JPH10118154A - 薬剤容器用の凍結乾燥封止組立体 - Google Patents

薬剤容器用の凍結乾燥封止組立体

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JPH10118154A
JPH10118154A JP9261362A JP26136297A JPH10118154A JP H10118154 A JPH10118154 A JP H10118154A JP 9261362 A JP9261362 A JP 9261362A JP 26136297 A JP26136297 A JP 26136297A JP H10118154 A JPH10118154 A JP H10118154A
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seal
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sealing
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Becton Dickinson France SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凍結乾燥工程中容器に自己支持して用いら
れ、滅菌環境外での別の締結操作を必要としない凍結乾
燥封止組立体を提供する。 【解決手段】 凍結乾燥封止組立体400は容器10の
リム17の周りに配置されるスカート464を備える本
体460を含む。スカートは一つ以上の可撓性側壁47
0、リムの周りに位置付けられ得る可撓性ラッチ472
および蒸気通路474を有している。薬剤容器10の開
かれた頂部15を封止するエラストマー封止体422が
本体に保持されており、エラストマー封止体は容器の開
かれた頂部を封止するプラグ424および容器の開かれ
た頂部から離れる方向に面する上面426を有する。本
体460は封止体の上面の採取領域を定める開口を区画
する。膜434がエラストマー封止体の採取領域の上に
取外し可能に取り付けられ気密にエラストマー封止体の
採取領域を覆っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薬剤容器用の凍結乾
燥封止組立体に関し、特に、容器に自己支持され、凍結
乾燥室の滅菌環境内で容器に容易に封止され得る薬剤容
器用の凍結乾燥封止組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】ある薬剤の有効期間を延ばすために製薬
メーカーは薬剤を凍結乾燥工程下に置いている。凍結乾
燥工程では、容器ないしは薬瓶に入れられた液状の薬剤
が薬の活性成分を結晶状態に残したまま水分を薬から抜
き出すべく凍結乾燥工程下に置かれる。
【0003】図14は、凍結乾燥工程を有効に行う先行
技術の方法を図示している。容器600はリム614を
含み、一定量の凍結乾燥されるべき薬剤616を有する
ことを特徴としている。容器が凍結乾燥機に導入される
前に、プラグ626を有する凍結乾燥用栓620が部分
的に容器の首部618内に挿入される。プラグ626
は、プラグが部分的に首部に挿入されたとき、容器の内
部と凍結乾燥機とを連通し凍結乾燥工程中に発生する蒸
気を容器外に逃がす溝622を含んでいる。凍結乾燥操
作の後、凍結乾燥機内に設けられた棚が一般にフランジ
624に対して下降され、その結果、プラグ626が完
全に首部618内に挿入され容器内の薬剤を封止する。
【0004】この封止操作の後、凍結乾燥用栓は容器に
固定されねばならない。このようにするために、典型的
には、容器が凍結乾燥機の滅菌環境から取り出され、凍
結乾燥用封止体を容器に固定すべく、アルミニウム製締
結キャップがフランジ624とリム614との周りに施
される。締結キャップは、普通、凍結乾燥用封止体の中
央部分の上に配置された取外し可能なパッドを組み込ん
でいる。取外し可能なパッドを取り除くことによって、
ユーザーは凍結乾燥用封止体の中央部分にアクセスでき
る。このパッドは、ある程度、容器内容物取り出し証拠
手段として機能する。取外し可能なパッドはまた、ある
程度、凍結乾燥用封止体の頂部表面を清潔に保つための
手段としても機能する。
【0005】実際上、凍結乾燥薬剤は凍結乾燥用封止体
にアクセスすべく締結キャップからパッドを取り除くこ
とにより、使用する直前にアクセスされる。凍結乾燥用
封止体に注射針を突き刺して薬剤を注射器に吸い出す。
乾燥状態で保存された薬剤、例えば粉状または凍結乾燥
状態の薬剤の場合、まず注射器で溶媒、例えば生理的食
塩水を薬瓶に注入して粉状または凍結乾燥された薬剤を
溶く。一旦溶けたなら、薬剤溶液は薬瓶から注射器に吸
い込まれて使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般的にこれらの封止
組立体はうまく作用して使用前の薬剤を安全に保存する
が、検討すべき欠点がある。アルミニウム製締結キャッ
プの取外し可能パッドは鋭利な縁を有しているので、注
意しないと医師の安全手袋を切ってしまうことがある。
さらに先行技術の薬瓶で使われている締結キャップのほ
とんどは、封止体の頂部表面の滅菌状態を維持するよう
には構成されていないし、製薬メーカーでもそのように
は処理していない。したがって、先行技術の凍結乾燥用
封止体の中央部分は突き刺す前に、アルコール溶液など
で滅菌しなければならない。
【0007】製薬メーカー段階においてさらなる欠点が
存在する。凍結乾燥は典型的には凍結乾燥機の滅菌環境
内で行われる。凍結乾燥用封止体に設けられた溝は発生
した蒸気に対し絞り通路となることがある。溝のせい
で、成形型が標準のデザインに比べより複雑となる。ま
た、凍結乾燥用封止体のプラグは、溝無しの場合よりも
長くなり、より多くのゴム材料が必要とされることを意
味する。
【0008】既に説明したように、封止体を薬瓶に固定
するためには、締結キャップを薬瓶のリムに施す装置等
の他の装置が必要である。締結操作は、通常、凍結乾燥
工程とは別で、凍結乾燥領域の滅菌環境の外で行われ
る。これは、製造工程にさらなる時間と費用とを要する
ことになる。さらに、凍結乾燥用封止体の頂面は、締結
操作の間、非滅菌環境下に曝されるので、エンド・ユー
ザーは、薬剤にアクセス可能となる前に、凍結乾燥用封
止体の頂面をアルコール溶液等で消毒しなければならな
い。
【0009】
【課題を解決するための手段】ボトルまたは薬瓶など薬
剤容器用の凍結乾燥用封止組立体が開示される。凍結乾
燥用封止組立体は、容器に自己支持され、薬剤が凍結乾
燥工程下にある間、その工程中に発生する蒸気の自由な
阻害されない通路をもたらす。凍結乾燥用封止組立体は
その後、凍結乾燥室の滅菌環境内にある間に、容器を封
止し、容器に固定され得る。凍結乾燥用封止組立体はこ
のように、凍結乾燥操作および引き続く完全な栓止め操
作が一工程で起こるのを可能とし、凍結乾燥工程が行わ
れる滅菌環境の外での付加的な手続の必要性を排除す
る。
【0010】凍結乾燥用封止組立体は容器のリム周りに
支持される本体を含んでいる。本体は容器の開かれた頂
部に面している末端壁とリムの周りに位置されるスカー
トとを含んでいる。スカートはリムに係合可能な一つ以
上の可撓性アームおよび凍結乾燥工程中に発生する蒸気
が逃げ得る一つ以上の蒸気通路を含んでいる。本体は、
容器内の薬剤が凍結乾燥工程下にある第1の位置と、凍
結乾燥用封止組立体が容器を封止する第2位置との間
で、リムの周りに位置付け可能である。
【0011】容器の開かれた頂部を封止するエラストマ
ー封止体が本体内に保持されている。エラストマー封止
体は、容器の開かれた頂部を封止するプラグおよび容器
の開かれた頂部から離れる方向に面する上面を有するこ
とを特徴とする。本体の末端壁はエラストマー封止体の
上面の上に採取領域を限定する開口を画成している。膜
がエラストマー封止体の上面の採取領域を覆って本体に
取外し可能に固設されている。膜は、薬剤へのアクセス
が所望されたとき医者が本体から膜を取り外すのを可能
とする引張りつまみを含んでいる。
【0012】使用の際には、エラストマー封止体が容器
の開かれた頂部から離間されている第1の位置におい
て、凍結乾燥用封止組立体が容器に固設される。凍結乾
燥工程中に発生した蒸気は、本体に設けられた蒸気通路
を経て容器から逃げることができる。凍結乾燥工程に引
き続き、そして容器が凍結乾燥室内に残っている内に、
凍結乾燥用封止組立体は、本体が容器のリムに係止され
エラストマー封止体が容器の開かれた頂部を封止すべく
位置された第2の位置に付勢され得る。したがって、凍
結乾燥および完全な栓止め操作を凍結乾燥室の滅菌環境
内の一工程で行うことができ、凍結乾燥工程が行われる
滅菌環境の外での付加的な封止操作の必要性を排除す
る。
【0013】エラストマー封止体は様々なゴム材から形
成でき、本体は各種プラスチック材など各種の堅い材料
から形成でき、膜は各種プラスチック材、複合材、紙
材、金属箔材、TYVEK材等の材料から造ることがで
きる。各コンポーネントは滅菌した状態で製薬メーカー
に納入し、製薬メーカーは容器内の薬剤の処理中にこれ
らのコンポーネントを凍結乾燥用封止組立体に組み立て
ることができる。あるいは前もって組立て滅菌した凍結
乾燥用封止組立体を製薬メーカーに納入し、製薬メーカ
ーは組み立てられた滅菌済み凍結乾燥用封止組立体を薬
剤の処理中に薬剤容器に取り付けることもできる。滅菌
された膜は気密にエラストマー封止体の採取領域を覆う
ので、薬剤を使用する前にアルコール溶液などで上面を
滅菌する必要がなくなる。また滅菌された膜は容器内の
内容物の取り出し証拠手段としても機能する。
【0014】もしも必要なら、ワッシャがエラストマー
封止体の頂面に組み込まれてもよい。ワッシャは封止体
の頂面上に配置され、エラストマー封止体の採取領域を
画成する開口を含んでいる。膜はワッシャに取り外し可
能に固定され、望むなら、本体の一部にまで延在され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】ここで述べる説明と図は薬瓶また
は瓶に関するものであるが、カプセル、広口びんあるい
は類似の容器など、この分野で通常使用されているいか
なるタイプの容器も容易にここで述べられている利点を
享受するものであることは当業者であれば理解されるで
あろう。またここでは、外部から得た液体によって溶か
すある量の乾燥された薬剤を収容した容器について述べ
ているが、本発明はそれだけに制限されるものではない
ことは当業者に理解されるであろう。例えば、本発明は
液状薬剤を収容する容器にも適用することができる。
【0016】説明を単純にするために、本発明による滅
菌封止組立体を最初に説明し、その後、本発明の滅菌封
止組立体の特徴を凍結乾燥封止組立体において実現する
方法を説明する。
【0017】図1と図2において、本発明による滅菌封
止組立体20は、末端部12と基端部14を有し一定量
の薬剤16を収容した薬瓶またはびんなどの薬剤容器1
0に適用できる。後でさらに説明するが、一定量の薬剤
16は例えば凍結乾燥工程を受けた薬剤であることもあ
る。薬剤容器10は開いた頂部15で特徴付けられた首
部18を含んでいる。開いた頂部15は、上面13と下
面19を有するリム17で囲まれている。
【0018】本発明による滅菌封止組立体20は薬剤容
器の開いた頂部15を封止するためのエラストマー封止
体22を含む。エラストマー封止体はゴム材から構成す
ることができ、プラグ24を含む。プラグ24は、開い
た頂部15をぴったりと閉じることができるように、首
部18の直径“B”よりもわずかに大きいとまではいか
なくても少なくともそれに等しい直径“A”を有するこ
とが好ましい。エラストマー封止体22はさらに、リム
17の上面13に乗り、好ましくは、リムの上面13全
体をほぼ覆うように構成されるフランジ28を有する。
エラストマー封止体22は容器の開いた頂部から離れる
方向に面する上面26を有する。上面26には採取領域
26Aが設けられており、この領域にアクセスして医師
は薬剤容器10内の薬剤16を取り出す。
【0019】先に説明したように、従来の封止体におい
ては、薬瓶を使用する前に医師は、普通、アルコール溶
液などで上面26を滅菌しなければならなかった。この
理由は、従来技術においては、封止体をびんに保持する
ために普通使われるアルミニウム製締結キャップは封止
体の上面の滅菌状態を維持するようには構成されてもい
ないし処理もされていないからである。本発明による滅
菌封止組立体20の利点は、滅菌封止組立体20がエン
ド・ ユーザーのレベルで直ちに使用できる滅菌された状
態で提供されるように構成できることである。
【0020】封止体20の滅菌状態を確保する一つの方
法は、取外し可能パッドを組み込んだ従来のアルミニウ
ム製締結キャップを排除して、ここで開示した構造に取
り替えることである。ワッシャ30はエラストマー封止
体22の上面26に配置されるべく形状付けられてい
る。ワッシャ30の底面30Aは境界面37に沿ってエ
ラストマー封止体の上面26と接触している。好ましく
は、境界面37は底面30A全体を含む。ワッシャ30
は上面26に配置された開口部32を区画し、これが上
面26の採取領域26Aの範囲を定める。
【0021】図2は、ワッシャの上面35に沿ってワッ
シャ30に対して取り外し可能に取り付けてある膜34
を示す。膜34は上面26の採取領域26Aを覆って無
菌状態に保護し、好ましくはエラストマー封止体の採取
領域26Aを気密に封止するようにワッシャに取り付け
られている。膜34は好ましくは引張りつまみ36を有
し、それによってエラストマー封止体へアクセスしたい
場合、ユーザーはワッシャから膜34を取外すことがで
きるようになっている。
【0022】薬瓶封止体20全体は、例えば、締結キャ
ップ38によって薬瓶のリム17に固定できる。締結キ
ャップ38はプラスチックや金属等適当な堅い材料で形
成できる。ここに示したように、締結キャップ38はワ
ッシャの上面35とリム17の下面19に係合してワッ
シャ30をエラストマー封止体のフランジ28にしっか
りと押し付け、両者を薬瓶のリム17に固定している。
滅菌状態の維持ができるだけでなく、膜34に選ばれる
材料は鋭利な縁を避けることにより、前に述べた従来の
アルミニウム製締結キャップの問題を避けることが好ま
しい。また採取領域26Aの滅菌状態を確保できるだけ
でなく、膜34が薬剤容器10の内容物に対する取り出
し証拠手段となることは当業者であれば理解されるであ
ろう。
【0023】エラストマー封止体22、ワッシャ30お
よび膜34を滅菌状態で別々に製薬メーカーに納め、製
薬メーカーが薬剤容器の処理中にそれらを滅菌封止組立
体20に組み立てることができることはこの分野に精通
した者には理解されるであろう。あるいは、滅菌封止組
立体20を前もって組み立て滅菌状態で製薬メーカーに
納入し、製薬メーカーが薬瓶封止組立体20を単一ユニ
ットとして処理できるようにすることも可能である。
【0024】エラストマー封止体22は様々なゴム材か
ら形成でき、ワッシャ30は各種プラスチック材を含む
適当な堅い材料から形成できる。膜34はエラストマー
封止体の滅菌状態を維持するプラスチック材、複合材、
紙材、金属箔材、TYVEK材等の適当な材料から造る
ことができる。膜34は接着剤、熱シール、接合、その
他膜とワッシャの材料に合った方法でワッシャ30に固
定できる。エラストマー封止体22とワッシャ30は同
時射出成形法等で一体に形成することができることは当
業者には理解されるであろう。同様に、ワッシャ30と
膜34も必要に応じて同時射出成形法等で一体に形成で
きる。あるいは3つのすべてのコンポーネント、すなわ
ちエラストマー封止体、ワッシャおよび膜を必要に応じ
て適当な同時射出成形法で一体に形成することもでき
る。
【0025】ワッシャ30とエラストマー封止体22は
全面に亘って接触させて、両者の間で高いシール性能を
与えるようにすることが望ましい。特に、ワッシャ30
とエラストマー封止体22を別々に納入する場合、成形
異常や寸法異常などに対してワッシャ30と上面26と
の間のシール接触を高めるために、境界面37にある構
造を組み込んでもよい。図5に示すように、1つ以上の
封止リブ42をワッシャ30に形成することができる。
締結キャップ38の力によって封止リブ42はエラスト
マー封止体の上面26に食い込んで両者間のシール接触
を高める。あるいは、図6と図7に示すように、エラス
トマー封止体の上面26に封止リブ27を形成してもよ
い。これによってワッシャとエラストマー封止体間のシ
ール接触が高められる。
【0026】また、エラストマー封止体22のフランジ
28と容器のリム17との間の境界面39に封止リブ
(図示せず)を設けることができることが理解されるで
あろう。フランジ28またはリム17上のいずれかに設
けたこれらの封止リブは両者のシール接触を高める。
【0027】図5から図7において、封止リブ27と4
2は断面が丸く示されている。図8は四角い断面の封止
リブ242を有するワッシャの実施例230である。あ
るいは、図9に示すように、ワッシャ330は尖った断
面の封止リブ342で特徴づけることもできる。これら
の断面形状のいずれもエラストマー封止体の上面26に
形成した封止リブに適用できることは当業者には明らか
であろう。
【0028】図3は、本発明による滅菌封止組立体の変
形120を示す。エラストマー封止体122は、プラグ
124とフランジ128を有する。ワッシャ130をし
っかりと収容保持するポケット131を形成するブレー
ス(brace) 129によって、ワッシャ130はエラスト
マー封止体122に保持されている。先に述べたよう
に、1つ以上の封止リブ144をエラストマー封止体1
22の上面126に設けることができ、これによってワ
ッシャ130と上面126との間のシール接触を高める
ことができる。膜134は先に述べたような方法でワッ
シャ130に固定される。ここで、締結キャップ(図示
せず)をブレース129と容器のリムの周りに固定する
ことによって、薬瓶封止体120が薬剤容器(図示せ
ず)の首部18に保持される。
【0029】前記の滅菌封止組立体20,120は、そ
の構造の一部としてワッシャ30,130を使用した
が、ワッシャに先立って、膜734を前もって締結キャ
ップ738の上に直接取り付けることも当業者の力量範
囲内である。図4を参照。その後、滅菌された環境にお
いて、エラストマー封止体722とリム717を覆うよ
うに締結キャップ738と膜734を取付けることがで
きる。滅菌領域と締結領域との間での取扱操作中に、膜
734と締結キャップ738がバラバラになったり容器
の頂部から外れることがないように、必要に応じて、膜
734とエラストマー封止体722との間にリブ780
などの構造を設けることができる。これで膜734が付
着できる第二の領域ができるので、取扱中に膜と締結キ
ャップが乱れたり容器から外れることはない。
【0030】先に説明したように、従来の薬瓶封止体の
問題点の一つは、凍結乾燥工程と栓をする工程を一つの
工程で行なえるように封止体が設計されていないので、
凍結乾燥室の滅菌環境の外部で行なわれる締結操作など
の栓をする別の工程を必要とすることである。凍結乾燥
室の構成および凍結乾燥室が提供する構造によっては、
本発明の滅菌封止組立体20は凍結乾燥室の滅菌環境内
において容器10に取り付けることができる。例えば、
容器内で薬剤が凍結乾燥されているときに滅菌封止組立
体を保持し、凍結乾燥後に封止組立体を容器に取り付け
て封止するための構造を凍結乾燥室内に設けてもよい。
【0031】凍結乾燥室の外部での締結操作を行なった
場合でも、滅菌封止組立体に膜が設けられているので薬
剤を取り出す前にアルコール溶液などで封止体の採取領
域を滅菌する必要性がなくなる。
【0032】しかし本発明の滅菌封止体の特徴を、容器
に自己保持される凍結乾燥封止組立体に組み込むと便利
であろう。そのような凍結乾燥封止組立体は、凍結乾燥
装置に高価な変更を行なう必要もなく、凍結乾燥室の滅
菌環境内で凍結乾燥工程が終わった後に最終的に容器に
封止されるのが理想的である。凍結乾燥封止組立体は、
凍結乾燥と完全な栓封止操作を同時に容易にする。この
ため処理コストが低減し、特に凍結乾燥を行なう滅菌環
境の外で締結操作等の追加処理操作が不要となる。
【0033】さらに、本発明による凍結乾燥封止組立体
の実施例400が示してある図10から図13を参照す
る。凍結乾燥封止組立体400は、先に説明した滅菌封
止組立体20の特徴を有する滅菌された薬瓶封止体42
0を組み込んでいる。滅菌された薬瓶封止体420は、
封止体が容器に保持されている間、容器10内の薬剤1
6の凍結乾燥が行なえるように構成した本体460内に
組み込まれている。凍結乾燥の後に、容器10が凍結乾
燥機の滅菌環境内に配置されている間、本体460は容
器10に対して自己封止し、それによって滅菌された薬
瓶封止体420が容器の開いた頂部をシールする。これ
により締結操作等の追加処理工程の必要がなくなる。
【0034】本体460は容器の開いた頂部15の上に
配置した末端壁462を有する。末端壁462は容器の
リム17を囲むスカート464と接続している。スカー
ト464はスカートの基部端に、L字型の把持部471
を有する1つ以上の可撓性側壁470を含む。L字型把
持部471と末端壁462との中間に1つ以上の可撓性
ラッチ472が形成されている。図10から分かるよう
に、可撓性ラッチ472はスカート464の内部に向か
って内側に傾いている。可撓性側壁470をリム17の
周りに付勢することによって、本体460を最初にリム
17の周囲に取り付け得る。コンポーネントの各寸法
は、第一位置においてリム17が1つ以上の可撓性側壁
のL字型把持部471と1つ以上の可撓性ラッチ472
との間に保持されるように選定する。1つ以上の蒸気通
路474がスカート464に形成されている。本体46
0がその第一位置に配置されたとき、蒸気通路474は
びんの開いた頂部15に連通し凍結乾燥工程において発
生した蒸気“V”を容器10の内部から逃がす。
【0035】先の場合と同様に、滅菌された薬瓶封止体
420は、本体460内に保持されているエラストマー
封止体422を含む。先の場合と同様に、エラストマー
封止体422は、凍結乾燥封止組立体400がリム17
に関して第二位置(図12)に配置されているとき、首
部18を完全に閉じて容器の開いた頂部15をシールす
るように構成されたプラグ424を含む。前記と同様
に、エラストマー封止体422は上面426を含み、エ
ンド・ユーザーはそこにアクセスして容器10内の薬剤
16を取り出す。上面426には本体400を通って末
端壁462に定めた中央通路を介してアクセスできる。
必要に応じて、エラストマー封止体は本体の末端壁46
2の内側部分と面接触するように配置されたフランジ4
28も含んでもよい。フランジ428は本体460が第
二位置(図12)あるときリム17の上面を覆うように
構成されている。フランジ428に1つ以上の封止リブ
427を設けてフランジと末端壁462との間のシール
接触を高めることができる。あるいは、封止リブを末端
壁462の内側部分に設けることもできる。封止リブ4
27は図5から図9に示したような適当な形状を採るこ
とができる。
【0036】図10に示すように、エラストマー封止体
422は直立突出部450を含むことができる。したが
ってエラストマー封止体の上面426は直立突出部45
0上に設けられる。本体460は末端壁462から延び
る管状延出部468を含むことができる。管状延出部4
68は中央通路466を定めるフランジ467で終わっ
ている。エラストマー封止体422の直立突出部450
は、管状延出部468内に形成されたノッチ部469内
に嵌合するリップ456を設けることにより管状延出部
468内に保持することができる。リップ456はノッ
チ部469に捕捉されブラケット467の内側部分に対
して気密に保持される。1つ以上の封止リブ452をエ
ラストマー封止体の直立突出部450に設けて管状延出
部468の内側部分とシール接触させることができる。
あるいはこれらの封止リブを管状延出部468の内側部
分に設けることもできる。いずれの場合も、封止リブ4
52は図5から図9に示したような適当な形状を採るこ
とができる。
【0037】凍結乾燥封止組立体400上に膜434を
取り付けてエラストマー封止体422の上面426を保
護し無菌状態で覆うことができる。膜434は引張りつ
まみ436を有する。図10に示すように、膜434は
本体のフランジ467に取り付けられ、上面426を保
護するように覆っている。
【0038】あるいは、必要に応じて、図13に示すよ
うに、エラストマー封止体522の上面526にワッシ
ャ530を配置することもできる。ワッシャ530は上
面の採取領域526Aを定める開口532を含む。ワッ
シャ530はエラストマー封止体の上面に保持され、そ
の外縁が本体560のフランジ567によって定められ
る中央通路566に隣接するように寸法を定めることが
できる。あるいは、例えば、図2、図5および図6に示
す構成のように、必要に応じてエラストマー封止体の上
面とフランジ567の間に保持されるようにワッシャの
寸法を定めることもできる。膜534をワッシャ530
と面接触させてエラストマー封止体522の採取領域5
26Aを保護するように覆うことができる。必要に応じ
て、膜534は延長させ本体560のフランジ567と
面接触させて固定することができる。
【0039】先の場合と同様に、エラストマー封止体4
22は適当なゴム材で形成でき、本体460はプラスチ
ック材など適当な堅い材料から形成できる。膜434は
各種プラスチック材、複合材、紙材、金属箔材、TYV
EK材などから造ることができる。各コンポーネントは
滅菌した状態で製薬メーカーに納入し、製薬メーカーは
処理工程の一部としてそれらコンポーネントを組み立て
ることができる。あるいはコンポーネントを部品メーカ
ーが前もって組立て滅菌し、組み立てられた滅菌済み凍
結乾燥封止組立体400を製薬メーカーに納入すること
もできる。
【0040】必要に応じて、本体460とエラストマー
封止体422を同時射出成形により一体に形成したり、
膜434と本体460を同時射出成形により一体に形成
したり、本体460、エラストマー封止体422および
膜434のすべてを一体射出成形により一体に形成する
ことができる。ワッシャ530を採用する場合(図13
参照)、これは前記コンポーネントのいずれとでも、個々
にあるいはまとめて、同時射出成形により一体に形成す
ることができる。本発明の凍結乾燥封止組立体400に
よれば、凍結乾燥機の滅菌環境内において薬剤の凍結乾
燥操作と完全な栓止め操作をおこなうことができ、凍結
乾燥機の滅菌環境外での締結操作など追加の栓止め操作
の必要がない。
【0041】図10は凍結乾燥封止組立体400がその
第一の位置にある状態を示しており、この位置において
容器内の薬剤16は凍結乾燥される。薬剤16が容器1
0に入れられた後に凍結乾燥封止組立体をリム17に嵌
合させて図10に示す位置に取り付けることができる。
図から分かるように、この位置においてプラグ424は
容器の首部には挿入されておらず、容器の開いた頂部1
5から離れた位置にある。薬剤の充填された容器は凍結
乾燥機などの適当な凍結乾燥室に入れられて、薬剤16
の凍結乾燥をおこなうことができる。凍結乾燥封止組立
体400は容器に対して自己支持しているので、凍結乾
燥工程において凍結乾燥封止組立体を支持するための構
造を凍結乾燥室内に追加する必要はない。容器の開いた
頂部に対してプラグ424が離れているため、凍結乾燥
工程において発生した蒸気“V”は本体460の蒸気通
路474を通って自由に容器10から出て行くことがで
きる。
【0042】薬剤16の凍結乾燥に続いて、薬剤を封止
するために薬剤容器10に栓をしなければならない。図
12は凍結乾燥封止組立体400が第二の位置に付勢さ
れた状態を示す。この位置において、凍結乾燥工程の後
に容器10が凍結乾燥機の滅菌環境内に保たれている間
に、エラストマー封止体422が付勢されてびんの開い
た頂部15にシール接触されている。凍結乾燥機に従来
から設けられている棚などによって与えられる力“F”
が本体460に加えられる。本体460はリム17の基
部の方へ付勢され、可撓性ラッチ472は最初の内側に
傾いた姿勢から外方に向けて押しのけられてリム17の
側面21を通過する。可撓性ラッチ472は側面21を
通過した後に、自由となって最初の内側に傾いた姿勢を
取り戻し、その結果可撓性ラッチはリムの下面に係止す
る。したがって本体460は容器に対して第二の位置に
係止され、凍結乾燥封止組立体が容器にしっかりと固定
される。エラストマー封止体422は容器の開いた頂部
15を封止するので、蒸気通路474は開いた頂部15
から遮断される。したがって薬剤は容器10内に無菌状
態で安全に封止される。
【0043】凍結乾燥封止組立体400が第二の位置に
付勢されたとき、プラグ424が首部18の中に押し込
まれてびんの開いた頂部15を封止するように各コンポ
ーネントの寸法を定めあるいは構成することができるこ
とが分かる。フランジの下面429はリムの上面13に
面接触し、これらコンポーネントの間がシールされる。
必要に応じて、封止リブ(図示せず)をフランジの下面
429とリムの上面13との間に設けることによってこ
れらの間のシール接触を高めることができることが理解
できるであろう。さらに、蒸気通路474が薬剤容器の
開いた頂部15から遮断されるので、凍結乾燥を行なっ
た滅菌環境内で薬剤容器は凍結乾燥封止組立体によって
完全に封止される。膜434はエラストマー封止体の上
面426を気密に保護する。薬剤を使用したいとき、エ
ンド・ユーザーは膜434を取り除くだけでアルコール
溶液などで採取領域を滅菌する必要はない。
【0044】本発明の更なる態様は添付クレームの主旨
および範囲から逸脱することなく実施することができ、
本発明が上記の特定の実施例に制約されるものではない
ことがこの分野に精通した者には理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による容器または薬瓶用滅菌封止体の斜
視図である。
【図2】本発明による滅菌封止体の一実施例の断面図で
ある。
【図3】本発明による滅菌封止体を構成する別の方法を
示す断面図である。
【図4】本発明による滅菌封止体を構成する別の方法を
示す断面図である。
【図5】滅菌効果を高めるリブを組み込んだ、本発明に
よる滅菌封止体の一実施例の断面図である。
【図6】図5に示した滅菌封止体の別の実施例を示す断
面図である。
【図7】本発明による滅菌封止体に利用できるエラスト
マー封止体の平面図である。
【図8】本発明による滅菌封止体用ワッシャの断面図で
ある。
【図9】本発明による滅菌封止体用ワッシャの別の例の
断面図である。
【図10】本発明による薬剤容器用凍結乾燥封止組立体
の断面図である。
【図11】図10の凍結乾燥封止組立体に利用可能な本
体を示す斜視図である。
【図12】凍結乾燥工程に続く図10の凍結乾燥封止組
立体を示す断面図である。
【図13】本発明による凍結乾燥封止組立体の別の実施
例を示す断面図である。
【図14】凍結乾燥工程を有効とする先行技術の方法を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 (薬剤)容器 15 開いた頂部 16 薬剤 17,717 リム 18 首部 20,120 滅菌封止組立体 22,122,422,522,722 エラストマー
封止体 24,124,424 プラグ 26,426,526 上面 26A,526A 採取領域 28,128 フランジ 30,130,230,330,530 ワッシャ 34,134,434,534,734 膜 38,738 締結キャップ 42,242,342 封止リブ 400 凍結乾燥封止組立体 420 薬瓶封止体 424 プラグ 450 直立突出部 460,560 本体 464 スカート 467,567 フランジ 470 可撓性側壁 472 可撓性ラッチ 474 蒸気通路

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開いた頂部と該開いた頂部を取り囲むリ
    ムとを有する薬剤容器用の凍結乾燥封止組立体であっ
    て、 容器の開いた頂部の周りに固設され、容器の開いた頂部
    の上に配置される末端壁および容器のリムを取り囲むス
    カートを有する本体であって、末端壁には中央通路が設
    けられ、スカートは末端部と基端部と該両者間に形成さ
    れた一つ以上の蒸気通路を有し、さらに本体は、容器の
    リムと協働しスカートの末端部と基端部との中間に設け
    られた一つ以上の可撓性ラッチを含み、蒸気通路が開い
    た頂部に連通するよう開いた頂部から上昇された第1の
    位置、および、可撓性ラッチが本体をリムに係止し蒸気
    通路が容器の開いた頂部に連通しない第2の位置を有す
    る本体と、 本体が第2の位置にあるとき容器の開いた頂部を封止す
    るよう前記本体に固設されたエラストマー封止体であっ
    て、容器の開いた頂部を封止するプラグと末端壁の中央
    通路に面する頂面とを有し、プラグは、開いた頂部がス
    カートの蒸気通路に連通するよう本体が第1の位置にあ
    るとき容器の開いた頂部から離間するよう寸法付けられ
    ているエラストマー封止体と、 末端壁の中央通路を横断して 取外し可能に固設され、
    封止体の頂面を気密に覆う膜と、を備えることを特徴と
    する凍結乾燥封止組立体。
  2. 【請求項2】 本体は末端壁の中央通路を取り囲む管状
    延出部を含み、エラストマー封止体は管状延出部内に固
    定的に保持された直立突出部を含み、封止体の頂面が直
    立突出部に設けられていることを特徴とする請求項1の
    凍結乾燥封止組立体。
  3. 【請求項3】 エラストマー封止体は本体の末端壁に当
    接して保持されたフランジ部を含むことを特徴とする請
    求項1の凍結乾燥封止組立体。
  4. 【請求項4】 さらに、封止体のフランジ部と本体の末
    端壁との間に配置された一つ以上のシールリブを備える
    ことを特徴とする請求項3の凍結乾燥封止組立体。
  5. 【請求項5】 さらに、エラストマー封止体の直立突出
    部と本体の管状延出部との間に配置された一つ以上のシ
    ールリブを備えることを特徴とする請求項2の凍結乾燥
    封止組立体。
  6. 【請求項6】 エラストマー封止体は本体の末端壁に当
    接して保持されたフランジ部を含み、さらに、封止体の
    フランジ部と本体の末端壁との間に配置された一つ以上
    のシールリブを備えることを特徴とする請求項2の凍結
    乾燥封止組立体。
  7. 【請求項7】 開いた頂部と該開いた頂部を取り囲むリ
    ムとを有する薬剤容器用の凍結乾燥封止組立体であっ
    て、 容器の開いた頂部の周りに固設され、容器の開いた頂部
    の上に配置される末端壁および容器のリムを取り囲むス
    カートを有する本体であって、末端壁には中央通路が設
    けられ、スカートは末端部と基端部と該両者間に形成さ
    れた一つ以上の蒸気通路を有し、さらに本体は、容器の
    リムと協働しスカートの末端部と基端部との中間に設け
    られた一つ以上の可撓性ラッチを含み、蒸気通路が開い
    た頂部に連通するよう開いた頂部から上昇された第1の
    位置、および、可撓性ラッチが本体をリムに係止し蒸気
    通路が容器の開いた頂部に連通しない第2の位置を有す
    る本体と、 本体が第2の位置にあるとき容器の開いた頂部を封止す
    るよう前記本体に固設されたエラストマー封止体であっ
    て、容器の開いた頂部を封止するプラグと本体の末端壁
    に当接して保持されるフランジ部と末端壁の中央通路に
    面する頂面とを有し、プラグは、開いた頂部がスカート
    の蒸気通路に連通するよう本体が第1の位置にあるとき
    容器の開いた頂部から離間するよう寸法付けられている
    エラストマー封止体と、 封止体の頂面に面接触して固設され、末端壁の中央通路
    に面する開口を画成するワッシャと、 ワッシャの開口を横断して 取外し可能に固設され、封
    止体の頂面を気密に覆う膜と、を備えることを特徴とす
    る凍結乾燥封止組立体。
  8. 【請求項8】 膜は、さらに末端壁の中央通路を横断し
    て取り外し可能に固設されていることを特徴とする請求
    項7の凍結乾燥封止組立体。
  9. 【請求項9】 本体は末端壁の中央通路を取り囲む管状
    延出部を含み、エラストマー封止体は管状延出部内に固
    定的に保持された直立突出部を含み、封止体の頂面が直
    立突出部に設けられていることを特徴とする請求項7の
    凍結乾燥封止組立体。
  10. 【請求項10】 さらに、エラストマー封止体のフラン
    ジ部と本体の末端壁との間に配置された一つ以上のシー
    ルリブを備えることを特徴とする請求項7の凍結乾燥封
    止組立体。
  11. 【請求項11】 さらに、封止体の直立突出部と本体の
    管状延出部との間に配置された一つ以上のシールリブを
    備えることを特徴とする請求項9の凍結乾燥封止組立
    体。
  12. 【請求項12】 エラストマー封止体がゴム材で形成さ
    れ、ワッシャがプラスチック材で形成されていることを
    特徴とする請求項7の凍結乾燥封止組立体。
  13. 【請求項13】 エラストマー封止体およびワッシャが
    同時射出成形法で一体に形成されていることを特徴とす
    る請求項12の凍結乾燥封止組立体。
  14. 【請求項14】 ワッシャがプラスチックで形成され、
    膜が箔材で形成されていることを特徴とする請求項7の
    凍結乾燥封止組立体。
  15. 【請求項15】 ワッシャと膜が同時射出成形法によっ
    て一体に形成されていることを特徴とする請求項14の
    凍結乾燥封止組立体。
  16. 【請求項16】 エラストマー封止体がゴム材で形成さ
    れ、ワッシャがプラスチックで形成され、および、膜が
    箔材で形成されていることを特徴とする請求項7の凍結
    乾燥封止組立体。
  17. 【請求項17】 エラストマー封止体とワッシャと膜と
    が同時射出成形法によって一体に形成されていることを
    特徴とする請求項16の凍結乾燥封止組立体。
  18. 【請求項18】 開いた頂部と該開いた頂部を取り囲む
    リムとを有する薬剤容器用の凍結乾燥封止組立体であっ
    て、 容器の開いた頂部の周りに固設され、容器の開いた頂部
    の上に配置される末端壁および容器のリムを取り囲むス
    カートを有する本体であって、末端壁には中央通路が設
    けられ、スカートは末端部と基端部と該両者間に形成さ
    れた一つ以上の蒸気通路を有し、さらに本体は、容器の
    リムと協働しスカートの末端部と基端部との中間に設け
    られた一つ以上の可撓性ラッチを有し、蒸気通路が開い
    た頂部に連通するよう開いた頂部から上昇された第1の
    位置、および、可撓性ラッチが本体をリムに係止し蒸気
    通路が容器の開いた頂部に連通しない第2の位置を有す
    る本体と、 本体が第2の位置にあるとき容器の開いた頂部を封止す
    るよう前記本体に固設されたゴム製の封止体であって、
    容器の開いた頂部を封止するプラグと本体の末端壁に当
    接して保持されるフランジ部と末端壁の中央通路に面す
    る頂面とを有し、プラグは、開いた頂部がスカートの蒸
    気通路に連通するよう本体が第1の位置にあるとき容器
    の開いた頂部から離間するよう寸法付けられているゴム
    製の封止体と、 封止体の頂面に面接触して固設され、末端壁の中央通路
    に面する開口を画成するプラスチック製のワッシャと、 ワッシャの開口を横断して 取外し可能に固設され、封
    止体の頂面を気密に覆う箔の膜と、を備えることを特徴
    とする凍結乾燥封止組立体。
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