JPH099891A - 飲食品およびその製造方法 - Google Patents

飲食品およびその製造方法

Info

Publication number
JPH099891A
JPH099891A JP7163972A JP16397295A JPH099891A JP H099891 A JPH099891 A JP H099891A JP 7163972 A JP7163972 A JP 7163972A JP 16397295 A JP16397295 A JP 16397295A JP H099891 A JPH099891 A JP H099891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jelly
gel
specific gravity
beverage
flavor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7163972A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Hatamoto
二美 畑本
Nobuyuki Kawai
信行 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority to JP7163972A priority Critical patent/JPH099891A/ja
Publication of JPH099891A publication Critical patent/JPH099891A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】風味の変化を味わうことができる飲食品を得
る。 【構成】比重および風味が異なるゼリーを飲料液中に複
数含有させることにより、食感、味覚、視覚の変化が味
わえる新規な飲食品を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二種以上の風味を有す
るゼリーを含有した飲食品およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、飲用する際、飲料液中のゼリーの
形状変化を観察し、視覚的な面白さも満足させるような
新規な菓子の提供を目的としたもの(特開昭61−18
7749号公報)が提案されている。これは調味飲料成
分の中にゼリー成分溶液を滴下して瞬時に凝固させ、こ
の時の変化や生成ゼリーの形状を楽しむようにした提案
である。
【0003】また、炭酸飲料とゼリー粒とを容器内に充
填密封したゼリー粒入り炭酸飲料(特開昭63−173
563号公報)もある。これはゼリー粒を速いスピード
で浮沈運動させ、比較的長い時間これを持続させるた
め、ゼリーの比重を炭酸飲料の比重より大きくしたもの
である。
【0004】さらに、粒状のゼリーが浮遊した酸性の清
涼飲料(特開平3−130061号公報)が提案されて
いる。これは種々の形態、種々の風味の柔軟な固形物を
混入して浮遊させるようにした提案である。
【0005】さらにまた、浮上または浮遊ゲル体を混入
させた飲料(特開平6−14750号公報)が提案され
ている。これはゲル体中に均一な気泡を封じ込むことに
よりゲル体を浮上または浮遊させたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような提案は、
風味や食感の変化を楽しむ飲料が好評であり、飲用時に
風味だけではなく面白さをも満足させ得るものが望まれ
ていることが背景にあると考えられる。しかし、前記の
提案のような従来の飲料はいずれもゼリーの形状や動き
を楽しんだり、浮遊させて外観を変化させたもので、今
一つ多彩さに欠け特徴の乏しいものであった。そこで本
発明者らは、ゼリーの外観や、風味および食感を多角的
にしかも同時に変化させた新規なゼリー入り飲食品を着
想し、本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明
は、外観、風味、色彩、ゼリーの形状・形態等を一度に
多彩に変化させた新規なゼリー入り飲食品およびその製
造方法を提供することを課題とする。
【0007】本発明において、ゼリーまたはゲルとは、
ゼラチンゼリー、アルギン酸ゼリー、ペクチンゼリー、
高分子多糖類ゼリー、タンパク質ゲル、その他のゲル化
剤でゲル化させたゼリーまたはこれらの全部または一部
を組み合わせたゼリーおよびゲルのすべてを包含する。
そして、本発明では、ゼリーまたはゲルを同義的に用い
る。すなわち本発明でゼリーまたはゲルというときは、
ゲルおよびゼリーの両者を包含することを意味する。ゼ
リーはまた、ジェリー(jelly)ともいう。また本
発明において風味とは、香り、味、色調、食感、ゼリー
の形状・形態等の特性のうち、二以上の特性を持つもの
をいうことにする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、飲料液と少な
くとも二種の比重の異なるゼリーからなり、これら飲料
液およびゼリーの風味を組み合わせて、二種以上の比重
と風味を有することを特徴とする。すなわち、本発明
は、飲料液および二種以上の比重と風味を有するゼリー
を含有してなる飲食品である。また、本発明は飲料液中
に二種以上の比重と風味を有するゼリーを含有させるこ
とを特徴とする飲食品の製造方法である。
【0009】具体的には、飲料液およびゼリーの比重を
少なくとも二種以上に異ならせる。この異なった比重の
それぞれのものに異なった風味を付与し、香り、味、色
調、食感の変化を多彩にし斬新で新規な飲食品を提供し
ようとするものである。すなわち、先ず、ある風味を有
するか有しない飲料液を調製する。次に、ゼリーの風味
と比重を二種以上に異ならせたものを調製する。この異
なった比重のゼリーを調製するには、ゲル(ゼリー)を
調製する時に糖やアルコールや気体(ガス)を含有さ
せ、その種類や使用量、調製条件を調節したりして行
う。気体は、食品として安全な炭酸ガスや窒素ガス等を
用いる。また、飲料液の比重の調整は、糖やアルコール
等の水より比重の大きな原料や小さな原料を必要に応じ
て使用し使用量を調節し含有させて行う。そして、飲料
液の比重は、いずれかのゼリーの比重と同じにするか、
小さい比重のゼリーと同じか大きくするか、あるいはま
た、大きい比重のゼリーと同じか小さくする。次いでこ
のようにして調製した飲料液に、前記のゼリーを含有さ
せる。このようにして飲料液の比重を上限もしくは下
限、または二種以上のゼリーの間に設定して、ゼリーの
浮上、浮遊(本発明では、浮上も沈降もしないものを浮
遊ということにする)、沈降現象のうち少なくとも二つ
を同時に行うものである。
【0010】飲料液および二種以上の風味と比重を含有
するゼリーの組み合わせは、たとえば二種の場合につい
て説明すると飲料液とゼリーの一種が同一の比重(この
場合、ゼリーは飲料液中に浮遊する。またこのゼリーの
風味は飲料液と同一であっても異なってもよい。)で、
他の一種のゼリーがこの比重と異なることになる。二種
のゼリーは風味を異ならせるほうが好ましい。この場合
他の一種のゼリーの比重が飲料液のそれより大きけれ
ば、このゼリーは沈降し、反対に小さければ浮上する。
飲料液と同一の比重のゼリーは、飲料液中に浮遊する。
三種の比重と風味を有する場合は、飲料液と二種のゼリ
ーの三つがそれぞれの間で比重と風味が異なるようにす
る。この場合飲料液の比重は、二種のゼリーの比重の間
に設定するとよい。四種以上の場合も同様に比重と風味
を互いに異ならせる。
【0011】このように比重が異なったゼリーのそれぞ
れに異なった風味を付与して異なった二種以上の比重と
風味を有するゼリーを調製して、これを飲料液に含有さ
せることにより本発明の飲食品となる。
【0012】このようにすると味覚、視覚、食感の多彩
な飲食品を造ることができ、互いに比重および風味を少
しずつ異ならせれば、理論的には容器中で多数の香り、
味、色調、食感を有した粒状になったゼリーが比重に応
じて集合して全体として層状を呈し、一つの商品を飲食
することで多数の風味が味わえることになる。すなわ
ち、香り、味、色調、食感、ゼリーの形状・形態を有し
たものを二種以上造り、この比重を互いに異ならせ、こ
れを飲料液中に含有させることよりなる。
【0013】ゼリーの比重を変える方法は、たとえば糖
を用いる方法、ゲルに炭酸ガスの気泡を封じ込む方法
(特開平6−14750号公報等)、ゲルまたは飲料液
中にアルコールを含有させる方法など既知、未知のいず
れの方法を用いてもよい。
【0014】ゼリーの比重はベースとなる飲料に対して
浮上させるか、浮遊させるか、沈降させるかによって異
なる。浮遊させることも可能であるが、風味の変化を明
解にするためにはゼリーが多く、しかも二種以上のゼリ
ーが混ざらないようにするとよい。また、飲料液の粘度
は特に限定する必要がないことはいうまでもないが、飲
料液中でのゼリーの移動に対する自由度を大きくするた
めには、低いほうがよい。そのためには、次に述べる程
度の比重差をつけて一定量が浮上、沈降することが望ま
しい。ゼリーを短時間にかつ明瞭に浮上させるために
は、ベースとなる飲料液の比重を1としたとき、おおむ
ね0.8以下であればよく、もっとも好ましい範囲は
0.6〜0.8の範囲である。比重が0.6より小さい
と飲料液の上面に浮上集合してしまう。また、ゼリーが
沈降するためには、ベースとなる飲料液の比重を1.0
としたとき、1.0より大であれば良く、好ましい範囲
は1.01〜1.50の範囲である。比重を1.50よ
りも大きくしてもよいが、このような比重にすると飲料
液の最下面にゼリーが沈降し、集合してしまう。
【0015】比重を変えたゼリーを含む飲料は、風味の
変化を明解に感じさせるために飲食するときは管状のも
ので飲用することが好ましい。すなわち、本発明による
飲食品を充填した容器、あるいはこれを飲用時に移した
カップなどに唇をつけて直接飲むと、容器が傾くにつれ
上層と下層のゼリーが同時に口中に入るため、風味、食
感の変化が感知されにくい。これを解決するためには、
上層あるいは下層のゼリーから順次口中に入るようにす
るとよい。具体的には、本発明の飲食品を効果的に飲用
するために、前記したような管状のようなもので飲用す
るとよい。たとえばストローあるいはこれに類するもの
を用いて下層ゼリーから吸引して飲食する。そのため、
容器の底部あるいは側面下部に直接ストローなどをつけ
た容器に充填するか、またはストローなどを別添し、通
常の飲料の形態のように天面からそれを飲料底部まで差
し込んで飲用してもよい。
【0016】本発明でゼリーを形成するゲル化剤として
はゼラチン、カラギーナンなど既知のゲル化剤を用いる
ことができる。口中での溶けの良さや上記のようにスト
ローなどで飲用するときの通りの良さ等の点から、寒天
などを主体とした弾性のない脆いゲルを造るゲル化剤よ
りもゼラチンやカラギーナンなどの弾性のあるゲルを作
るゲル化剤であるほうが風味、食感等の違いがよくわか
る。
【0017】すなわち、飲料液中に含有するゼリーをス
トロー等の管状のもので、飲食するときに、管状内を通
過するまでにゼリーがちぎれるなどして弾性があって崩
れるようなもののほうがよい。このことはゼリーの大き
さが、ストローなどの管の直径よりもむしろ大きい方が
よいことを意味する。たとえば、ゲルの大きさとして、
直径5〜8mmの大きさのゼリーを直径約3〜4mmの
大きさでのストロー等で飲用する。したがって崩れない
ゼリーや、弾性のない脆いゲルを造るゲル化剤よりもゼ
ラチンなどの弾性のあるゲルを造るゲル化剤のほうが食
感を含む風味の違いをよく感知できる。
【0018】本発明におけるゼリーのような食品を含有
する飲料、すなわち飲食品には、果汁、果汁入り清涼飲
料、清涼飲料、あるいはアルコール飲料等が包含され
る。本発明のゼリーや飲料液は、香料や香味料、呈味剤
などによって風味をかえることができるほか、天然、人
工の着色料を用いたりあるいは果汁を用いることにより
色を変えると、色調の変化も得ることができる。
【0019】なお、比重の測定方法は、一般的に採用さ
れている、比重びんによる方法と同様の方法で行う。す
なわち飲料液の比重は、比重びんを用いて20℃におけ
る同体積の試料と水の重量とを測定し、その重量の比か
ら比重を求める。ゼリーの比重は、すべての使用器具
(共栓付きメスシリンダー等)、試料(ゼリー)、試薬
(n−ペンタン)を20℃に調節する。先ず試料が埋没
する量のn−ペンタンを、共栓付き100ml容メスシ
リンダーに入れ、密栓する。このときのn−ペンタンの
容積を読み取っておく。次いで約10gの試料ゼリーを
精秤して共栓付きメスシリンダーに入れる。このときの
容積を読み取る。これらの容積差から増加した容積を算
出する。この容積に相当する水の重量を求め、先の試料
ゼリーの重量との比をとって、比重を算出する。
【0020】
【実施例】以下実施例に基づき本発明を具体的に説明す
る。
【0021】実施例1(それぞれ比重が異なる例) 飲料液、上層ゲル、下層ゲルを次の表1のようにして、
本発明品を調製した。また、比較例1として、二種のゲ
ルの比重を同じにした対照品も調製した。配合は表1に
従い、砂糖の量は飲料液、上層ゲル、下層ゲル、それぞ
れ8%、2.5%、10%(本発明で各表中の数字およ
び文中の%は、重量%を意味する。また、表中の「−」
の記号は、用いなかったことを示す。以下同じ。)とし
た。各表中に「ゲル化剤」とあるのは、市販のカラギー
ナンを主成分とするゲル化剤を用いた。
【0022】
【表1】 ─────────────────────────────────── 原材料 飲料液 上層ゲル 下層ゲル ─────────────────────────────────── 1/5濃縮マスカット果汁 2.00 2.00 2.00 砂糖 8.00 2.50 10.00 クエン酸 0.16 0.25 0.25 ゲル化剤 − 0.55 0.65 ペパーミントエッセンス − 0.08 − マスカットフレーバー 0.02 − 0.10 食用色素(メロンカラーL(三栄源製))0.01 0.02 0.02 精製水 89.81 94.60 86.98 ───────────────────────────────────
【0023】調製方法は、表1の原材料を表1中の配合
率に基づき秤量して混合し、飲料液を500mlと上層
ゲル、下層ゲルをそれぞれ200g調製した。飲料液
は、85℃の温度で10分の加熱殺菌を行った。また、
ゲルはいずれもゲル化剤を溶解後、85℃の温度で10
分間湯煎中で保持して殺菌した。その後、ステンレスの
バットに厚さ1cm程度になるように流し込み、冷却し
た。冷却してゲル化させた後、約5mm角に切断した。
なお、実際のゲルの比重は飲料液が1.030、上層ゲ
ルが0.994、下層ゲルは1.045であった。飲料
液120ml、上層ゲル40g、下層ゲル40gの割合
で250mlの容器に充填した。その結果、実施例1の
本発明品は透明な着色飲料液中に透明な着色飲料液と同
系色の着色ゼリーが浮上し、またもう一方の比重の大き
いゲルは沈降した。しかし外観的には同色系統のため、
含まれている二種のゲルとも一見したところでは識別で
きないようなものにできあがった。
【0024】比較例1の対照品の飲料液の比重は1.0
30で、二種のゲルの比重は1.034であった。これ
を実施例1と同様に調製し容器に充填した。その結果、
比較例1の対照品は透明な着色液体中に透明な同系色の
着色ゼリーが沈降しゲルは識別困難であった。
【0025】これらの実施例1の本発明品と比較例1の
対照品の特徴を確認するため、官能検査を実施した。嗜
好型パネル30名に対し、本発明品と対照品をストロー
で飲むように指示して供試した。全員がいずれの2品に
ついても、見た目には透明な着色飲料にもかかわらず飲
用すると今までになかったゲルの風味と食感を感じると
回答した。また、本発明品と対照品について飲食中に風
味の変化を感じるサンプルはいずれかを答えさせたとこ
ろ、30人中28人が本発明品が風味が変化したと回答
した。2点識別法によって検定すると、0.1%の有意
水準で本発明品の方が風味が変化するとされた。
【0026】実施例2(上層ゲルに炭酸ガスを含有させ
た例)
【0027】
【表2】 ─────────────────────────────────── 原材料 飲料液 上層ゲル 下層ゲル ─────────────────────────────────── 1/3濃縮ペア果汁 4.00 4.00 5.00 砂糖 8.00 4.00 9.25 クエン酸 0.50 0.25 0.25 ゼラチン − 0.50 0.60 ペアエッセンス − 0.10 − バニラフレーバー 0.02 − 0.10 キサンタンガム − 0.50 − アルギン酸ナトリウム − 0.50 − 炭酸カルシウム − 3.00 − 精製水 87.48 87.15 84.80 ───────────────────────────────────
【0028】上層ゲルの調製 特開平6−14750号公報の実施例1の方法に従い、
上層ゲルに炭酸ガスを含有させ比重を調整した。すなわ
ちA液として表2に記載の割合で上層ゲルの原材料を混
合し溶解させた。ゼラチンは50℃以上に加温して溶解
させた。B液として、水99gに無水クエン酸1gを溶
解して有機酸含有液を造った。このときのpHは、2.
4であった。次に、A液を直径7mmのノズルからB液
中に滴下し、ゲルを1時間反応させた。直径6〜8mm
のゲルが炭酸ガスを含有し浮上してきたので、これを採
取し、上層ゲルとした。
【0029】飲料液および下層ゲルの調製 飲料液および下層ゲルは表2に記載の割合で原材料を配
合し、実施例1と同様にして調製した。このとき、飲料
液の比重は1.030で、上層ゲルの比重は0.60
0、下層ゲルの比重は1.038であった。このように
して得た上層ゲルおよび下層ゲルを実施例1と同様の割
合で、飲料液とともに容器に入れた。得られた飲食品
は、浮上ゲルと沈降ゲルが共存し、しかも風味がそれぞ
れ異なる斬新な飲食品を得た。
【0030】比較例2 実施例2と同様にして表3に記載の原材料の配合割合
で、炭酸ガスを含有するゲル1およびゲル2を調製し
た。このときゲルの比重は飲料液が1.030で、ゲル
1が0.700、ゲル2が0.750であった。その結
果、比較例2は透明な液体中に透明なゼリーが浮上また
は浮遊し、飲料液との識別が困難なゼリー含有飲料を得
た。
【0031】
【表3】 ─────────────────────────────────── 原材料 飲料液 ゲル1 ゲル2 ─────────────────────────────────── 1/3濃縮ペア果汁 4.00 4.00 5.00 砂糖 8.00 6.00 7.00 クエン酸 0.50 0.25 0.25 ゼラチン − 0.50 0.60 ペアエッセンス − 0.10 − バニラフレーバー 0.02 − 0.10 キサンタンガム − 0.50 0.50 アルギン酸ナトリウム − 0.50 0.50 炭酸カルシウム − 3.00 3.00 精製水 87.48 85.15 83.05 ───────────────────────────────────
【0032】これらの実施例2の飲食品と比較例2の飲
食品の特徴を確認するため、官能検査を実施した。嗜好
型パネル35名に対し、2つのサンプルをストローで飲
むように指示して供試した。実施例2の本発明の飲食品
と比較例2の対照品としての飲食品の飲食中の味の変化
を感じるサンプルはいずれかを答えさせたところ、35
人中34人が実施例2の飲食品が味が変化したと回答し
た。2点識別法によって検定すると、0.1%の有意水
準で実施例2の飲食品の方が味が変化するとされた。ま
た、2つのうちどちらが好ましいかを質問したところ、
35人中24人が実施例2の飲食品が好ましいとした。
2点嗜好法により検定したところ、5.0%の有意水準
で実施例2の飲食品が比較例のそれよりも好ましいとさ
れた。
【0033】実施例3(三種のゼリーを含有した例) 飲料液の飲料、上層ゼリー、中層ゼリー、下層ゼリーを
次の表4のように配合した。
【0034】
【表4】 ─────────────────────────────────── 原材料 飲料液 上層ゼリー 中層ゼリー下層ゼリー ─────────────────────────────────── 1/5濃縮レモン果汁 2.00 2.00 2.00 2.00 砂糖 8.00 4.00 8.00 12.50 ゲル化剤 − 0.55 0.55 0.65 グレープフルーツエッセンス − − − 0.10 オレンジエッセンス − − 0.10 − チェリーフレーバー − 0.08 − − 食用色素赤 − 0.05 − − 食用色素オレンジ − − 0.06 − 食用色素黄色 − − − 0.06 精製水 90.00 93.32 89.29 84.69 ───────────────────────────────────
【0035】調製方法は飲料液およびそれぞれのゼリー
とも上記表4に従い実施例1と同様に行った。このとき
の比重は飲料液が1.030に対して上層ゼリーが1.
011、中層ゼリーが1.030、下層ゼリーが1.0
51となった。調製後、飲料液120ml、上層、中
層、下層ゼリーそれぞれを25gずつ容器に充填した。
その結果、実施例3の飲食品は透明な飲料液中に、上か
ら赤、オレンジ、黄色のゼリーがそれぞれ比重に応じて
積層されたようになった三種のゼリーを含有した飲料を
得た。これをストローで飲むように指示して供試したと
ころ、視覚的に美しく、さらに飲用すると途中から味が
変化したと評価された。
【0036】実施例4(アルコールを含有した例) 飲料液、上層ゲル、下層ゲルを次の表5のように配合し
て、飲料液、ゲルをそれぞれ調製した。
【0037】
【表5】 ─────────────────────────────────── 原材料 飲料液 上層ゲル 下層ゲル ─────────────────────────────────── 1/5濃縮オレンジ果汁 16.00 10.00 − テキーラ 10.00 20.00 5.00 グレナデンシロップ − − 80.00 砂糖 8.00 2.00 − クエン酸 0.16 0.25 0.25 ゲル化剤 − 0.55 0.65 オレンジエッセンス 0.08 0.08 − 精製水 65.76 67.12 14.10 ───────────────────────────────────
【0038】調製方法は実施例1と同様の方法によっ
た。このとき、ゲルの比重は飲料液が1.019、上層
ゲルが0.670、下層ゲルが1.450となった。調
製後、飲料液120ml、上層ゲル55g、下層ゲル2
5gを容器に充填した。その結果、実施例4の飲食品は
カクテルの一種であるテキーラサンライズ様の積層され
たような状態を呈し、味の変化を楽しめるアルコール飲
料となった。
【0039】
【発明の効果】以上のようにして、比重や風味の異なる
ゼリーを飲料液に含有させることにより得られた本発明
の飲食品は、いずれも食感、味覚、視覚の面で飲食品に
新規な風味および面白さが付与され、飲用中に風味の変
化が味わえる新規な特徴を有した飲食品が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料液および二種以上の比重と風味を有
    するゼリーを含有してなる飲食品。
  2. 【請求項2】 飲料液中に二種以上の比重と風味を有す
    るゼリーを含有させることを特徴とする飲食品の製造方
    法。
JP7163972A 1995-06-29 1995-06-29 飲食品およびその製造方法 Pending JPH099891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7163972A JPH099891A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 飲食品およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7163972A JPH099891A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 飲食品およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH099891A true JPH099891A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15784323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7163972A Pending JPH099891A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 飲食品およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH099891A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2316281A1 (en) * 2009-10-28 2011-05-04 Nestec S.A. A process for making a multiphase jellified beverage composition
EP2316282A1 (en) * 2009-10-28 2011-05-04 Nestec S.A. A multiphase jellified beverage composition
JP2016165251A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 アサヒビール株式会社 容器詰め飲料
JP2017205099A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 多層飲料
JP2018050590A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 日清オイリオグループ株式会社 ゼリー剤組成物及びゼリー状食品

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013509163A (ja) * 2009-10-28 2013-03-14 ネステク ソシエテ アノニム 多相ゼリー状飲料組成物を作製するための方法
EP2316282A1 (en) * 2009-10-28 2011-05-04 Nestec S.A. A multiphase jellified beverage composition
WO2011051237A1 (en) * 2009-10-28 2011-05-05 Nestec S.A. A multiphase jellified beverage composition
WO2011051238A1 (en) * 2009-10-28 2011-05-05 Nestec S.A. A process for making a multiphase jellified beverage composition
CN102595939A (zh) * 2009-10-28 2012-07-18 雀巢产品技术援助有限公司 制备多相胶凝化饮料组合物的方法
CN102665449A (zh) * 2009-10-28 2012-09-12 雀巢产品技术援助有限公司 多相胶凝化饮料组合物
EP2316281A1 (en) * 2009-10-28 2011-05-04 Nestec S.A. A process for making a multiphase jellified beverage composition
JP2013509162A (ja) * 2009-10-28 2013-03-14 ネステク ソシエテ アノニム 多相のゼリー状飲料組成物
AU2010311573B2 (en) * 2009-10-28 2014-03-20 Nestec S.A. A multiphase jellified beverage composition
US10111450B2 (en) 2009-10-28 2018-10-30 Nestec S.A. Process for making a multiphase jellified beverage composition
JP2016165251A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 アサヒビール株式会社 容器詰め飲料
JP2017205099A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 多層飲料
JP2018050590A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 日清オイリオグループ株式会社 ゼリー剤組成物及びゼリー状食品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5562939A (en) Method of suspending inclusions and compositions produced thereby
US6106883A (en) Method of suspending inclusions
JP5450939B2 (ja) ゼリー入りアルコール飲料及びその製造方法
JP6046336B2 (ja) 固形分高含有ゼリー飲料
US20160257916A1 (en) Method for mass producing alcohol-containing spherical beads
US20150118365A1 (en) Alcohol containing beads and method for making same
JP2017112909A (ja) コク及び嗜好性が増強されたアルコールテイスト飲料
JPH10512757A (ja) 着色ジェリータイプ物質及びその製造方法、並びに着色ジェリータイプ物質含有組成物
JPH099891A (ja) 飲食品およびその製造方法
EP1078981A1 (en) An alcoholic cream
JP2006197838A (ja) ゼリー飲料
US20190031987A1 (en) Mass produced, alcohol-containing spherical bead with improved shelf life and "pop"
JP2012000096A (ja) ゼリー飲料の製造方法
JP2584901B2 (ja) 凍結酒、その製造法、および凍結用酒類混合物
JPH053775A (ja) ゼリー含有飲料
WO1999021443A2 (en) Marketing device
WO2006107238A1 (en) Process for producing a substrate for making alcoholic structural-viscous goods and the substrate obtained thereby (variants)
JP2707451B2 (ja) ゲル入り飲料
JP6647157B2 (ja) 食用固形物含有炭酸アルコール飲料
CN1084031A (zh) 一种润肺养颜饮料及其制造方法
KR102894639B1 (ko) 관능성이 우수한 논알콜 하이볼의 제조방법
RU2252682C1 (ru) Способ производства напитка и напиток
JPH0767593A (ja) 耐熱性ゼリーの細片を混入してなる飲料
JP2004248521A (ja) 炭酸ガス含有ゼリー状食品
RU2156578C1 (ru) Способ получения эмульгированного алкогольного кисломолочного напитка