JPH1011291A - オブジェクトデータ構造およびオブジェクトデータ構造を用いた計算機システム - Google Patents
オブジェクトデータ構造およびオブジェクトデータ構造を用いた計算機システムInfo
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- JPH1011291A JPH1011291A JP16210896A JP16210896A JPH1011291A JP H1011291 A JPH1011291 A JP H1011291A JP 16210896 A JP16210896 A JP 16210896A JP 16210896 A JP16210896 A JP 16210896A JP H1011291 A JPH1011291 A JP H1011291A
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- ram
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オブジェクト指向システムにおいて、RAM
サイズが大きくなるという課題があった。 【解決手段】 初期値から値の変わらないインスタンス
変数j,nはROM4に格納され、値の変わる可能性が
あるインスタンス変数i,k,l,mはRAM3に格納
される。
サイズが大きくなるという課題があった。 【解決手段】 初期値から値の変わらないインスタンス
変数j,nはROM4に格納され、値の変わる可能性が
あるインスタンス変数i,k,l,mはRAM3に格納
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オブジェクト指
向システムのオブジェクトデータのメモリにおけるオブ
ジェクトデータ構造、およびオブジェクトデータ構造を
用いた計算機システムに関するものである。
向システムのオブジェクトデータのメモリにおけるオブ
ジェクトデータ構造、およびオブジェクトデータ構造を
用いた計算機システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3(a)は従来のオブジェクトデータ
構造を示す説明図である。図において、101〜104
はオブジェクト指向システムにおけるあるオブジェクト
のインスタンス内の変数であるインスタンス変数i,
j,k,lを格納する領域、201はこのオブジェクト
を指すオブジェクトポインタである。
構造を示す説明図である。図において、101〜104
はオブジェクト指向システムにおけるあるオブジェクト
のインスタンス内の変数であるインスタンス変数i,
j,k,lを格納する領域、201はこのオブジェクト
を指すオブジェクトポインタである。
【0003】図3(a)に示されるデータ構造をC++
風に記述しようとすると、以下のように記述される。 class X { int i; int j; int k; int l; } ここで、“class X”は、クラスXを定義するこ
とを示す。“int”は、整数型のデータを示す。
風に記述しようとすると、以下のように記述される。 class X { int i; int j; int k; int l; } ここで、“class X”は、クラスXを定義するこ
とを示す。“int”は、整数型のデータを示す。
【0004】この記述がコンパイルされた後、計算機シ
ステムに実装される場合に、インスタンス変数i,j,
k,lを格納するための領域101〜104はメモリ内
の連続領域に設定される。領域101〜104内のデー
タは変更される可能性があるので、連続領域はRAM領
域である必要がある。オブジェクトポインタ201が使
用される場合、オブジェクトポインタ201の値は、領
域101の先頭アドレスを指す。なお、領域102〜1
04は、オブジェクトポインタ201の値にオフセット
値を加算することによってアクセスされる。
ステムに実装される場合に、インスタンス変数i,j,
k,lを格納するための領域101〜104はメモリ内
の連続領域に設定される。領域101〜104内のデー
タは変更される可能性があるので、連続領域はRAM領
域である必要がある。オブジェクトポインタ201が使
用される場合、オブジェクトポインタ201の値は、領
域101の先頭アドレスを指す。なお、領域102〜1
04は、オブジェクトポインタ201の値にオフセット
値を加算することによってアクセスされる。
【0005】クラスXが例えば以下のように定義される
ことも考えられる。 class X { int i; const int j; int k; int l; } ここで、“const”は、初期値以外の値に変化しな
いことを示すキーワードである。この場合、領域10
1,103,104内のデータは変更される可能性があ
るので、各領域101〜104を連続して確保しようと
すると、全ての領域101〜104がRAM領域である
必要がある。
ことも考えられる。 class X { int i; const int j; int k; int l; } ここで、“const”は、初期値以外の値に変化しな
いことを示すキーワードである。この場合、領域10
1,103,104内のデータは変更される可能性があ
るので、各領域101〜104を連続して確保しようと
すると、全ての領域101〜104がRAM領域である
必要がある。
【0006】図3(b)はクラスXから派生する派生ク
ラスYのオブジェクトのデータ構造を示す説明図であ
る。図において、ブロック30はクラスXから継承する
データ構造である。なお、ここでは、インスタンス変数
nは初期値以外の値に変化せず、インスタンス変数mは
変化することとする。
ラスYのオブジェクトのデータ構造を示す説明図であ
る。図において、ブロック30はクラスXから継承する
データ構造である。なお、ここでは、インスタンス変数
nは初期値以外の値に変化せず、インスタンス変数mは
変化することとする。
【0007】すると、クラスYは、例えば以下のように
記述される。 class Y : X { int m; const int n; } クラスYのブロック30で示された部分のデータ構造は
クラスXのデータ構造と同一であるから、クラスYのオ
ブジェクトの一部分はクラスXのオブジェクトとしても
使用できる。従って、図3(b)に示すようなデータ構
造によって、クラスの継承が実現できる。計算機システ
ムのメモリにおいては、アクセスが容易である等の理由
によって、領域101〜106はRAM内の連続領域に
設定される。
記述される。 class Y : X { int m; const int n; } クラスYのブロック30で示された部分のデータ構造は
クラスXのデータ構造と同一であるから、クラスYのオ
ブジェクトの一部分はクラスXのオブジェクトとしても
使用できる。従って、図3(b)に示すようなデータ構
造によって、クラスの継承が実現できる。計算機システ
ムのメモリにおいては、アクセスが容易である等の理由
によって、領域101〜106はRAM内の連続領域に
設定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のオブジェクトデ
ータ構造は以上のように構成されているので、計算機シ
ステムにそのようなオブジェクトデータ構造が実装され
た場合に計算機システムにおけるRAM領域のサイズが
大きくなってしまうという課題があった。この課題は、
特に、マイクロコンピュータのようなRAM資源に限界
があるシステムにおいて、大きな問題になる。
ータ構造は以上のように構成されているので、計算機シ
ステムにそのようなオブジェクトデータ構造が実装され
た場合に計算機システムにおけるRAM領域のサイズが
大きくなってしまうという課題があった。この課題は、
特に、マイクロコンピュータのようなRAM資源に限界
があるシステムにおいて、大きな問題になる。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、計算機システムにおけるRAM領
域の使用量を低減させるオブジェクトデータ構造および
このオブジェクトデータ構造を用いた計算機システムを
得ることを目的とする。なお、オブジェクト指向システ
ムにおけるものではないが各データのメモリにおける配
置方法に関する先行技術として特開平2−144629
号公報に示されたものがある。しかし、その配置方法は
ユーザが任意に各データを一方のメモリ領域と他方のメ
モリ領域とに振り分ける方法であって、システムの特徴
に基づく振り分け方法ではない。また、RAM領域の節
減を目的としたものではない。
めになされたもので、計算機システムにおけるRAM領
域の使用量を低減させるオブジェクトデータ構造および
このオブジェクトデータ構造を用いた計算機システムを
得ることを目的とする。なお、オブジェクト指向システ
ムにおけるものではないが各データのメモリにおける配
置方法に関する先行技術として特開平2−144629
号公報に示されたものがある。しかし、その配置方法は
ユーザが任意に各データを一方のメモリ領域と他方のメ
モリ領域とに振り分ける方法であって、システムの特徴
に基づく振り分け方法ではない。また、RAM領域の節
減を目的としたものではない。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るオブジェクトデータ構造は、オブジェクト指向システ
ムにおいて、定数であるインスタンス変数はROMに格
納され、非定数であるインスタンス変数はRAMに格納
されたものである。
るオブジェクトデータ構造は、オブジェクト指向システ
ムにおいて、定数であるインスタンス変数はROMに格
納され、非定数であるインスタンス変数はRAMに格納
されたものである。
【0011】請求項2記載の発明に係るオブジェクトデ
ータ構造は、ROMの連続領域に格納された各インスタ
ンス変数のうちの先頭のインスタンス変数の先頭アドレ
スを指定するポインタの領域がRAMに設けられたもの
である。
ータ構造は、ROMの連続領域に格納された各インスタ
ンス変数のうちの先頭のインスタンス変数の先頭アドレ
スを指定するポインタの領域がRAMに設けられたもの
である。
【0012】請求項3記載の発明に係るオブジェクトデ
ータ構造は、RAMの連続領域に格納された各インスタ
ンス変数のうちの先頭のインスタンス変数の先頭アドレ
スを指定するポインタの領域がRAMに設けられたもの
である。
ータ構造は、RAMの連続領域に格納された各インスタ
ンス変数のうちの先頭のインスタンス変数の先頭アドレ
スを指定するポインタの領域がRAMに設けられたもの
である。
【0013】請求項4記載の発明に係るオブジェクトデ
ータ構造を用いた計算機システムは、上記のオブジェク
トデータ構造を備えたものである。
ータ構造を用いた計算機システムは、上記のオブジェク
トデータ構造を備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1(a)はこの発明の実施の形態1に
よるオブジェクトデータ構造を用いた計算機システムを
示すブロック図である。図において、1はCPU、2は
計算機システムのバス、3はRAM、4はROMであ
る。オブジェクトポインタ201はRAM3に設定され
る。また、ポインタ100およびインスタンス変数i,
k,lを格納するための領域101,103,104が
RAM3内の連続した領域に確保される。インスタンス
変数jはROM4に設定される。なお、5はROM4内
のプログラム領域を示す。
説明する。 実施の形態1.図1(a)はこの発明の実施の形態1に
よるオブジェクトデータ構造を用いた計算機システムを
示すブロック図である。図において、1はCPU、2は
計算機システムのバス、3はRAM、4はROMであ
る。オブジェクトポインタ201はRAM3に設定され
る。また、ポインタ100およびインスタンス変数i,
k,lを格納するための領域101,103,104が
RAM3内の連続した領域に確保される。インスタンス
変数jはROM4に設定される。なお、5はROM4内
のプログラム領域を示す。
【0015】次に動作について説明する。図1(a)に
示されるデータ構造をC++風に記述しようとすると、
以下のように記述される。 class X { int i; const int j; int k; int l; } 従って、インスタンス変数jは初期値以外の値に変化し
ないものであり定数である。よって、この場合には、上
記の記述に基づく機械語プログラムを計算機システムに
実装する際に、コンパイラは、インスタンス変数jの領
域102をROM4の空間に割り当てる。それ以外のイ
ンスタンス変数i,k,lを格納するための領域10
1,103,104は、RAM3の空間に割り当てられ
る。従って、図1(a)に示すようなメモリ配置が実現
される。
示されるデータ構造をC++風に記述しようとすると、
以下のように記述される。 class X { int i; const int j; int k; int l; } 従って、インスタンス変数jは初期値以外の値に変化し
ないものであり定数である。よって、この場合には、上
記の記述に基づく機械語プログラムを計算機システムに
実装する際に、コンパイラは、インスタンス変数jの領
域102をROM4の空間に割り当てる。それ以外のイ
ンスタンス変数i,k,lを格納するための領域10
1,103,104は、RAM3の空間に割り当てられ
る。従って、図1(a)に示すようなメモリ配置が実現
される。
【0016】領域101〜104はメモリ内の連続領域
ではないので、この場合には、領域102の先頭アドレ
スを指すポインタ100が設けられる。オブジェクトポ
インタ201が使用される場合に、オブジェクトポイン
タ201の値は、ポインタ100および領域101,1
03,104からなる連続領域の先頭アドレスを指す。
インスタンス変数jを扱うときには、ポインタ100を
介してROM4がアクセスされる。インスタンス変数
i,k,lは、オブジェクトポインタ201の値にオフ
セット値を加算することによってアクセスされる。
ではないので、この場合には、領域102の先頭アドレ
スを指すポインタ100が設けられる。オブジェクトポ
インタ201が使用される場合に、オブジェクトポイン
タ201の値は、ポインタ100および領域101,1
03,104からなる連続領域の先頭アドレスを指す。
インスタンス変数jを扱うときには、ポインタ100を
介してROM4がアクセスされる。インスタンス変数
i,k,lは、オブジェクトポインタ201の値にオフ
セット値を加算することによってアクセスされる。
【0017】図1(b)はクラスXから派生する派生ク
ラスYを実現するためのオブジェクトのデータ構造を示
す説明図である。クラスYは、例えば以下のように記述
される。 class Y : X { int m; const int n; }
ラスYを実現するためのオブジェクトのデータ構造を示
す説明図である。クラスYは、例えば以下のように記述
される。 class Y : X { int m; const int n; }
【0018】従って、インスタンス変数nは初期値以外
の値に変化しないものであり定数である。よって、この
場合には、上記の記述に基づくプログラムを計算機シス
テムに実装するときに、インスタンス変数nの領域10
6をROM4における領域102に連続した領域に割り
当てる。非定数のインスタンス変数mを格納するための
領域105は、RAM3における領域101,103,
104に連続した領域に割り当てられる。クラスYのブ
ロック32で示された部分のデータ構造はクラスXのデ
ータ構造と同一であるから、クラスYのオブジェクトの
一部分はクラスXのオブジェクトとしても使用できる。
よって、図1(b)に示すようなデータ構造によれば、
クラスの継承を実現できる。なお、インスタンス変数n
の領域106は、ポインタ100の値にオフセットを加
算することによってアクセスされる。また、インスタン
ス変数mの領域105は、オブジェクトポインタ201
の値に所定のオフセット値を加算することによってアク
セスされる。
の値に変化しないものであり定数である。よって、この
場合には、上記の記述に基づくプログラムを計算機シス
テムに実装するときに、インスタンス変数nの領域10
6をROM4における領域102に連続した領域に割り
当てる。非定数のインスタンス変数mを格納するための
領域105は、RAM3における領域101,103,
104に連続した領域に割り当てられる。クラスYのブ
ロック32で示された部分のデータ構造はクラスXのデ
ータ構造と同一であるから、クラスYのオブジェクトの
一部分はクラスXのオブジェクトとしても使用できる。
よって、図1(b)に示すようなデータ構造によれば、
クラスの継承を実現できる。なお、インスタンス変数n
の領域106は、ポインタ100の値にオフセットを加
算することによってアクセスされる。また、インスタン
ス変数mの領域105は、オブジェクトポインタ201
の値に所定のオフセット値を加算することによってアク
セスされる。
【0019】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、初期値以外の値に変化しないインスタンス変数j,
nはROM4の領域102,106に設定される。よっ
て、従来のデータ構造に比べてRAM3の使用量は低減
する。
ば、初期値以外の値に変化しないインスタンス変数j,
nはROM4の領域102,106に設定される。よっ
て、従来のデータ構造に比べてRAM3の使用量は低減
する。
【0020】実施の形態2.図2(a)はこの発明の実
施の形態2によるメモリにおけるオブジェクトのデータ
構造を示す説明図である。図において、100は領域1
02を指すポインタ、112は領域101,103,1
04からなる連続領域の先頭アドレスを指すポインタで
ある。2つのポインタを合わせてオブジェクトヘッダ1
10と呼ぶ。
施の形態2によるメモリにおけるオブジェクトのデータ
構造を示す説明図である。図において、100は領域1
02を指すポインタ、112は領域101,103,1
04からなる連続領域の先頭アドレスを指すポインタで
ある。2つのポインタを合わせてオブジェクトヘッダ1
10と呼ぶ。
【0021】次に動作について説明する。RAM3およ
びROM4における領域101〜104の割り当て方法
は実施の形態1の場合と同じである。この場合には、ポ
インタ100に代えてオブジェクトヘッダ110がRA
M3内に用意されている。オブジェクトポインタ201
が使用される場合に、オブジェクトポインタ201の値
は、オブジェクトヘッダ110を指す。オブジェクトヘ
ッダ110におけるポインタ100には、領域102の
先頭アドレスを指す値が設定されている。よって、イン
スタンス変数jを扱うときには、ポインタ100を介し
てROM4がアクセスされる。ポインタ112には、連
続した領域101,103,104の先頭アドレスを指
す値が設定されている。よって、インスタンス変数i,
k,lを扱うときには、ポインタ112を介してRAM
3の該当する領域101,103,104がアクセスさ
れる。インスタンス変数k,lは、ポインタ112の値
にオフセット値を加算することによってアクセスされ
る。
びROM4における領域101〜104の割り当て方法
は実施の形態1の場合と同じである。この場合には、ポ
インタ100に代えてオブジェクトヘッダ110がRA
M3内に用意されている。オブジェクトポインタ201
が使用される場合に、オブジェクトポインタ201の値
は、オブジェクトヘッダ110を指す。オブジェクトヘ
ッダ110におけるポインタ100には、領域102の
先頭アドレスを指す値が設定されている。よって、イン
スタンス変数jを扱うときには、ポインタ100を介し
てROM4がアクセスされる。ポインタ112には、連
続した領域101,103,104の先頭アドレスを指
す値が設定されている。よって、インスタンス変数i,
k,lを扱うときには、ポインタ112を介してRAM
3の該当する領域101,103,104がアクセスさ
れる。インスタンス変数k,lは、ポインタ112の値
にオフセット値を加算することによってアクセスされ
る。
【0022】図2(b)はクラスXから派生する派生ク
ラスYを実現するためのオブジェクトのデータ構造を示
す説明図である。この場合にも、値の変わらないインス
タンス変数nの領域106はROM4における領域10
2に連続した領域に割り当てられる。値が変わりうるイ
ンスタンス変数mを格納するための領域105は、RA
M3における101,103,104に連続した領域に
割り当てられる。クラスYのブロック34で示された部
分のデータ構造はクラスXのデータ構造と同一であるか
ら、クラスYのオブジェクトの一部分はクラスXのオブ
ジェクトとしても使用できる。よって、図2(b)に示
すデータ構造によれば、クラスの継承を実現できる。な
お、インスタンス変数nの領域106は、ポインタ10
0の値にオフセットを加算することによってアクセスさ
れる。また、インスタンス変数mの領域105は、ポイ
ンタ112の値に所定のオフセット値を加算することに
よってアクセスされる。
ラスYを実現するためのオブジェクトのデータ構造を示
す説明図である。この場合にも、値の変わらないインス
タンス変数nの領域106はROM4における領域10
2に連続した領域に割り当てられる。値が変わりうるイ
ンスタンス変数mを格納するための領域105は、RA
M3における101,103,104に連続した領域に
割り当てられる。クラスYのブロック34で示された部
分のデータ構造はクラスXのデータ構造と同一であるか
ら、クラスYのオブジェクトの一部分はクラスXのオブ
ジェクトとしても使用できる。よって、図2(b)に示
すデータ構造によれば、クラスの継承を実現できる。な
お、インスタンス変数nの領域106は、ポインタ10
0の値にオフセットを加算することによってアクセスさ
れる。また、インスタンス変数mの領域105は、ポイ
ンタ112の値に所定のオフセット値を加算することに
よってアクセスされる。
【0023】この実施の形態2によっても、初期値以外
の値に変化しないインスタンス変数j,nはROM4の
領域102,106に設定される。よって、従来のデー
タ構造に比べてRAM3の使用量は低減する。また、直
接ROM4内の領域102の先頭アドレスを指すポイン
タ100と、RAM3内の連続した領域101,10
3,104,105の先頭アドレスを指すポインタ11
2とが別々に設けられているので、インスタンス変数i
〜nのアクセスが容易になる。
の値に変化しないインスタンス変数j,nはROM4の
領域102,106に設定される。よって、従来のデー
タ構造に比べてRAM3の使用量は低減する。また、直
接ROM4内の領域102の先頭アドレスを指すポイン
タ100と、RAM3内の連続した領域101,10
3,104,105の先頭アドレスを指すポインタ11
2とが別々に設けられているので、インスタンス変数i
〜nのアクセスが容易になる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、オブジェクトデータ構造を、定数であるインスタ
ンス変数はROMに格納され、非定数であるインスタン
ス変数はRAMに格納されるように構成したので、RA
Mの使用量を低減できる効果がある。
れば、オブジェクトデータ構造を、定数であるインスタ
ンス変数はROMに格納され、非定数であるインスタン
ス変数はRAMに格納されるように構成したので、RA
Mの使用量を低減できる効果がある。
【0025】請求項2記載の発明によれば、オブジェク
トデータ構造を、ROMの連続領域に格納された各イン
スタンス変数のうちの先頭のインスタンス変数の先頭ア
ドレスを指定するポインタの領域がRAMに設けられる
ように構成したので、インスタンス変数がROM部分と
RAM部分とに分けて置かれる場合にも、定数であるイ
ンスタンス変数を容易にアクセスできる効果がある。
トデータ構造を、ROMの連続領域に格納された各イン
スタンス変数のうちの先頭のインスタンス変数の先頭ア
ドレスを指定するポインタの領域がRAMに設けられる
ように構成したので、インスタンス変数がROM部分と
RAM部分とに分けて置かれる場合にも、定数であるイ
ンスタンス変数を容易にアクセスできる効果がある。
【0026】請求項3記載の発明によれば、オブジェク
トデータ構造を、RAMの連続領域に格納された各イン
スタンス変数のうちの先頭のインスタンス変数の先頭ア
ドレスを指定するポインタの領域がRAMに設けられる
ように構成したので、インスタンス変数がROM部分と
RAM部分とに分けて置かれる場合にも、非定数である
インスタンス変数を容易にアクセスできる効果がある。
トデータ構造を、RAMの連続領域に格納された各イン
スタンス変数のうちの先頭のインスタンス変数の先頭ア
ドレスを指定するポインタの領域がRAMに設けられる
ように構成したので、インスタンス変数がROM部分と
RAM部分とに分けて置かれる場合にも、非定数である
インスタンス変数を容易にアクセスできる効果がある。
【0027】請求項4記載の発明によれば、オブジェク
トデータ構造を用いた計算機システムを、上記の各オブ
ジェクトデータ構造を備えるように構成したので、シス
テム内のRAMの使用量を低減できる効果がある。
トデータ構造を用いた計算機システムを、上記の各オブ
ジェクトデータ構造を備えるように構成したので、シス
テム内のRAMの使用量を低減できる効果がある。
【図1】 (a)はこの発明の実施の形態1によるオブ
ジェクトデータ構造を用いた計算機システムを示すブロ
ック図、(b)は派生クラスYを実現するためのオブジ
ェクトのデータ構造を示す説明図である。
ジェクトデータ構造を用いた計算機システムを示すブロ
ック図、(b)は派生クラスYを実現するためのオブジ
ェクトのデータ構造を示す説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるメモリにおけ
るオブジェクトのデータ構造を示す説明図である。
るオブジェクトのデータ構造を示す説明図である。
【図3】 従来のオブジェクトデータ構造を示す説明図
である。
である。
3 RAM、4 ROM、100,112 ポインタ、
i,j,k,l,m,n インスタンス変数。
i,j,k,l,m,n インスタンス変数。
Claims (4)
- 【請求項1】 オブジェクト中の各インスタンス変数に
対してそれぞれの値が初期値から変わらないことを指定
できる言語で定義されるオブジェクトデータのメモリ内
の構造であって、前記指定がなされたインスタンス変数
はROMに格納され、前記指定がなされなかったインス
タンス変数はRAMに格納されたオブジェクトデータ構
造。 - 【請求項2】 ROMの連続する領域に格納された各イ
ンスタンス変数のうちの先頭のインスタンス変数の先頭
アドレスを指定するポインタの領域がRAMに設けられ
たことを特徴とする請求項1記載のオブジェクトデータ
構造。 - 【請求項3】 RAMの連続する領域に格納された各イ
ンスタンス変数のうちの先頭のインスタンス変数の先頭
アドレスを指定するポインタの領域が前記RAMに設け
られたことを特徴とする請求項2記載のオブジェクトデ
ータ構造。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちのいずれか
1項記載のオブジェクトデータ構造を備えたことを特徴
とするオブジェクトデータ構造を用いた計算機システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16210896A JPH1011291A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | オブジェクトデータ構造およびオブジェクトデータ構造を用いた計算機システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16210896A JPH1011291A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | オブジェクトデータ構造およびオブジェクトデータ構造を用いた計算機システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1011291A true JPH1011291A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15748205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16210896A Pending JPH1011291A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | オブジェクトデータ構造およびオブジェクトデータ構造を用いた計算機システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1011291A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6292937B1 (en) | 1998-07-22 | 2001-09-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Program conversion device for translating an object-oriented language source program |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP16210896A patent/JPH1011291A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6292937B1 (en) | 1998-07-22 | 2001-09-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Program conversion device for translating an object-oriented language source program |
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