JPH0995656A - プライマー組成物 - Google Patents
プライマー組成物Info
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- JPH0995656A JPH0995656A JP27623895A JP27623895A JPH0995656A JP H0995656 A JPH0995656 A JP H0995656A JP 27623895 A JP27623895 A JP 27623895A JP 27623895 A JP27623895 A JP 27623895A JP H0995656 A JPH0995656 A JP H0995656A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルミ建材の耐候性向上用のアクリル電着塗
料やフッ素樹脂塗料による塗膜表面等に対しても、縮合
型室温硬化性シリコーンゴムを良好に接着させることが
できるプライマー組成物の提供。 【解決手段】 (A) 分子内にSi−Si結合を有し、かつケ
イ素原子に結合したアルコキシ基を少なくとも2個有す
るケイ素化合物、(B) 分子内にアミノ基と、ケイ素原子
に結合したアルコキシ基を少なくとも2個とを有するモ
ノシラン化合物、(C) アルコキシチタン及びその部分加
水分解縮合物からなる群から選ばれる少なくとも1種、
並びに(D) 有機溶媒、を含有して成るプライマー組成
物。
料やフッ素樹脂塗料による塗膜表面等に対しても、縮合
型室温硬化性シリコーンゴムを良好に接着させることが
できるプライマー組成物の提供。 【解決手段】 (A) 分子内にSi−Si結合を有し、かつケ
イ素原子に結合したアルコキシ基を少なくとも2個有す
るケイ素化合物、(B) 分子内にアミノ基と、ケイ素原子
に結合したアルコキシ基を少なくとも2個とを有するモ
ノシラン化合物、(C) アルコキシチタン及びその部分加
水分解縮合物からなる群から選ばれる少なくとも1種、
並びに(D) 有機溶媒、を含有して成るプライマー組成
物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、アルミ建
材の耐候性向上用のアクリル電着塗料又はフッ素樹脂塗
料による塗膜表面に対しても、縮合型室温硬化性シリコ
ーンゴムを良好に接着させることができるプライマー組
成物に関する。
材の耐候性向上用のアクリル電着塗料又はフッ素樹脂塗
料による塗膜表面に対しても、縮合型室温硬化性シリコ
ーンゴムを良好に接着させることができるプライマー組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縮合型室温硬化性シリコーンゴム
用のプライマー組成物としては、いわゆるシランカップ
リング剤及びこれらの反応生成物からなるもの、ポリイ
ソシアナート類と塩化ゴムの混合物からなるもの、ポリ
エステル樹脂とアクリル樹脂との混合物からなるもの、
フェニル基含有シロキサンとアルキルシリケートとクロ
ロシランとの混合物からなるもの等が知られている。と
ころで、近年、建築用の外壁として、表面に、耐光性、
耐薬品性、電気絶縁性及び不燃性等に優れたフッ素樹脂
系塗料やアクリル樹脂系塗料の塗膜を形成したものが多
く使用されている。しかし、縮合型室温硬化性シリコー
ンゴムは、この種の塗膜に対しては従来の上記プライマ
ー組成物を用いても良好な接着性を示さないという問題
がある。
用のプライマー組成物としては、いわゆるシランカップ
リング剤及びこれらの反応生成物からなるもの、ポリイ
ソシアナート類と塩化ゴムの混合物からなるもの、ポリ
エステル樹脂とアクリル樹脂との混合物からなるもの、
フェニル基含有シロキサンとアルキルシリケートとクロ
ロシランとの混合物からなるもの等が知られている。と
ころで、近年、建築用の外壁として、表面に、耐光性、
耐薬品性、電気絶縁性及び不燃性等に優れたフッ素樹脂
系塗料やアクリル樹脂系塗料の塗膜を形成したものが多
く使用されている。しかし、縮合型室温硬化性シリコー
ンゴムは、この種の塗膜に対しては従来の上記プライマ
ー組成物を用いても良好な接着性を示さないという問題
がある。
【0003】そこで、フッ素樹脂系塗料やアクリル樹脂
系塗料の塗膜に対する接着性を向上させることを目的
に、アミノ基を有する有機ケイ素化合物、メルカプト基
を有する有機ケイ素化合物、ケイ素原子に結合した水酸
基又はアルコキシ基を分子中に少なくとも1個有するポ
リオルガノシロキサン及び有機チタン化合物からなるプ
ライマー組成物が提案されている(特開平6−1285
53号公報)。しかし、このプライマー組成物を用いて
も、最近のアルミ建材の耐候性向上用のアクリル樹脂系
塗料又はフッ素樹脂系塗料の塗膜表面に対しては、縮合
型室温硬化性シリコーンゴムの接着力が不十分となる。
系塗料の塗膜に対する接着性を向上させることを目的
に、アミノ基を有する有機ケイ素化合物、メルカプト基
を有する有機ケイ素化合物、ケイ素原子に結合した水酸
基又はアルコキシ基を分子中に少なくとも1個有するポ
リオルガノシロキサン及び有機チタン化合物からなるプ
ライマー組成物が提案されている(特開平6−1285
53号公報)。しかし、このプライマー組成物を用いて
も、最近のアルミ建材の耐候性向上用のアクリル樹脂系
塗料又はフッ素樹脂系塗料の塗膜表面に対しては、縮合
型室温硬化性シリコーンゴムの接着力が不十分となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、例え
ば、アルミ建材の耐候性向上用のアクリル電着塗料やフ
ッ素樹脂塗料による塗膜表面に対しても、縮合型室温硬
化性シリコーンゴムを良好に接着させることができるプ
ライマー組成物を提供することにある。
ば、アルミ建材の耐候性向上用のアクリル電着塗料やフ
ッ素樹脂塗料による塗膜表面に対しても、縮合型室温硬
化性シリコーンゴムを良好に接着させることができるプ
ライマー組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A) 分子内に
Si−Si結合を有し、かつケイ素原子に結合したアルコキ
シ基を少なくとも2個有するケイ素化合物、(B) 分子内
にアミノ基と、ケイ素原子に結合したアルコキシ基を少
なくとも2個とを有するモノシラン化合物、(C) アルコ
キシチタン及びその部分加水分解縮合物からなる群から
選ばれる少なくとも1種、並びに(D) 有機溶媒、を含有
して成るプライマー組成物である。
Si−Si結合を有し、かつケイ素原子に結合したアルコキ
シ基を少なくとも2個有するケイ素化合物、(B) 分子内
にアミノ基と、ケイ素原子に結合したアルコキシ基を少
なくとも2個とを有するモノシラン化合物、(C) アルコ
キシチタン及びその部分加水分解縮合物からなる群から
選ばれる少なくとも1種、並びに(D) 有機溶媒、を含有
して成るプライマー組成物である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。(A) 成分のケイ素化合物 本発明に用いる(A) 成分のケイ素化合物は、活性水素を
持つ化合物と反応し易いため、被着体に本発明のプライ
マー組成物を介して接着させる縮合型室温硬化性シリコ
ーンゴムに含まれる硬化剤と反応する。即ち、(A) 成分
は、縮合型室温硬化性シリコーンゴムと本発明のプライ
マー組成物との界面において接着力を向上させるもので
ある。本発明に用いる(A) 成分のケイ素化合物は、分子
内に少なくとも1個のSi−Si結合を有し、かつケイ素原
子に結合したアルコキシ基を少なくとも2つ有する。
持つ化合物と反応し易いため、被着体に本発明のプライ
マー組成物を介して接着させる縮合型室温硬化性シリコ
ーンゴムに含まれる硬化剤と反応する。即ち、(A) 成分
は、縮合型室温硬化性シリコーンゴムと本発明のプライ
マー組成物との界面において接着力を向上させるもので
ある。本発明に用いる(A) 成分のケイ素化合物は、分子
内に少なくとも1個のSi−Si結合を有し、かつケイ素原
子に結合したアルコキシ基を少なくとも2つ有する。
【0007】本発明に用いる(A) 成分のケイ素化合物と
しては、例えば、下記一般式(1): R1 2n+2-mSin Xm (1) (式中、R1 は非置換又は置換の一価炭化水素基であ
り、Xはアルコキシ基であり、nは2以上の整数、好ま
しくは2〜8の整数であり、mは2≦m≦18を満足す
る整数である)で示されるケイ素化合物が挙げられる。
しては、例えば、下記一般式(1): R1 2n+2-mSin Xm (1) (式中、R1 は非置換又は置換の一価炭化水素基であ
り、Xはアルコキシ基であり、nは2以上の整数、好ま
しくは2〜8の整数であり、mは2≦m≦18を満足す
る整数である)で示されるケイ素化合物が挙げられる。
【0008】前記一般式(1)のR1 で示される非置換
又は置換の1価炭化水素基としては、例えば、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオ
ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノ
ニル基、デシル基、ドデシル基等のアルキル基;シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等の
シクロアルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル
基、イソプロペニル基、ブテニル基、イソブテニル基、
ヘキセニル基、シクロヘキセニル基等のアルケニル基;
フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、ビフ
ェニリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチ
ル基、フェニルプロピル基、メチルベンジル基等のアラ
ルキル基;並びにこれらの基の炭素原子に結合している
水素原子の一部又は全部がフッ素、塩素、臭素等のハロ
ゲン原子、シアノ基などで置換された基、例えば、クロ
ロメチル基、2−ブロモエチル基、3−クロロプロピル
基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、クロロフェ
ニル基、フルオロフェニル基、シアノエチル基、3,
3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシ
ル基等が挙げられる。前記一般式(1)のXで示される
アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基等が挙げられる。
又は置換の1価炭化水素基としては、例えば、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオ
ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノ
ニル基、デシル基、ドデシル基等のアルキル基;シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等の
シクロアルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル
基、イソプロペニル基、ブテニル基、イソブテニル基、
ヘキセニル基、シクロヘキセニル基等のアルケニル基;
フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、ビフ
ェニリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチ
ル基、フェニルプロピル基、メチルベンジル基等のアラ
ルキル基;並びにこれらの基の炭素原子に結合している
水素原子の一部又は全部がフッ素、塩素、臭素等のハロ
ゲン原子、シアノ基などで置換された基、例えば、クロ
ロメチル基、2−ブロモエチル基、3−クロロプロピル
基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、クロロフェ
ニル基、フルオロフェニル基、シアノエチル基、3,
3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシ
ル基等が挙げられる。前記一般式(1)のXで示される
アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基等が挙げられる。
【0009】本発明に用いる(A) 成分のケイ素化合物の
具体例としては、例えば、1,2−ジメチル−1,1,
2,2−テトラメトキシジシラン、1,1,2−トリメ
チル−1,2,2−トリメトキシジシラン等が挙げられ
る。本発明のプライマー組成物全量中の(A) 成分の割合
は、好ましくは、0.5〜40重量%であり、更に好ま
しくは、1〜15重量%である。
具体例としては、例えば、1,2−ジメチル−1,1,
2,2−テトラメトキシジシラン、1,1,2−トリメ
チル−1,2,2−トリメトキシジシラン等が挙げられ
る。本発明のプライマー組成物全量中の(A) 成分の割合
は、好ましくは、0.5〜40重量%であり、更に好ま
しくは、1〜15重量%である。
【0010】(B) 成分のモノシラン化合物 本発明に用いる(B) 成分のモノシラン化合物は、該化合
物が有するアミノ基と被着体表面の活性基とが相互作用
する。即ち、(B) 成分は、本発明のプライマー組成物と
被着体との接着力を向上させるものである。本発明に用
いる(B) 成分のモノシラン化合物は、分子内アミノ基を
有し、かつケイ素原子に結合したアルコキシ基を少なく
とも2つ有する。
物が有するアミノ基と被着体表面の活性基とが相互作用
する。即ち、(B) 成分は、本発明のプライマー組成物と
被着体との接着力を向上させるものである。本発明に用
いる(B) 成分のモノシラン化合物は、分子内アミノ基を
有し、かつケイ素原子に結合したアルコキシ基を少なく
とも2つ有する。
【0011】本発明に用いる(B) 成分のモノシラン化合
物としては、例えば、下記一般式(2): R2 b Y4-a-b SiXa (2) 〔式中、Yはアミノ基又はアミノ基を含有する有機基で
あり、R2 は非置換又は置換の一価炭化水素基であり、
Xは前記と同義であり、aは2又は3であり、bは0又
は1である〕で示されるモノシラン化合物が挙げられ
る。
物としては、例えば、下記一般式(2): R2 b Y4-a-b SiXa (2) 〔式中、Yはアミノ基又はアミノ基を含有する有機基で
あり、R2 は非置換又は置換の一価炭化水素基であり、
Xは前記と同義であり、aは2又は3であり、bは0又
は1である〕で示されるモノシラン化合物が挙げられ
る。
【0012】前記一般式(2)のYで示されるアミノ基
を含有する有機基としては、例えば、下記式:H2 N−
A−基(但し、Aは炭素原子数が2〜6のアルキレン基
である)、H2 N(CH2 )2 NH(CH2 )3 −基等
が挙げられる。前記一般式(2)のR2 で示される非置
換又は置換の一価炭化水素基としては、前記R1 で例示
したものと同様のものが挙げられる。
を含有する有機基としては、例えば、下記式:H2 N−
A−基(但し、Aは炭素原子数が2〜6のアルキレン基
である)、H2 N(CH2 )2 NH(CH2 )3 −基等
が挙げられる。前記一般式(2)のR2 で示される非置
換又は置換の一価炭化水素基としては、前記R1 で例示
したものと同様のものが挙げられる。
【0013】本発明に用いる(B) 成分のモノシラン化合
物の具体例としては、例えば、H2 N(CH2 )3 −S
i(OCH3 )3 、H2 N(CH2 )3 −Si(OC2
H5 )3 、H2 N(CH2 )2 NH(CH2 )3 −Si
(OCH3 )3 、H2 N(CH2 )2 NH(CH2 )3
−Si(OC2 H5 )3 、
物の具体例としては、例えば、H2 N(CH2 )3 −S
i(OCH3 )3 、H2 N(CH2 )3 −Si(OC2
H5 )3 、H2 N(CH2 )2 NH(CH2 )3 −Si
(OCH3 )3 、H2 N(CH2 )2 NH(CH2 )3
−Si(OC2 H5 )3 、
【0014】
【化1】
【0015】等が挙げられる。中でも好ましいのは、H
2 N(CH2 )3 −Si(OCH3 )3 、H2 N(CH
2 )3 −Si(OC2 H5 )3 、H2 N(CH2 )2 N
H(CH2 )3 −Si(OCH3 )3 、及びH2 N(C
H2 )2 NH(CH2 )3 −Si(OC2 H5 )3 であ
る。本発明のプライマー組成物全量中の(B) 成分の割合
は、好ましくは、0.5〜40重量%であり、更に好ま
しくは、1〜15重量%である。
2 N(CH2 )3 −Si(OCH3 )3 、H2 N(CH
2 )3 −Si(OC2 H5 )3 、H2 N(CH2 )2 N
H(CH2 )3 −Si(OCH3 )3 、及びH2 N(C
H2 )2 NH(CH2 )3 −Si(OC2 H5 )3 であ
る。本発明のプライマー組成物全量中の(B) 成分の割合
は、好ましくは、0.5〜40重量%であり、更に好ま
しくは、1〜15重量%である。
【0016】(C) 成分のアルコキシチタン及びその部分
加水分解縮合物 (C) 成分のアルコキシチタン及びその部分加水分解縮合
物は、縮合型室温硬化性シリコーンゴムを強固に接着固
定させる作用を有する。即ち、上記アルコキシチタン等
は、上記シリコーンゴムの縮合触媒として作用するた
め、本発明のプライマー組成物の塗膜上に上記シリコー
ンゴムを塗布して硬化させたときに、該塗膜中にシリコ
ーンゴムが取り込まれて強固に接着するものと推定され
る。
加水分解縮合物 (C) 成分のアルコキシチタン及びその部分加水分解縮合
物は、縮合型室温硬化性シリコーンゴムを強固に接着固
定させる作用を有する。即ち、上記アルコキシチタン等
は、上記シリコーンゴムの縮合触媒として作用するた
め、本発明のプライマー組成物の塗膜上に上記シリコー
ンゴムを塗布して硬化させたときに、該塗膜中にシリコ
ーンゴムが取り込まれて強固に接着するものと推定され
る。
【0017】(C) 成分のアルコキシチタン及びその部分
加水分解縮合物としては、例えば下記一般式(3): Ti(OR3 ) 4 (3) (式中、複数のR3 は独立にアルキル基である)で示さ
れるテトラアルコキシチタン及びその部分加水分解縮合
物が好適である。
加水分解縮合物としては、例えば下記一般式(3): Ti(OR3 ) 4 (3) (式中、複数のR3 は独立にアルキル基である)で示さ
れるテトラアルコキシチタン及びその部分加水分解縮合
物が好適である。
【0018】本発明に用いるアルコキシチタンの具体例
としては、例えば、テトラアルコキシチタンは、テトラ
エトキシチタン、テトラプロポキシチタン、テトライソ
プロポキシチタン、テトラブトキシチタン等が挙げられ
る。これらのアルコキシチタンは、1種でも2種以上を
組み合わせて使用することもでき1種単独でも2種以上
を組み合わせても使用することができ、また部分加水分
解縮合物は、2種以上のアルコキシチタンの共加水分解
縮合物でもよい。本発明のプライマー組成物全量中の成
分(C) の割合は、好ましくは、1〜30重量%であり、更
に好ましくは、2〜15重量%である。
としては、例えば、テトラアルコキシチタンは、テトラ
エトキシチタン、テトラプロポキシチタン、テトライソ
プロポキシチタン、テトラブトキシチタン等が挙げられ
る。これらのアルコキシチタンは、1種でも2種以上を
組み合わせて使用することもでき1種単独でも2種以上
を組み合わせても使用することができ、また部分加水分
解縮合物は、2種以上のアルコキシチタンの共加水分解
縮合物でもよい。本発明のプライマー組成物全量中の成
分(C) の割合は、好ましくは、1〜30重量%であり、更
に好ましくは、2〜15重量%である。
【0019】(D) 成分の有機溶媒 本発明に用いる(D) 成分の有機溶媒は、上記(A) 、(B)
及び(C) 成分を任意の割合で溶解することができ、同時
に揮発性を有するものであればよい。具体的には、例え
ば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
系溶媒;例えば、メタノール、エタノール、イソプロピ
ルアルコール、ブタノール、エチレングリコールモノメ
チルアルコール等のアルコール系溶媒;例えば、アセト
ン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;例えば、リ
グロイン、酢酸エチル等のエステル系溶媒;例えば、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒;例
えば、ヘキサン、シクロヘキサン等のパラフィン系溶媒
が例示される。また、(D) 成分は、1種単独でも2種以
上の混合溶媒としても使用可能である。本発明のプライ
マー組成物全量中の成分(D) の割合は、好ましくは、10
〜99重量%であり、更に好ましくは、50〜90重量%であ
る。
及び(C) 成分を任意の割合で溶解することができ、同時
に揮発性を有するものであればよい。具体的には、例え
ば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
系溶媒;例えば、メタノール、エタノール、イソプロピ
ルアルコール、ブタノール、エチレングリコールモノメ
チルアルコール等のアルコール系溶媒;例えば、アセト
ン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;例えば、リ
グロイン、酢酸エチル等のエステル系溶媒;例えば、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒;例
えば、ヘキサン、シクロヘキサン等のパラフィン系溶媒
が例示される。また、(D) 成分は、1種単独でも2種以
上の混合溶媒としても使用可能である。本発明のプライ
マー組成物全量中の成分(D) の割合は、好ましくは、10
〜99重量%であり、更に好ましくは、50〜90重量%であ
る。
【0020】プライマー組成物 本発明のプライマー組成物は、上述した(A) 〜(D) の各
成分を均一に混合することにより容易に調製することが
できるが、これらの成分以外にも、本発明の目的を損な
わない範囲内において、各種のシランカップリング剤、
ワニス等を配合することができる。本発明のプライマー
組成物は、例えば、アルミ建材の耐候性向上用のアクリ
ル電着塗料又はフッ素樹脂塗料による塗膜表面に対して
も、縮合型室温硬化性シリコーンゴムを良好に接着させ
ることができる。例えば、アクリル電着塗料等の塗膜表
面に、本発明の組成物を塗布、乾燥してプライマー塗膜
を形成した後、この上に縮合型室温硬化性シリコーンゴ
ムを塗布、硬化させることにより、該シリコーンゴムの
硬化物は強固に接着固定される。
成分を均一に混合することにより容易に調製することが
できるが、これらの成分以外にも、本発明の目的を損な
わない範囲内において、各種のシランカップリング剤、
ワニス等を配合することができる。本発明のプライマー
組成物は、例えば、アルミ建材の耐候性向上用のアクリ
ル電着塗料又はフッ素樹脂塗料による塗膜表面に対して
も、縮合型室温硬化性シリコーンゴムを良好に接着させ
ることができる。例えば、アクリル電着塗料等の塗膜表
面に、本発明の組成物を塗布、乾燥してプライマー塗膜
を形成した後、この上に縮合型室温硬化性シリコーンゴ
ムを塗布、硬化させることにより、該シリコーンゴムの
硬化物は強固に接着固定される。
【0021】
【実施例】実施例1〜6、比較例1〜3 (プライマー組成物の調製)下記(A) 〜(D) 成分を表1
又は2に示す量(単位:g)で配合したプライマー組成
物を調製した。 (A) 成分のケイ素化合物:1,2−ジメチル−1,1,
2,2−テトラメトキシジシラン又は1,1,2−トリ
メチル1,2,2−トリメトキシジシラン (B) 成分のモノシラン化合物:H2 N(CH2 )3 −S
i(OCH3 )3 又はH2 N(CH2 )2 NH(C
H2 )3 −Si(OCH3 )3 (C) 成分のアルコキシチタン:テトラエトキシチタン又
はテトライソプロポキシチタン (D) 成分の有機溶媒:ヘキサン又はトルエン
又は2に示す量(単位:g)で配合したプライマー組成
物を調製した。 (A) 成分のケイ素化合物:1,2−ジメチル−1,1,
2,2−テトラメトキシジシラン又は1,1,2−トリ
メチル1,2,2−トリメトキシジシラン (B) 成分のモノシラン化合物:H2 N(CH2 )3 −S
i(OCH3 )3 又はH2 N(CH2 )2 NH(C
H2 )3 −Si(OCH3 )3 (C) 成分のアルコキシチタン:テトラエトキシチタン又
はテトライソプロポキシチタン (D) 成分の有機溶媒:ヘキサン又はトルエン
【0022】(プライマー組成物の接着性試験)各実施
例及び比較例において、次のようにして接着性試験を行
った。被着体として、フッ素樹脂系塗料(大日本塗料
(株)製、商品名:ディックフロー)をスプレーにより
塗布した塗装金属板(不二サッシ社製、アルミ板)と、
アクリル樹脂電着塗装金属板(金属板:不二サッシ社製
アルミ板、塗料:アルミ板耐候性向上用塗料〔関西ペイ
ント社製、エレクロンAG300〕)を2種の被着体と
して用いた。被着体の表面をトルエンで洗浄した後、こ
の表面にプライマー組成物をはけ塗りにより薄く塗布
し、乾燥させてプライマー塗膜を形成した。次に、この
プライマー塗膜面にN,N−ジエチルヒドロキシアミン
を放出する縮合型室温硬化性シリコーンエラストマー
(信越化学工業株式会社製、シーラントニュー70)を
塗布して硬化させた。14日後に硬化したシリコーンエラ
ストマーと被着体との接着性をJIS-A-5758の方法に準拠
して調べた。その結果を表3又は4に示す。なお、表中
の凝集破壊率は以下のようにして求めた。
例及び比較例において、次のようにして接着性試験を行
った。被着体として、フッ素樹脂系塗料(大日本塗料
(株)製、商品名:ディックフロー)をスプレーにより
塗布した塗装金属板(不二サッシ社製、アルミ板)と、
アクリル樹脂電着塗装金属板(金属板:不二サッシ社製
アルミ板、塗料:アルミ板耐候性向上用塗料〔関西ペイ
ント社製、エレクロンAG300〕)を2種の被着体と
して用いた。被着体の表面をトルエンで洗浄した後、こ
の表面にプライマー組成物をはけ塗りにより薄く塗布
し、乾燥させてプライマー塗膜を形成した。次に、この
プライマー塗膜面にN,N−ジエチルヒドロキシアミン
を放出する縮合型室温硬化性シリコーンエラストマー
(信越化学工業株式会社製、シーラントニュー70)を
塗布して硬化させた。14日後に硬化したシリコーンエラ
ストマーと被着体との接着性をJIS-A-5758の方法に準拠
して調べた。その結果を表3又は4に示す。なお、表中
の凝集破壊率は以下のようにして求めた。
【0023】凝集破壊率〔CF:(%)〕 室温硬化性シリコーン樹脂組成物を挟持した2枚のアル
ミ板を相対する方向へ引き離し、ゴム質部分で破断が起
こった面積(凝集破壊面積)と、ゴム質部分とアルミ板
との界面で破断が起こった面積(界面破壊面積)とを測
定し、下記式で示される凝集破壊率(%)を算出した。 凝集破壊率(%)=100・凝集破壊面積/(界面破壊
面積+凝集破壊面積) そして、表中、凝集破壊率100%をゴム質破壊100
%と、凝集破壊率0%を界面破壊100%と記載した。
ミ板を相対する方向へ引き離し、ゴム質部分で破断が起
こった面積(凝集破壊面積)と、ゴム質部分とアルミ板
との界面で破断が起こった面積(界面破壊面積)とを測
定し、下記式で示される凝集破壊率(%)を算出した。 凝集破壊率(%)=100・凝集破壊面積/(界面破壊
面積+凝集破壊面積) そして、表中、凝集破壊率100%をゴム質破壊100
%と、凝集破壊率0%を界面破壊100%と記載した。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】表3及び4から明らかなように、実施例1
〜6で得られたプライマー組成物を用いた場合には、い
ずれも破壊が100%ゴム質部分で起こったのに対し、
比較例1〜3で得られたものを用いた場合には、いずれ
も破壊がゴム質部分と金属板との界面で起こった。実施
例1〜6においては、シリコーンエラストマーは、フッ
素樹脂系塗装金属板及びアクリル系樹脂系塗装金属板い
ずれに対しても 100%エラストマー破壊したのに対し、
比較例1〜3のものはいずれも塗装金属に対して 100%
界面破壊した。
〜6で得られたプライマー組成物を用いた場合には、い
ずれも破壊が100%ゴム質部分で起こったのに対し、
比較例1〜3で得られたものを用いた場合には、いずれ
も破壊がゴム質部分と金属板との界面で起こった。実施
例1〜6においては、シリコーンエラストマーは、フッ
素樹脂系塗装金属板及びアクリル系樹脂系塗装金属板い
ずれに対しても 100%エラストマー破壊したのに対し、
比較例1〜3のものはいずれも塗装金属に対して 100%
界面破壊した。
【0029】
【発明の効果】本発明によると、例えば、アルミ建材の
耐候性向上用のアクリル樹脂系塗料やフッ素樹脂塗料の
塗装面、特に該アクリル樹脂系塗料の電着塗装面に対し
ても、室温縮合硬化型シリコーンゴムを強固に接着する
ことができる。
耐候性向上用のアクリル樹脂系塗料やフッ素樹脂塗料の
塗装面、特に該アクリル樹脂系塗料の電着塗装面に対し
ても、室温縮合硬化型シリコーンゴムを強固に接着する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 凱夫 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 (A) 分子内にSi−Si結合を有し、かつケ
イ素原子に結合したアルコキシ基を少なくとも2個有す
るケイ素化合物、 (B) 分子内にアミノ基と、ケイ素原子に結合したアルコ
キシ基を少なくとも2個とを有するモノシラン化合物、 (C) アルコキシチタン及びその部分加水分解縮合物から
なる群から選ばれる少なくとも1種、並びに (D) 有機溶媒、を含有して成るプライマー組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27623895A JPH0995656A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | プライマー組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27623895A JPH0995656A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | プライマー組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0995656A true JPH0995656A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17566630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27623895A Pending JPH0995656A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | プライマー組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0995656A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002541164A (ja) * | 1999-04-09 | 2002-12-03 | エス ウント ツェー ポリマー ジリコーン ウント コンポジット シュペーツィアリテーテン ゲーエムベーハー | シリコーン用接着剤システム |
| DE102013103724A1 (de) * | 2013-04-12 | 2014-10-16 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Trägersystem, Verwendung eines photolabilen Linkers in einem Trägersystem und Verfahren zur Herstellung eines optoelektronischen Bauelements |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP27623895A patent/JPH0995656A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002541164A (ja) * | 1999-04-09 | 2002-12-03 | エス ウント ツェー ポリマー ジリコーン ウント コンポジット シュペーツィアリテーテン ゲーエムベーハー | シリコーン用接着剤システム |
| JP4796694B2 (ja) * | 1999-04-09 | 2011-10-19 | エス ウント ツェー ポリマー ジリコーン ウント コンポジット シュペーツィアリテーテン ゲーエムベーハー | シリコーン用接着剤システム |
| DE102013103724A1 (de) * | 2013-04-12 | 2014-10-16 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Trägersystem, Verwendung eines photolabilen Linkers in einem Trägersystem und Verfahren zur Herstellung eines optoelektronischen Bauelements |
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