JPH10109657A - 自動車用パワーステアリング装置 - Google Patents

自動車用パワーステアリング装置

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JPH10109657A
JPH10109657A JP8285965A JP28596596A JPH10109657A JP H10109657 A JPH10109657 A JP H10109657A JP 8285965 A JP8285965 A JP 8285965A JP 28596596 A JP28596596 A JP 28596596A JP H10109657 A JPH10109657 A JP H10109657A
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JP
Japan
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casing
power steering
outer tube
cables
handle
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JP8285965A
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Yasuhiko Kunida
靖彦 国田
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Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の装置においては、インナケーブルの初
期たるみはアウターチューブの取付長さの調節により除
去することができるもののアウターチューブのライナー
の摩耗などによるインナケーブル緩みやハンドルのすえ
切りなどにより大きな張力が一方のインナケーブルに作
用した場合に弾性伸びが生じることにより他方のインナ
ケーブルが緩んでハンドルに大きな遊びが生じる。 【構成】 2本のコントロールケーブル4の中間部分の
アウタチューブ5を除去してそのアウターチューブ5の
端部をケーシング30に固定することにより2本のイン
ナケーブル6の露出部分をそのケーシング30内におい
てほぼ平行に並列させ、そのケーシング30の両側方に
2本のインナケーブル6の露出部分を対向方向に弾圧す
る弾圧部材33を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は引張力の作用する2本の
コントロールケーブルとパワーシリンダを用いた自動車
用パワーステアリング装置に関し、特に、ハンドルの遊
びを適正値に保つことができる自動車用パワーステアリ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本件特許出願人は、両端を舵取リンク機
構を介して前輪に連結されたピストンロッドを備えたパ
ワーシリンダと、そのパワーシリンダに供給され、同時
に、そのパワーシリンダから排出される圧油を方向制御
するロータリー式のコントロールバルブと、そのコント
ロールバルブのローターに連結されたバルブ側ドラム
と、ハンドルに連結されたハンドル側ドラムと、可撓性
を有するアウタチューブ内に摺動自由に挿通されたイン
ナケーブルがハンドル側ドラムの交互方向の回転におい
て交互に引張力が作用するように両ドラムに巻き付けら
れた2本のコントロールケーブルとを含む構成とした自
動車用パワーステアリング装置について特許出願をし、
特開平8−2431号として出願公開された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この特許出願にかかる
発明は、コントロールケーブルを用いて操舵力を伝達す
るようにしたから、狭いエンジンルーム内を自由に曲げ
て配索することができる利点があるが、インナケーブル
の初期たるみはアウターチューブの取付長さの調節によ
り除去することができるもののアウターチューブのライ
ナーの摩耗などによるインナケーブル緩みやハンドルの
すえ切りなどにより大きな張力が一方のインナケーブル
に作用した場合に弾性伸びが生じることにより他方のイ
ンナケーブルが緩んでハンドルに大きな遊びが生じると
いう課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記課題
を解決するための手段として、請求項1の発明は2本の
コントロールケーブルの中間部分のアウタチューブを除
去してそのアウターチューブの端部をケーシングに固定
することにより2本のインナケーブルの露出部分をその
ケーシング内においてほぼ平行に並列させ、そのケーシ
ングの両側方に2本のインナケーブルの露出部分を対向
方向に弾圧する弾圧部材を設けたからインナケーブルに
緩みが生じても弾圧部材により押されて適正な張力が付
与されてハンドルの遊びが適正値に保たれ、請求項2の
発明は請求項1の発明において弾圧部材の弾圧力が調節
可能になっているからインナケーブルの緩みが大きくな
った場合でも張力を適正値に保つことができ、請求項3
の発明は請求項1、2の発明において2本のインナケー
ブルの露出部分の間の弾圧部材の両側にケーシングに支
持されたガイドローラーを設けたからインナケーブルの
たわみが大きくなってもケーシングやアウターチューブ
の端末に接触することなくインナケーブルが円滑に摺動
し、請求項4、5の発明は請求項1、2、3の発明にお
いて弾圧部材を案内体、ローラーとしたからインナケー
ブルが円滑に摺動する効果がある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を添付図
面に基づいて説明する。
【0006】図において、1はハンドルであって、車体
に取り付けられたケース2に回転自由に支持されてい
る。
【0007】車体の前方の舵取位置には上記ケース2と
同一構造のケース2が配置され、両ケース2、2の間に
は端末を筒形固定具3でケース2、2に固定された2本
の可撓性を有するコントロールケーブル4が配索されて
いる。
【0008】コントロールケーブル4はアウタチューブ
5内にインナケーブル6を摺動自由に挿通したものであ
って、図4に示すように、アウタチューブ5の端末に筒
形固定具3がかしめつけられてその外周に形成した雄ね
じ11がケース2に形成した雌ねじ12にねじ込まれて
いて、筒形固定具3の回転によりアウタチューブ5の取
り付け長さが調節され、ナット13により固定されるよ
うになっており、インナケーブル6はケース2内に回転
自由に支持されたドラム7に巻き付けられている。2本
のインナケーブル6の巻き付け方向は互いに逆であって
その端末はドラム7に固定されている。
【0009】ドラム7の回転軸8はケース2の一面から
突出し、ハンドル1側においてはハンドル1の回転軸
に、舵取位置側においては後述するロータリーバルブ9
のローター10に、それぞれ、連結されている。
【0010】14はシリンダチューブ15にピストン1
6を摺動自由に嵌合したパワーシリンダであって、ピス
トン16に固定したピストンロッド17の一側が延長さ
れてラック18が形成されており、両端にはボールジョ
イント19を介してタイロッド20が接続され、タイロ
ッド20は図示しないナックルアームを介して前輪aに
連結されている。
【0011】なお、本発明ではタイロッド20、ナック
ルアームなどを総称して舵取リンク機構としている。
【0012】ロータリーバルブ9のローター10にはピ
ニオン21が固定され、ラック18とかみ合っている。
【0013】ロータリーバルブ9の供給口22は図示し
ない油圧ポンプに接続され、排出口23は図示しないタ
ンクに接続されているとともに、2つのポート24、2
5はパイプ28、29によってシリンダチューブ15の
2つのポート26、27に接続されていて、ローター1
0が一方向に回転するとピストン16の一側に圧油が供
給されて他側から排出され、他方向に回転するとピスト
ン16の他側に圧油が供給されて一側から排出されるこ
とにより、ピストン16がピストンロッド17とともに
作動するようになっている。
【0014】上記したところは、前記公開公報に記載さ
れたところであるが、本実施の形態においては、図1、
2、3に示すように、2本のコントロールケーブル4、
4の中間部分においてアウターチューブ5が一定長さ除
去されてその端部がケーシング30に固定されて2本の
インナケーブル6、6の露出部分がそのケーシング30
内において平行に並列している。
【0015】そのケーシング30の両側方の中央に調節
ねじ31、31が羅入され、その先端の凹部32と先端
に曲面34が形成された弾圧部材である案内体33、3
3の凹部35との間に圧縮コイルばね36、36が装着
されてその弾力により案内体33、33が2本のインナ
ケーブル6、6の露出部分を対向方向に弾圧するように
なっているとともに、案内体33、33の両側には2本
のインナケーブル6、6に接触するガイドローラー3
7、37が軸38、38によってケーシング30に回転
自由に支持されている。
【0016】次に、本実施の形態の作動を説明する。
【0017】従来装置においては、ハンドル1を一方向
に回転操作すると一方のインナケーブル6に大きな張力
が作用し、他方のインナケーブル6は緩みがちになるの
であるが、本実施の形態においてはインナケーブル6、
6は案内体33、33によって対向方向へ弾圧されてい
るから緩みがちとなった側のインナケーブル6は図3に
鎖線で示すように押されて張力が付与され、その大きさ
は調節ねじ31、31のねじ込み量によって調節され
る。
【0018】したがって、アウターチューブ5のライナ
ーの摩耗やインナケーブル6の伸びなどによってインナ
ケーブル6が緩んでも常に適正な張力が付与され、ハン
ドル1の遊びが適正値に保たれる。
【0019】上記実施の形態において、案内体33をロ
ーラーにするとインナケーブル6との摩擦抵抗が小さく
なる利点がある。
【0020】また、ガイドローラー37はインナケーブ
ル6がたわんだときにアウターチューブ5の端末やケー
シング30に接触するのを防止するためのものである
が、溝付きローラーとすることによりインナケーブル6
が案内体33から外れるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態一部切欠斜視図である。
【図2】そのドラムの斜視図である。
【図3】その要部の拡大断面図である。
【図4】本発明の一実施例のコントロールケーブルの取
り付け長さ調節機構を示す一部切欠正面図である。
【符号の説明】
1:ハンドル 4:コントロールケーブル 5:アウタチューブ 6:インナケーブル 7:ドラム 9:コントロールバルブ 10:ローター 14:パワーシリンダ 17:ピストンロッド 20:タイロッド 30:ケーシング 31:調節ねじ 33:案内体(弾圧部材) 36:圧縮コイルばね 37:ガイドローラー a:前輪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端を舵取リンク機構を介して前輪に連
    結されたピストンロッドを備えたパワーシリンダと、該
    パワーシリンダに供給され、同時に、該パワーシリンダ
    から排出される圧油を方向制御するロータリー式のコン
    トロールバルブと、該コントロールバルブのローターに
    連結されたバルブ側ドラムと、ハンドルに連結されたハ
    ンドル側ドラムと、可撓性を有するアウタチューブ内に
    摺動自由に挿通されたインナケーブルが前記ハンドル側
    ドラムの交互方向の回転において交互に引張力が作用す
    るように前記両ドラムに巻き付けられた2本のコントロ
    ールケーブルと、を含む自動車用パワーステアリング装
    置において、前記2本のコントロールケーブルの中間部
    分の前記アウタチューブを除去して該アウターチューブ
    の端部をケーシングに固定することにより前記2本のイ
    ンナケーブルの露出部分を該ケーシング内においてほぼ
    平行に並列させ、該ケーシングの両側方に前記2本のイ
    ンナケーブルの露出部分を対向方向に弾圧する弾圧部材
    を設けた自動車用パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記弾圧部材の弾圧力が調節可能になっ
    ている請求項1記載のパワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記2本のインナケーブルの露出部分の
    間の前記弾圧部材の両側に前記ケーシングに支持された
    ガイドローラーを設けた請求項1または2記載の自動車
    用パワーステアリング装置。
  4. 【請求項4】 前記弾圧部材がばねにより押された案内
    体である請求項1、2または3記載の自動車用パワース
    テアリング装置。
  5. 【請求項5】 前記弾圧部材がばねにより押されたロー
    ラーである請求項1、2または3記載の自動車用パワー
    ステアリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008280001A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Jtekt Corp 車両用操舵装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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