JPH10116565A - 多空胴クライストロンおよびその製造方法 - Google Patents

多空胴クライストロンおよびその製造方法

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JPH10116565A
JPH10116565A JP22227897A JP22227897A JPH10116565A JP H10116565 A JPH10116565 A JP H10116565A JP 22227897 A JP22227897 A JP 22227897A JP 22227897 A JP22227897 A JP 22227897A JP H10116565 A JPH10116565 A JP H10116565A
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JP
Japan
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cavity
resonance
wall portion
electron beam
input
Prior art date
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JP22227897A
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English (en)
Inventor
Norihisa Mizogami
法久 溝神
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Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集束コイルの内径寸法を小さくできる多空胴
クライストロンおよびその製造方法を提供すること。 【解決手段】 電子ビームを発生する電子銃11と、電
子ビームの進行方向に沿って配置される複数の共振空胴
15a、15bと、この複数の共振空胴15a、15b
部分を通過した電子ビームを捕捉するコレクタと、複数
の共振空胴15a、15bの1つに結合され入力信号を
供給する入力接栓19とを具備した多空胴クライストロ
ンにおいて、電子ビームの進行方向に直交する向きの共
振空胴壁部分151に入力接栓19を取り付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多空胴クライスト
ロンおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多空胴クライストロンは、電子ビームと
高周波との相互作用を利用する電子管で、高い周波数帯
域における信号の大電力増幅用などに使用されている。
ここで、従来の多空胴クライストロンについて図5の断
面図を参照して説明する。
【0003】符号41は電子銃で、電子銃41の前方に
アノード42が位置している。アノード42の一部には
冷却水を流す水路43が形成され、アノード42と電子
銃41間にリング状ポールピース44が配置されてい
る。また、アノード42に隣接して第1共振空胴45a
が配置され、第1共振空胴45aからある間隔で第2共
振空胴45b以下複数の共振空胴(図示せず)が順に配
置されている。そして、各共振空胴間、例えば第1共振
空胴45aと第2共振空胴45b間にはドリフト管46
が配置されている。
【0004】電子銃41から射出された電子ビームは、
各共振空胴45a、45b部分やドリフト管46内部の
通路を図の上方に進み、コレクタ(図示せず)に捕捉さ
れる。各共振空胴45a、45b、…やドリフト管46
の周囲には、これらを保護する外装カバー47が配置さ
れ、外装カバー47の周囲には集束磁界を形成する集束
コイル装置48が配置されている。そして、第1共振空
胴45aには、外部の信号を入力する入力接栓49が取
り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、入力接栓4
9は中心導体49aや外導体49bなどから構成され、
入力接栓49は、第1共振空胴45aの例えば電子ビー
ムの進行方向と平行な共振空胴壁部分451に取り付け
られている。このため、入力接栓49は第1共振空胴4
5aから図の横方向に突出する形になる。したがって、
外装カバー47や集束コイル48の内径寸法が大きくな
り、かつ、部品コストが高くなる。また、集束コイル4
8の中心磁界を規定の磁界値まで上げるために、コイル
を巻き足したり、動作電流を増やしたりすることがあ
る。このような場合、困難な磁界調整が必要となる。ま
た、アセンブリを行う際に、入力接栓49と第1共振空
胴45aをろう接する方向と、各共振空胴45a、45
b、…とドリフト管46をろう接する方向が異なるた
め、その分、工程数が多くなる。
【0006】また、入力接栓49を構成する中心導休4
9a先端のループ49cの形状寸法を求める際に、最適
な結合率になるようにコールドモデルであらかじめ評価
試験を行っている。しかし、評価試験にはかなりの時間
と費用が必要となる。また、多空胴クライストロンの製
作後には、入力空胴となる第1共振空胴45aとループ
49cの結合率を調整することが困難である。このた
め、結合率を変えるたびにコールドモデルでの評価試験
をやり直す必要があった。
【0007】本発明は、上記した欠点を解決するもの
で、集束コイルの内径寸法を小さくし、あるいは、クラ
イストロンの完成後でも入力空胴の結合率を比較的容易
に調整できる多空胴クライストロンおよびその製造方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子ビームを
発生する電子銃と、前記電子ビームの進行方向に沿って
配置される複数の共振空胴と、この複数の共振空胴部分
を通過した前記電子ビームを捕捉するコレクタと、前記
複数の共振空胴の1つに結合され入力信号を供給する入
力接栓とを具備した多空胴クライストロンにおいて、前
記電子ビームの進行方向に直交する向きの共振空胴壁部
分に前記入力接栓を取り付けている。
【0009】また、本発明の多空胴クライストロンの製
造方法は、電子ビームを発生する電子銃の前方に複数の
共振空胴を配置する工程と、前記複数の共振空胴の1つ
に対し、前記電子ビームの進行方向に直交する向きの壁
部分に入力信号を供給する入力接栓を取り付ける工程
と、前記入力接栓が取り付けられた共振空胴を構成する
外周壁部分の一部を変形させる工程とを有している。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図1を
参照して説明する。
【0011】符号11は電子銃で、電子銃11の前方に
アノード12が位置している。アノード12の一部にア
ノード12を冷却する水路13が形成され、アノード1
2と電子銃11間にリング状ポールピース14が配置さ
れている。また、アノード12に隣接して第1共振空胴
15aが配置されている。そして、第1共振空胴15a
からある間隔で第2共振空胴15b以下、図示しない複
数の共振空胴が順に配置されている。各共振空胴間、例
えば第1共振空胴15aと第2共振空胴15b間にはド
リフト管16が配置されている。これらのアノード12
や共振空胴15a、15b、ドリフト管16は接地電位
で動作させられる。
【0012】そして、電子銃11から射出された電子
は、各共振空胴15a、15b、…やドリフト管16内
部の通路を図の上方に進み、コレクタ(図示せず)に捕
捉される。また、各共振空胴15a、15b、…やドリ
フト管16の周囲には保護用の外装カバー17が配置さ
れ、外装カバー17の周囲には集束磁界を形成する集束
コイル装置18が配置されている。
【0013】そして、信号を入力する入力接栓19が第
1共振空胴15aの電子ビームの進行方向と直交する向
きの相対的に肉厚の厚い共振空胴壁部分151に取り付
けられている。入力接栓19は、中心導体19aと外導
体19bなどから構成され、中心導体19aは、電子ビ
ームの進行方向に延びている。
【0014】ここで、入力接栓19と第1共振空胴15
aとの取り付け部分の構造について図2を参照して説明
する。図2は、管の中心軸を線M−Mで示し、管の左半
分を断面で示している。図1に対応する部分には同一の
符号を付し、重複する説明は一部省略している。
【0015】第1共振空胴15aは、電子ビームの進行
方向に直交する2つの共振空胴壁部分151、152
と、電子ビームの進行方向に平行な円筒状の外周壁部分
153とで構成され、共振空胴壁部分152と外周壁部
分153は例えばプレス成型で一体構成されている。厚
肉の共振空胴壁部分151とこれより薄肉の外周壁部分
153とは気密接合され、各共振空胴壁部分151、1
52はドリフト管16に接合されている。そして、入力
接栓19が共振空胴壁部分151に取り付けられてい
る。
【0016】入力接栓19は中心導体19aと外導体1
9bなどで構成され、中心導体19aは外導体19b内
にセラミック19cで真空気密に、かつ、電気的に絶縁
して支持されている。また、中心導体19aと外導体1
9bはコネクタ19dを通して外部の伝送線路と接続で
きる構成になっている。中心導体19aの先端は、入力
接栓19が取り付けられた共振空胴壁部分151に一端
が接続されたループ20の他端に接続され、入力接栓1
9を通して入力する高周波信号を第1空胴15aに結合
する構成になっている。なお、中心導体19aとループ
20は一体物で構成してもよい。
【0017】なお、第1共振空胴15aとドリフト管1
6、そして、第1共振空胴15aと入力接栓19の接合
面はそれぞれろう接される。このとき、共振空胴壁部分
151とドリフト管16をろう接するろう材は例えば符
号A1、A2の箇所に、また、共振空胴壁部分152と
ドリフト管16をろう接するろう材は例えば符号B1、
B2の箇所に、共振空胴壁部分151と共振空胴壁部分
153をろう接するろう材は例えば符号C1、C2の箇
所に、そして、共振空胴壁部分151と入力接栓19を
ろう接するろう材は例えば符号D1、D2の箇所に配置
される。そして、ろう材が配置された状態で加熱され、
ろう接が行われる。なお、これらの共振空胴壁は、銅ま
たは銅合金で形成される。
【0018】上記した構成によれば、入力接栓19は電
子ビームの進行方向に取り付けられており、共振空胴1
5aから図の横方向に突出する構造になっていない。し
たがって、図1で示した外装カバー17や集束コイル1
8の内径を小さくでき、小形化、軽量化が図れ、部品コ
ストを下げることができる。また、集束コイル18の内
径部分が共振空胴15a、15b、…の近くに配置され
る。このため、集束コイル18の中心磁界を規定の磁界
値とするために、コイルを巻き足したり動作電流を増や
したりする調整作業が少なくなり、困難な磁界調整も必
要でなくなる。また、アセンブリの際に、入力接栓と共
振空胴壁部分のろう接方向と、各共振空胴とドリフト管
のろう接方向が一致し、各ろう接部分はそれぞれ同じ向
きになるため同時に行え、作業工程を削減できる。ま
た、集束コイルの内径寸法が小さいため、中心磁界を高
くでき、電子ビームの透過率が向上する。
【0019】次に、本発明の他の実施形態について図3
を参照して説明する。図3では、図1に対応する部分に
は同一の符号を付し、重複する説明は一部省略する。図
1の実施形態では、入力接栓19の中心導体19aが、
入力接栓19が取り付けられた共振空胴壁部分151に
接続されたループ20に接続されている。図3の実施形
態では、共振空胴壁部分151と対向し、電子ビームの
進行方向に直交するもう1つの共振空胴壁部分152
に、入力接栓19の中心導体19aの先端をそのまま延
長した形で接続されている。
【0020】次に、本発明のもう1つの他の実施形態に
ついて図4を参照して説明する。図4は、入力空胴であ
る第1共振空胴15aと人力接栓19との取付け部分を
拡大した断面図で、図1ないし図3に対応する部分には
同一の符号を付し、重複する説明は一部省略している。
【0021】本発明の実施形態の場合、入力接栓19
は、電子ビームの進行方向に垂直な共振空胴壁部分15
1に取り付けられている。したがって、中心導体19a
と平行な薄肉の外周壁部分153を、例えば矢印Yのよ
うに力を加え点線Dのように変形させれば、共振空胴壁
部分153と中心導体19a間の距離が変化し、入力空
胴である第1共振空胴15aと入力接栓との結合率を調
整できる。なお、外周壁153を内側に変形しすぎた場
合は、吸引等により外方に変形しなおすこともできる。
【0022】このため、部品精度にバラツキがあって
も、共振空胴壁部分の変形によって、入力線路と入力空
胴の結合率が最適な多空胴クライストロンを実現でき
る。また、コールドモデルでの評価試験をなくすことも
できる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、集束コイルの内径寸法
を小さくでき、あるいは、入力空胴の結合率を調整でき
る多空胴クライストロンおよびその製造方法を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略の断面図である。
【図2】入力接栓と共振空胴との取り付け部分の構造を
示す概略の断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す概略の断面図であ
る。
【図4】本発明のもう1つの他の実施形態を示す概略の
断面図である。
【図5】従来例を説明する概略の断面図である。
【符号の説明】
11…電子銃 12…アノード 13…水路 14…ポールピース 15a、15b…共振空胴 151〜153…共振空胴壁部分 16…ドリフト管 17…外装カバー 18…集束コイル 19…入力接栓 19a…中心導体 19b…外導体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームを発生する電子銃と、前記電
    子ビームの進行方向に沿って配置される複数の共振空胴
    と、この複数の共振空胴部分を通過した前記電子ビーム
    を捕捉するコレクタと、前記複数の共振空胴の1つに結
    合され入力信号を供給する入力接栓とを具備した多空胴
    クライストロンにおいて、前記電子ビームの進行方向に
    直交する向きの共振空胴壁部分に前記入力接栓を取り付
    けたことを特徴とする多空胴クライストロン。
  2. 【請求項2】 上記入力接栓の中心導体が、前記入力接
    栓が取り付けられた共振空胴壁部分に一端が接続された
    ループに接続されたことを特徴とする請求項1記載の多
    空胴クライストロン。
  3. 【請求項3】 上記入力接栓の中心導体の先端が、前記
    入力接栓が取り付けられた共振空胴壁部分と対向する共
    振空胴壁部分に接続されたことを特徴とする請求項1記
    載の多空胴クライストロン。
  4. 【請求項4】 入力接栓の中心導体とほぼ平行する部分
    を有する上記共振空胴の外周壁は、上記入力接栓が取り
    付けられた部分の共振空胴壁よりも肉厚が薄くなってい
    る請求項1または請求項2または請求項3記載の多空胴
    クライストロン。
  5. 【請求項5】 電子ビームを発生する電子銃と複数の共
    振空胴を同軸的に配置する工程と、前記複数の共振空胴
    の1つに対し、前記電子ビームの進行方向に直交する向
    きの壁部分に入力信号を供給する入力接栓を取り付ける
    工程と、前記入力接栓が取り付けられた共振空胴を構成
    する外周壁部分を変形させる工程とを有する多空胴クラ
    イストロンの製造方法。
  6. 【請求項6】 変形させる共振空胴の壁が、入力接栓の
    中心導体と近接している壁部分である請求項5記載の多
    空胴クライストロンの製造方法。
JP22227897A 1996-08-19 1997-08-19 多空胴クライストロンおよびその製造方法 Pending JPH10116565A (ja)

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JP21712796 1996-08-19
JP8-217127 1996-08-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114242544A (zh) * 2021-11-08 2022-03-25 中国电子科技集团公司第十二研究所 一种用于速调管的输入结构及速调管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114242544A (zh) * 2021-11-08 2022-03-25 中国电子科技集团公司第十二研究所 一种用于速调管的输入结构及速调管

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