JPH1011208A - 座標入力装置 - Google Patents
座標入力装置Info
- Publication number
- JPH1011208A JPH1011208A JP16344596A JP16344596A JPH1011208A JP H1011208 A JPH1011208 A JP H1011208A JP 16344596 A JP16344596 A JP 16344596A JP 16344596 A JP16344596 A JP 16344596A JP H1011208 A JPH1011208 A JP H1011208A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coordinate
- coordinates
- input
- predicted
- point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/045—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using resistive elements, e.g. a single continuous surface or two parallel surfaces put in contact
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/0416—Control or interface arrangements specially adapted for digitisers
- G06F3/0418—Control or interface arrangements specially adapted for digitisers for error correction or compensation, e.g. based on parallax, calibration or alignment
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0487—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
- G06F3/0488—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 誤入力された入力点を排除する。
【解決手段】 時刻t1にタブレット24の電極31,
32;33,34間の電圧値をA/D変換回路41,4
2でサンプリングして、最新の入力点のX座標およびY
座標の値を得る。座標予測回路43では、最新の入力点
と1周期前の時刻t0の入力点との座標から、1周期先
の入力点の予測点を求める。時刻t1の入力点の予測点
は、時刻t0の入力点を得たときに予め求められる。誤
入力判定回路44では、最新の入力点と予測点との座標
の誤差をX軸方向およびY軸方向それぞれに対して求め
る。この座標の誤差が、X軸方向およびY軸方向ともに
許容誤差未満であるとき、入力点が有効あると判定し
て、入力点の座標をそのままバッファ47に与える。座
標の誤差が許容誤差以上であるとき、入力点が無効であ
ると判定して、バッファ47に(0,0)を与える。
32;33,34間の電圧値をA/D変換回路41,4
2でサンプリングして、最新の入力点のX座標およびY
座標の値を得る。座標予測回路43では、最新の入力点
と1周期前の時刻t0の入力点との座標から、1周期先
の入力点の予測点を求める。時刻t1の入力点の予測点
は、時刻t0の入力点を得たときに予め求められる。誤
入力判定回路44では、最新の入力点と予測点との座標
の誤差をX軸方向およびY軸方向それぞれに対して求め
る。この座標の誤差が、X軸方向およびY軸方向ともに
許容誤差未満であるとき、入力点が有効あると判定し
て、入力点の座標をそのままバッファ47に与える。座
標の誤差が許容誤差以上であるとき、入力点が無効であ
ると判定して、バッファ47に(0,0)を与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータおよびワードプロセッサなどの情報処理装置の入
力装置として好適に使用される座標入力装置に関する。
ュータおよびワードプロセッサなどの情報処理装置の入
力装置として好適に使用される座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】手書き文字および図形をパーソナルコン
ピュータおよびワードプロセッサなどの電子機器に入力
する入力装置として、タブレットと称される座標入力装
置が用いられる。座標入力装置は、タッチパネルとも称
される。座標入力装置は2次元平面である指示領域を有
する。使用者は、指示領域を紙に筆記用具で線を描く感
覚で連続して押下げる。これによって、座標入力装置か
らは、その線上の複数の点にそれぞれ対応した座標値
が、点を通過した順に出力される。
ピュータおよびワードプロセッサなどの電子機器に入力
する入力装置として、タブレットと称される座標入力装
置が用いられる。座標入力装置は、タッチパネルとも称
される。座標入力装置は2次元平面である指示領域を有
する。使用者は、指示領域を紙に筆記用具で線を描く感
覚で連続して押下げる。これによって、座標入力装置か
らは、その線上の複数の点にそれぞれ対応した座標値
が、点を通過した順に出力される。
【0003】このような座標入力装置の指示領域は、た
とえば透光性を有した部材で構成されることが多い。こ
の部材は、たとえば陰極線管および液晶表示装置などの
表示装置の目視表示領域に重ねられて使用される。この
とき表示装置は、座標入力装置から出力された座標に対
応する画素、すなわち使用者によって押下げられた位置
の直下の画素を白色表示から黒色表示に変更する。これ
によって、入力された入力点および入力点を接続した折
線で近似される曲線が表示装置に表示される。
とえば透光性を有した部材で構成されることが多い。こ
の部材は、たとえば陰極線管および液晶表示装置などの
表示装置の目視表示領域に重ねられて使用される。この
とき表示装置は、座標入力装置から出力された座標に対
応する画素、すなわち使用者によって押下げられた位置
の直下の画素を白色表示から黒色表示に変更する。これ
によって、入力された入力点および入力点を接続した折
線で近似される曲線が表示装置に表示される。
【0004】図18は、抵抗膜方式の座標入力装置の電
気的構成を示すブロック図である。抵抗膜方式の座標入
力装置では、たとえば指示領域3と同等な大きさを有す
る2枚の抵抗膜を間隔をあけて配置する。この1対の抵
抗膜には、2対の電極4,5;6,7が互いに直交する
方向に取付けられる。たとえば、電極4,5は、指示領
域3の矢符17で示すX方向の位置座標を検出する。ま
た電極6,7は、指示領域3の矢符18で示すY方向の
位置座標を検出する。
気的構成を示すブロック図である。抵抗膜方式の座標入
力装置では、たとえば指示領域3と同等な大きさを有す
る2枚の抵抗膜を間隔をあけて配置する。この1対の抵
抗膜には、2対の電極4,5;6,7が互いに直交する
方向に取付けられる。たとえば、電極4,5は、指示領
域3の矢符17で示すX方向の位置座標を検出する。ま
た電極6,7は、指示領域3の矢符18で示すY方向の
位置座標を検出する。
【0005】たとえば指示領域の一方方向に取付けられ
た1対の電極を走査電極として電極間に傾斜電圧を印加
し、他方の1対の電極を検出電極とする。使用者が指示
領域の1点をペンまたは指によって押下げると、その点
で2枚の抵抗膜が接触し、一方方向の電極間の電圧が分
圧される。この分圧された電圧値が、他方方向の電極に
よって検出される。この電圧値から得られる傾斜電圧の
分圧比率が、一方電極間の距離を入力点で分割した比率
に等しい。ゆえに、この分圧された電圧値から、入力点
の一方方向の座標値を得る。前述した2対の電極を、短
時間に走査電極と検出電極とを交互に切換ることによっ
て、入力点の指示領域内での2次元座標を検出する。抵
抗膜方式の座標入力装置ではこれら各電極4,5;6,
7間の電圧値の変化を調べることによって、入力された
座標の座標値を検出する。
た1対の電極を走査電極として電極間に傾斜電圧を印加
し、他方の1対の電極を検出電極とする。使用者が指示
領域の1点をペンまたは指によって押下げると、その点
で2枚の抵抗膜が接触し、一方方向の電極間の電圧が分
圧される。この分圧された電圧値が、他方方向の電極に
よって検出される。この電圧値から得られる傾斜電圧の
分圧比率が、一方電極間の距離を入力点で分割した比率
に等しい。ゆえに、この分圧された電圧値から、入力点
の一方方向の座標値を得る。前述した2対の電極を、短
時間に走査電極と検出電極とを交互に切換ることによっ
て、入力点の指示領域内での2次元座標を検出する。抵
抗膜方式の座標入力装置ではこれら各電極4,5;6,
7間の電圧値の変化を調べることによって、入力された
座標の座標値を検出する。
【0006】電極4,5;6,7によって検出された電
圧値は、それぞれアナログ/デジタル変換回路9,10
(以後、図面では「A/D変換回路」と略称する)に与
えられる。アナログ/デジタル変換回路9,10は、タ
イマ11によって計測される予め定める単位時間毎に、
電極4,5;6,7からのアナログ出力をデジタル出力
に変換してサンプリングする。アナログ/デジタル変換
回路9,10からの出力が、指示領域3から出力される
入力点のX座標およびY座標としてバッファ13のX座
標バッファ14およびY座標バッファ15にストアされ
る。上述した電子機器は、バッファ13の各バッファエ
リア14,15から入力点のX座標およびY座標を読出
し、以後の処理に使用する。
圧値は、それぞれアナログ/デジタル変換回路9,10
(以後、図面では「A/D変換回路」と略称する)に与
えられる。アナログ/デジタル変換回路9,10は、タ
イマ11によって計測される予め定める単位時間毎に、
電極4,5;6,7からのアナログ出力をデジタル出力
に変換してサンプリングする。アナログ/デジタル変換
回路9,10からの出力が、指示領域3から出力される
入力点のX座標およびY座標としてバッファ13のX座
標バッファ14およびY座標バッファ15にストアされ
る。上述した電子機器は、バッファ13の各バッファエ
リア14,15から入力点のX座標およびY座標を読出
し、以後の処理に使用する。
【0007】上述した座標入力装置では、たとえば使用
者が指またはペンなどの指示部材を握り、紙に筆記用具
で線を描く動作と同等の動作で、指示領域を押下げて入
力点を入力する。使用者が指示する入力点は、指示部材
によって押下げられた点である。このとき、指示部材を
支える手が誤って指示領域に触れて抵抗膜を押下げる
と、手が触れた位置の座標が入力点の座標として誤って
出力されることがある。また、指示領域を指示部材で押
下げる筆圧の大きさが、1対の抵抗膜を接触させるのに
必要な圧力の大きさ未満であると、入力点に対応した座
標値が出力されないことがある。
者が指またはペンなどの指示部材を握り、紙に筆記用具
で線を描く動作と同等の動作で、指示領域を押下げて入
力点を入力する。使用者が指示する入力点は、指示部材
によって押下げられた点である。このとき、指示部材を
支える手が誤って指示領域に触れて抵抗膜を押下げる
と、手が触れた位置の座標が入力点の座標として誤って
出力されることがある。また、指示領域を指示部材で押
下げる筆圧の大きさが、1対の抵抗膜を接触させるのに
必要な圧力の大きさ未満であると、入力点に対応した座
標値が出力されないことがある。
【0008】さらにまた、上述の座標入力装置が電子機
器の入力装置として使用されているとき、指示領域の周
縁部は電子機器の筺体と重ねられていることが多い。機
器の使用中に筺体のうちの指示領域の周縁部に重なる部
分を強く握ると、筺体が押されて変形し指示領域を押下
げることがある。このとき押された位置の座標が入力点
の座標として誤って出力されることがある。
器の入力装置として使用されているとき、指示領域の周
縁部は電子機器の筺体と重ねられていることが多い。機
器の使用中に筺体のうちの指示領域の周縁部に重なる部
分を強く握ると、筺体が押されて変形し指示領域を押下
げることがある。このとき押された位置の座標が入力点
の座標として誤って出力されることがある。
【0009】また、指示領域で入力された入力座標はた
とえば電気信号として出力される。ゆえに指示領域3か
ら出力されてバッファエリア14,15にストアされる
までの間に、電気信号にノイズが重畳されることがあ
る。これによって、バッファエリア14,15にストア
される入力点の座標値がノイズ分だけ実際の値からずれ
ることがある。
とえば電気信号として出力される。ゆえに指示領域3か
ら出力されてバッファエリア14,15にストアされる
までの間に、電気信号にノイズが重畳されることがあ
る。これによって、バッファエリア14,15にストア
される入力点の座標値がノイズ分だけ実際の値からずれ
ることがある。
【0010】このように座標入力装置では、指示領域3
から入力された入力点の座標値が誤って出力される誤入
力が発生する。本件出願人は、前述した誤入力を排除す
ることができる座標入力装置として、特開平6−295
219号公開公報に開示される表示一体型タブレット装
置を提案している。このタブレット装置は、たとえば液
晶表示装置であるような表示パネルの構成を利用して、
座標の入力を行うものである。表示パネルは、細長い短
冊状の電極が並列された第1および第2の電極群を、電
極の長手方向が直交するように対向させ、電極群を間隔
をあけて配置した構成を有する。
から入力された入力点の座標値が誤って出力される誤入
力が発生する。本件出願人は、前述した誤入力を排除す
ることができる座標入力装置として、特開平6−295
219号公開公報に開示される表示一体型タブレット装
置を提案している。このタブレット装置は、たとえば液
晶表示装置であるような表示パネルの構成を利用して、
座標の入力を行うものである。表示パネルは、細長い短
冊状の電極が並列された第1および第2の電極群を、電
極の長手方向が直交するように対向させ、電極群を間隔
をあけて配置した構成を有する。
【0011】座標入力を行うとき、この電極群には交互
に走査電圧が印加され、各電極群を順次走査する。使用
者は、表示パネル表面の所望の位置に検出ペンを近接ま
たは接触させる。このとき、検出ペンと走査電極が印加
された電極との間の浮遊容量によって、誘導電圧が生じ
る。タブレット装置は、この誘導電圧の変化と各電極に
電圧を印加するタイミングとに基づいて、入力された座
標を判定する。タブレット装置は、検出ペンの誘導電圧
変化である出力をコンパレータで2値化してそのパルス
数を数える。実際の電極走査回数と比較して数えられた
パルス数が多いときには、誤入力があったとみなす。
に走査電圧が印加され、各電極群を順次走査する。使用
者は、表示パネル表面の所望の位置に検出ペンを近接ま
たは接触させる。このとき、検出ペンと走査電極が印加
された電極との間の浮遊容量によって、誘導電圧が生じ
る。タブレット装置は、この誘導電圧の変化と各電極に
電圧を印加するタイミングとに基づいて、入力された座
標を判定する。タブレット装置は、検出ペンの誘導電圧
変化である出力をコンパレータで2値化してそのパルス
数を数える。実際の電極走査回数と比較して数えられた
パルス数が多いときには、誤入力があったとみなす。
【0012】特開平4−57117号公開公報には、タ
ブレットの構成に特有な原因に基づくする誤入力を排除
することができるタッチ操作式入力装置が開示されてい
る。本公報の入力装置では、ディスプレイ上にたとえば
光学式のタッチパネルと接触式のタッチパネルとを重ね
て配置する。使用者は、この2種類のパネルを同時に操
作する。この入力装置では、2種類のパネルそれぞれに
おいて同一の座標が入力されるときだけ、入力が正しい
と判定する。
ブレットの構成に特有な原因に基づくする誤入力を排除
することができるタッチ操作式入力装置が開示されてい
る。本公報の入力装置では、ディスプレイ上にたとえば
光学式のタッチパネルと接触式のタッチパネルとを重ね
て配置する。使用者は、この2種類のパネルを同時に操
作する。この入力装置では、2種類のパネルそれぞれに
おいて同一の座標が入力されるときだけ、入力が正しい
と判定する。
【0013】たとえば光学式のタッチパネルの誤入力の
原因は、たとえば指示領域内に虫、異物などの飛来物が
侵入することである。また接触式のタッチパネルの誤入
力の原因は、たとえば指示領域内の構成部材の疵および
変形である。接触式のタッチパネルでは指示領域内に飛
来物が侵入しても誤入力は生じない。同様に、光学式の
タッチパネルでは指示領域の構成部材が疵付いても誤入
力は生じない。このようにタッチパネルでは、その構成
によって誤入力の原因が異なる。ゆえに、上述した誤入
力の原因が生じたときでも、一方のタッチパネルには誤
入力が発生するけれども、他方のタッチパネルには誤入
力が発生しない。
原因は、たとえば指示領域内に虫、異物などの飛来物が
侵入することである。また接触式のタッチパネルの誤入
力の原因は、たとえば指示領域内の構成部材の疵および
変形である。接触式のタッチパネルでは指示領域内に飛
来物が侵入しても誤入力は生じない。同様に、光学式の
タッチパネルでは指示領域の構成部材が疵付いても誤入
力は生じない。このようにタッチパネルでは、その構成
によって誤入力の原因が異なる。ゆえに、上述した誤入
力の原因が生じたときでも、一方のタッチパネルには誤
入力が発生するけれども、他方のタッチパネルには誤入
力が発生しない。
【0014】ゆえに、重ねられた2種類のパネルから同
一の位置に対応した座標がそれぞれ入力されたときだけ
入力が正しいと判定することによって、個々のタッチパ
ネルに特有の原因に基づく誤入力を排除することができ
る。上述したタッチ操作式入力装置では、2種類の座標
入力装置を用いるので、構成が複雑化する。ゆえに、装
置が大型化し、製造コストが増加する。
一の位置に対応した座標がそれぞれ入力されたときだけ
入力が正しいと判定することによって、個々のタッチパ
ネルに特有の原因に基づく誤入力を排除することができ
る。上述したタッチ操作式入力装置では、2種類の座標
入力装置を用いるので、構成が複雑化する。ゆえに、装
置が大型化し、製造コストが増加する。
【0015】また特開平6−4203号公開公報には、
タブレット内の座標指示器が指示した位置を算出する座
標読取装置において、誤入力を排除することができる座
標読取装置が開示されている。この座標読取装置は、タ
ブレットと座標指示器とを近接又は接触させたとき、そ
の間に生じる電気的結合によってタブレットに発生する
誘導電流をもとに座標を検出する。このときタブレット
に生じる電圧変化のうち、外部ノイズに起因する変化は
瞬間的であり、座標入力のための変化はある程度の時間
継続する。ゆえに電圧変化が生じたとき、その継続時間
をタイマでカウントし、予め定める設定時間以上電圧変
化が継続していたときだけ、その入力座標が正しいと判
定する。この装置では、座標が入力されてから座標が正
しいと判定されるまでに設定時間以上の時間が必要とさ
れる。
タブレット内の座標指示器が指示した位置を算出する座
標読取装置において、誤入力を排除することができる座
標読取装置が開示されている。この座標読取装置は、タ
ブレットと座標指示器とを近接又は接触させたとき、そ
の間に生じる電気的結合によってタブレットに発生する
誘導電流をもとに座標を検出する。このときタブレット
に生じる電圧変化のうち、外部ノイズに起因する変化は
瞬間的であり、座標入力のための変化はある程度の時間
継続する。ゆえに電圧変化が生じたとき、その継続時間
をタイマでカウントし、予め定める設定時間以上電圧変
化が継続していたときだけ、その入力座標が正しいと判
定する。この装置では、座標が入力されてから座標が正
しいと判定されるまでに設定時間以上の時間が必要とさ
れる。
【0016】また、特開平7−64704号公開公報に
は、X−Yマトリクスディスプレイに対して静電結合方
式を用いて入力座標検出を行う座標入力装置において、
誤入力を排除することができる座標入力装置が開示され
ている。この座標入力装置では、入力ペンがディスプレ
イに当接されたとき、ペンとディスプレイとの間で静電
容量結合が生じる。これによって、ディスプレイの表示
電極に印加された走査電圧が入力ペンの電気回路にも印
加され、入力ペンからの出力が変化する。この電圧変化
が生じたときに走査されていた表示電極を特定して、入
力された座標を検出する。
は、X−Yマトリクスディスプレイに対して静電結合方
式を用いて入力座標検出を行う座標入力装置において、
誤入力を排除することができる座標入力装置が開示され
ている。この座標入力装置では、入力ペンがディスプレ
イに当接されたとき、ペンとディスプレイとの間で静電
容量結合が生じる。これによって、ディスプレイの表示
電極に印加された走査電圧が入力ペンの電気回路にも印
加され、入力ペンからの出力が変化する。この電圧変化
が生じたときに走査されていた表示電極を特定して、入
力された座標を検出する。
【0017】この入力ペンの先端には、ディスプレイに
当接されたときだけオフ状態となるスイッチを設ける。
この入力ペンの先端がディスプレイ上に当接しておらず
スイッチがオン状態のときには、ペンのインピーダンス
を低下させる。これによって、ペンがディスプレイに当
接していないときに混入するノイズを低減させる。この
座標入力装置のノイズの排除手法は、上述した構成の座
標入力装置だけに有効である。
当接されたときだけオフ状態となるスイッチを設ける。
この入力ペンの先端がディスプレイ上に当接しておらず
スイッチがオン状態のときには、ペンのインピーダンス
を低下させる。これによって、ペンがディスプレイに当
接していないときに混入するノイズを低減させる。この
座標入力装置のノイズの排除手法は、上述した構成の座
標入力装置だけに有効である。
【0018】また特開平5−324163号公開公報に
は、ノイズの影響を排除することができる座標検出装置
および座標検出方法が開示されている。この座標検出装
置では、指示領域である抵抗膜シートの上をペン入力手
段で押圧して、座標を入力する。ペン入力手段で抵抗膜
シートが押圧されると、そのときの座標値を複数回サン
プリングし、そのサンプリングデータの値を平均する。
この平均値と各サンプリングデータとを比較し、平均値
から所定偏差以上に離れたサンプリングデータを除外し
て、残余のサンプリングデータの値だけを再度平均す
る。この残余のデータの平均値を入力された座標値とみ
なす。この手法によって排除されるノイズは、タブレッ
トが抵抗膜シート両端に印加する電源の電源ライン上に
加わるものである。ゆえにタブレットの誤入力を除去す
るためのものとは異なる。
は、ノイズの影響を排除することができる座標検出装置
および座標検出方法が開示されている。この座標検出装
置では、指示領域である抵抗膜シートの上をペン入力手
段で押圧して、座標を入力する。ペン入力手段で抵抗膜
シートが押圧されると、そのときの座標値を複数回サン
プリングし、そのサンプリングデータの値を平均する。
この平均値と各サンプリングデータとを比較し、平均値
から所定偏差以上に離れたサンプリングデータを除外し
て、残余のサンプリングデータの値だけを再度平均す
る。この残余のデータの平均値を入力された座標値とみ
なす。この手法によって排除されるノイズは、タブレッ
トが抵抗膜シート両端に印加する電源の電源ライン上に
加わるものである。ゆえにタブレットの誤入力を除去す
るためのものとは異なる。
【0019】また、特開平6−342336号公開公報
には、座標または領域の指定誤りを軽減する情報処理装
置が開示されている。この情報処理装置の入力手段は、
指およびペンなどの指示手段によって押下げることによ
って座標を入力する。このとき指示手段は入力手段を押
下げる圧力が予め定める値以上であるときだけ、入力座
標を有効とする。
には、座標または領域の指定誤りを軽減する情報処理装
置が開示されている。この情報処理装置の入力手段は、
指およびペンなどの指示手段によって押下げることによ
って座標を入力する。このとき指示手段は入力手段を押
下げる圧力が予め定める値以上であるときだけ、入力座
標を有効とする。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述した情報処理装置
の入力手段では、指示手段が入力手段を押し下げる圧力
に応じてそのとき入力された入力座標を正しいか否かを
判断する。ゆえに、圧力が予め定める値以上であれば、
実際にはその座標が誤った誤入力であっても、それを排
除することが困難である。たとえば指示手段によって入
力手段上に線を描くとき、指示手段の進行方向および進
行速度から予想される位置とは離れた位置に入力があっ
たときでも、その入力時の圧力が予め定める値以上であ
れば入力座標は有効とみなされる。
の入力手段では、指示手段が入力手段を押し下げる圧力
に応じてそのとき入力された入力座標を正しいか否かを
判断する。ゆえに、圧力が予め定める値以上であれば、
実際にはその座標が誤った誤入力であっても、それを排
除することが困難である。たとえば指示手段によって入
力手段上に線を描くとき、指示手段の進行方向および進
行速度から予想される位置とは離れた位置に入力があっ
たときでも、その入力時の圧力が予め定める値以上であ
れば入力座標は有効とみなされる。
【0021】本発明の目的は、たとえば線を描く動作な
ど連続して座標が入力されるときに、その入力動作から
予想される位置から離れた位置に生じる誤入力を排除す
ることができる座標入力装置を提供することである。
ど連続して座標が入力されるときに、その入力動作から
予想される位置から離れた位置に生じる誤入力を排除す
ることができる座標入力装置を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、偏平な指示領
域を有し、連続して指示される指示領域内の点に対応す
る2次元座標を、予め定める周期毎に出力する2次元座
標入力手段と、前記予め定める周期毎に、予め定める手
順に従って、2次元座標入力手段から出力されることが
予測される座標の範囲を示す予測座標領域を定める座標
予測手段と、2次元座標入力手段および座標予測手段の
出力に応答し、2次元座標入力手段から出力された点の
座標がその座標に対応して定められた予測座標領域に含
まれているときだけ、座標が有効であると判定する誤入
力判定手段と、2次元座標入力手段および誤入力判定手
段の出力に応答し、座標が有効であると判定されたとき
は座標をそのまま確定し、無効であると判定されたとき
は座標を却下する座標確定手段とを含み、前記座標予測
手段は、座標確定手段の出力に応答し、座標確定手段で
確定された座標を複数用いて前記予測座標領域を定める
ことを特徴とする座標入力装置である。 本発明に従えば、座標入力装置は、平面上の任意の点の
座標を、短時間に連続して入力するための装置である。
座標入力装置は、いわゆるタブレット装置であり、たと
えば電子手帳およびコンピュータである電子機器の入力
装置として用いられる。 座標入力手段は、たとえば表示装置の目視表示領域上に
重ねて配置される2次元座標入力手段を有する。2次元
座標入力手段は、予め定める大きさの偏平な指示領域を
有する。使用者は、たとえば指示領域上の1点を押下げ
圧力を加えることによって、入力点を指示する。また紙
に曲線を描く間隔で指示領域を連続して押下げると、2
次元座標入力手段は、予め定める周期毎に領域内の押下
げられる位置の座標を検出してサンプリングする。これ
によって、曲線上の複数の点を、それぞれ入力点として
認識する。このように2次元座標入力手段では、曲線上
の複数の点を入力点として連続して入力することができ
る。入力点の座標は、予め定める周期毎に出力される。 座標予測手段は、入力点の座標として、2次元座標入力
手段から出力されることが予測される座標の範囲を示す
予測座標領域を定める。予測座標領域は、座標確定手段
において、確定された座標を複数用いて定められる。こ
れらの座標は、前記予測される座標の出力時以前に、座
標確定手段において確定された出力点の座標である。た
とえば使用者が指示領域に曲線を描くようにして連続し
て入力点を入力しているとき、最新の入力点の座標の予
測座標領域は、確定された同一曲線上の複数の出力点の
座標に基づいて定められる。 誤入力判定手段は、座標予測手段で定められた予測座標
領域に基づいて、入力点が誤入力であるか否かを判定す
る。入力点の座標がその入力点に対応する予測座標領域
に含まれるとき、その入力点の座標が有効であると判定
する。このとき入力点は、たとえばその入力点の出力時
から溯って過去に誤入力判定が行われた過去の入力点を
含む曲線と同一曲線上に有る。入力点の座標が予測座標
領域に含まれないとき、座標は無効であり、入力点は誤
入力であると判定する。このとき、入力点は、過去の出
力点から見て連続して入力することが困難である位置に
ある。 座標確定手段は、誤入力判定手段の判定結果に基づいて
出力点の座標を定める。すなわち、座標が有効であると
判定されたとき、入力点の座標はそのまま確定されて出
力点の座標として出力される。無効であり誤入力で有る
と判定されたとき、入力点の座標は却下される。このと
き、出力点の座標として、たとえば基準である(0,
0)が出力される。電子機器には、これら出力点の座標
が、使用者が入力した点の座標であるとして与えられ
る。 これによって、たとえば手書き文字入力および曲線入力
を行うとき、曲線を描くために用いることが困難となる
ほど離れた位置にある入力点は誤入力であると判定され
る。ゆえに、紙に線を描く感覚で指示領域に線を描き入
力点を連続入力するとき、指およびペンなどの指示部材
以外のものが触れた位置の座標が誤って出力されても、
その座標を誤入力と判定することができる。 座標入力装置は誤入力と判定される入力点の座標を出力
しない。前述した電子機器は、たとえば座標入力装置か
ら座標が得られと、その座標に対応する表示装置の目視
表示領域内の画素の表示色を別の色に切換える。このと
き電子機器には誤入力の入力点が表示されない。ゆえ
に、使用者が入力した曲線だけが表示装置の目視表示領
域に描かれる。
域を有し、連続して指示される指示領域内の点に対応す
る2次元座標を、予め定める周期毎に出力する2次元座
標入力手段と、前記予め定める周期毎に、予め定める手
順に従って、2次元座標入力手段から出力されることが
予測される座標の範囲を示す予測座標領域を定める座標
予測手段と、2次元座標入力手段および座標予測手段の
出力に応答し、2次元座標入力手段から出力された点の
座標がその座標に対応して定められた予測座標領域に含
まれているときだけ、座標が有効であると判定する誤入
力判定手段と、2次元座標入力手段および誤入力判定手
段の出力に応答し、座標が有効であると判定されたとき
は座標をそのまま確定し、無効であると判定されたとき
は座標を却下する座標確定手段とを含み、前記座標予測
手段は、座標確定手段の出力に応答し、座標確定手段で
確定された座標を複数用いて前記予測座標領域を定める
ことを特徴とする座標入力装置である。 本発明に従えば、座標入力装置は、平面上の任意の点の
座標を、短時間に連続して入力するための装置である。
座標入力装置は、いわゆるタブレット装置であり、たと
えば電子手帳およびコンピュータである電子機器の入力
装置として用いられる。 座標入力手段は、たとえば表示装置の目視表示領域上に
重ねて配置される2次元座標入力手段を有する。2次元
座標入力手段は、予め定める大きさの偏平な指示領域を
有する。使用者は、たとえば指示領域上の1点を押下げ
圧力を加えることによって、入力点を指示する。また紙
に曲線を描く間隔で指示領域を連続して押下げると、2
次元座標入力手段は、予め定める周期毎に領域内の押下
げられる位置の座標を検出してサンプリングする。これ
によって、曲線上の複数の点を、それぞれ入力点として
認識する。このように2次元座標入力手段では、曲線上
の複数の点を入力点として連続して入力することができ
る。入力点の座標は、予め定める周期毎に出力される。 座標予測手段は、入力点の座標として、2次元座標入力
手段から出力されることが予測される座標の範囲を示す
予測座標領域を定める。予測座標領域は、座標確定手段
において、確定された座標を複数用いて定められる。こ
れらの座標は、前記予測される座標の出力時以前に、座
標確定手段において確定された出力点の座標である。た
とえば使用者が指示領域に曲線を描くようにして連続し
て入力点を入力しているとき、最新の入力点の座標の予
測座標領域は、確定された同一曲線上の複数の出力点の
座標に基づいて定められる。 誤入力判定手段は、座標予測手段で定められた予測座標
領域に基づいて、入力点が誤入力であるか否かを判定す
る。入力点の座標がその入力点に対応する予測座標領域
に含まれるとき、その入力点の座標が有効であると判定
する。このとき入力点は、たとえばその入力点の出力時
から溯って過去に誤入力判定が行われた過去の入力点を
含む曲線と同一曲線上に有る。入力点の座標が予測座標
領域に含まれないとき、座標は無効であり、入力点は誤
入力であると判定する。このとき、入力点は、過去の出
力点から見て連続して入力することが困難である位置に
ある。 座標確定手段は、誤入力判定手段の判定結果に基づいて
出力点の座標を定める。すなわち、座標が有効であると
判定されたとき、入力点の座標はそのまま確定されて出
力点の座標として出力される。無効であり誤入力で有る
と判定されたとき、入力点の座標は却下される。このと
き、出力点の座標として、たとえば基準である(0,
0)が出力される。電子機器には、これら出力点の座標
が、使用者が入力した点の座標であるとして与えられ
る。 これによって、たとえば手書き文字入力および曲線入力
を行うとき、曲線を描くために用いることが困難となる
ほど離れた位置にある入力点は誤入力であると判定され
る。ゆえに、紙に線を描く感覚で指示領域に線を描き入
力点を連続入力するとき、指およびペンなどの指示部材
以外のものが触れた位置の座標が誤って出力されても、
その座標を誤入力と判定することができる。 座標入力装置は誤入力と判定される入力点の座標を出力
しない。前述した電子機器は、たとえば座標入力装置か
ら座標が得られと、その座標に対応する表示装置の目視
表示領域内の画素の表示色を別の色に切換える。このと
き電子機器には誤入力の入力点が表示されない。ゆえ
に、使用者が入力した曲線だけが表示装置の目視表示領
域に描かれる。
【0023】また本発明は、前記座標予測手段は、前記
座標確定手段の出力に応答し、確定された最新の座標か
ら、前記最新の座標から溯った最新の過去において確定
された過去の座標までの座標の変位量および変位方向を
求める変位量演算手段と、座標確定手段および変位量演
算手段の出力に応答し、最新の座標から求めた変位方向
に求めた変位量だけ変位した予測座標を求める予測座標
演算手段とを含み、予測座標を含む予め定める大きさの
領域を予測座標領域とすることを特徴とする。 本発明に従えば、前記座標予測手段は、過去の出力点お
よび最新の出力点の座標から、未来の入力点の座標を予
測する。予測座標領域は、その予測座標を含む領域とす
る。未来の入力点は、たとえば最新の座標のサンプリン
グ時よりも1サンプリング周期進んだ時点において、サ
ンプリングされる入力点である。 座標予測手段には、過去の出力点の座標および最新の出
力点の座標がストアされる。過去の座標は、最新の座標
のサンプリング出力時よりも1サンプリング周期以上溯
った過去のサンプリング出力時に装置から出力された座
標である。かつこの過去の座標は、最新の入力点のサン
プリング時以前に確定された座標のうちで最新のもので
ある。 変位量演算手段は、過去の座標から最新の座標までの座
標の変位量および変位方向を求める。すなわち、過去の
座標が示す過去の出力点を起点とし、最新の座標が示す
最新の出力点を終点とするベクトルの大きさおよび向き
を求める。このベクトルの向きは、連続して出力される
複数の出力点を順次接続して折線近似した曲線におい
て、過去の出力点における接線方向を示す。これら出力
点は、入力点が誤入力でないとき、入力点と等しい座標
を取る。 予測座標演算手段は、最新の座標から座標の変位方向に
変位量だけ変位した座標を未来の入力点の予測座標とし
て求める。予測座標が示す未来の予測点は、最新の出力
点を起点とし、最新の出力点および過去の出力点を両端
とするベクトルと同じ大きさと向きのベクトルの終点で
ある。ゆえに、過去の出力点、最新の出力点、未来の予
測点は、同一直線上に存在する。 たとえばタブレット入力装置である座標入力装置におい
て、2次元座標入力手段の座標値のサンプリング周期
は、使用者が指示領域上に曲線を描く速度と比較して極
めて短い。ゆえに、過去および最新の座標の出力点を両
端とする曲線を、両出力点を両端とする線分に近似して
も、その誤差は極めて少ない。また、使用者が曲線を描
く速度はサンプリング周期と比較して遅い。ゆえに描か
れる曲線の曲率変化が大きくとも、1サンプリング周期
後では指およびペンの移動量はほぼ変わらないと考えら
れる。ゆえに、未来の座標は過去および最新の座標が示
す出力点を通る直線近傍であって、かつ最新の座標から
見て前記ベクトルの方向に沿う向きに存在すると考えら
れる。 ゆえにこの座標予測手段は、予測座標を含む予め定める
大きさの領域を予測座標領域とする。領域の大きさは、
曲線を描く速度の1サンプリング周期の大きさに基づい
て定められる。たとえば、サンプリング間隔が短くなる
ほど、領域の大きさは小さくなる。誤入力判定手段は、
実際の入力座標がこの予測座標領域に含まれるか否かを
判定する。 このように、過去に有効とされた過去の座標に基づいて
予測座標領域の位置を決定する。また、最新の座標と予
測座標領域との位置関係は、過去の座標と最新の座標と
に準じると見なされる。ゆえに、複雑な演算を行わなく
とも、容易に予測座標領域の位置を定めることができ
る。
座標確定手段の出力に応答し、確定された最新の座標か
ら、前記最新の座標から溯った最新の過去において確定
された過去の座標までの座標の変位量および変位方向を
求める変位量演算手段と、座標確定手段および変位量演
算手段の出力に応答し、最新の座標から求めた変位方向
に求めた変位量だけ変位した予測座標を求める予測座標
演算手段とを含み、予測座標を含む予め定める大きさの
領域を予測座標領域とすることを特徴とする。 本発明に従えば、前記座標予測手段は、過去の出力点お
よび最新の出力点の座標から、未来の入力点の座標を予
測する。予測座標領域は、その予測座標を含む領域とす
る。未来の入力点は、たとえば最新の座標のサンプリン
グ時よりも1サンプリング周期進んだ時点において、サ
ンプリングされる入力点である。 座標予測手段には、過去の出力点の座標および最新の出
力点の座標がストアされる。過去の座標は、最新の座標
のサンプリング出力時よりも1サンプリング周期以上溯
った過去のサンプリング出力時に装置から出力された座
標である。かつこの過去の座標は、最新の入力点のサン
プリング時以前に確定された座標のうちで最新のもので
ある。 変位量演算手段は、過去の座標から最新の座標までの座
標の変位量および変位方向を求める。すなわち、過去の
座標が示す過去の出力点を起点とし、最新の座標が示す
最新の出力点を終点とするベクトルの大きさおよび向き
を求める。このベクトルの向きは、連続して出力される
複数の出力点を順次接続して折線近似した曲線におい
て、過去の出力点における接線方向を示す。これら出力
点は、入力点が誤入力でないとき、入力点と等しい座標
を取る。 予測座標演算手段は、最新の座標から座標の変位方向に
変位量だけ変位した座標を未来の入力点の予測座標とし
て求める。予測座標が示す未来の予測点は、最新の出力
点を起点とし、最新の出力点および過去の出力点を両端
とするベクトルと同じ大きさと向きのベクトルの終点で
ある。ゆえに、過去の出力点、最新の出力点、未来の予
測点は、同一直線上に存在する。 たとえばタブレット入力装置である座標入力装置におい
て、2次元座標入力手段の座標値のサンプリング周期
は、使用者が指示領域上に曲線を描く速度と比較して極
めて短い。ゆえに、過去および最新の座標の出力点を両
端とする曲線を、両出力点を両端とする線分に近似して
も、その誤差は極めて少ない。また、使用者が曲線を描
く速度はサンプリング周期と比較して遅い。ゆえに描か
れる曲線の曲率変化が大きくとも、1サンプリング周期
後では指およびペンの移動量はほぼ変わらないと考えら
れる。ゆえに、未来の座標は過去および最新の座標が示
す出力点を通る直線近傍であって、かつ最新の座標から
見て前記ベクトルの方向に沿う向きに存在すると考えら
れる。 ゆえにこの座標予測手段は、予測座標を含む予め定める
大きさの領域を予測座標領域とする。領域の大きさは、
曲線を描く速度の1サンプリング周期の大きさに基づい
て定められる。たとえば、サンプリング間隔が短くなる
ほど、領域の大きさは小さくなる。誤入力判定手段は、
実際の入力座標がこの予測座標領域に含まれるか否かを
判定する。 このように、過去に有効とされた過去の座標に基づいて
予測座標領域の位置を決定する。また、最新の座標と予
測座標領域との位置関係は、過去の座標と最新の座標と
に準じると見なされる。ゆえに、複雑な演算を行わなく
とも、容易に予測座標領域の位置を定めることができ
る。
【0024】また本発明は、前記指示領域には交差する
2本の座標軸が設定され、座標は各座標軸上において対
応する点の値によって表され、前記予測座標領域は、前
記予測座標を中心とし、各辺が座標軸と平行であり予め
定める長さである領域であることを特徴とする。 本発明に従えば、前記予測座標領域は、前記予測座標を
中心とする四辺形の領域である。たとえば曲線を描くと
き、最新の入力点はその点に対応する予測点からみて過
去の出力点に近づく。予測座標領域は予測点よりも前述
したベクトルの向きに逆行する方向にも広がっているの
で、このときも入力点は有効と判断される。 前記指示領域には交差する2本の座標軸からなる座標系
が設定される。ゆえに入力点および出力点の座標は各座
標軸上において対応する点の値によって表される。たと
えば座標系がXおよびY座標軸からなる直交座標系であ
るとき、座標はX座標とY座標とで表される。四辺形の
領域である予測座標領域は、予め定める長さである各辺
が座標軸と平行である。 ゆえに、入力点の座標のX座標の予測範囲およびY座標
の予測範囲が個々に独立した範囲として求められる。こ
れらの予測範囲は、予測座標のX座標およびY座標をそ
れぞれ中心とした予め定める長さの範囲である。また誤
入力判定手段では、入力点のX座標およびY座標の値が
個々にその予測範囲の下限値以上上限値未満の値である
否かを判定するだけで、入力点が予測座標領域内に含ま
れるか否かを判定することができる。したがって、この
ような形状の予測座標領域を用いると、誤入力判定の演
算動作を簡略化することができる。
2本の座標軸が設定され、座標は各座標軸上において対
応する点の値によって表され、前記予測座標領域は、前
記予測座標を中心とし、各辺が座標軸と平行であり予め
定める長さである領域であることを特徴とする。 本発明に従えば、前記予測座標領域は、前記予測座標を
中心とする四辺形の領域である。たとえば曲線を描くと
き、最新の入力点はその点に対応する予測点からみて過
去の出力点に近づく。予測座標領域は予測点よりも前述
したベクトルの向きに逆行する方向にも広がっているの
で、このときも入力点は有効と判断される。 前記指示領域には交差する2本の座標軸からなる座標系
が設定される。ゆえに入力点および出力点の座標は各座
標軸上において対応する点の値によって表される。たと
えば座標系がXおよびY座標軸からなる直交座標系であ
るとき、座標はX座標とY座標とで表される。四辺形の
領域である予測座標領域は、予め定める長さである各辺
が座標軸と平行である。 ゆえに、入力点の座標のX座標の予測範囲およびY座標
の予測範囲が個々に独立した範囲として求められる。こ
れらの予測範囲は、予測座標のX座標およびY座標をそ
れぞれ中心とした予め定める長さの範囲である。また誤
入力判定手段では、入力点のX座標およびY座標の値が
個々にその予測範囲の下限値以上上限値未満の値である
否かを判定するだけで、入力点が予測座標領域内に含ま
れるか否かを判定することができる。したがって、この
ような形状の予測座標領域を用いると、誤入力判定の演
算動作を簡略化することができる。
【0025】また本発明は、前記予測座標領域は、前記
予測座標を中心として、半径が予め定める長さである円
形領域であることを特徴とする。 本発明に従えば、前記予測座標領域は、前記予測座標を
中心として、半径が予め定める長さである円形領域であ
る。ゆえに、誤入力判定手段は、予想点と実際の入力点
との距離の値と円形領域の半径の値とを比較するだけ
で、入力点が細く座標領域に含まれるか否かを判定する
ことができる。したがって、このような形状の予測座標
領域を用いると、誤入力判定の演算動作を簡略化するこ
とができる。
予測座標を中心として、半径が予め定める長さである円
形領域であることを特徴とする。 本発明に従えば、前記予測座標領域は、前記予測座標を
中心として、半径が予め定める長さである円形領域であ
る。ゆえに、誤入力判定手段は、予想点と実際の入力点
との距離の値と円形領域の半径の値とを比較するだけ
で、入力点が細く座標領域に含まれるか否かを判定する
ことができる。したがって、このような形状の予測座標
領域を用いると、誤入力判定の演算動作を簡略化するこ
とができる。
【0026】また本発明は、前記予測座標領域は予め定
める長さの半径と予め定める大きさの中心角とを有する
扇形領域であり、前記確定された最新の座標と前記予測
座標とを両端とする線分が、該扇形領域の円弧を含む仮
想円の中心を通過することを特徴とする。 本発明に従えば、前記予測座標領域は、前記予測座標を
含む扇形の領域である。未来の入力点の位置は、そのと
き描かれた曲線に応じて、最新の入力点に極めて近い位
置から予測点を越えて最新の入力点から遠ざかった位置
まで変化する。たとえば曲線を描くとき、入力される未
来の入力点は、最新の入力点に近いほど最新の入力点と
過去の入力点とを通る直線に近付き、遠ざかるほど該直
線から直線に直交する方向に離反する傾向にあると考え
られる。ゆえに、未来において入力され得る入力点は、
予測点と最新の入力点とを両端とする線分上に中心点を
有する扇形状に分布すると考えられる。 このような扇形形状の領域を予測座標領域とすることに
よって、該領域に入力され得る点を多く含めることがで
きる。したがって、誤入力判定手段における誤入力判定
において、有効な座標が最新の入力点に極めて近い点、
および大きく遠ざかった点の座標であっても、その座標
を誤りなく有効座標であると判定することができる。
める長さの半径と予め定める大きさの中心角とを有する
扇形領域であり、前記確定された最新の座標と前記予測
座標とを両端とする線分が、該扇形領域の円弧を含む仮
想円の中心を通過することを特徴とする。 本発明に従えば、前記予測座標領域は、前記予測座標を
含む扇形の領域である。未来の入力点の位置は、そのと
き描かれた曲線に応じて、最新の入力点に極めて近い位
置から予測点を越えて最新の入力点から遠ざかった位置
まで変化する。たとえば曲線を描くとき、入力される未
来の入力点は、最新の入力点に近いほど最新の入力点と
過去の入力点とを通る直線に近付き、遠ざかるほど該直
線から直線に直交する方向に離反する傾向にあると考え
られる。ゆえに、未来において入力され得る入力点は、
予測点と最新の入力点とを両端とする線分上に中心点を
有する扇形状に分布すると考えられる。 このような扇形形状の領域を予測座標領域とすることに
よって、該領域に入力され得る点を多く含めることがで
きる。したがって、誤入力判定手段における誤入力判定
において、有効な座標が最新の入力点に極めて近い点、
および大きく遠ざかった点の座標であっても、その座標
を誤りなく有効座標であると判定することができる。
【0027】また本発明は、前記誤入力判定手段は、前
記2次元座標出力手段および予測座標演算手段の出力に
応答し、出力された座標が示す点と、その座標に対応す
る予測座標が示す点との距離である誤差を求める誤差検
出手段と、誤差検出手段の出力に応答し、誤差が予測座
標が示す点から出力された座標に対応する点に向かう方
向に沿った方向の予測座標領域の端部と予測座標が示す
点との間の予め定める距離未満であるとき最新の座標が
有効であると判定し、誤差が予め定める距離以上である
とき最新の座標が無効であると判定する判定手段とを含
むことを特徴とする。 本発明に従えば、前記誤入力判定手段は、予測点の予測
座標とその予測点に対応する入力点の座標との差に基づ
いて、入力点が誤入力であるか否かを判定する。 たとえば最新の入力点の座標がサンプリング出力され、
かつ予測座標が定められると、誤差検出手段は、最新の
座標とその予測座標との誤差を求める。最新の座標に対
応する予測座標は、たとえば最新のサンプリング時より
も溯って過去に予め求められる。座標の誤差は、予測点
と入力点との距離である。 判定手段は、誤差検出手段で求められた誤差が、予測座
標から入力された最新の座標に向かう方向に沿った方向
の予測座標領域の端部と予測座標との間の距離未満であ
るか否かを判断する。すなわち、予測点と入力点とを両
端とする線分が、予測座標領域内に納まるか否かを判断
する。判定手段は、誤差が予め定める距離以上であると
きだけ、最新の座標が有効であると判定する。 このように予測点と入力点との誤差に基づいて入力点の
座標が有効であるかを判定すると、判定のための演算動
作を簡略化することができる。
記2次元座標出力手段および予測座標演算手段の出力に
応答し、出力された座標が示す点と、その座標に対応す
る予測座標が示す点との距離である誤差を求める誤差検
出手段と、誤差検出手段の出力に応答し、誤差が予測座
標が示す点から出力された座標に対応する点に向かう方
向に沿った方向の予測座標領域の端部と予測座標が示す
点との間の予め定める距離未満であるとき最新の座標が
有効であると判定し、誤差が予め定める距離以上である
とき最新の座標が無効であると判定する判定手段とを含
むことを特徴とする。 本発明に従えば、前記誤入力判定手段は、予測点の予測
座標とその予測点に対応する入力点の座標との差に基づ
いて、入力点が誤入力であるか否かを判定する。 たとえば最新の入力点の座標がサンプリング出力され、
かつ予測座標が定められると、誤差検出手段は、最新の
座標とその予測座標との誤差を求める。最新の座標に対
応する予測座標は、たとえば最新のサンプリング時より
も溯って過去に予め求められる。座標の誤差は、予測点
と入力点との距離である。 判定手段は、誤差検出手段で求められた誤差が、予測座
標から入力された最新の座標に向かう方向に沿った方向
の予測座標領域の端部と予測座標との間の距離未満であ
るか否かを判断する。すなわち、予測点と入力点とを両
端とする線分が、予測座標領域内に納まるか否かを判断
する。判定手段は、誤差が予め定める距離以上であると
きだけ、最新の座標が有効であると判定する。 このように予測点と入力点との誤差に基づいて入力点の
座標が有効であるかを判定すると、判定のための演算動
作を簡略化することができる。
【0028】また本発明は、前記2次元座標入力手段
は、2次元座標を出力するたびに、該座標を出力したこ
とを示すスターテス信号を出力し、予測座標領域を定め
るのに用いられる数の点の座標が2次元座標入力手段か
ら出力されるのに必要な予め定める遅延時間だけ、スタ
ーテス信号を遅延させて、前記座標確定手段に出力する
遅延回路をさらに含み、前記座標確定手段は、スターテ
ス信号が与えられるときだけ、座標を確定することを特
徴とする。 本発明に従えば、前記2次元座標入力手段は、2次元座
標を出力するたびに、スターテス信号を出力する。この
スターテス信号は、入力手段において2次元座標が正し
くサンプリングされたことを示す。スターテス信号は、
遅延回路において予め定める時間だけ遅延された後に、
座標確定手段に与えられる。したがって、座標確定手段
には、最新の座標が得られるサンプリング動作時から予
め定める時間だけ溯ったサンプリング動作時におけるス
ターテス信号が与えられる。予め定める時間は、座標予
測手段において予測座標領域を定めるのに用いられる数
の点の座標が2次元座標入力手段から出力されるのに必
要な時間である。前記座標確定手段は、スターテス信号
が与えられるときだけ座標を確定し、与えられないとき
には却下する。したがって、たとえば線入力を行うと
き、描き始めに対応する入力点から予め定める数の入力
点であって確定された入力点が入力されるまで、全ての
座標を却下する。 前述したように、座標予測手段では、判定すべき最新の
座標よりも古い過去の座標であって確定された座標を複
数用いて予測座標領域を定める。したがって、たとえば
曲線を入力する線入力において、座標を入力し始めてか
ら必要な数の座標が確定されて得られるまで、予測座標
領域を定める事ができない。本発明の座標入力装置で
は、予測座標領域が得られるまで、座標の確定を停止す
る。これによって、予測座標が得られて座標予測動作を
行うことができるまで、座標を出力しないので、確実に
正しいと分かる座標だけを確定して出力することができ
る。
は、2次元座標を出力するたびに、該座標を出力したこ
とを示すスターテス信号を出力し、予測座標領域を定め
るのに用いられる数の点の座標が2次元座標入力手段か
ら出力されるのに必要な予め定める遅延時間だけ、スタ
ーテス信号を遅延させて、前記座標確定手段に出力する
遅延回路をさらに含み、前記座標確定手段は、スターテ
ス信号が与えられるときだけ、座標を確定することを特
徴とする。 本発明に従えば、前記2次元座標入力手段は、2次元座
標を出力するたびに、スターテス信号を出力する。この
スターテス信号は、入力手段において2次元座標が正し
くサンプリングされたことを示す。スターテス信号は、
遅延回路において予め定める時間だけ遅延された後に、
座標確定手段に与えられる。したがって、座標確定手段
には、最新の座標が得られるサンプリング動作時から予
め定める時間だけ溯ったサンプリング動作時におけるス
ターテス信号が与えられる。予め定める時間は、座標予
測手段において予測座標領域を定めるのに用いられる数
の点の座標が2次元座標入力手段から出力されるのに必
要な時間である。前記座標確定手段は、スターテス信号
が与えられるときだけ座標を確定し、与えられないとき
には却下する。したがって、たとえば線入力を行うと
き、描き始めに対応する入力点から予め定める数の入力
点であって確定された入力点が入力されるまで、全ての
座標を却下する。 前述したように、座標予測手段では、判定すべき最新の
座標よりも古い過去の座標であって確定された座標を複
数用いて予測座標領域を定める。したがって、たとえば
曲線を入力する線入力において、座標を入力し始めてか
ら必要な数の座標が確定されて得られるまで、予測座標
領域を定める事ができない。本発明の座標入力装置で
は、予測座標領域が得られるまで、座標の確定を停止す
る。これによって、予測座標が得られて座標予測動作を
行うことができるまで、座標を出力しないので、確実に
正しいと分かる座標だけを確定して出力することができ
る。
【0029】また本発明は、前記誤入力判定手段は、前
記遅延回路からの出力に応答し、スターテス信号が与え
られるときだけ座標が有効であるか否かを判定し、遅延
回路には、誤入力判定回路からの出力が与えられ、前記
予め定める数と同数の記憶素子が、予め定める周期毎に
その出力が次段の記憶素子に転送され、かつ前段の記憶
素子の出力が与えられるように順次的に接続されて構成
され、各記憶素子は、各スターテス信号を個別的にスト
アし、誤入力判定手段で座標が無効であると判定される
と、その記憶内容を消去することを特徴とする。 本発明に従えば、前記2次元座標入力手段は、2次元座
標を出力するたびに、該座標を出力したことを示すスタ
ーテス信号を出力する。このスターテス信号は。遅延回
路で予め定める遅延時間だけ遅延された後に、誤入力判
定手段および座標確定手段に与えられる。誤入力判定手
段は、入力点および予測座標領域に加えて、スターテス
信号が与えられた時だけ、誤入力判定動作を行う。 遅延回路は、たとえばレジスタである記憶素子が、予め
定める周期毎にその出力が次段の記憶素子に転送され、
かつ前段の記憶素子の出力が与えられるように順次的に
接続されて構成される。各記憶素子には、サンプリング
動作時に出力されたスターテス信号が個別的にストアさ
れる。ゆえに、サンプリング動作が介しされると、各記
憶素子内にストアされたスターテス信号は順送りで1段
ずつ、後段の記憶素子に転送され、最終段の記憶素子か
ら出力されるスターテス信号が、誤入力判定手段および
座標確定手段に与えられる。 この記憶素子は、予測座標領域を定めるのに用いられる
点の数と同数用意される。ゆえに、遅延回路に入力され
たスターテス信号は、周期的に行われる各サンプリング
動作毎に順次的に各段に転送される。したがって、遅延
回路に入力されたスターテス信号は、サンプリング動作
の周期に記憶素子の数を乗算した長さの時間だけ遅延さ
れた後に出力される。したがって、遅延回路の回路構成
を容易なものとすることができる。 さらに各記憶素子は、誤入力判定手段で座標が無効であ
ると判定されると、その記憶内容を消去して初期化され
る。各記憶素子が初期化された状態は、2次元座標入力
手段から入力点が入力されていないときの状態と等し
い。ゆえに、無効であると判定された座標に続いてさら
に新たな座標が入力されると、遅延回路は新たな座標が
入力されたときに2次元座標入力手段から出力されるス
テータス信号を、初段の記憶素子に入力し、最終段の素
子まで順次的に転送させる。 前述したように、座標入力装置では、判定すべき最新の
座標よりも古い確定された座標を複数用いて、予測座標
領域を求めて誤入力判定を行う。誤入力が発生すると、
予測座標領域が求められずに、誤入力判定動作を行うこ
とができないことがある。このとき遅延回路の各記憶素
子は初期化されるので、遅延回路には、線入力の座標入
力を開始した時点と同様に、スターテス信号が記憶され
ない。誤入力が発生してから再び予測座標領域を求めら
れるだけの確定された座標が得られるまで、座標確定手
段での確定処理を停止させることができる。 さらに、前述したように一度誤入力が発生すると、正し
い未来の予測座標領域が求められなくなる。このときに
は、判定動作に誤りが生じて入力が正しいにも拘わら
ず、誤入力と判定されて遅延回路がリセットされること
がある。本発明の座標入力装置では、誤入力判定手段も
遅延回路からのスターテス信号が与えられたときだけ、
判定処理動作を行うようにする。これによって、予測座
標領域が求められるだけの確定された座標が得られると
き、遅延回路からは常にスターテス信号が出力される。
したがって、スターテス信号が得られるときだけ処理動
作を行わせると、確実に予測座標領域を得られるときだ
け、誤入力判定動作を行わせることができる。
記遅延回路からの出力に応答し、スターテス信号が与え
られるときだけ座標が有効であるか否かを判定し、遅延
回路には、誤入力判定回路からの出力が与えられ、前記
予め定める数と同数の記憶素子が、予め定める周期毎に
その出力が次段の記憶素子に転送され、かつ前段の記憶
素子の出力が与えられるように順次的に接続されて構成
され、各記憶素子は、各スターテス信号を個別的にスト
アし、誤入力判定手段で座標が無効であると判定される
と、その記憶内容を消去することを特徴とする。 本発明に従えば、前記2次元座標入力手段は、2次元座
標を出力するたびに、該座標を出力したことを示すスタ
ーテス信号を出力する。このスターテス信号は。遅延回
路で予め定める遅延時間だけ遅延された後に、誤入力判
定手段および座標確定手段に与えられる。誤入力判定手
段は、入力点および予測座標領域に加えて、スターテス
信号が与えられた時だけ、誤入力判定動作を行う。 遅延回路は、たとえばレジスタである記憶素子が、予め
定める周期毎にその出力が次段の記憶素子に転送され、
かつ前段の記憶素子の出力が与えられるように順次的に
接続されて構成される。各記憶素子には、サンプリング
動作時に出力されたスターテス信号が個別的にストアさ
れる。ゆえに、サンプリング動作が介しされると、各記
憶素子内にストアされたスターテス信号は順送りで1段
ずつ、後段の記憶素子に転送され、最終段の記憶素子か
ら出力されるスターテス信号が、誤入力判定手段および
座標確定手段に与えられる。 この記憶素子は、予測座標領域を定めるのに用いられる
点の数と同数用意される。ゆえに、遅延回路に入力され
たスターテス信号は、周期的に行われる各サンプリング
動作毎に順次的に各段に転送される。したがって、遅延
回路に入力されたスターテス信号は、サンプリング動作
の周期に記憶素子の数を乗算した長さの時間だけ遅延さ
れた後に出力される。したがって、遅延回路の回路構成
を容易なものとすることができる。 さらに各記憶素子は、誤入力判定手段で座標が無効であ
ると判定されると、その記憶内容を消去して初期化され
る。各記憶素子が初期化された状態は、2次元座標入力
手段から入力点が入力されていないときの状態と等し
い。ゆえに、無効であると判定された座標に続いてさら
に新たな座標が入力されると、遅延回路は新たな座標が
入力されたときに2次元座標入力手段から出力されるス
テータス信号を、初段の記憶素子に入力し、最終段の素
子まで順次的に転送させる。 前述したように、座標入力装置では、判定すべき最新の
座標よりも古い確定された座標を複数用いて、予測座標
領域を求めて誤入力判定を行う。誤入力が発生すると、
予測座標領域が求められずに、誤入力判定動作を行うこ
とができないことがある。このとき遅延回路の各記憶素
子は初期化されるので、遅延回路には、線入力の座標入
力を開始した時点と同様に、スターテス信号が記憶され
ない。誤入力が発生してから再び予測座標領域を求めら
れるだけの確定された座標が得られるまで、座標確定手
段での確定処理を停止させることができる。 さらに、前述したように一度誤入力が発生すると、正し
い未来の予測座標領域が求められなくなる。このときに
は、判定動作に誤りが生じて入力が正しいにも拘わら
ず、誤入力と判定されて遅延回路がリセットされること
がある。本発明の座標入力装置では、誤入力判定手段も
遅延回路からのスターテス信号が与えられたときだけ、
判定処理動作を行うようにする。これによって、予測座
標領域が求められるだけの確定された座標が得られると
き、遅延回路からは常にスターテス信号が出力される。
したがって、スターテス信号が得られるときだけ処理動
作を行わせると、確実に予測座標領域を得られるときだ
け、誤入力判定動作を行わせることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態で
ある座標入力装置21を備えた電子機器22の構成を示
すブロック図である。電子機器22は、たとえばパーソ
ナルコンピュータおよびワードプロセッサで実現され
る。
ある座標入力装置21を備えた電子機器22の構成を示
すブロック図である。電子機器22は、たとえばパーソ
ナルコンピュータおよびワードプロセッサで実現され
る。
【0031】座標入力装置21は、タブレット24およ
びタブレット制御回路25を含んで構成される。タブレ
ット24は、タッチパネルとも称される。また、電子機
器22は、座標入力装置21の他に、処理回路27およ
び表示装置28を含む。
びタブレット制御回路25を含んで構成される。タブレ
ット24は、タッチパネルとも称される。また、電子機
器22は、座標入力装置21の他に、処理回路27およ
び表示装置28を含む。
【0032】座標入力装置21は、タブレット24から
入力された入力点を検出し、その2次元座標を出力す
る。電子機器の使用者は、たとえば指またはペンである
指示部材をタブレット24に接触させ押下げる。この押
下げられた点が、入力点として入力される。タブレット
24は、表示装置28の偏平な2次元平面である目視表
示領域の直上に配置される。タブレット24は透光性を
有する偏平な平板状の部材である。ゆえに、タブレット
24を通して、表示装置28の目視表示領域に表示され
る表示内容を目視することができる。
入力された入力点を検出し、その2次元座標を出力す
る。電子機器の使用者は、たとえば指またはペンである
指示部材をタブレット24に接触させ押下げる。この押
下げられた点が、入力点として入力される。タブレット
24は、表示装置28の偏平な2次元平面である目視表
示領域の直上に配置される。タブレット24は透光性を
有する偏平な平板状の部材である。ゆえに、タブレット
24を通して、表示装置28の目視表示領域に表示され
る表示内容を目視することができる。
【0033】タブレット24は、たとえば抵抗膜方式の
タブレットで実現される。またタブレットはその構成に
よって上述した方式のタブレットの他に、静電容量型方
式、光学方式および超音波方式のものがある。本実施形
態のタブレット24には、いずれの方式のタブレットを
用いてもよい。たとえば、抵抗膜方式のタブレットの構
造を以下に説明する。
タブレットで実現される。またタブレットはその構成に
よって上述した方式のタブレットの他に、静電容量型方
式、光学方式および超音波方式のものがある。本実施形
態のタブレット24には、いずれの方式のタブレットを
用いてもよい。たとえば、抵抗膜方式のタブレットの構
造を以下に説明する。
【0034】抵抗膜方式のタブレットは、透明部材の一
方表面に透光性を有する導電体の薄膜を成膜した2枚の
透明電極材を有する。透明部材は、たとえば透光性およ
び可撓性を有するプラスチックおよび樹脂である。タブ
レット24は、これら一対の透明電極材を、透明導電膜
が形成された一方表面を対向させて間隔を空けて配置す
る。いずれか一方の透明電極材の一方表面には絶縁体の
微粒子であるドットスペーサが配置され、電極材間に介
在される。ドットスペーサは、2枚の透明電極材の間隔
を保ち、かつ入力点が入力されないとき対向した透明導
電膜が接触することを防止する。
方表面に透光性を有する導電体の薄膜を成膜した2枚の
透明電極材を有する。透明部材は、たとえば透光性およ
び可撓性を有するプラスチックおよび樹脂である。タブ
レット24は、これら一対の透明電極材を、透明導電膜
が形成された一方表面を対向させて間隔を空けて配置す
る。いずれか一方の透明電極材の一方表面には絶縁体の
微粒子であるドットスペーサが配置され、電極材間に介
在される。ドットスペーサは、2枚の透明電極材の間隔
を保ち、かつ入力点が入力されないとき対向した透明導
電膜が接触することを防止する。
【0035】このようなタブレットのいずれか一方の透
明電極材の他方表面を押下げると、押下げた点で2枚の
透明電極材の透明導電膜が接触し短絡する。抵抗膜方式
のタブレットは、この短絡を利用して押下げられた点に
対応する2次元座標を検出する。
明電極材の他方表面を押下げると、押下げた点で2枚の
透明電極材の透明導電膜が接触し短絡する。抵抗膜方式
のタブレットは、この短絡を利用して押下げられた点に
対応する2次元座標を検出する。
【0036】また静電容量型方式のタブレットには、た
とえばアナログ静電容量型のタブレットがある。このタ
ブレットは、透明部材の一方表面に均一な抵抗率を有す
る透明導電膜を形成してガラスパネルを形成し、このガ
ラスパネルの端部に同一電庄をパネルに加える素子を接
続して構成される。このガラスパネルの透明導電膜にた
とえば使用者の指である導電物が接触すると、透明導電
膜は導電物および導電物を持つ使用者を介して接地され
る。これによって、透明導電膜に微少量の電流が流れ
る。この微少量の電流をパネルの周縁部に直交して設置
される2対の検出手段によって検出し、この電流値から
入力点の位置座標を得る。
とえばアナログ静電容量型のタブレットがある。このタ
ブレットは、透明部材の一方表面に均一な抵抗率を有す
る透明導電膜を形成してガラスパネルを形成し、このガ
ラスパネルの端部に同一電庄をパネルに加える素子を接
続して構成される。このガラスパネルの透明導電膜にた
とえば使用者の指である導電物が接触すると、透明導電
膜は導電物および導電物を持つ使用者を介して接地され
る。これによって、透明導電膜に微少量の電流が流れ
る。この微少量の電流をパネルの周縁部に直交して設置
される2対の検出手段によって検出し、この電流値から
入力点の位置座標を得る。
【0037】タブレット24は、入力点の位置座標に対
応するアナログ出力を出力する。タブレット24からの
アナログ出力は、タブレット制御回路25に与えられ
る。タブレット制御回路25では、後述するように、タ
ブレット24からの出力をデジタル値に変換し、かつ入
力された座標値が正しいか否かを判定する誤入力判定を
行う。タブレット制御回路25からの出力は、処理回路
27に与えられる。処理回路27では、与えられた座標
値に基づいて処理を行う。たとえば、表示装置28にお
いて与えられた座標値に対応する目視表示領域内の画
素、すなわちタブレット24が操作された点の直下の目
視表示領域の画素を、白色表示から黒色表示に反転させ
て表示させる。
応するアナログ出力を出力する。タブレット24からの
アナログ出力は、タブレット制御回路25に与えられ
る。タブレット制御回路25では、後述するように、タ
ブレット24からの出力をデジタル値に変換し、かつ入
力された座標値が正しいか否かを判定する誤入力判定を
行う。タブレット制御回路25からの出力は、処理回路
27に与えられる。処理回路27では、与えられた座標
値に基づいて処理を行う。たとえば、表示装置28にお
いて与えられた座標値に対応する目視表示領域内の画
素、すなわちタブレット24が操作された点の直下の目
視表示領域の画素を、白色表示から黒色表示に反転させ
て表示させる。
【0038】図2は、タブレット制御回路25において
行われる入力判定動作を説明するためのフローチャート
である。使用者はペンまたは指などの指示部材を用い、
たとえば紙に筆記用具で曲線を描く動作と同様の動作
で、指示部材によってタブレット24を押下げ、入力点
を入力する。本実施形態のタブレット制御回路25で
は、入力点が連続的に入力されると、過去に入力された
入力点のうち有効であると判定されている入力点を用い
て、新しく入力される最新の入力点の座標の誤入力判定
を行う。
行われる入力判定動作を説明するためのフローチャート
である。使用者はペンまたは指などの指示部材を用い、
たとえば紙に筆記用具で曲線を描く動作と同様の動作
で、指示部材によってタブレット24を押下げ、入力点
を入力する。本実施形態のタブレット制御回路25で
は、入力点が連続的に入力されると、過去に入力された
入力点のうち有効であると判定されている入力点を用い
て、新しく入力される最新の入力点の座標の誤入力判定
を行う。
【0039】たとえば電子機器22に電源が投入される
と、ステップa1からステップa2に進む。ステップa
2では、タブレット24に入力点の入力があったか否か
が判断される。すなわち、タブレット24からのアナロ
グ出力に予め定める変化を生じたか否かが判断される。
たとえば入力点が入力されないときのアナログ出力のレ
ベルは、入力されたときのアナログ出力のレベルよりも
小さい。この判断は、たとえば、予め定める周期T毎に
行われるアナログ出力のサンプリング動作時において行
われる。入力がないときにはステップa2に戻り、入力
があるまでこの判断を繰返す。入力があるとステップa
2からステップa3に進む。
と、ステップa1からステップa2に進む。ステップa
2では、タブレット24に入力点の入力があったか否か
が判断される。すなわち、タブレット24からのアナロ
グ出力に予め定める変化を生じたか否かが判断される。
たとえば入力点が入力されないときのアナログ出力のレ
ベルは、入力されたときのアナログ出力のレベルよりも
小さい。この判断は、たとえば、予め定める周期T毎に
行われるアナログ出力のサンプリング動作時において行
われる。入力がないときにはステップa2に戻り、入力
があるまでこの判断を繰返す。入力があるとステップa
2からステップa3に進む。
【0040】ステップa3では、今回のサンプリング動
作時に入力された最新の入力点の座標に基づいて、座標
予測処理動作を行う。座標予測処理動作では、最新の入
力点が入力されたサンプリング動作時から周期Tと同じ
時間だけ進んだ未来のサンプリング動作時において入力
されると予想される予測座標を求める。座標予測処理動
作の詳細は後述する。座標予測処理動作が終了すると、
ステップa3からステップa4に進む。ステップa4で
は、誤入力判定処理動作が行われる。誤入力判定処理動
作では、今回のサンプリング動作時から周期Tと同じ時
間だけ溯った最新の過去のサンプリング動作時において
予測された予測座標に基づいて、最新の入力点が誤入力
であるか否かが判断される。該動作の判定結果は、エラ
ーステータス信号として出力される。誤入力判定動作の
詳細は後述する。
作時に入力された最新の入力点の座標に基づいて、座標
予測処理動作を行う。座標予測処理動作では、最新の入
力点が入力されたサンプリング動作時から周期Tと同じ
時間だけ進んだ未来のサンプリング動作時において入力
されると予想される予測座標を求める。座標予測処理動
作の詳細は後述する。座標予測処理動作が終了すると、
ステップa3からステップa4に進む。ステップa4で
は、誤入力判定処理動作が行われる。誤入力判定処理動
作では、今回のサンプリング動作時から周期Tと同じ時
間だけ溯った最新の過去のサンプリング動作時において
予測された予測座標に基づいて、最新の入力点が誤入力
であるか否かが判断される。該動作の判定結果は、エラ
ーステータス信号として出力される。誤入力判定動作の
詳細は後述する。
【0041】ステップa4において誤入力判定動作が終
了すると、ステップa5に進む。ステップa5では、誤
入力判定処理の判定結果に基づいて、最新の入力点の座
標が有効であるか否かが判断される。有効であるときに
はステップa5からステップa6に進む。ステップa6
では、最新の入力点の座標をそのまま処理回路27に転
送し、さらにエラーステータス信号を回路27に転送す
る。回路27では、該座標と信号とに基づいた処理動作
が行われる。このときのエラーステータス信号は、最新
の入力点が誤入力ではないことを示す。有効と判定され
た座標を、以後「有効座標」と称する。
了すると、ステップa5に進む。ステップa5では、誤
入力判定処理の判定結果に基づいて、最新の入力点の座
標が有効であるか否かが判断される。有効であるときに
はステップa5からステップa6に進む。ステップa6
では、最新の入力点の座標をそのまま処理回路27に転
送し、さらにエラーステータス信号を回路27に転送す
る。回路27では、該座標と信号とに基づいた処理動作
が行われる。このときのエラーステータス信号は、最新
の入力点が誤入力ではないことを示す。有効と判定され
た座標を、以後「有効座標」と称する。
【0042】また、最新の入力点の座標が無効であり、
入力が誤入力であったと判断されるときには、ステップ
a5からステップa7に進む。ステップa7では、エラ
ー処理が行われる。エラー処理では、たとえば最新の入
力点の座標を予め定める座標である(0,0)に変更し
て処理回路27に転送する。以後、無効であると判定さ
れた座標を「無効座標」と称する。同時に誤入力であっ
たことを示すエラースターテス信号を処理回路27に転
送する。さらに、後述するようにレジスタをリセットし
て、回路25を初期状態に戻す。処理回路27では、転
送された該座標および該信号に基づいて、処理回路27
における処理動作が行われる。ステップa6およびステ
ップa7において最新の入力点の座標に関する転送処理
が終了するとステップa2に戻り、周期T後に入力され
る次の最新の入力点に対して入力判定動作を行う。
入力が誤入力であったと判断されるときには、ステップ
a5からステップa7に進む。ステップa7では、エラ
ー処理が行われる。エラー処理では、たとえば最新の入
力点の座標を予め定める座標である(0,0)に変更し
て処理回路27に転送する。以後、無効であると判定さ
れた座標を「無効座標」と称する。同時に誤入力であっ
たことを示すエラースターテス信号を処理回路27に転
送する。さらに、後述するようにレジスタをリセットし
て、回路25を初期状態に戻す。処理回路27では、転
送された該座標および該信号に基づいて、処理回路27
における処理動作が行われる。ステップa6およびステ
ップa7において最新の入力点の座標に関する転送処理
が終了するとステップa2に戻り、周期T後に入力され
る次の最新の入力点に対して入力判定動作を行う。
【0043】これによって、処理回路27には、たとえ
ば周期Tおきにタブレット24から入力された最新の入
力点に関する座標およびエラースターテス信号が入力さ
れる。処理回路27は、エラーステータス信号が入力点
が誤入力ではなく座標が有効であることを示すとき、そ
の入力点の座標を表示装置28に目視表示させる。たと
えば表示装置28が白黒表示を行う表示装置であるとす
る。このとき、最新の入力点の座標は、装置28の目視
表示領域上の該座標に対応した位置の画素の表示色を元
の表示色から反転させて表示される。また、たとえば入
力点が連続して入力されるとき、回路27は装置28の
目視表示領域上で最新の入力点と最新の過去のサンプリ
ング時の入力点であって座標が有効である入力点とを両
端とする線分上に位置する全ての画素の表示色を反転さ
せて表示させる。これによって、連続して複数の入力点
が入力されるとき、表示装置28には、これら入力点を
順次的に接続した折線で近似された曲線が描かれる。
ば周期Tおきにタブレット24から入力された最新の入
力点に関する座標およびエラースターテス信号が入力さ
れる。処理回路27は、エラーステータス信号が入力点
が誤入力ではなく座標が有効であることを示すとき、そ
の入力点の座標を表示装置28に目視表示させる。たと
えば表示装置28が白黒表示を行う表示装置であるとす
る。このとき、最新の入力点の座標は、装置28の目視
表示領域上の該座標に対応した位置の画素の表示色を元
の表示色から反転させて表示される。また、たとえば入
力点が連続して入力されるとき、回路27は装置28の
目視表示領域上で最新の入力点と最新の過去のサンプリ
ング時の入力点であって座標が有効である入力点とを両
端とする線分上に位置する全ての画素の表示色を反転さ
せて表示させる。これによって、連続して複数の入力点
が入力されるとき、表示装置28には、これら入力点を
順次的に接続した折線で近似された曲線が描かれる。
【0044】また、エラーステータス信号が入力点が誤
入力であり座標が無効であることを示すとき、処理回路
27は、与えられた座標の表示を停止する。また入力点
が連続して入力される場合であって、無効である座標が
転送された後に再度有効である座標が転送されると、無
効である座標の前に転送された有効である座標と後から
転送された有効である座標とを両端とする線分上に位置
する画素すべての表示色を反転させて表示させる。これ
によって、無効である座標を省いて、残余の入力点を順
次的に接続した折線で近似された曲線が描かれる。
入力であり座標が無効であることを示すとき、処理回路
27は、与えられた座標の表示を停止する。また入力点
が連続して入力される場合であって、無効である座標が
転送された後に再度有効である座標が転送されると、無
効である座標の前に転送された有効である座標と後から
転送された有効である座標とを両端とする線分上に位置
する画素すべての表示色を反転させて表示させる。これ
によって、無効である座標を省いて、残余の入力点を順
次的に接続した折線で近似された曲線が描かれる。
【0045】図3は、図1の座標入力装置21の具体的
な構成を示すブロック図である。タブレット24はたと
えばアナログ抵抗膜方式のタブレットで実現される。
な構成を示すブロック図である。タブレット24はたと
えばアナログ抵抗膜方式のタブレットで実現される。
【0046】タブレット24は、一方表面に一様な1枚
の透明導電膜を成膜した一対の透明電極材を含む。この
透明電極材は、たとえば予め定める圧力値以上の圧力が
加えられると変形する。一対の透明電極材のうち、一方
の透明電極材の透明導電膜の矢符37で示すY方向両端
に電極32,33が取付けられる。また、他方の透明電
極材の透明電極材の矢符38で示すX方向両端に、電極
34,35が取付けられる。これら一対の透明電極材
は、透明導電膜が成膜された一方表面を対向させ、予め
定める間隔をあけて配置されている。一方および他方の
透明電極材の透明導電膜間の間隔は、たとえば絶縁体で
作られるドットスペーサによって保持される。
の透明導電膜を成膜した一対の透明電極材を含む。この
透明電極材は、たとえば予め定める圧力値以上の圧力が
加えられると変形する。一対の透明電極材のうち、一方
の透明電極材の透明導電膜の矢符37で示すY方向両端
に電極32,33が取付けられる。また、他方の透明電
極材の透明電極材の矢符38で示すX方向両端に、電極
34,35が取付けられる。これら一対の透明電極材
は、透明導電膜が成膜された一方表面を対向させ、予め
定める間隔をあけて配置されている。一方および他方の
透明電極材の透明導電膜間の間隔は、たとえば絶縁体で
作られるドットスペーサによって保持される。
【0047】タブレット24上には、偏平な矩形の指示
領域31が形成される。指示領域31は、このように設
置された一対の透明電極材のうち電極32〜35に囲ま
れた部分の透明導電膜が間隔を空けて対向した領域であ
る。使用者は、この指示領域31内の点を指またはペン
である指示部材によって押下げて、入力点を入力する。
このとき使用者は、点入力と線入力のいずれか一方の入
力を行う。
領域31が形成される。指示領域31は、このように設
置された一対の透明電極材のうち電極32〜35に囲ま
れた部分の透明導電膜が間隔を空けて対向した領域であ
る。使用者は、この指示領域31内の点を指またはペン
である指示部材によって押下げて、入力点を入力する。
このとき使用者は、点入力と線入力のいずれか一方の入
力を行う。
【0048】タブレット制御回路25は、予め定める周
期Tで電極32,33間、および電極34,35間の電
圧値をサンプリングする。点入力では、指示領域31の
1点を押下げ続ける。線入力では、タブレット24を押
圧したまま指示部材をタブレット24表面に平行な水平
方向に移動させる。点入力および線入力のいずれであっ
ても、単一回の入力においてタブレットが押下げられる
時間は、少なくともタブレット24からの出力をサンプ
リングする周期Tの3周期分の時間よりも長い。ゆえ
に、単一回の入力において、入力点の座標は少なくとも
3回サンプリングされる。
期Tで電極32,33間、および電極34,35間の電
圧値をサンプリングする。点入力では、指示領域31の
1点を押下げ続ける。線入力では、タブレット24を押
圧したまま指示部材をタブレット24表面に平行な水平
方向に移動させる。点入力および線入力のいずれであっ
ても、単一回の入力においてタブレットが押下げられる
時間は、少なくともタブレット24からの出力をサンプ
リングする周期Tの3周期分の時間よりも長い。ゆえ
に、単一回の入力において、入力点の座標は少なくとも
3回サンプリングされる。
【0049】指示部材によってタブレット24が押下げ
られると、一方および他方透明電極材の透明導電膜がそ
の位置において短絡する。この位置の検出するとき、あ
る検出タイミングでは、電極32,33;34,35は
いずれか一方の一対の電極が走査電極として、いずれか
他方の一対の電極が検出電極として用いられる。走査電
極では、電極間に予め定める傾斜電圧が印加される。こ
の傾斜電圧は、透明導電膜が短絡した部分で分圧され、
その分圧電圧が検出電極によって検出される。傾斜電圧
の分圧比率は入力点において走査電極間の距離を分割し
た分割比率に等しい。ゆえに、検出電極から検出される
分圧電圧の値から傾斜電圧の分圧比率を求め、この比率
から走査電極が配置される一方方向の入力点の位置座標
を得る。
られると、一方および他方透明電極材の透明導電膜がそ
の位置において短絡する。この位置の検出するとき、あ
る検出タイミングでは、電極32,33;34,35は
いずれか一方の一対の電極が走査電極として、いずれか
他方の一対の電極が検出電極として用いられる。走査電
極では、電極間に予め定める傾斜電圧が印加される。こ
の傾斜電圧は、透明導電膜が短絡した部分で分圧され、
その分圧電圧が検出電極によって検出される。傾斜電圧
の分圧比率は入力点において走査電極間の距離を分割し
た分割比率に等しい。ゆえに、検出電極から検出される
分圧電圧の値から傾斜電圧の分圧比率を求め、この比率
から走査電極が配置される一方方向の入力点の位置座標
を得る。
【0050】このように電極32,33が検出電極とし
て用いられ、電極34,35が走査電極として用いられ
るとき、電極32,33は入力点のX方向の座標に対応
した電圧値を検出する。また逆に、電極32,33が走
査電極として用いられ、電極34,35が検出電極とし
て用いられるとき、電極34,35は入力点のY方向の
座標に対応した電圧値を検出する。電極32,33;3
4,35の走査電極および検出電極の切換えは、極めて
短時間に行われる。電極32,33;34,35でそれ
ぞれ検出される電圧の値は、タブレット24からのアナ
ログ出力としてタブレット制御回路25に与えられる。
タブレット制御回路25では、タブレット24から出力
されたアナログ出力をデジタル値に変換し、さらに入力
が誤入力であるか否かを判定する誤入力判定を行う。
て用いられ、電極34,35が走査電極として用いられ
るとき、電極32,33は入力点のX方向の座標に対応
した電圧値を検出する。また逆に、電極32,33が走
査電極として用いられ、電極34,35が検出電極とし
て用いられるとき、電極34,35は入力点のY方向の
座標に対応した電圧値を検出する。電極32,33;3
4,35の走査電極および検出電極の切換えは、極めて
短時間に行われる。電極32,33;34,35でそれ
ぞれ検出される電圧の値は、タブレット24からのアナ
ログ出力としてタブレット制御回路25に与えられる。
タブレット制御回路25では、タブレット24から出力
されたアナログ出力をデジタル値に変換し、さらに入力
が誤入力であるか否かを判定する誤入力判定を行う。
【0051】タブレット制御回路25は、アナログ/デ
ジタル変換回路41,42、座標予測回路43、誤入力
判定回路44、乗算器45a,45b;46a,46
b、バッファ47およびタイマ48を含んで構成され
る。各回路41〜44、乗算器45a,45b;46
a,46bおよびバッファ47は、タイマ48によって
動作タイミングが制御される。予め定める周期Tの1周
期分の時間が経過するたびに、タイマ48は各構成41
〜47の起動を指示する起動出力を各構成41〜47に
対して導出する。各構成41〜47は、起動出力が与え
られると起動して、各構成に与えられる信号の処理を行
う。以後、周期Tの1周期分の時間を時間Tと称する。
ジタル変換回路41,42、座標予測回路43、誤入力
判定回路44、乗算器45a,45b;46a,46
b、バッファ47およびタイマ48を含んで構成され
る。各回路41〜44、乗算器45a,45b;46
a,46bおよびバッファ47は、タイマ48によって
動作タイミングが制御される。予め定める周期Tの1周
期分の時間が経過するたびに、タイマ48は各構成41
〜47の起動を指示する起動出力を各構成41〜47に
対して導出する。各構成41〜47は、起動出力が与え
られると起動して、各構成に与えられる信号の処理を行
う。以後、周期Tの1周期分の時間を時間Tと称する。
【0052】以後の説明において、タブレット制御回路
25の各構成は、時刻t0,t1,t2において順次起
動されるものとする。時刻t0,t1,t2の間隔は時
間Tであり、これら時刻t0,t1,t2において、タ
ブレット24から入力点P0,P1,P2がそれぞれ入
力されたものとする。過去の入力点P0は、時刻t1か
ら時間Tだけ溯った時刻t0における入力点である。最
新の入力点P1は時刻t1における入力点である。未来
の入力点P2は時刻t1から時間Tだけ進んだ時刻t2
の入力点である。また、過去の入力点P0の座標は、後
述する誤入力判定回路44において有効であると判定さ
れた有効座標であるとする。このときバッファ47にス
トアされる時刻t0における過去の出力点Q0の座標
は、過去の入力点P0の座標と等しい。
25の各構成は、時刻t0,t1,t2において順次起
動されるものとする。時刻t0,t1,t2の間隔は時
間Tであり、これら時刻t0,t1,t2において、タ
ブレット24から入力点P0,P1,P2がそれぞれ入
力されたものとする。過去の入力点P0は、時刻t1か
ら時間Tだけ溯った時刻t0における入力点である。最
新の入力点P1は時刻t1における入力点である。未来
の入力点P2は時刻t1から時間Tだけ進んだ時刻t2
の入力点である。また、過去の入力点P0の座標は、後
述する誤入力判定回路44において有効であると判定さ
れた有効座標であるとする。このときバッファ47にス
トアされる時刻t0における過去の出力点Q0の座標
は、過去の入力点P0の座標と等しい。
【0053】図4は、タブレット制御回路25における
処理動作を詳細に説明するためのフローチャートであ
る。図3と図4とを併せて説明する。また、以下に説明
する動作は、時刻t1において行われるものとする。
処理動作を詳細に説明するためのフローチャートであ
る。図3と図4とを併せて説明する。また、以下に説明
する動作は、時刻t1において行われるものとする。
【0054】時刻t1において起動出力が導出されると
ステップb1からステップb2に進む。ステップb2で
は、サンプリング回路40のアナログ/デジタル変換回
路41において、電極32,33が検出電極として用い
られるときに検出されるアナログ値である電圧値を取込
みサンプリングして、デジタル値に変換する。時刻t1
において検出される電極32,33の電圧値のデジタル
値を最新の入力点P1の座標のX座標X1とする。最新
の入力点P1のX座標X1は、座標予測回路43および
乗算器45aに与えられる。入力点P1のX座標X1が
出力されると、ステップb2からステップb3に進む。
ステップb1からステップb2に進む。ステップb2で
は、サンプリング回路40のアナログ/デジタル変換回
路41において、電極32,33が検出電極として用い
られるときに検出されるアナログ値である電圧値を取込
みサンプリングして、デジタル値に変換する。時刻t1
において検出される電極32,33の電圧値のデジタル
値を最新の入力点P1の座標のX座標X1とする。最新
の入力点P1のX座標X1は、座標予測回路43および
乗算器45aに与えられる。入力点P1のX座標X1が
出力されると、ステップb2からステップb3に進む。
【0055】ステップb3では、サンプリング回路40
のアナログ/デジタル変換回路42において、タブレッ
ト24の電極34,35が検出電極として用いられると
きに検出される電圧値を取込み、アナログ/デジタル変
換する。時刻t1において検出される電極34,35の
電圧値のデジタル値を最新の入力点P1の座標の座標の
Y座標Y1とする。X座標X1とY座標Y1とは、実際
には時刻t1から相互に異なる微少時間だけずれたタイ
ミングにおいて検出される。最新の入力点P1のY座標
Y1は、座標予測回路43および乗算器45bにそれぞ
れ与えられる。入力点P1の座標Y1が出力されると、
ステップb3からステップb4に進む。
のアナログ/デジタル変換回路42において、タブレッ
ト24の電極34,35が検出電極として用いられると
きに検出される電圧値を取込み、アナログ/デジタル変
換する。時刻t1において検出される電極34,35の
電圧値のデジタル値を最新の入力点P1の座標の座標の
Y座標Y1とする。X座標X1とY座標Y1とは、実際
には時刻t1から相互に異なる微少時間だけずれたタイ
ミングにおいて検出される。最新の入力点P1のY座標
Y1は、座標予測回路43および乗算器45bにそれぞ
れ与えられる。入力点P1の座標Y1が出力されると、
ステップb3からステップb4に進む。
【0056】さらに、サンプリング回路40は、たとえ
ば、最新の入力点P1の座標(X1,Y1)のサンプリ
ングが成功すると、それを示すサンプリングスターテス
信号Ssを座標予測回路43に出力する。該信号Ss
は、「1」,「0」のいずれかの値を取る。該信号Ss
は、タブレット24が押圧されているとき「1」とな
り、されていないとき「0」となる。サンプリングスタ
ーテス信号Ssは、以降の構成43〜47において、時
刻t1のペンダウンスターテス信号Sd1として取扱わ
れる。
ば、最新の入力点P1の座標(X1,Y1)のサンプリ
ングが成功すると、それを示すサンプリングスターテス
信号Ssを座標予測回路43に出力する。該信号Ss
は、「1」,「0」のいずれかの値を取る。該信号Ss
は、タブレット24が押圧されているとき「1」とな
り、されていないとき「0」となる。サンプリングスタ
ーテス信号Ssは、以降の構成43〜47において、時
刻t1のペンダウンスターテス信号Sd1として取扱わ
れる。
【0057】ステップb4では、座標予測回路43にお
いて、時刻t1から時間T経過後の時刻t2における未
来の入力点P2の予測点R2(Xp,Yp)を求める。
座標予測回路43には、過去の入力点P0の有効座標
(X0,Y0)が予めストアされている。このときタブ
レット制御回路25から出力される出力点Q0の座標値
は、入力点P0と等しく、(X0,Y0)である。
いて、時刻t1から時間T経過後の時刻t2における未
来の入力点P2の予測点R2(Xp,Yp)を求める。
座標予測回路43には、過去の入力点P0の有効座標
(X0,Y0)が予めストアされている。このときタブ
レット制御回路25から出力される出力点Q0の座標値
は、入力点P0と等しく、(X0,Y0)である。
【0058】時刻t2の予測点R2の予測座標(Xp,
Yp)は、時刻t1の入力点P1の座標(X1,Y1)
と、時刻t0の入力点P0の座標(X0,Y0)に基づ
いて、後述する手法によって求められる。求められた予
測点R2(Xp,Yp)は、誤入力判定回路44に与え
られ、時刻t2における誤入力判定に用いられる。ま
た、この座標予測処理動作において、回路43は時刻t
0における動作時に与えられていた時刻t0のペンダウ
ンスターテス信号Sd0を誤入力判定回路44に導出す
る。同時に、回路40から時刻t1のペンダウンスター
テス信号Sd1を後述するレジスタにストアする。予測
点R2の予測座標(Xp,Yp)が出力されると、ステ
ップb4からステップb5に進む。
Yp)は、時刻t1の入力点P1の座標(X1,Y1)
と、時刻t0の入力点P0の座標(X0,Y0)に基づ
いて、後述する手法によって求められる。求められた予
測点R2(Xp,Yp)は、誤入力判定回路44に与え
られ、時刻t2における誤入力判定に用いられる。ま
た、この座標予測処理動作において、回路43は時刻t
0における動作時に与えられていた時刻t0のペンダウ
ンスターテス信号Sd0を誤入力判定回路44に導出す
る。同時に、回路40から時刻t1のペンダウンスター
テス信号Sd1を後述するレジスタにストアする。予測
点R2の予測座標(Xp,Yp)が出力されると、ステ
ップb4からステップb5に進む。
【0059】ステップb5では、誤入力判定回路44に
おいて、最新の入力点P1の誤入力判定処理動作を行
い、判定結果を示す時刻t1のエラーステータス信号S
e1を出力する。入力点P1の予測点R1の予測座標
は、1周期前のサンプリング時である時刻t0の入力判
定動作時に、座標予測回路43において求められる。誤
入力判定の手法は後述する。
おいて、最新の入力点P1の誤入力判定処理動作を行
い、判定結果を示す時刻t1のエラーステータス信号S
e1を出力する。入力点P1の予測点R1の予測座標
は、1周期前のサンプリング時である時刻t0の入力判
定動作時に、座標予測回路43において求められる。誤
入力判定の手法は後述する。
【0060】エラーステータス信号Seは「1」,
「0」のいずれか一方の値を取る。時刻t1において最
新の入力点P1の座標(X1,Y1)が正しい有効座標
であると判定されたときには、エラーステータス信号S
e1は「1」となる。また最新の入力点P1が誤入力で
あり無効座標であると判定されたときには、エラーステ
ータス信号Se1は「0」となる。回路44からの出力
は、乗算器45a,45b,バッファ47のレジスタ4
7c、および回路43に与えられる。さらに、後述する
ように該信号Se1は回路44自身にも与えられる。誤
入力が判定されるとステップb5からステップb6に進
む。
「0」のいずれか一方の値を取る。時刻t1において最
新の入力点P1の座標(X1,Y1)が正しい有効座標
であると判定されたときには、エラーステータス信号S
e1は「1」となる。また最新の入力点P1が誤入力で
あり無効座標であると判定されたときには、エラーステ
ータス信号Se1は「0」となる。回路44からの出力
は、乗算器45a,45b,バッファ47のレジスタ4
7c、および回路43に与えられる。さらに、後述する
ように該信号Se1は回路44自身にも与えられる。誤
入力が判定されるとステップb5からステップb6に進
む。
【0061】また、この誤入力判定動作において、回路
43は時刻t0における動作時に与えられていた時刻t
(−1)のペンダウンスターテス信号Sd(−1)を乗
算器46a,46b、およびバッファ47のレジスタ4
7dに導出する。時刻t(−1)は、時刻t0よりも時
間Tだけ溯った時刻を示す。同時に、回路43から与え
られる時刻t0のペンダウンスターテス信号Sd0を後
述するレジスタにストアする。さらに、時刻t1のエラ
ーステータス信号Se1が「0」であり入力点が誤入力
であると判定されたときには、ペンダウンスターテス信
号Sd1,Sd0をストアする後述するレジスタを初期
化して、ストアされる値を「0」とする。
43は時刻t0における動作時に与えられていた時刻t
(−1)のペンダウンスターテス信号Sd(−1)を乗
算器46a,46b、およびバッファ47のレジスタ4
7dに導出する。時刻t(−1)は、時刻t0よりも時
間Tだけ溯った時刻を示す。同時に、回路43から与え
られる時刻t0のペンダウンスターテス信号Sd0を後
述するレジスタにストアする。さらに、時刻t1のエラ
ーステータス信号Se1が「0」であり入力点が誤入力
であると判定されたときには、ペンダウンスターテス信
号Sd1,Sd0をストアする後述するレジスタを初期
化して、ストアされる値を「0」とする。
【0062】ステップb6では、乗算器45aにおい
て、入力点P1のX座標X1を誤入力判定によって確定
または変換する第1の確定処理を行う。時刻t1におけ
るX座標の第1の確定処理では、アナログ/デジタル変
換回路41から出力された入力点P1のX座標X1と誤
入力判定回路44から出力される時刻t1のエラーステ
ータス信号Se1とが乗算される。最新の入力点P1の
座標(X1,Y1)が有効座標であるときには該信号S
e1は「1」であるので、乗算器45aにおける乗算結
果は「X1」である。最新の入力点P1の座標(X1,
Y1)が無効座標であるときには該信号Se1は「0」
であるので、乗算器45aにおける乗算出力は「0」で
ある。この乗算器45aからの出力は、さらに乗算器4
6aに与えられる。X座標X1の第1の確定処理が終了
すると、ステップb6からステップb7に進む。
て、入力点P1のX座標X1を誤入力判定によって確定
または変換する第1の確定処理を行う。時刻t1におけ
るX座標の第1の確定処理では、アナログ/デジタル変
換回路41から出力された入力点P1のX座標X1と誤
入力判定回路44から出力される時刻t1のエラーステ
ータス信号Se1とが乗算される。最新の入力点P1の
座標(X1,Y1)が有効座標であるときには該信号S
e1は「1」であるので、乗算器45aにおける乗算結
果は「X1」である。最新の入力点P1の座標(X1,
Y1)が無効座標であるときには該信号Se1は「0」
であるので、乗算器45aにおける乗算出力は「0」で
ある。この乗算器45aからの出力は、さらに乗算器4
6aに与えられる。X座標X1の第1の確定処理が終了
すると、ステップb6からステップb7に進む。
【0063】ステップb7では、乗算器45bにおい
て、Y座標の第1の確定処理が行われる。時刻t1にお
けるY座標の第1の確定処理では、アナログ/デジタル
変換回路42から出力される入力点P1のY座標Y1と
誤入力判定回路44からの時刻t1のエラーステータス
信号Se1とが乗算される。該信号Se1が「1」であ
るとき、乗算器45bからは「Y1」が出力される。該
信号Se1が「0」であるとき、乗算器45bからは
「0」が出力される。乗算器45bからの出力は、さら
に乗算器46bに与えられる。Y座標X1の第1の確定
処理が終了すると、ステップb7からステップb8に進
む。
て、Y座標の第1の確定処理が行われる。時刻t1にお
けるY座標の第1の確定処理では、アナログ/デジタル
変換回路42から出力される入力点P1のY座標Y1と
誤入力判定回路44からの時刻t1のエラーステータス
信号Se1とが乗算される。該信号Se1が「1」であ
るとき、乗算器45bからは「Y1」が出力される。該
信号Se1が「0」であるとき、乗算器45bからは
「0」が出力される。乗算器45bからの出力は、さら
に乗算器46bに与えられる。Y座標X1の第1の確定
処理が終了すると、ステップb7からステップb8に進
む。
【0064】すなわち乗算器45a,45bにおける第
1の確定動作では、入力点P1の座標(X1,Y1)が
有効座標であるとき、座標はそのまま確定される。該座
標(X1,Y1)が無効座標であるとき、座標は予め定
められる座標である座標(0,0)に変換される。これ
によって、誤入力である座標が出力点の座標となること
を防止することができる。
1の確定動作では、入力点P1の座標(X1,Y1)が
有効座標であるとき、座標はそのまま確定される。該座
標(X1,Y1)が無効座標であるとき、座標は予め定
められる座標である座標(0,0)に変換される。これ
によって、誤入力である座標が出力点の座標となること
を防止することができる。
【0065】ステップb8では、乗算器46aにおい
て、第1の確定処理で確定されたX座標を出力するか否
かを決定する第2の確定処理が行われる。時刻t1にお
けるX座標の第2の確定処理では、乗算器45aから出
力された座標値と時刻t(−1)のペンダウンスターテ
ス信号Sd(−1)とが乗算される。X座標が有効座標
「X1」であってかつ該信号Sd(−1)が「1」であ
るときだけ、乗算器46aからは「X1」が出力され
る。X座標が無効座標「0」であるとき、または該信号
Sd(−1)が「0」であるときのいずれでも、乗算器
46aからは「0」が出力される。乗算器46aからの
出力は、時刻t1での最新の出力点Q1のX座標とし
て、バッファ47のX座標バッファエリア47aにスト
アされる。X座標の第2の確定処理を終了すると、ステ
ップb8からステップb9に進む。
て、第1の確定処理で確定されたX座標を出力するか否
かを決定する第2の確定処理が行われる。時刻t1にお
けるX座標の第2の確定処理では、乗算器45aから出
力された座標値と時刻t(−1)のペンダウンスターテ
ス信号Sd(−1)とが乗算される。X座標が有効座標
「X1」であってかつ該信号Sd(−1)が「1」であ
るときだけ、乗算器46aからは「X1」が出力され
る。X座標が無効座標「0」であるとき、または該信号
Sd(−1)が「0」であるときのいずれでも、乗算器
46aからは「0」が出力される。乗算器46aからの
出力は、時刻t1での最新の出力点Q1のX座標とし
て、バッファ47のX座標バッファエリア47aにスト
アされる。X座標の第2の確定処理を終了すると、ステ
ップb8からステップb9に進む。
【0066】ステップb9では、乗算器46bにおい
て、Y座標の第2の確定処理が行われる。時刻t1にお
けるY座標の第2の確定処理では、乗算器45bから出
力された座標値と時刻t(−1)のペンダウンスターテ
ス信号Sd(−1)とが乗算される。座標値が有効座標
値「Y1」であってかつ該信号Sd(−1)が「1」で
あるときだけ、乗算器46bから「Y1」が出力され
る。座標値が無効座標値「0」であるとき、または該信
号Sd(−1)が「0」であるときのいずれでも、乗算
器46bからは「0」が出力される。乗算器46bから
の出力は、時刻t1における最新の出力点Q1のY座標
として、バッファ47のY座標バッファエリア47bに
ストアされる。Y座標の処理が終了するとステップb7
からステップb8に進み、当該フローチャートの処理動
作を終了する。
て、Y座標の第2の確定処理が行われる。時刻t1にお
けるY座標の第2の確定処理では、乗算器45bから出
力された座標値と時刻t(−1)のペンダウンスターテ
ス信号Sd(−1)とが乗算される。座標値が有効座標
値「Y1」であってかつ該信号Sd(−1)が「1」で
あるときだけ、乗算器46bから「Y1」が出力され
る。座標値が無効座標値「0」であるとき、または該信
号Sd(−1)が「0」であるときのいずれでも、乗算
器46bからは「0」が出力される。乗算器46bから
の出力は、時刻t1における最新の出力点Q1のY座標
として、バッファ47のY座標バッファエリア47bに
ストアされる。Y座標の処理が終了するとステップb7
からステップb8に進み、当該フローチャートの処理動
作を終了する。
【0067】すなわち乗算器46a,46bにおける第
2の確定動作では、時刻t(−1),t0,t1におけ
る入力判定動作において、連続して有効座標が得られる
ときだけ、確定された座標をそのまま出力させる。そう
でないときには、確定された座標を予め定められる座標
である座標(0,0)に変換して出力する。
2の確定動作では、時刻t(−1),t0,t1におけ
る入力判定動作において、連続して有効座標が得られる
ときだけ、確定された座標をそのまま出力させる。そう
でないときには、確定された座標を予め定められる座標
である座標(0,0)に変換して出力する。
【0068】後述するように、入力点の誤入力判定動作
は、判定すべき座標の入力時から過去に溯って得られる
2つの有効座標を用いて行う。ゆえに、これらの座標が
得られないとき、誤入力判定動作を行うことができな
い。乗算器46a,46bでは、誤入力判定動作を行う
ことができるときだけ、有効座標を出力させる。したが
って、誤入力判定を行うことができないときに確定され
る座標が出力点の座標となることを防止することができ
る。
は、判定すべき座標の入力時から過去に溯って得られる
2つの有効座標を用いて行う。ゆえに、これらの座標が
得られないとき、誤入力判定動作を行うことができな
い。乗算器46a,46bでは、誤入力判定動作を行う
ことができるときだけ、有効座標を出力させる。したが
って、誤入力判定を行うことができないときに確定され
る座標が出力点の座標となることを防止することができ
る。
【0069】これによって、時刻t1の入力判定動作が
終了すると、バッファ47のバッファエリア47a,4
7bには、時刻t1の出力点Q1のX座標およびY座標
がそれぞれストアされる。最新の座標P1の座標が有効
座標であり、かつ過去に連続して2以上のの有効座標が
出力されるときは、タブレット24からサンプリングさ
れた座標値(X1,Y1)がそのまま出力点Q1の座標
としてストアされる。最新の座標P1が誤入力の点であ
るとき、または過去に連続して出力された有効座標が2
未満であるとき、出力点Q1の座標として(0,0)が
ストアされる。さらに、バッファ47のレジスタ47
c,47dには、時刻t(−1)のペンダウンスターテ
ス信号Sd(−1)および時刻t1のエラースターテス
信号Se1とがストアされる。
終了すると、バッファ47のバッファエリア47a,4
7bには、時刻t1の出力点Q1のX座標およびY座標
がそれぞれストアされる。最新の座標P1の座標が有効
座標であり、かつ過去に連続して2以上のの有効座標が
出力されるときは、タブレット24からサンプリングさ
れた座標値(X1,Y1)がそのまま出力点Q1の座標
としてストアされる。最新の座標P1が誤入力の点であ
るとき、または過去に連続して出力された有効座標が2
未満であるとき、出力点Q1の座標として(0,0)が
ストアされる。さらに、バッファ47のレジスタ47
c,47dには、時刻t(−1)のペンダウンスターテ
ス信号Sd(−1)および時刻t1のエラースターテス
信号Se1とがストアされる。
【0070】処理回路27は、バッファ47の各バッフ
ァエリア47a〜47dのストア内容を読出す。このと
き、エリア47c,47dの該信号Sd,Seの値が共
に「1」であるときだけ、エリア47a,47bにスト
アされた値を、処理すべき出力点Q1の座標値とする。
すなわち、誤入力判定が可能であってかつ入力点の座標
が有効であるときだけ、タブレット24の出力をデジタ
ル値に変換した座標が処理回路27に与えられる。そう
でないときは、処理回路27には座標値(0,0)が与
えられる。これによって、誤入力によって入力された座
標を排除することができる。また、入力点の有効座標と
して(0,0)が出力されることが考えられるけれど
も、このときには、該信号Sd,Seが共に「1」とな
るので、座標が無効座標であるとき、および誤入力判定
が不可能であるときに出力される座標(0,0)と区別
することができる。
ァエリア47a〜47dのストア内容を読出す。このと
き、エリア47c,47dの該信号Sd,Seの値が共
に「1」であるときだけ、エリア47a,47bにスト
アされた値を、処理すべき出力点Q1の座標値とする。
すなわち、誤入力判定が可能であってかつ入力点の座標
が有効であるときだけ、タブレット24の出力をデジタ
ル値に変換した座標が処理回路27に与えられる。そう
でないときは、処理回路27には座標値(0,0)が与
えられる。これによって、誤入力によって入力された座
標を排除することができる。また、入力点の有効座標と
して(0,0)が出力されることが考えられるけれど
も、このときには、該信号Sd,Seが共に「1」とな
るので、座標が無効座標であるとき、および誤入力判定
が不可能であるときに出力される座標(0,0)と区別
することができる。
【0071】図5は、図3のタブレット制御回路25の
座標予測回路43の具体的な構成を示すブロック図であ
る。座標予測回路43は、最新の入力点P1である時刻
t1の座標(X1,Y1)と過去の入力点P0である時
刻t0の座標(X0,Y0)に基づいて、次回の入力点
P2の予測点R2の予測座標(Xp,Yp)を求める。
座標予測回路43の具体的な構成を示すブロック図であ
る。座標予測回路43は、最新の入力点P1である時刻
t1の座標(X1,Y1)と過去の入力点P0である時
刻t0の座標(X0,Y0)に基づいて、次回の入力点
P2の予測点R2の予測座標(Xp,Yp)を求める。
【0072】図6は、最新の入力点P1、過去の入力点
P0、および次回の予測点R2の位置関係を示す図であ
る。予測点R2は、最新の入力点P1から、矢符36で
示す進行方向に距離dだけ進んだ位置である。進行方向
は、過去の入力点P0から最新の入力点P1に至る方向
である。複数の入力点が連続して入力されるとき、この
進行方向は指示領域31内に描かれる曲線の入力点P0
における接線方向と等しい。距離dは、過去の入力点P
0から最新の入力点P1までの距離である。
P0、および次回の予測点R2の位置関係を示す図であ
る。予測点R2は、最新の入力点P1から、矢符36で
示す進行方向に距離dだけ進んだ位置である。進行方向
は、過去の入力点P0から最新の入力点P1に至る方向
である。複数の入力点が連続して入力されるとき、この
進行方向は指示領域31内に描かれる曲線の入力点P0
における接線方向と等しい。距離dは、過去の入力点P
0から最新の入力点P1までの距離である。
【0073】予測点R2は、未来の入力点P2が存在す
るべき予測座標領域E1の中心点である。誤入力判定回
路44では、四辺形の領域である予測座標領域E1内に
未来の入力点P2(X2,Y2)が存在するとき、その
入力点の座標値は有効であると判定する。この予測座標
領域E1は、各辺が、入力点を示す座標系の座標軸と平
行な四辺形である。すなわち、辺E1a,E1bは、Y
方向の座標軸と平行である。同様に辺E1c,E1d
は、X方向の座標軸と平行である。座標入力装置21の
タブレット24において、座標系はXY直交座標系であ
る。ゆえに、予測座標領域E1は矩形領域となる。
るべき予測座標領域E1の中心点である。誤入力判定回
路44では、四辺形の領域である予測座標領域E1内に
未来の入力点P2(X2,Y2)が存在するとき、その
入力点の座標値は有効であると判定する。この予測座標
領域E1は、各辺が、入力点を示す座標系の座標軸と平
行な四辺形である。すなわち、辺E1a,E1bは、Y
方向の座標軸と平行である。同様に辺E1c,E1d
は、X方向の座標軸と平行である。座標入力装置21の
タブレット24において、座標系はXY直交座標系であ
る。ゆえに、予測座標領域E1は矩形領域となる。
【0074】図7は、図5の座標予測回路43の座標予
測動作を説明するためのフローチャートである。図5と
図7とを併せて説明する。以下に説明する動作は、時刻
t1において行われるものとする。
測動作を説明するためのフローチャートである。図5と
図7とを併せて説明する。以下に説明する動作は、時刻
t1において行われるものとする。
【0075】座標予測回路43は、レジスタ52、バッ
ファ53,54、減算器55,56、および加算器5
7,58を含んで構成される。レジスタ52には、サン
プリング回路40から出力されるサンプリングスターテ
ス信号Ssがペンダウンスターテス信号Sdとしてスト
アされる。バッファ53,54には、1周期分の時間T
だけ溯った過去のサンプリング時において、サンプリン
グ回路40でサンプリングされた座標値がストアされ
る。たとえば時刻t1の座標予測動作が行われる直前で
は、レジスタ52およびバッファ53,54には、時刻
t0におけるペンダウンスターテス信号Sd0、および
過去の入力点P0の座標(X0,Y0)がそれぞれスト
アされている。
ファ53,54、減算器55,56、および加算器5
7,58を含んで構成される。レジスタ52には、サン
プリング回路40から出力されるサンプリングスターテ
ス信号Ssがペンダウンスターテス信号Sdとしてスト
アされる。バッファ53,54には、1周期分の時間T
だけ溯った過去のサンプリング時において、サンプリン
グ回路40でサンプリングされた座標値がストアされ
る。たとえば時刻t1の座標予測動作が行われる直前で
は、レジスタ52およびバッファ53,54には、時刻
t0におけるペンダウンスターテス信号Sd0、および
過去の入力点P0の座標(X0,Y0)がそれぞれスト
アされている。
【0076】タイマ48が起動出力を導出するとステッ
プc1からステップc2に進む。ステップc2では、レ
ジスタ52にストアされるペンダウンスターテス信号S
d0を出力して、誤入力判定回路44のレジスタ61に
与える。該信号Sd0を出力すると、ステップc3に進
む。ステップc3では、サンプリング回路40から出力
されるサンプリングスターテス信号Ssを時刻t1のペ
ンダウンスターテス信号Sd1として、レジスタ61に
ストアする。該信号Sd1をストアすると、ステップc
4に進む。この動作によって、回路43に与えられたペ
ンダウンスターテス信号Sdは、1周期分の時間Tだけ
遅延されて回路43から出力される。
プc1からステップc2に進む。ステップc2では、レ
ジスタ52にストアされるペンダウンスターテス信号S
d0を出力して、誤入力判定回路44のレジスタ61に
与える。該信号Sd0を出力すると、ステップc3に進
む。ステップc3では、サンプリング回路40から出力
されるサンプリングスターテス信号Ssを時刻t1のペ
ンダウンスターテス信号Sd1として、レジスタ61に
ストアする。該信号Sd1をストアすると、ステップc
4に進む。この動作によって、回路43に与えられたペ
ンダウンスターテス信号Sdは、1周期分の時間Tだけ
遅延されて回路43から出力される。
【0077】ステップc4では、アナログ/デジタル変
換回路41から、時刻t1にサンプリングされた最新の
入力点P1のX座標X1が減算器55に与えられる。ま
た、入力点P1のX座標X1は、バッファ53に与えら
れてストアされる。X座標X1が与えられると、ステッ
プc4からステップc5に進む。ステップc5では、ア
ナログ/デジタル変換回路42から、最新の入力点P1
のY座標Y1が減算器56に与えられる。また入力点P
1のY座標Y1は、バッファ54に与えられてストアさ
れる。Y座標Y1が与えられると、ステップc5からス
テップc6に進む。
換回路41から、時刻t1にサンプリングされた最新の
入力点P1のX座標X1が減算器55に与えられる。ま
た、入力点P1のX座標X1は、バッファ53に与えら
れてストアされる。X座標X1が与えられると、ステッ
プc4からステップc5に進む。ステップc5では、ア
ナログ/デジタル変換回路42から、最新の入力点P1
のY座標Y1が減算器56に与えられる。また入力点P
1のY座標Y1は、バッファ54に与えられてストアさ
れる。Y座標Y1が与えられると、ステップc5からス
テップc6に進む。
【0078】ステップc6では、バッファ53から時刻
t0にサンプリングされた過去の入力点P0のX座標X
0が減算器55に与えられる。過去のX座標X0から与
えられると、ステップc7に進む。ステップc7では、
バッファ54から、過去の入力点P0のY座標Y0が減
算器56に与えられる。Y座標Y0が与えられると、ス
テップc8に進む。
t0にサンプリングされた過去の入力点P0のX座標X
0が減算器55に与えられる。過去のX座標X0から与
えられると、ステップc7に進む。ステップc7では、
バッファ54から、過去の入力点P0のY座標Y0が減
算器56に与えられる。Y座標Y0が与えられると、ス
テップc8に進む。
【0079】ステップc8では、減算器55において、
最新の入力点P1のX座標X1の値から過去の入力点P
0のX座標X0の値を減算して、差分値Xdを求める。
最新の入力点P1のX座標X1の値から過去の入力点P
0のX座標X0の値を減算して、差分値Xdを求める。
【0080】 Xd=X1−X0 …(1) 差分値Xdを得ると、その値Xdは加算器57に与えら
れる。差分値Xdが与えられるとステップc9に進む。
ステップc9では、減算器56において、最新の入力点
P1のY座標Y1から過去の入力点P0のY座標Y0の
値を減算して、差分値Ydを求める。
れる。差分値Xdが与えられるとステップc9に進む。
ステップc9では、減算器56において、最新の入力点
P1のY座標Y1から過去の入力点P0のY座標Y0の
値を減算して、差分値Ydを求める。
【0081】 Yd=Y1−Y0 …(2) 求められた差分値Ydは、加算器58に与えられる。差
分値Ydが与えられるとステップc10に進む。
分値Ydが与えられるとステップc10に進む。
【0082】ステップc10では、最新の入力点P1の
X座標X1の値に差分値Xdを加算して、予測点R2の
X座標Xpを得る。
X座標X1の値に差分値Xdを加算して、予測点R2の
X座標Xpを得る。
【0083】 Xp=Xd+X1 …(3) 求められた予測点R2のX座標(以後「予測X座標」と
略称する)Xdは、座標予測回路43に与えられる。予
測X座標Xdが得られるとステップc11に進む。ステ
ップc11では、加算器58において、最新の入力点P
1のY座標Y1の値に差分値Ydを加算して、予測点R
2のY座標(以後「予測Y座標」と略称する)Ypを得
る。
略称する)Xdは、座標予測回路43に与えられる。予
測X座標Xdが得られるとステップc11に進む。ステ
ップc11では、加算器58において、最新の入力点P
1のY座標Y1の値に差分値Ydを加算して、予測点R
2のY座標(以後「予測Y座標」と略称する)Ypを得
る。
【0084】 Yp=Yd+Y1 …(4) 得られた予測Y座標Ypは、誤入力判定回路44に与え
られる。予測Y座標Ypが得られるとステップc12に
進み、当該フローチャートの処理動作を終了する。
られる。予測Y座標Ypが得られるとステップc12に
進み、当該フローチャートの処理動作を終了する。
【0085】このように、予測座標回路43では、連続
して過去に2つ以上の入力点が得られるとき、これら既
に得られた入力点に基づいて次回のサンプリング時にお
いて得られるべき入力点の位置座標を予測する。
して過去に2つ以上の入力点が得られるとき、これら既
に得られた入力点に基づいて次回のサンプリング時にお
いて得られるべき入力点の位置座標を予測する。
【0086】図8は、図3の誤入力判定回路44の具体
的構成を示すブロック図である。図9は、誤入力判定回
路44における誤入力判定動作を説明するためのフロー
チャートである。図8と図9とを併せて説明する。以下
に説明する判定動作は、時刻t2において行われるもの
とする。
的構成を示すブロック図である。図9は、誤入力判定回
路44における誤入力判定動作を説明するためのフロー
チャートである。図8と図9とを併せて説明する。以下
に説明する判定動作は、時刻t2において行われるもの
とする。
【0087】誤入力判定回路44は、レジスタ61、減
算器62,63、メモリ64,65、比較器66,67
および乗算器68,69を含んで構成される。レジスタ
61には、今回の入力判定処理動作時よりも時間Tの2
倍の時間だけ溯った動作時におけるペンダウンスターテ
ス信号Sdがストアされる。メモリ64,65には、予
め定めるX軸誤差許容値Xt、およびY軸誤差許容値Y
tがそれぞれストアされる。たとえば時刻t2直前に
は、レジスタ61には時刻t0のペンダウンスターテス
信号Sd0がストアされている。
算器62,63、メモリ64,65、比較器66,67
および乗算器68,69を含んで構成される。レジスタ
61には、今回の入力判定処理動作時よりも時間Tの2
倍の時間だけ溯った動作時におけるペンダウンスターテ
ス信号Sdがストアされる。メモリ64,65には、予
め定めるX軸誤差許容値Xt、およびY軸誤差許容値Y
tがそれぞれストアされる。たとえば時刻t2直前に
は、レジスタ61には時刻t0のペンダウンスターテス
信号Sd0がストアされている。
【0088】時刻t2において、サンプリング回路40
は、時刻t2における電極32,33;34,35間の
電圧値をサンプリングして、入力点P2の座標(X2,
Y2)の値を得る。入力点P2の座標(X2,Y2)
は、座標予測回路43に与えられ、時刻t2から時間T
経過後の時刻t3での入力点の予測点を定める為に用い
られる。誤入力判定回路44では、座標予測回路43に
おいて求められた予測点R2を中心とした予測座標領域
E1内に、未来の入力点P2(X2,Y2)が含まれる
か否かが判断される。
は、時刻t2における電極32,33;34,35間の
電圧値をサンプリングして、入力点P2の座標(X2,
Y2)の値を得る。入力点P2の座標(X2,Y2)
は、座標予測回路43に与えられ、時刻t2から時間T
経過後の時刻t3での入力点の予測点を定める為に用い
られる。誤入力判定回路44では、座標予測回路43に
おいて求められた予測点R2を中心とした予測座標領域
E1内に、未来の入力点P2(X2,Y2)が含まれる
か否かが判断される。
【0089】図9のフローチャートにおいて、時刻t2
においてタイマ48から起動出力が導出されると、ステ
ップd1からステップd2に進む。ステップd2では、
レジスタ61にストアされるペンダウンスターテス信号
Sd0を出力して、前述した乗算器46a,46bおよ
びレジスタ47cに与える。該信号Sd0は、第2の判
定処理および処理回路27での処理に用いられる。ま
た、該信号Sd0は、回路44の乗算器69にも与えら
れる。該信号Sd0を出力すると、ステップd3に進
む。ステップd3では、座標予測回路43のレジスタ5
2から出力される時刻t1のペンダウンスターテス信号
Sd1をレジスタ61にストアする。該信号Sd1をス
トアすると、ステップd4に進む。この動作によって、
回路44に与えられたペンダウンスターテス信号Sd
は、1周期分の時間Tだけ遅延されて回路44から出力
される。
においてタイマ48から起動出力が導出されると、ステ
ップd1からステップd2に進む。ステップd2では、
レジスタ61にストアされるペンダウンスターテス信号
Sd0を出力して、前述した乗算器46a,46bおよ
びレジスタ47cに与える。該信号Sd0は、第2の判
定処理および処理回路27での処理に用いられる。ま
た、該信号Sd0は、回路44の乗算器69にも与えら
れる。該信号Sd0を出力すると、ステップd3に進
む。ステップd3では、座標予測回路43のレジスタ5
2から出力される時刻t1のペンダウンスターテス信号
Sd1をレジスタ61にストアする。該信号Sd1をス
トアすると、ステップd4に進む。この動作によって、
回路44に与えられたペンダウンスターテス信号Sd
は、1周期分の時間Tだけ遅延されて回路44から出力
される。
【0090】これによって、サンプリング回路40から
出力されたサンプリングスターテス信号Ssは、回路4
3,44によって出力されたサンプリング動作時から2
周期分の時間(2×T)だけ遅延された後に、第2の判
定処理に用いられる。したがって、少なくとも連続して
3回有効座標である入力点Pが入力されないと、回路4
0からの入力点Pの座標は出力点Qの座標として出力さ
れない。ゆえに、予測座標Rが予測され誤入力判定を行
うことができるようになるまで、出力点Qが抑制され
る。
出力されたサンプリングスターテス信号Ssは、回路4
3,44によって出力されたサンプリング動作時から2
周期分の時間(2×T)だけ遅延された後に、第2の判
定処理に用いられる。したがって、少なくとも連続して
3回有効座標である入力点Pが入力されないと、回路4
0からの入力点Pの座標は出力点Qの座標として出力さ
れない。ゆえに、予測座標Rが予測され誤入力判定を行
うことができるようになるまで、出力点Qが抑制され
る。
【0091】ステップd4では、座標予測回路43の加
算器57から出力された予測X座標Xpが減算器62に
入力され、ステップd5に進む。ステップd5では、回
路43の加算器58から出力された予測Y座標Ypが減
算器63に入力され、ステップd6に進む。ステップd
6では、サンプリング回路40のアナログ/デジタル変
換回路41から、未来の入力点P2のX座標X2が減算
器62に入力され、ステップd7に進む。ステップd6
では、回路40のアナログ/デジタル変換回路42か
ら、未来の入力点P2のY座標Y2を減算器63が入力
され、ステップd8に進む。これによって、減算器6
2,63に予測点R2および入力点P2のX座標ならび
にY座標がそれぞれ与えられる。
算器57から出力された予測X座標Xpが減算器62に
入力され、ステップd5に進む。ステップd5では、回
路43の加算器58から出力された予測Y座標Ypが減
算器63に入力され、ステップd6に進む。ステップd
6では、サンプリング回路40のアナログ/デジタル変
換回路41から、未来の入力点P2のX座標X2が減算
器62に入力され、ステップd7に進む。ステップd6
では、回路40のアナログ/デジタル変換回路42か
ら、未来の入力点P2のY座標Y2を減算器63が入力
され、ステップd8に進む。これによって、減算器6
2,63に予測点R2および入力点P2のX座標ならび
にY座標がそれぞれ与えられる。
【0092】ステップd8では、未来の入力点P2のX
座標X2から予測X座標Xpを減算して、X座標の誤差
Xeを求める。
座標X2から予測X座標Xpを減算して、X座標の誤差
Xeを求める。
【0093】 Xe=X2−Xp …(5) 求められた誤差Xeは、比較器66に与えられる。誤差
Xeが求められると、ステップd9に進む。ステップd
9では、未来の入力点P2のY座標Y2から予測Y座標
Ypを減算し、Y座標の誤差Yeを求める。
Xeが求められると、ステップd9に進む。ステップd
9では、未来の入力点P2のY座標Y2から予測Y座標
Ypを減算し、Y座標の誤差Yeを求める。
【0094】 Ye=Y2−Yp …(6) 求められた誤差Yeは、比較器67に与えられる。誤差
Yeが求められるとステップd10に進む。
Yeが求められるとステップd10に進む。
【0095】ステップd10では、メモリ64にストア
されるX軸誤差許容値Xtを比較器66に与えてステッ
プd11に進む。ステップd11では、メモリ65にス
トアされるY軸誤差許容値Ytを比較器67に与えてス
テップd12に進む。
されるX軸誤差許容値Xtを比較器66に与えてステッ
プd11に進む。ステップd11では、メモリ65にス
トアされるY軸誤差許容値Ytを比較器67に与えてス
テップd12に進む。
【0096】ステップd12では、比較器66におい
て、X方向の誤差XeとX軸誤差許容値Xtとを比較し
て、ステップd13に進む。ステップd13では、X座
標の誤差Xeの絶対値|Xe|がX軸誤差許容値Xt未
満であるか否かが判断される。比較器66は、絶対値|
Xe|との許容値Xtとの比較結果を示す誤差出力を出
力する。この誤差出力は、絶対値|Xe|と許容値Xt
との大小関係に応じて「1」,「0」のいずれかの値を
取る。
て、X方向の誤差XeとX軸誤差許容値Xtとを比較し
て、ステップd13に進む。ステップd13では、X座
標の誤差Xeの絶対値|Xe|がX軸誤差許容値Xt未
満であるか否かが判断される。比較器66は、絶対値|
Xe|との許容値Xtとの比較結果を示す誤差出力を出
力する。この誤差出力は、絶対値|Xe|と許容値Xt
との大小関係に応じて「1」,「0」のいずれかの値を
取る。
【0097】すなわち比較器66では、X座標軸上にお
いて、時刻t2の予測点R2の予測X座標Xpから座標
値の減少方向にX軸誤差許容値Xtだけ離れた値(Xp
−Xt)から、予測X座標Xpから座標値の増加方向に
許容値Xtだけ離れた値(Xp+Xt)までの範囲内に
未来の入力点P2のX座標X2があるか否かが判断され
る。図6に示すように、座標P2のX軸方向の位置が予
測座標範囲E1に含まれているとき、X方向の誤差Xe
の絶対値|Xe|がX軸誤差許容値Xtの値未満とな
る。
いて、時刻t2の予測点R2の予測X座標Xpから座標
値の減少方向にX軸誤差許容値Xtだけ離れた値(Xp
−Xt)から、予測X座標Xpから座標値の増加方向に
許容値Xtだけ離れた値(Xp+Xt)までの範囲内に
未来の入力点P2のX座標X2があるか否かが判断され
る。図6に示すように、座標P2のX軸方向の位置が予
測座標範囲E1に含まれているとき、X方向の誤差Xe
の絶対値|Xe|がX軸誤差許容値Xtの値未満とな
る。
【0098】再び図8および図9を参照する。X座標の
誤差Xeの絶対値|Xe|がX軸誤差許容値Xt未満で
あるとき、ステップd13からステップd14に進む。
ステップd14では、比較器66から値が「1」である
誤差出力が出力される。この誤差出力「1」は、乗算器
68に与えられる。
誤差Xeの絶対値|Xe|がX軸誤差許容値Xt未満で
あるとき、ステップd13からステップd14に進む。
ステップd14では、比較器66から値が「1」である
誤差出力が出力される。この誤差出力「1」は、乗算器
68に与えられる。
【0099】 1:Xt>|Xe| …(7) また絶対値|Xe|が許容値Xt以上であるとき、ステ
ップd13からステップd15に進む。ステップd15
では、比較器68から値が「0」である誤差出力が出力
され、乗算器68に与えられる。
ップd13からステップd15に進む。ステップd15
では、比較器68から値が「0」である誤差出力が出力
され、乗算器68に与えられる。
【0100】 0:Xt≦|Xe| …(8) これによって、図6において、未来の入力点P2が矢符
37で示すX軸方向に関し、辺E1a,E1bに挟まれ
る範囲にあるとき、比較器66からはの誤差出力「1」
が出力される。入力点P2がX軸方向に関して該範囲外
にあるとき、誤差出力「0」が出力される。乗算器68
に「1」または「0」の誤差出力が出力されると、ステ
ップd14およびステップd15からステップd16に
進む。
37で示すX軸方向に関し、辺E1a,E1bに挟まれ
る範囲にあるとき、比較器66からはの誤差出力「1」
が出力される。入力点P2がX軸方向に関して該範囲外
にあるとき、誤差出力「0」が出力される。乗算器68
に「1」または「0」の誤差出力が出力されると、ステ
ップd14およびステップd15からステップd16に
進む。
【0101】ステップd16では、比較器67におい
て、Y方向の誤差YeとY軸誤差許容値Ytと比較し
て、ステップd17に進む。ステップd17では、比較
器67のY軸方向の誤差Yeの絶対値|Ye|がY軸誤
差許容値Yt未満であるか否かが判断される。比較器6
7は、絶対値|Ye|との許容値Ytとの比較結果を示
す誤差出力を出力する。この誤差出力は、絶対値|Ye
|と許容値Ytとの大小関係に応じて「1」,「0」の
いずれかの値を取る。座標P2のY軸方向の位置が予測
座標範囲E1に含まれているとき、Y座標の誤差Yeの
絶対値|Ye|は、図6に示すようにY軸誤差許容値Y
tの値未満となる。
て、Y方向の誤差YeとY軸誤差許容値Ytと比較し
て、ステップd17に進む。ステップd17では、比較
器67のY軸方向の誤差Yeの絶対値|Ye|がY軸誤
差許容値Yt未満であるか否かが判断される。比較器6
7は、絶対値|Ye|との許容値Ytとの比較結果を示
す誤差出力を出力する。この誤差出力は、絶対値|Ye
|と許容値Ytとの大小関係に応じて「1」,「0」の
いずれかの値を取る。座標P2のY軸方向の位置が予測
座標範囲E1に含まれているとき、Y座標の誤差Yeの
絶対値|Ye|は、図6に示すようにY軸誤差許容値Y
tの値未満となる。
【0102】絶対値|Ye|が許容値Yt未満であると
き、ステップd17からステップd18に進み、乗算器
68に誤差出力「1」が出力される。
き、ステップd17からステップd18に進み、乗算器
68に誤差出力「1」が出力される。
【0103】 1:Yt>|Ye| …(9) 誤差Yeの絶対値|Ye|がY軸誤差許容値Yt未満で
あるとき、ステップd17からステップd19に進み、
乗算器68に誤差出力「0」が出力される。
あるとき、ステップd17からステップd19に進み、
乗算器68に誤差出力「0」が出力される。
【0104】 0:Yt≦|Ye| …(10) これによって、図6に示すように、未来の入力点P2が
矢符38で示すY軸方向において辺E1c,E1dに挟
まれる範囲にあるとき、比較器67からは誤差出力
「1」が出力される。また含まれていないときには誤差
出力「0」が出力される。乗算器68にY座標の誤差出
力が出力されると、ステップd18およびステップd1
9からステップd20に進む。
矢符38で示すY軸方向において辺E1c,E1dに挟
まれる範囲にあるとき、比較器67からは誤差出力
「1」が出力される。また含まれていないときには誤差
出力「0」が出力される。乗算器68にY座標の誤差出
力が出力されると、ステップd18およびステップd1
9からステップd20に進む。
【0105】ステップd20では、比較器66,67か
ら与えられたXおよびY座標の誤差出力が乗算される。
XおよびY座標の誤差出力のいずれか一方の値が「0」
であるとき、乗算器68における乗算結果の値は「0」
となる。XおよびY座標の誤差出力の値がともに「1」
であるとき、乗算結果は「1」となる。すなわち、X座
標の誤差Xeの絶対値|Xe|がX軸誤差許容値Xt未
満であり、かつY座標の誤差Yeの絶対値|Ye|がY
軸誤差許容値Yt未満であるときだけ、乗算結果の値が
「1」となり、それ以外のときには「0」となる。乗算
器68の乗算結果は、乗算器69に与えられる。該乗算
がなされると、ステップ20からステップd21に進
む。
ら与えられたXおよびY座標の誤差出力が乗算される。
XおよびY座標の誤差出力のいずれか一方の値が「0」
であるとき、乗算器68における乗算結果の値は「0」
となる。XおよびY座標の誤差出力の値がともに「1」
であるとき、乗算結果は「1」となる。すなわち、X座
標の誤差Xeの絶対値|Xe|がX軸誤差許容値Xt未
満であり、かつY座標の誤差Yeの絶対値|Ye|がY
軸誤差許容値Yt未満であるときだけ、乗算結果の値が
「1」となり、それ以外のときには「0」となる。乗算
器68の乗算結果は、乗算器69に与えられる。該乗算
がなされると、ステップ20からステップd21に進
む。
【0106】ステップd21では、乗算器69におい
て、乗算器68の乗算結果と時刻t0のペンダウンスタ
ーテス信号Sd0とが乗算される。この乗算結果が、時
刻t2のエラーステータス信号Se2として出力され
る。該信号Se2は、「1」,「0」のいずれか一方の
値を取る。乗算器68の乗算結果の値および該信号Sd
0の両方が「1」であるときだけ、信号Se2は「1」
となる。該乗算結果および該信号Sd0のいずれか一方
の値が「0」であるとき、信号Se2の値は「0」とな
る。エラーステータス信号Se2が出力されると、ステ
ップd19に進み、当該フローチャートの処理動作を終
了する。
て、乗算器68の乗算結果と時刻t0のペンダウンスタ
ーテス信号Sd0とが乗算される。この乗算結果が、時
刻t2のエラーステータス信号Se2として出力され
る。該信号Se2は、「1」,「0」のいずれか一方の
値を取る。乗算器68の乗算結果の値および該信号Sd
0の両方が「1」であるときだけ、信号Se2は「1」
となる。該乗算結果および該信号Sd0のいずれか一方
の値が「0」であるとき、信号Se2の値は「0」とな
る。エラーステータス信号Se2が出力されると、ステ
ップd19に進み、当該フローチャートの処理動作を終
了する。
【0107】エラーステータス信号Se2は、前述した
タブレット制御回路25の乗算器45a,45bおよび
バッファ47のレジスタ47dにそれぞれ与えられ、前
述した第1の確定処理および処理回路27での処理に用
いられる。
タブレット制御回路25の乗算器45a,45bおよび
バッファ47のレジスタ47dにそれぞれ与えられ、前
述した第1の確定処理および処理回路27での処理に用
いられる。
【0108】さらにエラーステータス信号Se2は、回
路43,44のレジスタ52,61に与えられる。該信
号Se2が「0」であるとき、これらのレジスタ52,
61がリセットされ、「0」がストアされる。これによ
って、回路44において、入力点P2が誤入力であると
判定されると、前回および今回のサンプリング動作時の
ペンダウンスターテス信号Sd1,Sd2の値が削除さ
れる。ゆえに、誤入力が発生すると、再度2回有効座標
である入力点Pが入力されるまで、乗算器46a,46
bに値が「1」であるペンダウンスターテス信号Sdが
与えられない。したがって誤入力が発生したサンプリン
グ動作時の次回の動作時から、少なくとも2回の動作時
にサンプリングされた入力点Pの座標が出力されること
が抑制される。同時に、回路44から値が「1」である
エラースターテス信号Seが出力されることが抑制され
る。
路43,44のレジスタ52,61に与えられる。該信
号Se2が「0」であるとき、これらのレジスタ52,
61がリセットされ、「0」がストアされる。これによ
って、回路44において、入力点P2が誤入力であると
判定されると、前回および今回のサンプリング動作時の
ペンダウンスターテス信号Sd1,Sd2の値が削除さ
れる。ゆえに、誤入力が発生すると、再度2回有効座標
である入力点Pが入力されるまで、乗算器46a,46
bに値が「1」であるペンダウンスターテス信号Sdが
与えられない。したがって誤入力が発生したサンプリン
グ動作時の次回の動作時から、少なくとも2回の動作時
にサンプリングされた入力点Pの座標が出力されること
が抑制される。同時に、回路44から値が「1」である
エラースターテス信号Seが出力されることが抑制され
る。
【0109】前述したように座標予測回路43は、連続
してサンプリングされる2つの入力点Pに基づいて、予
測点Rを求める。ゆえに、誤入力が発生したとき、誤入
力発生後続いて行われる2回のサンプリング動作時に用
いられる予測点Rは、入力点Pの無効座標を用いて求め
られたものである。このとき、予測点Rそのものが誤り
であることが考えられる。したがって、これらの予測点
Rを用いた誤入力判定動作の判定結果が誤りであること
が考えられる。エラースターテス信号Seは、少なくと
もペンダウンスターテス信号Sdの値が「1」となるま
で「0」を保つ。これによって、誤入力判定動作が正し
く行われるようになるまで、入力点Pの座標がそのまま
出力点Qの座標として確定されることを防止する。ま
た、誤入力判定動作の誤りによって、レジスタ52,6
1を再度リセットすることを防止する。
してサンプリングされる2つの入力点Pに基づいて、予
測点Rを求める。ゆえに、誤入力が発生したとき、誤入
力発生後続いて行われる2回のサンプリング動作時に用
いられる予測点Rは、入力点Pの無効座標を用いて求め
られたものである。このとき、予測点Rそのものが誤り
であることが考えられる。したがって、これらの予測点
Rを用いた誤入力判定動作の判定結果が誤りであること
が考えられる。エラースターテス信号Seは、少なくと
もペンダウンスターテス信号Sdの値が「1」となるま
で「0」を保つ。これによって、誤入力判定動作が正し
く行われるようになるまで、入力点Pの座標がそのまま
出力点Qの座標として確定されることを防止する。ま
た、誤入力判定動作の誤りによって、レジスタ52,6
1を再度リセットすることを防止する。
【0110】上述した誤入力判定動作において、図6に
示すように未来の入力点P2が予測点R2を中心とした
予測座標領域E1内に含まれるとき、エラーステータス
信号Se2は「1」となる。また図10に示すように、
未来の座標P2aが予測座標領域E1の外にあるときに
は、エラーステータス信号Se2は「0」となる。
示すように未来の入力点P2が予測点R2を中心とした
予測座標領域E1内に含まれるとき、エラーステータス
信号Se2は「1」となる。また図10に示すように、
未来の座標P2aが予測座標領域E1の外にあるときに
は、エラーステータス信号Se2は「0」となる。
【0111】予測座標領域E1は、予測点R2を中心と
した矩形領域である。ゆえに、予測点R2の座標(X
p,Yp)を中心としてX軸およびY軸に沿って座標値
の増加および減少方向にそれぞれ誤差許容値Xt,Yt
だけの誤差が許される。ゆえに、最新の入力点P1から
未来の入力点P2までの変位量が、過去の入力点P0か
ら最新の入力点P1までの変位量よりも小さいときで
も、座標が有効であると判定される。座標の変位量が減
少する例としては、たとえば曲率の大きな曲線を描くと
きが挙げられる。
した矩形領域である。ゆえに、予測点R2の座標(X
p,Yp)を中心としてX軸およびY軸に沿って座標値
の増加および減少方向にそれぞれ誤差許容値Xt,Yt
だけの誤差が許される。ゆえに、最新の入力点P1から
未来の入力点P2までの変位量が、過去の入力点P0か
ら最新の入力点P1までの変位量よりも小さいときで
も、座標が有効であると判定される。座標の変位量が減
少する例としては、たとえば曲率の大きな曲線を描くと
きが挙げられる。
【0112】図11は、曲率の大きい曲線を描くとき、
連続して入力される入力点p10,P11,P12,P
13と、入力点P12,P13の予測点R12,R13
を示す図である。線分Z1は入力点P10,P11を両
端とする。線分Z2は入力点P11,P12を両端とす
る。線分Z3は、入力点P12,P13を両端とする。
このとき線分Z1,Z2間の角度、および線分Z2,Z
3間の角度が180度よりも大きく、線分Z1〜Z3を
順次的に接続した曲線は、矢符36aで示す方向に曲が
る。このとき、線分Z2,Z3は、その起点である入力
点P11,P12と予想点R12,R13を両端とした
2点鎖線で示す線分から大きく離れる。また線分Z2,
Z3は、線分Z1よりも長さが短い。ゆえに入力点P1
2,P13は、入力点P11よりも座標の変位量が小さ
い。
連続して入力される入力点p10,P11,P12,P
13と、入力点P12,P13の予測点R12,R13
を示す図である。線分Z1は入力点P10,P11を両
端とする。線分Z2は入力点P11,P12を両端とす
る。線分Z3は、入力点P12,P13を両端とする。
このとき線分Z1,Z2間の角度、および線分Z2,Z
3間の角度が180度よりも大きく、線分Z1〜Z3を
順次的に接続した曲線は、矢符36aで示す方向に曲が
る。このとき、線分Z2,Z3は、その起点である入力
点P11,P12と予想点R12,R13を両端とした
2点鎖線で示す線分から大きく離れる。また線分Z2,
Z3は、線分Z1よりも長さが短い。ゆえに入力点P1
2,P13は、入力点P11よりも座標の変位量が小さ
い。
【0113】このとき、入力点P13の予測座標領域E
13は、予測点R13よりも過去の入力点である入力点
P12に近い方向にも広がっている。ゆえに、入力点P
12から入力点P13までの座標の変位量が入力点P1
1から入力点P12までの変位量よりも小さくても、入
力点P13が予測座標領域E13に含まれる。
13は、予測点R13よりも過去の入力点である入力点
P12に近い方向にも広がっている。ゆえに、入力点P
12から入力点P13までの座標の変位量が入力点P1
1から入力点P12までの変位量よりも小さくても、入
力点P13が予測座標領域E13に含まれる。
【0114】また一般的に曲線を描くときにはその分だ
けペンを動かす速度が遅くなるので、座標の変位量が少
なくなる。ゆえに、予測領域E13は起点となる入力点
P12に近づくので、変位量が減少してもその入力点が
含まれ易くなる。
けペンを動かす速度が遅くなるので、座標の変位量が少
なくなる。ゆえに、予測領域E13は起点となる入力点
P12に近づくので、変位量が減少してもその入力点が
含まれ易くなる。
【0115】このように、過去の2つの座標を結ぶ線分
を延長した位置に設けられる予測座標を中心として、入
力点の連続入力の進行方向下流側にも予想領域E1を広
げておくと、曲率の大きな曲線を描くときでも、入力点
の座標が有効であるか否かを判断することができる。
を延長した位置に設けられる予測座標を中心として、入
力点の連続入力の進行方向下流側にも予想領域E1を広
げておくと、曲率の大きな曲線を描くときでも、入力点
の座標が有効であるか否かを判断することができる。
【0116】本発明の第2実施形態である座標入力装置
を以下に説明する。本実施形態の座標入力装置は、第1
実施形態の座標入力装置21と類似の構成を有し、同一
の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略す
る。本実施形態の座標入力装置21では、予測領域E2
を、予測点R2を中心とし半径が予め定める長さLtで
ある円形領域とする。この予測領域E2を図13に示
す。
を以下に説明する。本実施形態の座標入力装置は、第1
実施形態の座標入力装置21と類似の構成を有し、同一
の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略す
る。本実施形態の座標入力装置21では、予測領域E2
を、予測点R2を中心とし半径が予め定める長さLtで
ある円形領域とする。この予測領域E2を図13に示
す。
【0117】座標入力装置のタブレット制御装置は、予
め定める周期T毎にタブレット24から最新の入力点P
1の座標を得る。座標予測回路43は、過去および最新
の入力点P0,P1の座標に基づいて、未来の入力点P
2の予測点R2を求める。誤入力判定回路81は、前回
のサンプリング動作時に求めた予測点R1に基づいて、
後述する誤入力判定動作を行う。出力点Q1の座標は、
最新の入力点P1の座標に対して、乗算器45a,45
bにおける回路81からのエラーステータス信号Se1
に基づいた第1の確定処理、および乗算器46a,46
bにおける前々回の動作時のペンダウンステータス信号
Sd(−1)に基づいた第2の確定処理がそれぞれ施さ
れて決定される。処理回路47は、この出力点Q1の座
標および該信号Sd(−1),Se1に基づいて、座標
が有効座標であるときだけ、表示装置28に出力点を表
示させる。座標予測処理、第1および第2の確定処理、
ならびに処理回路27での処理は、第1実施形態の座標
入力装置21の各処理と等しい。
め定める周期T毎にタブレット24から最新の入力点P
1の座標を得る。座標予測回路43は、過去および最新
の入力点P0,P1の座標に基づいて、未来の入力点P
2の予測点R2を求める。誤入力判定回路81は、前回
のサンプリング動作時に求めた予測点R1に基づいて、
後述する誤入力判定動作を行う。出力点Q1の座標は、
最新の入力点P1の座標に対して、乗算器45a,45
bにおける回路81からのエラーステータス信号Se1
に基づいた第1の確定処理、および乗算器46a,46
bにおける前々回の動作時のペンダウンステータス信号
Sd(−1)に基づいた第2の確定処理がそれぞれ施さ
れて決定される。処理回路47は、この出力点Q1の座
標および該信号Sd(−1),Se1に基づいて、座標
が有効座標であるときだけ、表示装置28に出力点を表
示させる。座標予測処理、第1および第2の確定処理、
ならびに処理回路27での処理は、第1実施形態の座標
入力装置21の各処理と等しい。
【0118】図12は、上述した座標入力装置の誤入力
判定回路81の具体的な構成を示すブロック図である。
図14は、誤入力判定回路81における誤入力判定動作
を説明するためのフローチャートである。誤入力判定回
路81は、第1実施形態の誤入力判定回路44と類似の
構成を有し、同一の構成には同一の符号を付し、詳細な
説明は省略する。また本フローチャートは、図9のフロ
ーチャートと類似の構成を有す。図12と図14とを併
せて説明する。
判定回路81の具体的な構成を示すブロック図である。
図14は、誤入力判定回路81における誤入力判定動作
を説明するためのフローチャートである。誤入力判定回
路81は、第1実施形態の誤入力判定回路44と類似の
構成を有し、同一の構成には同一の符号を付し、詳細な
説明は省略する。また本フローチャートは、図9のフロ
ーチャートと類似の構成を有す。図12と図14とを併
せて説明する。
【0119】誤入力判定回路81は、レジスタ61、減
算器62,63、二乗器83,84、加算器85、メモ
リ86、および比較器87を含んで構成される。以後の
動作は、たとえば時刻t2において行われるものとす
る。このとき、サンプリング回路40は、時刻t2にお
ける入力点P2の座標(X2,Y2)の座標値をサンプ
リングして得る。また入力点P2の予測点R2は、時刻
t2よりも1周期Tだけ溯る時刻t1の入力判定動作時
において求められる。
算器62,63、二乗器83,84、加算器85、メモ
リ86、および比較器87を含んで構成される。以後の
動作は、たとえば時刻t2において行われるものとす
る。このとき、サンプリング回路40は、時刻t2にお
ける入力点P2の座標(X2,Y2)の座標値をサンプ
リングして得る。また入力点P2の予測点R2は、時刻
t2よりも1周期Tだけ溯る時刻t1の入力判定動作時
において求められる。
【0120】時刻t2に至りタイマ48の起動出力が出
力されると、誤入力判定回路81が起動される。回路8
1が起動されると、ステップe1からステップe2に進
む。ステップe2では、レジスタ61にストアされるペ
ンダウンスターテス信号Sd0を出力して、乗算器46
a,46bおよびレジスタ47cに与える。該信号Sd
0は、第2の判定処理および処理回路27での処理に用
いられる。またこの信号Sd0は、回路81内の乗算器
69にも与えられる。該信号Sd0を出力すると、ステ
ップe3に進む。ステップe3では、座標予測回路43
のレジスタ52から出力される時刻t1のペンダウンス
ターテス信号Sd1をレジスタ61にストアする。該信
号Sd1をストアすると、ステップe4に進む。この動
作によって、回路81に与えられたペンダウンスターテ
ス信号Sdは、1周期分の時間Tだけ遅延されて回路8
1から出力される。
力されると、誤入力判定回路81が起動される。回路8
1が起動されると、ステップe1からステップe2に進
む。ステップe2では、レジスタ61にストアされるペ
ンダウンスターテス信号Sd0を出力して、乗算器46
a,46bおよびレジスタ47cに与える。該信号Sd
0は、第2の判定処理および処理回路27での処理に用
いられる。またこの信号Sd0は、回路81内の乗算器
69にも与えられる。該信号Sd0を出力すると、ステ
ップe3に進む。ステップe3では、座標予測回路43
のレジスタ52から出力される時刻t1のペンダウンス
ターテス信号Sd1をレジスタ61にストアする。該信
号Sd1をストアすると、ステップe4に進む。この動
作によって、回路81に与えられたペンダウンスターテ
ス信号Sdは、1周期分の時間Tだけ遅延されて回路8
1から出力される。
【0121】ステップe4では、座標予測回路43の加
算器57から予測X座標Xpを減算器63に入力させ
て、ステップe5に進む。ステップe5では、回路43
の加算器58から予測Y座標Ypを減算器63に入力さ
せて、ステップe6に進む。ステップe6では、サンプ
リング回路40のアナログ/デジタル変換回路41から
未来の入力点P2のX座標X2の値を減算器62に入力
してステップe7に進む。ステップe7では、回路40
のアナログ/デジタル変換回路42から、未来の入力点
P2のX座標X2の値を減算器63に入力してステップ
e8に進む。
算器57から予測X座標Xpを減算器63に入力させ
て、ステップe5に進む。ステップe5では、回路43
の加算器58から予測Y座標Ypを減算器63に入力さ
せて、ステップe6に進む。ステップe6では、サンプ
リング回路40のアナログ/デジタル変換回路41から
未来の入力点P2のX座標X2の値を減算器62に入力
してステップe7に進む。ステップe7では、回路40
のアナログ/デジタル変換回路42から、未来の入力点
P2のX座標X2の値を減算器63に入力してステップ
e8に進む。
【0122】ステップe8では、減算器62において、
未来の入力点P2のX座標X2の値から予測X座標Xp
の値を減算してX座標の誤差Xeを得る。
未来の入力点P2のX座標X2の値から予測X座標Xp
の値を減算してX座標の誤差Xeを得る。
【0123】 Xe=X2−Xp …(11) 求められた誤差Xeは、二乗器83に与えられる。X座
標の誤差Xeが得られると、ステップe9に進む。ステ
ップe9では、減算器63において、未来の入力点P2
のY座標Y2からの値から予測Y座標Ypの値を減算し
てY座標の誤差Yeを得る。
標の誤差Xeが得られると、ステップe9に進む。ステ
ップe9では、減算器63において、未来の入力点P2
のY座標Y2からの値から予測Y座標Ypの値を減算し
てY座標の誤差Yeを得る。
【0124】 Ye=Y2−Yp …(12) Y座標の誤差Yeは、二乗器84に与えられる。Y座標
の誤差Yeが得られると、ステップe10に進む。
の誤差Yeが得られると、ステップe10に進む。
【0125】ステップe10では、二乗器83におい
て、X座標の誤差Xeの二乗値Xe2を求め、加算器8
5に入力してステップe11に進む。ステップでe11
では、二乗器84によってY座標の誤差Y2の二乗値Y
e2を求め、加算器85に入力してステップe12に進
む。ステップe12では、X座標およびY座標の二乗値
Xe2,Ye2を加算して、二乗誤差Le2を得る。二乗
誤差Le2は、予想点R2から未来の入力点P2までの
距離Leの二乗値である。
て、X座標の誤差Xeの二乗値Xe2を求め、加算器8
5に入力してステップe11に進む。ステップでe11
では、二乗器84によってY座標の誤差Y2の二乗値Y
e2を求め、加算器85に入力してステップe12に進
む。ステップe12では、X座標およびY座標の二乗値
Xe2,Ye2を加算して、二乗誤差Le2を得る。二乗
誤差Le2は、予想点R2から未来の入力点P2までの
距離Leの二乗値である。
【0126】 Le2=Xe2+Ye2 …(13) 二乗誤差Le2は比較器87に与えられる。二乗誤差L
e2が得られると、ステップe13に進む。ステップe
13では、メモリ86から二乗誤差許容値Lt2を読出
し、比較器87に入力してステップe14に進む。ステ
ップe14では、比較器87において、二乗誤差Le2
と二乗誤差許容値Lt2とを比較してステップe15に
進む。二乗誤差許容値Lt2は前述した予想領域E2の
半径である予め定める長さLtの二乗値である。予め定
める長さLtと予想点R2から未来の入力点P2までの
距離Leの大小関係は、それぞれの二乗値の大小関係と
等しい。
e2が得られると、ステップe13に進む。ステップe
13では、メモリ86から二乗誤差許容値Lt2を読出
し、比較器87に入力してステップe14に進む。ステ
ップe14では、比較器87において、二乗誤差Le2
と二乗誤差許容値Lt2とを比較してステップe15に
進む。二乗誤差許容値Lt2は前述した予想領域E2の
半径である予め定める長さLtの二乗値である。予め定
める長さLtと予想点R2から未来の入力点P2までの
距離Leの大小関係は、それぞれの二乗値の大小関係と
等しい。
【0127】ステップe15では、二乗誤差Le2が二
乗誤差許容値Lt2未満であるか否かが判断される。そ
うであるとき、未来の入力点P2は、図13に示すよう
に、予想領域E2に含まれる。ゆえに、二乗誤差Le2
が二乗誤差許容値Lt2未満であると判断されるとステ
ップe16に進む。ステップe16では、比較器87
は、乗算器69に誤差出力「1」を出力して、ステップ
e18に進む。
乗誤差許容値Lt2未満であるか否かが判断される。そ
うであるとき、未来の入力点P2は、図13に示すよう
に、予想領域E2に含まれる。ゆえに、二乗誤差Le2
が二乗誤差許容値Lt2未満であると判断されるとステ
ップe16に進む。ステップe16では、比較器87
は、乗算器69に誤差出力「1」を出力して、ステップ
e18に進む。
【0128】 1:Lt2>Le2 …(14) また、二乗誤差Le2の値が誤差許容値Lt2の値以上で
あるときには、図15に示すように、未来の入力点P2
が予想領域E2の範囲外にあると判断される。このとき
ステップe15からステップe17に進み、乗算器69
に誤差出力「0」を出力して、ステップe18に進む。
あるときには、図15に示すように、未来の入力点P2
が予想領域E2の範囲外にあると判断される。このとき
ステップe15からステップe17に進み、乗算器69
に誤差出力「0」を出力して、ステップe18に進む。
【0129】 0:Lt2≦Le2 …(15) ステップe18では、乗算器69において誤差出力と時
刻t0のペンダウンスターテス信号Sd0とが乗算さ
れ、乗算結果が時刻t2のエラーステータス信号Se2
として出力される。誤差出力の値および信号Sd0の両
方が「1」であるときだけ、信号Se2は「1」とな
る。該乗算結果および該信号Sd0のいずれか一方の値
が「0」であるとき、信号Se2の値は「0」となる。
エラーステータス信号Se2が出力されると、ステップ
d19に進み、当該フローチャートの処理動作を終了す
る。
刻t0のペンダウンスターテス信号Sd0とが乗算さ
れ、乗算結果が時刻t2のエラーステータス信号Se2
として出力される。誤差出力の値および信号Sd0の両
方が「1」であるときだけ、信号Se2は「1」とな
る。該乗算結果および該信号Sd0のいずれか一方の値
が「0」であるとき、信号Se2の値は「0」となる。
エラーステータス信号Se2が出力されると、ステップ
d19に進み、当該フローチャートの処理動作を終了す
る。
【0130】エラーステータス信号Se2は、前述した
タブレット制御回路25の乗算器45a,45bおよび
バッファ47のレジスタ47dにそれぞれ与えられ、前
述した第1の確定処理および処理回路27での処理に用
いられる。さらにエラーステータス信号Se2は、回路
43,44のレジスタ52,61に与えられ、入力点P
2が誤入力であるとき、レジスタ52,61をリセット
させる。
タブレット制御回路25の乗算器45a,45bおよび
バッファ47のレジスタ47dにそれぞれ与えられ、前
述した第1の確定処理および処理回路27での処理に用
いられる。さらにエラーステータス信号Se2は、回路
43,44のレジスタ52,61に与えられ、入力点P
2が誤入力であるとき、レジスタ52,61をリセット
させる。
【0131】上述したように予測範囲E2は円形領域で
あるので、誤差と誤差許容値との比較動作が1回だけで
よい。ゆえに、誤入力判定回路81における誤入力判定
を容易に行うことができる。
あるので、誤差と誤差許容値との比較動作が1回だけで
よい。ゆえに、誤入力判定回路81における誤入力判定
を容易に行うことができる。
【0132】本発明の第3実施形態である座標入力装置
を以下に説明する。本実施形態の座標入力装置は、第1
実施形態の座標入力装置21と類似の構成を有し、同一
の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略す
る。本実施形態の座標入力装置では、予測領域E3を、
予測点R2を内部に含む扇形領域とする。
を以下に説明する。本実施形態の座標入力装置は、第1
実施形態の座標入力装置21と類似の構成を有し、同一
の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略す
る。本実施形態の座標入力装置では、予測領域E3を、
予測点R2を内部に含む扇形領域とする。
【0133】座標入力装置のタブレット制御装置は、予
め定める周期T毎にタブレット24から最新の入力点P
1の座標を得る。座標予測回路43は、過去および最新
の入力点P0,P1の座標に基づいて、未来の入力点P
2の予測点R2を求める。誤入力判定回路は、前回(時
刻t0)のサンプリング動作時に求めた予測点R1に基
づいて、後述する誤入力判定動作を行う。出力点Q1の
座標は、最新の入力点P1の座標に対して、乗算器45
a,45bにおける回路からのエラーステータス信号S
e1に基づいた第1の確定処理、および乗算器46a,
46bにおける前々回(時刻t(−1))の動作時のペ
ンダウンステータス信号Sd(−1)に基づいた第2の
確定処理がそれぞれ施されて決定される。処理回路27
は、この出力点Q1の座標および該信号Sd(−1),
Se1に基づいて、座標が有効座標であるときだけ、表
示装置28に出力点を表示させる。座標予測処理、第1
および第2の確定処理、ならびに処理回路での処理は、
第1実施形態の座標入力装置21の各処理と等しい。
め定める周期T毎にタブレット24から最新の入力点P
1の座標を得る。座標予測回路43は、過去および最新
の入力点P0,P1の座標に基づいて、未来の入力点P
2の予測点R2を求める。誤入力判定回路は、前回(時
刻t0)のサンプリング動作時に求めた予測点R1に基
づいて、後述する誤入力判定動作を行う。出力点Q1の
座標は、最新の入力点P1の座標に対して、乗算器45
a,45bにおける回路からのエラーステータス信号S
e1に基づいた第1の確定処理、および乗算器46a,
46bにおける前々回(時刻t(−1))の動作時のペ
ンダウンステータス信号Sd(−1)に基づいた第2の
確定処理がそれぞれ施されて決定される。処理回路27
は、この出力点Q1の座標および該信号Sd(−1),
Se1に基づいて、座標が有効座標であるときだけ、表
示装置28に出力点を表示させる。座標予測処理、第1
および第2の確定処理、ならびに処理回路での処理は、
第1実施形態の座標入力装置21の各処理と等しい。
【0134】図16は、上述した座標入力装置の誤入力
判定回路における座標の予測座標領域E3を示す図であ
る。予測座標領域E3は、予測点R2を内部に含み、半
径の長さが許容誤差値Ztであって中心角の大きさが予
測誤差角Zωである扇形領域である。予測座標領域E3
の扇形の円弧を含み半径の長さが許容誤差値Ztである
仮想円の中心Zcは、最新の入力点P1と予測点R2と
を両端とする線分Zr上であって、予測点R2から予め
定める距離だけ離れた位置にある。該距離は、仮想円の
半径の長さである誤差許容値Ztよりも短い距離であ
り、たとえば線分Zrの長さと等しい。線分Zrを含む
直線は、たとえば予測座標領域E3の扇形の中心角であ
る誤差許容角Zωの2等分線である。ゆえに、予測点R
2は、誤差許容角Zωを通る直線上であって、前記予め
定める距離だけ仮想円の中心Zcから離れた予測座標領
域E3内の点と一致する。
判定回路における座標の予測座標領域E3を示す図であ
る。予測座標領域E3は、予測点R2を内部に含み、半
径の長さが許容誤差値Ztであって中心角の大きさが予
測誤差角Zωである扇形領域である。予測座標領域E3
の扇形の円弧を含み半径の長さが許容誤差値Ztである
仮想円の中心Zcは、最新の入力点P1と予測点R2と
を両端とする線分Zr上であって、予測点R2から予め
定める距離だけ離れた位置にある。該距離は、仮想円の
半径の長さである誤差許容値Ztよりも短い距離であ
り、たとえば線分Zrの長さと等しい。線分Zrを含む
直線は、たとえば予測座標領域E3の扇形の中心角であ
る誤差許容角Zωの2等分線である。ゆえに、予測点R
2は、誤差許容角Zωを通る直線上であって、前記予め
定める距離だけ仮想円の中心Zcから離れた予測座標領
域E3内の点と一致する。
【0135】誤入力判定回路は、この扇形の予測座標領
域E3を、最新の入力点P1および予測点R2とに基づ
いて設定する。該回路は、たとえば仮想円の中心Zcと
入力点P2とを両端とする線分Zpの長さおよび角度を
基準として、入力点P2が予測座標領域E3に含まれる
か否かを判断する。線分Zpの長さの値が許容誤差値Z
t未満であり、かつ線分Zpと線分Zrとの成す角度が
誤差許容角の半分の角度未満であるときだけ、入力点P
2は予測座標領域E3内に含まれると見なされる。
域E3を、最新の入力点P1および予測点R2とに基づ
いて設定する。該回路は、たとえば仮想円の中心Zcと
入力点P2とを両端とする線分Zpの長さおよび角度を
基準として、入力点P2が予測座標領域E3に含まれる
か否かを判断する。線分Zpの長さの値が許容誤差値Z
t未満であり、かつ線分Zpと線分Zrとの成す角度が
誤差許容角の半分の角度未満であるときだけ、入力点P
2は予測座標領域E3内に含まれると見なされる。
【0136】誤入力判定回路は、未来の入力点P2(X
2,Y2)が入力領域E3内に含まれるとき、入力点P
2の座標値が有効であると判定して、値が「1」である
エラーステータス信号Seを出力する。図16の入力点
P2は、座標が有効座標である状態を示す。また、入力
領域E3内に未来の入力点P2が含まれないとき、該回
路は入力点P2の座標値が無効であると判定して、値が
「0」であるエラーステータス信号Seを出力する。乗
算器45a,45bにおける第1の確定処理では、この
エラーステータス信号Seに基づいて、入力点P2の座
標値X2,Y2が確定/却下される。
2,Y2)が入力領域E3内に含まれるとき、入力点P
2の座標値が有効であると判定して、値が「1」である
エラーステータス信号Seを出力する。図16の入力点
P2は、座標が有効座標である状態を示す。また、入力
領域E3内に未来の入力点P2が含まれないとき、該回
路は入力点P2の座標値が無効であると判定して、値が
「0」であるエラーステータス信号Seを出力する。乗
算器45a,45bにおける第1の確定処理では、この
エラーステータス信号Seに基づいて、入力点P2の座
標値X2,Y2が確定/却下される。
【0137】たとえばタブレット24から連続して複数
の入力点が入力されるとき、使用者はタブレット24の
指示領域31上に曲線を描いている。ゆえに、時刻t2
において入力され得る点は、入力点P1近傍では入力点
P0,P1を両端とする線分の延長線近傍にあると考え
られる。また、曲線を描く速度が増加して入力点P1か
ら該延長線と平行な方向に沿って離れるとき、入力点の
有り得る範囲は該延長線と直交する方向に広がると考え
られる。該線分の延長線は、最新の入力点P1と予測点
R2とを両端とする線分Zrを含む。
の入力点が入力されるとき、使用者はタブレット24の
指示領域31上に曲線を描いている。ゆえに、時刻t2
において入力され得る点は、入力点P1近傍では入力点
P0,P1を両端とする線分の延長線近傍にあると考え
られる。また、曲線を描く速度が増加して入力点P1か
ら該延長線と平行な方向に沿って離れるとき、入力点の
有り得る範囲は該延長線と直交する方向に広がると考え
られる。該線分の延長線は、最新の入力点P1と予測点
R2とを両端とする線分Zrを含む。
【0138】扇形の予測座標領域E3は、最新の入力点
から指示領域31内に曲線が描かれる方向に進むほど、
予測座標領域が広くなる。ゆえに、最新の入力点P1か
ら遠ざかるほど、予測点R2から線分Zrと直交する方
向に有効座標となり得る点が増加する。したがって、使
用者が曲線を描いて座標点を入力するときの入力され得
る点を多く含めることができる。これによって、特に曲
線を描いて連続して入力される入力点を、誤りなく有効
座標であると見なすことができる。
から指示領域31内に曲線が描かれる方向に進むほど、
予測座標領域が広くなる。ゆえに、最新の入力点P1か
ら遠ざかるほど、予測点R2から線分Zrと直交する方
向に有効座標となり得る点が増加する。したがって、使
用者が曲線を描いて座標点を入力するときの入力され得
る点を多く含めることができる。これによって、特に曲
線を描いて連続して入力される入力点を、誤りなく有効
座標であると見なすことができる。
【0139】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、座標入力
装置は入力点の座標が誤入力であるか否かを、既に確定
された複数の出力点に基づいて判定する。この装置で
は、既に確定された複数の出力点の座標に基づいて、2
次元座標入力手段から得られる座標が存在するべき予測
座標領域を求める。2次元座標入力手段から入力される
入力点の座標が、この予測座標領域内に含まれるときだ
け、入力点の座標が有効であると見なす。これによっ
て、たとえば2次元座標入力手段であるタブレットを用
い曲線を入力するとき、この曲線を仮想的に延長した先
に設けられる予測座標領域内にある入力点だけが以後の
処理に用いられる。これによって、たとえば入力点を入
力する指示部材以外のものが接触した位置の座標を除く
ことができる。またこの誤入力判定は、タブレットの構
成によらず、どのような装置でも用いることができる。
装置は入力点の座標が誤入力であるか否かを、既に確定
された複数の出力点に基づいて判定する。この装置で
は、既に確定された複数の出力点の座標に基づいて、2
次元座標入力手段から得られる座標が存在するべき予測
座標領域を求める。2次元座標入力手段から入力される
入力点の座標が、この予測座標領域内に含まれるときだ
け、入力点の座標が有効であると見なす。これによっ
て、たとえば2次元座標入力手段であるタブレットを用
い曲線を入力するとき、この曲線を仮想的に延長した先
に設けられる予測座標領域内にある入力点だけが以後の
処理に用いられる。これによって、たとえば入力点を入
力する指示部材以外のものが接触した位置の座標を除く
ことができる。またこの誤入力判定は、タブレットの構
成によらず、どのような装置でも用いることができる。
【0140】また本発明によれば、前記座標予測手段
は、確定された連続した2つの出力点を両端とする線分
の延長線上に、有効か否かを判定するべき未来の入力点
の予測点を設定する。未来の入力点が含まれるべき予想
座標領域は、予測点を含む。入力点は、たとえば極めて
短時間の間にサンプリングされる。ゆえに、連続する3
点の入力点を順次的に通り、入力点を両端とする有限長
さの曲線は、全ての点が有効であれば、その3点を通過
する線分に近似することができる。ゆえに、未来の入力
点が、有効である最新の出力点および過去の出力点を両
端とする線分の延長線の近傍にあると仮定することがで
きる。ゆえに、複雑な演算を行わなくとも、容易に予測
座標領域の位置を定めることができる。
は、確定された連続した2つの出力点を両端とする線分
の延長線上に、有効か否かを判定するべき未来の入力点
の予測点を設定する。未来の入力点が含まれるべき予想
座標領域は、予測点を含む。入力点は、たとえば極めて
短時間の間にサンプリングされる。ゆえに、連続する3
点の入力点を順次的に通り、入力点を両端とする有限長
さの曲線は、全ての点が有効であれば、その3点を通過
する線分に近似することができる。ゆえに、未来の入力
点が、有効である最新の出力点および過去の出力点を両
端とする線分の延長線の近傍にあると仮定することがで
きる。ゆえに、複雑な演算を行わなくとも、容易に予測
座標領域の位置を定めることができる。
【0141】さらにまた本発明によれば、前記予測座標
領域は、前記予測座標を中心とし、各片が座標軸と平行
なする四辺形の領域である。たとえば入力点の座標が交
差座標系で表されるとき、各座標軸方向の座標の値が、
予測座標領域の各座標軸方向の範囲に含まれるか否かを
判定するだけで、入力点が予測座標領域内に含まれるか
否かを判定することができる。したがって、このような
形状の予測座標領域を用いると、誤入力判定の演算動作
を簡略化することができる。ゆえに、たとえば現行の電
子機器に用いられる処理回路に、この誤入力判定動作を
行わせても、回路の負担が小さい。したがって、実施が
容易である。
領域は、前記予測座標を中心とし、各片が座標軸と平行
なする四辺形の領域である。たとえば入力点の座標が交
差座標系で表されるとき、各座標軸方向の座標の値が、
予測座標領域の各座標軸方向の範囲に含まれるか否かを
判定するだけで、入力点が予測座標領域内に含まれるか
否かを判定することができる。したがって、このような
形状の予測座標領域を用いると、誤入力判定の演算動作
を簡略化することができる。ゆえに、たとえば現行の電
子機器に用いられる処理回路に、この誤入力判定動作を
行わせても、回路の負担が小さい。したがって、実施が
容易である。
【0142】また本発明によれば、前記予測座標領域
は、前記予測座標を中心として、半径が予め定める長さ
である円形領域である。ゆえに、誤入力判定手段は、予
想点と実際の入力点との距離の値と円形領域の半径の値
とを比較するだけで、入力点が細く座標領域に含まれる
か否かを判定することができる。したがって、誤入力判
定の演算動作を簡略化することができる。ゆえに、たと
えば現行の電子機器に用いられる処理回路に、この誤入
力判定動作を行わせても、回路の負担が小さい。したが
って、実施が容易である。
は、前記予測座標を中心として、半径が予め定める長さ
である円形領域である。ゆえに、誤入力判定手段は、予
想点と実際の入力点との距離の値と円形領域の半径の値
とを比較するだけで、入力点が細く座標領域に含まれる
か否かを判定することができる。したがって、誤入力判
定の演算動作を簡略化することができる。ゆえに、たと
えば現行の電子機器に用いられる処理回路に、この誤入
力判定動作を行わせても、回路の負担が小さい。したが
って、実施が容易である。
【0143】さらにまた本発明によれば、前記予測座標
領域は、前記予測座標を含む扇形の領域である。タブレ
ットを用いて曲線を描くとき、入力され得る座標点は該
曲線の接線を通る中心として扇形に分布すると考えられ
る。ゆえに、扇形の領域を予測座標領域とすると、誤入
力判定の誤りを防止することができる。
領域は、前記予測座標を含む扇形の領域である。タブレ
ットを用いて曲線を描くとき、入力され得る座標点は該
曲線の接線を通る中心として扇形に分布すると考えられ
る。ゆえに、扇形の領域を予測座標領域とすると、誤入
力判定の誤りを防止することができる。
【0144】また本発明によれば、前記誤入力判定手段
は、入力点とその点に対応する予測点の距離を誤差とし
て求め、この誤差が予め定める許容誤差未満であると
き、最新の入力点が有効であると判定する、これによっ
て、判定のための演算動作を簡略化することができる。
したがって、判定動作の負担を減少させることができる
ので、たとえば現行の電子機器の備えられる処理回路
に、この判定動作を行わせても負担が少ない。ゆえに実
施が容易である。
は、入力点とその点に対応する予測点の距離を誤差とし
て求め、この誤差が予め定める許容誤差未満であると
き、最新の入力点が有効であると判定する、これによっ
て、判定のための演算動作を簡略化することができる。
したがって、判定動作の負担を減少させることができる
ので、たとえば現行の電子機器の備えられる処理回路
に、この判定動作を行わせても負担が少ない。ゆえに実
施が容易である。
【0145】さらにまた本発明によれば、座標が有効で
あると判定されたとき、入力点の座標は予測座標領域を
得るために必要な座標が得られるだけの時間だけ溯った
サンプリング動作を示すスターテス信号が出力されたと
きだけ確定される。予測座標領域は、判定対象の座標よ
りも過去の複数の座標に基づいて決定されるので、少な
くとも、必要な複数の座標が得られるまでは、座標予測
動作を行うことができない。スターテス信号に基づいて
入力点の座標の確定の有無を判断すると、予測座標領域
が確実に得られるときだけ、入力点の座標を出力点の座
標と確定することができる。
あると判定されたとき、入力点の座標は予測座標領域を
得るために必要な座標が得られるだけの時間だけ溯った
サンプリング動作を示すスターテス信号が出力されたと
きだけ確定される。予測座標領域は、判定対象の座標よ
りも過去の複数の座標に基づいて決定されるので、少な
くとも、必要な複数の座標が得られるまでは、座標予測
動作を行うことができない。スターテス信号に基づいて
入力点の座標の確定の有無を判断すると、予測座標領域
が確実に得られるときだけ、入力点の座標を出力点の座
標と確定することができる。
【0146】また本発明によれば、遅延回路は複数のレ
ジスタで構成され、入力点が誤入力であると判定される
とそのストア内容をリセットする。また、誤入力判定手
段は、遅延回路を経て得られる過去のスターテス信号が
得られるときだけ、判定動作を行う。これによって、誤
入力と判定された入力点以後に連続してさらに入力点が
入力されるとき、確実に予測座標領域が得られるときま
で判定動作を停止させることができる。
ジスタで構成され、入力点が誤入力であると判定される
とそのストア内容をリセットする。また、誤入力判定手
段は、遅延回路を経て得られる過去のスターテス信号が
得られるときだけ、判定動作を行う。これによって、誤
入力と判定された入力点以後に連続してさらに入力点が
入力されるとき、確実に予測座標領域が得られるときま
で判定動作を停止させることができる。
【図1】本発明の第1実施形態である座標入力装置21
を備えた電子機器22の構成を示すブロック図である。
を備えた電子機器22の構成を示すブロック図である。
【図2】タブレット制御回路25において行われる入力
判定動作を説明するためのフローチャートである。
判定動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1の座標入力装置21の具体的な構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】図3のタブレット制御回路25における処理動
作を説明するためのフローチャートである。
作を説明するためのフローチャートである。
【図5】タブレット制御装置25の座標予測回路43の
具体的な構成を示すブロック図である。
具体的な構成を示すブロック図である。
【図6】未来の入力点P2が有効であるときにおける最
新の入力点P1、過去の入力点P0、未来の入力点P
2、および入力点P2の予測点R2の位置関係、ならび
に予測座標領域E1を示す図である。
新の入力点P1、過去の入力点P0、未来の入力点P
2、および入力点P2の予測点R2の位置関係、ならび
に予測座標領域E1を示す図である。
【図7】図5の座標予測回路43の座標予測動作を説明
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
【図8】タブレット制御装置の誤入力判定回路44の具
体的構成を示すブロック図である。
体的構成を示すブロック図である。
【図9】図8の誤入力判定回路44の誤入力判定動作を
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
【図10】未来の入力点P2が無効であるときにおける
最新の入力点P1、過去の入力点P0、未来の入力点P
2、および入力点P2の予測点R2の位置関係、ならび
に予測座標領域E1を示す図である。
最新の入力点P1、過去の入力点P0、未来の入力点P
2、および入力点P2の予測点R2の位置関係、ならび
に予測座標領域E1を示す図である。
【図11】曲率の大きい曲線を描くとき、連続して入力
される入力点p10.P11,P12,P13と、入力
点P12,P13の予測点R12,R13を示す図であ
る。
される入力点p10.P11,P12,P13と、入力
点P12,P13の予測点R12,R13を示す図であ
る。
【図12】本発明の第2実施形態である座標入力装置の
誤入力判定回路81の具体的な構成を示すブロック図で
ある。
誤入力判定回路81の具体的な構成を示すブロック図で
ある。
【図13】第2実施形態の座標入力装置において、未来
の入力点P2が有効であるときにおける最新の入力点P
1、過去の入力点P0、未来の入力点P2、および入力
点P2の予測点R2の位置関係、ならびに予測座標領域
E2を示す図である。
の入力点P2が有効であるときにおける最新の入力点P
1、過去の入力点P0、未来の入力点P2、および入力
点P2の予測点R2の位置関係、ならびに予測座標領域
E2を示す図である。
【図14】誤入力判定回路81における誤入力判定動作
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
【図15】第2実施形態の座標入力装置において、未来
の入力点P2が無効であるときにおける最新の入力点P
1、過去の入力点P0、未来の入力点P2、および入力
点P2の予測点R2の位置関係、ならびに予測座標領域
E2を示す図である。
の入力点P2が無効であるときにおける最新の入力点P
1、過去の入力点P0、未来の入力点P2、および入力
点P2の予測点R2の位置関係、ならびに予測座標領域
E2を示す図である。
【図16】本発明の第3実施形態である座標入力装置に
おいて、未来の入力点P2が有効であるときにおける最
新の入力点P1、過去の入力点P0、未来の入力点P
2、および入力点P2の予測点R2の位置関係、ならび
に予測座標領域E3を示す図である。
おいて、未来の入力点P2が有効であるときにおける最
新の入力点P1、過去の入力点P0、未来の入力点P
2、および入力点P2の予測点R2の位置関係、ならび
に予測座標領域E3を示す図である。
【図17】第3実施形態の座標入力装置において、未来
の入力点P2が無効であるときにおける最新の入力点P
1、過去の入力点P0、未来の入力点P2、および入力
点P2の予測点R2の位置関係、ならびに予測座標領域
E3を示す図である。
の入力点P2が無効であるときにおける最新の入力点P
1、過去の入力点P0、未来の入力点P2、および入力
点P2の予測点R2の位置関係、ならびに予測座標領域
E3を示す図である。
【図18】従来技術の座標入力装置を備えた電子機器の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
21 座標入力装置 22 電子機器 24 タブレット 25 タブレット制御回路 31 指示領域 43 座標予測回路 44 誤入力判定回路 45a、45b,46a,46b;68,69 乗算器 47a,47b;53,54 バッファ 47c,47d;52;61 レジスタ 55,56;62,63 減算器 57,58 加算器 64,65;86 メモリ 66,67;87 比較器 83,84 二乗器 E1;E12,E13;E2;E3 予測座標領域 P0,P1,P2,P2a;P11,P12,P13
入力点 R2;R12,R13 予測点 Xe X座標の誤差 Xt X軸誤差許容値 Ye Y座標の誤差 Yt Y軸誤差許容値 Le2 二乗誤差 Lt2 二乗誤差許容値 Zt 誤差許容値 Zω 誤差許容角 Zc 予測座標領域E3の仮想円の中心
入力点 R2;R12,R13 予測点 Xe X座標の誤差 Xt X軸誤差許容値 Ye Y座標の誤差 Yt Y軸誤差許容値 Le2 二乗誤差 Lt2 二乗誤差許容値 Zt 誤差許容値 Zω 誤差許容角 Zc 予測座標領域E3の仮想円の中心
Claims (8)
- 【請求項1】 偏平な指示領域を有し、連続して指示さ
れる指示領域内の点に対応する2次元座標を、予め定め
る周期毎に出力する2次元座標入力手段と、 前記予め定める周期毎に、予め定める手順に従って、2
次元座標入力手段から出力されることが予測される座標
の範囲を示す予測座標領域を定める座標予測手段と、 2次元座標入力手段および座標予測手段の出力に応答
し、2次元座標入力手段から出力された点の座標がその
座標に対応して定められた予測座標領域に含まれている
ときだけ、座標が有効であると判定する誤入力判定手段
と、 2次元座標入力手段および誤入力判定手段の出力に応答
し、座標が有効であると判定されたときは座標をそのま
ま確定し、無効であると判定されたときは座標を却下す
る座標確定手段とを含み、 前記座標予測手段は、座標確定手段の出力に応答し、座
標確定手段で確定された座標を複数用いて前記予測座標
領域を定めることを特徴とする座標入力装置。 - 【請求項2】 前記座標予測手段は、 前記座標確定手段の出力に応答し、確定された最新の座
標から、前記最新の座標から溯った最新の過去において
確定された過去の座標までの座標の変位量および変位方
向を求める変位量演算手段と、 座標確定手段および変位量演算手段の出力に応答し、最
新の座標から求めた変位方向に求めた変位量だけ変位し
た予測座標を求める予測座標演算手段とを含み、 予測座標を含む予め定める大きさの領域を予測座標領域
とすることを特徴とする請求項1記載の座標入力装置。 - 【請求項3】 前記指示領域には交差する2本の座標軸
が設定され、座標は各座標軸上において対応する点の値
によって表され、 前記予測座標領域は、前記予測座標を中心とし、各辺が
座標軸と平行であり予め定める長さである領域であるこ
とを特徴とする請求項2記載の座標入力装置。 - 【請求項4】 前記予測座標領域は、前記予測座標を中
心として、半径が予め定める長さである円形領域である
ことを特徴とする請求項2記載の座標入力装置。 - 【請求項5】 前記予測座標領域は予め定める長さの半
径と予め定める大きさの中心角とを有する扇形領域であ
り、 前記確定された最新の座標と前記予測座標とを両端とす
る線分が、該扇形領域の円弧を含む仮想円の中心を通過
することを特徴とする請求項2記載の座標入力装置。 - 【請求項6】 前記誤入力判定手段は、 前記2次元座標出力手段および予測座標演算手段の出力
に応答し、出力された座標が示す点と、その座標に対応
する予測座標が示す点との距離である誤差を求める誤差
検出手段と、 誤差検出手段の出力に応答し、誤差が予測座標が示す点
から出力された座標に対応する点に向かう方向に沿った
方向の予測座標領域の端部と予測座標が示す点との間の
予め定める距離未満であるとき最新の座標が有効である
と判定し、誤差が予め定める距離以上であるとき最新の
座標が無効であると判定する判定手段とを含むことを特
徴とする請求項2記載の座標入力装置。 - 【請求項7】 前記2次元座標入力手段は、2次元座標
を出力するたびに、該座標を出力したことを示すスター
テス信号を出力し、 予測座標領域を定めるのに用いられる数の点の座標が2
次元座標入力手段から出力されるのに必要な予め定める
遅延時間だけ、スターテス信号を遅延させて、前記座標
確定手段に出力する遅延回路をさらに含み、 前記座標確定手段は、スターテス信号が与えられるとき
だけ、座標を確定することを特徴とする請求項1記載の
座標入力装置。 - 【請求項8】 前記誤入力判定手段は、前記遅延回路か
らの出力に応答し、スターテス信号が与えられるときだ
け座標が有効であるか否かを判定し、 前記遅延回路は、誤入力判定回路からの出力が与えら
れ、前記予め定める数と同数の記憶素子が、予め定める
周期毎にその出力が次段の記憶素子に転送され、かつ前
段の記憶素子の出力が与えられるように順次的に接続さ
れて構成され、 各記憶素子は、各スターテス信号を個別的にストアし、
誤入力判定手段で座標が無効であると判定されると、そ
の記憶内容を消去することを特徴とする請求項7記載の
座標入力装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16344596A JPH1011208A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 座標入力装置 |
| EP97110304A EP0816992B1 (en) | 1996-06-24 | 1997-06-24 | Coordinate input apparatus |
| DE69717729T DE69717729T2 (de) | 1996-06-24 | 1997-06-24 | Koordinateneingabegerät |
| US08/881,150 US5861874A (en) | 1996-06-24 | 1997-06-24 | Coordinate input apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16344596A JPH1011208A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 座標入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1011208A true JPH1011208A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15774027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16344596A Pending JPH1011208A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 座標入力装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5861874A (ja) |
| EP (1) | EP0816992B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1011208A (ja) |
| DE (1) | DE69717729T2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007079623A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理装置の表示処理方法、及びコンピュータプログラム |
| JP2011033550A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Texas Instr Japan Ltd | 静電容量検出装置 |
| JP2012168929A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-09-06 | Trendon Touch Technology Corp | マルチタッチパネルのためのタッチ経路追跡方法 |
| WO2014038618A1 (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-13 | 株式会社ニコン | 電子機器およびプログラム |
| JP2015064660A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 株式会社三菱東京Ufj銀行 | 情報処理装置およびプログラム |
| JP2016099874A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | シャープ株式会社 | 描画像消去方法 |
| JP2016119009A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | アルプス電気株式会社 | 入力装置とその制御方法及びプログラム |
| JP2019021338A (ja) * | 2018-10-04 | 2019-02-07 | 株式会社三菱Ufj銀行 | 情報処理装置 |
Families Citing this family (31)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3624070B2 (ja) * | 1997-03-07 | 2005-02-23 | キヤノン株式会社 | 座標入力装置及びその制御方法 |
| US6229529B1 (en) * | 1997-07-11 | 2001-05-08 | Ricoh Company, Ltd. | Write point detecting circuit to detect multiple write points |
| JPH11202998A (ja) * | 1998-01-08 | 1999-07-30 | Fujitsu Takamisawa Component Ltd | 情報処理装置 |
| US6246395B1 (en) * | 1998-12-17 | 2001-06-12 | Hewlett-Packard Company | Palm pressure rejection method and apparatus for touchscreens |
| JP4540770B2 (ja) * | 1999-04-23 | 2010-09-08 | 富士通コンポーネント株式会社 | 座標入力装置及び記憶媒体 |
| JP3905670B2 (ja) * | 1999-09-10 | 2007-04-18 | 株式会社リコー | 座標入力検出装置、情報記憶媒体及び座標入力検出方法 |
| JP2001117723A (ja) * | 1999-10-19 | 2001-04-27 | Nec Software Hokkaido Ltd | タッチパネル座標回転装置 |
| US7787696B2 (en) * | 2000-08-28 | 2010-08-31 | University Of North Carolina At Charlotte | Systems and methods for adaptive sampling and estimating a systematic relationship between a plurality of points |
| JP2002091898A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-29 | Canon Inc | 座標情報入力装置,座標情報入力方法、および、座標情報入力のためのプログラムを記憶した記憶媒体 |
| AUPR890201A0 (en) * | 2001-11-16 | 2001-12-06 | Silverbrook Research Pty. Ltd. | Methods and systems (npw005) |
| EP1351121A3 (en) * | 2002-03-26 | 2009-10-21 | Polymatech Co., Ltd. | Input Device |
| TWI234115B (en) * | 2002-04-03 | 2005-06-11 | Htc Corp | Method and device of setting threshold pressure for touch panel |
| KR100469358B1 (ko) * | 2002-12-23 | 2005-02-02 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 터치 패널의 구동 방법 |
| US7942743B2 (en) | 2004-01-20 | 2011-05-17 | Nintendo Co., Ltd. | Game apparatus and storage medium storing game program |
| JP4489525B2 (ja) * | 2004-07-23 | 2010-06-23 | 富士通コンポーネント株式会社 | 入力装置 |
| JP5318417B2 (ja) * | 2004-12-03 | 2013-10-16 | シリコン ハイブ ビー・ヴィー | プロセッサ |
| US7601067B2 (en) * | 2005-03-07 | 2009-10-13 | Spec International, Inc. | Dual hinge mounting arrangement |
| US8300062B2 (en) * | 2005-04-18 | 2012-10-30 | Steve Tsang | Method, system and computer program for using a suggestive modeling interface |
| JP4551830B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2010-09-29 | 任天堂株式会社 | ポインティングデバイスの入力調整プログラムおよび入力調整装置 |
| EP1964014A1 (en) * | 2005-12-21 | 2008-09-03 | Michael G. Tokman | Method of identifying clusters and connectivity between clusters |
| FR2925708B1 (fr) * | 2007-12-20 | 2009-12-18 | Dav | Procede de detection d'une variation angulaire d'une trajectoire de commande sur une surface tactile et module de commande correspondant |
| CN101644984B (zh) * | 2009-05-20 | 2012-09-26 | 无锡中星微电子有限公司 | 一种触摸屏检测方法及装置 |
| CN101644983B (zh) * | 2009-05-20 | 2012-09-26 | 无锡中星微电子有限公司 | 触摸屏检测方法及装置 |
| KR20110022347A (ko) * | 2009-08-27 | 2011-03-07 | 삼성전자주식회사 | 터치 스크린에서의 노이즈 제거 방법 및 터치 스크린을 구비한 디스플레이 장치에서의 터치 동작 디스플레이 방법 |
| GB2496803A (en) | 2010-09-24 | 2013-05-22 | Research In Motion Ltd | Transitional view on a portable electronic device |
| EP2434387B1 (en) | 2010-09-24 | 2020-01-08 | 2236008 Ontario Inc. | Portable electronic device and method therefor |
| WO2012040616A2 (en) * | 2010-09-24 | 2012-03-29 | Research In Motion Limited | Portable electronic device and method of controlling same |
| US9703469B2 (en) * | 2012-10-18 | 2017-07-11 | Dreamworks Animation Llc | Distinguishing between impulses and continuous drag operations on a touch-sensitive surface |
| US20140160054A1 (en) * | 2012-12-06 | 2014-06-12 | Qualcomm Incorporated | Anchor-drag touch symbol recognition |
| EP2757455A1 (en) * | 2013-01-18 | 2014-07-23 | BlackBerry Limited | Method and apparatus pertaining to predicted stylus movements |
| US9690478B2 (en) | 2014-03-04 | 2017-06-27 | Texas Instruments Incorporated | Method and system for processing gestures to cause computation of measurement of an angle or a segment using a touch system |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4277783A (en) * | 1979-07-02 | 1981-07-07 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Light pen tracking method and apparatus |
| JPS57168385A (en) * | 1981-04-09 | 1982-10-16 | Nec Corp | Encoder for manuscript signal |
| US4928256A (en) * | 1988-03-16 | 1990-05-22 | Ametek, Inc. | Digitizer for position sensing |
| JPH0457117A (ja) * | 1990-06-27 | 1992-02-24 | Toshiba Corp | タッチ操作式入力装置 |
| EP0513792B1 (en) * | 1991-05-15 | 2003-08-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display-integrated type tablet device |
| US5229551A (en) * | 1991-11-04 | 1993-07-20 | Summagraphics Corporation | Hysteresis compensation for a digitizer tablet |
| JPH05324163A (ja) * | 1992-05-22 | 1993-12-07 | Fujitsu Ltd | 座標検出装置及び座標検出方法 |
| JPH064203A (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-14 | Seiko Instr Inc | 座標読取装置 |
| JPH06342336A (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-13 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
| JP2974536B2 (ja) * | 1993-04-07 | 1999-11-10 | シャープ株式会社 | タブレット装置 |
| JPH0764704A (ja) * | 1993-08-31 | 1995-03-10 | Futaba Corp | 座標入力装置 |
| US5500937A (en) * | 1993-09-08 | 1996-03-19 | Apple Computer, Inc. | Method and apparatus for editing an inked object while simultaneously displaying its recognized object |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP16344596A patent/JPH1011208A/ja active Pending
-
1997
- 1997-06-24 EP EP97110304A patent/EP0816992B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-24 DE DE69717729T patent/DE69717729T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-24 US US08/881,150 patent/US5861874A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007079623A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理装置の表示処理方法、及びコンピュータプログラム |
| JP2011033550A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Texas Instr Japan Ltd | 静電容量検出装置 |
| JP2012168929A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-09-06 | Trendon Touch Technology Corp | マルチタッチパネルのためのタッチ経路追跡方法 |
| WO2014038618A1 (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-13 | 株式会社ニコン | 電子機器およびプログラム |
| JP2015064660A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 株式会社三菱東京Ufj銀行 | 情報処理装置およびプログラム |
| JP2016099874A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | シャープ株式会社 | 描画像消去方法 |
| JP2016119009A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | アルプス電気株式会社 | 入力装置とその制御方法及びプログラム |
| JP2019021338A (ja) * | 2018-10-04 | 2019-02-07 | 株式会社三菱Ufj銀行 | 情報処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5861874A (en) | 1999-01-19 |
| EP0816992A1 (en) | 1998-01-07 |
| DE69717729D1 (de) | 2003-01-23 |
| EP0816992B1 (en) | 2002-12-11 |
| DE69717729T2 (de) | 2003-07-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH1011208A (ja) | 座標入力装置 | |
| EP2638458B1 (en) | Touch device for determining real coordinates of multiple touch points and method thereof | |
| US10095365B2 (en) | Position detecting method for touchscreen panel, touchscreen panel, and electronic apparatus | |
| JP5491020B2 (ja) | タッチパネル | |
| US9547404B2 (en) | Touch panel | |
| US9684381B1 (en) | Finger gesture recognition for touch sensing surface | |
| JP2599019B2 (ja) | ペン入力装置 | |
| KR101084448B1 (ko) | 멀티 포인트 터치 감지 시스템 | |
| US20100283752A1 (en) | Capacitive touch panel and method for detecting touched input position on the same | |
| JP2001222378A (ja) | タッチパネル入力装置 | |
| KR20160144968A (ko) | 힘 검출을 갖는 투영식 용량형 터치 | |
| JPH07306752A (ja) | タッチパネル入力装置 | |
| CN106030463A (zh) | 确定触摸及力感测表面上的触摸位置及对其的力 | |
| JP2012128678A (ja) | タッチパネル | |
| CN107807747B (zh) | 触控系统及其触控侦测方法 | |
| KR20130060721A (ko) | 터치 패널, 터치 패널을 포함한 터치 감지 장치 및 터치 감지 방법 | |
| JPH11305931A (ja) | 座標検出装置 | |
| JP2001282449A (ja) | 座標入力装置 | |
| JPH0553715A (ja) | デジタイザ | |
| TWI470528B (zh) | 電阻式觸控面板 | |
| JP5619951B2 (ja) | タッチパネルの位置検出方法 | |
| JP2022136389A (ja) | タッチパネル装置およびこれを用いた表示装置 | |
| JPH07306753A (ja) | タッチパネル入力装置 | |
| JPH0417016A (ja) | 座標入力方法およびその装置 | |
| JP2015138429A (ja) | タッチ入力機能付き画像表示装置 |