JPH10109422A - インクジェットヘッドおよびそれを備えるインクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェットヘッドおよびそれを備えるインクジェット記録装置Info
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- JPH10109422A JPH10109422A JP26756596A JP26756596A JPH10109422A JP H10109422 A JPH10109422 A JP H10109422A JP 26756596 A JP26756596 A JP 26756596A JP 26756596 A JP26756596 A JP 26756596A JP H10109422 A JPH10109422 A JP H10109422A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクの微小滴の生成および飛翔の低電圧
化、インクジェットヘッドの高密度化、低コスト化を図
ることができ、インク着地点の安定性および信頼性を向
上させる。 【解決手段】 インクジェットヘッド41には、複数の
チャネル45と各チャネル45毎に設けられる圧電素子
44とを有する。中間転写ベルトがインク吐出口48に
近接して設けられる。中間転写ベルトはインク吐出口4
8に近接して設けられるので、インクの生成、飛翔に必
要な電圧を低くすることができ、かつインク着地点の安
定性および信頼性を向上させることができる。圧電素子
44は各チャネル45毎にそれぞれ設けられるので、イ
ンクジェットヘッド41の高密度化を図ることができ
る。共通電極50はチャネル選択用電極部分と弾性波発
生用電極部分とを共有するので、各チャネル45当たり
の配線数を減らすことができ、回路の低コスト化を図る
ことができる。
化、インクジェットヘッドの高密度化、低コスト化を図
ることができ、インク着地点の安定性および信頼性を向
上させる。 【解決手段】 インクジェットヘッド41には、複数の
チャネル45と各チャネル45毎に設けられる圧電素子
44とを有する。中間転写ベルトがインク吐出口48に
近接して設けられる。中間転写ベルトはインク吐出口4
8に近接して設けられるので、インクの生成、飛翔に必
要な電圧を低くすることができ、かつインク着地点の安
定性および信頼性を向上させることができる。圧電素子
44は各チャネル45毎にそれぞれ設けられるので、イ
ンクジェットヘッド41の高密度化を図ることができ
る。共通電極50はチャネル選択用電極部分と弾性波発
生用電極部分とを共有するので、各チャネル45当たり
の配線数を減らすことができ、回路の低コスト化を図る
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドおよびそれを備えるインクジェット記録装置に関
し、さらに詳しくはインクの微小滴の生成および飛翔を
低電圧で行うことができ、ヘッドを高密度化して高精細
記録が可能なインクジェットヘッドおよびそれを備える
インクジェット記録装置に関する。
ッドおよびそれを備えるインクジェット記録装置に関
し、さらに詳しくはインクの微小滴の生成および飛翔を
低電圧で行うことができ、ヘッドを高密度化して高精細
記録が可能なインクジェットヘッドおよびそれを備える
インクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、静電吸引方式インクジェット
ヘッドおよびそれを備えるインクジェット記録装置に
は、次のようなものがある。図18は、特公昭58−4
9189号公報に開示されるインクジェット記録ヘッド
1の構成を示す正面図である。インクジェット記録ヘッ
ド1は、一対の板状部材2,3と、記録電極列4と制御
電極列5と複数の記録電源6と複数の制御信号源7とを
含んで構成される。
ヘッドおよびそれを備えるインクジェット記録装置に
は、次のようなものがある。図18は、特公昭58−4
9189号公報に開示されるインクジェット記録ヘッド
1の構成を示す正面図である。インクジェット記録ヘッ
ド1は、一対の板状部材2,3と、記録電極列4と制御
電極列5と複数の記録電源6と複数の制御信号源7とを
含んで構成される。
【0003】一対の板状部材2,3は、相互に間隔をあ
けてそれぞれ設けられ、スリット板間隔8が形成され
る。このスリット板間隔8内にインク9が充満する。ス
リット板間隔8内のインク9は図示しないインク容器内
のインクによって静圧を受け、インク吐出口に半月状の
凸面、すなわちメニスカスが形成される。板状部材2の
内面の外部に接する端部には、記録電極列4が配置され
る。記録電極列4と対向する位置には、空間を介して図
示しない記録紙および設置した対向電極が配置される。
板状部材3の内面の外部に接する端部には、制御電極列
5が配置される。制御電極列5の各制御電極は記録電極
列4の4個の記録電極とそれぞれ対向して設けられる。
各記録電源6は、記録電極列4の各記録電極にそれぞれ
接続され、各制御信号源7は、制御電極列5の各制御電
極にそれぞれ接続される。
けてそれぞれ設けられ、スリット板間隔8が形成され
る。このスリット板間隔8内にインク9が充満する。ス
リット板間隔8内のインク9は図示しないインク容器内
のインクによって静圧を受け、インク吐出口に半月状の
凸面、すなわちメニスカスが形成される。板状部材2の
内面の外部に接する端部には、記録電極列4が配置され
る。記録電極列4と対向する位置には、空間を介して図
示しない記録紙および設置した対向電極が配置される。
板状部材3の内面の外部に接する端部には、制御電極列
5が配置される。制御電極列5の各制御電極は記録電極
列4の4個の記録電極とそれぞれ対向して設けられる。
各記録電源6は、記録電極列4の各記録電極にそれぞれ
接続され、各制御信号源7は、制御電極列5の各制御電
極にそれぞれ接続される。
【0004】記録電源6aからしきい値以上の電圧の各
記録電極列4のうちの各1つの記録電極に印加される。
その他記録電源6b,6c,6dからしきい値電圧未満
への電圧が各記録電極列4のうちの残余の各記録電極に
印加される。また制御信号源7aからしきい値電圧以上
の電圧が制御電極5の1つの制御電極に印加される。他
の制御信号源7b〜7nからしきい値電圧未満の電圧が
制御電極列5の残余の各制御電極に印加される。このと
き図18の左端の記録電極付近のインク9のみがしきい
値電圧以上の電圧となり、他のインク表面部分よりもイ
ンク9が吐出しやすい。このようにして対向電極とメニ
スカスとの間に生じる静電吸引力によって前記記録電極
付近のインク9がインク吐出口から吐出して、対向電極
とメニスカスとの間に設けられる記録紙にインク滴が付
着して記録画素を形成して記録が行われる。
記録電極列4のうちの各1つの記録電極に印加される。
その他記録電源6b,6c,6dからしきい値電圧未満
への電圧が各記録電極列4のうちの残余の各記録電極に
印加される。また制御信号源7aからしきい値電圧以上
の電圧が制御電極5の1つの制御電極に印加される。他
の制御信号源7b〜7nからしきい値電圧未満の電圧が
制御電極列5の残余の各制御電極に印加される。このと
き図18の左端の記録電極付近のインク9のみがしきい
値電圧以上の電圧となり、他のインク表面部分よりもイ
ンク9が吐出しやすい。このようにして対向電極とメニ
スカスとの間に生じる静電吸引力によって前記記録電極
付近のインク9がインク吐出口から吐出して、対向電極
とメニスカスとの間に設けられる記録紙にインク滴が付
着して記録画素を形成して記録が行われる。
【0005】図19は、特開平3−5150号公報に開
示されるインクジェット記録装置11の構成を示す図で
ある。インクジェット記録装置11は、インク12を収
容するインク収容部13と針状の記録電極14と超音波
加振手段15とを有する記録ヘッド16と、対向電極1
7と電圧印加制御手段18とを含んで構成される。
示されるインクジェット記録装置11の構成を示す図で
ある。インクジェット記録装置11は、インク12を収
容するインク収容部13と針状の記録電極14と超音波
加振手段15とを有する記録ヘッド16と、対向電極1
7と電圧印加制御手段18とを含んで構成される。
【0006】記録ヘッド16は、上端が開口した断面コ
字形の容器状に形成されたインク収容部13を備えてお
り、このインク収容部13内にはインク12が収容され
ている。インク収容部13の底部には、その中央に針状
の記録電極14が挿通する小さな挿通孔19が穿設され
ており、記録電極14は、この挿通孔19を介してイン
ク収容部13内のインク12中に配置され、その先端部
は、インク12の表面から僅かに突出している。
字形の容器状に形成されたインク収容部13を備えてお
り、このインク収容部13内にはインク12が収容され
ている。インク収容部13の底部には、その中央に針状
の記録電極14が挿通する小さな挿通孔19が穿設され
ており、記録電極14は、この挿通孔19を介してイン
ク収容部13内のインク12中に配置され、その先端部
は、インク12の表面から僅かに突出している。
【0007】前記記録電極14の下端は、超音波加振手
段15に固着されている。この超音波加振手段15は、
積層型の圧電振動子を備えている。
段15に固着されている。この超音波加振手段15は、
積層型の圧電振動子を備えている。
【0008】前記記録ヘッド16と対向する位置には、
所定の間隔をおいて記録シートの支持面としても機能す
るロール状の対向電極17が配置されている。対向電極
17は、図示しない駆動モータ等によって一定速度ある
いは間欠的に回転駆動される。また、記録電極14と対
向電極17との間には、前記電極14,17間に電界を
形成するための電圧を印加する電圧印加制御手段18が
設けられる。
所定の間隔をおいて記録シートの支持面としても機能す
るロール状の対向電極17が配置されている。対向電極
17は、図示しない駆動モータ等によって一定速度ある
いは間欠的に回転駆動される。また、記録電極14と対
向電極17との間には、前記電極14,17間に電界を
形成するための電圧を印加する電圧印加制御手段18が
設けられる。
【0009】以上の構成において、インク収容部13に
インク12を供給し、対向電極17に記録シートを巻付
けた状態で、対向電極17を回転駆動させる。この状態
で記録電極14に超音波加振手段15によって超音波振
動を与えて、この超音波振動によってインク12が搬送
されて記録電極14の先端に沿ってインク12の膜が形
成され、インク12の凸状メニスカスが形成される。記
録電極14と対向電極17との間に電圧印加制御手段1
8によって画像情報に応じてパルス電圧を印加すること
によって、記録電極14と対向電極17との間に電界が
形成される。インク12は導電性を有しているので、記
録電極14からインク12の表面に電荷が与えられ、凸
状のメニスカス先端に電荷が集中し、記録電極14と対
向電極17との間の静電吸引力によってメニスカス先端
のインク12が飛翔する。このようにして、飛翔したイ
ンク12が記録シートに付着して記録が行われる。
インク12を供給し、対向電極17に記録シートを巻付
けた状態で、対向電極17を回転駆動させる。この状態
で記録電極14に超音波加振手段15によって超音波振
動を与えて、この超音波振動によってインク12が搬送
されて記録電極14の先端に沿ってインク12の膜が形
成され、インク12の凸状メニスカスが形成される。記
録電極14と対向電極17との間に電圧印加制御手段1
8によって画像情報に応じてパルス電圧を印加すること
によって、記録電極14と対向電極17との間に電界が
形成される。インク12は導電性を有しているので、記
録電極14からインク12の表面に電荷が与えられ、凸
状のメニスカス先端に電荷が集中し、記録電極14と対
向電極17との間の静電吸引力によってメニスカス先端
のインク12が飛翔する。このようにして、飛翔したイ
ンク12が記録シートに付着して記録が行われる。
【0010】図20は特開平2−198853号公報に
開示されるインクジェットプリンタの構成を示す図であ
り、図21は図20の一部の斜視図である。
開示されるインクジェットプリンタの構成を示す図であ
り、図21は図20の一部の斜視図である。
【0011】インクジェット記録ヘッド21は、ステン
レス等の金属製角材から成るヘッド本体26を備えてお
り、このヘッド本体26には、断面形状が円形状のイン
ク流路27が貫通状に穿設されている。前記ヘッド本体
26の一側面には、所定の間隔を有するスリット状のイ
ンク吐出口28がヘッド本体26の長手方向に沿って形
成されており、このスリット状のインク吐出口28は、
インク流路27に連通している。
レス等の金属製角材から成るヘッド本体26を備えてお
り、このヘッド本体26には、断面形状が円形状のイン
ク流路27が貫通状に穿設されている。前記ヘッド本体
26の一側面には、所定の間隔を有するスリット状のイ
ンク吐出口28がヘッド本体26の長手方向に沿って形
成されており、このスリット状のインク吐出口28は、
インク流路27に連通している。
【0012】このヘッド本体26は、前記インク吐出口
28が上を向くように水平に配置され、記録シート24
がインク吐出口28の上方を通過するようになってい
る。また排出孔25は必要に応じてインクを排出するた
めに設けられる。ヘッド本体26内のインク流路27に
は、インク供給装置22からインク供給口23を介して
インクが導入され、このインクはインク流路27に連通
した前記インク吐出口28に、所定のインクメニスカス
を形成して保持される。
28が上を向くように水平に配置され、記録シート24
がインク吐出口28の上方を通過するようになってい
る。また排出孔25は必要に応じてインクを排出するた
めに設けられる。ヘッド本体26内のインク流路27に
は、インク供給装置22からインク供給口23を介して
インクが導入され、このインクはインク流路27に連通
した前記インク吐出口28に、所定のインクメニスカス
を形成して保持される。
【0013】ヘッド本体26の背面には、温度制御装置
29が配設される。前記ヘッド本体26の両端部には、
超音波励振器30と超音波吸収器31とが設けられる。
また、インク吐出口28に対向する位置には、インクを
飛翔させるための図示しない電界形成用電極が設けられ
る。超音波励振器30によって超音波を発生させ、超音
波の進行波をインク流路27および前記インク吐出口2
8内を伝播させると、超音波振動は、図22に示すよう
に粗密波であり、インクの密度は一定であるため、前記
インク吐出口28の開口端に保持されたインクの表面に
は、超音波振動の密な部分に対応した隆起部32が形成
される。このインクの隆起部32は、超音波振動の進行
に伴ってインク吐出口28の長手方向に沿って移動す
る。インク流路27およびインク吐出口28内を伝播し
た超音波は、ヘッド本体26の端部に設けられた超音波
吸収器31によって吸収され、インク流路27およびイ
ンク吐出口28には、反射波を生じないようになってい
る。
29が配設される。前記ヘッド本体26の両端部には、
超音波励振器30と超音波吸収器31とが設けられる。
また、インク吐出口28に対向する位置には、インクを
飛翔させるための図示しない電界形成用電極が設けられ
る。超音波励振器30によって超音波を発生させ、超音
波の進行波をインク流路27および前記インク吐出口2
8内を伝播させると、超音波振動は、図22に示すよう
に粗密波であり、インクの密度は一定であるため、前記
インク吐出口28の開口端に保持されたインクの表面に
は、超音波振動の密な部分に対応した隆起部32が形成
される。このインクの隆起部32は、超音波振動の進行
に伴ってインク吐出口28の長手方向に沿って移動す
る。インク流路27およびインク吐出口28内を伝播し
た超音波は、ヘッド本体26の端部に設けられた超音波
吸収器31によって吸収され、インク流路27およびイ
ンク吐出口28には、反射波を生じないようになってい
る。
【0014】図23は超音波励振器30にパルス状の電
圧を印加して発生するインクの隆起部32を示す図であ
り、図24は超音波励振器に正弦波状の電圧を印加して
発生するインクの隆起部32を示す図である。パルス状
の電圧を印加した場合には、インク表面の隆起部32は
単独で進行する。また正弦波状の電圧を印加した場合に
は、インクの表面には隆起部32が一定の周期で形成さ
れ、この隆起部32が進行する。
圧を印加して発生するインクの隆起部32を示す図であ
り、図24は超音波励振器に正弦波状の電圧を印加して
発生するインクの隆起部32を示す図である。パルス状
の電圧を印加した場合には、インク表面の隆起部32は
単独で進行する。また正弦波状の電圧を印加した場合に
は、インクの表面には隆起部32が一定の周期で形成さ
れ、この隆起部32が進行する。
【0015】このように、超音波の伝播によって生じる
インクの隆起部32には、前記電界形成用電極に画像信
号に応じて電圧が印加されることによって、静電界が生
じ、隆起部32の先端において電荷が集中し、隆起部3
2には静電吸引力が作用する。そして、隆起部32のイ
ンクは前記電界形成用電極に向かって飛翔し、前記記録
シート24に付着して記録が行われる。
インクの隆起部32には、前記電界形成用電極に画像信
号に応じて電圧が印加されることによって、静電界が生
じ、隆起部32の先端において電荷が集中し、隆起部3
2には静電吸引力が作用する。そして、隆起部32のイ
ンクは前記電界形成用電極に向かって飛翔し、前記記録
シート24に付着して記録が行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら静電吸引
方式において、メニスカス形状を制御して吐出チャネル
を選択する従来技術では、ヘッドの高密度化、低コスト
化、インク滴着地点の安定性および信頼性の確保が難し
いという問題がある。すなわち、図18に示すインクジ
ェット記録ヘッド1では、記録電極列4の各記録電極毎
に記録電源6a〜6dが個別に設けられ、制御電極列5
の各制御信号源7a〜7nが個別に設けられるので、イ
ンク9が飛翔するためには大きな電力を必要とし、駆動
コストが高くなるという問題がある。
方式において、メニスカス形状を制御して吐出チャネル
を選択する従来技術では、ヘッドの高密度化、低コスト
化、インク滴着地点の安定性および信頼性の確保が難し
いという問題がある。すなわち、図18に示すインクジ
ェット記録ヘッド1では、記録電極列4の各記録電極毎
に記録電源6a〜6dが個別に設けられ、制御電極列5
の各制御信号源7a〜7nが個別に設けられるので、イ
ンク9が飛翔するためには大きな電力を必要とし、駆動
コストが高くなるという問題がある。
【0017】図19に示すインクジェット記録装置で
は、ヘッドを高密度化しようとすると、針状の記録電極
14を高密度で設ける必要があり、またこれを駆動する
ために超音波加振手段15がそれぞれ必要となるので、
超音波加振手段15を小形化し、高密度実装を行わなけ
ればならなくなり、ヘッドの高密度化は困難である。
は、ヘッドを高密度化しようとすると、針状の記録電極
14を高密度で設ける必要があり、またこれを駆動する
ために超音波加振手段15がそれぞれ必要となるので、
超音波加振手段15を小形化し、高密度実装を行わなけ
ればならなくなり、ヘッドの高密度化は困難である。
【0018】図20〜図24に示すインクジェットプリ
ンタでは、インク吐出口28はスリット状であり、イン
ク隆起部32は常に移動しているので、インクを正確か
つ特定位置に飛翔させることは温度等による波の伝播速
度の変化によって難しく、またインクの粘性による波の
減衰も問題となり、インク滴着地点の安定性および信頼
性の確保が難しいという問題がある。
ンタでは、インク吐出口28はスリット状であり、イン
ク隆起部32は常に移動しているので、インクを正確か
つ特定位置に飛翔させることは温度等による波の伝播速
度の変化によって難しく、またインクの粘性による波の
減衰も問題となり、インク滴着地点の安定性および信頼
性の確保が難しいという問題がある。
【0019】本発明の目的は、インクの微小滴の生成お
よび飛翔が低電圧で行うことができ、インクジェットヘ
ッドの高密度化、低コスト化を図ることができ、インク
滴着地点の安定性および信頼性を向上することができる
インクジェットヘッドおよびそれを備えるインクジェッ
ト記録装置を提供することである。
よび飛翔が低電圧で行うことができ、インクジェットヘ
ッドの高密度化、低コスト化を図ることができ、インク
滴着地点の安定性および信頼性を向上することができる
インクジェットヘッドおよびそれを備えるインクジェッ
ト記録装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、インク滴付着
媒体に臨んで開口するインク吐出口を有する複数のイン
ク通路が個別に仕切られて形成され、各インク通路はイ
ンクが貯留される貯留部に共通に連通して各インク通路
にインクが導かれ、インク滴付着媒体とインク吐出口か
ら前記インク滴付着媒体に対向するインク界面との間に
チャネル選択電圧を印加して、インク界面からインク滴
をインク滴付着媒体に静電吸引力によって飛翔させるイ
ンクジェットヘッドにおいて、各インク通路内には、各
インク通路内のインクに弾性波を与える弾性波発生手段
が、各インク通路毎に個別に設けられることを特徴とす
るインクジェットヘッドである。本発明に従えば、各イ
ンク通路内には各インク通路内のインクに弾性波を与え
る弾性波発生手段が各インク通路毎に個別に設けられる
ので、各インク通路のインク吐出口に個別にインク界面
を凸形状に形成させることができ、各インク通路毎にイ
ンクの微小滴を生成および飛翔させることができ、また
弾性波発生手段を各インク通路毎に設けてインクジェッ
トヘッドの高密度化を図ることができるとともに、イン
ク滴の着地点の安定性および信頼性を向上することがで
きる。
媒体に臨んで開口するインク吐出口を有する複数のイン
ク通路が個別に仕切られて形成され、各インク通路はイ
ンクが貯留される貯留部に共通に連通して各インク通路
にインクが導かれ、インク滴付着媒体とインク吐出口か
ら前記インク滴付着媒体に対向するインク界面との間に
チャネル選択電圧を印加して、インク界面からインク滴
をインク滴付着媒体に静電吸引力によって飛翔させるイ
ンクジェットヘッドにおいて、各インク通路内には、各
インク通路内のインクに弾性波を与える弾性波発生手段
が、各インク通路毎に個別に設けられることを特徴とす
るインクジェットヘッドである。本発明に従えば、各イ
ンク通路内には各インク通路内のインクに弾性波を与え
る弾性波発生手段が各インク通路毎に個別に設けられる
ので、各インク通路のインク吐出口に個別にインク界面
を凸形状に形成させることができ、各インク通路毎にイ
ンクの微小滴を生成および飛翔させることができ、また
弾性波発生手段を各インク通路毎に設けてインクジェッ
トヘッドの高密度化を図ることができるとともに、イン
ク滴の着地点の安定性および信頼性を向上することがで
きる。
【0021】また本発明の弾性波発生手段は、各インク
通路内のインクに周波数が1〜16kHzの圧力波を与
える圧力波発生用圧電素子であることを特徴とする。本
発明に従えば、弾性波発生手段は、各インク通路内のイ
ンクに周波数が1〜16kHzの圧力波を与える圧力波
発生用圧電素子であるので、発生した圧力波はインク吐
出口のインク界面形状を前記周波数に基づく周期でイン
ク滴付着媒体に向けて凸形状に突出させることができ
る。
通路内のインクに周波数が1〜16kHzの圧力波を与
える圧力波発生用圧電素子であることを特徴とする。本
発明に従えば、弾性波発生手段は、各インク通路内のイ
ンクに周波数が1〜16kHzの圧力波を与える圧力波
発生用圧電素子であるので、発生した圧力波はインク吐
出口のインク界面形状を前記周波数に基づく周期でイン
ク滴付着媒体に向けて凸形状に突出させることができ
る。
【0022】また本発明の弾性波発生手段は、各インク
通路内のインクに、インク界面に向かって進行する周波
数が1〜300MHzの表面弾性波を与える表面弾性波
発生用圧電素子であることを特徴とする。本発明に従え
ば、弾性波発生手段は、各インク通路内のインクに、イ
ンク界面に向かって進行する周波数が1〜300MHz
の表面弾性波を与える表面弾性波発生用圧電素子である
ので、発生した表面弾性波はインク吐出口のインク界面
に微小突起を前記周波数に基づく周期で形成し、静電吸
引力によって容易にインク滴を飛翔させることができ
る。
通路内のインクに、インク界面に向かって進行する周波
数が1〜300MHzの表面弾性波を与える表面弾性波
発生用圧電素子であることを特徴とする。本発明に従え
ば、弾性波発生手段は、各インク通路内のインクに、イ
ンク界面に向かって進行する周波数が1〜300MHz
の表面弾性波を与える表面弾性波発生用圧電素子である
ので、発生した表面弾性波はインク吐出口のインク界面
に微小突起を前記周波数に基づく周期で形成し、静電吸
引力によって容易にインク滴を飛翔させることができ
る。
【0023】また本発明の弾性波発生手段は、各インク
通路内のインクに、周波数が1〜16kHzの圧力波
と、インク界面に向けて進行する周波数が1〜300M
Hzの表面弾性波とを重畳して与える重畳弾性波発生用
圧電素子であることを特徴とする。本発明に従えば、弾
性波発生手段は、各インク通路内のインクに圧力波と表
面弾性波とを重畳して与える重畳弾性波発生用圧電素子
であるので、発生した重畳弾性波は、インク吐出口のイ
ンク界面を圧力波の周波数に基づく周期で凸形状にさ
せ、かつその表面に微小突起を表面弾性波の周期に基づ
く周期で形成し、静電吸引力によって容易に飛翔させる
ことができる。
通路内のインクに、周波数が1〜16kHzの圧力波
と、インク界面に向けて進行する周波数が1〜300M
Hzの表面弾性波とを重畳して与える重畳弾性波発生用
圧電素子であることを特徴とする。本発明に従えば、弾
性波発生手段は、各インク通路内のインクに圧力波と表
面弾性波とを重畳して与える重畳弾性波発生用圧電素子
であるので、発生した重畳弾性波は、インク吐出口のイ
ンク界面を圧力波の周波数に基づく周期で凸形状にさ
せ、かつその表面に微小突起を表面弾性波の周期に基づ
く周期で形成し、静電吸引力によって容易に飛翔させる
ことができる。
【0024】また本発明の圧電素子は、基板の前記イン
ク通路に臨む一表面上に形成される共通電極と、共通電
極上のインク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除
く残余の領域に形成される圧電膜と、圧電膜上に形成さ
れる個別電極とを有することを特徴とする。本発明に従
えば、圧電素子は基板上に形成される共通電極と共通電
極上に形成される圧電膜と圧電膜上に形成される個別電
極とを有する。共通電極はインク吐出口付近のチャネル
選択用電極部分と、圧電膜に弾性波を発生させるための
個別電極との間に電界を形成する電極部分とを含んでい
るので、前記電極部分を分割して回路を構成するときよ
りも配線数を減らすことができ、回路の低コスト化を図
ることができる。
ク通路に臨む一表面上に形成される共通電極と、共通電
極上のインク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除
く残余の領域に形成される圧電膜と、圧電膜上に形成さ
れる個別電極とを有することを特徴とする。本発明に従
えば、圧電素子は基板上に形成される共通電極と共通電
極上に形成される圧電膜と圧電膜上に形成される個別電
極とを有する。共通電極はインク吐出口付近のチャネル
選択用電極部分と、圧電膜に弾性波を発生させるための
個別電極との間に電界を形成する電極部分とを含んでい
るので、前記電極部分を分割して回路を構成するときよ
りも配線数を減らすことができ、回路の低コスト化を図
ることができる。
【0025】また本発明の圧電素子は、基板の前記イン
ク通路に臨む一表面上に形成される共通電極と、共通電
極上のインク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除
く残余の領域に形成される圧電膜と、圧電膜上に面状に
形成される圧力波発生用の個別電極とを有することを特
徴とする。本発明に従えば、圧電膜上に形成される個別
電極は面状であり、共通電極と個別電極との間に電圧が
印加されるので、圧電素子はインク界面全面を凸形状に
形成する圧力波を発生させることができる。
ク通路に臨む一表面上に形成される共通電極と、共通電
極上のインク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除
く残余の領域に形成される圧電膜と、圧電膜上に面状に
形成される圧力波発生用の個別電極とを有することを特
徴とする。本発明に従えば、圧電膜上に形成される個別
電極は面状であり、共通電極と個別電極との間に電圧が
印加されるので、圧電素子はインク界面全面を凸形状に
形成する圧力波を発生させることができる。
【0026】また本発明の圧電素子は、基板の前記イン
ク通路に臨む一表面上に形成される共通電極と、共通電
極上のインク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除
く残余の領域に形成される圧電膜と、圧電膜上にその圧
電膜の長手方向に相互に間隔をあけて櫛歯状にそれぞれ
形成される2つの表面弾性波発生用の個別電極とを有す
ることを特徴とする。本発明に従えば、圧電膜上に形成
される2つの個別電極は圧電膜の長手方向に相互に間隔
をあけて櫛歯状にそれぞれ形成され、各個別電極間に電
圧が印加されるので、圧電素子はインク界面に微小突起
を形成する表面弾性波を発生させることができる。
ク通路に臨む一表面上に形成される共通電極と、共通電
極上のインク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除
く残余の領域に形成される圧電膜と、圧電膜上にその圧
電膜の長手方向に相互に間隔をあけて櫛歯状にそれぞれ
形成される2つの表面弾性波発生用の個別電極とを有す
ることを特徴とする。本発明に従えば、圧電膜上に形成
される2つの個別電極は圧電膜の長手方向に相互に間隔
をあけて櫛歯状にそれぞれ形成され、各個別電極間に電
圧が印加されるので、圧電素子はインク界面に微小突起
を形成する表面弾性波を発生させることができる。
【0027】また本発明の圧電素子は、基板の前記イン
ク通路に臨む一表面上に形成される共通電極と、共通電
極上のインク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除
く残余の領域に形成される圧電膜と、圧電膜上に面状に
形成される圧力波発生用の個別電極と、圧電膜上に前記
圧力波発生用の個別電極よりもインク吐出口寄りに、そ
の圧電膜の長手方向に相互に間隔をあけて櫛歯状にそれ
ぞれ形成される2つの表面弾性波発生用の個別電極とを
有することを特徴とする。本発明に従えば、圧電膜上に
形成される個別電極は面状に形成される個別電極と2つ
の櫛歯状に形成される個別電極とを有し、共通電極と面
状の個別電極との間および各櫛歯状の個別電極間に電圧
が印加されるので、圧電素子はインク界面全面を凸形状
に形成し、かつその表面に微小突起を形成する重畳弾性
波を発生させることができる。
ク通路に臨む一表面上に形成される共通電極と、共通電
極上のインク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除
く残余の領域に形成される圧電膜と、圧電膜上に面状に
形成される圧力波発生用の個別電極と、圧電膜上に前記
圧力波発生用の個別電極よりもインク吐出口寄りに、そ
の圧電膜の長手方向に相互に間隔をあけて櫛歯状にそれ
ぞれ形成される2つの表面弾性波発生用の個別電極とを
有することを特徴とする。本発明に従えば、圧電膜上に
形成される個別電極は面状に形成される個別電極と2つ
の櫛歯状に形成される個別電極とを有し、共通電極と面
状の個別電極との間および各櫛歯状の個別電極間に電圧
が印加されるので、圧電素子はインク界面全面を凸形状
に形成し、かつその表面に微小突起を形成する重畳弾性
波を発生させることができる。
【0028】また本発明の共通電極には個別電極の一端
が接続され、前記電極間には、前記インク界面からイン
ク滴をインク滴付着媒体に静電吸引力によって飛翔させ
るために弾性波を発生させるための弾性波発生用電圧を
重畳させたチャネル選択電圧が印加されることを特徴と
する。本発明に従えば、共通電極には個別電極の一端が
接続される。すなわち、共通電極は個別電極の対向する
電極を共有するので、各チャネル当たりの配線数を減ら
すことができる。また前記電極間に前記チャネル選択電
圧が印加されるので、チャネルが選択されると圧電素子
によって弾性波を発生させることができる。
が接続され、前記電極間には、前記インク界面からイン
ク滴をインク滴付着媒体に静電吸引力によって飛翔させ
るために弾性波を発生させるための弾性波発生用電圧を
重畳させたチャネル選択電圧が印加されることを特徴と
する。本発明に従えば、共通電極には個別電極の一端が
接続される。すなわち、共通電極は個別電極の対向する
電極を共有するので、各チャネル当たりの配線数を減ら
すことができる。また前記電極間に前記チャネル選択電
圧が印加されるので、チャネルが選択されると圧電素子
によって弾性波を発生させることができる。
【0029】また本発明は、インク滴付着媒体と、イン
ク滴付着媒体のインク滴付着面に臨んで開口するインク
吐出口を有する複数のインク通路が個別に仕切られて形
成され、各インク通路はインクが貯蔵される貯留部に共
有に連通して各インク通路にインクが導かれ、各インク
通路内には各インク通路内のインクに弾性波を与える弾
性波発生手段が、各インク通路毎に個別に設けられ、こ
の弾性波発生手段によってインク通路内のインクに弾性
波を与えながらインク滴付着媒体とインク吐出口のイン
ク界面との間にチャネル選択電圧を印加して静電吸引力
を発生させ、インク界面からインク滴をインク滴付着媒
体のインク滴付着面に飛翔させるインクジェットヘッド
と、インク滴付着媒体の予め定める転写領域に設けら
れ、記録紙の記録領域をインク滴付着媒体のインク滴付
着面に臨ませて、前記記録紙を予め定める送り速度で間
欠的に移動させて前記記録領域を順次的に更新する記録
紙送り手段と、インク滴付着媒体のインク滴付着面のイ
ンク滴が付着した領域が前記転写領域に配置されたと
き、インク付着媒体を記録紙の記録領域に近接する方向
に押圧して、前記インク滴が付着した領域を記録紙の記
録領域に接触させて転写する転写手段とを含むことを特
徴とするインクジェット記録装置である。本発明に従え
ば、インクジェットヘッドのインク吐出口に近接して配
置されるので、インク滴の生成および飛翔に必要な電圧
を低くすることできる。またインクジェットヘッド記録
装置は、インクジェットヘッドからインクの微小滴がイ
ンク付着媒体に向かって飛翔し、付着したインクの微小
滴はインク滴付着媒体を介して記録紙の記録領域に転写
して記録するので、解像度が高く、質および印字または
印画像を得ることができる。
ク滴付着媒体のインク滴付着面に臨んで開口するインク
吐出口を有する複数のインク通路が個別に仕切られて形
成され、各インク通路はインクが貯蔵される貯留部に共
有に連通して各インク通路にインクが導かれ、各インク
通路内には各インク通路内のインクに弾性波を与える弾
性波発生手段が、各インク通路毎に個別に設けられ、こ
の弾性波発生手段によってインク通路内のインクに弾性
波を与えながらインク滴付着媒体とインク吐出口のイン
ク界面との間にチャネル選択電圧を印加して静電吸引力
を発生させ、インク界面からインク滴をインク滴付着媒
体のインク滴付着面に飛翔させるインクジェットヘッド
と、インク滴付着媒体の予め定める転写領域に設けら
れ、記録紙の記録領域をインク滴付着媒体のインク滴付
着面に臨ませて、前記記録紙を予め定める送り速度で間
欠的に移動させて前記記録領域を順次的に更新する記録
紙送り手段と、インク滴付着媒体のインク滴付着面のイ
ンク滴が付着した領域が前記転写領域に配置されたと
き、インク付着媒体を記録紙の記録領域に近接する方向
に押圧して、前記インク滴が付着した領域を記録紙の記
録領域に接触させて転写する転写手段とを含むことを特
徴とするインクジェット記録装置である。本発明に従え
ば、インクジェットヘッドのインク吐出口に近接して配
置されるので、インク滴の生成および飛翔に必要な電圧
を低くすることできる。またインクジェットヘッド記録
装置は、インクジェットヘッドからインクの微小滴がイ
ンク付着媒体に向かって飛翔し、付着したインクの微小
滴はインク滴付着媒体を介して記録紙の記録領域に転写
して記録するので、解像度が高く、質および印字または
印画像を得ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるインクジェットヘッド41を示す分解斜視図であ
る。インクジェットヘッド41は、カバープレート42
と基板43と弾性波発生手段である複数の表面弾性波発
生用圧電素子44とを含んで構成される。カバープレー
ト42は長方形状板であり、カバープレート42には、
インク通路であるチャネル45とインク貯留部46とイ
ンク供給管47とが設けられる。各チャネル45は、対
向する一対の面の一端に連なり、各内面にそれぞれ垂直
な面から成るカバープレート42に設けられる凹溝であ
る。また各チャネル45は、相互に間隔をあけて平行に
それぞれ設けられる。各チャネル45の一端は図示しな
いインク滴付着媒体に臨んでそれぞれ開口し、インク吐
出口48を形成する。各チャネル45の他端は、導電性
インク(以下、単にインクと記す)が貯留されるインク
貯留部46に共通に連通する。カバープレート41のイ
ンク貯留部46付近の一側部には、インク貯留部46に
向かって延びる貫通孔49を有するインク供給管47が
突出して設けられる。
あるインクジェットヘッド41を示す分解斜視図であ
る。インクジェットヘッド41は、カバープレート42
と基板43と弾性波発生手段である複数の表面弾性波発
生用圧電素子44とを含んで構成される。カバープレー
ト42は長方形状板であり、カバープレート42には、
インク通路であるチャネル45とインク貯留部46とイ
ンク供給管47とが設けられる。各チャネル45は、対
向する一対の面の一端に連なり、各内面にそれぞれ垂直
な面から成るカバープレート42に設けられる凹溝であ
る。また各チャネル45は、相互に間隔をあけて平行に
それぞれ設けられる。各チャネル45の一端は図示しな
いインク滴付着媒体に臨んでそれぞれ開口し、インク吐
出口48を形成する。各チャネル45の他端は、導電性
インク(以下、単にインクと記す)が貯留されるインク
貯留部46に共通に連通する。カバープレート41のイ
ンク貯留部46付近の一側部には、インク貯留部46に
向かって延びる貫通孔49を有するインク供給管47が
突出して設けられる。
【0031】基板43は、シリコンから成る長方形状板
である。基板43上には、複数の表面弾性波発生用圧電
素子44が設けられる。各圧電素子44は、共通電極5
0と圧電膜51と個別電極52とを含んで構成される。
各共通電極50は基板43の各チャネル45に臨む一表
面上に形成され、各チャネル45の間隔と同じ間隔を有
し、基板43の長手方向全体にわたって櫛歯状にそれぞ
れ設けられる。圧電膜51は、インク吐出口48付近を
除く共通電極50上の予め定められた領域に水熱法によ
って形成される。
である。基板43上には、複数の表面弾性波発生用圧電
素子44が設けられる。各圧電素子44は、共通電極5
0と圧電膜51と個別電極52とを含んで構成される。
各共通電極50は基板43の各チャネル45に臨む一表
面上に形成され、各チャネル45の間隔と同じ間隔を有
し、基板43の長手方向全体にわたって櫛歯状にそれぞ
れ設けられる。圧電膜51は、インク吐出口48付近を
除く共通電極50上の予め定められた領域に水熱法によ
って形成される。
【0032】個別電極52は、圧電膜51上に設けられ
る。この個別電極52は、圧電膜51の一端部付近の共
通電極50からその長手方向に延びる第1延在部53
と、第1延在部53に垂直かつ相互の予め定められる間
隔をあけてそれぞれ形成される複数の第1電極54と、
共通電極50と間隔をあけて平行に設けられる第1電極
部分55と、第1電極部分55の一端から圧電膜51上
に延びる第2電極部分56と、第2電極部分56の一端
から前記第1延在部53に相互に間隔をあけて平行に延
びる第2延在部57と、第2延在部から第1延在部に向
かって垂直かつ各第1電極54と同じ間隔を成して形成
される第2電極58とによって構成される櫛歯状電極で
ある。
る。この個別電極52は、圧電膜51の一端部付近の共
通電極50からその長手方向に延びる第1延在部53
と、第1延在部53に垂直かつ相互の予め定められる間
隔をあけてそれぞれ形成される複数の第1電極54と、
共通電極50と間隔をあけて平行に設けられる第1電極
部分55と、第1電極部分55の一端から圧電膜51上
に延びる第2電極部分56と、第2電極部分56の一端
から前記第1延在部53に相互に間隔をあけて平行に延
びる第2延在部57と、第2延在部から第1延在部に向
かって垂直かつ各第1電極54と同じ間隔を成して形成
される第2電極58とによって構成される櫛歯状電極で
ある。
【0033】カバープレート42と基板43とは、各チ
ャネル45毎に各圧電素子44がそれぞれ収納されるよ
うに固定される。
ャネル45毎に各圧電素子44がそれぞれ収納されるよ
うに固定される。
【0034】各チャネル45内には、各チャネル45内
のインクに弾性波を与える各圧電素子44が各チャネル
45毎に個別に設けられるので、各チャネル45のイン
ク吐出口48に個別にインク界面(以下、メニスカスと
称することもある)を突出させることができ、各チャネ
ル毎にインクの微小滴を生成および飛翔させることがで
き、また前記圧電素子を各チャネル毎に設けてインクジ
ェットヘッド41の高密度化を図ることができる。ま
た、個別電極52の一端は共通電極50に接続され、共
通電極50は、インク吐出口48付近のチャネル選択用
電極部分と、圧電膜51に弾性波を発生させるための個
別電極52との間に電界を形成する電極部分とを含んで
いるので、前記両電極部分を分割して回路を構成すると
きよりも各チャネル45当たりの配線数を減らすことが
でき、回路の低コスト化を図ることができる。また、弾
性波はインク吐出口48に向かって進行して、インク吐
出口48からインク滴を吐出させるので、選択されたチ
ャネル45からインク滴を吐出させ、温度等の外乱によ
らず、インク滴を所望の位置へ着地させることができ、
インク滴着地点の安定性および信頼性を向上することが
できる。
のインクに弾性波を与える各圧電素子44が各チャネル
45毎に個別に設けられるので、各チャネル45のイン
ク吐出口48に個別にインク界面(以下、メニスカスと
称することもある)を突出させることができ、各チャネ
ル毎にインクの微小滴を生成および飛翔させることがで
き、また前記圧電素子を各チャネル毎に設けてインクジ
ェットヘッド41の高密度化を図ることができる。ま
た、個別電極52の一端は共通電極50に接続され、共
通電極50は、インク吐出口48付近のチャネル選択用
電極部分と、圧電膜51に弾性波を発生させるための個
別電極52との間に電界を形成する電極部分とを含んで
いるので、前記両電極部分を分割して回路を構成すると
きよりも各チャネル45当たりの配線数を減らすことが
でき、回路の低コスト化を図ることができる。また、弾
性波はインク吐出口48に向かって進行して、インク吐
出口48からインク滴を吐出させるので、選択されたチ
ャネル45からインク滴を吐出させ、温度等の外乱によ
らず、インク滴を所望の位置へ着地させることができ、
インク滴着地点の安定性および信頼性を向上することが
できる。
【0035】ここで、インクジェットヘッド41の諸寸
法は、チャネル幅bはたとえば50μm程度、チャネル
高さhはたとえば60μm程度、チャネル長さLはたと
えば30mm程度、チャネル間隔p1はたとえば80μ
m程度である。また第1および第2延在部53,57の
長さL1,L2はたとえばそれぞれ4mm程度、第1お
よび第2電極54,58間のピッチp2はたとえば20
0μm程度、第1および第2延在部53,57間の距離
dはたとえば60μm程度である。
法は、チャネル幅bはたとえば50μm程度、チャネル
高さhはたとえば60μm程度、チャネル長さLはたと
えば30mm程度、チャネル間隔p1はたとえば80μ
m程度である。また第1および第2延在部53,57の
長さL1,L2はたとえばそれぞれ4mm程度、第1お
よび第2電極54,58間のピッチp2はたとえば20
0μm程度、第1および第2延在部53,57間の距離
dはたとえば60μm程度である。
【0036】上記の本発明の実施の形態において、個別
電極52の形状は、櫛歯状電極であったが、電極形状は
面状、または面状と櫛歯状とを組合わせた形状であって
もよい。
電極52の形状は、櫛歯状電極であったが、電極形状は
面状、または面状と櫛歯状とを組合わせた形状であって
もよい。
【0037】図2は、インクジェット記録装置の記録部
61の構成を示す斜視図である。記録部61は、4つの
インクジェットヘッド41と対向電極62とをインク滴
付着媒体である中間転写ベルト63と記録電源64とチ
ャネル選択手段65とを含む。各インクジェットヘッド
41には、ブラック(黒)、シアン(青)、マゼンタ
(赤)およびイエロ(黄)に着色されたインクがそれぞ
れ満たされる。各インクジェットヘッド41は中間転写
ベルト63の長手方向に対して垂直な方向にインク吐出
口列59を整列して配置され、そのインク吐出口48に
対向して中間転写ベルト63および対向電極62がこの
順序で間隔をあけて配置される。中間転写ベルト63は
誘電体であり、たとえばポリエーテルイミドに錫微粒子
を分散させた材料から成る無端状のベルトである。各イ
ンクジェットヘッド41と対向電極62との間の距離D
は、たとえば0.2〜1mm程度である。対向電極62
とインクジェットヘッド41との間には、記録電源64
およびチャネル選択手段65が直列に接続され、前記共
通電極と対向電極62との間に記録電源64の電圧Vb
が印加される。記録電源64の印加電圧Vbは、たとえ
ば1〜2.5kVである。チャネル選択手段65は、記
録情報に応じて、各チャネル45の圧電素子にチャネル
選択電圧Vcを印加する。このチャネル選択電圧Vc
は、たとえば200〜300Vのパルス状電圧である。
61の構成を示す斜視図である。記録部61は、4つの
インクジェットヘッド41と対向電極62とをインク滴
付着媒体である中間転写ベルト63と記録電源64とチ
ャネル選択手段65とを含む。各インクジェットヘッド
41には、ブラック(黒)、シアン(青)、マゼンタ
(赤)およびイエロ(黄)に着色されたインクがそれぞ
れ満たされる。各インクジェットヘッド41は中間転写
ベルト63の長手方向に対して垂直な方向にインク吐出
口列59を整列して配置され、そのインク吐出口48に
対向して中間転写ベルト63および対向電極62がこの
順序で間隔をあけて配置される。中間転写ベルト63は
誘電体であり、たとえばポリエーテルイミドに錫微粒子
を分散させた材料から成る無端状のベルトである。各イ
ンクジェットヘッド41と対向電極62との間の距離D
は、たとえば0.2〜1mm程度である。対向電極62
とインクジェットヘッド41との間には、記録電源64
およびチャネル選択手段65が直列に接続され、前記共
通電極と対向電極62との間に記録電源64の電圧Vb
が印加される。記録電源64の印加電圧Vbは、たとえ
ば1〜2.5kVである。チャネル選択手段65は、記
録情報に応じて、各チャネル45の圧電素子にチャネル
選択電圧Vcを印加する。このチャネル選択電圧Vc
は、たとえば200〜300Vのパルス状電圧である。
【0038】ここで前述の表面弾性波発生用圧電素子4
4に周波数がx〜300MHzの表面弾性波を発生させ
る電圧が重畳するチャネル選択電圧Vcが印加される
と、各櫛歯状電極間のひずみによって後述する表面弾性
波が生じ、かつ櫛歯状電極と共通電極との間の圧電膜の
ひずみによって、圧力波が生じる。この圧力波は後述す
る前記櫛歯状電極に代えて面状とした電極によって発生
されるひずみよりも小さいひずみが生じる。
4に周波数がx〜300MHzの表面弾性波を発生させ
る電圧が重畳するチャネル選択電圧Vcが印加される
と、各櫛歯状電極間のひずみによって後述する表面弾性
波が生じ、かつ櫛歯状電極と共通電極との間の圧電膜の
ひずみによって、圧力波が生じる。この圧力波は後述す
る前記櫛歯状電極に代えて面状とした電極によって発生
されるひずみよりも小さいひずみが生じる。
【0039】したがって上記櫛歯状電極を用いて圧力波
を発生させたときのメニスカスは面状電極によって生じ
るメニスカスの凸形よりも小さいけれども、この小さい
凸形メニスカスには、少なくともインク吐出口48より
も突出して後述の微小突起を形成することができる。こ
の微小突起には、電荷が集中して、静電吸引力によって
インク吐出口48から中間転写ベルト63に向かって、
インクの微小滴が飛翔し、中間転写ベルト63のインク
滴着面に付着する。また、4つのインクジェットヘッド
41を備える記録ヘッドの寸法は、幅Bはたとえば20
mm程度、高さHはたとえば40mm程度、長さL3は
たとえば50mm程度である。
を発生させたときのメニスカスは面状電極によって生じ
るメニスカスの凸形よりも小さいけれども、この小さい
凸形メニスカスには、少なくともインク吐出口48より
も突出して後述の微小突起を形成することができる。こ
の微小突起には、電荷が集中して、静電吸引力によって
インク吐出口48から中間転写ベルト63に向かって、
インクの微小滴が飛翔し、中間転写ベルト63のインク
滴着面に付着する。また、4つのインクジェットヘッド
41を備える記録ヘッドの寸法は、幅Bはたとえば20
mm程度、高さHはたとえば40mm程度、長さL3は
たとえば50mm程度である。
【0040】図3は、本発明のインクジェットヘッド4
1を備えるカラーシリアルプリンタ71の構成図であ
る。インクジェット記録装置であるカラーシリアルプリ
ンタ71は、複数のインクジェットヘッド41と中間転
写ベルト63と一対のプーリ72と転写手段である転写
ローラ73と記録紙送り手段であるプラテン75とを含
んで構成される。
1を備えるカラーシリアルプリンタ71の構成図であ
る。インクジェット記録装置であるカラーシリアルプリ
ンタ71は、複数のインクジェットヘッド41と中間転
写ベルト63と一対のプーリ72と転写手段である転写
ローラ73と記録紙送り手段であるプラテン75とを含
んで構成される。
【0041】各インクジェットヘッド41は、前述のよ
うにそれぞれ4色に各色毎に設けられ、中間転写ベルト
63の長手方向に対して垂直な方向にインク吐出口列を
整列して配置される。中間転写ベルト63は、インク滴
付着面77が図示しない対向電極が設けられるインク滴
付着領域D1でインクジェットヘッド41のインク吐出
口に近接して配置される。
うにそれぞれ4色に各色毎に設けられ、中間転写ベルト
63の長手方向に対して垂直な方向にインク吐出口列を
整列して配置される。中間転写ベルト63は、インク滴
付着面77が図示しない対向電極が設けられるインク滴
付着領域D1でインクジェットヘッド41のインク吐出
口に近接して配置される。
【0042】一対のプーリ72a,72bは、主走査方
向に垂直な回転軸線まわりに図示しないプーリ駆動手段
によって回転可能に設けられる駆動側プーリ72aと駆
動側プーリ72aと主走査方向に間隔をあけて主走査方
向に垂直な回転軸線まわりに回転自在に設けられる従動
側プーリ72bとからなる。各プーリ72a,72b間
には無帯状の中間転写ベルト63が巻掛けられて張架さ
れる。ここで中間転写ベルト63の寸法は、たとえば幅
1/2インチ、厚さ60μm、周長66cmである。
向に垂直な回転軸線まわりに図示しないプーリ駆動手段
によって回転可能に設けられる駆動側プーリ72aと駆
動側プーリ72aと主走査方向に間隔をあけて主走査方
向に垂直な回転軸線まわりに回転自在に設けられる従動
側プーリ72bとからなる。各プーリ72a,72b間
には無帯状の中間転写ベルト63が巻掛けられて張架さ
れる。ここで中間転写ベルト63の寸法は、たとえば幅
1/2インチ、厚さ60μm、周長66cmである。
【0043】中間転写ベルト63の一方の張架部分80
aと他方の張架部分80bとの間かつ各プーリ72a,
72b間には、転写ローラ73が設けられる。
aと他方の張架部分80bとの間かつ各プーリ72a,
72b間には、転写ローラ73が設けられる。
【0044】転写ローラ73は、回転自在かつ移動可能
に設けられ、記録時においてはプラテン75に支持され
る記録紙74に中間転写ベルト63を記録紙74の記録
領域にわたって押圧可能な位置に設けられる。プラテン
75は、記録紙74の幅方向長さよりも長い軸線まわり
に回転自在に設けられ、かつゴムなどの弾発性および可
撓性を有する材料から成る円筒体78とその軸線を通り
前記円筒体78を挿通し、かつ軸線方向長さよりも長い
長さを有する軸79とから構成される。プラテン75の
回転軸線は、主走査方向と平行な方向になるように設け
られる。またプラテン75は、中間転写ベルト63の予
め定める転写領域に設けられ、記録紙74の記録領域D
2を中間転写ベルト63のインク滴付着面77に臨ませ
て前記記録紙74を予め定める送り速度で間欠的に移動
させて前記記録領域D2を順次的に更新する図示しない
プラテン駆動手段を有している。これによってプラテン
75を送り方向に回転させることによって、記録紙74
は副走査方向に移動することができる。またクリーナ7
6は、記録紙74へのインク滴の転写後において、残存
するインク滴を除去するために設けられる。
に設けられ、記録時においてはプラテン75に支持され
る記録紙74に中間転写ベルト63を記録紙74の記録
領域にわたって押圧可能な位置に設けられる。プラテン
75は、記録紙74の幅方向長さよりも長い軸線まわり
に回転自在に設けられ、かつゴムなどの弾発性および可
撓性を有する材料から成る円筒体78とその軸線を通り
前記円筒体78を挿通し、かつ軸線方向長さよりも長い
長さを有する軸79とから構成される。プラテン75の
回転軸線は、主走査方向と平行な方向になるように設け
られる。またプラテン75は、中間転写ベルト63の予
め定める転写領域に設けられ、記録紙74の記録領域D
2を中間転写ベルト63のインク滴付着面77に臨ませ
て前記記録紙74を予め定める送り速度で間欠的に移動
させて前記記録領域D2を順次的に更新する図示しない
プラテン駆動手段を有している。これによってプラテン
75を送り方向に回転させることによって、記録紙74
は副走査方向に移動することができる。またクリーナ7
6は、記録紙74へのインク滴の転写後において、残存
するインク滴を除去するために設けられる。
【0045】記録紙74への記録動作を説明すると、記
録情報に応じてインクジェットヘッド41のインク吐出
口からインク滴がインク滴付着領域D1のインク滴付着
面77に付着する。このとき転写ローラ73は中間転写
ベルト63を押圧できない位置に配置されている。次に
各プーリ72a,72bを矢符A方向に回転させて予め
定める転写領域に中間転写ベルト63のインク滴付着面
77のインク滴が付着した領域を移動させ、記録紙74
を矢符B方向に予め定める速度で移動させる。次に転写
ローラ73は、中間転写ベルト63を押圧可能な位置に
移動した後、中間転写ベルト63を記録紙74の記録領
域D2に近接する方向に押圧して前記インク滴が付着し
た領域を記録紙74の記録領域に接触させて記録紙74
にインク滴を転写する。次に押圧ローラ73の中間転写
ベルト63への押圧状態を解除して、中間転写ベルト6
3および記録紙74を矢符AおよびB方向に移動させ
て、クリーナ76によってインク滴付着面77の残余の
インク滴を除去する。
録情報に応じてインクジェットヘッド41のインク吐出
口からインク滴がインク滴付着領域D1のインク滴付着
面77に付着する。このとき転写ローラ73は中間転写
ベルト63を押圧できない位置に配置されている。次に
各プーリ72a,72bを矢符A方向に回転させて予め
定める転写領域に中間転写ベルト63のインク滴付着面
77のインク滴が付着した領域を移動させ、記録紙74
を矢符B方向に予め定める速度で移動させる。次に転写
ローラ73は、中間転写ベルト63を押圧可能な位置に
移動した後、中間転写ベルト63を記録紙74の記録領
域D2に近接する方向に押圧して前記インク滴が付着し
た領域を記録紙74の記録領域に接触させて記録紙74
にインク滴を転写する。次に押圧ローラ73の中間転写
ベルト63への押圧状態を解除して、中間転写ベルト6
3および記録紙74を矢符AおよびB方向に移動させ
て、クリーナ76によってインク滴付着面77の残余の
インク滴を除去する。
【0046】中間転写ベルト63のインク付着面77
は、インクジェットヘッド41のインク吐出口に近接し
て配置されるので、低電圧でインク滴の生成および飛翔
を行うことができる。また、カラーシリアルプリンタ7
1はインクジェット41のインク吐出口からインクの微
小滴が中間転写ベルト63に向かって飛翔し、中間転写
ベルト63のインク滴付着面77の所定の位置に付着し
て、このインク滴付着面77のインク滴が付着した領域
を予め定める転写領域に移動させ、記録紙74をプラテ
ン75によって間欠的に移動させて、前記転写領域に配
置されたとき、転写ローラ73によって中間転写ベルト
63を記録紙74の記録領域D2に近接する方向に押圧
して、インク滴が付着した領域を記録紙74の記録領域
D2に接触させて転写して記録するので、インクの微小
滴によって印字または印画像の解像度を高くすることが
でき、選択されたインクジェットヘッド41のチャネル
からインク滴が吐出することによって生じるインク滴着
地点の安定化によって印字または印画像の質をよくする
ことができる。
は、インクジェットヘッド41のインク吐出口に近接し
て配置されるので、低電圧でインク滴の生成および飛翔
を行うことができる。また、カラーシリアルプリンタ7
1はインクジェット41のインク吐出口からインクの微
小滴が中間転写ベルト63に向かって飛翔し、中間転写
ベルト63のインク滴付着面77の所定の位置に付着し
て、このインク滴付着面77のインク滴が付着した領域
を予め定める転写領域に移動させ、記録紙74をプラテ
ン75によって間欠的に移動させて、前記転写領域に配
置されたとき、転写ローラ73によって中間転写ベルト
63を記録紙74の記録領域D2に近接する方向に押圧
して、インク滴が付着した領域を記録紙74の記録領域
D2に接触させて転写して記録するので、インクの微小
滴によって印字または印画像の解像度を高くすることが
でき、選択されたインクジェットヘッド41のチャネル
からインク滴が吐出することによって生じるインク滴着
地点の安定化によって印字または印画像の質をよくする
ことができる。
【0047】図4は本発明の実施の他の形態である弾性
波発生手段を圧力波発生用圧電素子81としたときのチ
ャネル45の断面図であり、図5は図4の切断面線V−
Vから見た断面図であり、図6は図4の切断面線VI−
VIから見た断面図である。本実施形態において、前述
の実施形態の構成に対応する部分には同一の参照符を付
し、説明は省略する。圧力波発生用圧電素子81は、共
通電極50と圧電膜51と圧力波発生用の個別電極82
とを含んで構成される。圧力波発生用の個別電極82
は、カバープレート42を臨む圧電膜の一表面上に面状
に形成され、その一端部は共通電極50に接続される。
また基板83は、圧電膜51が設けられる部分に対し
て、基板83の底部が薄く設けられる。これは、後述の
ユニモルフ変形をしやすくするため、およびユニモルフ
変形の隣接チャネルへの影響を低減するために設けられ
る。
波発生手段を圧力波発生用圧電素子81としたときのチ
ャネル45の断面図であり、図5は図4の切断面線V−
Vから見た断面図であり、図6は図4の切断面線VI−
VIから見た断面図である。本実施形態において、前述
の実施形態の構成に対応する部分には同一の参照符を付
し、説明は省略する。圧力波発生用圧電素子81は、共
通電極50と圧電膜51と圧力波発生用の個別電極82
とを含んで構成される。圧力波発生用の個別電極82
は、カバープレート42を臨む圧電膜の一表面上に面状
に形成され、その一端部は共通電極50に接続される。
また基板83は、圧電膜51が設けられる部分に対し
て、基板83の底部が薄く設けられる。これは、後述の
ユニモルフ変形をしやすくするため、およびユニモルフ
変形の隣接チャネルへの影響を低減するために設けられ
る。
【0048】ここで圧力波発生用圧電素子81を用い
て、インク84に圧力波を発生させる原理を説明する。
インク吐出口48のインク84のメニスカス85の形状
は、インク48の背圧が弱負圧であるときにおいて、イ
ンク吐出口48における表面張力によって凹形状となっ
ている。このときに共通電極50と圧力波発生用の個別
電極82との間に電圧を印加すると、圧電膜51は横効
果による膜厚方向の歪みを生じ、また圧電膜51の上下
面の歪み量の相違によって図4の仮想線で示されるユニ
モルフ変形を生じる。このユニモルフ変形によってイン
ク84には急激な正圧が生じ、これによってインク吐出
口48のメニスカス85は凸形状となる。
て、インク84に圧力波を発生させる原理を説明する。
インク吐出口48のインク84のメニスカス85の形状
は、インク48の背圧が弱負圧であるときにおいて、イ
ンク吐出口48における表面張力によって凹形状となっ
ている。このときに共通電極50と圧力波発生用の個別
電極82との間に電圧を印加すると、圧電膜51は横効
果による膜厚方向の歪みを生じ、また圧電膜51の上下
面の歪み量の相違によって図4の仮想線で示されるユニ
モルフ変形を生じる。このユニモルフ変形によってイン
ク84には急激な正圧が生じ、これによってインク吐出
口48のメニスカス85は凸形状となる。
【0049】前記電極50,82間の電圧の印加状態を
解除すると、前記圧電素子82のユニモルフ変形は解除
され、インク吐出口48のメニスカス85の形状はメニ
スカスの表面張力によって凹形状に戻る。前記電極5
0,82間に印加する電圧をパルス状電圧とすることに
よって、インク48内には急激な正圧と弱負圧の繰返し
によって連続した圧力波が生じ、この圧力波によってイ
ンク吐出口48のメニスカス85の形状は凹凸を繰返
す。前記パルス状電圧の周波数は、たとえば1〜16k
Hzに選ばれる。周波数が16kHzのとき、インク吐
出口48から吐出するインク滴の印字ドット径は、たと
えば40μm程度である。周波数はこの範囲に選ばれる
のは、周波数が16kHzを超えると、メニスカス85
の位置が復元しない状態で次の圧力波によるメニスカス
85の隆起が生じ、メニスカス85の形状が安定しない
状態で次のインク滴を吐出することになるので、所望の
大きさのインク滴、一定したインク滴速度が得られない
などの不都合が生じる。また1kHz未満の場合、滴生
成速度が低く、実用的でないという問題が生じる。この
ような理由で周波数は1〜16kHzに選ばれる。
解除すると、前記圧電素子82のユニモルフ変形は解除
され、インク吐出口48のメニスカス85の形状はメニ
スカスの表面張力によって凹形状に戻る。前記電極5
0,82間に印加する電圧をパルス状電圧とすることに
よって、インク48内には急激な正圧と弱負圧の繰返し
によって連続した圧力波が生じ、この圧力波によってイ
ンク吐出口48のメニスカス85の形状は凹凸を繰返
す。前記パルス状電圧の周波数は、たとえば1〜16k
Hzに選ばれる。周波数が16kHzのとき、インク吐
出口48から吐出するインク滴の印字ドット径は、たと
えば40μm程度である。周波数はこの範囲に選ばれる
のは、周波数が16kHzを超えると、メニスカス85
の位置が復元しない状態で次の圧力波によるメニスカス
85の隆起が生じ、メニスカス85の形状が安定しない
状態で次のインク滴を吐出することになるので、所望の
大きさのインク滴、一定したインク滴速度が得られない
などの不都合が生じる。また1kHz未満の場合、滴生
成速度が低く、実用的でないという問題が生じる。この
ような理由で周波数は1〜16kHzに選ばれる。
【0050】図7は本発明の実施のさらに他の形態であ
る弾性波発生手段を重畳弾性波発生用圧電素子91とし
たときのチャネルの断面図であり、図8は図7の平面図
であり、図9は図8の切断面線IX−IXから見た断面
図である。本実施形態において、前述の実施形態の構成
に対応する部分には同一の参照符を付し、説明は省略す
る。重畳弾性波発生用圧電素子91は、共通電極50と
圧電膜51と重畳弾性波発生用の個別電極92とを含ん
で構成される。重畳弾性波発生用の個別電極92は、圧
電膜51上に面状に形成される圧力波発生用の個別電極
93と、圧電膜51上に前記圧力波発生用の個別電極9
3よりもインク吐出口48寄りにその圧電膜51の長手
方向に相互に間隔をあけて櫛歯状にそれぞれ形成される
2つの表面弾性波発生用の個別電極94a,94bとを
有する。また圧力波発生用の個別電極93と一方の表面
弾性波発生用の個別電極94aとは一体的に形成され、
圧力波発生用の個別電極93の一端が共通電極50に接
続される。
る弾性波発生手段を重畳弾性波発生用圧電素子91とし
たときのチャネルの断面図であり、図8は図7の平面図
であり、図9は図8の切断面線IX−IXから見た断面
図である。本実施形態において、前述の実施形態の構成
に対応する部分には同一の参照符を付し、説明は省略す
る。重畳弾性波発生用圧電素子91は、共通電極50と
圧電膜51と重畳弾性波発生用の個別電極92とを含ん
で構成される。重畳弾性波発生用の個別電極92は、圧
電膜51上に面状に形成される圧力波発生用の個別電極
93と、圧電膜51上に前記圧力波発生用の個別電極9
3よりもインク吐出口48寄りにその圧電膜51の長手
方向に相互に間隔をあけて櫛歯状にそれぞれ形成される
2つの表面弾性波発生用の個別電極94a,94bとを
有する。また圧力波発生用の個別電極93と一方の表面
弾性波発生用の個別電極94aとは一体的に形成され、
圧力波発生用の個別電極93の一端が共通電極50に接
続される。
【0051】図10は表面弾性波の発生原理を説明する
ための模型図であり、図11は表面弾性波によって流体
の流れが発生する原理を説明するための模型図である。
図7をも参照して、圧電膜51上に設けられる2つの櫛
歯状電極94の一対の櫛歯電極94a,94bにおい
て、前記電極94a,94b間に電圧の印加と解除とを
行うと、圧電膜51の表面には横効果による歪みとその
解放によって表面弾性波であるレーリー波が生じる。レ
ーリー波による圧電膜51の表面の質点の運動は、波の
進行方向に平行で、かつ表面に垂直な面内で楕円運動を
行う。この楕円運動によってレーリー波は図10の仮想
線で示されるように、質点の楕円運動方向とは逆方向に
進行する。
ための模型図であり、図11は表面弾性波によって流体
の流れが発生する原理を説明するための模型図である。
図7をも参照して、圧電膜51上に設けられる2つの櫛
歯状電極94の一対の櫛歯電極94a,94bにおい
て、前記電極94a,94b間に電圧の印加と解除とを
行うと、圧電膜51の表面には横効果による歪みとその
解放によって表面弾性波であるレーリー波が生じる。レ
ーリー波による圧電膜51の表面の質点の運動は、波の
進行方向に平行で、かつ表面に垂直な面内で楕円運動を
行う。この楕円運動によってレーリー波は図10の仮想
線で示されるように、質点の楕円運動方向とは逆方向に
進行する。
【0052】圧電膜51の表面にレーリー波が発生し、
その表面に流体であるインク84が接していると、圧電
膜51の表面には前記楕円運動が生じ、レーリー波が進
行する。流体であるインク84はその場に停まろうとす
るので、インク84には圧電膜51の表面の前記楕円運
動を打ち消す逆方向の楕円運動が生じる。すなわち、イ
ンク84はレーリー波の進行方向とは逆方向に流れ出
す。
その表面に流体であるインク84が接していると、圧電
膜51の表面には前記楕円運動が生じ、レーリー波が進
行する。流体であるインク84はその場に停まろうとす
るので、インク84には圧電膜51の表面の前記楕円運
動を打ち消す逆方向の楕円運動が生じる。すなわち、イ
ンク84はレーリー波の進行方向とは逆方向に流れ出
す。
【0053】したがって、各櫛歯電極94a,94b間
にパルス状電圧を印加すると、各櫛歯電極94a,94
b間では、圧電膜51表面のレーリー波による圧電膜5
1の表面付近のインク84の流れが生じている部分と流
れが生じていない部分とが生じ、すなわちインク84内
にはインク84の密な部分と粗な部分とが生じ、これに
よって、インク吐出口48に向かって進行する粗密波が
生じる。この粗密波はインク吐出口48のメニスカス8
5に至り、その表面にレーリー波の波長λ相当の微小突
起95を形成する。ここで前記パルス状電圧の周波数
は、たとえば1〜300MHzに選ばれる。1MHz未
満であればメニスカスに微小突起が形成されないという
問題が生じ、300MHzを超えると同様に微小突起が
形成されないという問題が生じる。したがって、1〜3
00MHzに選択される。ここで周波数が300MHz
のとき、インク吐出口48のメニスカス85には、イン
ク84中の音速が1500m/sであるので5μmの微
小突起95が生じる。
にパルス状電圧を印加すると、各櫛歯電極94a,94
b間では、圧電膜51表面のレーリー波による圧電膜5
1の表面付近のインク84の流れが生じている部分と流
れが生じていない部分とが生じ、すなわちインク84内
にはインク84の密な部分と粗な部分とが生じ、これに
よって、インク吐出口48に向かって進行する粗密波が
生じる。この粗密波はインク吐出口48のメニスカス8
5に至り、その表面にレーリー波の波長λ相当の微小突
起95を形成する。ここで前記パルス状電圧の周波数
は、たとえば1〜300MHzに選ばれる。1MHz未
満であればメニスカスに微小突起が形成されないという
問題が生じ、300MHzを超えると同様に微小突起が
形成されないという問題が生じる。したがって、1〜3
00MHzに選択される。ここで周波数が300MHz
のとき、インク吐出口48のメニスカス85には、イン
ク84中の音速が1500m/sであるので5μmの微
小突起95が生じる。
【0054】したがって、前記圧電素子91を用いて重
畳弾性波を発生させるためには、共通電極50と圧力波
発生用の個別電極93との間に周波数が1〜16kHz
のパルス状電圧を印加し、かつ各櫛歯状電極94間に周
波数が1〜300MHzのパルス状電圧を印加する。こ
れによって、圧力波と表面弾性波とが前記圧電素子91
によって生じ、インク吐出口48のメニスカス85に
は、圧力波によるメニスカス85全面の圧力波の周波数
に基づく周期の凸形状隆起と表面弾性波によるメニスカ
ス85上への表面弾性波の周波数に基づく周期の微小突
起95が生じる。
畳弾性波を発生させるためには、共通電極50と圧力波
発生用の個別電極93との間に周波数が1〜16kHz
のパルス状電圧を印加し、かつ各櫛歯状電極94間に周
波数が1〜300MHzのパルス状電圧を印加する。こ
れによって、圧力波と表面弾性波とが前記圧電素子91
によって生じ、インク吐出口48のメニスカス85に
は、圧力波によるメニスカス85全面の圧力波の周波数
に基づく周期の凸形状隆起と表面弾性波によるメニスカ
ス85上への表面弾性波の周波数に基づく周期の微小突
起95が生じる。
【0055】図12は、弾性波発生手段を重畳弾性波発
生用圧電素子91としたときのインク滴の生成および飛
翔動作を説明するための断面図である。対向電極62と
共通電極50との間に記録電源64の印加電圧Vbを印
加すると、各電極50,62間に電界が生じ、電界中に
配置される中間転写ベルト63は誘電分極し、インク吐
出口48を臨む中間転写ベルト63の一表面は正に帯電
する。記録情報に応じてチャネル45が選択されると
き、パルス状電圧であるチャネル選択電圧Vcが共通電
極50と重畳弾性波発生用の個別電極92との間と対向
電極62と共通電極50のインク吐出口48付近のチャ
ネル選択用電極部分96との間に印加される。このとき
チャネル選択電圧Vcのパルス波形は弾性波発生用のパ
ルス波形が重畳した波形となっている。なおこの重畳波
形の詳細については後述する。
生用圧電素子91としたときのインク滴の生成および飛
翔動作を説明するための断面図である。対向電極62と
共通電極50との間に記録電源64の印加電圧Vbを印
加すると、各電極50,62間に電界が生じ、電界中に
配置される中間転写ベルト63は誘電分極し、インク吐
出口48を臨む中間転写ベルト63の一表面は正に帯電
する。記録情報に応じてチャネル45が選択されると
き、パルス状電圧であるチャネル選択電圧Vcが共通電
極50と重畳弾性波発生用の個別電極92との間と対向
電極62と共通電極50のインク吐出口48付近のチャ
ネル選択用電極部分96との間に印加される。このとき
チャネル選択電圧Vcのパルス波形は弾性波発生用のパ
ルス波形が重畳した波形となっている。なおこの重畳波
形の詳細については後述する。
【0056】前記電極50,92間に前記電圧Vcが印
加されると、前記圧電素子91は重畳弾性波を発生し、
インク84を伝播して、インク吐出口48のメニスカス
85に圧力波による圧力波の周波数に基づく周期の凸形
状隆起と表面弾性波による表面弾性波の周波数に基づく
周期の微小突起95とを形成する。メニスカス85全面
が凸形状で、かつその表面に微小突起95が形成される
場合において、微小突起95には電荷が集中し、かつ微
小突起95は負に帯電して、微小突起95から突出した
微小滴は静電吸引力によって飛翔して、中間転写ベルト
63の所望の位置に付着する。
加されると、前記圧電素子91は重畳弾性波を発生し、
インク84を伝播して、インク吐出口48のメニスカス
85に圧力波による圧力波の周波数に基づく周期の凸形
状隆起と表面弾性波による表面弾性波の周波数に基づく
周期の微小突起95とを形成する。メニスカス85全面
が凸形状で、かつその表面に微小突起95が形成される
場合において、微小突起95には電荷が集中し、かつ微
小突起95は負に帯電して、微小突起95から突出した
微小滴は静電吸引力によって飛翔して、中間転写ベルト
63の所望の位置に付着する。
【0057】メニスカス85全面が凹形状で、かつその
表面に微小突起95が形成される場合において、微小突
起95には電界は集中しない。これは前記電極部分96
に最も近いインク吐出口48付近のインク84に対して
静電吸引力が作用するので、微小突起95には弱い静電
吸引力しか作用しない。またメニスカス85全面に引き
込み運動がインク滴の吐出方向とは逆方向の力としてイ
ンク84に作用するので、インク滴はインク吐出口48
から吐出しない。
表面に微小突起95が形成される場合において、微小突
起95には電界は集中しない。これは前記電極部分96
に最も近いインク吐出口48付近のインク84に対して
静電吸引力が作用するので、微小突起95には弱い静電
吸引力しか作用しない。またメニスカス85全面に引き
込み運動がインク滴の吐出方向とは逆方向の力としてイ
ンク84に作用するので、インク滴はインク吐出口48
から吐出しない。
【0058】図13は、重畳弾性波発生用圧電素子91
を用いた場合の表面弾性波の周波数とインク滴の印字ド
ット径との関係を示す図である。高精細記録のために
は、印字ドッド径を小さくすることが1つの方法であ
る。そこで表面弾性波の周波数を増加してゆくと、図1
3に示されるように、300MHzにおいてインク滴の
印字ドット径は最小となり、その大きさは10μm程度
である。周波数が300MHzを超える表面弾性波を発
生させても直径10μm以下のインク滴は安定して発生
させることができないので、安定したインク滴の印字ド
ット径を得るためには表面弾性波の周波数は1〜300
MHzに選ばれる。したがって、このような方法をとる
ことによって微小インク滴を発生させることができ、高
精細記録を行うことができる。ここで図13の結果を得
るための諸条件は、記録電圧Vbは1.5kV、インク
吐出口と対向電極間との距離は400μm、圧力波周波
数は2kHz、インク粘度は10cps、インク表面張
力は30dyn/cmである。
を用いた場合の表面弾性波の周波数とインク滴の印字ド
ット径との関係を示す図である。高精細記録のために
は、印字ドッド径を小さくすることが1つの方法であ
る。そこで表面弾性波の周波数を増加してゆくと、図1
3に示されるように、300MHzにおいてインク滴の
印字ドット径は最小となり、その大きさは10μm程度
である。周波数が300MHzを超える表面弾性波を発
生させても直径10μm以下のインク滴は安定して発生
させることができないので、安定したインク滴の印字ド
ット径を得るためには表面弾性波の周波数は1〜300
MHzに選ばれる。したがって、このような方法をとる
ことによって微小インク滴を発生させることができ、高
精細記録を行うことができる。ここで図13の結果を得
るための諸条件は、記録電圧Vbは1.5kV、インク
吐出口と対向電極間との距離は400μm、圧力波周波
数は2kHz、インク粘度は10cps、インク表面張
力は30dyn/cmである。
【0059】上記の本発明の実施の形態において、重畳
弾性波発生用圧電素子91によるインク滴の生成および
飛翔動作について述べたが、圧力波発生用圧電素子81
および表面弾性波発生用圧電素子44の場合についても
弾性波を発生させてメニスカス85の隆起または微小突
起を生じさせ、その先端部から静電吸引力によってイン
ク滴の生成および飛翔を行うことができる。
弾性波発生用圧電素子91によるインク滴の生成および
飛翔動作について述べたが、圧力波発生用圧電素子81
および表面弾性波発生用圧電素子44の場合についても
弾性波を発生させてメニスカス85の隆起または微小突
起を生じさせ、その先端部から静電吸引力によってイン
ク滴の生成および飛翔を行うことができる。
【0060】ここで弾性波として、重畳弾性波を与えた
場合と圧力波を与えた場合とでは、記録電圧Vbは重畳
弾性波の場合において1.5kV、圧力波の場合におい
て2kV程度である。この差は、それぞれの場合のメニ
スカス形状の違いによるものである。すなわち、圧力波
の場合はメニスカス全面が凸形状に隆起してその頂点付
近に電界が集中してインク滴を吐出し、重畳弾性波の場
合は凸形状に隆起したメニスカス表面に微小突起がさら
に形成され、この微小突起部分から前述のようにインク
滴が吐出するので、この微小突起分だけインク先端と中
間転写ベルト63との間の距離が短くなる。
場合と圧力波を与えた場合とでは、記録電圧Vbは重畳
弾性波の場合において1.5kV、圧力波の場合におい
て2kV程度である。この差は、それぞれの場合のメニ
スカス形状の違いによるものである。すなわち、圧力波
の場合はメニスカス全面が凸形状に隆起してその頂点付
近に電界が集中してインク滴を吐出し、重畳弾性波の場
合は凸形状に隆起したメニスカス表面に微小突起がさら
に形成され、この微小突起部分から前述のようにインク
滴が吐出するので、この微小突起分だけインク先端と中
間転写ベルト63との間の距離が短くなる。
【0061】また、静電吸引力は正と負の各電荷間の距
離の2乗に反比例して大きくなるので、電界を形成する
ために必要な電圧が低くすることができる。したがって
インク滴を生成および飛翔させるために必要な静電吸引
力を生じさせる電圧は低くすることができる。
離の2乗に反比例して大きくなるので、電界を形成する
ために必要な電圧が低くすることができる。したがって
インク滴を生成および飛翔させるために必要な静電吸引
力を生じさせる電圧は低くすることができる。
【0062】図14は圧電素子の形成手順を説明するた
めのフローチャートであり、図15は圧電素子の形成手
順を説明するための断面図である。ここでは重畳弾性波
発生用圧電素子91の形成手順について説明する。ステ
ップn1からステップn2に移り、ステップn2では、
図15(1)に示すシリコン基板43の表面を窒化処理
して、耐アルカリ性を強くした後、図15(2)に示す
ようにシリコン基板43の表面に相互に間隔をあけて共
通電極であるチタン電極50をスパッタリングによって
それぞれ複数形成する。ステップn3に移り、圧電膜5
1の成膜を行う。フォトレジストを各チタン電極50上
に塗布した後、パターン露光および現像した後、圧電膜
であるPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)厚膜51の成膜
領域D2をエッチングによって除去し、図15(3)に
示すように、前記成膜領域D2に水熱法によって厚さ1
0μmのPZT厚膜51を成膜する。成膜には、まずP
bNO3水溶液200mmol/l、ZrOCl2 水溶
液200mmol/lおよびKOH水溶液2mol/l
の混合溶液中にシリコン基板43を浸し、温度160℃
で10時間、水熱による表面処理を行い、結晶核を形成
する。次に結晶を成長させるために、Pb(NO3)2水
溶液200mmol/l、ZrOCl2 水溶液200m
mol/l、TiCl4 水溶液200mmol/lおよ
びKOH水溶液2mol/lの混合溶液中に前記結晶核
が形成されたシリコン基板43を浸し、温度120℃で
48時間水熱処理を行う。そしてその後酢酸水溶液中で
超音波洗浄を行う。
めのフローチャートであり、図15は圧電素子の形成手
順を説明するための断面図である。ここでは重畳弾性波
発生用圧電素子91の形成手順について説明する。ステ
ップn1からステップn2に移り、ステップn2では、
図15(1)に示すシリコン基板43の表面を窒化処理
して、耐アルカリ性を強くした後、図15(2)に示す
ようにシリコン基板43の表面に相互に間隔をあけて共
通電極であるチタン電極50をスパッタリングによって
それぞれ複数形成する。ステップn3に移り、圧電膜5
1の成膜を行う。フォトレジストを各チタン電極50上
に塗布した後、パターン露光および現像した後、圧電膜
であるPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)厚膜51の成膜
領域D2をエッチングによって除去し、図15(3)に
示すように、前記成膜領域D2に水熱法によって厚さ1
0μmのPZT厚膜51を成膜する。成膜には、まずP
bNO3水溶液200mmol/l、ZrOCl2 水溶
液200mmol/lおよびKOH水溶液2mol/l
の混合溶液中にシリコン基板43を浸し、温度160℃
で10時間、水熱による表面処理を行い、結晶核を形成
する。次に結晶を成長させるために、Pb(NO3)2水
溶液200mmol/l、ZrOCl2 水溶液200m
mol/l、TiCl4 水溶液200mmol/lおよ
びKOH水溶液2mol/lの混合溶液中に前記結晶核
が形成されたシリコン基板43を浸し、温度120℃で
48時間水熱処理を行う。そしてその後酢酸水溶液中で
超音波洗浄を行う。
【0063】水熱法によって成膜されたPZT厚膜51
は、下地となる酸化チタン(TiO2)中のTi原子の
影響でPZTの結晶構造が決まってしまう。すなわち、
結晶構造中のTi原子の位置によって、分極方向はシリ
コン基板43と垂直な方向に決まり、セラミックスPZ
Tの場合に必要であった分極処理が必要ない。
は、下地となる酸化チタン(TiO2)中のTi原子の
影響でPZTの結晶構造が決まってしまう。すなわち、
結晶構造中のTi原子の位置によって、分極方向はシリ
コン基板43と垂直な方向に決まり、セラミックスPZ
Tの場合に必要であった分極処理が必要ない。
【0064】ステップn4に移り、重畳弾性波発生用の
個別電極92の形成を行う。前記個別電極92の形成に
は、Niの無電解めっきを行う。すなわち、PZT厚膜
51の表面をめっき浴に浸して全面に5μmのNi膜を
形成する。その後、めっき表面にフォトレジストをスピ
ンコートし、前記個別電極92をパターン露光および現
像した後、不要部分をエッチングによって除去して形成
する。ステップn4からステップn5に移り、前記圧電
素子91が形成される。
個別電極92の形成を行う。前記個別電極92の形成に
は、Niの無電解めっきを行う。すなわち、PZT厚膜
51の表面をめっき浴に浸して全面に5μmのNi膜を
形成する。その後、めっき表面にフォトレジストをスピ
ンコートし、前記個別電極92をパターン露光および現
像した後、不要部分をエッチングによって除去して形成
する。ステップn4からステップn5に移り、前記圧電
素子91が形成される。
【0065】ステップn4において、個別電極のパター
ンを圧力波発生用または表面弾性波発生用の個別電極の
パターンに変えることによって、容易に圧力波発生用ま
たは表面弾性波発生用圧電素子81,84を形成するこ
とができる。
ンを圧力波発生用または表面弾性波発生用の個別電極の
パターンに変えることによって、容易に圧力波発生用ま
たは表面弾性波発生用圧電素子81,84を形成するこ
とができる。
【0066】上記の本発明の実施の形態において、個別
電極の形成にNiの無電解めっきを用いているが、Al
膜を真空蒸着によって全面に形成した後、フォトリソグ
ラフィによって電極パターンを形成する方法を用いても
よい。
電極の形成にNiの無電解めっきを用いているが、Al
膜を真空蒸着によって全面に形成した後、フォトリソグ
ラフィによって電極パターンを形成する方法を用いても
よい。
【0067】図16はチャネル選択電圧Vcのパルス波
形に弾性波発生用電圧のパルス波を重畳させるチャネ選
択電圧発生回路101の一例を示す電気回路図であり、
図17はチャネル選択電圧Vcのパルス波形図である。
形に弾性波発生用電圧のパルス波を重畳させるチャネ選
択電圧発生回路101の一例を示す電気回路図であり、
図17はチャネル選択電圧Vcのパルス波形図である。
【0068】チャネル選択電圧発生回路101は、3つ
のトランジスタTr1,Tr2,Tr3とツェナーダイ
オードZDと抵抗Rとが接続されて構成される。トラン
ジスタTr1はNPN型トランジスタであり、トランジ
スタTr2、Tr3はPNP型トランジスタである。ト
ランジスタTr1,Tr2は直列に接続される。トラン
ジスタTr1と並列に抵抗Rが接続され、抵抗Rとトラ
ンジスタTr1との間には、ツェナーダイオードZDが
逆電圧方向に接続される。ツェナーダイオードZDに
は、並列にトランジスタTr3が接続される。そしてト
ランジスタTr1およびTr2のコレクタ間には250
Vの電圧が印加される。
のトランジスタTr1,Tr2,Tr3とツェナーダイ
オードZDと抵抗Rとが接続されて構成される。トラン
ジスタTr1はNPN型トランジスタであり、トランジ
スタTr2、Tr3はPNP型トランジスタである。ト
ランジスタTr1,Tr2は直列に接続される。トラン
ジスタTr1と並列に抵抗Rが接続され、抵抗Rとトラ
ンジスタTr1との間には、ツェナーダイオードZDが
逆電圧方向に接続される。ツェナーダイオードZDに
は、並列にトランジスタTr3が接続される。そしてト
ランジスタTr1およびTr2のコレクタ間には250
Vの電圧が印加される。
【0069】トランジスタTr1およびTr2のベース
にチャネル選択信号である入力信号s1が入力すると、
Tr1はOFF、Tr2はONとなる。またこのときの
出力Bは−250Vである。ツェナーダイオードZDの
ツェナー電圧は50Vに設定されており、B−D間には
250Vの電圧が印加される。するとツェナーダイオー
ドZDはツェナー降伏を起こし、B−C間の電圧は50
Vに保持されるので、出力は−200Vとなる。入力信
号s1によるベース電圧の印加状態が解除されると、T
r1はON、Tr2はOFFとなり、出力Bは0Vとな
る。
にチャネル選択信号である入力信号s1が入力すると、
Tr1はOFF、Tr2はONとなる。またこのときの
出力Bは−250Vである。ツェナーダイオードZDの
ツェナー電圧は50Vに設定されており、B−D間には
250Vの電圧が印加される。するとツェナーダイオー
ドZDはツェナー降伏を起こし、B−C間の電圧は50
Vに保持されるので、出力は−200Vとなる。入力信
号s1によるベース電圧の印加状態が解除されると、T
r1はON、Tr2はOFFとなり、出力Bは0Vとな
る。
【0070】トランジスタTr3のベースに弾性波発生
用信号である入力信号s2が入力されないとき、出力波
形であるチャネル選択電圧Vcの波形は、図17(1)
のような入力信号s1と相似な波形となる。
用信号である入力信号s2が入力されないとき、出力波
形であるチャネル選択電圧Vcの波形は、図17(1)
のような入力信号s1と相似な波形となる。
【0071】トランジスタTr1およびTr2のベース
に入力信号s1が入力され、かつトランジスタTr3の
ベースに櫛歯状入力信号s2が入力されるときには、櫛
歯状波形の一周期分のみを考慮すると、トランジスタT
r3のベースに電圧が印加されていないときには、A’
−B間の電圧は200Vのままである。一方、トランジ
スタTr3のベースに電圧が印加されているときには、
トランジスタTr3のエミッタ−コレクタ間が導通状態
となり、ツェナ電圧分だけ上昇し、A’−B間の電圧は
250Vとなる。したがって上記の電圧変化が入力信号
s2の周波数分だけ発生するので、出力波形であるチャ
ネル選択電圧Vcの波形は図17(2)のような入力信
号s1と入力信号s2とが重畳した波形と相似の波形と
なる。
に入力信号s1が入力され、かつトランジスタTr3の
ベースに櫛歯状入力信号s2が入力されるときには、櫛
歯状波形の一周期分のみを考慮すると、トランジスタT
r3のベースに電圧が印加されていないときには、A’
−B間の電圧は200Vのままである。一方、トランジ
スタTr3のベースに電圧が印加されているときには、
トランジスタTr3のエミッタ−コレクタ間が導通状態
となり、ツェナ電圧分だけ上昇し、A’−B間の電圧は
250Vとなる。したがって上記の電圧変化が入力信号
s2の周波数分だけ発生するので、出力波形であるチャ
ネル選択電圧Vcの波形は図17(2)のような入力信
号s1と入力信号s2とが重畳した波形と相似の波形と
なる。
【0072】したがって、チャネル選択電圧Vcは共通
電極と個別電極との間に印加されるので、チャネルが選
択されると圧電素子によって弾性波を発生させることが
できる。
電極と個別電極との間に印加されるので、チャネルが選
択されると圧電素子によって弾性波を発生させることが
できる。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各インク
通路内には各インク通路内のインクに弾性波を与える弾
性波発生手段が各インク通路毎に個別に設けられるの
で、各インク通路のインク吐出口に個別にインク界面を
凸形状に形成させることができ、各インク通路毎にイン
クの微小滴の生成および飛翔させることができ、また弾
性波発生手段をインクジェットへの高密度化を図ること
ができる。
通路内には各インク通路内のインクに弾性波を与える弾
性波発生手段が各インク通路毎に個別に設けられるの
で、各インク通路のインク吐出口に個別にインク界面を
凸形状に形成させることができ、各インク通路毎にイン
クの微小滴の生成および飛翔させることができ、また弾
性波発生手段をインクジェットへの高密度化を図ること
ができる。
【0074】また、共通電極はチャネル選択用電極部分
と弾性波発生用電極部分とを含んでいるので、前記両電
極部分を分割して回路を構成するときよりも各インク通
路当たりの配線数を減らすことができ、回路の低コスト
化を図ることができる。
と弾性波発生用電極部分とを含んでいるので、前記両電
極部分を分割して回路を構成するときよりも各インク通
路当たりの配線数を減らすことができ、回路の低コスト
化を図ることができる。
【0075】また、弾性波はインク吐出口に向かって進
行して、インク吐出口からインク滴を吐出させるので、
選択されたインク通路からインク滴を吐出させ、温度等
の外乱によらず、インク滴を所望の位置へ着地させるこ
とができ、インク滴着地点の安定性および信頼性を向上
させることができる。
行して、インク吐出口からインク滴を吐出させるので、
選択されたインク通路からインク滴を吐出させ、温度等
の外乱によらず、インク滴を所望の位置へ着地させるこ
とができ、インク滴着地点の安定性および信頼性を向上
させることができる。
【0076】本発明によれば、弾性波発生手段は各イン
ク通路内のインクに周波数が1〜16kHzの圧力波を
与える圧力波発生用圧電素子であるので、発生した圧力
波はインク吐出口のインク界面形状を圧力波の周期に基
づく周期でインク滴付着媒体に向けて凸形状に突出させ
ることができる。したがってインク界面が凸となったと
き、その頂点部から静電吸引力によって容易にインク滴
を飛翔させることができる。
ク通路内のインクに周波数が1〜16kHzの圧力波を
与える圧力波発生用圧電素子であるので、発生した圧力
波はインク吐出口のインク界面形状を圧力波の周期に基
づく周期でインク滴付着媒体に向けて凸形状に突出させ
ることができる。したがってインク界面が凸となったと
き、その頂点部から静電吸引力によって容易にインク滴
を飛翔させることができる。
【0077】本発明によれば、弾性波発生手段は各イン
ク通路内のインクに、インク界面に向かって進行する周
波数が1〜300MHzの表面弾性波を与える表面弾性
波発生用圧電素子であるので、発生した表面弾性波はイ
ンク内に表面弾性波の波長相当の粗密波を発生させ、イ
ンク吐出口のインク界面に微小突起を形成し、静電吸引
力によって容易にインクの微小滴を飛翔させることがで
きる。
ク通路内のインクに、インク界面に向かって進行する周
波数が1〜300MHzの表面弾性波を与える表面弾性
波発生用圧電素子であるので、発生した表面弾性波はイ
ンク内に表面弾性波の波長相当の粗密波を発生させ、イ
ンク吐出口のインク界面に微小突起を形成し、静電吸引
力によって容易にインクの微小滴を飛翔させることがで
きる。
【0078】本発明によれば、弾性波発生手段は各イン
ク通路内のインクに、圧力波と表面弾性波とを重畳して
与える重畳弾性波発生用圧電素子であるので、発生した
重畳弾性波はインク吐出口のインク界面を圧力波の周波
数に基づく周期で凸形状にし、かつその表面に表面弾性
波の周波数に基づく周期で微小突起を形成し、静電吸引
力によって容易にインク滴を飛翔させることができる。
したがって、インク部先端とインク滴付着媒体との間の
距離は圧力波の場合のその距離よりも短くなるので、イ
ンク滴の生成および飛翔に必要な静電吸引力を生じさせ
る電圧を低下させることができる。
ク通路内のインクに、圧力波と表面弾性波とを重畳して
与える重畳弾性波発生用圧電素子であるので、発生した
重畳弾性波はインク吐出口のインク界面を圧力波の周波
数に基づく周期で凸形状にし、かつその表面に表面弾性
波の周波数に基づく周期で微小突起を形成し、静電吸引
力によって容易にインク滴を飛翔させることができる。
したがって、インク部先端とインク滴付着媒体との間の
距離は圧力波の場合のその距離よりも短くなるので、イ
ンク滴の生成および飛翔に必要な静電吸引力を生じさせ
る電圧を低下させることができる。
【0079】本発明によれば、共通電極はインク突出口
付近のチャネル選択用電極部分と、圧電膜に弾性波を発
生させるための個別電極との間に電界を形成する電極部
分とを含んでいるので、前記電極部分を分割して回路を
形成するときよりも配線数を減らすことができ、回路の
低コスト化を図ることができる。
付近のチャネル選択用電極部分と、圧電膜に弾性波を発
生させるための個別電極との間に電界を形成する電極部
分とを含んでいるので、前記電極部分を分割して回路を
形成するときよりも配線数を減らすことができ、回路の
低コスト化を図ることができる。
【0080】本発明によれば、圧電膜上に形成される個
別電極は面状であり、共通電極と個別電極との間には電
圧が印加されるので、圧電膜にはユニモルフ変形が生
じ、これによってインクには急激な正圧と弱負圧との繰
返しによる圧力波が発生し、インク界面全面を圧力波の
周波数に基づく周期で凸形状に形成することができ、イ
ンク界面の頂点部からインクを静電吸引力によって容易
に飛翔させることができる。
別電極は面状であり、共通電極と個別電極との間には電
圧が印加されるので、圧電膜にはユニモルフ変形が生
じ、これによってインクには急激な正圧と弱負圧との繰
返しによる圧力波が発生し、インク界面全面を圧力波の
周波数に基づく周期で凸形状に形成することができ、イ
ンク界面の頂点部からインクを静電吸引力によって容易
に飛翔させることができる。
【0081】本発明によれば、圧電膜上に形成される2
つの個別電極は圧電膜の長手方向に相互に間隔をあけて
櫛歯状にそれぞれ形成され、各個別電極間に電圧が印加
されるので、圧電素子には表面弾性波が発生し、これに
よって生じるインクの流れに起因する粗密波がインク内
を伝播し、インク界面に表面弾性波の波長に相当する微
小突起を表面弾性波の周波数に基づく周期で形成し、静
電吸引力によって容易に飛翔させることができる。
つの個別電極は圧電膜の長手方向に相互に間隔をあけて
櫛歯状にそれぞれ形成され、各個別電極間に電圧が印加
されるので、圧電素子には表面弾性波が発生し、これに
よって生じるインクの流れに起因する粗密波がインク内
を伝播し、インク界面に表面弾性波の波長に相当する微
小突起を表面弾性波の周波数に基づく周期で形成し、静
電吸引力によって容易に飛翔させることができる。
【0082】本発明によれば、共通電極と面状の個別電
極との間および各櫛歯状の個別電極間に電圧が印加され
るので、圧電素子には、面状電極部におけるユニモルフ
変形によって生じる圧力波と櫛歯状電極部における表面
弾性波とを重畳して発生させることができ、インク吐出
口のインク界面全面を圧力波の周波数に基づく間隔で凸
形状に形成し、かつその表面に微小突起を表面弾性波の
周波数に基づく周期で形成させることができ、微小突起
から静電吸引力によって容易にインクの微小滴を飛翔さ
せることができる。
極との間および各櫛歯状の個別電極間に電圧が印加され
るので、圧電素子には、面状電極部におけるユニモルフ
変形によって生じる圧力波と櫛歯状電極部における表面
弾性波とを重畳して発生させることができ、インク吐出
口のインク界面全面を圧力波の周波数に基づく間隔で凸
形状に形成し、かつその表面に微小突起を表面弾性波の
周波数に基づく周期で形成させることができ、微小突起
から静電吸引力によって容易にインクの微小滴を飛翔さ
せることができる。
【0083】本発明によれば、共通電極は個別電極の対
向する電極を共有するので、各チャネル当たりの配線数
を減らすことができる。また前記電極間に前記チャネル
選択電圧が印加されるので、チャネルが選択されると圧
電素子によって弾性波を発生させることができる。
向する電極を共有するので、各チャネル当たりの配線数
を減らすことができる。また前記電極間に前記チャネル
選択電圧が印加されるので、チャネルが選択されると圧
電素子によって弾性波を発生させることができる。
【0084】本発明によれば、インク滴付着面はインク
ジェットヘッドのインク吐出口に近接して配置されるの
で、インク滴の生成および飛翔に必要な電圧を低くする
ことができる。またインクジェット記録装置は、インク
の微小滴をインク滴付着媒体のインク滴付着面に付着さ
せて、インク滴付着媒体を介して記録紙の記録領域に転
写して記録するので、インクの微小滴によって印字また
は印画像の解像度を高くすることができ、選択されたイ
ンクジェットヘッドのインク通路からインク滴が吐出す
ることによって生じるインク滴着地点の安定化によって
質のよい印字または印画像を得ることができる。
ジェットヘッドのインク吐出口に近接して配置されるの
で、インク滴の生成および飛翔に必要な電圧を低くする
ことができる。またインクジェット記録装置は、インク
の微小滴をインク滴付着媒体のインク滴付着面に付着さ
せて、インク滴付着媒体を介して記録紙の記録領域に転
写して記録するので、インクの微小滴によって印字また
は印画像の解像度を高くすることができ、選択されたイ
ンクジェットヘッドのインク通路からインク滴が吐出す
ることによって生じるインク滴着地点の安定化によって
質のよい印字または印画像を得ることができる。
【図1】本発明の実施の一形態であるインクジェットヘ
ッド41を示す分解斜視図である。
ッド41を示す分解斜視図である。
【図2】インクジェット記録装置の記録部61の構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】本発明のインクジェットヘッド41を備えるカ
ラーシリアルプリンタ71の構成図である。
ラーシリアルプリンタ71の構成図である。
【図4】本発明の実施の他の形態である弾性波発生手段
を圧力波発生用圧電素子81としたときのチャネル45
の断面図である。
を圧力波発生用圧電素子81としたときのチャネル45
の断面図である。
【図5】図4の切断面線V−Vから見た断面図である。
【図6】図4の切断面線VI−VIから見た断面図であ
る。
る。
【図7】本発明の実施のさらに他の形態である弾性波発
生手段を重畳弾性波発生用圧電素子91としたときのチ
ャネル45の断面図である。
生手段を重畳弾性波発生用圧電素子91としたときのチ
ャネル45の断面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図8の切断面線IX−IXから見た断面図であ
る。
る。
【図10】表面弾性波の発生原理を説明するための模型
図である。
図である。
【図11】表面弾性波によって流体の流れが発生する原
理を説明するための模型図である。
理を説明するための模型図である。
【図12】弾性波発生手段を重畳弾性波発生用圧電素子
91としたときのインク滴の生成および飛翔動作を説明
するための断面図である。
91としたときのインク滴の生成および飛翔動作を説明
するための断面図である。
【図13】表面弾性波の周波数とインク滴の印字ドット
径との関係を示す図である。
径との関係を示す図である。
【図14】圧電素子の形成手順を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図15】圧電素子の形成手順を説明するための断面図
である。
である。
【図16】チャネル選択電圧Vcのパルス波形に弾性波
発生用電圧のパルス波形を重畳させるためのチャネル選
択電圧発生回路101の一例を示す電気回路図である。
発生用電圧のパルス波形を重畳させるためのチャネル選
択電圧発生回路101の一例を示す電気回路図である。
【図17】チャネル選択電圧Vcのパルス波形図であ
る。
る。
【図18】特公昭58−49189号公報に開示される
インクジェット記録ヘッド1の構成を示す正面図であ
る。
インクジェット記録ヘッド1の構成を示す正面図であ
る。
【図19】特開平3−5150号公報に開示されるイン
クジェット記録装置11の構成を示す図である。
クジェット記録装置11の構成を示す図である。
【図20】特開平2−198853号公報に開示される
インクジェットプリンタ21の構成を示す図である。
インクジェットプリンタ21の構成を示す図である。
【図21】図20の一部の斜視図である。
【図22】超音波の進行状態を示す構成図である。
【図23】超音波励振器30にパルス状の電圧を印加し
て発生するインクの隆起部32を示す図である。
て発生するインクの隆起部32を示す図である。
【図24】超音波励振器30に正弦波状の電圧を印加し
て発生するインクの隆起部32を示す図である。
て発生するインクの隆起部32を示す図である。
41 インクジェットヘッド 42 カバープレート 43 基板 44 表面弾性波発生用圧電素子 45 チャネル 46 インク貯留部 48 インク吐出口 50 共通電極 51 圧電膜 52 個別電極 62 対向電極 63 中間転写ベルト 64 記録電源 65 チャネル選択手段 73 転写ローラ 74 記録紙 75 プラテン 77 インク滴付着面 81 圧力波発生用圧電素子 82 圧力波発生用の個別電極 84 インク 85 メニスカス 91 重畳弾性波発生用圧電素子 92 重畳弾性波発生用の個別電極 95 微小突起
Claims (10)
- 【請求項1】 インク滴付着媒体に臨んで開口するイン
ク吐出口を有する複数のインク通路が個別に仕切られて
形成され、各インク通路はインクが貯留される貯留部に
共通に連通して各インク通路にインクが導かれ、インク
滴付着媒体とインク吐出口から前記インク滴付着媒体に
対向するインク界面との間にチャネル選択電圧を印加し
て、インク界面からインク滴をインク滴付着媒体に静電
吸引力によって飛翔させるインクジェットヘッドにおい
て、 各インク通路内には、各インク通路内のインクに弾性波
を与える弾性波発生手段が、各インク通路毎に個別に設
けられることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項2】 弾性波発生手段は、各インク通路内のイ
ンクに周波数が1〜16kHzの圧力波を与える圧力波
発生用圧電素子であることを特徴とする請求項1記載の
インクジェットヘッド。 - 【請求項3】 弾性波発生手段は、各インク通路内のイ
ンクに、インク界面に向かって進行する周波数が1〜3
00MHzの表面弾性波を与える表面弾性波発生用圧電
素子であることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
ットヘッド。 - 【請求項4】 弾性波発生手段は、各インク通路内のイ
ンクに、周波数が1〜16kHzの圧力波と、インク界
面に向けて進行する周波数が1〜300MHzの表面弾
性波とを重畳して与える重畳弾性波発生用圧電素子であ
ることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッ
ド。 - 【請求項5】 圧電素子は、基板の前記インク通路に臨
む一表面上に形成される共通電極と、共通電極上のイン
ク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除く残余の領
域に形成される圧電膜と、圧電膜上に形成される個別電
極とを有することを特徴とする請求項2〜4のいずれか
に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項6】 圧電素子は、基板の前記インク通路に臨
む一表面上に形成される共通電極と、共通電極上のイン
ク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除く残余の領
域に形成される圧電膜と、圧電膜上に面状に形成される
圧力波発生用の個別電極とを有することを特徴とする請
求項2記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項7】 圧電素子は、基板の前記インク通路に臨
む一表面上に形成される共通電極と、共通電極上のイン
ク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除く残余の領
域に形成される圧電膜と、圧電膜上にその圧電膜の長手
方向に相互に間隔をあけて櫛歯状にそれぞれ形成される
2つの表面弾性波発生用の個別電極とを有することを特
徴とする請求項3記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項8】 圧電素子は、基板の前記インク通路に臨
む一表面上に形成される共通電極と、共通電極上のイン
ク吐出口付近にチャネル選択用電極部分を除く残余の領
域に形成される圧電膜と、圧電膜上に面状に形成される
圧力波発生用の個別電極と、圧電膜上に前記圧力波発生
用の個別電極よりもインク吐出口寄りに、その圧電膜の
長手方向に相互に間隔をあけて櫛歯状にそれぞれ形成さ
れる2つの表面弾性波発生用の個別電極とを有すること
を特徴とする請求項4記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項9】 共通電極には個別電極の一端が接続さ
れ、前記電極間には、前記インク界面からインク滴をイ
ンク滴付着媒体に静電吸引力によって飛翔させるために
弾性波を発生させるための弾性波発生用電圧を重畳させ
たチャネル選択電圧が印加されることを特徴とする請求
項6〜8のいずれかに記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項10】 インク滴付着媒体と、 インク滴付着媒体のインク滴付着面に臨んで開口するイ
ンク吐出口を有する複数のインク通路が個別に仕切られ
て形成され、各インク通路はインクが貯蔵される貯留部
に共有に連通して各インク通路にインクが導かれ、各イ
ンク通路内には各インク通路内のインクに弾性波を与え
る弾性波発生手段が、各インク通路毎に個別に設けら
れ、この弾性波発生手段によってインク通路内のインク
に弾性波を与えながらインク滴付着媒体とインク吐出口
のインク界面との間にチャネル選択電圧を印加して静電
吸引力を発生させ、インク界面からインク滴をインク滴
付着媒体のインク滴付着面に飛翔させるインクジェット
ヘッドと、 インク滴付着媒体の予め定める転写領域に設けられ、記
録紙の記録領域をインク滴付着媒体のインク滴付着面に
臨ませて、前記記録紙を予め定める送り速度で間欠的に
移動させて前記記録領域を順次的に更新する記録紙送り
手段と、 インク滴付着媒体のインク滴付着面のインク滴が付着し
た領域が前記転写領域に配置されたとき、インク付着媒
体を記録紙の記録領域に近接する方向に押圧して、前記
インク滴が付着した領域を記録紙の記録領域に接触させ
て転写する転写手段とを含むことを特徴とするインクジ
ェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26756596A JPH10109422A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | インクジェットヘッドおよびそれを備えるインクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26756596A JPH10109422A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | インクジェットヘッドおよびそれを備えるインクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10109422A true JPH10109422A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17446575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26756596A Pending JPH10109422A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | インクジェットヘッドおよびそれを備えるインクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10109422A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6296346B1 (en) | 1998-06-12 | 2001-10-02 | Samsung Electronic Co., Ltd. | Apparatus for jetting ink utilizing lamb wave and method for manufacturing the same |
| JP2006255896A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Tohoku Univ | マイクロインジェクタおよびマイクロインジェクタの製造方法 |
| KR20130086070A (ko) * | 2010-11-26 | 2013-07-30 | 캐논 가부시끼가이샤 | 압전 세라믹, 압전 세라믹의 제조 방법, 압전 소자, 액체 토출 헤드, 초음파 모터 및 먼지 클리너 |
-
1996
- 1996-10-08 JP JP26756596A patent/JPH10109422A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6296346B1 (en) | 1998-06-12 | 2001-10-02 | Samsung Electronic Co., Ltd. | Apparatus for jetting ink utilizing lamb wave and method for manufacturing the same |
| JP2006255896A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Tohoku Univ | マイクロインジェクタおよびマイクロインジェクタの製造方法 |
| KR20130086070A (ko) * | 2010-11-26 | 2013-07-30 | 캐논 가부시끼가이샤 | 압전 세라믹, 압전 세라믹의 제조 방법, 압전 소자, 액체 토출 헤드, 초음파 모터 및 먼지 클리너 |
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