JPH10101853A - 接着用樹脂組成物、接着用架橋樹脂組成物及び積層体 - Google Patents
接着用樹脂組成物、接着用架橋樹脂組成物及び積層体Info
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- JPH10101853A JPH10101853A JP19266697A JP19266697A JPH10101853A JP H10101853 A JPH10101853 A JP H10101853A JP 19266697 A JP19266697 A JP 19266697A JP 19266697 A JP19266697 A JP 19266697A JP H10101853 A JPH10101853 A JP H10101853A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オレフィン系ゴム又はオレフィン系樹脂と優
れた接着性を有し、かつ引張強度、伸びなどの機械的特
性に優れた接着用樹脂組成物及び接着用架橋樹脂組成物
並びに該樹脂組成物とオレフィン系ゴム又はオレフィン
系樹脂とを接着して得られる積層体を提供する。 【解決手段】 下記(A)〜(D)の成分を含有する接
着用樹脂組成物、該接着用樹脂組成物を有機過酸化物架
橋して得られる接着用架橋樹脂組成物、並びに、上記接
着用樹脂組成物又は接着用架橋樹脂組成物と架橋オレフ
ィン系ゴム、オレフィン系樹脂又はオレフィン系熱可塑
性エラストマーとを接着して得られる積層体。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム及
びスチレン−ブタジエン共重合体ゴムからなる群から選
ばれる少なくとも一種 (D):鉱物油
れた接着性を有し、かつ引張強度、伸びなどの機械的特
性に優れた接着用樹脂組成物及び接着用架橋樹脂組成物
並びに該樹脂組成物とオレフィン系ゴム又はオレフィン
系樹脂とを接着して得られる積層体を提供する。 【解決手段】 下記(A)〜(D)の成分を含有する接
着用樹脂組成物、該接着用樹脂組成物を有機過酸化物架
橋して得られる接着用架橋樹脂組成物、並びに、上記接
着用樹脂組成物又は接着用架橋樹脂組成物と架橋オレフ
ィン系ゴム、オレフィン系樹脂又はオレフィン系熱可塑
性エラストマーとを接着して得られる積層体。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム及
びスチレン−ブタジエン共重合体ゴムからなる群から選
ばれる少なくとも一種 (D):鉱物油
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着用樹脂組成
物、接着用架橋樹脂組成物及び積層体に関するものであ
る。更に詳しくは、本発明は、オレフィン系ゴム又はオ
レフィン系樹脂と優れた接着性を有し、かつ引張強度、
伸びなどの機械的特性に優れた接着用樹脂組成物及び接
着用架橋樹脂組成物並びに該樹脂組成物とオレフィン系
ゴム又はオレフィン系樹脂とを接着して得られる積層体
に関するものである。
物、接着用架橋樹脂組成物及び積層体に関するものであ
る。更に詳しくは、本発明は、オレフィン系ゴム又はオ
レフィン系樹脂と優れた接着性を有し、かつ引張強度、
伸びなどの機械的特性に優れた接着用樹脂組成物及び接
着用架橋樹脂組成物並びに該樹脂組成物とオレフィン系
ゴム又はオレフィン系樹脂とを接着して得られる積層体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オレフィン系樹脂成分及びゴム成分を含
有するいわゆる熱可塑性エラストマーは、オレフィン系
ゴム又はオレフィン系樹脂と接着して用いられる場合が
少なくない。かかる用途に用いられる熱可塑性エラスト
マーには、オレフィン系ゴム又はオレフィン系樹脂と優
れた接着性を有し、かつ引張強度、伸びなどの機械的特
性に優れることが要求される。該要求水準は近年ますま
す高度化しつつあるが、かかる観点にたつとき、従来の
熱可塑性エラストマーは必ずしも満足し得るものとは言
い難いものであった。
有するいわゆる熱可塑性エラストマーは、オレフィン系
ゴム又はオレフィン系樹脂と接着して用いられる場合が
少なくない。かかる用途に用いられる熱可塑性エラスト
マーには、オレフィン系ゴム又はオレフィン系樹脂と優
れた接着性を有し、かつ引張強度、伸びなどの機械的特
性に優れることが要求される。該要求水準は近年ますま
す高度化しつつあるが、かかる観点にたつとき、従来の
熱可塑性エラストマーは必ずしも満足し得るものとは言
い難いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明が解決しようとする課題は、オレフィン系ゴム又は
オレフィン系樹脂と優れた接着性を有し、かつ引張強
度、伸びなどの機械的特性に優れた接着用樹脂組成物及
び接着用架橋樹脂組成物並びに該樹脂組成物とオレフィ
ン系ゴム又はオレフィン系樹脂とを接着して得られる積
層体を提供する点に存する。
発明が解決しようとする課題は、オレフィン系ゴム又は
オレフィン系樹脂と優れた接着性を有し、かつ引張強
度、伸びなどの機械的特性に優れた接着用樹脂組成物及
び接着用架橋樹脂組成物並びに該樹脂組成物とオレフィ
ン系ゴム又はオレフィン系樹脂とを接着して得られる積
層体を提供する点に存する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のうち
第一の発明は、下記(A)〜(D)の成分を含有する接
着用樹脂組成物に係るものである。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム及
びスチレン−ブタジエン共重合体ゴムからなる群から選
ばれる少なくとも一種 (D):鉱物油
第一の発明は、下記(A)〜(D)の成分を含有する接
着用樹脂組成物に係るものである。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム及
びスチレン−ブタジエン共重合体ゴムからなる群から選
ばれる少なくとも一種 (D):鉱物油
【0005】また、本発明のうち、第二の発明は、第一
の発明の接着用樹脂組成物を有機過酸化物架橋して得ら
れる接着用架橋樹脂組成物に係るものである。
の発明の接着用樹脂組成物を有機過酸化物架橋して得ら
れる接着用架橋樹脂組成物に係るものである。
【0006】更に、本発明のうち、第三の発明は、第一
の発明の接着用樹脂組成物又は第二の発明の接着用架橋
樹脂組成物とオレフィン系ゴム又はオレフィン系樹脂と
を接着して得られる積層体に係るものである。
の発明の接着用樹脂組成物又は第二の発明の接着用架橋
樹脂組成物とオレフィン系ゴム又はオレフィン系樹脂と
を接着して得られる積層体に係るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の(A)成分は、オレフィ
ン系樹脂である。オレフィン系樹脂としては、ポリプロ
ピレン又はプロピレンと炭素数が2個以上のα−オレフ
ィンとの共重合体が好ましい。炭素数が2個以上のα−
オレフィンとしては、たとえばエチレン、1−ブテン、
1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセ
ン、1−デセン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチ
ル−1−ペンテン、1−オクテンなどがあげられる。オ
レフィン系樹脂のメルトフローレート(JIS K 6
758に準拠して測定)は通常0.1〜100g/10
分であり、好ましくは0.5〜50g/10分の範囲で
ある。
ン系樹脂である。オレフィン系樹脂としては、ポリプロ
ピレン又はプロピレンと炭素数が2個以上のα−オレフ
ィンとの共重合体が好ましい。炭素数が2個以上のα−
オレフィンとしては、たとえばエチレン、1−ブテン、
1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセ
ン、1−デセン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチ
ル−1−ペンテン、1−オクテンなどがあげられる。オ
レフィン系樹脂のメルトフローレート(JIS K 6
758に準拠して測定)は通常0.1〜100g/10
分であり、好ましくは0.5〜50g/10分の範囲で
ある。
【0008】本発明の(B)成分は、エチレン−α−オ
レフィン系共重合体ゴムであり、具体的にはエチレン−
α−オレフィン共重合体ゴム及びエチレン−α−オレフ
ィン−非共役ジエン共重合体ゴムをあげることができ
る。
レフィン系共重合体ゴムであり、具体的にはエチレン−
α−オレフィン共重合体ゴム及びエチレン−α−オレフ
ィン−非共役ジエン共重合体ゴムをあげることができ
る。
【0009】上記のα−オレフィンとしては、たとえば
プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デ
センなどがあげられ、なかでもプロピレンが好ましい。
また、非共役ジエンとしては、たとえば1,4−ヘキサ
ジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−
ノルボルネンなどがあげられる。
プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デ
センなどがあげられ、なかでもプロピレンが好ましい。
また、非共役ジエンとしては、たとえば1,4−ヘキサ
ジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−
ノルボルネンなどがあげられる。
【0010】(B)におけるエチレン/α−オレフィン
の比率(重量比)は、通常90/10〜30/70であ
る。エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合体
ゴムを用いる場合の非共役ジエンの含有量は、ヨウ素価
で通常5〜40である。なお、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体ゴムとエチレン−α−オレフィン−非共役ジ
エン共重合体ゴムを混合して用いてもよい。なお、油展
ゴム及び非油展ゴムのいずれでもよい。なお、油展ゴム
を用いる場合の伸展油の含有量は、共重合体ゴム100
重量部あたり通常20〜200重量部である。
の比率(重量比)は、通常90/10〜30/70であ
る。エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合体
ゴムを用いる場合の非共役ジエンの含有量は、ヨウ素価
で通常5〜40である。なお、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体ゴムとエチレン−α−オレフィン−非共役ジ
エン共重合体ゴムを混合して用いてもよい。なお、油展
ゴム及び非油展ゴムのいずれでもよい。なお、油展ゴム
を用いる場合の伸展油の含有量は、共重合体ゴム100
重量部あたり通常20〜200重量部である。
【0011】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
の好ましい具体例として、エチレン/プロピレンの重量
比率が85/15〜45/55のエチレン−プロピレン
共重合体ゴムをあげることができる。
の好ましい具体例として、エチレン/プロピレンの重量
比率が85/15〜45/55のエチレン−プロピレン
共重合体ゴムをあげることができる。
【0012】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
は、100℃のムーニー粘度(ML 1+4 100℃)が1
0〜350のものが好ましく、更に好ましくは30〜3
00である。該ムーニー粘度が過小であると機械的強度
に劣ることがあり、一方該ムーニー粘度が過大であると
成形品の外観が損なわれることがある。
は、100℃のムーニー粘度(ML 1+4 100℃)が1
0〜350のものが好ましく、更に好ましくは30〜3
00である。該ムーニー粘度が過小であると機械的強度
に劣ることがあり、一方該ムーニー粘度が過大であると
成形品の外観が損なわれることがある。
【0013】本発明の(C)成分は、天然ゴム、イソプ
レンゴム、ブタジエンゴム及びスチレン−ブタジエン共
重合体ゴムからなる群から選ばれる少なくとも一種であ
る。
レンゴム、ブタジエンゴム及びスチレン−ブタジエン共
重合体ゴムからなる群から選ばれる少なくとも一種であ
る。
【0014】(C)の天然ゴムとしては、Ribbed Smoke
d Sheets, White Crepes, Pale Crepes, Estate Brown
Crepes, Compo Crepes, Blanket Crepes, Flat Bark 等
があげられる。なかでも、White Crepes, Pale Crepes
が好ましい。
d Sheets, White Crepes, Pale Crepes, Estate Brown
Crepes, Compo Crepes, Blanket Crepes, Flat Bark 等
があげられる。なかでも、White Crepes, Pale Crepes
が好ましい。
【0015】(C)のイソプレンゴムは、工業的に生産
されるものであれば特に制限されないが、シス含有量8
0%以上でムーニー粘度(ML1+4 100℃)が30以
上のものが好ましい。
されるものであれば特に制限されないが、シス含有量8
0%以上でムーニー粘度(ML1+4 100℃)が30以
上のものが好ましい。
【0016】(C)のブタジエンゴムは、特に制限され
ないが、通常市販されているシス含有量が40%以下の
低シスブタジエンゴムや80%以上の高シスブタジエン
ゴムが好んで用いられる。ムーニー粘度(ML1+4 10
0℃)は20以上のものが好ましい。
ないが、通常市販されているシス含有量が40%以下の
低シスブタジエンゴムや80%以上の高シスブタジエン
ゴムが好んで用いられる。ムーニー粘度(ML1+4 10
0℃)は20以上のものが好ましい。
【0017】(C)のスチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ムは、分子構造的にはスチレンとブタジエンのランダム
共重合体であり、主として乳化重合法により製造される
が、溶液重合法により製造されるものも含まれる。ムー
ニー粘度(ML1+4 100℃)は20以上のものが好ま
しい。
ムは、分子構造的にはスチレンとブタジエンのランダム
共重合体であり、主として乳化重合法により製造される
が、溶液重合法により製造されるものも含まれる。ムー
ニー粘度(ML1+4 100℃)は20以上のものが好ま
しい。
【0018】本発明の(D)成分は、鉱物油であり、通
常ゴムに配合されるアロマ系、ナフテン系、パラフィン
系鉱物油があげられる。なかでも、パラフィン系鉱物油
が好ましい。
常ゴムに配合されるアロマ系、ナフテン系、パラフィン
系鉱物油があげられる。なかでも、パラフィン系鉱物油
が好ましい。
【0019】本発明の接着用樹脂組成物は、上記の
(A)〜(D)の成分を含有するものであるが、各成分
の好ましい含有量は、(A)5〜50重量%、(B)1
0〜90重量%、(C)2〜40重量%及び(D)0〜
80重量%(ただし、(A)+(B)+(C)+(D)
=100重量%とする。)であり、更に好ましくは
(A)10〜40重量%、(B)20〜50重量%、
(C)5〜30重量%及び(D)5〜65重量%であ
る。なお、油展ゴムを用いた場合の(B)の量は、伸展
油を含んだ量を基準とする。(A)成分が過少であると
流動性が低下し、外観不良となることがあり、一方
(A)成分が過多であると硬くなり、弾性を示さなくな
ることがある。(B)成分が過少であると弾性を示さな
くなることがあり、一方(B)成分が過多であると流動
性が低下し、外観不良となることがある。(C)成分が
過少であると接着において材料破壊を示さなくなること
があり、一方(C)成分が過多であるとタック性が増
し、ホコリやゴミの付着、互着しやすくなることがあ
る。(D)成分については、上記の範囲内で用いること
により流動性が良好になり、外観不良を改善する効果又
は硬度を下げ、柔軟性を出す効果を得ることができる。
(A)〜(D)の成分を含有するものであるが、各成分
の好ましい含有量は、(A)5〜50重量%、(B)1
0〜90重量%、(C)2〜40重量%及び(D)0〜
80重量%(ただし、(A)+(B)+(C)+(D)
=100重量%とする。)であり、更に好ましくは
(A)10〜40重量%、(B)20〜50重量%、
(C)5〜30重量%及び(D)5〜65重量%であ
る。なお、油展ゴムを用いた場合の(B)の量は、伸展
油を含んだ量を基準とする。(A)成分が過少であると
流動性が低下し、外観不良となることがあり、一方
(A)成分が過多であると硬くなり、弾性を示さなくな
ることがある。(B)成分が過少であると弾性を示さな
くなることがあり、一方(B)成分が過多であると流動
性が低下し、外観不良となることがある。(C)成分が
過少であると接着において材料破壊を示さなくなること
があり、一方(C)成分が過多であるとタック性が増
し、ホコリやゴミの付着、互着しやすくなることがあ
る。(D)成分については、上記の範囲内で用いること
により流動性が良好になり、外観不良を改善する効果又
は硬度を下げ、柔軟性を出す効果を得ることができる。
【0020】なお、各成分中において二種以上を混合し
て用いる場合の各成分の量は、その合計量を基準とす
る。
て用いる場合の各成分の量は、その合計量を基準とす
る。
【0021】本発明の接着用樹脂組成物を得る方法とし
ては、(B)成分及び(C)成分をバンバリーミキサー
などを用いて混練し、更に(A)成分及び(D)成分を
添加して溶融混練すればよい。
ては、(B)成分及び(C)成分をバンバリーミキサー
などを用いて混練し、更に(A)成分及び(D)成分を
添加して溶融混練すればよい。
【0022】更に、該溶融混練した組成物に有機過酸化
物などを添加し、いわゆる動的架橋を行うことにより、
接着用架橋樹脂組成物とすることもできる。有機過酸化
物としてはジアルキルパーオキサイドなどを用いること
ができる。
物などを添加し、いわゆる動的架橋を行うことにより、
接着用架橋樹脂組成物とすることもできる。有機過酸化
物としてはジアルキルパーオキサイドなどを用いること
ができる。
【0023】なお、上記の混練時に、必要に応じて、タ
ルク、炭酸カルシウムなどの無機フィラー、難燃剤、滑
剤、帯電防止剤、耐熱安定剤、老化防止剤、離型剤など
の添加剤、顔料などを用いてもよい。
ルク、炭酸カルシウムなどの無機フィラー、難燃剤、滑
剤、帯電防止剤、耐熱安定剤、老化防止剤、離型剤など
の添加剤、顔料などを用いてもよい。
【0024】次に、本発明の積層体について説明する。
本発明の積層体は、上記の接着用樹脂組成物又は接着用
架橋樹脂組成物と架橋オレフィン系ゴム、オレフィン系
樹脂又はオレフィン系熱可塑性エラストマーとを接着し
て得られるものである。
本発明の積層体は、上記の接着用樹脂組成物又は接着用
架橋樹脂組成物と架橋オレフィン系ゴム、オレフィン系
樹脂又はオレフィン系熱可塑性エラストマーとを接着し
て得られるものである。
【0025】架橋オレフィン系ゴムの具体例としては、
エチレン−α−オレフィン共重合体ゴム及びエチレン−
α−オレフィン−非共役ジエン共重合体ゴムをあげるこ
とができる。α−オレフィンとしては、たとえばプロピ
レン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−
メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセンなど
があげられ、なかでもプロピレンが好ましい。また、非
共役ジエンとしては、たとえば1,4−ヘキサジエン、
ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボル
ネンなどがあげられる。
エチレン−α−オレフィン共重合体ゴム及びエチレン−
α−オレフィン−非共役ジエン共重合体ゴムをあげるこ
とができる。α−オレフィンとしては、たとえばプロピ
レン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−
メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセンなど
があげられ、なかでもプロピレンが好ましい。また、非
共役ジエンとしては、たとえば1,4−ヘキサジエン、
ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボル
ネンなどがあげられる。
【0026】オレフィン系樹脂の具体例としては、オレ
フィンを単独重合又は共重合した樹脂であり、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン又はそれらの共重合
体などをあげることができる。
フィンを単独重合又は共重合した樹脂であり、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン又はそれらの共重合
体などをあげることができる。
【0027】オレフィン系熱可塑性エラストマーとは、
オレフィン系樹脂とエチレン−α−オレフィン系共重合
体ゴムからなり、オレフィン系樹脂の具体例としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン又はそれら
の共重合体などをあげることができる。
オレフィン系樹脂とエチレン−α−オレフィン系共重合
体ゴムからなり、オレフィン系樹脂の具体例としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン又はそれら
の共重合体などをあげることができる。
【0028】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
の具体例としては、エチレン−α−オレフィン共重合体
ゴム又はエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重
合体ゴムをあげることができ、α−オレフィン及び非共
役ジエンとしては、前記の架橋オレフィン系ゴムにおけ
るものを使用可能である。
の具体例としては、エチレン−α−オレフィン共重合体
ゴム又はエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重
合体ゴムをあげることができ、α−オレフィン及び非共
役ジエンとしては、前記の架橋オレフィン系ゴムにおけ
るものを使用可能である。
【0029】オレフィン系熱可塑性エラストマー中のエ
チレン−α−オレフィン系共重合体ゴムは、未架橋、部
分架橋、全体架橋などの架橋状態で存在させることがで
きる。
チレン−α−オレフィン系共重合体ゴムは、未架橋、部
分架橋、全体架橋などの架橋状態で存在させることがで
きる。
【0030】接着方法としては、たとえばホットメル
ト、射出成形機によるインサート成形及び二色成形、押
出機による共押出及びラミネート押出する方法をあげる
ことができる。
ト、射出成形機によるインサート成形及び二色成形、押
出機による共押出及びラミネート押出する方法をあげる
ことができる。
【0031】本発明の積層体は、たとえば家電、自動
車、建築、雑貨などの接合部品、表皮などの装飾部品な
どに使用され得る。
車、建築、雑貨などの接合部品、表皮などの装飾部品な
どに使用され得る。
【0032】
【実施例】次に、本発明を実施例によって説明する。
【0033】実施例1〜6及び比較例1〜2 表1又は表2の配合をバンバリーミキサーを用いて混練
し、更に架橋剤である2,5−ジメチル−2、5−ビス
(t−ブチルパーオキシ)ヘキシル及び架橋助剤である
N,N’−n−フェニレンビスマレイミドを添加して混
練し、動的架橋を行い、熱可塑性樹脂エラストマー組成
物を得た。該熱可塑性樹脂エラストマー組成物と架橋エ
チレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネ
ン共重合体ゴム組成物をインサート成形法により接着
し、成形体を得た。7cm×3cm×厚さ2mmの架橋
エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボル
ネン共重合体ゴム(1)組成の平板を7cm×3cm×
厚さ2mmのキャビティを有する金型に入れ込み、熱可
塑性エラストマー(2)をシリンダー温度220℃、金
型温度50℃設定で射出成形することにより接着された
成形体を得た。該成形体を図1のような2cm×6cm
短冊に打ち抜き200mm/minの引張速度で引張
り、(1)と(2)の接着面の接着強度を評価した。結
果を表1及び表2に示した。
し、更に架橋剤である2,5−ジメチル−2、5−ビス
(t−ブチルパーオキシ)ヘキシル及び架橋助剤である
N,N’−n−フェニレンビスマレイミドを添加して混
練し、動的架橋を行い、熱可塑性樹脂エラストマー組成
物を得た。該熱可塑性樹脂エラストマー組成物と架橋エ
チレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネ
ン共重合体ゴム組成物をインサート成形法により接着
し、成形体を得た。7cm×3cm×厚さ2mmの架橋
エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボル
ネン共重合体ゴム(1)組成の平板を7cm×3cm×
厚さ2mmのキャビティを有する金型に入れ込み、熱可
塑性エラストマー(2)をシリンダー温度220℃、金
型温度50℃設定で射出成形することにより接着された
成形体を得た。該成形体を図1のような2cm×6cm
短冊に打ち抜き200mm/minの引張速度で引張
り、(1)と(2)の接着面の接着強度を評価した。結
果を表1及び表2に示した。
【0034】結果から次のことがわかる。本発明の条件
を充足するすべての実施例は、満足すべき接着力を示し
ている。一方、(C)成分を用いなかった比較例1及び
比較例2は、それぞれ対応する実施例と比べ、いずれも
接着力に劣る。
を充足するすべての実施例は、満足すべき接着力を示し
ている。一方、(C)成分を用いなかった比較例1及び
比較例2は、それぞれ対応する実施例と比べ、いずれも
接着力に劣る。
【0035】
【表1】
【0036】PP:ポリプロピレン(メルトフローレー
ト=0.7) 油展EPDM:エチレン−プロピレン−5−エチリデン
−2−ノルボルネン共重合体ゴム(エチレン/プロピレ
ン重量比=72/28、ヨウ素価=12、ML 1+4 10
0℃=53、油展量=100phr ) NR:天然ゴム(RSS#1) 鉱物油:パラフィン系プロセスオイル(出光興産社製
「PW−90」) 架橋助剤:スミファインBM(住友化学工業社製) 架橋剤:サンペロックスYPO(三建化工社製)
ト=0.7) 油展EPDM:エチレン−プロピレン−5−エチリデン
−2−ノルボルネン共重合体ゴム(エチレン/プロピレ
ン重量比=72/28、ヨウ素価=12、ML 1+4 10
0℃=53、油展量=100phr ) NR:天然ゴム(RSS#1) 鉱物油:パラフィン系プロセスオイル(出光興産社製
「PW−90」) 架橋助剤:スミファインBM(住友化学工業社製) 架橋剤:サンペロックスYPO(三建化工社製)
【0037】
【表2】
【0038】油展EPDM:エチレン−プロピレン−5
−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体ゴム(エチレ
ン/プロピレン重量比=72/28、ヨウ素価=20、
ML 1+4 100℃=53、油展量=100phr) BR(1):ブタジエンゴム(日本ゼオン社製「Nipo
l BR1241」) BR(2):ブタジエンゴム(日本ゼオン社製「Nipo
l BR1220」) SBR(1):乳化重合スチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ム(住友化学工業社製「住友SBR1502」) SBR(2):溶液重合スチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ム(スチレン含有量=25重量%、ML1+4 100℃=
75) 鉱物油:パラフィン系プロセスオイル(出光興産社製
「PW380」) 上記以外は、表1に同じ
−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体ゴム(エチレ
ン/プロピレン重量比=72/28、ヨウ素価=20、
ML 1+4 100℃=53、油展量=100phr) BR(1):ブタジエンゴム(日本ゼオン社製「Nipo
l BR1241」) BR(2):ブタジエンゴム(日本ゼオン社製「Nipo
l BR1220」) SBR(1):乳化重合スチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ム(住友化学工業社製「住友SBR1502」) SBR(2):溶液重合スチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ム(スチレン含有量=25重量%、ML1+4 100℃=
75) 鉱物油:パラフィン系プロセスオイル(出光興産社製
「PW380」) 上記以外は、表1に同じ
【0039】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、オ
レフィン系ゴム又はオレフィン系樹脂と優れた接着性を
有し、かつ引張強度、伸びなどの機械的特性に優れた接
着用樹脂組成物及び接着用架橋樹脂組成物並びに該樹脂
組成物とオレフィン系ゴム又はオレフィン系樹脂とを接
着して得られる積層体を提供することができた。
レフィン系ゴム又はオレフィン系樹脂と優れた接着性を
有し、かつ引張強度、伸びなどの機械的特性に優れた接
着用樹脂組成物及び接着用架橋樹脂組成物並びに該樹脂
組成物とオレフィン系ゴム又はオレフィン系樹脂とを接
着して得られる積層体を提供することができた。
【図1】実施例及び比較例における接着力の評価方法を
示す図である。
示す図である。
(1)熱可塑性エラストマー (2)架橋エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2
−ノルボルネン共重合体ゴム
−ノルボルネン共重合体ゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 23/16 C08L 23/16 C09J 121/00 C09J 121/00 123/00 123/00 123/08 123/08 123/16 123/16
Claims (7)
- 【請求項1】 下記(A)〜(D)の成分を含有する接
着用樹脂組成物。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム及
びスチレン−ブタジエン共重合体ゴムからなる群から選
ばれる少なくとも一種 (D):鉱物油 - 【請求項2】 (A)5〜50重量%、(B)10〜9
0重量%、(C)2〜40重量%及び(D)0〜80重
量%(ただし、(A)+(B)+(C)+(D)=10
0重量%とする。)を含有する請求項1記載の接着用樹
脂組成物。 - 【請求項3】 (A)がポリプロピレンである請求項1
記載の接着用樹脂組成物。 - 【請求項4】 (B)がエチレン−α−オレフィン共重
合体ゴム又はエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン
共重合体ゴムである請求項1記載の接着用樹脂組成物。 - 【請求項5】 (B)のα−オレフィンがプロピレンで
ある請求項1記載の接着用樹脂組成物。 - 【請求項6】 請求項1記載の接着用樹脂組成物を有機
過酸化物架橋して得られる接着用架橋樹脂組成物。 - 【請求項7】 請求項1記載の接着用樹脂組成物又は請
求項6記載の接着用架橋樹脂組成物と架橋オレフィン系
ゴム、オレフィン系樹脂又はオレフィン系熱可塑性エラ
ストマーとを接着して得られる積層体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19266697A JPH10101853A (ja) | 1996-08-07 | 1997-07-17 | 接着用樹脂組成物、接着用架橋樹脂組成物及び積層体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20846096 | 1996-08-07 | ||
| JP8-208460 | 1996-08-07 | ||
| JP19266697A JPH10101853A (ja) | 1996-08-07 | 1997-07-17 | 接着用樹脂組成物、接着用架橋樹脂組成物及び積層体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10101853A true JPH10101853A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=26507460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19266697A Pending JPH10101853A (ja) | 1996-08-07 | 1997-07-17 | 接着用樹脂組成物、接着用架橋樹脂組成物及び積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10101853A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6499256B1 (en) | 1998-08-04 | 2002-12-31 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Weather strip |
| EP4130141A4 (en) * | 2020-03-31 | 2024-07-10 | Mitsui Chemicals, Inc. | THERMOPLASTIC ELASTOMER COMPOSITION AND MOLDED BODY THEREOF |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP19266697A patent/JPH10101853A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6499256B1 (en) | 1998-08-04 | 2002-12-31 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Weather strip |
| EP4130141A4 (en) * | 2020-03-31 | 2024-07-10 | Mitsui Chemicals, Inc. | THERMOPLASTIC ELASTOMER COMPOSITION AND MOLDED BODY THEREOF |
| US12570842B2 (en) | 2020-03-31 | 2026-03-10 | Mitsui Chemicals, Inc. | Thermoplastic elastomer composition and shaped article thereof |
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