JPH10109183A - プロジェクションナットの溶接装置と溶接方法 - Google Patents

プロジェクションナットの溶接装置と溶接方法

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JPH10109183A
JPH10109183A JP32326296A JP32326296A JPH10109183A JP H10109183 A JPH10109183 A JP H10109183A JP 32326296 A JP32326296 A JP 32326296A JP 32326296 A JP32326296 A JP 32326296A JP H10109183 A JPH10109183 A JP H10109183A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロジェクションナットを目的の箇所に到達
させるときに、ナットの姿勢が正確に保たれて、正しい
位置にナット供給がなされて、溶接が完了することが課
題である。 【解決手段】 供給ロッド20の先端部に凹部21を設
けて、供給ロッド20を電極軸線とほぼ直交する向きに
進退させ、供給ロッド20が停止したときに、電極11
のガイドピン13がプロジェクションナット25のねじ
孔26内に進入し、次いで、供給ロッド20が復帰して
ナット25の位置が決定付けられ、その後、他方の電極
19が進出してきて溶接が完了するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は供給ロッドに進退
運動をさせて、プロジェクションナットを固定電極のガ
イドピンに合致させてから溶接するものに関している。
【0002】
【従来の技術】電極の軸線にほぼ直交する方向から供給
ロッドを進入させて、供給ロッドに保持したプロジェク
ションナットを電極のガイドピンに供給する形式のもの
としては、プロジェクションナットがガイドピンの真上
に来てからプロジエクションナットの保持を解除して、
ガイドピンへ落下させるものが知られている。その一例
として、特開昭51−109247号公報がある。ここ
に開示されている技術は図10のとおりであり、中空の
供給ロッド1はほぼ水平方向に進退するように設置さ
れ、その先端部に箱型の部品収容部2が形成されてい
る。部品収容部2の下側は開放されているので、スライ
ド式の開閉板3が設置され、これの開閉スライドは進退
ロッド4によって行われている。電極5上には鋼板部品
6が載置され、電極5のガイドピン7が鋼板部品6を貫
通した状態で上方に突出している。部品は符号8で示し
たプロジェクションナットである。なお、電極5と対を
なす他方の電極は図示を省略してある。
【0003】図10は、供給ロッド1が進出してきてプ
ロジェクションナット8が実線図示のように鋼板部品6
上に供給された状態を示しているもので、作動を以下に
説明する。供給ロッド1が電極5にほぼ直交する方向か
ら進出してきて、二点鎖線図示のナット8がガイドピン
7と同軸になったところで供給ロッド1は停止し、次い
で進退ロッド4が後退させられて部品収容部2の下側が
開放されると、ナット8は落下して実線図示のようにね
じ孔にガイドピン7が嵌り込んだ状態となって、ナット
供給が完了する。その後、他方の電極が進出してきてプ
ロジェクション溶接を完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】上述のような従来技
術であると、ガイドピン7に対してプロジェクションナ
ット8を落下させる方式であるために、ナット8は落下
する過渡期に傾いたりすると、ガイドピン7の先端で弾
かれたりして、実線図示のように正しく載置されないこ
とが発生する。このような異常現象は、供給ロッド1が
ガイドピン7との相対位置関係で正しい箇所に停止しな
かったときにも同様に発生する。さらに、プロジェクシ
ョンナットがガイドピン7に対して回転方向にずれたり
して鋼板部品6に均一な方向で溶接されないという問題
がある。
【0005】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は、以
上にのべた問題点を解決するために提供されたもので、
請求項1の発明は、供給ロッドの進退方向が電極の軸線
に対してほぼ直交する向きに設定され、供給ロッドの先
端部には先端側に開放させたプロジェクションナット保
持用の凹部が形成され、この凹部にプロジェクションナ
ットの保持手段が設置されており、電極とほぼ同軸の位
置に停止させられたプロジェクションナットのねじ孔内
に進入するガイドピンが電極に進退可能な状態で設置さ
れていることを特徴とするもので、プロジェクションナ
ットがガイドピンとほぼ同軸の位置で停止させられる
と、ガイドピンが進出してきてナットのねじ孔内に進入
し、次いで、供給ロッドが後退すると、ナットは前記の
保持手段から解除されてガイドピン上に残留し、その
後、他方の電極が作動してプロジェクション溶接を完了
するのである。請求項2の発明は、請求項1において、
凹部の底板にはガイドピン通過用の切欠き溝が供給ロッ
ドの先端側に開放させて形成されていることを特徴とす
るものであり、ガイドピンが進出すると切欠き溝を通っ
てナットのねじ孔内に進入し、次ぎにこの状態のままで
供給ロッドが後退するとガイドピンは切欠き溝を通って
ナットを保持した状態で他方の電極の進出を待つことと
なり、その後は、上述と同様にしてプロジェクション溶
接を完了する。請求項3の発明は、請求項2において、
ガイドピンが大径部と小径部から構成され、これら両径
部の境界に傾斜部が設けられ、小径部がプロジェクショ
ンナットのねじ孔を貫通し、傾斜部が前記ねじ孔の端部
に係合するように構成したことを特徴とするもので、傾
斜部の係合作用によってプロジェクションナットの心出
しがなされる。請求項4の発明は、請求項3において、
小径部を受け入れる受入孔が他方の電極に明けられてい
ることを特徴とするもので、両電極が接近してゆくとき
に、小径部が他方の電極に干渉しないようになされてい
る。請求項5の発明は、供給ロッドの進退方向が電極の
軸線に対してほぼ直交する向きに設定され、供給ロッド
の先端部には先端側に開放させたプロジェクションナッ
ト保持用の凹部が形成され、この凹部にプロジェクショ
ンナットの保持手段が設置されており、電極とほぼ同軸
の位置にプロジェクションナットを停止させてから電極
のガイドピンが進出して来てプロジェクションナットの
ねじ孔内に進入し、この進入した状態で供給ロッドが後
退してプロジェクションナットがガイドピンに係合した
まま残留させられ、その後、電極が進出して溶接が完了
することを特徴とする溶接方法であり、供給ロッドは進
退ストローク運動を行い、ガイドピンは同様に進退運動
を行い、両運動の組み合わせによって、ナットの定位置
供給と確実な溶接がなされる。請求項6の発明は、請求
項1において、ガイドピンにプロジェクションナットの
位置ずれを防止する吸引手段が設けられていることを特
徴とするもので、プロジェクションナットがガイドピン
に係合するときには、プロジェクションナットがガイド
ピンに吸引されているので、溶接装置の振動などの何等
かの原因でプロジェクションナットがガイドピンに対し
て回転方向にずれようとしても、容易に位置が狂ったり
しない。
【0006】
【発明の実施の形態】次ぎに、発明の実施の形態を図示
の実施例にしたがって説明する。まず、図1から図3ま
での実施例について説明すると、静止部材9の上に円筒
状の基台10が固定され、その上に固定電極11がしっ
かりと結合されている。固定電極11の中央部にはガイ
ド孔12が貫通した状態で明けられ、その中にガイドピ
ン13が摺動自在な状態で挿入してある。ガイドピン1
3は、大径部14と小径部15から構成され、両径部1
4,15の境界に傾斜部16が設けられている。固定電
極11上には鋼板部品17が載置され、鋼板部品17を
図示していない位置決め手段で固定することにより、鋼
板部品17に明けた位置決め孔18とガイド孔12が図
示のように合致させられている。
【0007】固定電極11と対をなして可動電極19が
進退可能な状態で設置されている。可動電極19の進退
は通常のエアシリンダで行われるので、ここでは説明を
省略している。電極の軸線に対してはぼ直交する向きに
進退するように供給ロッド20が設置され、その先端部
には先端側に開放させた部品保持用の凹部21が形成さ
れ、先端側を開放をさせるために開放部22が設けてあ
る。図示の場合は凹部21が上方に開放されたもので、
凹部21の底板23には先端側に開放した切欠き溝24
が形成してある。部品は鉄製のプロジェクションナット
25であり、符号26はねじ孔を符号27は溶着用の突
起を示している。プロジェクションナット25は四角い
形状で、寸法は縦・横が10mm、厚さが5mmであ
る。部品がこのような形状なので凹部21もそれに合致
した箱型の形態である。凹部21内に入ったナット25
が振動や供給ロッド20の停止で凹部から落下したり、
凹部21内で位置ずれを起こしてはならないので、凹部
21内に保持手段を設置してある。この保持手段として
は、板ばねでナットの側面あるいは上面を軽く押さえる
とか、空気のバキュウムでナットを吸着する等色々な方
法が適用できるが、ここではマグネット(永久磁石)の
例を示してある。すなわち、マグネット28を凹部21
の内面に埋め込んだ状態にしたものである。
【0008】ガイドピン13はガイド孔12内を進退す
るもので、そのためにエアシリンダ30が基台10内に
配置され、そのピストンロッド31がガイドピン13に
結合してある。そして、可動電極19には、小径部15
を受け入れる受入孔32が明けられており、小径部15
が図1の二点鎖線図示のようにねじ孔26を貫通したと
ころへ可動電極19が進出してきても、小径部15が可
動電極19に干渉しないようになっている。
【0009】供給ロッド20を進退させる手段は、通常
のエアシリンダを使用すれば容易に進退をさせることが
可能である。したがって、図1のように右側に二点鎖線
でエアシリンダ33が静止部材9に固定され、そのピス
トンロッド34が供給ロッド20に結合されている。
【0010】凹部21へナット25を供給する方法とし
ては、ナットをチャックで保持して供給するとか、別の
供給ロッドにナットを保持して供給する等の方法がある
が、ここでは傾斜シュータの方式を図示した。すなわ
ち、図示していない供給ホースがパーツフィーダから伸
びてきており、これに金属製の傾斜シュータ35が接続
されている。傾斜シュータの端部にはストッパ壁36が
設けられ、ここで停止させられたナット25が落下する
ように開口37が明けてある。この開口37がちょうど
凹部21の真上に位置しており、傾斜シュータ35を下
ってきたナット25が二点鎖線図示のように凹部21内
へ落下し、同時にマグネット28にナット25が吸着さ
れて凹部21内で保持される。
【0011】以上に説明した実施例構造の作動を説明す
ると、図1は、供給ロッド20が進出してきて停止し、
ナットのねじ孔26が位置決め孔18,ガイド孔12と
ほぼ同軸になっている状態を示している。ここで、エア
シリンダ30の作動でガイドピン13が上昇すると、小
径部15は切欠き溝24を通過してナットのねじ孔26
内を貫通して、二点鎖線図示のような状態となる。次ぎ
に、供給ロッド20が後退させられると、ねじ孔26に
ガイドピン13が貫通しているので、マグネット28は
強制的にナット25の横側面から引き離される。する
と、ねじ孔26の端部が図6のように傾斜部16に引っ
掛かって、ナットの心出しがなされる。その後、可動電
極19が進出してくると、小径部15が受入孔32内に
入り込み、可動電極の端面がナット25の上面に密着し
てさらに下降すると、ガイドピン13は強制的に押し下
げられ(この時には、エアシリンダの空気を排出する
と、円滑なガイドピンの押し下げが得られる)、ナット
25が鋼板部品17に押し付けられて、通電、溶着の順
序を経てプロジェクション溶接が完了する。なお、ねじ
孔26の内径は図6から理解できるように、大径部14
よりも小径で小径部15よりも大径である。
【0012】以上に説明した作動順序や後述の実施例の
作動順序は、一般的に使用されている電気制御式の空気
切替弁や電気制御回路を採用することによって、容易に
実施することができるので、ここでは具体的な例の開示
は省略してある。また、全実施例において、エアシリン
ダに接続するべき空気ホースの図示は省略してある。
【0013】次ぎに、図4の実施例について説明する。
先の実施例は凹部21が図2のように上方に向けて開放
させてあるが、図4ではこれが逆の下向きの場合であ
る。図4は開放方向だけが異なっていて、他はまったく
同じなので、先の実施例と同じ符号を記載して、詳細な
説明は省略してある。ただし、凹部21が下向きに開放
しているので、凹部21への部品供給の方法の一例とし
て、図5のものを例示した。すなわち、静止部材9に支
持部材38がしっかりと固定されており、その上に供給
シュータ39が固定されている。このシュータは、断面
がコ字型で上向きに開放させてあり、図5の紙面に対し
て直交する向きに伸びてきている。支持部材38の下側
にはエアシリンダ40が固定され、支持部材38に明け
た貫通孔41をエアシリンダのピストンロッド42が貫
通している。貫通孔41に連続するようにして供給シュ
ータ39の底板にも通孔43が明けられている。供給ロ
ッド20の凹部21はちょうどナット25の真上に位置
させてある。なお、図4においては、電磁コイル48に
よって凹部21近辺の磁化を行い、マグネット28を止
めることも可能である。
【0014】図5の状態からエアシリンダ40の作動で
ピストンロッド42が上昇すると、ナット25が持ち上
げられて凹部21内に供給され、マグネット28で吸着
される。
【0015】図7の実施例は、先の実施例とは固定電極
が上下逆になっているところだけが相違していて、他は
全て同じ構成である。したがって、同じ符号を記入して
詳細な説明は省略してある。なお、供給ロッド20が後
退すると、ナット25は可動電極19の上面に落下する
ような状態になるので、ナット25が転落しないように
する必要がある。そのために、小径部15を二点鎖線図
示のように受入孔32内へあらかじめ進入させておく
か、小径部15の先端を電極上面の直近まで到達させ
て、ナット25が落下するときのガイド機能を小径部1
5に果たさせる。この実施例は、コ字型断面のような形
状の部品の内側にナット溶接をする場合に適している。
図7では、鋼板17の奥側に示した板材と、図示されて
いないが鋼板17の手前側にある板材と、鋼板17自体
との3部材でコ字型が形成されているのである。
【0016】図8の実施例は、ガイドピンの形状が先の
ものと異なっている。すなわち、大径部、小径部の構成
ではなく、ガイドピン13の先端部に短いテーパ部44
を設置したもので、この部分がねじ孔26内に進入して
おり、前述のように小径部がねじ孔を貫通し切るような
ものではない。図8のものは、凹部21が上方に開放さ
せられているが、これを下方に開放した場合には、ガイ
ドピンがねじ孔を貫通していないので、切欠き溝24が
不要となる。したがって、請求項1には、切欠き溝を要
件として記載していないのである。
【0017】図11から図13の実施例は、ガイドピン
に吸引手段を設けたもので、これによってナット25と
ガイドピン13との回転方向の相対位置が変わらないよ
うにしている。吸引手段には種々な方法が考えられる
が、ここではマグネットを利用した場合と空気バキュー
ムで吸引する場合のものを例示している。まず、図11
のマグネットのものから説明すると、マグネット49が
傾斜部16の付近に埋設されているもので、ナット25
が傾斜部16上に残留したときにナット25が傾斜部1
6に対して押し付けられたような状態となり、したがっ
て、回転方向に位置ずれを起こしたりしないのである。
マグネット16を図示のように埋設させる方法は、大径
部14の上部でガイドピン13を切断し、その切断端面
に窪みを設けてそこにマグネット49をはめ込んでか
ら、再びガイドピン13を溶接して外表面を滑らかに仕
上げるとよい。
【0018】図12、図13のバキュームを利用した場
合を説明すると、ここでは前述のような傾斜部16がな
くて、図示のようなガイドピン13の軸線に直交する平
面で形成された端面50を設け、ここに複数個の空気通
路51を開口させ、これらの通路が図示していない真空
ポンプに接続されている。すなわち、ガイドピン13に
空気通路51に連通する接手管52を固定し、それに柔
軟性のある空気ホース53を接続したものである。そし
て、接手管52が固定電極11に対して自由に進退でき
るようにするために、固定電極11に進退方向の長孔5
4を形成してある。ナット25の下面が端面50に密着
してバキュームが作用すると、ナット25は端面に吸引
されて容易に回転方向にずれたりしなくなる。
【0019】以上に説明した実施例においては、固定電
極は完全に静止していることを前提にしているが、この
固定電極に相当する電極が可動電極と共に進出すること
もあり、あるいはこの固定電極に相当する電極だけが進
出するようにすることも可能である。前者の場合を図9
に示してある。これは、基台10をさらに下側から駆動
手段45で支持したもので、この手段としてエアシリン
ダ46を採用した。エアシリンダ46は静止部材9上に
しっかりと固定され、そのピストンロッド47が基台1
0に結合されている。したがって、可動電極19が進出
してくるときに固定電極11も進出して、作動時間を短
縮させるのに有効なものとなっているのである。
【0020】このように両方の電極が進出したり、ある
いはいずれか一方の電極だけが進出するので、本発明の
要件としては固定電極とか可動電極といった区別は行わ
ないで、各請求項の記述がなされているのである。
【0021】
【効果】本発明によれば、供給ロッドの凹部内に保持手
段で保持されたプロジェクションナットを、進出してき
た電極のガイドピンがプロジェクションナットのねじ孔
内に進入してから供給ロッドが後退するものであるか
ら、プロジェクションナットは凹部内およびガイドピン
の両方で異常な方向への移動が禁止されているので、従
来技術の落下によるナットの位置ずれのような問題が確
実に解決できる。このことは、電極の軸線が上下方向で
あっても、水平方向であってもどのような方向でも装置
や方法として、溶接を可とするものである。凹部の底板
には、切欠き溝を供給ロッドの先端側に開放させて設置
してあるから、ガイドピンがナットのねじ孔を貫通する
場合でも、供給ロッドの後退作動を許容するのである。
このようにして、ガイドピンがナットを串刺しのように
貫通することが可能であるから、ナットの保持状態が一
層安定するのである。ガイドピンが大径部、小径部、傾
斜部を有しているので、小径部はナットを確実に貫通
し、これによって保持安定性をより高め、さらに、傾斜
部とねじ孔端部の関連によって、ナットの芯出しがなさ
れてナットの溶接位置が高精度のもとに得られる。他方
の電極には、小径部の受入孔が明けられているので、両
電極が接近して溶接がなされるときには、小径部が他方
の電極と干渉したりせず、確実な作動が得られる。小径
部が受入孔内に進入してから供給ロッドが復帰すること
により、ナットの異常移動が拘束されるので、ナットの
位置決めが保証される。供給ロッドは単純な往復作動で
あり、これにほぼ直交する向きにガイドピンが進退する
ので、供給ロッドによるナット供給とガイドピンによる
ナットの拘束が極めて単純な動作のもとに実現され、溶
接方法として信頼性の高い作動が得られる。ガイドピン
にはナットに対する吸引手段が形成されているので、ナ
ットだけがガイドピン上に残留するときには、ナットは
ガイドピンに対して引き付けられており、したがって、
何等かの外力がナットに作用しても容易にナットが回転
方向に移動したりすることがない。このようにしてナッ
トは相手方の部品に対して常に均一な向きで溶接される
のである。実施例の構造から述べることのできる効果と
しては、四角いナットに合致した図2のような凹部を形
成することにより、ナットの収容保持が確実になされ、
供給ロッドの移動中におけるナット保持にとって大変有
利である。そして、この供給ロッドの凹部はナットの回
転方向の位置決めをも果たしているので、ガイドピンに
対するナットの相対位置も確実に均一化され、したがっ
て、吸引手段での位置ずれ防止および溶接位置の正しい
設定が確実になされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断側面図である。
【図2】供給ロッド先端部の凹部を示す立体図である。
【図3】図1の(3)−(3)断面図である。
【図4】他の実施例を示す縦断側面図である。
【図5】凹部への部品供給を示す縦断側面図である。
【図6】ガイドピンとねじ孔との関係を示す側面図であ
る。
【図7】他の実施例を示す縦断側面図である。
【図8】他の実施例を示す縦断側面図である。
【図9】両電極が進出する場合の外観側面図である。
【図10】従来技術の縦断側面図である。
【図11】他の実施例でガイドピンにマグネットを埋設
した縦断側面図である。
【図12】他の実施例でバキュームを採用した縦断側面
図である。
【図13】図12の部分的な拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
20 供給ロッド 11,19 電極 25 プロジェクションナット 21 凹部 28 保持手段 26 ねじ孔 13 ガイドピン 23 底板 24 切欠き溝 14 大径部 15 小径部 16 傾斜部 32 受入孔 49、51 吸引手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給ロッドの進退方向が電極の軸線に対
    してほぼ直交する向きに設定され、供給ロッドの先端部
    には先端側に開放させたプロジェクションナット保持用
    の凹部が形成され、この凹部にプロジェクションナット
    の保持手段が設置されており、電極とほぼ同軸の位置に
    停止させられたプロジェクションナットのねじ孔内に進
    入するガイドピンが電極に進退可能な状態で設置されて
    いることを特徴とするプロジェクションナットの溶接装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、凹部の底板にはガイ
    ドピン通過用の切欠き溝が供給ロッドの先端側に開放さ
    せて形成されていることを特徴とするプロジェクション
    ナットの溶接装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、ガイドピンが大径部
    と小径部から構成され、これら両径部の境界に傾斜部が
    設けられ、小径部がブロジェクションナットのねじ孔を
    貫通し、傾斜部が前記ねじ孔の端部に係合するように構
    成したことを特徴とするプロジェクションナットの溶接
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、小径部を受け入れる
    受入孔が他方の電極に明けられていることを特徴とする
    プロジェクションナットの溶接装置。
  5. 【請求項5】 供給ロッドの進退方向が電極の軸線に対
    してほぼ直交する向きに設定され、供給ロッドの先端部
    には先端側に開放させたプロジェクションナット保持用
    の凹部が形成され、この凹部にプロジェクションナット
    の保持手段が設置されており、電極とほぼ同軸の位置に
    プロジェクションナットを停止させてから電極のガイド
    ピンが進出して来てプロジェクションナットのねじ孔内
    に進入し、この進入した状態で供給ロッドが後退してプ
    ロジェクションナットがガイドピンに係合したまま残留
    させられ、その後、電極が進出して溶接が完了すること
    を特徴とするプロジェクションナットの溶接方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、ガイドピンにプロジ
    ェクションナットの位置ずれを防止する吸引手段が設け
    られていることを特徴とするプロジェクションナットの
    溶接装置。
JP32326296A 1996-08-10 1996-10-28 プロジェクションナットの溶接装置と溶接方法 Expired - Fee Related JP2832528B2 (ja)

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