JPH0999912A - 紙葉帯封装置 - Google Patents
紙葉帯封装置Info
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- JPH0999912A JPH0999912A JP7286856A JP28685695A JPH0999912A JP H0999912 A JPH0999912 A JP H0999912A JP 7286856 A JP7286856 A JP 7286856A JP 28685695 A JP28685695 A JP 28685695A JP H0999912 A JPH0999912 A JP H0999912A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙葉帯封装置構成の構成を簡略化、小型化
し、紙葉束の帯封緊度を自由に調節できるようにする。 【解決手段】 クランプ手段にクランプされた紙葉束
は、リール手段に支持された帯封テープに対して回転さ
れ、これによって、帯封テープが前記紙葉束に巻回され
る。帯封テープを押さえつけて加熱シールするためのヒ
ータブロックと、前記ヒータブロックによって加熱シー
ルされた帯封テープを所定箇所でカットするためのカッ
タとは、回動可能な作動レバーに一体的に取り付けられ
ており、この作動レバーの回動によって、それぞれの機
能を一体的に行う。また、前記リール手段には可逆式の
モータが接続されており、前記モータの回転方向および
回転量を制御することによって、帯封テープの緊度を多
様に調節できる。
し、紙葉束の帯封緊度を自由に調節できるようにする。 【解決手段】 クランプ手段にクランプされた紙葉束
は、リール手段に支持された帯封テープに対して回転さ
れ、これによって、帯封テープが前記紙葉束に巻回され
る。帯封テープを押さえつけて加熱シールするためのヒ
ータブロックと、前記ヒータブロックによって加熱シー
ルされた帯封テープを所定箇所でカットするためのカッ
タとは、回動可能な作動レバーに一体的に取り付けられ
ており、この作動レバーの回動によって、それぞれの機
能を一体的に行う。また、前記リール手段には可逆式の
モータが接続されており、前記モータの回転方向および
回転量を制御することによって、帯封テープの緊度を多
様に調節できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の紙葉を結
束状態に帯封する装置に関し、特に、その構成を大幅に
簡略化および小型化できるようにしたものに関する。さ
らに、この発明は、紙葉束の帯封緊度を自由に調節でき
るようにしたものに関する。
束状態に帯封する装置に関し、特に、その構成を大幅に
簡略化および小型化できるようにしたものに関する。さ
らに、この発明は、紙葉束の帯封緊度を自由に調節でき
るようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】紙幣を結束状態に帯封する紙幣帯封装置
は、銀行その他において広く使用されている。図4は、
このような従来より使用されている紙幣帯封装置の一構
成例を示す斜視図である。図4の従来例において、固定
のクランプサポート2と可動のクランパ3との間に、例
えば100枚の紙幣束NがA方向に挿入され、紙幣支持
テーブル(分かり易さのため図示しない)上に支持され
る。この紙幣束Nは、略真ん中の部分(例えば、50枚
目の紙幣と51枚目の紙幣の間)においてクランプサポ
ート2とクランパ3との間に位置する分離ゴマ4によっ
て、2分割された状態に挿入される。前記分離ゴマ4に
は帯封テープTが通され、結果として、前記挿入された
紙幣束Nの略真ん中の部分を、帯封テープTが通り抜け
ることになる。次に、分離ゴマ4は前記紙幣束NからB
方向に退却した後、クランパ3がクランプサポート2方
向に移動し、これにより、前記紙幣束Nは、帯封テープ
Tを挟んだ状態で、前記クランプサポート2とクランパ
3との間にしっかりとクランプされる。
は、銀行その他において広く使用されている。図4は、
このような従来より使用されている紙幣帯封装置の一構
成例を示す斜視図である。図4の従来例において、固定
のクランプサポート2と可動のクランパ3との間に、例
えば100枚の紙幣束NがA方向に挿入され、紙幣支持
テーブル(分かり易さのため図示しない)上に支持され
る。この紙幣束Nは、略真ん中の部分(例えば、50枚
目の紙幣と51枚目の紙幣の間)においてクランプサポ
ート2とクランパ3との間に位置する分離ゴマ4によっ
て、2分割された状態に挿入される。前記分離ゴマ4に
は帯封テープTが通され、結果として、前記挿入された
紙幣束Nの略真ん中の部分を、帯封テープTが通り抜け
ることになる。次に、分離ゴマ4は前記紙幣束NからB
方向に退却した後、クランパ3がクランプサポート2方
向に移動し、これにより、前記紙幣束Nは、帯封テープ
Tを挟んだ状態で、前記クランプサポート2とクランパ
3との間にしっかりとクランプされる。
【0003】このようにして紙幣束Nのクランプが完了
すると、帯封テープTの先端部は、チャックローラ5と
チャックブロック6との間に挟持される。しかる後、ロ
ータリギア8が、チャックローラ5、チャックブロック
6等と共に、前記紙幣束Nの周囲を図4における逆時計
回り方向に回転し、これにより、前記帯封テープTが前
記紙幣束Nの周囲に巻回される。例えばソレノイドによ
って駆動されるカッタ10は、前記帯封テープTの巻回
量が所定量になった時点で、前記帯封テープTをカット
する。
すると、帯封テープTの先端部は、チャックローラ5と
チャックブロック6との間に挟持される。しかる後、ロ
ータリギア8が、チャックローラ5、チャックブロック
6等と共に、前記紙幣束Nの周囲を図4における逆時計
回り方向に回転し、これにより、前記帯封テープTが前
記紙幣束Nの周囲に巻回される。例えばソレノイドによ
って駆動されるカッタ10は、前記帯封テープTの巻回
量が所定量になった時点で、前記帯封テープTをカット
する。
【0004】帯封テープTがカッタ10によってカット
された後、ロータリギア8がさらに回転し続けると、上
記のようにカットされた帯封テープTの先端部がチャッ
クローラ5とチャックブロック6とによる挟持状態から
解放され、このままでは、紙幣束Nの周囲に巻き付けら
れた帯封テープTが緩むことになるので、この例では、
前記帯封テープTが挟持状態から解放される直前に、例
えばカムによって駆動される押さえレバー12が帯封テ
ープTを押さえつけ、該帯封テープTの緩みを防止す
る。しかる後、例えばカムによって駆動されるヒータブ
ロック14が、帯封テープTの前記端部を加熱シール
し、これによって、前記紙幣束Nの帯封処理が完了する
ことになる。前記加熱シールを行うために、例えば、帯
封テープTの内方面には接着剤が塗布されている。最終
的には、可動のクランパ3が退却し、これにより、帯封
処理済みの紙幣束Nが装置外に取り出し可能になる。
された後、ロータリギア8がさらに回転し続けると、上
記のようにカットされた帯封テープTの先端部がチャッ
クローラ5とチャックブロック6とによる挟持状態から
解放され、このままでは、紙幣束Nの周囲に巻き付けら
れた帯封テープTが緩むことになるので、この例では、
前記帯封テープTが挟持状態から解放される直前に、例
えばカムによって駆動される押さえレバー12が帯封テ
ープTを押さえつけ、該帯封テープTの緩みを防止す
る。しかる後、例えばカムによって駆動されるヒータブ
ロック14が、帯封テープTの前記端部を加熱シール
し、これによって、前記紙幣束Nの帯封処理が完了する
ことになる。前記加熱シールを行うために、例えば、帯
封テープTの内方面には接着剤が塗布されている。最終
的には、可動のクランパ3が退却し、これにより、帯封
処理済みの紙幣束Nが装置外に取り出し可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の紙
幣帯封装置にあっては、帯封すべき紙幣束Nを固定した
状態で、帯封テープTを紙幣束Nの周囲に走行させるこ
とによって該紙幣束Nに巻き付ける構成であるので、装
置がかなり大型化していた。また、帯封テープTをカッ
トするためのカッタ10、帯封テープTの端部近くを押
さえるための押さえレバー12および帯封テープTの前
記端部を加熱シールするためのヒータブロック14が、
それぞれ別個に設けられており、また、それぞれ別個の
駆動機構によって駆動される構成であるので、装置の構
成が相当複雑なものとなり、製造コストも高くなってい
た。また、分離ゴマ4を使用して紙幣束Nの間に帯封テ
ープTを挿入しているが、該分離ゴマ4およびこれを個
別に駆動するための手段を必要とするので、さらに、装
置の構成が複雑なものとなり、製造コストも高くなって
いた。
幣帯封装置にあっては、帯封すべき紙幣束Nを固定した
状態で、帯封テープTを紙幣束Nの周囲に走行させるこ
とによって該紙幣束Nに巻き付ける構成であるので、装
置がかなり大型化していた。また、帯封テープTをカッ
トするためのカッタ10、帯封テープTの端部近くを押
さえるための押さえレバー12および帯封テープTの前
記端部を加熱シールするためのヒータブロック14が、
それぞれ別個に設けられており、また、それぞれ別個の
駆動機構によって駆動される構成であるので、装置の構
成が相当複雑なものとなり、製造コストも高くなってい
た。また、分離ゴマ4を使用して紙幣束Nの間に帯封テ
ープTを挿入しているが、該分離ゴマ4およびこれを個
別に駆動するための手段を必要とするので、さらに、装
置の構成が複雑なものとなり、製造コストも高くなって
いた。
【0006】また、紙幣束Nは帯封テープTによって適
当な緊度(締めつけ度)で帯封される必要があり、ま
た、このような帯封テープTの緊度は、ユーザごとに好
みの緊度があるのが普通である。このため、従来の紙幣
帯封装置では、例えばチャックローラ5を任意の強度の
バネ(図示せず)によって付勢された状態に取り付ける
ことによって、前記チャックローラ5とチャックブロッ
ク6との間で、帯封テープTの先端部を弾性的に挟持し
て前記帯封テープTを紙幣束Nに巻回するようにしてい
る。この場合、例えば、前記バネを強力なものとする
と、帯封テープTを挟持する挟持力を大きくできるの
で、紙幣束Nを大きい緊度で(すなわち、比較的固く)
帯封できる。反対に、前記バネを弱いものとすると、帯
封テープTを挟持する挟持力を小さくできるので、紙幣
束Nを小さい緊度で(すなわち、比較的緩く)帯封でき
る。しかし、この場合、1つのバネのバネ力は一定であ
るので、帯封テープTの緊度を広い範囲にわたって自由
に変化させることができず、1つの紙幣帯封装置では多
くのユーザの需要に万能に対応できない、等の不都合が
あった。
当な緊度(締めつけ度)で帯封される必要があり、ま
た、このような帯封テープTの緊度は、ユーザごとに好
みの緊度があるのが普通である。このため、従来の紙幣
帯封装置では、例えばチャックローラ5を任意の強度の
バネ(図示せず)によって付勢された状態に取り付ける
ことによって、前記チャックローラ5とチャックブロッ
ク6との間で、帯封テープTの先端部を弾性的に挟持し
て前記帯封テープTを紙幣束Nに巻回するようにしてい
る。この場合、例えば、前記バネを強力なものとする
と、帯封テープTを挟持する挟持力を大きくできるの
で、紙幣束Nを大きい緊度で(すなわち、比較的固く)
帯封できる。反対に、前記バネを弱いものとすると、帯
封テープTを挟持する挟持力を小さくできるので、紙幣
束Nを小さい緊度で(すなわち、比較的緩く)帯封でき
る。しかし、この場合、1つのバネのバネ力は一定であ
るので、帯封テープTの緊度を広い範囲にわたって自由
に変化させることができず、1つの紙幣帯封装置では多
くのユーザの需要に万能に対応できない、等の不都合が
あった。
【0007】この発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、その構成を大幅に簡略化および小型化できる紙葉帯
封装置を提供することを第1の目的とする。また、この
発明の第2の目的は、紙葉束の帯封緊度を自由に調節で
きる紙葉帯封装置を提供することである。
で、その構成を大幅に簡略化および小型化できる紙葉帯
封装置を提供することを第1の目的とする。また、この
発明の第2の目的は、紙葉束の帯封緊度を自由に調節で
きる紙葉帯封装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の観点に
従う紙葉帯封装置は、帯封テープを送り出しおよび巻戻
し可能に支持するリール手段と、帯封すべき紙葉束を着
脱式にクランプするクランプ手段と、前記クランプ手段
にクランプされた紙葉束を前記帯封テープに対して回転
させ、これにより、前記紙葉束の周囲に前記帯封テープ
を巻回する回転巻回手段と、前記回転巻回手段によって
前記紙葉束に巻回された帯封テープを前記クランプ手段
に対して押さえつけて加熱シールするためのヒータブロ
ックと、前記ヒータブロックによって加熱シールされた
帯封テープを所定箇所でカットするためのカッタと、前
記ヒータブロックおよびカッタが一体的に取り付けられ
ており、前記ヒータブロックおよびカッタが前記帯封テ
ープに接触して作用する作用位置と、前記ヒータブロッ
クおよびカッタが前記帯封テープから離隔する非作用位
置との間で回動可能な作動レバーとを具備したものであ
る。
従う紙葉帯封装置は、帯封テープを送り出しおよび巻戻
し可能に支持するリール手段と、帯封すべき紙葉束を着
脱式にクランプするクランプ手段と、前記クランプ手段
にクランプされた紙葉束を前記帯封テープに対して回転
させ、これにより、前記紙葉束の周囲に前記帯封テープ
を巻回する回転巻回手段と、前記回転巻回手段によって
前記紙葉束に巻回された帯封テープを前記クランプ手段
に対して押さえつけて加熱シールするためのヒータブロ
ックと、前記ヒータブロックによって加熱シールされた
帯封テープを所定箇所でカットするためのカッタと、前
記ヒータブロックおよびカッタが一体的に取り付けられ
ており、前記ヒータブロックおよびカッタが前記帯封テ
ープに接触して作用する作用位置と、前記ヒータブロッ
クおよびカッタが前記帯封テープから離隔する非作用位
置との間で回動可能な作動レバーとを具備したものであ
る。
【0009】この紙葉帯封装置において、前記クランプ
手段にクランプされた紙葉束がリール手段に支持された
帯封テープに対して回転されるようになっているので、
従来のようにクランプされた紙葉束の周囲に帯封テープ
を走行する場合に比べて、装置を大幅に小型化すること
ができる。また、帯封テープを押さえつけて加熱シール
するためのヒータブロックと、前記ヒータブロックによ
って加熱シールされた帯封テープを所定箇所でカットす
るためのカッタとが、回動可能な作動レバーに一体的に
取り付けられており、且つ、該作動レバーの回動によっ
て、帯封テープを押さえつける機能、加熱シールする機
能およびカットする機能を一体的に行うので、装置の構
成を格段に簡略化できる。
手段にクランプされた紙葉束がリール手段に支持された
帯封テープに対して回転されるようになっているので、
従来のようにクランプされた紙葉束の周囲に帯封テープ
を走行する場合に比べて、装置を大幅に小型化すること
ができる。また、帯封テープを押さえつけて加熱シール
するためのヒータブロックと、前記ヒータブロックによ
って加熱シールされた帯封テープを所定箇所でカットす
るためのカッタとが、回動可能な作動レバーに一体的に
取り付けられており、且つ、該作動レバーの回動によっ
て、帯封テープを押さえつける機能、加熱シールする機
能およびカットする機能を一体的に行うので、装置の構
成を格段に簡略化できる。
【0010】好ましい実施の形態によると、前記クラン
プ手段は、少なくともいずれか一方が他方に対して移動
することによって前記紙葉束を着脱式にクランプする1
対のクランプ部材を含んでおり、帯封処理を行う前の待
機状態において、前記帯封テープの先端部が前記1対の
クランプ部材の間に維持されるようになっている。この
場合、前記帯封すべき紙葉束は、該紙葉束と一方の前記
クランプ部材との間に前記帯封テープの先端部が位置す
るよう前記1対のクランプ部材の間に挿入され、しかる
後、前記帯封テープの先端部が該紙葉束と前記一方のク
ランプ部材との間に挟持されたクランプ状態で、前記回
転巻回手段によって前記帯封テープに対して回転させら
れる。このような構成としたことにより、従来使用され
ていた分離ゴマを必要とすることなく、帯封テープを所
定の位置に挟持する作業を行うことがてき、装置の構成
をさらに簡略化できる。
プ手段は、少なくともいずれか一方が他方に対して移動
することによって前記紙葉束を着脱式にクランプする1
対のクランプ部材を含んでおり、帯封処理を行う前の待
機状態において、前記帯封テープの先端部が前記1対の
クランプ部材の間に維持されるようになっている。この
場合、前記帯封すべき紙葉束は、該紙葉束と一方の前記
クランプ部材との間に前記帯封テープの先端部が位置す
るよう前記1対のクランプ部材の間に挿入され、しかる
後、前記帯封テープの先端部が該紙葉束と前記一方のク
ランプ部材との間に挟持されたクランプ状態で、前記回
転巻回手段によって前記帯封テープに対して回転させら
れる。このような構成としたことにより、従来使用され
ていた分離ゴマを必要とすることなく、帯封テープを所
定の位置に挟持する作業を行うことがてき、装置の構成
をさらに簡略化できる。
【0011】また、この発明の第2の観点に従う紙葉帯
封装置は、第1の観点に従う紙葉帯封装置の構成要素に
加えて、前記リール手段に接続されたモータと、前記帯
封テープの所望の緊度に応じて前記リール手段から前記
帯封テープを送り出したり前記リール手段に前記帯封テ
ープを巻戻したりできるよう、前記モータの回転方向お
よび回転量を制御する制御手段とをさらに具備したもの
である。このような構成の紙葉帯封装置では、前記モー
タの回転方向および回転量を制御するだけで、帯封テー
プの緊度を多様に変化できるので、ユーザによって異な
る所望の帯封緊度を万能に実現できる。
封装置は、第1の観点に従う紙葉帯封装置の構成要素に
加えて、前記リール手段に接続されたモータと、前記帯
封テープの所望の緊度に応じて前記リール手段から前記
帯封テープを送り出したり前記リール手段に前記帯封テ
ープを巻戻したりできるよう、前記モータの回転方向お
よび回転量を制御する制御手段とをさらに具備したもの
である。このような構成の紙葉帯封装置では、前記モー
タの回転方向および回転量を制御するだけで、帯封テー
プの緊度を多様に変化できるので、ユーザによって異な
る所望の帯封緊度を万能に実現できる。
【0012】好ましい実施の形態によると、前記制御手
段は、紙葉束の周囲に前記帯封テープが所定量巻回され
た時に、前記帯封テープが所望の緊度に応じた量だけ巻
き戻されるよう、前記モータを駆動するようになってい
る。また、前記制御手段は、前記ヒータブロックが前記
帯封テープを押さえつけて加熱シールした時に、前記帯
封テープが前記ヒータブロックとリール手段との間に緩
みを生じるよう前記モータを正方向に駆動し、さらに、
前記カッタが前記作動レバーの回動によって前記緩みを
生じた帯封テープに対して前進した後に、前記帯封テー
プが前記緩みを解消しながら巻戻されるよう前記モータ
を負方向に所定量駆動してもよい。この場合、前記カッ
タは、前記緩みを解消しながら巻戻される前記帯封テー
プのテンション(張力)を利用して、前記帯封テープを
カットすることができる。
段は、紙葉束の周囲に前記帯封テープが所定量巻回され
た時に、前記帯封テープが所望の緊度に応じた量だけ巻
き戻されるよう、前記モータを駆動するようになってい
る。また、前記制御手段は、前記ヒータブロックが前記
帯封テープを押さえつけて加熱シールした時に、前記帯
封テープが前記ヒータブロックとリール手段との間に緩
みを生じるよう前記モータを正方向に駆動し、さらに、
前記カッタが前記作動レバーの回動によって前記緩みを
生じた帯封テープに対して前進した後に、前記帯封テー
プが前記緩みを解消しながら巻戻されるよう前記モータ
を負方向に所定量駆動してもよい。この場合、前記カッ
タは、前記緩みを解消しながら巻戻される前記帯封テー
プのテンション(張力)を利用して、前記帯封テープを
カットすることができる。
【0013】さらに、上記装置において、前記カッタの
先端部が、調節ボルトを介して、前記ヒータブロックに
対して傾斜した状態に取り付けられていて、前記調節ボ
ルトを締めつけたり弛めたりすることによって、前記帯
封テープに対する前記カッタとヒータブロックとの作用
関係を調節できるようになっている、のが好ましい。
先端部が、調節ボルトを介して、前記ヒータブロックに
対して傾斜した状態に取り付けられていて、前記調節ボ
ルトを締めつけたり弛めたりすることによって、前記帯
封テープに対する前記カッタとヒータブロックとの作用
関係を調節できるようになっている、のが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、この発明の
一実施の形態に係る紙幣帯封装置の一構成例を示す正面
略図である。図1において、ロータリギア20は、図示
しないモータ等によって駆動され、図1における逆時計
回り方向に回転可能になっている。固定のクランプサポ
ート22は、前記ロータリギア20に固定的に設けられ
ている。また、スライドクランパ23は、前記ロータリ
ギア20上において、クランプサポート22に対して往
復移動可能に設けられている。このようにして、前記ク
ランプサポート22とスライドクランパ23とは、紙幣
束Nを着脱式にクランプするクランプ手段を構成してい
る。
明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、この発明の
一実施の形態に係る紙幣帯封装置の一構成例を示す正面
略図である。図1において、ロータリギア20は、図示
しないモータ等によって駆動され、図1における逆時計
回り方向に回転可能になっている。固定のクランプサポ
ート22は、前記ロータリギア20に固定的に設けられ
ている。また、スライドクランパ23は、前記ロータリ
ギア20上において、クランプサポート22に対して往
復移動可能に設けられている。このようにして、前記ク
ランプサポート22とスライドクランパ23とは、紙幣
束Nを着脱式にクランプするクランプ手段を構成してい
る。
【0015】帯封すべき紙幣束(例えば、100枚の紙
幣の束)Nは、図示のように、スライドクランパ23と
クランプサポート22との間のスペースが上方ガイドU
と下方ガイドLとの間のスペースと一直線上に整列して
いる待機状態において、前記ガイドU、Lに案内されな
がらスライドクランパ23とクランプサポート22との
間のスペースに挿入される。帯封テープTは、帯封テー
プ支持手段であるリール24から案内ローラ26等を介
して送り出されるものである。帯封処理が行われる前の
待機状態(図1はこの待機状態を示している)におい
て、該テープTの先端部は、スライドクランパ23とク
ランプサポート22との間に維持されるようになってお
り、これにより、紙幣束Nが挿入される際、該紙幣束N
とスライドクランパ23との間に自動的に導き入れらる
ようになっている。
幣の束)Nは、図示のように、スライドクランパ23と
クランプサポート22との間のスペースが上方ガイドU
と下方ガイドLとの間のスペースと一直線上に整列して
いる待機状態において、前記ガイドU、Lに案内されな
がらスライドクランパ23とクランプサポート22との
間のスペースに挿入される。帯封テープTは、帯封テー
プ支持手段であるリール24から案内ローラ26等を介
して送り出されるものである。帯封処理が行われる前の
待機状態(図1はこの待機状態を示している)におい
て、該テープTの先端部は、スライドクランパ23とク
ランプサポート22との間に維持されるようになってお
り、これにより、紙幣束Nが挿入される際、該紙幣束N
とスライドクランパ23との間に自動的に導き入れらる
ようになっている。
【0016】しかる後、スライドクランパ23が矢印で
示すようにクランプサポート22に接近移動することに
よって、前記紙幣束Nがスライドクランパ23とクラン
プサポート22との間にしっかりとクランプされ、ま
た、前記テープTの先端部が前記紙幣束Nとスライドク
ランパ23との間にしっかりと挟持される。このような
構成としたことによって、この実施の形態に係る紙幣帯
封装置にあっては、従来使用されていた分離ゴマ(図4
において符号4で示したもの)を全く必要とすることな
く、帯封テープTの位置決め挟持作業を行うことが可能
であり、装置の構成を簡略化でき、装置のコストを下げ
ることもできる。
示すようにクランプサポート22に接近移動することに
よって、前記紙幣束Nがスライドクランパ23とクラン
プサポート22との間にしっかりとクランプされ、ま
た、前記テープTの先端部が前記紙幣束Nとスライドク
ランパ23との間にしっかりと挟持される。このような
構成としたことによって、この実施の形態に係る紙幣帯
封装置にあっては、従来使用されていた分離ゴマ(図4
において符号4で示したもの)を全く必要とすることな
く、帯封テープTの位置決め挟持作業を行うことが可能
であり、装置の構成を簡略化でき、装置のコストを下げ
ることもできる。
【0017】上記のように前記紙幣束Nがクランプさ
れ、また、前記テープTの先端部が挟持されると、前記
ロータリギア20が図1における逆時計回り方向に回転
し、これに伴って、ロータリギア20上においてスライ
ドクランパ23とクランプサポート22との間にクラン
プされた紙幣束Nも同方向に回転する。この紙幣束Nの
回転によって、帯封テープTが、前記リール24から引
っ張り出されながら前記紙幣束Nの周囲に巻回されるこ
とになる。このようにして前記テープTが所定量紙幣束
Nの周囲に巻回されると、図示しない任意のストッパに
よって、ロータリギア20の回転が停止される。
れ、また、前記テープTの先端部が挟持されると、前記
ロータリギア20が図1における逆時計回り方向に回転
し、これに伴って、ロータリギア20上においてスライ
ドクランパ23とクランプサポート22との間にクラン
プされた紙幣束Nも同方向に回転する。この紙幣束Nの
回転によって、帯封テープTが、前記リール24から引
っ張り出されながら前記紙幣束Nの周囲に巻回されるこ
とになる。このようにして前記テープTが所定量紙幣束
Nの周囲に巻回されると、図示しない任意のストッパに
よって、ロータリギア20の回転が停止される。
【0018】図4に関して上述した従来の紙幣帯封装置
では、固定状態の紙幣束の周囲に帯封テープを走行させ
ていたのに対し、この実施の形態では、帯封テープTに
対して紙幣束Nを回転させることによって、該紙幣束N
に帯封テープTを巻回するようになっている。このた
め、この実施の形態に係る紙幣帯封装置は、従来のもの
に比べて装置のサイズを効果的に小型化できる。しか
し、この実施の形態に係る帯封装置では、紙幣束Nを回
転させるので、紙幣束Nの周囲に巻き付けられた帯封テ
ープTがカット後に緩むのを防止するために従来使用さ
れていた押さえレバー(図4の符号12で示したもの)
を別個に設けることが難しくなる。そこで、この実施の
形態では、テープ押さえ機能をも併せて有する次のよう
な構成のヒータ・カッタ機構26が設けられている。
では、固定状態の紙幣束の周囲に帯封テープを走行させ
ていたのに対し、この実施の形態では、帯封テープTに
対して紙幣束Nを回転させることによって、該紙幣束N
に帯封テープTを巻回するようになっている。このた
め、この実施の形態に係る紙幣帯封装置は、従来のもの
に比べて装置のサイズを効果的に小型化できる。しか
し、この実施の形態に係る帯封装置では、紙幣束Nを回
転させるので、紙幣束Nの周囲に巻き付けられた帯封テ
ープTがカット後に緩むのを防止するために従来使用さ
れていた押さえレバー(図4の符号12で示したもの)
を別個に設けることが難しくなる。そこで、この実施の
形態では、テープ押さえ機能をも併せて有する次のよう
な構成のヒータ・カッタ機構26が設けられている。
【0019】このヒータ・カッタ機構26は、前記ロー
タリギア20の外周近くに設けられており、テープ押さ
え機能、テープ加熱シール機能およびテープカット機能
を一体的に有するものである。すなわち、作動レバー2
8は、軸32を介して例えば装置のフレームに回動可能
に連結されており、カムフォロア30にカム31が作用
することによって、前記軸32を中心として、その先端
部がクランクサポート22に対して接近する方向(J方
向)および遠ざかる方向(K方向)に回動可能になって
いる。
タリギア20の外周近くに設けられており、テープ押さ
え機能、テープ加熱シール機能およびテープカット機能
を一体的に有するものである。すなわち、作動レバー2
8は、軸32を介して例えば装置のフレームに回動可能
に連結されており、カムフォロア30にカム31が作用
することによって、前記軸32を中心として、その先端
部がクランクサポート22に対して接近する方向(J方
向)および遠ざかる方向(K方向)に回動可能になって
いる。
【0020】また、揺動連結軸33を介して、作動レバ
ー28の先端部と略L字状の連結アーム34の中央部が
連結されている。また、前記揺動連結軸33にはヒータ
ブロックアーム37が軸支されており、該ヒータブロッ
クアーム37の先端部には、ヒータブロック36が固定
されている。こうして、前記揺動連結軸33を介して、
前記作動レバー28、連結アーム34およびヒータブロ
ックアーム37が、相互に揺動可能に連結されている。
前記ヒータブロック36は、例えば略四半円形の先端部
を有する。
ー28の先端部と略L字状の連結アーム34の中央部が
連結されている。また、前記揺動連結軸33にはヒータ
ブロックアーム37が軸支されており、該ヒータブロッ
クアーム37の先端部には、ヒータブロック36が固定
されている。こうして、前記揺動連結軸33を介して、
前記作動レバー28、連結アーム34およびヒータブロ
ックアーム37が、相互に揺動可能に連結されている。
前記ヒータブロック36は、例えば略四半円形の先端部
を有する。
【0021】補助レバー38は、その一端部において、
軸39を介して、例えば装置のフレームに回動可能に軸
支されており、その他端部において、前記連結アーム3
4における揺動連結軸33より先端側の箇所と固定連結
されている。さらに、連結アーム34の前記先端側の部
分には、調節ボルト40を介して、帯封テープTをカッ
トするためのカッタ42が取り付けられている。カッタ
42の先端部(切断刃を含む部分)は、ヒータブロック
36の方向に傾斜している。補助レバー38は、上記の
ようにカッタ42が取り付けられた前記連結アーム34
と固定連結されていることによって、前記カッタ42が
がたつきを生じることなく一定の動作角度で帯封テープ
Tをカットすることを可能にするものである。
軸39を介して、例えば装置のフレームに回動可能に軸
支されており、その他端部において、前記連結アーム3
4における揺動連結軸33より先端側の箇所と固定連結
されている。さらに、連結アーム34の前記先端側の部
分には、調節ボルト40を介して、帯封テープTをカッ
トするためのカッタ42が取り付けられている。カッタ
42の先端部(切断刃を含む部分)は、ヒータブロック
36の方向に傾斜している。補助レバー38は、上記の
ようにカッタ42が取り付けられた前記連結アーム34
と固定連結されていることによって、前記カッタ42が
がたつきを生じることなく一定の動作角度で帯封テープ
Tをカットすることを可能にするものである。
【0022】前記調節ボルト40は、ヒータブロック3
6に対して略直角に前後移動可能にヒータブロックアー
ム37に螺合している。この前後移動可能条件と、上記
のようにカッタ42の先端部がヒータブロック36の先
端部に対して傾斜しているという条件とによって、調節
ボルト40を締めつけたり(すなわち、ヒータブロック
36に対して前進させたり)緩めたり(ヒータブロック
36に対して後退させたり)することによって、帯封テ
ープTに対するカッタ42の切断刃とヒータブロック3
6との作用位置関係を調節させることができる。この実
施の形態によると、後述するように、作動レバー28が
J方向に回動するのに伴い、先ず最初に、前記ヒータブ
ロック36が、帯封テープTをクランプサポート22に
対して押さえつけ、この押さえつけた状態で帯封テープ
Tを少しだけ加熱シールする。しかる後、加熱シール部
36bが帯封テープTを完全に加熱シールしながら(よ
り正確には、必要な加熱シールがほとんど完了した時
に)、カッタ42の切断刃が帯封テープTをカットする
ようになっている。このような作用位置関係の調節によ
って、前記ヒータブロック36およびカッタ42が前記
帯封テープTに接触して作用する所定の作用位置まで作
動レバー28をJ方向に回動させる動作だけで、帯封テ
ープTの押さえつけ、加熱シールおよびカットを前記の
タイミングで一体的に行えることになる。
6に対して略直角に前後移動可能にヒータブロックアー
ム37に螺合している。この前後移動可能条件と、上記
のようにカッタ42の先端部がヒータブロック36の先
端部に対して傾斜しているという条件とによって、調節
ボルト40を締めつけたり(すなわち、ヒータブロック
36に対して前進させたり)緩めたり(ヒータブロック
36に対して後退させたり)することによって、帯封テ
ープTに対するカッタ42の切断刃とヒータブロック3
6との作用位置関係を調節させることができる。この実
施の形態によると、後述するように、作動レバー28が
J方向に回動するのに伴い、先ず最初に、前記ヒータブ
ロック36が、帯封テープTをクランプサポート22に
対して押さえつけ、この押さえつけた状態で帯封テープ
Tを少しだけ加熱シールする。しかる後、加熱シール部
36bが帯封テープTを完全に加熱シールしながら(よ
り正確には、必要な加熱シールがほとんど完了した時
に)、カッタ42の切断刃が帯封テープTをカットする
ようになっている。このような作用位置関係の調節によ
って、前記ヒータブロック36およびカッタ42が前記
帯封テープTに接触して作用する所定の作用位置まで作
動レバー28をJ方向に回動させる動作だけで、帯封テ
ープTの押さえつけ、加熱シールおよびカットを前記の
タイミングで一体的に行えることになる。
【0023】さらに、前記ヒータブロック36は、該ブ
ロック36の先端部と前記連結アーム34の一端部との
間に設けられたバネ41によって、前記揺動連結軸33
を中心として図1における時計回り方向に常時付勢され
ている。この付勢力によって、前記ヒータブロック36
は、後述するように、帯封テープTに対して弾性的に接
し、これを弾性的に押さえつけることができるようにな
っている。
ロック36の先端部と前記連結アーム34の一端部との
間に設けられたバネ41によって、前記揺動連結軸33
を中心として図1における時計回り方向に常時付勢され
ている。この付勢力によって、前記ヒータブロック36
は、後述するように、帯封テープTに対して弾性的に接
し、これを弾性的に押さえつけることができるようにな
っている。
【0024】さらに、この実施の形態に係る紙幣帯封装
置によると、例えばマイクロコンピュータである制御部
44は、前記リール24に接続された可逆式のリール駆
動用のモータMの回転方向(すなわち、前記リール24
から帯封テープTを送り出すための正方向、および、前
記リール24に帯封テープTを巻戻すための負方向)、
ならびに、その回転量を図2に示すように制御すること
によって、所望に応じて、帯封テープTの緊度を広い範
囲にわたって可変調節できるようになっている。すなわ
ち、この場合、所望の緊度は、前記モータMに対する負
方向または正方向の駆動パルスのオン、オフ時間比(デ
ューティ率)を適宜変化させる制御、すなわち、前記モ
ータMの帯封テープTを送り出したり巻戻したりするト
ルクを制御することによって実現される。つまり、例え
ば、前記モータMに対する負方向の駆動パルスのデュー
ティ率を大きくすればするほど、大きな緊度が得られ
る。
置によると、例えばマイクロコンピュータである制御部
44は、前記リール24に接続された可逆式のリール駆
動用のモータMの回転方向(すなわち、前記リール24
から帯封テープTを送り出すための正方向、および、前
記リール24に帯封テープTを巻戻すための負方向)、
ならびに、その回転量を図2に示すように制御すること
によって、所望に応じて、帯封テープTの緊度を広い範
囲にわたって可変調節できるようになっている。すなわ
ち、この場合、所望の緊度は、前記モータMに対する負
方向または正方向の駆動パルスのオン、オフ時間比(デ
ューティ率)を適宜変化させる制御、すなわち、前記モ
ータMの帯封テープTを送り出したり巻戻したりするト
ルクを制御することによって実現される。つまり、例え
ば、前記モータMに対する負方向の駆動パルスのデュー
ティ率を大きくすればするほど、大きな緊度が得られ
る。
【0025】このような構成としたことによって、帯封
テープTの緊度をバネによって限られた範囲だけ一様に
調整できるにすぎなかった従来の装置とは異なり、この
実施の形態にあっては、1つの紙幣帯封装置が、帯封テ
ープTの緊度を多様に可変調節でき、様々なユーザの要
求に万能に対応できるというメリットがある。
テープTの緊度をバネによって限られた範囲だけ一様に
調整できるにすぎなかった従来の装置とは異なり、この
実施の形態にあっては、1つの紙幣帯封装置が、帯封テ
ープTの緊度を多様に可変調節でき、様々なユーザの要
求に万能に対応できるというメリットがある。
【0026】次に、図2および図3を参照して、この実
施の形態に係る紙幣帯封装置の特徴的な一動作例を説明
する。上記のように紙幣束Nがクランプされ、帯封テー
プTの先端部が紙幣束Nとスライドクランパ23との間
に挟持された状態で前記ロータリギア20が回転するこ
とによって、前記紙幣束Nの周囲における帯封テープT
の巻回量が所定量になると(図3において、紙幣束Nの
周囲には帯封テープTが所定量巻回されている)、先
ず、ヒータブロック36がクランクサポート22に対し
て接近するよう作動レバー28が前記作用位置に向けて
J方向に回動し始める。同時に、モータMが、図2のA
に示すように負方向に一定時間連続的に駆動され、その
後さらに、図2のBに示すように負方向に断続的に駆動
される。これにより、紙幣束Nに巻回された帯封テープ
Tの余分の緩みが解消される。すなわち、この段階にお
けるモータMの負方向のデューティー率は、ユーザが所
望の緊度に応じて調節可能に設定される。
施の形態に係る紙幣帯封装置の特徴的な一動作例を説明
する。上記のように紙幣束Nがクランプされ、帯封テー
プTの先端部が紙幣束Nとスライドクランパ23との間
に挟持された状態で前記ロータリギア20が回転するこ
とによって、前記紙幣束Nの周囲における帯封テープT
の巻回量が所定量になると(図3において、紙幣束Nの
周囲には帯封テープTが所定量巻回されている)、先
ず、ヒータブロック36がクランクサポート22に対し
て接近するよう作動レバー28が前記作用位置に向けて
J方向に回動し始める。同時に、モータMが、図2のA
に示すように負方向に一定時間連続的に駆動され、その
後さらに、図2のBに示すように負方向に断続的に駆動
される。これにより、紙幣束Nに巻回された帯封テープ
Tの余分の緩みが解消される。すなわち、この段階にお
けるモータMの負方向のデューティー率は、ユーザが所
望の緊度に応じて調節可能に設定される。
【0027】そして、ヒータブロック36の先端部が、
図3の(A)に示すように、紙幣束Nの周囲に所定量巻
回された帯封テープTを弾性的に押圧すると、図2のC
に示すように前記モータMの断続的な負方向の駆動が停
止され、しかる後、ヒータブロック36によって帯封テ
ープTの加熱シールが開始される。そして、図2のDに
示すようにモータMが比較的長い時間にわたって正方向
に駆動され、ヒータブロック36とリール24との間に
帯封テープTの弛みを生じさせる。この弛みによって、
ヒータブロック36の押圧力によって帯封テープTが切
れたりするのを防止できる。そして、作動レバー28が
さらにJ方向に回動することによって、図3の(B)に
示すように、ヒータブロック36とカッタ42とが、紙
幣束Nの中央部に向けて前進する。
図3の(A)に示すように、紙幣束Nの周囲に所定量巻
回された帯封テープTを弾性的に押圧すると、図2のC
に示すように前記モータMの断続的な負方向の駆動が停
止され、しかる後、ヒータブロック36によって帯封テ
ープTの加熱シールが開始される。そして、図2のDに
示すようにモータMが比較的長い時間にわたって正方向
に駆動され、ヒータブロック36とリール24との間に
帯封テープTの弛みを生じさせる。この弛みによって、
ヒータブロック36の押圧力によって帯封テープTが切
れたりするのを防止できる。そして、作動レバー28が
さらにJ方向に回動することによって、図3の(B)に
示すように、ヒータブロック36とカッタ42とが、紙
幣束Nの中央部に向けて前進する。
【0028】次に、図2のDに示すようにモータMが再
び負方向に駆動されることにより、帯封テープTが引っ
張られ、この引っ張り力(テンション)を利用して、帯
封テープTがカッタ42によってカットされることにな
る。帯封テープTのカットが完了すると、前記ヒータブ
ロック36およびカッタ42が帯封テープTから離隔す
る非作用位置まで作動レバー28がK方向に回動復帰
し、さらに、スライドクランパ23が初期の待機位置に
退却することによって、帯封済みの前記紙幣束Nが、図
示しない所定のスタッカに排出される。
び負方向に駆動されることにより、帯封テープTが引っ
張られ、この引っ張り力(テンション)を利用して、帯
封テープTがカッタ42によってカットされることにな
る。帯封テープTのカットが完了すると、前記ヒータブ
ロック36およびカッタ42が帯封テープTから離隔す
る非作用位置まで作動レバー28がK方向に回動復帰
し、さらに、スライドクランパ23が初期の待機位置に
退却することによって、帯封済みの前記紙幣束Nが、図
示しない所定のスタッカに排出される。
【0029】なお、紙幣束Nを回転させる手段として
は、上記のようなロータリギア20に限らず、適宜の駆
動手段によって回転されるその他適宜の回転体であって
もよい。 また、この発明は、上記実施の形態のような
紙幣帯封装置に限らず、紙幣以外の紙葉の束を帯封する
その他の紙葉帯封装置として実施されてもよい。
は、上記のようなロータリギア20に限らず、適宜の駆
動手段によって回転されるその他適宜の回転体であって
もよい。 また、この発明は、上記実施の形態のような
紙幣帯封装置に限らず、紙幣以外の紙葉の束を帯封する
その他の紙葉帯封装置として実施されてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明にあっては、ク
ランプされた紙葉束が帯封テープに対して回転されるこ
とによって該紙葉束に帯封テープを巻回するようになっ
ており、さらに、帯封テープを押さえつけて加熱シール
するためのヒータブロックと、前記ヒータブロックによ
って加熱シールされた帯封テープを所定箇所でカットす
るためのカッタとが、回動可能な作動レバーに一体的に
取り付けられていて、該作動レバーの回動によって、帯
封テープを押さえつける機能、加熱シールする機能およ
びカットする機能を一体的に行うようになっている。そ
の結果、この発明は、装置の構成を小型化でき、簡略化
できる、という優れた効果を奏する。さらに、この発明
は、帯封テープを支持したリール手段に接続されたモー
タを備えており、該モータの回転方向および回転量を制
御するだけで、帯封テープの緊度を多様に変化できるよ
うになっているので、ユーザによって異なる所望の帯封
緊度を万能に実現できる、という効果を奏する。
ランプされた紙葉束が帯封テープに対して回転されるこ
とによって該紙葉束に帯封テープを巻回するようになっ
ており、さらに、帯封テープを押さえつけて加熱シール
するためのヒータブロックと、前記ヒータブロックによ
って加熱シールされた帯封テープを所定箇所でカットす
るためのカッタとが、回動可能な作動レバーに一体的に
取り付けられていて、該作動レバーの回動によって、帯
封テープを押さえつける機能、加熱シールする機能およ
びカットする機能を一体的に行うようになっている。そ
の結果、この発明は、装置の構成を小型化でき、簡略化
できる、という優れた効果を奏する。さらに、この発明
は、帯封テープを支持したリール手段に接続されたモー
タを備えており、該モータの回転方向および回転量を制
御するだけで、帯封テープの緊度を多様に変化できるよ
うになっているので、ユーザによって異なる所望の帯封
緊度を万能に実現できる、という効果を奏する。
【図1】この発明の一実施の形態に係る紙幣帯封装置の
一構成例を示す正面略図。
一構成例を示す正面略図。
【図2】図1の紙幣帯封装置に設けられたリール駆動用
のモータの制御動作例を示す図。
のモータの制御動作例を示す図。
【図3】前記紙幣帯封装置の動作の一例を示す正面略
図。
図。
【図4】従来の紙幣帯封装置を説明する斜視図。
N 紙幣束 22 クランプサポート 23 スライドクランパ 24 リール 28 作動レバー 36 ヒータブロック 42 カッタ M モータ
Claims (5)
- 【請求項1】 帯封テープを送り出しおよび巻戻し可能
に支持するリール手段と、 帯封すべき紙葉束を着脱式にクランプするクランプ手段
と、 前記クランプ手段にクランプされた紙葉束を前記帯封テ
ープに対して回転させ、これにより、前記紙葉束の周囲
に前記帯封テープを巻回する回転巻回手段と、 前記回転巻回手段によって前記紙葉束に巻回された帯封
テープを前記クランプ手段に対して押さえつけて加熱シ
ールするためのヒータブロックと、 前記ヒータブロックによって加熱シールされた帯封テー
プを所定箇所でカットするためのカッタと、 前記ヒータブロックおよびカッタが一体的に取り付けら
れており、前記ヒータブロックおよびカッタが前記帯封
テープに接触して作用する作用位置と、前記ヒータブロ
ックおよびカッタが前記帯封テープから離隔する非作用
位置との間で回動可能な作動レバーとを具備した紙葉帯
封装置。 - 【請求項2】 前記クランプ手段が、少なくともいずれ
か一方が他方に対して移動することによって前記紙葉束
を着脱式にクランプする1対のクランプ部材を含んでお
り、 帯封処理を行う前の待機状態において、前記帯封テープ
の先端部が前記1対のクランプ部材の間に維持されるよ
うになっており、これにより、前記帯封すべき紙葉束
は、該紙葉束と一方の前記クランプ部材との間に前記帯
封テープの先端部が位置するよう前記1対のクランプ部
材の間に挿入され、しかる後、前記帯封テープの先端部
が該紙葉束と前記一方のクランプ部材との間に挟持され
たクランプ状態で、前記回転巻回手段によって前記帯封
テープに対して回転させられる請求項1に記載の紙葉帯
封装置。 - 【請求項3】 帯封テープを送り出しおよび巻戻し可能
に支持するリール手段と、 帯封すべき紙葉束を着脱式にクランプするクランプ手段
と、 前記クランプ手段にクランプされた紙葉束を前記帯封テ
ープに対して回転させ、これにより、前記紙葉束の周囲
に前記帯封テープを巻回する回転巻回手段と、 前記回転巻回手段によって前記紙葉束に巻回された帯封
テープを前記クランプ手段に対して押さえつけて加熱シ
ールするためのヒータブロックと、 前記加熱シールされた帯封テープを所定箇所でカットす
るためのカッタと、 前記ヒータブロックおよびカッタが一体的に取り付けら
れており、前記ヒータブロックおよびカッタが前記帯封
テープに接触して作用する作用位置と、前記ヒータブロ
ックおよびカッタが前記帯封テープから離隔する非作用
位置との間で回動可能な作動レバーと、 前記リール手段に接続されたモータと、 前記帯封テープの所望の緊度に応じて前記リール手段か
ら前記帯封テープを送り出したり前記リール手段に前記
帯封テープを巻戻したりできるよう、前記モータの回転
方向および回転量を制御する制御手段とを具備した紙葉
帯封装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記紙葉束の周囲に前
記帯封テープが所定量巻回された時に、前記帯封テープ
が所望の緊度に応じた量だけ巻き戻されるよう前記モー
タを負方向に駆動するものである請求項3に記載の紙葉
帯封装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記ヒータブロックが
前記帯封テープを押さえつけて加熱シールした時に、前
記帯封テープが前記ヒータブロックとリール手段との間
に緩みを生じるよう前記モータを正方向に駆動し、さら
に、前記カッタが前記作動レバーの回動によって前記緩
みを生じた帯封テープに対して前進した後に、前記帯封
テープが前記緩みを解消しながら巻戻されるよう前記モ
ータを負方向に所定量駆動するものであり、 前記カッタは、前記緩みを解消しながら巻戻される前記
帯封テープのテンションを利用して、前記帯封テープを
カットする請求項4に記載の紙葉帯封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7286856A JPH0999912A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 紙葉帯封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7286856A JPH0999912A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 紙葉帯封装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0999912A true JPH0999912A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17709920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7286856A Pending JPH0999912A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 紙葉帯封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0999912A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009110068A1 (ja) | 2008-03-04 | 2009-09-11 | グローリー株式会社 | 紙幣処理装置 |
| JP2014002533A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Toshiba Corp | 紙葉類処理装置 |
| CN104952146A (zh) * | 2015-06-05 | 2015-09-30 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 卡固结构、暂存机构及自动存取款机 |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP7286856A patent/JPH0999912A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009110068A1 (ja) | 2008-03-04 | 2009-09-11 | グローリー株式会社 | 紙幣処理装置 |
| EP2256699A4 (en) * | 2008-03-04 | 2011-08-10 | Glory Kogyo Kk | APPARATUS FOR MANIPULATING BANKNOTES |
| JP2014002533A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Toshiba Corp | 紙葉類処理装置 |
| US9908649B2 (en) | 2012-06-18 | 2018-03-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Paper sheet processing apparatus |
| CN104952146A (zh) * | 2015-06-05 | 2015-09-30 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 卡固结构、暂存机构及自动存取款机 |
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Legal Events
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050802 |