JPH10111252A - ガラス板の欠点検出装置 - Google Patents

ガラス板の欠点検出装置

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JPH10111252A
JPH10111252A JP8262183A JP26218396A JPH10111252A JP H10111252 A JPH10111252 A JP H10111252A JP 8262183 A JP8262183 A JP 8262183A JP 26218396 A JP26218396 A JP 26218396A JP H10111252 A JPH10111252 A JP H10111252A
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JP
Japan
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glass plate
light source
band
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glass
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JP8262183A
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Haruki Kobayashi
陽樹 小林
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス板のスレッドライン欠点を検出する。 【解決手段】複数の帯状光源からなり、その帯の長手方
向がガラス板4の成形時の引き出し方向と20度以下の
角度をなす光源部と、ガラス板4を挟んで光源部と反対
側に配置され、ガラス板4の位置もしくはその近傍に焦
点を合わせてなる撮像装置5と、画像処理装置6を備
え、複数の帯状光源の帯幅、及び互いの間隔が5〜50
mmの範囲に設定されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板の欠点検
出装置、特にガラス板のスレッドライン欠点を検出でき
る検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の製造時に問題となる欠点には
多くの種類があり、そのなかでも比較的検出しにくい欠
点として、スレッドライン欠点と呼ばれるものがある。
【0003】スレッドライン欠点とは、フロート法など
で熔融ガラスがリボン状に成形される際、ガラスリボン
の引き出し方向に平行に現れる筋状欠点である。その幅
は、数10μm〜数100μmときわめて細いものであ
るうえ、ディストーションをほとんど伴わないため、光
学的に検出しにくい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来、ス
レッドライン欠点は、人手による検査によって検出を行
っており、手間のかかるものであった。また、後工程の
切断工程などに迅速に欠点発生の情報を送ることが困難
であった。
【0005】筋状欠点を検出する装置としては、特開平
6−74907に開示されたものがある。しかし、この
装置は、比較的太くかつディストーションを伴う欠点の
検出を対象にしており、本発明の欠点検出の対象となる
スレッドライン欠点は検出できない。
【0006】本発明は、上述の課題を解決し、ガラス板
の欠点検出装置、特にガラスリボンのスレッドライン欠
点を検出できる検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス板の欠
点を検出する検出装置であって、ガラス板を成形時の引
き出し方向に略平行に搬送する搬送手段と、複数の帯状
光源からなりその帯の長手方向がガラス板の成形時の引
き出し方向と20度以下の角度をなす光源部と、ガラス
板を挟んで光源部と反対側に配置されガラス板の位置も
しくはその近傍に焦点を合わせてなる撮像装置と、前記
撮像装置からの信号を受けて画像処理する画像処理装置
とを備え、前記複数の帯状光源の帯幅、及び互いの間隔
が5〜50mmの範囲に設定されていることを特徴とす
るガラス板の欠点検出装置を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の実
施形態の1例を説明する。図1、図2は本発明の装置の
概略を示す斜視図及び側面図である。
【0009】本実施形態においては、帯状光源は、蛍光
灯などの光源を内部に配置した光源ボックス1とその上
に配置されたスリット板2から形成される。スリット板
2は、板の上に帯状の透光部7と遮光部8とが交互に形
成されているものであり、透光部7を透過する光が上記
帯状光源として機能する。ガラス板に光を均一に照射す
るには、光源は拡散光源とすることが好ましい。このた
めに、別途、拡散板などの光を拡散する部材をスリット
板2と光源ボックス1の間に配置できる。
【0010】本実施形態では、光源部として、光源ボッ
クスとスリット板とからなるものを用いているが、これ
に限らず、複数並んだ帯状の光源が実現できるものであ
れば使用できる。
【0011】本発明では、複数の帯状光源の帯幅、及び
その互いの間隔を5〜50mmの範囲に設定する。すな
わち、本実施形態においては、スリット板の透光部7と
遮光部8の幅がそれぞれ5〜50mmの範囲に設定され
る。これらの幅が5mm未満であると透光部からの光量
不足又は遮光部の遮光効果減少のため、欠点部分が背景
に埋もれて検出できない。一方、50mm超であると、
ガラスリボンで光源からの光が届きにくい部分が生じ、
明暗差が大きくなるため、欠点の見落としを生じやすく
なる。
【0012】光源ボックス1からの光はスリット2を介
して、ガラスリボン(ガラス板)4に投写される。この
際に、ガラスリボン4にスレッドライン欠点11がある
と、光の進路がわずかに偏向する。したがって、光源と
反対側からガラスリボンを見ると、スレッドライン欠点
は背景と異なる明るさの線として認識される。
【0013】ガラスリボン4は、搬送ロール3(図1に
は図示せず)で、ガラスリボン4の成形時の引き出し方
向に搬送される。なお、本実施形態では、搬送手段とし
て搬送ロール3を用いたが、エアーテーブルなど他の搬
送手段によってもよい。
【0014】また、搬送方向(すなわち成形時の引き出
し方向)は帯状光源の帯の長手方向と20度以下の角度
をなす。スレッドライン欠点11はガラス板の成形時の
引き出し方向に沿って筋状に発生するため、帯状光源の
帯の長手方向がガラス板の引き出し方向と20度を超え
た角度をなす場合は、スレッドライン欠点11を検出す
ることが困難になる。
【0015】ガラスリボン4の像は、ガラスリボン4を
挟んで光源ボックス1と反対側に配置された2次元CC
Dカメラ(撮像装置)5によって撮像される。本実施形
態では、撮像装置として2次元CCDカメラを用いた
が、他の撮像装置も使用できる。たとえばビデオカメラ
や1次元ラインセンサなども使用できる。また、撮像装
置は複数用いてもよい。ガラス板の全幅を写野に入れる
ことができるのに充分な数を用いることが好ましい。
【0016】2次元CCDカメラ5の焦点は、ガラスリ
ボン4の位置もしくはその近傍に合わせる。カメラの焦
点がガラスリボンの位置から大きくはずれると、スレッ
ドライン欠点の検出が困難になる。
【0017】図3は2次元CCDカメラ5による撮像で
得られる像の概念図を示す。背景に、帯状拡散光源が焦
点のぼけた像9として写っており、スレッドライン欠点
のある場合は、背景と明るさの異なる線10として写
る。
【0018】本発明では、この像を画像処理することに
より強調し、欠点検出する。すなわち、2次元CCDカ
メラ5による撮像で得られた映像信号は、画像処理装置
6に送られ、所定の画像処理を施される。
【0019】図4は本実施形態での画像処理のフローを
示すチャートである。フローは、光源異常の有無判定、
欠点信号の微分処理、2値化、ヒストグラム処理、スラ
イスレベルの決定、スレッドライン欠点の有無の判定の
順で行われる。
【0020】まず、取り込まれた画像の平均輝度値から
光源異常の有無を判定する。画像の平均輝度が所定の範
囲内にない場合は、光源に何らかの異常があるものと判
断し、欠点検出を中止して光源ボックスやスリット板の
交換など、必要な措置をとる。
【0021】光源に異常がないと判断されると、輝度信
号をガラスリボンの幅方向に微分する。この微分処理に
より、スレッドライン欠点が強調される。なお、スレッ
ドライン欠点は、背景に対して、明るい線及び暗い線の
一対の線として認識される場合が多いため、微分処理に
よる強調は非常に有効である。
【0022】次いで、微分された信号の2値化を行う。
すなわち、背景よりも所定値以上に明るい信号もしくは
暗い信号を”1”とし、それ以外の信号を”0”とする
処理を行う。
【0023】次いで幅方向にヒストグラム処理を行う。
すなわち、ガラス板の搬送方向の所定の数の画素につい
て上記の2値化後の信号を積算し、積算値の幅方向の分
布を求める。スレッドライン欠点は、ガラスの搬送方向
に沿って現れるので、上記積算処理により、欠点信号が
さらに強調される。
【0024】図5に、ヒストグラム処理した結果の1例
を示す。欠点が存在する場合、欠点部分の積算値がその
他の部分に比べて突出していることがわかる。
【0025】次いでヒストグラムデータを用いてスライ
スレベルを決定する。スライスレベルは、欠点の有無の
判別の基準となるレベルである。実際には装置の光学系
やその配置によっても異なるため、実機でテストのう
え、適宜の方法で定めればよい。2種以上のスライスレ
ベルを用いてもよい。1例としてたとえば、第1のスラ
イスレベルとしてヒストグラムデータの平均値を所定倍
数したレベルを用い、第2のスライスレベルとして第1
のスライスレベルにさらに所定の値を加算したレベルを
採用できる。こうすると、スレッドライン欠点の程度ま
で判別することも可能になる。
【0026】次いでヒストグラムデータとスライスレベ
ルとを比較し、スレッドライン欠点の有無を判定する。
スレッドライン欠点があると判断された場合は、後段の
ガラスリボン切断工程に情報を流し、欠点部分を避けて
切断するなどの処置を採ることができる。
【0027】本実施形態においては、ガラス板としてガ
ラスリボンを用いたが、所定形状に切断された板ガラス
の検査にも本発明は適用できる。この場合は、板ガラス
の成形時の引き出し方向と、板ガラスの搬送方向とを一
致させる必要がある。前述のようにスレッドライン欠点
は、板ガラスの成形時の引き出し方向に沿って発生する
ためである。
【0028】図1のように帯状光源の帯の長手方向とガ
ラス板の搬送方向とを平行にすると、スレッドライン欠
点検出の感度を特に高めうるため、きわめて好ましい。
しかし、帯状光源の帯の長手方向とガラス板の搬送方向
とを平行から若干ずらすことが好ましい場合もある。
【0029】図6は、このような場合のスリット板2の
態様を示す平面図である。この態様では、ガラス板の搬
送方向と帯状光源の帯の長手方向とは完全に平行ではな
く、若干の角度をなしている。こうすると、ヒストグラ
ム処理を行う際に背景輝度の変動を抑え、画像処理をよ
り単純化できる場合がある。具体的には、ガラス板の搬
送方向と帯状光源の帯の長手方向とが5〜20度程度の
角度をなすようにすればよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の欠点検出装置によれば、特にガ
ラスリボンのスレッドライン欠点などのディストーショ
ンを伴わない微小筋状欠点を検出できる。
【0031】また、帯状光源の帯の長手方向とガラス板
の成形時の引き出し方向とのなす角を20度以下とする
ことにより、スレッドライン欠点検出の感度を高めう
る。この角度が、ほぼ平行であると、特にスレッドライ
ン欠点検出の感度が高まる。一方、ガラス板の搬送方向
と帯状光源の帯の長手方向とが5〜20度程度の角度を
なすようすると、画像処理を単純化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の構成の概略を示す斜視図
【図2】本発明の装置の構成の概略を示す側面図
【図3】2次元CCDカメラ5による撮像で得られる像
の概念図
【図4】画像処理のフローを示すチャート
【図5】ヒストグラム処理した結果の1例を示すグラフ
【図6】スリット板の別の態様を示す平面図
【符号の説明】
1:光源ボックス 2:スリット板 3:搬送ロール 4:ガラスリボン 5:2次元CCDカメラ 6:画像処理装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス板の欠点を検出する検出装置であっ
    て、 ガラス板を成形時の引き出し方向に略平行に搬送する搬
    送手段と、 複数の帯状光源からなりその帯の長手方向がガラス板の
    成形時の引き出し方向と20度以下の角度をなす光源部
    と、 ガラス板を挟んで光源部と反対側に配置されガラス板の
    位置もしくはその近傍に焦点を合わせてなる撮像装置
    と、 前記撮像装置からの信号を受けて画像処理する画像処理
    装置とを備え、 前記複数の帯状光源の帯幅、及び互いの間隔が5〜50
    mmの範囲に設定されていることを特徴とするガラス板
    の欠点検出装置。
  2. 【請求項2】帯状光源の帯の長手方向とガラス板の成形
    時の引き出し方向とが実質的に平行である請求項1記載
    のガラス板の欠点検出装置。
  3. 【請求項3】帯状光源の帯の長手方向とガラス板の成形
    時の引き出し方向とが5〜20度の角度をなす請求項1
    記載のガラス板の欠点検出装置。
  4. 【請求項4】ガラス板がガラス板成形装置から引き出さ
    れたガラスリボンである請求項1、2又は3記載のガラ
    ス板の欠点検出装置。
JP8262183A 1996-10-02 1996-10-02 ガラス板の欠点検出装置 Withdrawn JPH10111252A (ja)

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