JPH10101839A - 発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法。 - Google Patents
発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法。Info
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- JPH10101839A JPH10101839A JP26172496A JP26172496A JPH10101839A JP H10101839 A JPH10101839 A JP H10101839A JP 26172496 A JP26172496 A JP 26172496A JP 26172496 A JP26172496 A JP 26172496A JP H10101839 A JPH10101839 A JP H10101839A
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- acrylate
- methacrylate
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- expandable styrene
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発泡させた時に均一微細なセル構造を形成し
得る発泡性スチレン系樹脂粒子を製造する。 【解決手段】 スチレン系樹脂単量体に、メタクリル酸
エステル単位とアクリル酸エステル単位からなる重合体
を0.001〜1重量%溶解し、この溶解液を水性分散媒中に
懸濁させ、重合して得られた重合体粒子に易揮発性発泡
剤を含有させる。
得る発泡性スチレン系樹脂粒子を製造する。 【解決手段】 スチレン系樹脂単量体に、メタクリル酸
エステル単位とアクリル酸エステル単位からなる重合体
を0.001〜1重量%溶解し、この溶解液を水性分散媒中に
懸濁させ、重合して得られた重合体粒子に易揮発性発泡
剤を含有させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡性スチレン系
樹脂粒子の製造方法に関するものである。発泡性スチレ
ン系樹脂粒子は、水蒸気や熱風等により加熱すると、粒
子内に多数のセルが生成し、予備発泡樹脂粒子となる。
この予備発泡樹脂粒子を所望の形状を有する金型内に充
填し蒸気により加熱すると、上記予備発泡樹脂粒子が互
いに融着し発泡成形体を得ることができる。このように
して造られた発泡成形体は、食品容器、緩衝材、断熱材
等に利用される。
樹脂粒子の製造方法に関するものである。発泡性スチレ
ン系樹脂粒子は、水蒸気や熱風等により加熱すると、粒
子内に多数のセルが生成し、予備発泡樹脂粒子となる。
この予備発泡樹脂粒子を所望の形状を有する金型内に充
填し蒸気により加熱すると、上記予備発泡樹脂粒子が互
いに融着し発泡成形体を得ることができる。このように
して造られた発泡成形体は、食品容器、緩衝材、断熱材
等に利用される。
【0002】
【従来技術】従来の発泡性スチレン系樹脂粒子では、
発泡剤を含浸、冷却した後、スチレン系樹脂粒子を高温
(40〜50℃)で抜き出すと、セル径が大きく、かつ、不
均一になるため、40℃未満で抜き出す必要がある。ま
た、製造直後に発泡させると、セル径が非常に大き
く、かつ、不均一になるため、気泡径を微細化及び均一
化するため、常温以下で一定期間熟成する必要があり、
夏季には低温倉庫等に保管する必要がある。保管コスト
がかかること、在庫調整が難しくなることなど、好まし
くない。このような発泡性樹脂粒子の問題点を解決する
方法として、USP3,389,097号、特公昭53−2910号、特開
昭59−168037号、特開昭59−166538号、特開昭57−9602
9号、57−119934号、57−1415133号、特開昭59−207941
号、特開昭60-38442号公報などにおいてアミド類、界面
活性剤、ポリマー等の造核剤を使用することが提案され
ている。しかしながら、これらの造核剤を用いても表面
付近の気泡が中心部より細かい二重構造となったり、気
泡構造の粒子間ばらつきが発生するという問題点があっ
た。
発泡剤を含浸、冷却した後、スチレン系樹脂粒子を高温
(40〜50℃)で抜き出すと、セル径が大きく、かつ、不
均一になるため、40℃未満で抜き出す必要がある。ま
た、製造直後に発泡させると、セル径が非常に大き
く、かつ、不均一になるため、気泡径を微細化及び均一
化するため、常温以下で一定期間熟成する必要があり、
夏季には低温倉庫等に保管する必要がある。保管コスト
がかかること、在庫調整が難しくなることなど、好まし
くない。このような発泡性樹脂粒子の問題点を解決する
方法として、USP3,389,097号、特公昭53−2910号、特開
昭59−168037号、特開昭59−166538号、特開昭57−9602
9号、57−119934号、57−1415133号、特開昭59−207941
号、特開昭60-38442号公報などにおいてアミド類、界面
活性剤、ポリマー等の造核剤を使用することが提案され
ている。しかしながら、これらの造核剤を用いても表面
付近の気泡が中心部より細かい二重構造となったり、気
泡構造の粒子間ばらつきが発生するという問題点があっ
た。
【0003】さらに特公平7-45589公報では造核剤とし
てスチレン・ブタジエン・スチレンブロックコポリマー
またはこれの水添加物を使用することが提案されてい
る。この方法によれば、上記問題点は解決するものの使
用する造核剤の単価が高いためコスト的に不利になって
しまう。また、上記ブロックコポリマーはゴム状である
ためスチレンモノマーに添加する際、ホッパーや配管内
での流動性が悪く、製造設備が煩雑になるという問題が
あった。
てスチレン・ブタジエン・スチレンブロックコポリマー
またはこれの水添加物を使用することが提案されてい
る。この方法によれば、上記問題点は解決するものの使
用する造核剤の単価が高いためコスト的に不利になって
しまう。また、上記ブロックコポリマーはゴム状である
ためスチレンモノマーに添加する際、ホッパーや配管内
での流動性が悪く、製造設備が煩雑になるという問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実状に
鑑みてなされたものであり、発泡性スチレン系樹脂粒子
を予備発泡粒子とし、金型内で成形して発泡成形体とし
た時に、所望の均一微細なセル径の発泡体を与え、なお
かつコスト的にも有利な発泡性スチレン系樹脂粒子を得
ることを目的とする。
鑑みてなされたものであり、発泡性スチレン系樹脂粒子
を予備発泡粒子とし、金型内で成形して発泡成形体とし
た時に、所望の均一微細なセル径の発泡体を与え、なお
かつコスト的にも有利な発泡性スチレン系樹脂粒子を得
ることを目的とする。
【0005】
【問題点を解決する具体的手段】すなわち、本発明者等
は予備発泡及び成形をした時に所望のセル径を与え、な
おかつコスト的にも有利な発泡性スチレン系樹脂粒子を
開発するべく鋭意研究を重ねた結果、造核剤としてパウ
ダーもしくは顆粒状でハンドリング性に優れたメタクリ
ル酸エステル単位とアクリル酸エステル単位からなる重
合体をスチレン系樹脂粒子中に極微量含有させることが
有効であることを見出し、本発明に至った。
は予備発泡及び成形をした時に所望のセル径を与え、な
おかつコスト的にも有利な発泡性スチレン系樹脂粒子を
開発するべく鋭意研究を重ねた結果、造核剤としてパウ
ダーもしくは顆粒状でハンドリング性に優れたメタクリ
ル酸エステル単位とアクリル酸エステル単位からなる重
合体をスチレン系樹脂粒子中に極微量含有させることが
有効であることを見出し、本発明に至った。
【0006】すなわち、本発明はメタクリル酸エステル
単位とアクリル酸エステル単位からなる重合体濃度が0.
001〜1重量%、発泡剤濃度が5〜20重量%であること
を特徴とする発泡性スチレン系樹脂粒子を提供するもの
である。また、本発明は、メタクリル酸エステル単位と
アクリル酸エステル単位からなる重合体を、スチレン系
単量体に0.001〜1重量%溶解し、この溶解液を水性分散
媒中に懸濁させ、重合して得られた重合体粒子に易揮発
性発泡剤を含有させることを特徴とする発泡性スチレン
系樹脂粒子の製造方法を提供するものである。
単位とアクリル酸エステル単位からなる重合体濃度が0.
001〜1重量%、発泡剤濃度が5〜20重量%であること
を特徴とする発泡性スチレン系樹脂粒子を提供するもの
である。また、本発明は、メタクリル酸エステル単位と
アクリル酸エステル単位からなる重合体を、スチレン系
単量体に0.001〜1重量%溶解し、この溶解液を水性分散
媒中に懸濁させ、重合して得られた重合体粒子に易揮発
性発泡剤を含有させることを特徴とする発泡性スチレン
系樹脂粒子の製造方法を提供するものである。
【0007】本発明におけるスチレン系重合体として
は、スチレン、α−メチルスチレン、パラメチルスチレ
ン、t-ブチルスチレン、クロルスチレン等のスチレン系
誘導体、メチルアクリレート、ブチルアクリレート、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、セチルメ
タクリレート等のアクリル酸及びメタクリル酸のエステ
ル、あるいはアクリロニトリル、ジメチルフマレート、
エチルフマレート等の各種単量体の単独重合粒子、また
は混合による共重合体粒子等が挙げられる。また、ジビ
ニルベンゼン、アルキレングリコールジメタクリレート
等の2官能性単量体を併用してもよい。
は、スチレン、α−メチルスチレン、パラメチルスチレ
ン、t-ブチルスチレン、クロルスチレン等のスチレン系
誘導体、メチルアクリレート、ブチルアクリレート、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、セチルメ
タクリレート等のアクリル酸及びメタクリル酸のエステ
ル、あるいはアクリロニトリル、ジメチルフマレート、
エチルフマレート等の各種単量体の単独重合粒子、また
は混合による共重合体粒子等が挙げられる。また、ジビ
ニルベンゼン、アルキレングリコールジメタクリレート
等の2官能性単量体を併用してもよい。
【0008】本発明における上記単量体の重合開始剤と
しては、一般に熱可塑性重合体の製造に用いられるラジ
カル発生型重合開始剤を用いることができ、代表的なも
のとしては、例えばベンゾイルパーオーキサイド、ラウ
ロイルパーオーキサイド、t-ブチルパーベンゾエート、
t-ブチルパーピバレート、t-ブチルパーオキシイソプロ
ピルカーボネート、t-ブチルパーオキシアセテート、
2,2-ジ-t-ブチルパーオキシブタン、t-ブチルパーオ
キシ3,3,5トリメチルシクロヘキサノエート、ジ-t
-ブチルパーオキシヘキサハイドロテレフタレート、
1,1-ジ-t-ブチルパーオキシ3,3,5トリメチルシ
クロヘキサン等の有機過酸化物や、アゾビスイソブチロ
ニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル等のアゾ化
合物が挙げられる。これらの重合開始剤は単独もしくは
2種以上を混合して用いることができる。
しては、一般に熱可塑性重合体の製造に用いられるラジ
カル発生型重合開始剤を用いることができ、代表的なも
のとしては、例えばベンゾイルパーオーキサイド、ラウ
ロイルパーオーキサイド、t-ブチルパーベンゾエート、
t-ブチルパーピバレート、t-ブチルパーオキシイソプロ
ピルカーボネート、t-ブチルパーオキシアセテート、
2,2-ジ-t-ブチルパーオキシブタン、t-ブチルパーオ
キシ3,3,5トリメチルシクロヘキサノエート、ジ-t
-ブチルパーオキシヘキサハイドロテレフタレート、
1,1-ジ-t-ブチルパーオキシ3,3,5トリメチルシ
クロヘキサン等の有機過酸化物や、アゾビスイソブチロ
ニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル等のアゾ化
合物が挙げられる。これらの重合開始剤は単独もしくは
2種以上を混合して用いることができる。
【0009】本発明において用いる分散剤は、一般によ
く知られた例えばポリビニルアルコール、メチルセルロ
ース、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等の
水溶性高分子や、第三燐酸カルシウム、ハイドロキシア
パタイト、燐酸マグネシウム、ピロリン酸マグネシウム
等の水に難溶な無機物質等が挙げられる。水に難溶な無
機物質を用いる場合は、ドデシルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ等のアニオン界面活性剤を併用すると分散安定効果
は増大する。また、水溶性高分子と水に難溶性の無機物
質の併用も効果的である。
く知られた例えばポリビニルアルコール、メチルセルロ
ース、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等の
水溶性高分子や、第三燐酸カルシウム、ハイドロキシア
パタイト、燐酸マグネシウム、ピロリン酸マグネシウム
等の水に難溶な無機物質等が挙げられる。水に難溶な無
機物質を用いる場合は、ドデシルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ等のアニオン界面活性剤を併用すると分散安定効果
は増大する。また、水溶性高分子と水に難溶性の無機物
質の併用も効果的である。
【0010】本発明において用いる発泡剤としては、プ
ロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水
素、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン等
の脂環族炭化水素、ジフルオロエタン、テトラフルオロ
エタン等のオゾン破壊係数がゼロであるフッ化炭化水素
及び二酸化炭素等が挙げられる。これらは、単独もしく
は2種以上を併せて用いることができる。
ロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水
素、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン等
の脂環族炭化水素、ジフルオロエタン、テトラフルオロ
エタン等のオゾン破壊係数がゼロであるフッ化炭化水素
及び二酸化炭素等が挙げられる。これらは、単独もしく
は2種以上を併せて用いることができる。
【0011】また、本発明においては、上記した原料物
質以外に、造核剤、可塑剤、溶剤、難燃剤等の発泡性熱
可塑性樹脂粒子の製造に一般的に使用されている物質を
併用することは何ら差し支えない。本発明においてはセ
ルサイズ調整剤としてメタクリル酸エステル単位とアク
リル酸エステル単位からなる重合体を使用する。上記メ
タクリル酸エステル単位を構成するモノマー単位として
は、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プ
ロピルメタクリレートから選ばれた1種もしくは2種以
上の混合物が用いられ、好ましくはメチルメタクリレー
トが用いられる。また、上記アクリル酸エステル単位を
構成するモノマー単位としてはメチルアクリレート、エ
チルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアク
リレートから選ばれた1種もしくは2種以上の混合物が
用いられ、好ましくはブチルアクリレートが用いられ
る。該重合体は単独重合体の混合物でもよいが共重合体
が好ましい。特に好ましい造核剤としてはメチルメタク
リレートとブチルアクリレートの共重合体が挙げられ
る。該共重合体はポリ塩化ビニルの加工助剤として一般
的に用いられているものを使用することができるため、
コスト的に有利である。メタクリル酸エステル単位とア
クリル酸エステル単位の比率は任意でよいが、(70〜95
重量%):(30〜5重量%)が好ましい。該重合体はパ
ウダー状もしくは顆粒状であるため、発泡性樹脂粒子を
製造する際ホッパーや配管内での流動性に優れ、ハンド
リング性が良好なものである。セル調整剤の添加量とし
ては、スチレン系モノマーに対し、0.001〜1重量%の範
囲である。0.001重量%未満では、十分なセル調整効果
が得られず、1重量%を越えて添加すると、セル径が微
細になり過ぎて成形体とした場合に表面にメルトが発生
して外観が悪くなるとともに、強度の低下が起こる。
質以外に、造核剤、可塑剤、溶剤、難燃剤等の発泡性熱
可塑性樹脂粒子の製造に一般的に使用されている物質を
併用することは何ら差し支えない。本発明においてはセ
ルサイズ調整剤としてメタクリル酸エステル単位とアク
リル酸エステル単位からなる重合体を使用する。上記メ
タクリル酸エステル単位を構成するモノマー単位として
は、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プ
ロピルメタクリレートから選ばれた1種もしくは2種以
上の混合物が用いられ、好ましくはメチルメタクリレー
トが用いられる。また、上記アクリル酸エステル単位を
構成するモノマー単位としてはメチルアクリレート、エ
チルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアク
リレートから選ばれた1種もしくは2種以上の混合物が
用いられ、好ましくはブチルアクリレートが用いられ
る。該重合体は単独重合体の混合物でもよいが共重合体
が好ましい。特に好ましい造核剤としてはメチルメタク
リレートとブチルアクリレートの共重合体が挙げられ
る。該共重合体はポリ塩化ビニルの加工助剤として一般
的に用いられているものを使用することができるため、
コスト的に有利である。メタクリル酸エステル単位とア
クリル酸エステル単位の比率は任意でよいが、(70〜95
重量%):(30〜5重量%)が好ましい。該重合体はパ
ウダー状もしくは顆粒状であるため、発泡性樹脂粒子を
製造する際ホッパーや配管内での流動性に優れ、ハンド
リング性が良好なものである。セル調整剤の添加量とし
ては、スチレン系モノマーに対し、0.001〜1重量%の範
囲である。0.001重量%未満では、十分なセル調整効果
が得られず、1重量%を越えて添加すると、セル径が微
細になり過ぎて成形体とした場合に表面にメルトが発生
して外観が悪くなるとともに、強度の低下が起こる。
【0012】
【効果】本発明の実施により得られる発泡性スチレン系
重合体粒子は、重合槽から40〜50℃で抜き出してもセル
径は微細で均一である。また、製造直後に発泡させても
セル径は比較的微細で均一である。しかも製造後、40〜
50℃の雰囲気下に置かれてもセル径の不均一化、粗大化
が起こりにくい。
重合体粒子は、重合槽から40〜50℃で抜き出してもセル
径は微細で均一である。また、製造直後に発泡させても
セル径は比較的微細で均一である。しかも製造後、40〜
50℃の雰囲気下に置かれてもセル径の不均一化、粗大化
が起こりにくい。
【0013】
【実施例】次に具体的な実施例を示す。 実施例1 撹拌機付き5Lオートクレーブに水1800gを入れ、次に
分散剤として第三リン酸カルシウム10.8g、ドデシルベ
ンゼンスルフォン酸ナトリウム0.054gを添加し、撹拌に
より均一に分散させ、これに重合開始剤としてベンゾイ
ルパーオーキサイド5.4g、t−ブチルパーオキシベンゾ
エート3.6g、造核剤としてカネエースPA-20(鐘淵化学
工業株式会社製:メチルメタクリレート:ブチルアクリ
レート=88:12)1.8gをスチレンモノマー1800gに
溶解し、このモノマー溶液をオートクレーブ内に導入し
た。窒素置換した後90℃で7時間保持し、次いで発泡剤
としてブタン135gを圧入して105℃に昇温して3時間保持
した。その後常温まで冷却して発泡性スチレン系樹脂粒
子を得た。この粒子を蒸気中で約50倍に発泡させたとこ
ろ、平均セル径約80μmの均一なセル構造を有する予備
発泡粒子が得られた。 実施例2 PA-20を0.9gにした以外は実施例1と同様にして発泡性
スチレン系樹脂粒子を得た。この粒子を蒸気中で約50
倍に発泡させたところ、平均セル径約120μmの均一なセ
ル構造を有する予備発泡粒子が得られた。 実施例3 PA-20を14.4gにした以外は実施例1と同様にして発泡性
スチレン系樹脂粒子を得た。この粒子を蒸気中で約50
倍に発泡させたところ、平均セル径約50μmの均一なセ
ル構造を有する予備発泡粒子が得られた。 比較例1 造核剤を用いない他は実施例1と同様にして発泡性スチ
レン系樹脂粒子を得た。この粒子を蒸気中で約50倍に
発泡させたところ、平均セル径約500μmの不均一な
セル構造を有する予備発泡粒子が得られた。 比較例2 PA-20を21.6gにした以外は実施例1と同様にして発泡性
スチレン系樹脂粒子を得た。この粒子を蒸気中で発泡さ
せたが約50倍に達する前に収縮が起こった。
分散剤として第三リン酸カルシウム10.8g、ドデシルベ
ンゼンスルフォン酸ナトリウム0.054gを添加し、撹拌に
より均一に分散させ、これに重合開始剤としてベンゾイ
ルパーオーキサイド5.4g、t−ブチルパーオキシベンゾ
エート3.6g、造核剤としてカネエースPA-20(鐘淵化学
工業株式会社製:メチルメタクリレート:ブチルアクリ
レート=88:12)1.8gをスチレンモノマー1800gに
溶解し、このモノマー溶液をオートクレーブ内に導入し
た。窒素置換した後90℃で7時間保持し、次いで発泡剤
としてブタン135gを圧入して105℃に昇温して3時間保持
した。その後常温まで冷却して発泡性スチレン系樹脂粒
子を得た。この粒子を蒸気中で約50倍に発泡させたとこ
ろ、平均セル径約80μmの均一なセル構造を有する予備
発泡粒子が得られた。 実施例2 PA-20を0.9gにした以外は実施例1と同様にして発泡性
スチレン系樹脂粒子を得た。この粒子を蒸気中で約50
倍に発泡させたところ、平均セル径約120μmの均一なセ
ル構造を有する予備発泡粒子が得られた。 実施例3 PA-20を14.4gにした以外は実施例1と同様にして発泡性
スチレン系樹脂粒子を得た。この粒子を蒸気中で約50
倍に発泡させたところ、平均セル径約50μmの均一なセ
ル構造を有する予備発泡粒子が得られた。 比較例1 造核剤を用いない他は実施例1と同様にして発泡性スチ
レン系樹脂粒子を得た。この粒子を蒸気中で約50倍に
発泡させたところ、平均セル径約500μmの不均一な
セル構造を有する予備発泡粒子が得られた。 比較例2 PA-20を21.6gにした以外は実施例1と同様にして発泡性
スチレン系樹脂粒子を得た。この粒子を蒸気中で発泡さ
せたが約50倍に達する前に収縮が起こった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 目野 博史 兵庫県高砂市高砂町沖浜町2―63 (72)発明者 大原 英一 兵庫県神戸市垂水区舞子台2−9−30− 1108
Claims (11)
- 【請求項1】メタクリル酸エステル単位とアクリル酸エ
ステル単位からなる重合体濃度が0.001〜1重量%、発泡
剤濃度が5〜20重量%であることを特徴とする発泡性
スチレン系樹脂粒子。 - 【請求項2】メタクリル酸エステルがメチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート
から選ばれた1種もしくは2種以上の単量体混合物であ
る請求項1に記載の発泡性スチレン系樹脂粒子。 - 【請求項3】メタクリル酸エステルがメチルメタクリレ
ートである請求項1に記載の発泡性スチレン系樹脂粒
子。 - 【請求項4】アクリル酸エステルがメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチ
ルアクリレートから選ばれた1種もしくは2種以上の単
量体混合物である請求項1に記載の発泡性スチレン系樹
脂粒子。 - 【請求項5】アクリル酸エステルがブチルアクリレート
である請求項1に記載の発泡性スチレン系樹脂粒子。 - 【請求項6】メタクリル酸エステル単位とアクリル酸エ
ステル単位からなる重合体を、スチレン系単量体に0.00
1〜1重量%溶解し、この溶解液を水性分散媒中に懸濁さ
せ、重合して得られた重合体粒子に易揮発性発泡剤を含
有させることを特徴とする発泡性スチレン系樹脂粒子の
製造方法。 - 【請求項7】メタクリル酸エステルがメチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート
から選ばれた1種もしくは2種以上の単量体混合物であ
る請求項6に記載の製造方法。 - 【請求項8】メタクリル酸エステルがメチルメタクリレ
ートである請求項6に記載の製造方法。 - 【請求項9】アクリル酸エステルがメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチ
ルアクリレートから選ばれた1種もしくは2種以上の単
量体混合物である請求項6に記載の製造方法。 - 【請求項10】アクリル酸エステルがブチルアクリレー
トである請求項6に記載の製造方法。 - 【請求項11】アクリル酸エステルがブチルアクリレー
トである請求項6に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26172496A JPH10101839A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26172496A JPH10101839A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10101839A true JPH10101839A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17365836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26172496A Pending JPH10101839A (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 発泡性スチレン系樹脂粒子およびその製造方法。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10101839A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021155692A (ja) * | 2020-03-26 | 2021-10-07 | 株式会社カネカ | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子および発泡成形体。 |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP26172496A patent/JPH10101839A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021155692A (ja) * | 2020-03-26 | 2021-10-07 | 株式会社カネカ | 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子、ポリスチレン系予備発泡粒子および発泡成形体。 |
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