JPH10116735A - 電気機器容器間の接続装置 - Google Patents

電気機器容器間の接続装置

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JPH10116735A
JPH10116735A JP26846096A JP26846096A JPH10116735A JP H10116735 A JPH10116735 A JP H10116735A JP 26846096 A JP26846096 A JP 26846096A JP 26846096 A JP26846096 A JP 26846096A JP H10116735 A JPH10116735 A JP H10116735A
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flange
connection
adapter
bushing
auxiliary
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Shigeki Sugita
繁基 杉田
Kunihiro Hashimoto
邦博 橋本
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器間の接続に要する寸法を短くできる、ま
た様々な寸法のフランジに容易に対応できる、作業性の
良い電気機器容器間の接続装置を得る。 【解決手段】 GISケース5に取り付けられたブッシ
ングのフランジ4cに、予め板状アダプタ21を嵌めた
筒状アダプタ20の右側フランジ20aをパッキン3を
挟んで取り付ける。この状態で、筒状アダプタ20ごと
GISケース5を吊り上げ、筒状アダプタ20の左側フ
ランジ20bを収容部10a内に入れながらフランジ5
bをGISケース7のフランジ7aにOリング6を痛め
ないように真上から位置を合わせてから、下降させ締め
付ける。次に、変圧器側フランジ10bと左側フランジ
20bとを板状アダプタ21により接続する。組み立て
時の各フランジの位置合わせが容易でパッキン22,2
3を損傷するおそれがない。組立調整のためのベローズ
が不要で、その分寸法を短くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、絶縁媒体を収容
した電気機器容器間、例えば油入変圧器のタンクとガス
絶縁開閉装置(以下GISと称す)の容器とを接続する
接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気機器の容器間の接続におい
て、据付け時の容器間の接続部の製作誤差吸収調整作業
が困難であるため、容器間にベローズを挿入して接続し
ているのが一般的である。この種の装置として、例えば
特公昭60−57287号公報に示されたものがある。
また、上記の従来例ではベローズの長さ分だけ据付面積
が大きくなる。そのため従来のベローズを容器間に挿入
する代わりに容器の一部に波形の1山ベローズを形成し
て容器間を接続し、据付面積を低減した従来例もある。
この種の装置として、例えば特開平3−85702号公
報に示されたものがある。
【0003】図7〜図9は容器間にベローズを挿入して
接続する従来の接続装置を示すもので、図7は油入変圧
器とGISとの容器間の接続装置の要部を示す断面図で
ある。図8は油入変圧器とGISとの容器間の接続装置
の組立方法を説明するための説明図である。図9は油入
変圧器とGISとの容器間の接続装置の組立方法を説明
するための他の説明図である。
【0004】これらの図において、1は油入の変圧器タ
ンクで、この変圧器タンク1の側面には円筒状の収容部
1aが直径Dの円筒状の筒状部1bにより形成されてい
る。筒状部1bの端面にフランジ1cが設けられてい
る。2は全長がT(自由長はこれより若干長い)で少な
くとも収縮距離が後述の作業調整量t以上のベローズ
で、両端面にフランジ2a、2bが設けられている。図
の左側のフランジ2aはパッキン3を介して変圧器タン
ク1のフランジ1cに取り付けられている。
【0005】4はブッシングで、図の左側が油中ブッシ
ング4a、右側がガス中ブッシング4bである。ブッシ
ング4は中央部に2つの中間フランジが設けられ、左側
が油中ブッシング4a側のフランジ4c、右側がガス中
ブッシング4b側のフランジ4dである。フランジ4c
はパッキン3を介してベローズ2の右側のフランジ2b
に取り付けられている。
【0006】5はGISケースで、図に示すように直角
にまがったL字形状をしており、その両端面にフランジ
5a、5bが設けられており、中に六弗化硫黄ガスが充
満されている。左側のフランジ5aはOリング6を介し
てブッシング4のフランジ4dに取り付けられている。
他端の下向きのフランジ5bはOリング6を介してGI
Sケース7の上向きのフランジ7aに取り付けられてい
る。GISケース7から図示しないGISまでの間はG
ISケース5と同様のもので接続されている。上記の変
圧器タンク1のフランジ1c、ベローズ2、油中ブッシ
ング4a側のフランジ4cによって接続装置が構成され
ている。なお、各フランジの接続個所は全てボルト、ナ
ットによる締め付け構造である。
【0007】次に組立方法について図8、図9により説
明する。図8に示すように、挿入された全長Tのベロー
ズ2を長さT1となるまで縮め、フランジ2bを変圧器
タンク1側へ作業調整量tだけ予め移動させておく。ブ
ッシング4のフランジ4dをOリング6を介してGIS
ケース5のフランジ5aに接続する。ブッシング4が接
続されたGISケース5をクレーン8によりワイヤ9を
介して吊り上げ、GISケース5のフランジ5bとGI
Sケース7のフランジ7aとの間に間隔gを保ちなが
ら、油中ブッシング4aをベローズ2のフランジ2bの
上端部分とぶつからないようにしてベローズ2の中へ入
れ、そのまま図の左方向に水平移動する。
【0008】GISケース5のフランジ5bがGISケ
ース7のフランジ7aの真上まで水平移動しても、ベロ
ーズ2は予め縮められているため、ブッシング4のフラ
ンジ4cはベローズ2のフランジ2bにぶつからない。
次にGISケース5のフランジ5bがGISケース7の
フランジ7aの真上にきたら、ブッシング4が接続され
たGISケース5を吊り降ろして、GISケース5のフ
ランジ5bをOリング6を介してGISケース7のフラ
ンジ7aに取り付ける。この取り付けた状態を図9に示
す。次に図7に示すように、縮めておいたベローズ2を
元の状態に戻してベローズ2のフランジ2bとブッシン
グ4のフランジ4cとをパッキン3を介して接続し組み
立てを完了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような接続装置
では、ベローズ2を縮めないで図7に示す状態になるよ
うにするには、GISケース5のフランジ5bとGIS
ケース7のフランジ7aとの水平の面及びブッシング4
のフランジ4cとベローズ2のフランジ2bとの垂直の
面の2つの面を同時に合わすことになる。
【0010】しかし、上記の組立作業では、GISケー
ス5のフランジ5bを吊り降ろしてGISケース7のフ
ランジ7aに取り付ける際にGISケース5のフランジ
5bのフランジ面を滑り移動や斜め移動させて芯合わせ
することは望ましくない。OリングはGISケースのフ
ランジ面の溝に挿入され、フランジ間のシールのためそ
の一部はフランジ面よりでている。このため接続される
2つのフランジ面、例えばフランジ5b、7aを滑り移
動や斜め移動させるとOリングを損傷させてしまうから
である。Oリングを損傷させずにそのシール性を確保す
るためには、水平・垂直どちらか一方の軸方向に作業調
整量tだけの寸法逃げが必要である。
【0011】寸法逃げとしての作業調整量tを確保する
装置としてはベローズがある。図8に示すように、通
常、変圧器タンク1のフランジ1cとブッシング4のフ
ランジ4cとの間に挿入され、変圧器タンク1のフラン
ジ1cに取り付けられて伸縮によって作業調整量tを確
保し、両者間を接続するのが一般的である。なお、図8
に示すように吊り上げられたブッシング4のフランジ4
cとベローズ2のフランジ2bとが組立作業中にぶつか
らないために、ベローズ2を最低限寸法tだけ収縮させ
なければならない。この作業調整寸法tを大きくすれば
作業は容易になるが価格が高くなる。従って、この作業
調整寸法tは、作業上の要請とベローズ2の価格との兼
ね合いで決定される。
【0012】通常の組立作業時の作業調整量tは5ミリ
メートル必要で、例えば直径1400ミリメートルのベ
ローズを使用すると、ベローズの全長Tは300ミリメ
ートル以上必要となる。ベローズの全長Tを短くしよう
とすればベローズの蛇腹の板厚を薄くしなければならず
内圧に耐えられなくなる。このため図7に示すように、
作業調整量tを確保するベローズ2を取り付けるために
全長T分だけの寸法が最低限必要となり、機器全体の水
平方向の寸法が長くなる。
【0013】また、組立作業時ブッシング4のフランジ
4cが水平移動する際に、ベローズ2のフランジ2bが
フランジ4cの軸線上にあるため、フランジ4cの水平
方向の移動を妨げ、GISケース5を水平方向に自由に
移動できず組立の作業性が悪いという問題点もある。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、シール部材の損傷防止に必要
な作業調整量を確保するためのベローズをなくしても組
立ができ、全体の寸法を短くできる電気機器容器間の接
続装置を得ることを目的とする。さらに、第2の容器の
フランジが様々な外側寸法であっても容易に対応するこ
とができるとともに高い内圧に耐えることができる電気
機器容器間の接続装置を得ることを目的とする。さら
に、第2のフランジがその軸方向に自由に移動ができ、
組立の作業性を良くすることができる電気機器容器間の
接続装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の電気機器容器間の接続装置においては、
開口部を有する収容部を形成する収容部形成部材と開口
部の端部に設けられた第1のフランジとを有し第1の容
器に接続される第1の接続補助装置、第1のフランジの
内側寸法よりも小さい外側寸法の第2のフランジを有す
る第2の接続補助装置、及び第1のフランジの内側寸法
よりも大きい外側寸法と第2のフランジの外側寸法より
も小さい内側寸法を有し第2の容器に接続される接続補
助部材、を有する電気機器容器間の接続装置であって、
第2のフランジが第1の接続補助装置の収容部に収容さ
れ、接続補助部材が第1のフランジ及び第2のフランジ
の各一方の面に各々シール部材を介して絶縁媒体が洩れ
ないように接続されるようにしたものである。
【0016】また、第2の接続補助装置が筒状部材とこ
の筒状部材の一方の端部に設けられ外側寸法が接続補助
部材の内側寸法よりも小さくかつ筒状部材の外側寸法よ
りも大きい第3のフランジとを有する補助接続部材を有
し第2のフランジが筒状部材の他方の端部に設けられた
ものであり、第3のフランジが第2の容器にシール部材
を介して絶縁媒体が洩れないように接続されるものとし
たものである。
【0017】さらに、第2の容器が直角に曲がったL字
形状の筒状容器であって中間フランジを有するブッシン
グが設けられたものであり、補助接続部材の第3のフラ
ンジが中間フランジにシール部材を介して絶縁媒体が洩
れないように接続されるものとしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図3はこの発明の実施の一形態で
ある接続装置を示すもので、図1は接続装置の要部を示
す断面図である。図2は接続装置の組立方法を説明する
ための説明図である。図3は接続装置の要部を拡大して
示す拡大図である。
【0019】これらの図において、1は従来と同様の鋼
板製の第1の容器としての油入の変圧器タンクで、この
変圧器タンク1の側面には円筒状の収容部10を形成す
る筒状部10aと変圧器側フランジ10bが設けられて
いる。収容部形成部材としての筒状部10aと第1のフ
ランジとしての変圧器側フランジ10bとにより、この
発明における第1の接続補助装置を構成している。筒状
部10aは従来の筒状部1bの直径Dよりも大きい内径
DAを有する。変圧器側フランジ10bは筒状部10a
の端面に設けられている。変圧器側フランジ10bの内
径はDA、外径はDBである。20は従来のGISケー
ス5と同様の鋼板製の全長Lの第2の接続補助装置とし
ての筒状アダプタである。筒状アダプタ20は右側の端
面に外径DCのこの発明の第3のフランジとしての右側
フランジ20a、左側の端面に筒状部10aの内径DA
よりも小さい外径DDの第2のフランジとしての左側フ
ランジ20b、筒状部材としての筒部20cを有する。
【0020】21は従来のGISケース5と同様の鋼板
製の断面形状が長方形で環状の接続補助部材としての円
板状アダプタである。円板状アダプタ21はその内径D
Eが筒状アダプタ20の右側フランジ20aの外径DC
より大きく筒状アダプタ20の左側フランジ20bの外
径DDより小さく、その外径DBは変圧器側フランジ1
0bの外周部の外径と同じである。22は筒状アダプタ
20の左側フランジ20bと円板状アダプタ21との間
に挿入されるシール部材としてのパッキンである。23
は変圧器側フランジ10bと円板状アダプタ21との間
に挿入される同じくシール部材としてのパッキンであ
る。
【0021】4はブッシングで、図の左側が油中ブッシ
ング4a、右側がガス中ブッシング4bである。ブッシ
ング4は中央部に2つの中間フランジが設けられ、左側
が油中ブッシング4a側のフランジ4c、右側がガス中
ブッシング4b側のフランジ4dである。フランジ4c
はパッキン3を介して筒状アダプタ20の右側フランジ
20aに取り付けられている。
【0022】5は第2の容器としての円筒状容器のGI
Sケースで、図に示すように直角にまがったL字形状を
しており、その両端面にフランジ5a、5bが設けられ
ている。左側のフランジ5aはOリング6を介してブッ
シング4のフランジ4dに取り付けられている。他端の
下向きのフランジ5bはOリング6を介してGISケー
ス7の上向きのフランジ7aに取り付けられている。G
ISケース7から図示しないGISまでの間はGISケ
ース5と同様のもので接続されている。
【0023】この実施の形態においては、第1の接続補
助装置を構成する筒状部10aと変圧器側フランジ10
b、第2の接続補助装置としての筒状アダプタ20、接
続補助部材としての円板状アダプタ21により接続装置
100が構成されている。なお、各フランジの接続個所
は詳細を図示していないが、ボルト、ナットによる締め
付け構造である。筒状アダプタ20の左側フランジ20
bと円板状アダプタ21との接続個所は、図3に示すよ
うに筒状アダプタ20の左側フランジ20bのボルト穴
を止まりねじ20dとし油止めをしている。
【0024】次に組立方法について説明する。図2に示
すように、GISケース5のフランジ5aとブッシング
4のフランジ4dをOリング6を介して接続する。次に
筒状アダプタ20の右側フランジ20aをブッシング4
のフランジ4cにパッキン3を介して接続する。その
際、予め円板状アダプタ21を図2に示すように筒状ア
ダプタ20の左側フランジ20bの図の右側に位置する
ように差し込んでおく。この状態でクレーン8によりワ
イヤ9を介して吊り上げる。
【0025】GISケース5のフランジ5bとGISケ
ース7のフランジ7aとの間に間隔gを保ちながら、吊
り上げられたGISケース5及び筒状アダプタ20と一
体にされた油中ブッシング4aを筒状部10aの中に入
れ、そのまま図の左方向に所定の位置まで水平移動す
る。筒状アダプタ20の左側フランジ20bの外径DD
は筒状部10aの内径DAよりも所定の寸法2δだけ小
さくしてある。2δ=(DA−DD)であり、上記間隔
δに対して十分な余裕のある値としている。従って筒状
アダプタ20の左側フランジ20bは筒状部10a内で
所定の寸法2δの余裕をもっているので、筒状アダプタ
20の左側フランジ20bが変圧器側フランジ10bの
上端部分と干渉しないで間隔gを確保しながら容易に筒
状部10aの中の所定の位置まで水平移動できる。
【0026】GISケース5のフランジ5bがGISケ
ース7のフランジ7aの真上にきたら吊り降ろして、G
ISケース5のフランジ5bをGISケース7のフラン
ジ7aにOリング6を介して取り付ける。次に筒状アダ
プタ20に差し込まれていた円板状アダプタ21を吊り
上げ、筒状アダプタ20の左側フランジ20bにパッキ
ン22を介して、変圧器側フランジ10bにパッキン2
3を介して各々取り付ける。以上で組立を完了し、図1
の状態にする。
【0027】この接続装置においては、筒状アダプタ2
0の左側フランジ20bが筒状部10aの中を移動でき
るため、吊り上げられたGISケース5及びブッシング
4に一体にされた筒状アダプタ20の左側フランジ20
bが変圧器側フランジ10bに干渉されることなく筒状
部10aの中の所定の位置まで水平移動できる。これに
より変圧器側フランジ10bと筒状アダプタの左側フラ
ンジ20bとを対向させてシール部材を介して接続する
のではなく、変圧器側フランジ10b及び筒状アダプタ
の左側フランジ20bの同じ側の面が円板状アダプタ2
1により各々シール部材を介して接続される。従ってシ
ール部材の損傷防止のために必要な寸法逃げとしての作
業調整量がいらない。このため作業調整量を確保するた
めのベローズ2(図7参照)を用いなくても容易に組立
ができる。
【0028】さらに、ベローズ2を用いる場合、伸縮す
るための最低限必要な長さ、例えば直径1400ミリメ
ートルのベローズで300ミリメートル以上の長さのベ
ローズが必要となる。しかし、ベローズを必要としない
ので、ベローズ分の長さ300ミリメートル短くでき
る。すなわち、筒状アダプタ20の全長Lが、例えば1
50ミリメートルですむ。すなわち、筒状アダプタ20
と従来のベローズ2とを組み合わせた場合の長さ(15
0+300)=450ミリメートルに比し、1/3の長
さにすることができるので、機器全体の水平寸法を短く
することができる。また、ブッシング4のフランジ4c
の外径が種々異なる場合であっても筒状アダプタ20の
右側フランジ20aの外径DCをブッシング4のフラン
ジ4cの外径に合わせることにより、筒状アダプタ20
はブッシング4に接続できるので、中間フランジの外径
が異なるどんなブッシングにも対応することができる。
【0029】また、筒状アダプタ20はベローズ2のよ
うな蛇腹がなく板材でできているため、板厚を厚くする
ことができる。これにより、例えば油入変圧器1が防爆
仕様等の場合でも高い内圧に耐えることができることに
加えて、ベローズ2よりも安価にすることができる。さ
らに、筒状アダプタ20は板材でできているため、蛇腹
を有するベローズ2よりも取り扱いが容易でありベロー
ズのように取付けの際に伸縮させる必要がない。これに
より、組立の作業性を良くすることができる。
【0030】また、GISケース5がL字形状をしてい
るため、接続されるGISケース7は間隔gだけ離れて
GISケース5の下にある。このため組立作業時GIS
ケース5が水平移動する際に、変圧器タンク1側へは筒
状部10aの中に自由に水平移動ができ、またその反対
方向側へも水平移動線上に遮る物、つまり接続されるG
ISケース7等が邪魔にならないので、水平方向に自由
に移動ができ組立の作業性を良くすることができる。
【0031】この実施の形態では、筒状アダプタ20の
左側フランジ20bと変圧器側フランジ10bに円環状
のフランジを用いたが、円環状に限られるものではな
く、例えば矩形のフランジ等でもよい。また、筒状アダ
プタ20の左側フランジ20bのボルト穴を止まりねじ
20cとしたが、筒状アダプタ20の左側フランジ20
bのボルト穴を止まりねじ20cにすることに限られる
ものではなく、例えば筒状アダプタ20の左側フランジ
20bの板厚を薄くしボルト穴部に止まりねじ加工した
座を溶接してもよい。これにより、筒状アダプタ20を
軽量化することができ、さらに安価にすることができ
る。また、GISケース5が直角に曲がったL字形状で
ある場合を示したが、L字形状のものに限られるもので
はなく、どんな角度のもの例えば直線状のもの等でもよ
い。また、油入変圧器とガス絶縁開閉装置との容器間の
接続装置の例を述べたが、ガス絶縁変圧器とガス絶縁開
閉装置との容器間の接続装置、及びガス絶縁開閉装置機
器間等の絶縁媒体を収容した容器間の接続装置について
も同様の効果を奏する。
【0032】実施の形態2.図4〜図6はこの発明の他
の実施の一形態である接続装置を示すもので、図4は接
続装置の要部を示す断面図である。図5は接続装置の組
立方法を説明するための説明図である。図6は接続装置
の要部を拡大して示す拡大図である。
【0033】これらの図において、1は従来と同様の鋼
板製の変圧器タンクで、この変圧器タンク1の側面には
円筒状の収容部10を形成する筒状部10aが設けられ
ている。筒状部10aは従来の筒状部1bの直径D(図
2)よりも大きい内径DAを有する。筒状部10aの端
面には変圧器側フランジ10bが設けられている。変圧
器側フランジ10bの内径はDA、外径はDBである。
40はブッシングで、中央部に2つの中間フランジが設
けられ、左側に筒状部10aの内径DAよりも小さい外
径DDのフランジ40c、右側に外径DDよりも小さい
外径DCのフランジ40dを有する。
【0034】21は従来のGISケース5と同様の鋼板
製の断面形状が長方形で環状の円板状アダプタである。
円板状アダプタ21はその内径DEがブッシング40の
フランジ40dの外径DCより大きくブッシング40の
フランジ40cの外径DDより小さく、その外径DBは
変圧器側フランジ10bの外周部の外径と同じである。
22はブッシング40のフランジ40cと円板状アダプ
タ21との間に挿入されるパッキンである。23は変圧
器側フランジ10bと円板状アダプタ21との間に挿入
されるパッキンである。
【0035】ブッシング40のフランジ40cはパッキ
ン22を介して円板状アダプタ21に接続されている。
変圧器側フランジ10bはパッキン23を介して円板状
アダプタ21に接続されている。5は円筒状容器のGI
Sケースで、図に示すように直角にまがったL字形状を
しており、その両端面にフランジ5a、5bが設けられ
ている。左側のフランジ5aはOリング6を介してブッ
シング40のフランジ40dに取り付けられている。他
端の下向きのフランジ5bはOリング6を介してGIS
ケース7の上向きのフランジ7aに取り付けられてい
る。GISケース7から図示しないGISまでの間はG
ISケース5と同様のもので接続されている。
【0036】この実施の形態においては、第1の接続補
助装置を構成する筒状部10aと変圧器側フランジ10
b、第2の接続補助装置としてのブッシング40のフラ
ンジ40c、接続補助部材としての円板状アダプタ21
により接続装置200が構成されている。なお、各フラ
ンジの接続個所は詳細を図示していないが、ボルト、ナ
ットによる締め付け構造である。ブッシング40のフラ
ンジ40cと円板状アダプタ21との接続個所は、図6
に示すようにブッシング40のフランジ40cのボルト
穴を止まりねじ40eとし油止めをしている。
【0037】次に組立方法について説明する。図5に示
すように、GISケース5のフランジ5aとブッシング
40のフランジ40dをOリング6を介して接続する。
その際、予め円板状アダプタ21を図5に示すようにブ
ッシング40のフランジ40cの図の右側に位置するよ
うに差し込んでおく。この状態でクレーン8によりワイ
ヤ9を介して吊り上げる。
【0038】GISケース5のフランジ5bとGISケ
ース7のフランジ7aとの間に間隔gを保ちながら、吊
り上げられたGISケース5と一体にされた油中ブッシ
ング40aを筒状部10aの中に入れ、そのまま図の左
方向に所定の位置まで水平移動する。ブッシング40の
フランジ40cの外径DDは筒状部10aの内径DAよ
りも所定の寸法2δだけ小さくしてある。2δ=(DA
−DD)である。従ってブッシング40のフランジ40
cは筒状部10a内で所定の寸法2δの余裕をもってい
るので、ブッシング40のフランジ40cが変圧器側フ
ランジ10bの上端部分と干渉しないで間隔gを確保し
ながら容易に筒状部10aの中の所定の位置まで水平移
動できる。
【0039】GISケース5のフランジ5bがGISケ
ース7のフランジ7aの真上にきたら吊り降ろして、G
ISケース5のフランジ5bをGISケース7のフラン
ジ7aにOリング6を介して取り付ける。次にブッシン
グ40に差し込まれていた円板状アダプタ21を吊り上
げ、ブッシング40のフランジ40cにパッキン22を
介して、変圧器側フランジ10bにパッキン23を介し
て各々取り付ける。以上で組立を完了し、図4の状態に
する。
【0040】この接続装置においては、筒状アダプタ2
0の左側フランジ20bをブッシング40のフランジ4
0cに置き換えることによりブッシング40は筒状アダ
プタ20も不要にすることができる。これにより機器全
体の水平方向の寸法をさらに短くできる。
【0041】さらに、ブッシング40はベローズ2や筒
状アダプタ20がないので、取り扱いが容易であるとと
もに作業工数も減らすことができる。これにより、組立
の作業性を良くすることができるとともに安価にするこ
とができる。また、ブッシング40のフランジ40c
を、変圧器側フランジ10bに円板状アダプタ21によ
り直接接続したので、接続装置200は図1における筒
部20cに相当する分だけ短くなる。さらに、例えば変
圧器タンク1が防爆仕様等の場合でも高い内圧に耐える
ことができる。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、次のような効果を奏する。開口部を有
する収容部を形成する収容部形成部材と開口部の端部に
設けられた第1のフランジとを有し第1の容器に接続さ
れる第1の接続補助装置、第1のフランジの内側寸法よ
りも小さい外側寸法の第2のフランジを有し第2の容器
に接続される第2の接続補助装置、及び第1のフランジ
の内側寸法よりも大きい外側寸法と第2のフランジの外
側寸法よりも小さい内側寸法を有する接続補助部材を設
け、第2のフランジが第1の接続補助装置の収容部に収
容され、接続補助部材が第1のフランジ及び第2のフラ
ンジの各一方の面に各々シール部材を介して絶縁媒体が
洩れないように接続されるようにすることにより、第2
のフランジが収容部の中を移動できるため、第2のフラ
ンジが第1のフランジに干渉されない。これにより第1
のフランジと第2のフランジとを対向させてシール部材
を介して接続されるのではなく、第1のフランジ及び第
2のフランジの同じ側の面が接続補助部材により各々シ
ール部材を介して接続される。従ってシール部材の損傷
防止のために必要な作業調整量がいらない。このため作
業調整量を確保するためのベローズがなくても組立がで
きる。これによりシール部材の損傷を避けるための調整
用の余裕長さがいらなくなり、機器全体の寸法を短くす
ることができる。
【0043】また、第2の接続補助装置が筒状部材とこ
の筒状部材の一方の端部に設けられた第3のフランジと
を有する補助接続部材を有し第2のフランジが筒状部材
の他方の端部に設けられたものであり、第3のフランジ
が第2の容器にシール部材を介して絶縁媒体が洩れない
ように接続されるようにしたので、第3のフランジはそ
の外側寸法を第2の容器のフランジの外側寸法に合わせ
ることにより接続できるので、第2の容器のフランジが
外側寸法が様々であっても容易に対応することができ
る。さらに、ベローズのような伸縮部を有しないため、
高い内圧に耐えることができる。
【0044】さらに、第2の容器が直角に曲がったL字
形状の筒状容器であって中間フランジを有するブッシン
グが設けられたものであり、補助接続部材の第3のフラ
ンジが中間フランジにシール部材を介して絶縁媒体が洩
れないように接続されるようにしたので、第2のフラン
ジの軸方向線上に遮る物がないため、第2のフランジは
その軸方向に自由に移動ができるので、組立の作業性を
良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態である接続装置の要
部を示す断面図である。
【図2】 図1の接続装置の組立方法を説明するための
説明図である。
【図3】 図1の接続装置の要部を拡大して示す拡大図
である。
【図4】 この発明の他の実施の一形態である接続装置
の要部を示す断面図である。
【図5】 図4の接続装置の組立方法を説明するための
説明図である。
【図6】 図4の接続装置の要部を拡大して示す拡大図
である。
【図7】 従来の油入変圧器とGISとの容器間の接続
装置の要部を示す断面図である。
【図8】 従来の油入変圧器とGISとの容器間の接続
装置の組立方法を説明するための説明図である。
【図9】 図9の従来の容器間の接続装置の組立方法を
説明するための別の説明図である。
【符号の説明】
1:変圧器タンク、3:パッキン、4:ブッシング、4
c:フランジ、5:GISケース、10:収容部、10
a:筒状部、10b:変圧器側フランジ、20:筒状ア
ダプタ、20a:右側フランジ、20b:左側フラン
ジ、20c:筒部、21:円板状アダプタ、22,2
3:パッキン、40:ブッシング、40c:フランジ、
100,200:接続装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁媒体が収容された第1の容器に設け
    られるものであって、開口部を有する収容部を形成する
    収容部形成部材と上記開口部の端部に設けられた第1の
    フランジとを有する第1の接続補助装置、 絶縁媒体が収容された第2の容器に接続されるものであ
    って、上記第1の接続補助装置の第1のフランジの内側
    寸法よりも小さい外側寸法の第2のフランジを有する第
    2の接続補助装置、及び上記第1の接続補助装置の第1
    のフランジの内側寸法よりも大きい外側寸法と上記第2
    の接続補助装置の第2のフランジの外側寸法よりも小さ
    い内側寸法を有する接続補助部材、 を有する電気機器容器間の接続装置であって、 上記第2の接続補助装置の第2のフランジが上記第1の
    接続補助装置の収容部に収容され、上記接続補助部材が
    上記第1の接続補助装置の第1のフランジ及び上記第2
    の接続補助装置の第2のフランジの各一方の面に各々シ
    ール部材を介して絶縁媒体が洩れないように接続される
    電気機器容器間の接続装置。
  2. 【請求項2】 第2の接続補助装置は、直線状でかつ筒
    状の筒状部材とこの筒状部材の一方の端部に設けられ外
    側寸法が接続補助部材の内側寸法よりも小さくかつ上記
    筒状部材の外側寸法よりも大きい第3のフランジとを有
    する補助接続部材を有し、第2のフランジが上記筒状部
    材の他方の端部に設けられたものであり、 上記第3のフランジが第2の容器にシール部材を介して
    絶縁媒体が洩れないように接続されるものであることを
    特徴とする請求項1記載の電気機器容器間の接続装置。
  3. 【請求項3】 第2の容器は、直角に曲がったL字形状
    の筒状容器であって、中間フランジを有するブッシング
    が設けられたものであり、 補助接続部材の第3のフランジが上記中間フランジにシ
    ール部材を介して絶縁媒体が洩れないように接続される
    ものであることを特徴とする請求項2記載の電気機器容
    器間の接続装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009021143A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Japan Ae Power Systems Corp 電気機器用ブッシング
EP2922070A1 (en) * 2014-03-19 2015-09-23 ABB Technology Ltd Electrical insulation system and high voltage electromagnetic induction device comprising the same

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