JPH0994214A - 内視鏡用フード - Google Patents

内視鏡用フード

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JPH0994214A
JPH0994214A JP7253310A JP25331095A JPH0994214A JP H0994214 A JPH0994214 A JP H0994214A JP 7253310 A JP7253310 A JP 7253310A JP 25331095 A JP25331095 A JP 25331095A JP H0994214 A JPH0994214 A JP H0994214A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は内視鏡的に目視で生体組織の処置対象
部分を確認しながら安全容易に生体組織の剥離操作や、
止血作業を行うことができる内視鏡用フードを提供する
ことを最も主要な特徴とする。 【解決手段】透明フード5に生体組織の切開、凝固を行
うバイポーラ方式の切開凝固手段を形成する第1電極1
7と第2電極18とを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡に着脱可能に
取付けられる内視鏡用フードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から人体内の狭い管腔内や、例えば
皮下組織等のように腔のない生体組織間を内視鏡により
観察、処置する際に、内視鏡の挿入部にフードを取付け
ることにより、内視鏡の観察窓に生体組織が付着するこ
とによる観察窓の汚れを防止したり、内視鏡観察用の空
間を確保する技術が開発されている。
【0003】また、内視鏡の挿入部に取付けるフードと
して当出願人は、特願平7−172466号に示すよう
に先端が開口されている筒状のシースや、特願平7−1
72139号に示すように内視鏡を完全に被覆し、組織
の剥離に適した形状のものを出願している。
【0004】また、特公平4−10328号公報にはフ
ードの側面に開口部があり、この開口部を通してメス等
の処置具が使用可能な構成のものが開示されている。さ
らに、WO94/11052には内視鏡が挿通される管
体の先端を開くことによって観察処置時に内視鏡の視野
を得る構成のものが開示され、特公平4−17648号
公報には開閉式の処置具用の窓を有する構成のものが開
示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年では、人体内の血
管の処置、脊椎の処置、食道の処置、腎臓の処置など、
腔のない部分での内視鏡による処置が行われるようにな
っている。この場合には、内視鏡の挿入部に前記各種の
フードを装着し、腔のない生体組織間をフードによって
剥離しながら内視鏡を挿入して行く手技が行われる。
【0006】ところで、内視鏡の挿入作業中に、例えば
筋肉間の筋膜などにフードが突き当たった場合には、フ
ードによる鈍的操作だけでこれを切開して先に進める作
業を行うことは、非常に困難なものとなるので、組織剥
離がスムーズに行えない問題がある。また、組織剥離作
業中に、不用意に出血した場合には、止血しなければな
らない問題もある。
【0007】しかしながら、前記先行技術では上記の問
題が発生した場合に、スムーズに対処することが困難で
ある。すなわち、特願平7−172139号の技術で
は、筋肉間の筋膜などを切開する作業を行う場合にフー
ドの先端部を生体組織に圧入する程度の鈍的操作しか行
えないので、その作業能率の向上が図りにくい問題があ
るとともに、出血部位を止血する際には別の止血手段を
並列に組織間に挿入する面倒な作業を行う必要がある。
【0008】また、特開平4−10328号公報の技術
では、フードの開口部が側面に配置されされている為、
この開口部を通してメス等の処置具を使用する場合でも
内視鏡の前方の生体組織の切開剥離には効果的ではない
うえ、止血手段も有していないので、出血部位を効果的
に止血することができない問題がある。
【0009】さらに、特願平7−172466号、特公
平4−17648号公報、WO94/11052の技術
では、内視鏡の処置具用チャンネルを通して切開用、止
血用の処置具を体内に挿入し、これらに対処することは
可能であるが、この場合には内視鏡の処置具用チャンネ
ルへの処置具の挿脱作業や、その操作などが煩雑なもの
となる問題がある。
【0010】なお、WO94/11052の場合には内
視鏡が挿通される管体が透明ではないので、盲目的に剥
離作業を行わなければならず、その作業が困難なものと
なるうえ、安全性にも問題がある。
【0011】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、内視鏡的に目視で生体組織の処置対象
部分を確認しながら安全容易に生体組織の剥離操作や、
止血作業を行うことができる内視鏡用フードを提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は体内に挿入され
る内視鏡の挿入部の少なくとも先端部を覆うフード本体
を備えた内視鏡用フードにおいて、前記フード本体に前
記内視鏡の視野を確保するための透光性材料部分と、生
体組織の切開、凝固を行う切開凝固手段とを設けたもの
である。
【0013】上記構成により、透光性材料部分を通して
内視鏡的に目視で生体組織の処置対象部分を確認しなが
ら切開凝固手段によって生体組織の切開、凝固を行うこ
とにより、切開、剥離等が困難な生体組織を容易に切
開、剥離できるようにするとともに、不意の出血の際も
簡単に止血できるようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図2(E)を参照して説明する。図1は本実
施の形態の透明フード付シース1およびこのシース1内
に挿入される硬性内視鏡2の概略構成を示すものであ
る。
【0015】また、透明フード付シース1には内筒3
と、この内筒3の外周面に配設された外筒4とからなる
2重筒が設けられている。ここで、内筒3は外筒4の長
さよりも長く設定されている。そして、内筒3の両端部
は外筒4の両端部の外側にそれぞれ延出されている。
【0016】さらに、内筒3の先端部には透明フード
(フード本体)5、内筒3の後端部には内視鏡固定部6
がそれぞれ設けられている。なお、内筒3の内径寸法
は、全長に渡って内視鏡2が挿入可能な大きさに設定さ
れている。
【0017】また、透明フード5には内筒3の先端部に
固定される略円筒状の固定フード7と、可動フード8と
が設けられている。これらの固定フード7および可動フ
ード8は透明な材料(透光性材料)、例えばアクリル、
ポリカーボネート、ポリスルフォン等の樹脂材料や、ガ
ラス等で構成されている。そして、内筒3の内部に内視
鏡2が挿入された状態で、透明フード5の壁面を透過し
て内視鏡2による観察が可能となっている。
【0018】また、固定フード7には円筒体の先端側の
下部に切欠部9が形成されている。そして、可動フード
8には固定フード7の円筒体の切欠部9と対応する形状
の係合部10が形成されている。さらに、可動フード8
の基端部は回動ピンからなるヒンジ11により固定フー
ド7に回動可能に連結されている。
【0019】また、可動フード8の外周面にはロッド連
結部12が突設されている。このロッド連結部12には
可動フード8の開閉操作用の操作ロッド13の先端部が
固定ピン14によって取付けられている。さらに、操作
ロッド13の基端部は外筒4の先端部外周面に固定され
ている。
【0020】また、可動フード8の先端部には図2
(A)に示すように略くさび状の押付け部15が形成さ
れている。この押付け部15の先端縁のエッジ部16に
は第1電極17が取付けられている。さらに、第1電極
17の近傍には第2電極18が取付けられている。ここ
で、第1電極17の幅は透明フード5の直径より小さい
寸法に設定されているとともに、第1電極17の表面積
は第2電極18より小さく設定されている。そして、第
1電極17と第2電極18との間に高周波焼灼電流を流
して生体組織の切開、凝固を行うバイポーラ方式の切開
凝固手段が形成されている。
【0021】また、両電極17,18に接続されている
コード19は内筒3と外筒4との間を通って外筒4の後
端部外周面に形成されたコード挿入孔20から外部に導
かれ、図示しない高周波焼灼電流の通電用の電源装置に
接続されている。
【0022】さらに、固定フード7の切欠部9と係脱可
能に係合する可動フード8の係合部10の内端部分には
図2(C)に示すようにフランジ部21が形成されてい
る。このフランジ部21には例えばシリコンゴム等のゴ
ム部材が取付けられたり、グリース等が塗布されたシー
ル手段22が設けられている。そして、固定フード7の
切欠部9を閉じる状態に可動フード8が係合された際に
このシール手段22によって固定フード7と可動フード
8との間の気密を保つようになっている。
【0023】また、内視鏡固定部6には内筒3の後端部
に外嵌される内筒連結部23が設けられている。この内
筒連結部23の後端部内周面にはゴム材料などでできた
チューブ状のシール部材24が設けられている。さら
に、内筒連結部23の後端部外周面には内筒3の軸心方
向と直交する方向に突設部25が突設されている。この
突設部25にはシール部材24の絞め付け用のねじ部材
26が取付けられている。そして、内筒3の内部に内視
鏡2が挿入された後、ねじ部材26を絞めることによ
り、シール部材24が内視鏡2の外周面に絞め付け固定
され、内視鏡2が気密に固定されるようになっている。
なお、内筒連結部23の前端部外周面には内筒3の内部
空間に連通する送気口体27が突設されている。
【0024】また、外筒4の後端部には内筒固定部28
が設けられている。この内筒固定部28には外筒4の後
端部に外嵌される外筒連結部29が設けられている。こ
の外筒連結部29の後端部内周面にはゴム材料などでで
きたチューブ状のシール部材30が設けられている。さ
らに、外筒連結部28の後端部外周面には外筒4の軸心
方向と直交する方向に突設部31が突設されている。こ
の突設部31にはシール部材30の絞め付け用のねじ部
材32が取付けられている。
【0025】そして、外筒4の内部に内筒3が挿入され
た後、ねじ部材32を絞めることにより、シール部材3
0が内筒3の外周面に絞め付け固定され、内筒3が気密
に固定されるようになっている。なお、ねじ部材32を
締め付け方向と逆方向に回転操作して内筒3の外周面へ
のシール部材30の絞め付けを緩めた状態で、内筒3に
沿って外筒4のシール部材30を摺動させることができ
る。これにより、内筒3に対する外筒4の固定位置を内
筒3の軸心方向の任意の位置に調整することができる。
【0026】また、外筒4の外周面上には略円錐形の気
密部材33が設けられている。この気密部材33の後端
部には外筒4の外周面上を気密に摺動可能なリング状の
シール部材34が取付けられている。このシール部材3
4は気密部材33の後端部に螺着される固定部材35と
気密部材33との間に挾持される状態で気密部材33の
後端部に固定されている。さらに、気密部材33の後端
部外周面上には一対の糸掛け部36が設けられている。
【0027】次に、上記構成の本実施の形態の作用につ
いて説明する。ここでは、内視鏡2を患者の皮膚から筋
層を経て、図2(B),(C)に示すように体内の生体
組織X内に挿入して脊椎Yの観察処置を行う際の手順に
基づき説明する。
【0028】まず、内視鏡2を透明フード付シース1に
挿入したのち、ねじ部材26を絞め付け固定する。続い
て、患者の皮膚に透明フード付シース1が挿入できる程
度の小切開、すなわち切り口を形成し、体内の筋層を露
出させる。この状態で、患者の皮膚の切り口から筋繊維
の方向に透明フード付シース1の透明フード5のエッジ
部16を合わせて押し込んで行くと、筋組織が剥離さ
れ、図2(B)に示すように透明フード付シース1の先
端部が体内の生体組織Xに挿入されて行く。
【0029】このとき、シース1内の内視鏡2によって
透明フード5の透明な壁面を通して生体組織Xの様子を
観察することができるので、血管の走行等を確認しなが
ら安全に剥離を進めることができる。なお、図2(D)
は透明フード付シース1の挿入作業中に内視鏡2によっ
て透明フード5の透明な壁面を通して観察される生体組
織Xの観察像を示すものである。
【0030】また、透明フード付シース1の先端部の挿
入作業中に、透明フード5の先端部が筋膜や、固い組織
に突き当たった場合には第1電極17および第2電極1
8に高周波焼灼電流が通電される。これは、第1電極1
7と第2電極18との間に電流を流すバイポーラ方式で
あり、両電極17,18間に電流が流れる為、安全であ
る。ここで、第1電極17の表面積は第2電極18より
小さく設定されているので、単位面積当たりの電流密度
が高くなる。そのため、第1電極17側で集中的に生体
組織Xの焼灼を行うことができる。これにより、生体組
織Xの切開、凝固が行われ、筋膜や、固い生体組織でも
剥離が可能となる。
【0031】また、第1電極17は可動フード8の先端
縁のエッジ部16の近傍にあるため、焼灼した生体組織
Xの部分をエッジ部16で簡単に剥離することができ
る。そのため、より容易に剥離操作を進めることができ
る。なお、第1電極17の幅は透明フード5の直径より
小さい寸法に設定されているので、例えば筋膜の場合、
患者の皮膚に3mm程度の切開部があれば直径10数m
m程度の透明フード付シース1の略くさび状の押付け部
15を体内に挿入できることが実験的に確認されてい
る。そのため、患者の生体組織Xに対してより小さな切
開、凝固で、透明フード付シース1を体内に挿入して行
くことが可能となる。さらに、透明フード付シース1を
体内に挿入する作業中、生体組織Xの切開、凝固の様子
をシース1内の内視鏡2によって透明フード5の透明な
壁面を通して確認でき、安全である。
【0032】また、出血の際も出血部に透明フード5の
先端の第1電極17および第2電極18を当てて止血す
ることが可能となるので、新たに止血用の処置具を用い
る必要がなく、スムーズに生体組織Xの剥離作業を進め
ることができる。
【0033】また、固定フード7の切欠部9に可動フー
ド8の係合部10が係合された状態では可動フード8の
係合部10の内端部分のフランジ部21に設けられたシ
ール手段22により、固定フード7と可動フード8との
間の接合部から透明フード5の内側に血液が入ることを
防止できるので、透明フード付シース1内の内視鏡2を
汚さずにすむ。
【0034】また、透明キャップ付シース1が脊椎Yま
で到達した時点で、気密部材33を外筒4の外周面上に
沿って先端部方向に摺動移動させ、皮膚の小切開部の周
辺部位に押し付ける。この状態で、縫合糸を用いて糸掛
け部36と皮膚との間を縫い付け、気密部材33を皮膚
に固定する。
【0035】次に、内筒3に対して外筒4を後方へ動か
す。このとき、外筒4の移動動作にともない操作ロッド
13が後方へ引っ張り操作される。そのため、可動フー
ド8がヒンジ11を中心に下向きに回動され、可動フー
ド8が固定フード7に対して下方に開かれる。
【0036】この状態で、透明フード付シース1の手元
側の送気口体27から内筒3内を通してCO2 ガス等が
体内に送り込まれる。これにより、可動フード8の開操
作によって剥離された部分がこのガスの供給によってさ
らに拡開され、図2(C)に示すように脊椎Yの観察、
処置に必要な体内空間Sが確保される。このとき、固定
フード7に対して可動フード8が下方に開かれているの
で、シース1内の内視鏡2によって透明フード5の透明
な壁面を透過することなく直接に脊椎Yを観察すること
ができ、内視鏡2の明瞭な視野を得ることができる。な
お、図2(E)はシース1内の内視鏡2によって透明フ
ード5の透明な壁面を透過することなく直接に観察され
る脊椎Yの観察像を示すものである。
【0037】さらに、シース1内の内視鏡2によって透
明フード5の透明な壁面を透過して体内の生体組織Xを
観察する場合、透明フード5に密着している生体組織X
ははっきりと観察可能であるが、透明フード5から離れ
ている生体組織Xは格段に視野が悪くなり、生体組織X
の観察がしにくくなる。そのため、本実施の形態のよう
に固定フード7に対して可動フード8を下方に開くこと
により、内視鏡2で観察対象の生体組織Xを直接観察で
きるようにすることは生体組織Xの充分な観察や、処置
を行ううえで重要である。
【0038】また、内視鏡2の観察光学系のガラス面等
に曇りが生じ、内視鏡2の視野がみにくくなった場合に
は透明フード5の可動フード8を少し開いた状態でCO
2 ガス等を送ることにより、観察光学系のガラス面等に
曇りを効果的に取り除くことができる。
【0039】なお、内視鏡2の先端の観察光学系のガラ
ス面等に乾燥したガスを吹き付けることで、曇りを防止
することは知られているが、本実施の形態のように透明
フード5で内視鏡2の先端部の周囲を囲うことにより、
透明フード5内に形成される小さな空間内に乾燥したガ
スを少量供給するだけで内視鏡2の先端の観察光学系の
ガラス面等を効率的に乾燥したガスに晒すことができ、
曇りの除去、防止効果を一層向上させることができる。
【0040】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、透明フード5の可動フード8の
エッジ部16に切開凝固手段を形成するバイポーラ方式
の第1電極17および第2電極18を設けたので、内視
鏡2を体内に挿入する作業中、第1電極17と第2電極
18との間に高周波焼灼電流を流して生体組織Xの切
開、凝固を行うことができ、効率的に生体組織Xの剥離
ができる。
【0041】さらに、第1電極17の表面積を第2電極
18より小さく設定し、単位面積当たりの電流密度を高
くしたので、第1電極17側で集中的に生体組織Xの焼
灼を行うことができ、小さな切開、凝固範囲で効率よく
生体組織Xの剥離作業を行うことができる。
【0042】また、生体組織Xの剥離作業時はシース1
内の内視鏡2によって透明フード5の透明な壁面を透過
して目視で生体組織Xを直接確認することができるの
で、安全容易に生体組織Xの剥離操作や、止血作業を行
うことができる。
【0043】さらに、生体組織Xの剥離後は固定フード
7に対して可動フード8を下方に開くことにより、内視
鏡2で観察対象の生体組織Xを直接観察できるようにし
たので、シース1内の内視鏡2によって透明フード5の
透明な壁面を透過することなく直接に脊椎Yを観察する
ことができ、内視鏡2の明瞭な視野を得ることができ
る。
【0044】また、可動フード8を固定フード7に対し
て開いた状態で、内筒3内を通して体内にCO2 ガス等
を送り込むようにしたので、このガスの供給によってさ
らに剥離部を拡張させ、脊椎Yの観察、処置に必要な体
内空間Sを充分に確保することができる。さらに、内筒
3内を通して体内にCO2 ガス等を送ることにより、内
視鏡2の観察光学系のガラス面等の曇りの除去、防止が
できる。
【0045】なお、本実施の形態では透明フード5の可
動フード8のエッジ部16に切開凝固手段を形成するバ
イポーラ方式の第1電極17および第2電極18を設け
た構成を示したが、同様の構造で電極を1つにしたもモ
ノポーラタイプによって切開凝固手段を形成してもよ
い。
【0046】さらに、本実施の形態では透明フード5の
可動フード8の表面に直接、バイポーラ方式の第1電極
17および第2電極18を固定した構成を示したが、フ
ッ素樹脂、セラミック等の断熱材を可動フード8と電極
17,18との間に入れてもよい。このとき、フッ素樹
脂のような透明な断熱部材を用いれば、内視鏡2による
視界は遮られることはない。また、電極17,18の代
わりにマイクロ波を発生させるアンテナを取付けても同
様の効果が得られる。
【0047】また、図3(A)は本発明の第2の実施の
形態を示すものである。これは、硬性内視鏡2の挿入部
が挿入される内視鏡用フードとして透明な材料(透光性
材料)でできている透明シース41を設けたものであ
る。
【0048】この透明シース41は先端が閉じた一体成
形の円筒体によってシース本体(フード本体)42が形
成されている。このシース本体42の先端の閉塞面43
はシース本体42の軸線方向に対して斜めに切欠された
斜面によって形成されている。
【0049】さらに、シース本体42の外周面には軸心
方向に延設された突設部44が突設されている。この突
設部44はシース本体42の先端閉塞面43の斜面の先
端縁部と対応する部分に配置されている。
【0050】また、この突設部44にはレーザーファイ
バー挿通孔45が設けられている。そして、このレーザ
ーファイバー挿通孔45にはレーザー光を導光するレー
ザーファイバー(切開凝固手段)46が挿入できるよう
になっている。
【0051】そこで、上記構成のものにあっては透明シ
ース41のシース本体42の先端閉塞面43の斜面の先
端縁部を生体組織に当てた状態でシース本体42を押し
込んで行くことにより、生体組織の剥離が可能となる。
さらに、シース本体42の先端で生体組織を剥離してい
く作業中、剥離しにくい生体組織に当たったり、出血し
た場合には、レーザーファイバー46からレーザー光を
照射することにより、生体組織を剥離していく作業の継
続や、止血を行うことができる。
【0052】また、図3(B)は本発明の第3の実施の
形態を示すものである。これは、第2の実施の形態の透
明シース41におけるシース本体42の周壁部に予めレ
ーザーファイバー46をインサートして一体成形するこ
とにより、シース本体42の周壁部にレーザーファイバ
ー46を埋設する構成にしたものである。
【0053】そこで、上記構成のものにあっても第2の
実施の形態と同様の効果が得られる他、本実施の形態で
は特に透明シース41のシース本体42全体の構成を一
層簡略化することができるので、透明シース41全体を
使い捨てにするのに適している。
【0054】また、図3(C)は本発明の第4の実施の
形態を示すものである。これは、内視鏡用フードとして
第2の実施の形態とは異なる構成の透明シース51を設
けたものである。
【0055】すなわち、本実施の形態の透明シース51
は先端が略円錐形に閉じた透明な材料で形成された円筒
体によってシース本体52が形成されている。このシー
ス本体52の先端には発熱部材(切開凝固手段)53が
取付けられてある。この発熱部材53としては電流を流
すと発熱するヒータのまわりに、例えばフッ素樹脂をコ
ーティングして焦げ付き防止をしたものなどが使われ
る。
【0056】また、発熱部材53はシース本体52の外
周面に配設されたリード線54を介して電源側との接続
コネクタ55に接続されている。なお、リード線54は
シース本体52の周壁面内に埋設してもよく、或いはシ
ース本体52の内部に配設してもよい。
【0057】そこで、上記構成のものにあっては透明シ
ース51のシース本体52の先端を生体組織に当てた状
態でシース本体42を押し込んで行くことにより、生体
組織の剥離が可能となる。さらに、シース本体42の先
端の発熱部材53に電流を通電することにより、生体組
織の焼灼や、止血等の作業を行うことができる。
【0058】なお、本実施の形態では透明シース51の
シース本体52の表面に直接、発熱部材53を固定した
構成を示したが、フッ素樹脂、セラミック等の断熱材を
シース本体52と発熱部材53との間に入れてもよい。
このとき、フッ素樹脂のような透明な断熱部材を用いれ
ば、内視鏡2による視界は遮られることはない。
【0059】また、図3(D)は本発明の第5の実施の
形態を示すものである。本実施の形態は、超音波振動を
用いて生体組織の切開、凝固を行うようにした超音波シ
ース61を設けたものである。
【0060】この超音波シース(切開凝固手段)61に
は内視鏡62が挿入可能な細長いパイプ状のプローブ6
3が設けられている。このプローブ63の基端部には超
音波振動子64が連結されている。この超音波振動子6
4には内視鏡62が挿入可能な内視鏡挿入穴65が形成
されている。また、プローブ63の先端部には透明フー
ド(フード本体)66が取付けられている。
【0061】そこで、上記構成のものにあっては超音波
振動子64により発生した超音波振動がプローブ63を
経由して透明フード66に伝わり、透明フード66が接
触している生体組織の切開、凝固を行うことができる。
【0062】また、図3(E)は本発明の第6の実施の
形態を示すものである。これは、第5の実施の形態の変
形例である。すなわち、本実施の形態では第5の実施の
形態のプローブ63の先端部にこのプローブ63の軸線
方向に対して斜めに切欠された切欠部71を形成し、こ
のプローブ63の先端の切欠部71の内側に内視鏡用フ
ードとしての透明部材(フード本体)72を配設したも
のである。
【0063】そこで、上記構成のものにあってはプロー
ブ63で直接、生体組織の切開、凝固を行うことができ
るので、超音波振動を効率的に生体組織に伝えることが
できる。なお、超音波振動の伝達効率はプローブ63の
材質による影響も大きい。そのため、本実施の形態のよ
うにプローブ63を直接、生体組織に接触させる場合に
は第5の実施の形態の超音波シース61のようにプロー
ブ63からの超音波振動を透明フード66を介して生体
組織に伝達する場合に比べて効果的に生体組織の剥離
や、止血等の作業を行うことができる。
【0064】また、図4は本発明の第7の実施の形態を
示すものである。本実施の形態では、透明シース81の
シース本体82に先端が閉じた内視鏡挿入孔83と、両
端が開口している処置具孔84とを設け、内視鏡挿入孔
83に内視鏡85を挿入させるとともに、処置具孔84
に超音波プローブ(切開凝固手段)86を挿入させる構
成にしたものである。
【0065】そこで、上記構成のものにあっては超音波
プローブ86で直接、生体組織の切開、凝固を行うこと
ができるので、超音波振動を効率的に生体組織に伝える
ことができる。
【0066】また、図5(A)〜(D)は本発明の第8
の実施の形態を示すものである。本実施の形態では内視
鏡用フードとして透明材料で形成された外シース91
と、この外シース91内に挿入された透明な内シース9
2とからなる2重筒で構成される透明シース93を設け
たものである。
【0067】ここで、外シース91の先端部には閉じた
くさび状の押付け部94が形成されている。さらに、外
シース91の先端側外周面には図5(C)に示すように
この外シース91の軸心方向に延設された筋彫り部95
が設けられている。
【0068】また、内シース92の先端部は外シース9
1の押付け部94の近傍位置まで挿入された状態で保持
されている。そして、この内シース92の内部には内視
鏡96が挿入できるようになっている。
【0069】そこで、上記構成のものにあっては図5
(B)に示すように内シース92の先端部が外シース9
1の押付け部94の近傍位置まで挿入された状態で保持
されている状態で、内シース92の内部に内視鏡96を
挿入することにより、透明シース93内の内視鏡96に
よって外シース91の押付け部94の透明な壁面を通し
て生体組織の様子を観察することができる。このとき、
外シース91の先端部の筋彫り部95は破壊されていな
いので、外シース91の内部を水密状態で保持させるこ
とができる。そのため、外シース91の内部に液体が浸
入することを防止することができる。
【0070】また、外シース91に対して内シース92
を前方にスライドさせると、外シース91の筋彫り部9
5の部分が破壊し、図5(D)に示すように内シース9
2が突出する。そのため、この場合には透明シース93
内の内視鏡96によって外シース91の押付け部94の
透明な壁面を透過することなく直接に生体組織を観察す
ることができ、内視鏡96の明瞭な視野を得ることがで
きる。
【0071】このとき、内シース92の先端から内視鏡
96の先端を内シース92の内方に少し引き込んでおく
ことにより、外シース91が開口している際も内視鏡9
6が生体組織に接触して汚れることを防止できる。
【0072】なお、外シース91の筋彫り部95を設け
る代わりに外シース91の周壁部にスリットを入れ、こ
のスリット部をゴム等のシール剤や、接着剤でシールす
る構成にしても同様な効果が得られる。
【0073】また、図6(A),(B)および図7は本
発明の第9の実施の形態を示すものである。本実施の形
態では斜視型、或いは側視型の内視鏡を挿入する場合に
適する透明シース101を設けたものである。
【0074】この透明シース101のシース本体102
には先端部に下面開口部103が形成されている。さら
に、この下面開口部103には透明なシャッター部材1
04が開閉可能に装着されている。
【0075】ここで、シース本体102の先端部におけ
る下面開口部103の周縁部位にはその内周面に図7に
示すようにシャッターガイド溝105が設けられてい
る。そして、このシャッターガイド溝105にシャッタ
ー部材104がはめ込まれている。なお、シャッターガ
イド溝105とシャッター部材104との間はゴムや、
グリス等の水密部材により、水密状態が確保されてい
る。
【0076】また、シャッター部材104には操作ロッ
ド106の先端部が固定されている。この操作ロッド1
06の基端部は透明シース101のシース本体102の
外周面にスライド可能に設けられた操作リング107に
接続されている。そして、操作リング107を後方にス
ライドさせることにより、シャッター部材104が図6
(B)に示すように後方にスライドされ、シース本体1
02の下面開口部103が開放される。
【0077】そこで、本実施の形態では図6(A)に示
すように透明シース101のシース本体102の下面開
口部103がシャッター部材104で閉塞されている状
態で、シース本体102の内部に斜視型、或いは側視型
の内視鏡を挿入することにより、透明シース101内の
斜視型、或いは側視型の内視鏡によってシャッター部材
104の透明な壁面を通して生体組織の様子を観察する
ことができる。このとき、シャッターガイド溝105と
シャッター部材104との間はゴムや、グリス等の水密
部材により、水密状態が確保されているので、シース本
体102の内部を水密状態で保持させることができる。
そのため、シース本体102の内部に液体が浸入するこ
とを防止することができる。
【0078】また、操作リング107を後方にスライド
させてシャッター部材104を図6(B)に示すように
後方にスライドさせることにより、シース本体102の
下面開口部103が開放される。そのため、この場合に
は透明シース101内の斜視型、或いは側視型の内視鏡
によってシース本体102の下面開口部103を通して
直接に生体組織を観察することができるので、シャッタ
ー部材104の透明な壁面を透過することなく、斜視
型、或いは側視型の内視鏡の明瞭な視野を得ることがで
きる。
【0079】このとき、斜視型、或いは側視型の内視鏡
の先端部はシース本体102の内部に収容されており、
斜視型、或いは側視型の内視鏡の先端部がシース本体1
02の外部に突出されることはないので、シャッター部
材104が開操作されている際も斜視型、或いは側視型
の内視鏡が生体組織に接触して汚れることを防止でき
る。
【0080】図8(A),(B)は本発明の第10の実
施の形態を示すものである。シース110は透明材料で
できており、先端がくさび状になっているとともに、開
口部111が設けられている。内視鏡112は斜視型の
内視鏡である。図8(A)のように開口部111を通し
て観察可能であるとともに、内視鏡112を180°回
転させ、少し後退させることで、図8(B)のようにシ
ース110の透明材料を介した観察が可能である。
【0081】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他の
特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
【0082】記 (付記項1) 体腔内に挿入する内視鏡の少なくとも先
端部を覆う内視鏡用フードにおいて、前記内視鏡用フー
ドは、少なくとも一部の透明部分と、この透明部分の先
端近傍に、組織の切開、凝固を行う切開凝固手段とを具
備したことを特徴とする内視鏡用フード。
【0083】(付記項2) 先端部近傍に観察窓を有す
る内視鏡の少くとも先端部を覆う内視鏡用フードにおい
て、該フードは透明部分を有するとともに、組織の切
開、凝固を行うエネルギー出力手段と、これにエネルギ
ーを供給するエネルギー供給手段を有することを特徴と
する内視鏡用フード。
【0084】(付記項3) 付記項2において、内視鏡
用フードは開口部を有することを特徴とする。 (付記項4) 付記項2において、内視鏡用フードは開
閉可能な開口部を有することを特徴とする。
【0085】(付記項3、4の効果) 透明な部分を介
さず、クリアに視野を得ることができる。 (付記項5) 付記項4において、該開口部は開放して
いる際、内視鏡の視野範囲内に前記透明部分を介さずに
直接観察可能な部分を有することを特徴とする内視鏡用
フード。
【0086】(付記項6) 付記項5において、前記開
口部に、内部に液体が侵入するのを防止する水密手段を
有することを特徴とする内視鏡用フード。 (付記項7) 付記項2ないし6において、エネルギー
供給手段は高周波焼灼電流を供給する電極を有すること
を特徴とする。
【0087】(付記項8) 付記項7において、高周波
焼灼電流を供給する手段は、バイポーラ電極を有するこ
とを特徴とする。 (付記項9) 付記項7において、高周波焼灼電流を供
給する手段は、モノポーラ電極を有することを特徴とす
る。
【0088】(付記項10) 付記項2ないし6におい
て、エネルギー供給手段はレーザー発信手段であること
を特徴とする。 (付記項11) 付記項2ないし6において、エネルギ
ー供給手段は電気的に発熱する部材を有することを特徴
とする。
【0089】(付記項12) 付記項2ないし6におい
て、エネルギー供給手段は超音波振動発生手段を有する
ことを特徴とする。 (付記項12−2) 付記項2ないし6において、エネ
ルギー供給手段はマイクロ波を発信する手段を有するこ
とを特徴とする。
【0090】(付記項13) 付記項7,8,9のいず
れかにおいて、内視鏡用フードがエッジ部を有するとと
もに、電極がエッジ部近傍に設けられていることを特徴
とする。
【0091】(付記項14) 付記項7,8,9,13
のいずれかにおいて、電極の幅が内視鏡用フードの直径
よりも小さいことを特徴とする。 (付記項15) 付記項8,13,14のいずれかにお
いて、2つの電極の一方の表面積が他方より小さいこと
を特徴とする。
【0092】(付記項16) 付記項15において、内
視鏡用フードがエッジ部を有するとともに、表面積の小
さい方の電極がエッジ部近傍に設けられている。 (付記項17) 前記いずれかの付記項において、内視
鏡用フードは送気送水手段を有することを特徴とする内
視鏡用フード。
【0093】(付記項18) 先端部近傍に観察窓を有
する内視鏡の少なくとも先端部を覆う内視鏡用フードに
おいて、該フードは透明部分を有するとともに、開閉可
能な開口部を有し、該開口部は開放している際、内視鏡
の視野範囲内に前記透明部分を介さずに直接観察可能な
部分を有することを特徴とする内視鏡用フード。
【0094】(付記項19) 付記項18において、前
記開口部に、内部に液体が浸入するのを防止する水密手
段を有することを特徴とする内視鏡用フード。 (付記項20) 付記項19において、水密手段はゴム
部材であることを特徴とする。
【0095】(付記項21) 付記項19において、水
密手段は、グリスであることを特徴とする。 (付記項22) 付記項19において、水密手段は一体
成形された部材であり、一部が破壊することにより開口
部が開くことを特徴とする。
【0096】(付記項23) 先端近傍に観察窓を有す
る内視鏡の少なくとも先端部を覆う内視鏡用フードにお
いて、該フードは透明部材と開口部を有し、前記透明部
材を介した観察と、開口部からの観察を選択的に行える
ようにしたことを特徴とする内視鏡用フード。
【0097】(付記項18〜23の技術が解決しようと
する課題) 近年では、血管の処置、脊椎の処置、食道
の処置、腎臓の処置など、腔のない部分での処置が行わ
れるようになっており、前記フードや開閉式のシースを
用いて組織間を剥離しながら内視鏡を挿入し、腔を確保
する手技が行われるようになっている。WO83/03
189及びWO94/11052は、スコープを組織に
挿入して行く際、スコープ先端が覆われてしまい、盲目
的になる。特公平4−17648号公報は、処置具挿通
用の開口部があるものの、この開口部を介して観察を行
うことはできず、常に透明なフードを介しての観察とな
る。フードに組織が密着しているときはよいが、フード
と組織の間に空間が生じた場合はフードを通す分だけ見
えが悪くなる。また、上記3つの従来技術を用い組織に
スコープを挿入して行く際、出血が起きると血液はフー
ドのすき間や開口部から内部に浸入し、スコープを汚
し、視野が悪くなることがある。特願平7−17246
6号はフード部分が開口しており、剥離に最適な形状と
は言えず、また上記と同様な出血時の問題がある。特願
平7−172139号は常にスコープをフードが覆って
おり、特公平4−17648号公報と同様な問題があ
る。常にクリアな視野を得ることが内視鏡による観察、
処置には不可欠なことである。
【0098】(付記項18〜23の目的) 組織間を剥
離しながら容易に内視鏡を挿入でき、その間内視鏡の汚
れを防止し鏡視下で作業が行え、剥離終了後組織とフー
ド間に空間ができた場合は更にクリアな視野を得ること
ができる内視鏡用フードを提供することを目的とする。
【0099】(付記項18〜23の作用) 剥離操作を
行いながら組織に挿入してゆく際は、内視鏡を完全に覆
うことにより内視鏡が汚れるのを防止し、透明部分より
観察が行える。また、剥離操作後には開口部を開くこと
により、フードを介さずに観察を行い、クリアな視野を
得ることができる。また、開口部に水密手段を設けるこ
とで血液の侵入を防止する。
【0100】(付記項18〜23の効果) 組織間を剥
離しながら容易に内視鏡を挿入でき、その間内視鏡の汚
れを防止し、鏡視下で作業が行え、剥離終了後、組織と
フード間に空間ができた場合は更にクリアな視野を得る
ことができる。
【0101】
【発明の効果】本発明によればフード本体に内視鏡の視
野を確保するための透光性材料部分と、生体組織の切
開、凝固を行う切開凝固手段とを設けたので、透光性材
料部分を通して内視鏡で生体組織の処置対象部分を確認
しながら安全、容易に生体組織の剥離、止血を行い、内
視鏡の観察処置の為に内視鏡を生体組織に挿入する作業
を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における透明フー
ド付シースおよび内視鏡の概略構成図。
【図2】 (A)は第1の実施の形態の透明フード付シ
ースの先端部を示す斜視図、(B)は同実施の形態の透
明フード付シースの使用による組織剥離状態を示す要部
の縦断面図、(C)は同実施の形態の透明フード付シー
スの使用による組織剥離後にフードを開いた状態を示す
要部の縦断面図、(D)は(B)の内視鏡像を示す平面
図、(E)は(C)の内視鏡像を示す平面図。
【図3】 (A)は本発明の第2の実施の形態の透明シ
ースを示す斜視図、(B)は本発明の第3の実施の形態
の透明シースの先端部を一部断面にして示す斜視図、
(C)は本発明の第4の実施の形態の透明シースを示す
斜視図、(D)は本発明の第5の実施の形態の超音波シ
ースを示す縦断面図、(E)は本発明の第6の実施の形
態の超音波シースを示す要部の縦断面図。
【図4】 本発明の第7の実施の形態の透明シースを示
す縦断面図。
【図5】 (A)は本発明の第8の実施の形態の透明シ
ースを示す斜視図、(B)は同実施の形態の透明シース
の先端開口部の閉状態を示す縦断面図、(C)は同実施
の形態の透明シースの筋彫り部を示す横断面図、(D)
は同実施の形態の透明シースの先端開口部の開状態を示
す縦断面図。
【図6】 (A)は本発明の第9の実施の形態の透明シ
ースのシャッター部材の閉状態を示す縦断面図、(B)
は同実施の形態の透明シースのシャッター部材の開状態
を示す縦断面図。
【図7】 図6(A)の7−7線断面図。
【図8】 (A)は本発明の第10の実施の形態の透明
シースの開口部を介した観察状態を示す縦断面図、
(B)は同実施の形態の透明シースの透明部材を介した
観察状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
2,62,85,96…内視鏡、5,66…透明フード
(フード本体)、17…第1電極(切開凝固手段)、1
8…第2電極(切開凝固手段)、42,52,82…シ
ース本体(フード本体)、46…レーザーファイバー
(切開凝固手段)、61…超音波シース(切開凝固手
段)、72…透明部材(フード本体)、86…超音波プ
ローブ(切開凝固手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内に挿入される内視鏡の挿入部の少な
    くとも先端部を覆うフード本体を備えた内視鏡用フード
    において、前記フード本体に前記内視鏡の視野を確保す
    るための透光性材料部分と、生体組織の切開、凝固を行
    う切開凝固手段とを設けたことを特徴とする内視鏡用フ
    ード。
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