JPH0991027A - ロボットの動作教示方法 - Google Patents
ロボットの動作教示方法Info
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- JPH0991027A JPH0991027A JP26807395A JP26807395A JPH0991027A JP H0991027 A JPH0991027 A JP H0991027A JP 26807395 A JP26807395 A JP 26807395A JP 26807395 A JP26807395 A JP 26807395A JP H0991027 A JPH0991027 A JP H0991027A
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 ロボットがワ−クを把持し、定位置のツ
−ルに対してワ−クを移動させ乍ら研磨、仕上げ、バリ
取り等の作業を行う場合における当該ロボットの教示作
業を迅速かつ容易に行うことができる前記ロボットの動
作教示方法を提供すること。 【解決手段】 ワ−クWを固定しロボットハンドHを前
記ワ−クWの加工面に沿って移動させて得られる教示デ
−タから、前記ワ−クWを把持して定位置のツ−ルに対
して動作する前記ロボットの動作制御のための変換係数
を算出し、前記教示デ−タを、前記で算出した変換係数
にしたがって変換することにより、ワ−クWを把持して
動作するロボットの動作プログラムを形成するためのデ
−タを形成する。
−ルに対してワ−クを移動させ乍ら研磨、仕上げ、バリ
取り等の作業を行う場合における当該ロボットの教示作
業を迅速かつ容易に行うことができる前記ロボットの動
作教示方法を提供すること。 【解決手段】 ワ−クWを固定しロボットハンドHを前
記ワ−クWの加工面に沿って移動させて得られる教示デ
−タから、前記ワ−クWを把持して定位置のツ−ルに対
して動作する前記ロボットの動作制御のための変換係数
を算出し、前記教示デ−タを、前記で算出した変換係数
にしたがって変換することにより、ワ−クWを把持して
動作するロボットの動作プログラムを形成するためのデ
−タを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワ−クの表面研
磨,表面仕上げ,バリ取り等の一連の作業について、ワ
−クを保持しツ−ルに対して移動する軌跡を示す数値を
ロボット側の制御装置内に記憶させ、その記憶デ−タを
再生することによって、記憶させた前記軌跡により同じ
作業を自動的に繰し返して行うロボットの教示方法に関
するものであり、特に、ロボットがワ−クを把持し定位
置のツ−ルに対して前記ワ−クの加工部位を当接させる
作業を行うロボットの動作教示方式に関するものであ
る。
磨,表面仕上げ,バリ取り等の一連の作業について、ワ
−クを保持しツ−ルに対して移動する軌跡を示す数値を
ロボット側の制御装置内に記憶させ、その記憶デ−タを
再生することによって、記憶させた前記軌跡により同じ
作業を自動的に繰し返して行うロボットの教示方法に関
するものであり、特に、ロボットがワ−クを把持し定位
置のツ−ルに対して前記ワ−クの加工部位を当接させる
作業を行うロボットの動作教示方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットがワ−クを把持し、定位
置のツ−ルに対して動作する場合における当該ロボット
の動作教示は、把持したワ−クの加工すべき部位を、加
工順に順次ツ−ルに押し当て乃至は接触させながら、前
記押当て乃至は接触位置のデ−タを得ることにより行っ
ている。
置のツ−ルに対して動作する場合における当該ロボット
の動作教示は、把持したワ−クの加工すべき部位を、加
工順に順次ツ−ルに押し当て乃至は接触させながら、前
記押当て乃至は接触位置のデ−タを得ることにより行っ
ている。
【0003】一般に、ツ−ルもワ−クも、その表面は自
由曲面で構成されているので、ロボットの動作教示デ−
タを得るには、ワ−クをツ−ルに適正に押し当て乃至は
接触させながら、滑らかに連続した複数点の教示デ−タ
を得る必要がある。
由曲面で構成されているので、ロボットの動作教示デ−
タを得るには、ワ−クをツ−ルに適正に押し当て乃至は
接触させながら、滑らかに連続した複数点の教示デ−タ
を得る必要がある。
【0004】しかし、ワ−クがツ−ルに適正に押し当て
乃至は接触させられているかどうかの確認は、教示作業
者の目視によっており、さらに互いに自由曲面のワ−ク
とツ−ルとの適正な押し当て乃至は接触関係を保持して
連続的に教示することは極めて困難であるため、再生動
作の確認と修正教示とを繰り返し実施せざるを得ない。
このため、定位置のツ−ルに対しワ−クを保持して動作
をするロボットの動作教示には、多大な労力と時間を要
しているのが現状である。この問題点を検討してみる
と、次のような点に起因していることが判明した。
乃至は接触させられているかどうかの確認は、教示作業
者の目視によっており、さらに互いに自由曲面のワ−ク
とツ−ルとの適正な押し当て乃至は接触関係を保持して
連続的に教示することは極めて困難であるため、再生動
作の確認と修正教示とを繰り返し実施せざるを得ない。
このため、定位置のツ−ルに対しワ−クを保持して動作
をするロボットの動作教示には、多大な労力と時間を要
しているのが現状である。この問題点を検討してみる
と、次のような点に起因していることが判明した。
【0005】即ち、 ワ−クをロボットハンドに把持した状態での動作教示
は、ワ−クを固定した状態での動作教示より難しいこ
と。 とりわけロボットの姿勢を連続的に変える教示が最も
困難である上に、ロボットハンドの位置を連続的に変え
る教示も難しいこと。(上記を比喩的に換言すると、鉛
筆(ツ−ル)を持って固定した紙(ワ−ク)に字を書く
方が、鉛筆(ツ−ル)を固定して紙(ワ−ク)を動かし
て字を書くより容易であることと同様である。) 次の位置を教示するためにロボットを移動させると、
前の教示位置が解らなくなり、前の教示位置との連続性
を確認することが困難であること。(これは、ツ−ル上
の一箇所(=加工点)に目印を付け、ワ−クにも前の教
示位置、次の教示位置にそれぞれ目印を付けたとして
も、空間でその位置関係を把握することは困難であり、
さらに、ワ−クの姿勢(=傾き方)については、連続で
あるかどうかほとんど把握できないことに起因してい
る。) また、ロボットを動作させることによるワ−クの曲面
部の加工は、ロボットの動作点がその曲面部の中心と一
致していない場合、特にロボットの速度を大きくする
と、動作のブレが生じたりして滑らかな曲面動作となら
ないこと。 が主な原因と考えられる。
は、ワ−クを固定した状態での動作教示より難しいこ
と。 とりわけロボットの姿勢を連続的に変える教示が最も
困難である上に、ロボットハンドの位置を連続的に変え
る教示も難しいこと。(上記を比喩的に換言すると、鉛
筆(ツ−ル)を持って固定した紙(ワ−ク)に字を書く
方が、鉛筆(ツ−ル)を固定して紙(ワ−ク)を動かし
て字を書くより容易であることと同様である。) 次の位置を教示するためにロボットを移動させると、
前の教示位置が解らなくなり、前の教示位置との連続性
を確認することが困難であること。(これは、ツ−ル上
の一箇所(=加工点)に目印を付け、ワ−クにも前の教
示位置、次の教示位置にそれぞれ目印を付けたとして
も、空間でその位置関係を把握することは困難であり、
さらに、ワ−クの姿勢(=傾き方)については、連続で
あるかどうかほとんど把握できないことに起因してい
る。) また、ロボットを動作させることによるワ−クの曲面
部の加工は、ロボットの動作点がその曲面部の中心と一
致していない場合、特にロボットの速度を大きくする
と、動作のブレが生じたりして滑らかな曲面動作となら
ないこと。 が主な原因と考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、ロボットがワ−クを把持し、定位
置のツ−ルに対してワ−クを移動させ乍ら研磨、仕上
げ、バリ取り等の作業を行う場合における当該ロボット
の教示作業を迅速かつ容易に行うことができる前記ロボ
ットの動作教示方式を提供することにある。
しようとする課題は、ロボットがワ−クを把持し、定位
置のツ−ルに対してワ−クを移動させ乍ら研磨、仕上
げ、バリ取り等の作業を行う場合における当該ロボット
の教示作業を迅速かつ容易に行うことができる前記ロボ
ットの動作教示方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明教示方式の構成は、ワ−ク
を固定しロボットハンドを前記ワ−クの加工面に沿って
移動させて得られる教示デ−タから、前記ワ−クを把持
して定位置のツ−ルに対して動作する前記ロボットの動
作制御のための変換係数を算出し、前記教示デ−タを、
前記で算出した変換係数にしたがって変換することによ
り、ワ−クを把持して動作するロボットの動作プログラ
ムを形成するためのデ−タを形成することを特徴とする
ものである。この本発明の構成では、教示デ−タおよび
変換係数は、それらを滑らかに連続する値に修正して使
用したり、或は、既知の条件によって教示デ−タおよび
変換係数を修正して使用することもある。
を目的としてなされた本発明教示方式の構成は、ワ−ク
を固定しロボットハンドを前記ワ−クの加工面に沿って
移動させて得られる教示デ−タから、前記ワ−クを把持
して定位置のツ−ルに対して動作する前記ロボットの動
作制御のための変換係数を算出し、前記教示デ−タを、
前記で算出した変換係数にしたがって変換することによ
り、ワ−クを把持して動作するロボットの動作プログラ
ムを形成するためのデ−タを形成することを特徴とする
ものである。この本発明の構成では、教示デ−タおよび
変換係数は、それらを滑らかに連続する値に修正して使
用したり、或は、既知の条件によって教示デ−タおよび
変換係数を修正して使用することもある。
【0008】また、本発明では、ワ−クの隣接した2つ
の面の面取りのために、ワ−クの2つの面の教示デ−タ
からそれぞれの面の変換係数を算出し、前記2つの面の
教示デ−タおよび変換係数から前記ワ−クの2つの面が
作る稜線を算出し、この稜線に沿ってワ−クを面取り加
工するロボットの動作プログラムを形成する教示方法と
してもよい。更に、ワ−クに曲面がある場合、本発明で
は、この曲面の中心を求め、この中心をロボットの動作
点と一致させるように教示デ−タを作成するようにして
いる。
の面の面取りのために、ワ−クの2つの面の教示デ−タ
からそれぞれの面の変換係数を算出し、前記2つの面の
教示デ−タおよび変換係数から前記ワ−クの2つの面が
作る稜線を算出し、この稜線に沿ってワ−クを面取り加
工するロボットの動作プログラムを形成する教示方法と
してもよい。更に、ワ−クに曲面がある場合、本発明で
は、この曲面の中心を求め、この中心をロボットの動作
点と一致させるように教示デ−タを作成するようにして
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、ワ−クを把持し
ツ−ルに対して動作するロボットの教示作業では、まず
そのワ−クを固定して、ロボットに教示位置が良くわか
る教示用ツ−ルを把持させ、このツ−ルの先端をワ−ク
に沿って移動させるとき、その移動時の複数点のデ−タ
を教示点のデ−タとして取出す。これは、このデ−タの
取出態様が効率がよく、また正確な教示が可能だからで
ある。
ツ−ルに対して動作するロボットの教示作業では、まず
そのワ−クを固定して、ロボットに教示位置が良くわか
る教示用ツ−ルを把持させ、このツ−ルの先端をワ−ク
に沿って移動させるとき、その移動時の複数点のデ−タ
を教示点のデ−タとして取出す。これは、このデ−タの
取出態様が効率がよく、また正確な教示が可能だからで
ある。
【0010】上記の教示デ−タの取出しにおいては、ワ
−クを教示台に固定して教示デ−タの取出しを行ってい
るので、ロボットにワ−クを把持させツ−ルに対してそ
のロボットを動作させるためには、得られた前記教示デ
−タをロボットがツ−ルに対して移動するための動作デ
−タに変換しなければならない。
−クを教示台に固定して教示デ−タの取出しを行ってい
るので、ロボットにワ−クを把持させツ−ルに対してそ
のロボットを動作させるためには、得られた前記教示デ
−タをロボットがツ−ルに対して移動するための動作デ
−タに変換しなければならない。
【0011】即ち、本発明では上記教示デ−タを得たあ
と、教示台の座標と実際のツ−ルの座標の変換を行う
が、この変換は、ロボット・コントロ−ラへの各動作座
標の登録,選択によって行われるので、ワ−クを教示台
に固定して行った教示作業により得られたデ−タを、ワ
−クを把持して動作させるロボットの動作デ−タに変換
すれば良いのである。
と、教示台の座標と実際のツ−ルの座標の変換を行う
が、この変換は、ロボット・コントロ−ラへの各動作座
標の登録,選択によって行われるので、ワ−クを教示台
に固定して行った教示作業により得られたデ−タを、ワ
−クを把持して動作させるロボットの動作デ−タに変換
すれば良いのである。
【0012】ここで、ロボットハンドに把持させたワ−
クをツ−ルに適正に押し当てる乃至は接触させるとは、
ワ−クの面とツ−ルの面を一致させることであるが、ツ
−ルの面は、ロボット・コントロ−ラへのツ−ルの座標
の登録により予め決定されるので、前記のワ−クを固定
して得られた教示デ−タからワ−クの面の方向(向き)
と位置とを計算し、これをツ−ルの座標に一致させれ
ば、ワ−クの面とツ−ルの面とを一致させることができ
る。本発明はこれを利用してワ−クを把持して動作する
ロボットの教示デ−タを形成するものであるので、以下
に詳しく説明する。
クをツ−ルに適正に押し当てる乃至は接触させるとは、
ワ−クの面とツ−ルの面を一致させることであるが、ツ
−ルの面は、ロボット・コントロ−ラへのツ−ルの座標
の登録により予め決定されるので、前記のワ−クを固定
して得られた教示デ−タからワ−クの面の方向(向き)
と位置とを計算し、これをツ−ルの座標に一致させれ
ば、ワ−クの面とツ−ルの面とを一致させることができ
る。本発明はこれを利用してワ−クを把持して動作する
ロボットの教示デ−タを形成するものであるので、以下
に詳しく説明する。
【0013】ロボットがワ−クを把持して動作する場合
の教示動作について、図1〜図3に例示する。図1〜図
3の教示は、ツ−ルTの加工点の座標w″から見たロボ
ット(又はそのハンド)Hの動作点をp1,p2,p3と
して、それらの位置と姿勢を教示している。
の教示動作について、図1〜図3に例示する。図1〜図
3の教示は、ツ−ルTの加工点の座標w″から見たロボ
ット(又はそのハンド)Hの動作点をp1,p2,p3と
して、それらの位置と姿勢を教示している。
【0014】一方、ワ−クWを固定した場合の教示動作
の例を図4に示す。このときの教示は、教示台TBの座
標tから見たワ−クW上の加工点を、P1,P2,P3と
して、それらの位置と姿勢を、ロボット(又はそのハン
ド)Hの動作点として教示している。
の例を図4に示す。このときの教示は、教示台TBの座
標tから見たワ−クW上の加工点を、P1,P2,P3と
して、それらの位置と姿勢を、ロボット(又はそのハン
ド)Hの動作点として教示している。
【0015】図5,図6は、図4に例示したワ−ク固定
の教示により得られた加工点Pについて、ワ−クWをロ
ボットハンドHに把持させて動作させる動作点(これを
新教示点pという)への変換の考え方を示す。まず、図
5に示した加工点Pの近傍の面に原点を接する図6の座
標w′に平行な図5の座標wを、教示台TBの座標tか
らの回転R(Rは、回転行列)として表すと、座標wか
ら見た加工点pは、 p=RP と表わされる。さらに、図5の座標wの原点を、図6の
座標w′に移動させると、 p′=−p=−RP となり、新たな教示点p′を求めることが出来る。本発
明教示方法は、上記の教示形態によりワ−クを把持して
ツ−ルに対して動作するロボットの動作点の制御のため
の教示をするものであるから、以下にその実施例につい
て説明する。
の教示により得られた加工点Pについて、ワ−クWをロ
ボットハンドHに把持させて動作させる動作点(これを
新教示点pという)への変換の考え方を示す。まず、図
5に示した加工点Pの近傍の面に原点を接する図6の座
標w′に平行な図5の座標wを、教示台TBの座標tか
らの回転R(Rは、回転行列)として表すと、座標wか
ら見た加工点pは、 p=RP と表わされる。さらに、図5の座標wの原点を、図6の
座標w′に移動させると、 p′=−p=−RP となり、新たな教示点p′を求めることが出来る。本発
明教示方法は、上記の教示形態によりワ−クを把持して
ツ−ルに対して動作するロボットの動作点の制御のため
の教示をするものであるから、以下にその実施例につい
て説明する。
【0016】
【実施例】本発明教示方法の具体例を、図7〜図11によ
り説明する。 1.基本処理ステップ(図7,図8) 1つの面の新たな教示デ−タの作成例 ステップ1 教示台TBにワ−クWを固定し、教示用
ツ−ルを把持したロボットを動作させて、ワ−クW上の
3点P1,P2,P3を1組の加工点として、複数組の加
工点の教示デ−タを得る。 ステップ2 上記教示デ−タをロボット・コントロ−
ラからパソコン等のコンピュ−タに読み込ませる。以下
は、3点P1〜P3についてのみ説明する。 ステップ3 上記3点P1,P2,P3の位置デ−タに
対し、座標変換行列Rを求める。 ステップ4 前記3点の中の1点P1とその座標変換
行列Rを、前後と比較し滑らかに修正する。 フテップ5 既知の条件がある場合には既知の条件を
制限条件として、前記P1およびRを修正する。 ステップ6 ワ−クWの角度を変更したい場合には、
前記Rを修正する。 ステップ7 座標変換行列Rを使用し、図6における
ロボット側の座標w′上での動作点の姿勢および位置を
求める。 ステップ8 ワ−ク座標の原点がシフトしている場
合、上記動作点の位置を修正する。 ステップ9 変換後の一連のデ−タを新たなロボット
動作点の教示デ−タとして、前記パソコン等のコンピュ
−タからロボット・コントロ−ラに書込む。
り説明する。 1.基本処理ステップ(図7,図8) 1つの面の新たな教示デ−タの作成例 ステップ1 教示台TBにワ−クWを固定し、教示用
ツ−ルを把持したロボットを動作させて、ワ−クW上の
3点P1,P2,P3を1組の加工点として、複数組の加
工点の教示デ−タを得る。 ステップ2 上記教示デ−タをロボット・コントロ−
ラからパソコン等のコンピュ−タに読み込ませる。以下
は、3点P1〜P3についてのみ説明する。 ステップ3 上記3点P1,P2,P3の位置デ−タに
対し、座標変換行列Rを求める。 ステップ4 前記3点の中の1点P1とその座標変換
行列Rを、前後と比較し滑らかに修正する。 フテップ5 既知の条件がある場合には既知の条件を
制限条件として、前記P1およびRを修正する。 ステップ6 ワ−クWの角度を変更したい場合には、
前記Rを修正する。 ステップ7 座標変換行列Rを使用し、図6における
ロボット側の座標w′上での動作点の姿勢および位置を
求める。 ステップ8 ワ−ク座標の原点がシフトしている場
合、上記動作点の位置を修正する。 ステップ9 変換後の一連のデ−タを新たなロボット
動作点の教示デ−タとして、前記パソコン等のコンピュ
−タからロボット・コントロ−ラに書込む。
【0017】2.応用処理ステップ(図9,図10) 面取り(2つの面から成る稜線)の教示デ−タの作成例 ステップ1 前記1の基本処理ステップと同じ方法に
より、A面の加工点PA1およびその点の法線ベクトル
PAを求める。 ステップ2 前記1の方法により、B面の加工点PB
1およびその点の法線ベクトルPBを求める。 ステップ3 前記ベクトルPAおよびPBから、面取り
する加工面Mの座標変換行列Rを求める。 ステップ4 座標変換行列Rおよび加工点PA1,P
B1から加工面M上の点PMを求める。 フテップ5 前記Rを使用し、ロボット側の座標w′
での動作点の姿勢および位置を求める。 ステップ6 ワ−ク座標の原点がシフトしている場
合、動作点の位置を修正する。 ステップ7 変換後の一連のデ−タを新たな教示デ−
タとして、パソコン等のコンピュ−タからロボット・コ
ントロ−ラに書込む。
より、A面の加工点PA1およびその点の法線ベクトル
PAを求める。 ステップ2 前記1の方法により、B面の加工点PB
1およびその点の法線ベクトルPBを求める。 ステップ3 前記ベクトルPAおよびPBから、面取り
する加工面Mの座標変換行列Rを求める。 ステップ4 座標変換行列Rおよび加工点PA1,P
B1から加工面M上の点PMを求める。 フテップ5 前記Rを使用し、ロボット側の座標w′
での動作点の姿勢および位置を求める。 ステップ6 ワ−ク座標の原点がシフトしている場
合、動作点の位置を修正する。 ステップ7 変換後の一連のデ−タを新たな教示デ−
タとして、パソコン等のコンピュ−タからロボット・コ
ントロ−ラに書込む。
【0018】3.ワ−クの曲面部の教示デ−タの作成例
(図11) ステップ1 上記1の基本処理ステップの方法によ
り、一連の加工面の回転行列Rおよび、動作点の姿勢,
位置を求める。 ステップ2 ワ−クWの曲面部を教示した加工点P
1,P2,P3から、この曲面の中心の点P0を求める。 ステップ3 この中心位置をロボットの新たな動作点
とするように、位置を修正する。
(図11) ステップ1 上記1の基本処理ステップの方法によ
り、一連の加工面の回転行列Rおよび、動作点の姿勢,
位置を求める。 ステップ2 ワ−クWの曲面部を教示した加工点P
1,P2,P3から、この曲面の中心の点P0を求める。 ステップ3 この中心位置をロボットの新たな動作点
とするように、位置を修正する。
【0019】4.基本処理ステップの詳細 ステップ1 図7,図8のように教示台TBにワ−ク
Wを取り付け、ワ−ク上の加工点P1,P2,P3を教示
する。この時、P1を加工始点とすると、P3は加工が進
行する方向に取り、P2はP1からP3に向って右側に取
ることとする。同様にして、複数組の加工点を教示す
る。 ステップ2 何組かの加工点の教示位置を、教示台T
Bの座標t上での教示デ−タとして、パソコン等のコン
ピュ−タに読み込ませる。 ステップ3 教示台の座標tで表される点P(X,
Y,Z)が、ワ−クの面の座標w′に平行な座標wでは
点p(x,y,z)として表されるとき、 であるから、 となる。ここで、Exは座標wのx軸方向の単位ベクト
ル、Eyは座標wのy軸方向の単位ベクトル、Ezはz
軸方向の単位ベクトルである。また、ExXなどは、座
標tから見た単位ベクトルExの成分を示す。一方、1
組の教示位置の座標を、点P1(X1,Y1,Z1)、点P
2(X2,Y2,Z2)、点P3(X3,Y3,Z3)とし、ワ
−クWの面に平行な座標wのx軸は面の法線方向、y軸
は加工方向(点P1から点P3の方向)として、点P1,
P2,P3が充分近いとすれば、 となり、そうであれば、 であるから、単位ベクトル、即ち、変換行列を求めるこ
とができる。 ステップ4 教示したN組のデ−タの1番目の組の点
P1をP1(i)、i番目の変換行列をR(i)とすると、例え
ばスプラインを使用して滑らかにする。滑らかにしたi
番目の組の点をQ1(i)とすると、 Q=P1 Q=1/4×P1+7/12×P2+1/6×P3 Q(i)=1/6×P(i−1)+2/3×P(i)+1/6×P(i+1) Q(N−1)=1/6×P(N−2)+7/12×P(N−1)+1/4×P(N) Q(N)=P(N) となる。 ステップ5 姿勢についての既知の条件、例えば、x
軸は、Y軸に対して垂直、y軸は、Y軸に対して垂直、
z軸は、X軸に対して垂直、z軸は、Y軸に対して平行
で、方向が反対、z軸は、Z軸に対して垂直、がある場
合には、 ExY=R12= 0 EyY=R22= 0 EzX=R31= 0 EzY=R32=−1 EzZ=R33= 0 と修正する。尚、この修正をした場合には、Rの要素で
ある各軸の単位ベクトルが正規直交ではなくなるので、
正規直交となるように補正する。この補正により最初の
既知の条件による修正もされるので、繰り返し修正と補
正を行う。また、位置についての既知の条件、たとえば
Yの値は常に0である場合には、 Y=0 と修正する。 ステップ6 ワ−クWの面の座標を傾けてツ−ルの面
に座標に一致させたい場合は、もとのRに回転の行列を
かけて新たなRを求める。 ステップ7 教示台の座標tでの点P1(X1,Y1,
Z1)を、座標wから見ると、 と見えるが、さらに、原点を点P1とした座標w′から
座標tの原点みると、 となり、ワ−クWを把持したときの動作点の位置を求め
ることができる。 ステップ8 ワ−クの座標w′のシフト量を(A,
B,C)とすると、 となる。 ステップ9 変換後の一連のデ−タを新たな教示デ−
タとして、パソコンコンピュ−タからロボット・コント
ロ−ラに書込む。このとき、ロボットの動作座標は、実
際のツ−ルの座標としておく。
Wを取り付け、ワ−ク上の加工点P1,P2,P3を教示
する。この時、P1を加工始点とすると、P3は加工が進
行する方向に取り、P2はP1からP3に向って右側に取
ることとする。同様にして、複数組の加工点を教示す
る。 ステップ2 何組かの加工点の教示位置を、教示台T
Bの座標t上での教示デ−タとして、パソコン等のコン
ピュ−タに読み込ませる。 ステップ3 教示台の座標tで表される点P(X,
Y,Z)が、ワ−クの面の座標w′に平行な座標wでは
点p(x,y,z)として表されるとき、 であるから、 となる。ここで、Exは座標wのx軸方向の単位ベクト
ル、Eyは座標wのy軸方向の単位ベクトル、Ezはz
軸方向の単位ベクトルである。また、ExXなどは、座
標tから見た単位ベクトルExの成分を示す。一方、1
組の教示位置の座標を、点P1(X1,Y1,Z1)、点P
2(X2,Y2,Z2)、点P3(X3,Y3,Z3)とし、ワ
−クWの面に平行な座標wのx軸は面の法線方向、y軸
は加工方向(点P1から点P3の方向)として、点P1,
P2,P3が充分近いとすれば、 となり、そうであれば、 であるから、単位ベクトル、即ち、変換行列を求めるこ
とができる。 ステップ4 教示したN組のデ−タの1番目の組の点
P1をP1(i)、i番目の変換行列をR(i)とすると、例え
ばスプラインを使用して滑らかにする。滑らかにしたi
番目の組の点をQ1(i)とすると、 Q=P1 Q=1/4×P1+7/12×P2+1/6×P3 Q(i)=1/6×P(i−1)+2/3×P(i)+1/6×P(i+1) Q(N−1)=1/6×P(N−2)+7/12×P(N−1)+1/4×P(N) Q(N)=P(N) となる。 ステップ5 姿勢についての既知の条件、例えば、x
軸は、Y軸に対して垂直、y軸は、Y軸に対して垂直、
z軸は、X軸に対して垂直、z軸は、Y軸に対して平行
で、方向が反対、z軸は、Z軸に対して垂直、がある場
合には、 ExY=R12= 0 EyY=R22= 0 EzX=R31= 0 EzY=R32=−1 EzZ=R33= 0 と修正する。尚、この修正をした場合には、Rの要素で
ある各軸の単位ベクトルが正規直交ではなくなるので、
正規直交となるように補正する。この補正により最初の
既知の条件による修正もされるので、繰り返し修正と補
正を行う。また、位置についての既知の条件、たとえば
Yの値は常に0である場合には、 Y=0 と修正する。 ステップ6 ワ−クWの面の座標を傾けてツ−ルの面
に座標に一致させたい場合は、もとのRに回転の行列を
かけて新たなRを求める。 ステップ7 教示台の座標tでの点P1(X1,Y1,
Z1)を、座標wから見ると、 と見えるが、さらに、原点を点P1とした座標w′から
座標tの原点みると、 となり、ワ−クWを把持したときの動作点の位置を求め
ることができる。 ステップ8 ワ−クの座標w′のシフト量を(A,
B,C)とすると、 となる。 ステップ9 変換後の一連のデ−タを新たな教示デ−
タとして、パソコンコンピュ−タからロボット・コント
ロ−ラに書込む。このとき、ロボットの動作座標は、実
際のツ−ルの座標としておく。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、ロボット
にワ−クを把持させ、そのワ−クをツ−ルに対して加工
のために移動させるロボットの動作点を教示するとき、
ワ−クを固定しロボットハンドを前記ワ−クの加工面に
沿って移動させて得られる教示デ−タから、ワ−クを把
持して動作するロボットの固定ツ−ルに対する変換係数
を算出し、前記教示デ−タを、前記で算出した変換係数
にしたがって変換することにより、ワ−クを把持して動
作するロボット動作プログラムを形成するためのデ−タ
を作成するようにしたので、ロボットの教示作業を迅速
かつ容易に実行することができる。
にワ−クを把持させ、そのワ−クをツ−ルに対して加工
のために移動させるロボットの動作点を教示するとき、
ワ−クを固定しロボットハンドを前記ワ−クの加工面に
沿って移動させて得られる教示デ−タから、ワ−クを把
持して動作するロボットの固定ツ−ルに対する変換係数
を算出し、前記教示デ−タを、前記で算出した変換係数
にしたがって変換することにより、ワ−クを把持して動
作するロボット動作プログラムを形成するためのデ−タ
を作成するようにしたので、ロボットの教示作業を迅速
かつ容易に実行することができる。
【図1】定位置のツ−ルの加工点に対しロボットハンド
に把持させたワ−クを当接させた姿勢の一例の正面図。
に把持させたワ−クを当接させた姿勢の一例の正面図。
【図2】定位置のツ−ルの加工点に対しロボットハンド
に把持させたワ−クを当接させた姿勢の他の例の正面
図。
に把持させたワ−クを当接させた姿勢の他の例の正面
図。
【図3】定位置のツ−ルの加工点に対しロボットハンド
に把持させたワ−クを当接させた姿勢の別の例の正面
図。
に把持させたワ−クを当接させた姿勢の別の例の正面
図。
【図4】教示台にワ−クを固定し、ツ−ルをワ−クに対
して移動させる教示デ−タを得る状態を示す一例の正面
図。
して移動させる教示デ−タを得る状態を示す一例の正面
図。
【図5】図4の教示デ−タからロボットの動作点の教示
デ−タを得るために座標を移動させる状態を説明する正
面図。
デ−タを得るために座標を移動させる状態を説明する正
面図。
【図6】図4の教示デ−タからロボットの動作点の教示
デ−タを得るために座標を移動させる状態を説明する正
面図。
デ−タを得るために座標を移動させる状態を説明する正
面図。
【図7】教示台にワ−クを固定した状態の平面図。
【図8】図7の正面図。
【図9】加工面が隣接したワ−クの例の斜視図。
【図10】図9のワ−クの教示点を示す斜視図。
【図11】加工面が曲面であるワ−クの教示点を例示した
斜視図。
斜視図。
W ワ−ク TB 教示台 H ロボットハンド w,w′,w″ 座標 P 加工点 p 教示点
Claims (5)
- 【請求項1】 ワ−クを固定しロボットハンドを前記ワ
−クの加工面に沿って移動させて得られる教示デ−タか
ら、前記ワ−クを把持して定位置のツ−ルに対して動作
する前記ロボットの動作制御のための変換係数を算出
し、前記教示デ−タを、前記で算出した変換係数にした
がって変換することにより、ワ−クを把持して動作する
ロボットの動作プログラムを形成するためのデ−タを形
成することを特徴とするロボットの動作教示方法。 - 【請求項2】 教示デ−タおよび変換係数は、それらを
滑らかに連続する値に修正して使用する請求項1のロボ
ットの動作教示方法。 - 【請求項3】 既知の条件によって教示デ−タおよび変
換係数を修正して使用する請求項1又は2のロボットの
動作教示方法。 - 【請求項4】 ワ−クの2つの面の教示デ−タからそれ
ぞれの面の変換係数を算出し、前記2つの面の教示デ−
タおよび変換係数から前記ワ−クの2つの面が作る稜線
を算出し、この稜線に沿ってワ−クを面取り加工するロ
ボットの動作プログラムを形成するためのデ−タを作成
する請求項1〜3のいずれかのロボットの動作教示方
法。 - 【請求項5】 ワ−クに曲面があるとき、この曲面の中
心を求め、この中心をロボットの動作点と一致させるよ
うに教示デ−タを作成する請求項1〜4のいずれかのロ
ホットの動作教示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26807395A JPH0991027A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | ロボットの動作教示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26807395A JPH0991027A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | ロボットの動作教示方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0991027A true JPH0991027A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17453514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26807395A Pending JPH0991027A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | ロボットの動作教示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0991027A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2022085587A1 (ja) * | 2020-10-22 | 2022-04-28 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP26807395A patent/JPH0991027A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2022085587A1 (ja) * | 2020-10-22 | 2022-04-28 | ||
| WO2022085587A1 (ja) * | 2020-10-22 | 2022-04-28 | ファナック株式会社 | ロボットプログラミング装置、及びロボットプログラミング方法 |
| US12318942B2 (en) | 2020-10-22 | 2025-06-03 | Fanuc Corporation | Robot programming device and robot programming method |
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