JPH098711A - 大地帰路搬送方式 - Google Patents

大地帰路搬送方式

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JPH098711A
JPH098711A JP14894995A JP14894995A JPH098711A JP H098711 A JPH098711 A JP H098711A JP 14894995 A JP14894995 A JP 14894995A JP 14894995 A JP14894995 A JP 14894995A JP H098711 A JPH098711 A JP H098711A
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timing signal
ground
input
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JP14894995A
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Hajime Suzuki
肇 鈴木
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Midori Anzen Co Ltd
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Midori Anzen Co Ltd
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、送信部と受信部との間で送受信さ
れる情報を接地相と大地との間で正確に通信できる大地
帰路搬送方式を提供することにある。 【構成】 送信機7では、複数の情報を入力I/F部4
1でCPU43の入力要求に応じて出力し、この情報を
入力番号に応じてタイミング信号上の情報位置にCPU
43で配置し、変調部45でこのタイミング信号に搬送
キャリアを重畳して送信信号を生成し、電力増幅部49
で電力増幅して信号注入器5で接地線3に注入する一
方、受信機13では、接地相と大地との間から信号受信
入力部11で受信信号を入力し、入力部51に引き渡し
て減衰された信号を増幅し、バンドパスフィルタ53で
不要帯域上の信号やノイズ成分を除去し、復調部55で
受信信号からタイミング信号を復調し、CPU57がタ
イミング信号の所定部分から任意データを再生して出力
I/F部59から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大地帰路搬送方式に関
し、特に、送信部と受信部との間で送受信される情報を
接地相と大地とを介して正確に通信できる大地帰路搬送
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自家用受電設備においては、図
7に示されるように、高圧電路101に対して変圧器1
03を介して低圧電路105を配置し、低圧電路105
を介して負荷装置に給電するようにしている。低圧電路
105に対しては、第二種接地工事接地線107を介し
て検出零相変流器109等の零相変流器等を配置して、
低圧電路に絶縁劣化等が生じた場合に、零相変流器10
9に接続する検出器113により検知するようにしてい
る。そして、検出器113により検知された絶縁状態の
検知信号を信号注入入力部111を用いて低圧電路10
5に伝達し、低圧電路105に接続する通報器117を
用いて、低圧電路の任意の位置で検出器113からの信
号を受信できるようにしている。また、通報器117に
は、電話回線等を介して監視センタに向けて信号を出力
する手段を設け、多数の自家用受電設備における絶縁劣
化等の状態を、遠隔地に配置した監視センタで常時監視
することができるようにしている。
【0003】前述したように、低圧電路における絶縁劣
化等を検出器113により検知し、通報器117におい
て低圧電路105を伝送路として用い、信号を受信する
ように構成する場合には、検出器113から注入入力部
111を介して送り出す信号は、商用電源周波数及びそ
の高調波周波数に一致しないように連続交流信号を誘起
させている。注入入力部111から送り出す信号は、検
出器113で検出したそれぞれの絶縁警報の種類に対し
て異なる周波数の交流信号を用いるもので、例えば、正
常の場合には1477Hz、注意の場合には1336H
z、警戒の場合には1209Hzに設定している。ま
た、前述のような特定の周波数を各信号の種類に対応さ
せて設定する場合に、他の周波数をそれぞれの信号に対
応させて使用し、通報器117では、検出器113から
の送信信号を受信復調して、警報音を用いて報知した
り、警報表示灯を用いて表示したりしている。さらに、
通報器で受信した信号を必要に応じて、データ送出回路
の端末119から電話回線を通じて、監視センタ等に向
けて自動的に警報信号を出力させる機能を持っている。
【0004】図7に示される装置においては、検出器1
13により注入入力部111を用いて第二種接地工事接
地線に誘起された交流電圧は、低圧電路により伝送さ
れ、通報器117により対地間交流電圧として検出され
る。また、通報器117の内部では、警報の種類に応じ
た数のバンドパスフィルタを配置(3種の情報を伝達す
る場合は3つ)し、検出器113により誘起された各周
波数をそれぞれ中心とした成分のレベルを検出し、その
値が一定のレベルを越えた時、該当する警報信号を受信
したと判断する。したがって、通報器117では、伝送
する情報の数に応じて、個々の周波数を割り当てるよう
に、バンドパスフィルタを設ける必要があるので、通報
器117の信号処理回路には、例えば、3種類の周波数
の信号を用いる場合に、3組の信号処理回路を各々配置
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自家用
受電設備等においては、半導体を組み込んだ事務機器等
を多く使用されているので、前記事務機器等から低圧電
路に向けてノイズが出力され、絶縁監視装置で使用して
いる警報の周波数に近い周波数のノイズ及び伝送帯域内
のノイズが増加する傾向にある。
【0006】また、絶縁監視装置において、各警報毎に
周波数を割り当てたバンドパスフィルタを使用するた
め、通報器117において、受信周波数帯域が広くな
り、前記受信周波数帯域内のノイズ成分により、検出器
113が絶縁正常状態の周波数を出力しているにもかか
わらず、通報器117では、絶縁正常状態の周波数成分
にノイズ周波数成分が加算されて、絶縁異常状態の周波
数成分に変換されてしまい、その結果、絶縁異常を受信
したと判断する場合が発生し、誤報を出力するといった
問題があった。
【0007】さらに、通報器通過周波数帯域内および通
過帯域の付近のノイズ成分の影響により、搬送波が正常
に受信不可能な状態、いわゆる搬送波異常が発生すると
いった問題もあった。
【0008】前述したような問題に加えて、従来の絶縁
監視装置のように、伝送する情報毎に周波数を割り当て
る方式を用いる場合に、伝達する情報の種類を増加させ
ようとすると、さらに、受信周波数帯域を広げることが
必要となる。
【0009】また、受信用に配置する通報器117にお
いて、受信周波数が複数ある場合に、受信周波数の数だ
けバンドパスフィルタを配置する必要があり、通報器1
17の受信部出力は、複数のバンドパスフィルタの和と
なるために、受信部の受信周波数特性は受信周波数の数
が増加することにしたがって、受信周波数帯域が広が
り、ノイズに対して弱くなるので、受信障害を受けやす
くなるといった問題があった。
【0010】受信周波数帯域を広げる場合には、誤報、
搬送波異常等が多発する恐れがあるために、多種の情報
を伝達する手段を構成することが困難になっていた。し
たがって、前述したような絶縁監視装置において、正
常、注意、警戒等のような3種類の信号に加えて、他の
情報を別の周波数を用いて伝達するような装置を構成し
ようとしても、低圧電路105に流れるノイズの周波数
によって、搬送波が正常に受信不可能な状態が発生しや
すいといった問題があった。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、送信部と受信部との間で送受信され
る情報を接地相と大地との間で正確に通信できる大地帰
路搬送方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、情報源からの情報を送信部で
低圧電路の第二種接地工事接地線に電磁的に注入して搬
送させる一方、前記低圧電路上の別位置に搬送された前
記情報を受信部で接地相と大地との間から受信する大地
帰路搬送方式において、前記送信部では、複数の前記情
報源からの入力情報を入力番号に応じてタイミング信号
上の情報位置に配置し、搬送キャリアを該タイミング信
号上の情報の有無に基づいて変調した送信信号を生成
し、該送信信号を前記第二種接地工事接地線に電磁的に
注入する一方、前記受信部では、前記別位置の接地相と
大地との間から受信信号を入力し、該受信信号からタイ
ミング信号を復調した後に、該タイミング信号の所定の
情報位置からそれぞれの情報を再生することを要旨とす
る。
【0013】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記情報の再生は、復調された前記タイミング
信号に含まれるヘッダ終了位置またはヘッダ開始位置か
ら所定時間経過する毎に複数回サンプリングし、データ
の有無の多数決結果に基づいてデータを再生することを
要旨とする。
【0014】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記情報の再生は、復調された前記タイミング
信号から複数の情報を再生し、再生された複数の情報が
少なくとも2つ以上一致している場合には、正常に再生
したことにすることを要旨とする。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明では、送信部では、複数の
前記情報源からの入力情報を入力番号に応じてタイミン
グ信号上の情報位置に配置し、搬送キャリアをタイミン
グ信号上の情報の有無に基づいて変調した送信信号を生
成し、送信信号を前記第二種接地工事接地線に電磁的に
注入する一方、受信部では、別位置の接地相と大地との
間から受信信号を入力し、受信信号からタイミング信号
を復調した後に、タイミング信号の所定の情報位置から
それぞれの情報を再生することで、送信部と受信部との
間で送受信される情報を接地相と大地との間で正確に通
信するようにしている。
【0016】請求項2記載の発明では、情報の再生は、
復調されたタイミング信号に含まれるヘッダ終了位置ま
たはヘッダ開始位置から所定時間経過する毎に複数回サ
ンプリングし、データの有無の多数決結果に基づいてデ
ータを再生することで、送信部から送信される情報を接
地相と大地との間で正確に受信するようにしている。
【0017】請求項3記載の発明では、情報の再生は、
復調されたタイミング信号から複数の情報を再生し、再
生された複数の情報が少なくとも2つ以上一致している
場合には、正常に再生したことにすることで、送信部か
ら送信される情報を接地相と大地との間で正確に受信す
るようにしている。
【0018】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係わる大地帰路搬送方
式のシステム構成を示す図である。図1において、三相
変圧器1は、高圧電路側では6600Vの給電がある一
方、低圧電路2側では第二種接地工事接地線3を介して
大地に接地されるとともに、自家用受電設備等に三相送
電を行うものである。
【0019】情報出力装置7は、任意の情報を出力する
装置であり、例えば、絶縁監視装置のように接地線3で
監視する絶縁監視結果を正常情報、注意情報および警戒
情報として出力するものである。送信機9は、低圧電路
2と大地15の間に接地される第二種接地工事接地線3
に信号注入変成器5を介して情報出力装置7からの情報
を電磁的に注入するものである。
【0020】一方、受信機13は低圧電路2上の別位置
で接地相と大地との間から前記情報を受信するものであ
る。
【0021】図2は、情報源の役割を果す絶縁監視装置
19の構成を示す図である。同図において、三相変圧器
1の低圧電路側に接続された第二種接地工事接地線3
(以下、単に「接地線」と呼ぶ)に対しては、絶縁監視
電圧注入器21および漏れ電流検知変成器23が接続さ
れている。
【0022】次に、図3は送信機7の構成を示す図であ
る。同図において、入力1〜5は複数の任意の情報であ
り、例えば入力1には、図2に示すような絶縁監視装置
19の出力端子39から出力された正常情報や注意情報
や警戒情報が入力される。
【0023】入力I/F部41は、複数の情報出力装置
で生成されたそれぞれ1ビットの情報を入力1〜5にそ
れぞれ入力し、この入力情報をそれぞれラッチしてCP
U43の入力要求に応じてCPU43へ5ビットまとめ
て出力するものである。CPU43は送信機7全体を制
御するための制御プログラムおよび制御データを有し、
入力要求に応じて入力された5ビットの情報に対応する
タイミング信号を生成するものである。
【0024】変調部45は、水晶振動子47の発振周波
数Fを基本周波数として発振させて、この周波数Fを所
定の分周比により1KHz前後の搬送キャリア周波数に
分周した後に、CPU43から出力される複数の情報を
有するタイミング信号に搬送キャリアを重畳して送信信
号を生成するものである。
【0025】電力増幅部49は、変調部45から出力さ
れた送信信号の電力増幅を行う電力アンプである。
【0026】信号注入器5は、2次側の接地線3に商用
周波数に対して1Ω程度の出力インピーダンスを有する
カレントトランスである。
【0027】ここで、電力増幅部49により電力増幅さ
れた送信信号は、接地線3から低圧電路2を経由して受
信機の信号受信入力部11へ至り、ここで送信信号の一
部は受信器13へ入力されるとともに、信号受信入力部
11から大地15のC点で接地され、次に、大地15の
帰路Dを経由してE点で接地される接地線3を経由し
て、信号注入変成器5に戻る。
【0028】次に、図4は、送信機7のCPU43が出
力する情報を有するタイミング信号を示す図である。図
4(a)においては、2個のヘッダ(A)によって挟ま
れるnビットのデータのタイミング信号を示している。
ここで、ヘッダ(A)が立っている時間tAは、2秒間
に設定してある。また、ヘッダ(A)が立下がってから
搬送キャリアを重畳しない時間t1 =0.5秒を設け
る。さらに、入力1に対応する1ビット目のデータはヘ
ッダ(A)の立下がりからt1 後の情報位置にta=1
秒間立上がる。
【0029】このような基本的タイミング信号に対し
て、例えば入力2に対応する2ビット目の情報位置にデ
ータを“1”送信する場合は、ヘッダ(A)が立下がっ
てからt2 =2秒後にta=1秒間立上がる。一方、2
ビット目にデータ“0”を送出する場合には、ヘッダ
(A)が立下がってからt2 =2秒後のta=1秒間は
データ“0”のままである。
【0030】従って、2個のヘッダ(A)によって挟ま
れるnビットのデータには入力nに対応した任意のデー
タを設定することが可能である。
【0031】図4(b)においては、例えば入力I/F
部41に入力1〜5が入力されるため、2個のヘッダ
(A)に挟まれるビット数を5ビットとしている。さら
に、3ビット目のみキャリア送出するために“1”を立
てていることから入力3にのみ入力があることを表わす
こともできる。すなわち、入力信号の有無を表わすこと
ができる。
【0032】次に、大地帰路搬送方式に用いられる送信
機7の作用を説明する。情報を送信する送信機7では、
入力I/F部41が複数の情報出力装置で生成されたそ
れぞれの1ビット情報を入力1〜5にそれぞれ入力し、
入力情報をそれぞれラッチして5ビットのまとまりのデ
ータにし、CPU43の入力要求に応じてこの5ビット
データをCPU43へ出力し、次に、CPU43が入力
要求に応じて入力された5ビットデータを入力番号に応
じてタイミング信号上の情報位置に配置する。次に、変
調部45が水晶振動子47の発振周波数Fを基本周波数
として発振させて、この周波数Fを所定の分周比により
1KHz前後の搬送キャリア周波数に分周した後に、C
PU43から出力される情報を有するタイミング信号に
搬送キャリアを重畳して送信信号を生成する。次に、電
力増幅部49が変調部45から出力された送信信号に電
力増幅を行い、電力増幅された送信信号を信号注入器5
で2次側の接地線3に注入するので、送信機から送信さ
れる情報を第二種接地工事接地線を介して正確に送信す
ることができる。
【0033】次に、図5は、受信機13の構成を示す図
である。同図において、信号受信入力部11は、第二種
接地工事接地線10上に搬送された送信機7からの送信
信号を接地相と大地との間から受信して受信信号として
入力部51に引き渡すものである。
【0034】入力部51は、低圧電路2によって減衰さ
れた送信信号を増幅するためのアンプである。バンドパ
スフィルタ53は、例えば1KHz前後の搬送キャリア
周波数を中心に通過させる半面、当該中心周波数から離
れた周波数成分の信号を減衰させてノイズ成分を除去す
るフィルタである。復調部55は、受信信号から1KH
z前後の搬送キャリアを削除してタイミング信号を復調
する。CPU57は、受信機13全体を制御するための
制御プログラムおよび制御データを有し、復調されたタ
イミング信号から送信された任意のデータを再生する。
出力I/F部59は、CPU57によって再生されたデ
ータを出力1〜5のいずれかに出力する。
【0035】次に、大地帰路搬送方式に用いられる受信
機13の作用を説明する。情報を受信する受信機13で
は、信号受信入力部11が接地相と大地との間で搬送さ
れた送信機7からの送信信号を受信信号として入力部5
1に引き渡し、入力部51が低圧電路2によって減衰さ
れた信号を増幅する。次に、バンドパスフィルタ53が
例えば1KHz前後の搬送キャリア周波数を中心に通過
させて不要帯域上の信号やノイズ成分を除去する。次
に、復調部55が受信信号から1KHz前後の搬送キャ
リアを削除してタイミング信号を復調し、CPU57が
タイミング信号の情報位置から任意データを再生し、出
力I/F部59がCPU57によって再生された任意デ
ータを出力1〜5のそれぞれに出力するので、受信機1
3で受信される情報を接地相と大地との間から正確に受
信することができる。
【0036】次に、図6は、受信機13のCPU57に
入力される情報を有するタイミング信号を示す図であ
る。まず、図6(a)において、CPU57は、タイミ
ング信号の立上がりから立下がりまでの経過時間により
ヘッダ(A)と判別し、ヘッダ(A)の立下がりを起点
として、T1 秒後にタイミング信号をサンプリングす
る。図4(a)との関係から、T1 は例えば1秒であ
る。このときのサンプリング結果を1ビット目のデータ
とする。次に、T2 =2秒として、タイミング信号をサ
ンプリングし、このときのサンプリング結果を2ビット
目のデータとする。
【0037】このように、ヘッダ(A)の立下がりから
Tn 秒目のサンプリング結果をnビット目のデータとす
れば、受信信号のデータ再生を行うことができる。
【0038】また、CPU57は情報の再生を、復調部
55で復調されたタイミング信号から複数の情報を再生
し、再生された複数の情報が少なくとも2つ以上一致し
ている場合には、正常に再生したことにすることで、送
信機7から送信される情報を第二種接地工事接地線10
を介して正確に受信できるようにしてもよい。
【0039】なお、上記実施例では、ヘッダ(A)の立
下がりからTn 秒目のサンプリング結果をnビット目の
データとして受信信号のデータ再生を行う場合について
述べたが、本発明はこれのみに限定されるものではな
く、ヘッダ(A)の立上がりからTn +2秒目のサンプ
リング結果をnビット目のデータとしても、受信信号の
データ再生を行うことができる。
【0040】次に、図6(b)を用いてより確実に情報
を有するタイミング信号からデータを再生する方法を説
明する。図6(b)に示すように、CPU57は、ヘッ
ダ(A)の立下がりからTn 秒後を中心に±Δt秒間、
タイミング信号を複数回サンプリングする。すなわち、
サンプリング期間は、 Tn −Δt<サンプリング期間<Tn +Δt となる。
【0041】この2Δt秒の間にタイミング信号を複数
回に渡ってサンプリングし、各サンプリング結果中のデ
ータ“0”およびデータ“1”をそれぞれ計数し、Tn
+Δt秒を経過した時点での計数結果を比較して多数決
を取る。例えば、 データ“0”=0 データ“1”=3 の場合には、データ“1”の計数の方が大きいので、真
のデータを“1”とする。従って、極めて正確に、受信
信号のデータ再生を行うことができる。
【0042】このように、CPU57は情報の再生を、
復調されたタイミング信号に含まれるヘッダ終了位置ま
たはヘッダ開始位置から所定時間経過する毎に複数回サ
ンプリングし、データの有無の多数決結果に基づいてデ
ータを再生することで、送信機7から送信される情報を
第二種接地工事接地線10介して正確に受信することが
できる。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
本発明によれば、送信部では、複数の情報源にそれぞれ
対応する情報位置上にそれぞれの情報を配置したタイミ
ング信号を生成し、搬送キャリアをこのタイミング信号
の有無に基づいて変調した送信信号を生成し、この送信
信号を第二種接地工事接地線に電磁的に注入する一方、
受信部は、別位置の接地相と大地との間から受信信号を
入力し、この受信信号からタイミング信号を復調した後
に、このタイミング信号の所定の情報位置からそれぞれ
の情報を再生することで、送信部と受信部との間で送受
信される情報を接地相と大地との間で正確に通信するよ
うにしたので、送信すべき情報量が増加しても簡単なハ
ード/ソフト構成で情報通信を行うことができる。ま
た、情報の種類に依存しないのでハード/ソフト構成に
汎用性をもつことができる。さらに、情報の種類に応じ
て搬送キャリアの周波数を複数設ける必要がなくなり、
これによって、例えば絶縁正常状態の搬送キャリアを受
信した際に、搬送キャリアの周波数成分にノイズ周波数
成分が加算されて、絶縁異常状態の周波数成分に変換さ
れた結果、絶縁異常を受信したと誤報を出力するような
ことを防止できる。さらにまた、単一の搬送キャリア周
波数を使用するので、通信周波数帯域を広げなくても通
信でき、ハード構成の経済性を図ることができる。
【0044】請求項2記載の本発明によれば、情報の再
生は、復調されたタイミング信号に含まれるヘッダ終了
位置またはヘッダ開始位置から所定時間経過する毎に複
数回サンプリングし、データの有無の多数決結果に基づ
いてデータを再生することで、送信部から送信される情
報を接地相と大地との間で正確に受信するようにしてい
るので、搬送路上に発生するノイズに起因したデータ化
け等を起こし難く、通信される情報の品質を向上するこ
とができる。
【0045】請求項3記載の本発明によれば、情報の再
生は、復調されたタイミング信号から複数の情報を再生
し、再生された複数の情報が少なくとも2つ以上一致し
ている場合には、正常に再生したことにすることで、送
信部から送信される情報を接地相と大地との間で正確に
受信するようにしているので、通信される情報の品質を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる大地帰路搬送方式の
システム構成を示す図である。
【図2】情報源の役割を果す絶縁監視装置19の構成を
示す図である。
【図3】送信機7の構成を示す図である。
【図4】送信機7のCPU43が出力する情報を有する
タイミング信号を示す図である。
【図5】受信機13の構成を示す図である。
【図6】受信機13のCPU57に入力される情報を有
するタイミング信号を示す図である。
【図7】従来の大地帰路搬送方式のシステム構成を示す
図である。
【符号の説明】
3,10 第二種接地工事接地線 5 信号注入器 7 送信機 11 信号受信入力部 13 受信機 41 入力I/F部 43,57 CPU 45 変調部 49 電力増幅部 51 入力部 53 バンドパスフィルタ 55 復調部 59 出力I/F部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報源からの情報を送信部で低圧電路の第
    二種接地工事接地線に電磁的に注入して搬送させる一
    方、前記低圧電路上の別位置に搬送された前記情報を受
    信部で接地相と大地との間から受信する大地帰路搬送方
    式において、 前記送信部では、 複数の前記情報源からの入力情報を入力番号に応じてタ
    イミング信号上の情報位置に配置し、搬送キャリアを該
    タイミング信号上の情報の有無に基づいて変調した送信
    信号を生成し、該送信信号を前記第二種接地工事接地線
    に電磁的に注入する一方、 前記受信部では、 前記別位置の接地相と大地との間から受信信号を入力
    し、該受信信号からタイミング信号を復調した後に、該
    タイミング信号の所定の情報位置からそれぞれの情報を
    再生することを特徴とする大地帰路搬送方式。
  2. 【請求項2】前記情報の再生は、 復調された前記タイミング信号に含まれるヘッダ終了位
    置またはヘッダ開始位置から所定時間経過する毎に複数
    回サンプリングし、データの有無の多数決結果に基づい
    てデータを再生することを特徴とする請求項1記載の大
    地帰路搬送方式。
  3. 【請求項3】前記情報の再生は、 復調された前記タイミング信号から複数の情報を再生
    し、再生された複数の情報が少なくとも2つ以上一致し
    ている場合には、正常に再生したことにすることを特徴
    とする請求項1記載の大地帰路搬送方式。
JP14894995A 1995-06-15 1995-06-15 大地帰路搬送方式 Pending JPH098711A (ja)

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JPH098711A true JPH098711A (ja) 1997-01-10

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JP14894995A Pending JPH098711A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 大地帰路搬送方式

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100389266B1 (ko) * 2001-04-02 2003-06-25 설병화 지면전류와 난수를 이용한 전력선의 데이터 전송 및 수집 방법
JP2008113408A (ja) * 2006-10-02 2008-05-15 Midori Denshi Kk 大地帰路搬送システム
JP2008198046A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Tohoku Denki Hoan Kyokai 絶縁監視装置の搬送波伝送方式

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