JPH0987565A - 記録具および消色具 - Google Patents
記録具および消色具Info
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- JPH0987565A JPH0987565A JP24619195A JP24619195A JPH0987565A JP H0987565 A JPH0987565 A JP H0987565A JP 24619195 A JP24619195 A JP 24619195A JP 24619195 A JP24619195 A JP 24619195A JP H0987565 A JPH0987565 A JP H0987565A
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Abstract
できるマーキングを記録できる、マーカーや墨出し器等
の記録具を提供すること。 【解決手段】 本発明は記録具として、金属錯塩染料、
キサンテン系染料、アントラキノン系染料、トリアリー
ルメタン系染料から選択される少なくとも1種の油溶性
染料を主成分とするインクが充填されるタンク部と、タ
ンク部内のインクが含浸されるペン先部を備えるペン、
または前記インクが充填されるタンク部と、タンク部内
のインクが含浸される墨糸を備える墨だし器を提供す
る。さらに本発明は消色具として、これらの記録具によ
り記録された文字、墨出し線等を容易に消色する塩素系
酸化剤を主成分とする消色剤が充填されるタンク部と、
タンク部内の消色剤が含浸されるペン先部を備えるペン
を提供する。
Description
木施工、造園施工等の際に、あるいはコンクリート二次
製品を含む建築資材、土木資材の作製の際等にマーキン
グ(文字、記号、印、線などのいずれをも含む概念であ
る、以下同様)を施すのに用いられる記録具および、該
記録具で形成されたマーキングを消色するための消色具
に関する。
置や場所を表示するためのマーキングは、従来は耐候
性、耐水性等を考慮し、墨による筆書き、墨によるプレ
ートを用いた印字、墨出し器(いわゆる墨壺を含む、以
下同様)による墨出し線付け等により行なわれており、
さらに塗料スプレー、油性マーカー等が使用されてい
た。
た取扱いも簡単なため施工現場において広く用いられて
いる。
溶剤で容易には除去できず、また退色することもほとん
どなく半永久的にあるいは数カ年の判読が可能である。
カーを用いる場合、使用後、文字や印、線などが不必要
となったり変更が生じた場合、または誤ってマーキング
を行った場合に、その部分をサンドペーパー等で削り取
ったり、文字や印、線などの上から塗料を塗布して隠す
必要があった。
施工等における資材の位置や場所を表示するためのマー
キングにおいて、不用な文字や印、線などを容易に消去
できる消色剤や消色方法がないため、前記方法にて消去
する方法が実施されてきたが、このような方法では消去
作業が面倒であるだけでなく、簡単、迅速にかつ美麗に
消去するのが難しいという問題があり、容易に消去でき
るマーキングを形成しうる記録具、および該マーキング
を消色するための消色具の開発が待たれていた。
印、線などが不必要となったり変更が生じた場合、また
は誤ってマーキングを行った場合に、容易に消去できる
記録具、および該マーキングを消色するための消色具を
提供することにある。
消色剤を用いることにより消色する耐水性の油溶性染料
を主成分とする着色インクを用いたことを特徴とする記
録具に関する。
が、金属錯塩染料、キサンテン系染料、アントラキノン
系染料およびトリアリールメタン系染料よりなる群から
選択される少なくとも1種の染料であり、着色インク中
に該染料が1〜10重量%の割合で含有される前記
(1)項記載の記録具に関する。
記インクが充填されるタンク部と、前記タンク部内のイ
ンクが含浸されるペン先部とを備えたペンである前記
(1)または(2)項記載の記録具に関する。
記インクが充填されるタンク部と、前記タンク部内のイ
ンクが含浸される墨糸を備えた墨だし器である前記
(1)または(2)項記載の記録具に関する。。
(4)項のいずれかに記載の記録具により記録されたマ
ーキングを消色する消色剤を用いた消色具であって、消
色剤の主成分として塩素系酸化剤から選択される少なく
とも1種を含有することを特徴とする消色具に関する。
記消色剤が充填されるタンク部と、前記タンク部内の消
色剤が含浸されるペン先部とを備えたペンである前記
(5)項記載の消色具に関する。
(6)項記載の消色剤が塩素系酸化剤を含有する水溶液
の形態であり、該水溶液中の有効塩素量が1〜20重量
%であることを特徴とする記録具に関する。
(4)項のいずれかに記載の記録具と前記(5)〜
(7)項のいずれかに記載の消色具とからなる記録具セ
ットに関する。
クは、耐水性の油溶性染料を主成分とするものであり、
記録具の形態としては、例えば、ペンや墨出し器(墨
壷)、スタンプ等を挙げることができる。
する油溶性染料としては金属錯塩染料(含金属染料)、
キサンテン系染料、アントラキノン系染料、トリアリー
ルメタン系染料などが挙げられる。インクの耐水性がわ
るいとマーキングが滲んだり、雨などにより消失したり
するので、耐水性の染料が使用される。
は、消色剤成分である塩素系酸化剤中の有効塩素から生
じる塩素イオン(塩素カチオン)によって油溶性染料の
分解反応が進むものと考えられる。
線、熱、水分等の外的要因の強さによっては自然消色す
る。即ち、太陽光や紫外線、熱、水分等の外的要因が強
いほど、退色が迅速に行われる。
自然消色しにくい。たとえば、日光のほとんど入らない
ような地下空間においては退色に数カ月〜数カ年を要す
る。
き、一重項酸素酸化等により染料構造の分解等を起こし
退色するものと考えられ、退色終了後はほぼ無色とな
る。
字や印、線などは消色剤により、あるいは前記の外的要
因により自然消色し無色になるため、消色する必要があ
る箇所にも気軽にマーキングを行え、また消色する作業
を必ずしも必要としないので、省力化が図れる。
し無色になるため、美観上も好ましい。
は1カ月から数カ年で消色するため、その後再度マーキ
ングを行うことが可能となる。
クは、前記油溶性染料を染料溶解剤に溶解したものであ
るが、本発明の目的を損なわない範囲で樹脂、界面活性
剤、粘度調節剤、防菌剤、防錆剤、潤滑剤など種々の添
加剤を適宜選択して使用することもできる。
金属錯塩染料(含金属染料)、キサンテン系染料、アン
トラキノン系染料、トリアリールメタン系染料が使用で
き、例えば金属錯塩染料としてはC.I.ソルベントレ
ッド132、C.I.ソルベントレッド218、C.
I.ソルベントオレンジ62、C.I.ソルベントイエ
ロー82、C.I.ソルベントオレンジ45、C.I.
ソルベントレッド109、C.I.ソルベントレッド
8、C.I.ソルベントブルー38、C.I.ソルベン
トブルー70、C.I.ソルベントブラック29、C.
I.ソルベントブラック27、C.I.ソルベントブラ
ック34等が、キサンテン系染料としてはC.I.ソル
ベントレッド49等が、アントラキノン系染料としては
C.I.ソルベントブルー94等が、トリアリールメタ
ン系染料としてはC.I.ソルベントブルー5等が挙げ
られる。これら油溶性染料は単独で使用してもよく、2
種以上を組合せて使用してもよい。
アルコール系溶剤、セロソルブ系溶剤、エーテル系溶
剤、エステル系溶剤、ケトン系溶剤等が用いられ、例え
ば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリ
ルアルコール、ベンジルアルコール、n−ヘプタノー
ル、メチルアミルアルコール、n−アミルアルコール、
ジアセトンアルコール、プロピレングリコール、ヘキシ
レングリコール、ジプロピレングリコール、メチルフェ
ニルカルビトール、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、イソプロピルセロソルブ、ブチルセロソルブ、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコ
ールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエー
テル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテ
ート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテ
ート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノエチルエーテル、酢酸エチル、酢
酸ブチル、酢酸アミル、アセト酢酸エチル、メチルエチ
ルケトン、2−ヘプタノン、メチルイソブチルケトン等
が挙げられる。これら染料溶解剤は単独で、または2種
以上を組合せて使用できる。
合には、インクの揮発性を考慮し、上記に挙げた染料溶
解剤のうち沸点が100〜250℃のものを使用するこ
とが好ましい。
性樹脂としては、石油樹脂、アルキッド樹脂、ロジン変
性樹脂、アルキルフェノールノボラック樹脂、ケトン樹
脂、アクリル樹脂、テルペン樹脂、芳香族炭化水素樹脂
等が挙げられる。
退色、消色性を考慮してインキ全量の1〜10重量%と
するのがよい。特に1〜5重量%の範囲が最も好まし
い。
わないが、本発明の目的を損なわない範囲で適宜使用す
ることができる。
印、線などを強制的に消去する場合には消色剤を用いた
消色具が用いられ、消色具の形態としては、ペンやスプ
レーなどを挙げることができ、特にフェルトペン等のペ
ンタイプが良い。
を主成分とするものである。
リウム、亜塩素酸ナトリウムなどが挙げられる。消色性
能などの点から、次亜塩素酸ナトリウムがとくに好まし
い。
記録具により記録された文字や印、線などを容易かつ良
好に消色するためには、塩素系酸化剤水溶液中の有効塩
素量が1〜20重量%の範囲であることが好ましく、特
に4〜17%の範囲が最も好ましい。
的を損なわない範囲で、界面活性剤やPH調整剤などの
添加剤を適宜選択して使用することもできる。
の上から消色具により消色剤を塗布すると、例えば、消
色具がペンである場合には、ペンにより記録された文字
や印、線などの上をなぞることで、また、スプレーであ
る場合には、記録された文字や印、線などに噴霧状に塗
布することで、消色剤の主成分である塩素系酸化剤中の
有効塩素により前記の油溶性染料の分解反応が進み、こ
れにより文字や印、線などは迅速に消去される。
従って消去により美観が損なわれることがない。また消
去の痕跡がほとんど残らないから、本発明の記録具を用
いて再度マーキングを行なうことができる。
らに詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定され
るものではない。
トブラック29の2重量部を染料溶解剤であるベンジル
アルコール98重量部に溶解してインクを調製した。
プ、ペン先:アクリル樹脂製)に充填して記録具を作製
した。
に充填して記録具を作製した。
トレッド132の3重量部を染料溶解剤であるプロピレ
ングリコールモノメチルエーテルアセテート97重量部
に溶解してインクを調製した。
プ、ペン先:アクリル樹脂製)に充填して記録具を作製
した。
に充填して記録具を作製した。
トリウム水溶液を調製し、これをマーカーペン(バルブ
タイプ、ペン先:ポリエチレン製)に充填して消色具を
作製した。
施例1〜4でえられた各記録具を用いて、脱型後1週間
経過したコンクリート壁にマーキングを行い、マーキン
グ5分後に、実施例5の消色具を用いて消色剤をマーキ
ング面が塗布した。塗布60秒後には、すべてのマーキ
ング面が無色になり、水分の蒸発後は完全に印字の痕跡
がなくなった。
酸化剤中の有効塩素により前記油溶性染料の分解反応が
起きた為である。
油性マーカー(パイロット(株)製)により同じマーキ
ングを行った。マーキング5分後に、実施例5の消色具
で消色剤をマーキング面に塗布した。塗布後数時間して
もほとんど消色せず、一部に変色が見られただけであっ
た。
いても、同様のテストを行ったが、塗布後数時間しても
ほとんど消色せず、一部に変色が見られただけであっ
た。
は、本発明の消色具を用いて消色剤を塗布することによ
り容易に消色できる。
に資材に施すマーキングを記録するのに有利に使用でき
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 所定の消色剤を用いることにより消色す
る耐水性の油溶性染料を主成分とする着色インクを用い
たことを特徴とする記録具。 - 【請求項2】 前記油溶性染料が、金属錯塩染料、キサ
ンテン系染料、アントラキノン系染料およびトリアリー
ルメタン系染料よりなる群から選択される少なくとも1
種の染料であり、着色インク中に該染料が1〜10重量
%の割合で含有される請求項1項記載の記録具。 - 【請求項3】 前記記録具が、前記インクが充填される
タンク部と、前記タンク部内のインクが含浸されるペン
先部とを備えたペンである請求項1または2記載の記録
具。 - 【請求項4】 前記記録具が、前記インクが充填される
タンク部と、前記タンク部内のインクが含浸される墨糸
を備えた墨だし器である請求項1または2記載の記録
具。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の記録具
により記録されたマーキングを消色する消色剤を用いた
消色具であって、消色剤の主成分として塩素系酸化剤か
ら選択される少なくとも1種を含有することを特徴とす
る消色具。 - 【請求項6】 前記消色具が、前記消色剤が充填される
タンク部と、前記タンク部内の消色剤が含浸されるペン
先部とを備えたペンである請求項5記載の消色具。 - 【請求項7】 請求項5または6記載の消色剤が前記塩
素系酸化剤を含有する水溶液の形態であり、該水溶液中
の有効塩素量が1〜20重量%であることを特徴とする
記録具。 - 【請求項8】 請求項1〜4のいずれかに記載の記録具
と請求項5〜7のいずれかに記載の消色具とからなる記
録具セット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24619195A JP3740510B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 記録具および消色具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24619195A JP3740510B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 記録具および消色具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0987565A true JPH0987565A (ja) | 1997-03-31 |
| JP3740510B2 JP3740510B2 (ja) | 2006-02-01 |
Family
ID=17144875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24619195A Expired - Fee Related JP3740510B2 (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 記録具および消色具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3740510B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11172185A (ja) * | 1997-12-10 | 1999-06-29 | Sakura Color Prod Corp | 油性マーキングペン用赤色インキ組成物 |
| JP2009292957A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Railway Technical Res Inst | 非接触計測対象面形成用再帰性反射塗料 |
| JP2022078405A (ja) * | 2020-11-13 | 2022-05-25 | シヤチハタ株式会社 | 筆記具 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP24619195A patent/JP3740510B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JPH11172185A (ja) * | 1997-12-10 | 1999-06-29 | Sakura Color Prod Corp | 油性マーキングペン用赤色インキ組成物 |
| JP2009292957A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Railway Technical Res Inst | 非接触計測対象面形成用再帰性反射塗料 |
| JP2022078405A (ja) * | 2020-11-13 | 2022-05-25 | シヤチハタ株式会社 | 筆記具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3740510B2 (ja) | 2006-02-01 |
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