JPH10103473A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
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- JPH10103473A JPH10103473A JP28000896A JP28000896A JPH10103473A JP H10103473 A JPH10103473 A JP H10103473A JP 28000896 A JP28000896 A JP 28000896A JP 28000896 A JP28000896 A JP 28000896A JP H10103473 A JPH10103473 A JP H10103473A
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- pressure
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- hydraulic pressure
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Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリチャージ期間をライン圧を用いて設定す
る場合に、現状と異なる誤ったライン圧を用いることな
く、適正なプリチャージ期間を設定することのできる自
動変速機の制御装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 エンジン回転センサ303で検出される
エンジン回転数と、油温センサ306で検出される作動
油の温度とから、現在実現可能なライン圧の最大値を求
め、これと、ライン圧制御で設定される目標ライン圧と
を比較して、値が小さい方のライン圧を選択し、この値
と、プリチャージの対象となる摩擦要素の油圧室ないし
該油圧室に通じる油路等の容量とからプリチャージ期間
を設定するコントローラ300を備える。
る場合に、現状と異なる誤ったライン圧を用いることな
く、適正なプリチャージ期間を設定することのできる自
動変速機の制御装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 エンジン回転センサ303で検出される
エンジン回転数と、油温センサ306で検出される作動
油の温度とから、現在実現可能なライン圧の最大値を求
め、これと、ライン圧制御で設定される目標ライン圧と
を比較して、値が小さい方のライン圧を選択し、この値
と、プリチャージの対象となる摩擦要素の油圧室ないし
該油圧室に通じる油路等の容量とからプリチャージ期間
を設定するコントローラ300を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車に搭載される
自動変速機の制御装置に関する。
自動変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載される自動変速機
は、トルクコンバータと変速歯車機構とを組み合わせ、
この変速歯車機構の動力伝達経路をクラッチやブレーキ
等の複数の摩擦要素の選択的作動により切り換えて、所
定の変速段に自動的に変速するように構成したもので、
各摩擦要素の油圧室に対して作動圧を給排する油圧制御
回路が備えられるが、この種の自動変速機においては、
例えば、変速の開始時に、まず、その変速で締結又は解
放される摩擦要素の締結室あるいは解放室に至る油路及
びこれらの油圧室に作動油を速やかに充満させるプリチ
ャージ制御を行なう場合がある。
は、トルクコンバータと変速歯車機構とを組み合わせ、
この変速歯車機構の動力伝達経路をクラッチやブレーキ
等の複数の摩擦要素の選択的作動により切り換えて、所
定の変速段に自動的に変速するように構成したもので、
各摩擦要素の油圧室に対して作動圧を給排する油圧制御
回路が備えられるが、この種の自動変速機においては、
例えば、変速の開始時に、まず、その変速で締結又は解
放される摩擦要素の締結室あるいは解放室に至る油路及
びこれらの油圧室に作動油を速やかに充満させるプリチ
ャージ制御を行なう場合がある。
【0003】このプリチャージ制御は、摩擦要素の締結
動作又は解放動作の遅れを回避するために行なわれるも
ので、変速前の状態では、該摩擦要素に通じる油路及び
油圧室内に作動油が存在しておらず、したがってその油
圧室内における作動圧の上昇が時間的に遅れるような場
合に、例えば、当該摩擦要素に対する作動圧の供給を制
御するデューティソレノイドバルブ等の油圧制御バルブ
を変速開始当初の所定時間だけ全開状態として、この摩
擦要素に至る油路及び油圧室内に作動油を速やかに充満
させ、これにより、該摩擦要素の締結方向又は解放方向
へのストロークを促進させようとするものである。
動作又は解放動作の遅れを回避するために行なわれるも
ので、変速前の状態では、該摩擦要素に通じる油路及び
油圧室内に作動油が存在しておらず、したがってその油
圧室内における作動圧の上昇が時間的に遅れるような場
合に、例えば、当該摩擦要素に対する作動圧の供給を制
御するデューティソレノイドバルブ等の油圧制御バルブ
を変速開始当初の所定時間だけ全開状態として、この摩
擦要素に至る油路及び油圧室内に作動油を速やかに充満
させ、これにより、該摩擦要素の締結方向又は解放方向
へのストロークを促進させようとするものである。
【0004】その場合に、この作動油のプリチャージを
どれだけの期間行なうかが重要な問題となるが、特に、
プリチャージの終了のタイミングが早過ぎた場合、換言
すればプリチャージ時間が短いと、該プリチャージによ
る作動油の供給量が不足して、摩擦要素の締結又は解放
までに未だなお時間がかかることになり、このプリチャ
ージ制御の効果が低減され、変速時の応答性の向上が充
分には図れないということになる。
どれだけの期間行なうかが重要な問題となるが、特に、
プリチャージの終了のタイミングが早過ぎた場合、換言
すればプリチャージ時間が短いと、該プリチャージによ
る作動油の供給量が不足して、摩擦要素の締結又は解放
までに未だなお時間がかかることになり、このプリチャ
ージ制御の効果が低減され、変速時の応答性の向上が充
分には図れないということになる。
【0005】これに対し、例えば特開平7−27217
号公報には、ライン圧に基づいてプリチャージ時間を決
定することが開示されている。つまり、この種の自動変
速機における油圧制御回路には、オイルポンプから吐出
された作動油の圧力をそのときの種々の状況に応じて適
切な値のライン圧に調整するレギュレータバルブが備え
られ、このレギュレータバルブで生成されたライン圧が
変速時や定常走行時、もしくはN−D、N−R等のエン
ゲージメント操作時に各摩擦要素に供給される作動圧の
所謂元圧とされる。したがって、プリチャージ制御時の
ライン圧を検出することにより、油圧制御バルブを全開
状態等としたときの作動油の単位時間当りのベース流量
が求められ、これと、プリチャージする摩擦要素に通じ
る油路ないし油圧室の容量等とからプリチャージすべき
時間が定められるというものである。
号公報には、ライン圧に基づいてプリチャージ時間を決
定することが開示されている。つまり、この種の自動変
速機における油圧制御回路には、オイルポンプから吐出
された作動油の圧力をそのときの種々の状況に応じて適
切な値のライン圧に調整するレギュレータバルブが備え
られ、このレギュレータバルブで生成されたライン圧が
変速時や定常走行時、もしくはN−D、N−R等のエン
ゲージメント操作時に各摩擦要素に供給される作動圧の
所謂元圧とされる。したがって、プリチャージ制御時の
ライン圧を検出することにより、油圧制御バルブを全開
状態等としたときの作動油の単位時間当りのベース流量
が求められ、これと、プリチャージする摩擦要素に通じ
る油路ないし油圧室の容量等とからプリチャージすべき
時間が定められるというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、ラ
イン圧は、前述したような変速時や定常走行時、もしく
はエンゲージメント操作時等に、各状況に応じた適切な
値の目標値がそのときのスロットル開度やエンジン回転
数等に基づいて設定され、この目標ライン圧が実現する
ように、例えば同じく油圧制御回路に備えられたリニア
ソレノイドバルブ等を介してレギュレータバルブのスプ
ール位置が調整される(例えば特開昭62−12434
3号公報参照)。したがって、このように設定された目
標ライン圧を現時点におけるライン圧の値としてプリチ
ャージ時間の決定に用いることが考えられる。
イン圧は、前述したような変速時や定常走行時、もしく
はエンゲージメント操作時等に、各状況に応じた適切な
値の目標値がそのときのスロットル開度やエンジン回転
数等に基づいて設定され、この目標ライン圧が実現する
ように、例えば同じく油圧制御回路に備えられたリニア
ソレノイドバルブ等を介してレギュレータバルブのスプ
ール位置が調整される(例えば特開昭62−12434
3号公報参照)。したがって、このように設定された目
標ライン圧を現時点におけるライン圧の値としてプリチ
ャージ時間の決定に用いることが考えられる。
【0007】しかしながら、その場合に次のような問題
が生じるのである。すなわち、例えば、アイドル時にN
−D、N−R等のエンゲージメント操作が行なわれた場
合を考えると、このエンゲージメント操作時には、フォ
ワードクラッチもしくはリバースクラッチ等が締結され
るので、これらのクラッチが滑りを起こさず、確実に締
結されるような大きさの目標ライン圧が設定される。
が生じるのである。すなわち、例えば、アイドル時にN
−D、N−R等のエンゲージメント操作が行なわれた場
合を考えると、このエンゲージメント操作時には、フォ
ワードクラッチもしくはリバースクラッチ等が締結され
るので、これらのクラッチが滑りを起こさず、確実に締
結されるような大きさの目標ライン圧が設定される。
【0008】一方、プリチャージ制御は、このエンゲー
ジメント操作の開始後直ちに行なわれるものであり、そ
の時点では、エンジン回転数が未だアイドル回転数と低
くなっている。そして、一般に、オイルポンプは、エン
ジンによって直接的又は間接的に駆動されており、該ポ
ンプの回転数(作動油の吐出量)はエンジン回転数と比
例関係にあるので、エンジン回転数の低い上記時点では
オイルポンプの回転数も低くなっており、したがって該
ポンプからの作動油の吐出量も少ない状態となってい
る。したがって、上記目標ライン圧が実現するように、
オイルポンプから吐出される作動油の圧力を調整してみ
ても、該目標ライン圧が得られず、場合によっては、そ
の時点で実現可能な最大のライン圧、つまりレギュレー
タバルブによる調整率を0としたときのオイルポンプか
らの吐出圧そのものが目標ライン圧よりも低くなること
も考えられる。そして、このようなときに、目標ライン
圧を現時点におけるライン圧としてプリチャージ時間を
決定すると、プリチャージ時における作動油の単位時間
当りのベース流量が現実に流れ得る量よりも大きな値に
求められ、その結果、プリチャージ時間が実際に必要な
プリチャージ時間よりも短く設定されて、前述したよう
に、このプリチャージによる作動油の供給量が不足し、
プリチャージ制御の効果が低減されて、変速時の応答性
の向上が充分には図れなくなってしまうのである。
ジメント操作の開始後直ちに行なわれるものであり、そ
の時点では、エンジン回転数が未だアイドル回転数と低
くなっている。そして、一般に、オイルポンプは、エン
ジンによって直接的又は間接的に駆動されており、該ポ
ンプの回転数(作動油の吐出量)はエンジン回転数と比
例関係にあるので、エンジン回転数の低い上記時点では
オイルポンプの回転数も低くなっており、したがって該
ポンプからの作動油の吐出量も少ない状態となってい
る。したがって、上記目標ライン圧が実現するように、
オイルポンプから吐出される作動油の圧力を調整してみ
ても、該目標ライン圧が得られず、場合によっては、そ
の時点で実現可能な最大のライン圧、つまりレギュレー
タバルブによる調整率を0としたときのオイルポンプか
らの吐出圧そのものが目標ライン圧よりも低くなること
も考えられる。そして、このようなときに、目標ライン
圧を現時点におけるライン圧としてプリチャージ時間を
決定すると、プリチャージ時における作動油の単位時間
当りのベース流量が現実に流れ得る量よりも大きな値に
求められ、その結果、プリチャージ時間が実際に必要な
プリチャージ時間よりも短く設定されて、前述したよう
に、このプリチャージによる作動油の供給量が不足し、
プリチャージ制御の効果が低減されて、変速時の応答性
の向上が充分には図れなくなってしまうのである。
【0009】また、作動油の温度が高くなると、その流
動性が増し、オイルポンプやバルブボディー等の間隙か
らのリーク量が増えるので、そのような高温時において
もやはりオイルポンプからの作動油の吐出量ないし吐出
圧が小さくなって、上記と同様の問題が起こり得る。
動性が増し、オイルポンプやバルブボディー等の間隙か
らのリーク量が増えるので、そのような高温時において
もやはりオイルポンプからの作動油の吐出量ないし吐出
圧が小さくなって、上記と同様の問題が起こり得る。
【0010】本発明は、プリチャージ制御を行なう場合
の上記のような実情に対処するもので、プリチャージ制
御の効果が充分発揮されるように、プリチャージ時間を
より正確に決定し、もって変速の応答遅れを常に確実に
防止することのできる自動変速機の制御装置を提供する
ことを課題とする。
の上記のような実情に対処するもので、プリチャージ制
御の効果が充分発揮されるように、プリチャージ時間を
より正確に決定し、もって変速の応答遅れを常に確実に
防止することのできる自動変速機の制御装置を提供する
ことを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では次のような手段を用いる。
め、本発明では次のような手段を用いる。
【0012】まず、本願の特許請求の範囲の請求項1に
記載した発明(以下「第1発明」という。)は、エンジ
ンの出力トルクに関する値を検出するエンジン出力検出
手段と、エンジンによって駆動されて油圧を生成するオ
イルポンプと、該オイルポンプで生成された油圧を上記
エンジン出力検出手段の検出結果に基づいて決定される
所定の目標油圧に調整する油圧調整手段と、該油圧調整
手段で目標油圧に調整された油圧を制御して作動圧を生
成し、これを摩擦要素に供給する作動圧供給手段とが備
えられ、この作動圧供給手段が、所定の時期に、目標油
圧に調整された油圧をそのまま作動圧として所定時間摩
擦要素に供給するプリチャージを行なうように構成され
ている自動変速機の制御装置であって、上記オイルポン
プの回転数に関する値を検出するオイルポンプ回転数検
出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて上記オイ
ルポンプが生成し得る油圧の最大値を求める上限油圧決
定手段と、上記作動圧供給手段によるプリチャージ時間
を少なくともプリチャージの際に摩擦要素に供給される
作動圧の値を用いて設定するプリチャージ時間設定手段
とが設けられ、このプリチャージ時間設定手段が、プリ
チャージ時間の設定に用いる作動圧の値として、上記目
標油圧と上記上限油圧とのうちの小さい方の値を用いる
ことを特徴とする。
記載した発明(以下「第1発明」という。)は、エンジ
ンの出力トルクに関する値を検出するエンジン出力検出
手段と、エンジンによって駆動されて油圧を生成するオ
イルポンプと、該オイルポンプで生成された油圧を上記
エンジン出力検出手段の検出結果に基づいて決定される
所定の目標油圧に調整する油圧調整手段と、該油圧調整
手段で目標油圧に調整された油圧を制御して作動圧を生
成し、これを摩擦要素に供給する作動圧供給手段とが備
えられ、この作動圧供給手段が、所定の時期に、目標油
圧に調整された油圧をそのまま作動圧として所定時間摩
擦要素に供給するプリチャージを行なうように構成され
ている自動変速機の制御装置であって、上記オイルポン
プの回転数に関する値を検出するオイルポンプ回転数検
出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて上記オイ
ルポンプが生成し得る油圧の最大値を求める上限油圧決
定手段と、上記作動圧供給手段によるプリチャージ時間
を少なくともプリチャージの際に摩擦要素に供給される
作動圧の値を用いて設定するプリチャージ時間設定手段
とが設けられ、このプリチャージ時間設定手段が、プリ
チャージ時間の設定に用いる作動圧の値として、上記目
標油圧と上記上限油圧とのうちの小さい方の値を用いる
ことを特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載した発明(以下「第
2発明」という。)は、上記第1発明において、作動圧
供給手段は、非走行変速レンジから走行変速レンジへの
切り換え時に締結される摩擦要素に対して、該切り換え
の初期にプリチャージを行なうと共に、上記目標油圧
は、エンジン回転数とスロットル開度とに基づいて設定
されることを特徴とする。
2発明」という。)は、上記第1発明において、作動圧
供給手段は、非走行変速レンジから走行変速レンジへの
切り換え時に締結される摩擦要素に対して、該切り換え
の初期にプリチャージを行なうと共に、上記目標油圧
は、エンジン回転数とスロットル開度とに基づいて設定
されることを特徴とする。
【0014】そして、請求項3に記載した発明(以下
「第3発明」という。)は、上記第1発明又は第2発明
において、作動油の温度を検出する油温検出手段が設け
られ、実油圧検出手段は、油温が高いときは、低いとき
に比べて、油圧生成手段が生成し得る油圧の最大値を小
さな値に設定することを特徴とする。
「第3発明」という。)は、上記第1発明又は第2発明
において、作動油の温度を検出する油温検出手段が設け
られ、実油圧検出手段は、油温が高いときは、低いとき
に比べて、油圧生成手段が生成し得る油圧の最大値を小
さな値に設定することを特徴とする。
【0015】上記の手段を用いることにより、本願各発
明はそれぞれ次のように作用する。
明はそれぞれ次のように作用する。
【0016】まず、第1発明によれば、プリチャージ時
間を設定するに際して、オイルポンプによって生成され
得る油圧の最大値が検出され、この実現可能な上限油圧
と、該油圧を調整すべき所定の目標油圧とのうちの小さ
い方の値が用いられて、プリチャージ時間が設定される
ので、オイルポンプからの吐出量が充分大きく、その吐
出圧を目標油圧に調整できる場合は、該目標油圧に基づ
いてプリチャージ時間が設定され、一方、オイルポンプ
からの吐出量が不足し、その吐出圧そのものが目標油圧
に達しない場合には、該吐出圧に基づいてプリチャージ
時間が設定されることになる。これにより、プリチャー
ジ時における作動油の単位時間当りのベース流量が、常
に、現実に流れ得るベース流量と一致し、その結果、プ
リチャージ時間が適切に設定されて、プリチャージ制御
の効果が確実に発揮されることになる。
間を設定するに際して、オイルポンプによって生成され
得る油圧の最大値が検出され、この実現可能な上限油圧
と、該油圧を調整すべき所定の目標油圧とのうちの小さ
い方の値が用いられて、プリチャージ時間が設定される
ので、オイルポンプからの吐出量が充分大きく、その吐
出圧を目標油圧に調整できる場合は、該目標油圧に基づ
いてプリチャージ時間が設定され、一方、オイルポンプ
からの吐出量が不足し、その吐出圧そのものが目標油圧
に達しない場合には、該吐出圧に基づいてプリチャージ
時間が設定されることになる。これにより、プリチャー
ジ時における作動油の単位時間当りのベース流量が、常
に、現実に流れ得るベース流量と一致し、その結果、プ
リチャージ時間が適切に設定されて、プリチャージ制御
の効果が確実に発揮されることになる。
【0017】なお、この第1発明における上記オイルポ
ンプとしては、エンジンによって直接的に駆動されるも
の、又は間接的に駆動されるもののいずれでもよい。
ンプとしては、エンジンによって直接的に駆動されるも
の、又は間接的に駆動されるもののいずれでもよい。
【0018】また、第2発明によれば、特に、目標油圧
がエンジン回転数とスロットル開度とに基づいて摩擦要
素の締結に必要な値に設定されると共に、オイルポンプ
からの吐出圧そのものがこの目標油圧に達しない状況が
起こり易いアイドル時におけるエンゲージメント操作の
開始時に、プリチャージ時間が適切に設定されて、プリ
チャージ制御の効果が確実に発揮されることになる。
がエンジン回転数とスロットル開度とに基づいて摩擦要
素の締結に必要な値に設定されると共に、オイルポンプ
からの吐出圧そのものがこの目標油圧に達しない状況が
起こり易いアイドル時におけるエンゲージメント操作の
開始時に、プリチャージ時間が適切に設定されて、プリ
チャージ制御の効果が確実に発揮されることになる。
【0019】そして、第3発明によれば、オイルポンプ
やバルブボディー等の間隙からの作動油のリーク量が増
える高油温時は、低油温時に比べて、実現可能な油圧の
最大値が小さな値に設定されるので、この実油圧が適正
な方向に温度補正されて、より一層正確なプリチャージ
時間が設定されることになる。
やバルブボディー等の間隙からの作動油のリーク量が増
える高油温時は、低油温時に比べて、実現可能な油圧の
最大値が小さな値に設定されるので、この実油圧が適正
な方向に温度補正されて、より一層正確なプリチャージ
時間が設定されることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、機
械的構成、油圧制御回路、及び変速等の制御動作にわけ
て説明する。
械的構成、油圧制御回路、及び変速等の制御動作にわけ
て説明する。
【0021】機械的構成 まず、図1の骨子図により本実施の形態に係る自動変速
機10の全体の機械的な概略構成を説明する。
機10の全体の機械的な概略構成を説明する。
【0022】この自動変速機10は、主たる構成要素と
して、トルクコンバータ20と、該コンバータ20の出
力により駆動される変速歯車機構として前後(以下、エ
ンジン側を前方、反エンジン側を後方とする)に隣接し
て配置された第1、第2遊星歯車機構30,40と、こ
れらの遊星歯車機構30,40でなる動力伝達経路を切
り換えるクラッチやブレーキ等の複数の摩擦要素51〜
55及びワンウェイクラッチ56とを有し、これらによ
りDレンジにおける1〜4速、Sレンジにおける1〜3
速及びLレンジにおける1〜2速と、Rレンジにおける
後退速とが得られるようになっている。
して、トルクコンバータ20と、該コンバータ20の出
力により駆動される変速歯車機構として前後(以下、エ
ンジン側を前方、反エンジン側を後方とする)に隣接し
て配置された第1、第2遊星歯車機構30,40と、こ
れらの遊星歯車機構30,40でなる動力伝達経路を切
り換えるクラッチやブレーキ等の複数の摩擦要素51〜
55及びワンウェイクラッチ56とを有し、これらによ
りDレンジにおける1〜4速、Sレンジにおける1〜3
速及びLレンジにおける1〜2速と、Rレンジにおける
後退速とが得られるようになっている。
【0023】上記トルクコンバータ20は、エンジン出
力軸1に連結されたケース21内に固設されたポンプ2
2と、該ポンプ22に対向状に配置されて該ポンプ22
により作動油を介して駆動されるタービン23と、該ポ
ンプ22とタービン23との間に介設され、かつ、変速
機ケース11にワンウェイクラッチ24を介して支持さ
れてトルク増大作用を行うステータ25と、上記ケース
21とタービン23との間に設けられ、該ケース21を
介してエンジン出力軸1とタービン23とを直結するロ
ックアップクラッチ26とで構成されている。そして、
上記タービン23の回転がタービンシャフト27を介し
て遊星歯車機構30,40側に出力されるようになって
いる。
力軸1に連結されたケース21内に固設されたポンプ2
2と、該ポンプ22に対向状に配置されて該ポンプ22
により作動油を介して駆動されるタービン23と、該ポ
ンプ22とタービン23との間に介設され、かつ、変速
機ケース11にワンウェイクラッチ24を介して支持さ
れてトルク増大作用を行うステータ25と、上記ケース
21とタービン23との間に設けられ、該ケース21を
介してエンジン出力軸1とタービン23とを直結するロ
ックアップクラッチ26とで構成されている。そして、
上記タービン23の回転がタービンシャフト27を介し
て遊星歯車機構30,40側に出力されるようになって
いる。
【0024】ここで、このトルクコンバータ20の後方
には、該トルクコンバータ20のケース21を介してエ
ンジン出力軸1に駆動されるオイルポンプ12が配置さ
れている。
には、該トルクコンバータ20のケース21を介してエ
ンジン出力軸1に駆動されるオイルポンプ12が配置さ
れている。
【0025】一方、上記第1、第2遊星歯車機構30,
40は、いずれも、サンギヤ31,41と、このサンギ
ヤ31,41に噛み合った複数のピニオン32…32,
42…42と、これらのピニオン32…32,42…4
2を支持するピニオンキャリヤ33,43と、ピニオン
32…32,42…42に噛み合ったリングギヤ34,
44とで構成されている。
40は、いずれも、サンギヤ31,41と、このサンギ
ヤ31,41に噛み合った複数のピニオン32…32,
42…42と、これらのピニオン32…32,42…4
2を支持するピニオンキャリヤ33,43と、ピニオン
32…32,42…42に噛み合ったリングギヤ34,
44とで構成されている。
【0026】そして、上記タービンシャフト27と第1
遊星歯車機構30のサンギヤ31との間にフォワードク
ラッチ51が、同じくタービンシャフト27と第2遊星
歯車機構40のサンギヤ41との間にリバースクラッチ
52が、また、タービンシャフト27と第2遊星歯車機
構40のピニオンキャリヤ43との間に3−4クラッチ
53がそれぞれ介設されていると共に、第2遊星歯車機
構40のサンギヤ41を固定する2−4ブレーキ54が
備えられている。
遊星歯車機構30のサンギヤ31との間にフォワードク
ラッチ51が、同じくタービンシャフト27と第2遊星
歯車機構40のサンギヤ41との間にリバースクラッチ
52が、また、タービンシャフト27と第2遊星歯車機
構40のピニオンキャリヤ43との間に3−4クラッチ
53がそれぞれ介設されていると共に、第2遊星歯車機
構40のサンギヤ41を固定する2−4ブレーキ54が
備えられている。
【0027】さらに、第1遊星歯車機構30のリングギ
ヤ34と第2遊星歯車機構40のピニオンキャリヤ43
とが連結されて、これらと変速機ケース11との間にロ
ーリバースブレーキ55とワンウエイクラッチ56とが
並列に配置されていると共に、第1遊星歯車機構30の
ピニオンキャリヤ33と第2遊星歯車機構40のリング
ギヤ44とが連結されて、これらに出力ギヤ13が接続
されている。
ヤ34と第2遊星歯車機構40のピニオンキャリヤ43
とが連結されて、これらと変速機ケース11との間にロ
ーリバースブレーキ55とワンウエイクラッチ56とが
並列に配置されていると共に、第1遊星歯車機構30の
ピニオンキャリヤ33と第2遊星歯車機構40のリング
ギヤ44とが連結されて、これらに出力ギヤ13が接続
されている。
【0028】そして、この出力ギヤ13が、中間伝動機
構60を構成するアイドルシャフト61上の第1中間ギ
ヤ62に噛み合わされていると共に、該アイドルシャフ
ト61上の第2中間ギヤ63と差動装置70の入力ギヤ
71とが噛み合わされて、上記出力ギヤ13の回転が差
動装置70のデフケース72に入力され、該差動装置7
0を介して左右の車軸73,74が駆動されるようにな
っている。
構60を構成するアイドルシャフト61上の第1中間ギ
ヤ62に噛み合わされていると共に、該アイドルシャフ
ト61上の第2中間ギヤ63と差動装置70の入力ギヤ
71とが噛み合わされて、上記出力ギヤ13の回転が差
動装置70のデフケース72に入力され、該差動装置7
0を介して左右の車軸73,74が駆動されるようにな
っている。
【0029】ここで、上記各クラッチやブレーキ等の摩
擦要素51〜55及びワンウェイクラッチ56の作動状
態と変速段との関係をまとめると、次の表1に示すよう
になる。
擦要素51〜55及びワンウェイクラッチ56の作動状
態と変速段との関係をまとめると、次の表1に示すよう
になる。
【0030】
【表1】 なお、上記の骨子図に示す自動変速機10の変速歯車機
構の部分は、具体的には図2に示すように構成されてい
るが、この図2に示すように、変速機ケース11には後
述する制御で用いられるタービン回転センサ305が取
り付けられている。
構の部分は、具体的には図2に示すように構成されてい
るが、この図2に示すように、変速機ケース11には後
述する制御で用いられるタービン回転センサ305が取
り付けられている。
【0031】このセンサ305は、先端部がタービンシ
ャフト27と一体的に回転するフォワードクラッチ51
のドラム51aの外周面に対向するように取り付けら
れ、該ドラム外周面に設けられたスプラインによって生
じる磁場の周期的変化を検知することにより、上記ター
ビンシャフト27の回転数を検出するようになってい
る。
ャフト27と一体的に回転するフォワードクラッチ51
のドラム51aの外周面に対向するように取り付けら
れ、該ドラム外周面に設けられたスプラインによって生
じる磁場の周期的変化を検知することにより、上記ター
ビンシャフト27の回転数を検出するようになってい
る。
【0032】油圧制御回路 次に、図1、図2に示す各摩擦要素51〜55に設けら
れた油圧室に対して作動圧を給排する油圧制御回路につ
いて図3を参照して説明する。
れた油圧室に対して作動圧を給排する油圧制御回路につ
いて図3を参照して説明する。
【0033】なお、上記各摩擦要素のうち、バンドブレ
ーキでなる2−4ブレーキ54は、作動圧が供給される
油圧室として締結室54aと解放室54bとを有し、締
結室54aのみに作動圧が供給されているときに当該2
−4ブーレーキ54が締結され、解放室54bのみに作
動圧が供給されているとき、両室54a,54bとも作
動圧が供給されていないとき、及び両室54a,54b
とも作動圧が供給されているときに、2−4ブレーキ5
4が解放されるようになっている。
ーキでなる2−4ブレーキ54は、作動圧が供給される
油圧室として締結室54aと解放室54bとを有し、締
結室54aのみに作動圧が供給されているときに当該2
−4ブーレーキ54が締結され、解放室54bのみに作
動圧が供給されているとき、両室54a,54bとも作
動圧が供給されていないとき、及び両室54a,54b
とも作動圧が供給されているときに、2−4ブレーキ5
4が解放されるようになっている。
【0034】また、その他の摩擦要素51〜53,55
は単一の油圧室を有し、該油圧室に作動圧が供給されて
いるときに当該摩擦要素が締結される。
は単一の油圧室を有し、該油圧室に作動圧が供給されて
いるときに当該摩擦要素が締結される。
【0035】(1)全体構成 図3に示すように、この油圧制御回路100には、主た
る構成要素として、ライン圧を生成するレギュレータバ
ルブ101と、手動操作によってレンジの切り換えを行
うためのマニュアルバルブ102と、変速時に作動して
各摩擦要素51〜55に通じる油路を切り換えるローリ
バースバルブ103、バイパスバルブ104、3−4シ
フトバルブ105及びロックアップコントロールバルブ
106と、これらのバルブ103〜106を作動させる
ための第1、第2ON−OFFソレノイドバルブ(以
下、「第1、第2SV」と記す)111,112と、第
1SV111からの作動圧の供給先を切り換えるソレノ
イドリレーバルブ(以下、「リレーバルブ」と記す)1
07と、各摩擦要素51〜55の油圧室に供給される作
動圧の生成、調整、排出等の制御を行う第1〜第3デュ
ーティソレノイドバルブ(以下、「第1〜第3DSV」
と記す)121,122,123等が備えられている。
る構成要素として、ライン圧を生成するレギュレータバ
ルブ101と、手動操作によってレンジの切り換えを行
うためのマニュアルバルブ102と、変速時に作動して
各摩擦要素51〜55に通じる油路を切り換えるローリ
バースバルブ103、バイパスバルブ104、3−4シ
フトバルブ105及びロックアップコントロールバルブ
106と、これらのバルブ103〜106を作動させる
ための第1、第2ON−OFFソレノイドバルブ(以
下、「第1、第2SV」と記す)111,112と、第
1SV111からの作動圧の供給先を切り換えるソレノ
イドリレーバルブ(以下、「リレーバルブ」と記す)1
07と、各摩擦要素51〜55の油圧室に供給される作
動圧の生成、調整、排出等の制御を行う第1〜第3デュ
ーティソレノイドバルブ(以下、「第1〜第3DSV」
と記す)121,122,123等が備えられている。
【0036】ここで、上記第1、第2SV111,11
2及び第1〜第3DSV121〜123はいずれも3方
弁であって、上、下流側の油路を連通させた状態と、下
流側の油路をドレンさせた状態とが得られるようになっ
ている。そして、後者の場合、上流側の油路が遮断され
るので、ドレン状態で上流側からの作動油を徒に排出す
ることがなく、オイルポンプ12の駆動ロスが低減され
る。
2及び第1〜第3DSV121〜123はいずれも3方
弁であって、上、下流側の油路を連通させた状態と、下
流側の油路をドレンさせた状態とが得られるようになっ
ている。そして、後者の場合、上流側の油路が遮断され
るので、ドレン状態で上流側からの作動油を徒に排出す
ることがなく、オイルポンプ12の駆動ロスが低減され
る。
【0037】なお、第1、第2SV111,112はO
Nのときに上、下流側の油路を連通させる。また、第1
〜第3DSV121〜123はOFFのとき、即ちデュ
ーティ率(1ON−OFF周期におけるON時間の比
率)が0%のときに全開となって、上、下流側の油路を
完全に連通させ、ONのとき、即ちデューティ率が10
0%のときに、上流側の油路を遮断して下流側の油路を
ドレン状態とすると共に、その中間のデューティ率で
は、上流側の油圧を元圧として、下流側にそのデューテ
ィ率に応じた値に調整した油圧を生成するようになって
いる。
Nのときに上、下流側の油路を連通させる。また、第1
〜第3DSV121〜123はOFFのとき、即ちデュ
ーティ率(1ON−OFF周期におけるON時間の比
率)が0%のときに全開となって、上、下流側の油路を
完全に連通させ、ONのとき、即ちデューティ率が10
0%のときに、上流側の油路を遮断して下流側の油路を
ドレン状態とすると共に、その中間のデューティ率で
は、上流側の油圧を元圧として、下流側にそのデューテ
ィ率に応じた値に調整した油圧を生成するようになって
いる。
【0038】上記レギュレータバルブ101は、オイル
ポンプ12から吐出された作動油の圧力を所定のライン
圧に調整する。そして、このライン圧は、メインライン
200を介して上記マニュアルバルブ102に供給され
ると共に、ソレノイドレデューシングバルブ(以下、
「レデューシングバルブ」と記す)108と3−4シフ
トバルブ105とに供給される。
ポンプ12から吐出された作動油の圧力を所定のライン
圧に調整する。そして、このライン圧は、メインライン
200を介して上記マニュアルバルブ102に供給され
ると共に、ソレノイドレデューシングバルブ(以下、
「レデューシングバルブ」と記す)108と3−4シフ
トバルブ105とに供給される。
【0039】このレデューシングバルブ108に供給さ
れたライン圧は、該バルブ108によって減圧されて一
定圧とされた上で、ライン201,202を介して第
1、第2SV111,112に供給される。
れたライン圧は、該バルブ108によって減圧されて一
定圧とされた上で、ライン201,202を介して第
1、第2SV111,112に供給される。
【0040】そして、この一定圧は、第1SV111が
ONのときには、ライン203を介して上記リレーバル
ブ107に供給されると共に、該リレーバルブ107の
スプールが図面上(以下同様)右側に位置するときは、
さらにライン204を介してバイパスバルブ104の一
端の制御ポートにパイロット圧として供給されて、該バ
イパスバルブ104のスプールを左側に付勢する。ま
た、リレーバルブ107のスプールが左側に位置すると
きは、ライン205を介して3−4シフトバルブ105
の一端の制御ポートにパイロット圧として供給されて、
該3−4シフトバルブ105のスプールを右側に付勢す
る。
ONのときには、ライン203を介して上記リレーバル
ブ107に供給されると共に、該リレーバルブ107の
スプールが図面上(以下同様)右側に位置するときは、
さらにライン204を介してバイパスバルブ104の一
端の制御ポートにパイロット圧として供給されて、該バ
イパスバルブ104のスプールを左側に付勢する。ま
た、リレーバルブ107のスプールが左側に位置すると
きは、ライン205を介して3−4シフトバルブ105
の一端の制御ポートにパイロット圧として供給されて、
該3−4シフトバルブ105のスプールを右側に付勢す
る。
【0041】また、第2SV112がONのときには、
上記レデューシングバルブ108からの一定圧は、ライ
ン106を介してバイパスバルブ104に供給されると
共に、該バイパスバルブ104のスプールが右側に位置
するときは、さらにライン207を介してロックアップ
コントロールバルブ106の一端の制御ポートにパイロ
ット圧として供給されて、該コントロールバルブ106
のスプールを左側に付勢する。また、バイパスバルブ1
04のスプールが左側に位置するときは、ライン208
を介してローリバースバルブ103の一端の制御ポート
にパイロット圧として供給されて、該ローリバースバル
ブ103のスプールを左側に付勢する。
上記レデューシングバルブ108からの一定圧は、ライ
ン106を介してバイパスバルブ104に供給されると
共に、該バイパスバルブ104のスプールが右側に位置
するときは、さらにライン207を介してロックアップ
コントロールバルブ106の一端の制御ポートにパイロ
ット圧として供給されて、該コントロールバルブ106
のスプールを左側に付勢する。また、バイパスバルブ1
04のスプールが左側に位置するときは、ライン208
を介してローリバースバルブ103の一端の制御ポート
にパイロット圧として供給されて、該ローリバースバル
ブ103のスプールを左側に付勢する。
【0042】さらに、レデューシングバルブ108から
の一定圧は、ライン209を介して上記レギュレータバ
ルブ101の制御ポート101aにも供給される。その
場合に、この一定圧は、上記ライン209に備えられた
リニアソレノイドバルブ131により例えばエンジンの
スロットル開度等に応じて調整され、したがって、レギ
ュレータバルブ101により、ライン圧がスロットル開
度等に応じて調整されることになる。
の一定圧は、ライン209を介して上記レギュレータバ
ルブ101の制御ポート101aにも供給される。その
場合に、この一定圧は、上記ライン209に備えられた
リニアソレノイドバルブ131により例えばエンジンの
スロットル開度等に応じて調整され、したがって、レギ
ュレータバルブ101により、ライン圧がスロットル開
度等に応じて調整されることになる。
【0043】なお、上記3−4シフトバルブ105に導
かれたメインライン200は、該バルブ105のスプー
ルが右側に位置するときに、ライン210を介して第1
アキュムレータ141に通じ、該アキュムレータ141
にライン圧を導入する。
かれたメインライン200は、該バルブ105のスプー
ルが右側に位置するときに、ライン210を介して第1
アキュムレータ141に通じ、該アキュムレータ141
にライン圧を導入する。
【0044】一方、上記メインライン200からマニュ
アルバルブ102に供給されたライン圧は、D,S,L
の各前進レンジでは第1出力ライン211及び第2出力
ライン212に、Rレンジでは第1出力ライン211及
び第3出力ライン213に、また、Nレンジでは第3出
力ライン213にそれぞれ導入される。
アルバルブ102に供給されたライン圧は、D,S,L
の各前進レンジでは第1出力ライン211及び第2出力
ライン212に、Rレンジでは第1出力ライン211及
び第3出力ライン213に、また、Nレンジでは第3出
力ライン213にそれぞれ導入される。
【0045】そして、上記第1出力ライン211は第1
DSV121に導かれて、該第1DSV121に制御元
圧としてライン圧を供給する。この第1DSV121の
下流側は、ライン214を介してローリバースバルブ1
03に導かれ、該バルブ103のスプールが右側に位置
するときには、さらにライン(サーボアプライライン)
215を介して2−4ブレーキ54の締結室54aに導
かれる。また、上記ローリバースバルブ103のスプー
ルが左側に位置するときには、さらにライン(ローリバ
ースブレーキライン)216を介してローリバースブレ
ーキ55の油圧室に導かれる。
DSV121に導かれて、該第1DSV121に制御元
圧としてライン圧を供給する。この第1DSV121の
下流側は、ライン214を介してローリバースバルブ1
03に導かれ、該バルブ103のスプールが右側に位置
するときには、さらにライン(サーボアプライライン)
215を介して2−4ブレーキ54の締結室54aに導
かれる。また、上記ローリバースバルブ103のスプー
ルが左側に位置するときには、さらにライン(ローリバ
ースブレーキライン)216を介してローリバースブレ
ーキ55の油圧室に導かれる。
【0046】ここで、上記ライン214からはライン2
17が分岐されて、第2アキュムレータ142に導かれ
ている。
17が分岐されて、第2アキュムレータ142に導かれ
ている。
【0047】また、上記第2出力ライン212は、第2
DSV122及び第3DSV123に導かれて、これら
のDSV122,123に制御元圧としてライン圧をそ
れぞれ供給すると共に、3−4シフトバルブ105にも
導かれている。
DSV122及び第3DSV123に導かれて、これら
のDSV122,123に制御元圧としてライン圧をそ
れぞれ供給すると共に、3−4シフトバルブ105にも
導かれている。
【0048】この3−4シフトバルブ105に導かれた
ライン212は、該バルブ105のスプールが左側に位
置するときに、ライン218を介してロックアップコン
トロールバルブ106に導かれ、該バルブ106のスプ
ールが左側に位置するときに、さらにライン(フォワー
ドクラッチライン)219を介してフォワードクラッチ
51の油圧室に導かれる。
ライン212は、該バルブ105のスプールが左側に位
置するときに、ライン218を介してロックアップコン
トロールバルブ106に導かれ、該バルブ106のスプ
ールが左側に位置するときに、さらにライン(フォワー
ドクラッチライン)219を介してフォワードクラッチ
51の油圧室に導かれる。
【0049】ここで、上記フォワードクラッチライン2
19から分岐されたライン220は3−4シフトバルブ
105に導かれ、該バルブ105のスプールが左側に位
置するときに、前述のライン210を介して第1アキュ
ムレータ141に通じると共に、該バルブ105のスプ
ールが右側に位置するときには、ライン(サーボリリー
スライン)221を介して2−4ブレーキ54の解放室
54bに通じる。
19から分岐されたライン220は3−4シフトバルブ
105に導かれ、該バルブ105のスプールが左側に位
置するときに、前述のライン210を介して第1アキュ
ムレータ141に通じると共に、該バルブ105のスプ
ールが右側に位置するときには、ライン(サーボリリー
スライン)221を介して2−4ブレーキ54の解放室
54bに通じる。
【0050】また、第2出力ライン212から制御元圧
が供給される第2DSV122の下流側は、ライン22
2を介して上記リレーバルブ107の一端の制御ポート
に導かれて該ポートにパイロット圧を供給することによ
り、該リレーバルブ107のスプールを左側に付勢す
る。また、上記ライン222から分岐されたライン22
3はローリバースバルブ103に導かれ、該バルブ10
3のスプールが右側に位置するときに、さらにライン2
24に通じる。
が供給される第2DSV122の下流側は、ライン22
2を介して上記リレーバルブ107の一端の制御ポート
に導かれて該ポートにパイロット圧を供給することによ
り、該リレーバルブ107のスプールを左側に付勢す
る。また、上記ライン222から分岐されたライン22
3はローリバースバルブ103に導かれ、該バルブ10
3のスプールが右側に位置するときに、さらにライン2
24に通じる。
【0051】このライン224からは、オリフィス15
1を介してライン225が分岐されていると共に、この
分岐されたライン225は3−4シフトバルブ105に
導かれ、該3−4シフトバルブ105のスプールが左側
に位置するときに、前述のサーボリリースライン221
を介して2−4ブレーキ54の解放室54bに導かれ
る。
1を介してライン225が分岐されていると共に、この
分岐されたライン225は3−4シフトバルブ105に
導かれ、該3−4シフトバルブ105のスプールが左側
に位置するときに、前述のサーボリリースライン221
を介して2−4ブレーキ54の解放室54bに導かれ
る。
【0052】また、上記ライン224からオリフィス1
51を介して分岐されたライン225からは、さらにラ
イン226が分岐されていると共に、このライン226
はバイパスバルブ104に導かれ、該バルブ104のス
プールが右側に位置するときに、ライン(3−4クラッ
チライン)227を介して3−4クラッチ53の油圧室
に導かれる。
51を介して分岐されたライン225からは、さらにラ
イン226が分岐されていると共に、このライン226
はバイパスバルブ104に導かれ、該バルブ104のス
プールが右側に位置するときに、ライン(3−4クラッ
チライン)227を介して3−4クラッチ53の油圧室
に導かれる。
【0053】さらに、上記ライン224は直接バイパス
バルブ104に導かれ、該バルブ104のスプールが左
側に位置するときに、上記ライン226を介してライン
225に通じる。つまり、ライン224とライン225
とが上記オリフィス151をバイパスして通じることに
なる。
バルブ104に導かれ、該バルブ104のスプールが左
側に位置するときに、上記ライン226を介してライン
225に通じる。つまり、ライン224とライン225
とが上記オリフィス151をバイパスして通じることに
なる。
【0054】また、第2出力ライン212から制御元圧
が供給される第3DSV123の下流側は、ライン22
8を介してロックアップコントロールバルブ106に導
かれ、該バルブ106のスプールが右側に位置するとき
に、上記フォワードクラッチライン219に連通する。
また、該ロックアップコントロールバルブ106のスプ
ールが左側に位置するときには、ライン229を介して
ロックアップクラッチ26のフロント室26bに通じ
る。
が供給される第3DSV123の下流側は、ライン22
8を介してロックアップコントロールバルブ106に導
かれ、該バルブ106のスプールが右側に位置するとき
に、上記フォワードクラッチライン219に連通する。
また、該ロックアップコントロールバルブ106のスプ
ールが左側に位置するときには、ライン229を介して
ロックアップクラッチ26のフロント室26bに通じ
る。
【0055】さらに、マニュアルバルブ102からの第
3出力ライン213は、ローリバースバルブ103に導
かれて、該バルブ103にライン圧を供給する。そし
て、該バルブ103のスプールが左側に位置するとき
に、ライン(リバースクラッチライン)230を介して
リバースクラッチ52の油圧室に導かれる。
3出力ライン213は、ローリバースバルブ103に導
かれて、該バルブ103にライン圧を供給する。そし
て、該バルブ103のスプールが左側に位置するとき
に、ライン(リバースクラッチライン)230を介して
リバースクラッチ52の油圧室に導かれる。
【0056】また、第3出力ライン213から分岐され
たライン231はバイパスバルブ104に導かれ、該バ
ルブ104のスプールが右側に位置するときに、前述の
ライン208を介してローリバースバルブ103の制御
ポートにパイロット圧としてライン圧を供給し、該ロー
リバースバルブ103のスプールを左側に付勢する。
たライン231はバイパスバルブ104に導かれ、該バ
ルブ104のスプールが右側に位置するときに、前述の
ライン208を介してローリバースバルブ103の制御
ポートにパイロット圧としてライン圧を供給し、該ロー
リバースバルブ103のスプールを左側に付勢する。
【0057】以上の構成に加えて、この油圧制御回路1
00には、コンバータリリーフバルブ109が備えられ
ている。このバルブ109は、レギュレータバルブ10
1からライン232を介して供給される作動圧を一定圧
に調圧した上で、この一定圧をライン233を介してロ
ックアップコントロールバルブ106に供給する。そし
て、この一定圧は、ロックアップコントロールバルブ1
06のスプールが右側に位置するときには、前述のライ
ン229を介してロックアップクラッチ26のフロント
室26bに供給され、また、該バルブ106のスプール
が左側に位置するときには、ライン234を介してリヤ
室26aに供給されるようになっている。
00には、コンバータリリーフバルブ109が備えられ
ている。このバルブ109は、レギュレータバルブ10
1からライン232を介して供給される作動圧を一定圧
に調圧した上で、この一定圧をライン233を介してロ
ックアップコントロールバルブ106に供給する。そし
て、この一定圧は、ロックアップコントロールバルブ1
06のスプールが右側に位置するときには、前述のライ
ン229を介してロックアップクラッチ26のフロント
室26bに供給され、また、該バルブ106のスプール
が左側に位置するときには、ライン234を介してリヤ
室26aに供給されるようになっている。
【0058】ここで、ロックアップクラッチ26は、フ
ロント室26bに上記一定圧が供給されるたときに解放
されることになるが、ロックアップコントロールバルブ
106のスプールが左側に位置して、上記第3DSV1
23で生成された作動圧がフロント室26bに供給され
たときにはスリップ状態とされ、そのスリップ量が上記
作動圧に応じて制御されるようになっている。
ロント室26bに上記一定圧が供給されるたときに解放
されることになるが、ロックアップコントロールバルブ
106のスプールが左側に位置して、上記第3DSV1
23で生成された作動圧がフロント室26bに供給され
たときにはスリップ状態とされ、そのスリップ量が上記
作動圧に応じて制御されるようになっている。
【0059】(2)変速段毎の回路状態 一方、当該自動変速機10には、図4に示すように、油
圧制御回路100における上記第1、第2SV111,
112、第1〜第3DSV121〜123及びリニアソ
レノイドバルブ131を制御するコントローラ300が
備えられていると共に、このコントローラ300には、
当該車両の車速を検出する車速センサ301、エンジン
のスロットル開度を検出するスロットル開度センサ30
2、エンジン回転数を検出するエンジン回転センサ30
3、運転者によって選択されたシフト位置(レンジ)を
検出するシフト位置センサ304、トルクコンバータ2
0におけるタービン23の回転数を検出するタービン回
転センサ305、作動油の油温を検出する油温センサ3
06等からの信号が入力され、これらのセンサ301〜
306からの信号が示す当該車両ないしエンジンの運転
状態等に応じて上記各ソレノイドバルブ111,11
2,121〜123,131の作動を制御するようにな
っている。なお、上記タービン回転センサ305につい
ては、図2にその取り付け状態が示されている。また、
上記エンジン回転センサ303は、オイルポンプ12の
回転数を検出するオイルポンプ回転センサを兼ねる。
圧制御回路100における上記第1、第2SV111,
112、第1〜第3DSV121〜123及びリニアソ
レノイドバルブ131を制御するコントローラ300が
備えられていると共に、このコントローラ300には、
当該車両の車速を検出する車速センサ301、エンジン
のスロットル開度を検出するスロットル開度センサ30
2、エンジン回転数を検出するエンジン回転センサ30
3、運転者によって選択されたシフト位置(レンジ)を
検出するシフト位置センサ304、トルクコンバータ2
0におけるタービン23の回転数を検出するタービン回
転センサ305、作動油の油温を検出する油温センサ3
06等からの信号が入力され、これらのセンサ301〜
306からの信号が示す当該車両ないしエンジンの運転
状態等に応じて上記各ソレノイドバルブ111,11
2,121〜123,131の作動を制御するようにな
っている。なお、上記タービン回転センサ305につい
ては、図2にその取り付け状態が示されている。また、
上記エンジン回転センサ303は、オイルポンプ12の
回転数を検出するオイルポンプ回転センサを兼ねる。
【0060】次に、この第1、第2SV111,112
及び第1〜第3DSV121〜123の作動状態と各摩
擦要素51〜55の油圧室に対する作動圧の給排状態の
関係を変速段ごとに説明する。
及び第1〜第3DSV121〜123の作動状態と各摩
擦要素51〜55の油圧室に対する作動圧の給排状態の
関係を変速段ごとに説明する。
【0061】ここで、第1、第2SV111,112及
び第1〜第3DSV121〜123の各変速段ごとの作
動状態の組合せ(ソレノイドパターン)は、次の表2に
示すように設定されている。
び第1〜第3DSV121〜123の各変速段ごとの作
動状態の組合せ(ソレノイドパターン)は、次の表2に
示すように設定されている。
【0062】この表2中、(○)は、第1、第2SV1
11,112についてはON、第1〜第3DSV121
〜123についてはOFFであって、いずれも、上流側
の油路を下流側の油路に連通させて元圧をそのまま下流
側に供給する状態を示す。また、(×)は、第1、第2
SV111,112についてはOFF、第1〜第3DS
V121〜123についてはONであって、いずれも、
上流側の油路を遮断して、下流側の油路をドレンさせた
状態を示す。
11,112についてはON、第1〜第3DSV121
〜123についてはOFFであって、いずれも、上流側
の油路を下流側の油路に連通させて元圧をそのまま下流
側に供給する状態を示す。また、(×)は、第1、第2
SV111,112についてはOFF、第1〜第3DS
V121〜123についてはONであって、いずれも、
上流側の油路を遮断して、下流側の油路をドレンさせた
状態を示す。
【0063】
【表2】 (2−1)1速 まず、1速(Lレンジの1速を除く)においては、表2
及び図5に示すように、第3DSV123のみが作動し
て、第2出力ライン212からのライン圧を元圧として
作動圧を生成しており、この作動圧がライン228を介
してロックアップコントロールバルブ106に供給され
る。そして、この時点では該ロックアップコントロール
バルブ106のスプールが右側に位置することにより、
上記作動圧は、さらにフォワードクラッチライン219
を介してフォワードクラッチ51の油圧室にフォワード
クラッチ圧として供給され、これにより該フォワードク
ラッチ51が締結される。
及び図5に示すように、第3DSV123のみが作動し
て、第2出力ライン212からのライン圧を元圧として
作動圧を生成しており、この作動圧がライン228を介
してロックアップコントロールバルブ106に供給され
る。そして、この時点では該ロックアップコントロール
バルブ106のスプールが右側に位置することにより、
上記作動圧は、さらにフォワードクラッチライン219
を介してフォワードクラッチ51の油圧室にフォワード
クラッチ圧として供給され、これにより該フォワードク
ラッチ51が締結される。
【0064】ここで、上記フォワードクラッチライン2
19から分岐されたライン220が3−4シフトバルブ
105及びライン210を介して第1アキュムレータ1
41に通じていることにより、上記フォワードクラッチ
圧の供給が緩やかに行われる。
19から分岐されたライン220が3−4シフトバルブ
105及びライン210を介して第1アキュムレータ1
41に通じていることにより、上記フォワードクラッチ
圧の供給が緩やかに行われる。
【0065】(2−2)2速 次に、2速の状態では、表2及び図6に示すように、上
記の1速の状態に加えて、第1DSV121も作動し、
第1出力ライン211からのライン圧を元圧として作動
圧を生成する。この作動圧は、ライン214を介してロ
ーリバースバルブ103に供給されるが、この時点で
は、該ローリバースバルブ103のスプールが右側に位
置することにより、さらにサーボリリースライン215
に導入され、2−4ブレーキ54の締結室54aにサー
ボアプライ圧として供給される。これにより、上記フォ
ワードクラッチ51に加えて、2−4ブレーキ54が締
結される。
記の1速の状態に加えて、第1DSV121も作動し、
第1出力ライン211からのライン圧を元圧として作動
圧を生成する。この作動圧は、ライン214を介してロ
ーリバースバルブ103に供給されるが、この時点で
は、該ローリバースバルブ103のスプールが右側に位
置することにより、さらにサーボリリースライン215
に導入され、2−4ブレーキ54の締結室54aにサー
ボアプライ圧として供給される。これにより、上記フォ
ワードクラッチ51に加えて、2−4ブレーキ54が締
結される。
【0066】なお、上記ライン214はライン217を
介して第2アキュムレータ142に通じているから、上
記サーボアプライ圧の供給ないし2−4ブレーキ54の
締結が緩やかに行われる。そして、このアキュムレータ
142に蓄えられた作動油は、後述するLレンジの1速
への変速に際してローリバースバルブ103のスプール
が左側に移動したときに、ローリバースブレーキライン
216からローリバースブレーキ55の油圧室にプリチ
ャージされる。
介して第2アキュムレータ142に通じているから、上
記サーボアプライ圧の供給ないし2−4ブレーキ54の
締結が緩やかに行われる。そして、このアキュムレータ
142に蓄えられた作動油は、後述するLレンジの1速
への変速に際してローリバースバルブ103のスプール
が左側に移動したときに、ローリバースブレーキライン
216からローリバースブレーキ55の油圧室にプリチ
ャージされる。
【0067】(2−3)3速 また、3速の状態では、表2及び図7に示すように、上
記の2速の状態に加えて、さらに第2DSV122も作
動し、第2出力ライン212からのライン圧を元圧とし
て作動圧を生成する。この作動圧は、ライン222及び
ライン223を介してローリバースバルブ103に供給
されるが、この時点では、該バルブ103のスプールが
同じく右側に位置することにより、さらにライン224
に導入される。
記の2速の状態に加えて、さらに第2DSV122も作
動し、第2出力ライン212からのライン圧を元圧とし
て作動圧を生成する。この作動圧は、ライン222及び
ライン223を介してローリバースバルブ103に供給
されるが、この時点では、該バルブ103のスプールが
同じく右側に位置することにより、さらにライン224
に導入される。
【0068】そして、この作動圧は、ライン224から
オリフィス151を介してライン225に導入されて、
3−4シフトバルブ105に導かれるが、この時点で
は、該3−4シフトバルブ105のスプールが左側に位
置することにより、さらにサーボリリースライン221
を介して2−4ブレーキ54の解放室54bにサーボリ
リース圧として供給される。これにより、2−4ブレー
キ54が解放される。
オリフィス151を介してライン225に導入されて、
3−4シフトバルブ105に導かれるが、この時点で
は、該3−4シフトバルブ105のスプールが左側に位
置することにより、さらにサーボリリースライン221
を介して2−4ブレーキ54の解放室54bにサーボリ
リース圧として供給される。これにより、2−4ブレー
キ54が解放される。
【0069】また、上記ライン224からオリフィス1
51を介して分岐されたライン225からはライン22
6が分岐されているから、上記作動圧は該ライン226
によりバイパスバルブ104に導かれると共に、この時
点では、該バイパスバルブ104のスプールが右側に位
置することにより、さらに3−4クラッチライン227
を介して3−4クラッチ53の油圧室に3−4クラッチ
圧として供給される。したがって、この3速では、フォ
ワードクラッチ51と3−4クラッチ53とが締結され
る一方、2−4ブレーキ54は解放されることになる。
51を介して分岐されたライン225からはライン22
6が分岐されているから、上記作動圧は該ライン226
によりバイパスバルブ104に導かれると共に、この時
点では、該バイパスバルブ104のスプールが右側に位
置することにより、さらに3−4クラッチライン227
を介して3−4クラッチ53の油圧室に3−4クラッチ
圧として供給される。したがって、この3速では、フォ
ワードクラッチ51と3−4クラッチ53とが締結され
る一方、2−4ブレーキ54は解放されることになる。
【0070】なお、この3速の状態では、上記のように
第2DSV122が作動圧を生成し、これがライン22
2を介してリレーバルブ107の制御ポート107aに
供給されることにより、該リレーバルブ107のスプー
ルが左側に移動する。
第2DSV122が作動圧を生成し、これがライン22
2を介してリレーバルブ107の制御ポート107aに
供給されることにより、該リレーバルブ107のスプー
ルが左側に移動する。
【0071】(2−4)4速 さらに、4速の状態では、表2及び図8に示すように、
3速の状態に対して、第3DSV123が作動圧の生成
を停止する一方、第1SV111が作動する。
3速の状態に対して、第3DSV123が作動圧の生成
を停止する一方、第1SV111が作動する。
【0072】この第1SV111の作動により、ライン
201からの一定圧がライン203を介してリレーバル
ブ107に供給されることになるが、上記のように、こ
のリレーバルブ107のスプールは3速時に左側に移動
しているから、上記一定圧がライン205を介して3−
4シフトバルブ105の制御ポート105aに供給され
ることになり、該バルブ105のスプールをが右側に移
動する。そのため、サーボリリースライン221がフォ
ワードクラッチライン219から分岐されたライン22
0に接続され、2−4ブレーキ54の解放室54bとフ
ォワードクラッチ51の油圧室とが連通する。
201からの一定圧がライン203を介してリレーバル
ブ107に供給されることになるが、上記のように、こ
のリレーバルブ107のスプールは3速時に左側に移動
しているから、上記一定圧がライン205を介して3−
4シフトバルブ105の制御ポート105aに供給され
ることになり、該バルブ105のスプールをが右側に移
動する。そのため、サーボリリースライン221がフォ
ワードクラッチライン219から分岐されたライン22
0に接続され、2−4ブレーキ54の解放室54bとフ
ォワードクラッチ51の油圧室とが連通する。
【0073】そして、上記のように第3DSV123が
作動圧の生成を停止して、下流側をドレン状態とするこ
とにより、上記2−4ブレーキ54の解放室54b内の
サーボリリース圧とフォワードクラッチ51の油圧室内
のフォワードクラッチ圧とが、ロックアップコントロー
ルバルブ106及びライン228を介して該第3DSV
123でドレンされることになり、これにより、2−4
ブレーキ54が再び締結されると共に、フォワードクラ
ッチ51が解放される。
作動圧の生成を停止して、下流側をドレン状態とするこ
とにより、上記2−4ブレーキ54の解放室54b内の
サーボリリース圧とフォワードクラッチ51の油圧室内
のフォワードクラッチ圧とが、ロックアップコントロー
ルバルブ106及びライン228を介して該第3DSV
123でドレンされることになり、これにより、2−4
ブレーキ54が再び締結されると共に、フォワードクラ
ッチ51が解放される。
【0074】制御動作 次に、コントローラ300が行なう具体的制御動作のう
ち、本発明の特徴部分について、主として当該自動車の
停車中における各レンジ間のマニュアル操作時の制御、
特に、N−Dエンゲージメント操作時の制御を例にとり
説明する。
ち、本発明の特徴部分について、主として当該自動車の
停車中における各レンジ間のマニュアル操作時の制御、
特に、N−Dエンゲージメント操作時の制御を例にとり
説明する。
【0075】(1)N−D操作制御 NレンジからDレンジへのマニュアル操作が行われた場
合、フォワードクラッチ51の締結制御が行われるが、
このとき、該フォワードクラッチ51の締結時のショッ
クを低減するため、3速を経由してから1速に切り換え
る制御が行われる。したがって、この操作が行われたと
きには、第2DSV122による3−4クラッチ圧の供
給及び排出制御と、第3DSV123によるフォワード
クラッチ圧の供給制御とが行われる。
合、フォワードクラッチ51の締結制御が行われるが、
このとき、該フォワードクラッチ51の締結時のショッ
クを低減するため、3速を経由してから1速に切り換え
る制御が行われる。したがって、この操作が行われたと
きには、第2DSV122による3−4クラッチ圧の供
給及び排出制御と、第3DSV123によるフォワード
クラッチ圧の供給制御とが行われる。
【0076】(1−1)第3DSVの制御 第3DSV123によるフォワードクラッチ圧の供給制
御は図9に示すプログラムに従って行われ、まずステッ
プS1で、後述するプログラムに従って算出油圧Psを
計算し、次いでステップS2で、同じく後述するプリチ
ャージ制御で値が設定されるプリチャージフラグFpが
1か否かを判定する。
御は図9に示すプログラムに従って行われ、まずステッ
プS1で、後述するプログラムに従って算出油圧Psを
計算し、次いでステップS2で、同じく後述するプリチ
ャージ制御で値が設定されるプリチャージフラグFpが
1か否かを判定する。
【0077】そして、該プリチャージフラグFpが1に
セットされている場合は、ステップS3で、第3DSV
123のデューティ率を0(全開)とする一方、プリチ
ャージフラグFpが0にリセットされている場合、つま
りプリチャージ制御が終了していれば、ステップS4,
S5に従って、変速終了まで上記算出油圧Psに対応す
るデューティ率の信号を第3DSV123に出力し、こ
の算出油圧Psに対応したフォワードクラッチ圧を供給
する。
セットされている場合は、ステップS3で、第3DSV
123のデューティ率を0(全開)とする一方、プリチ
ャージフラグFpが0にリセットされている場合、つま
りプリチャージ制御が終了していれば、ステップS4,
S5に従って、変速終了まで上記算出油圧Psに対応す
るデューティ率の信号を第3DSV123に出力し、こ
の算出油圧Psに対応したフォワードクラッチ圧を供給
する。
【0078】その後、変速が終了すれば、ステップS
6,S7に従って、デューティ率を0%まで一定の割合
で減少させることにより、フォワードクラッチ圧を所定
値まで上昇させる。
6,S7に従って、デューティ率を0%まで一定の割合
で減少させることにより、フォワードクラッチ圧を所定
値まで上昇させる。
【0079】(1−2)算出油圧Psの計算 上記プログラムにおけるステップS1の算出油圧Psの
計算は図10に示すプログラムに従って行われる。
計算は図10に示すプログラムに従って行われる。
【0080】このプログラムでは、まず、ステップS1
1,S12で、Dレンジへの操作前のエンジン回転数N
eに対応する油圧Peと、同じくDレンジへの操作前の
スロットル開度θに対応する油圧Ptとをそれぞれのマ
ップに基づいて算出し、次いで、ステップS13で上記
両油圧Pe,Ptのうちの高い方の油圧を算出油圧Ps
の初期値Ps′として採用する。
1,S12で、Dレンジへの操作前のエンジン回転数N
eに対応する油圧Peと、同じくDレンジへの操作前の
スロットル開度θに対応する油圧Ptとをそれぞれのマ
ップに基づいて算出し、次いで、ステップS13で上記
両油圧Pe,Ptのうちの高い方の油圧を算出油圧Ps
の初期値Ps′として採用する。
【0081】ここで、図11、図12に示すように、上
記エンジン回転数Neに対応する油圧Peと、スロット
ル開度θに対応する油圧Ptのマップにおいては、これ
らの油圧Pe,Ptが、エンジン回転数Ne又はスロッ
トル開度θが大きいほど高くなるように設定されてい
る。
記エンジン回転数Neに対応する油圧Peと、スロット
ル開度θに対応する油圧Ptのマップにおいては、これ
らの油圧Pe,Ptが、エンジン回転数Ne又はスロッ
トル開度θが大きいほど高くなるように設定されてい
る。
【0082】そして、ステップS14で、Dレンジへの
操作時から所定時間T1が経過したか否かを判定し、経
過するまでは、ステップS15で算出油圧Psを上記の
初期値Ps′に保持すると共に、所定時間T1が経過す
れば、ステップS16で、その経過時点からの時間の経
過に従って一定の割合(係数C1)で算出油圧Psを増
大させる。
操作時から所定時間T1が経過したか否かを判定し、経
過するまでは、ステップS15で算出油圧Psを上記の
初期値Ps′に保持すると共に、所定時間T1が経過す
れば、ステップS16で、その経過時点からの時間の経
過に従って一定の割合(係数C1)で算出油圧Psを増
大させる。
【0083】これにより、第3DSV123のデューテ
ィ率及びこれに対応するフォワードクラッチ圧が図13
に示すように変化することになり、これに伴って、ター
ビン回転数NtがN−D操作時に低下することになる。
ィ率及びこれに対応するフォワードクラッチ圧が図13
に示すように変化することになり、これに伴って、ター
ビン回転数NtがN−D操作時に低下することになる。
【0084】(1−3)第2DSVの制御 一方、N−D操作時における第2DSV122による3
−4クラッチ圧(及びサーボリリース圧)の供給制御
は、図14に示すプログラムに従って行われ、まず、ス
テップS21で、タービン回転数Ntが所定値C2より
小さくなったか否かを判定し、YESとなるまでは、ス
テップS22で、所定の3−4クラッチ圧が得られるよ
うな所定値C3のデューティ率信号を第2DSV122
に出力することにより、該3−4クラッチ圧を速やかに
上昇させると共に、その状態を保持する。これにより、
3−4クラッチ53が締結され、3速状態となる。
−4クラッチ圧(及びサーボリリース圧)の供給制御
は、図14に示すプログラムに従って行われ、まず、ス
テップS21で、タービン回転数Ntが所定値C2より
小さくなったか否かを判定し、YESとなるまでは、ス
テップS22で、所定の3−4クラッチ圧が得られるよ
うな所定値C3のデューティ率信号を第2DSV122
に出力することにより、該3−4クラッチ圧を速やかに
上昇させると共に、その状態を保持する。これにより、
3−4クラッチ53が締結され、3速状態となる。
【0085】その後、タービン回転数Ntが所定値C2
より小さくなれば、ステップS23,S24で、デュー
ティ率を100%まで一定割合で増加させることによ
り、3−4クラッチ53を解放する。これにより、1速
への変速が完了する。
より小さくなれば、ステップS23,S24で、デュー
ティ率を100%まで一定割合で増加させることによ
り、3−4クラッチ53を解放する。これにより、1速
への変速が完了する。
【0086】(2)N−D操作時のライン圧制御 ところで、この自動変速機10においては、摩擦要素の
締結、解放用の作動圧を油圧制御回路100で生成し、
これを変速段に応じて各摩擦要素に選択的に供給するこ
とにより、運転領域に応じた変速段が達成されるように
構成されるが、上記油圧制御回路100は、摩擦要素に
供給される作動圧の元圧として、オイルポンプ12の吐
出圧をレギュレータバルブ101によって所定のライン
圧に調整するようになっている。
締結、解放用の作動圧を油圧制御回路100で生成し、
これを変速段に応じて各摩擦要素に選択的に供給するこ
とにより、運転領域に応じた変速段が達成されるように
構成されるが、上記油圧制御回路100は、摩擦要素に
供給される作動圧の元圧として、オイルポンプ12の吐
出圧をレギュレータバルブ101によって所定のライン
圧に調整するようになっている。
【0087】その場合に、このライン圧を種々の状況に
応じて適切に設定することが行われ、NレンジからDレ
ンジへのエンゲージメント操作時には、フォワードクラ
ッチ51を締結するためのライン圧制御が行われる。こ
の制御は、図15のプログラムに従って行われ、まずス
テップS31で、上記操作時から所定時間T2が経過し
たか否かが判定され、その経過後であれば、このプログ
ラムを終了して所定の定常走行時のライン圧制御を実行
する。
応じて適切に設定することが行われ、NレンジからDレ
ンジへのエンゲージメント操作時には、フォワードクラ
ッチ51を締結するためのライン圧制御が行われる。こ
の制御は、図15のプログラムに従って行われ、まずス
テップS31で、上記操作時から所定時間T2が経過し
たか否かが判定され、その経過後であれば、このプログ
ラムを終了して所定の定常走行時のライン圧制御を実行
する。
【0088】一方、N−D操作時から上記所定時間T2
が経過するまでは、ステップS32,S33に従って、
図16及び図17に示すマップに基づき、それぞれ、操
作時のエンジン回転数Neに応じたライン圧P1、及び
スロットル開度θに応じたライン圧P2を求める。
が経過するまでは、ステップS32,S33に従って、
図16及び図17に示すマップに基づき、それぞれ、操
作時のエンジン回転数Neに応じたライン圧P1、及び
スロットル開度θに応じたライン圧P2を求める。
【0089】ここで、この場合におけるライン圧として
は、基本的には前者のライン圧P1でよいのであるが、
所謂空吹かし状態でN−D等の操作が行われた場合に
は、このライン圧P1では摩擦要素を確実に締結させる
ことができず、そこで、スロットル開度に応じたライン
圧P2を求め、ステップS34で,これらのライン圧P
1,P2のうちの高い方を目標ライン圧P0に設定し
て、ライン圧制御を行うのである。
は、基本的には前者のライン圧P1でよいのであるが、
所謂空吹かし状態でN−D等の操作が行われた場合に
は、このライン圧P1では摩擦要素を確実に締結させる
ことができず、そこで、スロットル開度に応じたライン
圧P2を求め、ステップS34で,これらのライン圧P
1,P2のうちの高い方を目標ライン圧P0に設定し
て、ライン圧制御を行うのである。
【0090】(3)プリチャージ制御 次に、図9のプログラムのステップS2で値が判定され
るプリチャージフラグFpの設定制御、即ちプリチャー
ジ制御について説明する。
るプリチャージフラグFpの設定制御、即ちプリチャー
ジ制御について説明する。
【0091】(3−1)プリチャージ制御の概要 一般に、この種の自動変速機において、変速時やエンゲ
ージメント操作時等に油圧制御回路で生成された作動圧
を摩擦要素の油圧室に供給することにより該摩擦要素を
締結する場合、操作の開始後、直ちに作動圧を生成して
当該摩擦要素の油圧室に供給するようにしても、当初は
油圧制御回路から摩擦要素の油圧室に至る油路及び該油
圧室内に作動油が存在していないため、その油圧室内で
は油圧が直ちに上昇せず、該摩擦要素の締結動作が遅れ
るといった問題が生じる。
ージメント操作時等に油圧制御回路で生成された作動圧
を摩擦要素の油圧室に供給することにより該摩擦要素を
締結する場合、操作の開始後、直ちに作動圧を生成して
当該摩擦要素の油圧室に供給するようにしても、当初は
油圧制御回路から摩擦要素の油圧室に至る油路及び該油
圧室内に作動油が存在していないため、その油圧室内で
は油圧が直ちに上昇せず、該摩擦要素の締結動作が遅れ
るといった問題が生じる。
【0092】そこで、変速指令の出力後、あるいは操作
の開始後には、当該摩擦要素に対する作動圧の供給を制
御するデューティソレノイドバルブ等の油圧制御バルブ
を所定時間だけ全開状態とし、該摩擦要素の油圧室に至
る油路及び該油圧室に作動油を速やかに充填させる制御
を行うことがあり、これをプリチャージ制御と称してい
る。このようなプリチャージ制御を行なうことによっ
て、摩擦要素の締結動作の応答遅れが解消されることに
なる。
の開始後には、当該摩擦要素に対する作動圧の供給を制
御するデューティソレノイドバルブ等の油圧制御バルブ
を所定時間だけ全開状態とし、該摩擦要素の油圧室に至
る油路及び該油圧室に作動油を速やかに充填させる制御
を行うことがあり、これをプリチャージ制御と称してい
る。このようなプリチャージ制御を行なうことによっ
て、摩擦要素の締結動作の応答遅れが解消されることに
なる。
【0093】このプリチャージ制御は、N−D操作時を
例にとって説明すると、一般に、図18のプログラムに
従って次のように行なわれる。この制御は、N−D操作
の開始後(図13に示す時間t0)に、図9の第3DS
V123の制御プログラムと並行して実行され、まずコ
ントローラ300は、ステップS41で、このプリチャ
ージ制御によってフォワードクラッチ51に向けて供給
された作動油のトータル供給量Qtをまず0にイニシャ
ライズし、次いで、ステップS42で、図19に示すよ
うに設定されたマップに基づいて、その時点のライン圧
から、第3DSV123を全開(デューティ率0%)と
したときの該DSV123を通過するベース流量Qを求
める。その場合に、上記マップには、ライン圧が高いほ
どベース流量Qが多くなるように設定されているが、こ
れは、第3DSV123が全開であっても、これを通過
する作動油のベース流量Qはそのときのライン圧によっ
て変化し、ライン圧が高いほど該ベース流量Qも多くな
るからである。
例にとって説明すると、一般に、図18のプログラムに
従って次のように行なわれる。この制御は、N−D操作
の開始後(図13に示す時間t0)に、図9の第3DS
V123の制御プログラムと並行して実行され、まずコ
ントローラ300は、ステップS41で、このプリチャ
ージ制御によってフォワードクラッチ51に向けて供給
された作動油のトータル供給量Qtをまず0にイニシャ
ライズし、次いで、ステップS42で、図19に示すよ
うに設定されたマップに基づいて、その時点のライン圧
から、第3DSV123を全開(デューティ率0%)と
したときの該DSV123を通過するベース流量Qを求
める。その場合に、上記マップには、ライン圧が高いほ
どベース流量Qが多くなるように設定されているが、こ
れは、第3DSV123が全開であっても、これを通過
する作動油のベース流量Qはそのときのライン圧によっ
て変化し、ライン圧が高いほど該ベース流量Qも多くな
るからである。
【0094】次に、ステップS43で、図20に示すよ
うに設定されたマップから油温補正係数Kを読み取る。
この油温補正係数のマップでは、作動油の温度が低くな
るに従って補正係数Kが1より小さくなるように設定さ
れている。そして、ステップS44で、上記ベース流量
Qに補正係数Kを掛けることにより温度補正したベース
流量Qxを求める。これにより、作動油の流動性が温度
によって変化しても、常に実際に流れ得る量に適合した
ベース流量Qxが算出されることになる。
うに設定されたマップから油温補正係数Kを読み取る。
この油温補正係数のマップでは、作動油の温度が低くな
るに従って補正係数Kが1より小さくなるように設定さ
れている。そして、ステップS44で、上記ベース流量
Qに補正係数Kを掛けることにより温度補正したベース
流量Qxを求める。これにより、作動油の流動性が温度
によって変化しても、常に実際に流れ得る量に適合した
ベース流量Qxが算出されることになる。
【0095】そして、ステップS45で、この補正流量
Qxを積算していって、制御開始時から現時点までの作
動油のトータル供給量Qtを算出し、次のステップS4
6で、このトータル供給量Qtが所定値Vを超えたか否
かを判定する。そして、トータル供給量Qtがこの所定
値Vを超えるまではステップS47に進んでプリチャー
ジフラグFpを1にセットし、一方、トータル供給量Q
tがこの所定値Vを超えた時点で、ステップS48に進
んでプリチャージフラグFpを0にリセットする。
Qxを積算していって、制御開始時から現時点までの作
動油のトータル供給量Qtを算出し、次のステップS4
6で、このトータル供給量Qtが所定値Vを超えたか否
かを判定する。そして、トータル供給量Qtがこの所定
値Vを超えるまではステップS47に進んでプリチャー
ジフラグFpを1にセットし、一方、トータル供給量Q
tがこの所定値Vを超えた時点で、ステップS48に進
んでプリチャージフラグFpを0にリセットする。
【0096】その場合に、上記所定値Vは、油圧制御回
路100における当該バルブから当該摩擦要素の油圧室
に至る油路及び該油圧室の容量に対応した値に設定され
ている。したがって、このN−Dエンゲージメント操作
時にあっては、この所定値Vは、第3DSV123か
ら、ライン228、ライン220、及びライン219な
いしフォワードクラッチ51の油圧室等の容積に対応し
た値に設定され、トータル供給量Qtがこの所定値Vを
超えた時点で、上記油路ないし油圧室が作動油で充満さ
れた状態となり、フォワードクラッチ51の締結動作が
時間的に促進される。
路100における当該バルブから当該摩擦要素の油圧室
に至る油路及び該油圧室の容量に対応した値に設定され
ている。したがって、このN−Dエンゲージメント操作
時にあっては、この所定値Vは、第3DSV123か
ら、ライン228、ライン220、及びライン219な
いしフォワードクラッチ51の油圧室等の容積に対応し
た値に設定され、トータル供給量Qtがこの所定値Vを
超えた時点で、上記油路ないし油圧室が作動油で充満さ
れた状態となり、フォワードクラッチ51の締結動作が
時間的に促進される。
【0097】(3−2)プリチャージ時間を設定するた
めのライン圧の決定 ところで、このプリチャージ制御を行うに際しては、そ
のプリチャージ期間Tpr(図13参照)、つまり上記
プリチャージフラグFpが1にセットされている期間を
適切に設定することが重要であり、特に、この期間が短
すぎると、締結動作の応答遅れが十分に解消されないこ
とになる。一方、図18のステップS42でベース流量
Qを計算するのに使用されるライン圧としては、前述の
図15に示したN−D操作時のライン圧制御で設定され
た目標ライン圧Poを用いることができるが、例えば、
当該自動車が停車中等でアイドル時においては、エンジ
ン回転数が低く、したがってオイルポンプ12からの作
動油の吐出量も少ない状態となる。その結果、上記目標
ライン圧Poが実現するように、オイルポンプ12から
吐出される作動油の圧力をレギュレータバルブ101で
調整してみても、該目標ライン圧Poが得られず、場合
によっては、図13に実ライン圧Prとして示したよう
に、このN−D操作時点で実現可能な最大のライン圧、
つまりレギュレータバルブ101による調整率を0とし
たときのオイルポンプ12からの吐出圧そのものが上記
目標ライン圧Poよりも低くなることも考えられる。
めのライン圧の決定 ところで、このプリチャージ制御を行うに際しては、そ
のプリチャージ期間Tpr(図13参照)、つまり上記
プリチャージフラグFpが1にセットされている期間を
適切に設定することが重要であり、特に、この期間が短
すぎると、締結動作の応答遅れが十分に解消されないこ
とになる。一方、図18のステップS42でベース流量
Qを計算するのに使用されるライン圧としては、前述の
図15に示したN−D操作時のライン圧制御で設定され
た目標ライン圧Poを用いることができるが、例えば、
当該自動車が停車中等でアイドル時においては、エンジ
ン回転数が低く、したがってオイルポンプ12からの作
動油の吐出量も少ない状態となる。その結果、上記目標
ライン圧Poが実現するように、オイルポンプ12から
吐出される作動油の圧力をレギュレータバルブ101で
調整してみても、該目標ライン圧Poが得られず、場合
によっては、図13に実ライン圧Prとして示したよう
に、このN−D操作時点で実現可能な最大のライン圧、
つまりレギュレータバルブ101による調整率を0とし
たときのオイルポンプ12からの吐出圧そのものが上記
目標ライン圧Poよりも低くなることも考えられる。
【0098】そして、このようなときに、目標ライン圧
Poを現時点におけるライン圧としてプリチャージ時間
を決定すると、プリチャージ時における作動油の単位時
間当りのベース流量Qが現実に流れ得る量よりも大きな
値に求められ、その結果、プリチャージ時間が実際に必
要なプリチャージ時間よりも短く設定されて、このプリ
チャージ制御による作動油の供給量が不足し、プリチャ
ージ制御の効果が低減されて、変速時の応答性の向上が
充分には図れなくなってしまう。
Poを現時点におけるライン圧としてプリチャージ時間
を決定すると、プリチャージ時における作動油の単位時
間当りのベース流量Qが現実に流れ得る量よりも大きな
値に求められ、その結果、プリチャージ時間が実際に必
要なプリチャージ時間よりも短く設定されて、このプリ
チャージ制御による作動油の供給量が不足し、プリチャ
ージ制御の効果が低減されて、変速時の応答性の向上が
充分には図れなくなってしまう。
【0099】また、作動油の温度が高くなると、その流
動性が増し、オイルポンプ12やバルブボディー等の間
隙からのリーク量が増えるので、そのような高温時にお
いてもやはりオイルポンプ12からの作動油の吐出量な
いし吐出圧が小さくなって、上記と同様の問題が起こり
得る。
動性が増し、オイルポンプ12やバルブボディー等の間
隙からのリーク量が増えるので、そのような高温時にお
いてもやはりオイルポンプ12からの作動油の吐出量な
いし吐出圧が小さくなって、上記と同様の問題が起こり
得る。
【0100】そこで、上記コントローラ300は、この
プリチャージ期間を適切に設定するための制御を図21
に示すプログラムに従って次のように行なう。
プリチャージ期間を適切に設定するための制御を図21
に示すプログラムに従って次のように行なう。
【0101】すなわち、コントローラ300は、まずス
テップS51でエンゲージメント制御中であることが判
定されると、ステップS52で、その変速の種類、例え
ばN−Dか、N−Rか等を判定したのち、ステップS5
3で、その変速の種類に応じて、前述の図15に準じた
ライン圧制御を行なって目標ライン圧Poを決定する。
テップS51でエンゲージメント制御中であることが判
定されると、ステップS52で、その変速の種類、例え
ばN−Dか、N−Rか等を判定したのち、ステップS5
3で、その変速の種類に応じて、前述の図15に準じた
ライン圧制御を行なって目標ライン圧Poを決定する。
【0102】次に、コントローラ300は、ステップS
54で、現在のエンジン回転数Ne(オイルポンプ12
の回転数)及び油温に基づき、例えば図22及び図23
に示したように設定されたマップから、現在の実現可能
な最大のライン圧、つまり実ライン圧Prを求める。こ
のとき、実ライン圧Prは、エンジン回転数Ne(オイ
ルポンプ12の回転数)が高いほど、又は油温が低いほ
ど大きくなるように設定されている。
54で、現在のエンジン回転数Ne(オイルポンプ12
の回転数)及び油温に基づき、例えば図22及び図23
に示したように設定されたマップから、現在の実現可能
な最大のライン圧、つまり実ライン圧Prを求める。こ
のとき、実ライン圧Prは、エンジン回転数Ne(オイ
ルポンプ12の回転数)が高いほど、又は油温が低いほ
ど大きくなるように設定されている。
【0103】そして、コントローラ300は、次にステ
ップS55で、上記目標ライン圧Poと実ライン圧Pr
とを比較し、その結果に応じて、ステップS56又はス
テップS57で、小さい値の方のライン圧を、上記図1
8のステップS42でベース流量Qを計算するのに使用
するライン圧とする。
ップS55で、上記目標ライン圧Poと実ライン圧Pr
とを比較し、その結果に応じて、ステップS56又はス
テップS57で、小さい値の方のライン圧を、上記図1
8のステップS42でベース流量Qを計算するのに使用
するライン圧とする。
【0104】これにより、プリチャージ時間を設定する
に際して、オイルポンプ12によって生成され得る油
圧、もしくはレギュレータバルブ101によって調整さ
れ得る実現可能な最大のライン圧Prと、目標ライン圧
Poとのうちの小さい方の値が用いられて、プリチャー
ジ時間が設定されるので、オイルポンプ12からの吐出
量が充分大きく、その吐出圧を目標ライン圧Poに調整
できる場合は、該目標ライン圧Poに基づいてプリチャ
ージ時間が設定され、一方、オイルポンプ12からの吐
出量が不足し、その吐出圧そのものが目標ライン圧Po
に達しない場合には、該実ライン圧Prに基づいてプリ
チャージ時間が設定されることになる。これにより、プ
リチャージ時における作動油の単位時間当りのベース流
量Qが、常に、現実に流れ得るベース流量と一致し、そ
の結果、プリチャージ時間が適切に設定されて、プリチ
ャージ制御の効果が確実に発揮されることになる。
に際して、オイルポンプ12によって生成され得る油
圧、もしくはレギュレータバルブ101によって調整さ
れ得る実現可能な最大のライン圧Prと、目標ライン圧
Poとのうちの小さい方の値が用いられて、プリチャー
ジ時間が設定されるので、オイルポンプ12からの吐出
量が充分大きく、その吐出圧を目標ライン圧Poに調整
できる場合は、該目標ライン圧Poに基づいてプリチャ
ージ時間が設定され、一方、オイルポンプ12からの吐
出量が不足し、その吐出圧そのものが目標ライン圧Po
に達しない場合には、該実ライン圧Prに基づいてプリ
チャージ時間が設定されることになる。これにより、プ
リチャージ時における作動油の単位時間当りのベース流
量Qが、常に、現実に流れ得るベース流量と一致し、そ
の結果、プリチャージ時間が適切に設定されて、プリチ
ャージ制御の効果が確実に発揮されることになる。
【0105】その場合に、特に、図23に示したよう
に、オイルポンプ12やバルブボディー等の間隙からの
作動油のリーク量が増える高油温時は、低油温時に比べ
て、実ライン圧Prが小さな値に設定されるので、この
実ライン圧が適正な方向に温度補正されて、より一層正
確なプリチャージ時間が設定されることになる。
に、オイルポンプ12やバルブボディー等の間隙からの
作動油のリーク量が増える高油温時は、低油温時に比べ
て、実ライン圧Prが小さな値に設定されるので、この
実ライン圧が適正な方向に温度補正されて、より一層正
確なプリチャージ時間が設定されることになる。
【0106】
【発明の効果】以上により、本発明によれば、プリチャ
ージ時間が実際の状態とは異なるパラメータで決定され
ることが防止され、常に適正に充分なプリチャージ時間
が確保されて、プリチャージ制御の効果が充分発揮さ
れ、もって摩擦要素の締結動作の応答遅れを確実に回避
することが可能となる。
ージ時間が実際の状態とは異なるパラメータで決定され
ることが防止され、常に適正に充分なプリチャージ時間
が確保されて、プリチャージ制御の効果が充分発揮さ
れ、もって摩擦要素の締結動作の応答遅れを確実に回避
することが可能となる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る自動変速機の機械
的構成を示す骨子図である。
的構成を示す骨子図である。
【図2】 同自動変速機の変速歯車機構部の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】 油圧制御回路の回路図である。
【図4】 自動変速機の制御システム図である。
【図5】 図5の油圧制御回路の1速の状態を示す要部
拡大回路図である。
拡大回路図である。
【図6】 同じく2速の状態を示す要部拡大回路図であ
る。
る。
【図7】 同じく3速の状態を示す要部拡大回路図であ
る。
る。
【図8】 同じく4速の状態を示す要部拡大回路図であ
る。
る。
【図9】 N−Dエンゲージメント操作時の第3デュー
ティソレノイドバルブの制御動作を示すフローチャート
である。
ティソレノイドバルブの制御動作を示すフローチャート
である。
【図10】 該制御中のサブルーティンの動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図11】 該サブルーティンに用いられるマップの概
念図である。
念図である。
【図12】 同じくマップの概念図である。
【図13】 N−Dエンゲージメント操作時における各
データの変化を示すタイムチャートである。
データの変化を示すタイムチャートである。
【図14】 N−Dエンゲージメント操作時の第2デュ
ーティソレノイドバルブの制御動作を示すフローチャー
トである。
ーティソレノイドバルブの制御動作を示すフローチャー
トである。
【図15】 N−Dエンゲージメント操作時のライン圧
制御の動作を示すフローチャートである。
制御の動作を示すフローチャートである。
【図16】 該ライン圧制御に用いられるマップの概念
図である。
図である。
【図17】 同じくマップの概念図である。
【図18】 プリチャージ制御の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図19】 該プリチャージ制御に用いられるマップの
概念図である。
概念図である。
【図20】 同じくマップの概念図である。
【図21】 上記プリチャージ制御で用いられるライン
圧の決定制御の動作を示すフローチャートである。
圧の決定制御の動作を示すフローチャートである。
【図22】 該制御に用いられるマップの概念図であ
る。
る。
【図23】 同じくマップの概念図である。
10 自動変速機 30 変速歯車機構 51 フォワードクラッチ 123 第3デューティソレノイドバルブ 300 コントローラ 303 エンジン回転センサ 306 油温センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤 研司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンの出力トルクに関する値を検出
するエンジン出力検出手段と、エンジンによって駆動さ
れて油圧を生成するオイルポンプと、該オイルポンプで
生成された油圧を上記エンジン出力検出手段の検出結果
に基づいて決定される所定の目標油圧に調整する油圧調
整手段と、該油圧調整手段で目標油圧に調整された油圧
を制御して作動圧を生成し、これを摩擦要素に供給する
作動圧供給手段とが備えられ、この作動圧供給手段が、
所定の時期に、目標油圧に調整された油圧をそのまま作
動圧として所定時間摩擦要素に供給するプリチャージを
行なうように構成されている自動変速機の制御装置であ
って、上記オイルポンプの回転数に関する値を検出する
オイルポンプ回転数検出手段と、この検出手段の検出結
果に基づいて上記オイルポンプが生成し得る油圧の最大
値を求める上限油圧決定手段と、上記作動圧供給手段に
よるプリチャージ時間を少なくともプリチャージの際に
摩擦要素に供給される作動圧の値を用いて設定するプリ
チャージ時間設定手段とが設けられ、このプリチャージ
時間設定手段が、プリチャージ時間の設定に用いる作動
圧の値として、上記目標油圧と上記上限油圧とのうちの
小さい方の値を用いることを特徴とする自動変速機の制
御装置。 - 【請求項2】 作動圧供給手段は、非走行変速レンジか
ら走行変速レンジへの切り換え時に締結される摩擦要素
に対して、該切り換えの初期にプリチャージを行なうと
共に、上記目標油圧は、エンジン回転数とスロットル開
度とに基づいて設定されることを特徴とする請求項1に
記載の自動変速機の制御装置。 - 【請求項3】 作動油の温度を検出する油温検出手段が
設けられ、実油圧検出手段は、油温が高いときは、低い
ときに比べて、油圧生成手段が生成し得る油圧の最大値
を小さな値に設定することを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載の自動変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28000896A JPH10103473A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28000896A JPH10103473A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10103473A true JPH10103473A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17619027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28000896A Pending JPH10103473A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10103473A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003097686A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の制御装置 |
| US7043347B2 (en) | 2002-08-28 | 2006-05-09 | Jatco Ltd | Hydraulic clutch control of vehicle power train |
| JP2009008196A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Denso Corp | 自動変速機の制御装置 |
| JP2013002582A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Jatco Ltd | 自動変速機の制御装置 |
| CN103629344A (zh) * | 2013-11-18 | 2014-03-12 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 湿式双离合自动变速器传动系统及其传动控制方法 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP28000896A patent/JPH10103473A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003097686A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の制御装置 |
| US7043347B2 (en) | 2002-08-28 | 2006-05-09 | Jatco Ltd | Hydraulic clutch control of vehicle power train |
| JP2009008196A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Denso Corp | 自動変速機の制御装置 |
| JP2013002582A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Jatco Ltd | 自動変速機の制御装置 |
| KR101326996B1 (ko) * | 2011-06-20 | 2013-11-13 | 쟈트코 가부시키가이샤 | 자동 변속기의 제어 장치 |
| CN103629344A (zh) * | 2013-11-18 | 2014-03-12 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 湿式双离合自动变速器传动系统及其传动控制方法 |
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