JPH10108619A - 食物褐色化防止水及び食物褐色化防止方法 - Google Patents
食物褐色化防止水及び食物褐色化防止方法Info
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- JPH10108619A JPH10108619A JP28333496A JP28333496A JPH10108619A JP H10108619 A JPH10108619 A JP H10108619A JP 28333496 A JP28333496 A JP 28333496A JP 28333496 A JP28333496 A JP 28333496A JP H10108619 A JPH10108619 A JP H10108619A
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- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、皮を除去し実体が露出した状態
において褐色しやすい果物、野菜において、その食味を
維持しつつ浸漬するだけで食物を褐色しにくくする食物
褐色防止水及び該食物褐色防止水を用いた食物褐色防止
方法を提供する。 【解決手段】 本発明の食物褐色防止水は、水100重
量部、食塩0.7〜2重量部及びL−アスコルビン酸
0.4〜3重量部を含有し、そして、実体が露出した食
物をこの食物褐色防止水に3〜10分間浸漬するだけ
で、食塩とL−アスコルビン酸の双方の作用により、該
食物は、浸漬された際の実体の色を褐変させることなく
当初の色合いを長期間に亘って維持する。しかも、食物
褐色防止水に浸漬させた後の食味も浸漬前のものと変わ
らないといった優れた効果をも奏する。
において褐色しやすい果物、野菜において、その食味を
維持しつつ浸漬するだけで食物を褐色しにくくする食物
褐色防止水及び該食物褐色防止水を用いた食物褐色防止
方法を提供する。 【解決手段】 本発明の食物褐色防止水は、水100重
量部、食塩0.7〜2重量部及びL−アスコルビン酸
0.4〜3重量部を含有し、そして、実体が露出した食
物をこの食物褐色防止水に3〜10分間浸漬するだけ
で、食塩とL−アスコルビン酸の双方の作用により、該
食物は、浸漬された際の実体の色を褐変させることなく
当初の色合いを長期間に亘って維持する。しかも、食物
褐色防止水に浸漬させた後の食味も浸漬前のものと変わ
らないといった優れた効果をも奏する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食物、特にリン
ゴ、梨、桃等の果物、ジャガイモ等の野菜において、皮
が除去され実体が露出した状態で褐色化しやすい食物の
褐色化をしにくくする食物褐色化防止水及びそれを用い
た食物褐色化防止方法に関する。
ゴ、梨、桃等の果物、ジャガイモ等の野菜において、皮
が除去され実体が露出した状態で褐色化しやすい食物の
褐色化をしにくくする食物褐色化防止水及びそれを用い
た食物褐色化防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】果物は日常生活において頻繁に食され
る。そして、食卓には果皮を除去した状態で配されるの
が通常である。しかしながら、果物は通常デザートとし
て食されるところから、食事の最後まで放置されること
が多く、果物によっては褐色化することがあり、この果
物の褐色化は食卓の色どりを損なうと共に食欲をも低下
させることがあった。
る。そして、食卓には果皮を除去した状態で配されるの
が通常である。しかしながら、果物は通常デザートとし
て食されるところから、食事の最後まで放置されること
が多く、果物によっては褐色化することがあり、この果
物の褐色化は食卓の色どりを損なうと共に食欲をも低下
させることがあった。
【0003】又、今日では、皮を除去する手間を省きす
ぐに食したり、調理できるように、既に皮を除去した状
態で販売されることが多い。かかる販売形態においては
上記のような褐色化を防止するために、食塩水に予め浸
漬しておく方法が採られてきた。
ぐに食したり、調理できるように、既に皮を除去した状
態で販売されることが多い。かかる販売形態においては
上記のような褐色化を防止するために、食塩水に予め浸
漬しておく方法が採られてきた。
【0004】しかしながら、食塩水に浸漬する方法で
は、出荷から販売までに通常3日程かかるため、その効
果が持続しないことが多く、効果を持続させようとして
食塩水の濃度を高くすると食塩の味により食物本来の食
味が損なわれるといった問題があった。
は、出荷から販売までに通常3日程かかるため、その効
果が持続しないことが多く、効果を持続させようとして
食塩水の濃度を高くすると食塩の味により食物本来の食
味が損なわれるといった問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、食物、特
に、皮を除去し実体が露出した状態において褐色化しや
すいリンゴ、梨、桃等の果物、ジャガイモ等の野菜にお
いて、その食味を維持しつつ、浸漬するだけで食物を褐
色化しにくくする食物褐色化防止水及び該食物褐色化防
止水を用いた食物褐色化防止方法を提供することにあ
る。
に、皮を除去し実体が露出した状態において褐色化しや
すいリンゴ、梨、桃等の果物、ジャガイモ等の野菜にお
いて、その食味を維持しつつ、浸漬するだけで食物を褐
色化しにくくする食物褐色化防止水及び該食物褐色化防
止水を用いた食物褐色化防止方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の食物褐
色化防止水は、水100重量部、食塩0.7〜2重量部
及びL−アスコルビン酸0.4〜3重量部を含有するこ
とを特徴とする。そして、請求項2に記載の食物褐色化
防止水は、水100重量部及び食塩0.7〜2重量部を
含有する水溶液A並びに水100重量部及びL−アスコ
ルビン酸0.4〜3重量部を含有する水溶液Bからなる
ことを特徴とする。又、請求項3に記載の食物褐色化防
止方法は、実体が露出した食物を、水100重量部、食
塩0.7〜2重量部及びL−アスコルビン酸0.4〜3
重量部を含有する食物褐色化防止水に少なくとも3分間
浸漬することを特徴とする。最後に請求項4に記載の食
物褐色化防止方法は、実体が露出した食物を、水100
重量部及び食塩0.7〜2重量部を含有する水溶液A並
びに水100重量部及びL−アスコルビン酸0.4〜3
重量部を含有する水溶液Bのそれぞれに少なくとも3分
間浸漬することを特徴とする。
色化防止水は、水100重量部、食塩0.7〜2重量部
及びL−アスコルビン酸0.4〜3重量部を含有するこ
とを特徴とする。そして、請求項2に記載の食物褐色化
防止水は、水100重量部及び食塩0.7〜2重量部を
含有する水溶液A並びに水100重量部及びL−アスコ
ルビン酸0.4〜3重量部を含有する水溶液Bからなる
ことを特徴とする。又、請求項3に記載の食物褐色化防
止方法は、実体が露出した食物を、水100重量部、食
塩0.7〜2重量部及びL−アスコルビン酸0.4〜3
重量部を含有する食物褐色化防止水に少なくとも3分間
浸漬することを特徴とする。最後に請求項4に記載の食
物褐色化防止方法は、実体が露出した食物を、水100
重量部及び食塩0.7〜2重量部を含有する水溶液A並
びに水100重量部及びL−アスコルビン酸0.4〜3
重量部を含有する水溶液Bのそれぞれに少なくとも3分
間浸漬することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の食物褐色化防止水は、水
100重量部、食塩0.7〜2重量部及びL−アスコル
ビン酸0.4〜3重量部を含有し、好ましくは、水10
0重量部、食塩0.8〜1.7重量部及びL−アスコル
ビン酸0.8〜2重量部を含有するものである。
100重量部、食塩0.7〜2重量部及びL−アスコル
ビン酸0.4〜3重量部を含有し、好ましくは、水10
0重量部、食塩0.8〜1.7重量部及びL−アスコル
ビン酸0.8〜2重量部を含有するものである。
【0008】上記食塩は、食用にする精製した塩が用い
られ、天然又は合成のいずれであってもよい。そして、
食物褐色化防止水中の食塩の含有量は、多いと、使用し
た場合、塩味により食物本来の食味が損なわれ、又少な
いと、食物が褐色化するのを防止する効果が低下するの
で、水100重量部に対して0.7〜2重量部に限定さ
れ、0.8〜1.7重量部が好ましい。
られ、天然又は合成のいずれであってもよい。そして、
食物褐色化防止水中の食塩の含有量は、多いと、使用し
た場合、塩味により食物本来の食味が損なわれ、又少な
いと、食物が褐色化するのを防止する効果が低下するの
で、水100重量部に対して0.7〜2重量部に限定さ
れ、0.8〜1.7重量部が好ましい。
【0009】又、食物褐色化防止水には、上記食塩の他
に、L−アスコルビン酸が含有されており、これは通常
ビタミンCと呼ばれているものであり、アセロラ等のL
−アスコルビン酸に富む果実から抽出された天然のもの
の他、Reichstein法等の公知な方法で合成されたものの
何れであってもよい。そして、食物褐色化防止水中のL
−アスコルビン酸の含有量は、多いと、酸味により食物
本来の食味が損なわれ、又少ないと、食物が褐色化する
のを防止する効果が低下するので、水100重量部に対
して0.4〜3重量部に限定され、0.8〜2重量部が
好ましい。
に、L−アスコルビン酸が含有されており、これは通常
ビタミンCと呼ばれているものであり、アセロラ等のL
−アスコルビン酸に富む果実から抽出された天然のもの
の他、Reichstein法等の公知な方法で合成されたものの
何れであってもよい。そして、食物褐色化防止水中のL
−アスコルビン酸の含有量は、多いと、酸味により食物
本来の食味が損なわれ、又少ないと、食物が褐色化する
のを防止する効果が低下するので、水100重量部に対
して0.4〜3重量部に限定され、0.8〜2重量部が
好ましい。
【0010】そして、本発明の食物褐色化防止水は、上
記食塩及びL−アスコルビン酸のそれぞれを、上記範囲
内となるように水に溶解させるといった簡便な方法で得
ることができる。なお、食塩及びL−アスコルビン酸以
外に物性を損なわない範囲内で香料、保存料等の添加剤
が添加されてもよい。
記食塩及びL−アスコルビン酸のそれぞれを、上記範囲
内となるように水に溶解させるといった簡便な方法で得
ることができる。なお、食塩及びL−アスコルビン酸以
外に物性を損なわない範囲内で香料、保存料等の添加剤
が添加されてもよい。
【0011】このようにして得られた食物褐色化防止水
に、皮が除去され実体が露出した食物を浸漬するだけ
で、該食物を褐色化しにくくし、皮を除去した直後の実
体の色を長期間にわたり維持することができるといった
優れた効果を奏する。ここで、実体とは食物において皮
を除いた部分をいい、具体的には、リンゴ又は梨であれ
ば花托の皮層、柿であれば中果皮をいう。従って、実体
が露出した食物とは、リンゴ又は梨であれば表皮を除去
し実体が露出したものの他、分割され実体が露出したも
の等が含まれる。
に、皮が除去され実体が露出した食物を浸漬するだけ
で、該食物を褐色化しにくくし、皮を除去した直後の実
体の色を長期間にわたり維持することができるといった
優れた効果を奏する。ここで、実体とは食物において皮
を除いた部分をいい、具体的には、リンゴ又は梨であれ
ば花托の皮層、柿であれば中果皮をいう。従って、実体
が露出した食物とは、リンゴ又は梨であれば表皮を除去
し実体が露出したものの他、分割され実体が露出したも
の等が含まれる。
【0012】次に、上記食物褐色化防止水を用いた食物
褐色化防止方法について説明する。即ち該方法は、実体
が露出した食物を用意し、該食物の実体が露出している
部分を食物褐色化防止水に浸漬するだけでよい。この
際、浸漬する時間は、短いと褐色化防止効果の持続時間
が短くなるので、少なくとも3分間必要である。又長く
ても褐色化防止効果の持続時間に変化はないので、3〜
30分間が好ましい。そして、食物褐色化防止水に浸漬
された食物は取り出され、食卓に盛り付け又は出荷され
る。
褐色化防止方法について説明する。即ち該方法は、実体
が露出した食物を用意し、該食物の実体が露出している
部分を食物褐色化防止水に浸漬するだけでよい。この
際、浸漬する時間は、短いと褐色化防止効果の持続時間
が短くなるので、少なくとも3分間必要である。又長く
ても褐色化防止効果の持続時間に変化はないので、3〜
30分間が好ましい。そして、食物褐色化防止水に浸漬
された食物は取り出され、食卓に盛り付け又は出荷され
る。
【0013】ここで、上記では、水に食塩及びL−アス
コルビン酸とが含有された一液型の食物褐色化防止水の
場合を説明したが、水及び食塩を含有する水溶液Aと水
及びL−アスコルビン酸を含有する水溶液Bとの二液か
らなるものでもよい。この場合、食塩及びL−アスコル
ビン酸の濃度は、上記一液型の食物褐色化防止水の場合
と同様の理由により、水100重量部に対して食塩は
0.7〜2重量部、L−アスコルビン酸は0.4〜3重
量部の範囲にそれぞれ限定される。なお、水溶液A及び
水溶液Bには、上記一液型の食物褐色化防止水の場合と
同様に物性を損なわない範囲内で香料、保存料等の添加
剤が添加されてもよい。
コルビン酸とが含有された一液型の食物褐色化防止水の
場合を説明したが、水及び食塩を含有する水溶液Aと水
及びL−アスコルビン酸を含有する水溶液Bとの二液か
らなるものでもよい。この場合、食塩及びL−アスコル
ビン酸の濃度は、上記一液型の食物褐色化防止水の場合
と同様の理由により、水100重量部に対して食塩は
0.7〜2重量部、L−アスコルビン酸は0.4〜3重
量部の範囲にそれぞれ限定される。なお、水溶液A及び
水溶液Bには、上記一液型の食物褐色化防止水の場合と
同様に物性を損なわない範囲内で香料、保存料等の添加
剤が添加されてもよい。
【0014】上記のような水及び食塩を含有する水溶液
Aと水及びL−アスコルビン酸を含有する水溶液Bから
なる二液型の食物褐色化防止水を用いた食物褐色化防止
方法を説明する。即ち該方法は、実体が露出した食物を
用意し、該食物の実体が露出している部分を上記水溶液
Aに浸漬し、続いて上記水溶液Bに浸漬することにあ
る。なお、水溶液A及びBに浸漬する順序は特に限定さ
れず、先ず水溶液Bに浸漬した後、続いて水溶液Aに浸
漬してもよい。この際、水溶液A及び水溶液Bに浸漬す
る時間は、短いと褐色化防止効果の持続時間が短くなる
ので、水溶液A及び水溶液Bのそれぞれに少なくとも3
分間必要である。又長くても褐色化防止効果の持続時間
に変化はないので、水溶液A及び水溶液Bのそれぞれに
3〜30分間が好ましい。
Aと水及びL−アスコルビン酸を含有する水溶液Bから
なる二液型の食物褐色化防止水を用いた食物褐色化防止
方法を説明する。即ち該方法は、実体が露出した食物を
用意し、該食物の実体が露出している部分を上記水溶液
Aに浸漬し、続いて上記水溶液Bに浸漬することにあ
る。なお、水溶液A及びBに浸漬する順序は特に限定さ
れず、先ず水溶液Bに浸漬した後、続いて水溶液Aに浸
漬してもよい。この際、水溶液A及び水溶液Bに浸漬す
る時間は、短いと褐色化防止効果の持続時間が短くなる
ので、水溶液A及び水溶液Bのそれぞれに少なくとも3
分間必要である。又長くても褐色化防止効果の持続時間
に変化はないので、水溶液A及び水溶液Bのそれぞれに
3〜30分間が好ましい。
【0015】
〔実施例1〕表皮が除去され且つ八分の一に分割されて
実体が露出したリンゴ4個を、水100重量部、食塩
1.5重量部及びL−アスコルビン酸1.5重量部を含
有する一液型の食物褐色化防止水に5分間浸漬し、褐色
化防止処理が施されたリンゴを得た。得られた褐色化防
止処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を下記の
方法で測定し、外観についてはその結果をグラフ1に示
した。又食味については褐色化防止処理が施されていな
いリンゴと全く変わりなかった。
実体が露出したリンゴ4個を、水100重量部、食塩
1.5重量部及びL−アスコルビン酸1.5重量部を含
有する一液型の食物褐色化防止水に5分間浸漬し、褐色
化防止処理が施されたリンゴを得た。得られた褐色化防
止処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を下記の
方法で測定し、外観についてはその結果をグラフ1に示
した。又食味については褐色化防止処理が施されていな
いリンゴと全く変わりなかった。
【0016】(外観)褐色化防止処理が施されたリンゴ
を9℃に保持し、その外観を7日間目視観察しその外観
を官能評価し、それらの平均で外観を評価した。なお、
表皮を除去した直後の実体の色を100とすると共に、
表皮を除去しそのままの状態で9℃に保持しつつ5日経
過した後の実体の色を0とし、数値が高いほど褐色化度
が小さい(表皮を除去した直後の実体の色に近い)もの
とした。 (食味)褐色化防止処理が施された直後のリンゴを食
し、その食味を官能評価した。
を9℃に保持し、その外観を7日間目視観察しその外観
を官能評価し、それらの平均で外観を評価した。なお、
表皮を除去した直後の実体の色を100とすると共に、
表皮を除去しそのままの状態で9℃に保持しつつ5日経
過した後の実体の色を0とし、数値が高いほど褐色化度
が小さい(表皮を除去した直後の実体の色に近い)もの
とした。 (食味)褐色化防止処理が施された直後のリンゴを食
し、その食味を官能評価した。
【0017】〔実施例2〕食物褐色化防止水として、水
100重量部、食塩1.5重量部及びL−アスコルビン
酸1.0重量部を含有する食物褐色化防止水を用いた以
外は、実施例1と同様にして褐色化防止処理が施された
リンゴを得た。得られた褐色化防止処理が施された各々
のリンゴの外観及び食味を実施例1と同様の方法で測定
し、外観についてはその結果をグラフ1に示した。又食
味については褐色化防止処理が施されていないリンゴと
全く変わりなかった。
100重量部、食塩1.5重量部及びL−アスコルビン
酸1.0重量部を含有する食物褐色化防止水を用いた以
外は、実施例1と同様にして褐色化防止処理が施された
リンゴを得た。得られた褐色化防止処理が施された各々
のリンゴの外観及び食味を実施例1と同様の方法で測定
し、外観についてはその結果をグラフ1に示した。又食
味については褐色化防止処理が施されていないリンゴと
全く変わりなかった。
【0018】〔実施例3〕水100重量部及び食塩1.
5重量部を含有する水溶液A並びに水100重量部及び
L−アスコルビン酸1.5重量部を含有する水溶液Bか
らなる二液型の食物褐色化防止水を用い、表皮が除去さ
れ且つ八分の一に分割された実体が露出したリンゴ4個
を、まず、水溶液Aに5分間浸漬し、次いで水溶液Bに
5分間浸漬し、褐色化防止処理が施されたリンゴを得
た。得られた褐色化防止処理が施された各々のリンゴの
外観及び食味を実施例1と同様の方法で測定し、外観に
ついてはその結果をグラフ1に示した。又食味について
は褐色化防止処理が施されていないリンゴと全く変わり
なかった。
5重量部を含有する水溶液A並びに水100重量部及び
L−アスコルビン酸1.5重量部を含有する水溶液Bか
らなる二液型の食物褐色化防止水を用い、表皮が除去さ
れ且つ八分の一に分割された実体が露出したリンゴ4個
を、まず、水溶液Aに5分間浸漬し、次いで水溶液Bに
5分間浸漬し、褐色化防止処理が施されたリンゴを得
た。得られた褐色化防止処理が施された各々のリンゴの
外観及び食味を実施例1と同様の方法で測定し、外観に
ついてはその結果をグラフ1に示した。又食味について
は褐色化防止処理が施されていないリンゴと全く変わり
なかった。
【0019】〔実施例4〕まず、水溶液Bに5分間浸漬
し、次いで水溶液Aに5分間浸漬したこと以外は実施例
3と同様にして、褐色化防止処理が施されたリンゴを得
た。得られた褐色化防止処理が施された各々のリンゴの
外観及び食味を実施例1と同様の方法で測定し、外観に
ついてはその結果をグラフ1に示した。又食味について
は褐色化防止処理が施されていないリンゴと全く変わり
なかった。
し、次いで水溶液Aに5分間浸漬したこと以外は実施例
3と同様にして、褐色化防止処理が施されたリンゴを得
た。得られた褐色化防止処理が施された各々のリンゴの
外観及び食味を実施例1と同様の方法で測定し、外観に
ついてはその結果をグラフ1に示した。又食味について
は褐色化防止処理が施されていないリンゴと全く変わり
なかった。
【0020】〔実施例5〕リンゴの代わりに梨を用いた
以外は実施例1と同様にして褐色化防止処理が施された
梨を得た。得られた褐色化防止処理が施された梨の外観
及び食味を実施例1と同様の方法で測定し、外観につい
てはその結果をグラフ1に示した。又食味については褐
色化防止処理が施されていない梨と全く変わりなかっ
た。
以外は実施例1と同様にして褐色化防止処理が施された
梨を得た。得られた褐色化防止処理が施された梨の外観
及び食味を実施例1と同様の方法で測定し、外観につい
てはその結果をグラフ1に示した。又食味については褐
色化防止処理が施されていない梨と全く変わりなかっ
た。
【0021】〔比較例1〕表皮が除去され且つ八分の一
に分割されて実体が露出したリンゴ4個を、水100重
量部及び食塩5.0重量部を含有する食塩水に5分間浸
漬し、食塩水処理が施されたリンゴを得た。得られた食
塩水処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を実施
例1と同様の方法で測定し、外観についてはその結果を
グラフ1に示した。又食味についてははっきりとした塩
味があり、塩味によりリンゴ本来の食味が損なわれてい
た。
に分割されて実体が露出したリンゴ4個を、水100重
量部及び食塩5.0重量部を含有する食塩水に5分間浸
漬し、食塩水処理が施されたリンゴを得た。得られた食
塩水処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を実施
例1と同様の方法で測定し、外観についてはその結果を
グラフ1に示した。又食味についてははっきりとした塩
味があり、塩味によりリンゴ本来の食味が損なわれてい
た。
【0022】〔比較例2〕食塩の含有量を水100重量
部に対して1.5重量部とした以外は、比較例1と同様
にして、食塩水処理が施されたリンゴを得た。得られた
食塩水処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を実
施例1と同様の方法で測定し、外観についてはその結果
をグラフ1に示した。食味についてははっきりとした塩
味があり、塩味によりリンゴ本来の食味が損なわれてい
た。
部に対して1.5重量部とした以外は、比較例1と同様
にして、食塩水処理が施されたリンゴを得た。得られた
食塩水処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を実
施例1と同様の方法で測定し、外観についてはその結果
をグラフ1に示した。食味についてははっきりとした塩
味があり、塩味によりリンゴ本来の食味が損なわれてい
た。
【0023】〔比較例3〕食塩の含有量を水100重量
部に対して0.5重量部とした以外は、比較例1と同様
にして、食塩水処理が施されたリンゴを得た。得られた
食塩水処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を実
施例1と同様の方法で測定し、外観についてはその結果
をグラフ1に示した。又食味については食塩水処理がさ
れていないリンゴと全く変わりなかった。
部に対して0.5重量部とした以外は、比較例1と同様
にして、食塩水処理が施されたリンゴを得た。得られた
食塩水処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を実
施例1と同様の方法で測定し、外観についてはその結果
をグラフ1に示した。又食味については食塩水処理がさ
れていないリンゴと全く変わりなかった。
【0024】〔比較例4〕表皮が除去され且つ八分の一
に分割された実体が露出したリンゴ4個を、水100重
量部及びL−アスコルビン酸1.5重量部を含有するL
−アスコルビン酸水溶液に5分間浸漬し、L−アスコル
ビン酸水溶液処理が施されたリンゴを得た。得られたL
−アスコルビン酸水溶液処理が施された各々のリンゴの
外観及び食味を実施例1と同様の方法で測定し、外観に
ついてはその結果をグラフ1に示した。又食味について
はL−アスコルビン酸水溶液処理が施されていないリン
ゴと全く変わりなかった。
に分割された実体が露出したリンゴ4個を、水100重
量部及びL−アスコルビン酸1.5重量部を含有するL
−アスコルビン酸水溶液に5分間浸漬し、L−アスコル
ビン酸水溶液処理が施されたリンゴを得た。得られたL
−アスコルビン酸水溶液処理が施された各々のリンゴの
外観及び食味を実施例1と同様の方法で測定し、外観に
ついてはその結果をグラフ1に示した。又食味について
はL−アスコルビン酸水溶液処理が施されていないリン
ゴと全く変わりなかった。
【0025】〔比較例5〕L−アスコルビン酸の含有量
を水100重量部に対して0.8重量部とした以外は、
比較例4と同様にして、L−アスコルビン酸水溶液処理
が施されたリンゴを得た。得られたL−アスコルビン酸
水溶液処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を実
施例1と同様の方法で測定し、外観についてはその結果
をグラフ1に示した。又食味については、L−アスコル
ビン酸水溶液処理が施されていないリンゴと全く変わり
なかった。
を水100重量部に対して0.8重量部とした以外は、
比較例4と同様にして、L−アスコルビン酸水溶液処理
が施されたリンゴを得た。得られたL−アスコルビン酸
水溶液処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を実
施例1と同様の方法で測定し、外観についてはその結果
をグラフ1に示した。又食味については、L−アスコル
ビン酸水溶液処理が施されていないリンゴと全く変わり
なかった。
【0026】〔比較例6〕L−アスコルビン酸の含有量
を水100重量部に対して0.4重量部とした以外は、
比較例4と同様にして、L−アスコルビン酸水溶液処理
が施されたリンゴを得た。得られたL−アスコルビン酸
水溶液処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を実
施例1と同様の方法で測定し、外観についてはその結果
をグラフ1に示した。又食味については、L−アスコル
ビン酸水溶液処理が施されていないリンゴと全く変わり
なかった。
を水100重量部に対して0.4重量部とした以外は、
比較例4と同様にして、L−アスコルビン酸水溶液処理
が施されたリンゴを得た。得られたL−アスコルビン酸
水溶液処理が施された各々のリンゴの外観及び食味を実
施例1と同様の方法で測定し、外観についてはその結果
をグラフ1に示した。又食味については、L−アスコル
ビン酸水溶液処理が施されていないリンゴと全く変わり
なかった。
【0027】〔比較例7〜10〕食物褐色化防止水の代
わりに、水100重量部に対して、下記表1に示す量の
食塩及びL−アスコルビン酸を含有する水溶液を用いた
以外は、実施例1と同様にしてそれぞれの水溶液処理が
施されたリンゴを得た。得られた水溶液処理が施された
各々のリンゴの外観及び食味を実施例1と同様の方法で
測定し、外観についてはその結果をグラフ1に示した。
又食味については以下の通りであった。比較例7は水溶
液処理が施されていないリンゴと全く変わりなかった。
比較例8はやや塩味がありリンゴ本来の食味が損なわれ
ていた。比較例9は水溶液処理が施されていないリンゴ
と全く変わりなかった。比較例10はやや塩味がありし
かもL−アスコルビン酸特有の酸味があったので、リン
ゴ本来の食味が損なわれていた。
わりに、水100重量部に対して、下記表1に示す量の
食塩及びL−アスコルビン酸を含有する水溶液を用いた
以外は、実施例1と同様にしてそれぞれの水溶液処理が
施されたリンゴを得た。得られた水溶液処理が施された
各々のリンゴの外観及び食味を実施例1と同様の方法で
測定し、外観についてはその結果をグラフ1に示した。
又食味については以下の通りであった。比較例7は水溶
液処理が施されていないリンゴと全く変わりなかった。
比較例8はやや塩味がありリンゴ本来の食味が損なわれ
ていた。比較例9は水溶液処理が施されていないリンゴ
と全く変わりなかった。比較例10はやや塩味がありし
かもL−アスコルビン酸特有の酸味があったので、リン
ゴ本来の食味が損なわれていた。
【0028】
【表1】
【0029】〔比較例11〕表皮が除去され且つ八分の
一に分割された実体が露出したリンゴ4個を水洗いした
後、該リンゴの外観及び食味を実施例1と同様の方法で
測定し、外観についてはその結果をグラフ1に示した。
又食味については、やや水っぽいものであったが、リン
ゴ本来の食味を損なうものではなかった。
一に分割された実体が露出したリンゴ4個を水洗いした
後、該リンゴの外観及び食味を実施例1と同様の方法で
測定し、外観についてはその結果をグラフ1に示した。
又食味については、やや水っぽいものであったが、リン
ゴ本来の食味を損なうものではなかった。
【0030】〔比較例12〕表皮が除去され且つ八分の
一に分割された実体が露出したリンゴを何の処理も施さ
ないで、その外観を実施例1と同様の方法で測定し、そ
の結果をグラフ1に示した。
一に分割された実体が露出したリンゴを何の処理も施さ
ないで、その外観を実施例1と同様の方法で測定し、そ
の結果をグラフ1に示した。
【0031】〔比較例13〕表皮が除去され且つ八分の
一に分割された実体が露出した梨を何の処理も施さない
で、その外観を実施例1と同様の方法で測定し、その結
果をグラフ1に示した。
一に分割された実体が露出した梨を何の処理も施さない
で、その外観を実施例1と同様の方法で測定し、その結
果をグラフ1に示した。
【0032】グラフ1から明らかなように、本発明の食
物褐色化防止水に浸漬したリンゴ(実施例1〜4、グラ
フA〜D)又は梨(実施例5、グラフE)は7日経過後
においても外観は全て80以上を示しており、長期間に
亘って表皮を除去した直後の実体の色に近い色を呈して
いる。一方、食塩水(比較例1〜3、グラフF〜H)及
びL−アスコルビン酸水溶液(比較例4〜6、グラフI
〜K)で処理したものは全て2日経過後で既に80以下
となっており食物の褐色化が進んでいることが分かる。
更に、食塩とL−アスコルビン酸の双方を含有した水溶
液で処理した場合(比較例7〜10、グラフL〜O)で
あっても、本発明の食物褐色化防止水における食塩及び
L−アスコルビン酸の含有範囲を外れるものは、5日経
過後に既に80以下となっている(比較例7〜9、グラ
フL〜N)。なお、比較例10では、本発明の実施例よ
りも優れた褐色化防止効果を奏しているが、食味におい
て、やや塩味があり、しかもL−アスコルビン酸特有の
酸味があるなど、リンゴ本来の食味を損なうものであっ
た。
物褐色化防止水に浸漬したリンゴ(実施例1〜4、グラ
フA〜D)又は梨(実施例5、グラフE)は7日経過後
においても外観は全て80以上を示しており、長期間に
亘って表皮を除去した直後の実体の色に近い色を呈して
いる。一方、食塩水(比較例1〜3、グラフF〜H)及
びL−アスコルビン酸水溶液(比較例4〜6、グラフI
〜K)で処理したものは全て2日経過後で既に80以下
となっており食物の褐色化が進んでいることが分かる。
更に、食塩とL−アスコルビン酸の双方を含有した水溶
液で処理した場合(比較例7〜10、グラフL〜O)で
あっても、本発明の食物褐色化防止水における食塩及び
L−アスコルビン酸の含有範囲を外れるものは、5日経
過後に既に80以下となっている(比較例7〜9、グラ
フL〜N)。なお、比較例10では、本発明の実施例よ
りも優れた褐色化防止効果を奏しているが、食味におい
て、やや塩味があり、しかもL−アスコルビン酸特有の
酸味があるなど、リンゴ本来の食味を損なうものであっ
た。
【0033】
【発明の効果】本発明の一液型の食物褐色化防止水は水
100重量部、食塩0.7〜2重量部及びL−アスコル
ビン酸0.4〜3重量部を含有し、そして、実体が露出
した食物をこの食物褐色化防止水に少なくとも3分間浸
漬するだけで、食塩とL−アスコルビン酸の双方の作用
により、該食物は、浸漬された際の実体の色を褐変させ
ることなく当初の色合いを長期間に亘って維持する。し
かも、食物褐色化防止水に浸漬させた後の食味も浸漬前
のものと変わらないといった優れた効果をも奏する。
100重量部、食塩0.7〜2重量部及びL−アスコル
ビン酸0.4〜3重量部を含有し、そして、実体が露出
した食物をこの食物褐色化防止水に少なくとも3分間浸
漬するだけで、食塩とL−アスコルビン酸の双方の作用
により、該食物は、浸漬された際の実体の色を褐変させ
ることなく当初の色合いを長期間に亘って維持する。し
かも、食物褐色化防止水に浸漬させた後の食味も浸漬前
のものと変わらないといった優れた効果をも奏する。
【0034】即ち、食塩とL−アスコルビン酸を所定範
囲内で併存させることにより、単独では発揮しえなかっ
た食物褐色化防止効果を発揮する。又、食塩及びL−ア
スコルビン酸は単独ではそれぞれ特有の食味を有する
が、これらを所定の濃度範囲で併存させると、それら単
独の食味は打ち消されてそれら独特の食味がなくなる。
よって、食塩とL−アスコルビン酸の双方を含有する本
発明の食物褐色化防止水に食物を浸漬させた後、該食物
を食した場合であっても食物褐色化防止水の味はせず、
食物本来の食味を味わうことができる。
囲内で併存させることにより、単独では発揮しえなかっ
た食物褐色化防止効果を発揮する。又、食塩及びL−ア
スコルビン酸は単独ではそれぞれ特有の食味を有する
が、これらを所定の濃度範囲で併存させると、それら単
独の食味は打ち消されてそれら独特の食味がなくなる。
よって、食塩とL−アスコルビン酸の双方を含有する本
発明の食物褐色化防止水に食物を浸漬させた後、該食物
を食した場合であっても食物褐色化防止水の味はせず、
食物本来の食味を味わうことができる。
【0035】又二液型の食物褐色化防止水は、水100
重量部及び食塩0.7〜2重量部を含有する水溶液A並
びに水100重量部及びL−アスコルビン酸0.4〜3
重量部を含有する水溶液Bからなり、そして、実体が露
出した食物を、上記水溶液A及び水溶液Bのそれぞれに
少なくとも3分間浸漬するだけで、上記一液型の食物褐
色化防止水の場合と同様の優れた効果を奏する。
重量部及び食塩0.7〜2重量部を含有する水溶液A並
びに水100重量部及びL−アスコルビン酸0.4〜3
重量部を含有する水溶液Bからなり、そして、実体が露
出した食物を、上記水溶液A及び水溶液Bのそれぞれに
少なくとも3分間浸漬するだけで、上記一液型の食物褐
色化防止水の場合と同様の優れた効果を奏する。
【図1】図1は、褐色化度の経時変化を表したグラフで
ある。
ある。
A〜E 実施例1〜5 F〜R 比較例1〜13
Claims (4)
- 【請求項1】 水100重量部、食塩0.7〜2重量部
及びL−アスコルビン酸0.4〜3重量部を含有するこ
とを特徴とする食物褐色化防止水。 - 【請求項2】 水100重量部及び食塩0.7〜2重量
部を含有する水溶液A並びに水100重量部及びL−ア
スコルビン酸0.4〜3重量部を含有する水溶液Bから
なることを特徴とする食物褐色化防止水。 - 【請求項3】 実体が露出した食物を、水100重量
部、食塩0.7〜2重量部及びL−アスコルビン酸0.
4〜3重量部を含有する食物褐色化防止水に少なくとも
3分間浸漬することを特徴とする食物褐色化防止方法。 - 【請求項4】 実体が露出した食物を、水100重量部
及び食塩0.7〜2重量部を含有する水溶液A並びに水
100重量部及びL−アスコルビン酸0.4〜3重量部
を含有する水溶液Bのそれぞれに少なくとも3分間浸漬
することを特徴とする食物褐色化防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28333496A JPH10108619A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 食物褐色化防止水及び食物褐色化防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28333496A JPH10108619A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 食物褐色化防止水及び食物褐色化防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10108619A true JPH10108619A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17664136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28333496A Pending JPH10108619A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 食物褐色化防止水及び食物褐色化防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10108619A (ja) |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP28333496A patent/JPH10108619A/ja active Pending
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Legal Events
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040929 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050401 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050502 |