JPH0985123A - 溶融スラグの磁力選別装置 - Google Patents

溶融スラグの磁力選別装置

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JPH0985123A
JPH0985123A JP7250000A JP25000095A JPH0985123A JP H0985123 A JPH0985123 A JP H0985123A JP 7250000 A JP7250000 A JP 7250000A JP 25000095 A JP25000095 A JP 25000095A JP H0985123 A JPH0985123 A JP H0985123A
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JP
Japan
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molten slag
magnetic
magnetic force
conveying
belt
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Pending
Application number
JP7250000A
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English (en)
Inventor
Kohei Hamabe
孝平 浜辺
Satoshi Kawaguchi
敏 川口
Tadashi Kono
正 河野
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Kanadevia Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊下式磁力選別装置20は、搬送装置22の
上方に位置しており、搬送装置22で搬送されてきた溶
融スラグ25の鉄分26を、上方から吸着するものであ
るため、溶融スラグ25の搬送量が比較的少ない場合
に、上層中にある鉄分26は除去できても、溶融スラグ
25の搬送量が多くなると、下層にある鉄分26は除去
できないといった課題を有している。 【解決手段】 ベルトコンベヤ4の上方に配置された磁
石5と、この周りをベルトコンベヤ4の搬送面13より
幅広の範囲で回転する無端状のベルト10と、このベル
ト10上に並べて取付けられるとともに、ベルト10が
回転する際に搬送面13に垂下して溶融スラグ2内を通
過する複数の磁選チェーン11とから構成し、搬送方向
Aに隣合う磁選チェーン11を、搬送方向Aに対して傾
斜するよう搬送面幅方向Bにずらして並べた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融スラグ中から
鉄分などを取り除くための溶融スラグの磁力選別装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、焼却灰などを加熱溶融して減容
化および無害化する過程の中では、鉄分が混合された溶
融スラグが生成される。溶融スラグを、アスファルトな
どの混合材として使用するためには、溶融スラグ中の鉄
分の含有率(15〜25wt%)を、所定の含有率(5
wt%)以下になるように除去する必要がある。
【0003】この理由は、鉄分は錆びると膨張し、これ
がアスファルトなどの割れの原因になるからである。そ
して従来、溶融スラグ中に混入する鉄分を、磁力を用い
て除去するための磁力選別装置があり、これには、図3
に示す吊下式磁力選別装置20や、図4に示すドラム式
磁力選別装置21がある。
【0004】図3に示す吊下式磁力選別装置20は、搬
送装置(例えばベルトコンベヤが用いられている)22
の上方の所定の位置に吊下られる磁石部材23と、この
磁石部材23の周囲を、搬送装置22の搬送方向に直交
する方向に回転自在な吸着用ベルト24とを有してお
り、この吸着用ベルト24はその裏面が、磁石部材23
の底面と摺接するよう構成されている。
【0005】そして搬送装置22で、溶融スラグ25を
所定の場所まで搬送する途中で、回転している吸着用ベ
ルト24の磁石部材23に摺接した部分の表面に溶融ス
ラグ25中の鉄分26が磁力を受けて吸着され、吸着用
ベルト24が回転して磁石部材23の底面から離れると
磁力が解除され、吸着用ベルト24に付着した鉄分26
が離れて、シュート27に落下するようになっている。
【0006】また図4に示すドラム式磁力選別装置30
は、装置本体31と、この装置本体31に内装された磁
性ドラム装置32とを有していて、この磁性ドラム装置
32は、半円状の磁石本体33と、この磁石本体33を
外嵌して回転する吸着ドラム34とから構成されてい
る。そして搬送装置22で搬送されてきた溶融スラグ2
5は、装置本体31の上部に形成された投入口35から
吸着ドラム34上に落下して、続いて、吸着ドラム34
が回転することにより、磁石本体33に対向する吸着ド
ラム34上の周面に鉄分26が吸着され、さらに吸着ド
ラム34が回転して磁力が解除されると、鉄分26が、
溶融スラグ25とは別の分離路36に落下するようにな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の磁力選別装
置のうち、吊下式磁力選別装置20は、搬送装置22の
上方に位置しており、搬送装置22で搬送されてきた溶
融スラグ25の鉄分26を、上方から吸着するものであ
るため、溶融スラグ25の搬送量が比較的少ない場合
に、上層中にある鉄分26は除去できても、溶融スラグ
25の搬送量が多くなると、下層にある鉄分26は除去
できないといった課題を有している。
【0008】ところで溶融スラグ25が水分を含んでい
るものでは、溶融スラグ25中で鉄分26が完全に分離
しているものではない。そしてこのような溶融スラグ2
5をドラム式磁力選別装置30で磁選する場合、次のよ
うな課題が生じる。
【0009】すなわち、溶融スラグ25は吸着ドラム3
4上に落下し、鉄分26が吸着ドラム34に吸着される
が、前述したように、鉄分26は溶融スラグ25と分離
しているものではないので、鉄分26と一緒に、これに
付着した溶融スラグ25も吸着されてしまう。そして、
吸着ドラム34の回転によって鉄分26が離れるとき、
この鉄分26に付着した溶融スラグ25も一緒に分離路
36に落下してしまい、磁力選別後の鉄分26に溶融ス
ラグ25が多く含まれてしまう。
【0010】そこで本発明は、上記課題を解決し得る溶
融スラグの磁力選別装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、搬送装置の上方に配置された磁力
発生部材と、磁力発生部材の周りを搬送装置の搬送面よ
り幅広の範囲で回転する無端状の回転体と、この回転体
上に並べて取付けられるとともに、回転体が回転する際
に搬送面に垂下して溶融スラグ内を通過する複数の磁性
部材とから構成し、磁性部材として回転体に揺動可能に
支持した鎖を用いるとともに、搬送方向に隣合う磁性部
材を、搬送方向に対して傾斜するよう搬送面幅方向にず
らして並べ、回転体を回転させて磁性部材を搬送中の溶
融スラグ内を通過させ、溶融スラグの搬送途中で、磁力
発生部材から磁性部材に働く磁力を用いて溶融スラグ中
の鉄分を除去する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
溶融スラグの磁力選別装置を、図面に基づいて説明す
る。
【0013】本発明の実施の形態に係る磁力選別装置1
は、溶融スラグ2中から鉄分3を取り除く(磁選する)
ためのもので、溶融スラグ2を所定の場所まで載置して
搬送するベルトコンベヤ(搬送装置の一例)4の上方に
設けられている。
【0014】この磁力選別装置1は、ベルトコンベヤ4
より広幅の磁石(磁力発生部材の一例)5と、この磁石
5の左右両側に、磁石5とほぼ同一の高さに配置された
一対の大径ローラ6と、磁石5の上方に所定距離を置い
て配置された左右一対の小径ローラ7と、一方の大径ロ
ーラ6を回転駆動させるための駆動モータ8と、大径ロ
ーラ6および小径ローラ7に巻回されたベルト(回転体
の一例)10と、このベルト10の表面に一端部が支持
された複数の磁選チェーン(磁性体の一例)11と、ベ
ルトコンベヤ4の側方に設けられて、各磁選チェーン1
1の移動を邪魔する障害部材12とを備えている。
【0015】そして図2に示すように、溶融スラグ2
の、搬送方向Aに隣合う磁選チェーン11は、搬送方向
Aに対して傾斜して配置されるよう、ベルトコンベヤ4
の搬送面幅方向Bに所定の距離Cだけずらして並べら
れ、ベルト10が回転する際に、搬送面13に向けて垂
下するものである。
【0016】なお、各磁選チェーン11の長さL1は、
ベルト10からベルトコンベヤ4の搬送面13までの距
離L2よりも長くされている。本発明の実施の形態に係
る磁力選別装置1は、ベルトコンベヤ4で溶融スラグ2
を搬送している最中に、磁力選別装置1を駆動して溶融
スラグ2中の鉄分3を除去するもので、駆動モータ8を
駆動すると、ベルト10は磁石5の周囲を回転し、ベル
ト10の裏面は、回転時に磁石5の底面に摺接し、各磁
選チェーン11は、ベルト10を介して磁石5にほぼ対
向した位置で磁力を帯びる。
【0017】そして各磁選チェーン11の長さL1は、
ベルト10からベルトコンベヤ4の搬送面13までの距
離L2よりも長く形成されているので、各磁選チェーン
11の他端部(下端部)はベルトコンベヤ4の搬送面1
3に至るとこれに載り、直線形状から撓んだ状態になっ
て搬送面13を掻くようにして移動する。
【0018】また各磁選チェーン11は、搬送方向Aに
対して傾斜するようベルトコンベヤ4の搬送面13幅方
向Bにずらして並べられているので、磁性を帯びた各磁
選チェーン11は、搬送方向Aに移動中の溶融スラグ2
を攪拌するようにまんべんなく通過して鉄分3を吸着す
る。
【0019】次に、溶融スラグ2内を通過してベルトコ
ンベヤ4の搬送面13を越えると、撓んでいた磁選チェ
ーン11は自重により直線形状に戻るように振れ(揺動
し)、また各磁選チェーン11は、磁石5から離反する
ことにより磁力が解除され、これによって吸着した鉄分
3がベルトコンベヤ4の側方で落下する。
【0020】さらに各磁選チェーン11が移動すると、
障害部材12に衝突してこれを乗り越え、この際に各磁
選チェーン11は、再び全体が大きく振れ、付着した鉄
分3を確実に振り落とし、続いてベルト10の回転に伴
って上動し、上記の磁選動作を繰り返す。
【0021】このように本発明の実施の形態によれば、
ベルト10に支持された各磁選チェーン11は、溶融ス
ラグ2の搬送方向Aに対して傾斜するようベルトコンベ
ヤ4の搬送面13幅方向Bにずらして並べられているの
で、移動中の溶融スラグ2を攪拌するようにまんべんな
く通過し、従って、搬送面13上の溶融スラグ2の搬送
量が多くても(厚くても)、溶融スラグ2内の鉄分3を
確実に吸着し除鉄することができる。
【0022】また各磁選チェーン11は、ベルトコンベ
ヤ4の搬送面13を越えると直線形状に戻るように振
れ、これにより吸着した鉄分3が離れ、さらに各磁選チ
ェーン11は、障害部材12に衝突してこれを乗り越え
たとき再び全体が大きく振れるので、付着した鉄分3を
確実に振り落とし、磁選することができる。
【0023】以下に、本発明の磁力選別装置と、従来の
磁力選別装置との磁選能力の比較を、水分を含んだ溶融
スラグを用いた場合の実験結果として、表に基づいて説
明する。
【0024】(表1)および(表2)は、ともに従来の
磁力選別装置における実験結果を示すもので、(表1)
では、生成した溶融スラグを乾燥させずに磁選した結果
を示す。また(表2)では、磁選後の溶融スラグ中の鉄
分が(5wt%)以下になるように、生成した溶融スラ
グを予め乾燥させた場合を示し、特に吊下式の場合は、
一度磁選したものを再磁選した結果を示している。
【0025】そして(表3)は、本願発明の磁力選別装
置1を用いた結果を示し、(表1)で示したものと同様
に、生成した溶融スラグ2は乾燥させることなくそのま
ま用いた。
【0026】なお各表に示す数値の単位は、全て(wt
%)である。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】以上の(表1)〜(表3)から、従来の磁
力選別装置では、水分を多く含む溶融スラグ中の鉄分
を、所定の含有率以下になるように除去するためには、
予め溶融スラグを乾燥させて溶融スラグと鉄分を分離し
易いようにしておいたり、複数回の磁選作業を必要とす
るのに対し、本願発明による磁力選別装置を用いた場合
では、水分を多く含む溶融スラグであっても乾燥工程を
要することなく、また一度の磁選作業であっても、溶融
スラグ中の鉄分を(5wt%)以下になるように磁選で
きるとともに、磁選後の鉄分(わずかに溶融スラグが付
着している)中における鉄含有率を向上できることが明
白になった。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、回転体が回転する際に搬送面に垂下して溶融スラグ
内を通過する複数の磁性部材を設けたので、溶融スラグ
の搬送量が多くても溶融スラグ内の鉄分の除去率を向上
することができ、各磁性部材を、溶融スラグの搬送方向
に対して傾斜するよう搬送面幅方向にずらして並べるこ
とにより、溶融スラグ内の鉄分を確実に除去することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す磁力選別装置の全体
正面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】従来の吊下式の磁力選別装置の全体斜視図であ
る。
【図4】従来のドラム式磁力選別装置の断面図である。
【符号の説明】
1 磁力選別装置 2 溶融スラグ 3 鉄分 4 ベルトコンベヤ 5 磁石 6 大径ローラ 7 小径ローラ 10 ベルト 11 磁選チェーン 12 障害部材 13 搬送面 A 搬送方向 B ベルトコンベヤの搬送面幅方向 L1 磁選チェーンの長さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融スラグを搬送装置で所定の場所まで
    搬送する途中で、磁力を用いて溶融スラグ中の鉄分を除
    去するための磁力選別装置であって、搬送装置の上方に
    配置された磁力発生部材と、磁力発生部材の周りを搬送
    装置の搬送面より幅広の範囲で回転する無端状の回転体
    と、この回転体上に並べて取付けられるとともに、回転
    体が回転する際に搬送面に垂下して溶融スラグ内を通過
    する複数の磁性部材とから構成されたことを特徴とする
    溶融スラグの磁力選別装置。
  2. 【請求項2】 搬送方向に隣合う磁性部材を、搬送方向
    に対して傾斜するよう搬送面幅方向にずらして並べたこ
    とを特徴とする請求項1記載の溶融スラグの磁力選別装
    置。
  3. 【請求項3】 磁性部材を回転体に揺動可能に支持した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の溶融スラグの
    磁力選別装置。
  4. 【請求項4】 磁性部材に鎖を用いたことを特徴とする
    請求項3記載の溶融スラグの磁力選別装置。
JP7250000A 1995-09-28 1995-09-28 溶融スラグの磁力選別装置 Pending JPH0985123A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101456883B1 (ko) * 2013-08-30 2014-10-31 주식회사 포스코 고로용 원료수송설비의 낙광탄 처리장치
JPWO2013145872A1 (ja) * 2012-03-28 2015-12-10 国立研究開発法人産業技術総合研究所 磁選機
CN106238206A (zh) * 2016-08-25 2016-12-21 王凡业 一种除去浆料中铁屑的设备
CN108176497A (zh) * 2017-12-27 2018-06-19 郑州赫恩电子信息技术有限公司 一种多级除铁过滤器
CN115318434A (zh) * 2022-08-02 2022-11-11 深圳市宇阳科技发展有限公司 磁性可调的磁性分选机

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