JPH10110765A - ピストン構造 - Google Patents

ピストン構造

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JPH10110765A
JPH10110765A JP26735096A JP26735096A JPH10110765A JP H10110765 A JPH10110765 A JP H10110765A JP 26735096 A JP26735096 A JP 26735096A JP 26735096 A JP26735096 A JP 26735096A JP H10110765 A JPH10110765 A JP H10110765A
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JP
Japan
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piston
valve
holes
members
opening
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JP26735096A
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Masao Teraoka
正夫 寺岡
Akihiro Masuyama
昭浩 増山
Mitsuaki Tsunoda
光昭 角田
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを大幅に低減し、重ね合わせ作業性を
向上させ、ピストン部材の製造を容易にする。 【解決手段】 重ね合わせ側とバルブ配置側とに開口す
る貫通孔57、59を周方向に各3個有し、貫通孔5
7、59のバルブ側開口65、67が径方向外側と径方
向内側に互い違いに配置されたピストン部材51を2枚
重ね合わせたピストン組立と、その両面に配置され、径
方向内側のバルブ側開口67を塞ぐバルブとを備え、前
記2枚のピストン部材51を同一の部材にすると共に、
互いに係合する凸部69と凹部71とを設け、部材51
を重ね合わせたときに、凸部69と凹部71との係合に
より径方向外側と径方向内側のバルブ側開口65、67
が対向し、連通するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ショックアブソ
−バなどに用いられるピストン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】「自動車工学 1996年 10月号
64、65ペ−ジ」に車両のサスペンションに用いられ
るビルシュタイン式ショックアブソ−バが記載されてい
る。
【0003】図14と図15はこのビルシュタイン式シ
ョックアブソ−バのピストン構造に用いられるピストン
組み立て201を示している。
【0004】このピストン組立201は、図15のよう
に、板状のピストン部材203、205を重ね合わせた
ものである。ピストン構造はピストン組立201の両面
に円盤状で可撓性のバルブを配置して構成される。ピス
トン組立201には、ピストン部材203、205の各
貫通孔207、209が連通して流体の流路211が形
成される。
【0005】各ピストン部材203、205は焼結金属
の型押しによって成形され、これらには押型を抜くため
の抜き勾配面213、215、217が設けられてい
る。
【0006】このピストン構造は、流体を満たしたシリ
ンダの中で車体の傾斜や車輪のストロ−クなどによって
移動し、流路211を通過する流体の流路抵抗によっ
て、車体の傾斜や車輪の動きをダンプする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例のピス
トン構造では、ピストン組立201を構成するために、
形状の異なった2個のピストン部材203、205が必
要であり、押型も2種類必要である。従って、コスト高
になる。
【0008】又、流体の流路211を形成するには、ピ
ストン部材203、205を重ね合わせる際に、各貫通
孔207、209の位置を正確に合わせる必要があり、
作業性が悪い。
【0009】更に抜き勾配面213、215、217を
設けると各ピストン部材203、205の焼結加工が難
しい。
【0010】そこで、この発明は、2枚のピストン部材
を重ね合わせてピストン組立にするピストン構造であっ
て、コストを大幅に低減し、重ね合わせの作業性を向上
させ、ピストン部材の製造を容易にしたピストン構造の
提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のピストン
構造は、重ね合わせ側とバルブ側とに開口する貫通孔を
周方向に複数個有すると共に、各貫通孔のバルブ側開口
が径方向外側と径方向内側に互い違いに配置された円盤
状のピストン部材と、このピストン部材を2枚、各貫通
孔を連通させながら、重ね合わせ面で重ね合わせてな
り、連通させた貫通孔が流体の流路を形成するピストン
組立と、ピストン組立の両面に配置され、径方向内側の
バルブ側開口を塞ぐ可撓性のバルブとを備えたピストン
構造であって、前記2枚のピストン部材を同一の部材に
し、これらを重ね合わせたときに、それぞれの径方向外
側と径方向内側のバルブ側開口が対向し、連通するよう
にしたことを特徴とする。
【0012】このように、請求項1のピストン構造で
は、各ピストン部材を互いに重ね合わせたときに、それ
ぞれの径方向外側と径方向内側のバルブ側開口が対向
し、連通されるように形成したことにより、これらを同
一の部材にした。
【0013】こうして、2種類のピストン部材と、それ
ぞれを作るための2種類型とが必要であった従来例と異
なって、ピストン部材と型とが各1種類ですみ、部品管
理が容易になり、コストが大きく低減される。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載のピ
ストン構造であって、隣り合った径方向外側と径方向内
側のバルブ側開口の両側に対応した重ね合わせ面側に互
いに係合可能な凸部と凹部とを設け、各ピストン部材を
重ね合わせたときにこれら凸部と凹部との係合により、
それぞれの径方向外側と径方向内側のバルブ側開口を連
通させることを特徴とし、請求項1の構成と同等の効果
を得る。
【0015】これに加えて、隣り合った径方向外側と径
方向内側のバルブ側開口の両側箇所に対応したピストン
部材の重ね合わせ面に、各ピストン部材を重ね合わせた
時に互いに係合し、それぞれの径方向外側と径方向内側
のバルブ側開口とを連通させる凸部と凹部とを設けた。
【0016】従って、例えば、各ピストン部材の径方向
外側のバルブ側開口同士が連通するような誤組み立てが
防止され、組付け作業がそれだけ容易になる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のピストン構造であって、ピストン部材が型を
用いて加工されると共に、貫通孔の開口側壁面がこの型
の抜き方向に平行に形成されていることを特徴とし、請
求項1又は請求項2の構成と同等の効果を得る。
【0018】これに加えて、ピストン部材の貫通孔に抜
き勾配を設けないから、ピストン部材を焼結加工する際
に型から抜く作業が容易になり、作業性と歩留りなどが
向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1乃至図9により本発明の第1
実施形態を説明する。この実施形態は請求項1、2、3
の特徴を備えており、図1はこの実施形態のピストン構
造を用いた車両のショックアブソ−バ1を示している。
なお、符号が与えられていない部材などは図示されてい
ない。
【0020】図1のように、ショックアブソ−バ1は、
ピストンロッド3、シリンダ5、カバ−構造7、実施形
態のピストン構造9、フリ−ピストン11などから構成
されている。
【0021】ピストンロッド3は車体側に連結されてい
る。又、シリンダ5の下端にはリング13が溶接されて
おり、このリング13はブッシュ15を介して車軸側の
部材17に揺動自在に連結されている。
【0022】このようにショックアブソ−バ1は、サス
ペンションスプリングと並列に、車体側と車軸側との間
に配置されている。
【0023】図1のように、フリ−ピストン11はOリ
ング19を介してシリンダ5の内周に移動自在に係合し
ている。フリ−ピストン11の下側にはガス20が封入
されている。
【0024】カバ−構造7はシリンダ5の上端に取り付
けられており、カバ−構造7とフリ−ピストン11との
間にはオイル21が封入されている。
【0025】このように、フリ−ピストン11の上側に
オイル21を封入し、下側にガス20を封入したことに
より、異なったダンピング特性のダンパを直列に連結し
た効果を得ている。
【0026】カバ−構造7は、ダストシ−ルカバ−2
3、シ−ルカバ−25、ダストシ−ル27、オイルシ−
ル29、31などから構成されている。ダストシ−ル2
7は各カバ−23、25とピストンロッド3との間に配
置されシリンダ5内部への塵埃の侵入を防止する。又、
オイルシ−ル29、31は各カバ−23、25とピスト
ンロッド3との間に配置されシリンダ5外部へのオイル
洩れを防止する。
【0027】カバ−構造7にはピストンロッド3が移動
自在に貫通していると共に、このように、シリンダ5の
上端を密封し塵埃の侵入とオイル洩れとを防止してい
る。
【0028】ピストン構造9は、図2に拡大して示すよ
うに、ピストン組立33、上下のディスクストッパ3
5、37、ディスクストッパ35、37とピストン組立
33との間にそれぞれ配置されたサポ−トディスク群3
9、41、各サポ−トディスク群39、41とピストン
組立33の上面と下面との間にそれぞれ配置された円盤
状のバルブ43、45などから構成されている。
【0029】ピストン構造9はピストンロッド3の先端
に挿通され、ワッシャ47とナット49で固定されてい
る。
【0030】ピストン組立33はピストン部材51を2
枚重ね合わせて構成されており、その外周の溝にはピス
トンリング53が配置され、シリンダ5との摺動抵抗を
低減させている。
【0031】ピストン部材51は円盤状の部材であり、
一側が図3に示す重ね合わせ面になり、他側が図4に示
すバルブ配置面になっている。
【0032】ピストン部材51には中心にピストンロッ
ド3の挿通孔55が設けられ、その周囲には2種類各3
個の貫通孔57、59が周方向互い違いに等間隔で設け
られている。各貫通孔57、59は重ね合わせ面に開口
61、63を形成し、バルブ配置面に開口65、67を
形成している。
【0033】図3、4、5、6のように、貫通孔57の
バルブ配置面側開口65は径方向外側に形成されてお
り、図3、4、7のように、貫通孔59のバルブ配置面
側開口67は径方向内側に形成されている。
【0034】図1、2のように、バルブ43、45は径
方向内側の開口67だけを塞いでおり、径方向外側の開
口65は常時開放されている。
【0035】又、図1、2、3のように、重ね合わせ面
の開口61、63は、2枚のピストン部材51を重ね合
わせた状態で、互いが重なるように同一位置で同一形状
に形成されている。
【0036】又、図3のように、ピストン部材51の重
ね合わせ面には貫通孔57、59(径方向外側の開口6
5と径方向内側の開口67)を間に挟んで、図8のよう
な凸部69と図9のような凹部71が形成されている。
これらの凸部69と凹部71は互いに係合する。
【0037】このように、凸部69と凹部71とを貫通
孔57、59を挟んで形成したから、2枚のピストン部
材51を凸部69と凹部71とが係合するように重ね合
わせると、図1、2のように、貫通孔57、59が対向
して連通し、常時開放された開口65を上向きにした流
路73と、開口65を下向きにした流路75とが形成さ
れる。
【0038】ピストン部材51は焼結金属の型押しによ
って成形される。図5、6、7のように、貫通孔57、
59の開口61、63側壁面は軸方向(抜き方向)に平
行に形成されており、押型用の抜き勾配は設けられてい
ない。
【0039】ピストンロッド3を介してショックアブソ
−バ1が車体の傾斜や車輪のストロ−クなどを受ける
と、ピストン構造9はシリンダ5の内部を上下動する。
【0040】ピストン構造9が伸び側(上方)に移動す
ると、図2の2点鎖線の矢印77のように、オイル21
は上向きの開口65から入り下側のバルブ45を押し広
げて流路73を通り抜け、流路75は上側のバルブ43
によって閉止される。
【0041】又、ピストン構造9が縮み側(下方)に移
動すると、2点鎖線の矢印79のように、オイル21は
下向きの開口65から入りバルブ43を押し広げて流路
75を通り抜け、流路73はバルブ45によって閉止さ
れる。
【0042】このときピストン構造9が受けるオイル2
1の抵抗によって、ショックアブソ−バ1は車両のサス
ペンションスプリングの変位をダンピングする。
【0043】又、上下のバルブ43、45の厚さやサポ
−トディスク群39、41の形状、外形、厚さなどを変
えることによって、ピストン構造9のダンパ−特性を伸
び方向と縮み方向とで変えることができ、乗り心地を犠
牲にせずに、操縦性を高めることができる。
【0044】こうして、ショックアブソ−バ1が構成さ
れている。
【0045】ショックアブソ−バ1では、上記のよう
に、ピストン構造9の2枚のピストン部材51を同一の
部材にしたから、従来例と異なって、ピストン部材と押
型とがそれぞれ1種類ですみ、部品管理が容易になり、
コストが大きく低減される。
【0046】又、互いに係合する凸部69と凹部71と
をピストン部材51に設け、両ピストン部材51を重ね
合わせた時に径方向外側と径方向内側の各バルブ側開口
65、67を対向させ連通させるように構成したから、
例えば、径方向外側のバルブ側開口65同士が連通する
ような誤組み立てが防止され、組付け作業がそれだけ容
易になる。
【0047】更に、ピストン部材51の各貫通孔57、
59に抜き勾配を設けないから、ピストン部材51を焼
結加工する際に押型から抜く作業が容易になり、作業性
や歩留りが向上する。
【0048】次に、図10乃至図13により本発明の第
2実施形態を説明する。この実施形態は請求項1、2、
3の特徴を備えており、各図面はこの実施形態のピスト
ン構造に用いられるピストン部材81を示している。
又、符号が与えられていない部材などは図示されていな
い。
【0049】なお、この実施形態のピストン構造は、上
記のショックアブソ−バ1においてピストン構造9と置
き換えて用いられており、以下、実施形態1と同機能の
部材は同一の符号を与えて引用する。
【0050】このピストン構造は、ピストン構造9と同
様に、ピストン組立、上下のディスクストッパ35、3
7、ディスクストッパ35、37とピストン組立との間
にそれぞれ配置されたサポ−トディスク群39、41、
各サポ−トディスク群39、41とピストン組立の上面
と下面との間にそれぞれ配置された円盤状のバルブ4
3、45などから構成されており、ピストンロッド3の
下端に挿通されワッシャ47とナット49で固定されて
いる。
【0051】このピストン構造のピストン組立はピスト
ン部材81を2枚重ね合わせて構成されており、その外
周の溝にはピストンリング53が配置され、シリンダ5
との摺動抵抗を低減させている。
【0052】ピストン部材81は円盤状の部材であり、
一側が図10に示す重ね合わせ面になり、他側が図11
に示すバルブ配置面になっている。
【0053】ピストン部材81には中心にピストンロッ
ド3の挿通孔83が設けられ、その周囲には2種類各2
個の貫通孔85、87が周方向互い違いに等間隔で設け
られている。各貫通孔85、87は重ね合わせ面に開口
89、91を形成し、バルブ配置面に開口93、95を
形成している。
【0054】図12のように、貫通孔85のバルブ配置
面側開口93は径方向外側に形成されており、図13の
ように、貫通孔87のバルブ配置面側開口95は径方向
内側に形成されている。
【0055】バルブ43、45は径方向内側の開口95
だけを塞いでおり、径方向外側の開口93は常時開放さ
れている。
【0056】又、重ね合わせ面の開口89、91は、2
枚のピストン部材81を重ね合わせた状態で、互いが重
なるように同一位置で同一形状に形成されている。
【0057】又、図10のように、ピストン部材81の
重ね合わせ面には貫通孔85、87(径方向外側の開口
93と径方向内側の開口95)の間に、第1実施形態の
図8と図9と同様に、凸部97と凹部99が形成されて
いる。これらの凸部97と凹部99は互いに係合する。
【0058】このように、凸部97と凹部99とを貫通
孔85、87を挟んで形成したから、2枚のピストン部
材81を凸部97と凹部99とが係合するように重ね合
わせると、貫通孔85、87が対向して連通され、常時
開放された開口93を上向きにした流路と、開口93を
下向きにした流路とが形成される。
【0059】ピストン部材81は焼結金属の型押しによ
って成形されるが、図12、13のように、貫通孔8
5、87の開口89、91、93、95側壁面は軸方向
(抜き方向)に平行に形成されており、押型用の抜き勾
配は設けられていない。
【0060】ピストンロッド3を介してショックアブソ
−バ1が車体の傾斜や車輪のストロ−クなどを受ける
と、第2実施形態のピストン構造はシリンダ5の内部を
上下動する。
【0061】ピストン構造が伸び側に移動すると、オイ
ル21は開口93が上向きの流路に入りバルブ45を押
し広げて通り抜け、開口93が下向きの流路はバルブ4
3によって閉止される。
【0062】又、ピストン構造が縮み側に移動すると、
オイル21は開口93が下向きの流路に入りバルブ43
を押し広げて通り抜け、開口93が上向きの流路はバル
ブ45によって閉止される。
【0063】このときピストン構造が受けるオイル21
の抵抗により、ショックアブソ−バは車両のサスペンシ
ョンスプリングの変位をダンピングする。
【0064】このピストン構造において、上下のバルブ
43、45の厚さやサポ−トディスク群39、41の形
状、外形、厚さなどを変えることにより、そのダンパ−
特性を伸び方向と縮み方向とで変えることができ、乗り
心地を犠牲にせずに、操縦性を高めることができる。
【0065】こうして、第2実施形態のピストン構造を
用いたショックアブソ−バが構成されている。
【0066】このショックアブソ−バでは、第1実施形
態のショックアブソ−バ1と同様に、ピストン構造の2
枚のピストン部材81を、上記のように同一の部材にし
たから、従来例と異なって、ピストン部材と押型とがそ
れぞれ1種類ですみ、部品管理が容易になり、コストが
大きく低減される。
【0067】又、互いに係合する凸部97と凹部99と
をピストン部材81に設け、両ピストン部材81を重ね
合わせた時に径方向外側と径方向内側の各バルブ側開口
93、95を対向させ連通させるように構成したから、
例えば、径方向外側のバルブ側開口93同士が連通する
ような誤組み立てが防止され、組付け作業がそれだけ容
易になる。
【0068】更に、ピストン部材81の各貫通孔85、
87に抜き勾配を設けないから、ピストン部材81を焼
結加工する際に型から抜く作業が容易であり、作業性や
歩留りが向上する。
【0069】
【発明の効果】請求項1のピストン構造では、各ピスト
ン部材を同一の部材にしたことによって、ピストン部材
と押型とがそれぞれ1種類ですみ、部品管理が容易にな
り、コストが大きく低減する。
【0070】請求項2記載の発明は、各ピストン部材の
径方向外側同士、あるいは径方向内側同士のバルブ側開
口が連通するような誤組み立てが防止され、組付け作業
がそれだけ容易になる。
【0071】請求項3記載の発明は、ピストン部材の貫
通孔に抜き勾配を設けないから、型から抜く作業が容易
になり、作業性と歩留りなどが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を用いたショックアブソ
−バを示す断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】第1実施形態に用いられるピストン部材の重ね
合わせ面側を示す平面図である。
【図4】第1実施形態に用いられるピストン部材のバル
ブ配置面側を示す平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図5のB部拡大図である。
【図7】図4のC−C断面図である。
【図8】図3のD矢視図である。
【図9】図3のE矢視図である。
【図10】本発明の第2実施形態に用いられるピストン
部材の重ね合わせ面側を示す平面図である。
【図11】本発明の第2実施形態に用いられるピストン
部材のバルブ配置面側を示す平面図である。
【図12】図11のF−F断面図である。
【図13】図11のG−G断面図である。
【図14】従来例の平面図である。
【図15】図14のH−H断面図である。
【符号の説明】
9 ピストン構造 33 ピストン組立 43、45 バルブ 51、81 ピストン部材 57、59、85、87 貫通孔 61、63、89、91 開口(重ね合わせ側) 65、93 径方向外側の開口(バルブ配置側) 67、95 径方向内側の開口(バルブ配置側) 69、97 凸部 71、99 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ね合わせ側とバルブ側とに開口する貫
    通孔を周方向に複数個有すると共に、各貫通孔のバルブ
    側開口が径方向外側と径方向内側に互い違いに配置され
    た円盤状のピストン部材と、このピストン部材を2枚、
    各貫通孔を連通させながら、重ね合わせ面で重ね合わせ
    てなり、連通させた貫通孔が流体の流路を形成するピス
    トン組立と、ピストン組立の両面に配置され、径方向内
    側のバルブ側開口を塞ぐ可撓性のバルブとを備えたピス
    トン構造であって、前記2枚のピストン部材を同一の部
    材にし、これらを重ね合わせたときに、それぞれの径方
    向外側と径方向内側のバルブ側開口が対向し、連通する
    ようにしたことを特徴とするピストン構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、隣り合っ
    た径方向外側と径方向内側のバルブ側開口の両側に対応
    した重ね合わせ面側に互いに係合可能な凸部と凹部とを
    設け、各ピストン部材を重ね合わせたときにこれら凸部
    と凹部との係合により、それぞれの径方向外側と径方向
    内側のバルブ側開口を連通させることを特徴とするピス
    トン構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、ピストン部材が型を用いて加工されると共に、貫通
    孔の開口側壁面がこの型の抜き方向に平行に形成されて
    いることを特徴とするピストン構造。
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