JPH0999643A - 熱転写記録材料 - Google Patents
熱転写記録材料Info
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- JPH0999643A JPH0999643A JP8200370A JP20037096A JPH0999643A JP H0999643 A JPH0999643 A JP H0999643A JP 8200370 A JP8200370 A JP 8200370A JP 20037096 A JP20037096 A JP 20037096A JP H0999643 A JPH0999643 A JP H0999643A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク層の転写性が良好で、かつ各種プラス
チックフィルムに対するインクの密着性が良好で、耐擦
過性の優れた印像を形成しうる熱転写記録材料を提供す
ること。 【解決手段】 基材上に、少なくとも熱溶融性材料と着
色剤とからなる熱溶融性インク層が設けられてなる熱転
写記録材料において、前記熱溶融性材料中に、エポキシ
樹脂を30〜90重量%、数平均分子量が30000〜
300000のアクリル樹脂を10〜70重量%含有す
ることを特徴とする熱転写記録材料。
チックフィルムに対するインクの密着性が良好で、耐擦
過性の優れた印像を形成しうる熱転写記録材料を提供す
ること。 【解決手段】 基材上に、少なくとも熱溶融性材料と着
色剤とからなる熱溶融性インク層が設けられてなる熱転
写記録材料において、前記熱溶融性材料中に、エポキシ
樹脂を30〜90重量%、数平均分子量が30000〜
300000のアクリル樹脂を10〜70重量%含有す
ることを特徴とする熱転写記録材料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の受像体上に
堅牢性の優れた印像を形成するための熱転写記録材料に
関する。
堅牢性の優れた印像を形成するための熱転写記録材料に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の熱転写記録材料は一般に、基材上にワックスをビヒク
ルの主成分とする熱溶融性インクを塗布したものや、表
面平滑性に劣る紙にも良好な品質の印像を形成するた
め、あるいは耐擦過性の良好な印像を形成するために、
樹脂をビヒクルの主成分とする熱溶融性インクを塗布し
たものである。
の熱転写記録材料は一般に、基材上にワックスをビヒク
ルの主成分とする熱溶融性インクを塗布したものや、表
面平滑性に劣る紙にも良好な品質の印像を形成するた
め、あるいは耐擦過性の良好な印像を形成するために、
樹脂をビヒクルの主成分とする熱溶融性インクを塗布し
たものである。
【0003】近年、製造工場における製造工程での部
品、製品の管理、流通分野における商品管理、使用現場
における物品管理などに使用されているバーコードなど
を印字するのに、熱転写記録材料を使用するバーコード
プリンターやラベルプリンターが用いられるようになっ
てきている。流通分野などで使用するバーコードなどの
場合、擦られる機会が多いから、特に良好な耐擦過性が
要求される。
品、製品の管理、流通分野における商品管理、使用現場
における物品管理などに使用されているバーコードなど
を印字するのに、熱転写記録材料を使用するバーコード
プリンターやラベルプリンターが用いられるようになっ
てきている。流通分野などで使用するバーコードなどの
場合、擦られる機会が多いから、特に良好な耐擦過性が
要求される。
【0004】また、バーコードに限らず、商業印刷分野
では野外広告、選挙ポスター、一般ポスター、立看板、
ステッカー、カタログ、パンフレット、カレンダー等、
パッケージ分野では軽包装袋、食品、飲料、薬品、塗料
等の容器のラベル、結束テープ等、衣料分野では品質表
示ラベル、工程管理用ラベル、製品管理用ラベル等の多
品種少量生産のものには熱転写プリンターが用いられる
ようになってきており、これらにも同じく耐擦過性が求
められる。
では野外広告、選挙ポスター、一般ポスター、立看板、
ステッカー、カタログ、パンフレット、カレンダー等、
パッケージ分野では軽包装袋、食品、飲料、薬品、塗料
等の容器のラベル、結束テープ等、衣料分野では品質表
示ラベル、工程管理用ラベル、製品管理用ラベル等の多
品種少量生産のものには熱転写プリンターが用いられる
ようになってきており、これらにも同じく耐擦過性が求
められる。
【0005】また受像体としても、熱転写によるバーコ
ード用の受像体としては特殊な表面処理を施したポリエ
チレンテレフタレートフィルムなど専用の受像体が使用
されていたが、最近では一般のポリエチレンテレフタレ
ートフィルムや塩化ビニル系樹脂フィルムなど表面処理
の施されていないプラスチックフィルムなども使用され
るようになり、多様化してきている。さらに最近では、
カッティングプロッタも普及し始め、塩化ビニル系樹脂
フィルムへ画像を熱転写で形成したものを使用するケー
スも増えてきている。
ード用の受像体としては特殊な表面処理を施したポリエ
チレンテレフタレートフィルムなど専用の受像体が使用
されていたが、最近では一般のポリエチレンテレフタレ
ートフィルムや塩化ビニル系樹脂フィルムなど表面処理
の施されていないプラスチックフィルムなども使用され
るようになり、多様化してきている。さらに最近では、
カッティングプロッタも普及し始め、塩化ビニル系樹脂
フィルムへ画像を熱転写で形成したものを使用するケー
スも増えてきている。
【0006】しかしながら、従来の、ワックスをビヒク
ルの主体とする熱溶融性インクを用いる熱転写記録材料
の場合は、転写性(インク層のキレ)は良好であるが、
得られる印像の耐擦過性が劣るものであった。またエチ
レン−酢酸ビニル共重合体などの樹脂をビヒクルの主体
とする熱溶融性インクを用いる熱転写記録材料の場合
は、得られる印像の耐擦過性は比較的良好であるが、溶
融粘度が高く転写性はワックス主体のものより劣るもの
であった。しかも、これら両従来例においては、印像の
一般のプラスチックフィルムに対する密着性が悪く、そ
れに起因して耐擦過性が劣るという問題があった。
ルの主体とする熱溶融性インクを用いる熱転写記録材料
の場合は、転写性(インク層のキレ)は良好であるが、
得られる印像の耐擦過性が劣るものであった。またエチ
レン−酢酸ビニル共重合体などの樹脂をビヒクルの主体
とする熱溶融性インクを用いる熱転写記録材料の場合
は、得られる印像の耐擦過性は比較的良好であるが、溶
融粘度が高く転写性はワックス主体のものより劣るもの
であった。しかも、これら両従来例においては、印像の
一般のプラスチックフィルムに対する密着性が悪く、そ
れに起因して耐擦過性が劣るという問題があった。
【0007】本発明の目的は、前記の点に鑑みて、転写
性(インク層のキレ)が良好で、かつ各種プラスチック
フィルムに対する密着性が良好で、耐擦過性の優れた印
像を形成しうる熱転写記録材料を提供することにある。
性(インク層のキレ)が良好で、かつ各種プラスチック
フィルムに対する密着性が良好で、耐擦過性の優れた印
像を形成しうる熱転写記録材料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)基材上
に、少なくとも熱溶融性材料と着色剤とからなる熱溶融
性インク層が設けられてなる熱転写記録材料において、
前記熱溶融性材料中に、エポキシ樹脂を30〜90重量
%、数平均分子量が30000〜300000のアクリ
ル樹脂を10〜70重量%含有することを特徴とする熱
転写記録材料に関する。
に、少なくとも熱溶融性材料と着色剤とからなる熱溶融
性インク層が設けられてなる熱転写記録材料において、
前記熱溶融性材料中に、エポキシ樹脂を30〜90重量
%、数平均分子量が30000〜300000のアクリ
ル樹脂を10〜70重量%含有することを特徴とする熱
転写記録材料に関する。
【0009】本発明はさらに、(2)前記エポキシ樹脂
が、テトラフェノールエタンテトラグリシジルエーテ
ル、クレゾールノボラックポリグリシジルエーテル、ビ
スフェノールAジグリシジルエーテルおよびビスフェノ
ールFジグリシジルエーテルよりなる群から選ばれた1
種または2種以上であることを特徴とする前記(1)項
記載の熱転写記録材料に関する。
が、テトラフェノールエタンテトラグリシジルエーテ
ル、クレゾールノボラックポリグリシジルエーテル、ビ
スフェノールAジグリシジルエーテルおよびビスフェノ
ールFジグリシジルエーテルよりなる群から選ばれた1
種または2種以上であることを特徴とする前記(1)項
記載の熱転写記録材料に関する。
【0010】本発明はさらに、(3)前記エポキシ樹脂
が、テトラフェノールエタンテトラグリシジルエーテ
ル、クレゾールノボラックポリグリシジルエーテルおよ
びビスフェノールFジグリシジルエーテルよりなる群か
ら選ばれた1種または2種以上であることを特徴とする
前記(1)項記載の熱転写記録材料に関する。
が、テトラフェノールエタンテトラグリシジルエーテ
ル、クレゾールノボラックポリグリシジルエーテルおよ
びビスフェノールFジグリシジルエーテルよりなる群か
ら選ばれた1種または2種以上であることを特徴とする
前記(1)項記載の熱転写記録材料に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の熱溶融性インク層は、少
なくとも熱溶融性材料と着色剤とからなり、該熱溶融性
材料中に、エポキシ樹脂を30〜90重量%、好ましく
は40〜60重量%、数平均分子量が30000〜30
0000のアクリル樹脂を10〜70重量%、好ましく
は40〜60重量%含有するものである。
なくとも熱溶融性材料と着色剤とからなり、該熱溶融性
材料中に、エポキシ樹脂を30〜90重量%、好ましく
は40〜60重量%、数平均分子量が30000〜30
0000のアクリル樹脂を10〜70重量%、好ましく
は40〜60重量%含有するものである。
【0012】このようにエポキシ樹脂と高分子量のアク
リル樹脂とを特定割合で併用することにより、従来の樹
脂タイプのインク層に比べてインク層の転写性(キレ)
を向上させると共に、各種プラスチックフィルムへの密
着性を向上させ、それに伴って耐擦過性などの優れた印
像が得られる。すなわち、エポキシ樹脂は主にインク層
のキレをよくし、転写性を向上させる。また高分子量の
アクリル樹脂は、各種プラスチックフィルムに対する良
好な密着性と共に、その堅牢、強じんな性質の為、プラ
スチックフィルムへ転写した場合、耐擦過性を向上させ
る。さらには、透明性が高くカラー印字にも適してい
る。さらに詳しくは、本発明で規定する高分子量のアク
リル樹脂は耐擦過性の良好な印像を与えるが、インク層
のキレを悪くする傾向がある。しかるに、この高分子量
のアクリル樹脂とエポキシ樹脂を併用することによっ
て、インク層の良好なキレを確保したまま耐擦過性の良
好な印像をうることができる。
リル樹脂とを特定割合で併用することにより、従来の樹
脂タイプのインク層に比べてインク層の転写性(キレ)
を向上させると共に、各種プラスチックフィルムへの密
着性を向上させ、それに伴って耐擦過性などの優れた印
像が得られる。すなわち、エポキシ樹脂は主にインク層
のキレをよくし、転写性を向上させる。また高分子量の
アクリル樹脂は、各種プラスチックフィルムに対する良
好な密着性と共に、その堅牢、強じんな性質の為、プラ
スチックフィルムへ転写した場合、耐擦過性を向上させ
る。さらには、透明性が高くカラー印字にも適してい
る。さらに詳しくは、本発明で規定する高分子量のアク
リル樹脂は耐擦過性の良好な印像を与えるが、インク層
のキレを悪くする傾向がある。しかるに、この高分子量
のアクリル樹脂とエポキシ樹脂を併用することによっ
て、インク層の良好なキレを確保したまま耐擦過性の良
好な印像をうることができる。
【0013】エポキシ樹脂の割合が前記範囲より少い
か、アクリル樹脂の割合が前記範囲より多くなると、転
写性のよいエポキシ樹脂が少ないことと、インクの基材
に対する密着性が過度になることにより、転写性が低下
する。一方、エポキシ樹脂の割合が前記範囲より多い
か、アクリル樹脂の割合が前記範囲より少ないと、各種
プラスチックフィルムへ転写した場合インクの強度が低
下し、耐擦過性が向上されない。
か、アクリル樹脂の割合が前記範囲より多くなると、転
写性のよいエポキシ樹脂が少ないことと、インクの基材
に対する密着性が過度になることにより、転写性が低下
する。一方、エポキシ樹脂の割合が前記範囲より多い
か、アクリル樹脂の割合が前記範囲より少ないと、各種
プラスチックフィルムへ転写した場合インクの強度が低
下し、耐擦過性が向上されない。
【0014】本発明に用いるエポキシ樹脂としては特に
限定されず、通常のエポキシ樹脂がいずれも使用可能で
あるが、着色剤の分散性、インクの転写性などを考慮す
るとき、テトラフェノールエタンテトラグリシジルエー
テル、クレゾールノボラックポリグリシジルエーテル、
ビスフェノールAジグリシジルエーテルおよびビスフェ
ノールFジグリシジルエーテルよりなる群から選ばれた
1種または2種以上を50%(重量%、以下同様)以
上、より好ましくは70%以上含有するエポキシ樹脂が
好ましい。なお、本発明に用いるエポキシ樹脂は、未硬
化(未架橋)状態のエポキシ樹脂をいう。
限定されず、通常のエポキシ樹脂がいずれも使用可能で
あるが、着色剤の分散性、インクの転写性などを考慮す
るとき、テトラフェノールエタンテトラグリシジルエー
テル、クレゾールノボラックポリグリシジルエーテル、
ビスフェノールAジグリシジルエーテルおよびビスフェ
ノールFジグリシジルエーテルよりなる群から選ばれた
1種または2種以上を50%(重量%、以下同様)以
上、より好ましくは70%以上含有するエポキシ樹脂が
好ましい。なお、本発明に用いるエポキシ樹脂は、未硬
化(未架橋)状態のエポキシ樹脂をいう。
【0015】本発明においては、エポキシ樹脂の全量を
前記特定のエポキシ樹脂で構成するのが特に好ましい
が、必ずしもその必要はなく、前記特定のエポキシ樹脂
を50%、なかんづく70%以上含有するエポキシ樹脂
であれば、所期の効果が達成される。全エポキシ樹脂中
の前記特定のエポキシ樹脂の含有量が前記範囲未満にな
ると、顔料の分散性が悪くなるため、転写性が劣る。
前記特定のエポキシ樹脂で構成するのが特に好ましい
が、必ずしもその必要はなく、前記特定のエポキシ樹脂
を50%、なかんづく70%以上含有するエポキシ樹脂
であれば、所期の効果が達成される。全エポキシ樹脂中
の前記特定のエポキシ樹脂の含有量が前記範囲未満にな
ると、顔料の分散性が悪くなるため、転写性が劣る。
【0016】前記テトラフェノールエタンテトラグリシ
ジルエーテル(以下、TPETGEと略称する場合もあ
る)は式(I)で示される多官能エポキシ樹脂の1種で
あり、92℃の範囲の軟化点を有する。
ジルエーテル(以下、TPETGEと略称する場合もあ
る)は式(I)で示される多官能エポキシ樹脂の1種で
あり、92℃の範囲の軟化点を有する。
【0017】
【化1】
【0018】前記クレゾールノボラックポリグリシジル
エーテル(以下、CNPGEと略称する場合もある)は
多官能エポキシ樹脂の1種であり、本発明においては式
(II):
エーテル(以下、CNPGEと略称する場合もある)は
多官能エポキシ樹脂の1種であり、本発明においては式
(II):
【0019】
【化2】
【0020】(式中、mは通常3〜7の整数である)で
表わされるものが好ましいものとして挙げられる。本発
明で使用するCNPGEにはmの値が異なるものの混合
物も含まれる。CNPGEとしては60〜120℃の範
囲の軟化点を有するものが好ましい。
表わされるものが好ましいものとして挙げられる。本発
明で使用するCNPGEにはmの値が異なるものの混合
物も含まれる。CNPGEとしては60〜120℃の範
囲の軟化点を有するものが好ましい。
【0021】前記ビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル(以下、BPADGEと略称する場合がある)は2官
能エポキシ樹脂の1種であり、本発明では式(II
I):
ル(以下、BPADGEと略称する場合がある)は2官
能エポキシ樹脂の1種であり、本発明では式(II
I):
【0022】
【化3】
【0023】(式中、nは通常0〜13の整数である)
で表わされるものが好ましい。本発明で使用するBPA
DGEには、nの値が異なるものの混合物も含まれる。
BPADGEとしては60〜140℃の範囲の軟化温度
を有するものが好ましい。
で表わされるものが好ましい。本発明で使用するBPA
DGEには、nの値が異なるものの混合物も含まれる。
BPADGEとしては60〜140℃の範囲の軟化温度
を有するものが好ましい。
【0024】前記ビスフェノールFジグリシジルエーテ
ル(以下、BPFDGEと略称する場合もある)は2官
能エポキシ樹脂の1種であり、本発明においては式(I
V):
ル(以下、BPFDGEと略称する場合もある)は2官
能エポキシ樹脂の1種であり、本発明においては式(I
V):
【0025】
【化4】
【0026】(式中、pは通常0〜33程度の整数であ
る)で表わされるものが好ましい。本発明で用いるBP
FDGEには、式(IV)においてpの値が異なる2種
以上の混合物も含まれる。BPFDGEとしては60〜
140℃の範囲の軟化点を有するものが好ましい。
る)で表わされるものが好ましい。本発明で用いるBP
FDGEには、式(IV)においてpの値が異なる2種
以上の混合物も含まれる。BPFDGEとしては60〜
140℃の範囲の軟化点を有するものが好ましい。
【0027】本発明で前記特定のエポキシ樹脂と併用で
きるその他のエポキシ樹脂としては、たとえば次のもの
が挙げられる。
きるその他のエポキシ樹脂としては、たとえば次のもの
が挙げられる。
【0028】(1)グリシジルエーテル型 臭素化ビスフェノールAジグリシジルエーテル、臭素化
ビスフェノールFジグリシジルエーテル、水素添加ビス
フェノールAジグリシジルエーテル、グリセリントリグ
リシジルエーテル、ペンタエリスリトールジグリシジル
エーテル、ナフトール変性クレゾールノボラックポリグ
リシジルエーテルなどが挙げられる。
ビスフェノールFジグリシジルエーテル、水素添加ビス
フェノールAジグリシジルエーテル、グリセリントリグ
リシジルエーテル、ペンタエリスリトールジグリシジル
エーテル、ナフトール変性クレゾールノボラックポリグ
リシジルエーテルなどが挙げられる。
【0029】(2)グリシジルエーテル・エステル型 p−オキシ安息香酸グリシジルエーテル・エステルなど
が挙げられる。
が挙げられる。
【0030】(3)グリシジルエステル型 フタル酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸
ジグリシジルエステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシ
ジルエステル、ダイマー酸ジグリシジルエステルなどが
挙げられる。
ジグリシジルエステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシ
ジルエステル、ダイマー酸ジグリシジルエステルなどが
挙げられる。
【0031】(4)グリシジルアミン型 グリシジルアニリン、トリグリシジルイソシアヌレー
ト、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタンなどが
挙げられる。
ト、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタンなどが
挙げられる。
【0032】(5)線状脂肪族エポキシ型 エポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化大豆油などが挙
げられる。
げられる。
【0033】(6)脂環族エポキシ型 3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル
3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキ
シレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル
3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートなど
が挙げられる。
3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキ
シレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル
3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートなど
が挙げられる。
【0034】前記その他のエポキシ樹脂は単独でまたは
2種以上混合して使用できる。その他のエポキシ樹脂と
しては軟化温度が60℃以上のものが好ましいが、他の
エポキシ樹脂や前記特定のエポキシ樹脂、アクリル樹脂
と混合することで熱溶融性材料全体の軟化温度が60℃
以上になるものであれば、液状のエポキシ樹脂も使用可
能である。
2種以上混合して使用できる。その他のエポキシ樹脂と
しては軟化温度が60℃以上のものが好ましいが、他の
エポキシ樹脂や前記特定のエポキシ樹脂、アクリル樹脂
と混合することで熱溶融性材料全体の軟化温度が60℃
以上になるものであれば、液状のエポキシ樹脂も使用可
能である。
【0035】本発明に用いるアクリル樹脂は数平均分子
量が30000〜300000のものであるが、なかで
も数平均分子量が30000〜150000、なかんづ
く40000〜150000のものが好ましく使用され
る。アクリル樹脂の数平均分子量が前記範囲未満では、
充分な耐擦過性が得られず、一方前記範囲より大きい
と、転写性が悪くなる傾向がある。またアクリル樹脂は
ガラス転移点が30〜120℃のものが好ましい。
量が30000〜300000のものであるが、なかで
も数平均分子量が30000〜150000、なかんづ
く40000〜150000のものが好ましく使用され
る。アクリル樹脂の数平均分子量が前記範囲未満では、
充分な耐擦過性が得られず、一方前記範囲より大きい
と、転写性が悪くなる傾向がある。またアクリル樹脂は
ガラス転移点が30〜120℃のものが好ましい。
【0036】前記アクリル樹脂としては、たとえば(メ
タ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸アルキルエステル
(アルキル基としては、たとえばメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、アミル、オクチル、ステ
アリルなど炭素原子数1〜25のものがあげられる)、
(メタ)アクリロニトリルなどのアクリル系単量体の単
独重合体および共重合体、ならびに前記アクリル系単量
体の1種または2種以上とこれと共重合可能な1種また
は2種以上の他の単量体、たとえばスチレン、ブタジエ
ン、シロキサン結合含有ビニル単量体、フッ素含有ビニ
ル単量体などとの共重合体があげられる。具体的には、
アクリル酸樹脂、メタクリル酸樹脂、アクリル酸アルキ
ルエステル樹脂、メタクリル酸アルキルエステル樹脂、
アクリロニトリル樹脂、アクリロニトリル−スチレン共
重合体樹脂、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン
共重合体樹脂などがあげられる。
タ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸アルキルエステル
(アルキル基としては、たとえばメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、アミル、オクチル、ステ
アリルなど炭素原子数1〜25のものがあげられる)、
(メタ)アクリロニトリルなどのアクリル系単量体の単
独重合体および共重合体、ならびに前記アクリル系単量
体の1種または2種以上とこれと共重合可能な1種また
は2種以上の他の単量体、たとえばスチレン、ブタジエ
ン、シロキサン結合含有ビニル単量体、フッ素含有ビニ
ル単量体などとの共重合体があげられる。具体的には、
アクリル酸樹脂、メタクリル酸樹脂、アクリル酸アルキ
ルエステル樹脂、メタクリル酸アルキルエステル樹脂、
アクリロニトリル樹脂、アクリロニトリル−スチレン共
重合体樹脂、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン
共重合体樹脂などがあげられる。
【0037】本発明の熱溶融性材料には、本発明の目的
を損なわない範囲内で前記以外の他の熱溶融性樹脂を配
合してもよい。このような熱溶融性樹脂としては、たと
えばエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体樹脂、フェノール樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリアミド樹脂などが挙げられる。前記他の熱
溶融性樹脂を用いるばあいは、熱溶融性材料全量の30
%以下で使用するのが好ましく、とくに15%以下、な
かんづく5%以下で使用するのが好ましい。
を損なわない範囲内で前記以外の他の熱溶融性樹脂を配
合してもよい。このような熱溶融性樹脂としては、たと
えばエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体樹脂、フェノール樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリアミド樹脂などが挙げられる。前記他の熱
溶融性樹脂を用いるばあいは、熱溶融性材料全量の30
%以下で使用するのが好ましく、とくに15%以下、な
かんづく5%以下で使用するのが好ましい。
【0038】前記熱溶融性材料全体は熱転写記録材料の
保存安定性および転写性の点から軟化温度が60〜12
0℃の範囲が好ましい。
保存安定性および転写性の点から軟化温度が60〜12
0℃の範囲が好ましい。
【0039】前記熱溶融性材料の熱溶融性インク層中に
おける含有量は、転写性などの点から、40〜95%程
度の範囲が適当である。
おける含有量は、転写性などの点から、40〜95%程
度の範囲が適当である。
【0040】本発明に用いる着色剤としては、カーボン
ブラックをはじめ、アゾ系顔料(不溶性アゾ、アゾレー
キ、縮合アゾ顔料)、フタロシアニン系顔料、ニトロ系
顔料、ニトロソ系顔料、アントラキノン系顔料、ニグロ
シン系顔料、キナクリドン系顔料、ペリレン系顔料、イ
ソインドリノン系顔料、ジオキサジン系顔料、チタンホ
ワイト、炭酸カルシウム、硫酸バリウムなど各種有機、
無機の顔料が使用できる。これら顔料は染料と併用して
もよい。着色剤のインク層中における含有量は5〜60
%の範囲が適当である。
ブラックをはじめ、アゾ系顔料(不溶性アゾ、アゾレー
キ、縮合アゾ顔料)、フタロシアニン系顔料、ニトロ系
顔料、ニトロソ系顔料、アントラキノン系顔料、ニグロ
シン系顔料、キナクリドン系顔料、ペリレン系顔料、イ
ソインドリノン系顔料、ジオキサジン系顔料、チタンホ
ワイト、炭酸カルシウム、硫酸バリウムなど各種有機、
無機の顔料が使用できる。これら顔料は染料と併用して
もよい。着色剤のインク層中における含有量は5〜60
%の範囲が適当である。
【0041】減法混色を利用して多色またはフルカラー
の印像を形成する場合には、イエロー、マゼンタ、シア
ンの顔料、および要すればブラックの顔料が使用され
る。
の印像を形成する場合には、イエロー、マゼンタ、シア
ンの顔料、および要すればブラックの顔料が使用され
る。
【0042】イエロー、マゼンタ、シアンの顔料として
は透明性のものが好ましく用いられる。ブラックの顔料
は通常不透明性のものが使用される。
は透明性のものが好ましく用いられる。ブラックの顔料
は通常不透明性のものが使用される。
【0043】イエローの透明性顔料としては、たとえば
ナフトールエローS、ハンザエロー5G、ハンザエロー
3G、ハンザエローG、ハンザエローGR、ハンザエロ
ーA、ハンザエローRN、ハンザエローR、ベンジジン
エロー、ベンジジンエローG、ベンジジンエローGR、
パーマネントエローNCG、キノリンエローレーキなど
の有機顔料の1種または2種以上が使用できる。
ナフトールエローS、ハンザエロー5G、ハンザエロー
3G、ハンザエローG、ハンザエローGR、ハンザエロ
ーA、ハンザエローRN、ハンザエローR、ベンジジン
エロー、ベンジジンエローG、ベンジジンエローGR、
パーマネントエローNCG、キノリンエローレーキなど
の有機顔料の1種または2種以上が使用できる。
【0044】マゼンタの透明性顔料としては、たとえば
パーマネントレッド4R、ブリリアントファストスカー
レット、ブリリアントカーミンBS、パーマネントカー
ミンFB、リソールレッド、パーマネントレッドF5
R、ブリリアントカーミン6B、ピグメントスカーレッ
ト3B、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、ア
リザリンレーキ、キナクリドンレッドなどの有機顔料の
1種または2種以上が使用できる。
パーマネントレッド4R、ブリリアントファストスカー
レット、ブリリアントカーミンBS、パーマネントカー
ミンFB、リソールレッド、パーマネントレッドF5
R、ブリリアントカーミン6B、ピグメントスカーレッ
ト3B、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、ア
リザリンレーキ、キナクリドンレッドなどの有機顔料の
1種または2種以上が使用できる。
【0045】シアンの透明性顔料としては、たとえばビ
クトリアブルーレーキ、無金属フタロシニアニンブル
ー、フタロシニアニンブルー、フアストスカイブルーな
どの有機顔料の1種または2種以上が使用できる。
クトリアブルーレーキ、無金属フタロシニアニンブル
ー、フタロシニアニンブルー、フアストスカイブルーな
どの有機顔料の1種または2種以上が使用できる。
【0046】ここで、前記透明性顔料とは、透明なビヒ
クル中に分散させたとき、透明に着色されたインクを与
える顔料をいう。
クル中に分散させたとき、透明に着色されたインクを与
える顔料をいう。
【0047】ブラックの顔料としては、たとえば絶縁性
や導電性を有するカーボンブラックなどの無機顔料、ア
ニリンブラックなどの有機顔料の1種または2種以上が
使用できる。
や導電性を有するカーボンブラックなどの無機顔料、ア
ニリンブラックなどの有機顔料の1種または2種以上が
使用できる。
【0048】各着色インク層中における着色剤の含有量
は通常5〜60%程度が適当である。
は通常5〜60%程度が適当である。
【0049】エポキシ樹脂としてビスフェノールAジグ
リシジルエーテルを使用するばあいは、カーボンブラッ
クなどの顔料として吸油量が80以上のものを使用する
のが好ましい。ビスフェノールAジグリシジルエーテル
はカーボンブラックなどの顔料の分散性が必ずしも良好
でないが、吸油量が80以上の顔料を用いると、顔料の
分散性が良好で顔料の均一に分散された熱溶融性インク
がえられ、転写性が良好となる。ここで、顔料の吸油量
とは、顔料100gに対するジブチルフタレートの吸油
量(ml)を意味する。
リシジルエーテルを使用するばあいは、カーボンブラッ
クなどの顔料として吸油量が80以上のものを使用する
のが好ましい。ビスフェノールAジグリシジルエーテル
はカーボンブラックなどの顔料の分散性が必ずしも良好
でないが、吸油量が80以上の顔料を用いると、顔料の
分散性が良好で顔料の均一に分散された熱溶融性インク
がえられ、転写性が良好となる。ここで、顔料の吸油量
とは、顔料100gに対するジブチルフタレートの吸油
量(ml)を意味する。
【0050】前記エポキシ樹脂の中で、テトラフェノー
ルエタンテトラグリシジルエーテル、クレゾールノボラ
ックポリグリシジルエーテルおよびビスフェノールFジ
グリシジルエテール、なかんづくテトラフェノールエタ
ンテトラグリシジルエーテルおよびクレゾールノボラッ
クポリグリシジルエーテルは顔料の吸油量にかかわら
ず、分散性が良好である。
ルエタンテトラグリシジルエーテル、クレゾールノボラ
ックポリグリシジルエーテルおよびビスフェノールFジ
グリシジルエテール、なかんづくテトラフェノールエタ
ンテトラグリシジルエーテルおよびクレゾールノボラッ
クポリグリシジルエーテルは顔料の吸油量にかかわら
ず、分散性が良好である。
【0051】本発明における熱溶融性インク層には前記
成分の他に、分散剤などを適宜配合することができる。
成分の他に、分散剤などを適宜配合することができる。
【0052】本発明における熱溶融性インク層は、エポ
キシ樹脂とアクリル樹脂を、それらを溶解する溶剤に溶
解するか、あるいは溶解しない溶剤(水を含む)に分散
し、さらに顔料、その他の添加剤を溶解、分散させて塗
工液を調製し、この塗工液を基材上に塗布し、乾燥する
ことによって形成できる。
キシ樹脂とアクリル樹脂を、それらを溶解する溶剤に溶
解するか、あるいは溶解しない溶剤(水を含む)に分散
し、さらに顔料、その他の添加剤を溶解、分散させて塗
工液を調製し、この塗工液を基材上に塗布し、乾燥する
ことによって形成できる。
【0053】本発明における熱溶融性インク層の塗布量
(固形分換算、以下同様)は、通常0.02〜5g/m
2、より好ましくは0.5〜3g/m2が適当である。
(固形分換算、以下同様)は、通常0.02〜5g/m
2、より好ましくは0.5〜3g/m2が適当である。
【0054】前記基材としては、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィル
ム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリブチレン
ナフタレートフィルム、ポリアリレートフィルムなどの
ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポ
リアミドフィルム、アラミドフィルム、ポリエーテルス
ルホンフィルム、ポリスルホンフィルム、ポリフェニレ
ンスルフィドフィルム、ポリエーテルエーテルケトンフ
ィルム、ポリエーテルイミドフィルム、変性ポリフェニ
レンエーテルフィルム、ポリアセタールフィルム、その
他この種のインクリボンの基材用フィルムとして一般に
使用されている各種のプラスチックフィルムが使用でき
る。またコンデンサーペーパーのような高密度の薄い紙
も使用できる。基材の厚さは通常1〜10μm程度であ
り、熱拡散を小さくして解像度を高めうる点からは1〜
6μmの範囲が好ましい。
レートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィル
ム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリブチレン
ナフタレートフィルム、ポリアリレートフィルムなどの
ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポ
リアミドフィルム、アラミドフィルム、ポリエーテルス
ルホンフィルム、ポリスルホンフィルム、ポリフェニレ
ンスルフィドフィルム、ポリエーテルエーテルケトンフ
ィルム、ポリエーテルイミドフィルム、変性ポリフェニ
レンエーテルフィルム、ポリアセタールフィルム、その
他この種のインクリボンの基材用フィルムとして一般に
使用されている各種のプラスチックフィルムが使用でき
る。またコンデンサーペーパーのような高密度の薄い紙
も使用できる。基材の厚さは通常1〜10μm程度であ
り、熱拡散を小さくして解像度を高めうる点からは1〜
6μmの範囲が好ましい。
【0055】本発明の熱転写記録材料をサーマルヘッド
を備えた熱転写プリンターで使用する場合は、基材の背
面(サーマルヘッドに摺接する側の面)にシリコーン樹
脂、フッ素樹脂、ニトロセルロース樹脂、あるいはこれ
らによって変性された、たとえばシリコーン変性ウレタ
ン樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂など各種の耐熱性
樹脂、あるいはこれら耐熱性樹脂に滑剤を混合したもの
などからなる、従来から知られているスティック防止層
を設けるのが好ましい。
を備えた熱転写プリンターで使用する場合は、基材の背
面(サーマルヘッドに摺接する側の面)にシリコーン樹
脂、フッ素樹脂、ニトロセルロース樹脂、あるいはこれ
らによって変性された、たとえばシリコーン変性ウレタ
ン樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂など各種の耐熱性
樹脂、あるいはこれら耐熱性樹脂に滑剤を混合したもの
などからなる、従来から知られているスティック防止層
を設けるのが好ましい。
【0056】本発明の熱転写記録材料には、単色の印像
を形成するための熱転写記録材料と減法混色を利用して
多色またはフルカラーの印像を形成するためのカラー用
熱転写記録材料が含まれる。
を形成するための熱転写記録材料と減法混色を利用して
多色またはフルカラーの印像を形成するためのカラー用
熱転写記録材料が含まれる。
【0057】単色の印像を形成するための熱転写記録材
料は、基材上に単色の熱溶融性インク層を設けたもので
ある。熱溶融性インク層の色としては、黒、赤、青、
緑、イエロー、マゼンタ、シアンなどが挙げられる。
料は、基材上に単色の熱溶融性インク層を設けたもので
ある。熱溶融性インク層の色としては、黒、赤、青、
緑、イエロー、マゼンタ、シアンなどが挙げられる。
【0058】多色またはフルカラーの印像を形成するた
めのカラー熱転写記録材料の一つの実施態様のものは、
単一の基材上に、イエローの熱溶融性インク層、マゼン
タの熱溶融性インク層およびシアンの熱溶融性インク
層、ならびに要すればブラックの熱溶融性インク層を並
べて配置したものである。前記各色のインク層の配置方
法としては種々の態様が挙げられ、プリンターの種類に
応じて適宜選択される。
めのカラー熱転写記録材料の一つの実施態様のものは、
単一の基材上に、イエローの熱溶融性インク層、マゼン
タの熱溶融性インク層およびシアンの熱溶融性インク
層、ならびに要すればブラックの熱溶融性インク層を並
べて配置したものである。前記各色のインク層の配置方
法としては種々の態様が挙げられ、プリンターの種類に
応じて適宜選択される。
【0059】図1は前記実施態様の熱転写記録材料の一
実施例を示す部分平面図である。図1において、単一の
基材1上にイエローの熱溶融性インク層2Y、マゼンタ
の熱溶融性インク層2Mおよびシアンの熱溶融性インク
層2Cが並べて配置されている。インク層2Y、2Mお
よび2Cはそれぞれ一定の大きさを有し、それらの一定
順序の並びを1つの繰返し単位Uとして基材1の長手方
向に繰返し並べて配置されている。繰返し単位Uにおけ
る3色のインク層の並べ方の順序は各色の転写順序に従
って適宜決められる。繰返し単位Uにはブラックのイン
ク層を加えてもよい。
実施例を示す部分平面図である。図1において、単一の
基材1上にイエローの熱溶融性インク層2Y、マゼンタ
の熱溶融性インク層2Mおよびシアンの熱溶融性インク
層2Cが並べて配置されている。インク層2Y、2Mお
よび2Cはそれぞれ一定の大きさを有し、それらの一定
順序の並びを1つの繰返し単位Uとして基材1の長手方
向に繰返し並べて配置されている。繰返し単位Uにおけ
る3色のインク層の並べ方の順序は各色の転写順序に従
って適宜決められる。繰返し単位Uにはブラックのイン
ク層を加えてもよい。
【0060】多色またはフルカラーの印像を形成するた
めのカラー熱転写記録材料の他の実施態様のものは、1
つの基材上にイエローの熱溶融性インク層を設けた第1
の熱転写記録材料、他の基材上にマゼンタの熱溶融性イ
ンク層を設けた第2の熱転写記録材料、およびさらに他
の基材上にシアンの熱溶融性インク層を設けた第3の熱
転写記録材料、ならびに要すればさらに他の基材上にブ
ラックの熱溶融性インク層を設けた第4の熱転写記録材
料のセットからなるものである。
めのカラー熱転写記録材料の他の実施態様のものは、1
つの基材上にイエローの熱溶融性インク層を設けた第1
の熱転写記録材料、他の基材上にマゼンタの熱溶融性イ
ンク層を設けた第2の熱転写記録材料、およびさらに他
の基材上にシアンの熱溶融性インク層を設けた第3の熱
転写記録材料、ならびに要すればさらに他の基材上にブ
ラックの熱溶融性インク層を設けた第4の熱転写記録材
料のセットからなるものである。
【0061】前記カラー画像形成用熱転写記録材料を用
いると、耐擦過性の優れた多色またはフルカラー画像が
得られる。さらに本発明における各色の熱溶融性インク
層は重ね合せ性が良好であるため、色再現性の良好なカ
ラー画像が得られる。
いると、耐擦過性の優れた多色またはフルカラー画像が
得られる。さらに本発明における各色の熱溶融性インク
層は重ね合せ性が良好であるため、色再現性の良好なカ
ラー画像が得られる。
【0062】本発明の熱転写記録材料を用いて印像を形
成するには、熱転写記録材料のインク層を被転写体と重
ね合せ、インク層に像状に熱エネルギーを与える。熱エ
ネルギーを与える熱源としてはサーマルヘッドが一般的
であるが、レーザー光、赤外線フラッシュ、熱ペンなど
公知のものがいずれも使用できる。
成するには、熱転写記録材料のインク層を被転写体と重
ね合せ、インク層に像状に熱エネルギーを与える。熱エ
ネルギーを与える熱源としてはサーマルヘッドが一般的
であるが、レーザー光、赤外線フラッシュ、熱ペンなど
公知のものがいずれも使用できる。
【0063】被転写体がシート状物でない立体形状の場
合、その表面が曲面である場合などにおいては、熱エネ
ルギーの適用が容易な点から、レーザー光による熱転写
が有利である。
合、その表面が曲面である場合などにおいては、熱エネ
ルギーの適用が容易な点から、レーザー光による熱転写
が有利である。
【0064】本発明の前記カラー画像形成用熱転写記録
材料を用いる多色またはフルカラーの画像の形成は、通
常熱転写プリンタで多色のカラー画像の分解色信号、す
なわちイエロー信号、マゼンタ信号、シアン信号に従っ
て、イエローインクドット、マゼンタインクドット、シ
アンインクドットをそれぞれ所定の順序で順次重ね転写
して受像体上にイエローの分解画像、マゼンタの分解画
像、シアンの分解画像を形成することによって行なうこ
とができる。イエローインクドット、マゼンタインクド
ット、シアンインクドットの転写順序は任意に選択でき
る。通常の多色またはフルカラー画像の場合は3色の色
信号に従って3色の分解画像が形成されるが、2色の色
信号しかない場合は対応する2色の分解画像が形成され
る。
材料を用いる多色またはフルカラーの画像の形成は、通
常熱転写プリンタで多色のカラー画像の分解色信号、す
なわちイエロー信号、マゼンタ信号、シアン信号に従っ
て、イエローインクドット、マゼンタインクドット、シ
アンインクドットをそれぞれ所定の順序で順次重ね転写
して受像体上にイエローの分解画像、マゼンタの分解画
像、シアンの分解画像を形成することによって行なうこ
とができる。イエローインクドット、マゼンタインクド
ット、シアンインクドットの転写順序は任意に選択でき
る。通常の多色またはフルカラー画像の場合は3色の色
信号に従って3色の分解画像が形成されるが、2色の色
信号しかない場合は対応する2色の分解画像が形成され
る。
【0065】かくして、(A)イエロー、マゼンタおよ
びシアンのうちの少なくとも2種の減法混色により色が
発現される領域、または(B)前記(A)の領域と、イ
エロー、マゼンタおよびシアンのうちの少なくとも1種
からなる単色の領域との組合せからなる領域を含む多色
のカラー画像が得られる。ここで、イエローインクドッ
トとマゼンタインクドットの重ね合せ部分でレッド色
が、イエローインクドットとシアンインクドットの重ね
合せ部分でグリーン色が、マゼンタインクドットとシア
ンインクドットの重ね合せ部分でブルー色が、イエロー
インクドットとマゼンタインクドットとシアンインクド
ットの重ね合せ部分でブラック色が呈せられる。
びシアンのうちの少なくとも2種の減法混色により色が
発現される領域、または(B)前記(A)の領域と、イ
エロー、マゼンタおよびシアンのうちの少なくとも1種
からなる単色の領域との組合せからなる領域を含む多色
のカラー画像が得られる。ここで、イエローインクドッ
トとマゼンタインクドットの重ね合せ部分でレッド色
が、イエローインクドットとシアンインクドットの重ね
合せ部分でグリーン色が、マゼンタインクドットとシア
ンインクドットの重ね合せ部分でブルー色が、イエロー
インクドットとマゼンタインクドットとシアンインクド
ットの重ね合せ部分でブラック色が呈せられる。
【0066】前記においてはブラック色をイエローイン
クドットとマゼンタインクドットとシアンインクドット
の重ね合せで得ているが、3色のインクドットを使用せ
ずに、ブラックインクドットのみでブラック色を得るよ
うにしてもよい。
クドットとマゼンタインクドットとシアンインクドット
の重ね合せで得ているが、3色のインクドットを使用せ
ずに、ブラックインクドットのみでブラック色を得るよ
うにしてもよい。
【0067】なおブラックインクドットをイエローイン
クドット、マゼンタインクドット、シアンインクドット
の少なくとも1種の上にまたは少なくとも2種が重ね合
わされた上に重ね合せて、ブラック色を呈するようにし
てもよい。
クドット、マゼンタインクドット、シアンインクドット
の少なくとも1種の上にまたは少なくとも2種が重ね合
わされた上に重ね合せて、ブラック色を呈するようにし
てもよい。
【0068】本発明の熱転写記録材料を用いて印像を形
成する場合、目的とする被転写体に直接印像を形成して
もよいが、予めシート状の被転写体(受像体)に印像を
形成したのち、この受像体を目的とする被転写体に接着
剤などの適宜の手段で貼付してもよい。
成する場合、目的とする被転写体に直接印像を形成して
もよいが、予めシート状の被転写体(受像体)に印像を
形成したのち、この受像体を目的とする被転写体に接着
剤などの適宜の手段で貼付してもよい。
【0069】前記受像体としては、一般のポリエチレン
テレフタレートフィルム、ポリ塩化ビニルフィルムなど
の塩化ビニル系樹脂フィルムなど各種のプラスチックフ
ィルム(シートを含む概念である、以下同様)が使用で
きる。勿論、表面処理した熱転写用受像体も使用でき
る。
テレフタレートフィルム、ポリ塩化ビニルフィルムなど
の塩化ビニル系樹脂フィルムなど各種のプラスチックフ
ィルム(シートを含む概念である、以下同様)が使用で
きる。勿論、表面処理した熱転写用受像体も使用でき
る。
【0070】
【実施例】つぎに実施例をあげて本発明を説明する。
【0071】実施例1〜9および比較例1〜2 厚さ5μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの片
面にシリコーン樹脂からなる塗布量0.25g/m2の
スティック防止層を形成し、その反対側に表1に示され
るインク塗工液を塗布し、乾燥して、塗布量2g/m2
の熱溶融性インク層を形成し、熱転写記録材料を得た。
面にシリコーン樹脂からなる塗布量0.25g/m2の
スティック防止層を形成し、その反対側に表1に示され
るインク塗工液を塗布し、乾燥して、塗布量2g/m2
の熱溶融性インク層を形成し、熱転写記録材料を得た。
【0072】
【表1】
【0073】前記各熱転写記録材料を用い、熱転写方式
バーコードプリンタ((株)テック製B−30)で下記
受像体上にバーコードのパターンを下記の条件下で印像
し、得られた印像について、転写性、耐擦過性を評価し
た。結果を表2に示す。
バーコードプリンタ((株)テック製B−30)で下記
受像体上にバーコードのパターンを下記の条件下で印像
し、得られた印像について、転写性、耐擦過性を評価し
た。結果を表2に示す。
【0074】[印字条件] 印加エネルギー:22.6mJ/mm2 印字速度:2インチ/秒 プラテン圧:強 [受像体] (A)厚さ70μmの軟質ポリ塩化ビニルフィルム(表
面処理が施されていないもの)(以下、塩ビフィルムと
いう) (B)厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(表面処理が施されていないもの)(以下、PE
Tフィルムという) [転写性]得られた印像についてRJS ENTERP
RISES,INC製のバーコード読取機(コーダスキ
ャンII)による読取り判定を行なった。バーコード読
取機の判定基準はつぎのとおりである。
面処理が施されていないもの)(以下、塩ビフィルムと
いう) (B)厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(表面処理が施されていないもの)(以下、PE
Tフィルムという) [転写性]得られた印像についてRJS ENTERP
RISES,INC製のバーコード読取機(コーダスキ
ャンII)による読取り判定を行なった。バーコード読
取機の判定基準はつぎのとおりである。
【0075】○ 完全に読み取れる。 △ 一部読取れる。 × 読取り不可。
【0076】[耐擦過性(耐クロッキング性)]下記に
示す条件で試験後の印像について前記と同様にバーコー
ド読取機による読取り判定を行なった。
示す条件で試験後の印像について前記と同様にバーコー
ド読取機による読取り判定を行なった。
【0077】 試験機:アトラス エレクトリック デバイス社製 A.A.T.C.C.クロックメータモデルCM−1 摩擦材:綿布 圧 力:500g/cm2 回 数:300回往復 [耐擦過性(耐スミアー性)]下記に示す条件で試験後
の印像について、前記と同様にバーコード読取機による
読取り判定を行なった。
の印像について、前記と同様にバーコード読取機による
読取り判定を行なった。
【0078】試験機:(株)安田精機製作所製ラブテス
ター 摩擦材:ダンボール 圧 力:250g/cm2 回 数:300回往復
ター 摩擦材:ダンボール 圧 力:250g/cm2 回 数:300回往復
【0079】
【表2】
【0080】
【発明の効果】本発明の熱転写記録材料は、インク層の
転写性(キレ)が優れ、かつ各種プラスチックフィルム
に対するインクの密着性が良好で、耐擦過性が優れた印
像を与えるので、バーコードなどの形成に有用である。
転写性(キレ)が優れ、かつ各種プラスチックフィルム
に対するインクの密着性が良好で、耐擦過性が優れた印
像を与えるので、バーコードなどの形成に有用である。
【図1】本発明の熱転写記録材料の一実施例における各
色のインク層の配列の例を示す部分平面図である。
色のインク層の配列の例を示す部分平面図である。
1 基材 2Y イエローインク層 2M マゼンタインク層 2C シアンインク層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 直弘 大阪府大阪市西淀川区御幣島5丁目4番14 号 フジコピアン株式会社技術センター内
Claims (3)
- 【請求項1】 基材上に、少なくとも熱溶融性材料と着
色剤とからなる熱溶融性インク層が設けられてなる熱転
写記録材料において、前記熱溶融性材料中に、エポキシ
樹脂を30〜90重量%、数平均分子量が30000〜
300000のアクリル樹脂を10〜70重量%含有す
ることを特徴とする熱転写記録材料。 - 【請求項2】 前記エポキシ樹脂が、テトラフェノール
エタンテトラグリシジルエーテル、クレゾールノボラッ
クポリグリシジルエーテル、ビスフェノールAジグリシ
ジルエーテルおよびビスフェノールFジグリシジルエー
テルよりなる群から選ばれた1種または2種以上である
ことを特徴とする請求項1記載の熱転写記録材料。 - 【請求項3】 前記エポキシ樹脂が、テトラフェノール
エタンテトラグリシジルエーテル、クレゾールノボラッ
クポリグリシジルエーテルおよびビスフェノールFジグ
リシジルエーテルよりなる群から選ばれた1種または2
種以上であることを特徴とする請求項1記載の熱転写記
録材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8200370A JPH0999643A (ja) | 1995-08-03 | 1996-07-30 | 熱転写記録材料 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-198596 | 1995-08-03 | ||
| JP19859695 | 1995-08-03 | ||
| JP8200370A JPH0999643A (ja) | 1995-08-03 | 1996-07-30 | 熱転写記録材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0999643A true JPH0999643A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=26511073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8200370A Pending JPH0999643A (ja) | 1995-08-03 | 1996-07-30 | 熱転写記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0999643A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0427589A (ja) * | 1990-05-24 | 1992-01-30 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 感熱性転写記録シート |
| JPH0632063A (ja) * | 1992-07-15 | 1994-02-08 | Ricoh Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
| JPH06278372A (ja) * | 1993-03-26 | 1994-10-04 | Toppan Printing Co Ltd | 感熱転写記録媒体及びそれを用いた情報の記録方法 |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP8200370A patent/JPH0999643A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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