JPH0991682A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH0991682A JPH0991682A JP7248057A JP24805795A JPH0991682A JP H0991682 A JPH0991682 A JP H0991682A JP 7248057 A JP7248057 A JP 7248057A JP 24805795 A JP24805795 A JP 24805795A JP H0991682 A JPH0991682 A JP H0991682A
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- average particle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックコート層のいわゆる粉落ちやテープパ
スズレの発生を防止する。 【解決手段】 第1の発明は、バックコート層を形成す
るための塗料に、平均粒径0.01〜0.05μmのカ
ーボンブラックと平均粒径0.2〜0.5μmのカーボ
ンブラックの少なくとも2種類を含み、且つ、前記2種
類のカーボンブラックの総和に対する平均粒径0.2〜
0.5μmのカーボンブラックの比率が重量部の4〜1
2%の範囲である。第2の発明は、バックコート層の表
面の十点平均粗さ(SRz)が0.2〜0.3μmの範
囲にあり、且つ、摩擦係数(μ)が0.13〜0.18
の範囲にある。
スズレの発生を防止する。 【解決手段】 第1の発明は、バックコート層を形成す
るための塗料に、平均粒径0.01〜0.05μmのカ
ーボンブラックと平均粒径0.2〜0.5μmのカーボ
ンブラックの少なくとも2種類を含み、且つ、前記2種
類のカーボンブラックの総和に対する平均粒径0.2〜
0.5μmのカーボンブラックの比率が重量部の4〜1
2%の範囲である。第2の発明は、バックコート層の表
面の十点平均粗さ(SRz)が0.2〜0.3μmの範
囲にあり、且つ、摩擦係数(μ)が0.13〜0.18
の範囲にある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非磁性支持体に対
して互いに反対面に磁性層とバックコート層を有する磁
気記録媒体に関する。
して互いに反対面に磁性層とバックコート層を有する磁
気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気記録媒体としては、酸化
物磁性粉末あるいは合金磁性粉末等の粉末磁性材料を塩
化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、ポリエステル樹脂、
ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂等の有機結合剤中に分
散せしめた磁性塗料を非磁性支持体上に塗布、乾燥する
ことにより作成される塗布型の磁気記録媒体が広く使用
されている。
物磁性粉末あるいは合金磁性粉末等の粉末磁性材料を塩
化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、ポリエステル樹脂、
ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂等の有機結合剤中に分
散せしめた磁性塗料を非磁性支持体上に塗布、乾燥する
ことにより作成される塗布型の磁気記録媒体が広く使用
されている。
【0003】これに対して、ビデオテープレコーダー
(VTR)等の分野においては、高画質化を図るため
に、高密度磁気記録化が一層強く要求されており、これ
に対応する磁気記録媒体として、Co−Ni系合金、C
o−Cr系合金、Co−O系等の金属磁性材料を、メッ
キや真空薄膜形成技術(真空蒸着法やスパッタリング
法、イオンプレーティング法等)によってポリエステル
フィルムやポリアミド、ポリイミドフィルム等の非磁性
支持体上に磁性層として直接被着した、いわゆる強磁性
金属薄膜塗布型の磁気記録媒体が提案され注目を集めて
いる。
(VTR)等の分野においては、高画質化を図るため
に、高密度磁気記録化が一層強く要求されており、これ
に対応する磁気記録媒体として、Co−Ni系合金、C
o−Cr系合金、Co−O系等の金属磁性材料を、メッ
キや真空薄膜形成技術(真空蒸着法やスパッタリング
法、イオンプレーティング法等)によってポリエステル
フィルムやポリアミド、ポリイミドフィルム等の非磁性
支持体上に磁性層として直接被着した、いわゆる強磁性
金属薄膜塗布型の磁気記録媒体が提案され注目を集めて
いる。
【0004】そして、上記いずれの磁気記録媒体におい
ても、磁気記録媒体の磁性層と反対側の面の特性を積極
的にコントロールするために、バックコート層が形成さ
れている。このバックコート層は、(1)磁気記録媒体
の表面の電気抵抗を下げて、磁気記録媒体の帯電による
トラブルを防ぐこと、(2)磁気記録媒体のいわゆる早
送り、巻戻し時の巻き乱れを防ぎ長期保存、輸送時の巻
き不良発生を防止すること、(3)非磁性支持体である
ベースフィルムの表面の耐久性を上げ、使用中の傷つき
発生を防いでドロップアウトを抑えること、(4)磁気
記録媒体間の摩擦を小さくすること等のために成膜され
るものである。
ても、磁気記録媒体の磁性層と反対側の面の特性を積極
的にコントロールするために、バックコート層が形成さ
れている。このバックコート層は、(1)磁気記録媒体
の表面の電気抵抗を下げて、磁気記録媒体の帯電による
トラブルを防ぐこと、(2)磁気記録媒体のいわゆる早
送り、巻戻し時の巻き乱れを防ぎ長期保存、輸送時の巻
き不良発生を防止すること、(3)非磁性支持体である
ベースフィルムの表面の耐久性を上げ、使用中の傷つき
発生を防いでドロップアウトを抑えること、(4)磁気
記録媒体間の摩擦を小さくすること等のために成膜され
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の磁気
記録は、高密度化の方向にあり、電磁変換特性の向上の
ため、磁気記録媒体は薄膜化され、そして、磁気記録媒
体の表面は鏡面化の方向にある。
記録は、高密度化の方向にあり、電磁変換特性の向上の
ため、磁気記録媒体は薄膜化され、そして、磁気記録媒
体の表面は鏡面化の方向にある。
【0006】このような磁気記録媒体の傾向の中にあっ
て、磁気ヘッドの摺動におけるスペーシングロスの影響
は大きくなっている。そのため、磁気ヘッドの摺動によ
って、いわゆる「粉落ち」の発生が問題となることがあ
る。このような「粉落ち」は、磁気ヘッドのクロッグ現
象(目詰まり)を発生させる問題がある。
て、磁気ヘッドの摺動におけるスペーシングロスの影響
は大きくなっている。そのため、磁気ヘッドの摺動によ
って、いわゆる「粉落ち」の発生が問題となることがあ
る。このような「粉落ち」は、磁気ヘッドのクロッグ現
象(目詰まり)を発生させる問題がある。
【0007】一方、ビデオテープレコーダ(VTR)の
パス系において、パス走行を重ねることによりVTRの
走行ガイドピン(「ガイドポール」とも呼ばれる。)や
ガイドロールで、いわゆる「テープパスズレ」が起こ
り、テープがガイドエッジよりストレスを受け、時には
磁気テープがガイドピン等に乗り上げることにより、テ
ープ形状の劣化が起きて、正常な記録再生が出来なくな
る問題もある。
パス系において、パス走行を重ねることによりVTRの
走行ガイドピン(「ガイドポール」とも呼ばれる。)や
ガイドロールで、いわゆる「テープパスズレ」が起こ
り、テープがガイドエッジよりストレスを受け、時には
磁気テープがガイドピン等に乗り上げることにより、テ
ープ形状の劣化が起きて、正常な記録再生が出来なくな
る問題もある。
【0008】これら「粉落ち」や、「テープパスズレ」
というような問題は、テープ摩擦に関連すると思われる
が、磁気記録媒体の表面の粗度や摩擦をコントールする
ことは困難なものとされている。
というような問題は、テープ摩擦に関連すると思われる
が、磁気記録媒体の表面の粗度や摩擦をコントールする
ことは困難なものとされている。
【0009】そして、磁気テープの薄膜化に対しては、
非磁性支持体の厚さを薄くする検討がなされてはいる
が、機械的強度が問題となるために、近時の傾向として
は、磁気テープの厚さにおけるバックコート層の厚さが
占める割合が高くなってきている。
非磁性支持体の厚さを薄くする検討がなされてはいる
が、機械的強度が問題となるために、近時の傾向として
は、磁気テープの厚さにおけるバックコート層の厚さが
占める割合が高くなってきている。
【0010】しかしながら、従来の非磁性支持体に対し
て互いに反対面に磁性層とバックコート層を有する磁気
記録媒体においては、バックコート層の粉落ちやテープ
パスズレに対して必ずしも充分なものとは言えるもので
はなかった。
て互いに反対面に磁性層とバックコート層を有する磁気
記録媒体においては、バックコート層の粉落ちやテープ
パスズレに対して必ずしも充分なものとは言えるもので
はなかった。
【0011】そこで、本発明は、このような実情に鑑み
て提案されたものであって、バックコート層のいわゆる
粉落ちやテープパスズレの発生を防止して、信頼性が高
く、走行安定性の優れた磁気記録媒体を提供することを
目的とする。
て提案されたものであって、バックコート層のいわゆる
粉落ちやテープパスズレの発生を防止して、信頼性が高
く、走行安定性の優れた磁気記録媒体を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成するために鋭意研究の結果、磁気ヘッドの摺動
による粉落ちやテープパスズレの問題は、テープ摩擦に
関連する問題であるとを見い出し、本発明を完成するに
至った。
的を達成するために鋭意研究の結果、磁気ヘッドの摺動
による粉落ちやテープパスズレの問題は、テープ摩擦に
関連する問題であるとを見い出し、本発明を完成するに
至った。
【0013】すなわち、本願第1の発明の磁気記録媒体
は、非磁性支持体に対して互いに反対面に磁性層とバッ
クコート層を有する磁気記録媒体において、バックコー
ト層を形成するための塗料に、平均粒径0.01〜0.
05μmのカーボンブラックと平均粒径0.2〜0.5
μmのカーボンブラックの少なくとも2種類を含み、且
つ、前記2種のカーボンブラックの総和に対する平均粒
径0.2〜0.5μmのカーボンブラックの比率が重量
部の4〜12%の範囲であることを特徴とする。
は、非磁性支持体に対して互いに反対面に磁性層とバッ
クコート層を有する磁気記録媒体において、バックコー
ト層を形成するための塗料に、平均粒径0.01〜0.
05μmのカーボンブラックと平均粒径0.2〜0.5
μmのカーボンブラックの少なくとも2種類を含み、且
つ、前記2種のカーボンブラックの総和に対する平均粒
径0.2〜0.5μmのカーボンブラックの比率が重量
部の4〜12%の範囲であることを特徴とする。
【0014】ここで、バックコート層の厚さが0.5〜
1.0μmの範囲にあることが好ましい。
1.0μmの範囲にあることが好ましい。
【0015】バックコート層の厚さが0.5〜1.0の
範囲を外れる場合には、走行耐久性、又は、粉落ち(目
詰まり)が悪化する。
範囲を外れる場合には、走行耐久性、又は、粉落ち(目
詰まり)が悪化する。
【0016】同様に、バックコート層の厚さは0.5〜
1.0の範囲にあるが、粗粒子カーボンブラックの比率
が4〜12%の範囲を外れる場合も走行耐久性、又は、
粉落ちが悪化する。
1.0の範囲にあるが、粗粒子カーボンブラックの比率
が4〜12%の範囲を外れる場合も走行耐久性、又は、
粉落ちが悪化する。
【0017】次に、本願第2の発明の磁気記録媒体は、
非磁性支持体に対して互いに反対面に磁性層とバックコ
ート層を有し、バックコート層には結合剤中に分散され
た無機質粉末を含む磁気記録媒体において、バックコー
ト層の表面の十点平均粗さ(SRz)が0.2〜0.3
μmの範囲にあり、且つ、下記の数式で表される摩擦係
数(μ)が0.13〜0.18の範囲にあることを特徴
とする。
非磁性支持体に対して互いに反対面に磁性層とバックコ
ート層を有し、バックコート層には結合剤中に分散され
た無機質粉末を含む磁気記録媒体において、バックコー
ト層の表面の十点平均粗さ(SRz)が0.2〜0.3
μmの範囲にあり、且つ、下記の数式で表される摩擦係
数(μ)が0.13〜0.18の範囲にあることを特徴
とする。
【0018】 摩擦係数(μ)=(2/π)×Ln(T2/T1) ここで、バックコート層の表面とガイドピンを50gr
の張力(T1)、巻き付け角90度で接触させ、この条
件下で、磁気記録媒体を20mm/secの速度で走行
させるのに必要な張力(T2)とする。
の張力(T1)、巻き付け角90度で接触させ、この条
件下で、磁気記録媒体を20mm/secの速度で走行
させるのに必要な張力(T2)とする。
【0019】この第2の発明は、第1発明のように、バ
ックコート層を形成するための塗料に、平均粒径0.0
1〜0.05μmのカーボンブラックと平均粒径0.2
〜0.5μmのカーボンブラックの少なくとも2種類を
含むことによって、上記範囲内にある十点平均粗さ(S
Rz)と摩擦係数(μ)の条件を満たすものであっても
良いが、上記範囲内であれば必ずしも2種類のカーボン
ブラックを含むようなものでなくとも良い。
ックコート層を形成するための塗料に、平均粒径0.0
1〜0.05μmのカーボンブラックと平均粒径0.2
〜0.5μmのカーボンブラックの少なくとも2種類を
含むことによって、上記範囲内にある十点平均粗さ(S
Rz)と摩擦係数(μ)の条件を満たすものであっても
良いが、上記範囲内であれば必ずしも2種類のカーボン
ブラックを含むようなものでなくとも良い。
【0020】そして、ステンレスのガイドピンに対する
摩擦係数(μ)が0.13〜0.18の範囲にあること
が好ましい。
摩擦係数(μ)が0.13〜0.18の範囲にあること
が好ましい。
【0021】十点平均粗さ(SRz)で0.2より下
で、摩擦係数(μ)で0.18を超えると、走行による
耐久性が劣る。
で、摩擦係数(μ)で0.18を超えると、走行による
耐久性が劣る。
【0022】また、十点平均粗さ(SRz)で0.3以
上、摩擦係数(μ)で0.13以下であると、粉落ちに
よる信頼性が劣る。
上、摩擦係数(μ)で0.13以下であると、粉落ちに
よる信頼性が劣る。
【0023】まず、本願第1の発明の磁気記録媒体にお
いては、非磁性支持体に対して互いに反対面に磁性層と
バックコート層を有する磁気記録媒体において、平均粒
径0.01〜0.05μmのカーボンブラックと平均粒
径0.2〜0.5μmのカーボンブラックの少なくとも
2種類を含み、且つ、前記2種のカーボンブラックの総
和に対する平均粒径0.2〜0.5μmのカーボンブラ
ックの比率が重量部の4〜12%の範囲である。
いては、非磁性支持体に対して互いに反対面に磁性層と
バックコート層を有する磁気記録媒体において、平均粒
径0.01〜0.05μmのカーボンブラックと平均粒
径0.2〜0.5μmのカーボンブラックの少なくとも
2種類を含み、且つ、前記2種のカーボンブラックの総
和に対する平均粒径0.2〜0.5μmのカーボンブラ
ックの比率が重量部の4〜12%の範囲である。
【0024】このように、平均粒径0.01〜0.05
μmのカーボンブラックと、平均粒径0.2〜0.5μ
mのカーボンブラックの少なくとも2種類が混在される
ことにより、粉落ちや、テープパスズレが防止される。
μmのカーボンブラックと、平均粒径0.2〜0.5μ
mのカーボンブラックの少なくとも2種類が混在される
ことにより、粉落ちや、テープパスズレが防止される。
【0025】次に、本願第2の発明の磁気記録媒体にお
いては、バックコート層の表面の十点平均粗さ(SR
z)が0.2〜0.3μmの範囲にあり、且つ、摩擦係
数(μ)が0.13〜0.18の範囲にあることによ
り、粉落ちや、テープパスズレが防止される。
いては、バックコート層の表面の十点平均粗さ(SR
z)が0.2〜0.3μmの範囲にあり、且つ、摩擦係
数(μ)が0.13〜0.18の範囲にあることによ
り、粉落ちや、テープパスズレが防止される。
【0026】バックコート層の表面の十点平均粗さ(S
Rz)が0.2〜0.3μmの範囲を外れる場合も走行
耐久性、又は、粉落ちが悪化する。また、摩擦係数
(μ)が0.13〜0.18の範囲を外れる場合も走行
耐久性、又は、粉落ちが悪化する。
Rz)が0.2〜0.3μmの範囲を外れる場合も走行
耐久性、又は、粉落ちが悪化する。また、摩擦係数
(μ)が0.13〜0.18の範囲を外れる場合も走行
耐久性、又は、粉落ちが悪化する。
【0027】上記いずれの場合にも、バックコート層の
形成に際し、上記バックコート層用塗料を調製するため
の分散・混練には、例えばロールミル、ボールミル、サ
ンドミル、アジター、ニーダー、エクストルーダー、ホ
モジナイザー、超音波分散機等が用いられる。
形成に際し、上記バックコート層用塗料を調製するため
の分散・混練には、例えばロールミル、ボールミル、サ
ンドミル、アジター、ニーダー、エクストルーダー、ホ
モジナイザー、超音波分散機等が用いられる。
【0028】さらに、このように調製されたバックコー
ト層用塗料を上記非磁性支持体の背面上に塗布するに
は、グラビアコーター、ナイフコーター、ワイヤーバー
コーター、ドクターブレードコーター、リバースロール
コーター、ディッピングコーター、エアナイフコータ
ー、ダイコーター等が用いられる。
ト層用塗料を上記非磁性支持体の背面上に塗布するに
は、グラビアコーター、ナイフコーター、ワイヤーバー
コーター、ドクターブレードコーター、リバースロール
コーター、ディッピングコーター、エアナイフコータ
ー、ダイコーター等が用いられる。
【0029】なお、本発明の磁気記録媒体において、例
えば磁性層やバックコート層の構成材料としては従来公
知のものがいずれも使用可能であり、何ら限定されるも
のではない。
えば磁性層やバックコート層の構成材料としては従来公
知のものがいずれも使用可能であり、何ら限定されるも
のではない。
【0030】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例により説明す
るが、本発明がこの実施例に限定されるものではないこ
とは言うまでもない。
るが、本発明がこの実施例に限定されるものではないこ
とは言うまでもない。
【0031】第1の発明の実施例 (実施例1)先ず、厚さ14μm、幅1/2インチの厚
さのポリエンエチレンテレフタレート(PET)フィル
ムからなる非磁性支持体上に磁性層を形成した。この磁
性層は、Co含有酸化鉄が塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体とポリウレタン樹脂、ポリイソシアネートを主体と
する結合剤中に分散され、その他カーボンブラック、研
摩剤や潤滑剤を含有した組成物からなる厚さ4μmの塗
膜であり、表面の中心線平均粗さ(SRa)は0.05
μmである。
さのポリエンエチレンテレフタレート(PET)フィル
ムからなる非磁性支持体上に磁性層を形成した。この磁
性層は、Co含有酸化鉄が塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体とポリウレタン樹脂、ポリイソシアネートを主体と
する結合剤中に分散され、その他カーボンブラック、研
摩剤や潤滑剤を含有した組成物からなる厚さ4μmの塗
膜であり、表面の中心線平均粗さ(SRa)は0.05
μmである。
【0032】次に、ポリイソシアネート及びミリスチン
酸を除く、下記組成物をサンドミル中で充分に混練、分
散後、ポリイソシアネート・ミリスチン酸を加え、これ
を表面に磁性層を有する磁気記録テープの裏面に塗布
し、乾燥させ、0.6〜1.0μmの厚さバックコート
層を形成した。
酸を除く、下記組成物をサンドミル中で充分に混練、分
散後、ポリイソシアネート・ミリスチン酸を加え、これ
を表面に磁性層を有する磁気記録テープの裏面に塗布
し、乾燥させ、0.6〜1.0μmの厚さバックコート
層を形成した。
【0033】 カーボンブラック(商品名:MT一CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 4重量部 カーボンブラック(商品名:BP一L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 96重量部 ポリウレタン(商品名:MAU−4308HV,大日精化社製)50重量部 ポリイソシアネート(商品名:コロネートL,日本ポリウレタン社製) 10重量部 ミリスチン酸メチルエチルケトン 50重量部 メチルイソブチルケトン 200重量部 トルエン 350重量部 (実施例2) カーボンブラック(商品名:MT−CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 8重量部 カーボンブラック(商品名:BP一L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 92重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更した以外は、実
施例1と同様にして磁気テープを得た。
施例1と同様にして磁気テープを得た。
【0034】(実施例3) カーボンブラック(商品名:MT−CI,ColumbianCarbon社 製造平均粒径0.35μm) 8重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μm ) 92重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更した以外は、実
施例1と同様にして磁気テープを得た。
施例1と同様にして磁気テープを得た。
【0035】(実施例4) カーボンブラック(商品名:MT−CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 12重量部 カーボンブラック(商品名:BP一L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 88重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更した以外は、実
施例1と同様にして磁気テープを得た。
施例1と同様にして磁気テープを得た。
【0036】(比較例l) カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 100重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更した以外は、実
施例1と同様にして磁気テープを得た。
施例1と同様にして磁気テープを得た。
【0037】(比較例2) カーボンブラック(商品名:MT−CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 2重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製造 平均粒径0.02 μm) 98重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更した以外は、実
施例1と同様にして磁気テープを得た。
施例1と同様にして磁気テープを得た。
【0038】(比較例3) カーボンブラック(商品名:MT一CI.ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 15重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製造 平均粒径0.02 μm) 85重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更した以外は、実
施例1と同様にして磁気テープを得た。
施例1と同様にして磁気テープを得た。
【0039】(比較例4) カーボンブラック(商品名:MT−CI,CoIumbianCarbon社 製造 平均拉径0.35μm) 20重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 80重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更し、バックコー
ト層の厚さを0.7〜0.8μmとした以外は、実施例
1と同様にして磁気テープを得た。
ト層の厚さを0.7〜0.8μmとした以外は、実施例
1と同様にして磁気テープを得た。
【0040】各資料のカーボンブラックの重量部及びバ
ックコート層の厚さを表1にまとめた。
ックコート層の厚さを表1にまとめた。
【0041】
【表1】
【0042】上記磁気記録テープの各資料について、以
下に示す試験を行い、表2の結果を得た。
下に示す試験を行い、表2の結果を得た。
【0043】(試験方法1)試料の摩擦係数(μ)を以
下の方法にて評価した。
下の方法にて評価した。
【0044】各試料のバックコート層の表面とガイドピ
ンを50grの張力(T1)、巻き付け角90度で接触
させ、この条件下で、試料テープを20mm/secの
速度で走行させるのに必要な張力(T2)を測定した。
ンを50grの張力(T1)、巻き付け角90度で接触
させ、この条件下で、試料テープを20mm/secの
速度で走行させるのに必要な張力(T2)を測定した。
【0045】この測定結果を基に下記の計算式により摩
擦係数(μ)を求めた。尚、摩擦係数(μ)の測定は2
2℃、相対湿度65%RHの環境条件で行なった。
擦係数(μ)を求めた。尚、摩擦係数(μ)の測定は2
2℃、相対湿度65%RHの環境条件で行なった。
【0046】 摩擦係数(μ)=(2/π)×Ln(T2/T1) ここで、バックコート層の表面とガイドピンを50gr
の張力(T1)、巻き付け角90度で接触させ、この条
件下で、磁気記録媒体を20mm/secの速度で走行
させるのに必要な張力(T2)とする。
の張力(T1)、巻き付け角90度で接触させ、この条
件下で、磁気記録媒体を20mm/secの速度で走行
させるのに必要な張力(T2)とする。
【0047】上記摩擦係数(μ)の測定を試料テープの
初期状態及びVHS(VideoHome Syste
m)ビデオデッキにて100パス走行後の測定を行っ
た。
初期状態及びVHS(VideoHome Syste
m)ビデオデッキにて100パス走行後の測定を行っ
た。
【0048】(試験方法2)試料の走行耐久性を以下の
方法で評価した。
方法で評価した。
【0049】VHSビデオデッキにて50IRE信号を
記録した後、100回繰り返し連続再生したときのビデ
オ出力信号をオシロスコープにより観察し、更にテープ
の両端のエッジ部のダメージ状態と合わせ、以下の基準
により評価した。
記録した後、100回繰り返し連続再生したときのビデ
オ出力信号をオシロスコープにより観察し、更にテープ
の両端のエッジ部のダメージ状態と合わせ、以下の基準
により評価した。
【0050】「○」 テープダメージも見られず、出力
波形も異常のないもの。
波形も異常のないもの。
【0051】「△」 軽いテープダメージは見られる
が、出力波形には異常のないもの。
が、出力波形には異常のないもの。
【0052】「×」 大きなテープダメージが見られ、
出力波形にも異常が見られるもの。
出力波形にも異常が見られるもの。
【0053】(試験方法3)試料の粉落ちについてを以
下の方法で評価した。
下の方法で評価した。
【0054】VHSビデオデッキにてT−120(12
0分長)の100回繰り返し連続再生を行い、予め記録
された信号がへッド目誌まりのためにモニタ一に表れな
くなるかどうか、及び100回走行後のへッドチップ付
近の粉落ち状態を観察し、以下の基準により評価した。
0分長)の100回繰り返し連続再生を行い、予め記録
された信号がへッド目誌まりのためにモニタ一に表れな
くなるかどうか、及び100回走行後のへッドチップ付
近の粉落ち状態を観察し、以下の基準により評価した。
【0055】「○」 ヘッド目詰まりもなく、へッドチ
ップの粉落ちもないか、微少なもの。
ップの粉落ちもないか、微少なもの。
【0056】「△」 へッド目詰まりには至らないが、
へッドチップの粉落ちが多いもの。
へッドチップの粉落ちが多いもの。
【0057】「×」 へッド目詰まりが発生したもの。
【0058】また、磁性層の表面及びバックコート層の
表面の中心線粗さ(SRaは、小坂製作所(株)製三次
元粗度計「ET−30HK」を使用し、カットオフ(c
utoff)値で測定した。
表面の中心線粗さ(SRaは、小坂製作所(株)製三次
元粗度計「ET−30HK」を使用し、カットオフ(c
utoff)値で測定した。
【0059】
【表2】
【0060】表1及び表2の結果から明らかなように、
平均粒径0.01〜0.05μmの微粒子のカーボンブ
ラックと平均粒径0.2〜0.5μmの粗粒子のカーボ
ンブラックの組み合わせで、カーボンブラック中の平均
粒径0.2〜0.5μmの粗粒子比率が4〜12%の範
囲にある実施例1〜実施例5は、いずれのテープ特性も
良好であり、テープダメージも見られず、出力波形も異
常がなく、又、ヘッド目詰まりもなく、ヘッドチップの
粉落ちもない。したがって、走行耐久性、信頼性に優れ
ている。
平均粒径0.01〜0.05μmの微粒子のカーボンブ
ラックと平均粒径0.2〜0.5μmの粗粒子のカーボ
ンブラックの組み合わせで、カーボンブラック中の平均
粒径0.2〜0.5μmの粗粒子比率が4〜12%の範
囲にある実施例1〜実施例5は、いずれのテープ特性も
良好であり、テープダメージも見られず、出力波形も異
常がなく、又、ヘッド目詰まりもなく、ヘッドチップの
粉落ちもない。したがって、走行耐久性、信頼性に優れ
ている。
【0061】これに対して、平均粒径0.2〜0.5μ
mの粗粒子比率が4%に満たない比較例1、比較例2
は、摩擦係数(μ)が高くなり走行耐久性が劣る。ま
た、平均粒径0.2〜0.5μmの粗粒子比率が12%
を超える比較例5、比較例6では、粉落ちによる信頼性
が劣る。
mの粗粒子比率が4%に満たない比較例1、比較例2
は、摩擦係数(μ)が高くなり走行耐久性が劣る。ま
た、平均粒径0.2〜0.5μmの粗粒子比率が12%
を超える比較例5、比較例6では、粉落ちによる信頼性
が劣る。
【0062】これらの結果から明らかなように、バック
コート層に平均粒径0.01〜0.05μmの微粒子カ
ーボンブラックと0.2〜0.5μmの粗粒子カーボン
ブラックの少なくとも2種類を含み、且つ、粗粒子カー
ボンブラックの比率を重量部の4〜12%の範囲にする
ことにより、優れた走行耐久性、信頼性を兼ね備えた磁
気記録媒体を得ることができることが判る。
コート層に平均粒径0.01〜0.05μmの微粒子カ
ーボンブラックと0.2〜0.5μmの粗粒子カーボン
ブラックの少なくとも2種類を含み、且つ、粗粒子カー
ボンブラックの比率を重量部の4〜12%の範囲にする
ことにより、優れた走行耐久性、信頼性を兼ね備えた磁
気記録媒体を得ることができることが判る。
【0063】次に、バックコート層の厚さが上記結果に
及ぼす影響について実験した。すなわちバックコート層
の厚さが、粉落ちやテープパスズレに与える影響をみる
ためである。
及ぼす影響について実験した。すなわちバックコート層
の厚さが、粉落ちやテープパスズレに与える影響をみる
ためである。
【0064】まず、以下の実施例と比較例を用意した。
【0065】(実施例5) カーボンブラック(商品名:MT一CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 4重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 96重量部 ポリウレタン(商品名:MAU−4308HV,大日精化社製)50重量部 ポリイソシアネート(商品名:コロネートL,日本ポリウレタン社製) 10重量部 ミリスチン酸メチルエチルケトン 50重量部 メチルイソブチルケトン 200重量部 トルエン 350重量部 バックコート層の厚さについては、0.5〜0.6μm
である。
である。
【0066】(実施例6)バックコート層の厚さを0.
8〜0.9μmとした以外は、実施例5と同様にして磁
気テープを得た。
8〜0.9μmとした以外は、実施例5と同様にして磁
気テープを得た。
【0067】(実施例7) カーボンブラック(商品名:MT−CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 8重量部 カーボンブラック(商品名:BP一L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 92重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更し、バックコー
ト層の厚さを0.6〜0.7μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
ト層の厚さを0.6〜0.7μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
【0068】(実施例8) カーボンブラック(商品名:MT−CI,ColumbianCarbon社 製造平均粒径0.35μm) 8重量部 カーボンブラック(商品名:BP一L,Cabot社製 平均粒径0.02μm ) 92重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更し、バックコー
ト層の厚さを0.9〜1.0μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
ト層の厚さを0.9〜1.0μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
【0069】(実施例9) カーボンブラック(商品名:MT−CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 12重量部 カーボンブラック(商品名:BP一L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 88重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更し、バックコー
ト層の厚さを0.9〜1.0μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
ト層の厚さを0.9〜1.0μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
【0070】(比較例5) カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 100重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更し、バックコー
ト層の厚さを0.7〜0.8μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
ト層の厚さを0.7〜0.8μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
【0071】(比較例6) カーボンブラック(商品名:MT−CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 4重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製造 平均粒径0.02 μm) 96重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更し、バックコー
ト層の厚さを0.3〜0.4μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
ト層の厚さを0.3〜0.4μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
【0072】(比較例7) カーボンブラック(商品名:MT一CI.ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 4重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製造 平均粒径0.02 μm) 96重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更し、バックコー
ト層の厚さを1.5〜1.6μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
ト層の厚さを1.5〜1.6μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
【0073】(比較例8) カーボンブラック(商品名:MT−CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 15重量部 カーボンブラック(商品名:BP一Cabot社製造 平均粒径0.02μm ) 85重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更し、バックコー
ト層の厚さを0.4〜0.5μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
ト層の厚さを0.4〜0.5μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
【0074】(比較例9) カーボンブラック(商品名:MT−CI,CoIumbianCarbon社 製造 平均拉径0.35μm) 20重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 80重量部 カーボンブラックを上に示した量に変更し、バックコー
ト層の厚さを0.7〜0.8μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
ト層の厚さを0.7〜0.8μmとした以外は、実施例
5と同様にして磁気テープを得た。
【0075】各資料のカーボンブラックの重量部及びバ
ックコート層の厚さを表3にまとめた。
ックコート層の厚さを表3にまとめた。
【0076】
【表3】
【0077】上記磁気記録テープの各資料について、上
述した試験方法1〜3を行い、表4の結果を得た。
述した試験方法1〜3を行い、表4の結果を得た。
【0078】
【表4】
【0079】次に、粗粒子カーボンブラックの比率は4
〜12%の範囲にあるが、バックコート層の厚さが0.
5〜1.0の範囲を外れる比較例6、比較例7は、走行
耐久性、又は、粉落ち(目詰まり)が悪化する。
〜12%の範囲にあるが、バックコート層の厚さが0.
5〜1.0の範囲を外れる比較例6、比較例7は、走行
耐久性、又は、粉落ち(目詰まり)が悪化する。
【0080】同様に、バックコート層の厚さは0.5〜
1.0の範囲にあるが粗粒子カーボンブラックの比率が
4〜12%の範囲を外れる比較例8、比較例9は、走行
耐久性、又は、粉落ち(目詰まり)が悪化する。
1.0の範囲にあるが粗粒子カーボンブラックの比率が
4〜12%の範囲を外れる比較例8、比較例9は、走行
耐久性、又は、粉落ち(目詰まり)が悪化する。
【0081】これらの結果から明らかなように、バック
コート層に平均粒径0.01〜0.05μmの微粒子カ
ーボンブラックと0.2〜0.5μmの粗粒子カーボン
ブラックの少なくとも2種類を含み、且つ、粗粒子カー
ボンブラックの比率を重量部の4〜12%の範囲にあ
り、且つ、バックコート層の厚さが0.5〜1.0の範
囲にすることにより、優れた走行耐久性、信頼性を兼ね
備えた磁気記録媒体を得ることができることが判る。
コート層に平均粒径0.01〜0.05μmの微粒子カ
ーボンブラックと0.2〜0.5μmの粗粒子カーボン
ブラックの少なくとも2種類を含み、且つ、粗粒子カー
ボンブラックの比率を重量部の4〜12%の範囲にあ
り、且つ、バックコート層の厚さが0.5〜1.0の範
囲にすることにより、優れた走行耐久性、信頼性を兼ね
備えた磁気記録媒体を得ることができることが判る。
【0082】第2の発明の実施例 (実施例10) カーボンブラック(商品名:MT一CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 8重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 92重量部 ポリウレタン(商品名:MAU−4308HV,大日精化社製)50重量部 ポリイソシアネート(商品名:コロネートL,日本ポリウレタン社製) 10重量部 ミリスチン酸メチルエチルケトン 50重量部 メチルイソブチルケトン 200重量部 トルエン 350重量部 バックコート層の厚さについては、0.5〜0.6μm
である。
である。
【0083】(実施例11)実施例10において、 カーボンブラック(商品名:MT一CI,ColumbianCarbon社製 造 平均粒径0.35μm) 8重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 92重量部 と、投入比率を変えた以外は実施例10と同様にして磁
気テープを得た。
気テープを得た。
【0084】(実施例12)実施例10において、 カーボンブラック(商品名:MT一CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 10重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 90重量部 と、投入比率を変えた以外は実施例6と同様にして磁気
テープを得た。
テープを得た。
【0085】(実施例13)実施例10において、バッ
クコート層の厚さを0.4〜0.5μmとした以外は、
実施例10と同様にして磁気テープを得た。
クコート層の厚さを0.4〜0.5μmとした以外は、
実施例10と同様にして磁気テープを得た。
【0086】(比較例10)実施例10において、カー
ボンブラックを カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製) 100重量部 と変えた以外は実施例10と同様にして磁気テープを得
た。
ボンブラックを カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製) 100重量部 と変えた以外は実施例10と同様にして磁気テープを得
た。
【0087】(比較例11)実施例10において、バッ
クコート層の厚さを1.3〜1.5μmとした以外は実
施例10と同一条件にて磁気テープを得た。試験方法4 (比較例12)実施例10において、カーボンブラック
を カーボンブラック(商品名:MT一CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 2重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 98重量部 (比較例13)実施例10において、カーボンブラック
を カーボンブラック(商品名:MT一CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 15重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 85重量部 と、投入比率を変えた以外は実施例10と同様にして磁
気テープを得た。
クコート層の厚さを1.3〜1.5μmとした以外は実
施例10と同一条件にて磁気テープを得た。試験方法4 (比較例12)実施例10において、カーボンブラック
を カーボンブラック(商品名:MT一CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 2重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 98重量部 (比較例13)実施例10において、カーボンブラック
を カーボンブラック(商品名:MT一CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 15重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 85重量部 と、投入比率を変えた以外は実施例10と同様にして磁
気テープを得た。
【0088】(比較例14)実施例10において、カー
ボンブラックを カーボンブラック(商品名:MT一CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 20重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 80重量部 と、投入比率を変えた以外は実施例10と同様にして磁
気テープを得た。
ボンブラックを カーボンブラック(商品名:MT一CI,ColumbianCarbon社 製造 平均粒径0.35μm) 20重量部 カーボンブラック(商品名:BP−L,Cabot社製 平均粒径0.02μ m) 80重量部 と、投入比率を変えた以外は実施例10と同様にして磁
気テープを得た。
【0089】次に、磁気テープのバックコート層の表面
の表面性について、小坂製作所(株)製三次元粗度計
「ET−30HK」を使用して、十点平均粗さ(SR
z)を測定した。その際のカットオフ値は、80μmと
した。なお、ガイドピンはステンレス製の場合について
実施した。
の表面性について、小坂製作所(株)製三次元粗度計
「ET−30HK」を使用して、十点平均粗さ(SR
z)を測定した。その際のカットオフ値は、80μmと
した。なお、ガイドピンはステンレス製の場合について
実施した。
【0090】
【表5】
【0091】表5の結果から明らかなように、十点平均
粗さ(SRz)で0.2〜0.3μmの範囲にあり、且
つ、摩擦係数(μ)が0.13〜0.18の間にある実
施例10〜実施例13は、いずれの特性も良好であり、
走行耐久性、信頼性に優れていることが判る。
粗さ(SRz)で0.2〜0.3μmの範囲にあり、且
つ、摩擦係数(μ)が0.13〜0.18の間にある実
施例10〜実施例13は、いずれの特性も良好であり、
走行耐久性、信頼性に優れていることが判る。
【0092】これに対して、比較例10〜比較例12
は、十点平均粗さ(SRz)で0.2より下で、摩擦係
数(μ)で0.18を超えており、走行による耐久性が
劣っている。
は、十点平均粗さ(SRz)で0.2より下で、摩擦係
数(μ)で0.18を超えており、走行による耐久性が
劣っている。
【0093】また、比較例10及び比較例11では、十
点平均粗さ(SRz)で0.3以上、摩擦係数(μ)で
0.13以下であり、粉落ちによる信頼性が劣ることが
判る。
点平均粗さ(SRz)で0.3以上、摩擦係数(μ)で
0.13以下であり、粉落ちによる信頼性が劣ることが
判る。
【0094】これらの結果から明らかなように、バック
コート層の表面の十点平均粗さ(SRz)で0.2〜
0.3μmの範囲にあり、且つ、ステンレスのガイドピ
ンに対する摩擦係数(μ)が0.13〜0.18の範囲
にあることにより、テープダメージも見られず、ヘッド
チップの粉落ちもないことが判る。
コート層の表面の十点平均粗さ(SRz)で0.2〜
0.3μmの範囲にあり、且つ、ステンレスのガイドピ
ンに対する摩擦係数(μ)が0.13〜0.18の範囲
にあることにより、テープダメージも見られず、ヘッド
チップの粉落ちもないことが判る。
【0095】以上、の第2の発明の実施例は、バックコ
ート層を形成するための塗料に、平均粒径0.01〜
0.05μmのカーボンブラックと平均粒径0.2〜
0.5μmのカーボンブラックの少なくとも2種類を含
むことによって、上記範囲内にある十点平均粗さ(SR
z)と摩擦係数(μ)の条件を満たすもので説明した
が、十点平均粗さ(SRz)と摩擦係数(μ)が上記範
囲内であれば必ずしも2種類のカーボンブラックを含む
ようなものでなくとも良いことは言うまでもない。
ート層を形成するための塗料に、平均粒径0.01〜
0.05μmのカーボンブラックと平均粒径0.2〜
0.5μmのカーボンブラックの少なくとも2種類を含
むことによって、上記範囲内にある十点平均粗さ(SR
z)と摩擦係数(μ)の条件を満たすもので説明した
が、十点平均粗さ(SRz)と摩擦係数(μ)が上記範
囲内であれば必ずしも2種類のカーボンブラックを含む
ようなものでなくとも良いことは言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】以上のように、第1の発明にかかる磁気
記録媒体は、バックコート層を形成するための塗料に、
平均粒径0.01〜0.05μmのカーボンブラックと
平均粒径0.2〜0.5μmのカーボンブラックの少な
くとも2種類を含み、且つ、前記2種類のカーボンブラ
ックの総和に対する平均粒径0.2〜0.5μmのカー
ボンブラックの比率が重量部の4〜12%の範囲である
ことから、バックコート層のいわゆる粉落ちやテープパ
スズレの発生が防止される。
記録媒体は、バックコート層を形成するための塗料に、
平均粒径0.01〜0.05μmのカーボンブラックと
平均粒径0.2〜0.5μmのカーボンブラックの少な
くとも2種類を含み、且つ、前記2種類のカーボンブラ
ックの総和に対する平均粒径0.2〜0.5μmのカー
ボンブラックの比率が重量部の4〜12%の範囲である
ことから、バックコート層のいわゆる粉落ちやテープパ
スズレの発生が防止される。
【0097】他方、第2の発明にかかる磁気記録媒体
は、バックコート層の表面の十点平均粗さ(SRz)が
0.2〜0.3μmの範囲にあり、且つ、摩擦係数
(μ)が0.13〜0.18の範囲にあることにより、
バックコート層のいわゆる粉落ちやテープパスズレの発
生が防止される。
は、バックコート層の表面の十点平均粗さ(SRz)が
0.2〜0.3μmの範囲にあり、且つ、摩擦係数
(μ)が0.13〜0.18の範囲にあることにより、
バックコート層のいわゆる粉落ちやテープパスズレの発
生が防止される。
【0098】したがって、いずれの発明の磁気記録媒体
も、信頼性が高く、走行安定性の優れる。
も、信頼性が高く、走行安定性の優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 秀明 東京都中央区日本橋室町1丁目6番3号 ソニーケミカル株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 非磁性支持体に対して互いに反対面に磁
性層とバックコート層を有する磁気記録媒体において、 バックコート層を形成するための塗料に、平均粒径0.
01〜0.05μmのカーボンブラックと平均粒径0.
2〜0.5μmのカーボンブラックの少なくとも2種類
を含み、且つ、前記2種類のカーボンブラックの総和に
対する平均粒径0.2〜0.5μmのカーボンブラック
の比率が重量部の4〜12%の範囲であることを特徴と
する磁気記録媒体。 - 【請求項2】 バックコート層の厚さが0.5〜1.0
μmの範囲にあることを特徴とする請求項1記載の磁気
記録媒体。 - 【請求項3】 非磁性支持体に対して互いに反対面に磁
性層とバックコート層を有し、バックコート層には結合
剤中に分散された無機質粉末を含む磁気記録媒体におい
て、 バックコート層の表面の十点平均粗さ(SRz)が0.
2〜0.3μmの範囲にあり、且つ、下記の数式で表さ
れる摩擦係数(μ)が0.13〜0.18の範囲にある
ことを特徴とする磁気記録媒体。 摩擦係数(μ)=(2/π)×Ln(T2/T1) ここで、バックコート層の表面とガイドピンを50gr
の張力(T1)、巻き付け角90度で接触させ、この条
件下で、磁気記録媒体を20mm/secの速度で走行
させるのに必要な張力(T2)とする。 - 【請求項4】 ステンレスのガイドピンに対する摩擦係
数(μ)が0.13〜0.18の範囲にあることを特徴
とする請求項3記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7248057A JPH0991682A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7248057A JPH0991682A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0991682A true JPH0991682A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17172566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7248057A Withdrawn JPH0991682A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0991682A (ja) |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP7248057A patent/JPH0991682A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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