JPH0998528A - 多導体送電線路 - Google Patents
多導体送電線路Info
- Publication number
- JPH0998528A JPH0998528A JP25302795A JP25302795A JPH0998528A JP H0998528 A JPH0998528 A JP H0998528A JP 25302795 A JP25302795 A JP 25302795A JP 25302795 A JP25302795 A JP 25302795A JP H0998528 A JPH0998528 A JP H0998528A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- linear expansion
- expansion coefficient
- transmission line
- conductors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】多導体送電線路を構成する複数本の導体は全て
同じ線膨張係数を有する導体が使用されていたために、
送電容量を増加すると、それに伴って弛度も増加するた
めに、弛度増加を一定に押さえるために送電容量が制限
されてしまうという問題があった。また線膨張係数が小
さな導体においては、弛度増加は抑制できるが、高価で
あるという問題があった。 【解決手段】複数本の導体を線膨張係数の小さな導体1
0と線膨張係数の大きな導体20とで構成し、線膨張係
数の小さな導体10を線膨張係数の大きな導体20より
上側に配置すると共に各導体10、20を一定間隔毎に
スペーサ30で把持したものである。
同じ線膨張係数を有する導体が使用されていたために、
送電容量を増加すると、それに伴って弛度も増加するた
めに、弛度増加を一定に押さえるために送電容量が制限
されてしまうという問題があった。また線膨張係数が小
さな導体においては、弛度増加は抑制できるが、高価で
あるという問題があった。 【解決手段】複数本の導体を線膨張係数の小さな導体1
0と線膨張係数の大きな導体20とで構成し、線膨張係
数の小さな導体10を線膨張係数の大きな導体20より
上側に配置すると共に各導体10、20を一定間隔毎に
スペーサ30で把持したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1相が複数の導体で構
成されている多導体送電線路に関するものである。
成されている多導体送電線路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の送電容量の増大に伴い、1相が複
数本の導体、例えば4導体、6導体、8導体等で構成さ
れている多導体送電線路が多く使用されている。
数本の導体、例えば4導体、6導体、8導体等で構成さ
れている多導体送電線路が多く使用されている。
【0003】従来、上記多導体送電線路を構成する複数
本の導体は全て同じ線膨張係数を有する導体が使用され
ていた。即ち例えば4導体送電線路においては、鋼線を
撚合わせて構成した鋼心上にアルミ素線を撚合わせてな
る鋼心アルミ撚線が4本使用されていた。
本の導体は全て同じ線膨張係数を有する導体が使用され
ていた。即ち例えば4導体送電線路においては、鋼線を
撚合わせて構成した鋼心上にアルミ素線を撚合わせてな
る鋼心アルミ撚線が4本使用されていた。
【0004】また、導体として鋼心アルミ撚線を使用す
ると、該鋼心アルミ撚線は線膨張係数が大きく、送電容
量を増加すると弛度が増加するために、鋼線に変えて線
膨張係数の小さなインバ線を撚合わせて心材とし、その
外周に耐熱アルミ線等を撚合わせてなるインバ電線を使
用することもある。かかるインバ電線も4導体送電線路
であれば4本使用していた。
ると、該鋼心アルミ撚線は線膨張係数が大きく、送電容
量を増加すると弛度が増加するために、鋼線に変えて線
膨張係数の小さなインバ線を撚合わせて心材とし、その
外周に耐熱アルミ線等を撚合わせてなるインバ電線を使
用することもある。かかるインバ電線も4導体送電線路
であれば4本使用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来は、
多導体送電線路を構成する複数本の導体は全て同じ線膨
張係数を有する導体が使用されていた。このために、線
膨張係数が大きな導体においては、送電容量を増加する
と、それに伴って弛度も増加するために、弛度増加を一
定に押さえるために送電容量が制限されてしまうという
問題があった。また線膨張係数が小さな導体において
は、弛度増加は抑制できるが、高価であるという問題が
あった。
多導体送電線路を構成する複数本の導体は全て同じ線膨
張係数を有する導体が使用されていた。このために、線
膨張係数が大きな導体においては、送電容量を増加する
と、それに伴って弛度も増加するために、弛度増加を一
定に押さえるために送電容量が制限されてしまうという
問題があった。また線膨張係数が小さな導体において
は、弛度増加は抑制できるが、高価であるという問題が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたもので、弛度の増加を押さえて送電容量を
増加することができ、しかも安価な多導体送電線路を提
供するもので、その構成は、1相が複数本の導体で構成
されている多導体送電線路において、前記複数本の導体
を線膨張係数の小さな導体と線膨張係数の大きな導体と
で構成し、線膨張係数の小さな導体を線膨張係数の大き
な導体より上側に配置すると共に各導体を一定間隔毎に
スペーサで把持したことを特徴とするものである。
みてなされたもので、弛度の増加を押さえて送電容量を
増加することができ、しかも安価な多導体送電線路を提
供するもので、その構成は、1相が複数本の導体で構成
されている多導体送電線路において、前記複数本の導体
を線膨張係数の小さな導体と線膨張係数の大きな導体と
で構成し、線膨張係数の小さな導体を線膨張係数の大き
な導体より上側に配置すると共に各導体を一定間隔毎に
スペーサで把持したことを特徴とするものである。
【0007】線膨張係数の小さな導体を、線膨張係数の
大きな導体より上側に配置すると共に各導体を一定間隔
毎にスペーサで把持することにより、送電した際、線膨
張係数の小さな導体は伸びが小さく弛度増加は少ない
が、線膨張係数の大きな導体は伸びが大きく弛度増加が
大きくなる。このために線膨張係数の小さな導体に線膨
張係数の大きな導体が吊り下げられた状態となる。した
がって、線膨張係数の大きな導体の弛度増加がそのまま
多導体送電線路の弛度増加とはならず、多導体送電線路
全体としての弛度増加を抑制することができる。
大きな導体より上側に配置すると共に各導体を一定間隔
毎にスペーサで把持することにより、送電した際、線膨
張係数の小さな導体は伸びが小さく弛度増加は少ない
が、線膨張係数の大きな導体は伸びが大きく弛度増加が
大きくなる。このために線膨張係数の小さな導体に線膨
張係数の大きな導体が吊り下げられた状態となる。した
がって、線膨張係数の大きな導体の弛度増加がそのまま
多導体送電線路の弛度増加とはならず、多導体送電線路
全体としての弛度増加を抑制することができる。
【0008】
【実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳細に説
明する。図1および図2は本発明にかかる多導体送電線
路を4導体送電線路に適用した場合である。この多導体
送電線路は、上側に線膨張係数の小さな導体10を配置
し、下側に線膨張係数の大きな導体20を配置してあ
る。そして各導体10、20は長手方向に一定間隔毎に
スペーサ30で把持されている。線膨張係数の小さな導
体10としては、例えばインバ線を撚合わせた心材の外
周に耐熱アルミ線等を撚合わせてなるインバ電線を使用
し、また線膨張係数の大きな導体20としては、例えば
鋼線を撚合わせた心材の外周にアルミ素線を撚合わせて
なる鋼心アルミ撚線を使用する。また、スペーサ30は
フレーム31と該フレームから突出形成された導体把持
部32とから構成されている。
明する。図1および図2は本発明にかかる多導体送電線
路を4導体送電線路に適用した場合である。この多導体
送電線路は、上側に線膨張係数の小さな導体10を配置
し、下側に線膨張係数の大きな導体20を配置してあ
る。そして各導体10、20は長手方向に一定間隔毎に
スペーサ30で把持されている。線膨張係数の小さな導
体10としては、例えばインバ線を撚合わせた心材の外
周に耐熱アルミ線等を撚合わせてなるインバ電線を使用
し、また線膨張係数の大きな導体20としては、例えば
鋼線を撚合わせた心材の外周にアルミ素線を撚合わせて
なる鋼心アルミ撚線を使用する。また、スペーサ30は
フレーム31と該フレームから突出形成された導体把持
部32とから構成されている。
【0009】上記構成の多導体送電線路に送電すると、
線膨張係数の小さな導体10は伸びが小さく弛度増加は
少ないが、線膨張係数の大きな導体20は伸びが大きく
弛度増加が大きい。このために図3に示すごとく、線膨
張係数の小さな導体10に線膨張係数の大きな導体20
がスペーサ30を介して吊り下げられた状態となる。し
たがって、多導体送電線路全体としての弛度増加を抑制
することができる。
線膨張係数の小さな導体10は伸びが小さく弛度増加は
少ないが、線膨張係数の大きな導体20は伸びが大きく
弛度増加が大きい。このために図3に示すごとく、線膨
張係数の小さな導体10に線膨張係数の大きな導体20
がスペーサ30を介して吊り下げられた状態となる。し
たがって、多導体送電線路全体としての弛度増加を抑制
することができる。
【0010】上記の線膨張係数の小さな導体10として
は、インバ線を撚合わせて心材としその外周に耐熱アル
ミ線等を撚合わせてなるインバ電線に限られず、例え
ば、インバ線のみを撚合わせたインバ撚線、心材に炭素
繊維を使用しその外周にアルミ線等を撚合わせた電線、
心材にポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維
を使用しその外周にアルミ線等を撚合わせた電線、心材
にケプラーを使用しその外周にアルミ線等を撚合わせた
電線等が使用できる。
は、インバ線を撚合わせて心材としその外周に耐熱アル
ミ線等を撚合わせてなるインバ電線に限られず、例え
ば、インバ線のみを撚合わせたインバ撚線、心材に炭素
繊維を使用しその外周にアルミ線等を撚合わせた電線、
心材にポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維
を使用しその外周にアルミ線等を撚合わせた電線、心材
にケプラーを使用しその外周にアルミ線等を撚合わせた
電線等が使用できる。
【0011】また、線膨張係数の大きな導体20として
は、鋼心アルミ撚線に限られず、例えば、アルミ線を撚
合わせたアルミ系電線、銅線を撚合わせが銅系電線等が
使用できる。
は、鋼心アルミ撚線に限られず、例えば、アルミ線を撚
合わせたアルミ系電線、銅線を撚合わせが銅系電線等が
使用できる。
【0012】なお、線膨張係数の小さな導体10と線膨
張係数の大きな導体20の組み合わせは、相対的なもの
であるために、例えば、鋼心アルミ撚線とアルミ系撚線
とを使用して架空送電線路を構成する場合は、鋼心アル
ミ撚線が線膨張係数の小さな導体10となり、アルミ系
撚線が線膨張係数の大きな導体20となるものである。
張係数の大きな導体20の組み合わせは、相対的なもの
であるために、例えば、鋼心アルミ撚線とアルミ系撚線
とを使用して架空送電線路を構成する場合は、鋼心アル
ミ撚線が線膨張係数の小さな導体10となり、アルミ系
撚線が線膨張係数の大きな導体20となるものである。
【0013】また、線膨張係数の小さな導体10として
どのような電線を使用し、また線膨張係数の大きな導体
20としてどのような電線を使用するかは、送電容量や
線路の弛度特性等を考慮して決定するものである。
どのような電線を使用し、また線膨張係数の大きな導体
20としてどのような電線を使用するかは、送電容量や
線路の弛度特性等を考慮して決定するものである。
【0014】また、本発明にかかる多導体送電線路は、
4導体の送電線路のみでなく、2導体、3導体、6導
体、8導体等の送電線路に適用できるものである。
4導体の送電線路のみでなく、2導体、3導体、6導
体、8導体等の送電線路に適用できるものである。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る多導体送電
線路は、複数本の導体を線膨張係数の小さな導体と線膨
張係数の大きな導体とで構成し、線膨張係数の小さな導
体を線膨張係数の大きな導体より上側に配置すると共に
各導体を一定間隔毎にスペーサで把持したために、送電
した際、線膨張係数の小さな導体に線膨張係数の大きな
導体が吊り下げられた状態となる。したがって、線膨張
係数の大きな導体の弛度増加がそのまま多導体送電線路
の弛度増加とはならず、多導体送電線路全体としての弛
度増加を抑制することができる。したがって送電容量を
増加させることが可能となる。また一般に高価である線
膨張係数の小さな導体を使用が少なくて済むので、安価
であるという効果がある。
線路は、複数本の導体を線膨張係数の小さな導体と線膨
張係数の大きな導体とで構成し、線膨張係数の小さな導
体を線膨張係数の大きな導体より上側に配置すると共に
各導体を一定間隔毎にスペーサで把持したために、送電
した際、線膨張係数の小さな導体に線膨張係数の大きな
導体が吊り下げられた状態となる。したがって、線膨張
係数の大きな導体の弛度増加がそのまま多導体送電線路
の弛度増加とはならず、多導体送電線路全体としての弛
度増加を抑制することができる。したがって送電容量を
増加させることが可能となる。また一般に高価である線
膨張係数の小さな導体を使用が少なくて済むので、安価
であるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の使用状態を示す説明図である。
10 線膨張係数の小さな導体 20 線膨張係数の大きな導体 30 スペーサ
Claims (1)
- 【請求項1】 1相が複数本の導体で構成されている多
導体送電線路において、前記複数本の導体を線膨張係数
の小さな導体と線膨張係数の大きな導体とで構成し、線
膨張係数の小さな導体を線膨張係数の大きな導体より上
側に配置すると共に各導体を一定間隔毎にスペーサで把
持したことを特徴とする多導体送電線路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25302795A JPH0998528A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 多導体送電線路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25302795A JPH0998528A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 多導体送電線路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0998528A true JPH0998528A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17245468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25302795A Pending JPH0998528A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 多導体送電線路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0998528A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007191032A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | East Japan Railway Co | カテナリ式電車線 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25302795A patent/JPH0998528A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007191032A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | East Japan Railway Co | カテナリ式電車線 |
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