JPH10101618A - ジアリールカーボネートの製造方法 - Google Patents
ジアリールカーボネートの製造方法Info
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract
ボニル反応させてジアリールカーボネートを製造する方
法において、ジアリールカーボネートを收率よく製造で
きる方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明の課題は、ジアリールオキサレー
トを2B金属の化合物の存在下で加熱して脱カルボニル
反応させることを特徴とするジアリールカーボネートの
製造方法によって達成される。
Description
の製造原料として有用なジアリールカーボネートを製造
する方法に関する。
として、ジアリールオキサレートを脱カルボニル反応さ
せてジアリールカーボネートを生成させる方法が知られ
ているが、この方法は目的のジアリールカーボネートの
收率が著しく低いという問題を有している。例えば、シ
ュウ酸ジフェニル(ジフェニルオキサレート)を蒸留フ
ラスコ中で煮沸して炭酸ジフェニル(ジフェニルカーボ
ネート)を製造する方法〔有機合成協会誌,5,報47
(1948),70〕では、この文献記載の反応式にも
示され、また副生物として単離されているようにフェノ
ールが副生し、更に二酸化炭素も副生して、目的の炭酸
ジフェニルの收率が著しく低くなる。
ート触媒の存在下に50〜150℃で液相で加熱してカ
ーボネートジエステルを製造する方法も提案されている
(USP4544507号公報)。しかし、この方法で
は、記載されている実施例に示されるように、カリウム
フェノラート触媒の存在下でジフェニルオキサレートを
加熱しても、主生成物として得られるものは目的のジフ
ェニルカーボネートではなく原料のジフェニルオキサレ
ートである。このようにジアリールオキサレートの脱カ
ルボニル反応によってジアリールカーボネートを收率よ
く製造できる方法は知られていなかった。
オキサレートを脱カルボニル反応させてジアリールカー
ボネートを製造する方法において、ジアリールカーボネ
ートを收率よく製造できる方法を提供することを課題と
する。
ールオキサレートを2B族金属の化合物の存在下で加熱
して脱カルボニル反応させることを特徴とするジアリー
ルカーボネートの製造方法によって達成される。
ートは次式で示されるジアリールオキサレートの脱カル
ボニル反応によって生成する。
素数1〜12のアルキル基、(b)メトキシ基、エトキ
シ基等の炭素数1〜12のアルコキシ基、(c)ニトロ
基、又は(d)フッ素原子、塩素原子等のハロゲン原子
などを有する置換フェニル基、及び(3)ナフチル基な
どが挙げられる。これらのアリール基の中ではフェニル
基が特に好ましい。
これら異性体としては、例えば、(a)2−(又は3
−、4−)メチルフェニル基、2−(又は3−、4−)
エチルフェニル基等の炭素数1〜12のアルキル基を有
する2−(又は3−、4−)アルキルフェニル基、
(b)2−(又は3−、4−)メトキシフェニル基、2
−(又は3−、4−)エトキシフェニル基等の炭素数1
〜12のアルコキシ基を有する2−(又は3−、4−)
アルコキシフェニル基、(c)2−(又は3−、4−)
ニトロフェニル基、(d)2−(又は3−、4−)フル
オロフェニル基、2−(又は3−、4−)クロロフェニ
ル基等のハロゲン原子を有する2−(又は3−、4−)
ハロフェニル基が挙げられる。
いて、触媒として2B族金属の化合物が使用される。2
B族金属(亜鉛、カドミウムなど)の化合物としては、
2B族金属のカルボン酸塩、ハロゲン化物などが使用さ
れる。2B族金属のカルボン酸塩としては、例えば、ギ
酸亜鉛、酢酸亜鉛、2−エチルヘキサン酸亜鉛、シュウ
酸亜鉛等の亜鉛と炭素数1〜10の脂肪族カルボン酸と
の塩(亜鉛の脂肪族カルボン酸塩)、安息香酸亜鉛等の
亜鉛と炭素数7〜10の芳香族カルボン酸との塩(亜鉛
の芳香族カルボン酸塩)や、酢酸カドミウム等のカドミ
ウムと炭素数1〜10の脂肪族カルボン酸との塩(カド
ミウムの脂肪族カルボン酸塩)、安息香酸カドミウム等
のカドミウムと炭素数7〜10の芳香族カルボン酸との
塩(カドミウムの芳香族カルボン酸塩)が挙げられる。
2B族金属のハロゲン化物としては、例えば、塩化亜
鉛、臭化亜鉛等の亜鉛のハロゲン化物や、塩化カドミウ
ム、臭化カドミウム等のカドミウムのハロゲン化物が挙
げられる。2B族金属の化合物の中では、亜鉛のカルボ
ン酸塩が特に好ましい。
こともできるが、アルミナ、シリカ、シリカアルミナ、
ゼオライト、ケイソウ土、軽石、活性炭等の担体に担持
させて使用することもできる。このとき、2B族金属の
化合物の担持量は、担体に対して2B族金属として通常
0.1〜50重量%、好ましくは0.5〜30重量%で
ある。
のである必要はなく、例えば含浸法、混練法、沈着法、
共沈法、蒸発乾固法、イオン交換法等の通常実施される
方法により、2B族金属のカルボン酸塩、ハロゲン化
物、水酸化物、炭酸塩、硝酸塩及び/又は硫酸塩を担体
に担持させた後、乾燥、焼成する方法によって調製する
ことができる。乾燥は空気中、50〜100℃で、焼成
は空気中、150〜500℃で通常行われる。
型体で使用される。そのサイズは特に限定されるもので
はないが、通常、粉末では20〜100μmφのもの、
粒状では4〜200メッシュのもの、成型体では長さ
0.5〜10mmのものが好適に使用される。
応は、反応器にジアリールオキサレートと2B族金属の
化合物を入れて、該ジアリールオキサレートを、通常1
00〜450℃、特に160〜400℃、更には180
〜350℃で液相で加熱することによって行うことが好
ましい。このとき、前記反応式に従って、ジアリールオ
キサレートからジアリールカーボネートが生成すると共
に、一酸化炭素が発生する。なお、反応圧は通常は常圧
とされるが、特に制限されるものではない。触媒は単独
でもまた2種以上混合して使用しても差し支えなく、そ
の使用量はジアリールオキサレートに対して2B族金属
として通常0.001〜50モル%、好ましくは0.0
1〜20モル%である。また、触媒は通常は反応液に溶
解させて使用されるが、懸濁させて使用しても差し支え
ない。
とされないが、スルホラン、N−メチルピロリドン、ジ
メチルイミダゾリドン等の非プロトン性極性溶媒を適宜
使用することもできる。反応器は特に制限されるもので
はなく、例えば、ガラス製、ステンレス(SUS)製の
反応器を使用することができる。反応後、生成したジア
リールカーボネートは蒸留等により分離精製される。
体的に説明する。なお、ジフェニルカーボネートの收率
(モル%)はジフェニルオキサレートに対して求めた。 実施例1 温度計及び還流冷却管を備えた100ml容のガラス製
フラスコに、ジフェニルオキサレート(24.8mmo
l)と酢酸亜鉛1水和物(1.24mmol)を入れ
て、攪拌下で230℃まで昇温した後、常圧下、この温
度で3時間液相で加熱して脱カルボニル反応を行った。
反応終了後、反応液を室温まで冷却してガスクロマトグ
ラフィー((カラム温度:130〜170℃、注入口温
度:180℃)により分析したところ、ジフェニルカー
ボネートの收率は54.0%であった。なお、分析操作
によるジフェニルオキサレートからのジフェニルカーボ
ネートの生成は認められなかった。
ラスコに、ジフェニルオキサレート(10.0mmo
l)と安息香酸亜鉛(0.5mmol)を入れて、攪拌
下で255℃まで昇温した後、常圧下、この温度で3時
間液相で加熱して脱カルボニル反応を行った。反応終了
後、実施例1と同様に分析を行ったところ、ジフェニル
カーボネートの收率は10.7%であった。
ol)に代えたほかは実施例4と同様に反応と分析を行
った。その結果、ジフェニルカーボネートの收率は8.
5%であった。
l)に代えたほかは実施例4と同様に反応と分析を行っ
た。その結果、ジフェニルカーボネートの收率は9.6
%であった。
様に反応と分析を行った。その結果、ジフェニルカーボ
ネートの生成は認められなかった。
応器にジフェニルオキサレート(20.7mmol)を
入れて容器の空間部をアルゴンガスで置換した後、攪拌
下で330℃まで昇温した。そして、常圧下、この温度
で3時間液相で加熱(煮沸)して脱カルボニル反応を行
った。反応終了後、実施例1と同様に分析を行ったとこ
ろ、ジフェニルカーボネートの收率は4.1%であっ
た。
応器に、ジフェニルオキサレート(20.7mmo
l)、カリウムフェノラート(3.8mmol)及びテ
トラヒドロフラン(5.0g)を入れ、容器の空間部を
アルゴンガスで置換した後、攪拌下で100℃まで昇温
した。そして、この温度で3時間液相で加熱して脱カル
ボニル反応を行った。反応終了後、実施例1と同様に分
析を行ったが、ジフェニルカーボネートの生成は認めら
れなかった。実施例及び比較例の結果を表1に示す。
からジアリールカーボネートを收率よく製造することが
できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ジアリールオキサレートを2B族金属の
化合物の存在下で加熱して脱カルボニル反応させること
を特徴とするジアリールカーボネートの製造方法。 - 【請求項2】 2B族金属の化合物が亜鉛化合物である
ことを特徴とする請求項1記載のジアリールカーボネー
トの製造方法。 - 【請求項3】 2B族金属の化合物が亜鉛のカルボン酸
塩であることを特徴とする請求項1記載のジアリールカ
ーボネートの製造方法。
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| JP25695896A JP3206451B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | ジアリールカーボネートの製造方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP25695896A JP3206451B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | ジアリールカーボネートの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=17299739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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1996
- 1996-09-27 JP JP25695896A patent/JP3206451B2/ja not_active Expired - Lifetime
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