JPH10116752A - Lcフィルタ部品 - Google Patents
Lcフィルタ部品Info
- Publication number
- JPH10116752A JPH10116752A JP8270834A JP27083496A JPH10116752A JP H10116752 A JPH10116752 A JP H10116752A JP 8270834 A JP8270834 A JP 8270834A JP 27083496 A JP27083496 A JP 27083496A JP H10116752 A JPH10116752 A JP H10116752A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inductor
- filter
- capacitor
- log
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- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、磁性体材料と誘電体材料との双方を
含有する基体内に、T型、パイ型もしくは多段型ローパ
スLCフィルタ回路を構成するインダクタおよびキャパ
シタが形成されてなるLCフィルタ部品に関し、残留キ
ャパシタを利用し良好なフィルタ特性を得る。 【解決手段】誘電体材料と磁性体材料との混合体からな
る基体内にローパスLCフィルタ回路を形成するにあた
り、そのLCフィルタ回路のカットオフ周波数をfc,
上記インダクタ1個分のインダクタンスをL、上記イン
ダクタに等価的に並列に接続された残留キャパシタの、
インダクタ1個分のキャパシタンスをCとしたとき、残
留キャパシタが、log(fc)+0.6≦log{1
/(2π√(LC))≦log(fc)+1.5を満足
するように調整する。
含有する基体内に、T型、パイ型もしくは多段型ローパ
スLCフィルタ回路を構成するインダクタおよびキャパ
シタが形成されてなるLCフィルタ部品に関し、残留キ
ャパシタを利用し良好なフィルタ特性を得る。 【解決手段】誘電体材料と磁性体材料との混合体からな
る基体内にローパスLCフィルタ回路を形成するにあた
り、そのLCフィルタ回路のカットオフ周波数をfc,
上記インダクタ1個分のインダクタンスをL、上記イン
ダクタに等価的に並列に接続された残留キャパシタの、
インダクタ1個分のキャパシタンスをCとしたとき、残
留キャパシタが、log(fc)+0.6≦log{1
/(2π√(LC))≦log(fc)+1.5を満足
するように調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性体材料と誘電
体材料との双方を含有する基体内に、T型、パイ型もし
くは多段型ローパスLCフィルタ回路を構成するインダ
クタおよびキャパシタが形成されてなるLCフィルタ部
品に関する。
体材料との双方を含有する基体内に、T型、パイ型もし
くは多段型ローパスLCフィルタ回路を構成するインダ
クタおよびキャパシタが形成されてなるLCフィルタ部
品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子機器の高周波ノイズ対策
用として、EMI(ElectroMagnetic
Interference)フィルタが使用されてい
る。一般にEMIフィルタは、コンデンサとインダクタ
との個別素子を組み合わせて構成されており、これら個
別素子の組み合わせによる多くの型のEMIフィルタが
提案されている。代表的なものとして、例えば1個のキ
ャパシタと1個のインダクタとの組み合わせからなるL
型のEMIフィルタや、2個のキャパシタと1個のイン
ダクタとの組み合わせからなるπ(パイ)型のEMIフ
ィルタが知られており、これらのEMIフィルタにより
電子機器のノイズ対策が行なわれている。
用として、EMI(ElectroMagnetic
Interference)フィルタが使用されてい
る。一般にEMIフィルタは、コンデンサとインダクタ
との個別素子を組み合わせて構成されており、これら個
別素子の組み合わせによる多くの型のEMIフィルタが
提案されている。代表的なものとして、例えば1個のキ
ャパシタと1個のインダクタとの組み合わせからなるL
型のEMIフィルタや、2個のキャパシタと1個のイン
ダクタとの組み合わせからなるπ(パイ)型のEMIフ
ィルタが知られており、これらのEMIフィルタにより
電子機器のノイズ対策が行なわれている。
【0003】このように、それぞれが個別素子であるキ
ャパシタとインダクタを組み合わせてEMIフィルタを
構成するのではEMIフィルタ全体が大型化し、そのE
MIフィルタを回路基板等に取り付けるにあたり広い面
積を必要とし、また、個別素子を組み合わせるために工
数もかかるという問題がある。近年、 これらの問題を解
決し1つのチップ内にキャパシタとインダクタを内蔵し
たフィルタが提案されている(特開平8−65080号
公報、特開平8−148381号公報参照)。
ャパシタとインダクタを組み合わせてEMIフィルタを
構成するのではEMIフィルタ全体が大型化し、そのE
MIフィルタを回路基板等に取り付けるにあたり広い面
積を必要とし、また、個別素子を組み合わせるために工
数もかかるという問題がある。近年、 これらの問題を解
決し1つのチップ内にキャパシタとインダクタを内蔵し
たフィルタが提案されている(特開平8−65080号
公報、特開平8−148381号公報参照)。
【0004】これらの公報には、誘電体材料と磁性体材
料との混合体からなる複数の層それぞれにインダクタお
よびキャパシタとして作用する導電膜を形成し、それら
複数の層を積層して焼成することにより内部にフィルタ
が形成されたチップ状のフィルタ部品が提案されてい
る。
料との混合体からなる複数の層それぞれにインダクタお
よびキャパシタとして作用する導電膜を形成し、それら
複数の層を積層して焼成することにより内部にフィルタ
が形成されたチップ状のフィルタ部品が提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な誘電体材料と磁性体材料との混合体を採用すると、誘
電体材料も含有していることから、内部に形成したイン
ダクタが、そのインダクタに対し等価的に並列接続され
た、かなり大きな残留キャパシタを持ち、良好な特性の
LCフィルタ回路を得にくいという問題がある。
な誘電体材料と磁性体材料との混合体を採用すると、誘
電体材料も含有していることから、内部に形成したイン
ダクタが、そのインダクタに対し等価的に並列接続され
た、かなり大きな残留キャパシタを持ち、良好な特性の
LCフィルタ回路を得にくいという問題がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、残留キャパシ
タが存在していても良好なフィルタ特性を得ることので
きるLCフィルタ部品を提供することを目的とする。
タが存在していても良好なフィルタ特性を得ることので
きるLCフィルタ部品を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のLCフィルタ部品は、磁性体材料と誘電体材料との
双方を含有する基体と、その基体内部に形成された、T
型、π型もしくは多段型ローパスLCフィルタ回路を構
成してなるインダクタおよびキャパシタとを備え、上記
LCフィルタ回路のカットオフ周波数をfc,上記イン
ダクタ1個分のインダクタンスをL、上記インダクタに
等価的に並列に接続された残留キャパシタの、インダク
タ1個分のキャパシタンスをCとしたとき、残留キャパ
シタが、 log(fc)+0.6≦log{1/(2π√(LC))} ≦log(fc)+1.5 ……(1) を満足するキャパシタンスを有するものであることを特
徴とする。
明のLCフィルタ部品は、磁性体材料と誘電体材料との
双方を含有する基体と、その基体内部に形成された、T
型、π型もしくは多段型ローパスLCフィルタ回路を構
成してなるインダクタおよびキャパシタとを備え、上記
LCフィルタ回路のカットオフ周波数をfc,上記イン
ダクタ1個分のインダクタンスをL、上記インダクタに
等価的に並列に接続された残留キャパシタの、インダク
タ1個分のキャパシタンスをCとしたとき、残留キャパ
シタが、 log(fc)+0.6≦log{1/(2π√(LC))} ≦log(fc)+1.5 ……(1) を満足するキャパシタンスを有するものであることを特
徴とする。
【0008】ここで、log(fc)+1.5<log
{1/(2π√(LC))}の場合、減衰係数が小さく
なり、したがってフィルタ特性が悪く、望ましくない。
また、log{1/(2π√(LC))}<log(f
c)+0.6の場合、挿入損失特性から見ると理論上は
好ましいが、損失が極めて少ない材料が必要となり、現
実に入手できる材料では不可能である。尚、現状で入手
できる材料の誘電損失は0.03程度、磁気損失は0.
5程度である。
{1/(2π√(LC))}の場合、減衰係数が小さく
なり、したがってフィルタ特性が悪く、望ましくない。
また、log{1/(2π√(LC))}<log(f
c)+0.6の場合、挿入損失特性から見ると理論上は
好ましいが、損失が極めて少ない材料が必要となり、現
実に入手できる材料では不可能である。尚、現状で入手
できる材料の誘電損失は0.03程度、磁気損失は0.
5程度である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明のLCフィルタ部品の一実施
形態の分解斜視図、図2は、その外観図、図3は、その
等価回路図である。この実施形態のLCフィルタ部品
は、図1に示すように誘電体材料と磁性体材料との混合
体からなる各層の上に、図1に斜線を付して示す形状の
導体膜1,2,3,4が形成された4層から構成されて
いる。隣接する層を構成する導体膜は、スルーホール1
2a,12b;23a,23b;34a,34b内の導
体により電気的に接続されている。
説明する。図1は、本発明のLCフィルタ部品の一実施
形態の分解斜視図、図2は、その外観図、図3は、その
等価回路図である。この実施形態のLCフィルタ部品
は、図1に示すように誘電体材料と磁性体材料との混合
体からなる各層の上に、図1に斜線を付して示す形状の
導体膜1,2,3,4が形成された4層から構成されて
いる。隣接する層を構成する導体膜は、スルーホール1
2a,12b;23a,23b;34a,34b内の導
体により電気的に接続されている。
【0010】ここでは、4層に跨る両側の導体膜1a,
2a,3a,4a;1c,2c,3c,4cにより、そ
れぞれスパイラル構造の導体膜が形成されており、か
つ、これらは、相互に逆方向にスパイラルをなしてお
り、さらに、第4層の導体膜4bを介して相互に接続さ
れている。また、これら4層の中央の部分の導体膜1
b,2b,3b,4bにより、キャパシタが形成されて
いる。これにより、全体として、図3の等価回路に示す
多段型のLCフィルタ回路が形成されている。ここで、
図3の等価回路に示す、インダクタに並列に配置された
キャパシタはそのインダクタの残留キャパシタである。
2a,3a,4a;1c,2c,3c,4cにより、そ
れぞれスパイラル構造の導体膜が形成されており、か
つ、これらは、相互に逆方向にスパイラルをなしてお
り、さらに、第4層の導体膜4bを介して相互に接続さ
れている。また、これら4層の中央の部分の導体膜1
b,2b,3b,4bにより、キャパシタが形成されて
いる。これにより、全体として、図3の等価回路に示す
多段型のLCフィルタ回路が形成されている。ここで、
図3の等価回路に示す、インダクタに並列に配置された
キャパシタはそのインダクタの残留キャパシタである。
【0011】ここで、図1に示すLCフィルタ部品は、
インダクタを構成する導体膜1a,2a,3a,4a;
1c,2c,3c,4cの線幅等の調整により、前述し
た(1)式を満足するものであり、極めてシャープな減
衰特性を示すローパスLCフィルタ回路が構成されてい
る。図1に示すLCフィルタ部品において、両端のスパ
イラル構造の端部は、第1層の導体膜1a,1cが、各
層が重ねられてなる基体の端面から露出することによ
り、図2に示す、それぞれ端子電極51,端子電極52
に接続されており、第1層の中央の導体膜1bと第3層
の中央の導体膜3bは、基体の側面から露出することに
より、図2に示す、アース電極53に接続されている。
インダクタを構成する導体膜1a,2a,3a,4a;
1c,2c,3c,4cの線幅等の調整により、前述し
た(1)式を満足するものであり、極めてシャープな減
衰特性を示すローパスLCフィルタ回路が構成されてい
る。図1に示すLCフィルタ部品において、両端のスパ
イラル構造の端部は、第1層の導体膜1a,1cが、各
層が重ねられてなる基体の端面から露出することによ
り、図2に示す、それぞれ端子電極51,端子電極52
に接続されており、第1層の中央の導体膜1bと第3層
の中央の導体膜3bは、基体の側面から露出することに
より、図2に示す、アース電極53に接続されている。
【0012】図4は、図1に示す構造のフィルタ回路の
模式配置図、図5は、2つのスパイラル構造に跨る磁場
を示した模式図である。図1に示す構造のフィルタ回路
は、図4に示すように、両側にスパイラル構造を有する
インダクタを備え、それら2つのスパイラル構造の中央
にキャパシタを備えている。これら2つのスパイラル構
造は互いに逆向きのスパイラルを成しており、したがっ
てこれら2つのスパイラル構造内側の磁束は、互いに平
行かつ互いに逆向きとなり、全体として図5に示すよう
な磁気閉回路を形成する。このため、それら2つのスパ
イラル構造の中央部分に配置されたキャパシタの部分に
は、磁界はほとんど作用せず、これらのキャパシタは、
磁界による悪影響を受けずに所期の特性をそのまま発揮
できる。
模式配置図、図5は、2つのスパイラル構造に跨る磁場
を示した模式図である。図1に示す構造のフィルタ回路
は、図4に示すように、両側にスパイラル構造を有する
インダクタを備え、それら2つのスパイラル構造の中央
にキャパシタを備えている。これら2つのスパイラル構
造は互いに逆向きのスパイラルを成しており、したがっ
てこれら2つのスパイラル構造内側の磁束は、互いに平
行かつ互いに逆向きとなり、全体として図5に示すよう
な磁気閉回路を形成する。このため、それら2つのスパ
イラル構造の中央部分に配置されたキャパシタの部分に
は、磁界はほとんど作用せず、これらのキャパシタは、
磁界による悪影響を受けずに所期の特性をそのまま発揮
できる。
【0013】また、2つのスパイラル構造間で磁気閉回
路が形成されているため、この電子回路部品の外に洩れ
出る磁束も極めて弱く、この電子回路部品近傍に他の回
路素子が配置されても、その回路素子へは磁界はほとん
ど作用しない。図6〜図14は、図1に分解斜視図を示
す固体電子部品の各製造工程を示す図である。各図の
(A)は平面図、各図の(B)は、図8に代表して示す
矢印A−Aに沿う断面図である。
路が形成されているため、この電子回路部品の外に洩れ
出る磁束も極めて弱く、この電子回路部品近傍に他の回
路素子が配置されても、その回路素子へは磁界はほとん
ど作用しない。図6〜図14は、図1に分解斜視図を示
す固体電子部品の各製造工程を示す図である。各図の
(A)は平面図、各図の(B)は、図8に代表して示す
矢印A−Aに沿う断面図である。
【0014】ここでは、例えばNi−Znフェライトを
主成分とする磁性体材料を混合、仮焼し、適切な粒径と
なるように粉砕した磁性体仮焼粉と、例えばPbTiO
3 を主成分とする誘電体材料を混合、仮焼し、適切な粒
径になるように粉砕した誘電体仮焼粉を、適切な割合で
混合し、分散剤、バインダー、可塑剤、溶剤等を添加し
て誘電体磁性体混合ペーストを作製し、以下に説明する
ようにして、そのベース基板上に、このようにして作製
された誘電体磁性体混合ペーストと、Ag又はPdを主
成分とする導電ペーストとを交互にスクリーン印刷しな
がら積層し、必要に応じて切断を行なってグリーンの積
層体を形成する。この積層体に、脱バインダー処理を施
こい、さらに焼成して焼成体を形成し、この焼成体に、
例えばAgを主成分とする導体ペースト等を用いて端子
電極51,52およびアース電極53(図2参照)を形
成し、これによりLCフィルタ部品が完成する。
主成分とする磁性体材料を混合、仮焼し、適切な粒径と
なるように粉砕した磁性体仮焼粉と、例えばPbTiO
3 を主成分とする誘電体材料を混合、仮焼し、適切な粒
径になるように粉砕した誘電体仮焼粉を、適切な割合で
混合し、分散剤、バインダー、可塑剤、溶剤等を添加し
て誘電体磁性体混合ペーストを作製し、以下に説明する
ようにして、そのベース基板上に、このようにして作製
された誘電体磁性体混合ペーストと、Ag又はPdを主
成分とする導電ペーストとを交互にスクリーン印刷しな
がら積層し、必要に応じて切断を行なってグリーンの積
層体を形成する。この積層体に、脱バインダー処理を施
こい、さらに焼成して焼成体を形成し、この焼成体に、
例えばAgを主成分とする導体ペースト等を用いて端子
電極51,52およびアース電極53(図2参照)を形
成し、これによりLCフィルタ部品が完成する。
【0015】ここで、誘電体磁性体混合ペーストの材
料、誘電体磁性体混合ペーストのスクリーン印刷の厚
さ、導体ペーストのスクリーン印刷の線幅等によりイン
ダクタの残留キャパシタを調整することができ、ここで
は前述した(1)式を満足するように調整される。以
下、各図に沿って、図1に示すLCフィルタ部品の各製
造工程を説明する。
料、誘電体磁性体混合ペーストのスクリーン印刷の厚
さ、導体ペーストのスクリーン印刷の線幅等によりイン
ダクタの残留キャパシタを調整することができ、ここで
は前述した(1)式を満足するように調整される。以
下、各図に沿って、図1に示すLCフィルタ部品の各製
造工程を説明する。
【0016】先ず、図6に示すように、上述のようにし
て作製された誘電体磁性体混合ペーストからなるベース
基板100を形成し、そのベース基板100上に、導電
ペーストにより第1層目の導体膜1a,1b,1cをス
クリーン印刷により形成する(図7)。さらにその上
に、誘電体磁性体混合ペーストを、スルーホール12
a,12bが形成されるようにスクリーン印刷して誘電
体磁性体混合層101を形成する(図8)。さらに、同
様にして、導電ペーストにより、2層目の導体膜2a,
2b,2cをスクリーン印刷により形成する(図9)。
このとき、スルーホール12a,12b内にも導電ペー
ストが充電され、第1層の導体膜との電気的な接続がな
される。さらにその上に、スルーホール23a,23b
が形成されるように誘電体磁性体混合層102を形成し
(図10)、その上に第3層の導体膜3a,3b,3c
を形成する(図11)。さらにその上に、スルーホール
34a,34bが形成されるように誘電体磁性体混合層
103を形成し(図12)、その上に第4層の導体膜4
a,4b,4cを形成し(図13)、さらにその上にベ
ース基板104を形成する。
て作製された誘電体磁性体混合ペーストからなるベース
基板100を形成し、そのベース基板100上に、導電
ペーストにより第1層目の導体膜1a,1b,1cをス
クリーン印刷により形成する(図7)。さらにその上
に、誘電体磁性体混合ペーストを、スルーホール12
a,12bが形成されるようにスクリーン印刷して誘電
体磁性体混合層101を形成する(図8)。さらに、同
様にして、導電ペーストにより、2層目の導体膜2a,
2b,2cをスクリーン印刷により形成する(図9)。
このとき、スルーホール12a,12b内にも導電ペー
ストが充電され、第1層の導体膜との電気的な接続がな
される。さらにその上に、スルーホール23a,23b
が形成されるように誘電体磁性体混合層102を形成し
(図10)、その上に第3層の導体膜3a,3b,3c
を形成する(図11)。さらにその上に、スルーホール
34a,34bが形成されるように誘電体磁性体混合層
103を形成し(図12)、その上に第4層の導体膜4
a,4b,4cを形成し(図13)、さらにその上にベ
ース基板104を形成する。
【0017】このような積層体を形成した後、前述した
ように、この積層体に脱バインダー処理を施し、さらに
焼成して焼成体を形成し、図2に示す端子電極51,5
2、およびアース電極53を形成する。このような製造
工程を経ることにより、図1,図2に示す構造の固体電
子部品が製造される。
ように、この積層体に脱バインダー処理を施し、さらに
焼成して焼成体を形成し、図2に示す端子電極51,5
2、およびアース電極53を形成する。このような製造
工程を経ることにより、図1,図2に示す構造の固体電
子部品が製造される。
【0018】ここで、上記の製造工程中、図8に示す工
程から図11に工程を繰り返すことにより、さらに多段
のフィルタ回路を構成することもできる。
程から図11に工程を繰り返すことにより、さらに多段
のフィルタ回路を構成することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
残留キャパシタが積極的に利用され、良好なフィルタ特
性を有するLCフィルタ部品が得られる。
残留キャパシタが積極的に利用され、良好なフィルタ特
性を有するLCフィルタ部品が得られる。
【図1】本発明のLCフィルタ部品の一実施形態の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明のLCフィルタ部品の外観図である。
【図3】本発明のLCフィルタ部品の等価回路図であ
る。
る。
【図4】図1に示す構造のフィルタ回路の模式配置図で
ある。
ある。
【図5】2つのスパイラル構造に跨る磁場を示した模式
図である。
図である。
【図6】図1に分解斜視図を示すLCフィルタ部品の製
造工程中の第1工程を示す図である。
造工程中の第1工程を示す図である。
【図7】図1に分解斜視図を示すLCフィルタ部品の製
造工程中の第2工程を示す図である。
造工程中の第2工程を示す図である。
【図8】図1に分解斜視図を示すLCフィルタ部品の製
造工程中の第3工程を示す図である。
造工程中の第3工程を示す図である。
【図9】図1に分解斜視図を示すLCフィルタ部品の製
造工程中の第4工程を示す図である。
造工程中の第4工程を示す図である。
【図10】図1に分解斜視図を示すLCフィルタ部品の
製造工程中の第5工程を示す図である。
製造工程中の第5工程を示す図である。
【図11】図1に分解斜視図を示すLCフィルタ部品の
製造工程中の第6工程を示す図である。
製造工程中の第6工程を示す図である。
【図12】図1に分解斜視図を示すLCフィルタ部品の
製造工程中の第7工程を示す図である。
製造工程中の第7工程を示す図である。
【図13】図1に分解斜視図を示すLCフィルタ部品の
製造工程中の第8工程を示す図である。
製造工程中の第8工程を示す図である。
【図14】図1に分解斜視図を示すLCフィルタ部品の
製造工程中の第9工程を示す図である。
製造工程中の第9工程を示す図である。
1,1a,1b,1c,2,2a,2b,2c,3,3
a,3b,3c,4,4a,4b,4c 導体膜 12a,12b,23a,23b,34a,34b
スルーホール 51,52 端子電極 53 アース電極 100,104 ベース基板 101,102,103 誘電体磁性体混合層
a,3b,3c,4,4a,4b,4c 導体膜 12a,12b,23a,23b,34a,34b
スルーホール 51,52 端子電極 53 アース電極 100,104 ベース基板 101,102,103 誘電体磁性体混合層
Claims (1)
- 【請求項1】 磁性体材料と誘電体材料との双方を含有
する基体と、 前記基体内部に形成された、T型、π型もしくは多段型
ローパスLCフィルタ回路を構成してなるインダクタお
よびキャパシタとを備え、 前記LCフィルタ回路のカットオフ周波数をfc,前記
インダクタ1個分のインダクタンスをL、前記インダク
タに等価的に並列に接続された残留キャパシタの、該イ
ンダクタ1個分のキャパシタンスをCとしたとき、該残
留キャパシタが、 log(fc)+0.6≦log{1/(2π√(LC))} ≦log(fc)+1.5 を満足するキャパシタンスを有するものであることを特
徴とするLCフィルタ部品。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8270834A JPH10116752A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | Lcフィルタ部品 |
| EP97116464A EP0836277B1 (en) | 1996-10-14 | 1997-09-22 | LC composite part |
| DE69737805T DE69737805T2 (de) | 1996-10-14 | 1997-09-22 | LC-Kompositbauteil |
| TW086114303A TW346634B (en) | 1996-10-14 | 1997-10-01 | LC composite component |
| US08/949,820 US5977845A (en) | 1996-10-14 | 1997-10-14 | LC composite part with no adverse magnetic field in the capacitor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8270834A JPH10116752A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | Lcフィルタ部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10116752A true JPH10116752A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17491670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8270834A Pending JPH10116752A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | Lcフィルタ部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10116752A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008048450A (ja) * | 2003-11-11 | 2008-02-28 | Murata Mfg Co Ltd | 高周波モジュール |
| JP2008271204A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Toko Inc | 積層型電子部品 |
| JP2017139421A (ja) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | 株式会社村田製作所 | 電子部品 |
| JP2025517290A (ja) * | 2022-05-30 | 2025-06-05 | 深▲せん▼振華富電子有限公司 | パッシブローパスフィルタ及びローパスフィルタ回路 |
-
1996
- 1996-10-14 JP JP8270834A patent/JPH10116752A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008048450A (ja) * | 2003-11-11 | 2008-02-28 | Murata Mfg Co Ltd | 高周波モジュール |
| JP2008271204A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Toko Inc | 積層型電子部品 |
| JP2017139421A (ja) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | 株式会社村田製作所 | 電子部品 |
| US10116278B2 (en) | 2016-02-05 | 2018-10-30 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electronic component |
| JP2025517290A (ja) * | 2022-05-30 | 2025-06-05 | 深▲せん▼振華富電子有限公司 | パッシブローパスフィルタ及びローパスフィルタ回路 |
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