JPH10114567A - 焼成用支持台 - Google Patents
焼成用支持台Info
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- JPH10114567A JPH10114567A JP26460096A JP26460096A JPH10114567A JP H10114567 A JPH10114567 A JP H10114567A JP 26460096 A JP26460096 A JP 26460096A JP 26460096 A JP26460096 A JP 26460096A JP H10114567 A JPH10114567 A JP H10114567A
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Landscapes
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】熱効率の向上を図るとともに、耐火物部材射の
耐久性をも向上する。 【解決手段】脚部22を台板11に埋め込まれた、被焼
成物3を寄り掛からせるための支持板2は、支柱13に
より傾斜状態、例えば傾斜角度65°に支承され、その
支持板2の平板部21に空間部分4が2個開けられてい
て、被焼成物3を載置したときに被焼成物の裏面がその
空間部分4を通じて露出するように形成されている。
耐久性をも向上する。 【解決手段】脚部22を台板11に埋め込まれた、被焼
成物3を寄り掛からせるための支持板2は、支柱13に
より傾斜状態、例えば傾斜角度65°に支承され、その
支持板2の平板部21に空間部分4が2個開けられてい
て、被焼成物3を載置したときに被焼成物の裏面がその
空間部分4を通じて露出するように形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼成工程において
平板状の被焼成物を傾斜状態に寄り掛からせて並列させ
ながら焼成するための耐火物製焼成用支持台の改良に関
する。
平板状の被焼成物を傾斜状態に寄り掛からせて並列させ
ながら焼成するための耐火物製焼成用支持台の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、平板状の被焼成物、例えば粘土瓦
あるいはセラミックタイルなどを焼成するとき、焼成用
支持台への積載方法として次の3種類が知られている。
先ず、平板状焼成用棚板上に平面に乗せ置く方法である
が、これは焼成歪みが少なく品質に優れるが炉内の収容
効率に劣る。一方、対象物を垂直に並べて整列させる方
法では、収容効率に優れているものの、焼成歪みを防止
しにくく品質上適当でない場合がある。また、その折衷
的方法として被焼成物を傾斜させて支持板に寄り掛から
せながら並列させる方法がある。
あるいはセラミックタイルなどを焼成するとき、焼成用
支持台への積載方法として次の3種類が知られている。
先ず、平板状焼成用棚板上に平面に乗せ置く方法である
が、これは焼成歪みが少なく品質に優れるが炉内の収容
効率に劣る。一方、対象物を垂直に並べて整列させる方
法では、収容効率に優れているものの、焼成歪みを防止
しにくく品質上適当でない場合がある。また、その折衷
的方法として被焼成物を傾斜させて支持板に寄り掛から
せながら並列させる方法がある。
【0003】この傾斜させ並列させる方法では、図7に
よりその側面が表されているように、台板11に支持板
2を所定の角度で傾斜させ、例えば傾斜角度60〜80
°にして相互に所定の間隔で立設させている。支柱13
は、その頭部で傾斜した支持板2を補強するように支え
ながら台板11に埋め込まれている。そして、この各支
持板2に寄り掛からせて被焼成物14を並列させて積載
する。かくして多数の被焼成物3を収容効率よく焼成で
きることになる。このような焼成用支持台の正面図であ
る図8(図7において左側の支柱側から見た図)に示す
ように、構成部材である支持板2は、平板状の耐火物で
一様な平面に形成された平板部21と下方において台板
11に一部埋め込まれている脚部22からできている。
よりその側面が表されているように、台板11に支持板
2を所定の角度で傾斜させ、例えば傾斜角度60〜80
°にして相互に所定の間隔で立設させている。支柱13
は、その頭部で傾斜した支持板2を補強するように支え
ながら台板11に埋め込まれている。そして、この各支
持板2に寄り掛からせて被焼成物14を並列させて積載
する。かくして多数の被焼成物3を収容効率よく焼成で
きることになる。このような焼成用支持台の正面図であ
る図8(図7において左側の支柱側から見た図)に示す
ように、構成部材である支持板2は、平板状の耐火物で
一様な平面に形成された平板部21と下方において台板
11に一部埋め込まれている脚部22からできている。
【0004】このような焼成用支持台において、熱効率
の向上を意図すると、支持台構成部材を軽量化すること
が考えられるが、最高温度1400℃程度の焼成に使用
される酸化物結合の炭化珪素質の平板部21を例にする
と、縦×横寸法=210×280mmの場合、厚さは約
8mm以上を確保しないと支持板自重と被焼成物荷重と
の総合荷重により応力の集中する脚部周辺部分あるいは
中央部分に加熱工程中に熱間変形が生じる不具合があっ
た。つまり強度上必要な最低限の厚さが必要なところか
ら、支持台全体の重量をある限度以下に軽量化できない
という問題があった。
の向上を意図すると、支持台構成部材を軽量化すること
が考えられるが、最高温度1400℃程度の焼成に使用
される酸化物結合の炭化珪素質の平板部21を例にする
と、縦×横寸法=210×280mmの場合、厚さは約
8mm以上を確保しないと支持板自重と被焼成物荷重と
の総合荷重により応力の集中する脚部周辺部分あるいは
中央部分に加熱工程中に熱間変形が生じる不具合があっ
た。つまり強度上必要な最低限の厚さが必要なところか
ら、支持台全体の重量をある限度以下に軽量化できない
という問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、熱効率の向上
を図るとともに、耐火物製支持板の耐久性をも向上する
ことが可能となる焼成用支持台を提供する。
点を解決するためになされたものであり、熱効率の向上
を図るとともに、耐火物製支持板の耐久性をも向上する
ことが可能となる焼成用支持台を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、被焼成物
を寄り掛からせるための平板部と、その下部に連設して
一部が台板に埋め込まれた脚部とを有する支持板が、支
柱により傾斜状態に支承されるとともに、その支持板の
平板部に空間部分が、被焼成物を載置したときに被焼成
物の裏面がその空間部分を通じて露出するように形成さ
れていることを特徴とする焼成用支持台、により解決す
ることができる。
を寄り掛からせるための平板部と、その下部に連設して
一部が台板に埋め込まれた脚部とを有する支持板が、支
柱により傾斜状態に支承されるとともに、その支持板の
平板部に空間部分が、被焼成物を載置したときに被焼成
物の裏面がその空間部分を通じて露出するように形成さ
れていることを特徴とする焼成用支持台、により解決す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の焼成用支持台の実施形態
の数例を図1〜6に示す。図1に示す、耐火物からなる
支持板2、支柱13および台板11との組合せは、図7
に示すように、脚部22(例えば、横幅110mm、高
さ80mm、厚さ8mm)を台板11(例えば、断面幅
140mm×厚さ40mm)の長手方向に並列して埋め
込まれた複数の支持板2(例えば、横幅280mm、高
さ210mm、厚さ8mm)は、同様に下部を埋め込ん
だ支柱13(例えば、30mm角、高さ90mm)によ
り傾斜状態、例えば傾斜角度65°に支承されている。
この実施形態では、被焼成物3を寄り掛からせる支持板
2の平板部21に空間部分4が2個開けられていて、被
焼成物3(図示せず)を載置したときに被焼成物の裏面
がその空間部分4を通じて露出するように形成されてい
ることを特徴とする。
の数例を図1〜6に示す。図1に示す、耐火物からなる
支持板2、支柱13および台板11との組合せは、図7
に示すように、脚部22(例えば、横幅110mm、高
さ80mm、厚さ8mm)を台板11(例えば、断面幅
140mm×厚さ40mm)の長手方向に並列して埋め
込まれた複数の支持板2(例えば、横幅280mm、高
さ210mm、厚さ8mm)は、同様に下部を埋め込ん
だ支柱13(例えば、30mm角、高さ90mm)によ
り傾斜状態、例えば傾斜角度65°に支承されている。
この実施形態では、被焼成物3を寄り掛からせる支持板
2の平板部21に空間部分4が2個開けられていて、被
焼成物3(図示せず)を載置したときに被焼成物の裏面
がその空間部分4を通じて露出するように形成されてい
ることを特徴とする。
【0008】前記の空間部分4の形態として、図1〜5
に示すように少なくとも平板部21の4辺の周縁部に不
連続部分がなく、一連に形成されていて、その内側に空
間部分4が単数、または複数個閉ざされて配置されたも
のでよく、空間部分の形状自体は長方形、円形など特に
限定されるものではない。
に示すように少なくとも平板部21の4辺の周縁部に不
連続部分がなく、一連に形成されていて、その内側に空
間部分4が単数、または複数個閉ざされて配置されたも
のでよく、空間部分の形状自体は長方形、円形など特に
限定されるものではない。
【0009】このような焼成用支持台は、支持板2の空
間部分の面積が平板部21の15〜60%に設定するこ
とが熱変形を考慮しても実用上可能であることが分かっ
た。すなわち、平板部21に空間部分を形成することで
強度面で問題を生じることなく重量を軽減することが達
成されたのである。
間部分の面積が平板部21の15〜60%に設定するこ
とが熱変形を考慮しても実用上可能であることが分かっ
た。すなわち、平板部21に空間部分を形成することで
強度面で問題を生じることなく重量を軽減することが達
成されたのである。
【0010】本発明では、このような軽量化により熱効
率が向上するので、焼成時間を短縮して焼成コストを削
減できるという効果が得られると同時に、支持台自体の
耐スポーリング性(耐熱衝撃性)が改良され、トンネル
式焼成炉の使用実績では50%破損率耐用回数が従来5
00回程度であったのに対して1000回以上に達する
という当初予想をしていなかった、ランニングコストを
大きく削減できる効果が得られた。
率が向上するので、焼成時間を短縮して焼成コストを削
減できるという効果が得られると同時に、支持台自体の
耐スポーリング性(耐熱衝撃性)が改良され、トンネル
式焼成炉の使用実績では50%破損率耐用回数が従来5
00回程度であったのに対して1000回以上に達する
という当初予想をしていなかった、ランニングコストを
大きく削減できる効果が得られた。
【0011】またさらに、本発明の支持台によれば、被
焼成物は空間部分を通じて裏面からも直接熱処理される
ので、従来の被焼成物に見られた、表面の加熱程度や冷
却程度が先行し裏面が遅れるために生じていた焼成変形
が著しく改良されるという利点も得られた。
焼成物は空間部分を通じて裏面からも直接熱処理される
ので、従来の被焼成物に見られた、表面の加熱程度や冷
却程度が先行し裏面が遅れるために生じていた焼成変形
が著しく改良されるという利点も得られた。
【0012】次に、図6に示す他の実施形態について説
明すると、ここでは、平板部21の上辺の2か所から下
方に空間4、4が形成された支持板2によって、1点鎖
線で輪郭を表す平板状の被焼成物3がその両側部と上辺
部を支持板2の外側に突出させた状態で載置され支持さ
れている事例である。この場合、被焼成物3の突出部分
は左右同程度としバランスをとるのが当然好ましい。
明すると、ここでは、平板部21の上辺の2か所から下
方に空間4、4が形成された支持板2によって、1点鎖
線で輪郭を表す平板状の被焼成物3がその両側部と上辺
部を支持板2の外側に突出させた状態で載置され支持さ
れている事例である。この場合、被焼成物3の突出部分
は左右同程度としバランスをとるのが当然好ましい。
【0013】ここで、被焼成物3の外形より小型である
平板部1の外形面積は、主として被焼成物3の熱間強度
あるいは軟化性状に依存するが、被焼成物3の水平投影
面積の40〜80%に設定できる。したがって、従来の
ように突出部分を設けない焼成方法と比較して、この点
において、支持台重量として最大50%程度の軽量化が
達成できるから、支持板に空間部分を形成することと合
わせて、本発明の焼成用支持台を用いた場合の軽量化に
及ぼす効果は極めて顕著なものがあり、焼成時間をより
短縮する効果も大である。
平板部1の外形面積は、主として被焼成物3の熱間強度
あるいは軟化性状に依存するが、被焼成物3の水平投影
面積の40〜80%に設定できる。したがって、従来の
ように突出部分を設けない焼成方法と比較して、この点
において、支持台重量として最大50%程度の軽量化が
達成できるから、支持板に空間部分を形成することと合
わせて、本発明の焼成用支持台を用いた場合の軽量化に
及ぼす効果は極めて顕著なものがあり、焼成時間をより
短縮する効果も大である。
【0014】なお、本発明での焼成用支持台、特に平板
部の材料としては、通常のアルミナ質、ムライト質、コ
ージライト質等の酸化物セラミックス、さらに各種結合
組織の炭化珪素質を本発明に適用することが可能である
が、耐火温度が高くかつ熱間強度が優れた金属珪素を含
浸させた炭化珪素セラミックス、いわゆるSi−SiC
を適用するのが好ましい。この金属珪素を含浸させた炭
化珪素セラミックスの場合には、通常の酸化物セラミッ
クスや炭化珪素セラミックスに比べ1400℃の熱間強
度が3〜5倍程度強いことと、品質のバラツキが少なく
信頼性が高いので強度比以上の薄肉、軽量化が可能とな
るからである。
部の材料としては、通常のアルミナ質、ムライト質、コ
ージライト質等の酸化物セラミックス、さらに各種結合
組織の炭化珪素質を本発明に適用することが可能である
が、耐火温度が高くかつ熱間強度が優れた金属珪素を含
浸させた炭化珪素セラミックス、いわゆるSi−SiC
を適用するのが好ましい。この金属珪素を含浸させた炭
化珪素セラミックスの場合には、通常の酸化物セラミッ
クスや炭化珪素セラミックスに比べ1400℃の熱間強
度が3〜5倍程度強いことと、品質のバラツキが少なく
信頼性が高いので強度比以上の薄肉、軽量化が可能とな
るからである。
【0015】
【発明の効果】本発明の焼成用支持台は、全体の重量を
軽減し熱容量を大幅に削減できるので熱効率の向上を図
ることができ、焼成時間を削減するとともに、被焼成物
の焼成変形が改良される、また、支持台自体の耐用回数
も向上させることができるという優れた効果がある。よ
って本発明は従来の問題点を解消したものとして、その
工業的価値は極めて大なるものがある。
軽減し熱容量を大幅に削減できるので熱効率の向上を図
ることができ、焼成時間を削減するとともに、被焼成物
の焼成変形が改良される、また、支持台自体の耐用回数
も向上させることができるという優れた効果がある。よ
って本発明は従来の問題点を解消したものとして、その
工業的価値は極めて大なるものがある。
【図1】本発明の焼成用支持台の実施形態を説明するた
めの正面図。
めの正面図。
【図2】本発明の焼成用支持板の正面図。
【図3】本発明の他の支持板の正面図。
【図4】本発明の他の支持板の正面図。
【図5】本発明の他の支持板の正面図。
【図6】他の焼成用支持台の実施形態を説明するための
正面図。
正面図。
【図7】従来の焼成用支持台の部分側面図。
【図8】従来の焼成用支持台の正面図。
2 支持板 3 被焼成物 4 空間部分 11 台板 13 支柱 21 平板部 22 脚部
Claims (1)
- 【請求項1】 被焼成物を寄り掛からせるための平板部
と、その下部に連設して一部が台板に埋め込まれた脚部
とを有する支持板が、支柱により傾斜状態に支承される
とともに、その支持板の平板部に空間部分が、被焼成物
を載置したときに被焼成物の裏面がその空間部分を通じ
て露出するように形成されていることを特徴とする焼成
用支持台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26460096A JPH10114567A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 焼成用支持台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26460096A JPH10114567A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 焼成用支持台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10114567A true JPH10114567A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17405574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26460096A Pending JPH10114567A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 焼成用支持台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10114567A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107109631A (zh) * | 2015-02-25 | 2017-08-29 | 三井金属矿业株式会社 | 圆筒形靶材的制造方法、圆筒形溅镀靶及烧制用辅助具 |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP26460096A patent/JPH10114567A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107109631A (zh) * | 2015-02-25 | 2017-08-29 | 三井金属矿业株式会社 | 圆筒形靶材的制造方法、圆筒形溅镀靶及烧制用辅助具 |
| JPWO2016136088A1 (ja) * | 2015-02-25 | 2017-12-07 | 三井金属鉱業株式会社 | 円筒形ターゲット材の製造方法、円筒形スパッタリングターゲットおよび焼成用治具 |
| TWI723974B (zh) * | 2015-02-25 | 2021-04-11 | 日商三井金屬鑛業股份有限公司 | 圓筒形靶材之製造方法、圓筒形濺鍍靶及燒製用輔助具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041203 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050902 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051227 |