JPH1010807A - エアフィード式循環型原稿搬送装置 - Google Patents

エアフィード式循環型原稿搬送装置

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JPH1010807A
JPH1010807A JP16638396A JP16638396A JPH1010807A JP H1010807 A JPH1010807 A JP H1010807A JP 16638396 A JP16638396 A JP 16638396A JP 16638396 A JP16638396 A JP 16638396A JP H1010807 A JPH1010807 A JP H1010807A
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JP
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air
placing plate
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JP16638396A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tsunoda
昌之 角田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】初期セット位置に載置されている原稿を原
稿移送方向P4に沿って移送するとともにエアを用いて
最下段の原稿を分離し、この分離された原稿を搬送した
後載置板に戻すようにしたエアフィード式RDHにおい
て、載置板210を原稿移送方向P4の上流側ほど低く
なるように傾斜させ、かつその途中の第1の折曲位置2
16から傾斜角が緩やかになるように折曲させた。 【効果】原稿移送方向上流側に向かって載置板の傾斜角
が緩やかになるように折曲されているから、載置板を直
線状に傾斜させる場合に比べて、載置板の高さを抑える
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば複写機
などの画像形成装置に適用されるエアフィード式循環型
原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機などに適用され、原稿
載置部にセットされた原稿を画像形成位置に供給し、画
像形成後の原稿を原稿載置部に戻すようにした循環原稿
搬送装置(以下「RDH」という。RDH:Recycle Docume
nt Handler)が知られている。積層された複数枚の原稿
から1枚ずつ原稿を供給する際には重送防止のために最
下段の原稿のみを上段の原稿から分離する必要がある
が、RDHには、その分離のためにエアを用いた、いわ
ゆるエアフィード式と呼ばれる方式のものがある(たと
えば特開平1−139440号公報参照。)。
【0003】エアフィード式RDHでは、原稿載置部に
セットされている原稿の下方から吸引されるとともに、
原稿の先端部にエアが吹きつけられる。その結果、最下
段の原稿のみが給紙ベルトに吸着されるとと同時に、そ
の上段の原稿が浮揚する。これにより、最下段の原稿の
みが上段の原稿から分離される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エアフィード式RDHでは、分離性能が不十分であり、
重送や原稿ジャムなどの給紙に関する不具合が生じるお
それがあった。そのため、分離性能のさらなる向上が望
まれていた。そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、分離性能の向上を図ることができるエア
フィード式循環型原稿搬送装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の発明は、初期セット位置および供給用
位置がそれぞれ設定された原稿載置板と、初期セット位
置に載置されている原稿を供給用位置にセットするため
に、当該原稿の後端部を押して当該原稿を所定の移送方
向に沿って移送させるための移動ユニットと、供給用位
置にセットされる原稿の先端部にエアを吹きつけて最下
段の原稿を分離するためのエア分離手段とを含み、上記
原稿載置板は、水平面に対して移送方向上流側ほど低く
なるように傾斜し、かつ所定の折曲位置から傾斜角が緩
やかになるように折曲しているものであることを特徴と
するエアフィード式循環型原稿搬送装置である。
【0006】この発明では、供給用位置にセットされる
原稿の先端部にエアが吹きつけられる。その結果、最下
段の原稿の上側の原稿が浮き上がる。ここで、原稿載置
板は移送方向上流側ほど低くなるように傾斜している。
したがって、上側の原稿は原稿移送方向上流側にずれて
その後端部が移動ユニットに当接しやすくなる。そのた
め、エアが先端部に吹きつけられても、原稿がばらけに
くくなる。
【0007】また、原稿載置板は、所定の折曲位置から
移送方向上流側に向かって傾斜角が緩やかになるように
折曲しているから、移送方向に沿って直線状に傾斜させ
る場合に比べて、原稿載置板全体の高さが低くなる。特
に、請求項2記載の発明のように、上記折曲位置から移
送方向上流側の原稿載置板の傾斜角が零になるようにし
ておけば、原稿載置板の高さがさらに低くなる。
【0008】たとえば移動ユニットが移送方向に沿って
折曲位置までしか移動できないようなものである場合
に、折曲位置から移送方向下流側の傾斜方向に沿う原稿
載置板の長さが原稿の移送方向に沿う長さよりも長けれ
ば、後端部が折曲位置を越えた後、その原稿は移動ユニ
ットによる支えを失ってばらつくことになる。そのた
め、請求項3記載の発明を採用すれば、このような不具
合を解消できる。
【0009】すなわち、請求項3記載の発明は、上記折
曲位置から移送方向下流側の傾斜方向に沿う原稿載置板
の長さは、載置可能な原稿のうち最小サイズの原稿の移
送方向に沿う長さ以下であることを特徴とする請求項1
または請求項2記載の循環原稿搬送装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態が適用されるエアフィード式循環型原
稿搬送装置(以下単に「RDH」という。)の内部構成
を示す断面図である。このRDH100は、複写機本体
50の上面に装着され、複写機本体50の上面に設けら
れたコンタクトガラス51上に原稿を自動的に供給する
とともに、複写後の原稿を元の位置に戻すことで当該原
稿を自動的にコンタクトガラス51上に再供給できるよ
うにしたものである。
【0011】RDH100は、複写機本体50に対して
回動可能に取り付けられている。具体的には、複写機本
体50の上部を覆う状態(図に示す状態)と、解放する
状態とに変位することができる。RDH100は、原稿
を載置するための原稿載置部200と、載置された原稿
を原稿移送方向P4に沿って移送してセットするための
移動ユニット300と、セットされた原稿を複写機本体
50に供給するための原稿供給部400と、原稿供給部
400へ原稿を1枚ずつ送るために、セットされた原稿
を分離するための原稿分離機構500と、複写機本体5
0側へ供給された原稿を当該供給方向または反供給方向
に移動させるための搬送ベルトユニット600と、複写
機本体50側から原稿を排出するための原稿搬出部70
0とを備えている。
【0012】次に、RDH100の各部の機能について
概括的に説明する。原稿載置部200には、原稿移送方
向P4の上流側ほど低くなるように傾斜した載置板21
0が設けられている。載置板210には、たとえばB5
〜A3サイズの原稿を載置することができる。原稿を載
置板210に載置する場合には、当該原稿の側縁部に沿
うように、基準板230に対向配置された位置決め板2
50を原稿移送方向P4に対して垂直な方向に沿って手
動で移動させる。これにより、原稿を原稿移送方向P4
に関して位置決めすることができる。
【0013】このような状態で複写開始を指示するため
のプリントキーが押圧されると、移動ユニット300内
の原稿押さえ機構310に備えられている押さえバー3
11が移動ユニット300内にいったん退避した後、回
動方向P3に沿って回動して起立する。その後、移動ユ
ニット300外に突出した後倒伏する。その結果、載置
されている原稿の後端側が押さえられる。その後、移動
ユニット300が移動方向P1に沿って移動する。その
結果、原稿を原稿移送方向P4に関して位置決めするこ
とができる。このように、原稿が原稿移送方向P4とそ
の垂直方向との2方向に位置決めされた状態で原稿のセ
ットが完了する。
【0014】なお、参照符号295は、複写終了後に移
動ユニット300を元の実線の状態に戻すのにトリガと
なる原稿の有無を検知するための原稿有無センサであ
る。原稿載置部200にセットされた原稿は、原稿供給
部400に導かれ、給紙ローラ対401により給紙経路
402に沿って送り出される。給紙経路402に送り出
された原稿は、レジストローラ対403によって供給タ
イミングが合わせられた後、搬送ベルトユニット600
によって複写機本体50のコンタクトガラス51上に配
置される。
【0015】このとき、供給されてきた原稿が片面原稿
であれば、そのまま複写機本体50による複写動作が実
行される。一方、供給されてきた原稿が両面原稿であれ
ば、複写機本体50による複写動作の実行に先立って当
該原稿が反転させられる。より具体的には、コンタクト
ガラス51上に配置された両面原稿は、搬送ベルトユニ
ット600により反転経路405に引き戻される。引き
戻された原稿は、搬送ベルトユニット600、反転ロー
ラ対404およびレジストローラ対403の回転に伴っ
て反転経路405内を通過することで反転させられ、搬
送ベルトユニット600によってコンタクトガラス51
上に再度配置される。そして、この状態で複写動作が実
行される。すなわち、裏面側がまず複写される。その
後、再度反転させられ、コンタクトガラス51上に三た
び配置された後、複写動作が行われておもて面側が複写
される。
【0016】このように、両面原稿の場合に裏面側を先
に複写するのは、複写後の原稿を元の位置に戻すときに
おもて面側が上になるようにするためである。原稿分離
機構500は、原稿が原稿供給部400に導かれるに先
立ってエアを用いて原稿を分離するものである。原稿分
離機構500は、エアを吸引して最下段の原稿を載置板
210に吸着させるための原稿吸着部510と、吸着さ
れた原稿の上部に積層された原稿をエアにより浮揚させ
る原稿浮揚部550と、吸着された原稿を原稿供給部4
00側へ引き込むための原稿引込部570とを有してい
る。
【0017】さて、複写動作が終了した後の原稿は、搬
送ベルトユニット600によって原稿排出部700に送
られる。原稿排出部700へ送られた原稿は、排紙ロー
ラ対701により排紙経路702内に引き込まれる。そ
の後、原稿は、排紙ローラ対703により排紙経路70
2に沿って送られ、排紙ローラ対704,705により
原稿載置部200に排出されるようになっている。この
とき、原稿載置部200に原稿が残っているときには、
原稿はその上に排紙される。すなわち、原稿は元の位置
に戻される。このように、原稿はRDH100内を循環
される。
【0018】移動ユニット300は、原稿排出部700
に対して進退するようになっている。排紙経路702
は、原稿排出部700と移動ユニット300との間に形
成される隙間により構成されている。また、移動ユニッ
ト300が原稿排出部700に対して進退することか
ら、排紙ローラ対705は、移動ユニット300側に設
けられており、移動ユニット300の移動に伴って移動
するようになっている。
【0019】図2は、載置板210を中心にした構成を
簡略化して示す平面図である。載置板210の一方縁部
付近には、基準板230が配置されている。また、載置
板210の他方縁部付近には、基準板230に対向する
ように、レール251に沿って原稿移送方向P4の垂直
方向に手動でスライドさせることができる位置決め板2
50が配置されている。載置板210の原稿移送方向P
4の上流側には、移動ユニット300が設けられてい
る。
【0020】原稿を載置板210に載置するときには、
図3に斜線で示すように、初期セット位置211に載置
する。具体的には、原稿の右側縁部および後端部をそれ
ぞれ基準板230および移動ユニット300に沿わせて
載置し、位置決め板250をレール251に沿ってスラ
イドさせ、位置決め板250を原稿の左側縁部に合わせ
る。
【0021】図2に戻って、移動ユニット300には、
ユニットモータM1からの駆動力が伝達されるようにな
っている。ユニットモータM1から駆動力が伝達される
と、移動ユニット300は、二点鎖線で示すように、移
動方向P1に沿って移動する。その結果、原稿後端部を
原稿移送方向P4に沿って押すことになる。これによ
り、載置板210に載置されている原稿を原稿移送方向
P4に沿って移送することができる。
【0022】原稿の移送は、図3に示すように、原稿が
供給用位置212にセットされるまで行われる。具体的
には、原稿の先端部が送風ダクト551の右端部に相当
する基準位置213に沿うまで行われる。図2に戻っ
て、載置板210の原稿移送方向P4の下流側には、6
本の引込ベルト572,573,574,575,57
6,577が原稿移送方向P4に垂直な方向に関して並
列に配列されている。このうち上側の4本の引込ベルト
572〜575は、原稿移送方向P4に沿って対となっ
ているローラ513,514にそれぞれ掛け回されてい
る。紙面下側の2本の引込ベルト576,577は、ロ
ーラ513および図示しないローラに掛け回されてい
る。
【0023】ローラ513は、ローラ軸516に取り付
けられている。ローラ軸516には、ベルトモータM2
の駆動力が伝達されるようになっている。ベルトモータ
M2が駆動されると、ローラ軸516およびローラ51
3は回転方向P5に沿って回転する。その結果、引込ベ
ルト572〜577は、回転方向P2に沿って回転す
る。これにより、引込ベルト572〜577上の原稿の
うち最下段の原稿を原稿移送方向P4に沿って引き込む
ことができる。
【0024】引込ベルト572〜577には、複数の貫
通孔578が形成されている。引込ベルト572〜57
7の下面に対向する載置板210上には、吸込ダクト5
11が連結された吸込口512が形成されている。吸込
ダクト511は、吸込ファン515に連結されている。
吸込ファン515は、吸込ファンモータM3によって駆
動されるようになっている。
【0025】吸込ファン515が吸込ファンモータM3
によって駆動されると、エアが貫通孔578を通って吸
込口512に吸い込まれ、最終的に、吸込ファン515
に吸い込まれる。これにより、引込ベルト572〜57
7に接する最下段の原稿を引込ベルト572〜577に
吸着させることができる。載置板210の原稿移送方向
P4の下流側には、送風ダクト551が配設されてい
る。送風ダクト551には、送風ファン553が連結さ
れている。送風ダクト551には、複数個の送風口55
2(図1参照。)が原稿移送方向P4の垂直方向に沿っ
て載置板210に対向するように形成されている。送風
ファン553は、送風ファンモータM4によって駆動さ
れるようになっている。
【0026】送風ファン553が送風ファンモータM4
によって駆動されると、送風ファン553からエアが送
風ダクト551に供給され、当該エアが送風口552か
ら載置板210に向けて斜めに吹き出される。図4は、
載置板210の構成をさらに具体的に説明するための簡
略化した断面図である。載置板210は、図4(a) に示
すように、全体として、水平面215に対して原稿移送
方向P4の上流側ほど低くなるように傾斜している。こ
れは、重力を利用することで、エアによって浮き上がら
せた上側の原稿を原稿移送方向P4の上流側にずらせて
原稿の後端部を移動ユニット300に当接させやすくす
るためである。したがって、載置板210の傾斜角は、
原稿をずらせるのに必要十分な角度に設定する必要があ
る。しかし、この傾斜角で載置板210を直線状に傾斜
させると、載置板210全体の高さが高くなるという問
題が生じることになる。
【0027】そこで、この実施形態では、載置板210
を2段階に傾斜させている。より具体的には、載置板2
10は、第1の折曲位置216を境にし、第1の折曲位
置216から原稿移送方向P4の下流側の第1載置面2
17、および第1の折曲位置216から原稿移送方向P
4の上流側の第2載置面218から成る。第1載置面2
17は、さらに、第2の折曲位置219から原稿移送方
向P4の下流側が水平面215に対して並行になるよう
に折曲している。図2を参照して説明した引込ベルト5
17、基準板230および位置決め板250は、いずれ
も、第1載置面217に設けられている。
【0028】各載置面217,218は、水平面215
に対して互いに異なる傾斜角で傾斜している。より具体
的には、第1載置面217は、水平面215に対して傾
斜角θ1で傾斜しており、第2載置面218は、水平面
215に対して傾斜角θ2で傾斜している。傾斜角θ1
は、傾斜角θ2よりも小さく設定されている。たとえば
θ1=7度、θ2=9度に設定されている。
【0029】このように、載置板210を第1の折曲位
置216から原稿移送方向P4に向かって傾斜角が緩や
かになるように折曲させているから、載置板210を直
線状に傾斜させる場合に比べて、載置板210の高さを
低くすることができる。そのため、RDH100全体の
高さを抑えることができる。なお、この実施形態では、
第2載置面218を傾斜角θ1で傾斜させているが、た
とえば図5に示すように、傾斜角θ1を零にして第2載
置面218を水平面215とほぼ並行になるようにして
もよい。この構成によれば、載置板210の高さをさら
に低くすることができる。
【0030】また、この実施形態では、載置板210を
大別すると第1載置面217と第2載置面218とに2
段階に折曲しているが、2段階以上に折曲するようにし
てもよい。移動ユニット300は、図4(b) に二点鎖線
で示すように、第2載置面218上を矢印P1方向に沿
って第1の折曲位置216まで移動することができる。
逆に言えば、移動ユニット300は、第1の折曲位置2
16よりも原稿移送方向P4の下流側には移動できな
い。そのため、第1の折曲位置216と基準位置213
との間の原稿移送方向P4に沿う第1載置面217の長
さr1は、最小サイズの原稿220の原稿移送方向P4
に沿う長さr2以下に設定されている。すなわち、r1
>r2であれば、原稿が供給用位置212に完全にセッ
トされる前に移動ユニット300の移動が停止して原稿
後端部を支えることができなくなるから、重力の作用に
より、原稿がばらけるおそれがあるためである。
【0031】図6は、RDH100の原稿セット動作に
関連する電気的構成を示すブロック図である。RDH1
00では、複写機本体50に設けられた本体用CPU5
2から与えられる原稿移送開始信号に応じて原稿セット
動作が行われる。RDH100には、RDH100の制
御中枢として機能するRDH用CPU101が備えられ
ている。RDH用CPU101には、サイズ検知センサ
252、原稿高さセンサ312およびメモリ102が接
続されている。
【0032】サイズ検知センサ252は、位置決め板2
50をスライドさせるときのスライド量に基づいて、載
置板210に載置されている原稿のサイズを検知するも
のである。原稿高さセンサ312は、移動ユニット30
0内に備えられた原稿押さえ機構310に含まれ、押さ
えバー311が原稿の後端側を押さえることによって変
位する押さえバー311の変位量に基づいて、載置板2
10に載置されている原稿量を検知するものである。
【0033】メモリ102には、原稿サイズおよび原稿
量に対応する設定風量が記憶されている。設定風量は、
送風ファン553から吹き出されるエアの風量および吸
込ファン515によって吸い込まれるエアの風量に相当
するもので、原稿サイズが大きいほど、または原稿量が
多いほど大きくなるように設定されている。また、RD
H用CPU101は、本体用CPU52に接続されてい
る。本体用CPU52には、複写開始を指示するための
プリントキー53の出力が与えられるようになってい
る。本体用CPU52は、プリントキー53が押圧され
ると、RDH用CPU101に原稿移送開始信号を与え
る。RDH用CPU101は、この原稿移送開始信号に
応答して原稿セット処理を実行する。
【0034】より具体的には、RDH用CPU101
は、原稿移送開始信号が与えられると、ユニットモータ
M1およびベルトモータM2を駆動する。その結果、移
動ユニット300が移動方向P1(図1参照。)に沿っ
て移動し始めるとともに、ローラ513が回転方向P4
に沿って回転し(図2参照。)、当該ローラ513に巻
き回された引込ベルト571が回転方向P2(図1参
照。)に沿って回転し始める。このとき、RDH用CP
U101は、引込ベルト571の周速v1の方が移動ユ
ニット300の移動速度v2よりも速くなるように、ベ
ルトモータM2およびユニットモータM1の回転数を制
御する。
【0035】また、RDH用CPU101は、サイズ検
知センサ252および原稿高さセンサ312の出力を参
照し、載置板210に載置されている原稿のサイズおよ
び原稿量を取得する。次いで、この取得された原稿サイ
ズおよび原稿量に基づいてメモリ102を参照し、設定
風量を取得する。さらに、RDH用CPU101は、プ
リントキー53が押圧されてからフル駆動時間Δtにわ
たって送風ファンモータM4および吸込ファンモータM
3をフル駆動させた後、上記取得された設定風量に応じ
て送風ファンモータM4および吸込ファンモータM3を
駆動させる。その結果、送風ファン553および吸込フ
ァン515は、フル回転した後設定風量に応じて回転す
る。これにより、エア風量は、時間の経過とともに急激
に上昇した後設定風量に安定する。
【0036】このように、プリントキー53が押圧され
てからフル駆動時間Δtにわたって各モータM4,M3
をフル駆動しているから、ファンの立ち上がり時の不安
定状態を迅速に解消してエア風量を設定風量に安定させ
ることができる。図7は、原稿セット動作を説明するた
めの流れ図である。複数枚の原稿201が載置板210
に載置されている状態において(図7(a) )、プリント
キー53(図6参照。)が押圧されると、送風ファン5
53(図2参照。)が駆動されて送風口552からエア
が吹き出される。また、移動ユニット300が矢印P1
方向に沿って移動する。その結果、原稿201は、移動
ユニット300によりその後端部が原稿移送方向P4に
沿って押されて移送される。さらに、引込ベルト517
が矢印P2方向に沿って回転するとともに、吸込ダクト
511を介して吸込ファン515(図2参照。)に空気
が吸い込まれる。その結果、原稿201のうち最下段の
原稿202が引込ベルト517に吸着されながら引き込
まれる(図7(b) )。
【0037】ここで、原稿セット時には、上述のよう
に、引込ベルト571の周速v1の方が移動ユニット3
00の移動速度v2よりも速くなるように制御されるか
ら、最下段の原稿202は、その上に積層されている他
の原稿203よりも速い速度で原稿移送方向P4に沿っ
て引き込まれていく。その結果、最下段の原稿202を
確実に先頭にすることができる(図7(c) )。
【0038】この状態で基準位置213近傍まで移送さ
れてくると、送風口552から吹き出されているエアが
原稿201の先端部に吹きつけられる。このとき、原稿
201は、最下段の原稿202が先頭となる状態で移送
されてきているから、最下段の原稿202と上段の原稿
203との間にエアが入り込む。しかも、このときに
は、送風口552から吹き出されるエア風量は、原稿サ
イズおよび原稿量に応じた設定風量に安定している。そ
の結果、上段の原稿203は確実に浮揚する(図7(d)
)。これにより、最下段の原稿202が分離された状
態となる。
【0039】また、載置板210は原稿移送方向P4の
上流側ほど低くなるように傾斜している。特に、引込ベ
ルト517が設けられている第1載置面217の傾斜角
θ1(図4(a) 参照。)は、第2載置面218の傾斜角
θ2よりも大きく設定されている。したがって、エアで
浮き上がっている上段の原稿203は原稿移送方向P4
の上流側にずれてその後端部が移動ユニット300に当
接する。これにより、上段の原稿203がばらけるのが
防止される。
【0040】そして、原稿201の先端部が基準位置2
13に達すると、原稿201は供給用位置212(図3
参照。)にセットされたことになる。これにより、原稿
のセットが完了する。このように、最下段の原稿202
を分離した状態でセットされるから、当該原稿202だ
けが搬送経路402に送り出される。その後、下から2
段目の原稿が引込ベルト517に吸着される。その結
果、吸着された原稿とその上に積層されている原稿との
間に送風口522から吹き出されているエアが入り込む
ことになる。これにより、残された原稿のうち最下段の
原稿を分離することができる。
【0041】このような動作を繰り返すことによって、
セットされている複数枚の原稿を1枚ずつ分離すること
ができる。この発明の実施の形態の説明は以上のとおり
であるが、この発明は上述の実施形態に限定されるもの
ではない。たとえば上記実施形態では、この発明を複写
機に装着されるRDH100に適用する場合を例にとっ
て説明しているが、この発明は、ファクシミリ装置など
の他の画像形成装置に装着されるRDHにも好適に適用
可能である。
【0042】その他、特許請求の範囲に記載された範囲
で種々の設計変更を施すことが可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、原稿載
置板を移送方向上流側ほど低くなるように傾斜させてい
るから、上側の原稿は原稿移送方向上流側にずれてその
後端部が移動ユニットに当接しやすくなる。そのため、
エアが先端部に吹きつけられても、原稿がばらけにくく
なる。しかも、原稿載置板は、所定の折曲位置から傾斜
角が緩やかになるように折曲しているから、移送方向上
流側に向かって直線状に低くなるように傾斜する場合に
比べて、原稿載置板全体の高さが低くなる。そのため、
装置全体の高さを抑えることができ、装置のコンパクト
化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態が適用されるRDHの内
部構成を示す断面図である。
【図2】載置板を中心にした構成を簡略化して示す平面
図である。
【図3】初期セット位置および供給用位置を説明するた
めの図である。
【図4】載置板の構成をさらに具体的に説明するための
図である。
【図5】載置板の他の実施形態にかかる構成を説明する
ための図である。
【図6】RDHの原稿セット動作に関連する電気的構成
を示すブロック図である。
【図7】原稿セット動作を説明するための流れ図であ
る。
【符号の説明】
100 RDH 200 原稿載置部 210 載置板 211 初期セット位置 212 供給用位置 215 水平面 216 第1の折曲位置 217 第1載置面 218 第2載置面 θ1,θ2 傾斜角 P4 原稿移送方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】初期セット位置および供給用位置がそれぞ
    れ設定された原稿載置板と、 初期セット位置に載置されている原稿を供給用位置にセ
    ットするために、当該原稿の後端部を押して当該原稿を
    所定の移送方向に沿って移送させるための移動ユニット
    と、 供給用位置にセットされる原稿の先端部にエアを吹きつ
    けて最下段の原稿を分離するためのエア分離手段とを含
    み、 上記原稿載置板は、水平面に対して移送方向上流側ほど
    低くなるように傾斜し、かつ所定の折曲位置から傾斜角
    が緩やかになるように折曲しているものであることを特
    徴とするエアフィード式循環型原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】上記折曲位置から移送方向上流側の原稿載
    置板の傾斜角は零であることを特徴とする請求項1記載
    のエアフィード式循環型原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】上記折曲位置から移送方向下流側の傾斜方
    向に沿う原稿載置板の長さは、載置可能な原稿のうち最
    小サイズの原稿の移送方向に沿う長さ以下であることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載のエアフィード
    式循環型原稿搬送装置。
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