JPH0999405A - 気体供給用の木工用回転継手 - Google Patents

気体供給用の木工用回転継手

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JPH0999405A
JPH0999405A JP25639895A JP25639895A JPH0999405A JP H0999405 A JPH0999405 A JP H0999405A JP 25639895 A JP25639895 A JP 25639895A JP 25639895 A JP25639895 A JP 25639895A JP H0999405 A JPH0999405 A JP H0999405A
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    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/0009—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts
    • B23Q1/0018—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts comprising hydraulic means
    • B23Q1/0027—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts comprising hydraulic means between moving parts between which an uninterrupted energy-transfer connection is maintained
    • B23Q1/0036—Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts comprising hydraulic means between moving parts between which an uninterrupted energy-transfer connection is maintained one of those parts being a tool

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧空気の供給状態であっても、工具交換時
に回転工具が飛び出すことを防止することができ、ま
た、回転継手の介在で生ずる軸振れを極力小さくするこ
とができて加工精度を向上することのできる回転継手を
提供する。 【解決手段】 回転継手1の回転軸2外周に開口し他端
が工具把持部5の工具取付孔6の奥に開口する通孔2
4,24aの内部に、工具取付孔6に挿入されていた工
具68が外れる方向に移動したとき、気体の供給を遮断
する機構15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、木工およびそれ
に類する加工に用いられるドリルやエンドミル等のシャ
ンク付回転工具で、刃先から空気等の気体を供給噴出す
るための細孔を工具内部に有する回転工具に、気体を供
給するための木工用の回転継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転継手としては、例え
ば実開平6-53103 号公報のものがある。この公報に開示
された回転継手は図8に示す回転継手51と図9に示す
回転継手71の2種類が開示されており、この回転継手
51は回転軸52とハウジング63とより構成され、こ
の回転軸52は所定長さの軸部53の先端側には一体に
形成される工具把持部56と基部側には木工機の主軸5
0に取付けられるねじ軸部54とが形成されて同ねじ軸
部54には緩み止め用のナット55が螺合されている。
また、工具把持部56には回転軸52の中心線Cに沿っ
て回転工具68のシャンク部68aを挿入可能に工具取
付孔57が穿設され、また、この工具把持部56の外周
には所定の間隔で工具取付孔57に向けて雌ねじ部58
が螺設され、同雌ねじ部58には回転工具68を締付け
固定する締付けボルト59が螺合されている。
【0003】また、この工具取付孔57の奥行き端部に
は通孔60が開口されている。この通孔60は工具取付
孔57の奥行き端部より中心線Cに沿って所定の径で所
定の長さの垂直孔61とこの垂直孔61の奥行き端部よ
り軸部53の直径方向へ貫通形成される水平孔62とが
連通形成されている。このように形成された回転軸52
の軸部53の外周にはハウジング63が設けられてい
る。
【0004】このハウジング63は例えば工具把持部5
6とほぼ同径で所定の肉厚を有する円筒形状に形成さ
れ、その両端にはベアリング65を嵌合する嵌合凹部6
4が形成されて軸部53に外嵌した状態で端面シールド
タイプのベアリング65がカラーを介して嵌合されて回
転軸52はハウジング63に対し回転可能に設けられ、
この回転軸52とハウジング63との間には空気室66
が形成されるとともに、ハウジング63には空気供給源
に接続するブッシング67が取付けられている。
【0005】このように形成された回転継手51の工具
把持部56には回転工具(木工錐)68が取付けられ
る。この回転工具68はシャンク部68aとフルート部
68bと刃先部68cとからなり、この回転工具68に
はその軸心に沿って通孔60と連通して空気を供給する
細孔69が穿設されるとともに、この細孔69は刃先部
68c側で二股状に分岐されて刃先部68cに貫通する
噴出孔69aが形成されている。このように形成された
回転工具68のシャンク部68aは工具取付孔57に挿
入してその挿入端を奥行き端部に当接した状態で締付け
ボルト59により締付け固定される。この状態で細孔6
9は通孔60と連通されている。
【0006】このように設けられた回転継手51はその
ねじ軸部54を介して主軸50に取付けられるととも
に、ハウジング63のブッシング67には供給管等によ
り空気供給源に接続され、主軸50が回転されることに
より回転工具68に回転が与えられて穿孔作業がなさ
れ、空気供給源からの高圧空気は空気室66より通孔6
0を経て細孔69に供給され、噴出孔69aより刃先部
68cに噴出されて切り屑を穿孔より排出するように設
けられている。
【0007】次に、図9に示す回転継手71は回転軸7
2と工具把持具78を分割形成したもので、この回転軸
72の一端には主軸50に螺着するねじ軸部73と例え
ば六角形状のスパナ掛け部74が一体に形成され、ま
た、他端側には回転軸72の中心線Cに沿って内径部に
ねじ部76を有する工具把持具78の取付孔75が形成
され、この取付孔75の奥行き端部には中心線Cに沿う
短尺の垂直孔77aとこの垂直孔77aと直交して回転
軸72の外周に貫通する水平孔77bとからなる通孔7
7が形成されている。
【0008】また、工具把持具78は把持本体79と回
転軸72の取付孔75のねじ部76と螺合するねじ軸部
82とが一体に形成され、この把持本体79には回転工
具68をワンタッチ操作により着脱可能とする工具着脱
機構81(説明は省略する)を内装する取付凹部80が
形成され、この取付凹部80の奥行き端部にはねじ軸部
82の軸心(回転軸72の中心線C)に沿って貫通孔8
3が貫設されている。
【0009】また、回転軸72の外周にはハウジング8
4が形成されている。このハウジング84は上記ハウジ
ング63と同様に円筒形状に形成されて、その両端には
例えば含油メタル等からなる軸受メタル86を嵌合する
嵌合凹部85が形成され、このハウジングの外周には空
気供給源と接続されるブッシング67が取付けられ、こ
のハウジング84を軸受メタル86を介して取付けるこ
とで回転軸72の外周には空気室87が形成されてい
る。このように形成された回転継手71はその工具把持
具78にワンタッチ操作により回転工具68が取付けら
れ、空気供給源からの高圧空気は空気室87に導入さ
れ、さらに通孔77、貫通孔83より細孔69に供給さ
れ、噴出孔69aより噴出するように設けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この回
転継手51,71において、うっかり作業で空気供給源
をオフしないで高圧空気を供給した状態で回転工具68
を取外し交換しようとした場合、この回転工具68を作
業者が把持しないで締付けボルト59を緩め、あるいは
工具着脱機構81のスリーブを緩め方向へ操作すると高
圧空気により回転工具68が高速で飛び出して(真上に
向けた状態で2〜3m飛ぶことが実験で確認された。)
作業者が負傷する恐れのある問題がある。また、この回
転継手51,71を木工機の主軸に取付け回転工具68
を取付けた状態で、同回転継手51,71にはナット5
5またはスパナ掛け部74、ハウジング63,84およ
び工具把持部56,把持本体79を一連に設ける構成と
したものであるから、その全長が長く、さらに、回転工
具68を取付けると主軸50からの取付け長さが長くな
り、回転工具68に軸振れを生じて加工精度が悪くなり
品質を低下する問題があった。本発明は、上記従来の問
題点を解決するためになされたもので、高圧空気の供給
状態であっても、工具交換時に回転工具が飛び出すこと
を防止することができて作業者の安全を確保することが
でき、また、回転継手の介在で生ずる軸振れを極力小さ
くすることができて加工精度を向上することのできる木
工用回転継手を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、第1の発明は、回転継手の回転軸外周
に開口し他端が工具把持部の工具取付孔の奥に開口する
通孔の内部に、工具取付孔に挿入されていた工具が外れ
る方向に移動したとき、気体の供給を遮断する機構を設
けたことにより、回転継手に気体供給状態であっても、
回転工具が工具把持部から外れる方向へ移動すると、自
動的に気体の供給が遮断されるので、回転工具交換時の
工具飛び出しを防止して、作業者の安全性を確保でき
る。また、第2の発明は、ハウジング両端の軸受の間隔
を狭めるため、ハウジングへ気体を供給する供給管等と
の結合部を軸受の半径の外側に軸中心より離して設けた
ことにより、ハウジングの軸方向の長さを短縮すること
ができ、その分回転継手の全長が短くなり、軸振れが解
消されるので回転工具による加工精度を向上することが
でき、品質を高めることができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面にしたがって説
明すると、図1は回転継手1の断面図であって、該回転
継手1は回転軸2とこの回転軸2に内装される気体遮断
機構15と回転軸2に外装されるハウジング27とより
構成されている。
【0013】この回転軸2は軸部3と、この軸部3の一
端側には木工機の主軸50に螺着されるねじ4aを螺設
したねじ軸部4が形成され、軸部3のねじ軸部4の端部
寄りの外周には止めリング36用の溝部3aが凹設さ
れ、また、軸部3の他端側には工具把持部5が一体に形
成されている。この工具把持部5の中心には回転軸1の
中心線Cに沿って回転工具68のシャンク部68aを挿
入可能とする工具取付孔6が穿設され、また、この工具
把持部5の外周の中心線C方向には所定の間隔でシャン
ク部68aを締付け固定するため工具取付孔6に貫通す
る雌ねじ部7が螺設されて、同雌ねじ部7には締付けボ
ルト8が螺着されている。また、この雌ねじ部7より角
度90度位相した直径方向の外周にはスパナ掛け凹部9
が凹設されている。
【0014】また、この工具取付孔6の奥行き端部には
工具取付孔6より若干小径で気体遮断機構15の取付孔
部10が穿設され、この取付孔部10の奥行き端部には
気体遮断機構15を構成するコイルばね25のばね座1
1が穿設されている。また、この取付孔部10の工具取
付孔6の端部より所定の範囲には気体遮断機構15のス
ライド管16を取付けるねじ部12が螺設されている。
また、この取付孔部10の所定の位置には軸部3の直径
方向へ貫通する通孔13が貫通形成されるとともに、こ
の通孔13を貫通した外周部にはと通孔13の径より幅
広の凹溝14が凹設されている。このように形成された
取付孔部10には気体遮断機構15が内装されている。
【0015】この気体遮断機構15はスライド管16と
スライドバルブ20とコイルばね25とより構成され、
このスライド管16は外周部に取付孔部10のねじ部1
2と螺合するねじ部17を有する円筒形状に形成され、
その一端部には工具把持部5の工具取付孔6に嵌合する
鍔部18が形成されている。また、スライドバルブ20
はスライド管16にスライド可能に嵌合する所定の長さ
のスライド軸部21と、このスライド軸部21の一端
(上端)側には鍔部22が形成され、同鍔部22の中心
にはコイルばね25の一端を挿通する凸軸23が形成さ
れている。また、スライド軸部21の中心にはその軸心
にに沿って工具取付孔6に開口する所定長さの通孔24
が穿設され、この通孔24の奥行き端部には直径方向に
開口する通孔24aが貫設されている。
【0016】このように形成されたスライド管16には
スライドバルブ20のスライド軸部21がOリング26
aを外嵌した状態で挿入され、また、凸軸23には所定
のばね圧を有するコイルばね25の一端が嵌装され、ま
た、スライド管16にはOリング26bが外嵌され、こ
の状態でスライド管16のねじ部17を取付孔部10の
ねじ部12に螺進していくことで、コイルばね25の他
端は取付孔部10に設けたばね座11に嵌め込まれ、さ
らに、スライド管16を螺進することでOリング26b
は工具取付孔6の端部に弾性密着されてねじ部12,1
7の螺合隙間の気密が確保され、また、コイルばね25
は弾性圧縮されてスライドバルブ20は工具取付孔6側
へ付勢されてスライド軸部21の端部は工具取付孔6側
へ所定の長さs突出されるとともに、通孔24aはスラ
イド管16内に没入され、Oリング26aは鍔部22に
よりスライド管16の端面に弾性密着されてスライド軸
部21とスライド管16の内径部との間の隙間の気密が
確保されている。このように気体遮断機構15を内装し
た回転軸2の軸部3の外周にはハウジング27が取付け
られている。
【0017】このハウジング27は図1および図2に示
すように軸部3の外周に外嵌する所定の幅Hの嵌合基部
28とこの基部より所定の高さで突出する凸部29が形
成されて、例えば図示のように左右対称の変形略八角形
の外郭形状に形成され、嵌合基部28の中心には軸部3
に外嵌する嵌合孔30が形成されるとともに、この嵌合
孔30と同心に同基部28の左右にはシールドタイプの
ベアリング31を嵌合する所定の径を有する嵌合凹部3
2が凹設されて、この嵌合凹部32間には所定の幅の隔
壁33が形成されている。また、凸部29には空気供給
源からの供給管等を接続して高圧空気を導入する導入口
34が形成されるとともに、この導入口34は嵌合凹部
32より中心線Cに対し半径方向外側の位置に形成さ
れ、同導入口34の底部には隔壁33より嵌合孔30に
貫通する高圧空気の供給孔35が貫通形成されている。
このように形成されたハウジング27の左右の嵌合凹部
32にはベアリング31が嵌合されて軸部3に外嵌され
た状態で供給孔35は軸部3の外周に凹設した凹溝14
に連通され、同ハウジング27は止めリング36により
抜け止めされ、この状態で回転軸2はハウジング27に
回転可能に支承されている。
【0018】このように形成した回転継手1はねじ軸部
4を介して木工機の主軸50に取り付けられ、ハウジン
グ27の導入口34には空気供給源からの供給管が接続
されている。この状態で、気体遮断機構15のスライド
バルブ20はコイルばね25に付勢されて通孔24aは
スライド管16の内径部に没入され、スライド軸部21
の端部は工具把持部5の工具取付孔6側へ所定の長さs
突出されている。この状態で工具取付孔6に回転工具6
8のシャンク部68aを挿入して突出したスライド軸部
21をコイルばね25に抗して押し込み、図3に示すよ
うにシャンク部68aの端部がスライド管16に当接し
た状態で工具把持部5の締付けボルト8を螺進して回転
工具68を締付け固定する。この状態で回転工具68の
細孔69はスライドバルブ20の通孔24と連通され、
また、スライドバルブ20の通孔24aはスライド管1
6の内径部より突出されて軸部3の通孔13とほぼ同位
置に押出し保持される。この状態で主軸50が回転する
ことで回転工具68に回転が与えられて穿孔作業がなさ
れ、空気供給源からの高圧空気は導入口34より供給孔
35を経て凹溝14に導入され、さらに、通孔13,2
4a,24を経て細孔69に供給され、噴出孔69aよ
り刃先部68cに噴出されて切り屑を穿孔より排出され
る。
【0019】そして、回転工具68を交換する場合、高
圧空気を供給した状態で締付けボルト8を緩めると、高
圧空気の圧力とコイルばね25の復元力でスライドバル
ブ20が瞬時に移動されて通孔24aがスライド管16
の内径部に没入されて高圧空気は遮断されるとともに、
スライド管16の内径部とスライド軸部21の隙間はO
リング26aが弾性密着されて空気漏れが防止される。
【0020】したがって、この回転工具68が緩められ
た場合には同回転工具68はスライド軸部21の突出寸
法の移動が与えられるのに止まり、従来のように高速で
飛び出すことが防止されて作業者の安全を確保すること
ができる。また、ハウジング27は回転軸2の軸部3に
外嵌する嵌合基部28とこの嵌合基部28より突出する
凸部29とが形成され、この嵌合基部28の嵌合孔30
と同心に形成したベアリング31の嵌合凹部32、すな
わち、ベアリング31の半径の外側となる凸部29に高
圧空気の導入口34を設ける構成としたので、ベアリン
グ31の間隔が従来のハウジング63,84より大幅に
短縮され、また、工具把持部5にスパナ掛け凹部9を一
体の形成したので従来のナット55あるいはスパナ掛け
部74の取付、成形部分が排除され、回転継手1の全体
長さが可及的に短縮されるので、回転工具68の軸振れ
を小さくでき加工精度を向上することができる。
【0021】なお、上記実施例においては気体遮断機構
15をスライド管16と通孔24,24aを有するスラ
イドバルブ20とにより構成して例示したが、これに限
定するものではなく、図4ないし図7に示す気体遮断機
構37,41の構成としてもよい。すなわち、図4およ
び図5に示す気体遮断機構37は上記と同様に回転軸2
の工具把持部5の工具取付孔6の奥行き端部の軸部3の
中心に穿設された取付孔部10Aに内装されるもので、
この取付孔部10Aの奥行き端部には軸部3の直径方向
に通孔13が貫設されて、この取付孔部10Aに取付け
られる気体遮断機構37は図5に示すように弁座部材3
8とボール弁40とから構成されている。この弁座部材
38は取付孔部10Aに嵌合される円筒形状に形成さ
れ、この弁座部材38の工具取付孔6側の端部の内周に
は弁座面39aを形成した開口孔39bを有する弁座3
9が形成され、この弁座部材38内には所定の径のボー
ル弁40が嵌め込まれている。このようにボール弁40
を介装した弁座部材38は取付孔部10Aに嵌合されて
いる。なお、その他の構成は上記回転継手1と同様であ
る。
【0022】このように気体遮断機構37を内装した回
転継手1を木工機の主軸50に取付けた状態で、図5に
示すようにボール弁40は弁座39の弁座面39aに座
して、ボール弁40の球面の一部40aは破線で示すよ
うに開口孔39bより工具取付孔6側へ突出されて開口
孔39bは閉鎖されている。また、この工具取付孔6に
取付けられる回転工具68のシャンク部68aの端面に
は細孔69を中心として直線状あるいはクロス状に凹溝
68dが凹設されてボール弁40の球面で細孔69の端
部が閉鎖されることを防止してあり、凹溝68dの端部
は閉鎖されている。このように設けられた回転工具68
のシヤンク部68aを工具取付孔6に挿入して締付けボ
ルト8で締付け固定することで、同工具取付孔6に突出
された突出部40aは押し込まれてボール弁40は弁座
39の弁座面39aに対し不定位置に位置されてボール
弁40と弁座面39aとの間に隙間tを生じ、この状態
で高圧空気が導入されると、この隙間tより細孔69に
供給される。そして、回転工具68の交換時に締付けボ
ルト8を緩めると、瞬時にボール弁40は高圧空気の圧
力により弁座39の定位置に位置されて開口孔39は閉
鎖されて高圧空気の供給が遮断されて回転工具68の飛
び出しは防止される。
【0023】次に、図6および図7に示す気体遮断機構
41は弁座部材42とピンバルブ45とからなり、この
弁座部材42は上記した回転軸1の取付孔部10Aに取
付けられるもので、その中心部には大径孔43aと小径
孔43bとが段差状に形成されるとともに、この段差部
には所定の角度で弁座面44が形成されている。また、
ピンバルブ45は弁座部材42の大径孔43aより小径
で隙間t1 を有してスライド可能に嵌合される頭部45
aと小径孔43bにスライド可能に嵌合されるピン部4
5bとが一体に形成されるとともに、この頭部45aの
ピン部45b側には弁座部材42の弁座面44と面当接
する弁フェイス46が形成されている。また、このピン
部45bの先端部は所定の角度で斜状に切欠きされて傾
斜面45cが形成され、また、ピン部45bの外周長手
方向には例えば90度角度間隔で通気溝47が凹設され
ている。このように形成された弁座部材42にピンバル
ブ45を挿通した状態で取付孔部10Aに取付けること
で、導入口34より高圧空気が導入されると、その圧力
は頭部45aの端面に作用して弁フェイス46は弁座面
44に面当接されてピン部45bに形成した通気溝47
への通気が遮断され、この状態でピン部45bの先端側
は所定の長さ工具取付孔6側へ突出されている。したが
って、この工具取付孔6に回転工具68が締付け固定さ
れると、図6に示すようにピンバルブ45は押し込まれ
弁フェイス46は弁座面44より離反されて隙間tと通
気溝47が連通されて、高圧空気は回転工具68の細孔
69に供給される。そして、回転工具68の交換時に締
付けボルト8を緩めると、瞬時に高圧空気の圧力がピン
バルブ45の頭部45aに作用してピンバルブ45は押
出されて弁フェイス46は弁座面44に面当接されて高
圧空気は遮断され、回転工具68はピンバルブ45の突
出量だけ移動されるのみで飛び出すことは防止される。
【0024】このように気体遮断機構は上記のように各
種構成されるもので、要は回転工具68のシャンク部6
8aを工具取付孔6の奥まで挿入すると高圧空気の遮断
が解除され、シャンク部68aの締結を解除した際に、
瞬時に高圧空気を遮断する構成であればよい。また、上
記実施例では回転工具68を締付けボルト8により固定
する工具把持部5の気体遮断機構を内装して例示した
が、ワンタッチ操作で回転工具を着脱する機構を内装し
た工具把持部のものにもこれらの気体遮断機構の適用が
可能である。また、ハウジング27の軸受にシールドタ
イプのベアリング31を嵌合して例示してが、これに限
定するものではなく、含油メタル等の無給油軸受であっ
てもよい。また、ハウジング27の外郭形状を変形八角
形状に形成して例示したが、これに限定するものではな
く、例えば略長方形状のブロック形状、楕円形状、略卵
形状に形成してもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したことに
より、回転継手に気体供給状態であっても、回転工具が
工具把持部から外れる方向へ移動すると、自動的に気体
の供給が遮断されるので、回転工具交換時の工具飛び出
しを防止して、作業者の安全性を確保できる。また、ハ
ウジングの軸方向の長さを短縮することができ、その分
回転継手の全長が短くなり、軸振れが解消されるので回
転工具による加工精度を向上することができ、品質を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】木工用回転継手の断面図である。
【図2】工具把持部側の側面図である。
【図3】気体遮断機構の作用説明図である。
【図4】他の気体遮断機構の断面図である。
【図5】図4の気体遮断機構の拡大断面図である。
【図6】他の気体遮断機構の断面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】従来の木工用回転継手の断面図である。
【図9】従来の他の木工用回転継手の断面図である。
【符号の説明】
1 回転継手 2 回転軸 3 軸部 5 工具把持部 6 工具取付孔 15,37,41 気体遮断機構 24,24a 通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この回
転継手51,71において、うっかり作業で空気供給源
をオフしないで高圧空気を供給した状態で回転工具68
を取外し交換しようとした場合、この回転工具68を作
業者が把持しないで締付けボルト59を緩め、あるいは
工具着脱機構81のスリーブを緩め方向へ操作すると高
圧空気により回転工具68が高速で飛び出して(真上に
向けた状態で2〜3m飛ぶことが実験で確認された。)
作業者が負傷する恐れのある問題がある。また、この回
転継手51,71を木工機の主軸に取付け回転工具68
を取付けた状態で、同回転継手51,71にはナット5
5またはスパナ掛け部74、ハウジング63,84およ
び工具把持部56,把持本体79を一連に設ける構成と
したものであるから、その全長が長く、さらに、回転工
具68を取付けると主軸50からの取付け長さが長くな
り、回転工具68に軸振れを生じて加工精度が悪くなり
加工品質を低下させる問題があった。本発明は、上記従
来の問題点を解決するためになされたもので、高圧空気
の供給状態であっても、工具交換時に回転工具が飛び出
すことを防止することができて作業者の安全を確保する
ことができ、また、回転継手の介在で生ずる軸振れを極
力小さくすることができて加工精度を向上することので
きる木工用回転継手を提供することを目的とするもので
ある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、この工具取付孔6の奥行き端部には
工具取付孔6より若干小径で気体遮断機構15の取付孔
部10が穿設され、この取付孔部10の奥行き端部には
気体遮断機構15を構成するコイルばね25のばね座1
1が穿設されている。また、この取付孔部10の工具取
付孔6の端部より所定の範囲には気体遮断機構15のス
ライド管16を取付けるねじ部12が螺設されている。
また、この取付孔部10の所定の位置には軸部3の直径
方向へ貫通する通孔13が貫通形成されるとともに、こ
の通孔13を貫通した外周部には通孔13の径より幅広
の凹溝14が凹設されている。このように形成された取
付孔部10には気体遮断機構15が内装されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】この気体遮断機構15はスライド管16と
スライドバルブ20とコイルばね25とより構成され、
このスライド管16は外周部に取付孔部10のねじ部1
2と螺合するねじ部17を有する円筒形状に形成され、
その一端部には工具把持部5の工具取付孔6に嵌合する
鍔部18が形成されている。また、スライドバルブ20
はスライド管16にスライド可能に嵌合する所定の長さ
のスライド軸部21と、このスライド軸部21の一端
(上端)側には鍔部22が形成され、同鍔部22の中心
にはコイルばね25の一端を挿通する凸軸23が形成さ
れている。また、スライド軸部21の中心にはその軸心
に沿って工具取付孔6に開口する所定長さの通孔24が
穿設され、この通孔24の奥行き端部には直径方向に開
口する通孔24aが貫設されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】このハウジング27は図1および図2に示
すように軸部3の外周に外嵌する所定の幅Hの嵌合基部
28とこの基部より所定の高さで突出する凸部29が形
成されて、例えば図示のように前後対称の変形略八角形
の外郭形状に形成され、嵌合基部28の中心には軸部3
に外嵌する嵌合孔30が形成されるとともに、この嵌合
孔30と同心に同基部28の上下にはシールドタイプの
ベアリング31を嵌合する所定の径を有する嵌合凹部3
2が凹設されて、この嵌合凹部32間には所定の幅の隔
壁33が形成されている。また、凸部29には空気供給
源からの供給管等を接続して高圧空気を導入する導入口
34が形成されるとともに、この導入口34は嵌合凹部
32より中心線Cに対し半径方向外側の位置に形成さ
れ、同導入口34の底部には隔壁33より嵌合孔30に
貫通する高圧空気の供給孔35が貫通形成されている。
このように形成されたハウジング27の上下の嵌合凹部
32にはベアリング31が嵌合されて軸部3に外嵌され
た状態で供給孔35は軸部3の外周に凹設した凹溝14
に連通され、同ハウジング27は止めリング36により
抜け止めされ、この状態で回転軸2はハウジング27に
回転可能に支承されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】したがって、この回転工具68が緩められ
た場合には同回転工具68はスライド軸部21の突出寸
法S分移動するに止まり、従来のように高速で飛び出す
ことが防止されて作業者の安全を確保することができ
る。また、ハウジング27は回転軸2の軸部3に外嵌す
る嵌合基部28とこの嵌合基部28より突出する凸部2
9とが形成され、この嵌合基部28の嵌合孔30と同心
に形成したベアリング31の嵌合凹部32、すなわち、
ベアリング31の半径の外側となる凸部29に高圧空気
の導入口34を設ける構成としたので、ベアリング31
の間隔が従来のハウジング63,84より大幅に短縮さ
れ、また、工具把持部5にスパナ掛け凹部9を一体の形
成したので従来のナット55あるいはスパナ掛け部74
の取付、成形部分が排除され、回転継手1の全体長さが
可及的に短縮されるので、回転工具68の軸振れを小さ
くでき加工精度を向上することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】このように気体遮断機構37を内装した回
転継手1を木工機の主軸50に取付けた状態で、図5に
示すようにボール弁40は弁座39の弁座面39aに座
して、ボール弁40の球面の一部40aは破線で示すよ
うに開口孔39bより工具取付孔6側へ突出されて開口
孔39bは閉鎖されている。また、この工具取付孔6に
取付けられる回転工具68のシャンク部68aの端面に
は細孔69を中心として直線状あるいはクロス状に凹溝
68dが凹設されてボール弁40の球面で細孔69の端
部が閉鎖されることを防止してあり、凹溝68dの端部
は閉鎖されている。このように設けられた回転工具68
のシヤンク部68aを工具取付孔6に挿入して締付けボ
ルト8で締付け固定することで、同工具取付孔6に突出
された突出部40aは押し込まれてボール弁40は弁座
39の弁座面39aに対し不定位置に位置されてボール
弁40と弁座面39aとの間に隙間tを生じ、この状態
で高圧空気が導入されると、この隙間tより細孔69に
供給される。そして、回転工具68の交換時に締付けボ
ルト8を緩めると、瞬時にボール弁40は高圧空気の圧
力により弁座39の定位置に位置されて開口孔39bは
閉鎖されて高圧空気の供給が遮断されて回転工具68の
飛び出しは防止される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】次に、図6および図7に示す気体遮断機構
41は弁座部材42とピンバルブ45とからなり、この
弁座部材42は上記した回転軸1の取付孔部10Aに取
付けられるもので、その中心部には大径孔43aと小径
孔43bとが段差状に形成されるとともに、この段差部
には所定の角度で弁座面44が形成されている。また、
ピンバルブ45は弁座部材42の大径孔43aより小径
で隙間t1 を有してスライド可能に嵌合される頭部45
aと小径孔43bにスライド可能に嵌合されるピン部4
5bとが一体に形成されるとともに、この頭部45aの
ピン部45b側には弁座部材42の弁座面44と面当接
する弁フェイス46が形成されている。また、このピン
部45bの先端部は所定の角度で斜状に切欠きされて傾
斜面45cが形成され、また、ピン部45bの外周長手
方向には例えば90度角度間隔で通気溝47が凹設され
ている。このように形成された弁座部材42にピンバル
ブ45を挿通した状態で取付孔部10Aに取付けること
で、導入口34より高圧空気が導入されると、その圧力
は頭部45aの端面に作用して弁フェイス46は弁座面
44に面当接されてピン部45bに形成した通気溝47
への通気が遮断され、この状態でピン部45bの先端側
は所定の長さ工具取付孔6側へ突出されている。したが
って、この工具取付孔6に回転工具68が締付け固定さ
れると、図6に示すようにピンバルブ45は押し込まれ
弁フェイス46は弁座面44より離反されて隙間t1 と
通気溝47が連通されて、高圧空気は回転工具68の細
孔69に供給される。そして、回転工具68の交換時に
締付けボルト8を緩めると、瞬時に高圧空気の圧力がピ
ンバルブ45の頭部45aに作用してピンバルブ45は
押出されて弁フェイス46は弁座面44に面当接されて
高圧空気は遮断され、回転工具68はピンバルブ45の
突出量だけ移動されるのみで飛び出すことは防止され
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】このように気体遮断機構は上記のように各
種構成されるもので、要は回転工具68のシャンク部6
8aを工具取付孔6の奥まで挿入すると高圧空気の遮断
が解除され、シャンク部68aの締結を解除した際に、
瞬時に高圧空気を遮断する構成であればよい。また、上
記実施例では回転工具68を締付けボルト8により固定
する工具把持部5の気体遮断機構を内装して例示した
が、ワンタッチ操作で回転工具を着脱する機構を内装し
た工具把持部のものにもこれらの気体遮断機構の適用が
可能である。また、ハウジング27の軸受にシールドタ
イプのベアリング31を嵌合して例示したが、これに限
定するものではなく、含油メタル等の無給油軸受であっ
てもよい。また、ハウジング27の外郭形状を変形八角
形状に形成して例示したが、これに限定するものではな
く、例えば略長方形状のブロック形状、楕円形状、略卵
形状に形成してもよい。また、多軸ボール盤のように複
数の主軸を有する機械に複数の回転継手を取付ける場合
は、個別に回転継手を取付けてもよいが、ハウジングを
1つのケースに納め、気体供給源からの供給管を1本に
してもよい。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】工具把持部側の底面図である。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転継手の回転軸外周に開口し他端が工
    具把持部の工具取付孔の奥に開口する通孔の内部に、工
    具取付孔に挿入されていた工具が外れる方向に移動した
    とき、気体の供給を遮断する機構を設けたことを特徴と
    する気体供給用の木工用回転継手。
  2. 【請求項2】 ハウジング両端の軸受の間隔を狭めるた
    め、ハウジングへ気体を供給する供給管等との結合部を
    軸受の半径の外側に軸中心より離して設けたことを特徴
    とする気体供給用の木工用回転継手。
JP7256398A 1995-10-03 1995-10-03 気体供給用の木工用回転継手 Expired - Lifetime JP2895426B2 (ja)

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