JPH0997137A - 磁気ディスク制御装置 - Google Patents

磁気ディスク制御装置

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JPH0997137A
JPH0997137A JP25495995A JP25495995A JPH0997137A JP H0997137 A JPH0997137 A JP H0997137A JP 25495995 A JP25495995 A JP 25495995A JP 25495995 A JP25495995 A JP 25495995A JP H0997137 A JPH0997137 A JP H0997137A
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track
data
cache
magnetic disk
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JP25495995A
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Hideki Yamanaka
英樹 山中
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ライトバックによるディスク1回転分の時間が
ロスを削減し、モジュール間での処理の移行というオー
バヘッドの発生する問題を解決する。 【解決手段】磁気ディスク装置に対し、書き込みまたは
読出されるデータのトラックを書き込むキャッシュメモ
リを有し、キャッシュメモリに書き込まれたデータに対
し、直接リード・ライトを可能とする磁気ディスク制御
装置であって、データのトラックは、固定長の特殊コー
ドと、特殊コードに続く、レコードの位置及びデータ長
を含む情報を有するカウント部、キーデータを有するキ
ー部及び信号データを有するデータ部を有する一般コー
ドにより構成され、一般コードのフォーマットを行う高
速データセット生成機能により生成されたトラックに対
し、特殊コードのみのステージングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク記憶
装置を制御する磁気ディスク制御装置に関する。特に、
高速データセット生成機能という、キャッシュ動作を有
する磁気ディスク制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各レコードがカウント(Count)
部、キー(Key)部及びデータ(Data)部よりな
るCKD磁気ディスク記憶装置がある。更に、かかるC
KD磁気ディスク記憶装置に対するデータの書き込み、
読みだしをバッファメモリを介して制御する、非同期型
の磁気ディスク制御装置がある。
【0003】かかる非同期型磁気ディスク制御装置で
は、不揮発性メモリを用いた、高速データセット生成機
能というキャッシュ動作が実現されている。一般的なC
KD磁気ディスク記憶装置におけるキャッシュ動作は、
図9乃至図12に示される如くステージング動作(図
9)、リード・ヒット動作(図10)、ライト・ヒット
動作(図11)及びライト・バック動作(図12)より
行われる。
【0004】即ち、図9乃至図12において、1が非同
期型磁気ディスク制御装置であり、2は、磁気ディスク
記憶装置3に対し、データの書き込み、読み込みを実行
する上位装置となる中央処理装置等である。
【0005】かかる構成において、まず、磁気ディスク
記憶装置3の磁気ディスクからのデータの読み込みの際
に、上位装置2にデータを送りつつ、制御装置1内のキ
ャッシュ・メモリ10に当該データの属するトラックご
と保持(セーブ)する(図9参照)。この動作を、ステ
ージング動作という。
【0006】ステージング動作により、トラックのデー
タがキャッシュ・メモリ10上に展開される。このトラ
ックは、以降、キャッシュ・ヒット・トラックとして、
デバイス動作(磁気ディスク記憶装置3へのリード・ラ
イト動作)を介さずに、直接キャッシュ・メモリ10上
でリード・ライトの動作が可能となる。
【0007】即ち、図10に示すリード・ヒット動作で
は、キャッシュ・ヒット・トラックであることを認識す
ると、キャッシュ・メモリ10上のトラックを用いて、
サーチ動作をおこない、該当するデータを直接キャッシ
ュ・メモリ10より、上位装置2に転送する。
【0008】更に、図11に示すライト・ヒット動作で
は、キャッシュ・ヒット・トラックであることを認識す
ると、キャッシュ・メモリ10上のトラックを用いて、
サーチ動作をおこない、該当するデータをキャッシュ・
メモリ10と不揮発性メモリ11に書き込み、動作を完
了する。
【0009】ライト・ヒット動作により不揮発性メモリ
11に書き込みされたデータは、制御装置1が単独で、
適当な時期に、ディスク装置3に書き戻す(図12参
照)。これを、ライト・バック動作と呼ぶ。
【0010】上記のようなライト・ヒット動作が、バッ
ファメモリとしての不揮発性メモリ11を介して行われ
ることにより、電源切断等の障害時に、ディスク装置3
に対し、未だライト・バックされていないデータの消失
を防ぐことが可能である。
【0011】ところで、上記のように、ライト・ヒット
動作が発生するためには、通常、一度該当するトラック
に対する読み取りがおこなわれ、ステージングがされて
いなければならない。
【0012】なぜならば、書き込みデータ即ち、レコー
ドの位置をサーチするための情報や、CKDディスクが
可変長であるために、データ長の情報等を一度ディスク
上から、制御装置1が読み込んでいなければ、ディスク
上の実際のトラックフォーマットを、制御装置1のキャ
ッシュ上に再現できないからである。
【0013】また、ライト・バックの際に、ディスク上
のトラックフォーマットと等価がとれなくなる恐れがあ
るためである。
【0014】上記の、レコードの位置情報や、データ長
の情報は、CKDディスク上では、各レコード毎に持っ
ており、Count部に格納されている。各レコードは
先に説明し、また図13(1)に示されるように、Co
unt部I、Key部II、Data部IIIにより構成さ
れている。これら、一般のレコードR1、R2、R3・
・に、更にHA(Home Address)及びR0
(Record 0)とよばれる、特殊なレコードによ
り、ひとつのトラックが形成される〔図13(2)参
照〕。
【0015】ここで、上位装置2のソフトウエアによっ
て、このCount部I〔図13(1)参照〕を書き換
えることにより、レコードの位置情報aとデータ長bの
情報、すなわち、トラック・フォーマットが書き換えら
れる。この時、R0に続く一般レコードR1、R2、R
3のすべてが、書き変えることができる場合、HAとR
0は固定長であるために、ディスク上のトラック・フォ
ーマットに関わらず、上位装置2からの情報のみで、制
御装置1のキャッシュ10上にトラックを再現可能であ
る。
【0016】尚、R0は、Key長cとData長bを
変えることも、構造上は可能であるが、通例Key長0
byte、Data長8byteで運用される。そし
て、全てが書き変わるために、ディスクとの等価も保証
できることになる。
【0017】ここで、高速データセット生成機能とは、
上記の条件即ち、R0に続く一般レコードR1、R2、
R3をフォーマットライトする場合において、当該トラ
ックがミスであっても、ライト・ヒットで処理を行うよ
うにしたキャッシュ動作を意味する。
【0018】即ち、高速データセット生成機能は、図1
4に示すごとくであり、図14(1)において、上位装
置2からR0サーチ及びフォーマットライトのコマンド
を制御装置1に送る。制御装置1では、このR0サーチ
及びフォーマットライトのコマンドにより、高速データ
セット生成機能を認識する。
【0019】更に、上位装置2からのフォーマットライ
ト実行コマンドにより、R0に続く一般レコードR1、
R2、R3をフォーマットし、制御装置1のキャッシュ
メモリ10に書き込む。次いで、図14(2)に示す如
く、キャッシュメモリ10への書き込み実行後にディス
ク装置3のディスクに一般レコードR1、R2、R3の
フォーマットをライトバックする。
【0020】尚、図14では、不揮発性メモリ11を示
していないが、キャッシュメモリ(以下キャッシュと略
称する)10の一部として不揮発性メモリ11を有して
いる。
【0021】しかしながら、かかる高速データセット生
成機能においては、次のような問題点がある。それぞれ
図15、図16に於いて、更に詳細に示した高速データ
セット生成機能でのトラックのメモリフォーマット及び
機能単位モジュールで表された非同期型磁気ディスク制
御装置を参照して説明する。
【0022】図15は、高速データセット生成機能によ
りフォーマットされ、キャッシュ10上に記憶されたト
ラックのフォーマット内容であり、監視用制御データC
Dに挟まれたレコードR1、R2、R3が存在する。し
かし、高速データセット生成機能で、キャッシュ10上
に生成されたトラックには、フォーマット上HA、R0
領域の特定コマンドは、存在しない。
【0023】特定コマンドHA、R0は、固定長である
ため、ディスクよりステージングされた通常のキャッシ
ュヒットトラックとフォーマットをあわせる意味で、仮
のHA、R0としてメモリ領域を確保されるが、実デー
タはディスク上にしか存在していない。
【0024】このために、上位装置2から送られる命令
が、特定コマンドであるホームアドレスHA、レコード
0を意味するR0のデータを必要とする場合は、キャッ
シュヒットとして動作できず、キャッシュの効果が得ら
れなくなる。
【0025】以下に、具体例をあげてかかる点を更に説
明する。非同期型磁気ディスク制御装置は、内部で図1
6に示すように、各々の機能単位に独立した、モジュー
ルに分けられている。以降の説明では、それら機能モジ
ュールの略称を用いる。
【0026】上位装置2からの命令は、CCW(Cha
nnel Command Word)による。想定す
るCCWは、以下の具体的ケース1、2のそれぞれに対
応して説明する。 〔ケース1〕 (ステップ1):ケース1の処理フローを示す図17と
1トラック内のオペレーションを示す図18において、
制御装置1のチャネルアダプタCAは、上位装置1との
インタフェース機能を有し、上位装置1よりのI/O処
理起動に続き、CCWの動作範囲を規定するDX(De
fine Extent)及びCCWのパラメータを指
定するLR(Local Record)を受け取り、
動作範囲、動作のパラメータを得る。
【0027】その後、CCWの最初の読み取りホームア
ドレスRHA(Read HomeAddress)を
受取り、リソースマネジャーRMに処理の開始を要求す
る。処理可能であればリソースマネジャーRMから処理
了解の旨が返送される。 (ステップ2):チャネルアダプタCAは、動作パラメ
ータから割り出したリード(読み取り)の対象となるト
ラックがキャッシュ10上に存在するか否かをキャッシ
ュ情報の管理を行う機能ブロックであるCFE(以下キ
ャッシュ情報管理手段CFEと称す)に問い合わせる。
キャッシュ情報管理手段CFEはキャッシュ制御テーブ
ルを検索して対象トラックがあれば、対象トラックは、
ヒットであることをチャネルアダプタCAに知らせる。
【0028】その後、チャネルアダプタCAは、対象ト
ラックのステージングされているキャッシュ領域より制
御情報を読み込み、対象トラックは、高速データセット
生成機能により生成されたトラックであることを認識す
る。この時。動作パラメータ及び最初に受け取ったCC
Wから、ホームアドレスHAの読み込みが必要であるこ
とも認識する。そして、キャッシュ10上のデータでは
動作できないことが明らかになる。
【0029】このためにチャネルアダプタCAは、制御
情報領域TSの制御領域にライトバックとディスク動作
の旨を書き込み、更にリソースマネジャーRMにデバイ
スアダプターDAを要求する。この後、ディスク動作を
待つ為にいったん、上位装置2と切断する。 (ステップ3):デバイスアダプターDAは、リソース
マネジャーRMより処理の開始を通知される。制御情報
領域TSの制御領域より制御情報を読み込み、ライトバ
ック処理の旨を知ると、対象トラックをライトバックす
る。ライトバックの終了をキャッシュ情報管理手段CF
Eに通知し、次いで対象トラックを読み取るために上位
装置2への再結合をリソースマネジャーRMに要求す
る。 (ステップ4):更に、チャネルアダプタCAは、リソ
ースマネジャーRMからの要求により上位装置2と再結
合してCCWのホームアドレス読み込み(RHA)/R
0の読み込み(RR0)/カウントキーデータの読み込
み(RCKD)の各々に対して、ディスクからのデータ
を転送する。
【0030】次に、図19、図20を参照して〔ケース
2〕について説明する。
【0031】〔ケース2〕の例では、2トラックに渉る
オペレーションにおいて、先のトラックは、通常処理の
対象であるが、次のトラックが高速データセット生成機
能処理の対象となるトラックである場合である。 (ステップ1):処理フロー(図19、図20)及び2
トラックにまたがったオペレーション(図21)におい
て、制御装置1のチャネルアダプタCAは、上位装置1
とのインタフェース機能を有し、上位装置1よりのI/
O処理起動に続き、CCWの動作範囲を規定するDX
(Define Extent)及びCCWのパラメー
タを指定するLR(Local Record)を受け
取り、動作の範囲及び、動作のパラメータを得る。
【0032】その後、CCWのRTコマンドにより最初
の読み取られた1トラック分を受取り、リソースマネジ
ャーRMに処理の開始を要求する。処理可能であればリ
ソースマネジャーRMから処理了解の旨が返送される。 (ステップ2):チャネルアダプタCAは、動作パラメ
ータから割り出したリード(読み取り)の対象となるト
ラックがキャッシュ10上に存在するか否かをキャッシ
ュ情報管理手段CFEに問い合わせる。キャッシュ情報
管理手段CFEはキャッシュ制御テーブルを検索して対
象トラックは、ミスであることをチャネルアダプタCA
に知らせる。
【0033】その後、チャネルアダプタCAは、制御情
報領域TSにステージングのためにデバイス動作が必要
であることを制御情報として書き込む。そして、デバイ
スアダプターDAの動作開始をリソースマネジャーRM
に要求し、上位装置2といったん切り離される。 (ステップ3):デバイスアダプターDAは、リソース
マネジャーRMより処理の開始を通知される。制御情報
領域TSの制御領域より制御情報を読み込み、ステージ
ングが必要であることを認識する。リソースマネジャー
RMにチャネルアダプタCAと上位装置との再結合を要
求し(図3では図示省略)、1つめのリード・トラック
の対象トラックをステージングして、チャネルアダプタ
CAは、これを上位装置2へ転送する。
【0034】1つめのトラックの処理が終了すると、続
く2つめのトラックの処理を開始するため2つめのトラ
ックがキャッシュ上に存在するかどうか、デバイスアダ
プターDAが、キャッシュ情報管理手段CFEに問い合
わせをする。
【0035】ここでは、2つめのトラックは、高速デー
タセット機能によりキャッシュ10上に存在しているこ
とを想定する〔図21(2)参照〕。したがって、キャ
ッシュ情報管理手段CFEよりキャッシュ10上に存在
することを示すヒットがデバイスアダプターDAに対
し、通知される。
【0036】デバイスアダプターDAは、ステージング
動作からリード・ヒット動作に処理が移行することを制
御情報領域TSに制御情報として書き込む。同時に、デ
バイス処理を中断してリソース・マネジャーRMにリー
ド・ヒット動作に処理が移行する旨を通知する。 (ステップ4):チャネルアダプタCAは、上位装置2
より2つめのレコードRTを受取り、デバイスアダプタ
ーDAのステージングを待っているが、制御情報領域T
Sの制御情報を読んで、2つめのトラックがヒットして
いることを認識する。
【0037】キャッシュ情報管理手段CFEに確認のキ
ャッシュ判定を依頼し、正しくヒットであることを確認
すると、キャッシュ10上の2つめのトラックの領域よ
り制御情報を読み込む。
【0038】チャネルアダプタCAは、この制御情報に
より2つめのトラックが高速データセットにより生じた
ものであることを認識する。
【0039】以降の動作は、〔ケース1〕におけるステ
ップと同様である。更に、ステップ4に続くステップ5
及び6(図20参照)は、〔ケース1〕におけるステッ
プ3、4の動作と同様であり、したがって再度の説明
は、省略する。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】上記〔ケース1〕の処
理においては、高速データセット生成機能により作られ
たキャッシュ10上のトラックには、HA/R0がない
ため、RHA/RR0コマンドがCCWに含まれる場
合、ステップS3に示す通り、ライトバックを行わなく
てはならず、ディスクの1回転分の時間がロスされる。
【0041】また、本来キャッシュ10上に存在してい
て、リードヒットで動作可能な、R1/R2のデータに
対する読み込みコマンドRCKD/RCKDに対する処
理も、HA/R0の読み込みRHA/RR0コマンドに
対する動作に引きずられる形で、ディスク上での動作を
行わざるを得なかった。
【0042】又、〔ケース2〕の処理においては、〔ケ
ース1〕の例と同様に処理の途中でライトバックのため
のディスクが1回転の時間がかかってしまう。更に、
〔ケース2〕のような、2トラックにまたがった処理に
おいては、ステップ3〜5におけるように、デバイスア
ダプタDAからチャネルアダプタCA、更にまたデバイ
スアダプタDAというように、モジュール間での処理の
移行というオーバヘッドが発生する。
【0043】したがって、本発明は、従来例に示した如
く、ライトバックのためにディスクの1回転分の時間的
ロス、更に動作可能なR1、R2に対するHA、R0の
領域に対する動作に引きづられてしまうという問題を解
決する磁気ディスク制御装置を提供する。更に、モジュ
ール間での処理の移行というオーバヘッドの発生する問
題を解決する磁気ディスク制御装置を提供する。
【0044】
【課題を解決するための手段】従来技術を改善するため
の本発明にしたがう磁気ディスク制御装置は、第一の構
成は、に書き込みまたは読出されるデータのトラックを
書き込むキャッシュメモリを有し、該キャッシュメモリ
に書き込まれたデータに対し、直接リード・ライトを可
能とする磁気ディスク制御装置であって、データのトラ
ックは、固定長の特殊コードと、特殊コードに続く、レ
コードの位置及びデータ長を含む情報を有するカウント
部、キーデータを有するキー部及び信号データを有する
データ部を有する一般コードにより構成され、一般コー
ドのフォーマットを行う高速データセット生成機能によ
り生成されたトラックに対し、特殊コードのみのステー
ジングを行うものである。
【0045】更に、第二の構成は、前記キャッシュメモ
リに書き込まれたデータに対し、直接リード・ライトを
可能とする磁気ディスク制御装置において、2つのトラ
ックに跨がる処理の実行中に、次のトラックが高速デー
タセット生成機能により生じたトラックであることを検
知し、検知されたトラックに対し、前記特殊コードのス
テージングを実行する。
【0046】更に、第三の構成は、前記キャッシュメモ
リに書き込まれたデータに対し、直接リード・ライトを
可能とする磁気ディスク制御装置において、I/O処理
の希少な状態を検出した際に、キャッシュ上に存在する
トラックを管理するテーブル上で、高速データセット生
成機能により生じたトラックを検索し、検索されたトラ
ックに対し、前記特殊コードのみをステージングする。
【0047】かかる上記構成において、高速データセッ
ト生成機能により生じたトラックへの、チャネルコマン
ドワードCCWのホームアドレスの読み込みRHA/レ
コード0の読み込みコマンドに対する処理において、処
理速度をディスク1回転(約13ms)程度に軽減させ
る。
【0048】したがって、高速データセット生成機能に
より生じたトラックを通常のキャッシュヒットトラック
として、キャッシュメモリ上に保持することにより、同
トラックに対するキャッシュ効果が期待できる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
したがい説明する。尚、図において、同一または類似の
ものには、同一の参照番号及び記号を付して説明する。
【0050】図1は、本発明の第1の実施の形態を説明
する図である。図1に於いて、本発明と直接関係する、
制御装置1におけるチャネルアダプターCA、制御情報
領域TS、デバイスアダプターDA及びキャッシュメモ
リー10の関係を示している。チャネルアダプターCA
モジュールに、スケジューリング論理100を設けてい
る。
【0051】このスケジューリング論理により高速デー
タセット生成機能により生じたトラックでのI/O処理
実行時に、高速データセット生成機能により生じたトラ
ックに対し、HAとR0のみのステージングをスケジュ
ーリングする。
【0052】更にデバイスアダプターDAモジュールに
は、高速データセット生成機能により生じたトラックに
対し、HAとR0のみのステージングを実行するスケジ
ューリング論理200を設ける。これにより、従来技術
での〔ケース1〕のような状況に対して処理の効率化が
図られる。
【0053】更に、この機能を図2の処理動作フローに
基づき説明する。 (ステップ1):即ち、先ず上位装置2のインターフェ
ースチャネルCHを通しての制御装置1のチャネルアダ
プターCAに対するI/Oの起動に続き、CCW(Ch
annel Command Word)の動作範囲を
規定する。この規定のためにDX(Define Ex
tent)及びLRを受け取り、動作範囲・動作のパラ
メータを得る。
【0054】制御装置1において、その後、CCWの最
初のホームアドレス読み取り(リード)のコマンドRH
Aを受け取り、リソースマネジャーRMに処理の開始を
要求する。リソースマネジャーRMは、リソースのチェ
ックをし、処理可能であれば、当該処理を了解する。 (ステップ2):チャネルアダプターCAは、動作パラ
メータより割り出した、読み取りの対象となるトラック
が、キャッシュ10上に存在するかどうか、キャッシュ
情報管理手段CFEに問い合わせる。キャッシュ情報管
理手段CFEは、自己内のキャッシュ管理テーブルを検
索して、対象トラックが、ヒットであることをチャネル
アダプターCAに伝える。
【0055】その後、チャネルアダプターCAは、対象
トラックのステージングされているキャッシュ領域よ
り、制御情報を読み込み、対象トラックは、高速データ
セット生成機能により、生成されたトラックであること
を認識する。チャネルアダプターCAは、これを契機に
「HA/R0のステージング」を制御情報領域TS上に
制御情報としてスケジューリングする。 (ステップ3):次いで、デバイスアダプターDAは、
リソースマネジャーRMより処理開始を通達される。制
御情報領域TSより制御情報を読み込み、HA/R0ス
テージングを実行する。HA/R0のステージングが完
了すると、その旨をキャッシュ情報管理手段CFEに通
知する。
【0056】これ以降、このトラックは、通常のキャシ
ュ・ビット動作が可能となる。更に、デバイスアダプタ
ーDAは、上位装置2への再結合をリソースマネジャー
RMに要求して、処理を終える。 (ステップ4):チャネルアダプターCAは、リソース
マネジャーRMからの要求により、上位装置2と再結合
して、CCWの、ホームアドレス読み込み(RHA)/
R0読み込み(RR0)/キーカウントデータ読み込み
(RCKD)の各々コマンドに対して、キャッシュ10
上のデータを転送する。
【0057】上記本発明の第1の実施の形態において、
従来技術の〔ケース1〕と比較した時、「ライトバック
+ディスク動作」が必要であった従来の処理が、「HA
/R0ステージング+キャッシュヒット動作」となり、
これにより実行時間が短縮される。また、これ以降に該
当トラックに対して、I/O処理があった場合は、キャ
ッシュヒット動作により処理が可能となる。
【0058】図3は、本発明の第2の実施の形態を説明
する図である。図1と同様に図16に記載の機能ブロッ
クの内、本実施の形態と直接関係する部分のみを示して
いる。この第2の実施の形態では、デバイスアダプター
DAに、第1の実施の形態において説明したステージン
グ論理200に、更に検出論理201を設けている。
【0059】この検出論理201は、トラックをまたが
る動作の処理中に、次のトラックが、高速データセット
生成機能により生じたトラックであることを検出する。
更に、ステージング論理200は、検出論理201によ
り検出されたトラックに対して、HAとR0のみのステ
ージングを実行する。これにより、従来技術での〔ケー
ス2〕のような状況での処理の効率化が図られる。
【0060】かかる第2の実施の形態の詳細を図4、図
5のシーケンスフローを参照して説明する。 (ステップ1):チャネルアダプターCAは、上位装置
2より、I/Oの起動につづきCCWの動作範囲を規定
するDX及びCCWの動作パラメータを指定するLRを
受け取る。その後、最初のCCWの読み出しトラックR
Tを受け取り、リソースマネジャーRMに処理の開始を
要求する。
【0061】リソースマネジャーRMは、リソースのチ
ェックをし、処理可能であれば、処理を了解する。 (ステップ2):チャネルアダプターCAは、動作パラ
メータより割り出した、読み出しの対象となるトラック
が、キャッシュ10上に存在するかどうか、キャッシュ
情報管理手段CFEに問い合わせる。キャッシュ情報管
理手段CFEは、キャッシュ管理テーブルを検索して、
対象トラックは、ミスであることをチャネルアダプター
CAに伝える。チャネルアダプターCAは、制御情報テ
ーブルTSに、ステージングのために、デバイス動作が
必要であることを制御情報として書き込む。
【0062】そして、デバイスアダプターDAの動作開
始をリソースマネジャーRMに行い、上位装置2といっ
たん切り離れる。 (ステップ3):デバイスアダプターDAは、リソース
マネジャーRMより処理開始を受けて、制御情報テーブ
ルTSより制御情報を読み込み、ステージングが必要で
あることを認識する。
【0063】リソースマネジャーRMにチャネルアダプ
ターCAと上位装置2との再結合を要求して(図4で
は、図示を省略)、1つめの読み出しトラックRTの対
象トラックをステージングして、チャネルアダプターC
Aは、これを上位装置2へ転送する。
【0064】1つめのトラックの処理が終わると、続く
2つめのトラックの読み出し処理を開始するため、2つ
めのトラックがキャッシュ10上に存在するかどうか、
デバイスアダプターDAはキャッシュ情報管理手段CF
Eに問い合わせる。ここでは、2つめのトラックは、高
速データセット生成機能により、キャッシュ10上に存
在していることを想定するので〔図21(2)参照〕、
キャッシュ情報管理手段CFEより、キャッシュ10上
に存在することを示すヒットが、デバイスアダプターD
Aに対して報告される。
【0065】またこの時、キャッシュ情報管理手段CF
Eは、キャッシュ制御テーブルより、対象となるトラッ
クが、「高速データセット生成機能より生じたトラッ
ク」であることを検知し、デバイスアダプターDAに伝
える。 (ステップ4):キャッシュ情報管理手段CFEが、制
御テーブルに、「高速データセット生成機能より生じた
トラック」であること示す印をセットする処理は、後に
改めて説明する。
【0066】デバイスアダプターDAは、「HA/R0
ステージング」が発生した旨を制御情報として、制御情
報テーブルTSに書き込み、HA/R0ステージングを
開始する。一方、チャネルアダプターCAは、2つめの
読み取りトラックRTを受け取り、デバイスアダプター
DAが2つめのトラックTRACK2を送ってくるのを
待つ。
【0067】そして、制御情報を読み込むことで、HA
/R0ステージングが発生したことを認識して、上位装
置2といったん切り離される。デバイスアダプターDA
は、HA/R0ステージングが終了すると、対象トラッ
クが、通常のヒットトラックとなったことをキャッシュ
情報管理手段CFEに報告する。
【0068】キャッシュ10上の制御領域においても、
通常のトラックとなったことを更新し、その後上位装置
2への再結合の要求及びデバイス処理の終了の旨を、リ
ソースマネジャーRMに伝える。 (ステップ5):チャネルアダプターCAは、リソース
マネジャーRMから再結合の要求を受けて、上位装置2
と再結合して、2つめの読み取りトラックRTを受け直
す。2つめのトラックTRACK2がヒットしているこ
とを確認した後、キャッシュ10上の制御領域より、T
RACK2が、通常のヒットトラックであることも確認
する。そして、TRACK2をキャッシュ上より、上位
装置2へ転送して処理を終える。
【0069】上記の第2の実施の形態においては、従来
技術での〔ケース2〕と比較した時、「ライトバック+
ディスク動作」が必要であった処理が、「HA/R0ス
テージング+キャッシュヒット動作」となったことで、
実行時間が短縮される。
【0070】また、これ以降に該当トラックに対しての
I/O処理があった場合は、キャッシュヒット動作によ
り処理が可能となる。
【0071】次に、第3の実施の形態として、図6に示
される構成について説明する。キャッシュ情報管理手段
CFEのモジュールに、キャッシュ10上に存在するト
ラックを管理するテーブル上で、I/O処理の希少な状
態を検出した際に、高速データセット生成機能により生
じたトラックを検索する論理と、検索されたトラックに
対し、HAとROの特殊コードのみをスケジューリング
する論理300を有する。
【0072】更に、デバイスアダプターDAモジュール
に、高速データセット生成機能により生じたトラックに
対し、HAとR0のみのステージングを実行する論理を
設ける。これにより、従来技術での〔ケース1〕や、
〔ケース2〕のような状況を、未然に抑えることによ
り、処理の効率化を図る。
【0073】かかる第3の実施の形態の動作について、
図7を参照して説明する。 (ステップ1):先ず、チャネル機能エンジンCFE
が、「HA/R0ステージングのスケージュール」のト
リガを検出する。この検出は、タイマ監視により、任意
の時間アイドル状態が続くことを等を条件として判断さ
れる。次いで、キャッシュ制御テーブルを検索し、「高
速データセット生成機能により生じたトラック」の印を
持つトラックに関して、HA/R0ステージングの処理
をする旨を、制御情報テーブルTSの制御情報として書
き込み、リソースマネジャーRMに伝える。 (ステップ2):デバイスアダプターDAは、リソース
マネジャーRMより処理の開始をうけ、制御情報テーブ
ルTSの制御情報により、HA/R0ステージングの実
行を認識する。キャッシュ情報管理手段CFEに、確認
したのちに、HA/R0ステージングを実行する。 (ステップ3):デバイスアダプターDAは、更にHA
/R0ステージングの終了により、通常のヒットトラッ
クになったことを、キャッシュ10上の制御情報として
書き込み、またキャッシュ情報管理手段CFEにも伝え
る。これにより、キャッシュ情報管理手段CFEは、キ
ャッシュ制御テーブルの該当のトラックの領域より、
[高速データセット生成機能により生じたトラック」の
印をリセットする。以降、このトラックには、通常のヒ
ットトラックとして応答するようになる。以上で、処理
を終了する。
【0074】かかる第3の実施の形態では、I/O処理
の希少な時間を利用して高速データセット生成機能によ
り生じたトラックを、通常のヒットトラックにすること
により、以降のI/O処理での、高速データセット生成
機能により生じたトラックに対するオーバーヘッドを軽
減する。
【0075】更に、キャッシュ情報管理手段CFEのキ
ャッシュ制御テーブルへの登録についての実施の形態
を、図8の動作フローを参照して説明する。
【0076】チャネルアダプターCAは、上位装置2よ
り、CCWの動作範囲の規定(DX)/CCWの動作の
パラメータを指定するR0サーチ(LR)の指定/書き
込みキーデータ(WCKD)の各コマンドを受け取り、
高速データセット生成機能による処理の条件が満たされ
ることを認識する。
【0077】キャッシュ情報管理手段CFEで上記認識
の確認をした後、高速データセット生成処理に移る。こ
の高速データセット生成処理の終了により、高速データ
セット生成機能によるトラックがキャッシュ10上に生
じたことを、キャッシュ情報管理手段CFEに報告す
る。
【0078】キャッシュ情報管理手段CFEは、キャッ
シュ制御テーブルにおける該当のトラック領域に、「高
速データセット生成機能により生じたトラック」である
ことの印をセットする。この印を基に、上記したように
チャネルアダプターCAにおいて、高速データセット生
成機能により生じたトラックであることの検知が可能と
なる。
【0079】
【発明の効果】以上、実施例にしたがい説明したよう
に、本発明により高速データセット生成機能により生じ
たトラックへの、チャネルコマンドワードCCWのホー
ムアドレスの読み込みRHA/レコード0の読み込みコ
マンドの処理において、処理速度をディスク1回転(約
13ms)程度に軽減させる。
【0080】したがって、高速データセット生成機能に
より生じたトラックを通常のキャッシュヒットトラック
として、キャッシュ10上に保持することにより、同ト
ラックに対するキャッシュ効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を説明する図である。
【図2】第1の実施の形態の動作フローを示す図であ
る。
【図3】第2の実施の形態を説明する図である。
【図4】第2の実施の形態の動作フロー(その1)を示
す図である。
【図5】第2の実施の形態の動作フロー(その2)を示
す図である。
【図6】第3の実施の形態を説明する図である。
【図7】第3の実施の形態の動作フロー(その1)を示
す図である。
【図8】第3の実施の形態の動作フロー(その2)を示
す図である。
【図9】ステージング動作を説明する図である。
【図10】リード・ヒット動作を説明する図である。
【図11】ライト・ヒット動作を説明する図である。
【図12】ライト・バック動作を説明する図である。
【図13】CKD磁気ディスク記憶装置のトラックフォ
ーマットを説明する図である。
【図14】高速データセット生成機能を説明する図であ
る。
【図15】高速データセット生成機能でのトラックのメ
モリフォーマット
【図16】機能モジュール単位で表された非同期ディス
ク制御装置の機能ブロック図である。
【図17】従来例ケース1の処理フローである。
【図18】ケース1における1トラック内のオペレーシ
ョンを説明する図である。
【図19】従来例ケース2の処理フロー(その1)であ
る。
【図20】従来例ケース2の処理フロー(その2)であ
る。
【図21】ケース2における2トラックにまたがったオ
ペレーションを説明する図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク制御装置 2 上位装置 3 ディスク装置 10 キャッシュ・メモリ 11 不揮発性メモリ CA チャネルアダプタ RM レソースマネジャー TS 制御情報領域 CFE キャッシュ情報管理手段 DA デバイスアダプタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスク装置に対し、書き込みまたは
    読出されるデータのトラックを書き込むキャッシュメモ
    リを有し、該キャッシュメモリに書き込まれたデータに
    対し、直接リード・ライトを可能とする磁気ディスク制
    御装置であって、 該データのトラックは、固定長の特殊コードと、該特殊
    コードに続く、レコードの位置及びデータ長を含む情報
    を有するカウント部、キーデータを有するキー部及び信
    号データを有するデータ部を有する一般コードにより構
    成され、 該一般コードのフォーマットを行う高速データセット生
    成機能により生成されたトラックに対し、該特殊コード
    のみのステージングを行うことを特徴とする磁気ディス
    ク制御装置。
  2. 【請求項2】磁気ディスク装置に対し、書き込みまたは
    読出されるデータのトラックを書き込むキャッシュメモ
    リを有し、該キャッシュメモリに書き込まれたデータに
    対し、直接リード・ライトを可能とする磁気ディスク制
    御装置であって、 該データのトラックは、固定長の特殊コードと、該特殊
    コードに続く、レコードの位置及びデータ長を含む情報
    を有するカウント部、キーデータを有するキー部及び信
    号データを有するデータ部を有する一般コードにより構
    成され、 2つのトラックに跨がる処理の実行中に、次のトラック
    が高速データセット生成機能により生じたトラックであ
    ることを検知し、 該検知されたトラックに対し、前記特殊コードのステー
    ジングを実行することを特徴とする磁気ディスク制御装
    置。
  3. 【請求項3】磁気ディスク装置に対し、書き込みまたは
    読出されるデータのトラックを書き込むキャッシュメモ
    リを有し、該キャッシュメモリに書き込まれたデータに
    対し、直接リード・ライトを可能とする磁気ディスク制
    御装置であって、 該データのトラックは、固定長の特殊コードと、該特殊
    コードに続く、レコードの位置及びデータ長を含む情報
    を有するカウント部、キーデータを有するキー部及び信
    号データを有するデータ部を有する一般コードにより構
    成され、 I/O処理の希少な状態を検出した際に、キャッシュ上
    に存在するトラックを管理するテーブル上で、高速デー
    タセット生成機能により生じたトラックを検索し、 該検索されたトラックに対し、前記特殊コードのみをス
    テージングすることを特徴とする磁気ディスク制御装
    置。
JP25495995A 1995-10-02 1995-10-02 磁気ディスク制御装置 Pending JPH0997137A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006500663A (ja) * 2002-09-26 2006-01-05 シェンジェンシランカカジヨウシャンゴンシ データ交換および記憶を行う装置および方法

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Effective date: 20021203