JPH0987610A - 水性媒体用摩擦抵抗低減剤及び該低減剤を用いた水性媒体の摩擦抵抗低減方法 - Google Patents
水性媒体用摩擦抵抗低減剤及び該低減剤を用いた水性媒体の摩擦抵抗低減方法Info
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- JPH0987610A JPH0987610A JP24568595A JP24568595A JPH0987610A JP H0987610 A JPH0987610 A JP H0987610A JP 24568595 A JP24568595 A JP 24568595A JP 24568595 A JP24568595 A JP 24568595A JP H0987610 A JPH0987610 A JP H0987610A
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- reducing agent
- frictional resistance
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- reducing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温において析出がなく長時間安定に使用で
き、かつ低温から高温にわたる広い温度範囲で水性媒体
の摩擦抵抗を低減できる添加剤を提供すること。 【解決手段】 (a)炭素数8〜22の直鎖状あるいは
分岐鎖状の飽和あるいは不飽和脂肪族炭化水素基に結合
したエーテル基、アマイド基又はエステル基を少なくと
も1つ有し、2つ又は3つのアルキレンオキシ基を有す
る第4級アンモニウムカチオン、及び(b)有機酸残基
とを含有する水性媒体用摩擦抵抗低減剤。
き、かつ低温から高温にわたる広い温度範囲で水性媒体
の摩擦抵抗を低減できる添加剤を提供すること。 【解決手段】 (a)炭素数8〜22の直鎖状あるいは
分岐鎖状の飽和あるいは不飽和脂肪族炭化水素基に結合
したエーテル基、アマイド基又はエステル基を少なくと
も1つ有し、2つ又は3つのアルキレンオキシ基を有す
る第4級アンモニウムカチオン、及び(b)有機酸残基
とを含有する水性媒体用摩擦抵抗低減剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乱流水性媒体の摩
擦抵抗を減少させるための添加剤、特に、管内乱流の摩
擦抵抗を低温から高温にわたる広い温度範囲で減少させ
ることができる摩擦抵抗低減剤及び該摩擦抵抗低減剤を
用いる摩擦抵抗の低減方法に関するものである。
擦抵抗を減少させるための添加剤、特に、管内乱流の摩
擦抵抗を低温から高温にわたる広い温度範囲で減少させ
ることができる摩擦抵抗低減剤及び該摩擦抵抗低減剤を
用いる摩擦抵抗の低減方法に関するものである。
【従来の技術】管内乱流に少量の特定物質を添加すると
摩擦抵抗が減少することは、抗力減少効果として一般に
知られている。このような抗力減少効果を発揮する物
質、すなわち抗力減少剤として、高分子化合物を使用す
ることが知られており、米国特許第3,961,639
号公報にはポリエチレンオキサイドが開示されており、
又特開昭56−28262号公報にはポリアクリルアミ
ドなどの使用が開示されている。しかしながら、高分子
化合物はポンプや曲がった管内を流れる際に高分子鎖の
切断が起こり、抗力減少効果を示さなくなる欠点があ
る。従って高分子化合物はその機械的劣化により抗力減
少剤として長期間使用することができない。これに対し
て界面活性剤を添加することによる抗力減少方法が考え
られている。界面活性剤は水性媒体中でミセルを形成し
て抗力減少効果を発揮すると考えられており機械的劣化
を起こさないので抗力減少剤として長期間使用すること
が可能である。
摩擦抵抗が減少することは、抗力減少効果として一般に
知られている。このような抗力減少効果を発揮する物
質、すなわち抗力減少剤として、高分子化合物を使用す
ることが知られており、米国特許第3,961,639
号公報にはポリエチレンオキサイドが開示されており、
又特開昭56−28262号公報にはポリアクリルアミ
ドなどの使用が開示されている。しかしながら、高分子
化合物はポンプや曲がった管内を流れる際に高分子鎖の
切断が起こり、抗力減少効果を示さなくなる欠点があ
る。従って高分子化合物はその機械的劣化により抗力減
少剤として長期間使用することができない。これに対し
て界面活性剤を添加することによる抗力減少方法が考え
られている。界面活性剤は水性媒体中でミセルを形成し
て抗力減少効果を発揮すると考えられており機械的劣化
を起こさないので抗力減少剤として長期間使用すること
が可能である。
【0002】特公平4−6231号公報には粘弾性界面
活性剤と有機電解質を併用する方法が記載されている。
しかしながら、かかる粘弾性界面活性剤のすべてが抗力
減少効果を発揮するわけではなく、また、低温において
結晶が析出し、抗力減少効果が著しく阻害されるといっ
た問題がある。また、特公平5−47534号公報には
アルキルトリメチルアンモニウム塩、ピリジウム塩など
の界面活性剤、特開昭60−99199号公報にはアル
キルジ(ヒドロキシエチル)アミンオキシドなどの界面
活性剤、さらに特開昭60−152448号公報にはア
ルキルジメチルポリオキシエチルアンモニウム塩などの
界面活性剤を抗力減少剤として使用する方法が記載され
ている。これらの方法は、室温(約25℃)から高温域
(80℃以上)にかけて抗力減少効果が認められるもの
の、低温域(5℃以下)では溶解性が著しく劣り、効果
が不十分となる問題がある。
活性剤と有機電解質を併用する方法が記載されている。
しかしながら、かかる粘弾性界面活性剤のすべてが抗力
減少効果を発揮するわけではなく、また、低温において
結晶が析出し、抗力減少効果が著しく阻害されるといっ
た問題がある。また、特公平5−47534号公報には
アルキルトリメチルアンモニウム塩、ピリジウム塩など
の界面活性剤、特開昭60−99199号公報にはアル
キルジ(ヒドロキシエチル)アミンオキシドなどの界面
活性剤、さらに特開昭60−152448号公報にはア
ルキルジメチルポリオキシエチルアンモニウム塩などの
界面活性剤を抗力減少剤として使用する方法が記載され
ている。これらの方法は、室温(約25℃)から高温域
(80℃以上)にかけて抗力減少効果が認められるもの
の、低温域(5℃以下)では溶解性が著しく劣り、効果
が不十分となる問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低温におい
て析出がなく長期間安定に使用でき、かつ低温から高温
にわたる広い温度範囲で水性媒体の摩擦抵抗を低減でき
る添加剤及び該添加剤を用いた水性媒体の摩擦抵抗低減
方法を提供することを目的とする。
て析出がなく長期間安定に使用でき、かつ低温から高温
にわたる広い温度範囲で水性媒体の摩擦抵抗を低減でき
る添加剤及び該添加剤を用いた水性媒体の摩擦抵抗低減
方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は、分子内にエー
テル結合、アマイド結合またはエステル結合を有する脂
肪族炭化水素基と、オキシアルキレン基とを有する第4
級アンモニウムカチオンと有機酸残基とを併用すると上
記課題を効率的に解決できるとの知見に基づいてなされ
たのである。すなわち、本発明は、(a)下記一般式
(I)で表される第4級アンモニウムカチオン、及び
(b)有機酸残基とを含有することを特徴とする水性媒
体用摩擦抵抗低減剤を提供する。
テル結合、アマイド結合またはエステル結合を有する脂
肪族炭化水素基と、オキシアルキレン基とを有する第4
級アンモニウムカチオンと有機酸残基とを併用すると上
記課題を効率的に解決できるとの知見に基づいてなされ
たのである。すなわち、本発明は、(a)下記一般式
(I)で表される第4級アンモニウムカチオン、及び
(b)有機酸残基とを含有することを特徴とする水性媒
体用摩擦抵抗低減剤を提供する。
【0004】
【化3】
【0005】(式中、R1 は、炭素数8〜22の直鎖状
あるいは分岐鎖状の飽和あるいは不飽和脂肪族炭化水素
基、R2 及びR3 は、下記一般式(II)で表される基、
R4 は、メチル基、エチル基又はR2 又はR3 で表され
る基、Yは−O−または−CONH−または−COO−
で表される基、mは1〜5である。)
あるいは分岐鎖状の飽和あるいは不飽和脂肪族炭化水素
基、R2 及びR3 は、下記一般式(II)で表される基、
R4 は、メチル基、エチル基又はR2 又はR3 で表され
る基、Yは−O−または−CONH−または−COO−
で表される基、mは1〜5である。)
【0006】
【化4】
【0007】(式中、nは1〜5、Zは水素又はメチル
基である。)
基である。)
【発明の実施の形態】上記(a)成分としては、一般式
(I)で表される第4級アンモニウムカチオンの塩が好
ましく、特に下記一般式(III)で表される第4級アンモ
ニウム塩が好ましい。又(b)成分としては、有機酸塩
が好ましい。
(I)で表される第4級アンモニウムカチオンの塩が好
ましく、特に下記一般式(III)で表される第4級アンモ
ニウム塩が好ましい。又(b)成分としては、有機酸塩
が好ましい。
【0008】
【化5】
【0009】(式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は、一
般式(I)におけると同義であり、X - はハロゲン陰イ
オン、有機スルホン酸陰イオン又は有機カルボン酸陰イ
オンである。) 一般式(I)及び(III)中、R2 及びR3 は同一の基で
あるのが好ましく、mは2または3が好ましい。又、一
般式(II)中、Zは水素が好ましく、nは1が好まし
い。本発明において、(a)成分のR1 は炭素数8〜2
2、好ましくは10〜18の直鎖状あるいは分岐鎖状の
飽和あるいは不飽和脂肪族炭化水素基、特にアルキル、
アルケニル基を表し、ラウリル、ミリスチル、パルミチ
ル、ステアリル、オレイル基等が挙げられる。本発明で
用いる第4級アンモニウム塩の具体例としては、ラウリ
ルオキシエチルジ(ヒドロキシエチル)メチルアンモニ
ウムクロライド、ラウリルオキシプロピルジ(ヒドロキ
シエチル)メチルアンモニウムクロライド、オレイルオ
キシプロピルジ(ヒドロキシエチル)メチルアンモニウ
ムクロライド、ラウリルオキシプロピルジ(ヒドロキシ
エチル)メチルアンモニウムサリチレート、ラウリルア
ミドエチルジ(ヒドロキシエチル)メチルアンモニウム
クロライド、ココアミドエチルジ(ヒドロキシエチル)
メチルアンモニウムクロライド、ラウロイルオキシエチ
ルジ(ヒドロキシエチル)メチルアンモニウムクロライ
ド、ラウリルオキシプロピルトリ(ヒドロキシエチル)
アンモニウムクロライド、ココアミドエチルトリ(ヒド
ロキシエチル)アンモニウムクロライドなどの一種又は
二種以上の混合物があげられる。これらのうち、特にラ
ウリルオキシプロピルジ(ヒドロキシエチル)メチルア
ンモニウムクロライド、ラウリルアミドエチルジ(ヒド
ロキシエチル)メチルアンモニウムクロライドおよびラ
ウロイルオキシエチルジ(ヒドロキシエチル)メチルア
ンモニウムクロライドが好ましい。
般式(I)におけると同義であり、X - はハロゲン陰イ
オン、有機スルホン酸陰イオン又は有機カルボン酸陰イ
オンである。) 一般式(I)及び(III)中、R2 及びR3 は同一の基で
あるのが好ましく、mは2または3が好ましい。又、一
般式(II)中、Zは水素が好ましく、nは1が好まし
い。本発明において、(a)成分のR1 は炭素数8〜2
2、好ましくは10〜18の直鎖状あるいは分岐鎖状の
飽和あるいは不飽和脂肪族炭化水素基、特にアルキル、
アルケニル基を表し、ラウリル、ミリスチル、パルミチ
ル、ステアリル、オレイル基等が挙げられる。本発明で
用いる第4級アンモニウム塩の具体例としては、ラウリ
ルオキシエチルジ(ヒドロキシエチル)メチルアンモニ
ウムクロライド、ラウリルオキシプロピルジ(ヒドロキ
シエチル)メチルアンモニウムクロライド、オレイルオ
キシプロピルジ(ヒドロキシエチル)メチルアンモニウ
ムクロライド、ラウリルオキシプロピルジ(ヒドロキシ
エチル)メチルアンモニウムサリチレート、ラウリルア
ミドエチルジ(ヒドロキシエチル)メチルアンモニウム
クロライド、ココアミドエチルジ(ヒドロキシエチル)
メチルアンモニウムクロライド、ラウロイルオキシエチ
ルジ(ヒドロキシエチル)メチルアンモニウムクロライ
ド、ラウリルオキシプロピルトリ(ヒドロキシエチル)
アンモニウムクロライド、ココアミドエチルトリ(ヒド
ロキシエチル)アンモニウムクロライドなどの一種又は
二種以上の混合物があげられる。これらのうち、特にラ
ウリルオキシプロピルジ(ヒドロキシエチル)メチルア
ンモニウムクロライド、ラウリルアミドエチルジ(ヒド
ロキシエチル)メチルアンモニウムクロライドおよびラ
ウロイルオキシエチルジ(ヒドロキシエチル)メチルア
ンモニウムクロライドが好ましい。
【0010】また(b)成分の有機酸塩としては、有機
スルホン酸塩、有機カルボン酸塩等の一種又は二種以上
の混合物があげられる。有機スルホン酸塩、有機カルボ
ン酸塩は、アルキルまたはアルケニルスルホン酸のアル
カリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、芳香族スルホン
酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、脂肪族
カルボン酸または芳香族カルボン酸のアルカリ金属塩ま
たはアルカリ土類金属塩等であり、特に芳香族のスルホ
ン酸塩、カルボン酸塩が望ましい。これらのうち、炭素
数7〜10の芳香族カルボン酸の塩が好ましい。具体的
には、ナトリウムヒドロキシベンゾエート、ナトリウム
ヒドロキシナフトエートなどがあげられる。これらのう
ち、サリチル酸ナトリウムが特に好ましい。(a)成分
の第4級アンモニウム塩の添加量は水性媒体に対して0.
001〜5重量%が好適であり、より好ましくは0.01
〜0.1重量%である。(b)成分の有機酸塩の添加量は
(a)成分に対して0.1〜5倍モルが好適であり、より
好ましくは0.3〜2倍モルである。
スルホン酸塩、有機カルボン酸塩等の一種又は二種以上
の混合物があげられる。有機スルホン酸塩、有機カルボ
ン酸塩は、アルキルまたはアルケニルスルホン酸のアル
カリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、芳香族スルホン
酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、脂肪族
カルボン酸または芳香族カルボン酸のアルカリ金属塩ま
たはアルカリ土類金属塩等であり、特に芳香族のスルホ
ン酸塩、カルボン酸塩が望ましい。これらのうち、炭素
数7〜10の芳香族カルボン酸の塩が好ましい。具体的
には、ナトリウムヒドロキシベンゾエート、ナトリウム
ヒドロキシナフトエートなどがあげられる。これらのう
ち、サリチル酸ナトリウムが特に好ましい。(a)成分
の第4級アンモニウム塩の添加量は水性媒体に対して0.
001〜5重量%が好適であり、より好ましくは0.01
〜0.1重量%である。(b)成分の有機酸塩の添加量は
(a)成分に対して0.1〜5倍モルが好適であり、より
好ましくは0.3〜2倍モルである。
【0011】本発明の摩擦抵抗低減剤の抗力減少効果の
試験は通常の方法で、直径Dの管に界面活性剤の水溶液
を流して、平均流速uavと圧力損失△Pとの関係を調べ
ることによって行うことができる。これらの測定値から
レイノルズ数Reと摩擦係数fを求める。 Re=(Duavρ)/μ 但し、ρは密度、μは粘度を表す。通例にはρおよびμ
については水の値が用いられる。 f=(1×D×2△P)/(4×L×ρuav 2 ) 但し、Lは圧力取り出し間隔を表す。本発明の摩擦抵抗
低減剤は、上記第4級アンモニウム塩に加えてエーテル
結合、アマイド結合やエステル結合基を含まないアルキ
ルジ(ヒドロキシエチル)メチルアンモニウム塩および
アルキルトリ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩など
も含有することができる。また、さらに水性媒体の様々
な目的に応じてアミン等の防錆剤やエチレングリコール
等の溶剤などを含有させることができる。本発明の摩擦
抵抗低減剤は、上記成分の混合物として、又は水で希釈
して上記成分を20重量%以上含有する濃縮物とするこ
とができる。又、本発明の摩擦抵抗低減方法を行うにあ
たって、本発明の摩擦抵抗低減剤をそのまま、又は所望
の濃度に希釈して対象とする流体に添加するのがよい。
又、対象とする流体に成分(a)と(b)とを別々に添
加することもできる。
試験は通常の方法で、直径Dの管に界面活性剤の水溶液
を流して、平均流速uavと圧力損失△Pとの関係を調べ
ることによって行うことができる。これらの測定値から
レイノルズ数Reと摩擦係数fを求める。 Re=(Duavρ)/μ 但し、ρは密度、μは粘度を表す。通例にはρおよびμ
については水の値が用いられる。 f=(1×D×2△P)/(4×L×ρuav 2 ) 但し、Lは圧力取り出し間隔を表す。本発明の摩擦抵抗
低減剤は、上記第4級アンモニウム塩に加えてエーテル
結合、アマイド結合やエステル結合基を含まないアルキ
ルジ(ヒドロキシエチル)メチルアンモニウム塩および
アルキルトリ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩など
も含有することができる。また、さらに水性媒体の様々
な目的に応じてアミン等の防錆剤やエチレングリコール
等の溶剤などを含有させることができる。本発明の摩擦
抵抗低減剤は、上記成分の混合物として、又は水で希釈
して上記成分を20重量%以上含有する濃縮物とするこ
とができる。又、本発明の摩擦抵抗低減方法を行うにあ
たって、本発明の摩擦抵抗低減剤をそのまま、又は所望
の濃度に希釈して対象とする流体に添加するのがよい。
又、対象とする流体に成分(a)と(b)とを別々に添
加することもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明の摩擦抵抗低減剤及び低減方法
は、流体輸送において配管設備費の低減、ポンプ所要動
力の低減に有効である。特に、機械的劣化がなく、低温
から高温の広い温度範囲で使用できることから、循環使
用される流体中、例えば、各種工業プラントの加熱、冷
却系、地域冷暖房システムに利用できる。次ぎに実施例
により本発明を説明する。
は、流体輸送において配管設備費の低減、ポンプ所要動
力の低減に有効である。特に、機械的劣化がなく、低温
から高温の広い温度範囲で使用できることから、循環使
用される流体中、例えば、各種工業プラントの加熱、冷
却系、地域冷暖房システムに利用できる。次ぎに実施例
により本発明を説明する。
【0013】
実施例1 ラウリルオキシプロピルジ(ヒドロキシエチル)メチル
アンモニウムクロライド(LOPDHAC)、あるいは
ラウリルアミドエチルジ(ヒドロキシエチル)メチルア
ンモニウムクロライド(LAEDHEAC)、あるいは
ラウロイルオキシエチルジ(ヒドロキシエチル)メチル
アンモニウムクロライド(LOOEDHAC)及びサリ
チル酸ナトリウム(NaSa)を溶解した水溶液を、内
径11.4mmのステンレス製円管中で循環させ、25℃
における抗力減少効果を測定した。すなわち、円管内乱
流におけるレイノルズ数Reを水溶液の流量から、摩擦
係数fを圧力損失から算出した。尚、比較例1では、水
性媒体用摩擦抵抗低減剤を用いないことを除き実施例1
と同様にして実験を行った。ODHAC及びNaSaの
使用量及び得られた結果をまとめて表-1に示す。
アンモニウムクロライド(LOPDHAC)、あるいは
ラウリルアミドエチルジ(ヒドロキシエチル)メチルア
ンモニウムクロライド(LAEDHEAC)、あるいは
ラウロイルオキシエチルジ(ヒドロキシエチル)メチル
アンモニウムクロライド(LOOEDHAC)及びサリ
チル酸ナトリウム(NaSa)を溶解した水溶液を、内
径11.4mmのステンレス製円管中で循環させ、25℃
における抗力減少効果を測定した。すなわち、円管内乱
流におけるレイノルズ数Reを水溶液の流量から、摩擦
係数fを圧力損失から算出した。尚、比較例1では、水
性媒体用摩擦抵抗低減剤を用いないことを除き実施例1
と同様にして実験を行った。ODHAC及びNaSaの
使用量及び得られた結果をまとめて表-1に示す。
【0014】
【表1】 表−1 本発明No1 本発明No2 本発明No3 比較例1 第4級アンモ LOPDHAC LAEDHAC LOOEPDHAC ニウム塩 濃度(PPM) 500 500 500 0 NaSa 濃度(PPM) 300 300 300 0 レイノルズ数(Re) 14000 13000 14500 16000 18000 17500 18500 21000 22000 21500 22500 33500 摩擦係数(f) 0.0030 0.0032 0.0029 0.0066 0.0024 0.0026 0.0024 0.0064 0.0026 0.0029 0.0027 0.0060
【0015】実施例2 実施例1と同様の測定装置において、500ppmのラ
ウリルオキシプロピルジ(ヒドロキシエチル)メチルア
ンモニウムクロライドと300ppmのサリチル酸ナト
リウムを溶解した水溶液を用いて、水溶液の温度を変え
てレイノルズ数と摩擦係数を測定した。 比較例2 実施例1と同様の測定装置を用いて5℃において、ラウ
リルオキシプロピルジ(ヒドロキシエチル)メチルアン
モニウムクロライドの代わりにステアリルトリメチルア
ンモニウムクロライド(STAC)を用いた以外は実施
例2と同様にしてレイノルズ数と摩擦係数を測定した。
結果をまとめて表−2に示す。
ウリルオキシプロピルジ(ヒドロキシエチル)メチルア
ンモニウムクロライドと300ppmのサリチル酸ナト
リウムを溶解した水溶液を用いて、水溶液の温度を変え
てレイノルズ数と摩擦係数を測定した。 比較例2 実施例1と同様の測定装置を用いて5℃において、ラウ
リルオキシプロピルジ(ヒドロキシエチル)メチルアン
モニウムクロライドの代わりにステアリルトリメチルア
ンモニウムクロライド(STAC)を用いた以外は実施
例2と同様にしてレイノルズ数と摩擦係数を測定した。
結果をまとめて表−2に示す。
【0016】
【表2】 表−2 本発明 比較例 No4 No5 2 第4級アンモニウム塩 LOPDHAC LOPDHAC STAC温度(℃) 5 70 5 レイノルズ数(Re) 6000 28000 5000 8200 37000 8000 105000 47000 11500 摩擦係数(f) 0.0047 0.0048 0.0091 0.0033 0.0032 0.0084 0.0050 0.0042 0.0073
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)下記一般式(I)で表される第4
級アンモニウムカチオン、及び(b)有機酸残基とを含
有することを特徴とする水性媒体用摩擦抵抗低減剤。 【化1】 (式中、R1 は、炭素数8〜22の直鎖状あるいは分岐
鎖状の飽和あるいは不飽和脂肪族炭化水素基、R2 及び
R3 は、下記一般式(II)で表される基、R4 は、メチ
ル基、エチル基又はR2 又はR3 で表される基、Yは、
−O−または−CONH−または−COO−で表わされ
る基、mは1〜5である。) 【化2】 (式中、nは1〜5、Zは水素又はメチル基である。) - 【請求項2】 (a)一般式(I)で表される第4級ア
ンモニウムカチオンの塩、及び(b)有機酸塩とを含有
する請求項1記載の摩擦抵抗低減剤。 - 【請求項3】 水性媒体に請求項1又は2記載の摩擦抵
抗低減剤を加えることを特徴とする水性媒体の摩擦抵抗
低減方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24568595A JPH0987610A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 水性媒体用摩擦抵抗低減剤及び該低減剤を用いた水性媒体の摩擦抵抗低減方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24568595A JPH0987610A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 水性媒体用摩擦抵抗低減剤及び該低減剤を用いた水性媒体の摩擦抵抗低減方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0987610A true JPH0987610A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17137297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24568595A Pending JPH0987610A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 水性媒体用摩擦抵抗低減剤及び該低減剤を用いた水性媒体の摩擦抵抗低減方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0987610A (ja) |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP24568595A patent/JPH0987610A/ja active Pending
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