JPH0997772A - 研磨パッド、研磨装置及び研磨方法 - Google Patents
研磨パッド、研磨装置及び研磨方法Info
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- JPH0997772A JPH0997772A JP33296A JP33296A JPH0997772A JP H0997772 A JPH0997772 A JP H0997772A JP 33296 A JP33296 A JP 33296A JP 33296 A JP33296 A JP 33296A JP H0997772 A JPH0997772 A JP H0997772A
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Abstract
にすることができ、研磨速度の面内均一性を向上させる
ことのできる研磨装置を提供する。 【解決手段】 CMPを行うための研磨装置において、
半導体ウェハ92の研磨に供される研磨パッド93と、
内部に空気を気密封止した微小袋を規則的に配設してな
り、研磨パッド93を平面的に支持するエアーマット9
4と、エアーマット94を介してウェハ92に対して研
磨パッド93を押圧する押圧機構と、研磨パッド93と
ウェハ92とを摺動させる摺動機構とを備えている。
Description
製造工程で用いられる研磨技術に係わり、特にケミカル
・メカニカル・ポリッシング(CMP)を行うための研
磨パッドと、これを用いた研磨装置及び研磨方法に関す
る。
め、様々な微細加工技術が研究,開発されている。CM
P技術は、そのような厳しい微細化の要求を満たすため
に研究されている技術の一つであり、特に層間絶縁膜の
平坦化,金属プラグ形成,埋め込み配線形成等の多層配
線形成工程、更には埋め込み素子分離工程等において必
須の技術である。
一つとして、研磨速度の面内均一性がある。即ち、被研
磨ウェハの研磨面内における圧力分布の不均一性等が原
因で、面内の研磨速度がばらつくため、研磨の結果、同
一ウェハ内で過剰に研磨される部分と研磨が不十分な部
分が生じる。この不均一性は、8インチ等の大口径ウェ
ハにおいて大きな問題となり、半導体素子の歩留まりや
信頼性に著しい悪影響を与えることになるため、研磨速
度の面内均一性を、これまで以上に向上させなければな
らない。これは、256DRAMをはじめとする0.2
5μm世代のデバイス製造プロセスにCMP技術を適用
するためには、0.01μm単位の膜厚制御が必要とさ
れるからである。
に適用した場合を例に挙げて説明する。図21(a)に
示すように、0.4μm以下の下層配線211段差を有
するウェハ上に層間絶縁膜212を1μmの膜厚で堆積
した後、図21(b)に示すように、CMPを用いて層
間絶縁膜212の平坦化を行なう。その後、図21
(c)に示すように、配線211と接続するためにコン
タクト213を開孔した後、上層配線214を形成す
る。上記プロセスにおいてCMPによる平均研磨量を
0.5μm、研磨速度の面内均一性を±10%であると
仮定すると、CMP後の下層配線211上の層間絶縁膜
212は、ウェハ内で0.45μmから0.55μm
(Δ0.1μm)まで変化することになる。
つきは、コンタクト開孔時のRIEオーバーエッチング
時間のばらつき、コンタクト径のばらつきによるコンタ
クト抵抗値のばらつきに直結し、半導体素子の製造歩留
まりの低下に結び付く。また、埋め込み配線形成にCM
Pを適用した場合においても、研磨速度の面内均一性
は、配線抵抗値のばらつきに直結し、半導体素子の製造
歩留まりの低下に結び付く。したがって、CMP技術を
超LSIプロセスに導入するには、研磨速度の均一性を
向上させることが必要になってくる。そこで、研磨速度
の面内均一性を向上させるために種々の研磨パッドが提
案されている。例えば、圧力分布の不均一性を緩和する
ために、柔らかい弾性材料の上に比較的硬質な研磨パッ
ドを載置し、局所的平坦度を確保し(或いはディッシン
グを抑制し)、かつ面内均一性を向上させる方法がある
(特開昭58−45861号,特開昭57−23965
号)。しかし、いずれも軟らかい弾性材料自体の垂直方
向或いは水平方向の剛性(弾性率)といった機械的特性
によって圧力分布の不均一が生じ、面内均一性の向上に
は限界がある。また、上記柔らかい弾性材料の代わりに
流体クッションを用いた研磨パッド(例えば、特開平5
−285825号、特開平5−505769号など)が
提案されている。このような流体クッションは、パスカ
ルの原理により加工面の荷重分布を均一にすることによ
り、研磨速度の均一性を向上させることを意図したもの
である。
P技術では、ウェハ面内での研磨速度のばらつきの制御
が難しく、研磨の不均一により半導体素子の歩留まりや
信頼性が低下する問題があった。また、研磨速度の均一
性をさらに向上させるために提案された流体クッション
を用いた研磨パッドには、次のような問題があることが
わかった。
した流体クッション224を図22(a)に示す研磨装
置の研磨パッド223と研磨定盤225との間に取り付
け、被処理基板222を保持した研磨ヘッド221と研
磨定盤225とを、それぞれ100rpmで回転させ、
研磨剤供給パイプ227から研磨剤を供給しながら被処
理基板222を研磨パッド223に300g/cm2 の
荷重で押圧して、被処理基板222を研磨した結果、図
22(b)に示すように研磨パッド223と流体クッシ
ョン224が大きく変形し、研磨ヘッドが振動したり、
研磨ヘッドや研磨パッドの回転数が安定しなかったりす
る問題があった。また、上記問題のために、研磨速度の
面内均一性が向上しなかったり、研磨速度の安定性が低
下するという問題を引き起こしていた。
ので、その目的とするところは、ウェハ等の被研磨基板
の研磨面内での圧力分布を一定にすることができ、研磨
速度の面内均一性を向上させることのできる研磨パッド
及びこれを用いた研磨装置ならびに研磨方法を提供する
ことにある。
は、次のような構成を採用している。
ッドにおいて、被処理基板を研磨する面を有した第1の
層と、流体が気密封止された微小袋を配設した第2の層
とを少なくとも有し、第1の層の研磨面とは反対の面側
に第2の層を設けたことを特徴とする。
置において、基板を保持または押圧する手段と回転板と
を有し、前記回転板上面に微小袋が配設されることを特
徴とする。
を基板保持部に保持する工程と、回転板上に配設された
微小袋が設けられ、この微小袋上に設けられた研磨面に
研磨剤を供給する工程と、前記回転板を回転させて前記
基板保持部を前記回転板に対して押圧することにより、
前記被処理基板を研磨する工程とを含むことを特徴とす
る。
用している。
ッドにおいて、被処理基板を研磨する面を有した第1の
層と、内部に流体が充填された流体保持部からなる第2
の層とを少なくとも有し、第1の研磨面とは反対の面側
に第2の層を設け、流体保持部が内部に多数の支柱を有
することを特徴とする。
装置において、基板を保持または押圧する手段と、回転
板とを有し、前記回転板の上面に、その内部に多数の支
柱を有する流体保持部が設けられていることを特徴とす
る。
を基板保持部に保持する工程と、回転板上に設けられた
内部に多数の支柱を有する流体保持部を設け、この流体
保持部上に設けられた研磨面に研磨剤を供給する工程
と、前記回転板を回転させて前記基板保持部を前記回転
板に対して押圧することにより、前記被処理基板を研磨
する工程とを含むことを特徴とする。
支持するために、従来の軟らかい弾性材料の代わりに流
体保持部を用いている。ここで、密閉した容器内の流体
は、流体内の全ての点で圧力が等しくなることから、流
体保持部を用いることにより、被研磨基板の被研磨面に
対して研磨パッドが全ての点で等しい圧力で押圧され
る。また流体保持部として、内部に気体流体を気密封止
した微小袋を配置した流体マットあるいは流体保持部内
部に支柱を設けることにより、被処理基板を研磨パッド
に押圧して回転させたときの流体保持部の変形を小さく
できることから、研磨パッド保持盤、試料保持盤の回転
を安定化することができる。その結果、研磨速度の面内
均一性を向上させることができ、半導体素子の製造歩留
まり向上等に寄与することが可能となる。
を参照して説明する。
施形態に係わる研磨装置の概略構成を示す断面図であ
る。
可能な試料ホルダを示しており、この試料ホルダ21に
よって、被研磨基板22は保持されるようになってい
る。試料ホルダ21の下方には、表面に研磨パッド23
が形成され、内部に水を充填した軟質塩化ビニル樹脂製
のクッション24が、SUS製定盤25の上に設置され
ている。
ており、これにより研磨定盤25はは上面に凹構造を備
えたものとなっている。そして、その凹構造は研磨パッ
ドを有するクッション24が入り込む深さを有してい
る。また、支持枠25aの高さを高くして研磨の際に研
磨剤を溜めて、研磨パッドを浸漬させることも可能であ
る。さらに、定盤25は円運動、偏心小円運動が可能と
なっている。
研磨面全面を均等に加圧してクッション24の大きな変
形を防ぐためのダミー加圧機構26が、試料ホルダ21
の運動を妨げないように配置されている。研磨剤供給用
の配管27は研磨剤タンク(不図示)より研磨定盤25
の上部まで延びており、研磨剤供給量の制御が可能とな
っている。研磨パッドには、1cm角、厚さ1.3mm
の大きさの発泡ポリウレタン構造のものを、1.1mm
ピッチで敷き詰めて、幅1mmの溝が格子状に形成され
るようにして用いた。
基板の断面形状を示す。これを製造工程順に説明する
と、まず図1(a)に示すように、シリコン基板1上に
シリコン酸化膜2を1μm程度形成し、このシリコン酸
化膜2の表面に、幅0.4〜10μm,深さ0.4μm
の配線用の溝2a及び接続配線用の開孔2b等を、通常
のリソグラフィ工程、反応性イオンエッチング工程によ
り形成する。次いで、図1(b)に示すように、直流マ
グネトロンスパッタリング法により、TiN膜3を約5
0nm形成し、引き続き直流マグネトロンスパッタリン
グ法により、Cu膜4を約600nm形成する。以上の
ように作成した基板を用い、前記図2に示す装置でCM
Pを行い、溝2a,開孔部2b以外の余剰なCu膜4を
除去して、Cu溝配線及びCuプラグを形成した。
水素を加えたものにシリカ粒子を分散させ、更にインヒ
ビターとしてベンゾトリアゾール(以下、BTAと略
す)を添加したものを用いた。
CMPを行った。研磨時、定盤25及び定盤25上に溜
められた研磨剤の温度は25℃で一定になるようにし
た。その他の研磨条件は、研磨圧力300gf/c
m2 、定盤25,試料ホルダ21共に、回転数60rp
mで円運動させた。なお、室温は25℃であった。
20nm/分という値が得られた。また、TiN膜の研
磨速度は約30nm/分であった。また、ウェハ面内で
の研磨速度のばらつきは極めて小さく、従来の研磨装置
を用いた時の面内均一性が±15%であったものが、本
発明の研磨装置を用いることにより、±4%に改善され
た。面内均一性は、(Max−Min)/(Max+M
in)×100により求めた(ただし、ウェーハ周辺1
0mmは除く。)。また、以降の実施例において同様の
評価を行なった。
(a)に断面図を、図3(b)に平面図を示すように、
クッション24上に複数の試料ホルダ21を載置し、複
数の被研磨基板22を同時に研磨することも可能であ
る。
施形態に係わる研磨装置の概略構成を示す断面図であ
る。
可能な試料ホルダを示しており、この試料ホルダ91に
よって、被処理基板92は研磨面を下にして保持され、
回転可能なSUS製定盤95上に固定された研磨パッド
に押圧されるようになっている。ここで、研磨パッド
は、被処理基板92の接触面側が研磨剤を保持する機能
を有し、また、定盤に固定される側は、内部に空気を入
れた多数の微小袋(エアーセル)により構成されてい
る。
上面から見た図を示す。本実施例においては、被処理基
板との接触面側に、厚さ1.3mm、発砲ポリウレタン
を用い、また、定盤に固定される側に、内部に大気圧の
空気が封入された直径31mm,高さ13mm,体積:
8cm3 のセルをセル部の面積比(上面から見たとき、
セル部がマット中で占める割合)が70%になるように
規則的に敷き詰めたマットを用いた。
が形成してある試料を研磨して研磨速度の面内均一性に
ついて評価した。研磨剤としては、酸化セリウムを水に
1重量%分散させたものを用いた。研磨速度のバラツキ
は、現在、一般的に用いられている研磨ユニット(IC
−100/SUBA−400:ロデールニッタ製)を用
いた場合には±10%であったものが、本実施形態の研
磨パッドを用いた場合には±3%以下と非常に良好な値
が得られた。
施形態に係わる研磨装置の概略構成を示す断面図であ
る。図中121は、回転可能で試料を真空チャック可能
な試料ホルダーを示しており、この試料ホルダーによっ
て被処理基板122は研磨面を下にして保持され、回転
可能なSUS製定盤125上の流体クッション124に
固定された研磨パッド123に押圧されるよう構成され
ている。
を編んだ布で構造されており、外周部の布にはゴムを含
浸させて気密性を確保し、空気供給口131より空気を
送り込んで気密できる構造である。研磨パッド123お
よび流体クッション124を上面から見た図を図7に示
す。
にシリコン酸化膜の段差を有する試料を研磨し、研磨速
度の面内均一性について評価した。流体クッション内部
の圧力は、1.2kg/cm2 とし、この上面の発泡ポ
リウレタン製の研磨パッドを固定した。研磨剤として
は、酸化セリウムを水に1重量%分散させたものを用い
た。加工圧力は0.3kg/cm2 、試料ホルダー12
1および研磨定盤125の回転速度は100rpmとし
た。
の研磨パッドを通常の定盤の上に固定した研磨装置を用
いた場合には±10%、発泡ポリウレタン製の研磨パッ
ドを従来の流体クッション(内部に支柱は無く、1.0
kg/cm2 の大気が密封されている)上に固定した研
磨装置を用いた場合には、±25%であったものが、本
発明の研磨装置を用いた場合には、±4%以下の非常に
優れた均一性が得られた。
ことにより優れた研磨速度の面内均一性が得られる理由
は、次のように考えることができる。従来の流体クッシ
ョンでは、流体クッション内部の圧力が大気圧より高く
なると研磨パッドが大きく変形した。つまり、流体クッ
ション内部の圧力を予め大気圧より高く封入した時や、
被処理基板を研磨パッドに押圧した時、流体クッション
が大きく変形し、それによって、研磨中に研磨ヘッドが
振動したり、研磨ヘッドや研磨パッドの回転数が安定し
なかったりするという問題があった。その結果、加工面
の荷重分布が不均一になり、研磨速度の面内均一性が悪
化した。しかしながら、本発明のように流体クッション
内部に支柱を多数設けることにより、流体クッション内
部の圧力が大気圧より高くなっても研磨パッドの変形を
防止することができるようになった。つまり、流体クッ
ション内部の圧力を予め大気圧より高く封入できるよう
になった。その結果、被処理基板を研磨パッドに押圧し
ても流体クッションの変形は抑制されるので、研磨中に
研磨ヘッドが振動したり、研磨ヘッドが研磨パッドの回
転数が安定しなかったりするという問題を解決すること
ができた。したがって、加工面の荷重分布が均一にな
り、研磨速度の面内均一性が向上した。
内部に支柱を備えた流体クッションを作製したが、例え
ば、隔壁などにより流体クッションを押圧した時の変形
が抑制できる構造であれば同様な効果が得られた。
ョン内部に空気を封入したが、空気以外、窒素、酸素な
どの気体を封入しても同様の効果が得られた。また、内
部に封入する流体は、水などの液体より気体の方が面内
均一性がよかった。さらに、流体クッション内部に封入
する気体の圧力は、大気圧以上、大気圧+加工圧力以下
とした際に、最も優れた面内均一性が得られた。
ション内部に空気を封入したが、空気を封入しないで、
流体の圧力を制御する手段を設けても同様な効果が得ら
れた。
施形態に係わる研磨装置の概略構成を示す断面図であ
る。図中221は、回転可能で試料を真空チャック可能
な試料ホルダーを示しており、この試料ホルダーによっ
て被処理基板222は研磨面を下にして保持され、回転
可能なSUS製定盤235上に固定された定盤パッド2
32に押圧されるようになっている。ここで、研磨パッ
ドは、被処理基板222の接触面側が研磨剤を保持する
機能を有し、また、定盤に固定される側は、内部に空気
を入れた多数のエア・セルからなるマットより構成され
ている。本実施例においては、被処理基板との接触面側
に、厚さ1.3mm、発泡ポリウレタン223を用い、
定盤が固定される側に、内部に大気圧の空気が封入して
ある縦×横:10×10から55×55mm、高さ:1
0mm、体積:1〜30cm3 のそれぞれ独立したポリ
エチレン製セルからなるマット224を用いた。研磨パ
ッドを上面から見た図を図9に示す。
ハ上にシリコン酸化膜の段差が形成された試料を研磨し
て研磨速度の面内均一性について評価した。研磨剤とし
ては、酸化セリウムを水に1重量%分散させたものを用
いた。エアーセルの体積と均一性との関係を図10に示
す。研磨速度の均一性は、発泡ポリウレタン製の研磨パ
ッド232を単層で用いた場合には±10%であったも
のが、発泡ポリウレタンと、縦×横:39×39mm、
高さ:10mm、体積:15cm3 のエアーセルとより
構成されたマットよりなる研磨パッドを用いた場合に
は、±10%以下の均一性が得られた。さらに、上記発
泡ポリウレタンと、縦×横:32×32mm、高さ:1
0mm、体積:10cm3 より小さいエアーセルとから
構成されたマットよりなる研磨パッドを用いた場合に
は、±5%以下という非常に優れた均一性が得られた。
なお、エアーセルの体積が0.1cm3 以下だと、エア
ーセルの耐久性に問題があった。
くすることにより研磨速度の面内均一性が向上するの
は、エアーセルの面積を小さくすることによって、研磨
ヘッドの振動を防止できるため、あるいは、研磨ヘッド
や研磨パッドの回転が安定するために、被処理基板の加
工面における荷重分布が改善された結果であると考えら
れる。
実施形態に係わる研磨装置の概略構成を示す断面図であ
る。図中221は、回転可能で試料を真空チャック可能
な試料ホルダーを示しており、この試料ホルダーによっ
て被処理基板222は研磨面を下にして保持され、回転
可能なSUS製定盤225上に固定された研磨パッドに
押圧されるようになっている。ここで、研磨パッドは、
被処理基板222の接触面側が研磨剤を保持する機能を
有し、また、定盤に固定される側は、内部に空気を封入
した多数のエアーセルからなるマットより構成されてい
る。本実施例においては、被処理基板との接触面側に、
厚さ1.3mm、発泡ポリウレタン223を用い、定盤
に固定される側に、内部に大気圧の空気が封入された直
径:31mm、高さ:13mm、体積:9.8cm3 の
円柱状のポリエチレン製セルをセル部の面積比(上面か
ら見た時、セル部がマット中で占める割合)が72%に
なるように配設したマット224を用いた。研磨パッド
を上から見た図を図12に示す。
上にシリコン酸化膜の段差が形成された試料を研磨し
て、研磨速度の面内均一性について評価した。研磨剤と
しては、酸化セリウムを水に1重量%分散させたものを
用いた。研磨速度の均一性は、発泡ポリウレタン製の研
磨パッドを単層で用いた場合には±10%であったもの
が、本実施形態の研磨パッドを用いた場合には±3%と
非常に良好な値が得られた。
に示す構造の研磨パッドを用いた方が、本発明の第4の
実施形態に示す構造の研磨パッドよりも研磨速度の面内
均一性が向上する理由は明らかでないが、本発明の第5
の実施形態に示す構造の方がセルとセルとの間隔は空い
ているために、研磨中のパッドの変形、振動が隣接した
セルに伝わりにくく、その結果、研磨ヘッドの振動を防
止する効果が高いためであると考えられる。あるいは、
研磨ヘッドや研磨パッドの回転を安定させる効果が、よ
り高いためであるとも考えられる。
均一性との関係について調べた。セルの大きさは、直
径:31mm、高さ:13mm、体積9.8cm3 の円
柱状であり、セルの面積比を50〜100%まで変化さ
せた。得られた結果を、図13に示す。図13に示すよ
うに面内均一性は、セルの面積比60〜90%で最も良
好な値が得られた。ここに示した最適なセル面積比は、
セルの形状、被処理基板側に用いた材料の曲げ剛性、加
工面の荷重によってそれぞれ変化した。このようにセル
の形状、曲げ強度、荷重によりそれぞれ最適なセル面積
比が変化する理由は、セルの形状、荷重により研磨中の
パッドの変形、振動の隣接したセルへの伝わり方が変化
するため、また、セル面積比、曲げ強度により加工面に
掛かる荷重分布が変化するためであると考えられる。ま
た、図20に示すように、発泡ポリウレタン223とマ
ット224との間に、曲げ強度が強い例えば薄いステン
レス板230を介しても同様な効果が得られた。
タンに代えて厚さ1mmの不織布を用いた研磨パッドを
用いて、8インチSiウェハの鏡面研磨を行ない、ウェ
ハの平坦度(TTV:TOTAL THICKNESS VARIATION )に
ついて評価した。研磨剤としては、コロイド状シリカ粉
末スラリー(PH11)を用いた。平坦度は、上記不織
布製研磨パッド単層では3μm以下であったものが、本
実施形態の研磨パッドを用いた場合には、1μm以下に
することができた。
(a)〜(c)に示すような構造のエア・セルを用い
た。(a)は大気圧の空気が封入された一体型ポリエチ
レン製エア・セル、(b)は、二層のポリエチレン製シ
ートを圧着して作製したエア・セル、(c)は、三層の
ポリエチレン製シートを圧着して作製したエア・セルで
ある。エア・セルの耐久性は、(a)より(b)、
(c)の方が優れていた。また、ポリエチレンに酢酸ビ
ニルを添加することによって、耐久性を向上させること
ができた。また、実施形態1に示した形状より、実施形
態5に示したような押圧しない状態で上下の面が略平坦
であった方が耐久性がよかった。
の被処理基板側に発泡ポリウレタン、あるいは不織布を
用いたが、例えば、塩化ビニル、ポリエチレンなどの材
料を用いても同様の効果が得られた。また、上記材料に
ディンプル加工を施しても同様の効果が得られた。さら
に、エア・セル部に研磨剤保持機能を付与しても同様の
効果が得られた。
実施形態に係わる研磨装置の概略構成を示す断面図であ
る。研磨定盤は、回転可能なSUS製定盤225上に凹
凸形状を有するゴムを含浸させた不織布228を、SU
S製固定板229とネジ230とにより固定することに
より構成される。このように、固定板229とネジ23
0とでゴムを含浸させた不織布228をSUS製定盤2
25上に固定することによって、SUS製定盤225上
に大気圧の空気を密封したエア・セルが作製される。被
処理基板の研磨は、この研磨定盤上に研磨剤を保持する
研磨パッド223を固定し、研磨剤を供給しながら被処
理基板を研磨パッド223に押圧することにより行なわ
れる。研磨パッド223と研磨定盤225を上面から見
た図を図16に示す。
径:31mm、高さ:13mm、体積:9.8cm3 の
円柱状のエア・セルを、セル部の面積比が70%になる
ように作製した研磨定盤を用いた。また、研磨パッドに
は、厚さ1.3mmの発泡ポリウレタン223を用い
た。
リコン酸化膜の段差が形成してある試料を研磨し、研磨
速度の面内均一性について評価した。研磨剤としては、
酸化セリウムを水に1重量%分散させたものを用いた。
研磨速度の均一性は、本発明の定盤を用いなかった場合
には±10%であったものが、本実施形態の研磨定盤を
用いた場合には±3%以下と非常に良好な値が得られ
た。また、図19に示すように、エアーセルに流体供給
手段232を取り付け、エアーセルを気密封止するため
のバルブまたは逆止弁231を取り付けても同様に優れ
た効果が得られた。
されるものではない。実施形態においては、被研磨物と
してシリコン酸化膜を用いたが、シリコン酸化膜に限ら
ず、Cu,Al,ポリSi,W,Ru等のあらゆる材料
において、本発明は有効である。ただし、得られる研磨
速度、研磨速度の面内均一性は、被処理基板側に用いる
材料の研磨剤保持能力、研磨剤の種類などにより変化す
る。
大気圧空気を封入したセルを用いたが、セルの内部は空
気に限らず、気体、液体ならば同様の効果が得られた。
ただし、気体を封入したセルのほうが液体を封入したセ
ルより均一性が優れていた。また、密封した気体の圧力
は大気圧より少し高い方が良好な結果が得られた。
は、同一形状のエア・セルを用いたが、図17および1
8に示すように、直径の大きいセルと、直径の小さなセ
ルを組み合わせて用いた研磨パッド、あるいは、研磨定
盤でも同様な効果が得られた。
浸させた不織布製のエア・セルを用いたが、本発明はこ
れらに限定されず、所望の荷重を加えた際の膨張率が1
0%以内であれば同様の効果が得られた。
で、種々変形して実施することができる。
磨パッドを平面的に支持する流体保持部を設けることに
より、ウェハ等の被研磨基板の研磨面内での圧力分布を
一定にすることができ、研磨速度の面内均一性を向上さ
せることができ、これにより半導体素子の製造歩留まり
及び信頼性向上等に寄与することも可能となる。
工程図。
示す断面図。
図と平面図。
示す断面図。
から見た図。
示す断面図。
から見た図。
示す断面図。
から見た図。
との関係を示すグラフ図。
を示す断面図。
面から見た図。
性との関係を示すグラフ図。
図。
を示す断面図。
面から見た図。
略構成を示す断面図。
トを上面から見た図。
略構成を示す断面図。
略構成を示す断面図。
断面図。
Claims (25)
- 【請求項1】被処理基板を研磨する面を有した第1の層
と、流体が気密封止された微小袋を配設した第2の層と
を少なくとも有し、第1の層の研磨面とは反対の面側に
第2の層を設けたことを特徴とする研磨パッド。 - 【請求項2】前記流体は気体であることを特徴とする請
求項1記載の研磨パッド。 - 【請求項3】前記第2の層は微小袋をシート状に設けら
れることを特徴とする請求項1記載の研磨パッド。 - 【請求項4】前記微小袋は略平坦な上面と下面とを有す
ることを特徴とする請求項1記載の研磨パッド。 - 【請求項5】前記微小袋は、被処理基板を研磨する面に
対して50%以上の領域を占めることを特徴とする請求
項1記載の研磨パッド。 - 【請求項6】前記微小袋は、被処理基板を研磨する面に
対して60%以上90%以下の領域を占めることを特徴
とする請求項1記載の研磨パッド。 - 【請求項7】前記微小袋は規則的に配設されることを特
徴とする請求項1記載の研磨パッド。 - 【請求項8】前記微小袋は該微小袋1個の体積が0.1
cm3 以上15cm3 以下であることを特徴とする請求
項1記載の研磨パッド。 - 【請求項9】前記微小袋は該微小袋1個の体積が0.1
cm3 以上10cm3 以下であることを特徴とする請求
項1記載の研磨パッド。 - 【請求項10】前記第1層と第2層との間に補強層を設
けることを特徴とする請求項1に記載の研磨パッド。 - 【請求項11】基板を保持または押圧する手段と、回転
板とを有する研磨装置において、前記回転板上面に微小
袋が配設されることを特徴とする研磨装置。 - 【請求項12】前記微小袋は流体が気密封止されること
を特徴とする請求項11記載の研磨装置。 - 【請求項13】前記回転板には微小袋中の流体を気密封
止する手段が設けられていることを特徴とする請求項1
1記載の研磨装置。 - 【請求項14】前記流体は気体であることを特徴とする
請求項12または13記載の研磨装置。 - 【請求項15】前記微小袋はシート上に設けられている
ことを特徴とする請求項11記載の研磨装置。 - 【請求項16】前記微小袋は略平坦な上面を有すること
を特徴とする請求項11記載の研磨装置。 - 【請求項17】前記微小袋は前記回転面に対して50%
以上の領域を占めることを特徴とする請求項11記載の
研磨装置。 - 【請求項18】前記微小袋は前記回転面に対して60%
以上90%以下の領域を占めることを特徴とする請求項
11記載の研磨装置。 - 【請求項19】前記微小袋は規則的に配設されることを
特徴とする請求項11記載の研磨装置。 - 【請求項20】被処理基板を基板保持部に保持する工程
と、回転板上に配設された微小袋が設けられ、この微小
袋上に設けられた研磨面に研磨剤を供給する工程と、前
記回転板を回転させて前記基板保持部を前記回転板に対
して押圧することにより、前記被処理基板を研磨する工
程とを含むことを特徴とする研磨方法。 - 【請求項21】被処理基板を研磨する面を有した第1の
層と、内部に流体が充填された流体保持部からなる第2
の層とを少なくとも有し、第1の研磨面とは反対の面側
に第2の層を設けた研磨パッドにおいて、流体保持部が
内部に多数の支柱を有することを特徴とする研磨パッ
ド。 - 【請求項22】前記流体は気体であることを特徴とする
請求項21記載の研磨パッド。 - 【請求項23】前記基板保持部には、大気圧以上の気体
が密封されていることを特徴とする研磨パッド。 - 【請求項24】基板を保持または押圧する手段と、回転
板とを有する研磨装置において、前記回転板の上面に、
その内部に多数の支柱を有する流体保持部が設けられて
いるこを特徴とする研磨装置。 - 【請求項25】被処理基板を基板保持部に保持する工程
と、回転板上に設けられた内部に多数の支柱を有する流
体保持部を設け、この流体保持部上に設けられた研磨面
に研磨剤を供給する工程と、前記回転板を回転させて前
記基板保持部を前記回転板に対して押圧することによ
り、前記被処理基板を研磨する工程とを含むことを特徴
とする研磨方法。
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