JPH10110704A - 油圧制御装置 - Google Patents

油圧制御装置

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JPH10110704A
JPH10110704A JP26200796A JP26200796A JPH10110704A JP H10110704 A JPH10110704 A JP H10110704A JP 26200796 A JP26200796 A JP 26200796A JP 26200796 A JP26200796 A JP 26200796A JP H10110704 A JPH10110704 A JP H10110704A
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JP
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pressure
hydraulic
valve
switching
actuator
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JP26200796A
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Inventor
Tsutomu Udagawa
勉 宇田川
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレーンの旋回用モータなどの油圧制御装置
において、モータ停止時、起動時などの圧力変動による
モータの脈動を防止する。 【解決手段】 旋回用油圧モータ2と旋回用方向制御弁
1とを結ぶ2本の管路6A,6Bを連通あるいは遮断す
る切換弁9、および管路6A,6Bの高圧側を選択する
高圧選択弁10と、絞り12と、油溜め13とからなる
切換回路11を備える。絞り12の抵抗Rと油溜め13
の容量Vとを管路6A,6Bの圧力変動成分における1
Hz以下の高周波成分を遮断するように設定する。これ
により、管路6A,6Bの圧力変動に高周波成分が含ま
れる場合は、切換回路11は切換弁9を開位置に切り換
えるよう作用して管路6A,6Bが連通されるため、管
路6A,6Bの圧力変動に基づく不快感あるいは衝撃が
防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータの
停止時および起動時の衝撃を減少させるようにした油圧
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば操作レバーの操作量に
応じて流体圧アクチュエータの駆動に際し、アクチュエ
ータの停止時の衝撃を防止するための装置が種々提案さ
れている。例えば、実開平5−40601号公報には、
図8に示すように、油圧ポンプ31と、油圧モータ33
と、油圧ポンプ31から吐出される圧油の流れを切り換
えるコントロールバルブ32と、コントロールバルブ3
2を切り換える操作レバー37と、油圧モータ33に接
続された2本の管路34,35を連通可能な電磁切換弁
43と、管路34,35の圧力を検出する圧力センサ4
1,42と、圧力センサ41,42の検出結果に基づい
て電磁切換弁43を切り換える制御部44とを備えた油
圧制御装置が提案されている。
【0003】この油圧制御装置は以下のように作用す
る。操作レバー37をA側に操作すると、コントロール
バルブ32がa位置に切り換わり、管路34に圧力P1
が発生して油圧モータ33が一方向に回転する。この状
態において、操作レバー37を中立位置に操作すると、
コントロールバルブ32がc位置に切り換わり、管路3
4の圧力P1は減少するが管路35の圧力P2が上昇す
る。そして、この圧力P2の上昇速度が基準値を超える
と、制御部44が電磁切換弁43を開き、管路34と管
路35とが連通され、両管路34,35の圧力差を小さ
くする。さらに、油圧モータ33により駆動される慣性
体の停止運動により油圧モータ33が逆転され、管路3
4の圧力P1が上昇する場合も、その上昇速度が基準値
を越えると、制御部44が電磁切換弁43を開いて管路
34と管路35とを連通して両管路34,35の圧力差
を小さくする。これにより、油圧モータ33の停止時
に、管路34,35の圧力が急峻に立ち上がって、装置
に衝撃が生じることを防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平5−40601号公報に記載された装置において
は、油圧モータ33の停止時における管路34,35の
圧力P1,P2の急激な上昇を抑えることができるもの
の、圧力変動に基づく脈動を防止することができない。
すなわち、起動時、減速時など油圧モータなどのアクチ
ュエータに駆動力が作用する場合は、圧油の圧縮性およ
びアクチュエータの慣性などにより、アクチュエータに
接続される管路に作用する圧力は、図6に示すように短
時間で増減を繰り返して振動を生じつつ、定常状態に収
束するものである。したがって、このような圧力変動が
除去されないと、アクチュエータの起動時あるいは停止
時にアクチュエータが脈動し、オペレータに不快感を与
えるのみならず、起動時、減速時に装置に衝撃が生じ、
装置の操作性が悪化してしまうものである。
【0005】一方、このような圧力の変動は、アクチュ
エータの質量、油圧システムの構成により一義的に定ま
るものであり、さらに圧力変動の振動成分のうち高周波
成分が装置に衝撃などを生じさせる原因となるものであ
る。
【0006】本発明の目的は、アクチュエータの停止
時、起動時などのアクチュエータに接続された管路に生
じる圧力変動を除去することができる油圧制御装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
および図2を参照して説明すると、請求項1の発明は、
油圧ポンプ3と、油圧ポンプ3から吐出される圧油によ
り駆動するアクチュエータ2と、油圧ポンプ3からアク
チュエータ2に供給される圧油の流れを制御する制御弁
1と、制御弁1を切り換える操作レバー5とを備えた油
圧制御装置に適用され、アクチュエータ2の出入口ポー
トにそれぞれ接続する2本の管路6A,6Bの高圧側の
圧油を選択する高圧選択弁10と、2本の管路6A,6
Bを連通する開位置および遮断する閉位置に切り換わる
切換弁9と、高圧選択弁10からの圧力変動の周波数の
うち、所定以上の高周波成分に基づいて切換弁9を開位
置に切り換え、高周波成分以下の圧力変動の周波数成分
に基づいて切換弁9を閉位置に切り換える切換回路11
とを備えたことにより上記目的を達成する。請求項2の
発明によれば、切換回路11は、絞り12と油溜め室1
3とを備える。請求項3の発明によれば、圧力変動の周
波数はオペレータが操作可能な周波数である。
【0008】請求項1の発明によれば、2本の管路6
A,6Bの圧力の変動が所定の高周波の場合は、高圧選
択弁10からの圧力により切換回路11は切換弁9を開
位置に移動し、これにより、2本の管路6A,6Bは連
通される。一方、2本の管路6A,6Bの圧力の変動が
所定の高周波以下の周波数である場合は、高圧選択弁1
0からの圧力により切換回路11は切換弁9を閉位置に
移動し、これにより、2本の管路6A,6Bは遮断され
る。そしてこれにより、2本の管路6A,6Bの圧力変
動の高周波成分に基づくアクチュエータ2の衝撃や脈動
が除去される。
【0009】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態に
係る油圧制御装置の構成を示す回路図、図2は後述する
切換回路の詳細な構成を示す図、図3は本実施の形態に
係る油圧制御装置が用いられるクレーンの構成を示す側
面図である。図3に示すように、移動式クレーンは、走
行体61と、走行体61上に搭載された旋回可能な旋回
体62と、旋回体62に起伏可能に支持されたブーム6
3と、ブーム63の先端に設けられたシーブ64と、シ
ーブ64を経由したワイヤロープに接続されたフック6
5とからなる。フック65には吊り荷66が吊り下げら
れる。
【0011】この移動式クレーンの旋回体62の旋回用
の油圧回路は、図1に示すように、原動機14によって
駆動される油圧ポンプ3と、油圧ポンプ3から吐出され
る圧油によって駆動する旋回用油圧モータ2と、油圧ポ
ンプ3から旋回用油圧モータ2に供給される圧油の流れ
を制御する旋回用方向制御弁1と、オペレータが旋回指
令を入力する操作レバー5と、操作レバー5により操作
されるパイロット弁12A,12Bと、パイロット弁1
2A,12Bに圧油を供給するパイロット油圧源7と、
作動油タンク8と、リリーフ弁4と、旋回用油圧モータ
2の出入口ポートに接続された2本の管路6A,6B
と、2本の管路6A,6Bを連通および遮断する切換弁
9と、2本の管路6A,6Bとの間に接続され、各管路
6A,6Bの高圧側を選択する高圧選択弁10と、高圧
選択弁10からの圧油を切換弁9のポート9A,9Bに
選択的に供給する切換回路11とからなる。
【0012】図2に示すように、切換回路11は、高圧
選択弁10により選択された高圧側の管路6A,6Bの
圧力を切換弁9のポート9A,9Bにそれぞれ供給する
管路11A,11Bと、管路11Bに設けられた絞り1
2および油溜め13とからなる。
【0013】ここで、圧力の振動現象について説明す
る。図4(a),(b)は圧力振動の説明図である。図
4(a)では構成を簡素化するため、油圧モータ2を油
圧シリンダに置き換えてある。旋回用方向制御弁1から
流量Qの圧油が油圧シリンダ内に流入すると、油圧シリ
ンダ内の圧力Pは圧油の圧縮性により流量Qを受けて上
昇する。そして圧力Pにより推力Fが生じ、物体mはこ
の推力により加速度運動を起こす。物体mの速度はこの
加速度を積分したものとなり、その速度により油圧シリ
ンダ内の容積が増し、油を圧縮する割合が低下し圧力P
が下がる。そしてこれらの繰り返しにより振動現象が発
生する。この現象を振動モデルで表すと図4(b)のよ
うになり、バネとマス(質量)で構成される一般的なバ
ネ−マス系と同様と考えられる。
【0014】次に、この現象を旋回用油圧モータ2に当
てはめて説明する。旋回用方向制御弁1は操作レバー5
の入力通りに圧油を旋回用油圧モータ2に供給する。旋
回用油圧モータ2には実際には減速機・軸受・摺動面な
ど(図示しない)が運動時に摩擦抵抗として作用するた
め、静的には図5に示すような右上がりの圧力波形とな
る。また、上述した振動現象が加わり旋回用油圧モータ
2に圧油を供給する管路6A,6Bの高負荷側における
圧力波形は図6のようなものとなる。これらの圧力変動
は旋回用油圧モータ2の加速度に影響し、オペレータに
不快感を与えるばかりではなく、起動・減速時にショッ
クを与える原因となる。
【0015】一方、オペレータは通常、安全確保のため
比較的ゆっくり旋回操作を行う。また、非常時などの危
険回避時などにおいてもレバー入力の応答周波数が1H
z程度あればよいとすると、オペレータの必要とする圧
力制御の応答周波数は1Hz程度以下で十分であり、そ
れ以上の周波数成分はオペレータの制御範囲外と考える
ことができる。
【0016】そこで、本実施の形態では、図1および図
2に示す高圧選択弁10により選択された管路6A,6
Bの圧力変動の1Hz以上の高周波成分のみに対して切
換弁9が開位置に切り換わるように切換回路11を構成
したものである。すなわち、上述したように、高圧選択
弁10からの圧力をポート9Aに供給することにより切
換弁9を開位置に切り換え、ポート9Bに供給すること
により切換弁9を閉位置に切り換えるようにし、この
際、絞り12と油溜め13とにより一時遅れ系を構成
し、高圧選択弁10により選択された圧力変動の高周波
成分に基づいて切換弁9を切り換える。これを図7を参
照して説明する。
【0017】図7に示すように、絞り12の抵抗をR、
油溜め13の容量をV、高圧選択弁10からの圧力をP
i、切換弁9のポート9Bに作用する圧力をPoとする
と、圧力入力値Piに対する圧力出力値Poは、
【数1】 但し、K:油の体積弾性係数 となる。式(1)を時間関数に変換すると、
【数2】 となる。式(2)から明らかなように、図7に示す系の
立ち上がり時定数Tは、
【数3】 となる。また、時定数Tと遮断周波数Fとの関係は、
【数4】 であり、式(4)より、
【数5】 が得られ、目標とする遮断周波数Fに対する時定数Tが
定められる。したがって、絞り12の抵抗Rと油溜め1
3の容量Vとを調整することにより、時定数Tさらには
遮断周波数Fを任意に設定することができる。そして、
本実施の形態においては、遮断周波数Fを1Hz以とな
るように、絞り12の抵抗Rと油溜め13の容量Vを調
節する。
【0018】以下、本実施の形態の動作について説明す
る。操作レバー5を操作して、旋回用方向制御弁1をa
位置あるいはb位置に切り換えると、油圧ポンプ3から
旋回用油圧モータ2に圧油が供給され、旋回用油圧モー
タ2は回転する。また、操作レバー5を操作して旋回用
方向制御弁1をc位置に切り換えると、油圧ポンプ3か
らの圧油は遮断されるため、旋回用油圧モータ2は停止
する。そして、このような、操作レバー5の作動時、す
なわち、旋回用油圧モータ2の起動時あるいは停止時に
おいては、管路6A,6B内の圧油の圧力差が生じると
ともに圧力が変動し、高圧選択弁10が切り換わる。高
圧選択弁10からの圧力は、その圧力変動の周波数に応
じてポート9Aおよびポート9Bに入力される。すなわ
ち、絞り12の抵抗Rおよび油溜め13の容量Vにより
遮断周波数Fは1Hzに設定されているため、圧力変動
が1Hz以下の場合は、高圧選択弁10からの圧力はポ
ート9Aとポート9Bに略同時に作用し、切換弁9は閉
位置に切り換えられた状態を維持する。一方、圧力変動
の1Hz以上の場合には、高圧選択弁10からの圧力が
管路11Aを介してポート9Aに作用するときには、管
路1Bの一時応答遅れによりポート9Bには圧力が作用
しないため、切換弁9は開位置に切り換えられ、これに
より管路6Aと管路6Bとは連通される。
【0019】このように、本実施の形態においては、管
路6A,6Bの圧力が高周波で変動している場合におい
て、高圧選択弁10により選択される圧力変動に応じて
切換弁9は開閉を繰り返す。このため、圧力変動の高周
波成分に基づく旋回用油圧モータ2の加速度の変動は切
換弁9の開閉により減衰されることとなる。したがっ
て、旋回用油圧モータ2の脈動を無くしてオペレータに
不快感を与えることが防止されるとともに、旋回用油圧
モータ2の起動時あるいは停止時の圧力変動に基づく衝
撃を除去することができる。
【0020】なお、上記実施の形態においては、クレー
ンの上部旋回体62を駆動する旋回用油圧モータ2を駆
動する油圧回路に本発明を適用した例について説明した
が、これに限定されるものではなく、油圧により駆動さ
れるアクチュエータが用いられる油圧回路であれば、い
かなるものにも本発明を適用することができる。
【0021】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、旋回用油圧モータ2がアクチュエータを構成する。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、アクチュエータの起動時あるいは停止時の圧力変
動の高周波成分がアクチュエータの出入口の管路を連通
させることにより除去されるため、アクチュエータの脈
動を無くしてオペレータに不快感を与えることを防止す
ることができるとともに、アクチュエータの起動時ある
いは停止時の圧力変動に基づく衝撃を除去することがで
きる。とくに、アクチュエータの出入口管路の高圧側の
圧油により、2本の出入口管路の開閉を制御するように
したため、電気的なセンサや回路が不要となり、信頼性
の高い装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る油圧回路図
【図2】切換回路の詳細な構成を示す油圧回路図
【図3】本発明が適用されるクレーンの全体構成図
【図4】圧力振動を説明するための図
【図5】油圧モータ駆動時における圧力の静的特性図
【図6】油圧モータ駆動時における圧力の動的特性図
【図7】絞りと油溜めの作用を説明するための図
【図8】従来の油圧制御装置の回路図
【符号の説明】
1 旋回用方向制御弁 2 旋回用油圧モータ 3 油圧ポンプ 4 圧力制御弁 5 操作レバー 6A,6B 管路 7 パイロット油圧源 8 作動油タンク 9 切換弁 10 高圧選択弁 11 切換回路 11A,11B 管路 12 絞り 13 油溜め 11 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプと、 該油圧ポンプから吐出される圧油により駆動するアクチ
    ュエータと、 前記油圧ポンプから前記アクチュエータに供給される圧
    油の流れを制御する制御弁と、 前記制御弁を切り換える操作レバーとを備えた油圧制御
    装置において、 前記アクチュエータの出入口ポートにそれぞれ接続する
    2本の管路の高圧側の圧油を選択する高圧選択弁と、 前記2本の管路を連通する開位置および遮断する閉位置
    との間において切り換わる切換弁と、 前記高圧選択弁からの圧力変動の周波数のうち、所定以
    上の高周波成分に基づいて前記切換弁を前記開位置に切
    り換え、該高周波成分以下の圧力変動の周波数成分に基
    づいて前記切換弁を閉位置に切り換える切換回路とを備
    えたことを特徴とする油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記切換回路は、絞りと油溜め室とから
    なることを特徴とする請求項1記載の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 前記周波数は、オペレータが操作可能な
    周波数であることを特徴とする請求項1または2記載の
    油圧制御装置。
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