JPH0993492A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH0993492A
JPH0993492A JP7272121A JP27212195A JPH0993492A JP H0993492 A JPH0993492 A JP H0993492A JP 7272121 A JP7272121 A JP 7272121A JP 27212195 A JP27212195 A JP 27212195A JP H0993492 A JPH0993492 A JP H0993492A
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JP
Japan
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reading
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Application number
JP7272121A
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English (en)
Inventor
Fumihiko Ando
文彦 安藤
Kenji Miyata
憲治 宮田
Shuichi Araki
秀一 荒木
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Olympus Corp
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像素子の高速読み出し動作を確実に、
しかも均一な読み出し条件で行うことが可能な固体撮像
装置を提供する。 【解決手段】 二次元状に配列された固体撮像素子1
と、垂直方向に画素を選択する垂直走査回路2と、低速
水平読み出し部を構成する第1及び第2の水平シフトレ
ジスタ3,4、水平選択スイッチ5−1,5−2,・・
・5−n、及び第1及び第2の水平読み出しライン7−
1,7−2と、高速水平読み出し部を構成する水平走査
スイッチ6−1,6−2とを備え、各水平シフトレジス
タ3,4に水平選択スイッチを交互に接続して2線読み
出し間のタイミングを1画素分遅延するように制御する
と共に、各水平読み出しラインに読み出された画素信号
を、高速水平読み出し部の水平走査スイッチにより、時
系列の信号に変換するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビカメラ等
光画像を電気信号に変換する固体撮像装置に関し、特に
高速読み出し動作の可能な固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、XYアドレス型の固体撮像装置の
高速読み出しに関しては、例えば特開昭61−2347
5号公報に開示されている読み出し方法が知られてい
る。この公報開示の固体撮像装置の構成を図8に、その
動作を説明するためのタイミングチャートを図9に示
す。この従来例は、二次元状に配列された固体撮像素子
101と、垂直方向の画素を選択する垂直走査回路102
と、水平方向の画素を選択する水平シフトレジスタ103
と、水平方向の画素を順次読み出すための水平選択スイ
ッチ104-1,104-2,・・・104-nと、3本の水平読み
出しライン106-1,106-2,106-3に読み出された画素
信号を正規の時系列信号に変換するための水平走査スイ
ッチ105-1,105-2,105-3とで構成されている。固体
撮像素子101 としては、XYアドレス方式を用いること
の可能なものであれば種類は何でもよい。水平選択スイ
ッチ104-1,104-2,・・・104-n及び水平走査スイッ
チ105-1,105-2,105-3はMOSトランジスタからな
り、水平選択スイッチ104-1,104-2,・・・104-nの
ゲートには水平シフトレジスタ103 の出力が入力され、
水平走査スイッチ105-1,105-2,105-3のゲートには
クロック(ΦHH1 ,ΦHH2 ,ΦHH3 )が入力されてるよ
うになっている。
【0003】そして、この従来例では画素の読み出し部
が、低速水平読み出し部と高速水平読み出し部とに分け
られており、低速水平読み出し部は、水平シフトレジス
タ103 と水平選択スイッチ104-1,104-2,・・・104-
nとからなり、一般に行われている多線読み出し方式が
用いられている。一方、高速水平読み出し部は、水平走
査スイッチ105-1,105-2,105-3から構成されてい
る。
【0004】このように構成されている固体撮像装置の
動作は、次のように行われる。垂直走査回路102 により
ある行が選択された後、水平シフトレジスタ103 により
読み出しパルスΦ104-1 ,・・・Φ104-n が出力され、
順次水平選択スイッチ104-1,104-2,・・・104-nを
介して水平方向3画素分の信号が、一度に水平読み出し
ライン106-1,106-2,106-3に読み出される。3本の
水平読み出しライン106-1,106-2,106-3に読み出さ
れた信号は、水平走査スイッチ105-1,105-2,105-3
により正規の時系列信号に変換されて映像信号となる。
水平読み出しライン106-1に読み出された信号は時刻t
4 からt5 の間に、水平読み出しライン106-2にに読み
出された信号は時刻t5 からt6 の間に、水平読み出し
ライン106-3に読み出された信号はt6 からt7 の間
に、それぞれ対応する水平走査スイッチがオンすること
により、それぞれ正規の時系列信号に変換されて映像信
号となる。すなわち、最初に低速水平読み出し部におい
て3線読み出しを行った後、高速水平読み出し部におい
て3線読み出し信号を1線式の時系列信号Sigに変換し
て映像信号としている。なお、図9において、HDは水
平同期信号、ΦH1,ΦH2,ΦHST は水平シフトレジスタ
へ入力される基本クロック及びスタートパルスである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
固体撮像装置の読み出し方法では、次のような問題があ
った。すなわち、低速水平読み出し部による読み出し
は、複数の画素列をブロック分けにして一度に読みだす
ために、読み出しのタイミングが1グループ同時である
のに対し、高速水平読み出し部による読み出しのタイミ
ングは1画素分毎に遅延しているため、画素によっては
低速水平走査と高速水平走査とのタイミングが異なり、
同一の画素信号でも水平読み出し線毎に異なった出力と
して取り出される。図9に示すように、水平選択スイッ
チの読み出しにより、水平読み出しライン106-1,106-
2,106-3には正規の信号レベルが同時に出力される
が、高速水平読み出し部である水平走査スイッチ105-
1,105-2,105-3では1画素分づつ遅延してオンする
ため(時刻t4 ,t5 ,t6 )、正規の時系列信号に変
換するタイミングが異なる。すなわち、水平読み出しラ
インが完全に充電されないうちに水平走査スイッチ105-
1がオンするのに対して、水平走査スイッチ105-3は完
全に充電されてからオンすることになる。したがって、
最初の水平走査スイッチがオンするタイミングが、水平
読み出しラインに画素信号が完全に読み出される前のた
め、時系列の信号として変換された信号出力には時間差
が発生する。すなわち変調されてしまうという問題があ
った。
【0006】本発明は、従来の固体撮像装置おける上記
問題点を解消するためになされたもので、低速水平読み
出しによる読み出し信号を、高速水平読み出しにより所
定のタイミングに配列するXYアドレス方式の固体撮像
装置において、時間差がなく、出力が読み出しによって
変調されることのない、画素の出力に対応した正規の映
像信号が得られるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、水平方向に配列した画素列
の画素信号を複数の水平読み出し線に読み出すための水
平シフトレジスタと水平選択スイッチとからなる低速水
平読み出し部と、該低速水平読み出し部の複数の水平読
み出し線に読み出した画素信号を所定のタイミングに配
列する水平走査スイッチからなる高速水平読み出し部と
を備えたXYアドレス方式の固体撮像装置において、前
記低速水平読み出し部は、前記複数の各水平読み出し線
に少なくとも1画素分以上の遅延時間をもった異なる画
素信号をそれぞれ読み出すように構成するものであり、
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の固体撮像装
置において、前記低速水平読み出し部は、少なくともn
個(n:2以上の整数)の水平シフトレジスタを備え、
水平選択スイッチは(n−1)おきに共通の水平シフト
レジスタに接続して構成するものである。
【0008】このように、低速水平読み出し部の複数の
水平読み出し線で画素信号の読み出しを行う場合に、各
水平読み出し線に少なくとも1画素分以上の遅延時間間
隔をおいて画素信号を読み出すことにより、高速水平読
み出し部において所定のタイミングに配列して時系列信
号に変換しても、読み出し走査による信号の不均一性は
発生せず、更に読み出しによって変調されることもな
く、画素出力に対応した正規の映像信号が得られる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の固
体撮像装置において、前記低速水平読み出し部を、1つ
の水平シフトレジスタと、該水平シフトレジスタの出力
からm画素分(m:1以上の整数)までの任意の遅延時
間をもった出力パルスを発生させて前記水平選択スイッ
チを制御する制御回路とを設けて構成するものである。
このように構成することにより、水平シフトレジスタは
1個で足り、回路構成が簡単になると共に出力パルスの
遅延時間を自由に調整することができ、駆動周波数にあ
ったパルスを容易に発生させることが可能となる。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の固体撮像装置において、前記高速水
平読み出し部の水平走査スイッチを構成するトランジス
タのgmを、前記低速水平読み出し部の水平選択スイッチ
を構成するトランジスタのgmより大きく設定するもので
ある。このように構成することにより、高速水平読み出
し部の水平走査スイッチを構成するトランジスタのオン
抵抗を小さくでき、速いスイッチング動作をさせること
が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に実施の形態について説明す
る。図1は本発明に係る固体撮像装置の第1の実施の形
態を示す回路構成図で、図2はその動作を説明するため
のタイミングチャートを示している。この第1の実施の
形態は、請求項1,2,4に記載の各発明に対応するも
ので、次のように構成されている。すなわち、二次元状
に配列された固体撮像素子1と、垂直方向の画素を選択
する垂直走査回路2と、低速水平読み出し部を構成する
第1及び第2の水平シフトレジスタ3,4及び水平選択
スイッチ5−1,5−2,・・・5−nと、高速水平読
み出し部を構成する水平走査スイッチ6−1,6−2と
で構成されている。固体撮像素子1としては、XYアド
レス方式を用いることのできるものであれば種類は問わ
ない。この実施の形態では水平シフトレジスタを2つ設
け、水平選択スイッチ5−1,5−2,・・・5−nを
交互に2つの水平シフトレジスタ3,4に接続して、低
速水平読み出しを制御するようになっている。すなわ
ち、低速水平読み出し部では2線読み出しとなってい
る。
【0012】水平選択スイッチ5−1,5−2,・・・
5−nはMOSトランジスタからなり、水平シフトレジ
スタ3,4の出力がそれらのゲートに入力されている。
また水平走査スイッチ6−1,6−2もMOSトランジ
スタにより構成されている。ここで水平走査スイッチ6
−1,6−2は場所的余裕が十分にあるため、水平走査
スイッチ6−1,6−2を構成するMOSトランジスタ
のgm(電圧−電流変換率)を、水平選択スイッチ5−
1,5−2,・・・5−nを構成するMOSトランジス
タの10倍以上大きいものを使うことができる。したがっ
て、オン抵抗が1/10以下となるため、時定数は1/50
0 以下となり、十分に速いスイッチングが可能となる。
一例として、水平選択スイッチを構成するMOSトラン
ジスタのゲートの長さ×幅(L×W)が、1μm×10μ
mであるのに対し、水平走査スイッチを構成するMOS
トランジスタのゲートは、1μm×100 μmにすること
ができる。
【0013】第1及び第2の水平シフトレジスタ3,4
の基本クロック(ΦH1,ΦH2)は共通であり、スタート
パルスΦHST1,ΦHST2のタイミングのみが異なってい
る。水平走査スイッチ6−1,6−2の制御信号(Φ
HH1 ,ΦHH2 )は、水平シフトレジスタ3,4の基本ク
ロックと同様のクロック(ΦHH1 =ΦH2,ΦHH2
ΦH1)である。
【0014】次に、このように構成されている第1の実
施の形態の動作について説明する。まず、時刻t1 で第
1の水平シフトレジスタ3にスタートパルスΦHST1が、
時刻t2 には第2の水平シフトレジスタ4にスタートパ
ルスΦHST2が、それぞれ与えられる。シフトレジスタ
3,4の出力はΦ5-1 ,Φ5-2 ,・・・Φ5-n となり、
順次出力されて、それぞれ水平選択スイッチ5−1,5
−2,・・・5−nのゲートに印加され、垂直走査回路
2により選択された行の画素信号は、時刻t3 から水平
選択スイッチ5−1,5−2,・・・5−nを介して順
次水平読み出しライン7−1,7−2に出力される。こ
こで第2の水平読み出しライン7−2には、第1の水平
読み出しライン7−1に対して1画素分の遅延したタイ
ミングの信号が読み出される。
【0015】続いて水平読み出しライン7−1及び7−
2に読み出された画素信号は、画素読み出し周波数(サ
ンプルレート)で駆動される水平走査スイッチ6−1,
6−2により、正規の時系列の信号に変換される。すな
わち、水平読み出しライン7−1に読み出され信号は、
時刻t4 からt5 間にクロックΦHH1 により制御される
水平走査スイッチ6−1により、また水平読み出しライ
ン7−2に読み出された信号は、時刻t5 からt6 間に
クロックΦHH2 により制御される水平走査スイッチ6−
2により、正規の時系列信号に変換され、あとはこの繰
り返しにより、1線式の映像信号Sigとなる。
【0016】このような読み出し構成によれば、高速水
平読み出し部で、低速水平読み出し部で読み出された複
数の水平読み出しラインの信号を順次切り替えて読み出
すわけであるが、低速水平読み出し部による読み出し開
始のタイミングと、高速水平読み出し部による読み出し
開始のタイミングが、どの水平読み出しラインにおいて
も等しいため、すなわち水平選択スイッチがオンになっ
てから水平走査スイッチがオンになるまでの時間は、全
ての水平読み出しラインにおいて等しいため、読み出し
走査による信号の不均一性は生じずに、更に出力が読み
出しによって変調されることなく、画素の出力に対応し
た正規の映像信号が得られる。
【0017】また、水平シフトレジスタの動作周波数
が、画素読み出し周波数(サンプルレート)の1/2に
なると同時に、水平選択スイッチ5−1,5−2,・・
・5−nの導通時間も2倍となるため、水平読み出しラ
インに十分な信号電荷を読み出すことが可能となる。す
なわち、水平読み出しラインが充電される時間は十分に
あり、水平読み出しラインが十分に充電してから水平走
査スイッチがオンして、時系列の信号が読み出される。
したがって、従来技術のように、水平読み出しラインが
充電しきれないうちに水平走査スイッチで読み出すとい
う弊害を解決することができる。
【0018】このように、高速水平読み出し終了後の信
号は、実際の読み出し方法が多線読み出しにもかかわら
ず、あたかも1線式で読み出した信号と同等な時系列の
配列となっており、外部に遅延線などを必要としない。
【0019】次に、第2の実施の形態を図3に示し、そ
の動作を説明するためのタイミングチャートを図4に示
す。この第2の実施の形態は、請求項1,2,4に記載
の各発明に対応するもので、次のように構成される。す
なわち、二次元状に配列された固体撮像素子1と、垂直
方向の画素を選択する垂直走査回路2と、低速水平読み
出し部を構成する第1,第2及び第3の水平シフトレジ
スタ11,12,13及び水平選択スイッチ14−1,14−2,
・・・14−nと、高速水平読み出し部を構成する水平走
査スイッチ15−1,15−2,15−3とで構成されてい
る。固体撮像素子1としては、XYアドレス方式であれ
ば種類は問わない。この実施の形態では水平シフトレジ
スタを3つ設け、水平選択スイッチを2つおきに3つの
水平シフトレジスタ11,12,13に接続して、低速水平読
み出しを制御するようになっている。すなわち、低速水
平読み出し部では3線読み出しとなっており、そして高
速水平読み出し部において、1線式の映像信号に変換さ
れるようになっている。
【0020】水平選択スイッチ14−1,14−2,・・・
14−nはMOSトランジスタからなり、水平シフトレジ
スタ11,12,13の出力がそれらのゲートに入力されてい
る。また水平走査スイッチ15−1,15−2,15−3もM
OSトランジスタにより構成されている。ここで水平走
査スイッチ15−1,15−2,15−3は第1の実施の形態
と同様に、水平選択スイッチ14−1,14−2,・・・14
−nに比べて、オン抵抗を1/10以下にすることができ
る。第1,第2及び第3の水平シフトレジスタ11,12,
13の基本クロック(ΦH1-1,ΦH1-2,ΦH2-1,ΦH2-2
ΦH3-1,ΦH3-2)は周波数は同じで、位相が異なってい
るだけである。またスタートパルスΦHST1,ΦHST2,Φ
HST3のタイミングも異なっている。水平走査スイッチ15
−1,15−2,15−3の制御信号(ΦHH1 ,ΦHH2 ,Φ
HH3 )は、水平シフトレジスタ11,12,13の基本クロッ
クと同様のクロック(ΦHH1 =ΦH3-1,ΦHH2
ΦH1-1,ΦHH3 =ΦH2-1)を用いる。
【0021】次に、第2の実施の形態の動作について説
明する。時刻t0 ,t1 ,t2 で第1,第2及び第3の
水平シフトレジスタ11,12,13にスタートパルス
ΦHST1,ΦHST2,ΦHST3がそれぞれ与えられる。各水平
シフトレジスタ11,12,13の出力はΦ14-1,Φ14-2,Φ
14-3,・・・Φ14-nとなり、順次出力されて、それぞれ
水平選択スイッチ14−1,14−2,・・・14−nの各ゲ
ートに印加され、垂直走査回路2により選択された行の
画素信号は、時刻t3 から水平選択スイッチ14−1,14
−2,・・・14−nを介して順次水平読み出しライン16
−1,16−2,16−3に出力される。ここで第2の水平
読み出しライン16−2には、第1の水平読み出しライン
16−1に対して1画素分の遅延したタイミングの信号
が、第3の水平読み出しライン16−3には、第1の水平
読み出しライン16−1に対して2画素分の遅延したタイ
ミングの信号がそれぞれ読み出される。続いて水平読み
出しライン16−1,16−2及び16−3に読み出された画
素信号は、時刻t5 から水平走査スイッチ15−1,15−
2及び15−3により正規の時系列の信号に変換される。
すなわち、時刻t5 からt6 では水平読み出しライン16
−1の画素信号が水平走査スイッチ15−1により、時刻
6 から時刻t7 では水平読み出しライン16−2の画素
信号が水平走査スイッチ15−2により、時刻t7 からt
8 では水平読み出しライン16−3の画素信号が水平走査
スイッチ15−3によりそれぞれ変換されて、3線式から
1線式の信号Sigとなる。
【0022】このような読み出し構成によれば、高速水
平読み出し部で、低速水平読み出し部で読み出された複
数の水平読み出しラインの信号を順次切り替えて読み出
すわけであるが、低速水平読み出し部による読み出し開
始のタイミングと、高速水平読み出し部による読み出し
開始のタイミングが、どの水平読み出しラインにおいて
も等しいため、すなわち水平選択スイッチがオンになっ
てから水平走査スイッチがオンになるまでの時間は、全
ての水平読み出しラインにおいて等しいため、読み出し
走査による信号の不均一性は生じずに、更に出力が読み
出しによって変調されることなく、画素の出力に対応し
た正規の映像信号が得られる。
【0023】また、水平読み出しライン1本当たりの容
量は1線式に比べて約1/3となり、したがって時定数
も約1/3になる。更に、水平シフトレジスタの動作周
波数が、画素読み出し周波数(サンプルレート)の1/
3になると同時に、水平選択スイッチ14−1,14−2,
・・・14−nの導通時間も3倍となるため、1線式に比
べ約9倍の余裕が生じることになる。更にまた第1の実
施の形態と同様に、水平読み出しラインが完全に充電し
ないうちに読み出すという弊害を解決することができ
る。
【0024】このように、高速水平読み出し終了後の信
号は、実際の読み出し方法が多線読み出しにもかかわら
ず、あたかも1線式で読み出した信号と同等な時系列の
配列となっており、外部に遅延線などを必要としない
【0025】次に、第3の実施の形態を図5に基づいて
説明する。この実施の形態では、請求項1,3,4に記
載の各発明に対応するもので、低速水平読み出し部に設
けるシフトレジスタは1つとして、他に水平選択スイッ
チを制御する制御回路を備えるようにしたものである。
すなわち、二次元状に配列された固体撮像素子1と、垂
直方向の画素を選択する垂直走査回路2と、低速水平読
み出し部を構成する水平シフトレジスタ31,水平選択ス
イッチ32−1,32−2,・・・32−n及び該水平選択ス
イッチを制御する制御回路33と、高速水平読み出し部を
構成する水平走査スイッチ34−1,34−2,34−3とで
構成されている。固体撮像素子1としては、XYアドレ
ス方式であれば種類は問わない。水平選択スイッチ32−
1,32−2,・・・32−nはMOSトランジスタからな
り、水平シフトレジスタ31及び制御回路33の出力がそれ
らのゲートに入力されている。また水平走査スイッチ34
−1,34−2,34−3もMOSトランジスタにより構成
されている。ここで水平走査スイッチ34−1,34−2,
34−3は第1の実施の形態と同様に、水平選択スイッチ
32−1,32−2,・・・32−nに比べて、オン抵抗を1
/10以下にすることができる。
【0026】水平選択スイッチの制御回路33としては、
2 MOSのシフトレジスタからなる分配器を用いてい
る。この制御回路33の構成例を図6に示す。この制御回
路33を構成する分配器は、それぞれ1画素分の遅延時間
をもって駆動パルスVOUT1,VOUT2を発生させる構成と
なっている。なお、ここでは1画素分の遅延時間を設定
しているが、m画素分までの遅延時間を任意に設定して
パルスを発生させることができる。低速水平読み出し部
の構成は、第1及び第2の実施の形態と異なるが、機能
的には同一であり、低速水平読み出し部において3線読
み出しを行った後、高速水平読み出し部において1線式
の映像信号に変換している。水平シフトレジスタ31の基
本クロック(ΦH1)と水平走査スイッチ34−1,34−
2,34−3の制御クロック(ΦHH1 ,ΦHH2 ,ΦHH3
は周波数は同じで、位相が異なっているだけである。
【0027】この実施の形態の動作を図7のタイミング
チャートに基づいて説明する。時刻t0 で水平シフトレ
ジスタ31にスタートパルスΦHST が与えられる。水平シ
フトレジスタ31の出力は制御回路33に入力されて、水平
選択スイッチ32−1,32−2,・・・32−nを制御する
パルスとして水平選択スイッチ32−1,32−2,・・・
32−nのゲートに印加され、垂直走査回路2により選択
された行の画素信号は、時刻t3 から水平選択スイッチ
32−1,32−2,・・・32−nを介して順次水平読み出
しライン35−1,35−2,35−3に出力される。ここで
第2の水平読み出しライン35−2には、第1の水平読み
出しライン35−1に対して1画素分の遅延したタイミン
グの信号が、第3の水平読み出しライン35−3には、第
1の水平読み出しライン35−1に対して2画素分の遅延
したタイミングの信号がそれぞれ読み出される。続いて
水平読み出しライン35−1,35−2,35−3に読み出さ
れた画素信号は、時刻t5 から水平走査スイッチ34−
1,34−2,34−3により、正規の時系列の信号に変換
される。すなわち、時刻t5 からt6 では水平読み出し
ライン35−1の画素信号が水平走査スイッチ34−1によ
り、時刻t6 からt7では水平読み出しライン35−2の
画素信号が水平走査スイッチ34−2により、時刻t7
らt8 では水平読み出しライン35−3の画素信号が水平
走査スイッチ34−3によりそれぞれ変換されて、3線式
から1線式の信号Sigとなる。
【0028】このような読み出し構成によれば、高速水
平読み出し部で、低速水平読み出し部で読み出された複
数の水平読み出しラインの信号を順次切り替えて読み出
すわけであるが、低速水平読み出し部による読み出し開
始のタイミングと、高速水平読み出し部による読み出し
開始のタイミングが、どの水平読み出しラインにおいて
も等しいため、すなわち水平選択スイッチがオンになっ
てから水平走査スイッチがオンになるまでの時間は、全
ての水平読み出しラインにおいて等しいため、読み出し
走査による信号の不均一性は生じずに、更に出力が読み
出しによって変調されることなく、画素の出力に対応し
た正規の映像信号が得られる。
【0029】また、水平読み出しライン1本当たりの容
量は1線式に比べて約1/3となり、したがって時定数
も約1/3になる。更に、水平シフトレジスタの動作周
波数が、画素読み出し周波数(サンプルレート)の1/
3になると同時に、水平選択スイッチ32−1,32−2,
・・・32−nの導通時間も3倍となるため、1線式に比
べ約9倍の余裕が生じることになる。更にまた第1の実
施の形態と同様に、水平読み出しラインが完全に充電し
ないうちに読み出すという弊害を解決することができ
る。
【0030】このように、高速水平読み出し終了後の信
号は、実際の読み出し方法が多線読み出しにもかかわら
ず、あたかも1線式で読み出した信号と同等な時系列の
配列となっており、外部に遅延線などを必要としない
【0031】また、水平選択スイッチの制御パルスを分
配器により構成しているため、水平シフトレジスタは1
つですみ、回路構成が簡単になる。更に、出力パルスの
遅延時間を自由に調整することができ、駆動周波数に合
ったパルスを発生させることが可能である。
【0032】上記第1,第2及び第3の実施の形態で
は、低速水平読み出し部の構成、動作として、2線ある
いは3線の多線読み出しについて説明したが、2線又は
3線読み出しに限られることはなく、多線読み出しなら
問題なく適用することができる。一般に、低速水平読み
出し部においてn線(n:2以上の整数)の多線読み出
しの場合、水平シフトレジスタの動作周波数は1/nに
なり、水平選択スイッチの導通時間はn倍、水平選択ス
イッチがオンになってから水平走査スイッチがオンにな
るまでの時間はn倍となる。更に第3の実施の形態にお
いて、制御回路としてC2 MOSのシフトレジスタを用
いたものを示したが、これに限定されるものではなく、
機能が同じであればどのような回路でも問題なく用いる
ことができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、固体撮像素子の高速読み出し動作を確実に、しか
も均一な読み出し条件で行うことが可能となり、そし
て、素子の出力は実際には多線読み出しにもかかわら
ず、あたかも1線式で読み出した如く、正常な時系列信
号として取り出すことができるため、外部に遅延線や出
力補正回路などを必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像装置の第1の実施の形態
を示す回路構成図である。
【図2】図1に示した第1の実施の形態の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す回路構成図で
ある。
【図4】図3に示した第2の実施の形態の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す回路構成図で
ある。
【図6】図5に示した第3の実施の形態における制御回
路の構成例を示す図である。
【図7】図5に示した第3の実施の形態の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図8】従来の固体撮像装置の構成例を示す回路構成図
である。
【図9】図8に示した従来例の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1 固体撮像素子 2 垂直走査回路 3 第1の水平シフトレジスタ 4 第2の水平シフトレジスタ 5−1,5−2,・・・5−n 水平選択スイッチ 6−1,6−2 水平走査スイッチ 7−1 第1の水平読み出しライン 7−2 第2の水平読み出しライン 11 第1の水平シフトレジスタ 12 第2の水平シフトレジスタ 13 第3の水平シフトレジスタ 14−1,14−2,・・・14−n 水平選択スイッチ 15−1,15−2,15−3 水平走査スイッチ 16−1 第1の水平読み出しライン 16−2 第2の水平読み出しライン 16−3 第3の水平読み出しライン 31 水平シフトレジスタ 32−1,32−2,・・・32−n 水平選択スイッチ 33 制御回路 34−1,34−2,34−3 水平走査スイッチ 35−1 第1の水平読み出しライン 35−2 第2の水平読み出しライン 35−3 第3の水平読み出しライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 秀一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に配列した画素列の画素信号を
    複数の水平読み出し線に読み出すための水平シフトレジ
    スタと水平選択スイッチとからなる低速水平読み出し部
    と、該低速水平読み出し部の複数の水平読み出し線に読
    み出した画素信号を所定のタイミングに配列する水平走
    査スイッチからなる高速水平読み出し部とを備えたXY
    アドレス方式の固体撮像装置において、前記低速水平読
    み出し部は、前記複数の各水平読み出し線に少なくとも
    1画素分以上の遅延時間をもった異なる画素信号をそれ
    ぞれ読み出すように構成されていることを特徴とする固
    体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記低速水平読み出し部は、少なくとも
    n個(n:2以上の整数)の水平シフトレジスタを備
    え、水平選択スイッチは(n−1)おきに共通の水平シ
    フトレジスタに接続されていることを特徴とする請求項
    1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記低速水平読み出し部は、1つの水平
    シフトレジスタと、該水平シフトレジスタの出力からm
    画素分(m:1以上の整数)までの任意の遅延時間をも
    った出力パルスを発生させて前記水平選択スイッチを制
    御する制御回路とを備えていることを特徴とする請求項
    1記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記高速水平読み出し部の水平走査スイ
    ッチを構成するトランジスタのgmが、前記低速水平読み
    出し部の水平選択スイッチを構成するトランジスタのgm
    より大きく設定されていることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002102061A1 (en) * 2001-06-06 2002-12-19 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Image sensor
US7489357B2 (en) 2002-03-25 2009-02-10 Seiko Epson Corporation Solid-state image pickup element having improved resolution and signal to noise ratio and solid-state image pickup apparatus using the same
US7710480B2 (en) 2003-06-11 2010-05-04 Honda Motor Co., Ltd. Scanning circuit of image sensor

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