JPH0989013A - ディスクブレーキ装置 - Google Patents

ディスクブレーキ装置

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Publication number
JPH0989013A
JPH0989013A JP24218895A JP24218895A JPH0989013A JP H0989013 A JPH0989013 A JP H0989013A JP 24218895 A JP24218895 A JP 24218895A JP 24218895 A JP24218895 A JP 24218895A JP H0989013 A JPH0989013 A JP H0989013A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
disc
disk rotor
disk
brake device
Prior art date
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Pending
Application number
JP24218895A
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English (en)
Inventor
Akira Matsumoto
章 松本
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はディスクブレーキ装置に関し、良好
な制動性能を発揮し得るディスクブレーキ装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 キャリパ34、36はディスクロータ3
0の直径方向両端部に配設され、ブレーキパッド42、
44によるディスクロータ30への押圧力は、ディスク
ロータ30の中心に関して対称に分布する。このため、
ディスクロータ30に作用する、その回転中心を通り、
かつ、その径方向に延びる軸を支軸としてディスクロー
タを回転させようとするモーメントはゼロとなり、ディ
スクロータ30の傾きが防止される。これにより、制動
力の低下が防止される。また、キャリパ34、36をデ
ィスクロータ30の外周外側に配設する必要がなく、そ
の中心からの距離rを大きくとれるため、制動力を向上
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクブレーキ
装置に係わり、特に、高い制動力を発揮し得るディスク
ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、車両の制動を行うためのブレ
ーキ装置が設けられる。ブレーキ装置の一形式として、
従来よりディスクブレーキ装置が知られている。かかる
ディスクブレーキ装置は一般に、ホイールに固定された
ディスクロータをキャリパに備えられた1組のブレーキ
パッドによって両面から押圧することによって、ホイー
ルに制動力を付与する構成とされている。押圧力を一定
とした場合、ディスクブレーキ装置の制動力は、ディス
クロータに押圧力が作用する部位と、ディスクロータの
回転中心との距離に比例して大きくなる。このため、大
きな制動力を得るためには、ディスクロータの回転中心
から離れた部位に押圧力を付与し得るように、ディスク
ロータの径は大きい方が望ましい。
【0003】しかし、上記した従来のディスクブレーキ
装置の構成によれば、キャリパをブレーキパッドの外縁
部を挟むように配設する必要がある。このため、ホイー
ル内周部の制限されたスペースの中で、ディスクロータ
の外周部外側にキャリパを配設するスペースを確保する
ため、ディスクロータの径は制限されてしまう。
【0004】これに対して、特開平2−209634号
には、ディスクロータの片面のみをブレーキパッドによ
り押圧する構成のディスクブレーキ装置が開示されてい
る。かかる構成によれば、ブレーキパッドでディスクロ
ータを挟む必要はないため、キャリパをディスクロータ
の外周部外側に配設する必要はない。このため、ホイー
ルディスクの径が上述の如き制限を受けることはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平2
−209634号に開示されるディスクブレーキ装置に
おいては、ディスクロータヘの押圧部位は1ヶ所にのみ
設けられている。このため、押圧部位からディスクロー
タに押圧力が付与されると、ディスクロータには、その
回転中心を通り、かつ、その径方向に延びる軸を支軸と
してディスクロータを回転させようとするモーメントが
作用する。かかるモーメントが生ずると、ディスクロー
タにブレーキパッドの押圧力に起因する傾きが生じて、
制動力が低下することがある。この点、上記従来のディ
スクブレーキ装置は、大きな制動力を実現する上で最適
な構成ではなかったことになる。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、ディスクロータの径を最大限に確保することに
より大きな制動力が得られると共に、ディスクロータの
傾きによる制動力の低下が生ずることのないディスクブ
レーキ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、ディスク
ロータの一側面にのみ摩擦材が押圧されるディスクブレ
ーキにおいて、複数の押圧力発生手段を備えると共に、
前記複数の押圧力発生手段の各々によって発生される、
前記ディスクロータの回転中心を通り、かつその径方向
に延びる軸を支軸としてディスクロータを回転させよう
とするモーメントの総和がゼロとなるように、前記複数
の押圧発生手段が配置されているディスクブレーキによ
って達成される。
【0008】本発明において、制動力は、前記押圧発生
手段によって摩擦材の一側面に付与されることにより生
ずる。各押圧手段の発する押圧力は、ディスクロータの
回転中心を通り、かつその径方向に延びる軸を支軸とし
てディスクロータを回転させようとするモーメントを発
生させる。ここで、前記押圧力発生手段は、かかるモー
メントの総和がゼロとなるように配設されている。この
ため、ディスクロータに、摩擦材により付与される押圧
力に起因する傾きが生ずることはない。また、摩擦材に
よる押圧力がディスクロータの一側面に付与されるよう
にキャリパが配設される。このため、キャリパをディス
クロータの外周部外側に配設する必要はない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例であるデ
ィスクブレーキ装置が装着された車両ホイールの部分断
面図を示す。回転支持部材10は円盤状のフランジ12
と略円柱状の軸部14とを備えている。フランジ12は
回転支持部材10の一端部(図1においては右端部)に
設けられており、車体に固定されている。回転支持部材
10の軸部14には、フランジ12との隣接部位に設け
られた大径部14aと、フランジ12とは反対側の端部
に設けられた小径部14bとが形成されている。軸部1
4の大径部14aと小径部14bとの接続部位はテーパ
状に形成されている。軸部14の大径部14aの外周面
はベアリング16のインナレースの内周面に嵌合されて
いる。また、小径部14bの外周面はベアリング18の
インナレースの内周面に嵌合されている。
【0010】アクスルハブ20は略円筒状の円筒部20
aを備えている。円筒部20aの車体側端部(図1にお
いては右端部)の内周面にはベアリング16のアウタレ
ースの外周面が嵌合されており、また、車体と反対側端
部(図1においては左端部)の内周面にはベアリング1
8のアウタレースの外周面が嵌合されている。円筒部2
0aの内周面の車体側端部と、回転支持部材10の軸部
14の大径部14aとの間には、オイルシール19が嵌
入されている。更に、アクスルハブ20の車体外部側端
部の内周面にはグリスキャップ21aが嵌合されてい
る。オイルシール19及びグリスキャップ21aによ
り、ベアリング16、18の摺動部に外部から水や塵が
浸入することが防止されている。
【0011】アクスルハブ20の外周部にはつば状のハ
ブフランジ部22が設けられている。ハブフランジ部2
2の車体外側(図1においては左側)にはハブナット2
4によってホイール26が固定されている。ホイール2
6のアクスルハブ20への嵌入部の外周面にハブオーナ
メント21が嵌合されている。更に、ハブフランジ部2
2の車体内側には、取付けボルト28によってディスク
ロータ30が固定されている。
【0012】ディスクロータ30は円盤状部材であり、
その周縁部には、車体内側に向けて突出した環状の制動
面32が形成されている。制動面32の車体内側には、
ディスクロータ30の中心軸に関して対称な位置関係が
形成されるようにキャリパ34、36が配設されてい
る。これら、キャリパ34、36は共に回転支持部材1
0のフランジ12を介して車体に固定されている。
【0013】キャリパ34、36はそれぞれ油圧アクチ
ュエータ38、40、及び、ブレーキパッド42、44
を備えている。油圧アクチュエータ38、40は油圧シ
リンダと油圧ピストンとを備えている。車両のブレーキ
ペダルが踏み込まれると、その踏み込み量に応じた油圧
が、油圧アクチュエータ36、38に等しく付与され、
油圧ピストンは軸方向に駆動される。ブレーキパッド4
2、44は例えば円筒状の摩擦材であり、それぞれ油圧
アクチュエータ42、44の油圧ピストンに固定されて
いる。そしてブレーキパッド42、44の一端面(図1
においては左端面)は、小さな隙間を隔てて制動面32
に対向している。
【0014】上述の如きディスクブレーキ装置の構成に
よれば、車両の走行時にはホイール26及びディスクロ
ータ30は、共に回転支持部材10を回転軸としてアク
スルハブ20と一体に回転する。運転者がブレーキペダ
ルを踏み込むと、ブレーキパッド42、44はディスク
ブレーキ30の制動面32に向けて変位する。そして、
かかる変位量が前記した隙間の幅を越えると、ブレーキ
パッド42、44は制動面32に接触する。その結果、
ブレーキパッド42、44は、ブレーキペダルの踏み込
み量に応じた互いに等しい力で、制動面32へ向けて押
圧される。この際、制動面32とブレーキパッド42、
44との間に生ずる摩擦力がホイール26への制動モー
メントとして作用する。
【0015】上述の如く、ブレーキパッドによってディ
スクロータの片面側のみを押圧する構成では、ディスク
ロータには、その回転中心を通り、かつ、その径方向に
延びる軸を支軸としてディスクロータを回転させようと
するモーメントが作用する。かかるモーメントが作用す
ると、ディスクロータにはブレーキパッドによる押圧方
向への傾きが生ずる。かかる傾きが生ずると、ブレーキ
パッドとディスクロータとの間に作用する押圧力が減少
して、制動力が低下する。
【0016】これに対して本実施例においては、ブレー
キパッド42、44はディスクロータ30の中心軸に関
して対称に設けられていると共に、互いに等しい押圧力
で押圧されている。この場合、ブレーキパッド42に作
用する押圧力に起因するモーメントとブレーキパッド4
4に作用する押圧力に起因するモーメントとは互いに打
ち消しあってゼロになる。これによりディスクロータ3
0に傾きが生ずることによる制動力の低下が防止されて
いる。
【0017】ところで、ブレーキパッド42、44の制
動面32への押圧力をF、ブレーキパッド42、44と
制動面32との間の摩擦係数をμ、ブレーキパッド4
2、44の中心とホイール26の回転中心との距離をr
とすると、ホイール26に作用する制動モーメントN
は、N=2・μ・F・rとなる。従って、rを大きく設
定することにより大きな制動力を得ることができる。
【0018】本実施例においては、ブレーキパッド4
2、44がディスクロータ30の制動面32を、その片
面側のみから押圧する構成とされているため、キャリパ
34、36をディスクロータ30の外周部の外側に配置
する必要はない。このため、図1に示す如く、キャリパ
38、40をディスクロータ30の直径方向両端部に配
設することにより、ディスクロータの所定の直径Lの下
での、キャリパ38、40の中心とディスクロータの中
心との距離rを最大限に設定することができる。これに
より所定の押圧力Fに対する制動モーメントNを最大限
に大きくすることができる。
【0019】図2は本発明の第2の実施例のディスクブ
レーキ装置が装着された車両ホイール部の構成図を示
す。なお、同図において図1と同一の構成部分には同一
の符号を付して、その説明を省略する。本実施例のディ
スクブレーキ装置は、ディスクロータ60をハブフラン
ジ部52の車体の外側(図5においては左側)に装着し
た点に特徴を有している。ディスクロータ60のブレー
キパッド42、44による押圧部位の位置は、ディスク
ロータ60に環状の屈曲部位を設けて1段の段差を形成
することにより、図1と同一となるように構成されてい
る。また、ハブボルト54aはディスクロータ60とホ
イール26とを貫通してハブフランジ52に螺着されて
おり。これにより、ディスクロータ60とホイール26
とはハブフランジ52に固定されている。
【0020】かかる構成によれば、ハブナット54を外
すことにより、ホイール26と共にディスクロータ60
を取り外すことが可能である。このため、ディスクロー
タ60の摩耗が進行して、ディスクロータ60の交換作
業を行う場合の作業性が容易とされている。また、ディ
スクロータ60の回転中心から押圧部位までの距離は図
1と等しく保たれるので、第1の実施例と同様の大きな
制動力を得ることができる。
【0021】図3は本発明の第3の実施例のディスクブ
レーキが装着された車両ホイール部の構成図を示す。な
お、同図において図1あるいは図2と同一の構成部分に
は同一の符号を付して、その説明を省略する。本実施例
のディスクブレーキ装置は、ディスクロータ70がハブ
フランジ52の車体と反対側(図3においては左側)に
装着されている共に、ディスクロータ70が図1のディ
スクロータ30に比して車体外側へ配設された距離だ
け、キャリパ34、36が図1における位置に比して車
体外側に配設されている点に特徴を有している。
【0022】かかる構成によれば、第2の実施例の場合
と同様にディスクロータ60の交換作業が容易に行うこ
とができると共に、キャリパ34、36のホイール部か
らの車体側への突出量が減少されるため、ホイール26
の車体内側のスペースが拡大される。このため、フラン
ジ12を車体に接続するためのサスペンション機構等の
配置の自由度を向上させることが可能である。この結
果、例えば、キングピンオフセットの短縮等を実現する
ことができる。
【0023】なお、上記第1〜第3の実施例において
は、ディスクロータ30の押圧力を付与する部位は、図
4に示す如く、中心に関して対称に2ヶ所設けられてお
り、これらの押圧力を互いに等しく設定することによ
り、ディスクロータの回転中心を通り、かつ、その径方
向に延びる軸を支軸としてディスクロータを回転させよ
うとするモーメントを打ち消す構成とされている。しか
し、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の押
圧手段が、それらの発する押圧力に起因する上記の如き
モーメントの総和がゼロとなるように配設されていれば
よい。すなわち、図5に示す如く、押圧力の等しい押圧
部位をディスクロータの中心に関して対称に3箇所、も
しくはそれ以上の箇所に設けることにより、上記したモ
ーメントを打ち消す構成としてもよい。あるいは、図6
に示す如く、押圧力Fを付与する部位を1箇所に設け、
更に、かかる押圧力により生ずるモーメントに釣り合う
モーメントが生成されるように、Fに比して小さな押圧
力fを付与する部位を2箇所もしくはそれ以上設けるこ
とにより、上記したモーメントを打ち消す構成としても
よい。
【0024】なお上記第1〜第3の実施例においては、
ブレーキパッド42、44が前記した摩擦材に、キャリ
パ34、36が前記した押圧手段に、それぞれ相当して
いる。
【0025】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ディスク
ロータに作用する押圧力により生ずる、ディスクロータ
に作用する、その回転中心を通り、かつ、その径方向に
延びる軸を支軸としてディスクロータを回転させようと
するモーメントがゼロとなるため、ディスクロータの傾
きによるディスクブレーキ装置の制動力の低下が防止す
ることができる。更に、キャリパをディスクロータの片
側に配設することができるため、ディスクロータの径
を、キャリパの配設による制限を受けることがなく、大
きく設定することができる。これにより、大きな制動力
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるディスクブレーキ装置
が装着されたホイールの部分断面図である。
【図2】本発明の第2実施例であるディスクブレーキ装
置が装着されたホイールの部分断面図である。
【図3】本発明の第3実施例であるディスクブレーキ装
置が装着されたホイールの部分断面図である。
【図4】第一実施例〜第三実施例のディスクブレーキ装
のおいてディスクロータの押圧方法を示すモデル図であ
る。
【図5】ディスクブレーキ装置のディスクロータを押圧
する他の方法を示すモデル図である。
【図6】ディスクブレーキ装置のディスクロータを押圧
する更に他の方法を示すモデル図である。
【符号の説明】
30、60、70 ディスクロータ 34、36 キャリパ 42、44 ブレーキパッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータの一側面にのみ摩擦材が
    押圧されるディスクブレーキにおいて、 複数の押圧力発生手段を備えると共に、 前記複数の押圧力発生手段の各々によって発生される、
    前記ディスクロータの回転中心を通り、かつその径方向
    に延びる軸を支軸としてディスクロータを回転させよう
    とするモーメントの総和がゼロとなるように、前記複数
    の押圧発生手段が配置されていることを特徴とするディ
    スクブレーキ。
JP24218895A 1995-09-20 1995-09-20 ディスクブレーキ装置 Pending JPH0989013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24218895A JPH0989013A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 ディスクブレーキ装置

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JP24218895A JPH0989013A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 ディスクブレーキ装置

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JPH0989013A true JPH0989013A (ja) 1997-03-31

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ID=17085618

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24218895A Pending JPH0989013A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 ディスクブレーキ装置

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JP (1) JPH0989013A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009270974A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Nsk Ltd 状態量測定機能付回転支持装置

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