JPH10112629A - 圧電共振子 - Google Patents
圧電共振子Info
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- JPH10112629A JPH10112629A JP26434696A JP26434696A JPH10112629A JP H10112629 A JPH10112629 A JP H10112629A JP 26434696 A JP26434696 A JP 26434696A JP 26434696 A JP26434696 A JP 26434696A JP H10112629 A JPH10112629 A JP H10112629A
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- JP
- Japan
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- frequency
- resonance frequency
- piezoelectric
- resonator
- piezoelectric ceramic
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】共振周波数近傍のリップルの発生を防止するこ
とができる圧電共振子を提供する。 【解決手段】正方形板状の基板1の片面に正方形状の部
分電極2を、他面に全面電極3を設けてなり、周波数4
50kHz付近に拡がり振動モードの共振周波数を有
し、かつ基板1の一辺の長さをL1 、厚みをt1 とした
とき、L1 2 /t1<40又は44<L1 2/t1 を満足
するものである。また、矩形板状の基板11の片面に部
分電極12を、他面に全面電極13を設けてなり、周波
数450kHz付近に長辺方向伸び振動モードの共振周
波数を有し、かつ基板11の長辺の長さをL2 、厚みを
t2 としたとき、L2 2/t2 <44又は47<L2 2/t
2 を満足するものである。
とができる圧電共振子を提供する。 【解決手段】正方形板状の基板1の片面に正方形状の部
分電極2を、他面に全面電極3を設けてなり、周波数4
50kHz付近に拡がり振動モードの共振周波数を有
し、かつ基板1の一辺の長さをL1 、厚みをt1 とした
とき、L1 2 /t1<40又は44<L1 2/t1 を満足
するものである。また、矩形板状の基板11の片面に部
分電極12を、他面に全面電極13を設けてなり、周波
数450kHz付近に長辺方向伸び振動モードの共振周
波数を有し、かつ基板11の長辺の長さをL2 、厚みを
t2 としたとき、L2 2/t2 <44又は47<L2 2/t
2 を満足するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拡がり振動モード
や長辺方向伸び振動モードを利用した圧電共振子に関す
るもので、例えば、カーステレオ,コードレス電話,ペ
ージャ等の移動体通信で用いられる圧電共振子に関する
ものである。
や長辺方向伸び振動モードを利用した圧電共振子に関す
るもので、例えば、カーステレオ,コードレス電話,ペ
ージャ等の移動体通信で用いられる圧電共振子に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】近年、映像信号や音声信号など通信情報量
の大容量化や、自動車電話、移動体通信など通信端末の
多様化に伴い、高選択、低損失、高信頼性のフィルタが
求められ、このようなフィルタに適した圧電磁器の開発
が望まれている。
の大容量化や、自動車電話、移動体通信など通信端末の
多様化に伴い、高選択、低損失、高信頼性のフィルタが
求められ、このようなフィルタに適した圧電磁器の開発
が望まれている。
【0003】従来、この種の圧電磁器として、Pb(Z
r,Ti)O3 系圧電磁器が用いられており、比誘電
率、電気機械的結合係数Kp、機械的品質係数Qm等の
特性を向上させるために従来より組成的に各種の改良が
行われている。
r,Ti)O3 系圧電磁器が用いられており、比誘電
率、電気機械的結合係数Kp、機械的品質係数Qm等の
特性を向上させるために従来より組成的に各種の改良が
行われている。
【0004】また、このような圧電素子は、最近では電
子部品のチップ化に伴い、基板への表面実装可能で、ま
た、移動体通信ではチャンネル不足を補う手段としてア
ナログ方式よりデジタル伝送方式として周波数の多重、
時分割を行い、群遅延時間特性のよいセラミックフィル
タが望まれており、その開発が進められている。
子部品のチップ化に伴い、基板への表面実装可能で、ま
た、移動体通信ではチャンネル不足を補う手段としてア
ナログ方式よりデジタル伝送方式として周波数の多重、
時分割を行い、群遅延時間特性のよいセラミックフィル
タが望まれており、その開発が進められている。
【0005】一般に、コードレス電話、ページャ等の移
動体通信に対応するためのセラミックフィルタ用として
の圧電共振子に要求される性能としては、群遅延時間が
平坦でかつ高い保証減衰量が要求される。高い保証減衰
量を確保するために、ラダー型フィルターの圧電第1共
振子においては静電容量が小さいことが要求されてお
り、従来、圧電共振子の静電容量をより小さくするため
に、圧電共振子の片面の電極を部分電極とすることが行
われていた( 特開平5−63501号参照)。
動体通信に対応するためのセラミックフィルタ用として
の圧電共振子に要求される性能としては、群遅延時間が
平坦でかつ高い保証減衰量が要求される。高い保証減衰
量を確保するために、ラダー型フィルターの圧電第1共
振子においては静電容量が小さいことが要求されてお
り、従来、圧電共振子の静電容量をより小さくするため
に、圧電共振子の片面の電極を部分電極とすることが行
われていた( 特開平5−63501号参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、片面を
部分電極として圧電共振子を形成すると、図1に示すよ
うに、共振周波数の近傍(±15kHz)にリップル
(異常共振点)が発生するという問題があった。このた
め、上記圧電共振子を用いてフィルタを形成した場合、
リップルの存在により群遅延特性の悪化をもたらすとい
う問題があった。
部分電極として圧電共振子を形成すると、図1に示すよ
うに、共振周波数の近傍(±15kHz)にリップル
(異常共振点)が発生するという問題があった。このた
め、上記圧電共振子を用いてフィルタを形成した場合、
リップルの存在により群遅延特性の悪化をもたらすとい
う問題があった。
【0007】本発明は、共振周波数の近傍におけるリッ
プルの発生を防止できる圧電共振子を提供することを目
的とする。
プルの発生を防止できる圧電共振子を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の圧電共振子は、
正方形板状の圧電セラミック基板の片面に正方形状の部
分電極を、他面に全面電極を設けてなり、周波数450
kHz付近に拡がり振動モードの共振周波数を有する圧
電共振子において、前記圧電セラミック基板の一辺の長
さをL1 、厚みをt1 としたとき、L1 2 /t1 <4
0、もしくは44<L1 2/t1 を満足するものである。
正方形板状の圧電セラミック基板の片面に正方形状の部
分電極を、他面に全面電極を設けてなり、周波数450
kHz付近に拡がり振動モードの共振周波数を有する圧
電共振子において、前記圧電セラミック基板の一辺の長
さをL1 、厚みをt1 としたとき、L1 2 /t1 <4
0、もしくは44<L1 2/t1 を満足するものである。
【0009】また、本発明の圧電共振子は、矩形板状の
圧電セラミック基板の片面に部分電極を、他面に全面電
極を設けてなり、周波数450kHz付近に長辺方向伸
び振動モードの共振周波数を有する圧電共振子におい
て、前記圧電セラミック基板の長辺の長さをL2 、厚み
をt2 としたとき、L2 2/t2 <44、もしくは47<
L2 2/t2 を満足するものである。
圧電セラミック基板の片面に部分電極を、他面に全面電
極を設けてなり、周波数450kHz付近に長辺方向伸
び振動モードの共振周波数を有する圧電共振子におい
て、前記圧電セラミック基板の長辺の長さをL2 、厚み
をt2 としたとき、L2 2/t2 <44、もしくは47<
L2 2/t2 を満足するものである。
【0010】
【作用】リップルは、共振周波数近傍において生じる不
要振動が原因である。この不要振動は、電極が共振子の
上下面で対称でない場合において、駆動用の電圧を印加
した際に共振子内部の電場が圧電磁器の分極ベクトルに
対して、非平行な部分が形成され、その非平行な電場が
高次の屈曲振動を励起していると考えられる。本発明の
圧電共振子では、部分電極を形成することにより静電容
量をより小さくすることができるとともに、圧電セラミ
ック基板の一辺の長さと厚みを一定式を満足するように
決定したため、共振周波数近傍よりリップルを充分遠ざ
けることができ、通過帯域におけるリップルの発生を防
止することが可能となる。
要振動が原因である。この不要振動は、電極が共振子の
上下面で対称でない場合において、駆動用の電圧を印加
した際に共振子内部の電場が圧電磁器の分極ベクトルに
対して、非平行な部分が形成され、その非平行な電場が
高次の屈曲振動を励起していると考えられる。本発明の
圧電共振子では、部分電極を形成することにより静電容
量をより小さくすることができるとともに、圧電セラミ
ック基板の一辺の長さと厚みを一定式を満足するように
決定したため、共振周波数近傍よりリップルを充分遠ざ
けることができ、通過帯域におけるリップルの発生を防
止することが可能となる。
【0011】即ち、周波数450kHz付近に拡がり振
動モードの共振周波数を有する圧電共振子においては、
圧電セラミック基板の一辺の長さをL1 、厚みをt1 と
したとき、L1 2 /t1 <40を満足せしめることによ
りリップルの発生周波数を共振周波数よりも高周波側に
移動させることができ、44<L1 2/t1 を満足せしめ
ることにより、リップルの発生周波数を共振周波数より
も低周波側に移動させることができる。
動モードの共振周波数を有する圧電共振子においては、
圧電セラミック基板の一辺の長さをL1 、厚みをt1 と
したとき、L1 2 /t1 <40を満足せしめることによ
りリップルの発生周波数を共振周波数よりも高周波側に
移動させることができ、44<L1 2/t1 を満足せしめ
ることにより、リップルの発生周波数を共振周波数より
も低周波側に移動させることができる。
【0012】また、周波数450kHz付近に長辺方向
伸び振動モードの共振周波数を有する圧電共振子におい
て、圧電セラミック基板の長辺の長さをL2 、厚みをt
2 としたとき、L2 2/t2 <44を満足せしめることに
よりリップルの発生周波数を共振周波数よりも高周波側
に移動させることができ、47<L2 2/t2 を満足せし
めることにより、リップルの発生周波数を共振周波数よ
りも低周波側に移動させることができる。
伸び振動モードの共振周波数を有する圧電共振子におい
て、圧電セラミック基板の長辺の長さをL2 、厚みをt
2 としたとき、L2 2/t2 <44を満足せしめることに
よりリップルの発生周波数を共振周波数よりも高周波側
に移動させることができ、47<L2 2/t2 を満足せし
めることにより、リップルの発生周波数を共振周波数よ
りも低周波側に移動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の拡がり振動モードを利用
した圧電共振子は、図2に示すように、平面形状が正方
形の圧電セラミック基板1の片面に、該圧電セラミック
基板1の平面形状と相似する正方形状の部分電極2、他
面に全面電極3が形成され、圧電セラミック基板1の一
辺の長さをL1 、厚さをt1 としたとき、L1 2/t1 <
40又は、44<L1 2/t1 を満足するものである。
した圧電共振子は、図2に示すように、平面形状が正方
形の圧電セラミック基板1の片面に、該圧電セラミック
基板1の平面形状と相似する正方形状の部分電極2、他
面に全面電極3が形成され、圧電セラミック基板1の一
辺の長さをL1 、厚さをt1 としたとき、L1 2/t1 <
40又は、44<L1 2/t1 を満足するものである。
【0014】このように、拡がり振動モードを利用した
圧電共振子において、L1 2/t1 <40又は、44<L
1 2/t1 を満足せしめたのは、L1 2 /t1 の値が40
〜44の範囲では、リップルが共振周波数のごく近傍
(±15kHz)で発生し、共振子の電気特性が劣化す
るからである。又、L1 2 /t1 の値が大きくなると静
電容量は増加する傾向にあり、静電容量を小さくすると
いう観点からL1 2 /t1 <40の範囲が望ましい。
圧電共振子において、L1 2/t1 <40又は、44<L
1 2/t1 を満足せしめたのは、L1 2 /t1 の値が40
〜44の範囲では、リップルが共振周波数のごく近傍
(±15kHz)で発生し、共振子の電気特性が劣化す
るからである。又、L1 2 /t1 の値が大きくなると静
電容量は増加する傾向にあり、静電容量を小さくすると
いう観点からL1 2 /t1 <40の範囲が望ましい。
【0015】また、本発明の長辺方向伸び振動モードを
利用した圧電共振子は、図3に示すように、平面形状が
矩形状の圧電セラミック基板11の片面に部分電極12
が、他面に全面電極13が形成され、圧電セラミック基
板11の長辺の長さをL2 、厚みをt2 としたとき、L
2 2/t2 <44、もしくは47<L2 2/t2 を満足する
ものである。
利用した圧電共振子は、図3に示すように、平面形状が
矩形状の圧電セラミック基板11の片面に部分電極12
が、他面に全面電極13が形成され、圧電セラミック基
板11の長辺の長さをL2 、厚みをt2 としたとき、L
2 2/t2 <44、もしくは47<L2 2/t2 を満足する
ものである。
【0016】このように長辺方向伸び振動モードを利用
した圧電共振子において、L2 2/t2 <44、もしくは
47<L2 2/t2 を満足せしめたのは、L2 2/t2 の値
が44〜47の範囲では、リップルが共振周波数のごく
近傍(±15kHz)で発生し、共振子の電気特性が劣
化するからである。又、L2 2/t2 の値が大きくなると
静電容量は増加する傾向にあり、静電容量を小さくする
という観点からL2 2/t2 <44の範囲が望ましい。
した圧電共振子において、L2 2/t2 <44、もしくは
47<L2 2/t2 を満足せしめたのは、L2 2/t2 の値
が44〜47の範囲では、リップルが共振周波数のごく
近傍(±15kHz)で発生し、共振子の電気特性が劣
化するからである。又、L2 2/t2 の値が大きくなると
静電容量は増加する傾向にあり、静電容量を小さくする
という観点からL2 2/t2 <44の範囲が望ましい。
【0017】本発明の圧電セラミック基板は、Pb(Z
r、Ti)O3 を主成分とするものが好ましい。例え
ば、Pb(Zr、Ti)O3 のPb、Zr、Tiの一部
をSr等のアルカリ土類金属,Nb等の周期律表第5a
族元素、Y等の希土類元素,Cr等の周期律表第6a族
元素、Co等の周期律表第8族元素等で置換したものが
用いられる。
r、Ti)O3 を主成分とするものが好ましい。例え
ば、Pb(Zr、Ti)O3 のPb、Zr、Tiの一部
をSr等のアルカリ土類金属,Nb等の周期律表第5a
族元素、Y等の希土類元素,Cr等の周期律表第6a族
元素、Co等の周期律表第8族元素等で置換したものが
用いられる。
【0018】
【実施例】 実施例1 先ず、圧電セラミック基板を、出発原料として、純度9
9.5%以上、平均粒径が1.0〜3.0μmの市販の
PbO、TiO2 、ZrO2 、Nb2 O5 、Y2 O3 、
Cr2 O3 、Co3 O4 、La2 O3 およびSrCO3
の各粉末を所定量秤量し、ボールミルにて湿式混合後乾
燥し、これを仮焼した。これをボールミルにて湿式粉砕
した後、有機系粘結剤を添加して加圧成形し、この成形
体を大気中にて1250℃で2時間焼成し、組成式(P
b0.96Sr0.03La0.01 ) ( Nb0.51Cr0.30Y0.15
Co0.04) 0.06Ti0.45Zr0.49 O3 で表される平面
形状が正方形の圧電磁器を得た。
9.5%以上、平均粒径が1.0〜3.0μmの市販の
PbO、TiO2 、ZrO2 、Nb2 O5 、Y2 O3 、
Cr2 O3 、Co3 O4 、La2 O3 およびSrCO3
の各粉末を所定量秤量し、ボールミルにて湿式混合後乾
燥し、これを仮焼した。これをボールミルにて湿式粉砕
した後、有機系粘結剤を添加して加圧成形し、この成形
体を大気中にて1250℃で2時間焼成し、組成式(P
b0.96Sr0.03La0.01 ) ( Nb0.51Cr0.30Y0.15
Co0.04) 0.06Ti0.45Zr0.49 O3 で表される平面
形状が正方形の圧電磁器を得た。
【0019】これを研摩し、厚みt1 が0.42mmの
圧電セラミック基板を作製し、この片面に、1辺の長さ
P1 が2mmで厚みが10μmの正方形状の部分電極、
他面に厚み10μmの全面電極を形成した。電極は、A
gとガラスからなるペーストを塗布し、乾燥した後、5
20℃で焼き付けて形成した。これを80℃の絶縁油中
に浸漬し、両端面に3kV/mmの直流電圧を30分印
加して分極処理した。
圧電セラミック基板を作製し、この片面に、1辺の長さ
P1 が2mmで厚みが10μmの正方形状の部分電極、
他面に厚み10μmの全面電極を形成した。電極は、A
gとガラスからなるペーストを塗布し、乾燥した後、5
20℃で焼き付けて形成した。これを80℃の絶縁油中
に浸漬し、両端面に3kV/mmの直流電圧を30分印
加して分極処理した。
【0020】この後、分極安定状態の安定化のため、大
気中において220℃、1時間の熱処理を行った。
気中において220℃、1時間の熱処理を行った。
【0021】次に、この圧電磁器を、一辺の長さL1 が
表1に示すように4.48mm(共振周波数が450k
Hzになるような寸法)である平面形状が正方形を有す
る角板状に切断加工し、図2に示すような本発明の圧電
共振子の試料を得た。
表1に示すように4.48mm(共振周波数が450k
Hzになるような寸法)である平面形状が正方形を有す
る角板状に切断加工し、図2に示すような本発明の圧電
共振子の試料を得た。
【0022】この後、各圧電共振子の共振周波数Fr及
び、リップルの発生周波数FLをインピーダンスアナラ
イザー(YHP4194A)で測定周波数300kHz
〜550kHzで測定して求め、共振周波数Frからリ
ップル発生周波数FLまでの周波数幅|Fr−FL|を
算出し、その結果を表1の試料No.1に記載する。
び、リップルの発生周波数FLをインピーダンスアナラ
イザー(YHP4194A)で測定周波数300kHz
〜550kHzで測定して求め、共振周波数Frからリ
ップル発生周波数FLまでの周波数幅|Fr−FL|を
算出し、その結果を表1の試料No.1に記載する。
【0023】また、本発明者等は、本発明の効果を確認
すべく、圧電セラミック基板の一辺の長さL1 を種々
(共振周波数が450kHzになるような寸法)に変化
させ、圧電セラミック基板の厚さt1 を変化させ、さら
に部分電極P1 の寸法を変更して、L1 2 /t1 の値、
共振周波数Fr、及びリップルの発生周波数FL、|F
r−FL|について同様に調査した。これらの結果を表
1の試料No.2以降に記載する。
すべく、圧電セラミック基板の一辺の長さL1 を種々
(共振周波数が450kHzになるような寸法)に変化
させ、圧電セラミック基板の厚さt1 を変化させ、さら
に部分電極P1 の寸法を変更して、L1 2 /t1 の値、
共振周波数Fr、及びリップルの発生周波数FL、|F
r−FL|について同様に調査した。これらの結果を表
1の試料No.2以降に記載する。
【0024】
【表1】
【0025】この表1から、本発明の範囲内の試料で
は、共振周波数からリップル発生周波数までの周波数幅
|Fr−FL|が、20kHzよりも大きいことから、
リップル発生周波数FLが共振周波数Frから充分に離
れていることが判る。また、L1 2 /t1 が40よりも
小さくなると、リップル発生周波数FLが共振周波数F
rよりも高周波側に移動し、L1 2 /t1 が44よりも
大きくなると、リップル発生周波数FLが共振周波数F
rよりも低周波側に移動することが判る。
は、共振周波数からリップル発生周波数までの周波数幅
|Fr−FL|が、20kHzよりも大きいことから、
リップル発生周波数FLが共振周波数Frから充分に離
れていることが判る。また、L1 2 /t1 が40よりも
小さくなると、リップル発生周波数FLが共振周波数F
rよりも高周波側に移動し、L1 2 /t1 が44よりも
大きくなると、リップル発生周波数FLが共振周波数F
rよりも低周波側に移動することが判る。
【0026】一方、L1 2 /t1 の値が40〜44の範
囲ではリップルが共振周波数Frのごく近傍で発生して
いることが判る。
囲ではリップルが共振周波数Frのごく近傍で発生して
いることが判る。
【0027】実施例2 実施例1と同様の圧電磁器を用いて、長辺方向伸び振動
モードを利用した圧電共振子を作製した。即ち、圧電セ
ラミック基板11の一辺の長さL2 を種々(共振周波数
が450kHzになるような寸法)に変化させ、圧電セ
ラミック磁器11の厚さt2 を変化させ、さらに部分電
極P2 の寸法を変更して、L2 2/t2 の値、共振周波数
Fr、及びリップルの発生周波数FL、|Fr−FL|
について同様に調査した。この結果を表2に示す。
モードを利用した圧電共振子を作製した。即ち、圧電セ
ラミック基板11の一辺の長さL2 を種々(共振周波数
が450kHzになるような寸法)に変化させ、圧電セ
ラミック磁器11の厚さt2 を変化させ、さらに部分電
極P2 の寸法を変更して、L2 2/t2 の値、共振周波数
Fr、及びリップルの発生周波数FL、|Fr−FL|
について同様に調査した。この結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】この表2から、本発明の範囲内の試料で
は、共振周波数Frからリップル発生周波数FLまでの
周波数幅|Fr−FL|が、15kHzよりも大きいこ
とから、リップル発生周波数FLが共振周波数Frから
充分に離れていることが判る。
は、共振周波数Frからリップル発生周波数FLまでの
周波数幅|Fr−FL|が、15kHzよりも大きいこ
とから、リップル発生周波数FLが共振周波数Frから
充分に離れていることが判る。
【0030】また、L2 2/t2 が44よりも小さくなる
と、リップル発生周波数FLを共振周波数Frよりも高
周波側に移動し、L2 2 /t2 の値が47よりも大きく
なるとリップル発生周波数FLを共振周波数Frよりも
低周波側に移動することが判る。
と、リップル発生周波数FLを共振周波数Frよりも高
周波側に移動し、L2 2 /t2 の値が47よりも大きく
なるとリップル発生周波数FLを共振周波数Frよりも
低周波側に移動することが判る。
【0031】一方、L2 2 /t2 の値が44〜47の範
囲ではリップルが共振周波数Frのごく近傍で発生して
いることが判る。尚、この実施例では、圧電セラミック
基板の幅を1.0mmとした。
囲ではリップルが共振周波数Frのごく近傍で発生して
いることが判る。尚、この実施例では、圧電セラミック
基板の幅を1.0mmとした。
【0032】
【発明の効果】本発明の圧電共振子では、静電容量が小
さく、リップル発生周波数を、共振周波数よりも15k
Hz以上低周波側、又は、高周波側へ移動させることが
でき、使用する周波数帯、450kHz近傍におけるリ
ップルの発生を防止できる。従って、コードレス電話、
ページャ等の移動体通信に対応するためのラダー型フィ
ルタの圧電第1共振子に最適な圧電共振子を得ることが
できる。
さく、リップル発生周波数を、共振周波数よりも15k
Hz以上低周波側、又は、高周波側へ移動させることが
でき、使用する周波数帯、450kHz近傍におけるリ
ップルの発生を防止できる。従って、コードレス電話、
ページャ等の移動体通信に対応するためのラダー型フィ
ルタの圧電第1共振子に最適な圧電共振子を得ることが
できる。
【図1】従来の圧電共振子のインピーダンス特性を示す
図である。
図である。
【図2】本発明の拡がり振動モードを利用した圧電共振
子を示すもので、(a)は斜視図、(b)は側面図であ
る。
子を示すもので、(a)は斜視図、(b)は側面図であ
る。
【図3】本発明の長辺方向伸び振動モードを利用した圧
電共振子を示すもので、(a)は斜視図、(b)は側面
図である。
電共振子を示すもので、(a)は斜視図、(b)は側面
図である。
1、11・・・圧電セラミック基板 2、12・・・部分電極 3、13・・・全面電極
Claims (2)
- 【請求項1】正方形板状の圧電セラミック基板の片面に
正方形状の部分電極を、他面に全面電極を設けてなり、
周波数450kHz付近に拡がり振動モードの共振周波
数を有する圧電共振子において、前記圧電セラミック基
板の一辺の長さをL1 、厚みをt1 としたとき、L1 2
/t1 <40、もしくは44<L1 2/t1 を満足するこ
とを特徴とする圧電共振子。 - 【請求項2】矩形板状の圧電セラミック基板の片面に部
分電極を、他面に全面電極を設けてなり、周波数450
kHz付近に長辺方向伸び振動モードの共振周波数を有
する圧電共振子において、前記圧電セラミック基板の長
辺の長さをL2、厚みをt2 としたとき、L2 2/t2 <
44、もしくは47<L2 2/t2 を満足することを特徴
とする圧電共振子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26434696A JPH10112629A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 圧電共振子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26434696A JPH10112629A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 圧電共振子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10112629A true JPH10112629A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17401892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26434696A Pending JPH10112629A (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 圧電共振子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10112629A (ja) |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP26434696A patent/JPH10112629A/ja active Pending
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