JPH0995463A - シクロアルカノンの製造方法 - Google Patents
シクロアルカノンの製造方法Info
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Abstract
シクロアルカノールを脱水素反応に供するに当たり、効
率よくシクロアルカノール得る。 【解決手段】 シクロアルケンを水和して得たシクロア
ルカノールを脱水素するシクロアルカノンの製造方法に
おいて、該脱水素の反応系中にシクロアルカノン及び/
又はシクロアルキル基を有する化合物を添加することを
特徴とするシクロアルカノンの製造方法。
Description
の製造方法に関する。詳しくはシクロアルケンを水和し
て得たシクロアルカノールを脱水素するシクロアルカノ
ンの製造方法に関する。かかるシクロアルカノン、例え
ばシクロキサノンはナイロン原料の中間体として産業上
有用である。
カノールの脱水素反応によって製造される。この脱水素
反応では、酸化銅、酸化クロム、酸化カルシウム、酸化
亜鉛やこれらの複合物が触媒として使用されている。ま
た、シクロアルカノールの製造方法としては、工業的に
はシクロアルカンを分子状酸素で酸化してシクロアルカ
ノールとシクロアルカノンの混合物を得、蒸留によりシ
クロアルカノールとシクロアルカノンを分離し、分離し
たシクロアルカノールを脱水素してシクロアルカノンを
得る方法が最も一般的である。
て、近年、シクロアルケンの水和反応による方法が注目
されている。例えば、シクロヘキセンの水和によるシク
ロヘキサノールの製造では、ゼオライトなどの固体酸触
媒を用いた方法が知られており、この方法によれば副生
成物が少ないシクロヘキサノールが効率よく製造できる
可能性がある。
カノールの脱水素反応においてはシクロアルカノンの選
択率自体は比較的高い水準にあるが、必ずしも充分とは
いえず、さらに選択率の高い、すなわち副生成物のより
少ないシクロアルカノンの製造方法が望まれている。
されたシクロアルカノールを用いたシクロアルカノンの
製造方法においては、そのシクロアルカノールが、従来
法によるシクロアルカノール、例えば前記のシクロアル
カンの酸化により得られるシクロアルカノールとは品質
的に相違するため、同じシクロアルカノールの脱水素化
反応でも従来の方法とは同一には論じられない面があ
る。
クロアルケンの水和によって製造したシクロアルカノー
ルを用いたシクロアルカノンの製造方法における脱水素
反応の選択率向上について鋭意検討した結果、特定の化
合物を脱水素の反応系内に添加することによって、高い
選択率を達成できることを見いだし、本発明に到達し
た。
水和して得たシクロアルカノールを脱水素するシクロア
ルカノンの製造方法において、該脱水素の反応系中にシ
クロアルカノン及び/又はシクロアルキル基を有する化
合物を添加することを特徴とするシクロアルカノンの製
造方法に存する。以下、本発明を詳細に説明する。
ロアルケンとしては、シクロプロペン、シクロペンテ
ン、メチルシクロペンテン類、シクロヘキセン、メチル
シクロヘキセン類、シクロオクテン、シクロドデセンな
どが例示されるが、好ましくは5〜8個の炭素環を有す
るシクロアルケンが好ましく、特に好ましくはシクロヘ
キセンである。水和反応で得られるシクロアルカノール
は、原料のシクロアルケンに対応するものであり、例え
ばシクロアルケンとしてシクロヘキセンを使用した場
合、水和反応によってシクロヘキサノールを得ることが
できる。
に固体酸触媒が使用される。固体酸触媒としては、ゼオ
ライト、スルホン酸基等を有する強酸性イオン交換樹
脂、二酸化ジルコニウム、二酸化チタン、酸化アルミニ
ウム、二酸化ケイ素等の無機化合物、スメクタイト、カ
オリナイト、バーミキュライト等の層状化合物をアルミ
ニウム、珪素、チタン及びジルコニウムの中から選ばれ
る1種類以上の金属酸化物で処理したイオン交換型層状
化合物が例示されるが、好ましくはゼオライトである。
ゼオライトの好ましい例としては、モルデナイト、エリ
オナイト、フェリエライト、モ−ビル社発表のZSM−
5、ZSM−11等を含むZSM系ゼオライトなどの結
晶性アルミノシリケ−ト、およびホウ素、鉄、ガリウ
ム、チタン、銅、銀など異元素を含有するメタロアルミ
ノシリケ−トやメタロシリケ−トなどである。ゼオライ
トの交換可能なカチオン種は、通常、プロトン交換型
(H型)が用いられるが、Mg、Ca、Sr等のアルカ
リ土類元素、La、Ce等の希土類元素、Fe、Co、
Ni、Ru、Pd、Pt等の8〜10族元素の少なくと
も一種のカチオン種で交換されたものも有効であり、あ
るいはTi、Zr、Hf、Cr、Mo、W、Th等を含
有させたものも有効である。
モル比は広範囲より選択され、反応形式が連続式あるい
は回分式のいずれで実施されるかによっても異なる。し
かし、シクロアルケンあるいは水が他の原料に比べて大
過剰になる場合は、反応速度が低下し、実際的ではな
い。反応器内でのシクロアルケンに対する水のモル比
は、通常1〜100、好ましくは5〜30である。ま
た、反応器内でのシクロアルケンに対する触媒の重量比
は、通常0.01〜200、好ましくは0.1〜20で
ある。
との他に、反応系に窒素、水素、ヘリウム、アルゴン、
二酸化炭素等の不活性ガスを使用することが好ましい。
この場合不活性ガス中の酸素の含有量は少ない方が望ま
しく、通常100ppm以下、好ましくは50ppm以
下、特に好ましくは20ppm以下の含有量のものが使
用される。更に、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、含
酸素有機化合物、含イオウ有機化合物、含ハロゲン有機
化合物等を反応系に共存させてもよい。
平衡の面から、及び、副反応などの増大という面から低
温が有利であるが、反応速度の面からは高温が有利であ
るために、反応温度は使用するシクロアルケンによって
異なるが、通常70〜200℃、好ましくは80〜16
0℃である。反応圧力に関しては特に制限はないが、シ
クロアルケン及び水を液相に保ちうる圧力とすることが
好ましく、通常50kg/cm2以下、好ましくは20
〜2kg/cm2である。さらに、反応時間あるいは滞
留時間は、通常0.1〜10時間、好ましくは0.5〜
5時間である。
ロアルカノールを脱水素反応に供するものであるが、こ
のシクロアルカノールとしては、シクロアルケンの水和
反応以外の方法で得られたものも含有していてもよい。
脱水素反応は、気相流通反応として行うのが好ましく、
反応形式としては触媒は固定床、流動床のいずれも可能
であるが、工業的には固定床の方が好ましい。脱水素触
媒としては、シクロヘキサノールなどのシクロアルカノ
ールの脱水素反応に一般に使用される触媒であれば特に
制限はなく、銅−亜鉛触媒(米国特許第4250118
号)、銅−クロム触媒(特開昭58−157741、米
国特許第4310703号、英国特許第1444484
号、同第1500884号)、銅−コバルト触媒(特開
昭55−136241)、亜鉛−カルシウム触媒(特公
昭52−48977、カナダ国特許第862799号)
などが例示される。
より異なるが、通常200〜400℃である。温度が低
すぎると転化率が小さくなり、逆にあまり高すぎると転
化率は大きくなるが副生成物が多くなるので好ましくな
い。反応圧力は特に制限がなく減圧から加圧まで適用で
きるが、通常、常圧付近、好ましくは0.1〜10kg
/cm2、特に好ましくは0.5〜5.0kg/cm2で
ある。また、反応原料混合物の供給速度は液空間速度
(LHSV)で通常0.1〜100hr-1、好ましくは
0.5〜20hr-1であり、また、反応原料混合物は窒
素などの反応に不活性なガスで希釈して供給してもよ
い。
ロアルカノン及び/又はシクロアルキル基を有する化合
物を添加することを特徴とする。添加するシクロアルカ
ノンは1種又は複数種であってもよく、シクロプロパノ
ン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、メチルシク
ロヘキサノン類、シクロオクタノン、シクロデカノン等
が例示されるが、好ましくは5〜8個の炭素環を有する
シクロアルカノンである。この中でも、脱水素反応によ
って得られるシクロアルカノンと同じシクロアルカノン
を脱水素の反応系中に予め添加するのが特に好ましく、
例えば、シクロヘキセンの水和によって生成したシクロ
ヘキサノールを脱水素反応の原料とした場合、予め添加
するシクロアルカノンはシクロヘキサノンであることが
好ましい。
しては、本発明の原料化合物であるシクロアルカノール
と同じ環状アルキル基を有する化合物であることが好ま
しい。例えばシクロヘキサノールの水和に行う場合に
は、シクロアルキル基を有する化合物としてシクロヘキ
シル基を有する化合物が好ましいく、具体的には、酢酸
シクロヘキシル、プロピオン酸シクロヘキシル、酪酸シ
クロヘキシル、吉草酸シクロヘキシル、カプロン酸シク
ロヘキシル等のカルボン酸シクロヘキシルエステル、メ
チルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、プロピル
シクロヘキサン、ブチルシクロヘキサン、アミルシクロ
ヘキサン、ヘキシルシクロヘキサン、ジシクロヘキシ
ル、シクロヘキシルシクロヘキセン、シクロヘキシルシ
クロヘキサジエン、シクロヘキシルシクロヘキサノン等
のアルキルシクロヘキサン又はアルケニルシクロヘキサ
ン、シクロヘキシルフェノール等のアリールシクロヘキ
サン、メチルシクロヘキシルエーテル、エチルシクロヘ
キシルエーテル、プロピルシクロヘキシルエーテル、ブ
チルシクロヘキシルエーテル、アミルシクロヘキシルエ
ーテル、ヘキシルシクロヘキシルエーテル、ジシクロヘ
キシルエーテル等のアルキルシクロヘキシルエーテル又
はアルケニルシクロヘキシルエーテルなどが挙げられ
る。また、かかるシクロヘキシル基を含有する化合物に
おいては、シクロヘキシル基あるいはアルキル基、アル
ケニル基などにおいて置換基を有しているものも包含す
る。以上のシクロヘキシル基を有する化合物の中では、
酢酸シクロヘキシル、アミルシクロヘキサン、ブチルシ
クロヘキシルエーテルなどが特に好ましいものとして例
示される。これらは単独でも複数でも用いることができ
るが、実用上複数種を添加するのが好ましい。
ル基を有する化合物の脱水素反応系中への添加量は、脱
水素反応に供するシクロアルカノールに対して通常0.
0001〜20重量%とし、好ましくは、0.01〜1
0重量%とする。これは添加するシクロアルカノン及び
/又はシクロアルキル基を有する化合物(シクロアルカ
ノールを脱水素反応原料とした場合の脱水素化された対
応するシクロアルカノールを除く。例えば、シクロヘキ
サノールを脱水素反応原料とした場合はシクロヘキサノ
ールを除く。)の合計量である。また、シクロアルカノ
ンを添加する場合、該シクロアルカノンの添加量は0.
0001〜15重量%、特に0.01〜6重量%とする
のが好ましい。添加量が少なすぎると効果が充分に発現
しないことがある。また、多すぎると逆に選択率が低下
することがある。シクロアルキル基を有する化合物を添
加する場合、該シクロアルキル基を有する化合物の添加
量は0.001〜10重量%、特に0.01〜5重量%
とするのが好ましい。添加量が少なすぎると効果が充分
に発現しないことがある。また、多すぎるとシクロアル
カノールの原料純度を低下させていることにもなるの
で、得られる反応生成物中のシクロアルカノンの濃度が
低下することになる。また、シクロアルカノンを過剰に
添加して選択率が低下する場合があっても、更にシクロ
アルキル基を有する化合物を添加することによって選択
率を向上させることができる。
ル基を有する化合物の反応系中への添加方法については
特に制限はないが、原料のシクロアルカノールに予め添
加しておく方法、それとは別に予め反応系に添加供給す
る方法、あるいはシクロアルケンの水和反応の段階で既
に添加しておく方法でもよい。更に、本発明において
は、脱水素反応を水存在下で行うと、生成するシクロア
ルカノンの選択率、シクロアルカノールの転換率を更に
向上させることができる。水の存在形態はいかなるもの
であってもよく、液状あるいは気体状であってよい。反
応系内での水の存在量は、原料のシクロアルカノールに
対して通常0.1〜10重量%、好ましくは1〜5重量
%である。水が多すぎると脱水素反応の転化率が著しく
低下する恐れがあり、少なすぎると効果が充分に発現し
ない。反応系内に水を存在させるには、例えば予めシク
ロアルカノールに添加する方法、水和反応系で用いた水
分を含有したままのシクロアルカノールを脱水素反応に
使用する方法、シクロアルカノールとは別に反応系内に
水を添加する方法などが例示される。
明するが、本発明はその要旨を越えないかぎり以下の実
施例に限定されるものではない。なお、実施例における
反応液の分析はガスクロマトグラフィーで行った。
化反応により得られたシクロヘキサン15重量部、水3
0重量部及びガリウムシリケート触媒(Si/Ga原子
比=25/1)10重量部を入れ、窒素雰囲気下、12
0℃で5気圧の条件で1時間反応させた。得られた反応
液より油相を分離し、該油相を蒸留精製し、全て純度が
99.5%以上のシクロヘキサノールを得た。直径 2
7mm、長さ200mmの円筒管に、銅ークロムーカリ
ウム系脱水素触媒を100ml充填し、電気炉にセット
した。シクロヘキセンの水和で得た上記シクロヘキサノ
ールにシクロヘキサノン4.0重量%を添加し、これを
毎時240mlの割合で前記電気炉に供給し、260
℃、155KPaの条件下で脱水素反応を行った。その
結果、シクロヘキサノール転化率57.5%、シクロヘ
キサノン選択率99.1%、フェノール選択率0.3
%、シクロヘキシルシクロヘキサノン選択率0.4%で
あった。結果のまとめを表−1に示す。
加せずに脱水素反応を行ったところ、シクロヘキサノー
ル転化率56.5%、シクロヘキサノン選択率98.8
%、フェノール選択率0.4%、シクロヘキシルシクロ
ヘキサノン選択率0.6%であった。結果のまとめを表
−1に示す。
ヘキサノンを0.001.0重量%、水を1.7重量%
添加して脱水素反応を行った。その結果、シクロヘキサ
ノール転化率61.2%、シクロヘキサノン選択率9
9.0%、フェノール選択率0.2%、シクロヘキシル
シクロヘキサノン選択率0.5%であった。結果のまと
めを表−1に示す。
ヘキサノンを0.01重量%、水を1.7重量%添加し
て脱水素反応を行った。その結果、シクロヘキサノール
転化率61.5%、シクロヘキサノン選択率99.1
%、フェノール選択率0.2%、シクロヘキシルシクロ
ヘキサノン選択率0.5%であった。結果のまとめを表
−1に示す。
ヘキサノンを0.1重量%、水を1.7重量%添加して
脱水素反応を行った。その結果、シクロヘキサノール転
化率60.8%、シクロヘキサノン選択率99.3%、
フェノール選択率0.3%、シクロヘキシルシクロヘキ
サノン選択率0.2%であった。結果のまとめを表−1
に示す。
ヘキサノンを4.0重量%、水を1.7重量%添加して
脱水素反応を行った。その結果、シクロヘキササノール
転化率60.0%、シクロヘキサノン選択率99.5
%、フェノール選択率0.3%、シクロヘキシルシクロ
ヘキサノン選択率0.2%であった。結果のまとめを表
−1に示す。
1.7重量%添加して脱水素反応を行った。その結果、
シクロヘキサノール転化率59.2%、シクロヘキサノ
ン選択率98.6%、フェノール選択率0.3%、シク
ロヘキシルシクロヘキサノン選択率0.8%であった。
結果のまとめを表−1に示す。
シクロヘキサン、ブチルシクロヘキシルエーテルを1
4:19:1の割合でトータル1重量%、水を1.5重
量%添加して脱水素反応を行った。その結果、シクロヘ
キサノール転化率60.6%、シクロヘキサノン選択率
99.5%、フェノール選択率0.2%、シクロヘキシ
ルシクロヘキサノン選択率0.2%であった。
シクロヘキサンを3:4の割合でトータル0.14重量
%、水を1.5重量%添加して脱水素反応を行った。そ
の結果、シクロヘキサノール転化率60.1%、シクロ
ヘキサノン選択率99.1%、フェノール選択率0.3
%、シクロヘキシルシクロヘキサノン選択率0.5%で
あった。
シクロヘキサンを3:4の割合でトータル0.014重
量%、水を1.5重量%添加して脱水素反応を行った。
その結果、シクロヘキサノール転化率60.0%、シク
ロヘキサノン選択率98.9%、フェノール選択率0.
3%、シクロヘキシルシクロヘキサノン選択率0.6%
であった。
ヘキサノン、酢酸シクロヘキシル、アミルシクロヘキサ
ン、ブチルシクロヘキシルエーテルを2:14:19:
1の割合でトータル1.0重量%、水分を1.5重量%
添加して脱水素反応を行った。その結果、シクロヘキサ
ノール転化率60.6%、シクロヘキサノン選択率9
9.5%、フェノール選択率0.2%、シクロヘキシル
シクロヘキサノン選択率0.1%であった。
ヘキサノン、酢酸シクロヘキシル、アミルシクロヘキサ
ンを、1.7:1:1.3の割合でトータル3.0重量
%、水分を1.5重量%添加して脱水素反応を行った。
その結果、シクロヘキサノール転化率60.0%、シク
ロヘキサノン選択率99.4%、フェノール選択率0.
2%、シクロヘキシルシクロヘキサノン選択率0.2%
であった。
ヘキサノン、酢酸シクロヘキシル、アミルシクロヘキサ
ンを、17:1:1.2の割合でトータル18重量%、
水分を1.5重量%添加して脱水素反応を行った。その
結果、シクロヘキサノール転化率62.5%、シクロヘ
キサノン選択率99.0%、フェノール選択率0.4
%、シクロヘキシルシクロヘキサノン選択率0.1%で
あった。
(日揮化学製)に変更し、原料シクロヘキサノールにシ
クロヘキサノン1.8重量%を添加し、脱水素反応を行
った。その結果、シクロヘキサノール転化率58.4
%、シクロヘキサン選択率99.5%、フェノール選択
率0.1%、シクロヘキシルシクロヘキサノン選択率
0.1%であった。結果のまとめを表−2に示す。
添加せずに脱水素反応を行ったところ、シクロヘキサノ
ール添加率58.6%、シクロヘキサン選択率99.3
%、フェノール選択率0.2%、シクロヘキシルシクロ
ヘキサノン選択率0.2%であった。結果のまとめを表
−2に示す。
ロヘキサノン0.3重量%を添加し、脱水素反応を行っ
た。その結果、シクロヘキサノール転化率58.0%、
シクロヘキサン選択率99.5%、フェノール選択率
0.2%、シクロヘキシルシクロヘキサノン選択率0.
1%であった。結果のまとめを表−2に示す。
ロヘキサノン4.0重量%、水を1.7重量%を添加
し、脱水素反応を行った。その結果、シクロヘキサノー
ル転化率66.4%、シクロヘキサン選択率99.3
%、フェノール選択率0.1%、シクロヘキシルシクロ
ヘキサノン選択率0.2%であった。結果のまとめを表
−2に示す。
1.7重量%を添加し、脱水素反応を行った。その結
果、シクロヘキサノール転化率65.8%、シクロヘキ
サン選択率99.1%、フェノール選択率0.2%、シ
クロヘキシルシクロヘキサノン選択率0.3%であっ
た。結果のまとめを表−2に示す。
ロヘキサノン0.1重量%、水を1.7重量%を添加
し、脱水素反応を行った。その結果、シクロヘキサノー
ル転化率65.2%、シクロヘキサン選択率99.3
%、フェノール選択率0.1%、シクロヘキシルシクロ
ヘキサノン選択率0.2%であった。結果のまとめを表
−2に示す。
ロヘキサノン、酢酸シクロヘキシル、アミルシクロヘキ
サンを、3.4:0.8:1の割合で、トータル4.4
重量%添加し、脱水素反応を行った。その結果、シクロ
ヘキサノール転化率59.3%、シクロヘキサノン選択
率99.5%、フェノール選択率0.1%、シクロヘキ
シルシクロヘキサノン選択率0.1%であった。
反応によって得られたシクロアルカノールを脱水素反応
に供するに当たり、シクロアルカノールの転換率が高
く、かつ、シクロアルカノンを高い選択率で得ることが
できる。
Claims (9)
- 【請求項1】 シクロアルケンを水和して得たシクロア
ルカノールを脱水素するシクロアルカノンの製造方法に
おいて、該脱水素の反応系中にシクロアルカノン及び/
又はシクロアルキル基を有する化合物を添加することを
特徴とするシクロアルカノンの製造方法。 - 【請求項2】 シクロアルカノン及び/又はシクロアル
キル基を有する化合物をシクロアルカノールに対して
0.0001〜20重量%添加することを特徴とする請
求項1のシクロアルカノンの製造方法。 - 【請求項3】 脱水素反応によって得られるシクロアル
カノンと同じシクロアルカノンを脱水素の反応系中に予
め添加することを特徴とする請求項1又は2のシクロア
ルカノンの製造方法。 - 【請求項4】 シクロアルカノンをシクロアルカノール
に対して0.0001〜15重量%添加することを特徴
とする請求項1〜3のシクロアルカノンの製造方法。 - 【請求項5】 シクロアルキル基を有する化合物をシク
ロアルカノールに対して0.001〜10重量%添加す
ることを特徴とする請求項1又は2のシクロアルカノン
の製造方法。 - 【請求項6】 シクロアルキル基を有する化合物が、カ
ルボン酸シクロアルキルエステル、アルキルシクロアル
カン、アルケニルシクロアルカン、アリールシクロアル
カン、アルキルシクロアルキルエーテルアルキル、アル
ケニルシクロアルキルエーテルから選ばれる少なくとも
1種であることを特徴とする請求項1、2、5のいずれ
かのシクロアルカノンの製造方法。 - 【請求項7】 シクロアルキル基がシクロヘキシル基
であることを特徴とする請求項1、2、5、6のいずれ
かのシクロアルカノンの製造方法。 - 【請求項8】 シクロアルカノールに対して0.1〜1
0重量%の水の存在下で脱水素反応を行うことを特徴と
する請求項1〜7のいずれかのシクロアルカノンの製造
方法。 - 【請求項9】 シクロアルケンがシクロヘキセンであ
ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかのシクロア
ルカノンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24921695A JPH0995463A (ja) | 1995-07-21 | 1995-09-27 | シクロアルカノンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18545395 | 1995-07-21 | ||
| JP7-185453 | 1995-07-21 | ||
| JP24921695A JPH0995463A (ja) | 1995-07-21 | 1995-09-27 | シクロアルカノンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0995463A true JPH0995463A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=26503107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24921695A Pending JPH0995463A (ja) | 1995-07-21 | 1995-09-27 | シクロアルカノンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0995463A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016531935A (ja) * | 2013-09-17 | 2016-10-13 | エルジー・ケム・リミテッド | アルカノールの製造方法 |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP24921695A patent/JPH0995463A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016531935A (ja) * | 2013-09-17 | 2016-10-13 | エルジー・ケム・リミテッド | アルカノールの製造方法 |
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