JPH10104678A - 頂角可変プリズムおよびこれを用いた振れ補正装置 - Google Patents

頂角可変プリズムおよびこれを用いた振れ補正装置

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JPH10104678A
JPH10104678A JP8255154A JP25515496A JPH10104678A JP H10104678 A JPH10104678 A JP H10104678A JP 8255154 A JP8255154 A JP 8255154A JP 25515496 A JP25515496 A JP 25515496A JP H10104678 A JPH10104678 A JP H10104678A
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JP
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lens
optical
optical lens
apex angle
prism
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JP8255154A
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English (en)
Inventor
Koji Suzuki
浩次 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】手振れ補正を簡単な構造で実現する。しかもア
ダプター式に構成する。 【解決手段】頂角可変プリズム22Yが平凹レンズ36
と凸平レンズ35で構成され、頂角可変プリズム22X
が平凹レンズ37と凸平レンズ38とで構成される。平
凹レンズ36は垂直方向に回動し、平凹レンズ37は水
平方向に回動する。これらの回動角を合成すると2次元
的な光軸の動きとなる。レンズを回動すればプリズムの
頂角が変わり、その透過光軸を可変できる。光学レンズ
の間には、曲率面方向に回動するためのガイド手段が、
同じ曲率中心の曲率で配置されているので、第2,第4
のレンズに対する第1,第3のレンズの回動が非常にス
ムーズとなる。ビデオカメラの手振れによるセンサ出力
で特定のレンズの光軸を可変すれば、手振れを補正でき
る。光学レンズは円筒レンズであるから、レンズ回動軸
方向にずれてもその方向には光軸が変化しないため、制
御精度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光軸角度を可変で
きる手振れ補正などに適用して好適な頂角可変プリズム
およびこれを使用した振れ補正装置に関する。詳しく
は、一定の間隙をあけてほぼ同一の曲率半径をもつ凹凸
面を近接、対向させた2枚の光学レンズを組み合わせて
アフォーカル光学系を構成した一対の頂角可変プリズム
を光軸上に配し、それぞれに設けられた一方の光学レン
ズの光軸(水平軸と垂直軸)を可変してプリズムの頂角
を変えることによって、簡単な構成で透過光軸を可変で
きるようにしたものである。振れ補正装置ではこの頂角
可変プリズムを使用することによって手振れなどの角度
振れを簡単に補正できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビカメラ撮影時にカメラに伝
わる振動により撮影画像が揺れることを制御するため、
カメラ内にカメラの角度姿勢を検知するセンサーを取り
付け、その出力に応じてカメラ撮影レンズの光路上にお
いた手振れ補正用プリズムの頂角を変化させることによ
って、透過光軸を傾けてカメラの揺動による画像の揺れ
をキャンセルする手振れ補正装置が知られている。
【0003】例えば「特開昭61−269572号公
報」では、レンズ光軸内に特殊な液体を板ガラスで挟ん
で封入し、一方の板ガラスの角度姿勢を変えることでプ
リズムの頂角を変化させ、これにより透過光軸をカメラ
の揺れた角度だけ補正するようにしている。
【0004】一方屈折率と曲率が等しい平凸レンズと平
凹レンズを、互いの球面が僅かな隙間を保つようにし、
一方のレンズを球面に沿わせて回動させることにより、
球面を隔てて向い合う2平面のなす角度を変化させる凹
凸レンズを使用した頂角可変プリズムもまた手振れ補正
装置として考案されている。「特開平6−070220
号公報」中には凹凸レンズを使用した頂角可変プリズム
が手振れ補正装置として開示され、また「特開平6−2
81889号公報」には凹凸レンズを使用した頂角可変
プリズムが手振れ補正装置として開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した液体封入型の
頂角可変プリズムについては、2枚の板ガラスとこれを
結合する蛇腹の間に液体の封入がなされているため、板
ガラスの角度を変えるときにこの液体が粘性抵抗として
働き、高速の振れに追従しにくいという欠点がある。
【0006】一方、凹凸レンズ組み合せ方式の頂角可変
プリズムについては、「特公昭57−25803号公
報」においても公知の技術として記述されているが、今
日まで広く用いられてはいない。この理由は「特公昭5
7−25803号公報」にも述べられているように、凹
凸レンズの曲率をあまり小さくできないため、曲率中心
の回りに回動自在に保持することが狭いスペースではで
きなかったこと、あるいは凹凸レンズと同じ中心を持つ
球面上を滑らせて動かすようにした場合、滑りによって
揺動の応答性が悪化したり、摺動部分が傷ついたりする
ことが予想されるためである。
【0007】実際、上述した「特開平6−281889
号公報」で考案されている凸レンズの回動支持方法は、
撮像面に平行で凸レンズの曲率中心を通る軸をレンズ外
部に構成し、この軸に回動自在に形成された腕に凸レン
ズを保持させて凸レンズの回動支持を行うものである。
【0008】このため、撮像系全体を揺動させる方式と
同様に、回動部分が大きくなって装置全体が大型化する
という欠点があり、また動く部分の重量が重いため慣性
が大きくなり、高速の振れに対する追従性が悪く、大き
なエネルギーを要するという欠点を有している。
【0009】この発明はこのような従来の課題を解決し
たものであって、2枚の光学レンズを組み合わせて構成
したアフォーカルな一対の頂角可変プリズムを用いて2
次元的な頂角可変プリズムを構成すると共に、光学レン
ズに対する回動手段を簡単な構成で実現したものであ
る。またこのような頂角可変プリズムを使用して振れ補
正装置を構成することによって手振れ補正などの2次元
的な補正を正確に行えるようにしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため請求項1に記載したこの発明に係る頂角可変プリズ
ムでは、第1面と第2面からなる第1の光学レンズと、
第3面と第4面からなる第2の光学レンズとで構成さ
れ、互いに近接配置された頂角可変プリズムであって、
上記第2面が所定曲率をなす円筒面となされ、上記第3
面が上記第2面と正負同符号で、概ね第2面と近似した
曲率をなす円筒面となされ、上記第2面と第3面の曲率
中心軸が上記第1若しくは第2の光学レンズの回動中心
軸となされ、上記頂角可変プリズム全体の合成焦点距離
はアフォーカル系となされたことを特徴とする。
【0011】請求項8で記載した振れ補正装置では、第
1面と第2面からなる第1の光学レンズと、第3面と第
4面からなる第2の光学レンズが互いに近接配置された
頂角可変プリズムであって、かつ上記第2面が所定曲率
をなす円筒面となされ、上記第3面が上記第2面と正負
同符号で、概ね第2面と近似した曲率円筒面となされ、
上記第2面の曲率中心軸が上記第1の光学レンズの回動
中心軸となされ、上記第3面の曲率中心軸が上記第2の
光学レンズの回動中心軸となされると共に、上記角可変
プリズム全体の合成焦点距離がアフォーカル系となるよ
うに設計された頂角可変プリズムであって、この頂角可
変プリズムが振れ補正機構としてビデオカメラの光学系
に取り付けられると共に、その鏡筒には角速度センサが
配されてビデオカメラの振れが検出され、検出された振
れ成分に基づいて、上記第2の光学レンズに対する第1
の光学レンズ若しくは第1の光学レンズに対する第2の
光学レンズを回動制御することによって、上記頂角可変
プリズムの頂角が可変されてその透過光軸が変更される
ようになされたことを特徴とする。
【0012】請求項10に記載したこの発明に係る頂角
可変プリズムでは、第1面と第2面からなる第1の光学
レンズと、第3面と第4面からなる第2の光学レンズと
で構成され、互いに近接配置された第1の頂角可変プリ
ズムと、第5面と第6面からなる第3の光学レンズと、
第7面と第8面からなる第4の光学レンズとで構成さ
れ、互いに近接配置された第2の頂角可変プリズムとで
第2の頂角可変プリズムが構成され、上記第2面が所定
の曲率をなす円筒面となされ、上記第3面が上記第2面
と正負同符号で、概ね第2面と近似した曲率円筒面とな
され、上記第6面が所定の曲率をなす円筒面となされ、
上記第7面が上記第6面と正負同符号で、概ね第6面と
近似した曲率円筒面となされると共に、上記第2面と第
3面の曲率中心軸が上記第1若しくは第2の光学レンズ
のうちの何れか一方の回動中心軸となされ、上記第6面
と第7面の曲率中心軸が上記第3若しくは第4の光学レ
ンズのうちの何れか一方の回動中心軸となされると共
に、互いの回動面が互いに直交するようにそれぞれの回
動方向が選定され、上記第1および第2の頂角可変プリ
ズム全体の合成焦点距離はアフォーカル系となされたこ
とを特徴とする。
【0013】請求項19に記載したこの発明に係る振れ
補正装置では、第1面と第2面からなる第1の光学レン
ズと、第3面と第4面からなる第2の光学レンズとで構
成され、互いに近接配置された第1の頂角可変プリズム
と、第5面と第6面からなる第3の光学レンズと、第7
面と第8面からなる第4の光学レンズとで構成され、互
いに近接配置された第2の頂角可変プリズムとで第2の
頂角可変プリズムが構成され、第2面が所定曲率をなす
円筒面となされ、第3面が第2面と正負同符号で、概ね
第2面と近似した曲率円筒面となされ、第6面が所定曲
率をなす円筒面となされ、第7面が第6面と正負同符号
で、概ね第6面と近似した曲率円筒面となされ、上記第
2面と第3面の曲率中心軸が上記第1若しくは第2の光
学レンズの何れか一方の回動中心軸となされ、上記第6
面と第7面の曲率中心軸が上記第3若しくは第4の光学
レンズの何れか一方の回動中心軸となされると共に、互
いの回動面が互いに直交するようにそれぞれの回動方向
が選定され、上記第1および第2の頂角可変プリズム全
体の合成焦点距離がアフォーカル系となるように設計さ
れた頂角可変プリズムであって、この頂角可変プリズム
が振れ補正機構としてビデオカメラの光学系に取り付け
られると共に、その鏡筒には角速度センサが配されてビ
デオカメラの振れが検出され、検出された振れ成分に基
づいて、上記第2と第4の光学レンズに対する第1と第
2の光学レンズ、若しくは第1と第3の光学レンズに対
する第2と第4の光学レンズの何れか若しくはその双方
が回動制御されることによって、頂角可変プリズムの頂
角が可変されてその透過光軸が変更されるようになされ
たことを特徴とする。
【0014】この発明では、一対の光学レンズで頂角可
変プリズムを構成するときは、水平あるいは垂直方向の
一方向に対する光軸を変更できる。これに対して一対の
光学レンズで構成された頂角可変プリズムを一対使用す
ることによって直交する2軸の光軸をそれぞれ独立に変
更できる。頂角可変プリズムは円筒レンズが使用されて
いる。
【0015】例えば、同一光路上に近接配置された一対
の頂角可変プリズムを使用するときは、それぞれプリズ
ムは2枚の光学レンズで構成され、2枚の光学レンズの
互いに対向する面は所定の曲率半径を有する円筒面とな
されている。そして一方の頂角可変プリズムでは1枚の
光学レンズが例えば垂直方向(YーY軸)に回動できる
ようになされて垂直方向の透過光軸の角度が可変され
る。これに対して他方の頂角可変プリズムでは同じく1
枚の光学レンズが水平方向(XーX′軸)に回動自在と
なされて水平方向の透過光軸の角度が可変される。よっ
て、これらを合わせることによって全体の透過光軸の角
度を任意の方向(極座標上)に可変できる。
【0016】第1と第2の光学レンズの間および第3と
第4の光学レンズの間には、それぞれ曲率面方向に回動
するためのガイド手段が配置されているので、例えば第
2の光学レンズに対する第1の光学レンズおよび第3の
光学レンズに対する第4の光学レンズの回動が非常にス
ムーズとなる。またガイド手段やレンズ駆動手段の構成
が非常に簡単であるため、回動角制御が正確となり、駆
動パワーも少なくて済む。
【0017】ビデオカメラの手振れによるセンサ出力を
水平方向および垂直方向成分に分け、これに基づいて生
成された補正信号を例えば第1と第3の光学レンズに対
する回動制御信号として与えれば、手振れによる画面振
れを容易に補正できる。
【0018】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る頂角可変
プリズムおよびこの頂角可変プリズムを有する振れ補正
装置を備えたビデオカメラの一実施形態を図面を参照し
て詳細に説明する。
【0019】図1は頂角可変プリズムを有する振れ補正
装置を備えた取材用ビデオカメラ10の一実施態様を示
すものであって、被写体11は光学系12を介して撮像
素子であるこの例では2次元構成のCCD13によって
被写体の光像が電気信号(撮像信号)に変換される。撮
像信号は後段の信号処理部14においてコンポジット若
しくはコンポーネントのカラー映像信号に変換されて端
子15に導出される。
【0020】光学系12の前には振れ補正機構部20が
取り付けられる。この振れ補正機構部20はアダプター
式に構成され、ビデオカメラ10に対しては着脱自在に
構成されている。したがって必要時のみ光学系12に連
結される。
【0021】振れ補正機構部20は頂角可変プリズムで
構成される。一対の光学レンズ(円筒レンズ)で構成さ
れた1つの頂角可変プリズムを使用しても振れ補正機構
部20を構成できる。この場合には一方向(例えば垂直
軸方向)の振れのみを補正するために使用される。
【0022】このような使用例としては、例えば屋外に
設置されるビデオカメラなどを挙げることができる。こ
のビデオカメラは揺れないようにしっかりした台に取り
付けられる。そのため、横方向(水平方向)の振れ対策
は完全なものとなるが、縦方向(垂直方向)は台の上に
人が乗ったりするので揺れ対策が不充分である。したが
って、このような場所で使用されるビデオカメラでは特
に垂直方向の振れのみを考慮すればよいからである。
【0023】これに対して一対の光学レンズで構成され
た頂角可変プリズムを2つ用いて振れ補正機構部20を
構成することもできる。この場合には例えば垂直軸方向
と水平軸方向の2軸に対する光軸を補正することによっ
てあらゆる方向の振れを補正できる。図1では一対の頂
角可変プリズムを使用して振れ補正機構部20を構成し
た場合を例示する。
【0024】図1に示すように振れ補正機構部20は光
路上に前後して配された第1と第2の頂角可変プリズム
22X、22Yを有する。これらは直交2軸構成であっ
て、第1の頂角可変プリズム22Yは光軸を例えば垂直
方向(YーY′軸)に可変するためのものであり、した
がって第2の頂角可変プリズム22Xは光軸を水平方向
(XーX′軸)に可変するためのものである。また、こ
の例では第2の頂角可変プリズム22Xの鏡筒21Xに
は角速度検出器(センサ)23が取り付けられ、ビデオ
カメラ10の振れ(手振れなど)が検出される。
【0025】角速度検出器23は図2のように水平方向
(ヨーイング方向、パン方向)xに関する振れ成分を検
出する角速度センサ31と、垂直方向(ピッチング方
向、チルト方向)yに関する振れ成分を検出する角速度
センサ32とで構成されたものを使用することができ、
角速度センサ31がビデオカメラ10の水平方向と平行
するように鏡筒21Xに取り付けられている。
【0026】センサ31からは水平方向に関する振動成
分△xが検出され、他方のセンサ32からは垂直方向に
関する振動成分△yが検出される。これらがCPUを内
蔵した制御部24に与えられる。
【0027】制御部24ではこれらの振動成分△x,△
yから、ビデオカメラ10の振れ角が演算され、その振
れ角を補正できるような回動角となるように回動角制御
信号△x′,△y′が生成される。これら回動角制御信
号△x′,△y′はそれぞれ対応する制御回路25,2
8を経てモータドライバ26,29に供給され、対応す
る駆動モータ27,30に印加される。
【0028】ここで、駆動モータ27は第2の頂角可変
プリズム22Xに設けられた第4の光学レンズ38を回
動させるための駆動モータであり、他方の駆動モータ3
0は第1の頂角可変プリズム22Yに設けられた第1の
光学レンズ36を回動させるための駆動モータであっ
て、制御信号△x′,△y′の値に応じた回動角θx,
θyだけそれぞれの光学レンズ36,38が可変され
る。
【0029】さて、上述した頂角可変プリズム22はと
もに2つの光学レンズ(35,36),(37,38)
を有する第1と第2の頂角可変プリズム22Y,22X
で構成される。図3はこのような関係を満足する第1の
頂角可変プリズム22Yの一例を示す。第1の光学レン
ズ36として例えば平凹レンズを使用したときには、第
2の光学レンズ35は凸平レンズが使用される。
【0030】第2面G2を所定曲率円筒面とし、第3面
G3を第2面G2と正負同符号の概ね近似の曲率円筒面
として第2面G2と第3面G3の曲率中心軸を平行に近
接して組み合わせられる。そして全体の合成焦点距離が
アフォーカル系となるように設計されている。アフォー
カル系についての詳細は後述する。
【0031】第1若しくは第2光学レンズ35,36の
一方、この例では第1の光学レンズ36がその曲率中心
軸を回動中心軸として垂直方向(YーY′軸)に回動自
在となるように第2面G2、第3面G3の向き(円筒面
の向き)が定められる。
【0032】第2の頂角可変プリズム22Xは第1の頂
角可変プリズム22Yと全く同じ構成であって、図4の
ように平凹レンズ構成の第3の光学レンズ37と凸平レ
ンズ構成の第4の光学レンズ38を有し、両者が近接し
てアフォーカル系となるように組み立てられ、この例で
は第3の光学レンズ37が第6面の曲率中心軸を回動中
心軸として水平方向(XーX′軸)に回動自在に第6面
G6、第7面G7の向きが定められる。すなわち、第1
の頂角可変プリズム22Yに対してこれと直交するよう
に第2の頂角可変プリズム22Xが光路上に配置され
る。アフォーカル系とすることによって光学系12に入
射する被写体11の光像への影響は全くない。
【0033】図3に示す第1の頂角可変プリズム22Y
は図5のような鏡筒21Y内に取り付けられる。図5は
光軸に対して垂直軸(Y−Y′)と平行に断面したもの
であって、所定長をなす角筒状の鏡筒21Yのほぼ中央
部に第3面G3が前側となるように第2の光学レンズ3
5が取り付け固定される。
【0034】第2の光学レンズ35の前面には第3面G
3と小許の間隙を保持して第1の光学レンズ36が垂直
方向に対して回動自在に取り付けられる。実際には、第
3面G3と平行に第2面G2がY−Y′方向に回動でき
るように図6に示すようなガイド手段39および駆動手
段44が設けられる。
【0035】図6は図5の上面側から見た分解図であっ
て、第2の光学レンズ35を構成する第3面G3の左右
両端部近傍には一対のガイド溝40,41が並行して設
けられ、ここに断面がT字状をなす摺動凹部を有する円
弧状ガイド58,59が固着されている。ガイド58,
59は第3面G3から所定長突出しているが、これによ
って第2面G2との対向間隔を決めることができる。
【0036】これに対し、第1の光学レンズ36を構成
する第2面G2側にはガイド58,59と対向する位置
に断面がT字状をなすガイド条42,43が弓なり状に
取り付け固定されており(図7参照)、その突端42
a,43aをガイド58,59の摺動凹部に装着するこ
とによって、第1の光学レンズ36を第2の光学レンズ
35に対して所定の間隙を保持してY−Y′方向に回動
させることができる。
【0037】第1と第2の光学レンズ36,35の間に
上述したように曲率面方向に回動するためのガイド手段
39が、同じ曲率中心の曲率をもって配置されているの
で、第2の光学レンズ35に対する第1の光学レンズ3
6の回動が非常にスムーズとなる。その結果、回動角の
調整を正確に行うことができる。またその構成も非常に
簡単である。ガイド手段39,49の負荷としては殆ど
の場合、第1と第3の光学レンズ36,38であるか
ら、負荷が軽くなり、それだけ回動がスムーズとなると
共に回動パワーも少なくて済む。
【0038】第1の光学レンズ36を回動させるための
駆動手段44の一例を図6および図7を参照して説明す
る。駆動モータ46にはピニオン45が取り付けられ、
このピニオン45がラック47に歯合されて第1の光学
レンズ36にその回動力が伝達される。
【0039】ラック47の歯合面は図7に示すように、
第2面G2とほぼ同じ曲率中心の曲率となされると共
に、そのラック本体が第1の光学レンズ36の側壁側に
取り付けられている。その結果、図7および図8のよう
にピニオン45を回転させると、その回転方向に第1の
光学レンズ36を回動させることができる。図8は被写
体側より第1の光学レンズ36を見たときの図であり、
この図からも明らかなように第1の光学レンズ36をY
−Y′方向(垂直方向)に所定角だけ回動させることが
できる。
【0040】第2の頂角可変プリズム22Xに関しても
同様に構成されているので、対応する部分には対応する
符号を付す。図5のように第3の光学レンズ37は第4
の光学レンズ38に対して水平方向(X−X′方向)に
回動させる必要がある以外はその構成および動作は全く
同一であるので、その構成および動作は割愛するも、ガ
イド手段49はガイド溝50,51と円弧状ガイド5
2,53とで構成される。駆動手段54も駆動モータ5
6、ピニオン55およびラック57で構成されている。
【0041】図9は第1の頂角可変プリズム22Yを構
成する第1,第2の光学レンズ36,35の取り付け状
態を上面側から見ると同図Aとなり、これを側面から見
ると同図Bとなる。図10は第2の頂角可変プリズム2
2Xの関係であって、その上面側から見ると同図Aとな
り、側面から見ると同図Bとなる。
【0042】さてこのように構成された振れ補正機構部
20に関して、これに含まれる頂角可変プリズム22
X,22Yの合成焦点距離はアフォーカルとなるように
設計されている。そのための条件は以下のようなもので
ある。第1と第2の光学レンズ36,35を用いて説明
する。
【0043】光学レンズの材料としてはBK7を用い、
それぞれの曲率半径は全て等しくR100mmとし、対
向間隙△として1mmの隙間を設けているものとする。
そして図11に示すように、ほぼ等しい半径の、凹凸円
筒面をわずかの空隙(屈折率n2:例えば、1.516
33)△で対向させた頂角可変プリズム(タブレットレ
ンズ)において、第2面G2の曲率半径をr1、第3面
G3の曲率半径をr2、2つのレンズ35,36の共通
する屈折率をn1とするとき、(数1)を満たすように
設計する。
【0044】
【数1】
【0045】曲率半径r2は、 r2=(100+1)*(1.51633−1)=100.51633 となる。さて、光軸に平行な光線が高さy1で第1の光
学レンズ(平凹レンズ)の第1面G1に入射し、そのま
まの高さで半径r1の第2面G2に点P1で入射する。光
線と円筒面での法線が光軸となす角度をi1とするとi1
はこの光線の第2面G2への入射角である。この光線の
屈折角をi2とすると
【0046】
【数2】
【0047】近軸光線の近似を用いると、
【0048】
【数3】
【0049】と表わせる。
【0050】次に屈折光線が入射光軸となす角をi2と
すると、
【0051】
【数4】
【0052】となる。更にこの光線が第2の光学レンズ
35における第3面(凸円筒面)G3に入射する点をP
2、その高さをy2とすると、
【0053】
【数5】
【0054】P2での、第3面G3の法線が光軸となす
角をi4、その曲率半径をr2とすると
【0055】
【数6】
【0056】したがって
【0057】
【数7】
【0058】ここで、i4=i1、すなわち第1の入射面
と第2の入射面の法線の傾きが等しく、かつ両レンズ3
5と36の屈折率が等しいとき、この光線は平行な2つ
の境界面を屈折率n1の媒質からn2の媒質に入り、再び
n1の媒質に戻ったことになり、光線は元の角度を保つ
ことになる。したがって(数1)が満たされれば上式の
i1の係数が1となり、光線は入射と同じ光軸に平行な
まま第2の光学レンズ35の平面G4に垂直に入射し、
入射角度がそのまま保たれて出射する。したがってこの
垂直振れ補正機構22Yはアフォーカル系を満たす光学
系となる。
【0059】次に第2の光学レンズ35の屈折率が第1
の光学レンズ36と異なる場合について考える。
【0060】図12に示すように、凹面を有するレンズ
36の屈折率をn1、空気の屈折率をn2、第3面G3の
曲率半径をr2、凸面を有するレンズ35の屈折率をn2
とするとき、これらの数の間に次の関係を満たすように
設計する。
【0061】
【数8】
【0062】この場合も上記と同様に(数7)までは成
立するが、2つのレンズ35,36の屈折率が異なるた
め、点P1、P2での面の法線の傾きが一致しても出射光
線が入射光線と平行にはならず、P2での屈折を調べな
ければならない。まずP2での入射角をi5、屈折角をi
6とすると、
【0063】
【数9】
【0064】従って、P2を屈折した光線が光軸となす
角i7は次のように表わせる。
【0065】
【数10】
【0066】ここで上式の[ ]内が0となれば、i7
=0となり、屈折した光線は光軸と平行となって、平凸
レンズの平面を通過した後も光軸と平行となる。この平
行条件は(数8)の条件が満たされれば成り立つので、
(数8)が平凸レンズと平凹レンズを組み合せた頂角可
変プリズム22におけるアフォーカルの条件となる。
【0067】第1の光学レンズ36のみを図13Aから
同図Bのようにθだけ垂直方向に可変したときには、頂
角をθとするプリズムとなり、第1の光学レンズ36側
の光線はαだけ屈折する。したがって、スネルの法則に
よって、 (n1/n2)sinθ=sin(θ+α) θが限りなくゼロに近いときには、 (n1/n2)θ=(θ+α) ∴α={(n1/n2)−1)θ となる。ここで、第1の光学レンズ36の屈折率n1
を、 n1=1.5 とすれば、空気の屈折率n2=1であることから、 α=0.5θ となる。ゆえに第1の光学レンズ36を角度θだけ回動
傾斜させると、出射光軸をθ/2だけ変位させることが
できる。つまり、光軸が垂直方向にαだけ傾いたときに
は、その傾きの方向とは逆方向に2αだけ第1の光学レ
ンズ36を傾ければ、手振れ後の光軸を補正することが
できる。
【0068】第3の光学レンズ37と第4の光学レンズ
38との関係も上述したと同じであって、光軸が水平方
向にαだけ傾いたときはその傾きの方向とは逆方向に2
αだけ第3の光学レンズ37を傾ければ光軸を補正でき
る。その結果、光軸が2次元的に傾いたときは、第1と
第3の光学レンズ36,37を同時に所定角だけ回動さ
せて傾ければ、2次元的な光軸補正を実現できる。
【0069】したがって図1に示すようにビデオカメラ
10に対する手振れ補正用として振れ補正装置を装着し
たときには、制御部24では図14に示すような補正処
理が実行される。
【0070】同図のように角速度センサ23からの振動
成分△x′,△y′がそれぞれ取り込まれ(ステップ6
1,62)、次に適切な補正値△xおよび△yが算出さ
れる(ステップ63,64)。適切な補正値とは手振れ
を補正するに足る回動角を得るための制御信号のことで
ある。算出された適正補正値をもつ回動角制御信号がそ
れぞれ駆動モータ27,30に供給されて、第1の光学
レンズ36が△yに相当する分回動されると共に、第3
の光学レンズ38が△xに相当する分回動されて手振れ
による光軸補正が行われる。
【0071】第1〜第4の光学レンズ35〜38の円筒
面は上述とは全く逆の円筒面であってもよければ、第1
の頂角可変プリズムに対する第2の頂角可変プリズムの
凹凸関係が、実施態様とは逆の関係に選んでもよい。つ
まり、第1頂角可変プリズム22Yは図3のままである
が、第2の頂角可変プリズム22Xを構成する円筒レン
ズの構成を図4とは逆に、第3の光学レンズ37を平凸
円筒レンズとし、第4の光学レンズ38を凹平円筒レン
ズとしてしてもよい。
【0072】また、これとは逆に第2の頂角可変プリズ
ム2Xを図4構成のままとする代わりに、第1の頂角可
変プリズム22Yを構成する第1の光学レンズ36を平
凸円筒レンズとし、第2の光学レンズ35を凹平円筒レ
ンズとして構成することもできる。
【0073】上述では光学レンズの互いに直交する2軸
を水平軸と垂直軸に選んだ場合を説明したが、直交2軸
をこれらの軸に一致させて使用する必要はない。そのた
め、水平軸および垂直軸から任意の角度だけ傾けた軸を
直交2軸として使用することもできる。
【0074】上述した頂角可変プリズムは何れも円筒レ
ンズを使用しているので以下のような特徴を有する。 (1)円筒レンズは互いにレンズ回動軸方向に変位して
もその透過光軸は変わらないから、光学特性も変化しな
い。 (2)第1と第2の頂角可変プリズムは互いに独立して
いるので、例えばY軸方向のみの光軸可変が可能にな
り、そのときX軸方向に対する余分な変化は生じない。
そのため、2次元的角度の制御精度が高く、余分な補償
処理が不要になる。 (3)光軸に対する角度制御の精度が高いので、この発
明に係る頂角可変プリズムは振れ補正のみならず、例え
ばビームスキャナのビーム走査系をこの頂角可変プリズ
ムで構成することができる。その場合には精緻なビーム
走査系を構築できる。 (4)ビーム走査系に適用する場合には、レンズ回動軸
方向に対してガタがあったとしても、レンズ回動軸方向
にはその光軸が変化しないので、ビーム走査機構部の構
成精度が余り要求されない。そのため、機構部のコスト
ダウンを図れる。 (5)レンズ回動軸方向に対しては十分な機械的クリア
ランスを持たせることができるため、レンズ回動軸方向
に対するガイド手段は非常にラフな構成で済む。これに
よってガイド系の構成を簡略化できることになるから、
駆動モータからみた負荷(ガイド手段や光学レンズ系)
が軽くなる。軽負荷となれば高速駆動できるので、それ
だけ高速応答が可能になる。軽負荷は勿論節電効果を生
むので、省電力化も同時に達成できる。
【0075】上述した例ではこの発明に係る頂角可変プ
リズムをビデオカメラの手振れ補正系に適用したが、こ
れに限らず映画用撮影機やスチルカメラなどの光軸補正
系にも適用できることは明らかである。
【0076】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では所定の
曲率半径を持った円筒面を有する2つの光学レンズを組
み合わせた頂角可変プリズムを1つ使用するか、あるい
は一対使用し、しかもその合体焦点距離がアフォーカル
系を構成するように近接配置すると共に、特定の光学レ
ンズの光軸を可変できるように構成したものである。
【0077】このような頂角可変プリズムを使用した振
れ補正装置を使用すれば、単一の頂角可変プリズムを使
用することによって特定軸方向の光軸を可変できるよう
になって、特定軸方向の振れを簡単に補正できる。
【0078】また、一対の頂角可変プリズムを使用する
ことによって、垂直軸方向のみの光軸を可変したり、水
平軸方向のみの光軸を可変したりできるから、その双方
を可変することによってあらゆる方向にその光軸を可変
できる。その結果、このような頂角可変プリズムを使用
した振れ補正装置を使用する場合には2次元的(極座標
的)な振れを簡単に補正できる。
【0079】複数の光学レンズにはそれぞれガイド手段
が設けられているが、光学レンズとしては円筒レンズが
使用されているため、円筒レンズの回動軸方向のズレは
その光学特性に影響を及ぼさない。そのためレンズ回動
軸方向に対しては十分な機械的クリアランスを持たせる
ことができるようになり、レンズ回動軸方向に対するガ
イド手段は非常にラフな構成で済む。これによってガイ
ド系の構成を簡略化できることになるから、駆動モータ
からみた負荷(ガイド手段や光学レンズ系)が軽くな
る。軽負荷となれば高速駆動できるので、それだけ高速
応答が可能になる。軽負荷は勿論節電効果を生むので、
省電力化も同時に達成できるなどの特徴を有する。
【0080】またこの振れ補正装置をビデオカメラに使
用するときには、手振れを完全に補正できるほか、この
振れ補正装置をアダプター式に利用できるため、必要時
以外は装着する必要がなくなりビデオカメラの使い勝手
が改善されるなどの特徴を有する。
【0081】したがってこの発明は業務用で取材用とし
て使用されるビデオカメラを始めとして特殊用途の屋外
設置式ビデオカメラやスキャナなどに適用して極めて好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る頂角可変プリズムを使用した振
れ補正機構を備えたビデオカメラの一実施態様を示す要
部の系統図である。
【図2】振れ検出用の角速度センサの一例を示す構成図
である。
【図3】この発明に係る頂角可変プリズムのうち第1の
頂角可変プリズムの一例を示す斜視図である。
【図4】この発明に係る頂角可変プリズムのうち第2の
頂角可変プリズムの一例を示す斜視図である。
【図5】この発明に係る振れ補正装置の要部構成を示す
断面図である。
【図6】ピッチング用補正機構部の一例をその上部から
見たときの構成図である。
【図7】第1の光学レンズの駆動手段を示す図である。
【図8】第1の光学レンズの正面図である。
【図9】第1の頂角可変プリズムのレンズ関係を示す図
である。
【図10】第2の頂角可変プリズムのレンズ関係を示す
図である。
【図11】頂角可変プリズムがアフォーカル系であるこ
とを示す図である。
【図12】頂角可変プリズムがアフォーカル系であるこ
とを示す図である。
【図13】手振れ補正時の頂角可変プリズムの説明図で
ある。
【図14】手振れ補正のための一例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10・・・ビデオカメラ、12・・・光学系、13・・
・CCD、20・・・振れ補正機構部、22X,22Y
・・・頂角可変プリズム、22・・・光学レンズ補正
系、35・・・第2の光学レンズ、36・・・第1の光
学レンズ、37・・・第3の光学レンズ、38・・・第
4の光学レンズ、G1〜G8・・・第1〜第8の円筒面

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1面と第2面からなる第1の光学レン
    ズと、第3面と第4面からなる第2の光学レンズとで構
    成され、互いに近接配置された頂角可変プリズムであっ
    て、 上記第2面が所定曲率をなす円筒面となされ、上記第3
    面が上記第2面と正負同符号で、概ね第2面と近似した
    曲率をなす円筒面となされ、 上記第2面と第3面の曲率中心軸が上記第1若しくは第
    2の光学レンズの回動中心軸となされ、 上記頂角可変プリズム全体の合成焦点距離はアフォーカ
    ル系となされたことを特徴とする頂角可変プリズム。
  2. 【請求項2】 上記第1の光学レンズ若しくは第2の光
    学レンズが相対的に回動自在に構成されたことを特徴と
    する請求項1記載の頂角可変プリズム。
  3. 【請求項3】 上記第1若しくは第2の光学レンズの回
    動軸が水平軸若しくは垂直軸となされたとき、垂直軸方
    向若しくは水平軸方向の振れに対して上記第1若しくは
    第2の光学レンズを垂直軸方向若しくは水平軸方向に回
    動させて頂角可変プリズムの頂角を可変させることによ
    って、頂角可変プリズムの透過光軸を可変するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の頂角可変プリズム。
  4. 【請求項4】 上記第1の光学レンズが平凹円筒レンズ
    若しくは平凸円筒レンズであるときには、上記第2の光
    学レンズが凸平円筒レンズ若しくは凹平円筒レンズであ
    ることを特徴とする請求項1記載の頂角可変プリズム。
  5. 【請求項5】 第2面と第3面との間にレンズ回動用の
    ガイド手段が設けられ、 第2の光学レンズに対して第1の光学レンズが、若しく
    は第1の光学レンズに対して第2の光学レンズが独立し
    て回動できるようになされたことを特徴とする請求項1
    記載の頂角可変プリズム。
  6. 【請求項6】 第1若しくは第2の光学レンズにはガイ
    ド手段に連結した駆動手段が設けられ、この駆動手段に
    よって対応する光学レンズに回動力が付与されたことを
    特徴とする請求項5記載の頂角可変プリズム。
  7. 【請求項7】 上記駆動手段は、駆動モータに連結され
    たピニオンと、これに歯合し、上記曲率中心の曲率とな
    されたラックとで構成され、 上記ラックは上記第1の光学レンズ若しくは第2の光学
    レンズに取り付けられたことを特徴とする請求項6記載
    の頂角可変プリズム。
  8. 【請求項8】 第1面と第2面からなる第1の光学レン
    ズと、第3面と第4面からなる第2の光学レンズが互い
    に近接配置された頂角可変プリズムであって、かつ上記
    第2面が所定曲率をなす円筒面となされ、上記第3面が
    上記第2面と正負同符号で、概ね第2面と近似した曲率
    円筒面となされ、 上記第2面の曲率中心軸が上記第1の光学レンズの回動
    中心軸となされ、上記第3面の曲率中心軸が上記第2の
    光学レンズの回動中心軸となされると共に、 上記角可変プリズム全体の合成焦点距離がアフォーカル
    系となるように設計された頂角可変プリズムであって、 この頂角可変プリズムが振れ補正機構としてビデオカメ
    ラの光学系に取り付けられると共に、 その鏡筒には角速度センサが配されてビデオカメラの振
    れが検出され、 検出された振れ成分に基づいて、上記第2の光学レンズ
    に対する第1の光学レンズ若しくは第1の光学レンズに
    対する第2の光学レンズを回動制御することによって、
    上記頂角可変プリズムの頂角が可変されてその透過光軸
    が変更されるようになされたことを特徴とする振れ補正
    装置。
  9. 【請求項9】 上記振れ補正機構は、上記光学系に対し
    て着脱自在に構成されたことを特徴とする請求項8記載
    の振れ補正装置。
  10. 【請求項10】 第1面と第2面からなる第1の光学レ
    ンズと、第3面と第4面からなる第2の光学レンズとで
    構成され、互いに近接配置された第1の頂角可変プリズ
    ムと、 第5面と第6面からなる第3の光学レンズと、第7面と
    第8面からなる第4の光学レンズとで構成され、互いに
    近接配置された第2の頂角可変プリズムとで第2の頂角
    可変プリズムが構成され、 上記第2面が所定の曲率をなす円筒面となされ、上記第
    3面が上記第2面と正負同符号で、概ね第2面と近似し
    た曲率円筒面となされ、 上記第6面が所定の曲率をなす円筒面となされ、上記第
    7面が上記第6面と正負同符号で、概ね第6面と近似し
    た曲率円筒面となされると共に、 上記第2面と第3面の曲率中心軸が上記第1若しくは第
    2の光学レンズのうちの何れか一方の回動中心軸となさ
    れ、 上記第6面と第7面の曲率中心軸が上記第3若しくは第
    4の光学レンズのうちの何れか一方の回動中心軸となさ
    れると共に、互いの回動軸が互いに直交するようにそれ
    ぞれの回動方向が選定され、 上記第1および第2の頂角可変プリズム全体の合成焦点
    距離はアフォーカル系となされたことを特徴とする頂角
    可変プリズム。
  11. 【請求項11】 第1の光学レンズを平凹円筒レンズと
    し、第2の光学レンズが凸平円筒レンズとし、第3の光
    学レンズが平凹円筒レンズとし、第4の光学レンズが凸
    平円筒レンズとして構成されたことを特徴とする請求項
    10記載の頂角可変プリズム。
  12. 【請求項12】 第1〜第4の円筒レンズの凹凸面の組
    み合わせが逆転した円筒レンズを使用することを特徴と
    する請求項10記載の頂角可変プリズム。
  13. 【請求項13】 第1の光学レンズを平凹円筒レンズと
    し、第2の光学レンズが凸平円筒レンズとし、第3の光
    学レンズが平凸円筒レンズとし、第4の光学レンズが凹
    平円筒レンズとして構成されたことを特徴とする請求項
    10記載の頂角可変プリズム。
  14. 【請求項14】 第1の光学レンズを平凸円筒レンズと
    し、第2の光学レンズが凹平円筒レンズとし、第3の光
    学レンズが平凹円筒レンズとし、第4の光学レンズが凸
    平円筒レンズとして構成されたことを特徴とする請求項
    10記載の頂角可変プリズム。
  15. 【請求項15】 第1と第2の頂角可変プリズムが独立
    した鏡筒内に取り付けられると共に、第2および第4の
    光学レンズ、若しくは第1と第3の光学レンズがそれぞ
    れの鏡筒に固定され、 第1と第3の光学レンズ若しくは第2と第4の光学レン
    ズの曲率中心軸がその回動中心軸として独立に回動でき
    るようにしたことを特徴とする請求項10記載の頂角可
    変プリズム。
  16. 【請求項16】 第2面と第3面との間および第6面と
    第7面との間にレンズ回動用のガイド手段が設けられ、 第2および第4の光学レンズに対して第1と第3の光学
    レンズがそれぞれ独立して回動できるようになされる
    か、 若しくは第1および第3の光学レンズに対して第2と第
    3の光学レンズがそれぞれ独立して回動できるようにな
    されたことを特徴とする請求項10記載の頂角可変プリ
    ズム。
  17. 【請求項17】 第1と第3の光学レンズ若しくは第2
    と第4の光学レンズには駆動手段が設けられ、 この駆動手段によって対応する光学レンズに回動力が付
    与されたことを特徴とする請求項10記載の頂角可変プ
    リズム。
  18. 【請求項18】 上記駆動手段は、駆動モータに連結さ
    れたピニオンと、これに歯合し、上記曲率半径をもつラ
    ックとで構成され、 上記ラックは上記第1と第3の光学レンズ若しくは第2
    と第4の光学レンズに取り付けられたことを特徴とする
    請求項10記載の頂角可変プリズム。
  19. 【請求項19】 第1面と第2面からなる第1の光学レ
    ンズと、第3面と第4面からなる第2の光学レンズとで
    構成され、互いに近接配置された第1の頂角可変プリズ
    ムと、 第5面と第6面からなる第3の光学レンズと、第7面と
    第8面からなる第4の光学レンズとで構成され、互いに
    近接配置された第2の頂角可変プリズムとで第2の頂角
    可変プリズムが構成され、 第2面が所定曲率をなす円筒面となされ、第3面が第2
    面と正負同符号で、概ね第2面と近似した曲率円筒面と
    なされ、 第6面が所定曲率をなす円筒面となされ、第7面が第6
    面と正負同符号で、概ね第6面と近似した曲率円筒面と
    なされ、 上記第2面と第3面の曲率中心軸が上記第1若しくは第
    2の光学レンズの何れか一方の回動中心軸となされ、上
    記第6面と第7面の曲率中心軸が上記第3若しくは第4
    の光学レンズの何れか一方の回動中心軸となされると共
    に、互いの回動面が互いに直交するようにそれぞれの回
    動方向が選定され、 上記第1および第2の頂角可変プリズム全体の合成焦点
    距離がアフォーカル系となるように設計された頂角可変
    プリズムであって、 この頂角可変プリズムが振れ補正機構としてビデオカメ
    ラの光学系に取り付けられると共に、 その鏡筒には角速度センサが配されてビデオカメラの振
    れが検出され、 検出された振れ成分に基づいて、上記第2と第4の光学
    レンズに対する第1と第2の光学レンズ、若しくは第1
    と第3の光学レンズに対する第2と第4の光学レンズの
    何れか若しくはその双方が回動制御されることによっ
    て、頂角可変プリズムの頂角が可変されてその透過光軸
    が変更されるようになされたことを特徴とする振れ補正
    装置。
  20. 【請求項20】 上記振れ補正機構は、上記光学系に対
    して着脱自在に構成されたことを特徴とする請求項19
    記載の振れ補正装置。
  21. 【請求項21】 上記第1と第3の光学レンズが互いに
    直交方向に回動自在に構成されるか、若しくは上記第2
    と第4の光学レンズが互いに直交方向に回動自在に構成
    されるとき、 角速度センサで検出された振れ成分に基づく上記第1お
    よび/または第3の光学レンズ若しくは上記第2および
    /または第4の光学レンズの回動制御によって、 上記第1および/または第3の光学レンズ若しくは上記
    第2および/または第4の光学レンズの光軸が調整され
    て振れ補正が行われるようになされたことを特徴とする
    請求項19記載の振れ補正装置。
  22. 【請求項22】 上記角速度センサによって手振れ成分
    が検出され、この手振れ成分によってビデオカメラの手
    振れが補正されるようになされたことを特徴とする請求
    項19記載の振れ補正装置。
JP8255154A 1996-09-26 1996-09-26 頂角可変プリズムおよびこれを用いた振れ補正装置 Pending JPH10104678A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008298983A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Victor Co Of Japan Ltd 画像振れ補正装置
US7974009B2 (en) 2007-09-19 2011-07-05 Victor Company Of Japan, Limited Image fluctuation correcting apparatus
CN114719222A (zh) * 2021-01-06 2022-07-08 华域视觉科技(上海)有限公司 透镜组件、车灯模组、车灯和车辆

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