JPH10111084A - 焼成用棚板およびそれを用いた焼成方法 - Google Patents
焼成用棚板およびそれを用いた焼成方法Info
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- JPH10111084A JPH10111084A JP8264599A JP26459996A JPH10111084A JP H10111084 A JPH10111084 A JP H10111084A JP 8264599 A JP8264599 A JP 8264599A JP 26459996 A JP26459996 A JP 26459996A JP H10111084 A JPH10111084 A JP H10111084A
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】熱効率の向上を図るとともに、耐火物部材の耐
久性をも向上する。 【解決手段】平板部1に支柱2が固定されていて、被焼
成物3を載置するための平板部1に空間部分4が開けら
れ、被焼成物3を載置したときにその裏面がその空間部
分4を通じて露出するように形成されている。また、被
焼成物3の一部を突出部分31としてその平板部1の周
縁部の外側にはみ出させた状態で載置して焼成する。
久性をも向上する。 【解決手段】平板部1に支柱2が固定されていて、被焼
成物3を載置するための平板部1に空間部分4が開けら
れ、被焼成物3を載置したときにその裏面がその空間部
分4を通じて露出するように形成されている。また、被
焼成物3の一部を突出部分31としてその平板部1の周
縁部の外側にはみ出させた状態で載置して焼成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼成炉内でセラミ
ックスなどの被焼成物を載置して焼成するため、複数
段、段積みして使用される焼成用棚板に関する。
ックスなどの被焼成物を載置して焼成するため、複数
段、段積みして使用される焼成用棚板に関する。
【0002】
【従来の技術】前記焼成用棚板の1例を図11に示す。
同図において、高温強度に優れたアルミナ、炭化珪素、
窒化珪素などのセラミックスを主体とした4角形平板部
1とこの平板部1を支える支柱2からなり、この例示の
棚板では、支柱2は平板部1の1辺部に2個、対辺部に
1個合計3個が固定されている。このような支柱を備え
た棚板を相当数準備し、各支柱を重ね合わせて複数段、
段積みして使用されるのである。この場合、被焼成物3
は、各平板部1に載置されるのであるが、平板部1の外
側縁部からはみ出すことなく、平板部1の上面内に納め
られているのが通例であった。
同図において、高温強度に優れたアルミナ、炭化珪素、
窒化珪素などのセラミックスを主体とした4角形平板部
1とこの平板部1を支える支柱2からなり、この例示の
棚板では、支柱2は平板部1の1辺部に2個、対辺部に
1個合計3個が固定されている。このような支柱を備え
た棚板を相当数準備し、各支柱を重ね合わせて複数段、
段積みして使用されるのである。この場合、被焼成物3
は、各平板部1に載置されるのであるが、平板部1の外
側縁部からはみ出すことなく、平板部1の上面内に納め
られているのが通例であった。
【0003】このような棚板において、熱効率の向上を
意図すると、棚板構成部材を軽量化することが考えられ
るが、最高温度1400℃程度の焼成に使用される酸化
物結合の炭化珪素質の平板部1を例にすると、縦×横寸
法=400×300mmの場合、製造工程上、厚さは約
10mmになってしまい、棚板全体の重量をある限度以
下に軽量化できないという問題があった。
意図すると、棚板構成部材を軽量化することが考えられ
るが、最高温度1400℃程度の焼成に使用される酸化
物結合の炭化珪素質の平板部1を例にすると、縦×横寸
法=400×300mmの場合、製造工程上、厚さは約
10mmになってしまい、棚板全体の重量をある限度以
下に軽量化できないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、熱効率の向上
を図るとともに、耐火物製平板部板の耐久性をも向上す
ることが可能となる焼成用棚板およびそれを用いた焼成
方法を提供する。
点を解決するためになされたものであり、熱効率の向上
を図るとともに、耐火物製平板部板の耐久性をも向上す
ることが可能となる焼成用棚板およびそれを用いた焼成
方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、被焼成物
を載置するための平板部を備えた段積み自在な焼成用棚
板であって、被焼成物を載置したときに被焼成物の裏面
が露出する空間部分を平板部に設けたことを特徴とする
焼成用棚板により解決することができる。また、上記の
問題は、このような空間部分を設けた焼成用棚板に被焼
成物を載置するにあたり、被焼成物を焼成用棚板の平板
部の周縁部の外側にはみ出させた状態で載置して焼成す
ることを特徴とする焼成用棚板を用いた焼成方法により
解決することができる。
を載置するための平板部を備えた段積み自在な焼成用棚
板であって、被焼成物を載置したときに被焼成物の裏面
が露出する空間部分を平板部に設けたことを特徴とする
焼成用棚板により解決することができる。また、上記の
問題は、このような空間部分を設けた焼成用棚板に被焼
成物を載置するにあたり、被焼成物を焼成用棚板の平板
部の周縁部の外側にはみ出させた状態で載置して焼成す
ることを特徴とする焼成用棚板を用いた焼成方法により
解決することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の焼成用棚板に実施形態の
数例を図1〜8に示す。ここにおいて、耐火物からなる
平板部1に支柱2が1辺に2個、対辺に1個固定されて
いる点は従来のものと同様であるが、本発明は、被焼成
物3を載置するための平板部1に空間部分4が1個また
は複数個開けられていて、被焼成物3(図示せず)を載
置したときに被焼成物の裏面がその空間部分4を通じて
露出するように形成されていることを特徴とする。
数例を図1〜8に示す。ここにおいて、耐火物からなる
平板部1に支柱2が1辺に2個、対辺に1個固定されて
いる点は従来のものと同様であるが、本発明は、被焼成
物3を載置するための平板部1に空間部分4が1個また
は複数個開けられていて、被焼成物3(図示せず)を載
置したときに被焼成物の裏面がその空間部分4を通じて
露出するように形成されていることを特徴とする。
【0007】空間部分4の形態として、図1〜4に示す
ように少なくとも平板部1の4辺の周縁部が連続したも
のとして、その内側に空間部分4が閉ざされて配置され
たものと、図5〜7に示すように、空間部分4が平板部
1の周縁部によって閉ざされていないものとがあるが、
前者の連続した周縁部によって空間部分4が閉ざされて
いる場合には、棚板の強度を維持するうえに好ましい。
なお、図8に示すものは、平板部1の角部が斜めにカッ
トされ、かつ図1〜7のような各種形態の空間部分4を
形成した(図示を省略してある)事例である。
ように少なくとも平板部1の4辺の周縁部が連続したも
のとして、その内側に空間部分4が閉ざされて配置され
たものと、図5〜7に示すように、空間部分4が平板部
1の周縁部によって閉ざされていないものとがあるが、
前者の連続した周縁部によって空間部分4が閉ざされて
いる場合には、棚板の強度を維持するうえに好ましい。
なお、図8に示すものは、平板部1の角部が斜めにカッ
トされ、かつ図1〜7のような各種形態の空間部分4を
形成した(図示を省略してある)事例である。
【0008】このような焼成用棚板では、平板部に設け
られた空間部分の面積が平板部の15〜60%に設定す
ることが後記する効果および熱間強度面からみて可能で
あることが分かった。すなわち、棚板の平板部に空間部
分を形成することで熱間強度を損なうことなく重量を軽
減することが達成されたのである。
られた空間部分の面積が平板部の15〜60%に設定す
ることが後記する効果および熱間強度面からみて可能で
あることが分かった。すなわち、棚板の平板部に空間部
分を形成することで熱間強度を損なうことなく重量を軽
減することが達成されたのである。
【0009】本発明では、このような軽量化により熱効
率が向上するので、焼成時間を短縮して焼成コストを削
減できるという効果が得られると同時に、棚板自体の耐
スポーリング性(耐熱衝撃性)が改良され、トンネル式
焼成炉の使用実績では50%破損率耐用回数が従来50
0回程度であったのに対して1000回以上に達すると
いう当初予想をしていなかった、ランニングコストを削
減できるという顕著な効果が得られた。
率が向上するので、焼成時間を短縮して焼成コストを削
減できるという効果が得られると同時に、棚板自体の耐
スポーリング性(耐熱衝撃性)が改良され、トンネル式
焼成炉の使用実績では50%破損率耐用回数が従来50
0回程度であったのに対して1000回以上に達すると
いう当初予想をしていなかった、ランニングコストを削
減できるという顕著な効果が得られた。
【0010】またさらに、本発明の棚板によれば、被焼
成物は空間部分を通じて裏面からも直接熱処理されるの
で、従来の被焼成物に見られた、表面の加熱程度や冷却
程度が先行し裏面が遅れるために生じていた焼成変形が
著しく改良されるという利点も得られた。
成物は空間部分を通じて裏面からも直接熱処理されるの
で、従来の被焼成物に見られた、表面の加熱程度や冷却
程度が先行し裏面が遅れるために生じていた焼成変形が
著しく改良されるという利点も得られた。
【0011】次に、このような焼成用棚板を用いた焼成
方法の実施形態を図9、10により説明する。この焼成
方法では、前記したような空間部分(図9では被焼成物
3に覆われて空間部分が見えない)を設けた焼成用棚板
の平板部1に被焼成物3を載置するにあたり、被焼成物
3の一部をその平板部1の周縁部の外側にはみ出させた
突出部分31とした状態で載置して焼成することを特徴
とする。この場合、被焼成物3の突出部分31は左右同
程度としバランスをとるのが当然好ましい。
方法の実施形態を図9、10により説明する。この焼成
方法では、前記したような空間部分(図9では被焼成物
3に覆われて空間部分が見えない)を設けた焼成用棚板
の平板部1に被焼成物3を載置するにあたり、被焼成物
3の一部をその平板部1の周縁部の外側にはみ出させた
突出部分31とした状態で載置して焼成することを特徴
とする。この場合、被焼成物3の突出部分31は左右同
程度としバランスをとるのが当然好ましい。
【0012】ここで、平板部1の外形面積は、主として
被焼成物3の熱間強度あるいは軟化性状に依存するが、
被焼成物3の水平投影面積の40〜80%に設定でき
る。したがって、従来の突出部分31を設けない焼成方
法と比較して、この点において、棚板重量として最大5
0%程度の軽量化が達成できるから、棚板に空間部分を
形成することと合わせて、本発明の焼成用棚板を用いた
焼成方法における軽量化に及ぼす効果は極めて顕著なも
のがあり、焼成時間をより短縮する効果も大である。
被焼成物3の熱間強度あるいは軟化性状に依存するが、
被焼成物3の水平投影面積の40〜80%に設定でき
る。したがって、従来の突出部分31を設けない焼成方
法と比較して、この点において、棚板重量として最大5
0%程度の軽量化が達成できるから、棚板に空間部分を
形成することと合わせて、本発明の焼成用棚板を用いた
焼成方法における軽量化に及ぼす効果は極めて顕著なも
のがあり、焼成時間をより短縮する効果も大である。
【0013】なお、本発明での焼成用棚板、特に平板部
の材料としては、通常のアルミナ質、ムライト質、コー
ジライト質等の酸化物セラミックス、さらに各種結合組
織の炭化珪素質を本発明に適用することが可能である
が、耐火温度が高くかつ熱間強度が優れた金属珪素を含
浸させた炭化珪素セラミックス、いわゆるSi−SiC
を適用するのが好ましい。この金属珪素を含浸させた炭
化珪素セラミックスの場合には、通常の酸化物セラミッ
クスや炭化珪素セラミックスに比べ1400℃の熱間強
度が3〜5倍程度強いことと、品質のバラツキが少なく
信頼性が高いので強度比以上の薄肉、軽量化が可能とな
るからである。
の材料としては、通常のアルミナ質、ムライト質、コー
ジライト質等の酸化物セラミックス、さらに各種結合組
織の炭化珪素質を本発明に適用することが可能である
が、耐火温度が高くかつ熱間強度が優れた金属珪素を含
浸させた炭化珪素セラミックス、いわゆるSi−SiC
を適用するのが好ましい。この金属珪素を含浸させた炭
化珪素セラミックスの場合には、通常の酸化物セラミッ
クスや炭化珪素セラミックスに比べ1400℃の熱間強
度が3〜5倍程度強いことと、品質のバラツキが少なく
信頼性が高いので強度比以上の薄肉、軽量化が可能とな
るからである。
【0014】
【発明の効果】本発明の焼成用棚板およびそれを用いた
焼成方法は、以上に説明したように構成されているの
で、焼成用棚板の重量を軽減し熱容量を大幅に削減でき
るので熱効率の向上を図ることができ、焼成時間を削減
するとともに、被焼成物の焼成変形が改良される、ま
た、棚板自体の耐用回数も向上させることができるとい
う優れた効果がある。よって本発明は従来の問題点を解
消したものとして、その工業的価値は極めて大なるもの
がある。
焼成方法は、以上に説明したように構成されているの
で、焼成用棚板の重量を軽減し熱容量を大幅に削減でき
るので熱効率の向上を図ることができ、焼成時間を削減
するとともに、被焼成物の焼成変形が改良される、ま
た、棚板自体の耐用回数も向上させることができるとい
う優れた効果がある。よって本発明は従来の問題点を解
消したものとして、その工業的価値は極めて大なるもの
がある。
【図1】本発明の焼成用棚板の実施形態を説明するため
の上面図。
の上面図。
【図2】本発明の焼成用棚板の実施形態を説明するため
の上面図。
の上面図。
【図3】本発明の焼成用棚板の実施形態を説明するため
の上面図。
の上面図。
【図4】本発明の焼成用棚板の実施形態を説明するため
の上面図。
の上面図。
【図5】本発明の焼成用棚板の実施形態を説明するため
の上面図。
の上面図。
【図6】本発明の焼成用棚板の実施形態を説明するため
の上面図。
の上面図。
【図7】本発明の焼成用棚板の実施形態を説明するため
の上面図。
の上面図。
【図8】本発明の焼成用棚板の実施形態を説明するため
の上面図。
の上面図。
【図9】本発明の焼成方法の実施形態を説明するための
斜視図。
斜視図。
【図10】同じく焼成台車上の積載状態を示す部分側面
略図。
略図。
【図11】従来の焼成用棚板の斜視図。
1 平板部 2 支柱 3 被焼成物 4 空間部分
Claims (2)
- 【請求項1】被焼成物を載置するための平板部を備えた
段積み自在な焼成用棚板であって、被焼成物を載置した
ときに被焼成物の裏面が露出する空間部分を平板部に設
けたことを特徴とする焼成用棚板。 - 【請求項2】被焼成物を載置するための平板部を備えた
段積み自在な焼成用棚板であって、被焼成物を載置した
ときに被焼成物の裏面が露出する空間部分を平板部に設
けた焼成用棚板に被焼成物を載置するにあたり、被焼成
物を焼成用棚板の平板部の周縁部の外側にはみ出させた
状態で載置して焼成することを特徴とする焼成用棚板を
用いた焼成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8264599A JPH10111084A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 焼成用棚板およびそれを用いた焼成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8264599A JPH10111084A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 焼成用棚板およびそれを用いた焼成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10111084A true JPH10111084A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17405558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8264599A Withdrawn JPH10111084A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 焼成用棚板およびそれを用いた焼成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10111084A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104058752A (zh) * | 2013-03-19 | 2014-09-24 | 日本碍子株式会社 | 定位器件 |
| EP3156750A1 (en) * | 2015-10-14 | 2017-04-19 | NGK Insulators, Ltd. | Shelf for thermal processing |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP8264599A patent/JPH10111084A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104058752A (zh) * | 2013-03-19 | 2014-09-24 | 日本碍子株式会社 | 定位器件 |
| JP2014181840A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Ngk Insulators Ltd | ベースセッター |
| EP3156750A1 (en) * | 2015-10-14 | 2017-04-19 | NGK Insulators, Ltd. | Shelf for thermal processing |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |