸化被膜抵抗器を用いることによ
り、誤差を±1%とし、温度係数を±50ppm/℃と
小さくすることは極めて容易である。
【0055】更に、本例においては、バッファゲートG
1を配置して単安定マルチバイブレータ2の電源電圧V
DDと共用することにより、帰線パルスとして安定した一
定形状の矩形波を入力することができ、電源電圧がドリ
フトしてもその影響を排除できる。
1を配置して単安定マルチバイブレータ2の電源電圧V
DDと共用することにより、帰線パルスとして安定した一
定形状の矩形波を入力することができ、電源電圧がドリ
フトしてもその影響を排除できる。
【0056】また、本例による位相補正量は、水平偏向
回路の帰線パルス幅が一定である限り一定量になる。例
えば、帰線パルス幅は偏向コイルのインダクタンス、共
振コンデンサの静電容量で決まるため、誤差は大きな値
になることは少ないが、問題となる場合には、抵抗器R
2又はR3のいずれかを可変抵抗器(破線)で構成し、
位相補正量を調整するようにしてもよい。
回路の帰線パルス幅が一定である限り一定量になる。例
えば、帰線パルス幅は偏向コイルのインダクタンス、共
振コンデンサの静電容量で決まるため、誤差は大きな値
になることは少ないが、問題となる場合には、抵抗器R
2又はR3のいずれかを可変抵抗器(破線)で構成し、
位相補正量を調整するようにしてもよい。
【0057】図3は上記実施例の第2の実施例を示すブ
ロック図である。本例は、上記実施例のコンデンサC2
を演算増幅器A2の反転入力端子と出力端子間に接続し
た点が異なる。即ち、抵抗器R4、コンデンサC2及び
演算増幅器A2によりミラー積分回路3aによるアクテ
ィブフィルタを構成したものである。演算増幅器A2
は、反転入力端子に加わる直流電圧V2と、漸増増幅器
A1から出力される直流電圧V1との比較も行う。その
他の構成及び作用は、図1の実施例と同様である。この
ように構成することにより、単安定マルチバイブレータ
2の反転出力端子(Qバー)から出力される出力パルス
は、アクティブフィルタで平滑されることになり、平滑
作用が図1の実施例に比較して大きいのでコンデンサC
2の静電容量を小さくすることができる。
ロック図である。本例は、上記実施例のコンデンサC2
を演算増幅器A2の反転入力端子と出力端子間に接続し
た点が異なる。即ち、抵抗器R4、コンデンサC2及び
演算増幅器A2によりミラー積分回路3aによるアクテ
ィブフィルタを構成したものである。演算増幅器A2
は、反転入力端子に加わる直流電圧V2と、漸増増幅器
A1から出力される直流電圧V1との比較も行う。その
他の構成及び作用は、図1の実施例と同様である。この
ように構成することにより、単安定マルチバイブレータ
2の反転出力端子(Qバー)から出力される出力パルス
は、アクティブフィルタで平滑されることになり、平滑
作用が図1の実施例に比較して大きいのでコンデンサC
2の静電容量を小さくすることができる。
【0058】図4は第3の実施例を示すブロック図であ
る。本例は、図3の第2の実施例において、演算増幅部
A1の反転入力端子に抵抗器R6を接続し、抵抗器R6
の一端を直流電源Vに接続したものである。その他の構
成及び作用は図3の実施例と同様である。本例では、抵
抗器R6に例えば負極性の直流電圧を加えることによ
り、演算増幅器A1の出力端子に正極性の直流電圧(=
V・R3/R6)が加算される。図1及び図3の実施例
では演算増幅器A1から出力される直流電圧V1は水平
偏向周波数に比例した電圧となるが、本例においては、
この直流電圧V1に直流電圧V・R3/R6が加算され
る。
る。本例は、図3の第2の実施例において、演算増幅部
A1の反転入力端子に抵抗器R6を接続し、抵抗器R6
の一端を直流電源Vに接続したものである。その他の構
成及び作用は図3の実施例と同様である。本例では、抵
抗器R6に例えば負極性の直流電圧を加えることによ
り、演算増幅器A1の出力端子に正極性の直流電圧(=
V・R3/R6)が加算される。図1及び図3の実施例
では演算増幅器A1から出力される直流電圧V1は水平
偏向周波数に比例した電圧となるが、本例においては、
この直流電圧V1に直流電圧V・R3/R6が加算され
る。
【0059】これにより、水平偏向周波数が低い領域で
は演算増幅器A1から出力される直流電圧V1が相対的
に高くなり、水平偏向周波数が高い領域では直流電圧V
1が相対的に低くなる。即ち、水平偏向周波数が低くな
るに連れて位相補正量(△t)が大きくなる。本例は、
例えば水平偏向周波数に応じて位相補正量を変更したい
場合に有利となる。この場合、位相補正量は、抵抗器R
6の抵抗値で決めることができるが、抵抗器R3及びR
2の比も同時に変更すればよい。
は演算増幅器A1から出力される直流電圧V1が相対的
に高くなり、水平偏向周波数が高い領域では直流電圧V
1が相対的に低くなる。即ち、水平偏向周波数が低くな
るに連れて位相補正量(△t)が大きくなる。本例は、
例えば水平偏向周波数に応じて位相補正量を変更したい
場合に有利となる。この場合、位相補正量は、抵抗器R
6の抵抗値で決めることができるが、抵抗器R3及びR
2の比も同時に変更すればよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明のタイミングパルス発生回路によれば、帰線パルス
の位相補正量を2つの抵抗器のみで決めることができる
ので、偏向周波数が変わっても一定の安定した位相補正
量を得ることができると共に、電力損失の増大を伴わな
いので電源のコンパクト化及びコスト増を防止できる利
点がある。また、予め誤差及び温度特性の揃った部品を
選択して使用できるので、調整作業が不要となる利点を
有する。
発明のタイミングパルス発生回路によれば、帰線パルス
の位相補正量を2つの抵抗器のみで決めることができる
ので、偏向周波数が変わっても一定の安定した位相補正
量を得ることができると共に、電力損失の増大を伴わな
いので電源のコンパクト化及びコスト増を防止できる利
点がある。また、予め誤差及び温度特性の揃った部品を
選択して使用できるので、調整作業が不要となる利点を
有する。
【0061】請求項2記載の本発明によれば、増幅手段
及び比較手段として夫々演算増幅器を用いることによ
り、構成が容易となる利点を有する。
及び比較手段として夫々演算増幅器を用いることによ
り、構成が容易となる利点を有する。
【0062】請求項3記載の本発明によれば、入力パル
スの波形整形手段としてバッファゲートを付加し、出力
パルスを発生する単安定マルチバイブレータと同一の電
源で動作させることにより、常に安定した一定形状の矩
形波パルスを入力することができる。
スの波形整形手段としてバッファゲートを付加し、出力
パルスを発生する単安定マルチバイブレータと同一の電
源で動作させることにより、常に安定した一定形状の矩
形波パルスを入力することができる。
【0063】請求項4記載の本発明によれば、増幅手段
の利得を変更できるようにしたので位相補正量に誤差が
ある場合に、補正量を簡単に調整することができる。
の利得を変更できるようにしたので位相補正量に誤差が
ある場合に、補正量を簡単に調整することができる。
【0064】請求項5記載の本発明によれば、第2の平
滑手段と比較手段をミラー積分回路で構成することによ
り出力パルスの平滑作用を高めることができると共に、
コンデンサの容量を小さくできる。
滑手段と比較手段をミラー積分回路で構成することによ
り出力パルスの平滑作用を高めることができると共に、
コンデンサの容量を小さくできる。
【0065】請求項6記載の本発明によれば、増幅手段
に直流バイアスを付加して水平偏向周波数に応じて位相
補正量を容易に変更できるので、水平偏向周波数に応じ
て位相補正量を変更したい受像機等にも使用できる利点
を有する。
に直流バイアスを付加して水平偏向周波数に応じて位相
補正量を容易に変更できるので、水平偏向周波数に応じ
て位相補正量を変更したい受像機等にも使用できる利点
を有する。
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】図1の入出力パルスの関係を示す波形図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
1、3 平滑回路(第1、第2の平滑手段) 2 単安定マルチバイブレータ 3a ミラー積分回路 4 パルス幅制御回路(パルス幅制御手段) A1、A2 演算増幅器(増幅手段及び比較手段) G1 バッファゲート R6 抵抗器(バイアス付加手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 入力されるパルスを平滑して直流電圧を
得る第1の平滑手段と、 上記直流電圧を増幅して第1の比較電圧を得る増幅手段
と、 上記入力パルスの立ち下がりでトリガされる出力パルス
を発生する単安定マルチバイブレータと、 上記出力パルスを平滑して第2の比較電圧を得る第2の
平滑手段と、 上記第1及び第2の比較電圧を入力して比較する比較手
段と、 この比較手段の出力信号の増減に応じて上記単安定マル
チバイブレータの上記出力パルス幅を制御するパルス幅
制御手段とを具備し、 上記入力パルスに対して位相の進んだ出力パルスを取り
出すようにしたことを特徴とするタイミングパルス発生
回路。 - 【請求項2】 増幅手段及び比較手段を夫々演算増幅器
で構成した請求項1記載のタイミングパルス発生回路。 - 【請求項3】 単安定マルチバイブレータと同一の電源
で動作し、入力パルスを波形整形するバッファゲートを
有する請求項1又は2記載のタイミングパルス発生回
路。 - 【請求項4】 増幅手段の利得を調整する可変手段を設
けた請求項1〜3いずれか記載のタイミングパルス発生
回路。 - 【請求項5】 第2の平滑手段及び比較手段をミラー積
分回路で構成した請求項1〜4いずれか記載のタイミン
グパルス発生回路。 - 【請求項6】 増幅手段の入力に直流バイアスを加える
バイアス付加手段を設けた請求項1〜5いずれか記載の
タイミングパルス発生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7230953A JPH0983318A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | タイミングパルス発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7230953A JPH0983318A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | タイミングパルス発生回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0983318A true JPH0983318A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16915915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7230953A Withdrawn JPH0983318A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | タイミングパルス発生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0983318A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106130512A (zh) * | 2016-07-22 | 2016-11-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种锯齿波产生电路 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP7230953A patent/JPH0983318A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106130512A (zh) * | 2016-07-22 | 2016-11-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种锯齿波产生电路 |
| CN106130512B (zh) * | 2016-07-22 | 2023-07-21 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种锯齿波产生电路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |