JPH10102228A - 磁界制御プラズマによる溶射法 - Google Patents

磁界制御プラズマによる溶射法

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JPH10102228A
JPH10102228A JP8253352A JP25335296A JPH10102228A JP H10102228 A JPH10102228 A JP H10102228A JP 8253352 A JP8253352 A JP 8253352A JP 25335296 A JP25335296 A JP 25335296A JP H10102228 A JPH10102228 A JP H10102228A
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jet
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JP8253352A
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Tadao Uyama
忠男 宇山
Masayoshi Nagata
正義 永田
Naoyuki Fukumoto
直之 福本
Kazuhiko Taniguchi
和彦 谷口
Akira Omori
明 大森
Noritaka Eguchi
法孝 江口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマ溶射によって基材表面に皮膜を形成
する場合において、注入した溶射材料の全量を効率よく
プラズマジェットに取り込んで、歩留りよく皮膜を形成
することである。 【解決手段】 プラズマトーチ26の外周部に同軸状に
配置した電磁コイル25により、プラズマジェット52
に磁界を作用せしめ、上記磁界の磁界配位に従って溶射
粒子の流れをプラズマジェット52の中に取り込むよう
に、該プラズマジェット52を制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁界制御プラズ
マによる溶射法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から知られているプラズマ溶射法
は、図8に模式的に示すようなプラズマトーチを用いて
行われる。このプラズマトーチ1は基台2の中央に円錐
形の陰極3を設置すると共にその陰極3の周りにおい
て、上記基台2に取り付けた環状の絶縁体4を介して円
筒状の陽極5を取り付けている。上記の陽極5の内部に
冷却室6が設けられ、その冷却室6に冷却水入口7が設
けられる。また、冷却室6は絶縁体4の連通孔8及び基
台2の内部を経て、冷却水排出口9に連通している。
【0003】上記の絶縁体4に作動ガス導入口10が設
けられ、また上記陽極5の出口部分、即ちノズル11の
前方に溶射材料送給筒12が設置される。
【0004】上記の作動ガス導入口10から不活性がス
10を送給すると共に、両極5、3間に高電圧を印加す
ることによりアーク放電を生ぜしめ、上記不活性ガスを
アーク柱13に接触させてイオン化させる。イオン化さ
れたプラズマは、ノズル11から噴出されてプラズマジ
ェット14となる。
【0005】上記のプラズマジェット14に粉末状の溶
射材料15が送給筒12から送給ガスによって注入され
る。溶射材料15はプラズマジェット14により加熱溶
融されると共に加速され、溶射粒子の流れとなって被溶
射基材16の表面に吹き付けられる。溶射粒子は、偏平
に変形しながら凝固して被溶射基材16の表面に皮膜1
7を形成する。
【0006】なお、溶射材料15は、図示のようにノズ
ル11の外部から送給する外部送給方式とノズル11の
内部から送給する内部送給方式がある。また、大気ガス
と溶射粒子の反応を防止したり、皮膜の気孔率を下げる
ために、上記のプラズマトーチ11及び被溶射基材16
を真空容器内に設置し、低圧雰囲気中で溶射を行なう、
いわゆる減圧溶射法(LPPS)も従来から知られてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のごときプラズマ
溶射によって被溶射基材の表面に皮膜を効率よく形成し
ようとする場合、注入した溶射材料を歩留りよく、望ま
しくは全量を基材表面に付着させる必要がある。
【0008】しかるに、従来の方法では溶射材料の注入
条件或いはプラズマ中に発生する衝撃波等の影響によ
り、注入された溶射材料がプラズマジェットの外部に飛
び出し、プラズマジェットの外周を流れて失速したり或
いは加熱溶融が不十分となるため、皮膜形成の歩留が上
がらない問題があった。
【0009】上記の問題を解決するために、プラズマジ
ェットの入熱や形状を変化させようとすると、トーチの
形状、トーチ電圧、トーチ電流、作動ガスの種類、ガス
流量、雰囲気圧力等を制御することにより間接的に制御
する方法しかなく、制御が複雑になる問題があった。
【0010】そこで、この発明は、プラズマジェットを
直接的に制御することにより、溶射粒子の流れに応じて
プラズマジェットの形状を変化させ、溶射効率を向上さ
せることを第1の目的とする。
【0011】また、前述の減圧溶射法においては、プラ
ズマジェットを低圧雰囲気中に噴出するため、断熱膨張
によりプラズマの温度が低下し、溶射材料の加熱効率が
低下する問題がある。そこで、この発明の第2の目的
は、前述の第1の目的と併せ、プラズマの再加熱を行う
ことにより溶射材料の加熱効率を向上させることにあ
る。
【0012】また、溶射材料の完全溶融化を目指す場合
プラズマトーチの大容量化を図ることが必要となる。こ
の場合、トーチ電流は電極の許容電流密度により制限さ
れるため、トーチ電圧を上昇させる必要がある。そこ
で、この発明の第3の目的は、前記の第1の目的と併せ
てトーチ電圧を上昇させ、プラズマトーチの大容量化を
図ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、この発明は、プラズマトーチで発生したプ
ラズマジェットに粉末状の溶射材料を給送し、上記プラ
ズマジェットにより上記溶射材料を加熱溶融すると共に
加速して溶射粒子の流れを作り、これを被溶射基材の表
面に吹き付けて皮膜を形成させるプラズマ溶射による皮
膜形成方法において、上記プラズマトーチの外周部に同
軸状に設置した電磁コイルによりプラズマジェットに磁
界を作用せしめ、上記磁界の磁界配置に従って上記溶射
粒子の流れをプラズマジェットの中に取り込むように該
プラズマジェットを制御するようにした。
【0014】上記の第2の目的を達成するために、上記
の磁界を定常的に作用させるか、或は時間的に変化させ
て作用させることにより、上記プラズマトーチで発生し
たプラズマを再加熱するようにした。
【0015】また、上記の第3の目的を達成するため
に、上記の磁界をプラズマトーチの陽極と陰極間に生じ
るアーク柱にも作用させることにより、トーチ電圧を上
昇させ、これにより上記プラズマトーチの出力を上昇さ
せるようにした。
【0016】
【発明の実施の形態】図1はプラズマ溶射装置を示すも
のである。この場合のプラズマ溶射は減圧溶射法によ
る。上記の装置は脚台20の上に真空容器21が設置さ
れ、その真空容器21の内部において調節脚22により
基台23を支持している。また基台23上に水平方向の
中心穴を有する巻枠24が設置され、その巻枠24に電
磁コイル25が巻かれる。
【0017】上記巻枠24の中心穴にプラズマトーチ2
6が同軸状に固定される。上記のプラズマトーチ26
は、図2に示すように、導体でなる外筒27内に円筒状
の絶縁体28を介して導体でなる内筒29を挿入一体化
してあり、上記外筒27と絶縁体28の先端に円筒状の
陽極31が取り付けられ、また、絶縁体28と内筒29
の先端に砲弾形の陰極32が取り付けられる。上記の陰
極32の先端部分が上記陽極31の中心穴33の後端部
に所要の放電間隙おいて臨む。陽極31の先端に、その
中心穴33と同軸状のテーパ状開口30を有するノズル
34が取り付けられる。
【0018】上記外筒27の端部に作動ガスの送給口3
5が設けられ、その送給口35が上記絶縁体28の外周
面と外筒27の内周面との間に形成された送給通路36
に連通している。上記送給通路36の先端部は、陰極3
2の周りにおいて、その陽極31と陰極32間に介在さ
れた環状のノズル部材37に達し、陰極32の外周部を
経て陽極31の中心穴33に開放される。
【0019】また、上記の陽極31には半径方向の溶射
材料の送給口38が設けられ(内部送給方式)、その供
給口38は中心穴33の内周面に開放される。
【0020】また、上記の陽極31の内部には冷却水通
路39が設けられ、陽極31とノズル34間の環状冷却
水通路40で折り返して設けられる。上記冷却水通路3
9の入側は、内筒29の内部及び絶縁体28の内部に設
けられた供給通路41と連通しており、また出側は外筒
27の内部に設けられた冷却水排出通路42に連通され
る。
【0021】上記の外筒27と内筒29は外部の直流電
源43に接続され、また電磁コイル25も外部の他の直
流電源44に接続される。また作動ガス45及び冷却水
もそれぞれ外部から供給される。
【0022】上記構成のプラズマトーチ26のノズル3
4の前方において、図1に示すように基台23上に6軸
多関節ロボット47が設置され、そのロボット47によ
り、被溶射基材48を把握せしめ、遠隔操作によりその
基材48をノズル34の前方の所定位置に静止させる。
【0023】その他、図1において、49は減圧排気
口、50は覗き窓である。
【0024】以上のごとき装置において、被溶射基材4
8に皮膜51を形成させる方法は、真空容器21内の空
気を真空ポンプを用いて減圧排気口49から排気するこ
とにより内部を減圧し、作動ガス45を送給しつつ陽極
31と陰極32との間に直流の高電圧を印加することに
よりアーク放電を生ぜしめる。そのアーク柱に接触する
ことにより作動ガス45がイオン化され、ノズル34か
らプラズマジェット52として噴出される。
【0025】一方、溶射材料の送給口38から粉末状の
溶射材料を上記のプラズマジェット52中に供給する。
溶射材料はプラズマジェット52中に注入され、加熱溶
融されて溶射粒子の流れとなり、これが基材48の表面
に面状に付着凝固して皮膜51を形成する。
【0026】上記のごときプラズマ溶射において、電磁
コイル25に一定電圧の直流をプラズマジェット52の
方向に見て右回りの方向に加えて定常磁界を生ぜしめ、
その磁界をプラズマジェット52に作用させる。そうす
ると、プラズマ中の電子やイオンの荷電粒子は、プラズ
マの温度と磁界の磁束密度に応じた半径(ラーマ半径)
で磁力線の周りにら旋運動を行い、他の粒子と衝突しな
い限り磁力線に拘束されて磁界の垂直方向に移動するこ
とはない。このため、他の粒子との衝突の程度を表わす
平均自由行程よりもラーマ半径を小さくすることによ
り、粒子を磁界に拘束させることができる。その結果、
磁界配位に応じた形状のプラズマジェットを形成でき、
また同時に磁力線の方向にプラズマジェットの流れを制
御することができる。
【0027】この場合、前記のような電磁コイル25の
配置及びこれに流す電流の方向により、プラズマジェッ
ト52を末拡がり状に変形させたり(図3a参照)、ま
た、図3(b)、(c)に示すように、前記の電磁コイ
ル25の前方に所要の間隔をおいて第2の電磁コイル2
5’を配置し、これに上記電磁コイル25と反対方向の
電流を流したり(b図の場合)、同方向の電流を流した
り(c図の場合)することにより磁界配位を変化させる
と、それぞれの磁界配位に応じてプラズマジェット52
の形状を変えることができる。
【0028】一方、溶射材料は上記のプラズマジェット
52により加熱溶融され、かつ加速されるが、溶融され
た溶射粒子の流れを上記の磁界によって制御することは
できない。このため、プラズマジェット52の外に飛び
出すものもあるが、その溶射粒子の流れの全体を包含す
るような磁界配位となる電磁コイル25、25’の配置
を選定することにより、ほとんどの溶射粒子をプラズマ
ジェット52の中に取り込むことができる。このため、
磁界を作用させない従来のプラズマ溶射に比べ、効率よ
く皮膜51を形成することができる。
【0029】上記のように、プラズマジェット52に定
常的又は時間的に変化する磁界を作用させるとプラズマ
ジェット54の形状を直接的に制御することができるほ
か、定常磁界の場合プラズマジェット52がある速度u
で半径方向に磁束密度Bの磁界を半径方向に横切ること
により、円周方向の起電力u×Bが生じて電流が発生す
る。また、時間的に変化する磁界の場合、起電力(−r
/2×dBz/dt、但し、rはプラズマ中心軸から半
径方向の距離、dBz/dtは距離rの位置における中
心軸方向の磁束密度Bzの変化率)による電流も発生す
る。
【0030】これらの電流が電気抵抗をもったプラズマ
中に流れることによりジュール加熱が発生してプラズマ
中の電子の温度が上昇し、同時に他のプラズマ中の粒子
との衝突も活発となり、イオンと中性粒子の励起や電離
が促進され、プラズマ全体が再加熱される。
【0031】前述のように、減圧溶射法においては、真
空容器21内に噴射されたプラズマジェット52は断熱
膨張により温度が低下するが、上記のごとき磁界との相
互作用によりプラズマ全体が再加熱されることにより、
断熱膨張による温度低下を補うことができる。これによ
り、溶射材料の溶融不足を解消することができる。
【0032】更に上記の磁界はプラズマジェット52に
作用するが、これと同時に陽極31と陰極32との間に
生起するアーク柱にも作用する。磁界による磁気力はア
ーク柱の中心軸方向に作用するためアーク柱が収縮し、
断面積を縮小させる(磁界のピンチ効果)。このため、
アーク柱の電位傾度が大きくなってトーチ電圧が増大す
る。その結果、トーチ電流を増すことなくプラズマトー
チ26の出力を増大させ、溶射粒子の完全溶融を図るこ
とができる。
【0033】(試験例1)上記の実施形態に示した装置
を用い、次の諸元及び条件で皮膜形成試験を行った。 陰極(タングステン) φ8mm 陽極(銅) 内径φ8mm〜φ12mm トーチ電流 600A 容器圧力 13kPa 電磁コイル 内径70mm,長さ157mm,1000ター ン 最大磁界密度 B=0.84T 磁界配位 印加可能なコイル中心軸上の図3(a)に示す 末拡がり形 作動ガス アルゴン(その他、ヘリウム、窒素、水素が使 用できる。) ガス流量 60l/min 溶射材料 NiCrALY粉末 送給量 20g/min 基材 ブラスト処理を施した軽鋼(SS400) 150mm×150mm×3.2mm 溶射距離 150mm 溶射時間 30秒。
【0034】(試験例1の結果) (1) 皮膜の形状に対する磁界の影響を知るため、電
磁コイルの中心軸上の最大磁界密度BをB=0、B=
0.3T,B=0.6Tに変化させた。
【0035】図4(a)〜(c)は皮膜の形状を示すも
のであり、縦線Lと水平線Hの交点は、トーチの中心軸
を示す。この結果から、磁界印加前(B=0)の場合に
比べ、磁界印加後(B=0.3T 0.6T)において
皮膜の面積が増大していることがわかる。また、図5
(a)は縦線L方向の皮膜の厚さ分布、図5(b)は横
線H方向の皮膜の厚さ分布を示す。
【0036】図5(a)の縦線L方向の皮膜の厚さにお
いて、磁界印加前は中心軸付近と中心軸を通る縦線Lの
下方30mmの位置にピークを示し、中心軸より下の部
分の方が大きい値を示す。しかし、磁界印加後ではトー
チ中心軸に膜厚のピークが移動している。
【0037】このことから、磁界印加前は中心軸を通る
縦線上の上部から注入している溶射粉末の送給ガスの影
響により、プラズマジェットの流れが中心軸方向と、中
心軸になってやや下向きの2つになっているが、磁界印
加後にプラズマが中心軸から半径方向に広がる磁界に沿
って運動するため、プラズマジェットの流れも中心軸方
向のみに制御される。
【0038】上記のように、プラズマジェットを磁界に
よって制御すると共に、その広幅化を図ることにより、
溶射粒子の流れをそのプラズマの流れに取り込み、効率
のよい皮膜形成を行うことができる。
【0039】(2) プラズマトーチの出力の増加を磁
界のピンチ効果によるプラズマトーチ電圧の上昇により
行った場合、プラズマトーチからプラズマジェットへの
入熱も増加し、トーチの熱効率も上昇する。図6に磁束
密度B=0とB=0.6Tにおけるプラズマトーチの電
流電圧特性を示す。磁界印加前において、トーチ電圧は
トーチ電流の増加と共に上昇している。また、磁界印加
後においても同様にトーチ電圧はトーチ電流の増加と共
に上昇し、磁束密度が増大するほど大きな値を示してい
る。
【0040】(試験例2)また、次の諸元及び条件で磁
界による加熱の効果を調べた。 陰極(タングステン) φ8mm 陽極 内径φ6mm〜φ10mm トーチ電流 300A〜500A 容器圧力 2700Pa 電磁コイル 内径103mm、長さ60mm、8ターン コイル電流は印加後3.5msで最大値ICmax =24kAとなるパルス状である。
【0041】 このときのコイル中心軸の最大磁束密度B=0. 84T 磁界配位 図3(c)に示す配位 作動ガス アルゴン。
【0042】(試験例2の結果) (1) プラズマジェットの可視光の発光強度(プラズ
マの温度と密度に比例)の中心軸分布を図7に示す。ま
た、磁界(ICmax =24kA)印加後τ=3.5ms
と同じ程度のトーチ出力となる磁界を印加しないI=4
50Aの場合も同時に示す。I=300Aの磁界印加前
の発光強度の中心軸分布において、40mm、65mm
付近の発光が強くなり、大きな衝撃波が発生している。
またI=450Aの場合も同様に大きな衝突波が発生し
て出力が増大しているのに流れ方向の発光強度はほぼ同
じである。しかし、I=300Aの磁界印加後における
発光強度は、磁界印加前に比べ2倍程度の強さの発光強
度が観測され、その分布は流れ方向に緩やかに減少し、
流れ方向に均一に加熱されている。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、溶射
粒子の流れに沿わせ、その流れを取り込むようにプラズ
マジェットの流れの方向や拡がり形状を磁界配位の選定
により制御するようにしたものであるから、歩留りよく
皮膜を形成できる効果がある。
【0044】なお、上記の磁界は、同時にプラズマジェ
ットの再加熱及びプラズマトーチの大容量化の働きをな
し、溶射材料の溶融を促進させる効果も併せて発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の装置の断面図
【図2】同上のプラズマトーチ部分の拡大断面図
【図3】(a)〜(c) 磁界配位とプラズマジェット
の形状の関係を示す概念図
【図4】(a)〜(c) 皮膜形状の正面図
【図5】(a) 皮膜の縦方向の厚さ分布図 (b) 皮膜の水平方向の厚さ分布図
【図6】プラズマトーチの電流電圧特性図
【図7】プラズマジェットの発光強度分布図
【図8】従来のプラズマトーチの概念図
【符号の説明】
20 脚台 21 真空容器 22 調節脚 23 基台 24 巻枠 25、25’ 電磁コイル 26 プラズマトーチ 27 外筒 28 絶縁体 29 内筒 30 開口 31 陽極 32 陰極 33 中心穴 34 ノズル 35 作動ガス供給口 36 送給通路 37 ノズル部材 38 送給口 39 冷却水通路 40 環状冷却水通路 41 冷却水供給通路 42 冷却水排出通路 43 直流電源 44 直流電源 45 作動ガス 46 冷却水 47 ロボット 48 被溶射基材 49 減圧排気口 50 覗き窓 51 皮膜 52 プラズマジェット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 明 尼崎市道意町7丁目1番地の8 財団法人 近畿高エネルギー加工技術研究所内 (72)発明者 江口 法孝 尼崎市道意町7丁目1番地の8 財団法人 近畿高エネルギー加工技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマトーチで発生したプラズマジェ
    ットに粉末状の溶射材料を給送し、上記プラズマジェッ
    トにより上記溶射材料を加熱溶融すると共に加速して溶
    射粒子の流れを作り、これを被溶射基材の表面に吹き付
    けて皮膜を形成させるプラズマ溶射法において、上記プ
    ラズマトーチの外周部に同軸状に設置した電磁コイルに
    よりプラズマジェットに磁界を作用せしめ、上記磁界の
    磁界配位に従って上記溶射粒子の流れをプラズマジェッ
    トの中に取り込むように、該プラズマジェットを制御す
    ることを特徴とする磁界制御プラズマによる溶射法。
  2. 【請求項2】 上記の磁界を定常的に作用させるか、或
    は時間的に変化させて作用させることにより、上記プラ
    ズマトーチで発生したプラズマを再加熱することを特徴
    とする請求項1に記載の磁界制御プラズマによる溶射
    法。
  3. 【請求項3】 上記の磁界をプラズマトーチの陽極と陰
    極間に生じるアーク柱にも作用させることにより、トー
    チ電圧を上昇させ、これにより上記プラズマトーチの出
    力を上昇させることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の磁界制御プラズマによる溶射法。
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