JPH10101800A - アミノ基を有する有機珪素化合物及びその製造方法 - Google Patents

アミノ基を有する有機珪素化合物及びその製造方法

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JPH10101800A
JPH10101800A JP9250726A JP25072697A JPH10101800A JP H10101800 A JPH10101800 A JP H10101800A JP 9250726 A JP9250726 A JP 9250726A JP 25072697 A JP25072697 A JP 25072697A JP H10101800 A JPH10101800 A JP H10101800A
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    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジカル架橋性及び錯生成作用を有する、ア
ミノ基を有する有機珪素化合物を提供する。 【解決手段】 a)式: RaSi(OR1)b(4-a-b)/2 (I) で示されるシロキサン単位及び b)次式: 【化1】 で示される単位の群から選択された、1分子当たり少な
くとも1個の単位を含有し、上記式中、R、R1、a、
b及びcは、請求項1に記載したものを表し、Aは式: −R23 zN(−CR4 2−R5)(2-z) (V) で示される基を表し、A1は式: 【化2】 で示される基を表し、A2は式: 【化3】 で示される基を表し、ここでz、R2、R3、R4及びR5
は請求項1に記載したものを表し、かつ1分子当たり少
なくとも1個の式(II)のシロキサン単位及び式(I
II)及び(IV)の単位の群から選択された1分子当
たり少なくとも1個の単位を有することを条件とする、
アミノ基を有する有機珪素化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応性アミノ基を
有する有機珪素化合物及びその製造に関する。
【0002】
【従来の技術】K.アンドリアノフ・イズフ(Andr
ianov Izv)の論文(Akad.Nauk.S
SSR,Ser.Khim,Heft 2,351−3
56(1968)には、ヒドロシリル化によるイソプロ
ピルジアリルアミン又はトリアリルアミンと1,3−ジ
ヒドロテトラメチルジシラザン又は1,3−ジヒドロテ
トラメチルジシロキサンとの反応が記載されている。こ
の場合反応体は、使用した1,3−ジヒドロテトラメチ
ルジシラザン又は1,3−ジヒドロテトラメチルジシロ
キサン及びイソプロピルジアリルアミン又はトリアリル
アミンに関して少なくとも2:1〜約5:1のモル比で
使用される。使用された1,3−ジヒドロテトラメチル
ジシラザン又は1,3−ジヒドロテトラメチルジシロキ
サンは、1回にはその都度比較的少ない部分(26〜4
4%)が使用されたイソプロピルジアリルアミン又はト
リアリルアミンと反応する。例えばトリアリルアミンと
1,3−ジヒドロテトラメチルジシロキサンとの反応の
場合には、1回に単離可能な化合物としてトリス−[3
−(1′,1′,3′,3′−テトラメチルジシロキ
シ)プロピル]アミンがわずか21%の収率で得られる
が、このものはアリル基ではなく、Si結合水素を有し
ている。
【0003】Du,Zuodong及びYu,Jing
の論文(Hecheng Xiangjiao Gon
gye9(6),388−92(1986))にはN,
N−ビスアリル−γ−アミノプロピル−側鎖を有するシ
リコーンゴムが記載されている。その合成は、トリアリ
ルアミンによる一官能価ヘプタメチルシクロテトラシロ
キサンのヒドロシリル化を介して進行してヘプタメチル
−N,N−ビスアリル−γ−アミノプロピル−シクロテ
トラシロキサンを生成し、このものは開環によって相応
のポリマー(シリコーンゴム)に変えられる。これは、
一官能価ヘプタメチルシクロテトラシロキサン分子構成
要素と他の分子構成要素のトリアリルアミンとの間の反
応であって、架橋反応又は連鎖増成の危険がない。シリ
コーンゴムのこの合成は、ヘプタメチルシクロテトラシ
ロキサンに対するトリアリルアミンのヒドロシリル化の
迂回路を介する二段反応として行われる。
【0004】ヨーロッパ特許第342518号明細書
(1994年11月30日発行、General El
ectric Co.)には、窒素−珪素−化合物の製
造方法が記載されており、この化合物はSi−H−官能
性ポリジオルガノシロキサンに対するオレフィン系アミ
ンのヒドロシリル化によって得られる。この場合にはア
ミン成分としてモノアリルアミンが使用される。
【0005】ドイツ国特許第4344082号明細書
(1994年12月22日発行、Th.Goldsch
midt AG)には、炭素を介して珪素に結合された
第二アミノアルキル基を有するオルガノポリシロキサン
の製造方法が記載されている。この場合には、白金触媒
作用下でのヒドロシリル化によって、1分子当たり唯1
個の二重結合を有する第二アミノアルケンが、Si−H
−を有する有機珪素化合物に付加される。得られた、炭
素を介して珪素に結合された第二アミノアルキル基を有
するオルガノポリシロキサンは次に、場合によっては例
えば環状ポリオルガノシロキサンと平衡されうる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の有機珪素化合物に関する前記諸問題を克服することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、 a)式: RaSi(OR1)b(4-a-b)/2 (I) [式中Rは同じか又は異なっており、場合によりハロゲ
ン原子、アルコキシ基又はヒドロキシキ基によって置換
され、炭素原子1〜18個を有していて、酸素原子で中
断されていてもよい炭化水素残基を表し、R1は酸素原
子によって中断されていてもよい、同じか又は異なるア
ルキル基を表し、aは0、1、2又は3であり、bは
0、1、2又は3であり、この際合計a+bは3以下で
あることを条件とする]で示されるシロキサン単位及び b)次式:
【0008】
【化5】
【0009】[式中、Rは同じか又は異なっていてもよ
くかつ上記のものを表し、cは同じか又は異なっていて
もよくかつ0、1又は2、好ましくは2を表し、Aは
式: −R23 zN(−CR4 2−R5)(2-z) (V) で示される基を表し、A1は式:
【0010】
【化6】
【0011】で示される基を表し、A2は式:
【0012】
【化7】
【0013】で示される基を表し、上記式中、zは0又
は1であり、R2は同じか又は異なっていてもよくかつ
炭素原子2〜8個を有するアルキレン基、式:
【0014】
【化8】
【0015】で示される基を表し、R3は水素原子又は
炭素原子1〜8個を有するアルキル基を表し、R4は水
素原子又は炭素原子1〜8個を有するアルキル基を表
し、R5は式:−CR6=CR6 2、−C≡CR6で示され
る基を表し、ここでR6は同じか又は異なっていてもよ
くかつ水素原子又は炭素原子1〜8個を有するアルキル
基を表す]で示される単位の群から選択された、1分子
当たり少なくとも1個の単位を含有し、この際1分子当
たり少なくとも1個の式(II)のシロキサン単位及び
式(III)及び(IV)の単位の群から選択された、
1分子当たり少なくとも1個の単位を有することを条件
とする、アミノ基を有する有機珪素化合物である。
【0016】本発明の有機珪素化合物は、好ましくは式
(I)、(II)、(III)及び(IV)で示される
単位の他には別の単位を含有していない。
【0017】R基の例は、アルキル基、すなわちメチル
−、エチル−、n−プロピル−、イソ−プロピル−、1
−n−ブチル−、2−n−ブチル−、イソ−ブチル−、
t−ブチル−、n−ペンチル−、イソ−ペンチル−、ネ
オ−ペンチル−、t−ペンチル基、ヘキシル基例えばn
−ヘキシル基、ヘプチル基例えばn−ヘプチル基、オク
チル基例えばn−オクチル基及びイソ−オクチル基例え
ば2,2,4−トリメチルペンチル基、ノニル基例えば
n−ノニル基、デシル基例えばn−デシル基、ドデシル
基例えばn−ドデシル基、オクタデシル基例えばn−オ
クタデシル基、シクロアルキル基例えばシクロペンチル
−、シクロヘキシル−、シクロヘプチル基及びメチルシ
クロヘキシル基、アルケニル基例えばビニル−、アリル
−及び2−プロペニル基、アルキニル基例えばプロパル
ギル基、アリール基例えばフェニル−、ナフチル−、ア
ントリル−及びフェナントリル基、アルカリル基例えば
o−、m−、p−トルイル基、キシリル基及びエチルフ
ェニル基、及びアラルキル基例えばベンジル基、α−及
びβ−フェニルエチル基である。
【0018】置換された炭化水素残基Rの例は、ハロゲ
ンアルキル基、例えば3,3,3−トリフルオロ−n−
プロピル基、2,2,2,2′,2′,2′−ヘキサフ
ルオロイソプロピル基及びヘプタフルオロイソプロピル
基、及びハロゲンアリール基、例えばo−、m−及びp
−クロロフェニル基、ならびに式: −R7−[OCH2CH2]o−[OCH(CH3)CH2]p−[O(CH2)4]q−OR8 (VIII) で示される基であり、前記式中、R7は炭素原子1〜8
個を有するアルキレン基、アリーレン基又はアラルキレ
ン基を表し、R8は水素原子、炭素原子1〜22個を有
するアルキル基又は式−CO−R9(R9は炭素原子1〜
8個を有するアルキル基である)を表し、oは0又は1
〜100の整数、好ましくは0又は3〜35の整数であ
り、pは0又は1〜100の整数、好ましくは0又は3
〜35の整数であり、qは0又は1〜100の整数、好
ましくは0又は3〜35の整数であり、但し合計o+p
+q>0である。
【0019】R基は好ましくはメチル−、エチル−、プ
ロピル−、ブチル−、シクロヘキシル−又はビニル基で
あり、特にメチル基が好ましい。
【0020】R7基の例は、線状の又は枝分かれアルキ
レン基、例えばメチレン−、1,2−エチレン−、1,
3−プロピレン−及び1,2−プロピレン基であり、好
ましくは1,3−プロピレン−及び1,2−プロピレン
基であり、特に好ましくは1,3−プロピレン基であ
る。
【0021】R8基の例は、水素原子及びR基について
挙げた、アルキル基の例であり、好ましくは水素原子、
メチル−及びn−ブチル基であり、特に好ましくは水素
原子及びメチル基である。
【0022】R9基の例は、炭素原子1〜8個を有する
アルキル基に等しいR基について挙げた例であり、好ま
しくはメチル基である。
【0023】式(VIII)で示されるR基の例は以下
の通りである:−(CH2)3−(OCH2CH2)3−OC
3、−(CH2)3−(OCH2CH2)6−OCH3、−(CH
2)3−(OCH2CH2)35−OCH3、−(CH2)3−(OC
H(CH3)CH2)3−OCH3、−(CH2)3−(OCH(C
3)CH2)6−OCH3、−(CH2)3−(OCH(CH3)C
2)35−OCH3、−(CH2)3−(OCH2CH2)3−(O
CH(CH3)CH2)3−OCH3、−(CH2)3−(OCH2
CH2)6−(OCH(CH3)CH2)6−OCH3、−(CH2)
3−(OCH2CH2)35−(OCH(CH3)CH2)35−OC
3、−(CH2)3−(OCH2CH2)3−OH、−(CH2)3
−(OCH2CH2)6−OH、−(CH2)3−(OCH2
2)35−OH、−(CH2)3−(OCH(CH3)CH2)3
OH、−(CH2)3−(OCH(CH3)CH2)6−OH、−
(CH2)3−(OCH(CH3)CH2)35−OH、−(CH2)3
−(OCH2CH2)3−(OCH(CH3)CH2)3−OH、−
(CH2)3−(OCH2CH2)6−(OCH(CH3)CH2)6
OH、−(CH2)3−(OCH2CH2)35−(OCH(CH3)
CH2)35−OH、−(CH2)3−(OCH2CH2)18−(O
(CH2)4)18−OH。
【0024】R1基の例は、アルキル基に等しいR基に
ついて挙げた例及びメトキシエチル−及びエトキシエチ
ル基であり、R1基は好ましくは炭素原子1〜4個を有
していて、酸素原子によって中断されていてもよいアル
キル基であり、特に好ましくはメチル−及びエチル基で
ある。
【0025】R2基の例は、線状又は枝分かれアルキレ
ン基、例えば1,2−エチレン−、1,3−プロピレン
−、1,2−プロピレン−、1,3−(2−メチルプロ
ピレン)−及びジメチルメチレン基ならびに−CH2
CH=CH−及び−C(CH3)=CH−である。
【0026】R2基は好ましくは1,3−プロピレン−
及び1,2−プロピレン基ならびに−CH2−CH=C
H−であり、特に好ましくは1,3−プロピレン基であ
る。
【0027】R3基、R4基及びR6基の例は、相互に独
立的に、水素原子及びR基について挙げた、炭素原子1
〜8個を有する線状及び枝分かれアルキル基の例であ
る。
【0028】R3基は好ましくはメチル−、エチル−及
びシクロヘキシル基である。
【0029】R4基は好ましくは水素原子、メチル−及
びエチル基であり、特に好ましくは水素原子である。
【0030】R6基は好ましくは水素原子、メチル−及
びエチル基であり、特に好ましくは水素原子である。
【0031】R5基の例は、−CH=CH2、−C(C
3)=CH2、−C≡CH、−C≡C−CH3、−C≡C
−C25、−CH=CH−CH3、−CH=C(CH3)2
であり、好ましくは−CH=CH2及び−C≡CHであ
り、特に好ましくは−CH=CH2である。
【0032】A基の例は、−(CH2)3−NH−CH2
H=CH2、−(CH2)3−N−(CH2CH=CH2)2、−
(CH2−CH(CH3)−CH2)−NH−CH2C(CH3)
=CH2、−(CH2−CH(CH3)−CH2)−N−(CH2
C(CH3)=CH2)2、−(CH2)3−NH−CH2C≡C
H及び−(CH2)3−N−(CH2C≡CH)2である。
【0033】A1基の例は、−(CH2)3−NH−(CH2)
3−、−CH=CH−CH2−NH−CH2CH=CH
−、CH2=CH−CH2−N−(CH2CH2CH2−)2
(−CH=CH−CH2)2−N−CH2C≡CH、HN−
(CH2CH(CH3)CH2−)2及びCH2=C(CH3)−C
2−N(CH2CH(CH3)CH2−)2である。
【0034】A2基の例は、N−(CH2CH2CH
2−)3、N−(CH2CH=CH−)3及びN−(CH2CH
(CH3)CH2−)3である。
【0035】本発明のアミノ基を有する有機珪素化合物
の例は、次の単位から構成されているようなものであ
る:
【0036】
【化9】
【0037】
【化10】
【0038】
【化11】
【0039】本発明のアミノ基を有する有機珪素化合物
は、好ましくは0.003〜6のアミン価を有してお
り、アミン価は、物質1gの中和に必要な1−n−HC
l 1mlの数に等しい。
【0040】本発明のアミノ基を有する有機珪素化合物
は、好ましくは500〜1000000g/モル、特に
好ましくは5000〜150000g/モルの平均分子
量を有する。
【0041】本発明のアミノ基を有する有機珪素化合物
は、有利には25℃で10〜1000000mm2
s、好ましくは20〜100000mm2/sの粘度を
有する。
【0042】本発明のアミノ基を有する有機珪素化合物
は、好ましくは a)式: R2SiO (I′) で示されるシロキサン単位、 b)式: AR2SiO1/2 (II′) で示される、1分子当たり少なくとも2個のシロキサン
単位及び式: O1/22SiA12SiO1/2 (III′) で示される、1分子当たり少なくとも1個の単位[前記
式中A、A1及びRはこれらに関する上記のものを表
す]を含有するようなものである。
【0043】本発明のアミノ基を有する有機珪素化合物
は、特に好ましくは、式(I′)、(II′)及び(I
II′)の単位から成るようなもの、特に次の構造式:
【0044】
【化12】
【0045】で示されるようなものである。
【0046】本発明の他の対象は、本発明のアミノ基を
有する有機珪素化合物の製造方法であり、その特徴とす
るところは、一般式: Hde(OR1)fSiO( -e-d-f)/2 (IX) [式中、R及びR1はこれらに関する上記のものを表
し、dは0又は1、平均で0.01〜1であり、eは
0、1、2又は3であり、fは0、1、2又は3であ
り、但し合計d+e+f≦3である]で示される単位か
ら成る有機珪素化合物(少なくとも1個のSi結合水素
原子を有する)を、脂肪族炭素−炭素−多重結合へのS
i結合水素の付加を促進する触媒の存在で、一般式: R3 zN(−CR4 2−R5)(3-z) (X) [式中R3、R4、R5及びzは上記のものを表す]で示
されるアミンと反応させることである。
【0047】式(IX)の単位から成り、少なくとも1
個のSi結合水素を有する、本発明により使用される有
機珪素化合物は、好ましくは少なくとも0.04重量
%、特に好ましくは0.1〜1.6重量%のSi結合水
素を含有している。
【0048】式(IX)の単位から成り、少なくとも1
個のSi結合水素を有する、本発明により使用される有
機珪素化合物は、25℃で好ましくは5〜20000m
2/s、特に好ましくは10〜50000mm2/s、
特に10〜2000mm2/sの平均粘度を有する。
【0049】本発明方法の場合、1分子当たり少なくと
も1個のSi結合水素原子を有する有機珪素化合物とし
て、好ましくは式: Hg3-gSiO(SiR2O)r(SiRHO)sSiR3-gg (XI) で示されるようなものを使用する。前記式中、Rはこれ
に関する上記のものを表し、gは0又は1であり、rは
0又は1〜1500の整数、好ましくは1〜500であ
り、sは0又は1〜200の整数、好ましくは1〜10
0であり、この際該有機珪素化合物は1分子当たり少な
くとも1個のSi結合水素原子を有しかつr単位−(S
iR2O)−及びs単位−(SiRHO)−は分子中に任意
に配置されていてもよいことを条件とする。
【0050】1分子当たり少なくとも1個のSi結合水
素原子を有する本発明により使用される有機珪素化合物
の例は、0.1〜1.6重量%のSi結合水素を含有す
るα,ω−トリメチルシリルを末端基とするジメチル−
/メチル水素ポリシロキサン、α,ω−ジメチル水素シ
リルを末端基とするジメチルポリシロキサン、α,ω−
ジメチル水素シリルを末端基とするジメチル−/メチル
水素ポリシロキサンである。
【0051】少なくとも1個のSi結合水素原子を有す
る本発明により使用される有機珪素化合物は、市販製品
であるか又は珪素化学において公知の方法により製造す
ることができる。
【0052】本発明により使用される、式(X)のアミ
ンの例は、ジアリルアミン、トリアリルアミン、ジプロ
パルギルアミン、トリプロパルギルアミン、トリ−(2
−メタリル)−アミン、ジ−(2−メタリル)−アミ
ン、ジ−(2−ブテニル)アミン、トリ−(2−ブテニ
ル)アミン、メチル−ジアリルアミン、エチル−ジアリ
ルアミン、メチル−ジプロパルギルアミン及びエチル−
ジプロパルギルアミンである。
【0053】本発明により使用される、式(X)のアミ
ンは、好ましくはジアリルアミン、トリアリルアミン、
ジプロパルギルアミン、トリプロパルギルアミン、トリ
−(2−メタリル)−アミン及びメチルジアリルアミン
であり、特に好ましくはジアリルアミン及びトリアリル
アミンである。
【0054】本発明により使用される式(X)のアミン
は、市販製品であるか又は有機化学において公知の方法
で製造することができる。
【0055】本発明方法の場合、式(X)のアミンは好
ましくは、式(IX)の単位から成る有機珪素化合物中
にSi結合水素1グラム原子当たり1.1〜30モル、
好ましくは1.5〜20モルのアミンが存在するような
量で使用する。
【0056】脂肪族多重結合へのSi結合水素の付加を
促進する触媒としては、本発明方法の場合にも、従来に
も脂肪族多重結合へのSi結合水素の付加を促進するた
めに使用することができた、同一の触媒を使用すること
ができる。このような触媒は好ましくは白金金属の群か
らの金属又は白金金属の群からの化合物又は錯体であ
る。このような触媒の例は、二酸化ケイ素、酸化アルミ
ニウム又は活性炭のような担体上に存在していてもよい
微細な金属白金、白金の化合物又は錯体、例えばハロゲ
ン化白金、例えばPtCl4、H2PtCl6・6H2O、
Na2PtCl6・4H2O、白金−オレフィン−錯体、白
金−アルコール−錯体、白金−アルコラート−錯体、白
金−エーテル−錯体、白金−アルデヒド−錯体、白金−
ケトン−錯体、ならびにH2PtCl6・6H2O及びシク
ロヘキサノンからの反応生成物、白金−ビニルシロキサ
ン錯体、例えば無機的に結合された検出可能なハロゲン
を含有するか又は含有しない白金−1,3−ジビニル−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン−錯体、ビ
ス−(γ−ピコリン)−白金二塩化物、トリメチレンジ
ピリジン白金二塩化物、ジシクロペンタジエン白金二塩
化物、ジメチルスルホキシドエチレン白金(II)二塩
化物、シクロオクタジエン−白金二塩化物、ノルボルナ
ジエン−白金二塩化物、γ−ピコリン−白金二塩化物、
シクロペンタジエン−白金二塩化物、ならびに四塩化白
金とオレフィン及び第一アミン又は第二アミン又は第一
アミン及び第二アミンとの反応生成物(米国特許第42
92434号明細書)、例えば1−オクテン中に溶解さ
れた四塩化白金とs−ブチルアミンとの反応生成物、又
はヨーロッパ特許第110370号明細書によるアンモ
ニウム−白金錯体である。またヒドロシリル化を促進す
る触媒としては、ロジウムの化合物及び錯体、例えばヨ
ーロッパ特許公開第476426号明細書によるロジウ
ム錯体も使用することができる。
【0057】本発明方法の場合、触媒は好ましくは2〜
300重量ppm(100万重量部当たりの重量部)、
特に好ましくは5〜100重量ppmの量で使用する。
これらの量はそれぞれ元素の白金として計算しかつ使用
した式(X)のアミン及びSi結合水素を有していて、
式(IX)の単位から成る有機珪素化合物の全重量を基
準としている。
【0058】本発明の方法は、好ましくは環境大気の圧
力で、つまり900〜1100hPaで行う。しかしま
たより高い圧力又はより低い圧力でも行うことができ
る。
【0059】本発明の方法は、好ましくは70〜150
℃、特に100〜130℃の温度で実施する。
【0060】本発明方法の場合、本発明の反応に対して
不活性の有機溶剤を併用してもよいが、それは有利では
ない。
【0061】このような不活性の有機溶剤の例は、トル
エン、キシレン、イソホロン、オクタン異性体、酢酸ブ
チル及びイソプロパノールである。
【0062】本発明の反応の終了後には、得られたアミ
ノ基を有する有機珪素化合物を公知法により、例えば過
剰のアミン及び場合により併用した有機溶剤を、好まし
くは蒸留によって除去することによって単離することが
できる。
【0063】本発明方法は、実施が簡単でありかつ極め
て高い反応率、好ましくは完全な反応率が得られるとい
う利点を有する。本発明方法はさらに反応(実施)の簡
単性にも拘わらず、脂肪族不飽和残基の量、粘度及び式
(II)、(III)及び(IV)のシロキサン単位の
量を意識的に調節することができるという利点も有す
る。
【0064】さらに本発明の方法は、少なくとも1個の
Si結合水素を有する有機珪素化合物が、比較的低い温
度で、アミンに残存する他の脂肪族不飽和基による架橋
又はゲル化の危険なしに、短い反応時間に伴うポリマー
と同様な触媒の抑制なしにかつ変色なしに、アミンと反
応されるという利点も有する。
【0065】所望ならば、本発明方法により得られたア
ミノ基を有する有機珪素化合物は、好ましくは、末端の
トリオルガノシロキシ基を有する線状オルガノポリシロ
キサン、末端ヒドロキシル基を有する線状オルガノポリ
シロキサン、環状オルガノポリシロキサン及びジオルガ
ノシロキサン−及びモノオルガノシロキサン単位から成
る共重合体から成る群から選択されたオルガノポリシロ
キサン(1)と平衡させることができ、これによって例
えば所望の分子量の調節ならびに分子中のアミノ基の適
確な配置が可能になる。
【0066】好ましくは、末端トリオルガノシロキシ基
を有する線状オルガノポリシロキサンとしては、式: R10 3SiO(SiR10 2O)uSiR10 3 (XII) で示されるようなものを使用し、末端ヒドロキシル基を
有する線状オルガノポリシロキサンとしては、式: HO(SiR10 2O)vH (XIII) で示されるようなものを使用し、環状オルガノポリシロ
キサンとしては、式: (SiR10 2O)t (XIV) で示されるようなものを使用し、共重合体としては、
式: R10 3SiO1/2、R10 2SiO、R10SiO3/2 で示される単位から成るものを使用する。前記式中、R
10はそれぞれ同じか又は異なっていてもよくかつRに関
する上記のものを表し、uは0又は1〜1500の整数
であり、vは0又は1〜1500の整数であり、tは3
〜12の値の整数である。
【0067】場合によって行われる平衡の場合に使用さ
れるオルガノポリシロキサン(1)と本発明により製造
されたアミノ基を有するオルガノポリシロキサンとの量
割合は、場合により行われる平衡の際に製造されるオル
ガノポリシロキサン中の所望のアミノ基の量及び所望の
平均鎖長によってのみ特定される。
【0068】場合により行われる平衡の場合には、好ま
しくは、平衡を促進する塩基性触媒を使用する。このよ
うな触媒の例は、ベンジルトリメチルアンモニウム水酸
化物、テトラメチルアンモニウム水酸化物、メタノール
性溶液中のアルカリ金属水酸化物及びアルカリ土類金属
水酸化物ならびにシラノラート(Silanolat
e)である。この場合アルカリ金属水酸化物が有利であ
り、このものは使用された有機珪素化合物の全重量に対
して好ましくは50〜10000重量ppm(100万
部当たりの部)、特に500〜2000重量ppmの量
で使用される。
【0069】場合により行う平衡は、好ましくは80〜
150℃及び環境大気の圧力、従って900〜1100
hPaで行う。しかしまたより高い圧力又はより低い圧
力でも行うこともできる。
【0070】平衡は、所望ならば、水と混合不能な溶
剤、例えばトルエン中で行ってもよい。しかしそれは有
利ではない。しかしこのような有機溶剤を使用する場合
には、使用した有機珪素化合物の全重量に対して5〜2
0重量%の量が好ましい。
【0071】本発明の平衡の際に得られる混合物の後処
理前に、触媒を不活性にすることができる。
【0072】本発明の又は本発明により製造されたアミ
ノ基を有する有機珪素化合物は、無臭かつ透明であると
いう利点を有する。
【0073】さらに、本発明の又は本発明により製造さ
れたアミノ基を有する有機珪素化合物は、Si結合水素
を有する化合物で架橋されうるという利点を有する。
【0074】本発明の又は本発明により製造された有機
珪素化合物は、ラジカル架橋されうるという利点を有す
る。
【0075】さらに、本発明の又は本発明により製造さ
れたアミノ基を有する有機珪素化合物は、配位子として
遷移金属に対して錯生成物に作用するという利点を有す
る。
【0076】本発明の又は本発明により製造されたアミ
ノ基を有する有機珪素化合物は、従来もアミノ基又は脂
肪族不飽和基を有する有機珪素化合物が使用されたすべ
ての目的のために使用することができる、例えば織物仕
上げ、繊維処理、じゅうたん、皮革仕上げ及びいわゆる
つや出し用に、また紙塗被のような付加架橋可能な系及
びゴム中で使用することができる。
【0077】すなわち、本発明の又は本発明により製造
される有機珪素化合物は、あらゆる種類の有機繊維、例
えば木綿及び/又は合成繊維から成る織物又は皮革の処
理のために、例えば組成物、特にエマルジョンで使用す
ることができる。このような本発明の組成物は大抵、場
合により所望される柔軟触感(Weichgriff)
を有する上記材料の親水性の永久仕上げをもたらす。
【0078】本発明の又は本発明により製造された有機
珪素化合物は、織物仕上げにおいて使用する場合には、
該化合物を用いて仕上げた織物が小さい黄変性、極めて
高い親水性及び極めて良好な柔軟触感を示すという利点
を有する。
【0079】また本発明の又は本発明により製造された
有機珪素化合物は、付加架橋系におけるポリマー促進剤
として使用することもできる。該化合物はこの系の架橋
を加速し、こうして可使時間を下げる。
【0080】次の実施例において部及びパーセントのす
べての数値は、他の記載がない限り、重量部及び重量%
を示す。次の実施例は、他に記載がない限り、環境大気
の圧力、つまり約1000hPaで、室温、つまり約2
0℃又は反応成分を一緒に室温で供給する際にはさらに
加熱又は冷却せずに調節される温度で実施する。実施例
中に記載したすべての粘度の数値は25℃の温度を基準
にしている。
【0081】次の実施例においては沃素価としては、脂
肪族多重結合への付加の際に消費された、使用した被検
物質100g当たりの沃素量(g)が与える数値を示
す。
【0082】
【実施例】 例1 トリアリルアミン21.9g(0.160モル)を窒素
不活性化の下で予め装入し、120℃に加熱する。この
温度でイソブチルメチルケトン中のアセチルアセトニル
−シクロオクテニル−白金(II)−アセチルアセトネ
ート−触媒465μl(白金50ppm)を加える。次
に60分の間粘度3.5mm2/sを有するα,ω−二
水素ポリジメチルシロキサン60.0g(Si−H
0.159モル)を加え、この反応混合物を120℃の
温度で3時間還流撹拌する。次に110℃及び5ミリバ
ールの圧力で揮発成分の分離を行う。冷却及び引き続く
濾過後に粘度75mm2/s及び沃素価81.38を有
する帯黄色油状物を得る。収率は96.9%である。
【0083】例2 トリアリルアミン43.7g(0.320モル)を窒素
不活性化下で予め装入し、120℃に加熱する。この温
度でイソブチルメチルケトン中のアセチルアセトニル−
シクロオクテニル−白金(II)−アセチルアセトネー
ト−触媒537μl(白金50ppm)を加える。次に
60分間粘度8.3mm2/sを有するα,ω−二水素
ポリジメチルシロキサン50.0g(Si−H 0.0
91モル)を加え、この混合物を120℃の温度で7時
間還流撹拌する。次に110℃及び5ミリバールの圧力
で揮発成分の分離を行う。冷却及び引き続く濾過後に粘
度30mm2/s及び沃素価71.63を有する帯黄色
油状物が得られる。収率は93.0%である。
【0084】例3 トリアリルアミン4.48g(0.032モル)を、窒
素不活性化下にトルエン10.0g中に予め入れ、12
0℃に加熱する。この温度でイソプロパノール中のヘキ
サクロロ白金酸−触媒44μl(白金50ppm)を加
える。次に60分の間に粘度67.0mm2/sを有す
るα,ω−二水素ポリジメチルシロキサン64.0g
(Si−H 0.032モル)を加え、この反応混合物
を120℃の温度で10時間還流撹拌する。次に110
℃及び5ミリバールの圧力で揮発成分の分離を行う。冷
却及び引き続く濾過後に、粘度304mm2/s及び沃
素価14.84を有する帯黄色油状物が得られる。収率
は91.1%である。
【0085】例4 トリアリルアミン4.48g(0.032モル)を窒素
不活性下に予め装入し、120℃に加熱する。この温度
でイソブチルメチルケトン中のアセチルアセトニル−シ
クロオクテニル−白金(II)−アセチルアセトネート
−触媒430μl(白金50ppm)を加える。次に6
0分間に粘度67.0mm2/sを有するα,ω−二水
素ポリジメチルシロキサン64.0g(Si−H 0.
032モル)を加え、この反応混合物を120℃の温度
で2時間撹拌する。次に110℃及び5ミリバールの圧
力で揮発成分の分離を行う。冷却及び引き続く濾過後
に、粘度400mm2/s及び沃素価15.89を有す
る帯黄色油状物が得られる。収率は97.0%である。
【0086】例5 トリアリルアミン4.48g(0.032モル)及び粘
度67.0mm2/sを有するα,ω−二水素ポリジメ
チルシロキサン64.0g(Si−H 0.032モ
ル)を窒素不活性化下に予め装入し、120℃に加熱す
る。この温度でイソプロパノール中のヘキサクロロ白金
酸−触媒44μl(白金50ppm)を加える。次に反
応混合物を120℃の温度で10時間撹拌する。次に1
10℃及び5ミリバールの圧力で揮発成分の分離を行
う。冷却及び引き続く濾過後に粘度351mm2/s及
び沃素価15.13を有する帯黄色油状物が得られる。
収率は94.2%である。
【0087】例6 トリアリルアミン65.49g(0.477モル)を窒
素不活性化下に予め装入し、120℃に加熱する。この
温度でイソブチルメチルケトン中のアセチルアセトニル
シクロオクテニル−白金(II)−アセチルアセトネー
ト−触媒3384μl(白金50ppm)を加える。次
に60分の間に粘度171.0mm2/sを有するα,
ω−二水素ポリジメチルシロキサン530.0g(Si
−H 0.136モル)を加え、この反応混合物を12
0℃の温度で10時間撹拌する。次に110℃及び5ミ
リバールの圧力で揮発成分の分離を行う。冷却及び引き
続く濾過後に、粘度311mm2/s及び沃素価13.
40を有する帯黄色油状物が得られる。収率は94.2
%である。
【0088】例7 トリアリルアミン32.93g(0.240モル)を窒
素不活性化下に予め装入し、120℃に加熱する。この
温度でトルエン中のトリス−(トリフェニルホスフィ
ン)−ロジウム(I)−塩化物−触媒1114μl(ロ
ジウム50ppm)を加える。次に60分の間に粘度6
7.0mm2/sを有するα,ω−二水素ポリジメチル
シロキサン64.0g(Si−H 0.032モル)を
加え、この反応混合物を120℃の温度で3時間撹拌す
る。次に110℃及び5ミリバールの圧力で揮発成分の
分離を行う。冷却及び引き続く濾過後に、粘度148m
2/s及び沃素価25.32を有する帯黄色油状物が
得られる。収率は98.4%である。
【0089】例8 第1段階 粘度11.6mm2/sを有するアリル化ポリグリコー
ル(6個のエトキシ基を末端基とするメチル又はアリ
ル)6.54g(0.019モル)、粘度675mm2
/sを有する平均鎖長210の、α,ω−トリメチルシ
リルを末端基とするジメチル/メチル水素ポリシロキサ
ン90.0g(Si−H 0.039モル)を、n−酢
酸ブチル9.8g中に予め入れ、100℃でイソプロパ
ノール中のヘキサクロロ白金酸−触媒25μl(白金2
0ppm)を加える。この反応混合物を100℃の温度
で4時間撹拌する。沃素価は25.32であり、反応率
は45.3%である。
【0090】第2段階 トリアリルアミン5.20g(0.038モル)を窒素
不活性化下に予め装入し、120℃に加熱する。この温
度でイソブチルメチルケトン中のアセチルアセトニル−
シクロオクテニル−白金(II)−アセチルアセトネー
ト−触媒522μl(白金50ppm)を加える。次に
60分間に第1段階からの反応溶液を加える。この反応
混合物を120℃の温度で5時間撹拌する。次に揮発性
成分の分離を110℃及び5ミリバールの圧力で行う。
冷却及び引き続く濾過後に、粘度1800mm2/sを
有する帯黄色油状物が得られる。収率は95%である。
【0091】例9 ジアリルアミン3.825g(39.37mモル)を予
め装入し、窒素不活性化下に120℃に加熱する。この
温度でメチル−イソ−ブチルケトン中のアセチルアセト
ニル−シクロオクテニル−白金(II)−アセチルアセ
トネート−触媒475ml(白金50ppm)を加え
る。次に60分の間にα,ω−末端水素基を有する粘度
67.0mm2/sのポリジメチルシロキサン80g
(39.36ミリモル)を加え、この反応混合物を12
0℃の温度で32時間還流撹拌する。次に低分子の揮発
性成分の分離を110℃及び5ミリバールの圧力で行
う。冷却及び引き続く濾過後に、粘度366mm2
s、沃素価29.9及びアミン価0.43を有する帯黄
色油状物が得られる。収率は95.8%である。
【0092】例10 ジプロパルギルアミン3.666g(39.37ミリモ
ル)を予め装入し、窒素不活性化下に120℃に加熱す
る。この温度でメチル−イソ−ブチルケトン中のアセチ
ルアセトニルシクロオクテニル−白金(II)−アセチ
ルアセトネート−触媒475ml(白金50ppm)を
加える。次に60分の間に粘度67.0mm2/sの
α,ω−末端水素基を有するポリジメチルシロキサン8
0g(39.36mモル)を加え、この反応混合物を1
20℃の温度で35時間還流撹拌する。次に低分子の揮
発性成分の分離を110℃及び5ミリバールの圧力で行
う。冷却及び引き続く濾過後に、粘度372mm2
s、沃素価28.5及びアミン価0.38を有する帯黄
色油状物が得られる。収率は95.4%である。
【0093】例11 トリプロパルギルアミン5.164g(39.37ミリ
モル)を予め装入し、窒素不活性下に120℃に加熱す
る。この温度でメチル−イソ−ブチルケトン中のアセチ
ルアセトニルシクロオクテニル−白金(II)−アセチ
ルアセトネート−触媒484ml(白金50ppm)を
加える。次に60分の間に粘度67.0mm2/sの
α,ω−末端水素基を有するポリジメチルシロキサン8
0g(39.36ミリモル)を加え、この反応混合物を
120℃の温度で32時間還流撹拌する。次に低分子の
揮発性成分の分離を110℃及び5ミリバールの圧力で
行う。冷却及び引き続く濾過後に、粘度390mm2
s、沃素価22.5及びアミン価0.40を有する帯黄
色油状物が得られる。収率は94.2%である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨッヘン ダウト ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン トレ ープニッツァーシュトラーセ 16 (72)発明者 イェルク プフィスター ドイツ連邦共和国 クレーフェルト シュ ピネライシュトラーセ 86 (72)発明者 ベルンヴァルト ドイプツァー ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン フィ ルコフシュトラーセ 14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)式: RaSi(OR1)b(4-a-b)/2 (I) [式中Rは同じか又は異なっており、場合によりハロゲ
    ン原子、アルコキシ基又はヒドロキシキ基によって置換
    され、炭素原子1〜18個を有していて、酸素原子で中
    断されていてもよい炭化水素残基を表し、 R1は酸素原子によって中断されていてもよい、同じか
    又は異なるアルキル基を表し、 aは0、1、2又は3であり、 bは0、1、2又は3であり、この際合計a+bは3以
    下であることを条件とする]で示されるシロキサン単位
    及び b)次式: 【化1】 [式中、 Rは同じか又は異なっていてもよくかつ上記のものを表
    し、 cは同じか又は異なっていてもよくかつ0、1又は2を
    表し、 Aは式: −R23 zN(−CR4 2−R5)(2-z) (V) で示される基を表し、 A1は式: 【化2】 で示される基を表し、 A2は式: 【化3】 で示される基を表し、上記式中、 zは0又は1であり、 R2は同じか又は異なっていてもよくかつ炭素原子2〜
    8個を有するアルキレン基、式: 【化4】 で示される基を表し、 R3は水素原子又は炭素原子1〜8個を有するアルキル
    基を表し、 R4は水素原子又は炭素原子1〜8個を有するアルキル
    基を表し、 R5は式:−CR6=CR6 2、−C≡CR6で示される基
    を表し、ここでR6は同じか又は異なっていてもよくか
    つ水素原子又は炭素原子1〜8個を有するアルキル基を
    表す]で示される単位の群から選択された、1分子当た
    り少なくとも1個の単位を含有し、この際1分子当たり
    少なくとも1個の式(II)のシロキサン単位及び式
    (III)及び(IV)の単位の群から選択された、1
    分子当たり少なくとも1個の単位を有することを条件と
    する、アミノ基を有する有機珪素化合物。
  2. 【請求項2】 該化合物が a)式: R2SiO (I′) で示されるシロキサン単位、 b)式: AR2SiO1/2 (II′) で示される、1分子当たり少なくとも2個のシロキサン
    単位及び式: O1/22SiA12SiO1/2 (III′) で示される、1分子当たり少なくとも1個の単位を含有
    し、A、A1及びRが上記のものを表すような化合物で
    ある、請求項1記載のアミノ基を有する有機珪素化合
    物。
  3. 【請求項3】 該化合物が、式(I′)、(II′)及
    び(III′)で示される単位から成るようなものであ
    る、請求項1又は2記載のアミノ基を有する有機珪素化
    合物。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項記載のアミノ基を有する有機珪素化合物を製造するに
    当たり、一般式: Hde(OR1)fSiO(4-e-d-f)/2 (IX) [式中、 R及びR1はこれに関する前記のものを表し、 dは0又は1、平均で0.01〜1であり、 eは0、1、2又は3であり、 fは0、1、2又は3であり、この際合計d+e+f≦
    3である]で示される単位から成る有機珪素化合物(少
    なくとも1個のSi結合水素原子を有する)を、一般
    式: R3 zN(−CR4 2−R5)(3-z) (X) [式中R3、R4、R5及びzは上記のものを表す]で示
    されるアミンと、脂肪族炭素−炭素多重結合へのSi結
    合水素の付加を促進する触媒の存在で反応させることを
    特徴とする、アミノ基を有する珪素化合物の製造方法。
  5. 【請求項5】 式(IX)の単位から成る有機珪素化合
    物として、式: Hg3-gSiO(SiR2O)r(SiRHO)sSiR3-gg (XI) [式中、 Rはこれに関する上記のものを表し、 gは0又は1であり、 rは0又は1〜1500の整数であり、 sは0又は1〜200の整数である]で示されるような
    ものを使用し、この際該有機珪素化合物が1分子当たり
    少なくとも1個のSi結合水素原子を有しかつr単位−
    (SiR2O)−及びs単位−(SiRHO)−が任意に分
    子中に配置されていてもよいことを条件とする、請求項
    4記載の方法。
  6. 【請求項6】 式(X)のアミンを、式(IX)の単位
    から成る有機珪素化合物中のSi結合水素1グラム原子
    当たり1.1〜30モル、好ましくは1.5〜20モル
    のアミンが存在するような量で使用する、請求項4又は
    5記載の方法。
  7. 【請求項7】 一般式(IX)の単位から成る有機珪素
    化合物(但し合計d+e+f≦3でありかつ少なくとも
    1個のSi結合水素原子を有することを条件とする)
    を、脂肪族炭素−炭素−多重結合へのSi結合水素の付
    加を促進する触媒の存在で一般式(X)のアミンと反応
    させ、このようにして得られたアミノ基を有する有機珪
    素化合物をオルガノポリシロキサン(1)と平衡させ
    る、請求項4から6までのいずれか1項記載の方法。
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