JPH0996954A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0996954A
JPH0996954A JP27657095A JP27657095A JPH0996954A JP H0996954 A JPH0996954 A JP H0996954A JP 27657095 A JP27657095 A JP 27657095A JP 27657095 A JP27657095 A JP 27657095A JP H0996954 A JPH0996954 A JP H0996954A
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charge
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JP27657095A
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English (en)
Inventor
Akihiko Takada
昭彦 高田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】焦電効果による静電潜像の形成を利用した画像
記録装置において、常に安定した潜像が得られ、十分な
印字品質を得ることができる画像記録装置を提供する。 【解決手段】潜像電荷保持媒体1の焦電体層2の表面を
加熱手段3により一様に加熱する。一様に加熱された焦
電体層2は焦電効果により表面電荷を発生するが、これ
は接触電極7によって選択的に中和される。すなわち、
幅方向に複数の電極が並設された接触電極7を潜像電荷
保持媒体1に接触して配置し、制御回路9によって画像
信号に応じて接触電極7とアースとの間を選択的に開閉
することにより、画像信号に応じた選択的な電荷中和を
行う。加熱が終了した後、潜像電荷保持媒体1を自然冷
却によって室温に戻すと、加熱時に発生した電荷と逆極
性の電荷によって良好な潜像が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファク
シミリ、複写機等に適用される画像記録装置に関し、特
に焦電効果を利用して画像記録を行う画像記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、焦電効果を利用して静電潜像
を形成し、その形成された静電潜像を着色媒体(トナ
ー)で顕像化(現像)した後、記録媒体上に転写、定着
させて画像を記録する画像記録装置が知られている。
【0003】この種の画像記録装置としては、例えば山
崎らが特開昭56−158350号公報(以下、「第1
の従来例」という)に記載しているように、レーザ光又
はサーマルヘッドを用いて焦電材料の表面を加熱して静
電潜像を形成し、その形成された静電潜像を帯電させた
トナーで現像した後、記録紙上に転写、定着させて原稿
の複写像を得る複写装置がある。
【0004】また、この種の他の画像記録装置として
は、スネリング(Snelling)が特開平5−134506
号公報及び米国特許第5,185,619号(以下、
「第2の従来例」という)に記載しているように、加熱
時に発生する電荷を電荷中和手段を用いて効率的に中和
させて静電潜像を形成するものがある。この第2の従来
例に係る画像記録装置では、加熱手段として加熱針を用
い、さらに接地された導電体層を加熱針の表面に設け、
加熱時に発生する電荷をこの導電体層を用いて効率的に
中和する。
【0005】図9は、前記第2の従来例に係る画像記録
装置を説明するための図である。
【0006】図9を参照すると、前記第2の従来例に係
る画像記録装置は、焦電体層44と導電体層45とから
構成されるベルト状の潜像電荷保持媒体43を有し、こ
の潜像電荷保持媒体43上に潜像49を形成する。
【0007】すなわち、焦電体層44に接する加熱針4
6をコントローラ48によって制御し、焦電体層44の
表面を画像信号に応じて選択的に加熱する。加熱針46
の表面には、接地された導電体層47が形成されている
ため、加熱により焦電体層44の表面に発生した電荷が
導電体層47を通して中和される。
【0008】その後、潜像電荷保持媒体43が冷却され
ると、逆極性の電荷が発生して潜像49が形成される。
形成された潜像49を現像装置50によって現像してト
ナー像51を形成し、さらにその形成されたトナー像5
1を転写手段53によって記録媒体52上に転写する。
なお、この第2の従来例に係る画像記録装置では、転写
手段53においても焦電効果を利用している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
1及び第2の従来例に係る画像記録装置においては、焦
電材料を選択的に加熱すると同時に電荷中和を行って潜
像を形成するため、加熱された加熱手段や電荷中和手段
を十分に冷却しないと、次ラインの潜像を形成する際
に、加熱していない画素についても前ラインでの蓄熱の
影響が残り所望の印字濃度よりも濃い画像となるという
問題がある。
【0010】ここで、加熱手段や電荷中和手段の冷却が
不十分である場合に、加熱手段や電荷中和手段の蓄熱に
応じて次ラインの加熱エネルギーを減じて制御し、所望
の温度に調整する方法も提案されている。
【0011】しかし、このような方法によっても、記録
速度の向上に伴って加熱手段の蓄熱の影響が大きくなる
ため、制御の際に前ラインの他に前々ラインを参照する
必要が発生して処理が煩雑になるという問題がある。
【0012】従って、本発明は前記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、加熱手段や電荷中和手段の蓄熱に影響
されることなく、常に安定した印字品質を得ることがで
きる画像記録装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、焦電体層を有する潜像電荷保持媒体と、
該潜像電荷保持媒体を加熱する加熱手段と、前記潜像電
荷保持媒体に当接して配置される接触電極(「第1の接
触電極」という)と、画像信号に応じて前記第1の接触
電極と所定の電極との間を選択的に開閉するための制御
手段と、前記潜像電荷保持媒体上に形成される静電潜像
を帯電させた着色媒体で顕像化する現像手段と、を含む
ことを特徴とする画像記録装置を提供する。
【0014】また、本発明は、焦電体層を有する潜像電
荷保持媒体と、該潜像電荷保持媒体を加熱する加熱手段
と、所定の電極に接続し前記潜像電荷保持媒体に当接可
能に配置される接触電極(「第1の接触電極」という)
と、画像信号に応じて前記第1の接触電極を駆動し前記
潜像電荷保持媒体に対して選択的に接触/非接触させる
駆動手段と、前記潜像電荷保持媒体上に形成される静電
潜像を帯電させた着色媒体で顕像化する現像手段と、を
含むことを特徴とする画像記録装置を提供する。
【0015】なお、本発明の画像記録装置においては、
前記所定の電極を、前記焦電体層の裏面に配置される導
電体層としたり、前記第1の接触電極と対向し前記潜像
電荷保持媒体の前記焦電体層の裏面に当接して配置され
る第2の接触電極とすることができる。
【0016】また、本発明の画像記録装置においては、
画像信号の入力がないときに、前記第1の接触電極又は
前記第2の接触電極に対し前記潜像電荷保持媒体の前記
第1の接触電極又は前記第2の接触電極側の表面電荷と
同極性の電圧を印加するとよい。
【0017】さらに、本発明の画像記録装置において
は、画像信号の入力があるときに、前記第1の接触電極
又は前記第2の接触電極に対し前記潜像電荷保持媒体の
前記第1の接触電極又は前記第2の接触電極側の表面電
荷と逆極性の電圧を印加するとよい。
【0018】次に、本発明の原理ないし作用を説明す
る。
【0019】潜像電荷保持媒体の焦電体層は、分子の自
発分極により表面に分極電荷を有しているが、初期状態
においてはこの表面電荷は全て中和された状態となって
いる。
【0020】すなわち、空気中に存在する浮遊電荷や、
導電性ブラシ等の中和手段から供給される電荷が焦電体
層の表面に付着し、電気的な中和状態をなしている。な
お、焦電体層の自発分極によって焦電体層の表面に発生
する分極電荷は正電荷とし、この正電荷と等しい量の負
極性の真電荷が焦電体層の表面に付着しているものとす
る。
【0021】潜像電荷保持媒体が加熱手段によって一様
に加熱されると、潜像電荷保持媒体の焦電体層の内部の
分子の配向状態が変化し、焦電体層の表面に発生する分
極電荷の量が減少する。このため、表面に付着した負電
荷の量が過剰となり、焦電体層の表面が負極性に帯電す
る。
【0022】ここで、焦電体層の表面に接触電極を接触
ないし近接させると、接触電極が制御回路を介して所定
の電極(例えば、接地電位ないしアース、潜像電荷保持
媒体の裏面に配置された導電体層、焦電体層のみからな
る潜像電荷保持媒体の裏面に接触する第2の接触電極
等)に接続されているため、焦電体層の表面に発生した
過剰電荷は、瞬時に接触電極を介して除去される。
【0023】このようにして焦電体層の表面は再び中和
状態となるが、接触電極と所定の電極との間の開閉を制
御回路によって制御することにより、電荷中和を選択的
に行うことができる。
【0024】また、所定の電極に接続された接触電極を
焦電体層の表面に当接可能に配置し、駆動手段を用いて
接触電極を所定の方向に往復移動させて焦電体層の表面
に発生した過剰電荷を除去するようにしてもよい。
【0025】このようにしても焦電体層の表面は再び中
和状態となるが、接触電極を駆動手段を用いて選択的に
動作させることにより、電荷中和を選択的に行うことが
できる。
【0026】加熱が終了した後、潜像電荷保持媒体が初
期温度に冷却されると、焦電体層の内部の分極状態も初
期状態に戻る。このとき、焦電体層の表面は接触電極か
ら既に分離されているため、加熱状態で中和された電荷
中和領域では焦電体層の表面の負電荷は不足状態とな
り、見かけ上、焦電体層の表面は正極性に帯電すること
となる。
【0027】すなわち、潜像電荷保持媒体の接触電極に
よる電荷中和領域には、冷却された後に正極性の潜像が
形成される。なお、焦電体層の分極電荷と逆の極性を有
する電荷によって潜像が形成されるため、このような潜
像を「逆極性電荷による潜像」ともいう。
【0028】このようにして形成された逆極性電荷によ
る潜像は、空気中に存在する浮遊電荷が付着することに
よって徐々に消失されていくが、このような消失には一
般に時間がかかり、通常は数時間ないし数十時間程度は
保持される。
【0029】潜像が形成された潜像電荷保持媒体に、帯
電させた着色媒体を近接ないし接触させ、焦電体層の表
面に着色媒体を選択的に付着させることによって潜像の
現像を行う。現像が終了した後、潜像電荷保持媒体上に
付着した着色媒体を記録媒体に転写、定着させて記録媒
体上に所望の画像を記録する。
【0030】なお、画像信号の入力がない場合に、電極
に対して焦電体層の表面電荷と同極性の電圧を印加する
ことにより、焦電体層の表面電荷が電極へ移動すること
を阻止し、画像信号のない領域に潜像を形成することを
防止してコントラストの高い印字品質を得ることができ
る。
【0031】一方、画像信号の入力がある場合に、電極
に対して焦電体層の表面電荷と逆極性の電圧を印加する
ことにより、焦電体層と電極との間に電界を発生させて
焦電体層の表面電荷の電極への移動を促進させ、電荷中
和をより効率的に行って印字濃度の高い良好な印字品質
を得ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0033】
【実施形態1】図1及び図2を参照して、本発明の第1
の実施形態について説明する。
【0034】図1は、本発明の第1の実施形態に係る画
像記録装置を説明するための図である。
【0035】図1を参照すると、本実施形態に係る画像
記録装置は、無端ベルト状の潜像電荷保持媒体1と、潜
像電荷保持媒体1に当接して配置される接触電極7と、
接触電極7とアース(接地電位)との間の開閉を制御す
る制御回路9と、潜像電荷保持媒体1を加熱する加熱手
段3と、帯電させた着色媒体で潜像19を現像する現像
手段としての現像器4と、記録紙6の表面にトナー像1
8を転写する転写手段としての転写ローラ5と、定着手
段としての定着器10と、を主要な構成として含む。
【0036】潜像電荷保持媒体1は、焦電体層2(厚さ
約30μm)と導電体層11(厚さ約500オングスト
ローム)の2層からなるフィルムを無端状に形成したベ
ルトであり、導電体層11は、導電ローラ8を介して常
に接地電位に保たれている。なお、焦電体層2、導電体
層11の材料は、それぞれポリ弗化ビニリデン(PVD
F)、アルミニウム(Al)である。
【0037】潜像電荷保持媒体1と接触電極7の周囲を
一様に加熱する加熱手段3には、所定の温度になると電
気抵抗が大きくなり発熱量を抑制する性質を有する半導
体、例えばポジスタ(登録商標)を用いるとよく、これ
により温度制御回路を用いることなく自動的に温度設定
を行うことができる。なお、通常のニクロム線ヒータや
ハロゲンランプを発熱源とし、温度センサと温度制御回
路とを用いて温度設定を行うようにしてももちろんよ
い。
【0038】接触電極7は、金メッキが施された複数の
電極が約83μmピッチ(300dot/inch)で
露出し、潜像電荷保持媒体1の幅方向に一列に並んだ構
造をしている。
【0039】なお、接触電極7は、このように多数の接
触電極が直線状に並んだ構造とする他、1本の接触電極
を幅方向に往復移動させるような構造としてもよい。
【0040】一様に加熱された潜像電荷保持媒体1の焦
電体層2の表面には、焦電効果によって電荷(過剰電
荷)が発生するが、これは焦電体層2の表面に密着させ
た接触電極7を通じて瞬時に中和される。
【0041】図2は、本発明の第1の実施形態に係る画
像記録装置の常温時における潜像電荷保持媒体1と接触
電極7との接触部分を示す拡大図である。
【0042】図2を参照すると、本実施形態に係る画像
記録装置では、常温時において、潜像電荷保持媒体1の
焦電体層2の内部において分子の自発分極(分極分子2
1)が発生することにより、表面に分極電荷を有してい
る。ただし、初期状態においては表面電荷は全て中和さ
れているものとする。
【0043】すなわち、空気中に存在する浮遊電荷や、
導電性ブラシ等の中和手段から供給される電荷(負電荷
22)が焦電体層2の表面に付着し、電気的な中和状態
をなしている。
【0044】潜像電荷保持媒体1が加熱手段3によって
加熱されると、潜像電荷保持媒体1の焦電体層2の内部
では分極分子21による分極電荷が加熱と共に消滅して
いくため、焦電体層2の表面に付着している負電荷22
が、分極電荷との間の静電的吸引力を失い、互いに反発
して不安定な状態となる。
【0045】この状態で、接触電極7とアースとの間の
制御回路9を閉じると、焦電体層2の表面に発生してい
る負電荷が反発力により瞬時に移動して電荷中和がなさ
れる。一方、アースとの間が開いている接触電極7で
は、負電荷が接触電極7に移動してきてもアースまで移
動できないため、電荷中和がなされない。このようにし
て、制御回路9によって画像信号に応じて多数の接触電
極7を選択的に接地電位に対して開閉させることによ
り、電荷中和を選択的に行う。
【0046】加熱が終了した後、潜像電荷保持媒体1を
自然冷却によって室温に戻すことにより、逆極性電荷に
よる潜像19が形成される。なお、潜像電荷保持媒体1
の冷却は、自然冷却の他、強制空冷あるいはヒートシン
ク(冷熱源)との熱伝導といった強制的な方法によって
も行うことができる。
【0047】潜像電荷保持媒体1上に形成された潜像1
9は現像器4を用いて現像される。現像器4は、現像方
法として二成分磁気ブラシ現像を用いる。すなわち、絶
縁性と非磁性の性質を共に有する着色粒子(トナー)を
磁性キャリヤ粒子と混合し、粒子の摩擦によってトナー
を帯電させ、キャリヤ粒子表面に付着させた状態の現像
剤14をマグネットローラ15を内包したスリーブ16
上に保持し、潜像電荷保持媒体1と接触させて潜像電荷
保持媒体1上の電荷分布に応じて選択的にトナーを付着
させ、潜像の現像を行う。
【0048】現像が終了した後、潜像電荷保持媒体1を
記録媒体である記録紙6と重ね合わせ、電圧を印加した
転写ローラ5を記録紙6の背面から押し当てることによ
り、トナー像18を記録紙6の表面に静電転写する。な
お、実際には、導電性ゴムローラに約+1kVの電圧を
印加してトナーの静電転写を行った。
【0049】トナー像18が転写された記録紙6を、圧
力ローラ12とヒートローラ13とから構成される定着
器10を通過させ、記録紙6の表面に転写されたトナー
を一旦溶融状態として記録紙6への定着を行う。
【0050】以上のような一連のプロセスを経て記録紙
6の表面にトナー像18を転写した後、潜像形成を行う
接触電極7に向けて潜像電荷保持媒体1を搬送し、次の
潜像形成プロセスに移る。
【0051】ここで、潜像電荷保持媒体1が接触電極7
に搬送される前に、必要に応じて潜像電荷保持媒体1上
に付着して残存する未転写トナーをクリーナー17を用
いて除去するようにする。
【0052】トナー像18を転写した後、潜像電荷保持
媒体1の焦電体層2の表面に潜像電荷が残存している場
合があるが、その残存する潜像電荷は接地した導電性ブ
ラシ(図示せず)等を焦電体層2の表面に接触させるこ
とにより簡単に中和させることができる。
【0053】以上説明したような装置構成を備える画像
記録装置を用いて全面黒ベタの記録実験を行った結果、
平滑性の低い普通紙上においても濃度が均一の画像記録
が可能であることが確認された。
【0054】なお、本実施形態に係る画像記録装置で
は、潜像電荷保持媒体1の導電体層11と接触電極7と
を接地電位に接続して電荷中和を行うようにしたが、接
地電位に接続せず、導電体層11と接触電極7とを単純
に接続するだけでも有効な電荷中和を行うことができ
る。
【0055】また、本実施形態に係る画像記録装置で
は、潜像電荷保持媒体1を焦電体層2と導電体層11の
2層構造としたが、焦電体層のみの単層構造とし、接触
電極7と焦電体層2の裏面に配置された導電ローラ8と
の間で制御回路9を介して選択的に電荷中和を行うよう
にしてもよい。
【0056】
【実施形態2】図3を参照して、本発明の第2の実施形
態について説明する。
【0057】図3は、本発明の第2の実施形態に係る画
像記録装置を説明するための図である。
【0058】図3を参照すると、本実施形態に係る画像
記録装置は、前記第1の実施形態と同様に、無端ベルト
状の潜像電荷保持媒体1と、接触電極7と、加熱手段3
と、現像手段としての現像器4と、転写手段としての転
写ローラ5と、定着手段としての定着器10と、を主要
な構成として含む。
【0059】ただし、接触電極7は常に接地電位に接続
されており、前記第1の実施形態の主要な構成である制
御回路9の代わりに、接触電極7を前後に移動させて接
触電極7の潜像電荷保持媒体1に対する接触/非接触状
態を選択的に切り替える駆動手段20を備える。
【0060】駆動手段20は、積層型の圧電素子を用
い、高速で接触/非接触状態を切り替えるようにすると
よいが、これ以外にもボイスコイル等の各種のアクチュ
エータを用いることができる。
【0061】前記第1の実施形態と同様に、一様に加熱
された潜像電荷保持媒体1の焦電体層2の表面には、焦
電効果によって電荷(過剰電荷)が発生するが、これは
焦電体層2の表面に接触させた接触電極7を通じて瞬時
に中和される。
【0062】ここで、多数の接触電極7を、駆動手段2
0によって画像信号に応じて選択的に接触/非接触状態
とし、接地電位と接続された領域で電荷中和を行い、接
地電位と接続されていない領域では電荷中和を行わない
ようにすることにより、電荷中和を選択的に行う。
【0063】加熱が終了した後、潜像電荷保持媒体1を
自然冷却によって室温に戻すことにより、逆極性電荷に
よる潜像18が形成される。なお、潜像電荷の形成、現
像等のプロセスについては、前記第1の実施形態と同様
の方法を用いることができ、これによって所望の画像記
録を行うことができる。
【0064】
【実施形態3】図3を参照して、本発明の第3の実施形
態について説明する。
【0065】本実施形態に係る画像記録装置は、前記第
2の実施形態と同様に、無端ベルト状の潜像電荷保持媒
体1と、接触電極7と、接触電極7を潜像電荷保持媒体
1に対して選択的に接触/非接触状態とする駆動手段2
0と、加熱手段3と、現像手段としての現像器4と、転
写手段としての転写ローラ5と、定着手段としての定着
器10と、を主要な構成として含む。
【0066】ただし、本実施形態に係る画像記録装置で
は、接触電極7は常に潜像電荷保持媒体1の裏面にある
導電体層11に接続するようにする。
【0067】前記第2の実施形態と同様に、一様に加熱
された潜像電荷保持媒体1の焦電体層2の表面には、焦
電効果によって電荷(過剰電荷)が発生するが、これは
焦電体層2の表面に接触した接触電極7を通じて瞬時に
中和される。
【0068】ここで、多数の接触電極7を、駆動手段2
0によって画像信号に応じて選択的に接触/非接触状態
とし、潜像電荷保持媒体1の導電体層11と接続された
領域で電荷中和を行い、接続されていない領域では電荷
中和を行わないようにすることにより、電荷中和を選択
的に行う。
【0069】加熱が終了した後、潜像電荷保持媒体1を
自然冷却によって室温に戻すことにより、逆極性電荷に
よる潜像18が形成される。なお、潜像電荷の形成、現
像等のプロセスについては、前記第1の実施形態と同様
の方法を用いることができ、これにより所望の画像記録
を行うことができる。
【0070】
【実施形態4】図4及び図5を参照して、本発明の第4
の実施形態について説明する。
【0071】図4は、本発明の第4の実施形態に係る画
像記録装置を説明するための図である。
【0072】図4を参照すると、本実施形態に係る画像
記録装置は、無端ベルト状の潜像電荷保持媒体1と、潜
像電荷保持媒体1の表側(潜像形成を行う側)表面に当
接して配置される接触電極(本実施形態では「第1の接
触電極」という)7と、潜像電荷保持媒体1の裏側表面
に当接して配置される第2の接触電極30と、第1の接
触電極7と第2の接触電極30との間の開閉を制御する
制御回路9と、潜像電荷保持媒体1を加熱する加熱手段
3と、現像手段としての現像器4と、転写手段としての
転写ローラ5と、定着手段としての定着器10と、を主
要な構成として含む。
【0073】ただし、潜像電荷保持媒体1は、焦電体層
2のみからなるフィルムを無端状に形成したベルトであ
り、ポリ弗化ビニリデン(PVDF)をその材料として
いる。
【0074】第1の接触電極7は、前記第1の実施形態
と同様に、複数の電極が所定のピッチで焦電体層2の幅
方向に一列に並んだ構造をしている。第2の接触電極3
0は、第1の接触電極7と同一のピッチで複数の電極が
一列に並んだ構造をしており、焦電体層2を挟んで第1
の接触電極7と対向する位置に配置されている。
【0075】そして、第1の接触電極7と第2の接触電
極30との間には制御回路9が設けられている。
【0076】なお、第1の接触電極7及び第2の接触電
極30は、前記第1の実施形態と同様に、1本の接触電
極を幅方向に往復移動させるような構造としてもよい。
【0077】図5は、本発明の第4の実施形態に係る画
像記録装置の常温時における潜像電荷保持媒体1と接触
電極7、30との接触部分を示す拡大図である。
【0078】図5を参照すると、本実施形態に係る画像
記録装置では、常温時において、潜像電荷保持媒体1
(焦電体層2)の内部において分子の自発分極(分極分
子21)が発生することにより、表面に分極電荷を有し
ている。
【0079】ただし、空気中に存在する浮遊電荷や、導
電性ブラシ等の中和手段から供給された電荷が焦電体層
2の表側表面と裏側表面に付着して電気的な中和状態を
なしている。すなわち、焦電体層2の表側表面には負電
荷22が付着し、裏側表面には正電荷23が付着してい
る。
【0080】潜像電荷保持媒体1が加熱手段3によって
加熱されると、潜像電荷保持媒体1(焦電体層2)の内
部では分極分子21による分極電荷が加熱と共に消滅し
ていくため、焦電体層2の表側表面に付着している負電
荷22と裏側表面に付着している正電荷23とが、分極
電荷との間の静電的吸引力を失い、負電荷同士又は正電
荷同士が互いに反発して不安定な状態となっている。
【0081】この状態で、第1の接触電極7と第2の接
触電極30との間に設けられた制御回路9を閉じると、
焦電体層2の表側表面と裏側表面にそれぞれ付着してい
る負電荷22と正電荷23とが互いに瞬時に引き合い、
電荷中和がなされる。一方、第1の接触電極7と第2の
接触電極30とが開いていると、電荷が移動できないた
め、電荷中和がなされない。このようにして、制御回路
9によって画像信号に応じて第1の接触電極7と第2の
接触電極30との間を選択的に開閉させることにより、
電荷中和を選択的に行う。
【0082】加熱が終了した後、潜像電荷保持媒体1を
自然冷却によって室温に戻すことにより、逆極性電荷に
よる潜像18が形成される。なお、潜像電荷の形成、現
像等のプロセスについては、前記第1の実施形態と同様
の方法を用いることができ、これによって所望の画像記
録を行うことができる。
【0083】
【実施形態5】図1、図2及び図6を参照して、本発明
の第5の実施形態について説明する。
【0084】本実施形態に係る画像記録装置は、例えば
前記第1の実施形態に係る画像記録装置と同様の構成を
備える。
【0085】図2を参照すると、本実施形態に係る画像
記録装置では、常温時において、潜像電荷保持媒体1の
焦電体層2の内部において分子の自発分極(分極分子2
1)が発生することにより、表面に分極電荷を有してい
る。
【0086】ただし、空気中に存在する浮遊電荷や、導
電性ブラシ等の中和手段から供給される電荷(負電荷2
2)が焦電体層2の表面に付着し、電気的な中和状態を
なしている。
【0087】図6は、本発明の第5の実施形態に係る画
像記録装置の加熱時における潜像電荷保持媒体1と接触
電極7との接触部分を示す拡大図である。
【0088】図1及び図6を参照すると、潜像電荷保持
媒体1が加熱手段3によって加熱されると、潜像電荷保
持媒体1の焦電体層2の内部では分極分子21による分
極電荷が加熱と共に消滅していくため、焦電体層2の表
面に付着している負電荷22が、分極電荷との間の静電
的吸引力を失い、互いに反発して不安定な状態となって
いる。
【0089】この状態で、接触電極7とアースとの間の
制御回路9を閉じると、焦電体層2の表面に発生してい
る負電荷が反発力により瞬時に移動して電荷中和がなさ
れる。一方、アースとの間が開いている接触電極7で
は、負電荷が接触電極7に移動してきてもアースまで移
動できないため、電荷中和がなされない。このようにし
て、制御回路9によって画像信号に応じて接触電極7と
アースとの間を開閉制御することにより、電荷中和を選
択的に行う。
【0090】ここで、電荷中和を行わない電荷非中和領
域25にあるアースに対して開いている接触電極7に対
して焦電体層2の表面に付着している負電荷22と同極
性の負電位を与えるようにすると、付着した負電荷22
の移動をより完全に防ぐことができる。
【0091】具体的には、例えば焦電体層2を80℃ま
で加熱した際に観察される表面電位と同程度の−800
Vの電位を電荷非中和領域25に印加する。なお、電荷
中和領域24はアースに接地されて0Vが印加される。
これにより、焦電体層2の表面に付着した負電荷22
の、アースに対して開いている接触電極7への移動が抑
制され、エッジのはっきりとした潜像が形成されて、結
果としてコントラストが高くボケのない良好な画像を得
ることができる。
【0092】なお、本実施形態に係る画像記録装置で
は、接触電極7をアースに接続するようにしたが、これ
以外にも接触電極7を潜像電荷保持媒体1の裏面の導電
体層11に接続するようにしてもよく、これにより導電
体層11内にある正電荷23を加熱と共に開放し、接触
電極7側の負電荷22と引き合うようにして電荷中和を
行うこともできる。
【0093】また、本実施形態に係る画像記録装置は、
前記第1の実施形態に係る画像記録装置と同様の構成を
備えるものとしたが、前記第4の実施形態に係る画像記
録装置と同様の構成を備えるようにし、電荷非中和領域
25の裏側にある第2の接触電極30に対して焦電体層
2の裏側表面に付着している正電荷23と同極性の正電
位を与えるようにしてもよい。
【0094】
【実施形態6】図1、図2及び図7を参照して、本発明
の第6の実施形態に係る画像記録装置について説明す
る。
【0095】本実施形態に係る画像記録装置は、例えば
前記第1の実施形態に係る画像記録装置と同様の構成を
備える。
【0096】図2を参照すると、本実施形態に係る画像
記録装置では、前記第5の実施形態と同様に、常温時に
おいて、潜像電荷保持媒体1の焦電体層2の内部におい
て分子の自発分極(分極分子21)が発生することによ
り、表面に分極電荷を有している。ただし、空気中に存
在する浮遊電荷等によって表面電荷は全て中和されてい
るものとする。
【0097】図7は、本発明の第6の実施形態に係る画
像記録装置の加熱時における潜像電荷保持媒体1と接触
電極7との接触部分を示す拡大図である。
【0098】図1及び図7を参照すると、潜像電荷保持
媒体1が加熱手段3によって加熱されると、潜像電荷保
持媒体1の焦電体層2の内部では分極分子21による分
極電荷が加熱と共に消滅していくため、焦電体層2の表
面に付着している負電荷22が、分極電荷との間の静電
的吸引力を失い、互いに反発して不安定な状態となって
いる。
【0099】この状態で、接触電極7とアースとの間の
制御回路9を閉じると、焦電体層2の表面に発生してい
る負電荷が反発力により瞬時に移動して電荷中和がなさ
れる。一方、アースとの間が開いている接触電極7で
は、負電荷が接触電極7に移動してきてもアースまで移
動できないため、電荷中和がなされない。このようにし
て、制御回路9によって画像信号に応じて接触電極7と
アースとの間を開閉制御することにより、電荷中和を選
択的に行う。
【0100】ここで、電荷中和を行う電荷中和領域24
にあるアースに対して閉じている接触電極7に対して焦
電体層2の表面に付着している負電荷22と逆極性の正
電位を与えるようにすると、付着した負電荷22の移動
をより促進させることができる。
【0101】具体的には、例えば焦電体層2を80℃ま
で加熱した際に観察される表面電位と同程度の+800
Vの電位を電荷中和領域24に印加する。さらに前記第
5の実施形態を適用して電荷非中和領域25には−80
0Vの電位を印加する。これにより、焦電体層2の表面
に付着した負電荷22の、アースに対して閉じている接
触電極7への移動がより促進され、潜像電位が増加し
て、結果としてコントラストが高くボケのない良好な画
像を得ることができる。
【0102】なお、本実施形態に係る画像記録装置で
は、接触電極7をアースに接続するようにしたが、これ
以外にも接触電極7を潜像電荷保持媒体1の裏面の導電
体層11に接続するようにしてもよく、これにより導電
体層11内にある正電荷23を加熱と共に開放し、接触
電極7側の負電荷22と引き合うようにして電荷中和を
行うことができる。
【0103】また、本実施形態に係る画像記録装置は、
前記第1の実施形態に係る画像記録装置と同様の構成を
備えるものとしたが、前記第4の実施形態に係る画像記
録装置と同様の構成を備えるようにし、電荷中和領域2
4の裏側にある第2の接触電極30に対して焦電体層2
の裏側表面に付着している正電荷23と逆極性の負電位
を与えるようにしてもよい。
【0104】
【実施形態7】図1及び図8を参照して、本発明の第7
の実施形態に係る画像記録装置について説明する。
【0105】本実施形態に係る画像記録装置は、前記第
1の実施形態に係る画像記録装置と同様に、無端ベルト
状の潜像電荷保持媒体1と、近接電極26と、制御回路
9と、加熱手段3と、現像手段としての現像器4と、転
写手段としての転写ローラ5と、定着手段としての定着
器10と、を主要な構成として含む。
【0106】潜像電荷保持媒体1は、焦電体層2(厚さ
約30μm)と導電体層11(厚さ約500オングスト
ローム)の2層からなるフィルムを無端状に形成したベ
ルトであり、導電体層11は、導電ローラ8を介して常
に接地電位に保たれている。なお、焦電体層2、導電体
層11の材料は、それぞれポリ弗化ビニリデン(PVD
F)、アルミニウム(Al)である。
【0107】近接電極26は、導電体部27と、これを
コーティングしている多数の空孔29を有する絶縁体層
28と、から構成されている。
【0108】潜像電荷保持媒体1と近接電極26の周囲
を一様に加熱する加熱手段3には、所定の温度となると
電気抵抗が大きくなり発熱量を抑制する性質を有する半
導体、例えばポジスタ(登録商標)を用いるとよく、こ
れにより温度制御回路を用いることなく自動的に設定温
度を行うことができる。なお、通常のニクロム線ヒータ
やハロゲンランプを発熱源とし、温度センサと温度制御
回路とを用いて温度設定を行うようにしてももちろんよ
い。
【0109】常温時においては、潜像電荷保持媒体1の
焦電体層2の内部において分子の自発電極(分極分子2
1)が発生することにより、表面に分極電極を有してい
る。
【0110】ただし、空気中に存在する浮遊電荷や、導
電性ブラシ等の中和手段から供給される電荷が焦電体層
2の表面に付着し、電気的に中和状態をなしている。す
なわち、焦電体層2の自発分極によって焦電体層2の表
面に発生する分極電荷を正電荷とし、この正電荷と等し
い量の負極性の真電荷(負電荷22)が焦電体層2の表
面に付着して電気的に中和しているものとする。
【0111】図8は、本発明の第7の実施形態に係る画
像記録装置の加熱時における潜像電荷保持媒体1と近接
電極26との接触部分を示す拡大図である。
【0112】図1及び図8を参照すると、潜像電荷保持
媒体1が加熱手段3によって加熱されると、潜像電荷保
持媒体1の焦電体層2の内部では分子分極21による分
極電荷が加熱と共に消滅していくため、焦電体層2の表
面に付着している負電荷22が、分極電荷との間の静電
的吸引力を失い、互いに反発して不安定な状態となって
いる。
【0113】この状態で、近接電極26の導電体部28
と潜像電荷保持媒体1の導電体層11との間に設けられ
た制御回路9を閉じると、焦電体層2の表面に発生して
いる負電荷が互いに反発し、導電体層11の電荷に引き
つけられることにより、負電荷22が絶縁体層28をリ
ークして瞬時に移動し、電荷中和がなされる。一方、潜
像電荷保持媒体1の導電体層11との間が開いている導
電体部27では、負電荷が導電体部27に移動してきて
も潜像電荷保持媒体1の導電体層11まで移動できない
ため、電荷中和がなされない。このようにして、制御回
路9における導電体部27と導電体層11との間を開閉
制御することにより、電荷中和を選択的に行う。
【0114】なお、本実施形態に係る画像記録装置で
は、近接電極26の導電体部27を潜像電荷保持媒体1
の裏面の導電体層11に接続するようにしたが、これ以
外にもアースに接続するようにしてもよく、これにより
導電体層11内にある正電荷が加熱と共に解放され、導
電体部27の負電荷と引き合うために電荷中和を行うこ
とができる。
【0115】以上、本発明の実施の形態をいくつか説明
してきたが、本発明はこのような実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の原理に準ずる各種の実施の形
態を含む。
【0116】例えば、潜像の現像方法、現像剤の種類、
記録媒体への転写方法及び記録媒体への定着方法等につ
いては、前記各実施形態に係る画像記録装置で用いたも
のに限定されるものではなく、従来の電子写真記録方式
で一般的に用いられているような各種の方式を採用して
も同様の効果を得ることができる。
【0117】また、前記各実施形態に係る画像記録装置
では、潜像電荷保持媒体をベルト状としたが、ドラム
状、平板状等の各種の形状を採用しても同様の効果を得
ることができる。
【0118】さらに、前記各実施形態に係る画像記録装
置では、記録媒体として紙を想定しているが、それ以外
にも各種の記録媒体を採用することができる。また、記
録媒体に対する着色媒体の転写、定着は必ずしも必要で
なく、一時的に潜像電荷保持媒体上あるいは記録媒体上
に着色媒体を保持することにより、表示板等に一時的な
情報表示を行う機器への応用が可能である。
【0119】さらにまた、前記各実施形態に係る画像記
録装置では、着色媒体は全て着色粒子(粉体トナー)と
したが、液体トナー、液状インク等の各種の着色媒体を
採用しても同様の効果を得ることができる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像記録
装置によれば、焦電体層を有する潜像電荷保持媒体を一
様に加熱し、選択的に電荷中和を行って潜像を形成する
ため、加熱手段を用いて選択加熱を行う場合に比べて、
隣接画素の加熱手段からの伝熱や、前ラインの印字の際
の加熱手段の蓄熱の影響を受けない潜像形成が可能とな
り、周囲画素の印字の有無に拘わらず常に安定した画像
を形成することができると共に、簡単な構成で画像品質
に優れた画像記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置を
説明するための図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置の
常温時における潜像電荷保持媒体1と接触電極7との接
触部分を示す拡大図である。
【図3】本発明の第2及び第3の実施形態に係る画像記
録装置を説明するための図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係る画像記録装置を
説明するための図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る画像記録装置の
常温時における潜像電荷保持媒体1と接触電極7、30
との接触部分を示す拡大図である。
【図6】本発明の第5の実施形態に係る画像記録装置の
加熱時における潜像電荷保持媒体1と接触電極7との接
触部分を示す拡大図である。
【図7】本発明の第6の実施形態に係る画像記録装置の
加熱時における潜像電荷保持媒体1と接触電極7との接
触部分を示す拡大図である。
【図8】本発明の第7の実施形態に係る画像記録装置の
加熱時における潜像電荷保持媒体1と近接電極26との
接触部分を示す拡大図である。
【図9】第2の従来例に係る画像記録装置を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 潜像電荷保持媒体 2 焦電体層 3 加熱手段 4 現像器 5 転写ローラ 6 記録紙 7 (第1の)接触電極 8 導電ローラ 9 制御回路 10 定着器 11 導電体層 12 圧力ローラ 13 ヒートローラ 14 現像剤 15 マグネットローラ 16 スリーブ 17 クリーナ 18 トナー像 19 潜像 20 駆動手段 21 分極分子 22 負電荷 23 正電荷 24 電荷中和領域(潜像形成領域) 25 電荷非中和領域 26 近接電極 27 導電体部 28 絶縁体層 29 空孔 30 第2の接触電極

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焦電体層を有する潜像電荷保持媒体と、 該潜像電荷保持媒体を加熱する加熱手段と、 前記潜像電荷保持媒体に当接して配置される接触電極
    (「第1の接触電極」という)と、 画像信号に応じて前記第1の接触電極と所定の電極との
    間を選択的に開閉するための制御手段と、 前記潜像電荷保持媒体上に形成される静電潜像を帯電さ
    せた着色媒体で顕像化する現像手段と、 を含むことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】焦電体層を有する潜像電荷保持媒体と、 該潜像電荷保持媒体を加熱する加熱手段と、 所定の電極に接続し前記潜像電荷保持媒体に当接可能に
    配置される接触電極(「第1の接触電極」という)と、 画像信号に応じて前記第1の接触電極を駆動し前記潜像
    電荷保持媒体に対して選択的に接触/非接触させる駆動
    手段と、 前記潜像電荷保持媒体上に形成される静電潜像を帯電さ
    せた着色媒体で顕像化する現像手段と、 を含むことを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記所定の電極が、前記焦電体層の裏面に
    配置される導電体層であることを特徴とする請求項1又
    は2記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】前記所定の電極が、前記第1の接触電極と
    対向し前記潜像電荷保持媒体の前記焦電体層の裏面に当
    接して配置される第2の接触電極であることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】画像信号の入力がないときに、前記第1の
    接触電極に対し前記潜像電荷保持媒体の前記第1の接触
    電極側の表面電荷と同極性の電圧を印加することを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の画像記録
    装置。
  6. 【請求項6】画像信号の入力があるときに、前記第1の
    接触電極に対し前記潜像電荷保持媒体の前記第1の接触
    電極側の表面電荷と逆極性の電圧を印加することを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の画像記録
    装置。
  7. 【請求項7】画像信号の入力がないときに、前記第2の
    接触電極に対し前記潜像電荷保持媒体の前記第2の接触
    電極側の表面電荷と同極性の電圧を印加することを特徴
    とする請求項4記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】画像信号の入力があるときに、前記第2の
    接触電極に対し前記潜像電荷保持媒体の前記第2の接触
    電極側の表面電荷と逆極性の電圧を印加することを特徴
    とする請求項4記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】前記第1の接触電極の代わりに、前記潜像
    電荷保持媒体に近接して配置される近接電極を設け、空
    中放電により前記潜像電荷保持媒体の表面電荷を取り除
    くようにしたことを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れか一に記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】前記第2の接触電極の代わりに、前記潜
    像電荷保持媒体に近接して配置される近接電極を設け、
    空中放電により前記潜像電荷保持媒体の表面電荷を取り
    除くようにしたことを特徴とする請求項4、7及び8の
    いずれか一に記載の画像記録装置。
  11. 【請求項11】前記近接電極を導電体部と所定の貫通孔
    を有する絶縁体層とから構成し、前記絶縁体層を前記潜
    像電荷保持媒体に当接させるようにしたことを特徴とす
    る請求項9又は10記載の画像記録装置。
  12. 【請求項12】前記第1の接触電極が、前記潜像電荷保
    持媒体の幅方向に並設された複数の電極から構成される
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載
    の画像記録装置。
  13. 【請求項13】前記第2の接触電極が、前記潜像電荷保
    持媒体の幅方向に並設された複数の電極から構成される
    ことを特徴とする請求項4、7及び8のいずれか一に記
    載の画像記録装置。
  14. 【請求項14】前記導電体部が、前記潜像電荷保持媒体
    の幅方向に並設された複数の電極から構成されることを
    特徴とする請求項11記載の画像記録装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0446360A (ja) * 1990-06-14 1992-02-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリンタ

Patent Citations (1)

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JPH0446360A (ja) * 1990-06-14 1992-02-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd プリンタ

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